JPH082028B2 - 符号訂正装置 - Google Patents
符号訂正装置Info
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- JPH082028B2 JPH082028B2 JP61142394A JP14239486A JPH082028B2 JP H082028 B2 JPH082028 B2 JP H082028B2 JP 61142394 A JP61142394 A JP 61142394A JP 14239486 A JP14239486 A JP 14239486A JP H082028 B2 JPH082028 B2 JP H082028B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、リードソロモン符号の訂正装置に関する
ものである。
ものである。
近年、デイジタルオーデイオ機器では、高品位な再生
音を得るために、訂正能力の高い訂正符号が用いられて
いる。
音を得るために、訂正能力の高い訂正符号が用いられて
いる。
第3図は訂正符号構成の一例を示したもので、図中、
「シンボル」とは、8ビツトのデータを示している。こ
の訂正符号は、x方向に26シンボル、y方向に28シンボ
ルの並んだデータに対し、C1符号およびC2符号で2重に
符号化されている。C1符号は、y方向に符号化されてお
り、x=x1のC1符号は、下記の(1)式を満たす4個の
Pチエツクシンボル(P0〜P3)が付加された符号間距離
d=5のリードソロモン符号である。
「シンボル」とは、8ビツトのデータを示している。こ
の訂正符号は、x方向に26シンボル、y方向に28シンボ
ルの並んだデータに対し、C1符号およびC2符号で2重に
符号化されている。C1符号は、y方向に符号化されてお
り、x=x1のC1符号は、下記の(1)式を満たす4個の
Pチエツクシンボル(P0〜P3)が付加された符号間距離
d=5のリードソロモン符号である。
H1・〔D(x1,0),D(x11)…D(x1,27),P0(x1)…P
8(x1)〕T=0 …(1) (ただしαは原始多項式f(x)の根、Tは行列の転置
を示す) また、C2符号は、x方向に符号化されており、y=y1の
C2符号は、下記の(2)式を満たす6個のQチエツクシ
ンボル(Q0〜Q5)が付加された符号間距離d=7のリー
ドソロモン符号である。
8(x1)〕T=0 …(1) (ただしαは原始多項式f(x)の根、Tは行列の転置
を示す) また、C2符号は、x方向に符号化されており、y=y1の
C2符号は、下記の(2)式を満たす6個のQチエツクシ
ンボル(Q0〜Q5)が付加された符号間距離d=7のリー
ドソロモン符号である。
H2〔D(0,y1),D(1,y1)…D(25,y1),Q0(y1)…Q5
(y1)〕T=0 …(2) 第4図は、この符号の符号化装置と、復号化装置を示
すブロツク図である。図において、(100)は符号化装
置、(110)は復号化装置で、(101)はデータ入力端
子、(102)はC2符号器、(103)はC1符号器、(104)
はC1復号器、(105)はC2復号器、(106)はデータ出力
端子、(107)はC1復号器(104)のデータおよびチエツ
クシンボルの出力、(108)はC1復号器(104)の訂正状
態を示すフラグ出力、(109)は伝送路または記録媒体
を示す。
(y1)〕T=0 …(2) 第4図は、この符号の符号化装置と、復号化装置を示
すブロツク図である。図において、(100)は符号化装
置、(110)は復号化装置で、(101)はデータ入力端
子、(102)はC2符号器、(103)はC1符号器、(104)
はC1復号器、(105)はC2復号器、(106)はデータ出力
端子、(107)はC1復号器(104)のデータおよびチエツ
クシンボルの出力、(108)はC1復号器(104)の訂正状
態を示すフラグ出力、(109)は伝送路または記録媒体
を示す。
入力端子(101)より入力されたデータ列は、C2符号
器(102)で上記(2)式に基づき、Qチエツクシンボ
ルが付加された後、C1符号器(103)で上記(1)式に
基づきPチエツクシンボルが付加されて、第3図に示す
訂正符号が構成される。
器(102)で上記(2)式に基づき、Qチエツクシンボ
