JPH08186758A - ビデオカメラ装置 - Google Patents
ビデオカメラ装置Info
- Publication number
- JPH08186758A JPH08186758A JP33744194A JP33744194A JPH08186758A JP H08186758 A JPH08186758 A JP H08186758A JP 33744194 A JP33744194 A JP 33744194A JP 33744194 A JP33744194 A JP 33744194A JP H08186758 A JPH08186758 A JP H08186758A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- shake correction
- shake
- video camera
- camera shake
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 230000006870 function Effects 0.000 claims abstract description 61
- 230000006641 stabilisation Effects 0.000 claims description 83
- 238000011105 stabilization Methods 0.000 claims description 83
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 59
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 19
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 abstract description 15
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 13
- 238000000034 method Methods 0.000 description 13
- 230000008569 process Effects 0.000 description 11
- 230000008859 change Effects 0.000 description 6
- 239000005357 flat glass Substances 0.000 description 5
- 230000002123 temporal effect Effects 0.000 description 2
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000026058 directional locomotion Effects 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000010354 integration Effects 0.000 description 1
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 1
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Adjustment Of Camera Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】 手振れ補正デモモード時には、順次選択した
移動パターンテーブル42の画揺れパターンによる『疑
似手振れ補正オフ表示』→『疑似手振れ補正オン表示』
が繰り返されるように、CCD読出し位置制御部5とメ
モリ制御部6のそれぞれに水平/垂直の移動量データを
出力するように、画面揺れ補正制御部9を構成する。 【効果】 疑似手振れ補正オフ表示と疑似手振れ補正オ
ン表示を自動的に繰り返す動作が実現されるので、振動
台等の器具を用いたり手持ち撮影などの実演を行わなく
とも、ユーザーは手振れ補正機能の効果を簡単かつ的確
に把握できる。
移動パターンテーブル42の画揺れパターンによる『疑
似手振れ補正オフ表示』→『疑似手振れ補正オン表示』
が繰り返されるように、CCD読出し位置制御部5とメ
モリ制御部6のそれぞれに水平/垂直の移動量データを
出力するように、画面揺れ補正制御部9を構成する。 【効果】 疑似手振れ補正オフ表示と疑似手振れ補正オ
ン表示を自動的に繰り返す動作が実現されるので、振動
台等の器具を用いたり手持ち撮影などの実演を行わなく
とも、ユーザーは手振れ補正機能の効果を簡単かつ的確
に把握できる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、手振れ補正機能を有す
るビデオカメラ装置に関わり、例えば販売店の店頭等
で、手振れ補正機能の効果を購買者などにデモンストレ
ーションしてアピールするような場合に好適なものとさ
れる。
るビデオカメラ装置に関わり、例えば販売店の店頭等
で、手振れ補正機能の効果を購買者などにデモンストレ
ーションしてアピールするような場合に好適なものとさ
れる。
【0002】
【従来の技術】近年では、小型・軽量で容易に扱うこと
ができるビデオカメラ装置が一般ユーザー向けに広く知
られており、このようなビデオカメラ装置では、三脚な
どに固定して撮影してもよいが、一般的には手持ちによ
り手軽に撮影することが多い。ただし、手持ち撮影の場
合には手振れによりビデオカメラ装置が不用意に動いて
しまい、撮影された画像に揺れが生じてしまう。このこ
とから、上記のようなビデオカメラ装置には、手振れに
よる画揺れ成分を補正して撮影することができる、いわ
ゆる手振れ補正機能を搭載したものが知られている。
ができるビデオカメラ装置が一般ユーザー向けに広く知
られており、このようなビデオカメラ装置では、三脚な
どに固定して撮影してもよいが、一般的には手持ちによ
り手軽に撮影することが多い。ただし、手持ち撮影の場
合には手振れによりビデオカメラ装置が不用意に動いて
しまい、撮影された画像に揺れが生じてしまう。このこ
とから、上記のようなビデオカメラ装置には、手振れに
よる画揺れ成分を補正して撮影することができる、いわ
ゆる手振れ補正機能を搭載したものが知られている。
【0003】そして、例えば販売店やショールーム等で
上記のような手振れ補正機能を搭載したビデオカメラ装
置の手振れ補正の効果を、これから購入しようとしてい
るようなユーザーに確認してもらうためのデモンストレ
ーションの形態としては、次の図9に示すようなことが
行われている。例えば図9(a)(b)において、1は
手振れ補正機能を搭載したビデオカメラ装置であり、こ
のビデオカメラ装置1に設けられているCKは手振れ補
正機能オン/オフ用の手振れ補正キーである。このビデ
オカメラ装置1の映像出力は例えば外部のモニタ装置な
どに接続されて撮影画像がモニタの画面に表示されるよ
うになっている。またBはデモ用に設けられる振動台で
あり、例えば図のようにビデオカメラ装置1を固定し
て、左右及び上下方向に揺れを生じさせる機構を備えて
いる。
上記のような手振れ補正機能を搭載したビデオカメラ装
置の手振れ補正の効果を、これから購入しようとしてい
るようなユーザーに確認してもらうためのデモンストレ
ーションの形態としては、次の図9に示すようなことが
行われている。例えば図9(a)(b)において、1は
手振れ補正機能を搭載したビデオカメラ装置であり、こ
のビデオカメラ装置1に設けられているCKは手振れ補
正機能オン/オフ用の手振れ補正キーである。このビデ
オカメラ装置1の映像出力は例えば外部のモニタ装置な
どに接続されて撮影画像がモニタの画面に表示されるよ
うになっている。またBはデモ用に設けられる振動台で
あり、例えば図のようにビデオカメラ装置1を固定し
て、左右及び上下方向に揺れを生じさせる機構を備えて
いる。
【0004】そして、手振れ補正機能をユーザーに確認
にしてもらうためのデモンストレーションの方法として
は、例えば最初にビデオカメラ装置1の手振れ補正機能
をオフにした状態で、図9(a)に示すように被写体S
を撮影しながら、振動台Bに左右方向の揺れ(ヨーイン
グともいう)を与えて、例えば図9(b)に示すよう
な、左右に揺れる画像(ここでは被写体Sの揺れにより
表現している)が表示されたモニタの画面Pを見てもら
う。あるいは、ビデオカメラ装置1のビューファインダ
を覗いてもらってもよい。次に、手振れ補正キーCKを
操作して手振れ補正機能をオンにすれば、振動台Bがヨ
ーイングしていても、画面Pには図9(g)に示すよう
に手振れ補正制御により左右の画揺れがキャンセルされ
た画像が表示される。そして、例えば手振れ補正キーC
Kを数回操作して、図9(b)と図9(g)の画像状態
を繰り返しユーザーに見てもらえば、手振れ補正の効果
をより的確に確認してもらうことができる。
にしてもらうためのデモンストレーションの方法として
は、例えば最初にビデオカメラ装置1の手振れ補正機能
をオフにした状態で、図9(a)に示すように被写体S
を撮影しながら、振動台Bに左右方向の揺れ(ヨーイン
グともいう)を与えて、例えば図9(b)に示すよう
な、左右に揺れる画像(ここでは被写体Sの揺れにより
表現している)が表示されたモニタの画面Pを見てもら
う。あるいは、ビデオカメラ装置1のビューファインダ
を覗いてもらってもよい。次に、手振れ補正キーCKを
操作して手振れ補正機能をオンにすれば、振動台Bがヨ
ーイングしていても、画面Pには図9(g)に示すよう
に手振れ補正制御により左右の画揺れがキャンセルされ
た画像が表示される。そして、例えば手振れ補正キーC
Kを数回操作して、図9(b)と図9(g)の画像状態
を繰り返しユーザーに見てもらえば、手振れ補正の効果
