JPH08188825A - 超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法 - Google Patents
超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法Info
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- JPH08188825A JPH08188825A JP89595A JP89595A JPH08188825A JP H08188825 A JPH08188825 A JP H08188825A JP 89595 A JP89595 A JP 89595A JP 89595 A JP89595 A JP 89595A JP H08188825 A JPH08188825 A JP H08188825A
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- Continuous Casting (AREA)
- Treatment Of Steel In Its Molten State (AREA)
- Manufacturing Of Steel Electrode Plates (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 変圧器に用いられる超高磁束密度一方向性電
磁鋼板を製造するための必須元素を所定量、歩留まりよ
く添加する。 【構成】 Bi,Pb,Ca,Mg元素を、タンディッ
シュで添加してスラブとする。 【効果】 上記方法により歩留まりが45%以上にも達
するため、容易に所定量を含有させることができ、従来
にはない超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの安定
製造と低コストが可能となる。
磁鋼板を製造するための必須元素を所定量、歩留まりよ
く添加する。 【構成】 Bi,Pb,Ca,Mg元素を、タンディッ
シュで添加してスラブとする。 【効果】 上記方法により歩留まりが45%以上にも達
するため、容易に所定量を含有させることができ、従来
にはない超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの安定
製造と低コストが可能となる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トランス等の鉄心とし
て用いられる{110}〈001〉方位集積度を高度に
発達させた超高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造に用い
るスラブの製造方法に関する。
て用いられる{110}〈001〉方位集積度を高度に
発達させた超高磁束密度一方向性電磁鋼板の製造に用い
るスラブの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】一方向性電磁鋼板は、主にトランスその
他の電気機器の鉄心材料として使用されており、励磁特
性、鉄損特性等の磁気特性が優れていることが要求され
ている。励磁特性を表す数値としては、通常800A/
mの磁場における磁束密度B(これをB8 と以下示す)
が使用される。また鉄損特性を表す代表的数値として
は、W17/50 (周波数50Hzにおいて1.7Tまで磁化
させた時の単位kg当たりの鉄損)が用いられる。
他の電気機器の鉄心材料として使用されており、励磁特
性、鉄損特性等の磁気特性が優れていることが要求され
ている。励磁特性を表す数値としては、通常800A/
mの磁場における磁束密度B(これをB8 と以下示す)
が使用される。また鉄損特性を表す代表的数値として
は、W17/50 (周波数50Hzにおいて1.7Tまで磁化
させた時の単位kg当たりの鉄損)が用いられる。
【0003】磁束密度は鉄損特性の重要支配因子であ
り、一般的にいって磁束密度が高いほど鉄損はよい。た
だしあまり磁束密度が高くなると、二次再結晶粒が大き
くなることに起因して異常渦電流損失が大きくなり鉄損
を悪くすることがある。これに対しては、磁区制御する
ことによって二次再結晶粒に関係なく鉄損を改善するこ
とができる。
り、一般的にいって磁束密度が高いほど鉄損はよい。た
だしあまり磁束密度が高くなると、二次再結晶粒が大き
くなることに起因して異常渦電流損失が大きくなり鉄損
を悪くすることがある。これに対しては、磁区制御する
ことによって二次再結晶粒に関係なく鉄損を改善するこ
とができる。
【0004】一方向性電磁鋼板は製造工程の仕上焼鈍に
おいて、二次再結晶を起こさせて鋼板面に{110}、
圧延方向に〈001〉を有するいわゆるGoss組織を
発達させることによって得られる。その中でB8 ≧1.
88Tの優れた励磁特性を持つものは高磁束密度一方向
性電磁鋼板と呼ばれている。
おいて、二次再結晶を起こさせて鋼板面に{110}、
圧延方向に〈001〉を有するいわゆるGoss組織を
発達させることによって得られる。その中でB8 ≧1.
