JPH08196775A - 全自動洗濯機 - Google Patents
全自動洗濯機Info
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- JPH08196775A JPH08196775A JP7007905A JP790595A JPH08196775A JP H08196775 A JPH08196775 A JP H08196775A JP 7007905 A JP7007905 A JP 7007905A JP 790595 A JP790595 A JP 790595A JP H08196775 A JPH08196775 A JP H08196775A
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Landscapes
- Main Body Construction Of Washing Machines And Laundry Dryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 脱水行程後のすすぎ行程時に槽の内周側面に
張り付いた洗濯物を速やか且つ効果的に剥がすことがで
きて、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果的にす
すぎができるようにする。 【構成】 槽4の内周側部に前面,後面,両側面,及び
上面を囲って撹拌体5裏側のポンプ羽根10が吐出した
水を槽4の内方に向けて噴出す噴出口15を有する水路
12を設け、これにより、その噴出口15から噴出す水
により槽4の内周側面に張り付いた洗濯物を速やかに剥
がし、この状態ですすぎができるようにした。又、その
噴出口15以外の周囲を囲った水路12は、ポンプ羽根
10が吐出した水を噴出口15まで漏れなく、従って、
圧力を落とすことなく導き得るもので、更に、噴出口1
5を槽4の内方に指向させたことにより、槽4の内方に
向けて勢い良く噴出させ得、洗濯物の剥がしをより効果
的に行なうことができる。
張り付いた洗濯物を速やか且つ効果的に剥がすことがで
きて、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果的にす
すぎができるようにする。 【構成】 槽4の内周側部に前面,後面,両側面,及び
上面を囲って撹拌体5裏側のポンプ羽根10が吐出した
水を槽4の内方に向けて噴出す噴出口15を有する水路
12を設け、これにより、その噴出口15から噴出す水
により槽4の内周側面に張り付いた洗濯物を速やかに剥
がし、この状態ですすぎができるようにした。又、その
噴出口15以外の周囲を囲った水路12は、ポンプ羽根
10が吐出した水を噴出口15まで漏れなく、従って、
圧力を落とすことなく導き得るもので、更に、噴出口1
5を槽4の内方に指向させたことにより、槽4の内方に
向けて勢い良く噴出させ得、洗濯物の剥がしをより効果
的に行なうことができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、洗い,脱水,すすぎの
行程順に運転を実行する全自動洗濯機に関する。
行程順に運転を実行する全自動洗濯機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、全自動洗濯機においては、洗
濯脱水兼用の槽を具え、この槽により洗い,脱水,すす
ぎの行程をその順に行なうようにしたものが供されてい
る。このものの場合、洗い行程で洗濯物が含んだ洗剤液
をその後の脱水行程で振切り、この状態ですすぎ行程が
行なわれるため、効率良くすすぎを行ない得る利点を有
している。
濯脱水兼用の槽を具え、この槽により洗い,脱水,すす
ぎの行程をその順に行なうようにしたものが供されてい
る。このものの場合、洗い行程で洗濯物が含んだ洗剤液
をその後の脱水行程で振切り、この状態ですすぎ行程が
行なわれるため、効率良くすすぎを行ない得る利点を有
している。
【0003】ところが、脱水行程では洗濯物が槽の内周
側面に張り付き、それがその後のすすぎ行程でも容易に
は剥がれないため、すすぎを効果的に行ない得ず、そこ
で、すすぎ行程の時間を長くすることにより、すすぎ効
果を上げることが行なわれている。
側面に張り付き、それがその後のすすぎ行程でも容易に
は剥がれないため、すすぎを効果的に行ない得ず、そこ
で、すすぎ行程の時間を長くすることにより、すすぎ効
果を上げることが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ようにすすぎ効果を上げるためとはいえ、すすぎ行程の
時間を長くしたものでは、運転終了までの時間も長くな
り、又、洗濯物の傷みも多くなるという問題点を有して
いた。
ようにすすぎ効果を上げるためとはいえ、すすぎ行程の
時間を長くしたものでは、運転終了までの時間も長くな
り、又、洗濯物の傷みも多くなるという問題点を有して
いた。
【0005】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
であり、従ってその目的は、脱水行程後の洗濯物のすす
ぎを、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果的に行
なうことのできる全自動洗濯機を提供するにある。
であり、従ってその目的は、脱水行程後の洗濯物のすす
ぎを、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果的に行