ルが付加された後、C1符号器(103)で上記(1)式に
基づきPチエツクシンボルが付加されて、第3図に示す
訂正符号が構成される。
伝送路または記録媒体(109)を介して受信した訂正
符号は、まずC1復号器(104)で訂正を行ない、次段のC
2復号器(105)では、C1復号器(104)から出力された
データ(107)およびフラグ(108)を用いて訂正を行な
う。
符号は、まずC1復号器(104)で訂正を行ない、次段のC
2復号器(105)では、C1復号器(104)から出力された
データ(107)およびフラグ(108)を用いて訂正を行な
う。
次にC1,C2符号の復号方法について説明する。
〔1〕C1復号 訂正可能なエラー数Eと符号間距離dとは、次の
(3)式を満たす。
(3)式を満たす。
2E+1≦d …(3) C1符号の符号間距離dは5であるから、C1復号器(10
4)では、2個までのエラー訂正を行ない、3個以上の
エラーを検出した場合は、C1フラグを付加する。
4)では、2個までのエラー訂正を行ない、3個以上の
エラーを検出した場合は、C1フラグを付加する。
〔2〕C2復号 C2復号器(105)に入力される誤りには、C1フラグが
付加された誤りと、C1復号器(104)で誤検出したため
に、C1フラグが付加されていない誤りがある。前者をイ
レージヤ、後者をエラーと呼ぶ。訂正可能なイレージヤ
数N、とエラー数Eとは、次の(4)式を満たす。
付加された誤りと、C1復号器(104)で誤検出したため
に、C1フラグが付加されていない誤りがある。前者をイ
レージヤ、後者をエラーと呼ぶ。訂正可能なイレージヤ
数N、とエラー数Eとは、次の(4)式を満たす。
2E+N+1≦d …(4) C2符号の符号間距離dは7であるから、エラーのみの
場合は3エラーまで、イレージヤのみの場合は6イレー
ジヤまで訂正が可能となる。
場合は3エラーまで、イレージヤのみの場合は6イレー
ジヤまで訂正が可能となる。
第5図は特開昭60−114036号公報に記載されている従
来のC2復号器(105)の構成を示すブロツク回路図で、
第6図はその訂正動作のフロー図である。図において、
(1)はC1復号器(104)から出力される再生データ(1
07)の入力端子、(2)はシンドローム演算回路で、再
生データ(107)のC2符号R=(r31,r30,…r0)を用い
て、次の(5)式に基づき、シンドロームS=〔S0,S1,
…S5〕を求める。
来のC2復号器(105)の構成を示すブロツク回路図で、
第6図はその訂正動作のフロー図である。図において、
(1)はC1復号器(104)から出力される再生データ(1
07)の入力端子、(2)はシンドローム演算回路で、再
生データ(107)のC2符号R=(r31,r30,…r0)を用い
て、次の(5)式に基づき、シンドロームS=〔S0,S1,
…S5〕を求める。
コントロール回路(4)は、算出したシンドロームS
が、0ならばエラーはないと判定し、訂正動作を行なわ
ない。また、S≠0ならばエラーが存在するとして、フ
ラグ入力端子(3)から入力されるフラグ数に応じて、
第6図に示すフローによる判定を行ない、エラー訂正回
路(5)、2エラー・Nイレージヤ訂正回路(6)、1
エラー・Nイレージヤ訂正回路(7)、およびNイレー
ジヤ訂正回路(8)を使いわけて、エラーロケーシヨ
ン、エラーバリユ、イレージヤバリユを求めてレジスタ
(9)に格納し、メモリ(13)に格納された再生データ
のうちで、誤つたシンボルを誤りシンボル入力端子(1
0)から入力し、誤りシンボルに対応するエラーバリ
ユ、イレージヤバリユをレジスタ(9)から読み出して
モード2加算器(11)で加算し、訂正されたシンボルと
してメモリ(13)に記憶し、データ出力端子(106)か
ら順次読み出される。
が、0ならばエラーはないと判定し、訂正動作を行なわ
ない。また、S≠0ならばエラーが存在するとして、フ
ラグ入力端子(3)から入力されるフラグ数に応じて、
第6図に示すフローによる判定を行ない、エラー訂正回
路(5)、2エラー・Nイレージヤ訂正回路(6)、1
エラー・Nイレージヤ訂正回路(7)、およびNイレー
ジヤ訂正回路(8)を使いわけて、エラーロケーシヨ
ン、エラーバリユ、イレージヤバリユを求めてレジスタ
(9)に格納し、メモリ(13)に格納された再生データ