88Tの優れた励磁特性を持つものは高磁束密度一方向
性電磁鋼板と呼ばれている。
【0005】高磁束密度一方向性電磁鋼板の代表的製造
方法としては、田口らによる特公昭40−15644号
公報、および特公昭51−13469号公報が挙げられ
る。Goss組織の二次再結晶を起こさせる主なインヒ
ビターとして前者においては、MnSおよびAlNを、
後者ではMnS,MnSe,Sb等を用いている。上記
特許に基づく製品は現在、世界的規模で生産されてい
る。特公昭40−15644号公報によればその製造方
法は、熱延板焼鈍を施した後、冷延率80〜95%の1
回冷延を行うことを特徴としている。
方法としては、田口らによる特公昭40−15644号
公報、および特公昭51−13469号公報が挙げられ
る。Goss組織の二次再結晶を起こさせる主なインヒ
ビターとして前者においては、MnSおよびAlNを、
後者ではMnS,MnSe,Sb等を用いている。上記
特許に基づく製品は現在、世界的規模で生産されてい
る。特公昭40−15644号公報によればその製造方
法は、熱延板焼鈍を施した後、冷延率80〜95%の1
回冷延を行うことを特徴としている。
【0006】ところで最近、高嶋らによって、B8 ≧
1.95Tの優れた励磁特性を持つ超高磁束密度一方向
性電磁鋼板が報告されている。その代表的例としては、
特開平6−88174号公報が挙げられる。これによる
と、Biを0.0005〜0.0500%含有させるこ
とを特徴としている。しかしBiは低沸点かつ高蒸気圧
の元素であるため、溶鋼内に有効に入りにくく、歩留ま
りが悪く、各々の効果が十分に満たされない場合があ
る。
1.95Tの優れた励磁特性を持つ超高磁束密度一方向
性電磁鋼板が報告されている。その代表的例としては、
特開平6−88174号公報が挙げられる。これによる
と、Biを0.0005〜0.0500%含有させるこ
とを特徴としている。しかしBiは低沸点かつ高蒸気圧
の元素であるため、溶鋼内に有効に入りにくく、歩留ま
りが悪く、各々の効果が十分に満たされない場合があ
る。
【0007】このような元素はBiの他に、Pb,C
a,Mg等が挙げられる。これらの元素はいずれも低沸
点元素であり、かつ1450〜1550℃の溶鋼温度に
おいて1mmHg以上という高い蒸気圧を示している。
a,Mg等が挙げられる。これらの元素はいずれも低沸
点元素であり、かつ1450〜1550℃の溶鋼温度に
おいて1mmHg以上という高い蒸気圧を示している。
【0008】これまで、本発明者は上述元素の歩留まり
を向上させるため、添加場所を転炉、あるいは二次精錬
中の取鍋として、上述元素の添加を試みてきたが、歩留
まりが安定せず、所定の含有量をなかなか得ることがで
きなかった。また所定量が得られないために添加コスト
も高いという課題があった。
を向上させるため、添加場所を転炉、あるいは二次精錬
中の取鍋として、上述元素の添加を試みてきたが、歩留
まりが安定せず、所定の含有量をなかなか得ることがで
きなかった。また所定量が得られないために添加コスト
も高いという課題があった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を回避し、極めて磁束密度の高い一方向性電磁鋼板用ス
ラブの安定製造と低コスト化を可能にすることを目的と
する。
を回避し、極めて磁束密度の高い一方向性電磁鋼板用ス
ラブの安定製造と低コスト化を可能にすることを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴とするとこ
ろは、次の通りである。 (1)重量%で、Si:2.5〜4.0%を含有する溶
鋼を取鍋からタンディッシュに注入するとともに、B
i,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または2種以
上の元素をタンディッシュで添加して、0.0005〜
0.0500%含有するスラブとすることを特徴とする
超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法。
ろは、次の通りである。 (1)重量%で、Si:2.5〜4.0%を含有する溶
鋼を取鍋からタンディッシュに注入するとともに、B
i,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または2種以
上の元素をタンディッシュで添加して、0.0005〜
0.0500%含有するスラブとすることを特徴とする
超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法。
【0011】(2)重量%で、C:0.03〜0.15
%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.3
0%、Sおよび、またはSe:0.005〜0.040
%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:
0.0030〜0.0150%、Bi,Pb,Ca,M
gのいずれかの1種、または2種以上:0.0005〜
0.0500%、残部:Feおよび不可避的不純物から
なる溶鋼を、取鍋からタンディッシュに注入するととも
に、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または
2種以上の元素をタンディッシュで添加して、0.00
05〜0.0500%含有するスラブとすることを特徴
とする超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方
法。
%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.3
0%、Sおよび、またはSe:0.005〜0.040
%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:
0.0030〜0.0150%、Bi,Pb,Ca,M
gのいずれかの1種、または2種以上:0.0005〜
0.0500%、残部:Feおよび不可避的不純物から
なる溶鋼を、取鍋からタンディッシュに注入するととも
に、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または
2種以上の元素をタンディッシュで添加して、0.00
05〜0.0500%含有するスラブとすることを特徴
とする超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方
法。
【0012】(3)重量%で、C:0.03〜0.15
%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.3
0%、Sおよび、またはSe:0.005〜0.040
%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:
0.0030〜0.0150%、Sn:0.05〜0.
