JPH08205651A - 歩行型の動力芝刈機における刈芝集納器の脱着装置 - Google Patents
歩行型の動力芝刈機における刈芝集納器の脱着装置Info
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- JPH08205651A JPH08205651A JP7014485A JP1448595A JPH08205651A JP H08205651 A JPH08205651 A JP H08205651A JP 7014485 A JP7014485 A JP 7014485A JP 1448595 A JP1448595 A JP 1448595A JP H08205651 A JPH08205651 A JP H08205651A
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- Japan
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- collector
- turf
- lawn
- grass
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 歩行型の自動芝刈機において、その刈芝集納
器の脱着を容易にする。 【構成】 機体1あるいは操縦ハンドル5側と芝集納器
13との間に該芝集納器13の後部側が後方下方へ回動
して、且つ係脱可能に前後中間部が吊持される取付手段
を設けると共に、機体1あるいは操縦ハンドル5側から
前記芝集納器13の回動を阻止して芝集納器13の芝収
納口と芝刈装置の芝放出口とを連通状態に保持する芝集
納器13の始端部側の上面を押圧する機能と芝集納器1
3を取り外した状態では前記芝放出口を閉鎖する安全カ
バ−機能の両用を兼ねる可動式カバ−体8を設け、この
可動式カバ−体8を操縦位置側から芝集納器13の上面
から上方側へ移動して芝集納器13の押圧保持を解除す
ると共に当該芝集納器13の前後中間部を支点に後方側
を接地するよう回動ならしめる芝集納器13の脱着可能
状態に切替え可能な切替手段を設ける。
器の脱着を容易にする。 【構成】 機体1あるいは操縦ハンドル5側と芝集納器
13との間に該芝集納器13の後部側が後方下方へ回動
して、且つ係脱可能に前後中間部が吊持される取付手段
を設けると共に、機体1あるいは操縦ハンドル5側から
前記芝集納器13の回動を阻止して芝集納器13の芝収
納口と芝刈装置の芝放出口とを連通状態に保持する芝集
納器13の始端部側の上面を押圧する機能と芝集納器1
3を取り外した状態では前記芝放出口を閉鎖する安全カ
バ−機能の両用を兼ねる可動式カバ−体8を設け、この
可動式カバ−体8を操縦位置側から芝集納器13の上面
から上方側へ移動して芝集納器13の押圧保持を解除す
ると共に当該芝集納器13の前後中間部を支点に後方側
を接地するよう回動ならしめる芝集納器13の脱着可能
状態に切替え可能な切替手段を設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歩行型の動力芝刈機に
おける刈芝集納器の脱着装置に関する。
おける刈芝集納器の脱着装置に関する。
【0002】
【従来技術】従来、実開平2−123826号公報や実
開平1−74728号公報で示された通り、歩行型の動
力芝刈り機の刈り芝を収納する芝集納器は、芝刈機の芝
放出口側である本体後方に脱着自在に設けて、この芝放
出口を閉鎖付勢する可動式のカバ−体を設け、このカバ
−体を手動で上方へ跳ね上げた状態で芝集納器を取り付
けたり、取り外したりする構成になっていた。
開平1−74728号公報で示された通り、歩行型の動
力芝刈り機の刈り芝を収納する芝集納器は、芝刈機の芝
放出口側である本体後方に脱着自在に設けて、この芝放
出口を閉鎖付勢する可動式のカバ−体を設け、このカバ
−体を手動で上方へ跳ね上げた状態で芝集納器を取り付
けたり、取り外したりする構成になっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前述の従来技術のもの
では、芝集納器を着脱する際、片手で脱着しなければな
らず、特に集納器中に芝が満杯状態になって重くなると
その操作が極めて面倒であった。
