JPH08209814A - 床下部の換気構造 - Google Patents
床下部の換気構造Info
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- JPH08209814A JPH08209814A JP2075995A JP2075995A JPH08209814A JP H08209814 A JPH08209814 A JP H08209814A JP 2075995 A JP2075995 A JP 2075995A JP 2075995 A JP2075995 A JP 2075995A JP H08209814 A JPH08209814 A JP H08209814A
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Landscapes
- Building Environments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 冬場に積雪が予想される寒冷地においても確
実な換気が可能で、かつ施工作業が容易で居住空間の有
効利用がはかれる床下部の換気構造を提供する。 【構成】 半地下室60の換気構造は、半地下室60内
の所定位置に設置され、給気用ダクト72および排気用
ダクト76を備える換気装置70と、基礎外面に形成さ
れた連通部80と、壁パネル30および半土台22とサ
イディング40との間に形成された間隙からなる通気部
42とを含み、構成され、これらを介して換気経路を形
成し、半地下室60と建物外方とを連通させることによ
り半地下室60の換気を行うものである。通気部42
は、給気用通気部44および排気用通気部46を有し、
軒裏において建物外方と連通している。連通部80は、
カバー部材90を基礎10の外面に取付けて、通気部4
2の下側開口の下方領域を覆うことにより通気部42と
連通して形成され、給気用連通部84および排気用連通
部86を有する。基礎10を貫通して形成された開口部
81、82に給気用ダクト74、排気用ダクト76の端
部が接続され、連通部80と連通している。
実な換気が可能で、かつ施工作業が容易で居住空間の有
効利用がはかれる床下部の換気構造を提供する。 【構成】 半地下室60の換気構造は、半地下室60内
の所定位置に設置され、給気用ダクト72および排気用
ダクト76を備える換気装置70と、基礎外面に形成さ
れた連通部80と、壁パネル30および半土台22とサ
イディング40との間に形成された間隙からなる通気部
42とを含み、構成され、これらを介して換気経路を形
成し、半地下室60と建物外方とを連通させることによ
り半地下室60の換気を行うものである。通気部42
は、給気用通気部44および排気用通気部46を有し、
軒裏において建物外方と連通している。連通部80は、
カバー部材90を基礎10の外面に取付けて、通気部4
2の下側開口の下方領域を覆うことにより通気部42と
連通して形成され、給気用連通部84および排気用連通
部86を有する。基礎10を貫通して形成された開口部
81、82に給気用ダクト74、排気用ダクト76の端
部が接続され、連通部80と連通している。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、床下、地下室等床下部
の換気構造に関し、特に、壁部と外装材との間に設けら
れた通気部を介して床下部と建物外方とを連通する床下
部の換気構造に関する。
の換気構造に関し、特に、壁部と外装材との間に設けら
れた通気部を介して床下部と建物外方とを連通する床下
部の換気構造に関する。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】湿気
等の障害から建物を保護するために、床下スペースの換
気は重要である。特に、建物の床下スペースに地下室を
形成して物入れ等に利用する場合、人が出入りする空間
として換気は重要な問題となる。
等の障害から建物を保護するために、床下スペースの換
気は重要である。特に、建物の床下スペースに地下室を
形成して物入れ等に利用する場合、人が出入りする空間
として換気は重要な問題となる。
【0003】図4は、従来の地下室の換気構造を示す断
面図である。地下室を有する建物は、いわゆるパネル工
法により構築されたもので、立設された基礎110上に
樹脂製土台112を介して、床パネル120および半土
台122が敷込まれて1階床部が構築されている。半土
台122および床パネル120の上面にわたって、壁パ
ネル130が立設され、壁パネル130の外面には、所
定間隔ごとに複数の胴縁140が上下方向にわたって取
付けられている。さらに、壁パネル130の外面には、
この胴縁140を介してサイディング150が取付けら
れている。サイディング150は、図4に示すように、
半土台122の外面側まで延出し、壁パネル130およ
び半土台122の外面を覆っている。
面図である。地下室を有する建物は、いわゆるパネル工
法により構築されたもので、立設された基礎110上に
樹脂製土台112を介して、床パネル120および半土
台122が敷込まれて1階床部が構築されている。半土
台122および床パネル120の上面にわたって、壁パ
ネル130が立設され、壁パネル130の外面には、所
定間隔ごとに複数の胴縁140が上下方向にわたって取
付けられている。さらに、壁パネル130の外面には、
この胴縁140を介してサイディング150が取付けら