をより的確に確認してもらうことができる。
【0005】あるいは同様に、図9(c)に示すように
被写体Sを撮影しながら、振動台Bを上下方向に揺らし
(ピッチングともいう)、ビデオカメラ装置1の手振れ
補正機能オフの状態で、上下方向に画揺れしている画面
P(図9(d))を表示し、手振れ補正キーCKの操作
で手振れ補正機能をオンにして、図9(g)に示すよう
に画揺れが補正された画面Pを交互に表示すれば、その
効果を確認してもらうことができる。
被写体Sを撮影しながら、振動台Bを上下方向に揺らし
(ピッチングともいう)、ビデオカメラ装置1の手振れ
補正機能オフの状態で、上下方向に画揺れしている画面
P(図9(d))を表示し、手振れ補正キーCKの操作
で手振れ補正機能をオンにして、図9(g)に示すよう
に画揺れが補正された画面Pを交互に表示すれば、その
効果を確認してもらうことができる。
【0006】さらには、図9(e)に示すように手持ち
撮影をその場で行い、手振れ補正機能オフ時に実際に手
振れにより画揺れが生じた画面P(図9(e))と、手
振れ補正機能をオンにして手振れが補正された画面P
(図9(g))を見てもらうことでも、手振れ補正機能
の効果を確認することができる。
撮影をその場で行い、手振れ補正機能オフ時に実際に手
振れにより画揺れが生じた画面P(図9(e))と、手
振れ補正機能をオンにして手振れが補正された画面P
(図9(g))を見てもらうことでも、手振れ補正機能
の効果を確認することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、図9(a)
(c)に示すようなデモ用の振動台Bは、手振れ補正機
能の効果がよく得られるように、実際の手振れ状態に近
い振動周期や振幅が得られるように設計することが要求
される。そして、例えばこのような振動台Bをメーカー
側が出来るだけ多くの販売店等に供給しようとしても、
非常にコスト的に負担となるため現実には困難である。
このため、多くの場合には図9(e)に示したように実
際に手持ち撮影をその場で行って手振れ補正機能の効果
をデモンストレーションしているが、現実にはこの方法
では、ユーザーにはその効果が確認しにくく、また、例
えば店員などが商品説明をする度にわざわざ手持ち撮影
を実演する、あるいはユーザー自身に手持ち撮影を行っ
てもらうことは、効率的なデモンストレーションにはな
らないという問題がある。
(c)に示すようなデモ用の振動台Bは、手振れ補正機
能の効果がよく得られるように、実際の手振れ状態に近
い振動周期や振幅が得られるように設計することが要求
される。そして、例えばこのような振動台Bをメーカー
側が出来るだけ多くの販売店等に供給しようとしても、
非常にコスト的に負担となるため現実には困難である。
このため、多くの場合には図9(e)に示したように実
際に手持ち撮影をその場で行って手振れ補正機能の効果
をデモンストレーションしているが、現実にはこの方法
では、ユーザーにはその効果が確認しにくく、また、例
えば店員などが商品説明をする度にわざわざ手持ち撮影
を実演する、あるいはユーザー自身に手持ち撮影を行っ
てもらうことは、効率的なデモンストレーションにはな
らないという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では上記
した問題点を考慮して特に振動台等の特殊な器具を用る
ことなく、コストや手間をかけより簡単にユーザー(購
買者)が手振れ補正機能の効果を充分に把握できるよう
なデモンストレーションが行えるビデオカメラ装置を得
ることを目的とする。
した問題点を考慮して特に振動台等の特殊な器具を用る
ことなく、コストや手間をかけより簡単にユーザー(購
買者)が手振れ補正機能の効果を充分に把握できるよう
なデモンストレーションが行えるビデオカメラ装置を得
ることを目的とする。
【0009】本発明は上記した目的達成のため、手振れ
状態を検出する手振れ検出手段の検出情報に基づいて、
撮像画像の垂直及び水平方向の移動量を設定することに
より、手振れによる撮像画像の画揺れの補正を行うこと
のできる画揺れ補正制御部を備えたビデオカメラ装置に
おいて、この画揺れ補正制御部が手振れ補正デモモード
とされた場合には、撮像画像の垂直及び水平方向の移動
量を、予め設定された画揺れパターンデータに基づいて
可変することによって、疑似的な手振れ画像、あるいは
疑似的な手振れ補正画像を形成可能に構成する。
状態を検出する手振れ検出手段の検出情報に基づいて、
撮像画像の垂直及び水平方向の移動量を設定することに
より、手振れによる撮像画像の画揺れの補正を行うこと
のできる画揺れ補正制御部を備えたビデオカメラ装置に
おいて、この画揺れ補正制御部が手振れ補正デモモード
とされた場合には、撮像画像の垂直及び水平方向の移動
量を、予め設定された画揺れパターンデータに基づいて
可変することによって、疑似的な手振れ画像、あるいは
疑似的な手振れ補正画像を形成可能に構成する。
【0010】また、画揺れ補正制御部の具体的構成とし
ては、撮像素子の読み出し位置を制御することにより撮
像画像の垂直方向の移動量を設定し、撮像信号のデータ
が記憶される画像メモリの水平ラインを移動させるよう
にして、撮像画像の水平方向の移動量を設定するように
して画揺れ補正を行うものとした。あるいは画揺れ補正
制御の構成として、垂直及び水平方向に光軸を可変して
駆動される可変頂角プリズムを備え、この可変頂角プリ
ズムを駆動制御することにより、撮像画像の水平及び垂
直方向の移動量を設定するようにして画揺れ補正を行う
ものとした。
ては、撮像素子の読み出し位置を制御することにより撮
像画像の垂直方向の移動量を設定し、撮像信号のデータ
が記憶される画像メモリの水平ラインを移動させるよう
にして、撮像画像の水平方向の移動量を設定するように
して画揺れ補正を行うものとした。あるいは画揺れ補正
制御の構成として、垂直及び水平方向に光軸を可変して
駆動される可変頂角プリズムを備え、この可変頂角プリ
ズムを駆動制御することにより、撮像画像の水平及び垂
直方向の移動量を設定するようにして画揺れ補正を行う
ものとした。
【0011】
【作用】上記構成によれば、CCD撮像素子および画像
メモリの読出し/書込み制御等により撮像画像の垂直/
水平方向の移動量を設定する方式、あるいは可変頂角プ
リズムを備えたいわゆるアクティブプリズム方式による
手振れ補正機能を備えたビデオカメラ装置において、手
振れ補正デモモードとされた場合には、所定の画像移動
パターンが得られるように、手振れ補正制御部が撮像素
子の読み出し位置や画像メモリの水平ラインの移動制
御、あるいは可変頂角プリズムを駆動して撮像画像の移
動量を設定変更していくことで、疑似的に手振れにより
画揺れした撮像画像を表現することが可能になり、ま
た、この画揺れの量を小さくするように移動量を小さく
制御して疑似的に手振れ補正機能が動作している状態を
表現することが可能となる。そして、両者の動作を繰り
返し行うようにすれば、手振れ補正機能オンとオフ状態
の撮像画像が常に交互に表れるようにして、手振れ補正
機能のデモンストレーションを行うことができる。
メモリの読出し/書込み制御等により撮像画像の垂直/
水平方向の移動量を設定する方式、あるいは可変頂角プ
リズムを備えたいわゆるアクティブプリズム方式による
手振れ補正機能を備えたビデオカメラ装置において、手
振れ補正デモモードとされた場合には、所定の画像移動
パターンが得られるように、手振れ補正制御部が撮像素
子の読み出し位置や画像メモリの水平ラインの移動制
御、あるいは可変頂角プリズムを駆動して撮像画像の移
動量を設定変更していくことで、疑似的に手振れにより
画揺れした撮像画像を表現することが可能になり、ま
た、この画揺れの量を小さくするように移動量を小さく
制御して疑似的に手振れ補正機能が動作している状態を
表現することが可能となる。そして、両者の動作を繰り
返し行うようにすれば、手振れ補正機能オンとオフ状態
の撮像画像が常に交互に表れるようにして、手振れ補正
機能のデモンストレーションを行うことができる。
【0012】
【実施例】先ず、図6を参照して本発明の実施例のビデ
オカメラ装置による手振れ補正機能のデモンストレーシ
ョンについて説明する。図6(a)は、例えば本実施例
のビデオカメラ装置1が販売店の店頭やショールーム等
において展示されている状態を簡略に示しており、この
場合には、ビデオカメラ装置1は特殊な振動台などでは
なく、図のように適当なディスプレイ台や三脚などをは
じめとする固定台Bに単に設置されていればよい。そし
て、このようにして設置されたビデオカメラ装置1によ
り手振れ補正機能のデモンストレーションを行うには、
先ずビデオカメラ装置1を所定の操作により手振れ補正
機能のデモモードとする。なお、本実施例のビデオカメ
ラ装置1には図示している手振れ補正キーCK(通常モ
ードでの手振れ補正機能オン/オフ切換用)のほかに、
録画、再生、早送り、巻き戻し等のための各種操作キー
が設けられているものとされるが、手振れ補正デモモー
ドとするためには、例えば通常のユーザーの使用状態に
おいては同時に操作することがありえないような複数の
キーを同時に操作するようにしてもよい(例えば、スト
ップキー及びポーズキーを操作しながら電源キーをオン
にする)。このようなキーの組み合わせ操作により、例
えばユーザーが本実施例のビデオカメラ装置を購入して
適当にキー操作を行っているようなときでも、不用意に
手振れ補正デモモードに入ることが防止され、いたずら
にユーザーを混乱させないようにしている。
オカメラ装置による手振れ補正機能のデモンストレーシ
ョンについて説明する。図6(a)は、例えば本実施例
のビデオカメラ装置1が販売店の店頭やショールーム等
において展示されている状態を簡略に示しており、この
