[go: up one dir, main page]

JPH08191600A - インバータの電流制御装置 - Google Patents

インバータの電流制御装置

Info

Publication number
JPH08191600A
JPH08191600A JP7002923A JP292395A JPH08191600A JP H08191600 A JPH08191600 A JP H08191600A JP 7002923 A JP7002923 A JP 7002923A JP 292395 A JP292395 A JP 292395A JP H08191600 A JPH08191600 A JP H08191600A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output
magnetic flux
command value
current
voltage command
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7002923A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotoshi Kawamura
博年 河村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinko Electric Co Ltd
Original Assignee
Shinko Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinko Electric Co Ltd filed Critical Shinko Electric Co Ltd
Priority to JP7002923A priority Critical patent/JPH08191600A/ja
Publication of JPH08191600A publication Critical patent/JPH08191600A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of Ac Motors In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 磁束成分電流指令値(101)とトルク成分電流
指令値(102)とに基いて、誘導電動機(1)を駆動するイン
バータ(2)の出力電流における磁束成分電流(104)とトル
ク成分電流(103)とを制御するインバータの電流制御装
置(100)に、磁束成分電流指令値と磁束成分電流との偏
差に応じた演算の状態とトルク成分電流指令値とトルク
成分電流との偏差に応じた演算の状態とに応じて、イン
バータ(2)の出力電圧が飽和しないように、磁束成分の
電圧指令値(105)とトルク成分の電圧指令値(106)とを制
限する制限回路を設ける。 【効果】 インバータの出力を飽和させることなく、か
つ、電流制御の応答性を改善することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、誘導電動機、永久磁
石形の同期電動機(DCブラシレス)などの交流電動機
の制御装置等に用いて好適なインバータの電流制御装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】交流電動機の1つである誘導電動機の制
御において、広い運転周波数範囲で精度良く速度制御を
行うため、誘導電動機の1次3相交流電流を検出し、磁
束電流成分とトルク電流成分とに分解し、両成分を独立
した直流量として制御する制御装置がある(特開昭57
−199489号公報「誘導電動機の制御装置」参
照)。
【0003】図7は、上述したような従来の誘導電動機
の制御装置における磁束成分電流とトルク成分電流の制
御に係る構成を示すブロック図である。この図におい
て、1は3相誘導電動機であり、2は電圧型PWM(パ
ルス幅変調)制御インバータである。電圧型PWM制御
インバータ2は、3相トランジスタ・インバータ等によ
って構成され、図示していない直流電源部から供給され
た直流電圧をパルス幅制御し、任意の電圧、周波数およ
び位相を持つ3相交流電圧に変換して出力する。そし
て、この電圧型PWM制御インバータ2から出力された
3相交流電圧が、3相誘導電動機1に印加されて、3相
誘導電動機1が駆動される。
【0004】3および4は、電流検出器であり、3相誘
導電動機1の1次u相電流およびw相電流を検出して、
2相−3相変換器5へ出力する。2相−3相変換器5
は、電流検出器3および4から入力された3相誘導電動
機1の1次電流ならびに図示していない3相誘導電動機
1の速度検出器等の出力に基づき、公知の変換方法によ
って3相誘導電動機1の1次電流を磁束成分とトルク成
分とに分解し、磁束成分電流Idおよびトルク成分電流
Iqとして出力する。ただし、この図に示す場合、3相
誘導電動機1の3相1次電流のうち、直接検出していな
いv相電流は、電流検出器3および4で検出した他の2
相の電流に基づき、演算によって求められる。
【0005】12および13は、減算器であり、磁束成
分電流Idおよびトルク成分電流Iqとそれぞれの指令