れている。サイディング150は、図4に示すように、
半土台122の外面側まで延出し、壁パネル130およ
び半土台122の外面を覆っている。
【0004】床パネル120および基礎110によって
囲まれた床下のスペースは、半地下室160として物入
れ等に利用するもので、半地下室160内の所定の場所
に換気装置170を設置して、換気装置170に接続さ
れた換気ダクト171を基礎110を貫通させて、基礎
110外面に換気口102を設けて強制換気を行なって
いる。
囲まれた床下のスペースは、半地下室160として物入
れ等に利用するもので、半地下室160内の所定の場所
に換気装置170を設置して、換気装置170に接続さ
れた換気ダクト171を基礎110を貫通させて、基礎
110外面に換気口102を設けて強制換気を行なって
いる。
【0005】しかしながら、冬場に積雪が予想される寒
冷地においては、換気口が積雪により塞がれることを防
止するために、地面より所定距離高い位置に換気口を設
ける必要があり、上述した従来の換気構造では、地面1
05から換気口102までの距離l1 が所定距離に足ら
ず、寒冷地においては適用できないものであった。そこ
で、冬場に積雪が予想される寒冷地の地下室の換気構造
として、図4に想像線で示すように、換気装置170に
接続された換気ダクト171aを、半地下室160の天
井である床パネル120を貫通させて床パネル120上
に導き、さらに、壁パネル130およびサイディング1
50を貫通させて、1階外壁面に換気口104を設ける
こと考えられる。
冷地においては、換気口が積雪により塞がれることを防
止するために、地面より所定距離高い位置に換気口を設
ける必要があり、上述した従来の換気構造では、地面1
05から換気口102までの距離l1 が所定距離に足ら
ず、寒冷地においては適用できないものであった。そこ
で、冬場に積雪が予想される寒冷地の地下室の換気構造
として、図4に想像線で示すように、換気装置170に
接続された換気ダクト171aを、半地下室160の天
井である床パネル120を貫通させて床パネル120上
に導き、さらに、壁パネル130およびサイディング1
50を貫通させて、1階外壁面に換気口104を設ける
こと考えられる。
【0006】しかしながら、この換気構造では、換気ダ
クト171aが長くなる上、施工工事が面倒で手間がか
かるという問題点がある。しかも、1階の居住空間に換
気ダクト171aが配設されるために、ダクトを覆う必
要等が生じ、居住空間をせばめ、かつ施工作業の工程が
増えるという問題点もある。
クト171aが長くなる上、施工工事が面倒で手間がか
かるという問題点がある。しかも、1階の居住空間に換
気ダクト171aが配設されるために、ダクトを覆う必
要等が生じ、居住空間をせばめ、かつ施工作業の工程が
増えるという問題点もある。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的は、冬場に積雪が予想される寒冷地に
おいても確実な換気が可能で、かつ施工作業が容易で居
住空間の有効利用がはかれる床下部の換気構造を提供す
ることにある。
であり、その目的は、冬場に積雪が予想される寒冷地に
おいても確実な換気が可能で、かつ施工作業が容易で居
住空間の有効利用がはかれる床下部の換気構造を提供す
ることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、立設された基礎と前記基礎
上に構築された床部とに囲まれた床下部の換気構造にお
いて、前記床部上に構築された壁部と、前記壁部の外面
に上下方向にわたって配設された胴縁を介して取付けら
れた外装材との間に形成され、軒裏において建物外方と
連通する間隙からなる通気部と、前記基礎外面に設けら
れ、前記間隙と連通する連通部と、を含み、前記連通部
は、前記基礎を貫通して形成され、前記床下部と連通す
る開口部を有し、前記通気部と前記連通部を介して、前
記床下部と前記建物外方とを連通させたことを特徴とし
ている。
に、請求項1記載の発明は、立設された基礎と前記基礎
上に構築された床部とに囲まれた床下部の換気構造にお
いて、前記床部上に構築された壁部と、前記壁部の外面
に上下方向にわたって配設された胴縁を介して取付けら
れた外装材との間に形成され、軒裏において建物外方と
連通する間隙からなる通気部と、前記基礎外面に設けら
れ、前記間隙と連通する連通部と、を含み、前記連通部
は、前記基礎を貫通して形成され、前記床下部と連通す
る開口部を有し、前記通気部と前記連通部を介して、前
記床下部と前記建物外方とを連通させたことを特徴とし
ている。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1におい
て、前記床下部の所定位置には、換気装置が設けられ、
前記換気装置に接続された換気ダクトの端部は、前記連
通部の開口部に接続されていることを特徴としている。
て、前記床下部の所定位置には、換気装置が設けられ、
前記換気装置に接続された換気ダクトの端部は、前記連
通部の開口部に接続されていることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明は、請求項1または請
求項2において、前記連通部は、前記外装材下端部にそ
の上端部を接触させて嵌め込まれ、前記通気部の下側開
口の下方領域を覆い、前記基礎外面に取付けられるカバ
ー部材により形成されていることを特徴としている。