場合には、ビデオカメラ装置1は特殊な振動台などでは
なく、図のように適当なディスプレイ台や三脚などをは
じめとする固定台Bに単に設置されていればよい。そし
て、このようにして設置されたビデオカメラ装置1によ
り手振れ補正機能のデモンストレーションを行うには、
先ずビデオカメラ装置1を所定の操作により手振れ補正
機能のデモモードとする。なお、本実施例のビデオカメ
ラ装置1には図示している手振れ補正キーCK(通常モ
ードでの手振れ補正機能オン/オフ切換用)のほかに、
録画、再生、早送り、巻き戻し等のための各種操作キー
が設けられているものとされるが、手振れ補正デモモー
ドとするためには、例えば通常のユーザーの使用状態に
おいては同時に操作することがありえないような複数の
キーを同時に操作するようにしてもよい(例えば、スト
ップキー及びポーズキーを操作しながら電源キーをオン
にする)。このようなキーの組み合わせ操作により、例
えばユーザーが本実施例のビデオカメラ装置を購入して
適当にキー操作を行っているようなときでも、不用意に
手振れ補正デモモードに入ることが防止され、いたずら
にユーザーを混乱させないようにしている。
【0013】本実施例では、上記のようにして手振れ補
正デモモードに入ると、先ずビデオカメラ装置1では撮
像画像に所定パターンの画揺れを与えるように制御を行
う。例えば、このとき設定されている画揺れのパターン
が左右方向のものであるとすれば、このときビデオカメ
ラ装置1と接続されたモニタ装置等の画面P(本体のビ
ューファインダでもよい)には、図6(b)に示すよう
に左右方向に画像が揺れて表示される。また、画像の揺
れ量については実際の手持ち撮影時に生じる画揺れと同
程度の周期と振幅が得られるようにすることが本発明の
目的上好ましい。つまり、図6(b)の表示は、手持ち
撮影を行っている際に手振れ補正機能がオフとなってい
る場合の撮影画像の状態を疑似的に表現しているものと
される。そして、このときの画面Pには、例えば現在の
画像状態が手振れ補正機能オフ時に対応していることを
ユーザーに示すメッセージ表示M(「手振れ補正OF
F」)が表示される。なお、図6(b)に示すような画
揺れの表示形態を『疑似手振れ補正機能オフ表示』とも
いうことにする。
正デモモードに入ると、先ずビデオカメラ装置1では撮
像画像に所定パターンの画揺れを与えるように制御を行
う。例えば、このとき設定されている画揺れのパターン
が左右方向のものであるとすれば、このときビデオカメ
ラ装置1と接続されたモニタ装置等の画面P(本体のビ
ューファインダでもよい)には、図6(b)に示すよう
に左右方向に画像が揺れて表示される。また、画像の揺
れ量については実際の手持ち撮影時に生じる画揺れと同
程度の周期と振幅が得られるようにすることが本発明の
目的上好ましい。つまり、図6(b)の表示は、手持ち
撮影を行っている際に手振れ補正機能がオフとなってい
る場合の撮影画像の状態を疑似的に表現しているものと
される。そして、このときの画面Pには、例えば現在の
画像状態が手振れ補正機能オフ時に対応していることを
ユーザーに示すメッセージ表示M(「手振れ補正OF
F」)が表示される。なお、図6(b)に示すような画
揺れの表示形態を『疑似手振れ補正機能オフ表示』とも
いうことにする。
【0014】そして、上記図6(b)に示す画揺れの状
態を所定時間(例えば2秒程度)行うと、ビデオカメラ
装置1においては、次に上記左右の画揺れのパターンの
揺れ量を変化させて、図6(c)に示すように手振れ補
正機能がオンとなって手振れによる画揺れが補正された
かのような画像を疑似的に表現する。この場合、撮影画
像に対して揺れ量を0として、全く画揺れの無い状態に
することもできるが、本実施例では小さな所定の揺れ量
を与えることで、より実際の手持ち撮影時に手振れ補正
された画像状態に近付くようにしている。また、この場
合には手振れ補正機能がオンのメッセージ表示M(「手
振れ補正ON」)を行い、擬似的に手振れ補正されてい
る画像状態に対応することを表す。そして、この図6
(c)に示す表示形態を『疑似手振れ補正機能オン表
示』ともいうことにする
態を所定時間(例えば2秒程度)行うと、ビデオカメラ
装置1においては、次に上記左右の画揺れのパターンの
揺れ量を変化させて、図6(c)に示すように手振れ補
正機能がオンとなって手振れによる画揺れが補正された
かのような画像を疑似的に表現する。この場合、撮影画
像に対して揺れ量を0として、全く画揺れの無い状態に
することもできるが、本実施例では小さな所定の揺れ量
を与えることで、より実際の手持ち撮影時に手振れ補正
された画像状態に近付くようにしている。また、この場
合には手振れ補正機能がオンのメッセージ表示M(「手
振れ補正ON」)を行い、擬似的に手振れ補正されてい
る画像状態に対応することを表す。そして、この図6
(c)に示す表示形態を『疑似手振れ補正機能オン表
示』ともいうことにする
【0015】そして、例えば上記図6(c)の疑似手振
れ補正機能オン表示を2秒間行うと、再び図6(b)の
疑似手振れ補正機能オフ表示に戻り、以降は、手振れ補
正デモモードが解除されるまで図6(b)と図6(c)
の表示を2秒ごとに繰り返すことになる。従って、本実
施例のビデオカメラ装置1をデモモードに設定して、店
頭などにただ固定して設置しておけば、特にビデオカメ
ラ装置1を手に取って手振れ補正キーの操作などを繰り
返さなくとも、ビデオカメラ装置1が接続されているモ
ニタ装置の画面Pを見ているだけで、ユーザーは手振れ
補正機能の動作がよくイメージでき、その効果も充分に
確認することができる。
れ補正機能オン表示を2秒間行うと、再び図6(b)の
疑似手振れ補正機能オフ表示に戻り、以降は、手振れ補
正デモモードが解除されるまで図6(b)と図6(c)
の表示を2秒ごとに繰り返すことになる。従って、本実
施例のビデオカメラ装置1をデモモードに設定して、店
頭などにただ固定して設置しておけば、特にビデオカメ
ラ装置1を手に取って手振れ補正キーの操作などを繰り
返さなくとも、ビデオカメラ装置1が接続されているモ
ニタ装置の画面Pを見ているだけで、ユーザーは手振れ
補正機能の動作がよくイメージでき、その効果も充分に
確認することができる。
【0016】なお、図6による説明では画揺れのパター
ンは左右方向についてのみ示されているが、例えば実際
には、上下方向、斜め方向、円軌道、及びはランダムな
動きなどの画揺れパターンによっても、同様に手振れ補
正のデモンストレーションを行うことができ、これらの
複数の画揺れパターンを順次発生させて手振れ補正のデ
モンストレーションを行うようにもすることができる。
例えば具体的には、左右方向の画揺れパターンによる上
記図6(b)→図6(c)の表示の切り替えを所定回数
繰り返し、次に上下方向の画揺れパターンによる『疑似
手振れ補正オフ表示』→『疑似手振れ補正オン表示』に
対応する画像状態の切り替えを同様に所定回数行うとい
う動作を、デモモードとされている限り繰り返すように
することもできるわけであり、このようにすればデモ表
示の見た目の単調さも避けることができる。
ンは左右方向についてのみ示されているが、例えば実際
には、上下方向、斜め方向、円軌道、及びはランダムな
動きなどの画揺れパターンによっても、同様に手振れ補
正のデモンストレーションを行うことができ、これらの
複数の画揺れパターンを順次発生させて手振れ補正のデ
モンストレーションを行うようにもすることができる。
例えば具体的には、左右方向の画揺れパターンによる上
記図6(b)→図6(c)の表示の切り替えを所定回数
繰り返し、次に上下方向の画揺れパターンによる『疑似
手振れ補正オフ表示』→『疑似手振れ補正オン表示』に
対応する画像状態の切り替えを同様に所定回数行うとい
う動作を、デモモードとされている限り繰り返すように
することもできるわけであり、このようにすればデモ表
示の見た目の単調さも避けることができる。
【0017】図1は、本発明の実施例におけるビデオカ
メラ装置1の手振れ補正機能に関わる機能回路部の構成
を概略的に示すブロック図とされ、この図において2
は、レンズおよびアイリス等からなるレンズブロックで
ある。3はCCD撮像素子とされ、上記レンズブロック
2を介した被写体像光がその受光面に結像される。な
お、例えば本実施例のビデオカメラ装置1がNTSC方
式に対応するものであるとした場合、CCD撮像素子3
のライン数としては、NTSC方式に対応するものより
も多いライン数を有する、例えばPAL方式に相当する
もの(有効ライン582ライン)が採用されて、後述す
る垂直方向の画揺れ成分の補正が可能なようにされてい
る。4は、カメラ信号処理回路であり、CCD撮像素子
3から入力された信号について所要の映像信号処理を施
して最終的にビデオ信号として出力する。
メラ装置1の手振れ補正機能に関わる機能回路部の構成
を概略的に示すブロック図とされ、この図において2
は、レンズおよびアイリス等からなるレンズブロックで
ある。3はCCD撮像素子とされ、上記レンズブロック
2を介した被写体像光がその受光面に結像される。な
お、例えば本実施例のビデオカメラ装置1がNTSC方
式に対応するものであるとした場合、CCD撮像素子3
のライン数としては、NTSC方式に対応するものより
も多いライン数を有する、例えばPAL方式に相当する
もの(有効ライン582ライン)が採用されて、後述す
る垂直方向の画揺れ成分の補正が可能なようにされてい
る。4は、カメラ信号処理回路であり、CCD撮像素子
3から入力された信号について所要の映像信号処理を施
して最終的にビデオ信号として出力する。
【0018】5はCCD読出位置制御部であり、後述す
る画面揺れ補正制御部9から供給される垂直方向の画揺
れ補正信号に基づいて、CCD撮像素子3の読出し開始
位置を可変制御する。また、6は画像メモリ部7のライ