値Id*およびIq*との偏差信号を求め、電流制御回路
6および7へ出力する。そして、電流制御回路6および
7は、入力された各偏差信号に、例えば、所定の比例ゲ
インを掛けることによって、磁束成分電圧指令Vd*
よびトルク成分電圧指令Vq*を求め、2相−3相変換
器8へ出力する。なお、電流制御回路6および7は、磁
束成分電圧指令Vd*およびトルク成分電圧指令Vq*
対して、所定のクランプを掛け、出力する磁束成分電圧
指令Vd*およびトルク成分電圧指令Vq*は、所定の範
囲内の値に制限している。このクランプについては後述
する。
【0006】2相−3相変換器8は、磁束成分電圧指令
Vd*およびトルク成分電圧指令Vq*を所定の演算によ
って、1次3相電圧指令(瞬時値)Vu*、Vv*、Vw
*に変換して出力する。そして、1次3相電圧指令V
*、Vv*、Vw*は、リミット回路9、10および1
1によって、所定の範囲に制限された後、電圧型PWM
制御インバータ2へ、3相出力電圧の指令値として入力
される。なお、リミット回路9、10および11は、各
電圧指令値が、電圧型PWM制御インバータ2の最大振
幅を越える値とならないように、各電圧指令値に対して
上下限の制限を掛けている。ここでは、電圧型PWM制
御インバータ2の最大出力可能振幅を1として、リミッ
ト回路9、10および11における制限値は±1に設定
されているものとする。
【0007】それでは、ここで上記電流制御回路6およ
び7、2相−3相変換器8ならびにリミット回路9、1
0および11の動作の詳細について説明する。上述した
ように電流制御回路6および7では、磁束成分電流Id
およびトルク成分電流Iqとそれぞれの指令値Id*
よびIq*との偏差信号に基づいて、所定の演算によっ
て磁束成分電圧指令Vd*およびトルク成分電圧指令V
*が求められるが、ここでは、比例および積分演算を
用いる場合を一例として説明する。
【0008】この場合、電流制御回路6および7では、
まず、磁束成分およびトルク成分の内部電圧指令値Vd
* aおよびVq* aが下式のようにして求められる。 Vd* a=K1(Id*−Id)+K2∫(Id*−Id)dt ……(1) Vq* a=K3(Iq*−Iq)+K4∫(Iq*−Iq)dt ……(2) ここで、K1およびK3は比例ゲイン、K2およびK4は積
分ゲインを表す。ただし、上記内部電圧指令値Vd* a
よびVq* aは、クランプを掛ける前の値である。次に、
各指令値Vd* a、Vq* aに対して、実際に2相−3相変
換器8へ出力する磁束成分電圧指令Vd*およびトルク
成分電圧指令Vq*の大きさが、それぞれ最大±1とな
るようにクランプが掛けられる。このクランプの値は、
上述した電圧型PWM制御インバータ2の最大出力可能
振幅の値(=1)に対応するものである。
【0009】一方、2相−3相変換器8における2相−
3相変換は、例えば、極形式成分によって、下式(3)
〜(5)のようにして行われる。 Vu*=V1 *sin(θ*+α) ………(3) Vv*=V1 *sin(θ*+α−2π/3) ………(4) Vw*=V1 *sin(θ*+α−4π/3) ………(5) ただし、 θ*=∫(ωr/p+ωs*)dt ………(6) V1 *=√((Vd*2+(Vq*2) ………(7) α=tan-1(Vq*/Vd*) ………(8)
【0010】ここで、θ*は3相誘導電動機1の2次磁
束の予測位置、ωrは回転速度、pは極対数、ωs*
すべり周波数指令、V1 *は1次電圧ベクトルの振幅指
令、αは2次磁束に対する1次電圧ベクトルの角度(相
差角)である。この場合、1次電圧ベクトルの振幅指令
1 *が電圧型PWM制御インバータ2における振幅電圧
と一致するの。したがって、1次電圧ベクトルの振幅指
令V1 *が1より大きい場合、各瞬時電圧Vu*、Vv*
Vw*が、位相θ*の変化に応じて、リミット回路9、1
0および11におけるクランプ値±1を越えるときが発
生する。このとき、リミット回路9、10および11に
おいてクランプが掛かり、電圧型PWM制御インバータ
2の出力が飽和して、3相の出力電圧波形が歪んだ状態
となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】電流制御回路6および
7において、上述したように、磁束成分電圧指令Vd*
およびトルク成分電圧指令Vq*が、それぞれ最大±1
で制限されるとすると、d−q軸における各成分の合成
ベクトルv*は、図8に示す正方形の範囲内(各軸の±
1の範囲内)のベクトルとなる。一方、2相−3相変換
器8において求められる1次3相電圧の瞬時値は、式
(7)で示すように、合成ベクトルv*の大きさ(=V1
*)を振幅とする周期関数として求められるので、各成
分の合成ベクトルv*が図8に示す原点Oを中心とする
半径1の円内にあるときにのみ、V1 *≦1の関係が成立
する。
【0012】したがって、磁束成分電圧指令Vd*およ
びトルク成分電圧指令Vq*から合成されたベクトルv*
が、図8に斜線で示す原点Oを中心とする半径1の円の
外側の部分でかつ一辺2の正方形内にある場合、1次電
圧ベクトルの振幅指令V1 *は、1より大きくなり、結果
として、電圧型PWM制御インバータ2の出力が飽和し
てしまうことになる。すなわち、電流制御回路6および
7において、磁束成分電圧指令Vd*およびトルク成分
