JPH08205958A - シート装置 - Google Patents
シート装置Info
- Publication number
- JPH08205958A JPH08205958A JP7032897A JP3289795A JPH08205958A JP H08205958 A JPH08205958 A JP H08205958A JP 7032897 A JP7032897 A JP 7032897A JP 3289795 A JP3289795 A JP 3289795A JP H08205958 A JPH08205958 A JP H08205958A
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- JP
- Japan
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- seat
- brackets
- seat back
- waist
- cushion
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- Pending
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- Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
部近傍で生ずる疲労を軽減可能なシート装置を提供す
る。 【構成】 シートクッションのクッションフレームに懸
架したクッションプレートとシートバックに対し上下方
向に摺動自在に配設したバックプレートとをヒンジ等の
結合部材で連結して、シートクッションに加わる着座時
の垂直方向外力に連動して該シートバック間のバックプ
レートを上下方向に摺動させる様に構成する。
Description
り、特に着座者の腰部への負担や疲労が軽減可能なシー
ト装置の改良に関する。
の座り心地を高めるために種々の提案が成されている。
例えば、実公平5−23098号公報には着座者が着座
すると、その荷重を樹脂マット等で支持したシートバッ
クによって着座者の身体を快適に支持すると共に腰椎部
に好適な支持感を与え、長時間の着座による疲労を軽減
させるための構成が示されている。
バックより成るシート装置のシートバック内に配設した
樹脂性支持マットをシートバックフレームに対し、複数
本のスプリングを介して弾性的に支持すると共に該樹脂
性支持マットの落ち込みを防止するためにトーションバ
ーでも保持する構成のシート装置が示されている。
シートクッション等ではパッド受け体がばね体を介して
クッションフレームに取り付けられ、該ばね体の一端が
クッションフレームに固定されたトーションバーからな
り、このトーションバーの他端にリンクが回動可能状態
に取り付けられ、このリンクにパッド受け体が連結され
たシート装置が開示されている。このシートクッション
の場合も着座者に快適な着座感を与えるための改善を目
的とするものである。
置等ではシートクッションとシートバックから成るシー
トに人が着座した場合、尻部上下方向の変位S1 に対し
てはシートクッションで吸収し、人体上部すなわち、頭
部・胸部・胴部のヒップポイント周りの前後方向の変位
S2 は、シートバックで吸収する構造となっている。従
って、シートバックとそれに接触している人体背部とは
全ての上下方向の変位に対し完全には同調せず、接触面
で必ず滑りが発生する構造となっている。このような滑
りを伴う支持状態では、人体上部を支える腰部が不安定
となり、これがため運転時の着座者の腰部疲労を起こす
大きな要因となっている。
098号公報及び実開平3−79743号公報に開示さ
れているシートでは、着座時の腰部支持や着座感の向上
などの改善が図られているが、シートクッション1とシ
ートバック2は独立しているために腰部の変位S1 を確
実に支持することができず、着座者の腰に悪影響を与え
ることになる。
を提供しようとするものであり、その目的とするところ
はシートバックの腰部近傍の一部分がシートバックに対
して可動する様な簡単な構造にすることで着座者の腰部
疲労の要因を無くして快適な乗り心地の得られるシート
装置を提供しようとするものである。
シートバックの一部分が該シートバックの他の部分に対
して相対運動可能に配設され、シートクッションの上下
撓みに連動して動くように成されたことを特徴とする。
また本発明は、前記シートバックの一部分が前記シート
クッションに連結されて連動して動くように成されたこ
とを特徴とする。更に、前記シートバックとシートクッ
ションの連結は、シートバックのリクライニングに応じ
て傾斜可能に連結されていることを特徴とする。
傍の一部がシートクッションと連動して可動する様に構
成したので、シートバックとそれに接触している人体背
部、特に腰部近傍での滑りが大幅に減少する。従って、
着座者の腰部疲労の問題が解決できる。
ト装置の一実施例を図1乃至図4によって詳記する。図
1は本発明のシート装置の着座していない状態の斜視
図、図2はシート装置に人が着座したとした時の状態を
説明する斜視図、図3はシート装置の内部構造図、図4
は図3のA部方向矢視図である。
全体的構成を説明する。1はシートクッションでありト
リムカバー7で覆われた下側はシートパッドやシートス
プリングがシートフレームに懸架されている。
ッション1とシートバック2を折り畳み可能に結合し、
シートバック2の直立角度を微調整出来る様に成されて
いる。シートバック2の上側にはヘッドレスト4が配設
されている。シートバック2の腰部近傍のパット6とシ
ートバック2のトリムカバー7部分とは別々に縫製され
ている。
るようにシートクッション1の垂直方向の外力、即ち着
座等に連動してシートバック2の腰部近傍のパット6が
上下方向に移動可能と成されているが、この様な着座に
対してシート装置10のシートバック2とパット6の境
界に隙間8が生ずる様に成るが、外観上、特に問題にな
ることはない。図1において斜線で示す部分は、パット
6の可動部分を示し、図1(A),(B),(C)で示
すように種々の変形が許される。
の1例を図3及び図4で説明する。図3で11はシート
クッション1のシートクッションフレームであり、該シ
ートクッションフレーム11の左右側壁に一端を係止し
た複数のコイルスプリング12、12...によって略
長方形状に形成されたクッションプレート13が懸架さ
れている。
レーム14と上述のシートクッションフレーム11との
接合面にはリクライナ15が配設され、バックフレーム
14の回転中心となるヒンジセンタ16を中心にシート
クッションフレーム11に対して略々垂直状態に配設さ
れたシートバックフレーム14を寝かせて略々水平状態
に成し得る様に成されている。
で、且つ腰部近傍に複数のガイドレールブラケット17
及び18を並設架橋すると共に固定する。
び18に直交して跨がる様に断面が略々逆U字状と成さ