なうことのできる全自動洗濯機を提供するにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の全自動洗濯機においては、第1に、洗濯脱
水兼用の槽と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流を生成
する撹拌体と、この撹拌体及び上記槽を選択的に駆動す
る駆動装置とを具備し、洗い,脱水,すすぎの行程順に
運転を実行するものにあって、上記撹拌体の裏側に設け
られたポンプ羽根と、上記槽の内周側部に前面,後面,
両側面,及び上面を囲って設けられ上記ポンプ羽根が吐
出した水を噴出す噴出口を洗い行程時の最高設定水位よ
り下方の位置に槽の内方に指向させて有する水路とを具
備することを特徴とする。
に、本発明の全自動洗濯機においては、第1に、洗濯脱
水兼用の槽と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流を生成
する撹拌体と、この撹拌体及び上記槽を選択的に駆動す
る駆動装置とを具備し、洗い,脱水,すすぎの行程順に
運転を実行するものにあって、上記撹拌体の裏側に設け
られたポンプ羽根と、上記槽の内周側部に前面,後面,
両側面,及び上面を囲って設けられ上記ポンプ羽根が吐
出した水を噴出す噴出口を洗い行程時の最高設定水位よ
り下方の位置に槽の内方に指向させて有する水路とを具
備することを特徴とする。
【0007】本発明の全自動洗濯機においては、第2
に、脱水用開口部を上部にのみ有する洗濯脱水兼用の槽
と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流を生成する撹拌体
と、この撹拌体及び上記槽を選択的に駆動する駆動装置
と、上記槽の内周面に近接対向して配設され多数の通水
孔を有する内バスケットとを具備し、洗い,脱水,すす
ぎの行程順に運転を実行するものにあって、上記撹拌体
の裏側に設けられたポンプ羽根と、上記槽と内バスケッ
トとの間の空隙を仕切って設けられ上記ポンプ羽根が吐
出した水を噴出す噴出口を洗い行程時の最高設定水位よ
り下方の位置に槽の内方に指向させて有する水路とを具
備することを特徴とする。
に、脱水用開口部を上部にのみ有する洗濯脱水兼用の槽
と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流を生成する撹拌体
と、この撹拌体及び上記槽を選択的に駆動する駆動装置
と、上記槽の内周面に近接対向して配設され多数の通水
孔を有する内バスケットとを具備し、洗い,脱水,すす
ぎの行程順に運転を実行するものにあって、上記撹拌体
の裏側に設けられたポンプ羽根と、上記槽と内バスケッ
トとの間の空隙を仕切って設けられ上記ポンプ羽根が吐
出した水を噴出す噴出口を洗い行程時の最高設定水位よ
り下方の位置に槽の内方に指向させて有する水路とを具
備することを特徴とする。
【0008】このものの場合、内バスケットの通水孔を
水路の噴出口とすると良い。又、水路は複数設けると良
く、多段階に設けるのも良い。更に、すすぎ行程中の少
なくともためすすぎの初期の撹拌体の駆動時間は、洗い
行程時のそれより長く定めると良く、すすぎ行程中のた
めすすぎ時に駆動装置にかかる負荷を検知し、その検知
した負荷が所定値に達するまで洗い行程時の撹拌体の駆
動時間より長い時間の撹拌体の駆動を行なうようにする
のも良い。
水路の噴出口とすると良い。又、水路は複数設けると良
く、多段階に設けるのも良い。更に、すすぎ行程中の少
なくともためすすぎの初期の撹拌体の駆動時間は、洗い
行程時のそれより長く定めると良く、すすぎ行程中のた
めすすぎ時に駆動装置にかかる負荷を検知し、その検知
した負荷が所定値に達するまで洗い行程時の撹拌体の駆
動時間より長い時間の撹拌体の駆動を行なうようにする
のも良い。
【0009】
【作用】上記手段によれば、脱水行程後のすすぎ行程時
に水路の噴出口から噴出す水により槽の内周側面に張り
付いた洗濯物を速やかに剥がし、この状態ですすぎがで
きるから、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果的
にすすぎができる。
に水路の噴出口から噴出す水により槽の内周側面に張り
付いた洗濯物を速やかに剥がし、この状態ですすぎがで
きるから、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果的
にすすぎができる。
【0010】しかも、その場合、水路はその噴出口以外
の周囲を囲っているのであるから、ポンプ羽根が吐出し
た水を噴出口まで漏れなく、従って、圧力を落とすこと
なく導き、噴出口から勢い良く噴出すことができるもの
で、更に、噴出口が槽の内方に指向していることによ
り、槽の内方に向けて噴出し、洗濯物の剥がしをより効
果的に行なうことができる。
の周囲を囲っているのであるから、ポンプ羽根が吐出し
た水を噴出口まで漏れなく、従って、圧力を落とすこと
なく導き、噴出口から勢い良く噴出すことができるもの
で、更に、噴出口が槽の内方に指向していることによ
り、槽の内方に向けて噴出し、洗濯物の剥がしをより効
果的に行なうことができる。
【0011】又、特に、水路を槽と内バスケットとの間
の空隙を仕切って設けたものでは、その空隙を利用して
水路を構成することができ、それだけ、構造を合理的に
なすことができる。更に、その場合、内バスケットの通
水孔を水路の噴出口としたものでは、内バスケットの通
水孔を水路の噴出口に利用できるから、構造を一層合理