電圧指令Vq*に対して、±1の範囲内となるようなク
ランプを掛けているにも拘らず、電圧型PWM制御イン
バータ2の出力が飽和領域で制御されてしまうという問
題がある。
【0013】さらに、上述したように、電流制御回路6
および7において、磁束成分およびトルク成分の電圧指
令値を、比例+積分演算のように積分要素を含む演算に
よって求める場合には、次のような問題がある。図9
は、横軸に時間、縦軸にトルク成分の電圧を表した図で
ある。なお、この場合、図示していない磁束成分電圧指
令Vd*は、1/√2一定に設定されていると仮定す
る。また、時刻t1において、トルク成分の電流指令値
Idと電流指令値Id*の偏差信号の符号が変化したも
のとする。したがって、この場合、時刻t1において、
式(2)に示したトルク成分の電圧指令値Vq* aの比例
分K3(Iq*−Iq)は、P1からP2へと変化し、ま
た、積分分K4∫(Iq*−Iq)dtは、時刻t1以
降、I1から徐々に減少するように変化する。
【0014】上記の条件では、時刻0からt1までの
間、トルク成分の内部電圧指令値Vq* a(=P1+I
1)は、1より大きいので、電流制御回路7から出力さ
れるトルク成分電圧指令Vq*は、1に制限される。そ
して、時刻t1において、上述したように偏差信号が変
化すると、トルク成分の電圧指令値Vq* a(=P2+I
1)は1以下となるので、トルク成分電圧指令Vq
*は、電圧指令値Vq* aと一致し、時刻t1以降、徐々
に減少する。
【0015】しかし、この場合、上述したように磁束成
分電圧指令Vd*が1/√2一定であるとすると、図に
斜線で示したトルク成分電圧指令Vq*が1/√2を越
える範囲((Vq*2>1−(Vd*2の範囲)は、電
圧型PWM制御インバータ2の出力が飽和した状態とな
る。したがって、この図に示す場合、時刻t2において
トルク成分電圧指令Vq*が1/√2まで低下したとす
ると、電圧型PWM制御インバータ2から出力される1
次3相電圧Vu、Vv、Vwは、時刻0からt2まで、
飽和した状態である。 すなわち、時刻t1で偏差信号
が変化したにも拘らず、時刻t1からt2までの間、電
圧型PWM制御インバータ2から出力される実際の1次
3相電圧Vu、Vv、Vwは飽和した状態から抜け出せ
ないことになる。
【0016】なお、ここでは、図9を参照して、トルク
成分の電圧指令値に関する制御の遅れについて説明した
が、磁束成分の電圧指令値に対しても同様のことがいえ
る。以上のように、磁束成分およびトルク成分の電圧指
令値を比例+積分演算によって求める場合、電流制御回
路6および7から出力される電圧指令のリミット値が電
圧型PWM制御インバータ2における飽和値と対応して
いないため、電圧型PWM制御インバータ2における電
圧制御に遅れが生じ、結果として、電流制御の応答性が
悪くなってしまうという問題があった。
【0017】この発明は、このような背景の下になされ
たもので、電流制御に用いるインバータの出力を飽和さ
せることなく、かつ、電流制御の応答性を改善すること
ができるインバータの電流制御装置を提供することを目
的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
磁束成分電流指令値とトルク成分電流指令値とに基い
て、交流電動機を駆動するインバータの出力電流におけ
る磁束成分電流とトルク成分電流とを制御するインバー
タの電流制御装置において、前記磁束成分電流指令値と
前記磁束成分電流との偏差に応じて、前記インバータの
出力電圧の磁束成分の電圧指令値を演算する第1の演算
手段と、前記トルク成分電流指令値と前記トルク成分電
流との偏差に応じて、前記インバータの出力電圧のトル
ク成分の電圧指令値を演算する第2の演算手段と、前記
第1の演算手段における演算状態と前記第2の演算手段
における演算状態とに応じて、前記インバータの出力電
圧が飽和しないように、前記磁束成分の電圧指令値と前
記トルク成分の電圧指令値とを制限する制限手段とを具
備することを特徴とする。
【0019】また、請求項2記載の発明は、請求項1記
載の発明において、前記第1の演算手段と前記第2の演
算手段の少なくとも一方の演算手段は、少なくとも比例
演算と積分演算とを含む演算によって、前記磁束成分の
電圧指令値又は前記トルク成分の電圧指令値を演算し、
前記制限手段は、前記比例演算が前記積分演算に優先す
るように、前記磁束成分の電圧指令値又は前記トルク成
分の電圧指令値を制限することを特徴とする。
【0020】
【作用】上記構成によれば、制限手段が、第1の演算手
段における演算状態と第2の演算手段における演算状態
とに応じて、インバータの出力電圧が飽和しないよう
に、磁束成分の電圧指令値とトルク成分の電圧指令値と
を制限する。そして、各成分の電圧指令値に従った磁束
成分およびトルク成分を有する電圧がインバータから出
力される。したがって、インバータの出力電圧が飽和す
ることがなくなり、飽和する場合と比較して、磁束成分
電流指令値とトルク成分電流指令値とに基づく、交流電
動機に流れる交流電流の磁束成分電流とトルク成分電流
との制御性を向上させることができる。
【0021】また、請求項2記載の発明による上記の構
成によれば、第1の演算手段と第2の演算手段の少なく