では、芝集納器を着脱する際、片手で脱着しなければな
らず、特に集納器中に芝が満杯状態になって重くなると
その操作が極めて面倒であった。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、前述の課題
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、エ
ンジン4が搭載された自走式の歩行型芝刈装置の機体側
1に、基部側が固着されていて終端側が後方上方側へ伸
びる操縦ハンドル5を設け、この芝刈装置の後部に刈り
取られた芝が集められて吹き出す芝放出口7を設け、こ
の芝放出口7に芝収納口14が合致連通可能な芝集納器
13を縦長箱状に設け、この芝集納器13の芝収納口1
4と前機芝刈装置の芝放出口7とを連通する状態におい
て機体1あるいは操縦ハンドル5側と該芝集納器13と
の間に該芝集納器13の後部側がが後方下方へ回動し
て、且つ係脱可能に前後中間部が吊持される取付手段を
設けると共に、機体あるいは操縦ハンドル側から前記芝
集納器13の回動を阻止して芝集納器13の芝収納口1
4と前記芝刈装置の芝放出口7とを連通状態に保持する
芝集納器13の始端部側の上面を押圧する機能と芝集納
器13を取り外した状態では前記芝放出口7を閉鎖する
安全カバ−機能の両用を兼ねる可動式カバ−体8を設
け、この可動式カバ−体8を操縦位置側から芝集納器1
3の上面から上方側へ移動して芝集納器13の押圧保持
を解除すると共に当該芝集納器13の前後中間部を支点
に後方側を接地するよう回動ならしめる芝集納器13の
脱着可能状態に切替え可能な切替手段を設けてなる歩行
型の動力芝刈機における刈芝集納器の脱着装置とした。
を解消するために次の技術的な手段を講じた。即ち、エ
ンジン4が搭載された自走式の歩行型芝刈装置の機体側
1に、基部側が固着されていて終端側が後方上方側へ伸
びる操縦ハンドル5を設け、この芝刈装置の後部に刈り
取られた芝が集められて吹き出す芝放出口7を設け、こ
の芝放出口7に芝収納口14が合致連通可能な芝集納器
13を縦長箱状に設け、この芝集納器13の芝収納口1
4と前機芝刈装置の芝放出口7とを連通する状態におい
て機体1あるいは操縦ハンドル5側と該芝集納器13と
の間に該芝集納器13の後部側がが後方下方へ回動し
て、且つ係脱可能に前後中間部が吊持される取付手段を
設けると共に、機体あるいは操縦ハンドル側から前記芝
集納器13の回動を阻止して芝集納器13の芝収納口1
4と前記芝刈装置の芝放出口7とを連通状態に保持する
芝集納器13の始端部側の上面を押圧する機能と芝集納
器13を取り外した状態では前記芝放出口7を閉鎖する
安全カバ−機能の両用を兼ねる可動式カバ−体8を設
け、この可動式カバ−体8を操縦位置側から芝集納器1
3の上面から上方側へ移動して芝集納器13の押圧保持
を解除すると共に当該芝集納器13の前後中間部を支点
に後方側を接地するよう回動ならしめる芝集納器13の
脱着可能状態に切替え可能な切替手段を設けてなる歩行
型の動力芝刈機における刈芝集納器の脱着装置とした。
【0005】
【実施例】この発明の一例を図面に基づき詳細に説明す
る。歩行型芝刈機の構成は、カッタ−ハウジング1、左
右一対の転動前輪2,2、左右一対の駆動後輪3,3
と、このカッタ−ハウジング内のカッタ−を駆動すると
共に、後輪側を駆動するエンジン4が前記ハウジング1
上に設けられまた、カッタ−ハウジングの後方側左右に
は操縦ハンドル5の基部が取り付けられている。
る。歩行型芝刈機の構成は、カッタ−ハウジング1、左
右一対の転動前輪2,2、左右一対の駆動後輪3,3
と、このカッタ−ハウジング内のカッタ−を駆動すると
共に、後輪側を駆動するエンジン4が前記ハウジング1
上に設けられまた、カッタ−ハウジングの後方側左右に
は操縦ハンドル5の基部が取り付けられている。
【0006】6はクラッチレバ−で走行系のクラッチに
連動されている。前記カッタ−ハウジング1の背面には
当該ハウジング内で刈られた芝をカッタ−羽根の気風で
放出する芝放出口7が開口されている。8はカバ−体
で、前記カッタ−ハウジング1の背面側上部にブラケッ
ト9を介して回動自在に取り付けられた横方向のピン軸
10に一体的に固着され、このピン軸10と共に上下回
動可能に構成されている。また、巻ばね11により該カ
バ−体8は下降回動するよう付勢されて、前記芝放出口