的になすことができる。
の空隙を仕切って設けたものでは、その空隙を利用して
水路を構成することができ、それだけ、構造を合理的に
なすことができる。更に、その場合、内バスケットの通
水孔を水路の噴出口としたものでは、内バスケットの通
水孔を水路の噴出口に利用できるから、構造を一層合理
的になすことができる。
【0012】一方、水路を複数や多段階に設けたもので
は、槽の内周側面に張り付いた洗濯物に、より複雑に噴
水を当てることができて、洗濯物の剥がしを一層効果的
に行なうことができる。加えて、すすぎ行程中の少なく
ともためすすぎの初期の撹拌体の駆動時間を、洗い行程
時のそれより長く定めたものでは、それだけ噴水量を増
すことができて、洗濯物の剥がしを同じく一層効果的に
行なうことができる。
は、槽の内周側面に張り付いた洗濯物に、より複雑に噴
水を当てることができて、洗濯物の剥がしを一層効果的
に行なうことができる。加えて、すすぎ行程中の少なく
ともためすすぎの初期の撹拌体の駆動時間を、洗い行程
時のそれより長く定めたものでは、それだけ噴水量を増
すことができて、洗濯物の剥がしを同じく一層効果的に
行なうことができる。
【0013】そして、すすぎ行程中のためすすぎ時に駆
動装置にかかる負荷を検知し、その検知した負荷が所定
値に達するまで洗い行程時の撹拌体の駆動時間より長い
時間の撹拌体の駆動を行なうようにしたものでは、洗濯
物の剥がしを一層効果的に行なうことができると共に、
洗濯物の剥がしのための運転を無駄なく行なうこともで
きる。
動装置にかかる負荷を検知し、その検知した負荷が所定
値に達するまで洗い行程時の撹拌体の駆動時間より長い
時間の撹拌体の駆動を行なうようにしたものでは、洗濯
物の剥がしを一層効果的に行なうことができると共に、
洗濯物の剥がしのための運転を無駄なく行なうこともで
きる。
【0014】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき、図1ない
し図3を参照して説明する。まず図2には全自動洗濯機
全体の構成を示しており、外箱1内に桶2を配設し、桶
2内に洗濯脱水兼用の周側壁全域に多数の脱水孔3を有
する槽4を配設している。槽4の内底部には、槽4内の
水を撹拌して洗濯水流を生成する撹拌体5を配設してお
り、槽4の外下方部には、撹拌体5と槽4とを選択的に
駆動するモータ6を主体とする駆動装置7を配設すると
共に、桶2内(槽4内)の水を機外に排出する排水弁8
及び排水ホース9を配設している。
し図3を参照して説明する。まず図2には全自動洗濯機
全体の構成を示しており、外箱1内に桶2を配設し、桶
2内に洗濯脱水兼用の周側壁全域に多数の脱水孔3を有
する槽4を配設している。槽4の内底部には、槽4内の
水を撹拌して洗濯水流を生成する撹拌体5を配設してお
り、槽4の外下方部には、撹拌体5と槽4とを選択的に
駆動するモータ6を主体とする駆動装置7を配設すると
共に、桶2内(槽4内)の水を機外に排出する排水弁8
及び排水ホース9を配設している。
【0015】上記撹拌体5の裏側には図1にも示すよう
にポンプ羽根10を設けており、これに対して槽4の底
部中心周りには桶2内に通じる吸水孔11を形成してい
る。又、槽4の内周側部には、水路12を、例えば槽4
の周側壁4aにより後面(外面)を囲い、槽4の周側壁
4aと一体のリブ13により上面及び左右の両側面を囲
い、更に別途装着したカバー14により前面(内面)を
囲って複数形成しており、そのいずれも、上記撹拌体5
のポンプ羽根10に臨む槽4の底部から上方へ延びてい
て、後述する洗い行程時の最高(「高」)設定水位Hよ
り下方の位置に噴出口15を、それぞれ槽4の内方に指
向させて有している。なお、この水路12は図に示す2
つで高さ(噴出口15の位置)を違えている。
にポンプ羽根10を設けており、これに対して槽4の底
部中心周りには桶2内に通じる吸水孔11を形成してい
る。又、槽4の内周側部には、水路12を、例えば槽4
の周側壁4aにより後面(外面)を囲い、槽4の周側壁
4aと一体のリブ13により上面及び左右の両側面を囲
い、更に別途装着したカバー14により前面(内面)を
囲って複数形成しており、そのいずれも、上記撹拌体5
のポンプ羽根10に臨む槽4の底部から上方へ延びてい
て、後述する洗い行程時の最高(「高」)設定水位Hよ
り下方の位置に噴出口15を、それぞれ槽4の内方に指
向させて有している。なお、この水路12は図に示す2
つで高さ(噴出口15の位置)を違えている。
【0016】さて、上述のごとく構成したものの場合、
運転は図3に示す行程順に実行される。従って、最初に
「洗い」行程が実行されるもので、この「洗い」行程で
は、図示しない給水弁を通じて槽4内(桶2内)に給水
し貯水した後、駆動装置7により撹拌体5を間欠的に回
転(反転)させ、最後に排水弁8を通し排水する。
運転は図3に示す行程順に実行される。従って、最初に
「洗い」行程が実行されるもので、この「洗い」行程で
は、図示しない給水弁を通じて槽4内(桶2内)に給水
し貯水した後、駆動装置7により撹拌体5を間欠的に回
転(反転)させ、最後に排水弁8を通し排水する。
【0017】次いで、「脱水」行程では、駆動装置7に
より槽4を一方向に高速回転させるもので、それによる
遠心力で、洗濯物が含んだ洗剤液を脱水孔3から振切
り、それを排水弁8を通して排出するのであるが、この
ときに洗濯物が槽4の内周側面に張り付く。
より槽4を一方向に高速回転させるもので、それによる
遠心力で、洗濯物が含んだ洗剤液を脱水孔3から振切
り、それを排水弁8を通して排出するのであるが、この