とも一方の演算手段が比例演算と積分演算とを含む演算
によって磁束成分の電圧指令値又はトルク成分の電圧指
令値を演算する場合には、制限手段において、まず比例
演算に基づく磁束成分の電圧指令値又はトルク成分の電
圧指令値の制限が行われ、次に積分演算に基づく磁束成
分の電圧指令値又はトルク成分の電圧指令値の制限が行
われる。したがって、磁束成分電流指令値と磁束成分電
流との偏差又はトルク成分電流指令値とトルク成分電流
との偏差の変化に応じて、各成分の電圧指令値を応答性
良く変化させることができる。
【0022】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の一実施例
について説明する。図1はこの発明の一実施例によるイ
ンバータの電流制御装置を用いた誘導電動機の制御装置
の構成を示すブロック図であり、この図において、電流
制御回路100がこの発明によるインバータの電流制御
装置に対応する部分である。なお、図1において図7の
各部に対応する部分には同一の符号を付け、その説明を
省略する。図1に示す誘導電動機の制御装置において
は、図7に示す電流制御回路6および7の代わりに電流
制御回路100が設けられており、また、リミット回路
9、10および11が省略され、2相−3相変換器8か
ら出力された1次3相電圧指令Vu*、Vv*、Vw
*が、直接、電圧型PWM制御インバータ2に入力され
ている。
【0023】電流制御回路100は、2相−3相変換器
5から出力された磁束成分電流Idおよびトルク成分電
流Iqならびにそれぞれの指令値Id*およびIq*を、
入力端104、103、101および102から入力し
て、各成分毎の偏差に応じ、磁束成分電圧指令Vd*
よびトルク成分電圧指令Vq*を演算によって求め、出
力端105および106から出力する。
【0024】図2は、図1に示す電流制御回路100の
詳細構成を示すブロック図である。なお、電流制御回路
100は、デジタル信号処理専用の1チップ・マイクロ
プロセッサ(DSP;Digital Signal Processor)によ
って構成されている。なお、この場合、図2に示す電流
制御回路100は、磁束成分電圧指令Vd*およびトル
ク成分電圧指令Vq*を、式(1)および(2)に基づ
いて演算するよう構成されており、図2に示す入力端子
101〜104ならびに出力端子105および106
は、図1に示すものと対応している。
【0025】図2において、入力端子101から入力さ
れた磁束成分電流指令値Id*および入力端子104か
ら入力された磁束成分電流Idは、減算器130に入力
され、(Id*−Id)によって求められる偏差信号が
減算器130から出力される。この減算器130の出力
は、入力端子Xからサンプルホールド131へ入力され
る。サンプルホールド131は、図示していない外部の
クロック発振回路からクロック入力端子195を介して
端子bへ供給される所定周期のクロック信号に基づい
て、入力端子Xから入力される信号をサンプリングし、
クロック信号の1周期分、入力された値をホールドし、
出力端子Yから出力する。
【0026】132および133は乗算器であり、乗算
器132では入力端子191から入力された比例ゲイン
(K1)とサンプルホールド131の出力とを乗算した
結果が求められ、乗算器133では入力端子192から
入力された積分ゲイン(K2)とサンプルホールド13
1の出力とを乗算した結果が求められる。なお、磁束成
分電流指令値Id*、トルク成分電流指令値Iq*、比例
ゲインおよび積分ゲインは、それぞれ、図示していない
中央制御装置(CPU)およびレジスタ等から入力され
る。この乗算器132での乗算結果は、出力端子Yから
出力されて、リミット回路134の端子Xに入力され
る。リミット回路134は、端子X、端子MAXおよび
端子MINから入力される値に応じて、以下の条件によ
って出力端子Yから出力する値を決定する。ただし、端
子MAXから入力される値は、端子MINから入力され
る値より、常に大きいものとする。 1)端子Xから入力された値が端子MAXから入力され
た値以上である場合:端子MAXから入力された値が出
力端子Yから出力される。 2)端子Xから入力された値が端子MINから入力され
た値以下である場合:端子MINから入力された値が出
力端子Yから出力される。 3)端子Xから入力された値が端子MAXから入力され
た値より小さくかつ端子MINから入力された値より大
きい場合:端子Xから入力された値がそのまま出力端子
Yから出力される。 すなわち、リミット回路134は、端子Xから入力され
た信号の最大値および最小値を、端子MAXおよび端子
MINから入力された値に制限して、端子Yから出力す
る。
【0027】そして、このリミット回路134の出力
は、加算器135の2つの入力端子のうちの一方の入力
端子へ入力される。一方、乗算器133での乗算結果
は、出力端子Yから出力されて、加算器136の一方の
入力端子へ入力され、加算器136の出力がリミット回
路137の入力端子Xへ入力される。このリミット回路
137は、端子X、端子MAXおよび端子MINから入
力された信号に応じて、リミット回路134と同様にし
て得た出力を、端子Yから出力する。そして、端子Yか
ら出力された信号は、加算器135のもう一方の入力端