7を常時閉鎖するようもうけられている。したがって、
芝放出口7から不測に手を突っ込んで負傷することがな
いよう配慮している。
連動されている。前記カッタ−ハウジング1の背面には
当該ハウジング内で刈られた芝をカッタ−羽根の気風で
放出する芝放出口7が開口されている。8はカバ−体
で、前記カッタ−ハウジング1の背面側上部にブラケッ
ト9を介して回動自在に取り付けられた横方向のピン軸
10に一体的に固着され、このピン軸10と共に上下回
動可能に構成されている。また、巻ばね11により該カ
バ−体8は下降回動するよう付勢されて、前記芝放出口
7を常時閉鎖するようもうけられている。したがって、
芝放出口7から不測に手を突っ込んで負傷することがな
いよう配慮している。
【0007】12は後述の芝集納器を係止するピンで、
前記カッタ−ハウジング1の後方側左右側面上部にそれ
ぞれ突出させている。13は芝集納器で、メッシュ布材
で箱型に構成され、横幅よりも縦方向を長くして、その
箱型形状を保持するために立体箱型状の鉄線枠に該メッ
チュ布材を覆わせて局部的に一体状に両者を止着ならし
め、軽量に構成している。そして、この芝集納器13の
前側部分に芝集納口14を前記カッタ−ハウジング1の
背面に合致する形状に構成し、また、該この芝収容口1
4の上側部分に前記鉄線枠に固着の鉤状フック15を設
け、このフック15が前記ピン12に係脱可能に設け、
更に、芝集納器13の前後中間部の上側部には横方向に
伸びる軸16を設けている。そして、前記芝集納器13
のフック15をカッタ−ハウジング1側のピン12に引
っ掻けて取付けるとき、前記カバ−体8を上方へ回動さ
せて邪魔にならない状態とし、取付け後にカバ−体8を
ばね11で復帰させると当該カバ−体8が芝集納器13
の上面を押圧して取付け状態を安定保持する構成になっ
ている。
前記カッタ−ハウジング1の後方側左右側面上部にそれ
ぞれ突出させている。13は芝集納器で、メッシュ布材
で箱型に構成され、横幅よりも縦方向を長くして、その
箱型形状を保持するために立体箱型状の鉄線枠に該メッ
チュ布材を覆わせて局部的に一体状に両者を止着ならし
め、軽量に構成している。そして、この芝集納器13の
前側部分に芝集納口14を前記カッタ−ハウジング1の
背面に合致する形状に構成し、また、該この芝収容口1
4の上側部分に前記鉄線枠に固着の鉤状フック15を設
け、このフック15が前記ピン12に係脱可能に設け、
更に、芝集納器13の前後中間部の上側部には横方向に
伸びる軸16を設けている。そして、前記芝集納器13
のフック15をカッタ−ハウジング1側のピン12に引
っ掻けて取付けるとき、前記カバ−体8を上方へ回動さ
せて邪魔にならない状態とし、取付け後にカバ−体8を
ばね11で復帰させると当該カバ−体8が芝集納器13
の上面を押圧して取付け状態を安定保持する構成になっ
ている。
【0008】17は芝集納器13の脱着操作レバ−で、
前記カバ−体8を取り付けたピン軸10を回動させるリ
ンク機構18に連繋されている。即ち、ハウジング1に
回動自在に枢着されたア−ム18aに拡縮リンク18b
を介してピン軸10に連繋し、このア−ム18aをロッ
ド19を介してレバ−17に連結し、このロッド19を
引くことでピン軸10が回動して第1図の通りカバ−体
8が前方上方の矢印(イ)方向へ回動して芝集納器13
を脱着可能状態にでき、ロッド19の引き状態を解いて
フリ−にするとばね11によりカバ−体8が復元してカ
ッタ−ハウジング1の背面側をカバ−するよう構成され
ている。
前記カバ−体8を取り付けたピン軸10を回動させるリ
ンク機構18に連繋されている。即ち、ハウジング1に
回動自在に枢着されたア−ム18aに拡縮リンク18b
を介してピン軸10に連繋し、このア−ム18aをロッ
ド19を介してレバ−17に連結し、このロッド19を
引くことでピン軸10が回動して第1図の通りカバ−体
8が前方上方の矢印(イ)方向へ回動して芝集納器13
を脱着可能状態にでき、ロッド19の引き状態を解いて
フリ−にするとばね11によりカバ−体8が復元してカ
ッタ−ハウジング1の背面側をカバ−するよう構成され
ている。
【0009】尚、操作レバ−17でロッド19を引っ張
ったカバ−体8の開放状態を保持できるようにロッド1
9と操縦ハンドル5に取り付けたガイド体20との間に