ンの書込み及び読出しタイミングの制御を行うメモリ制
御回路であり、7は例えばラインメモリなどにより構成
され、カメラ信号処理部4の映像信号データをラインご
とに記憶保持する画像メモリ部である。前述のように本
実施例ではNTSC方式よりライン数の多いPAL方式
のライン数に対応するCCD撮像素子3を採用している
ことで、そのままでは撮像画面が縦長に見えることにな
る。このため、その縦方向の拡大率に応じてメモリ制御
回路6が画像メモリ部7に保持されたラインの時間軸変
換を行い、水平方向の画面が拡大されるようにしてい
る。
る画面揺れ補正制御部9から供給される垂直方向の画揺
れ補正信号に基づいて、CCD撮像素子3の読出し開始
位置を可変制御する。また、6は画像メモリ部7のライ
ンの書込み及び読出しタイミングの制御を行うメモリ制
御回路であり、7は例えばラインメモリなどにより構成
され、カメラ信号処理部4の映像信号データをラインご
とに記憶保持する画像メモリ部である。前述のように本
実施例ではNTSC方式よりライン数の多いPAL方式
のライン数に対応するCCD撮像素子3を採用している
ことで、そのままでは撮像画面が縦長に見えることにな
る。このため、その縦方向の拡大率に応じてメモリ制御
回路6が画像メモリ部7に保持されたラインの時間軸変
換を行い、水平方向の画面が拡大されるようにしてい
る。
【0019】8は振動検出部であり、例えばレンズブロ
ック2の近傍に垂直及び水平方向に対応してそれぞれ設
けられる角速度センサなどにより構成されて、垂直及び
水平方向のビデオカメラ装置の振動や揺れの成分を検出
信号に変換して出力する。9は、マイクロコンピュータ
等により構成され、画揺れ補正のための制御処理を実行
する画面揺れ補正制御部とされ、上記振動検出部から供
給される検出信号に基づいて、垂直及び水平方向の画揺
れ補正のための移動量データを生成する。そして、垂直
方向の移動量データはCCD読出し位置制御部5に出力
し、水平方向の移動量データはメモリ制御部6に対して
出力する。10は、ビデオカメラ装置1本体に設けられ
る各種操作キーからなる操作部とされ、例えばこの操作
部10に設けられた手振れ補正キーCKを操作すること
により前述のように、通常モード時において手振れ補正
機能のオン/オフの切換を行うことができる。また、例
えば所要の複数キーの同時操作が手振れ補正デモモード
に対応しており、この操作がなされると画面揺れ補正制
御部9は通常モードから図6にて説明したような動作を
実行する手振れ補正デモモードに入ることになる。
ック2の近傍に垂直及び水平方向に対応してそれぞれ設
けられる角速度センサなどにより構成されて、垂直及び
水平方向のビデオカメラ装置の振動や揺れの成分を検出
信号に変換して出力する。9は、マイクロコンピュータ
等により構成され、画揺れ補正のための制御処理を実行
する画面揺れ補正制御部とされ、上記振動検出部から供
給される検出信号に基づいて、垂直及び水平方向の画揺
れ補正のための移動量データを生成する。そして、垂直
方向の移動量データはCCD読出し位置制御部5に出力
し、水平方向の移動量データはメモリ制御部6に対して
出力する。10は、ビデオカメラ装置1本体に設けられ
る各種操作キーからなる操作部とされ、例えばこの操作
部10に設けられた手振れ補正キーCKを操作すること
により前述のように、通常モード時において手振れ補正
機能のオン/オフの切換を行うことができる。また、例
えば所要の複数キーの同時操作が手振れ補正デモモード
に対応しており、この操作がなされると画面揺れ補正制
御部9は通常モードから図6にて説明したような動作を
実行する手振れ補正デモモードに入ることになる。
【0020】図2は、画面揺れ補正制御部9の内部にお
ける処理をブロック的に示す図であり、この図において
30は通常モードにおける手振れ補正処理のブロックを
示している。この通常モードの手振れ補正処理ブロック
では、振動検出部8から出力される角速度センサ出力信
号(垂直/水平)を入力し(処理ブロック30)、この
角速度センサ出力信号について直流変動分やノイズ成分
を除去する(処理ブロック32)。そして、次の処理ブ
ロック33において、処理ブロック32から供給された
角速度データを積分処理した結果に基づいて、垂直及び
水平の補正(移動量)データを得て(パン/チルト処
理)、垂直/水平方向の移動量データをスイッチ36に
出力する。
ける処理をブロック的に示す図であり、この図において
30は通常モードにおける手振れ補正処理のブロックを
示している。この通常モードの手振れ補正処理ブロック
では、振動検出部8から出力される角速度センサ出力信
号(垂直/水平)を入力し(処理ブロック30)、この
角速度センサ出力信号について直流変動分やノイズ成分
を除去する(処理ブロック32)。そして、次の処理ブ
ロック33において、処理ブロック32から供給された
角速度データを積分処理した結果に基づいて、垂直及び
水平の補正(移動量)データを得て(パン/チルト処
理)、垂直/水平方向の移動量データをスイッチ36に
出力する。
【0021】また、この図において34は手振れ補正デ
モモードとされた場合の処理動作を実行する処理ブロッ
クとされる。なお、この処理ブロック34の内部の具体
的処理例については後述する。35は操作部10のキー
操作に応じて通常モードでの手振れ補正機能オン/オフ
切換や手振れ補正デモモードへの切換を実行させるため
のモード切換ブロックとされる。36はスイッチであ
り、モード切換ブロック35の制御により、通常の手振
れ補正モードの場合には通常モードの手振れ補正処理ブ
ロック30側に切換えられ、デモモードの場合には手振
れ補正デモモード処理ブロック34側に切換えられる。
なお、このスイッチ36はハードウェア的に示されてい
るがソフトウェア的な処理により実現することが可能で
ある。
モモードとされた場合の処理動作を実行する処理ブロッ
クとされる。なお、この処理ブロック34の内部の具体
的処理例については後述する。35は操作部10のキー
操作に応じて通常モードでの手振れ補正機能オン/オフ
切換や手振れ補正デモモードへの切換を実行させるため
のモード切換ブロックとされる。36はスイッチであ
り、モード切換ブロック35の制御により、通常の手振
れ補正モードの場合には通常モードの手振れ補正処理ブ
ロック30側に切換えられ、デモモードの場合には手振
れ補正デモモード処理ブロック34側に切換えられる。
なお、このスイッチ36はハードウェア的に示されてい
るがソフトウェア的な処理により実現することが可能で
ある。
【0022】上記構成の手振れ補正回路系を備えたビデ
オカメラ装置1の場合、通常の手振れ補正モードの手振
れ補正動作は概略として次のようなものとなる。例え
ば、通常モードにおいて手振れ補正機能がオンとなって
いる場合には、図2に示したモード切換ブロック35に
より通常モードの手振れ補正処理ブロック30での処理
を実行させると共に、スイッチ36は当該処理ブロック
30側に切換えられる。そして、上記のように手振れ補
正機能をオンの状態として、ユーザーが手持ち撮影を行
っているとすると、通常モードの手振れ補正処理ブロッ
ク30の処理が実行されて、実際の手振れの状態に応じ
た垂直/水平の移動量データを、スイッチ36を介して
CCD読出し位置制御部5及びメモリ制御部6に供給す
る。
オカメラ装置1の場合、通常の手振れ補正モードの手振
れ補正動作は概略として次のようなものとなる。例え
ば、通常モードにおいて手振れ補正機能がオンとなって
いる場合には、図2に示したモード切換ブロック35に
より通常モードの手振れ補正処理ブロック30での処理
を実行させると共に、スイッチ36は当該処理ブロック
30側に切換えられる。そして、上記のように手振れ補
正機能をオンの状態として、ユーザーが手持ち撮影を行
っているとすると、通常モードの手振れ補正処理ブロッ
ク30の処理が実行されて、実際の手振れの状態に応じ
た垂直/水平の移動量データを、スイッチ36を介して
CCD読出し位置制御部5及びメモリ制御部6に供給す
る。
【0023】そして、CCD読出し位置制御部5による
垂直方向の画揺れ成分の補正は次のように行われる。本
実施例のビデオカメラ装置が対応するNTSC方式の有
効ライン数は494本であり、実際にCCD撮像素子3
から読出して利用するライン数も同様に494本となる
が、前述のように、本実施例のCCD撮像素子3には有
効ライン数582本のPAL方式対応のものを採用して
いる。これにより、CCD撮像素子3のラインには58
2−492=90ラインの余裕が得られるようにしてい
る。つまり、このライン数の余裕を利用して、画面揺れ
補正制御部9の垂直方向の移動量データに基づいて、C
CD読出し位置制御部5がCCD撮像素子3のラインの
読出し開始位置を変化させることで、垂直方向の画揺れ
成分を補正することが可能になる。
垂直方向の画揺れ成分の補正は次のように行われる。本
実施例のビデオカメラ装置が対応するNTSC方式の有
効ライン数は494本であり、実際にCCD撮像素子3
から読出して利用するライン数も同様に494本となる
が、前述のように、本実施例のCCD撮像素子3には有
効ライン数582本のPAL方式対応のものを採用して
いる。これにより、CCD撮像素子3のラインには58
2−492=90ラインの余裕が得られるようにしてい
る。つまり、このライン数の余裕を利用して、画面揺れ
補正制御部9の垂直方向の移動量データに基づいて、C
CD読出し位置制御部5がCCD撮像素子3のラインの
読出し開始位置を変化させることで、垂直方向の画揺れ
成分を補正することが可能になる。
【0024】また、水平方向の画揺れ成分については、
メモリ制御部6が画像メモリ部7のラインのデータを、
水平方向の移動量データに応じて移動させるように書込
み/読出し制御を行うことによって補正が行われること