子へ入力される。したがって、加算器135からは、リ
ミット回路134の出力とリミット回路137の出力を
加算した結果が出力される。また、リミット回路137
の出力端子Yから出力された信号は、ユニット・ディレ
イ138のX端子へも入力される。
【0028】このユニット・ディレイ138は、端子b
から入力される上記クロック信号の1周期分、端子Xか
ら入力された信号を遅延させて端子Yから出力する。そ
して、このユニット・ディレイ138の出力は、加算器
136の一方の入力端子へ入力される。したがって、ユ
ニット・ディレイ138および加算器136は積分器を
構成し、また、この積分器の積分値はリミット回路13
7での上下限の範囲内に常に制限される。以上の構成に
よれば、リミット回路134および137が、各々の入
力端子Xから入力される値をそのまま出力端子Yから出
力している場合には、式(1)で示される磁束成分の電
圧指令値Vd* aに対応したデジタル信号が、電圧指令値
Vd*として端子105から出力される。
【0029】他方、トルク成分の信号処理は、上述した
符号130〜138を付した各回路と同様にして構成さ
れた符号150〜158を付した各回路によって行われ
る。そして、リミット回路154および157が、各々
の入力端子Xから入力される値をそのまま出力端子Yか
ら出力している場合には、式(2)で示されるトルク成
分の電圧指令値Vq* aに対応したデジタル信号が、電圧
指令値Vq*として端子106から出力される。なお、
トルク成分の信号処理における比例ゲイン(K3)と積
分ゲイン(K4)は、それぞれ、入力端子193および
入力端子194から入力される。
【0030】次に、リミット回路134、137、15
4および157の各端子MAXおよび端子MINの入力
信号について説明する。139は、加算器であり、乗算
器132の出力と加算器136の出力を加算することに
よって磁束成分の内部電圧指令値の比例分と積分分を加
算した結果を求め、リミット値発生回路200の入力端
子X1へ出力する。159は、139と同様の加算器で
あり、乗算器132の出力と加算器136の出力を加算
することによって求めたトルク成分の内部電圧指令値の
比例分と積分分を加算した結果を、リミット値発生回路
200の入力端子X2へ出力する。
【0031】リミット値発生回路200は、複数の演算
回路からなる信号処理回路であり、入力端子X1および
X2から入力された値に応じて、磁束成分の電圧指令値
の最大値を端子Y1、最小値を端子Y2から出力し、ト
ルク成分の電圧指令値の最大値を端子Y3、最小値を端
子Y4から出力する。ただし、リミット値発生回路20
0の各端子から出力される値は、±1の範囲内の値であ
る。なお、このリミット値発生回路200の詳細につい
ては後述する。
【0032】そして、リミット値発生回路200の各出
力は、回路ブロック170および180へ入力される。
この回路ブロック170は、減算器170、173なら
びに出力信号の上下限値を±1でクランプするクランプ
回路172、174から構成されている。そして、リミ
ット値発生回路200の端子Y1および端子Y2の出力
を、直接リミット回路134の端子MAXおよび端子M
INへ出力するとともに、端子Y1および端子Y2の出
力からリミット回路134の出力を減算した結果をそれ
ぞれ、クランプ回路172、174へ出力する。そし
て、クランプ回路172、174の出力は、リミット回
路137の端子MAXおよび端子MINへそれぞれ入力
される。この構成によって、磁束成分の電圧指令値Vd
*における比例分が、リミット回路134において、リ
ミット値発生回路200から出力された磁束成分の電圧
指令値の最大値と最小値の範囲内に制限され、他方、積
分分は、リミット回路137において、リミット値発生
回路から出力された磁束成分の電圧指令値の最大値およ
び最小値から、比例分を差引いた値に制限される。した
がって、比例分と積分分を加算した値である端子105
から出力される電圧指令値Vd*の上下限値は、リミッ
ト値発生回路200から出力された最大値(端子Y1)
および最小値(端子Y2)の範囲に制限される。
【0033】一方、回路ブロック180は、回路ブロッ
ク170と同様に、減算器180、183ならびに出力
信号の上下限値を±1でクランプするクランプ回路18
2、184の4回路から構成されている。そして、リミ
ット回路154および157の各端子MAXおよび端子
MINへ各制限値を出力する。したがって、磁束成分と
同様、端子106から出力されるトルク成分の電圧指令
値Vq*の上下限値も、リミット値発生回路200の端
子Y3から出力される最大値と端子Y4から出力される
最小値の範囲内に制限される。
【0034】次に、図3および図4を参照して、リミッ
ト値発生回路200の詳細について説明する。図3およ
び図4は、図8と同様にd−q平面を表す図であり、そ
れぞれリミット値発生回路200における異なった2種
類の方法によるリミット値の発生手法を示す説明図であ
る。
【0035】図3において、Vd* a0はリミット値発生
回路200の端子X1から入力された磁束成分の内部電
圧指令値に対応するベクトル、また、Vq* a0は端子X
2から入力されたトルク成分の内部電圧指令値に対応す
るベクトルを表している。この場合、Vd* a0は(0.