のうちで、誤つたシンボルを誤りシンボル入力端子(1
0)から入力し、誤りシンボルに対応するエラーバリ
ユ、イレージヤバリユをレジスタ(9)から読み出して
モード2加算器(11)で加算し、訂正されたシンボルと
してメモリ(13)に記憶し、データ出力端子(106)か
ら順次読み出される。
このように、上記訂正符号では、イレージヤ数NがN
=0のときには最大3エラーまで、1≦N≦2のときに
はNイレージヤと2エラーまで、3≦N≦4のときには
Nイレージヤと1エラーまで、5≦N≦6のときには6
イレージヤまで訂正を行うことができ、N>6のときに
は訂正符号の訂正能力を越えるので、訂正できない。
=0のときには最大3エラーまで、1≦N≦2のときに
はNイレージヤと2エラーまで、3≦N≦4のときには
Nイレージヤと1エラーまで、5≦N≦6のときには6
イレージヤまで訂正を行うことができ、N>6のときに
は訂正符号の訂正能力を越えるので、訂正できない。
従来の誤り訂正装置は、エラー訂正回路、エラーとイ
レージヤが現在した誤りを訂正する回路、およびイレー
ジヤ訂正回路を必要とするので回路規模が大きくなると
いう問題点があつた。
レージヤが現在した誤りを訂正する回路、およびイレー
ジヤ訂正回路を必要とするので回路規模が大きくなると
いう問題点があつた。
この発明は上記のような問題点を解消するためになさ
れたもので、回路規模の小さな符号訂正装置を得ること
を目的とする。
れたもので、回路規模の小さな符号訂正装置を得ること
を目的とする。
この発明における符号訂正装置は、E個のエラーとN
個のイレージヤとが混在する再生データの訂正に際し、
シンドローム演算手段で求めたシンドロームSiおよびイ
レージヤロケーシヨン演算手段で求めたイレージヤ多項
式 (x1,x2,…xNはイレージヤロケーシヨン) の関係AN,jから次式 (i=0,1,…l−1−N) により上記シンドロームSiをHiに変換するシンドローム
変換手段と、このHiをシンドロームとしてエラーロケー
シヨンαiおよびエラーバリユe′iを求めるエラー演
算手段と、このエラーバリユe′iを次式 により真のエラーバリユeiに変換するエラーバリユ変換
手段と、上記シンドロームSiを次式 により▲S′ i▼に修正するシンドローム修正手段と、
この▲S′ i▼を新たなシンドロームとしてN個のイレ
ージヤバリユεiを求めるイレージヤ演算手段とを備え
た点を特徴とするものである。
個のイレージヤとが混在する再生データの訂正に際し、
シンドローム演算手段で求めたシンドロームSiおよびイ
レージヤロケーシヨン演算手段で求めたイレージヤ多項
式 (x1,x2,…xNはイレージヤロケーシヨン) の関係AN,jから次式 (i=0,1,…l−1−N) により上記シンドロームSiをHiに変換するシンドローム
変換手段と、このHiをシンドロームとしてエラーロケー
シヨンαiおよびエラーバリユe′iを求めるエラー演
算手段と、このエラーバリユe′iを次式 により真のエラーバリユeiに変換するエラーバリユ変換
手段と、上記シンドロームSiを次式 により▲S′ i▼に修正するシンドローム修正手段と、
この▲S′ i▼を新たなシンドロームとしてN個のイレ
ージヤバリユεiを求めるイレージヤ演算手段とを備え
た点を特徴とするものである。
この発明における符号訂正装置は、エラーとイレージ
ヤが混在している場合に、シンドローム変換手段でシン
ドローム演算手段で求めたシンドロームSiをHiに変換
し、エラー演算手段で上記Hiをシンドロームとしてエラ
ーロケーシヨンαiとエラーバリユe′iとを求め、エ
ラーバリユ変換手段で上記エラーバリユe′iを真のエ
ラーバリユeiに変換し、シンドローム変換手段で上記エ
ラーバリユeiとエラーロケーシヨンαiとに基づいて上
記シンドロームSiを▲S′ i▼に修正し、イレージヤ演
算手段で上記Hi,▲S′ i▼等に基づいてイレージヤバ
リユεiを求め、エラーとイレージヤの訂正を行うこと
を特徴とする。
ヤが混在している場合に、シンドローム変換手段でシン
ドローム演算手段で求めたシンドロームSiをHiに変換
し、エラー演算手段で上記Hiをシンドロームとしてエラ
ーロケーシヨンαiとエラーバリユe′iとを求め、エ
ラーバリユ変換手段で上記エラーバリユe′iを真のエ