求項2において、前記連通部は、前記外装材下端部にそ
の上端部を接触させて嵌め込まれ、前記通気部の下側開
口の下方領域を覆い、前記基礎外面に取付けられるカバ
ー部材により形成されていることを特徴としている。
【0011】請求項4記載の発明は、請求項2または請
求項3において、前記換気ダクトは、給気用ダクトと排
気用ダクトを備えていることを特徴としている。
求項3において、前記換気ダクトは、給気用ダクトと排
気用ダクトを備えていることを特徴としている。
【0012】請求項5記載の発明は、請求項4におい
て、前記連通部は、前記給気用ダクトおよび前記排気用
ダクトがそれぞれ接続された給気用連通部および排気用
連通部を備え、前記通気部は、前記給気用連通部および
前記排気用連通部にそれぞれ連通する給気用通気部と排
気用通気部を備えていることを特徴としている。
て、前記連通部は、前記給気用ダクトおよび前記排気用
ダクトがそれぞれ接続された給気用連通部および排気用
連通部を備え、前記通気部は、前記給気用連通部および
前記排気用連通部にそれぞれ連通する給気用通気部と排
気用通気部を備えていることを特徴としている。
【0013】請求項6記載の発明は、請求項5におい
て、前記給気用通気部および前記排気用通気部は、前記
胴縁により区画されていることを特徴としている。
て、前記給気用通気部および前記排気用通気部は、前記
胴縁により区画されていることを特徴としている。
【0014】
【作用】請求項1記載の発明にあっては、立設された基
礎と基礎上に構築された床部とに囲まれた床下部の換気
を、壁部と外装材との間に形成された間隙を通気部とし
て利用し、床下部と通気部とを連通させる連通部を形成
して、この通気部と連通部を換気経路として床下部と建
物外方とを連通させることにより行うことができる。
礎と基礎上に構築された床部とに囲まれた床下部の換気
を、壁部と外装材との間に形成された間隙を通気部とし
て利用し、床下部と通気部とを連通させる連通部を形成
して、この通気部と連通部を換気経路として床下部と建
物外方とを連通させることにより行うことができる。
【0015】ここで、床下部とは、基礎上に構築された
床部から下の空間であるいわゆる床下のみならず、床部
下に形成された地下室をも含むものである。
床部から下の空間であるいわゆる床下のみならず、床部
下に形成された地下室をも含むものである。
【0016】通気部は、軒裏にて建物外方と連通するも
のであるから、冬場における積雪が予想される寒冷地に
おいても、換気口、すなわち通気部と建物外方との連通
部を積雪にて塞がれるおそれはなく、確実な換気を行う
ことができる。
のであるから、冬場における積雪が予想される寒冷地に
おいても、換気口、すなわち通気部と建物外方との連通
部を積雪にて塞がれるおそれはなく、確実な換気を行う
ことができる。
【0017】また、換気経路は、基礎外面に設けられ
た、床下部および通気部と連通する連通部と、壁部と外
装材との間に形成された間隙を利用した通気部とにより
形成され、床下部と連通部は基礎を貫通して設けられた
開口部により連通しているので、ダクト等を長い距離を
導くことを要せず施工作業が容易である。
た、床下部および通気部と連通する連通部と、壁部と外
装材との間に形成された間隙を利用した通気部とにより
形成され、床下部と連通部は基礎を貫通して設けられた
開口部により連通しているので、ダクト等を長い距離を
導くことを要せず施工作業が容易である。
【0018】さらに、連通部および通気部はいずれも居
住空間を妨げるものではないので、居住空間の有効利用
を図ることができる。
住空間を妨げるものではないので、居住空間の有効利用
を図ることができる。
【0019】請求項2記載の発明にあっては、換気装置
により強制換気を行うことにより、より確実な換気を行
うことができる。換気装置に接続された換気ダクトは、
連通部の開口部に接続させ連通部内にて開口させること
により、連通部と連通させることができるので、換気ダ
クトを1階床部および1階壁部を貫通させて長い距離導
くことを要する従来例と比して、施工作業が容易であ
る。
により強制換気を行うことにより、より確実な換気を行
うことができる。換気装置に接続された換気ダクトは、
連通部の開口部に接続させ連通部内にて開口させること
により、連通部と連通させることができるので、換気ダ
クトを1階床部および1階壁部を貫通させて長い距離導
くことを要する従来例と比して、施工作業が容易であ
る。
【0020】請求項3記載の発明にあっては、連通部
は、外装材下端部にその上端部を接触させて嵌め込ま
れ、通気部の下側開口の下方領域を覆い、基礎外面に取
付けられるカバー部材により形成されていることによ
り、カバー部材を取付けるのみで、連通部と通気部を連
通させることができる。また、カバー部材は、樹脂また
は金属板等の加工により容易に作成することができ、予
め工場等において部材を製造しておくことができるの
で、現場においては取付け作業のみで足り、作業性がよ
い。請求項4および請求項5記載の発明にあっては、換
気効率を向上させることができる。
は、外装材下端部にその上端部を接触させて嵌め込ま
れ、通気部の下側開口の下方領域を覆い、基礎外面に取
付けられるカバー部材により形成されていることによ
り、カバー部材を取付けるのみで、連通部と通気部を連
通させることができる。また、カバー部材は、樹脂また
は金属板等の加工により容易に作成することができ、予
め工場等において部材を製造しておくことができるの