になる。このように、撮像画像の垂直及び水平方向のそ
れぞれについて移動量を制御することで画揺れ成分の補
正がなされる。この結果、図1に示したカメラ信号処理
部4から出力されるビデオ信号は、手振れによる画揺れ
が補正されて出力されることになる。
メモリ制御部6が画像メモリ部7のラインのデータを、
水平方向の移動量データに応じて移動させるように書込
み/読出し制御を行うことによって補正が行われること
になる。このように、撮像画像の垂直及び水平方向のそ
れぞれについて移動量を制御することで画揺れ成分の補
正がなされる。この結果、図1に示したカメラ信号処理
部4から出力されるビデオ信号は、手振れによる画揺れ
が補正されて出力されることになる。
【0025】次に、本実施例の手振れ補正デモモードに
ついて説明する。図3は、先に説明した図2における手
振れ補正デモモード処理ブロック34の内部の処理をブ
ロック的に示している。この図において、41は設定さ
れた所定の時間ごとにタイミング信号を出力するタイミ
ング発生ブロックであり、この場合は、次に説明する画
面移動テーブル42、42、42・・・を選択するトリ
ガ信号を画面移動テーブル選択ブロック43に与え、先
に図6(b)(c)にて説明した『疑似手振れ補正オフ
表示』→『疑似手振れ補正オン表示』の切換えのための
トリガ信号を画面位置アドレス発生ブロック44に供給
する。42、42、42・・・はあらかじめ設定された
画揺れのパターンデータがそれぞれ記憶されている移動
パターンテーブル(A)(B)(C)・・・・・・とさ
れ、そのテーブル数は、手振れ補正デモモードにおいて
表示したい画揺れのパターン数に応じて任意に設けられ
ればよい。なお、その具体例については図4により後述
する。
ついて説明する。図3は、先に説明した図2における手
振れ補正デモモード処理ブロック34の内部の処理をブ
ロック的に示している。この図において、41は設定さ
れた所定の時間ごとにタイミング信号を出力するタイミ
ング発生ブロックであり、この場合は、次に説明する画
面移動テーブル42、42、42・・・を選択するトリ
ガ信号を画面移動テーブル選択ブロック43に与え、先
に図6(b)(c)にて説明した『疑似手振れ補正オフ
表示』→『疑似手振れ補正オン表示』の切換えのための
トリガ信号を画面位置アドレス発生ブロック44に供給
する。42、42、42・・・はあらかじめ設定された
画揺れのパターンデータがそれぞれ記憶されている移動
パターンテーブル(A)(B)(C)・・・・・・とさ
れ、そのテーブル数は、手振れ補正デモモードにおいて
表示したい画揺れのパターン数に応じて任意に設けられ
ればよい。なお、その具体例については図4により後述
する。
【0026】43は、画面移動テーブル選択ブロックで
あり、タイミング発生ブロック41のトリガ信号に基づ
いて、予め設定された移動パターンテーブル42の中か
ら順次選択を行う。44は画面位置アドレス発生ブロッ
クであり、先に図6(b)(c)で説明したような疑似
的な手振れ画像及び手振れ補正画像が得られるように画
像を移動させるため、選択された移動パターンテーブル
42のデータに基づいて水平及び垂直方向の移動量デー
タを出力する。この際、例えば図6(b)→(c)に対
応する『疑似手振れ補正オフ表示』→『疑似手振れ補正
オン表示』の切換えは、タイミング発生ブロック41か
ら供給されるトリガ信号のタイミングに応じて、移動量
データを増減するように変化させることで行うようにさ
れる。
あり、タイミング発生ブロック41のトリガ信号に基づ
いて、予め設定された移動パターンテーブル42の中か
ら順次選択を行う。44は画面位置アドレス発生ブロッ
クであり、先に図6(b)(c)で説明したような疑似
的な手振れ画像及び手振れ補正画像が得られるように画
像を移動させるため、選択された移動パターンテーブル
42のデータに基づいて水平及び垂直方向の移動量デー
タを出力する。この際、例えば図6(b)→(c)に対
応する『疑似手振れ補正オフ表示』→『疑似手振れ補正
オン表示』の切換えは、タイミング発生ブロック41か
ら供給されるトリガ信号のタイミングに応じて、移動量
データを増減するように変化させることで行うようにさ
れる。
【0027】ここで、図4に移動パターンテーブル42
から出力される画揺れパターンの具体例を示す。例え
ば、図4(a)に示すように上下の画揺れを発生させる
ためには、右側に示すようにx座標(水平方向アドレ
ス)は時間軸に沿って一定値とし、y座標(垂直方向ア
ドレス)は図のような三角波状に変化する値を与えるデ
ータを移動パターンテーブルとして設定すればよい。ま
た、画像を横方向に揺れさせる場合には、図4(b)の
ように時間軸に沿ってx座標の値が三角波状に変化する
ようにして、y座標は一定値となるようなデータを出力
する移動パターンテーブルを設定する。また、図4
(c)に示すように時間軸に沿ってx,y座標の値が共
に三角波状に変化するような移動パターンテーブルとす
れば、斜め方向に画揺れするパターンを得ることができ
る。また、図4(d)の場合には画像が円を描くように
揺れるパターンが示されているが、この画揺れパターン
を得るためには図のように、x,y座標の値が共に正弦
波状に変化するようにすると共に、互いの位相をずらし
た移動パターンテーブルを設定すればよい。さらに、ラ
ンダムな画揺れを発生させる場合には図4(e)に示す
ような、x,y座標の値が共にランダムに変化するよう
な移動パターンテーブルを設定することになる。このよ
うに、x,y座標の値を時間軸で変化させるデータを様
々に設定することで、各種画揺れのパターンを自在に生
成することができる。
から出力される画揺れパターンの具体例を示す。例え
ば、図4(a)に示すように上下の画揺れを発生させる
ためには、右側に示すようにx座標(水平方向アドレ
ス)は時間軸に沿って一定値とし、y座標(垂直方向ア
ドレス)は図のような三角波状に変化する値を与えるデ
ータを移動パターンテーブルとして設定すればよい。ま
た、画像を横方向に揺れさせる場合には、図4(b)の
ように時間軸に沿ってx座標の値が三角波状に変化する
ようにして、y座標は一定値となるようなデータを出力
する移動パターンテーブルを設定する。また、図4
(c)に示すように時間軸に沿ってx,y座標の値が共
に三角波状に変化するような移動パターンテーブルとす
れば、斜め方向に画揺れするパターンを得ることができ
る。また、図4(d)の場合には画像が円を描くように
揺れるパターンが示されているが、この画揺れパターン
を得るためには図のように、x,y座標の値が共に正弦
波状に変化するようにすると共に、互いの位相をずらし
た移動パターンテーブルを設定すればよい。さらに、ラ
ンダムな画揺れを発生させる場合には図4(e)に示す
ような、x,y座標の値が共にランダムに変化するよう
な移動パターンテーブルを設定することになる。このよ
うに、x,y座標の値を時間軸で変化させるデータを様
々に設定することで、各種画揺れのパターンを自在に生
成することができる。
【0028】上記したように、本実施例では実際の手振
れ補正デモモードで実施する画揺れのパターンの種類の
それぞれに応じて、移動パターンテーブル42を予め設
定して設けている。なお、これら移動パターンテーブル
のx,y座標の値の時間的変化速度は任意に設定可能で
はあるが、例えば実際の手振れにより発生する画揺れの
周期と同等の変化速度に設定されることが本発明の目的
上好ましい。
れ補正デモモードで実施する画揺れのパターンの種類の
それぞれに応じて、移動パターンテーブル42を予め設
定して設けている。なお、これら移動パターンテーブル
のx,y座標の値の時間的変化速度は任意に設定可能で
はあるが、例えば実際の手振れにより発生する画揺れの
周期と同等の変化速度に設定されることが本発明の目的
上好ましい。
【0029】次に、上記のように構成される本実施例の
ビデオカメラ装置1の、手振れ補正デモモードにおける
画面揺れ補正制御部8(図1に示す)の処理動作につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。この場
合の手振れ補正デモモード時の具体的表示形態として
は、次のように動作するよう設定されているものとして
説明を行うこととする。先ず手振れ補正デモモードに入
ると、上下方向に画揺れするパターンによる『疑似手振
れ補正オフ表示』を2秒行った後に、『疑似手振れ補正
オン表示』を同様に2秒行うという表示切換えを3回繰
り返す。次に、左右方向の画揺れパターンによる『疑似
手振れ補正オフ表示』→『疑似手振れ補正オン表示』の
切換えを、同様に2秒づつ3回繰り返すようにされ、以
降は上記の一連の動作を手振れ補正デモモードとされて
いる限り繰り返すようにされる。
ビデオカメラ装置1の、手振れ補正デモモードにおける
画面揺れ補正制御部8(図1に示す)の処理動作につい
て、図5のフローチャートを参照して説明する。この場
合の手振れ補正デモモード時の具体的表示形態として
は、次のように動作するよう設定されているものとして
説明を行うこととする。先ず手振れ補正デモモードに入
ると、上下方向に画揺れするパターンによる『疑似手振
れ補正オフ表示』を2秒行った後に、『疑似手振れ補正
オン表示』を同様に2秒行うという表示切換えを3回繰
り返す。次に、左右方向の画揺れパターンによる『疑似
手振れ補正オフ表示』→『疑似手振れ補正オン表示』の
切換えを、同様に2秒づつ3回繰り返すようにされ、以
降は上記の一連の動作を手振れ補正デモモードとされて
いる限り繰り返すようにされる。
【0030】図5に示すルーチンにおいては、画面揺れ
補正制御部8は、先ず手振れ補正デモモードとするため
の操作を待機(F101) しており、この操作が行われると
ステップF102に進み手振れ補正デモモードにはいること