8,0)、Vq* a0は(0,0.8×√3)であるとす
る。したがって、ベクトルVd* a0とベクトルVq* a0
合成ベクトルVa(0.8,0.8×√3)の大きさは
1.6となり、相差角θa(式(8)のαに対応)はπ
/3となる。このような場合、電圧型PWM制御インバ
ータ2(図1参照)の出力を飽和させないためには、ベ
クトルVd* a0とベクトルVq* a0を制限して、それらの
合成ベクトルVaの大きさが1以下、すなわち、この図
に示す半径1の円内となるようにしなければならない。
【0036】そこで、リミット値発生回路200は、合
成ベクトルVaの大きさが1以下となるように各成分V
* a0およびVq* a0の最大および最小の制限値を次のよ
うにして発生する。図3は、リミット値発生回路200
において、相差角θaを保持した状態で、両成分をそれ
ぞれ制限するためのリミット値を発生する場合を示して
いる。すなわち、この場合、リミット値発生回路200
では、磁束成分の電圧指令値Vd*の最大値に対応する
ベクトルVd* 10が(cosθa,0)となり、トルク成
分の電圧指令値Vq*の最大値に対応するベクトルVq*
10が(0,sinθa)となるように各成分のリミット
値が発生される。この場合、ベクトルVd* 10とベクト
ルVq* 20の合成ベクトルv* 10の大きさは1となる。
【0037】次に、図4を参照して、リミット値発生回
路200における他の制限値の発生手法を説明する。図
4に示す磁束成分の内部電圧指令値Vd* a0とトルク成
分の内部電圧指令値Vq* a0は、図3に示すものと同一
のベクトルである。この場合、磁束成分の電圧指令値を
優先し、内部電圧指令値Vd* a0が±1以下の場合は磁
束成分の電圧指令値に対しては制限を掛けないようにす
る。したがって、この場合、磁束成分の電圧指令値Vd
*の最大値に対応するベクトルVd* 20は内部電圧指令値
Vd* a0と一致する。また、トルク成分の電圧指令値に
対しては、ベクトルVd* 20とトルク成分の電圧指令値
Vq*の最大値に対応するベクトルVq* 20の合成ベクト
ルv* 20の大きさが1となるように、ベクトルVq* 20
大きさを±√(1−(Vd* a02)式に基づいて決定す
る。そして、以上のようにして決定したベクトルVq*
20に対応する各制限値がリミット値発生回路200から
出力される。
【0038】次に、図3を参照して説明した、相差角θ
aが一定となるように各リミット値を発生する場合のリ
ミット値発生回路200の構成の一例を、図5を参照し
て説明する。なお、図5に示す各入出力端子X1、X
2、Y1、Y2、Y3およびY4は、図2に示す各端子
と対応している。この図において、210は、逆正接関
数回路であり、端子X1から入力された信号と端子X2
から入力された信号とに基づいて、tan-1(X2/X
1)に対応する位相信号(図3に示すθaに対応。)を
出力する。なお、X1=0の場合、逆正接関数回路21
0はπ/4または−π/4を出力する。211は、余弦
関数回路であり、逆正接関数回路210から入力された
位相信号に基づいて、余弦関数値(cosθaに対
応。)を出力する。212は、入力端子lから入力され
た値が入力端子rから入力された値以上である場合に
“1”を出力し、それ以外の場合“0”を出力する比較
回路であり、端子lには余弦関数回路211の出力が、
他方、端子rには定数信号発生回路213から出力され
た0信号が入力される。
【0039】214および215は、セレクタであり、
入力端子bに“1”が入力された場合には端子tから入
力された値を選択して出力し、入力端子bに“0”が入
力された場合には端子fから入力された値を選択して出
力する。なお、セレクタ214の端子fには定数信号発
生回路216から出力された1信号が、端子tには余弦
関数回路211の出力が入力され、他方、セレクタ21
5の端子tには定数信号発生回路217から出力された
−1信号が、端子fには余弦関数回路211の出力が入
力される。
【0040】一方、逆正接関数回路210の出力は、正
弦関数回路221へも供給され、正弦関数回路221で
求められた正弦関数値(sinθaに対応。)は、比較
回路222の端子l、セレクタ224の端子tおよびセ
レクタ225の端子fへ供給される。なお、比較回路2
22、セレクタ224および225、ならびに定数信号
発生回路223、226および227は、上述した比較
回路212、セレクタ214および215、ならびに定
数信号発生回路213、216および217と同様にし
て構成されている。
【0041】以上の構成によって図5に示すリミット値
発生回路200は、入力端子X1およびX2から入力さ
れた信号に基づいて、出力端子Y1、Y2、Y3および
Y3から以下の信号を出力する。 1)X1≧0の場合 Y1=cos(tan-1(X2/X1)) Y2=−1 2)X1<0の場合 Y1=1 Y2=cos(tan-1(X2/X1)) 3)X2≧0の場合 Y3=sin(tan-1(X2/X1)) Y4=−1 4)X2<0の場合 Y3=1 Y4=sin(tan-1(X2/X1))
【0042】このように、図5に示すリミット値発生回
路200では、磁束成分およびトルク成分の内部電圧指
令値Vd* aおよびVq* aに応じて、相差角θaが同一
で、かつ大きさが1となるような合成ベクトルに対応し
た磁束成分とトルク成分のリミット値をそれぞれ発生さ
れる。
【0043】次に、上記のようにして構成された図1に
示す電流制御回路100の動作を、図6を参照して説明
する。図6は、図9と同様、横軸に時間、縦軸にトルク
成分の電圧を表した図である。なお、この図に示す場
合、電流制御回路100内部のリミット値発生回路20
0は、図5に示すように構成されているものとする。ま
た、この場合、磁束成分およびトルク成分の合成ベクト
ルの相差角θaはπ/3であるとする。ここで、時刻ta
において、トルク成分の電流指令値Idと電流指令値I
*の偏差信号の符号が変化したとする。
【0044】この場合、時刻0からtaまでの間、トル
ク成分の電圧指令値Vq*(=P11+I11)は、sin
(π/3)に制限される。ここで、時刻0からtaまで
の期間において、例えば、比例分がP11(K3(Iq*
Iq))が0.5であったとすると、積分分I11(K4
∫(Iq*−Iq)dt)は、sin(π/3)−0.