係脱手段21を設けている。22は吊持ア−ムで、前記
芝集納器13の上側部分に設けた持ち上げ軸16の左右
延長部を係合保持するもので、この軸16を吊り上げる
と芝集納器13の後部側が下側へ重心位置が後位のため
に回動するよう構成されている。このア−ム22の基部
はハンドル5に取り付けたブラケット23に枢着され、
このア−ム22と一体のレバ−24を設け、このレバ−
24に前記ロッド19側に設けた長孔25に挿通するピ
ン26を設けている。そして、このア−ム22の回動先
端側を二俣形状にしてこの部分に前記軸16を挟んで係
合するよう構成している。
ったカバ−体8の開放状態を保持できるようにロッド1
9と操縦ハンドル5に取り付けたガイド体20との間に
係脱手段21を設けている。22は吊持ア−ムで、前記
芝集納器13の上側部分に設けた持ち上げ軸16の左右
延長部を係合保持するもので、この軸16を吊り上げる
と芝集納器13の後部側が下側へ重心位置が後位のため
に回動するよう構成されている。このア−ム22の基部
はハンドル5に取り付けたブラケット23に枢着され、
このア−ム22と一体のレバ−24を設け、このレバ−
24に前記ロッド19側に設けた長孔25に挿通するピ
ン26を設けている。そして、このア−ム22の回動先
端側を二俣形状にしてこの部分に前記軸16を挟んで係
合するよう構成している。
【0010】上例の作用について説明すると、芝刈作業
の開始時において、先ず、レバ−17でロッド19を後
方へ引き、ア−ム18aを後方へ回動してリンク18b
を介してピン軸10を回動してカバ−体8を前方上方へ
振り上げて保持し、この状態で芝集納器13の開放口側
をカッタ−ハウジング1の背面側に当ててそのフック1
5をハウジング側のピン12に係止する。このとき、芝
集納器13に上側左右に突出した軸16を吊持ア−ム2
2の二俣部に係止させる。
の開始時において、先ず、レバ−17でロッド19を後
方へ引き、ア−ム18aを後方へ回動してリンク18b
を介してピン軸10を回動してカバ−体8を前方上方へ
振り上げて保持し、この状態で芝集納器13の開放口側
をカッタ−ハウジング1の背面側に当ててそのフック1
5をハウジング側のピン12に係止する。このとき、芝
集納器13に上側左右に突出した軸16を吊持ア−ム2
2の二俣部に係止させる。
【0011】この取付け操作完了後にレバ−17でロッ
ド19をフリ−にすると、カバ−体8はばね11の付勢
力で後方下方へ回動して芝集納器13の上面を押圧保持
すると共に軸16がア−ム22の回動を受けて前方下方
へ回動してハウジング背面に芝集納器13を押圧するこ
とになり、当該芝集納器13が安定状態に保持される。
ド19をフリ−にすると、カバ−体8はばね11の付勢
力で後方下方へ回動して芝集納器13の上面を押圧保持
すると共に軸16がア−ム22の回動を受けて前方下方
へ回動してハウジング背面に芝集納器13を押圧するこ
とになり、当該芝集納器13が安定状態に保持される。
【0012】この第3図の状態でエンジ4を駆動して各
部を伝動し芝刈り作業を行なう。即ち、カンタ−ハウジ
ング1内の回転刃で地面の芝が刈り取られ、その起風に
より芝放出口7から刈り取られた芝が芝集納器13内へ
排出される。このようにして芝刈作業を実施するが、芝
集納器13内に芝が満杯状態になると、エンジン4から
の各部の伝動をクラッチレバ−6の操作で停止し、レバ
−17を後方へ引き付けてロッド19を引っ張りア−ム
18aを後方側へ回動する。するとカバ−体8がリンク
18b,ピン軸10を介して前方上方へ振り上げられ芝
集納器13の上方側の押圧が解除され、しかも芝集納器
13の上側の軸16がア−ム22で後方上部に移動され
るからフック15がピン12から外れると共に芝集納器
13内の芝荷重により当該芝集納器13の供給口14側
が上側へ第4図のように回動して集納器13の背面が地
面側に当接して停止する。
部を伝動し芝刈り作業を行なう。即ち、カンタ−ハウジ
ング1内の回転刃で地面の芝が刈り取られ、その起風に
より芝放出口7から刈り取られた芝が芝集納器13内へ
排出される。このようにして芝刈作業を実施するが、芝
集納器13内に芝が満杯状態になると、エンジン4から
の各部の伝動をクラッチレバ−6の操作で停止し、レバ
−17を後方へ引き付けてロッド19を引っ張りア−ム