になる。このステップでは、画面揺れ補正制御部8にお
いては、図2のモード切換ブロック35の制御によりス
イッチ36を手振れ補正デモモード処理ブロック34側
に切換え、通常モードの手振れ補正制御の検出系を切り
離し、手振れ補正デモモード処理ブロック34による処
理が実行されるようにする。
補正制御部8は、先ず手振れ補正デモモードとするため
の操作を待機(F101) しており、この操作が行われると
ステップF102に進み手振れ補正デモモードにはいること
になる。このステップでは、画面揺れ補正制御部8にお
いては、図2のモード切換ブロック35の制御によりス
イッチ36を手振れ補正デモモード処理ブロック34側
に切換え、通常モードの手振れ補正制御の検出系を切り
離し、手振れ補正デモモード処理ブロック34による処
理が実行されるようにする。
【0031】次に、画面揺れ補正制御部8ではステップ
F103に進んで、『疑似手振れ補正オフ表示』→『疑似手
振れ補正オン表示』の切換え回数に対応する変数mにつ
いてm=1としてから、ステップF104に進んで上下方向
の画揺れパターンによる疑似手振れ補正オフ表示を2秒
間行う。
F103に進んで、『疑似手振れ補正オフ表示』→『疑似手
振れ補正オン表示』の切換え回数に対応する変数mにつ
いてm=1としてから、ステップF104に進んで上下方向
の画揺れパターンによる疑似手振れ補正オフ表示を2秒
間行う。
【0032】ところで、この場合の図3に示した移動パ
ターンテーブル42としては、少なくとも上下方向の画
揺れパターンを発生させる移動パターンテーブル(図4
(a)参照)と、この後に表示出力される左右方向の画
揺れパターンを発生させる移動パターンテーブル(図4
(b)参照)が設定されていることになる。そして、上
記ステップF104の具体的処理動作としては、画面移動テ
ーブル選択ブロック43が、上下方向の画揺れパターン
の移動パターンテーブル42を選択する処理が行われ、
画面位置アドレス発生ブロック44が選択された移動パ
ターンテーブル42のx,y座標(水平/垂直アドレ
ス)データと、手振れによる画揺れ量に相当して設定し
た振幅データに基づいて、水平/垂直の移動量データを
生成して出力する。そして、この移動量データがスイッ
チ36を介してCCD読出し位置制御部5とメモリ制御
回路6に供給されることで、x,y座標値の時間的変化
に応じてCCD撮像素子3の読出し開始位置の移動及び
画像メモリ部7に保持されたラインデータの水平移動が
行われる。これによって、カメラ信号処理部4から出力
されるビデオ信号は、あたかも手振れ補正機能オフの状
態で手振れにより上下に画揺れが生じているような画像
となる、つまり『上下方向の疑似手振れ補正オフ表示』
が行われる。
ターンテーブル42としては、少なくとも上下方向の画
揺れパターンを発生させる移動パターンテーブル(図4
(a)参照)と、この後に表示出力される左右方向の画
揺れパターンを発生させる移動パターンテーブル(図4
(b)参照)が設定されていることになる。そして、上
記ステップF104の具体的処理動作としては、画面移動テ
ーブル選択ブロック43が、上下方向の画揺れパターン
の移動パターンテーブル42を選択する処理が行われ、
画面位置アドレス発生ブロック44が選択された移動パ
ターンテーブル42のx,y座標(水平/垂直アドレ
ス)データと、手振れによる画揺れ量に相当して設定し
た振幅データに基づいて、水平/垂直の移動量データを
生成して出力する。そして、この移動量データがスイッ
チ36を介してCCD読出し位置制御部5とメモリ制御
回路6に供給されることで、x,y座標値の時間的変化
に応じてCCD撮像素子3の読出し開始位置の移動及び
画像メモリ部7に保持されたラインデータの水平移動が
行われる。これによって、カメラ信号処理部4から出力
されるビデオ信号は、あたかも手振れ補正機能オフの状
態で手振れにより上下に画揺れが生じているような画像
となる、つまり『上下方向の疑似手振れ補正オフ表示』
が行われる。
【0033】なお、この『上下方向の疑似手振れ補正オ
フ表示』期間中は、図6(b)に示したように「手振れ
補正オフ」状態に相当することを示すメッセージ表示M
がなされるように、カメラ信号処理部4においてビデオ
信号処理が行われる。
フ表示』期間中は、図6(b)に示したように「手振れ
補正オフ」状態に相当することを示すメッセージ表示M
がなされるように、カメラ信号処理部4においてビデオ
信号処理が行われる。
【0034】そして、ステップF104での処理による『上
下方向の疑似手振れ補正オフ表示』が2秒間経過する
と、タイミング発生ブロック41から画面位置アドレス
発生ブロック44に対してトリガ信号が供給される。こ
のタイミングに応じて、画面位置アドレス発生ブロック
44では、上下方向の画揺れパターンの移動パターンテ
ーブルのx,y座標データに与える振幅をより小さなも
のに変化させ、水平/垂直の移動量データとして出力す
る。これにより、ビデオ信号出力の表示画像としては、
あたかも手振れ補正機能がオンに切換えられて、上下方
向の画揺れが補正されたかのような『上下方向の疑似手
振れ補正オン表示』が行われることになり、これがステ
ップF105における処理となる。また、このステップF105
の処理が行われている期間中においても、カメラ信号処
理部4において図6(c)の「手振れ補正オン」を示す
メッセージ表示Mがなされるようにビデオ信号処理が行
われる。
下方向の疑似手振れ補正オフ表示』が2秒間経過する
と、タイミング発生ブロック41から画面位置アドレス
発生ブロック44に対してトリガ信号が供給される。こ
のタイミングに応じて、画面位置アドレス発生ブロック
44では、上下方向の画揺れパターンの移動パターンテ
ーブルのx,y座標データに与える振幅をより小さなも
のに変化させ、水平/垂直の移動量データとして出力す
る。これにより、ビデオ信号出力の表示画像としては、
あたかも手振れ補正機能がオンに切換えられて、上下方
向の画揺れが補正されたかのような『上下方向の疑似手
振れ補正オン表示』が行われることになり、これがステ
ップF105における処理となる。また、このステップF105
の処理が行われている期間中においても、カメラ信号処
理部4において図6(c)の「手振れ補正オン」を示す
メッセージ表示Mがなされるようにビデオ信号処理が行
われる。
【0035】そして、ステップF105においてほぼ2秒が
経過して、例えばタイミング発生ブロック41からトリ
ガ信号が出力されると、画面揺れ補正制御部8はステッ
プF106に進み、変数mについてm≧3となっているかに
ついて判別を行い、m≧3ではないと判別された場合に
は、『上下疑似手振れ補正オフ表示』→『上下疑似手振
れ補正オン表示』が未だ3回繰り返されていないことか
ら、ステップF107に進んでm=m+1と変数mについて
インクリメントしてからステップF104に戻るようにさ
れ、m≧3であると判別された場合には3回繰り返され
たとして、上下方向の画揺れパターンによるデモ表示の
段階を抜けて、ステップF108に進む。
経過して、例えばタイミング発生ブロック41からトリ
ガ信号が出力されると、画面揺れ補正制御部8はステッ
プF106に進み、変数mについてm≧3となっているかに
ついて判別を行い、m≧3ではないと判別された場合に
は、『上下疑似手振れ補正オフ表示』→『上下疑似手振
れ補正オン表示』が未だ3回繰り返されていないことか
ら、ステップF107に進んでm=m+1と変数mについて
インクリメントしてからステップF104に戻るようにさ
れ、m≧3であると判別された場合には3回繰り返され
たとして、上下方向の画揺れパターンによるデモ表示の
段階を抜けて、ステップF108に進む。
【0036】上記ステップF108においては、変数mにつ
いてm=1にリセットする処理を行って、ステップF109
に進む。なお、以降のステップF109→F110→F111→F112
→(F109)の処理は、図3に示す画面移動選択ブロック
43により左右方向の画揺れパターンに対応して設定さ
れた移動パターンテーブル42が選択される以外は、上
述した『上下疑似手振れ補正オフ/オン表示切換え』の
ためのステップF104→F105→F106→F107→(F104)の処
理動作と同様であるため、その説明を省略する。そし
て、ステップF109→F110→F111→F112→(F109)の処理
により『左右疑似手振れ補正オフ表示』→『左右疑似手
振れ補正オン表示』が2秒づつ3回繰り返され、ステッ
プF111でm≧3であると判別されると、ステップF103以
降の処理を再び実行することになる。これにより、手振
れ補正デモモードとされている限り、『疑似手振れ補正
オフ表示』→『疑似手振れ補正オン表示』の切換えを、
上下方向と左右方向のそれぞれの画揺れパターンによ
り、2秒づつ3回繰り返すという一連の動作が継続して
行われることになる。
いてm=1にリセットする処理を行って、ステップF109
に進む。なお、以降のステップF109→F110→F111→F112
→(F109)の処理は、図3に示す画面移動選択ブロック
43により左右方向の画揺れパターンに対応して設定さ
れた移動パターンテーブル42が選択される以外は、上
述した『上下疑似手振れ補正オフ/オン表示切換え』の
ためのステップF104→F105→F106→F107→(F104)の処
理動作と同様であるため、その説明を省略する。そし
て、ステップF109→F110→F111→F112→(F109)の処理
により『左右疑似手振れ補正オフ表示』→『左右疑似手
振れ補正オン表示』が2秒づつ3回繰り返され、ステッ
プF111でm≧3であると判別されると、ステップF103以
降の処理を再び実行することになる。これにより、手振
れ補正デモモードとされている限り、『疑似手振れ補正
オフ表示』→『疑似手振れ補正オン表示』の切換えを、
