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JPH0821325B2 - 金属蒸気放電灯の製造方法 - Google Patents

金属蒸気放電灯の製造方法

Info

Publication number
JPH0821325B2
JPH0821325B2 JP62291400A JP29140087A JPH0821325B2 JP H0821325 B2 JPH0821325 B2 JP H0821325B2 JP 62291400 A JP62291400 A JP 62291400A JP 29140087 A JP29140087 A JP 29140087A JP H0821325 B2 JPH0821325 B2 JP H0821325B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
outer tube
stem
sealing
pressing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP62291400A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01134834A (ja
Inventor
昭治 折笠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP62291400A priority Critical patent/JPH0821325B2/ja
Publication of JPH01134834A publication Critical patent/JPH01134834A/ja
Publication of JPH0821325B2 publication Critical patent/JPH0821325B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、メタルハライドランプなどの金属蒸気放
電灯の製造方法、特に、その外管とステムとの封止モー
ルド方法の改良に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、一般照明用等として用いられるメタルハライド
ランプ等のガラス製等の外管と、その発光管等を接続し
て組付けたステムとを、溶着封止と整形する方法として
は、一般に特開昭58−68842号公報または発明協会公開
技報公技番号85−16805号等に開示されたような方法が
用いられている。
すなわち、そられは、第2図ないし第5図に従来の製
造方法の一例の各工程の一部破断側面図を示すように、
まず、第2図において、外管1を受けるための外管受2
と同軸心で同一回転するように構成されて外管の封止予
定位置に位置決め/保持されているステム受3に、発光
管4等を接続して組付けた外管マウント7を接続したス
テム8を、その排気管9および外管リード(図示せず)
を、前記ステム受3内に収納しながら装着して位置決め
し、保持させる。そして外管1を前記外管マウント7に
装着しながら前記外管受2に載置して保持させる。
次に第3図に示すように、外管受2とステム受3とを
一体で回転させながら、外管1の封止予定部12近傍をガ
スバーナ10a,10b等で加熱し、軟化収縮させて、ステム
8のフレア部8aに全周に恒り溶着させて封止を行う。
続いて、その封止部12から不要になったカレット部を
切り離した後、第4図に示すように前記封止部12の近傍
全体、すなわちモールド予定部5をバーナ13a,13b等に
より、さらに十分に加熱軟化させながら、バーナ13a,13
b炎の圧力によってそこの形状寸法を、第5図に後記の
モールド6の形状寸法より小さくなるまで、全周に恒
り、全体を徐々に収縮(約60%の径程度に)させる。
続いて、第5図に示すように、2分割されていて直径
対向的に配設されたモールド6を互に接近するよう前進
させて閉合させ、前記モールド予定部5のまわりにモー
ルド型を形成した後、外管1の上部を押えるとともに、
ステム受3を介し、排気管9を通して、外管1内に空気
等を吹込むことによってモールド予定部5を膨出させ、
モールド部11に所定の口金が取付くようにねじ形状等を
モールド成形し、封止を完了するような製造方法であっ
た。
〔発明が解決しようとする問題点〕
しかしながら、上記のような従来のモールド予定部5
の収縮方法にあっては、その加熱収縮をバーナ13a,13b
の炎の圧力により、全周的に均一に徐々に行っていくた
め、モールド予定部5の形状寸法をモールド6の型の形
状寸法より全体に小さく収縮させるのに、かなりの時間
を要するという欠点が有るとともに、その肉厚に偏肉が
ある場合においては、その収縮が均一に行われずに、部
分的な収縮不足が発生しやすく、その収縮不足部分が、
モールド6の移動方向と直交する方向に発生した場合に