50%、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、ま
たは2種以上:0.0005〜0.0500%、残部:
Feおよび不可避的不純物からなる溶鋼を、取鍋からタ
ンディッシュに注入するとともに、Bi,Pb,Ca,
Mgのいずれかの1種、または2種以上の元素をタンデ
ィッシュで添加して、0.0005〜0.0500%含
有するスラブとすることを特徴とする超高磁束密度一方
向性電磁鋼板用スラブの製造方法。
%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.3
0%、Sおよび、またはSe:0.005〜0.040
%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:
0.0030〜0.0150%、Sn:0.05〜0.
50%、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、ま
たは2種以上:0.0005〜0.0500%、残部:
Feおよび不可避的不純物からなる溶鋼を、取鍋からタ
ンディッシュに注入するとともに、Bi,Pb,Ca,
Mgのいずれかの1種、または2種以上の元素をタンデ
ィッシュで添加して、0.0005〜0.0500%含
有するスラブとすることを特徴とする超高磁束密度一方
向性電磁鋼板用スラブの製造方法。
【0013】(4)重量%で、C:0.03〜0.15
%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.3
0%、Sおよび、またはSe:0.005〜0.040
%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:
0.0030〜0.0150%、Sn:0.05〜0.
50%、Cu:0.01〜0.10%、Bi,Pb,C
a,Mgのいずれかの1種、または2種以上:0.00
05〜0.0500%、残部:Feおよび不可避的不純
物からなる溶鋼を、取鍋からタンディッシュに注入する
とともに、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、
または2種以上の元素をタンディッシュで添加して、
0.0005〜0.0500%含有するスラブとするこ
とを特徴とする超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブ
の製造方法。
%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.3
0%、Sおよび、またはSe:0.005〜0.040
%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:
0.0030〜0.0150%、Sn:0.05〜0.
50%、Cu:0.01〜0.10%、Bi,Pb,C
a,Mgのいずれかの1種、または2種以上:0.00
05〜0.0500%、残部:Feおよび不可避的不純
物からなる溶鋼を、取鍋からタンディッシュに注入する
とともに、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、
または2種以上の元素をタンディッシュで添加して、
0.0005〜0.0500%含有するスラブとするこ
とを特徴とする超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブ
の製造方法。
【0014】(5)重量%で、C:0.03〜0.15
%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.3
0%、Sおよび、またはSe:0.005〜0.040
%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:
0.0030〜0.0150%、Sbおよび、またはM
o:0.0030〜0.30%、Bi,Pb,Ca,M
gのいずれかの1種、または2種以上:0.0005〜
0.0500%、残部:Feおよび不可避的不純物から
なる溶鋼を、取鍋からタンディッシュに注入するととも
に、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または
2種以上の元素をタンディッシュで添加して、0.00