ラーバリユeiに変換し、シンドローム変換手段で上記エ
ラーバリユeiとエラーロケーシヨンαiとに基づいて上
記シンドロームSiを▲S′ i▼に修正し、イレージヤ演
算手段で上記Hi,▲S′ i▼等に基づいてイレージヤバ
リユεiを求め、エラーとイレージヤの訂正を行うこと
を特徴とする。
以下この発明の一実施例を図によつて説明する。第1
図はこの実施例のブロツク回路図、第2図はその演算の
フローを示したもので、1≦N≦4で従来装置とは処理
が異なり、エラーおよびイレージヤの訂正を、シンドロ
ーム変換、エラー訂正、エラーバリユ変換、シンドロー
ム修正、およびイレージヤ訂正を行なうことにより実行
するものである。
図はこの実施例のブロツク回路図、第2図はその演算の
フローを示したもので、1≦N≦4で従来装置とは処理
が異なり、エラーおよびイレージヤの訂正を、シンドロ
ーム変換、エラー訂正、エラーバリユ変換、シンドロー
ム修正、およびイレージヤ訂正を行なうことにより実行
するものである。
第1図において、(1)は再生データrの入力端子、
(2)はシンドローム演算手段、(3)はC1フラグの入
力端子、(4)は回路各部を制御するコントロール手
段、(9)はレジスタ、(10)は誤りシンボルの入力端
子、(11)はモード2加算器、(12)は訂正されたシン
ボルの出力端子、(14)はエラー演算手段、(15)はイ
レージヤロケーシヨン演算手段、(16)はシンドローム
変換手段、(17)はイレージヤ演算手段、(18)はエラ
ーバリユ変換手段、(19)はシンドローム修正手段を示
す。
(2)はシンドローム演算手段、(3)はC1フラグの入
力端子、(4)は回路各部を制御するコントロール手
段、(9)はレジスタ、(10)は誤りシンボルの入力端
子、(11)はモード2加算器、(12)は訂正されたシン
ボルの出力端子、(14)はエラー演算手段、(15)はイ
レージヤロケーシヨン演算手段、(16)はシンドローム
変換手段、(17)はイレージヤ演算手段、(18)はエラ
ーバリユ変換手段、(19)はシンドローム修正手段を示
す。
次に動作について説明する。
再生データrは端子(1)より入力され、シンドロー
ム演算手段(2)は前記(5)式の演算を行なつてシン
ドロームS0〜S5を計算する。
ム演算手段(2)は前記(5)式の演算を行なつてシン
ドロームS0〜S5を計算する。
端子(3)より入力されるC1フラグは、コントロール
手段(4)で数を計数されるとともに、イレージヤロケ
ーシヨン演算手段(15)へ入力され、フラグのロケーシ
ヨン、およびイレージヤロケーシヨン多項式の係数A
N,jが演算される。また、コントロール手段(4)で
は、シンドロームSiとフラグ数により、第2図のフロー
図で示す判定を行なつて、第1図の各手段の動作コント
ロールを行なう。
手段(4)で数を計数されるとともに、イレージヤロケ
ーシヨン演算手段(15)へ入力され、フラグのロケーシ
ヨン、およびイレージヤロケーシヨン多項式の係数A
N,jが演算される。また、コントロール手段(4)で
は、シンドロームSiとフラグ数により、第2図のフロー
図で示す判定を行なつて、第1図の各手段の動作コント
ロールを行なう。
次に、エラーとイレージヤが混在している場合の訂正
動作を、項をわけて説明する。
動作を、項をわけて説明する。
〔1〕エラー訂正(N=0) エラー演算手段(14)では、まずエラーの個数判定を
行なう。
行なう。
a=S1S2+S0S3,b=S1S3+S2 2,c=S0S2+S1 2 …(6) とすると1エラーの場合には、a=b=c=0となるの
で、エラーロケーシヨンα1=S1/S0、エラーバリユe1
=S0が求まる。
で、エラーロケーシヨンα1=S1/S0、エラーバリユe1
=S0が求まる。
エラー以上の場合には、2エラーのロケーシヨン多項
式σ(Z)を σ(Z)=Z2+σ1Z+σ2 …(7) とすると、σ1,σ2は となるので、C=0であれば、3エラー以上としてフラ
グを付加する。また、C≠0であれば2エラーとして以
下のようにしてσ(Z)=0となる根を求める。
式σ(Z)を σ(Z)=Z2+σ1Z+σ2 …(7) とすると、σ1,σ2は となるので、C=0であれば、3エラー以上としてフラ
グを付加する。また、C≠0であれば2エラーとして以