れたブラケット19及び20を並設して固定する。
内には図4の断面図に示す様にベアリングリテナー23
をボールベアリング24、24を介してブラケット19
及び20の長手方向に摺動自在に挿入し、略々長方形状
のバックプレート22をビス21、21等でベアリング
リテナー23に固着する。
19及び20に跨がって固定され、従ってブラケット1
9及び20の長手方向(矢印D−D’)に摺動自在と成
される。更に、バックプレート21の下端部とクッショ
ンプレート13の後部間にヒンジ25及び25を介在さ
せてシートバックフレーム14を折り畳み自在と成され
ている。
ンプレート13を懸架する支持材としてコイルスプリン
グ12、12...で説明したが、トーションバーやダ
イヤフラムスプリングであってもよい。更に、クッショ
ンプレートとバックプレートとの折り畳み可能な部材と
してはヒンジに限らず、クッションプレートの垂直方向
の外力に連動してバックプレートも連動して上下方向に
移動可能で且つ折り畳み可能な連結部材であればよく、
可撓性のある合成樹脂板等であってもよい。又、ガイド
レールの構造も断面U字状のレールに限定されるもので
なく、バックプレート側に配設した軸受に遊嵌したロッ
ド等であってもよいことは明らかである。
れ、シートバック2の腰部近傍等の一部分を他のシート
バックに対し相対運動可能と成したので例えばシートク
ッションに着座している時に外力により掛る尻部の変位
S1 と連動してバックプレートも上下方向に移動する。
従って、人体の背部とシートバックとの滑りを大幅に減
少できるので着座者の腰部疲労は大幅に減少させる事が
可能となる。
するシートクッションの垂直方向の変位がクッションプ
レートを概ね上下方向に移動させる。この移動量はヒン
ジを介してバックプレートに伝えられるために、該バッ
クプレートはガイドレールに沿ってシートバックの上下
方向に摺動し腰部支持部と背部支持部が連動して移動す
る様に成り、腰部近傍部で着座者とシートバックとの間
で滑りを生ずる事がなく腰部の疲労を軽減可能と成る。
摩擦が生じないので服のしわの発生が回避出来る、等の
効果を奏するものである。
時の斜視図で、(A),(B),(C)は、それぞれパ
ッドの移動可能部分の異なる例を示している。
のシートバック動作状態を示す斜視図である。
ある。
A方向矢視図である。
めの略線図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 シートバックの一部分が該シートバック
の他の部分に対して相対運動可能に配設され、シートク
ッションの上下撓みに連動して動くように成されたこと
を特徴とするシート装置。 - 【請求項2】 前記シートバックの一部分が前記シート
クッションに連結されて連動して動くように成されたこ
とを特徴とする請求項1記載のシート装置。 - 【請求項3】 前記シートバックとシートクッションの
連結は、シートバックのリクライニングに応じて傾斜可
能に連結されていることを特徴とする請求項2記載のシ
ート装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7032897A JPH08205958A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | シート装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7032897A JPH08205958A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | シート装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205958A true JPH08205958A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=12371693
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7032897A Pending JPH08205958A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | シート装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08205958A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030031678A (ko) * | 2001-10-15 | 2003-04-23 | 현대자동차주식회사 | 자동차 시트의 허리받침대 |
WO2006078040A1 (en) | 2005-01-18 | 2006-07-27 | Nhk Spring Co., Ltd. | Vehicular seat |
CN104665321A (zh) * | 2013-11-29 | 2015-06-03 | 卓嶽股份有限公司 | 椅背支撑调节结构 |
JP2016101899A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のサスペンションシート |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7032897A patent/JPH08205958A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20030031678A (ko) * | 2001-10-15 | 2003-04-23 | 현대자동차주식회사 | 자동차 시트의 허리받침대 |
WO2006078040A1 (en) | 2005-01-18 | 2006-07-27 | Nhk Spring Co., Ltd. | Vehicular seat |
JP2008526425A (ja) * | 2005-01-18 | 2008-07-24 | 日本発条株式会社 | 車両用シート |
US7954897B2 (en) | 2005-01-18 | 2011-06-07 | Nhk Spring Co., Ltd | Vehicular seat |
CN104665321A (zh) * | 2013-11-29 | 2015-06-03 | 卓嶽股份有限公司 | 椅背支撑调节结构 |
CN104665321B (zh) * | 2013-11-29 | 2017-06-16 | 卓玉股份有限公司 | 椅背支撑调节结构 |
JP2016101899A (ja) * | 2014-11-28 | 2016-06-02 | いすゞ自動車株式会社 | 車両のサスペンションシート |
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