18aを後方側へ回動する。するとカバ−体8がリンク
18b,ピン軸10を介して前方上方へ振り上げられ芝
集納器13の上方側の押圧が解除され、しかも芝集納器
13の上側の軸16がア−ム22で後方上部に移動され
るからフック15がピン12から外れると共に芝集納器
13内の芝荷重により当該芝集納器13の供給口14側
が上側へ第4図のように回動して集納器13の背面が地
面側に当接して停止する。
【0013】したがって、作業者が腰をかがめる姿勢に
ならなくとも、簡単に該芝集納器13を持ち上げて適所
へ運搬し、内部の刈り取った芝を簡単に排出できる。第
5図及び第6図の別実施例について、先の実施例との違
いの部分を説明する。前記実施例では、カバ−体8の枢
着ピン軸10をロッド19の操作でリンク機構18を介
して回動させる構成としたが、この実施例は、カム体2
6によって、前記カバ−体8の裏面を直接押し上げる構
成としたものである。即ち、カム体26の形状を側面視
が扇形状にして、実施例ではその回動支点を前記ア−ム
22の回動支軸と同一にして該ア−ム22の回動と共に
カム体26が回動してカバ−体8を前方上方へ振り上げ
る構成としている。この場合、前記ロッド19の代わり
にワイヤ−27を採用し、ワイヤ−先端のノブ28を後
方へ引っ張ることでカバ−体8を作動する構成であり、
29a,29bがノブストッパ−であり、29bが引っ
張り状態を保持するための脱着係止具になっている。3
0はカム体26を復帰させるばねである。
ならなくとも、簡単に該芝集納器13を持ち上げて適所
へ運搬し、内部の刈り取った芝を簡単に排出できる。第
5図及び第6図の別実施例について、先の実施例との違
いの部分を説明する。前記実施例では、カバ−体8の枢
着ピン軸10をロッド19の操作でリンク機構18を介
して回動させる構成としたが、この実施例は、カム体2
6によって、前記カバ−体8の裏面を直接押し上げる構
成としたものである。即ち、カム体26の形状を側面視
が扇形状にして、実施例ではその回動支点を前記ア−ム
22の回動支軸と同一にして該ア−ム22の回動と共に
カム体26が回動してカバ−体8を前方上方へ振り上げ
る構成としている。この場合、前記ロッド19の代わり
にワイヤ−27を採用し、ワイヤ−先端のノブ28を後
方へ引っ張ることでカバ−体8を作動する構成であり、
29a,29bがノブストッパ−であり、29bが引っ
張り状態を保持するための脱着係止具になっている。3
0はカム体26を復帰させるばねである。
【0014】第7図及び第8図で示した実施例では、前
記軸16を自由回動させないで係止状態のままで後方上
方へ強制的に回動させて安定する状態に芝集納器13の
背面側を地面に設置させるよう軸16の左右端側を角型
に形成しア−ム22の二俣状の係止部がこの角軸(ロ)
部を確実に係合保持するようにしたものである。第9
図、第10図及び第11図で示した実施例は、前記実施
例のカバ−体8の作動に連動させて機体を安定停止する
スタンド31を設ける実施例であり、ア−ム18aにス
タンド31を一体状に取付けた構成となし、第9図の作
業状態からワイヤ−27を引っ張って芝集納器13を着
脱する際、第10図の通り左右両側のスタンド31が接
地して機体を停止状態で安定保持させ、芝集納器13の
脱着が簡単にできるよう構成している。
記軸16を自由回動させないで係止状態のままで後方上
方へ強制的に回動させて安定する状態に芝集納器13の
背面側を地面に設置させるよう軸16の左右端側を角型
に形成しア−ム22の二俣状の係止部がこの角軸(ロ)
部を確実に係合保持するようにしたものである。第9
図、第10図及び第11図で示した実施例は、前記実施
例のカバ−体8の作動に連動させて機体を安定停止する
スタンド31を設ける実施例であり、ア−ム18aにス
タンド31を一体状に取付けた構成となし、第9図の作
業状態からワイヤ−27を引っ張って芝集納器13を着
脱する際、第10図の通り左右両側のスタンド31が接
地して機体を停止状態で安定保持させ、芝集納器13の
脱着が簡単にできるよう構成している。
【0015】第12図〜第14図で示した実施例は、前
述のスタンド31の作動部材或はア−ム18aと一体状
の部材に芝集納器13の上部側に設けた軸16を係合す
るア−ム22aを取付け、この部材が前記カバ−体8を
上側から押圧するのを止めてフリ−しなるよう操作する