下のようにしてσ(Z)=0となる根を求める。
Z=σ1Tを(7)式に代入すると T2+T=σ2/σ1 2 …(9) を満たすTは、σ2/σ1 2が求まれば一意的に求まる。こ
れは、σ2/σ1 2に応じてTを計算してROMに格納してお
き、表引きすることにより容易に求まる。
れは、σ2/σ1 2に応じてTを計算してROMに格納してお
き、表引きすることにより容易に求まる。
エラーロケーシヨンα1,α2が求まると、エラーバリ
ユe1,e2は e1=α2S0+S1/(α1+α2) e2=e1+S0 で求まる。求まつたエラーバリユe1,e2は、レジスタ
(9)に格納され、端子(10)より入力される誤りシン
ボルとモード2加算器(11)で加算されて正しいシンボ
ルとなつて端子(12)より出力される。
ユe1,e2は e1=α2S0+S1/(α1+α2) e2=e1+S0 で求まる。求まつたエラーバリユe1,e2は、レジスタ
(9)に格納され、端子(10)より入力される誤りシン
ボルとモード2加算器(11)で加算されて正しいシンボ
ルとなつて端子(12)より出力される。
〔2〕イレージヤ訂正(N=5,6) N個のイレージヤロケーシヨンをX1,X2,…XNとする
と、イレージヤロケーシヨン演算手段(15)では下記の
イレージヤロケーシヨン多項式σε(Z) の係数AN,iを算出する。
と、イレージヤロケーシヨン演算手段(15)では下記の
イレージヤロケーシヨン多項式σε(Z) の係数AN,iを算出する。
イレージヤ演算手段(17)では多項式σε(Z)とシ
ンドロームSiを用いてN個のイレージヤバリユεi(i
=1〜N)を次式に基づき求める。
ンドロームSiを用いてN個のイレージヤバリユεi(i
=1〜N)を次式に基づき求める。
(i=1〜N) これらのイレージヤバリユεiをレジスタ(9)に格
納し、エラー訂正の場合と同様に、入力された誤りシン
ボルとモード2加算器(11)で加算され、正しいシンボ
ルとなつて端子(12)から出力される。
納し、エラー訂正の場合と同様に、入力された誤りシン
ボルとモード2加算器(11)で加算され、正しいシンボ
ルとなつて端子(12)から出力される。
〔3〕エラーとイレージヤが混在した誤りの訂正 (1≦N≦4) この実施例の訂正符号は、イレージヤ数Nが、1≦N
≦2では2エラーまで、3≦N≦4では1エラーまで訂
正可能である。シンドローム変換手段(16)では、1≦
N≦2の場合、シンドロームSiを、イレージヤロケーシ
ヨン演算手段(15)で算出した(10)式の係数AN,iを
用いて下記の(12)式に基づきHiに変換する。
≦2では2エラーまで、3≦N≦4では1エラーまで訂
正可能である。シンドローム変換手段(16)では、1≦
N≦2の場合、シンドロームSiを、イレージヤロケーシ
ヨン演算手段(15)で算出した(10)式の係数AN,iを
用いて下記の(12)式に基づきHiに変換する。
(i=0〜5−N) エラー演算手段(14)ではこのHiをシンドロームとし
てエラーロケーシヨンαiとエラーバリユe′iとを求
める。
てエラーロケーシヨンαiとエラーバリユe′iとを求
める。
E=N=2の場合 2エラーのロケーシヨンα1,α2,エラーバリユe1,e2,
2イレージヤのロケーシヨンX1,X2,イレージヤバリユ
ε1,ε2とすると、Hiは となるので、エラー演算手段(14)では、エラーロケー
シヨンα1,α2、エラーバリユe1′,e2′が求まる。
2イレージヤのロケーシヨンX1,X2,イレージヤバリユ
ε1,ε2とすると、Hiは となるので、エラー演算手段(14)では、エラーロケー
シヨンα1,α2、エラーバリユe1′,e2′が求まる。
次にエラーバリユ変換手段(18)では、下記の(14)
式に基づき、e1′,e2′を真のエラーバリユe1,e2に変換
し、レジスタ(9)に格納する。
式に基づき、e1′,e2′を真のエラーバリユe1,e2に変換
し、レジスタ(9)に格納する。
さらにシンドローム修正手段(19)では、下記の(1
5)式に基づき以下のシンドローム修正を行なう。
5)式に基づき以下のシンドローム修正を行なう。
イレージヤ演算手段(17)は、この▲S′ i▼をシン
ドロームとしてイレージヤバリユε1,ε2を求め、レジ
スタ(9)に格納する。
ドロームとしてイレージヤバリユε1,ε2を求め、レジ
