JPH08200204A - ビル用風力発電装置 - Google Patents
ビル用風力発電装置Info
- Publication number
- JPH08200204A JPH08200204A JP7006988A JP698895A JPH08200204A JP H08200204 A JPH08200204 A JP H08200204A JP 7006988 A JP7006988 A JP 7006988A JP 698895 A JP698895 A JP 698895A JP H08200204 A JPH08200204 A JP H08200204A
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- Japan
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- building
- wind
- generating device
- power
- blade
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-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B10/00—Integration of renewable energy sources in buildings
- Y02B10/30—Wind power
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/70—Wind energy
- Y02E10/72—Wind turbines with rotation axis in wind direction
Landscapes
- Wind Motors (AREA)
- Control Of Eletrric Generators (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ビルの周囲に発生するビル風を利用して、
効率良く発電できるビル用風力発電装置を提供すること
である。 【構成】 ビルに設置された風力発電装置であって、
ビルと、羽根と、この羽根の動作によって発電が行われ
る発電手段と、前記ビルにおける羽根の位置を変更する
変更手段と、前記ビル周囲における風の流れを検出する
検出手段と、この検出手段からの情報を前記変更手段に
送り、前記羽根の位置を最適位置に変更し、前記羽根の
動作の効率を高める制御手段とを具備してなるビル用風
力発電装置。
効率良く発電できるビル用風力発電装置を提供すること
である。 【構成】 ビルに設置された風力発電装置であって、
ビルと、羽根と、この羽根の動作によって発電が行われ
る発電手段と、前記ビルにおける羽根の位置を変更する
変更手段と、前記ビル周囲における風の流れを検出する
検出手段と、この検出手段からの情報を前記変更手段に
送り、前記羽根の位置を最適位置に変更し、前記羽根の
動作の効率を高める制御手段とを具備してなるビル用風
力発電装置。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば高層ビルの屋上
あるいは外壁等に羽根を設置し、この羽根による発電効
率が高い風力発電装置に関するものである。
あるいは外壁等に羽根を設置し、この羽根による発電効
率が高い風力発電装置に関するものである。
【0002】
【発明の背景】近年、各種の自然エネルギーを利用した
発電が盛んに研究されている。中でも風力発電は、装置
の構造が簡単なことや比較的大きな出力が得られること
から特に注目を浴びている。
発電が盛んに研究されている。中でも風力発電は、装置
の構造が簡単なことや比較的大きな出力が得られること
から特に注目を浴びている。
【0003】
【発明の開示】ところで、ビルが林立する地域では、ビ
ル風と呼ばれる強い風がビルの周囲に頻繁に発生するこ
とが知られている。そこで、本発明者は、このビル風を
利用した風力発電により増大する一方のビルの電力需要
を補うことを考えた。
ル風と呼ばれる強い風がビルの周囲に頻繁に発生するこ
とが知られている。そこで、本発明者は、このビル風を
利用した風力発電により増大する一方のビルの電力需要
を補うことを考えた。
【0004】即ち、本発明の目的は、ビルの周囲に発生
するビル風を利用して、効率良く発電できるビル用風力
発電装置を提供することである。この本発明の目的は、
ビルに設置された風力発電装置であって、ビルと、羽根
と、この羽根の動作によって発電が行われる発電手段
と、前記ビルにおける羽根の位置を変更する変更手段
と、前記ビル周囲における風の流れを検出する検出手段
と、この検出手段からの情報を前記変更手段に送り、前
記羽根の位置を最適位置に変更し、前記羽根の動作の効
率を高める制御手段とを具備してなることを特徴とする
ビル用風力発電装置によって達成される。
するビル風を利用して、効率良く発電できるビル用風力
発電装置を提供することである。この本発明の目的は、
ビルに設置された風力発電装置であって、ビルと、羽根
と、この羽根の動作によって発電が行われる発電手段
と、前記ビルにおける羽根の位置を変更する変更手段
と、前記ビル周囲における風の流れを検出する検出手段
と、この検出手段からの情報を前記変更手段に送り、前
記羽根の位置を最適位置に変更し、前記羽根の動作の効
率を高める制御手段とを具備してなることを特徴とする
ビル用風力発電装置によって達成される。
【0005】即ち、本発明では、風力発電装置における
羽根の位置や向きを可変とし、風の流れを検出する検出
手段からの情報を変更手段に送り、羽根の位置を最適位