とき、該ア−ム22aが軸16を自動的に係止すうるよ
う構成したもので、第12図に示した通り該ア−ム22
aがコイルばね32でスタンド部材と一体のブラケット
33に取り付けられ、このア−ム22aと一体のレバ−
24aがハンドル5側に設けたストッパ−34に当たっ
てア−ム22aが第13図で示した通り反転するとき、
軸16をア−ム22aの先端側に形成した二俣部が係合
して上方後方へ軸16部を作動し、芝集納器13の脱着
が容易になるよう構成している。尚、ワイヤ−27のス
トッパ−構造は、このワイヤ−27に止体35を設け、
一方ハンドル5側にはこの止体35が通過する通過孔部
(ハ)と通過させないスリット部(ニ)とを設けた構成
にすれば構造簡単で便利である。
述のスタンド31の作動部材或はア−ム18aと一体状
の部材に芝集納器13の上部側に設けた軸16を係合す
るア−ム22aを取付け、この部材が前記カバ−体8を
上側から押圧するのを止めてフリ−しなるよう操作する
とき、該ア−ム22aが軸16を自動的に係止すうるよ
う構成したもので、第12図に示した通り該ア−ム22
aがコイルばね32でスタンド部材と一体のブラケット
33に取り付けられ、このア−ム22aと一体のレバ−
24aがハンドル5側に設けたストッパ−34に当たっ
てア−ム22aが第13図で示した通り反転するとき、
軸16をア−ム22aの先端側に形成した二俣部が係合
して上方後方へ軸16部を作動し、芝集納器13の脱着
が容易になるよう構成している。尚、ワイヤ−27のス
トッパ−構造は、このワイヤ−27に止体35を設け、
一方ハンドル5側にはこの止体35が通過する通過孔部
(ハ)と通過させないスリット部(ニ)とを設けた構成
にすれば構造簡単で便利である。
【0016】
【発明の作用及び効果】この発明によれば、芝集納器の
脱着にあたって、ワンタッチ操作で該芝集納器の前側上
面を抑えるカバ−体をカッタ−ハウジングの背面から上
方の邪魔にならない位置に退避させると共に、芝集納器
の後部を地面に接地するよう回動させる作用があり、こ
のことで、芝集納器を極めて容易に腰そかがめることな
く取外しあるいは取付けできる。
脱着にあたって、ワンタッチ操作で該芝集納器の前側上
面を抑えるカバ−体をカッタ−ハウジングの背面から上
方の邪魔にならない位置に退避させると共に、芝集納器
の後部を地面に接地するよう回動させる作用があり、こ
のことで、芝集納器を極めて容易に腰そかがめることな
く取外しあるいは取付けできる。
【図1】斜面図
【図2】要部の斜面図
【図3】一部破断の側面図
【図4】作用を示した要部の側面図
【図5】別例の要部側面図
【図6】第5図の作用を示した要部側面図
【図7】別例の要部斜面図
【図8】第7図の作用を示した要部側面図
【図9】別例の側面図
【図10】第9図の作用を示した側面図
【図11】第9図の要部斜面図
【図12】別例の側面図
【図13】第12図の作用を示した側面図
【図14】第12図の要部斜面図
1 機体(カッタ−ハウジング) 4 エンジン 5 操縦ハンドル 7 芝放出口 8 カバ−体 13 芝集納器 14 芝収納口
Claims (1)
- 【請求項1】 エンジン4が搭載された自走式の歩行型
芝刈装置の機体側1に、基部側が固着されていて終端側
が後方上方側へ伸びる操縦ハンドル5を設け、この芝刈
装置の後部に刈り取られた芝が集められて吹き出す芝放
出口7を設け、この芝放出口7に芝収納口14が合致連
通可能な芝集納器13を縦長箱状に設け、この芝集納器
13の芝収納口14と前機芝刈装置の芝放出口7とを連
通する状態において機体1あるいは操縦ハンドル5側と
該芝集納器13との間に該芝集納器13の後部側がが後
方下方へ回動して、且つ係脱可能に前後中間部が吊持さ
れる取付手段を設けると共に、機体あるいは操縦ハンド
ル側から前記芝集納器13の回動を阻止して芝集納器1
3の芝収納口14と前記芝刈装置の芝放出口7とを連通
状態に保持する芝集納器13の始端部側の上面を押圧す
る機能と芝集納器13を取り外した状態では前記芝放出
口7を閉鎖する安全カバ−機能の両用を兼ねる可動式カ
バ−体8を設け、この可動式カバ−体8を操縦位置側か
ら芝集納器13の上面から上方側へ移動して芝集納器1
3の押圧保持を解除すると共に当該芝集納器13の前後
中間部を支点に後方側を接地するよう回動ならしめる芝