5(約0.366)に制限される。次に、時刻taにお
いて、偏差信号の符号が変化し、比例分がP11からP12
へと変化したとすると、時刻taでは、積分分がI11な
ので、トルク成分の電圧指令値Vq*は、例えばこの図
に示すように変化する。すなわち、偏差信号の符号が変
化した時刻taの時点から、遅延無く、トルク成分の電
圧指令値Vq*が変化し始める。なお、時刻0からta
での間、磁束成分の電圧指令値Vd*に対しても同時に
cos(π/3)を越えないような制限が掛けられる。
【0045】上述したように、電流制御回路100にお
いて、磁束成分電圧指令Vd*およびトルク成分電圧指
令Vq*が両成分間の関係に応じてそれぞれ制限される
ので、2相−3相変換器8を介して電圧型PWM制御イ
ンバータ2へ入力される1次3相電圧指令Vu*、V
*、Vw*が飽和領域内の指令値となることがない。さ
らに、電流制御回路100では、各成分の電圧指令値の
比例分を優先するようにして、各成分の積分分に対し
て、電圧型PWM制御インバータ2の最大出力振幅に対
応したクランプが掛けられているので、例えば図6に示
すように、偏差信号の変化に対して指令値を遅れをなく
変化されることができる。したがって、従来に比較し、
電流制御におけるオーバーシュートあるいはアンダーシ
ュートを低減することができる。
【0046】なお、以上、本発明の実施例を誘導電動機
について説明したが、例えばACサーボに用いられてい
る永久磁石形の同期電動機(DCブラシレス)では、励
磁電流指令を0として同様なインバータの電流制御を行
うので、上記と全く同様の原理にて永久磁石形の同期機
にも本発明を適用することができる。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、制限手段が、第1の演算手段における演算
状態と第2の演算手段における演算状態とに応じて、イ
ンバータの出力電圧が飽和しないように、磁束成分の電
圧指令値とトルク成分の電圧指令値とを制限するので、
インバータの出力電圧が飽和しなくなり、飽和する場合
と比較して、交流電動機に流れる交流電流の磁束成分電
流とトルク成分電流との制御性を向上させることができ
る。すなわち、電流制御に用いるインバータの出力を飽
和させることなく、かつ、電流制御の応答性を良くする
ことができるという効果がある。
【0048】また、請求項2記載の発明によれば、制限
手段において、比例演算が積分演算に優先される。した
がって、各成分の電流偏差の変化に応じて、各成分の電
圧指令値を応答性良く変化させることができるので、電
流制御におけるオーバーシュートあるいはアンダーシュ
ートを低減することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例によるインバータの電流制
御装置を用いた誘導電動機の制御装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】図1に示す電流制御回路100の一構成例を示
すブロック図である。
【図3】図2に示す電流制御回路100における各指令
値の制限手法を説明するためのd(磁束成分)−q(ト
ルク成分)平面図である。
【図4】図2に示す電流制御回路100における各指令
値の他の制限手法を説明するためのd−q平面図であ
る。
【図5】図2に示すリミット値発生回路200の内部構
成の一例を示すブロック図である。
【図6】この発明の一実施例による電流制御回路100
の動作を説明するためのタイムチャートである。
【図7】従来のインバータの電流制御装置を用いた誘導
電動機の制御装置の構成を示すブロック図である。
【図8】交流電圧と2軸(磁束成分−トルク成分)電圧
との関係を示す説明図である。
【図9】従来のインバータの電流制御装置の動作を説明
するためのタイムチャートである。
【符号の説明】
1 3相誘導電動機 2 電圧型PWM制御インバータ 100 電流制御回路 170 回路ブロック 180 回路ブロック 200 リミット値発生回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁束成分電流指令値とトルク成分電流指
    令値とに基いて、交流電動機を駆動するインバータの出
    力電流における磁束成分電流とトルク成分電流とを制御
    するインバータの電流制御装置において、 前記磁束成分電流指令値と前記磁束成分電流との偏差に
    応じて、前記インバータの出力電圧の磁束成分の電圧指
    令値を演算する第1の演算手段と、 前記トルク成分電流指令値と前記トルク成分電流との偏
    差に応じて、前記インバータの出力電圧のトルク成分の
    電圧指令値を演算する第2の演算手段と、 前記第1の演算手段における演算状態と前記第2の演算
    手段における演算状態とに応じて、前記インバータの出
    力電圧が飽和しないように、前記磁束成分の電圧指令値
    と前記トルク成分の電圧指令値とを制限する制限手段と
    を具備することを特徴とするインバータの電流制御装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第1の演算手段と前記第2の演算手
    段の少なくとも一方の演算手段は、比例演算と積分演算
    とを含む演算によって前記磁束成分の電圧指令値又は前
    記トルク成分の電圧指令値を演算し、 前記制限手段は、前記比例演算が前記積分演算に優先す
    るように、前記磁束成分の電圧指令値又は前記トルク成
    分の電圧指令値を制限することを特徴とする請求項1記
    載のインバータの電流制御装置。
JP7002923A 1995-01-11 1995-01-11 インバータの電流制御装置 Pending JPH08191600A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002923A JPH08191600A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 インバータの電流制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7002923A JPH08191600A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 インバータの電流制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08191600A true JPH08191600A (ja) 1996-07-23