ときに洗濯物が槽4の内周側面に張り付く。
【0018】次いで、「すすぎ」行程では、前記給水弁
を通じて槽4内に給水しつつ駆動装置7により槽4を一
方向に低速回転させた後、槽4を高速回転させることを
複数回繰返す内容の「シャワーすすぎ」を例えば2回
(すすぎ,すすぎ)行なった後、前記給水弁を通じ
て槽4内に給水し貯水した後、駆動装置7により撹拌体
5を間欠的に回転(反転)させ、最後に排水弁8を通し
排水する内容の「ためすすぎ」(すすぎ)を行なう。
この「ためすすぎ」時に、撹拌体5のポンプ羽根10は
吸水孔11から桶2内の水を吸入して水路12内に吐出
し、噴出口15から噴出させる。この噴出口15から噴
出す水により、槽4の内周側面に上述のごとく張り付い
た洗濯物は速やかに剥がされ、この状態ですすぎが行な
われる。
を通じて槽4内に給水しつつ駆動装置7により槽4を一
方向に低速回転させた後、槽4を高速回転させることを
複数回繰返す内容の「シャワーすすぎ」を例えば2回
(すすぎ,すすぎ)行なった後、前記給水弁を通じ
て槽4内に給水し貯水した後、駆動装置7により撹拌体
5を間欠的に回転(反転)させ、最後に排水弁8を通し
排水する内容の「ためすすぎ」(すすぎ)を行なう。
この「ためすすぎ」時に、撹拌体5のポンプ羽根10は
吸水孔11から桶2内の水を吸入して水路12内に吐出
し、噴出口15から噴出させる。この噴出口15から噴
出す水により、槽4の内周側面に上述のごとく張り付い
た洗濯物は速やかに剥がされ、この状態ですすぎが行な
われる。
【0019】なお、水路12の噴出口15からの水の噴
出は「ためすすぎ」と運転内容が同じ「洗い」行程時に
も行なわれるもので、該「洗い」行程時には噴出口15
からの水の噴出によって、洗剤の溶解を促進したり、洗
濯物の動きを複雑にしたりして、洗濯効果を高めるのに
効果を奏する。
出は「ためすすぎ」と運転内容が同じ「洗い」行程時に
も行なわれるもので、該「洗い」行程時には噴出口15
からの水の噴出によって、洗剤の溶解を促進したり、洗
濯物の動きを複雑にしたりして、洗濯効果を高めるのに
効果を奏する。
【0020】又、最後の「脱水」行程では、先の「脱
水」行程同様に、駆動装置7により槽4を一方向に高速
回転させるもので、それによる遠心力で、洗濯物が含ん
だ水を脱水孔3から振切り、それを排水弁8を通して排
出する。
水」行程同様に、駆動装置7により槽4を一方向に高速
回転させるもので、それによる遠心力で、洗濯物が含ん
だ水を脱水孔3から振切り、それを排水弁8を通して排
出する。
【0021】このように本構成のものでは、「脱水」行
程後の「すすぎ」行程時に、水路12の噴出口15から
水を噴出させて、槽4の内周側面に張り付いた洗濯物を
速やかに剥がし、この状態ですすぎができるもので、そ
れにより、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果的
にすすぎができ、よって、運転終了までの時間も短縮で
き、且つ、洗濯物の傷みも少なくすることができる。
程後の「すすぎ」行程時に、水路12の噴出口15から
水を噴出させて、槽4の内周側面に張り付いた洗濯物を
速やかに剥がし、この状態ですすぎができるもので、そ
れにより、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果的
にすすぎができ、よって、運転終了までの時間も短縮で
き、且つ、洗濯物の傷みも少なくすることができる。
【0022】しかも、その場合、水路12は噴出口15
以外の周囲を囲っているのであるから、ポンプ羽根10
が吐出した水を噴出口15まで漏れなく、従って、圧力
を落とすことなく導き得て、噴出口15から勢い良く噴
出させることができ、加えて、噴出口15が槽4の内方
に指向していることにより、槽4の内方に向けて噴水
し、洗濯物の剥がしを一層効果的に行なうことができ
る。
以外の周囲を囲っているのであるから、ポンプ羽根10
が吐出した水を噴出口15まで漏れなく、従って、圧力
を落とすことなく導き得て、噴出口15から勢い良く噴
出させることができ、加えて、噴出口15が槽4の内方
に指向していることにより、槽4の内方に向けて噴水
し、洗濯物の剥がしを一層効果的に行なうことができ
る。
【0023】以上に対して、図4ないし図6は本発明の
第2実施例を示すもので、上記第1実施例との相違点の
みを述べれば、槽16が脱水用開口部としての脱水孔1
7を上部にのみ有し、従って、「洗い」行程時及び「す
すぎ」行程時には、槽16内にのみ貯水して桶2内には
貯水せず、節水するようにしたものを示している。又、
このもので、槽16内には多数の通水孔18を有する内
バスケット19とリング状の底カバー20とを槽16の
内周面に近接対向させて配設しており、これによって、
「脱水」行程時に洗濯物に含まれた水を通水孔18から
内バスケット19と槽16との間の空隙を通して洗濯物
に邪魔されることなく脱水孔17まで導き排出するよう
にしている。
第2実施例を示すもので、上記第1実施例との相違点の
みを述べれば、槽16が脱水用開口部としての脱水孔1
7を上部にのみ有し、従って、「洗い」行程時及び「す
すぎ」行程時には、槽16内にのみ貯水して桶2内には
貯水せず、節水するようにしたものを示している。又、
このもので、槽16内には多数の通水孔18を有する内
バスケット19とリング状の底カバー20とを槽16の
内周面に近接対向させて配設しており、これによって、
「脱水」行程時に洗濯物に含まれた水を通水孔18から
内バスケット19と槽16との間の空隙を通して洗濯物