置に変更し、羽根の動作の効率を高めるように構成した
ので、風がある限り、いかなる方向からの風に対しても
最大の効率で発電が行えるようになり、継続して大きな
電力を供給でき、ビルの電力需要に効果的に対応でき
る。
羽根の位置や向きを可変とし、風の流れを検出する検出
手段からの情報を変更手段に送り、羽根の位置を最適位
置に変更し、羽根の動作の効率を高めるように構成した
ので、風がある限り、いかなる方向からの風に対しても
最大の効率で発電が行えるようになり、継続して大きな
電力を供給でき、ビルの電力需要に効果的に対応でき
る。
【0006】尚、上記ビル用風力発電装置において、変
更手段は、ビルに設けられたレールと、このレール上を
走行する走行手段とを具備してなることが好ましく、こ
のような構造とすることで確実、かつ、迅速な移動が可
能となる。
更手段は、ビルに設けられたレールと、このレール上を
走行する走行手段とを具備してなることが好ましく、こ
のような構造とすることで確実、かつ、迅速な移動が可
能となる。
【0007】
【実施例】図1〜図3は本発明に係るビル用風力発電装
置の一実施例を示すもので、図1はビル用風力発電装置
の設置状態を示す斜視図、図2は発電装置本体部付近の
断面図、図3は制御系統を示すブロック図である。各図
中、1は発電装置本体部であり、図2に示す如く、ファ
ン2と、このファン2の回転によって発電する発電機3
とが筒状のケース4内に収納された構造となっている。
そして、本実施例では発電装置本体部1を複数個、例え
ば3個を並列に連結して用いている。
置の一実施例を示すもので、図1はビル用風力発電装置
の設置状態を示す斜視図、図2は発電装置本体部付近の
断面図、図3は制御系統を示すブロック図である。各図
中、1は発電装置本体部であり、図2に示す如く、ファ
ン2と、このファン2の回転によって発電する発電機3
とが筒状のケース4内に収納された構造となっている。
そして、本実施例では発電装置本体部1を複数個、例え
ば3個を並列に連結して用いている。
【0008】5は、連結された発電装置本体部1をレー
ル6上で支持する台部である。この台部5の下端部には
レール6に対応したガイド溝7が形成されており、レー
ル6に当接するようガイド溝7の内面から突出させて設
けたローラ(図示せず)を回転させることで、発電装置
本体部1がレール6に沿って走行するよう構成されてい
る。又、台部5は軸8を中心として上下方向に首振り可
能であって、かつ、軸9を中心として左右方向への旋回
が可能であるよう構成されており、これによって発電装
置本体部1(特に、ファン2)は、その位置及び方向が
所望のものとなるように調整される。
ル6上で支持する台部である。この台部5の下端部には
レール6に対応したガイド溝7が形成されており、レー
ル6に当接するようガイド溝7の内面から突出させて設
けたローラ(図示せず)を回転させることで、発電装置
本体部1がレール6に沿って走行するよう構成されてい
る。又、台部5は軸8を中心として上下方向に首振り可
能であって、かつ、軸9を中心として左右方向への旋回
が可能であるよう構成されており、これによって発電装
置本体部1(特に、ファン2)は、その位置及び方向が
所望のものとなるように調整される。
【0009】10a〜10dはビル屋上の適宜な位置、
例えば四隅に取り付けられた風向センサであり、これら
風向センサ10a〜10dから得られる風向データを解
析することで、発電に最も適した発電装置本体部1の位
置や方向が決定される。即ち、図3に示す如く、風向セ
ンサ10a〜10dからの風向データは、制御手段11
に入力され、制御手段11からの出力信号によって台部
5が駆動されるよう構成している。
例えば四隅に取り付けられた風向センサであり、これら
風向センサ10a〜10dから得られる風向データを解
析することで、発電に最も適した発電装置本体部1の位
置や方向が決定される。即ち、図3に示す如く、風向セ
ンサ10a〜10dからの風向データは、制御手段11
に入力され、制御手段11からの出力信号によって台部
5が駆動されるよう構成している。
【0010】従って、本発明のビル用風力発電装置で
は、ある方向から風が吹いて来た場合、これが風向セン
サ10a〜10dによって検出され、即座に発電に最も
適した発電装置本体部1の位置及び方向が決定され、効
率良く発電が行われる。そして、風向きが変わった場合
にも、これが風向センサ10a〜10dで検出される
と、再度、制御手段11を経た出力信号によって台部5
が駆動され、発電装置本体部1の位置及び方向が調整さ
れ、継続して発電が行われる。
は、ある方向から風が吹いて来た場合、これが風向セン
サ10a〜10dによって検出され、即座に発電に最も
適した発電装置本体部1の位置及び方向が決定され、効
率良く発電が行われる。そして、風向きが変わった場合
にも、これが風向センサ10a〜10dで検出される
と、再度、制御手段11を経た出力信号によって台部5
が駆動され、発電装置本体部1の位置及び方向が調整さ
れ、継続して発電が行われる。
【0011】これによって、いかなる方向からの風に対
しても最大の効率で発電が行えるので、常に大きな出力
を得ることが可能となり、ビルの電力需要に効果的に対
応できる。尚、上記実施例では、発電装置本体部の連結
体を一基だけ走行させるものについて説明したが、発電
装置本体部連結体が複数基、互いに連携してレール上を
走行するよう構成しても良い。
しても最大の効率で発電が行えるので、常に大きな出力
を得ることが可能となり、ビルの電力需要に効果的に対
応できる。尚、上記実施例では、発電装置本体部の連結
体を一基だけ走行させるものについて説明したが、発電
装置本体部連結体が複数基、互いに連携してレール上を
走行するよう構成しても良い。