Family

ID=11542873

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7002923A Pending JPH08191600A (ja) 1995-01-11 1995-01-11 インバータの電流制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08191600A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083112A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Toyo Electric Mfg Co Ltd 永久磁石型三相交流電動機の制御装置
DE102015215623A1 (de) 2014-08-19 2016-02-25 Denso Corporation Steuerungsvorrichtung für eine rotierende elektrische maschine
CN105429539A (zh) * 2014-09-16 2016-03-23 株式会社电装 电机控制装置
US9935567B2 (en) 2015-07-02 2018-04-03 Denso Corporation Rotating electric machine control device

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011083112A (ja) * 2009-10-07 2011-04-21 Toyo Electric Mfg Co Ltd 永久磁石型三相交流電動機の制御装置
DE102015215623A1 (de) 2014-08-19 2016-02-25 Denso Corporation Steuerungsvorrichtung für eine rotierende elektrische maschine
CN105375845A (zh) * 2014-08-19 2016-03-02 株式会社电装 旋转电机控制设备
JP2016042776A (ja) * 2014-08-19 2016-03-31 株式会社デンソー 回転電機制御装置
US9461575B2 (en) 2014-08-19 2016-10-04 Denso Corporation Rotary electric machine control apparatus
CN105375845B (zh) * 2014-08-19 2018-10-26 株式会社电装 旋转电机控制设备
CN105429539A (zh) * 2014-09-16 2016-03-23 株式会社电装 电机控制装置
JP2016063559A (ja) * 2014-09-16 2016-04-25 株式会社デンソー モータ制御装置
CN105429539B (zh) * 2014-09-16 2019-01-01 株式会社电装 电机控制装置
US9935567B2 (en) 2015-07-02 2018-04-03 Denso Corporation Rotating electric machine control device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4680526A (en) Method of controlling inverter-driven induction motor
RU2392732C1 (ru) Устройство управления вектором асинхронного двигателя, способ управления вектором асинхронного двигателя и устройство управления приводом асинхронного двигателя
JP3818086B2 (ja) 同期モータの駆動装置
JP3722048B2 (ja) モーター制御装置
US4437051A (en) Method and apparatus for controlling induction motor
US7187155B2 (en) Leakage inductance saturation compensation for a slip control technique of a motor drive
JP2004289926A (ja) モーター制御装置
JP2002223600A (ja) モータ制御装置
JPH11299297A (ja) 永久磁石同期電動機の制御装置
JP4675573B2 (ja) 交流電動機の制御装置
JPH08275599A (ja) 永久磁石同期電動機の制御方法
JP3054521B2 (ja) 誘導電動機制御装置
JPH06153569A (ja) Acサーボモータの電流制御方法
JP3547117B2 (ja) 交流電動機のトルク検出装置及び駆動制御装置
JPH0923700A (ja) サーボモータの電流制御方式
JPH08191600A (ja) インバータの電流制御装置
US20230198438A1 (en) Rotary machine control device
JP3084496B2 (ja) 同期電動機の制御装置
US10622930B2 (en) Motor control device and control method
JPH06225574A (ja) 電動機の制御方法及び装置
JP2005110335A (ja) 電力変換装置
JPH0884500A (ja) 誘導電動機の速度センサレスベクトル制御装置
JP2002325498A (ja) 交流電動機の制御装置
JPH07274600A (ja) 誘導電動機の加減速制御方法及び制御装置
JP2002058293A (ja) 交流電動機の制御装置及び電圧指令制限方法

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20040309