上下方向と左右方向のそれぞれの画揺れパターンによ
り、2秒づつ3回繰り返すという一連の動作が継続して
行われることになる。
【0037】なお、手振れ補正デモモードの解除は、図
5のフローチャートでは示していないが、例えば電源を
オフにすることにより実行されるようにしている。ま
た、手振れ補正デモモードに入る場合と同様に、複数キ
ーの同時操作などにより手振れ補正デモモードを解除す
るようにすることも考えられる。
5のフローチャートでは示していないが、例えば電源を
オフにすることにより実行されるようにしている。ま
た、手振れ補正デモモードに入る場合と同様に、複数キ
ーの同時操作などにより手振れ補正デモモードを解除す
るようにすることも考えられる。
【0038】上記のような構成により、本実施例のビデ
オカメラ装置1を手振れ補正デモモードとしておけば、
機能説明のために一々手振れ補正キーCKを操作した
り、実際に手持ち撮影をしなくとも、例えば図6(a)
に示すように装置を店頭などで固定して設置したまま
で、疑似的に手振れ補正機能のオフ動作とオン動作の画
像状態を自動的に繰り返しながらデモンストレーション
を行うことができることになる。そして、本実施例の手
振れ補正デモモードを行うにあたっては、例えば、画面
揺れ補正制御部9において手振れ補正デモモードのため
の処理ブロックをソフトウェア的に構成して、疑似的に
画揺れを発生させるように手振れ補正系を制御するよう
にしている。このため、図1のブロック図の構成を見て
も分かるように、通常の手振れ補正機能系の回路構成に
より、手振れ補正デモモードの動作が実現され特にコス
トも要しない。
オカメラ装置1を手振れ補正デモモードとしておけば、
機能説明のために一々手振れ補正キーCKを操作した
り、実際に手持ち撮影をしなくとも、例えば図6(a)
に示すように装置を店頭などで固定して設置したまま
で、疑似的に手振れ補正機能のオフ動作とオン動作の画
像状態を自動的に繰り返しながらデモンストレーション
を行うことができることになる。そして、本実施例の手
振れ補正デモモードを行うにあたっては、例えば、画面
揺れ補正制御部9において手振れ補正デモモードのため
の処理ブロックをソフトウェア的に構成して、疑似的に
画揺れを発生させるように手振れ補正系を制御するよう
にしている。このため、図1のブロック図の構成を見て
も分かるように、通常の手振れ補正機能系の回路構成に
より、手振れ補正デモモードの動作が実現され特にコス
トも要しない。
【0039】図7は、本発明の他の実施例としてのビデ
オカメラ装置1の構成を示すブロック図とされ、図1と
同一部分は同一符号を付して説明を省略する。先に実施
例として示した図1のビデオカメラ装置1においては、
角速度センサ等により構成される振動検出部8により装
置自体の振動を検知することで手振れ検出を行っていた
が、本実施例では画面揺れベクトル検出・信号処理回路
11により手振れ検出を行うようにされる。
オカメラ装置1の構成を示すブロック図とされ、図1と
同一部分は同一符号を付して説明を省略する。先に実施
例として示した図1のビデオカメラ装置1においては、
角速度センサ等により構成される振動検出部8により装
置自体の振動を検知することで手振れ検出を行っていた
が、本実施例では画面揺れベクトル検出・信号処理回路
11により手振れ検出を行うようにされる。
【0040】この実施例の画面揺れベクトル検出・信号
処理回路11は、カメラ信号処理部4から逐次供給され
る撮像画像のデータについて所要の信号処理を施して、
撮像画像の動きベクトルを検出し、この検出データを画
面揺れ補正制御部9に出力する。そして、通常モードで
の手振れ補正機能オン時には、画面揺れ補正制御部9は
入力された画像の動きベクトルのデータに基づいて、画
揺れ補正のための垂直及び水平方向の移動量データを設
定して、CCD読出し制御部5及びメモリ制御部6に供
給することで、先の図1の実施例のビデオカメラ装置1
と同様の動作により手振れ補正が行われる。そして、本
実施例の場合の手振れ補正デモモード時の動作も、図1
に示した実施例と同様の構成及び処理動作により実現す
ることができ、従って、画面揺れ補正部9の内部処理ブ
ロックは、先に説明した図2〜図3の構成と同様でよい
ものとされ、更に、手振れ補正デモモードでの処理動作
も図5のフローチャートと同様の処理により実現され
る。
処理回路11は、カメラ信号処理部4から逐次供給され
る撮像画像のデータについて所要の信号処理を施して、
撮像画像の動きベクトルを検出し、この検出データを画
面揺れ補正制御部9に出力する。そして、通常モードで
の手振れ補正機能オン時には、画面揺れ補正制御部9は
入力された画像の動きベクトルのデータに基づいて、画
揺れ補正のための垂直及び水平方向の移動量データを設
定して、CCD読出し制御部5及びメモリ制御部6に供
給することで、先の図1の実施例のビデオカメラ装置1
と同様の動作により手振れ補正が行われる。そして、本
実施例の場合の手振れ補正デモモード時の動作も、図1
に示した実施例と同様の構成及び処理動作により実現す
ることができ、従って、画面揺れ補正部9の内部処理ブ
ロックは、先に説明した図2〜図3の構成と同様でよい
ものとされ、更に、手振れ補正デモモードでの処理動作
も図5のフローチャートと同様の処理により実現され
る。
【0041】次に、本発明の更に他の実施例としてのビ
デオカメラ装置1の構成を図8に示し、図1及び図2と
同一部分は同一符号を付して説明を省略する。手振れ補
正機能として可変頂角プリズムを用いたいわゆるアクテ
ィブプリズム方式が知られているが、本実施例ではこの
方式により手振れ補正を行うと共に、手振れ補正デモモ
ード時においては可変頂角プリズムを意図的に駆動させ
ることによって画揺れを発生させてデモ表示を行うよう
にされる。
デオカメラ装置1の構成を図8に示し、図1及び図2と
同一部分は同一符号を付して説明を省略する。手振れ補
正機能として可変頂角プリズムを用いたいわゆるアクテ
ィブプリズム方式が知られているが、本実施例ではこの
方式により手振れ補正を行うと共に、手振れ補正デモモ
ード時においては可変頂角プリズムを意図的に駆動させ
ることによって画揺れを発生させてデモ表示を行うよう
にされる。
【0042】この図において、レンズブロック2の前に
設けられる20が可変頂角プリズムであり、この可変頂
角プリズム20は板ガラス21と23を蛇腹で結合して
内部にガラスと同じ屈折率を有する液体を封入して構成
されている。また、板ガラス21に設けられている22
は垂直回転軸を示し、この垂直回転軸22を回転中心軸
として板ガラス21が回動されることで垂直方向の光軸
が変化する。同様に、板ガラス23が水平回転軸24を
回転軸として回動することで水平方向の光軸が変化す
る。
設けられる20が可変頂角プリズムであり、この可変頂
角プリズム20は板ガラス21と23を蛇腹で結合して
内部にガラスと同じ屈折率を有する液体を封入して構成
されている。また、板ガラス21に設けられている22
は垂直回転軸を示し、この垂直回転軸22を回転中心軸
として板ガラス21が回動されることで垂直方向の光軸
が変化する。同様に、板ガラス23が水平回転軸24を
回転軸として回動することで水平方向の光軸が変化す
る。
【0043】この場合、通常モードで手振れ補正機能が
オンの状態であれば、振動検出部8から入力される検出
信号に基づいて、画面揺れ補正制御部9が画揺れ補正の
ための水平/垂直方向の可変頂角プリズム20の駆動デ
ータを設定して、駆動回路25に供給する。駆動回路2
5では入力された駆動データ信号に応じた駆動信号をプ
リズム駆動モータ26に印加し、このプリズム駆動モー
タ26により可変頂角プリズム20の垂直及び水平回転
軸22、24が回転駆動される。これにより可変頂角プ
リズム20の板ガラス21、23がそれぞれ回動して、
画揺れをキャンセルするように光軸を変化させて手振れ
補正が行われる。
オンの状態であれば、振動検出部8から入力される検出
信号に基づいて、画面揺れ補正制御部9が画揺れ補正の
ための水平/垂直方向の可変頂角プリズム20の駆動デ
ータを設定して、駆動回路25に供給する。駆動回路2
5では入力された駆動データ信号に応じた駆動信号をプ
リズム駆動モータ26に印加し、このプリズム駆動モー
タ26により可変頂角プリズム20の垂直及び水平回転
軸22、24が回転駆動される。これにより可変頂角プ
リズム20の板ガラス21、23がそれぞれ回動して、
画揺れをキャンセルするように光軸を変化させて手振れ
補正が行われる。
【0044】そして、この実施例の場合も手振れ補正デ
モモードにおいては、画面揺れ補正制御部9の処理動作
は図5のフローチャートに示すものと同様でよいものと
されるが、ステップF104あるいはステップF109での
『(上下/左右)疑似手振れ補正オフ表示』と、ステッ
プF105あるいはステップF110での『(上下/左右)疑似
手振れ補正オン表示』のための処理が、先の各実施例と
具体的に異なる。
モモードにおいては、画面揺れ補正制御部9の処理動作
は図5のフローチャートに示すものと同様でよいものと
されるが、ステップF104あるいはステップF109での
『(上下/左右)疑似手振れ補正オフ表示』と、ステッ
プF105あるいはステップF110での『(上下/左右)疑似
手振れ補正オン表示』のための処理が、先の各実施例と
具体的に異なる。
【0045】つまり、『(上下/左右)疑似手振れ補正
オフ表示』(ステップF104、F109)の処理時において
は、選択した移動パターンテーブル42のx,y座標の
データと、手振れ補正オフ表示に対応する振幅のデータ
とに基づいて、画面揺れ補正制御部9が水平/垂直方向
の駆動データを生成して駆動回路25に出力するように
される。これにより可変頂角プリズム20が駆動される
と、上下あるいは左右方向に画揺れして手振れ画像を疑