は、その部分がモールド6の閉合時に、モールド6には
さまれてしまい、第6図に上記工程状態を示すようにモ
ールド部11に偏平部14が形成されて、必然的にモールド
形状不良が発生してしまうという欠点があった。
これらの解決策として、前記バーナ13a,13bの火力お
よび外管1内の減圧力を強くして、モールド予定部5の
収縮を短時間で行うことが考えられたが、その肉厚のば
らつきや偏肉等によって、軟化が不均一となり、過度に
軟化した肉薄部分が内部に押込められてステム8に付着
して、不良品となってしまうものがかなり発生するとい
う欠点があり、根本的な解決策にはならなかった。
この発明は、以上のような従来例の問題点を解決する
ためになされたもので、外管1とステム8とを溶着封止
し、そのモールド6予定部をモールドによって整形する
工程において、その肉厚に偏肉やばらつき等が多少存在
しても、モールド予定部の収縮不良によるモールド形状
不良やステム8との付着不良等の発生がなく、しかも、
モールド予定部の加熱軟化収縮の所要時間を大幅に短縮
し得る金属蒸気放電灯の製造方法の提供を目的としてい
る。
〔問題点を解決するための手段〕
このため、この発明の金属蒸気放電灯の製造方法にお
いては、ガラス等製の外管と、その外管内に挿入されて
いて発光管等を接続して組付けてあるステムとを、外管
の封止予定位置に保持するとともに、この外管の封止予
定部近傍を加熱軟化収縮させて、前記ステムのフレア部
に溶着封止し、さらにこの封止部近傍を十分に加熱軟化
させて、分割されたモールドにより前記封止部のモール
ド予定部を、加熱軟化する以前の寸法径よりも、小さく
なるようにモールド整形を行う工程を有するとともに、
前記モールドにより前記モールド予定部を整形する以前
に、前記モールド予定部をモールド移動方向と直交する
方向に押圧して、その押圧方向の寸法を、このモールド
の内寸法径より小さくする工程を付加するよう構成する
ことにより、前記目的を達成しようとするものである。
〔作用〕
以上のような工程を含むこの発明の製造方法において
は、外管とステムとの封止部のモールド予定部を、複数
に分割されているモールドによってモールド整形する以
前に、モールドの移動方向と直交する方向に押圧して、
少なくともその押圧方向の寸法を前記モールドの内寸法
より小さくするので、その肉厚に偏肉やばらつきが多少
存在しても、前記押圧方向においての、収縮不足の発生
がなく、軟化部の肉厚を実質的に一定にできるため、従
来例のようにモールド予定部がはさまれてしまうことが
ないため、モールド形状不良を発生することがなくな
る。また、モールド予定部を全体に恒って、そのモール
ドの内寸法より小さく収縮させる必要がないため、その
加熱収縮の所要時間を大幅に短縮できるとともに、ステ
ムとの付着不良の発生を防止することができる。
〔実施例〕
以下に、この発明を実施例に基づいて説明する。
第1図は、この発明に係る製造方法の一実施例の一工
程状態を示す一部破断側面図であり、1〜13a,13bは前
記従来方法を示す第2〜6図におけるものと全く同一
(相当)構成要素を示し、重複説明は省略する。
(構成) 第1図において、15は、この発明工程に係る押圧へら
であり、モールド予定部5のバーナ13a,13bによる加熱
軟化時においては、仮想線15aで示すように2分割され
ていて他の部分と干渉しない場所に対向して配設されて
いて、必要に応じて互に近傍するよう前進した後、前記
モールド予定部5を両側から押圧して、その押圧方向の
寸法を、モールド6(第5図参照)より小さくなるよう
に整形するよう意図され、その先端はカーボン片等によ
り形成されている。
(動作) 上記のように構成されたこの実施例においては、まず
従来例と同様にして第3図に示したように、外管1とス
テム8のフレア部8aとを溶着させて封止をする。続いて
その封止部12から不要となったカレット部を切離した後
に第4図に示したように、モールド予定部5をバーナ13
a,13b等により、十分に加熱軟化させた時点で、速やか
に第1図に示すように、外管受2およびステム受3の回
転を停止して、押圧へら15を互に近接するよう前進さ
せ、前記モールド予定部5を両側から前記寸法に押圧し
た後、押圧へら15を互に開くよう後退させて、第5図に
示した従来法と同様に、モールド6を互に近傍するよう
前進させて、モールド予定部5のまわりにモールド型を
形成する。
このとき、モールド予定部5のモールド方向と直交す
る方向の寸法が、前記押圧へら15によって一定に、かつ
モールド6の内寸法より小さく成形されているため、そ
の肉厚に多少の偏肉が存在する場合においても、モール
ド予定部5の収縮不足等を発生することが全くない。そ
してさらに、バーナ13a,13b等によってモールド予定部
5を全体に恒って収縮させていくことを必要としないた
めに、モールド予定部5の加熱軟化収縮の所要時間を大
幅に短縮できるとともに、モールド予定部5とステム8