05〜0.0500%含有するスラブとすることを特徴
とする超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方
法。
%、Si:2.5〜4.0%、Mn:0.02〜0.3
0%、Sおよび、またはSe:0.005〜0.040
%、酸可溶性Al:0.010〜0.065%、N:
0.0030〜0.0150%、Sbおよび、またはM
o:0.0030〜0.30%、Bi,Pb,Ca,M
gのいずれかの1種、または2種以上:0.0005〜
0.0500%、残部:Feおよび不可避的不純物から
なる溶鋼を、取鍋からタンディッシュに注入するととも
に、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または
2種以上の元素をタンディッシュで添加して、0.00
05〜0.0500%含有するスラブとすることを特徴
とする超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方
法。
【0015】以下本発明の詳細について説明する。本発
明者はいわゆる低沸点高蒸気圧を有するBi,Pb,C
a,Mg元素を所定量含有する超高磁束密度一方向性電
磁鋼板用のスラブの製造安定度を、更に高めるべく種々
の研究を鋭意重ねた結果、タンディッシュにおいて添加
することによって、歩留まりが飛躍的に向上し、超高磁
束密度一方向性電磁鋼板用スラブの安定製造と低コスト
化に成功した。
明者はいわゆる低沸点高蒸気圧を有するBi,Pb,C
a,Mg元素を所定量含有する超高磁束密度一方向性電
磁鋼板用のスラブの製造安定度を、更に高めるべく種々
の研究を鋭意重ねた結果、タンディッシュにおいて添加
することによって、歩留まりが飛躍的に向上し、超高磁
束密度一方向性電磁鋼板用スラブの安定製造と低コスト
化に成功した。
【0016】本発明の成分条件について説明する。Cは
0.03%未満では、熱延に先立つスラブ加熱時におい
て結晶粒が異常粒成長し、製品において線状細粒と呼ば
れる二次再結晶不良を起こすので好ましくない。一方
0.15%を超えた場合では、冷延後の脱炭焼鈍におい
て脱炭時間が長時間必要となり経済的でないばかりでな
く、脱炭が不完全となりやすく、製品での磁気時効と呼
ばれる磁性不良を起こすので好ましくない。
0.03%未満では、熱延に先立つスラブ加熱時におい
て結晶粒が異常粒成長し、製品において線状細粒と呼ば
れる二次再結晶不良を起こすので好ましくない。一方
0.15%を超えた場合では、冷延後の脱炭焼鈍におい
て脱炭時間が長時間必要となり経済的でないばかりでな
く、脱炭が不完全となりやすく、製品での磁気時効と呼
ばれる磁性不良を起こすので好ましくない。
【0017】Siは鋼の電気抵抗を高めて鉄損の一部を
構成する渦電流損失を低減するのに極めて有効な元素で
あるが、2.5%未満では製品の渦電流損失を抑制でき
ない。また4.0%を超えた場合では、加工性が著しく
劣化して常温での冷却が困難になるので好ましくない。
構成する渦電流損失を低減するのに極めて有効な元素で
あるが、2.5%未満では製品の渦電流損失を抑制でき
ない。また4.0%を超えた場合では、加工性が著しく
劣化して常温での冷却が困難になるので好ましくない。
【0018】Mnは二次再結晶を左右するインヒビター
と呼ばれるMnSおよび、またはMnSeを形成する重
要な元素である。0.02%未満では、二次再結晶を生
じさせるのに必要なMnSの絶対量が不足するので好ま
しくない。一方0.30%を超えた場合は、スラブ加熱
時の固溶が困難になるばかりでなく、熱延時の析出サイ
ズが粗大化しやすくインヒビターとしての最適サイズ分
布が損なわれて好ましくない。
と呼ばれるMnSおよび、またはMnSeを形成する重
要な元素である。0.02%未満では、二次再結晶を生
じさせるのに必要なMnSの絶対量が不足するので好ま
しくない。一方0.30%を超えた場合は、スラブ加熱
時の固溶が困難になるばかりでなく、熱延時の析出サイ
ズが粗大化しやすくインヒビターとしての最適サイズ分
布が損なわれて好ましくない。
【0019】Sおよび、またはSeは上掲したMnとM
nSおよび、またはMnSeを形成する重要な元素であ
る。上記範囲を逸脱すると充分なインヒビター効果が得
られないので0.005〜0.040%に限定する必要
がある。
nSおよび、またはMnSeを形成する重要な元素であ
る。上記範囲を逸脱すると充分なインヒビター効果が得
られないので0.005〜0.040%に限定する必要
がある。
【0020】酸可溶性Alは、高磁束密度一方向性電磁
鋼板のための主要インヒビター構成元素であり、0.0
10%未満では量的に不足してインヒビター強度が不足
するので好ましくない。一方0.065%超ではインヒ
ビターとして析出させるAlNが粗大化し、結果として
インヒビター強度を低下させるので好ましくない。
鋼板のための主要インヒビター構成元素であり、0.0
10%未満では量的に不足してインヒビター強度が不足
するので好ましくない。一方0.065%超ではインヒ
ビターとして析出させるAlNが粗大化し、結果として
インヒビター強度を低下させるので好ましくない。
【0021】Nは上掲した酸可溶性AlとAlNを形成
する重要な元素である。上記範囲を逸脱すると充分なイ
ンヒビター効果が得られないので0.0030〜0.0
150%に限定する必要がある。
する重要な元素である。上記範囲を逸脱すると充分なイ
ンヒビター効果が得られないので0.0030〜0.0
150%に限定する必要がある。
【0022】更にSnについては薄手製品の二次再結晶
を安定して得る元素として有効であり、また二次再結晶
粒径を小さくする作用もある。この効果を得るために
は、0.05%以上の添加が必要であり、0.50%を
超えた場合にはその作用が飽和するのでコストアップの
点から0.50%以下に限定する。
を安定して得る元素として有効であり、また二次再結晶
粒径を小さくする作用もある。この効果を得るために
は、0.05%以上の添加が必要であり、0.50%を
超えた場合にはその作用が飽和するのでコストアップの
点から0.50%以下に限定する。
【0023】CuについてはSn添加鋼の一次被膜向上
元素として有効である。0.01%未満では効果が少な
く、0.10%を超えると製品の磁束密度が低下するの
で好ましくない。
元素として有効である。0.01%未満では効果が少な
く、0.10%を超えると製品の磁束密度が低下するの
で好ましくない。
【0024】Sbおよび、またはMoについては薄手製
品の二次再結晶を安定して得る元素として有効である。
この効果を得るためには、0.0030%以上の添加が
必要であり、0.30%を超えた場合にはその作用が飽
和するのでコストアップの点から0.30%以下に限定
する。
品の二次再結晶を安定して得る元素として有効である。
この効果を得るためには、0.0030%以上の添加が
必要であり、0.30%を超えた場合にはその作用が飽
和するのでコストアップの点から0.30%以下に限定
する。
【0025】次に本発明である製造方法について説明す
る。まずBi,Pb,Ca,Mgを除いた上記成分を転
炉、更には取鍋で二次精錬を行い成分調整する。そして
超高磁束密度を得るために必須のBi,Pb,Ca,M
gを、取鍋より溶鋼をタンディッシュに注ぐとともに添
加することを本発明の特徴としている。
る。まずBi,Pb,Ca,Mgを除いた上記成分を転
炉、更には取鍋で二次精錬を行い成分調整する。そして
超高磁束密度を得るために必須のBi,Pb,Ca,M
gを、取鍋より溶鋼をタンディッシュに注ぐとともに添
加することを本発明の特徴としている。
【0026】これまで転炉、あるいは二次精錬中の取鍋
で、上述元素の添加を試みてきたが、歩留まりが安定せ
ず、所定の含有量をなかなか得ることができなかった。
また歩留まりがよくないために投入量を多くする必要が
あり、添加コストが非常に高かった。しかし添加場所
を、タンディッシュと限定することによって、歩留まり
が飛躍的に向上し、所定量を容易に得られることが明ら
かになった。
で、上述元素の添加を試みてきたが、歩留まりが安定せ
ず、所定の含有量をなかなか得ることができなかった。
また歩留まりがよくないために投入量を多くする必要が
あり、添加コストが非常に高かった。しかし添加場所
を、タンディッシュと限定することによって、歩留まり
が飛躍的に向上し、所定量を容易に得られることが明ら
かになった。
【0027】これはタンディッシュの場合、溶鋼温度が
1560℃以下と、転炉、あるいは二次精錬中の取鍋に
おける溶鋼温度より低いために、歩留まりが向上したと
考えられる。このことは、投入量を飛躍的に下げられる
ために、添加コストの低減が期待される。
1560℃以下と、転炉、あるいは二次精錬中の取鍋に
おける溶鋼温度より低いために、歩留まりが向上したと