【0012】又、発電装置本体部がビルの側壁面、例え
ば角部に設けたレールに沿って昇降するよう構成しても
良い。
ば角部に設けたレールに沿って昇降するよう構成しても
良い。
【0013】
【効果】本発明によれば、ビルの周囲に発生するビル風
を利用して、効率良く発電でき、ビルの電力需要に効果
的に対応できる。
を利用して、効率良く発電でき、ビルの電力需要に効果
的に対応できる。
【図1】ビル用風力発電装置の設置状態を示す斜視図で
ある。
ある。
【図2】発電装置本体部付近の断面である。
【図3】制御系統を示すブロック図である。
1 発電装置本体部 2 ファン 3 発電機 4 ケース 5 台部 6 レール 7 ガイド溝 8,9 軸 10a〜10d 風向センサ 11 制御手段
Claims (2)
- 【請求項1】 ビルに設置された風力発電装置であっ
て、 ビルと、 羽根と、 この羽根の動作によって発電が行われる発電手段と、 前記ビルにおける羽根の位置を変更する変更手段と、 前記ビル周囲における風の流れを検出する検出手段と、 この検出手段からの情報を前記変更手段に送り、前記羽
根の位置を最適位置に変更し、前記羽根の動作の効率を
高める制御手段とを具備してなることを特徴とするビル
用風力発電装置。 - 【請求項2】 変更手段は、ビルに設けられたレール
と、このレール上を走行する走行手段とを具備してなる
ことを特徴とする請求項1記載のビル用風力発電装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7006988A JP2858090B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ビル用風力発電装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7006988A JP2858090B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ビル用風力発電装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08200204A true JPH08200204A (ja) | 1996-08-06 |
JP2858090B2 JP2858090B2 (ja) | 1999-02-17 |
Family
ID=11653535
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7006988A Expired - Lifetime JP2858090B2 (ja) | 1995-01-20 | 1995-01-20 | ビル用風力発電装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2858090B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101252662B1 (ko) * | 2011-04-14 | 2013-04-09 | 최선윤 | 수동 부하제어기능을 갖는 풍력발전장치 |
CN113011032A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-22 | 安徽建筑大学城市建设学院 | 建筑大厦通风节能改造方法及检测装置 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107343A (ja) * | 1974-01-30 | 1975-08-23 | ||
JPH04303181A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-27 | Fujita Corp | 高層建築物用風力発電装置 |
JPH06241159A (ja) * | 1993-02-10 | 1994-08-30 | Taisei Corp | ビル風制御システム |
-
1995
- 1995-01-20 JP JP7006988A patent/JP2858090B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS50107343A (ja) * | 1974-01-30 | 1975-08-23 | ||
JPH04303181A (ja) * | 1991-03-29 | 1992-10-27 | Fujita Corp | 高層建築物用風力発電装置 |
JPH06241159A (ja) * | 1993-02-10 | 1994-08-30 | Taisei Corp | ビル風制御システム |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101252662B1 (ko) * | 2011-04-14 | 2013-04-09 | 최선윤 | 수동 부하제어기능을 갖는 풍력발전장치 |
CN113011032A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-06-22 | 安徽建筑大学城市建设学院 | 建筑大厦通风节能改造方法及检测装置 |
CN113011032B (zh) * | 2021-03-25 | 2023-08-08 | 安徽建筑大学城市建设学院 | 建筑大厦通风节能改造方法及检测装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2858090B2 (ja) | 1999-02-17 |
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