との付着不良も発生することがない。なお、押圧へら15
によるモールド予定部5の押圧跡は、そのモールド予定
部5が外管1内への空気吹込みによって閉合されている
モールド6内に従来と同様に膨出されるため、残存する
ことがない。
(実験例) この発明による効果を実証するために、つぎのような
実験を行った。
すなわち、外管1の最大径が150mm,ネック外径57mm,
ステム8径が18.5mmでそのフレア8a径が32mm、そして口
金がE/39のねじベース,全長が370mmの700WのSc−Na系
の100本のメタルハライドランプの外管封止工程に、前
記実施例で示したような構成で、モールド予定部5の押
圧部の寸法が32mmになるようにした押圧幅8mmのカーボ
ン製の押圧へら15を用いて実施したところ、従来3〜5
%も発生していたモールド形状不良の発生が全くなく、
また、ステム8との付着不良の発生の全くなく全てに良
好で安定したモールド形状を形成することができた。そ
して、モールド予定部の加熱軟化収縮の所要時間も従来
の約80%に短縮することができ、この発明の効果を確認
することができた。
なお、上記実施例においては、十分に加熱軟化したモ
ールド予定部5を押圧へら15で両側から押圧した直後に
続けてモールド6を閉合したものについて説明したが、
押圧方向は、実施例のような直径対向的な2方向以上で
あっても良く、また押圧へら15で押圧した後に、再度モ
ールド予定部を加熱しても良いことはもちろんである。
また、上記実験例においては、Sc−Na系の700Wのメタ
ルハライドランプに前記条件で実施した事例について説
明したが、この発明は、他の管種や他のメタルハライド
ランプはもとより、高圧ナトリウムランプや集魚用ラン
プおよび高圧水銀ランプ等の外管とステムとの封止工程
にも同様に実施して、実質的に同様の効果が得られるこ
とはいうまでもない。
〔発明の効果〕
以上、説明したように、この発明の製造方法によれ
ば、前記モールドによりモールド予定部を整形する以前
に、該モールド予定部をモールドの移動方向と直交する
方向に押圧して、その押圧方向の寸法を、前記モールド
の内寸法より小さく整形する工程を付加したため、外管
のモールド予定部に肉厚の偏肉やばらつき等が多少存在
しても、収縮不足によるモールド形状不良やステムとの
付着不良の発生がなく、かつ、モールド予定部の加熱軟
化収縮の所要時間をも大幅に短縮し得るという効果が得
られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の一実施例の一工程状態を示す一部
破断側面図であり、第2図ないし第5図は、従来の製造
方法の一例の各工程を示す一部破断側面図、第6図は、
従来方法の欠点を示す一例図である。 図において、1は外管、5はモールド予定部、6はモー
ルド、8はステム、8aはステムのフレア部、12は封止
部、15は押圧へらである。 なお、各図中、同一符号は、同一または相当構成要素を
示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガラス等製の外管と、該外管内に挿入され
    て発光管等を接続して成るステムとを、前記外管の封止
    予定位置に保持するとともに、該外管の封止予定部近傍
    を加熱軟化収縮させて、前記ステムのフレア部に溶着封
    止し、さらに該封止部近傍を十分に加熱軟化させて、分
    割されたモールドにより前記封止部のモールド予定部
    を、該外管の加熱軟化する以前の寸法径よりも、小さく
    するようにモールド整形を行う工程を有する金属蒸気放
    電灯の製造方法において、前記モールドにより前記モー
    ルド予定部を整形する以前に、該モールド予定部をモー
    ルド移動方向と直交する方向に押圧して、該押圧方向の
    寸法を、該モールドの内寸法径より小さくする工程を付
    加したことを特徴とする金属蒸気放電灯の製造方法。
JP62291400A 1987-11-18 1987-11-18 金属蒸気放電灯の製造方法 Expired - Lifetime JPH0821325B2 (ja)

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JPH01134834A JPH01134834A (ja) 1989-05-26
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS59189530A (ja) * 1983-04-08 1984-10-27 Nec Home Electronics Ltd 管球の封止方法

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JPH01134834A (ja) 1989-05-26

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