に邪魔されることなく脱水孔17まで導き排出するよう
にしている。
【0024】そして、槽16の内周側部にはリブ21を
図5及び図6に示す逆U字状に形成して、これに内バス
ケット19及び底カバー20を当接させることにより、
第1実施例の水路12同様に前面,後面,両側面,及び
上面を囲った水路22を設けている。しかして、この場
合の噴出口23は内バスケット19の一部の通水孔18
であり、いずれも洗い行程時の最高設定水位Hより下方
に位置して槽4の内方に指向している。
図5及び図6に示す逆U字状に形成して、これに内バス
ケット19及び底カバー20を当接させることにより、
第1実施例の水路12同様に前面,後面,両側面,及び
上面を囲った水路22を設けている。しかして、この場
合の噴出口23は内バスケット19の一部の通水孔18
であり、いずれも洗い行程時の最高設定水位Hより下方
に位置して槽4の内方に指向している。
【0025】従って、このものでも、撹拌体5のポンプ
羽根10から吐出された水が、水路22を通って噴出口
23(通水孔18)から噴出されるもので、この噴出口
23から噴出す水により、槽4の内周側面に張り付いた
洗濯物を速やかに剥がし、この状態ですすぎを効果的に
行なうことができる。又、特に、このものの場合、槽4
と内バスケット19との間の空隙を利用して水路22を
構成することができるもので、それだけ、構造を合理的
になすことができる。更に、内バスケット19の通水孔
18を水路22の噴出口23にも利用できるものであ
り、構造を一層合理的になすことができる。
羽根10から吐出された水が、水路22を通って噴出口
23(通水孔18)から噴出されるもので、この噴出口
23から噴出す水により、槽4の内周側面に張り付いた
洗濯物を速やかに剥がし、この状態ですすぎを効果的に
行なうことができる。又、特に、このものの場合、槽4
と内バスケット19との間の空隙を利用して水路22を
構成することができるもので、それだけ、構造を合理的
になすことができる。更に、内バスケット19の通水孔
18を水路22の噴出口23にも利用できるものであ
り、構造を一層合理的になすことができる。
【0026】なお、リブ21の最上部の隅部には切欠部
24を形成しており、これによって「脱水」行程時の通
水性を確保するようにしている。
24を形成しており、これによって「脱水」行程時の通
水性を確保するようにしている。
【0027】図7は本発明の第3実施例を示すもので、
リブ25,26をそれぞれ内バスケット19及び底カバ
ー20に形成し、更にそのうちの内バスケット19のリ
ブ25間に遮水カバー27をねじ28により取付けて、
これらを槽4の内周面に当接させることにより上述の水
路22同様の水路を形成するようにしたものを示してお
り、このようにしても上記第2実施例同様の作用効果を
得ることができる。
リブ25,26をそれぞれ内バスケット19及び底カバ
ー20に形成し、更にそのうちの内バスケット19のリ
ブ25間に遮水カバー27をねじ28により取付けて、
これらを槽4の内周面に当接させることにより上述の水
路22同様の水路を形成するようにしたものを示してお
り、このようにしても上記第2実施例同様の作用効果を
得ることができる。
【0028】図8及び図9は本発明の第4,第5実施例
を示すもので、それぞれ第1実施例構造の水路12及び
第2実施例構造の水路22を第1実施例,第2実施例よ
り数多く、更にその各高さを違えて多段階に設けたもの
を示しており、このようにすることによって、槽4の内
周側面に張り付いた洗濯物に、より複雑に噴水を当てる
ことができて、洗濯物の剥がしを一層効果的に行なうこ
とができる。
を示すもので、それぞれ第1実施例構造の水路12及び
第2実施例構造の水路22を第1実施例,第2実施例よ
り数多く、更にその各高さを違えて多段階に設けたもの
を示しており、このようにすることによって、槽4の内
周側面に張り付いた洗濯物に、より複雑に噴水を当てる
ことができて、洗濯物の剥がしを一層効果的に行なうこ
とができる。
【0029】図10は本発明の第6実施例を示すもの
で、すすぎ行程中のためすすぎ(すすぎ)の初期(例
えば30秒間)の撹拌体5の駆動時間を2.0秒ずつと
して、その後の撹拌体5の駆動時間並びに洗い行程時の
撹拌体5の駆動時間の1.7秒ずつより長く定めたもの
を示しており、このようにすることによって、ためすす
ぎの初期の水路(12,22)からの噴水量を増すこと
ができて、洗濯物の剥がしを同じく一層効果的に行なう
ことができる。
で、すすぎ行程中のためすすぎ(すすぎ)の初期(例
えば30秒間)の撹拌体5の駆動時間を2.0秒ずつと
して、その後の撹拌体5の駆動時間並びに洗い行程時の
撹拌体5の駆動時間の1.7秒ずつより長く定めたもの
を示しており、このようにすることによって、ためすす
ぎの初期の水路(12,22)からの噴水量を増すこと
ができて、洗濯物の剥がしを同じく一層効果的に行なう
ことができる。
【0030】図11ないし図15は本発明の第7実施例
を示すもので、このものの場合、マイクロコンピュータ
29を制御手段として具え、これに、各種操作スイッチ
から成る操作部30より各種操作信号を入力すると共
に、桶2内(槽4内)の水位を検知する水位センサ31
より水位検知信号を入力し、駆動装置7の負荷としてモ
ータ6の回転数を検知する負荷検知手段である回転セン
サ32より回転検知信号(負荷検知信号)を入力するよ
うにしている。
を示すもので、このものの場合、マイクロコンピュータ
29を制御手段として具え、これに、各種操作スイッチ