スタ(9)に格納する。
このようにして、レジスタ(9)に格納したe1,e2,ε
1,ε2を、モード2加算器(11)で誤つたシンボルに加
算することにより、2エラーと2イレージヤの混在した
誤りが訂正できる。
1,ε2を、モード2加算器(11)で誤つたシンボルに加
算することにより、2エラーと2イレージヤの混在した
誤りが訂正できる。
E=2、N=1の場合 シンドローム変換手段(19)で、(12)式よりH0,H1,
H2,H3,H4を算出するが、このうちH0〜H3またはH1〜H4を
シンドロームとしてエラー訂正を行なう。
H2,H3,H4を算出するが、このうちH0〜H3またはH1〜H4を
シンドロームとしてエラー訂正を行なう。
エラー演算手段(14)で求めたエラーバリユe1′,
e2′を、エラーバリユ変換手段(18)で(14)式により
真のエラーバリユe1,e2に変換し、以後の処理はの場
合と同様にしてエラーおよびイレージヤを訂正する。
e2′を、エラーバリユ変換手段(18)で(14)式により
真のエラーバリユe1,e2に変換し、以後の処理はの場
合と同様にしてエラーおよびイレージヤを訂正する。
また、(6)式のSiのかわりに、前記Hiが入力される
エラー演算手段(14)で、a=b=c=0となり、1エ
ラーと判定された場合も、(14)式よりエラーバリユ変
換手段(18)で真のエラーバリユに変換した後、イレー
ジヤ演算手段(17)で、イレージヤバリユの演算を行な
う。
エラー演算手段(14)で、a=b=c=0となり、1エ
ラーと判定された場合も、(14)式よりエラーバリユ変
換手段(18)で真のエラーバリユに変換した後、イレー
ジヤ演算手段(17)で、イレージヤバリユの演算を行な
う。
3≦N≦4の場合 N=4の場合は、シンドローム変換手段(16)で(1
2)式によりH0,H1を求め、H0=H1=0のときにはエラー
なしとしてイレージヤ訂正を実行し、それ以外ではエラ
ー演算手段(14)で、エラーロケーシヨンα1=H1/H0
およびエラーバリユe1′=H0を求め、(14)式によりエ
ラーバリユ変換手段(18)で真のエラーバリユe1を求め
る。
2)式によりH0,H1を求め、H0=H1=0のときにはエラー
なしとしてイレージヤ訂正を実行し、それ以外ではエラ
ー演算手段(14)で、エラーロケーシヨンα1=H1/H0
およびエラーバリユe1′=H0を求め、(14)式によりエ
ラーバリユ変換手段(18)で真のエラーバリユe1を求め
る。
また、N=3の場合は、H0,H1またはH1,H2をエラー演
算手段(14)に入力し、同様にしてα1,e1を求める。
算手段(14)に入力し、同様にしてα1,e1を求める。
なお上記実施例では符号間距離d=7で説明したがd
=lの場合も同様に求まる。この場合、シンドローム
S0,S1…Sl-1、イレージヤ数N(x1,x2,…xN)イレージ
ヤロケーシヨン多項式 σ(Z)=ZN+AN,1ZN-1+…+AN,N とすると、l−1−N個のHiは (i=0,1,…l−2−N) で求まる。
=lの場合も同様に求まる。この場合、シンドローム
S0,S1…Sl-1、イレージヤ数N(x1,x2,…xN)イレージ
ヤロケーシヨン多項式 σ(Z)=ZN+AN,1ZN-1+…+AN,N とすると、l−1−N個のHiは (i=0,1,…l−2−N) で求まる。
次にHiをシンドロームとして (〔A〕はAを越えない最大の整数)を満たすE個のエ
ラーロケーシヨン(α1,α2,…αE)と、エラーバリユ
(e1′,e2′,…eE′)とを求め、 と変換して真のエラーバリユeiを求める。
ラーロケーシヨン(α1,α2,…αE)と、エラーバリユ
(e1′,e2′,…eE′)とを求め、 と変換して真のエラーバリユeiを求める。
次にシンドロームSiを、 と変換し、▲Si′をシンドロームとしてN個のイレージ
ヤバリユεiを求めることができる。
ヤバリユεiを求めることができる。
また、上記実施例の符号構成では、チエツクシンボル
P,Qを、データの端に、まとめて配置したが、中央にま
とめて配置した符号した符号構成、あるいは分散して配
置した符号構成としても、同様の効果が得られる。
P,Qを、データの端に、まとめて配置したが、中央にま
とめて配置した符号した符号構成、あるいは分散して配