で、現場においては取付け作業のみで足り、作業性がよ
い。請求項4および請求項5記載の発明にあっては、換
気効率を向上させることができる。
【0021】請求項6記載の発明にあっては、胴縁は、
壁部の外面に上下方向にわたって所定間隔ごとに配設さ
れるものであるので、これを利用することにより、通気
部を容易に区画することができる。
壁部の外面に上下方向にわたって所定間隔ごとに配設さ
れるものであるので、これを利用することにより、通気
部を容易に区画することができる。
【0022】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の好適な実施例
について詳細に説明する。
について詳細に説明する。
【0023】図1は、本実施例に係る半地下室60の換
気構造を、一部破断して示す斜視図である。
気構造を、一部破断して示す斜視図である。
【0024】半地下室60を有する建物は、寒冷地にお
いて、いわゆるパネル工法により構築されたもので、立
設された基礎10上に樹脂製土台12を介して、建物外
方側に半土台22が、建物内方側に床パネル20が敷込
まれて床部が構築されている。半土台22および床パネ
ル20の上面には、両部材にわたって壁パネル30が立
設されている。壁パネル30および半土台22の外面に
は、所定間隔ごとに複数の胴縁38が上下方向にわたっ
て取付けられ、さらに、この胴縁38を介してサイディ
ング40が取付けられて、壁パネル30および半土台2
2の外面を覆い、外壁部が構築されている。従って、壁
パネル30および半土台22とサイディング40との間
には、間隙が形成されており、この間隙は軒裏において
建物外方と連通している。
いて、いわゆるパネル工法により構築されたもので、立
設された基礎10上に樹脂製土台12を介して、建物外
方側に半土台22が、建物内方側に床パネル20が敷込
まれて床部が構築されている。半土台22および床パネ
ル20の上面には、両部材にわたって壁パネル30が立
設されている。壁パネル30および半土台22の外面に
は、所定間隔ごとに複数の胴縁38が上下方向にわたっ
て取付けられ、さらに、この胴縁38を介してサイディ
ング40が取付けられて、壁パネル30および半土台2
2の外面を覆い、外壁部が構築されている。従って、壁
パネル30および半土台22とサイディング40との間
には、間隙が形成されており、この間隙は軒裏において
建物外方と連通している。
【0025】ここで、床パネル20とは、芯材を方形状
に枠組みした枠体14の上面に面材16を貼付けて形成
されたパネルであり、壁パネル30とは、芯材を方形状
に枠組みした枠体34の両面に面材36を貼付けて形成
されたパネルである。
に枠組みした枠体14の上面に面材16を貼付けて形成
されたパネルであり、壁パネル30とは、芯材を方形状
に枠組みした枠体34の両面に面材36を貼付けて形成
されたパネルである。
【0026】半地下室60は、床パネル20により構築
された床部の下に形成されたスペースであり、床パネル
20および基礎10によって囲まれ、物入れ等に利用さ
れるものである。
された床部の下に形成されたスペースであり、床パネル
20および基礎10によって囲まれ、物入れ等に利用さ
れるものである。
【0027】本実施例に係る半地下室60の換気構造
は、半地下室60内の所定位置に設置され、換気用ダク
トである給気用ダクト72および排気用ダクト76を備
える換気装置70と、基礎外面に形成された連通部80
と、壁パネル30および半土台22とサイディング40
との間に形成された間隙からなる通気部42とを含み、
構成され、これらを介して換気経路を形成し、半地下室
60と建物外方とを連通させることにより半地下室60
の換気を行うものである。
は、半地下室60内の所定位置に設置され、換気用ダク
トである給気用ダクト72および排気用ダクト76を備
える換気装置70と、基礎外面に形成された連通部80
と、壁パネル30および半土台22とサイディング40
との間に形成された間隙からなる通気部42とを含み、
構成され、これらを介して換気経路を形成し、半地下室
60と建物外方とを連通させることにより半地下室60
の換気を行うものである。
【0028】通気部42は、上述したように、壁パネル
30および半土台22とサイディング40との間に形成
された間隙を利用してなるもので、給気用通気部44お
よび排気用通気部46を有している。給気用通気部44
および排気用通気部46は所定間隔ごとに配置された胴
縁38,38間のほぼ中間位置に、補助胴縁39を配置
することにより、通気部42を2分割して形成されてい
るものである。通気部42は、軒裏において建物外方と
連通しているが、詳細は後述する。
30および半土台22とサイディング40との間に形成
された間隙を利用してなるもので、給気用通気部44お
よび排気用通気部46を有している。給気用通気部44
および排気用通気部46は所定間隔ごとに配置された胴
縁38,38間のほぼ中間位置に、補助胴縁39を配置
することにより、通気部42を2分割して形成されてい
るものである。通気部42は、軒裏において建物外方と
連通しているが、詳細は後述する。
【0029】連通部80は、図2に示すカバー部材90
を基礎10の外面に取付けて、通気部42の下側開口の
下方領域を覆うことにより、通気部42と連通して形成
されている。
を基礎10の外面に取付けて、通気部42の下側開口の
下方領域を覆うことにより、通気部42と連通して形成