考えられる。このことは、投入量を飛躍的に下げられる
ために、添加コストの低減が期待される。
【0028】溶鋼温度だけを考えた場合、モールド添加
ということも考えられる。しかしモールド添加の場合、
歩留まりは確かに向上するが、溶鋼内に均一に分散させ
ることができないために、超高磁束密度効果が安定して
得られないという問題がある。
ということも考えられる。しかしモールド添加の場合、
歩留まりは確かに向上するが、溶鋼内に均一に分散させ
ることができないために、超高磁束密度効果が安定して
得られないという問題がある。
【0029】
(実施例1)C:0.078%、Si:3.28%、M
n:0.08%、S:0.025%、酸可溶性Al:
0.025%、N:0.0082%に溶鋼成分を調整
後、Biを100%歩留まると仮定した場合のその含有
量が100ppm となる量を、溶鋼を取鍋よりタンディッ
シュに注ぐとともに添加し、スラブとした。比較として
RHでの添加も行った。結果を表1に示す。
n:0.08%、S:0.025%、酸可溶性Al:
0.025%、N:0.0082%に溶鋼成分を調整
後、Biを100%歩留まると仮定した場合のその含有
量が100ppm となる量を、溶鋼を取鍋よりタンディッ
シュに注ぐとともに添加し、スラブとした。比較として
RHでの添加も行った。結果を表1に示す。
【0030】
【表1】
【0031】表1より明らかなように、タンディッシュ
で添加した場合はBi歩留まり量が優れている。
で添加した場合はBi歩留まり量が優れている。
【0032】(実施例2)C:0.079%、Si:
3.29%、Mn:0.08%、S:0.025%、酸
可溶性Al:0.025%、N:0.0084%、S
n:0.12%に溶鋼成分を調整後、Biを100%歩
留まると仮定した場合のその含有量が50ppmとなる量
を、溶鋼を取鍋よりタンディッシュに注ぐとともに添加
し、スラブとした。比較としてDHでの添加も行った。
結果を表2に示す。
3.29%、Mn:0.08%、S:0.025%、酸
可溶性Al:0.025%、N:0.0084%、S
n:0.12%に溶鋼成分を調整後、Biを100%歩
留まると仮定した場合のその含有量が50ppmとなる量
を、溶鋼を取鍋よりタンディッシュに注ぐとともに添加
し、スラブとした。比較としてDHでの添加も行った。
結果を表2に示す。
【0033】
【表2】
【0034】表2より明らかなように、タンディッシュ
で添加した場合はBi歩留まり量が優れていることがわ
かる。
で添加した場合はBi歩留まり量が優れていることがわ
かる。
【0035】(実施例3)C:0.078%、Si:
3.30%、Mn:0.08%、Se:0.026%、
酸可溶性Al:0.026%、N:0.0084%、S
n:0.12%、Cu:0.074%に溶鋼成分を調整
後、Biを100%歩留まると仮定した場合のその含有
量が150ppm となる量を、溶鋼を取鍋よりタンディッ
シュに注ぐとともに添加しスラブとした。比較として転
炉での添加も行った。結果を表3に示す。
3.30%、Mn:0.08%、Se:0.026%、
酸可溶性Al:0.026%、N:0.0084%、S
n:0.12%、Cu:0.074%に溶鋼成分を調整
後、Biを100%歩留まると仮定した場合のその含有
量が150ppm となる量を、溶鋼を取鍋よりタンディッ
シュに注ぐとともに添加しスラブとした。比較として転
炉での添加も行った。結果を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】表3より明らかなように、タンディッシュ
で添加した場合はBi歩留まり量が優れていることがわ
かる。
で添加した場合はBi歩留まり量が優れていることがわ
かる。
【0038】(実施例4)C:0.078%、Si:
3.28%、Mn:0.08%、S:0.025%、酸
可溶性Al:0.025%、N:0.0082%に溶鋼
成分を調整後、Pbを100%歩留まると仮定した場合
のその含有量が100ppm となる量を、溶鋼を取鍋より
タンディッシュに注ぐとともに添加し、スラブとした。
比較として、転炉での添加も行った。結果を表4に示
す。
3.28%、Mn:0.08%、S:0.025%、酸
可溶性Al:0.025%、N:0.0082%に溶鋼
成分を調整後、Pbを100%歩留まると仮定した場合
のその含有量が100ppm となる量を、溶鋼を取鍋より