から成る操作部30より各種操作信号を入力すると共
に、桶2内(槽4内)の水位を検知する水位センサ31
より水位検知信号を入力し、駆動装置7の負荷としてモ
ータ6の回転数を検知する負荷検知手段である回転セン
サ32より回転検知信号(負荷検知信号)を入力するよ
うにしている。
【0031】又、それらの入力並びにあらかじめ記憶さ
れた制御プログラムに基づいて、マイクロコンピュータ
29は、前記給水弁と、モータ6、及び排水弁8を駆動
する駆動回路32に駆動制御信号を与えるようになって
いる。
れた制御プログラムに基づいて、マイクロコンピュータ
29は、前記給水弁と、モータ6、及び排水弁8を駆動
する駆動回路32に駆動制御信号を与えるようになって
いる。
【0032】しかして、このものの場合、すすぎ行程中
のためすすぎ(すすぎ)が開始されると、マイクロコ
ンピュータ29は、図12に示すように、上記第6実施
例の2.0秒ずつの長い時間による撹拌体5の駆動を開
始すると共に、回転センサ32からの回転検知信号の取
込みをする(ステップS1)。そして、その後、10秒
が経過したか否かの判断をし(ステップS2)、経過し
たと判断されたところで取込んだ回転センサ32からの
回転検知信号が所定値に達したか否かの判断をする(ス
テップS3)。
のためすすぎ(すすぎ)が開始されると、マイクロコ
ンピュータ29は、図12に示すように、上記第6実施
例の2.0秒ずつの長い時間による撹拌体5の駆動を開
始すると共に、回転センサ32からの回転検知信号の取
込みをする(ステップS1)。そして、その後、10秒
が経過したか否かの判断をし(ステップS2)、経過し
たと判断されたところで取込んだ回転センサ32からの
回転検知信号が所定値に達したか否かの判断をする(ス
テップS3)。
【0033】ここで、図13ないし図15は「高」,
「中」,「低」の各設定水位における回転検知信号の一
般的推移と「所定値」とを示しており、いずれも、洗濯
物が槽4の内周側面に張り付いた状況では撹拌体5はほ
とんど槽4内の水を撹拌するだけであるため、負荷が軽
くて、回転検知信号は大きく、洗濯物が槽4の内周側面
から剥がれるに連れ、撹拌体5は洗濯物をも撹拌するよ
うになるため、負荷が重くなって、回転検知信号は小さ
くなるが、水位が高いほど、洗濯物の量が多いため、そ
の変化の度合が大きく、絶対的レベルも高い。このた
め、洗濯物が槽4の内周側面から剥がれたと判断できる
値である「所定値」も水位が高いほど、大きく設定して
いる。
「中」,「低」の各設定水位における回転検知信号の一
般的推移と「所定値」とを示しており、いずれも、洗濯
物が槽4の内周側面に張り付いた状況では撹拌体5はほ
とんど槽4内の水を撹拌するだけであるため、負荷が軽
くて、回転検知信号は大きく、洗濯物が槽4の内周側面
から剥がれるに連れ、撹拌体5は洗濯物をも撹拌するよ
うになるため、負荷が重くなって、回転検知信号は小さ
くなるが、水位が高いほど、洗濯物の量が多いため、そ
の変化の度合が大きく、絶対的レベルも高い。このた
め、洗濯物が槽4の内周側面から剥がれたと判断できる
値である「所定値」も水位が高いほど、大きく設定して
いる。
【0034】さて、上記ステップS3で、回転検知信号
が「所定値」に達していないと判断されるうちは、ステ
ップS1に戻って2.0秒ずつの長い時間による撹拌体
5の駆動を続けると共に、回転センサ32からの回転検
知信号の取込みを続ける。
が「所定値」に達していないと判断されるうちは、ステ
ップS1に戻って2.0秒ずつの長い時間による撹拌体
5の駆動を続けると共に、回転センサ32からの回転検
知信号の取込みを続ける。
【0035】これに対して、ステップS3で、回転検知
信号が「所定値」に達したと判断されれば、1.7秒ず
つの通常の時間による撹拌体5の駆動に切換え(ステッ
プS4)、その後、ためすすぎ終了時間に達したか否か
の判断をし(ステップS5)、達したと判断されたとこ
ろで、排水をし(ステップS6)、更に最後の「脱水」
行程を実行して(ステップS7)、全運転を終了する。
信号が「所定値」に達したと判断されれば、1.7秒ず
つの通常の時間による撹拌体5の駆動に切換え(ステッ
プS4)、その後、ためすすぎ終了時間に達したか否か
の判断をし(ステップS5)、達したと判断されたとこ
ろで、排水をし(ステップS6)、更に最後の「脱水」
行程を実行して(ステップS7)、全運転を終了する。
【0036】このものによれば、槽4の内周側面に張り
付いた洗濯物が剥がれたと判断できるまでに限り、洗い
行程時の撹拌体5の駆動時間より長い時間の撹拌体5の
駆動を行なうもので、洗濯物の剥がしを効果的に行ない
得るばかりでなく、洗濯物の剥がしのための運転を無駄
なく、従って効率良く行なうこともできる。
付いた洗濯物が剥がれたと判断できるまでに限り、洗い
行程時の撹拌体5の駆動時間より長い時間の撹拌体5の
駆動を行なうもので、洗濯物の剥がしを効果的に行ない
得るばかりでなく、洗濯物の剥がしのための運転を無駄
なく、従って効率良く行なうこともできる。
【0037】
【発明の効果】本発明の全自動洗濯機は以上説明したと
おりのもので、下記の効果を奏する。第1に、洗濯脱水
兼用の槽と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流を生成す
る撹拌体と、この撹拌体及び上記槽を選択的に駆動する
駆動装置とを具備し、洗い,脱水,すすぎの行程順に運
転を実行するものにおいて、上記撹拌体の裏側に設けら
れたポンプ羽根と、上記槽の内周側部に前面,後面,両
側面,及び上面を囲って設けられ上記ポンプ羽根が吐出