されている。
【0030】カバー部材90は、例えば樹脂製であり、
図2に示すように、両側面部92,92、外面部94、
底面部96および両側面部92,92のほぼ中間位置に
配置された隔壁部93とを含み構成されており、その下
端部には両側面部92,92および外面部94に沿って
形成された水切り部材99を備える。
図2に示すように、両側面部92,92、外面部94、
底面部96および両側面部92,92のほぼ中間位置に
配置された隔壁部93とを含み構成されており、その下
端部には両側面部92,92および外面部94に沿って
形成された水切り部材99を備える。
【0031】外面部94は、サイディング40の裏面側
から下端面に沿って当接される、L字状に形成されたサ
イディング当接部94aとサイディング当接部94aの
建物外方側端部より垂下し、サイディング40の外面下
端に当接して取付けられる外面本体部94bとからな
る。
から下端面に沿って当接される、L字状に形成されたサ
イディング当接部94aとサイディング当接部94aの
建物外方側端部より垂下し、サイディング40の外面下
端に当接して取付けられる外面本体部94bとからな
る。
【0032】両側面部92,92は、外面部94の側端
部から建物内方側に垂直に屈曲してなり、隔壁部93は
側面部92と同一形状で、対向する両側面部92,92
間に同様に対向して配置されてなる。
部から建物内方側に垂直に屈曲してなり、隔壁部93は
側面部92と同一形状で、対向する両側面部92,92
間に同様に対向して配置されてなる。
【0033】上述した構成のカバー部材90は、図1に
示すように、胴縁38およびサイディング40の下端部
に、その上端部91を接触させて嵌め込まれ、基礎10
外面に接着剤等により取付けられる。
示すように、胴縁38およびサイディング40の下端部
に、その上端部91を接触させて嵌め込まれ、基礎10
外面に接着剤等により取付けられる。
【0034】具体的には、サイディング当接部94aが
サイディング40の裏面側から下面側に当接され、外面
本体部94bがサイディング40の外面下端より連続す
るように取付けられ、両側面部92,92が、胴縁38
の側面側下端部およびサイディング40の側面側下端部
より連続するように取付けられる。
サイディング40の裏面側から下面側に当接され、外面
本体部94bがサイディング40の外面下端より連続す
るように取付けられ、両側面部92,92が、胴縁38
の側面側下端部およびサイディング40の側面側下端部
より連続するように取付けられる。
【0035】カバー部材90が基礎10外面に取付けら
れた状態で、隔壁部93は、その上端が補助胴縁39の
下端に当接するように配置されており、この隔壁部93
により、連通部80は分割され、それぞれ給気用通気部
44および排気用通気部46と連通する給気用連通部8
4および排気用連通部86が形成されている。
れた状態で、隔壁部93は、その上端が補助胴縁39の
下端に当接するように配置されており、この隔壁部93
により、連通部80は分割され、それぞれ給気用通気部
44および排気用通気部46と連通する給気用連通部8
4および排気用連通部86が形成されている。
【0036】また、給気用連通部84および排気用連通
部86はそれぞれ、基礎10を貫通して形成された開口
部81および82を有する。
部86はそれぞれ、基礎10を貫通して形成された開口
部81および82を有する。
【0037】換気装置70は、給気用ファンと排気用フ
ァンを備え、半地下室60内の所定位置に設置されて強
制換気を行うものである。
ァンを備え、半地下室60内の所定位置に設置されて強
制換気を行うものである。
【0038】換気装置70は、一方の端部が換気装置7
0に接続された給気用ダクト74および排気用ダクト7
6を備え、給気用ダクト74および排気用ダクト76の
他方の端部は、連通部80の開口部81および82にそ
れぞれ接続され、給気用連通部84および排気用連通部
86内において開口することにより、連通部80と連通
している。
0に接続された給気用ダクト74および排気用ダクト7
6を備え、給気用ダクト74および排気用ダクト76の
他方の端部は、連通部80の開口部81および82にそ
れぞれ接続され、給気用連通部84および排気用連通部
86内において開口することにより、連通部80と連通
している。
【0039】図3は、本実施例の半地下室60を有する
建物の軒裏部を示す断面図である。図3に示すように、
建物の屋根は、寒冷地仕様住宅において多く用いられ
る、いわゆる無落雪屋根よりなる。無落雪屋根は、壁パ
ネル30の上に屋根パネル180が、傾斜した上面を有
する結合材182aを介して、建物中央へ下降傾斜する
状態で設置されている。また、この屋根パネル180の
側端面および上面端部にも、傾斜面を有する結合材18
2b、182cを取付け、結合材182bの建物外側面
は、壁パネル30の外面と面一になり、結合材182c
の上部にはパラペットパネル190が立設されている。
このパラペットパネル190にはパラペットカバー20
0が覆せられる。
建物の軒裏部を示す断面図である。図3に示すように、
建物の屋根は、寒冷地仕様住宅において多く用いられ
る、いわゆる無落雪屋根よりなる。無落雪屋根は、壁パ
ネル30の上に屋根パネル180が、傾斜した上面を有
する結合材182aを介して、建物中央へ下降傾斜する
状態で設置されている。また、この屋根パネル180の
側端面および上面端部にも、傾斜面を有する結合材18