置した符号構成としても、同様の効果が得られる。
以上のように、この発明によればイレージヤとエラー
が混在した誤りを、エラーの訂正に用いるエラー演算手
段と、イレージヤの訂正に用いるイレージヤ演算手段と
を共用して訂正する構成としたので、回路規模が小さな
符号訂正装置が得られる。また、イレージヤロケーシヨ
ン多項式の係数AN,jは一度計算すれば各C2符号の復号
に共通に使えるので、演算時間の短縮がはかれる効果が
ある。
が混在した誤りを、エラーの訂正に用いるエラー演算手
段と、イレージヤの訂正に用いるイレージヤ演算手段と
を共用して訂正する構成としたので、回路規模が小さな
符号訂正装置が得られる。また、イレージヤロケーシヨ
ン多項式の係数AN,jは一度計算すれば各C2符号の復号
に共通に使えるので、演算時間の短縮がはかれる効果が
ある。
第1図はこの発明の一実施例のブロツク回路図、第2図
はこの実施例のフロー図、第3図は訂正符号の一例を示
す符号構成図、第4図はこの訂正符号の符号化装置と復
号化装置を示すブロツク図、第5図は従来の符号訂正装
置の構成を示すブロツク回路図、第6図はそのフロー図
である。 (2)……シンドローム演算手段、(4)……コントロ
ール手段、(14)……エラー演算手段、(15)……イレ
ージヤロケーシヨン演算手段、(16)……シンドローム
変換手段、(17)……イレージヤ演算手段、(18)……
エラーバリユ変換手段、(19)……シンドローム修正手
段。 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
はこの実施例のフロー図、第3図は訂正符号の一例を示
す符号構成図、第4図はこの訂正符号の符号化装置と復
号化装置を示すブロツク図、第5図は従来の符号訂正装
置の構成を示すブロツク回路図、第6図はそのフロー図
である。 (2)……シンドローム演算手段、(4)……コントロ
ール手段、(14)……エラー演算手段、(15)……イレ
ージヤロケーシヨン演算手段、(16)……シンドローム
変換手段、(17)……イレージヤ演算手段、(18)……
エラーバリユ変換手段、(19)……シンドローム修正手
段。 なお図中、同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (2)
- 【請求項1】k個の情報点にl個(k+l=n)の検査
点を付加して誤り訂正のために符号化された受信信号ri
(i=0〜n−1)に包含されるE個までのエラーとN
個までのイレージャ(ただし2E+N≦l)を訂正する符
号訂正装置において、次式 により、シンドロームSiを求めるシンドローム演算手段
と、イレージャロケーションをx1,x2…xNとして次のイ
レージャロケーション多項式、 の係数AN,jを求めるイレージャロケーション演算手段
と、入力されたシンドロームに対するエラーロケーショ
ンとエラーバリューを求めるエラー演算手段と、上記イ
レージャロケーションx1,x2…xNと上記シンドロームよ
りイレージャバリューεiを計算するイレージャ演算手
段と、上記シンドロームSiを次式 (i=0,1,…l−1−N) によりHiに変換するシンドローム変換手段と、上記エラ
ー演算手段で求めたエラーバリューを真のエラーバリュ
ーeiに変換するエラーバリュー変換手段と、この真のエ
バリューeiと上記エラーロケーションαiとにより上記
シンドロームSiをSi′に修正するシンドローム修正手段
と、上記各手段の動作を制御するコントロール手段とを
備え、上記シンドローム変換手段で求めた少なくとも2E
個のHP,HP+1,HP+2,…HP+2E-1をシンドロームとしてE個
のエラーのロケーション(α1,α2,…αE)とバリュー
(e1′,e2′…eE′)とを求め、上記バリュー変換手段
で、次式 による変換を行って真のエラーバリューeiを求め、上記
シンドローム修正手段で、次式 によりシントロームSiをSi′に変換し、上記イレージャ
演算手段で、少なくともN個のSi′をシンドロームとし
てN個のレイジャバリューεiを求めてE個のエラーと
N個のイレージャとを訂正するようにした符号訂正装
置。 - 【請求項2】シンドローム変換手段の4の出力HP,HP+1,