した水を噴出す噴出口を洗い行程時の最高設定水位より
下方の位置に槽の内方に指向させて有する水路とを具備
することにより、脱水行程後のすすぎ行程時に槽の内周
側面に張り付いた洗濯物を速やか且つ効果的に剥がすこ
とができて、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果
的にすすぎができ、運転終了までの時間を短縮できると
共に、洗濯物の傷みも少なくすることができる。
おりのもので、下記の効果を奏する。第1に、洗濯脱水
兼用の槽と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流を生成す
る撹拌体と、この撹拌体及び上記槽を選択的に駆動する
駆動装置とを具備し、洗い,脱水,すすぎの行程順に運
転を実行するものにおいて、上記撹拌体の裏側に設けら
れたポンプ羽根と、上記槽の内周側部に前面,後面,両
側面,及び上面を囲って設けられ上記ポンプ羽根が吐出
した水を噴出す噴出口を洗い行程時の最高設定水位より
下方の位置に槽の内方に指向させて有する水路とを具備
することにより、脱水行程後のすすぎ行程時に槽の内周
側面に張り付いた洗濯物を速やか且つ効果的に剥がすこ
とができて、すすぎ行程の時間を長くすることなく効果
的にすすぎができ、運転終了までの時間を短縮できると
共に、洗濯物の傷みも少なくすることができる。
【0038】第2に、脱水用開口部を上部にのみ有する
洗濯脱水兼用の槽と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流
を生成する撹拌体と、この撹拌体及び上記槽を選択的に
駆動する駆動装置と、上記槽の内周面に近接対向して配
設され多数の通水孔を有する内バスケットとを具備し、
洗い,脱水,すすぎの行程順に運転を実行するものにお
いて、上記撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根と、上
記槽と内バスケットとの間の空隙を仕切って設けられ上
記ポンプ羽根が吐出した水を噴出す噴出口を洗い行程時
の最高設定水位より下方の位置に槽の内方に指向させて
有する水路とを具備することにより、上述同様、脱水行
程後のすすぎ行程時に槽の内周側面に張り付いた洗濯物
を速やか且つ効果的に剥がすことができて、すすぎ行程
の時間を長くすることなく効果的にすすぎができると共
に、特には、そのための水路を槽と内バスケットとの間
の空隙を利用して構成することができ、構造を合理的に
なすことができる。
洗濯脱水兼用の槽と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流
を生成する撹拌体と、この撹拌体及び上記槽を選択的に
駆動する駆動装置と、上記槽の内周面に近接対向して配
設され多数の通水孔を有する内バスケットとを具備し、
洗い,脱水,すすぎの行程順に運転を実行するものにお
いて、上記撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根と、上
記槽と内バスケットとの間の空隙を仕切って設けられ上
記ポンプ羽根が吐出した水を噴出す噴出口を洗い行程時
の最高設定水位より下方の位置に槽の内方に指向させて
有する水路とを具備することにより、上述同様、脱水行
程後のすすぎ行程時に槽の内周側面に張り付いた洗濯物
を速やか且つ効果的に剥がすことができて、すすぎ行程
の時間を長くすることなく効果的にすすぎができると共
に、特には、そのための水路を槽と内バスケットとの間
の空隙を利用して構成することができ、構造を合理的に
なすことができる。
【0039】第3に、上記内バスケットの通水孔を水路
の噴出口としたことにより、内バスケットの通水孔を水
路の噴出口に利用できて、構造を一層合理的になすこと
ができる。第4に、上記水路を複数設けたことにより、
洗濯物の剥がしを一層効果的に行なうことができる。
の噴出口としたことにより、内バスケットの通水孔を水
路の噴出口に利用できて、構造を一層合理的になすこと
ができる。第4に、上記水路を複数設けたことにより、
洗濯物の剥がしを一層効果的に行なうことができる。
【0040】第5に、上記水路を多段階に設けたことに
より、同じく洗濯物の剥がしを一層効果的に行なうこと
ができる。第6に、上記すすぎ行程中の少なくともため
すすぎの初期の撹拌体の駆動時間を洗い行程時のそれよ
り長く定めたことにより、洗濯物の剥がしをやはり一層
効果的に行なうことができる。
より、同じく洗濯物の剥がしを一層効果的に行なうこと
ができる。第6に、上記すすぎ行程中の少なくともため
すすぎの初期の撹拌体の駆動時間を洗い行程時のそれよ
り長く定めたことにより、洗濯物の剥がしをやはり一層
効果的に行なうことができる。
【0041】第7に、上記すすぎ行程中のためすすぎ時
に駆動装置にかかる負荷を検知し、その検知した負荷が
所定値に達するまで洗い行程時の撹拌体の駆動時間より
長い時間の撹拌体の駆動を行なうようにしたことによ
り、洗濯物の剥がしを効果的に行ない得るばかりでな
く、洗濯物の剥がしのための運転を無駄なく、従って効
率良く行なうことができる。
に駆動装置にかかる負荷を検知し、その検知した負荷が
所定値に達するまで洗い行程時の撹拌体の駆動時間より
長い時間の撹拌体の駆動を行なうようにしたことによ
り、洗濯物の剥がしを効果的に行ない得るばかりでな
く、洗濯物の剥がしのための運転を無駄なく、従って効
率良く行なうことができる。
【図1】本発明の第1実施例を示す主要部分の縦断面図
【図2】全体の縦断面図