2b、182cを取付け、結合材182bの建物外側面
は、壁パネル30の外面と面一になり、結合材182c
の上部にはパラペットパネル190が立設されている。
このパラペットパネル190にはパラペットカバー20
0が覆せられる。
【0040】パラペットカバー200は、木製の結合部
202および前板部204と金属製のカバー部206と
を有してなるものである。結合部202は、パラペット
パネル190の上端から前方に突出する形状となってお
り、前板部204は、結合部202の前端面に取付けら
れている。そして、カバー部206は、これら前板部2
04および結合部202の外面を覆い、さらにパラペッ
トパネル190の建物内方の面を覆った状態で屋根パネ
ル180の上面に取付けられた屋根材181に取付けら
れている。このパラペットカバー200の建物外方側端
部によって軒裏が形成されている。
202および前板部204と金属製のカバー部206と
を有してなるものである。結合部202は、パラペット
パネル190の上端から前方に突出する形状となってお
り、前板部204は、結合部202の前端面に取付けら
れている。そして、カバー部206は、これら前板部2
04および結合部202の外面を覆い、さらにパラペッ
トパネル190の建物内方の面を覆った状態で屋根パネ
ル180の上面に取付けられた屋根材181に取付けら
れている。このパラペットカバー200の建物外方側端
部によって軒裏が形成されている。
【0041】壁パネル30の外面に胴縁38を介して取
付けられたサイディング40は、パラペットパネル19
0の外面側まで延出し、その上端部は、結合部202の
下端より所定間隔下方に位置する。従って、通気部42
は、サイディング40の上端41までサイディング40
に沿って連続して形成されており、結合部202の下端
203とサイディング40の上端41との間隙を介し
て、軒裏において建物外方と連通している。なお、結合
部202の下端203とサイディング40の上端41と
の間隙には、メッシュパイプ208が取付けられ、通気
部42内に虫等が侵入するのを防止している。
付けられたサイディング40は、パラペットパネル19
0の外面側まで延出し、その上端部は、結合部202の
下端より所定間隔下方に位置する。従って、通気部42
は、サイディング40の上端41までサイディング40
に沿って連続して形成されており、結合部202の下端
203とサイディング40の上端41との間隙を介し
て、軒裏において建物外方と連通している。なお、結合
部202の下端203とサイディング40の上端41と
の間隙には、メッシュパイプ208が取付けられ、通気
部42内に虫等が侵入するのを防止している。
【0042】本実施例に係る半地下室60の換気構造
は、上述のように構成されており、以下、換気作用につ
いて図1を参照して述べる。
は、上述のように構成されており、以下、換気作用につ
いて図1を参照して述べる。
【0043】半地下室60より換気装置70内に取り込
まれ排気された空気は、排気用ダクト76内を通って、
開口部82より排気用連通部86内に入り、そのまま上
昇して排気用通気部46内を通って軒裏より建物外方に
排気される。
まれ排気された空気は、排気用ダクト76内を通って、
開口部82より排気用連通部86内に入り、そのまま上
昇して排気用通気部46内を通って軒裏より建物外方に
排気される。
【0044】一方、軒裏より給気用通気部44内に給気
された空気は、給気用通気部44内を通って下降し、給
気用連通部84内に入り、開口部81に接続された給気
用ダクト74内に導かれ、換気装置70内に取り込まれ
て半地下室60内に給気される。
された空気は、給気用通気部44内を通って下降し、給
気用連通部84内に入り、開口部81に接続された給気
用ダクト74内に導かれ、換気装置70内に取り込まれ
て半地下室60内に給気される。
【0045】本実施例に係る地下室の換気構造によれ
ば、壁パネル30とサイディング40との間に形成され
た間隙を通気部42として利用し、通気部42の下方領
域である基礎10外面に半地下室60と通気部42とを
連通させる連通部80を形成して、この連通部80と通
気部42を換気経路として半地下室60と建物外方とを
連通させたことにより、半地下室60の換気を行うこと
ができる。通気部42は軒裏にて建物外方と連通するも
のであるから、冬場に積雪が予想される寒冷地において
も通気部42と建屋外方との連通部を積雪にて塞がれる
おそれはなく、確実に換気を行うことができる。また、
半地下室60の換気は換気装置70により強制的を行う
ものであるから、確実な換気を行うことができ、しかも
給気用の換気経路と排気用の換気経路に分割されている
ので、換気効率がよい。
ば、壁パネル30とサイディング40との間に形成され
た間隙を通気部42として利用し、通気部42の下方領
域である基礎10外面に半地下室60と通気部42とを
連通させる連通部80を形成して、この連通部80と通
気部42を換気経路として半地下室60と建物外方とを
連通させたことにより、半地下室60の換気を行うこと
ができる。通気部42は軒裏にて建物外方と連通するも
のであるから、冬場に積雪が予想される寒冷地において
も通気部42と建屋外方との連通部を積雪にて塞がれる
おそれはなく、確実に換気を行うことができる。また、
半地下室60の換気は換気装置70により強制的を行う
ものであるから、確実な換気を行うことができ、しかも