集納器13の脱着可能状態に切替え可能な切替手段を設
けてなる歩行型の動力芝刈機における刈芝集納器の脱着
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7014485A JPH08205651A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 歩行型の動力芝刈機における刈芝集納器の脱着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7014485A JPH08205651A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 歩行型の動力芝刈機における刈芝集納器の脱着装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08205651A true JPH08205651A (ja) | 1996-08-13 |
Family
ID=11862362
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7014485A Pending JPH08205651A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | 歩行型の動力芝刈機における刈芝集納器の脱着装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08205651A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1183936A1 (de) * | 2000-09-02 | 2002-03-06 | SABO-Maschinenfabrik GmbH | Gerät zur Rasen-, Garten- bzw Grundstückspflege |
US6698173B2 (en) | 2000-09-02 | 2004-03-02 | Sabo Maschinenfabrik Gmbh | Mower having adjustably lockable handlebar and engine control |
JP2007110906A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Iseki & Co Ltd | 乗用芝刈機 |
US7866134B2 (en) * | 2008-12-08 | 2011-01-11 | Husqvarna Outdoor Products N.A., Inc. | Positive grass collector attachment positioning |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP7014485A patent/JPH08205651A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1183936A1 (de) * | 2000-09-02 | 2002-03-06 | SABO-Maschinenfabrik GmbH | Gerät zur Rasen-, Garten- bzw Grundstückspflege |
US6698173B2 (en) | 2000-09-02 | 2004-03-02 | Sabo Maschinenfabrik Gmbh | Mower having adjustably lockable handlebar and engine control |
JP2007110906A (ja) * | 2005-10-18 | 2007-05-10 | Iseki & Co Ltd | 乗用芝刈機 |
US7866134B2 (en) * | 2008-12-08 | 2011-01-11 | Husqvarna Outdoor Products N.A., Inc. | Positive grass collector attachment positioning |
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