【図3】運転の行程図
【図4】本発明の第2実施例を示す図1部分相当拡大図
【図5】図4部分の斜視図
【図6】図5部分中の一部の斜視図
【図7】本発明の第3実施例を示す図6相当図
【図8】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図9】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図10】本発明の第6実施例を示すタイムチャート
【図11】本発明の第7実施例を示す概略電気構成図
【図12】作用説明用のフローチャート
【図13】特性図その1
【図14】特性図その2
【図15】特性図その3
4は槽、5は撹拌体、7は駆動装置、10はポンプ羽
根、12は水路、Hは洗い行程時の最高設定水位、15
は噴出口、16は槽、17は脱水孔(脱水用開口部)、
18は通水孔、19は内バスケット、22は水路、23
は噴出口、29はマイクロコンピュータ(制御手段)、
32は回転センサ(負荷検知手段)を示す。
根、12は水路、Hは洗い行程時の最高設定水位、15
は噴出口、16は槽、17は脱水孔(脱水用開口部)、
18は通水孔、19は内バスケット、22は水路、23
は噴出口、29はマイクロコンピュータ(制御手段)、
32は回転センサ(負荷検知手段)を示す。
Claims (7)
- 【請求項1】 洗濯脱水兼用の槽と、この槽内の水を撹
拌して洗濯水流を生成する撹拌体と、この撹拌体及び前
記槽を選択的に駆動する駆動装置とを具備し、洗い,脱
水,すすぎの行程順に運転を実行するものにおいて、前
記撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根と、前記槽の内
周側部に前面,後面,両側面,及び上面を囲って設けら
れ前記ポンプ羽根が吐出した水を噴出す噴出口を洗い行
程時の最高設定水位より下方の位置に槽の内方に指向さ
せて有する水路とを具備することを特徴とする全自動洗
濯機。 - 【請求項2】 脱水用開口部を上部にのみ有する洗濯脱
水兼用の槽と、この槽内の水を撹拌して洗濯水流を生成
する撹拌体と、この撹拌体及び前記槽を選択的に駆動す
る駆動装置と、前記槽の内周面に近接対向して配設され
多数の通水孔を有する内バスケットとを具備し、洗い,
脱水,すすぎの行程順に運転を実行するものにおいて、
前記撹拌体の裏側に設けられたポンプ羽根と、前記槽と
内バスケットとの間の空隙を仕切って設けられ前記ポン
プ羽根が吐出した水を噴出す噴出口を洗い行程時の最高
設定水位より下方の位置に槽の内方に指向させて有する
水路とを具備することを特徴とする全自動洗濯機。 - 【請求項3】 内バスケットの通水孔を水路の噴出口と
したことを特徴とする請求項2記載の全自動洗濯機。 - 【請求項4】 水路を複数設けたことを特徴とする請求
項1又は2記載の全自動洗濯機。 - 【請求項5】 水路を多段階に設けたことを特徴とする
請求項4記載の全自動洗濯機。 - 【請求項6】 すすぎ行程中の少なくともためすすぎの
初期の撹拌体の駆動時間を洗い行程時のそれより長く定
めたことを特徴とする請求項1又は2記載の全自動洗濯
機。 - 【請求項7】 すすぎ行程中のためすすぎ時に駆動装置
にかかる負荷を検知し、その検知した負荷が所定値に達
するまで洗い行程時の撹拌体の駆動時間より長い時間の
撹拌体の駆動を行なうようにしたことを特徴とする請求
項1又は2記載の全自動洗濯機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007905A JPH08196775A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 全自動洗濯機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7007905A JPH08196775A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 全自動洗濯機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08196775A true JPH08196775A (ja) | 1996-08-06 |
Family
ID=11678584
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7007905A Pending JPH08196775A (ja) | 1995-01-23 | 1995-01-23 | 全自動洗濯機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08196775A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08309081A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 全自動洗濯機 |
-
1995
- 1995-01-23 JP JP7007905A patent/JPH08196775A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH08309081A (ja) * | 1995-05-16 | 1996-11-26 | Samsung Electronics Co Ltd | 全自動洗濯機 |
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