給気用の換気経路と排気用の換気経路に分割されている
ので、換気効率がよい。
【0046】連通部80および通気部42は、居住空間
を妨げるものではないので、居住空間の有効利用を図る
ことができる。連通部80は、カバー部材90を基礎1
0外面に取付けて、通気部42の下側開口の下方領域を
覆うことにより形成されており、また、半地下室60と
は、基礎10外面に基礎10を貫通する開口部81、8
2を設けることにより連通させていて、通気部42は、
上述したように、壁パネル30とサイディング40との
間の間隙を利用するものであるから、長いダクト等を取
付ける必要がなく、施工作業も容易である。
を妨げるものではないので、居住空間の有効利用を図る
ことができる。連通部80は、カバー部材90を基礎1
0外面に取付けて、通気部42の下側開口の下方領域を
覆うことにより形成されており、また、半地下室60と
は、基礎10外面に基礎10を貫通する開口部81、8
2を設けることにより連通させていて、通気部42は、
上述したように、壁パネル30とサイディング40との
間の間隙を利用するものであるから、長いダクト等を取
付ける必要がなく、施工作業も容易である。
【0047】本発明は上記実施例に限定されるものでは
なく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能で
ある。
なく、本発明の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能で
ある。
【0048】例えば、連通部および通気部は必ずしも給
気用と排気用に分割されている必要はなく、また、十分
な換気を行うことができれば、必ずしも換気装置による
強制換気を行う必要はない。
気用と排気用に分割されている必要はなく、また、十分
な換気を行うことができれば、必ずしも換気装置による
強制換気を行う必要はない。
【0049】連通部は、必ずしもカバー部材により形成
されている必要はなく、例えば、基礎外面にダクト等を
配設して半地下室と通気部を連結させてもよい。
されている必要はなく、例えば、基礎外面にダクト等を
配設して半地下室と通気部を連結させてもよい。
【0050】本実施例においては、床部下に形成された
半地下室の換気構造について説明したが、これに限定さ
れず、図1から図3に示す換気構造は、床部下の空間で
あるいわゆる床下の換気構造としても適用できるし、も
ちろんさらに地盤下まで形成された地下室にも適用でき
る。
半地下室の換気構造について説明したが、これに限定さ
れず、図1から図3に示す換気構造は、床部下の空間で
あるいわゆる床下の換気構造としても適用できるし、も
ちろんさらに地盤下まで形成された地下室にも適用でき
る。
【0051】また、本実施例においては、寒冷地仕様の
建物における半地下室の換気構造について述べたが、こ
れに限定されず、寒冷地以外の建物にも適用可能であ
る。
建物における半地下室の換気構造について述べたが、こ
れに限定されず、寒冷地以外の建物にも適用可能であ
る。
【0052】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、冬場にお
ける積雪が予想される寒冷地においても、換気口、すな
わち通気部と建物外方との連通部を積雪にて塞がれるお
それはなく、確実な換気が可能な床下部の換気構造を得
ることができる。
ける積雪が予想される寒冷地においても、換気口、すな
わち通気部と建物外方との連通部を積雪にて塞がれるお
それはなく、確実な換気が可能な床下部の換気構造を得
ることができる。
【0053】また、換気経路は、基礎外面に設けられ
た、床下部および通気部と連通する連通部と、壁部と外
装材との間に形成された間隙を利用した通気部とにより
形成され、地下室と連通部は基礎を貫通して設けられた
開口部により連通しているので、ダクト等を長い距離を
導くことを要せず施工作業が容易である。
た、床下部および通気部と連通する連通部と、壁部と外
装材との間に形成された間隙を利用した通気部とにより
形成され、地下室と連通部は基礎を貫通して設けられた
開口部により連通しているので、ダクト等を長い距離を
導くことを要せず施工作業が容易である。
【0054】さらに、連通部および通気部はいずれも居
住空間を妨げるものではないので、居住空間の有効利用
を図ることができる。
住空間を妨げるものではないので、居住空間の有効利用
を図ることができる。
【0055】請求項2記載の発明によれば、より確実な
換気を行うことができる。換気装置に接続された換気ダ
クトは、連通部の開口部に接続させ連通部内にて開口さ
せることにより、連通部と連通させることができるの
で、換気ダクトを1階床部および1階壁部を貫通させて
長い距離導くことを要する従来例と比して、施工作業が
容易である。
換気を行うことができる。換気装置に接続された換気ダ
クトは、連通部の開口部に接続させ連通部内にて開口さ
せることにより、連通部と連通させることができるの
で、換気ダクトを1階床部および1階壁部を貫通させて
長い距離導くことを要する従来例と比して、施工作業が
容易である。
【0056】請求項3記載の発明によれば、連通部の形
成および施工作業が容易である。
成および施工作業が容易である。
【0057】請求項4および請求項5記載の発明によれ
ば、換気効率を向上させることができる。
ば、換気効率を向上させることができる。
【0058】請求項6記載の発明によれば、通気部を容
易に区画することができる。