タンディッシュに注ぐとともに添加し、スラブとした。
比較として、転炉での添加も行った。結果を表4に示
す。
【0039】
【表4】
【0040】表4より明らかなように、タンディッシュ
で添加した場合はPb歩留まり量が優れている。
で添加した場合はPb歩留まり量が優れている。
【0041】(実施例5)C:0.078%、Si:
3.28%、Mn:0.08%、S:0.025%、酸
可溶性Al:0.025%、N:0.0082%に溶鋼
成分を調整後、Caを100%歩留まると仮定した場合
のその含有量が200ppm となる量を、溶鋼を取鍋より
タンディッシュに注ぐと同時に添加し、スラブとした。
比較としてRHでの添加も行った。結果を表5に示す。
3.28%、Mn:0.08%、S:0.025%、酸
可溶性Al:0.025%、N:0.0082%に溶鋼
成分を調整後、Caを100%歩留まると仮定した場合
のその含有量が200ppm となる量を、溶鋼を取鍋より
タンディッシュに注ぐと同時に添加し、スラブとした。
比較としてRHでの添加も行った。結果を表5に示す。
【0042】
【表5】
【0043】表5より明らかなように、タンディッシュ
で添加した場合はCa歩留まり量が優れている。
で添加した場合はCa歩留まり量が優れている。
【0044】(実施例6)C:0.077%、Si:
3.25%、Mn:0.08%、S:0.025%、酸
可溶性Al:0.028%、N:0.0082%、S
n:0.010%、Cu:0.07%に溶鋼成分を調整
後、Biを溶鋼を取鍋よりタンディッシュに注ぐと同時
に添加し、スラブとした。比較としてRHでの添加も行
った。
3.25%、Mn:0.08%、S:0.025%、酸
可溶性Al:0.028%、N:0.0082%、S
n:0.010%、Cu:0.07%に溶鋼成分を調整
後、Biを溶鋼を取鍋よりタンディッシュに注ぐと同時
に添加し、スラブとした。比較としてRHでの添加も行
った。
【0045】スラブは1350℃で加熱後直ちに熱延し
て2.3mm厚の熱延コイルとし、更に1100℃の焼鈍
を施し、1回冷延で0.220mm厚とした。
て2.3mm厚の熱延コイルとし、更に1100℃の焼鈍
を施し、1回冷延で0.220mm厚とした。
【0046】引き続き850℃で脱炭焼鈍を行い、Mg
Oを主成分とする一次被膜・焼鈍分離剤を塗布後、12
00℃の仕上焼鈍を行った。水洗後、60mm幅×300
mm長に剪断し、850℃で歪取り焼鈍を行った後磁気測
定に供した。
Oを主成分とする一次被膜・焼鈍分離剤を塗布後、12
00℃の仕上焼鈍を行った。水洗後、60mm幅×300
mm長に剪断し、850℃で歪取り焼鈍を行った後磁気測
定に供した。
【0047】Bi添加場所、投入量、含有量、歩留まり
率、製品磁束密度を表6に示す。
率、製品磁束密度を表6に示す。
【0048】
【表6】
【0049】TDで添加を行う場合、B8 ≧1.95T
の超高磁束密度を得るための投入量はRHで行う場合の
1/10以下で済むことがわかる。
の超高磁束密度を得るための投入量はRHで行う場合の
1/10以下で済むことがわかる。
【0050】
【発明の効果】低沸点高蒸気圧を有するBi,Pb,C
a,Mg元素を、タンディッシュにおいて添加すること
によって、歩留まりが極めて優れ、所定量を含有するス
ラブを安定して製造することが可能となる。このことに
よって、B8 ≧1.95Tの極めて磁束密度の高い製品
が安定して、低コストで得られるため、工業的に非常に
価値の高い有益なものといえる。
a,Mg元素を、タンディッシュにおいて添加すること
によって、歩留まりが極めて優れ、所定量を含有するス
ラブを安定して製造することが可能となる。このことに
よって、B8 ≧1.95Tの極めて磁束密度の高い製品
が安定して、低コストで得られるため、工業的に非常に
価値の高い有益なものといえる。
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C22C 38/60 (72)発明者 高嶋 邦秀 富津市新富20−1 新日本製鐵株式会社技 術開発本部内
Claims (5)
- 【請求項1】 重量%で、 Si:2.5〜4.0% を含有する溶鋼を取鍋からタンディッシュに注入すると
ともに、Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、ま
たは2種以上の元素をタンディッシュで添加して、0.
0005〜0.0500%含有するスラブとすることを
特徴とする超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製
造方法。 - 【請求項2】 重量%で、 C :0.03〜0.15%、 Si:2.5〜4.0%、 Mn:0.02〜0.30%、 Sおよび、またはSe:0.005〜0.040%、 酸可溶性Al:0.010〜0.065%、 N :0.0030〜0.0150%、 Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または2種
以上:0.0005〜0.0500%、 残部:Feおよび不可避的不純物からなる溶鋼を、取鍋
からタンディッシュに注入するとともに、Bi,Pb,
Ca,Mgのいずれかの1種、または2種以上の元素を
タンディッシュで添加して、0.0005〜0.050
0%含有するスラブとすることを特徴とする超高磁束密
度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法。 - 【請求項3】 重量%で、 C :0.03〜0.15%、 Si:2.5〜4.0%、 Mn:0.02〜0.30%、 Sおよび、またはSe:0.005〜0.040%、 酸可溶性Al:0.010〜0.065%、 N :0.0030〜0.0150%、 Sn:0.05〜0.50%、 Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または2種
以上:0.0005〜0.0500%、 残部:Feおよび不可避的不純物からなる溶鋼を、取鍋
からタンディッシュに注入するとともに、Bi,Pb,
Ca,Mgのいずれかの1種、または2種以上の元素を
タンディッシュで添加して、0.0005〜0.050
0%含有するスラブとすることを特徴とする超高磁束密
度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法。 - 【請求項4】 重量%で、 C :0.03〜0.15%、 Si:2.5〜4.0%、 Mn:0.02〜0.30%、 Sおよび、またはSe:0.005〜0.040%、 酸可溶性Al:0.010〜0.065%、 N :0.0030〜0.0150%、 Sn:0.05〜0.50%、 Cu:0.01〜0.10%、 Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または2種
以上:0.0005〜0.0500%、 残部:Feおよび不可避的不純物からなる溶鋼を、取鍋
からタンディッシュに注入するとともに、Bi,Pb,
Ca,Mgのいずれかの1種、または2種以上の元素を
タンディッシュで添加して、0.0005〜0.050
0%含有するスラブとすることを特徴とする超高磁束密
度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法。 - 【請求項5】 重量%で、 C :0.03〜0.15%、 Si:2.5〜4.0%、 Mn:0.02〜0.30%、 Sおよび、またはSe:0.005〜0.040%、 酸可溶性Al:0.010〜0.065%、 N :0.0030〜0.0150%、 Sbおよび、またはMo:0.0030〜0.30%、 Bi,Pb,Ca,Mgのいずれかの1種、または2種
以上:0.0005〜0.0500%、 残部:Feおよび不可避的不純物からなる溶鋼を、取鍋
からタンディッシュに注入するとともに、Bi,Pb,
Ca,Mgのいずれかの1種、または2種以上の元素を
タンディッシュで添加して、0.0005〜0.050
0%含有するスラブとすることを特徴とする超高磁束密
度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP89595A JPH08188825A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP89595A JPH08188825A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08188825A true JPH08188825A (ja) | 1996-07-23 |
Family
ID=11486426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP89595A Pending JPH08188825A (ja) | 1995-01-06 | 1995-01-06 | 超高磁束密度一方向性電磁鋼板用スラブの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08188825A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144438A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Nippon Steel Corp | 一方向性電磁鋼板用鋳片とその鋳造方法 |
US9085817B2 (en) | 2009-06-03 | 2015-07-21 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Non-oriented electrical steel sheet and manufacturing method thereof |
-
1995
- 1995-01-06 JP JP89595A patent/JPH08188825A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007144438A (ja) * | 2005-11-25 | 2007-06-14 | Nippon Steel Corp | 一方向性電磁鋼板用鋳片とその鋳造方法 |
US9085817B2 (en) | 2009-06-03 | 2015-07-21 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Non-oriented electrical steel sheet and manufacturing method thereof |
US9595376B2 (en) | 2009-06-03 | 2017-03-14 | Nippon Steel & Sumitomo Metal Corporation | Non-oriented electrical steel sheet and manufacturing method thereof |
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---|---|---|---|
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