HP+2,HP+3を用いてエラー演算手段で、次式 a=HP+1・HP+2+HP・HP+3 b=HP+1・HP+3+HP 2 +2 c=HP・HP+2+HP 2 +1 を満たす2根α1,α2とHP=HP+1=HP+2=HP+3=0 を満たすエラーバリュー とを求め、シンドローム変換手段で、次式 (ただしXjはN個のイレージャロケーション) によりeiを求め、シンドローム修正手段で、次式 によりSi′を生成し、イレージャ演算手段でN個のイレ
ージャロケーションX1X2,…XNとイレージャバリュー
ε1,ε2,…Nとが次式 を満たすεjを求め、エラーロケーションα1,α2エラ
ーバリューe1,e2イレージャバリューε1,ε2…εNと
して2個のエラーとN個のイレージャとを訂正する構成
としたことを特徴とする請求範囲の範囲第1項記載の符
号訂正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61142394A JPH082028B2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | 符号訂正装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61142394A JPH082028B2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | 符号訂正装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62299117A JPS62299117A (ja) | 1987-12-26 |
JPH082028B2 true JPH082028B2 (ja) | 1996-01-10 |
Family
ID=15314334
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61142394A Expired - Lifetime JPH082028B2 (ja) | 1986-06-18 | 1986-06-18 | 符号訂正装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH082028B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63138815A (ja) * | 1986-11-29 | 1988-06-10 | Nec Home Electronics Ltd | 符号誤り訂正回路 |
JP2605269B2 (ja) * | 1987-02-06 | 1997-04-30 | ソニー株式会社 | エラー訂正方法 |
JP2605271B2 (ja) * | 1987-02-10 | 1997-04-30 | ソニー株式会社 | エラー訂正及びチエツク装置 |
JP2775432B2 (ja) * | 1987-11-23 | 1998-07-16 | 博一 岡野 | 誤り訂正/誤り検出/消失誤り訂正を同時に行うリード・ソロモン符号の復号装置 |
JP2660970B2 (ja) * | 1988-06-23 | 1997-10-08 | 日本電気ホームエレクトロニクス株式会社 | 符号誤り訂正回路 |
KR0141826B1 (ko) * | 1991-12-27 | 1998-07-15 | 이헌조 | 압축 데이타의 에러 정정 방법 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62122334A (ja) * | 1985-08-27 | 1987-06-03 | Toshiba Corp | デジタルデ−タ演算処理装置 |
JPS62120726A (ja) * | 1985-11-20 | 1987-06-02 | Sanyo Electric Co Ltd | リ−ドソロモン符号の誤り訂正復号方法 |
-
1986
- 1986-06-18 JP JP61142394A patent/JPH082028B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62299117A (ja) | 1987-12-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |