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JPH081934Y2 - 自動車用空気調和装置 - Google Patents

自動車用空気調和装置

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Publication number
JPH081934Y2
JPH081934Y2 JP4623689U JP4623689U JPH081934Y2 JP H081934 Y2 JPH081934 Y2 JP H081934Y2 JP 4623689 U JP4623689 U JP 4623689U JP 4623689 U JP4623689 U JP 4623689U JP H081934 Y2 JPH081934 Y2 JP H081934Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air conditioner
idle
compressor
turned
adjustment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP4623689U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02136706U (ja
Inventor
▲吉▼幸 田中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp filed Critical Toyota Motor Corp
Priority to JP4623689U priority Critical patent/JPH081934Y2/ja
Publication of JPH02136706U publication Critical patent/JPH02136706U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH081934Y2 publication Critical patent/JPH081934Y2/ja
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は自動車用空気調和装置に関し、特に、機関の
アイドル時にアイドルアップ調整可能な自動車用空気調
和装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、自動車用空気調和装置(エア・コンディショ
ナ、以後エアコンという)を搭載する車両においては、
エアコンのオン時に冷媒ガスを吸入・圧縮して高温高圧
にするためのコンプレッサが機関の負荷になる。そこ
で、機関回転数の低いアイドル状態では、エアコンのオ
ン時にアイドルアップを行って機関のストールを防止す
るようにしている。
このエアコンのアイドルアップ回転数の調整は、機関
に負荷を加えた状態(エアコンのコンプレッサやアイド
ルアップデバイス共にオン状態)で行うと、調整時の大
気温度等により冬期調整のまま夏期に入った場合に夏期
の方がエアコン負荷が大きくなるため、回転数が低くな
るという問題がある。そこで、最近では機関にコンプレ
ッサ等の負荷を加えない無負荷状態でアイドルアップ調
整し、夏期想定回転数にアイドル回転数を合わせること
によって夏期のエアコンの効きを良くすることが行なわ
れる。
そして、無負荷状態でエアコンのオン時のアイドルア
ップ回転数を調整するために、現在は下記のような2通
りの方法が実施されている。
(1) エアコンスイッチをオン→コンプレッサの
配線を外す→アイドルアップ調整→コンプレッサの
配線を元に戻す。
(2) エアコンスイッチをオフ→アイドルアップ弁
の配管をエアコンオン時と同様に接続する→アイドルア
ップ調整→配管を元に戻す。
なお、上述の無負荷状態でのエアコンオン時のアイド
ルアップ回転数を調整する前に、通常のアイドル調整を
実施しなければならない。この通常のアイドル調整方法
は、例えば、電子制御式燃料噴射装置(EFI)を備えた
内燃機関では以下のように行われる。点検端子(T端
子)を短絡→アイドル点火時期調整(例えば10°BTD
C)→アイドルバイパス流量(アイドル回転数)を調
整→T端子を開放。
〔考案が解決しようとする課題〕
ところが、前述した無負荷状態のエアコンオン時のア
イドルアップ調整方法は、何れの方法でも配線の変更や
配管の変更を伴うために、アイドルアップ調整後に配線
や配管を元に戻さなくてはならず、誤配線や誤配管、或
いは配線や配管の戻し忘れ等の不具合が生じることがあ
り、2次的にはエンジンストール、アイドルハンチン
グ、冷房性能欠如等の問題が発生する恐れがある。
本考案は前記従来のエアコンオン時の無負荷状態のア
イドルアップ調整方法の有する問題点を解消し、配線や
配管を変更することなく、アイドル調整と同時に簡単で
正確に無負荷状態でエアコンオン時のアイドルアップ調
整を行うことが出来る自動車用空気調和装置を提供する
ことを目的としている。
〔課題を解決するための手段〕
前記目的を達成する本考案の自動車用空気調和装置
は、作動信号が入力された時に、スロットル弁の上流側
の新気の一部を調整スクリュの開度に応じてスロットル
弁の下流側に導びくアイドル流量調整手段と、空気調和
装置のスイッチがオンの時に前記アイドル流量調整手段
と空気調和装置のコンプレッサに作動信号を出力する駆
動手段と、アイドル回転数の調整時にオンされる点検端
子と、この点検端子がオンの時には、前記空気調和装置
のスイッチがオンであっても、前記コンプレッサの動作
を禁止するコンプレッサ動作禁止手段とを備えることを
特徴としている。
〔作用〕
本考案の自動車用空気調和装置によれば、点検端子を
短絡した状態でエアコンのスイッチをオンにすると、コ
ンプレッサ等の負荷は機関に接続されない状態となり、
スロットル弁の上流側の新気の一部をスロットル弁の下
流側に導く吸気流量調節機構はエアコンがオンした時と
同じ状態になる。従って、無負荷のエアコンのオン時の
アイドルアップの調整が可能となる。
〔実施例〕
以下添付図面を用いて本考案の実施例を詳細に説明す
る。
第1図は本考案の自動車用空気調和装置の一実施例の
構成を示すものである。図において、1はコアコンのコ
ンプレッサ、2はコンプレッサ1を駆動するエアコンア
ンプ、3はエアコンスイッチ、4はエンジン・コントロ
ール・ユニット(ECU)を示しており、これらがエアコ
ンの構成部材となっている。また、この実施例ではECU4
に点検端子(T端子)5が設けられており、コンプレッ
サ1とエアコンアンプ2との間には駆動回路6によりオ
ン、オフされるリレー7が設けられている。
一方、内燃機関10の吸気通路9にはスロットル弁8が
設けられており、その上流側にはエアクリーナ11が設け
られている。そして、エアクリーナ11のクリーンサイド
とスロットル弁8の下流側とは配管12で連通されてお
り、この配管12の途中には配管12を開閉するためのアイ
ドルアップ弁20が設けられている。このアイドルアップ
弁20は、例えば、ダイアフラム23を挟んで上部ケーシン
グ21と下部ケーシング22とからなり、上部ケーシング21
とダイアフラム23との間のダイアフラム室25には、ダイ
アフラム23を下部ケーシング22側に付勢するばね24が内
装され、下部ケーシング22にはダイアフラム23に突設さ
れたロッド26の先端に取り付けられて配管12を開閉する
弁体27が設けられている。28は配管12内を流れる空気の
流量を調節する調節スクリュである。
前述のように構成されたアイドルアップ弁20は、その
ダイアフラム室25に吸気管負圧が導かれた時に、ダイア
フラム23がばね24に抗して上部ケーシング21側に移動す
ることによって開弁して配管12を連通させ、ダイアフラ
ム室25に大気圧が導かれた時にはばね24の付勢力によっ
て閉弁して配管12を遮断するように構成される。このた
め、アイドルアップ弁20の近傍には、ダイアフラム室25
に導かれる吸気管負圧と大気圧とを切り換える電磁三方
弁30が設けられており、アイドルアップ弁20のダイアフ
ラム室25は配管14を介してこの電磁三方弁30の切換口31
に接続されている。また、この電磁三方弁30の残りの2
つの接続口のうち、一方の接続口32は配管13を介して吸
気通路9のスロットル弁8の下流側に接続され、他方の
接続口33は大気に連通されている。更に、この電磁三方
弁30のソレノイド34はエアコンアンプ2に接続されてい
る。そして、エアコンスイッチ3のオフ時はエアコンア
ンプ2から電磁三方弁30のソレノイド34に通電が行なわ
れず、電磁三方弁30は図の“黒”−“黒”で示す通路が
連通してアイドルアップ弁20のダイアフラム室25には大
気圧が導入されるようになっており、エアコンスイッチ
3がオン時はエアコンアンプ2から電磁三方弁30のソレ
ノイド34に通電が行なわれて、電磁三方弁30はその
“白”−“白”で示す通路が連通してアイドルアップ弁
20のダイアフラム室25には配管13,14を介して吸気管負
圧が導入されるようになっている。
このように構成された自動車用空気調和装置では、通
常のエアコンのオン時のアイドルアップは以下のように
行われる。即ち、エアコンスイッチ3がオンにされる
と、そのオン信号をエアコンアンプ2が受け、コンプレ
ッサ1と電磁三方弁30に通電する。すると、電磁三方弁
30の“白”−“白”が連通するので、アイドルアップ弁
20のダイアフラム室25には配管13,14を介して吸気管負
圧が導入され、アイドルアップ弁20が開弁して配管12が
連通する。この結果、エアクリーナ11のクリーンサイド
の新気が配管12を通じてバイパスエアとして内燃機関10
に吸入され、アイドルアップが実施される。
この状態で無負荷アイドルアップ調整を行う時のECU4
の動作手順を第2図のアイドル調整ルーチンを示すフロ
ーチャートを用いて説明する。なお、このルーチンはメ
インルーチンの中で実行させれば良い。
ステップ201ではまず、T端子5がオンか否かが判定
される。T端子5がオンの時(YES)はステップ202に進
み、T端子5がオフの時(NO)はステップ203に進む。
ステップ202では燃料カット禁止信号が出力されるが、
これはアイドル状態でアイドルスイッチ(LL)がオンの
時に機関回転数が高くなって自動的に燃料がカットされ
てしまうと、エアコンの無負荷調整ができなくなるの
で、それを防止するために行うものである。一方、ステ
ップ203では他のエアコン無負荷条件が成立しているか
否かが判定され、他のエアコン無負荷条件が成立してい
る時(YES)はステップ204に進み、他のエアコン無負荷
条件が成立していない時(NO)はこのルーチンを終了す
る。そして、ステップ204では無負荷状態でエアコンの
アイドル調整を行うために、コンプレッサカット信号が
出力される。
このようなECU4の動作を第1図を用いて説明する。エ
アコンスイッチ3がオンの時にはエアコンアンプ2によ
りコンプレッサ1と電磁三方弁30が通電されるので、コ
ンプレッサ1は回転して内燃機関10の負荷となり、電磁
三方弁30は吸気管負圧をアイドルアップ弁20に導くの
で、アイドルアップ弁20が開弁して配管12を通じてスロ
ットル弁8の上流側の新気がスロットル弁8の下流側に
バイパスされている。この状態でT端子5が短絡される
と、ECU4はT端子5のオンを検出して、駆動回路6にコ
ンプレッサカット信号を出力する。コンプレッサカット
信号を受けた駆動回路6はリレー7をオンにしてエアコ
ンアンプ2からのコンプレッサ1のマグネットクラッチ
への通電を遮断する。この結果、コンプレッサ1はオフ
される。
よって、この状態ではエアコンがオンされてアイドル
アップの状態でありながらコンプレッサ1がオフされて
いるので、無負荷アイドルアップ回転数を調整スクリュ
28にて調整できる。
また、次のような手順でアイドル調整を行えば、通常
のアイドル調整と同時に無負荷状態のエアコンオン時の
アイドルアップ調整を行うことができる。即ち、(1)
T端子5のオン、(2)アイドル点火時期、回転数の調
整、(3)エアコンスイッチ3のオン、(4)アイドル
アップ調整、(5)T端子5のオフ、の順にアイドル調
整を行えば、通常のアイドル調整と同時に無負荷状態の
エアコンオン時のアイドルアップ調整を行うことができ
る。この時、調整回転数は夏期に必要なエアコンのオン
時のアイドル回転が得られるように、予めアイドル調整
を行った後にT端子5をオンしてコンプレッサ1をオフ
させ、無負荷アイドルアップ回転数(約1300〜1500rp
m)にすれば良い。
なお、前述の実施例ではエアコンスイッチ3がオンの
状態の時にコンプレッサ1をオフする手段としてリレー
7とその駆動回路6とを用いているが、ECU4からのコン
プレッサカット信号をエアコンアンプ2に入力するよう
にして、コンプレッサカット信号によりエアコンアンプ
2に設けた回路によってコンプレッサ1をカットするよ
うにしても良いものである。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案の自動車用空気調和装置
によれば、無負荷状態のエアコンのアイドルアップ回転
数の調整が、通常のアイドル調整と同時に行えるため、
調整のための手間を省くことができると共に、調整する
ための配線、配管のつけ外しが不要のため、2次的な不
具合を防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の自動車用空気調和装置の構成を示す構
成図、第2図は第1図のECUの動作を示すフローチャー
トである。 1……コンプレッサ、2……エアコンアンプ、3……エ
アコンスイッチ、4……ECU、5……点検(T)端子、
6……駆動回路、7……リレー、8……スロットル弁、
9……吸気通路、10……内燃機関、12,13,14……配管、
20……アイドルアップ弁、30……電磁三方弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】作動信号が入力された時に、スロットル弁
    の上流側の新気の一部を調整スクリュの開度に応じてス
    ロットル弁の下流側に導びくアイドル流量調整手段と、 空気調和装置のスイッチがオンの時に前記アイドル流量
    調整手段と空気調和装置のコンプレッサに作動信号を出
    力する駆動手段と、 アイドル回転数の調整時にオンされる点検端子と、 この点検端子がオンの時には、前記空気調和装置のスイ
    ッチがオンであっても、前記コンプレッサの動作を禁止
    するコンプレッサ動作禁止手段と、 を備えることを特徴とする自動車用空気調和装置。
JP4623689U 1989-04-21 1989-04-21 自動車用空気調和装置 Expired - Lifetime JPH081934Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4623689U JPH081934Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 自動車用空気調和装置

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JP4623689U JPH081934Y2 (ja) 1989-04-21 1989-04-21 自動車用空気調和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02136706U JPH02136706U (ja) 1990-11-14
JPH081934Y2 true JPH081934Y2 (ja) 1996-01-24

Family

ID=31561140

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