易に区画することができる。
【図1】本実施例に係る半地下室の換気構造を、一部破
断して示す斜視図である。
断して示す斜視図である。
【図2】連通部を形成するカバー部材を一部破断して示
す斜視図である。
す斜視図である。
【図3】本実施例に係る半地下室の換気構造を備える建
物の軒裏部を示す断面図である。
物の軒裏部を示す断面図である。
【図4】従来の地下室の換気構造を示す断面図である。
【符号の説明】 10 基礎 20 床パネル 22 半土台 30 床パネル 38 胴縁 39 補助胴縁 40 サイディング 42 通気部 44 給気用通気部 46 排気用通気部 60 半地下室 70 換気装置 74 給気用ダクト 76 排気用ダクト 80 連通部 81、82 開口部 84 給気用連通部 86 排気用連通部
Claims (6)
- 【請求項1】 立設された基礎と前記基礎上に構築され
た床部とに囲まれた床下部の換気構造において、 前記床部上に構築された壁部と、前記壁部の外面に上下
方向にわたって配設された胴縁を介して取付けられた外
装材との間に形成され、軒裏において建物外方と連通す
る間隙からなる通気部と、 前記基礎外面に設けられ、前記間隙と連通する連通部
と、を含み、 前記連通部は、前記基礎を貫通して形成され、前記床下
部と連通する開口部を有し、 前記通気部と前記連通部を介して、前記床下部と前記建
物外方とを連通させたことを特徴とする床下部の換気構
造。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記床下部の所定位置には、換気装置が設けられ、 前記換気装置に接続された換気ダクトの端部は、前記連
通部の開口部に接続されていることを特徴とする床下部
の換気構造。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2において、 前記連通部は、前記外装材下端部にその上端部を接触さ
せて嵌め込まれ、前記通気部の下側開口の下方領域を覆
い、前記基礎外面に取付けられるカバー部材により形成
されていることを特徴とする床下部の換気構造。 - 【請求項4】 請求項2または請求項3において、 前記換気ダクトは、給気用ダクトと排気用ダクトを備え
ていることを特徴とする床下部の換気構造。 - 【請求項5】 請求項4において、 前記連通部は、前記給気用ダクトおよび前記排気用ダク
トがそれぞれ接続された給気用連通部および排気用連通
部を備え、 前記通気部は、前記給気用連通部および前記排気用連通
部にそれぞれ連通する給気用通気部と排気用通気部を備
えていることを特徴とする床下部の換気構造。 - 【請求項6】 請求項5において、 前記給気用通気部および前記排気用通気部は、前記胴縁
により区画されていることを特徴とする床下部の換気構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2075995A JPH08209814A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 床下部の換気構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2075995A JPH08209814A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 床下部の換気構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08209814A true JPH08209814A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12036127
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2075995A Withdrawn JPH08209814A (ja) | 1995-02-08 | 1995-02-08 | 床下部の換気構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08209814A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000008506A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Sekisui House Ltd | 建物の換気構造 |
JP2002227363A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd | パラペットの通気構造 |
-
1995
- 1995-02-08 JP JP2075995A patent/JPH08209814A/ja not_active Withdrawn
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000008506A (ja) * | 1998-06-22 | 2000-01-11 | Sekisui House Ltd | 建物の換気構造 |
JP2002227363A (ja) * | 2001-02-02 | 2002-08-14 | Nihon Kagaku Sangyo Co Ltd | パラペットの通気構造 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020507 |