似的に表現することになる。
オフ表示』(ステップF104、F109)の処理時において
は、選択した移動パターンテーブル42のx,y座標の
データと、手振れ補正オフ表示に対応する振幅のデータ
とに基づいて、画面揺れ補正制御部9が水平/垂直方向
の駆動データを生成して駆動回路25に出力するように
される。これにより可変頂角プリズム20が駆動される
と、上下あるいは左右方向に画揺れして手振れ画像を疑
似的に表現することになる。
【0046】また、『(上下/左右)疑似手振れ補正オ
ン表示』(ステップF105、F110)の処理としては、選択
した移動パターンテーブル42のx,y座標のデータ
と、手振れ補正オン表示に対応するより小さい振幅のデ
ータとにより生成した水平/垂直方向の駆動データを駆
動回路25に出力する。こうして可変頂角プリズム20
が駆動されることで、手振れが補正された状態を疑似的
に表現する。
ン表示』(ステップF105、F110)の処理としては、選択
した移動パターンテーブル42のx,y座標のデータ
と、手振れ補正オン表示に対応するより小さい振幅のデ
ータとにより生成した水平/垂直方向の駆動データを駆
動回路25に出力する。こうして可変頂角プリズム20
が駆動されることで、手振れが補正された状態を疑似的
に表現する。
【0047】なお、図8の実施例においては振動検出部
8により手振れ検出を行うようにしているが、図7に示
した実施例のように画面揺れベクトル検出・信号処理回
路11により手振れ検出を行うように構成しても構わな
い。
8により手振れ検出を行うようにしているが、図7に示
した実施例のように画面揺れベクトル検出・信号処理回
路11により手振れ検出を行うように構成しても構わな
い。
【0048】また、上記各実施例においては専用の「手
振れ補正デモモード」により手振れ補正の効果をデモン
ストレーションするようにされているが、例えば他のソ
ラリゼーション機能(ビデオ信号の階調を意図的に落と
してペイント画のように見せる効果)やモノトーン機能
(カラー画像を意図的に白黒画像に変換して白黒映画の
ような雰囲気を出す効果)のためのデモモードが設けら
れて、それぞれのデモモードを所要のキー操作などによ
り呼び出せるようにすることが考えられる。また、この
ような各種複数の機能を1つのデモモードで順次デモン
ストレーションするように構成することも当然可能であ
る。更に、本発明は上記実施例に示した構成に限定され
るものではなく、例えば実際のデモ時における表示形態
等も各種考えられる。
振れ補正デモモード」により手振れ補正の効果をデモン
ストレーションするようにされているが、例えば他のソ
ラリゼーション機能(ビデオ信号の階調を意図的に落と
してペイント画のように見せる効果)やモノトーン機能
(カラー画像を意図的に白黒画像に変換して白黒映画の
ような雰囲気を出す効果)のためのデモモードが設けら
れて、それぞれのデモモードを所要のキー操作などによ
り呼び出せるようにすることが考えられる。また、この
ような各種複数の機能を1つのデモモードで順次デモン
ストレーションするように構成することも当然可能であ
る。更に、本発明は上記実施例に示した構成に限定され
るものではなく、例えば実際のデモ時における表示形態
等も各種考えられる。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように本発明のビデオカメ
ラ装置は、手振れ補正デモモードとすれば、自動的に手
振れ補正機能がオフとされて、手振れした擬似画像と、
手振れが補正された擬似画像を繰り返し表現することが
できる。このため、振動台などの特殊なものを用意した
り手持ち撮影による実演を行わなくても、単に固定され
た台にビデオカメラ装置を設置して何らかの被写体が撮
影されるようにしておくだけで、購買者に手振れ補正機
能の効果を充分に把握してもらえるという効果を有して
いる。また、手振れ補正機能のデモが自動的に繰り返さ
れることで、例えば機能説明のために手振れ補正機能の
オン/オフ操作を繰り返すような手間も省けることにな
る。更に本発明は、通常ビデオカメラ装置に設けられて
いる手振れ補正機能を利用してデモモード時の表示を行
うことから、特に手振れ補正デモモードの動作実現のた
めに新たに機能回路部を設ける必要もなくコスト的にも
有利である。
ラ装置は、手振れ補正デモモードとすれば、自動的に手
振れ補正機能がオフとされて、手振れした擬似画像と、
手振れが補正された擬似画像を繰り返し表現することが
できる。このため、振動台などの特殊なものを用意した
り手持ち撮影による実演を行わなくても、単に固定され
た台にビデオカメラ装置を設置して何らかの被写体が撮
影されるようにしておくだけで、購買者に手振れ補正機
能の効果を充分に把握してもらえるという効果を有して
いる。また、手振れ補正機能のデモが自動的に繰り返さ
れることで、例えば機能説明のために手振れ補正機能の
オン/オフ操作を繰り返すような手間も省けることにな
る。更に本発明は、通常ビデオカメラ装置に設けられて
いる手振れ補正機能を利用してデモモード時の表示を行
うことから、特に手振れ補正デモモードの動作実現のた
めに新たに機能回路部を設ける必要もなくコスト的にも
有利である。
【図1】本発明の実施例のビデオカメラ装置の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図2】本実施例の画面揺れ補正制御部の内部の処理を
ブロック的に示す図である。
ブロック的に示す図である。
【図3】本実施例の画面揺れ補正制御部における手振れ
補正デモモード時の処理をブロック的に示す図である。
補正デモモード時の処理をブロック的に示す図である。
【図4】本実施例の移動パターンテーブル例を示す図で
ある。
ある。
【図5】本実施例の画面揺れ補正制御部の手振れ補正デ
モモード時の処理を示すフローチャートである。
モモード時の処理を示すフローチャートである。
【図6】手振れ補正デモモードの動作を具体的に説明す
る図である。
る図である。
【図7】本発明の他の実施例のビデオカメラ装置の構成
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図8】本発明の更に他の実施例のビデオカメラ装置の
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図9】従来の手振れ補正機能のデモンストレーション
の方法を説明する図である。
の方法を説明する図である。
1 ビデオカメラ装置 2 レンズブロック 3 CCD撮像素子 4 カメラ信号処理部 5 CCD読出し位置制御部 6 メモリ制御部 7 画像メモリ部 8 振動検出部 9 画面揺れ補正制御部 10 操作部 11 画面揺れベクトル検出・信号処理回路 20 可変頂角プリズム 25 駆動回路 26 プリズム駆動モータ 42 移動パターンテーブル CK 手振れ補正キー P 画面 S 被写体 M メッセージ表示
Claims (4)
- 【請求項1】 手振れ状態を検出する手振れ検出手段の
検出情報に基づいて、撮像画像の垂直及び水平方向の移
動量を設定することにより、手振れによる撮像画像の画
揺れの補正を行うことのできる画揺れ補正制御手段を備
えたビデオカメラ装置において、 上記画揺れ補正制御手段は、手振れ補正デモモードとさ
れた場合には、少なくとも撮像画像の垂直及び水平方向
の移動量を、予め設定された画揺れパターンデータに基
づいて可変することによって、疑似的な手振れ画像、あ
るいは疑似的な手振れ補正画像を形成可能に構成されて
いることを特徴とするビデオカメラ装置。 - 【請求項2】 上記画揺れ補正制御手段は、撮像素子の
読み出し位置を制御することにより撮像画像の垂直方向
の移動量を設定し、 撮像信号のデータが記憶される画像メモリの水平ライン
を移動させるようにして、撮像画像の水平方向の移動量
を設定するように構成されていることを特徴とする請求
項1に記載のビデオカメラ装置。 - 【請求項3】 上記画揺れ補正制御手段は、垂直及び水
平方向に光軸を可変して駆動される可変頂角プリズムを
備え、 上記可変頂角プリズムを駆動制御することにより、撮像
画像の水平及び垂直方向の移動量を設定するように構成
されていることを特徴とする請求項1に記載のビデオカ
メラ装置。 - 【請求項4】 上記疑似的な手振れ画像の表示時には、
手振れ補正機能オフの状態に相当することを示すメッセ
ージ表示を行い、 上記疑似的な手振れ補正画像の表示時には、手振れ補正
機能オンの状態に相当することを示すメッセージ表示を
行うことを特徴とする請求項1又は請求項2又は請求項
3に記載のビデオカメラ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33744194A JP3582124B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ビデオカメラ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33744194A JP3582124B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ビデオカメラ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08186758A true JPH08186758A (ja) | 1996-07-16 |
JP3582124B2 JP3582124B2 (ja) | 2004-10-27 |
Family
ID=18308668
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33744194A Expired - Fee Related JP3582124B2 (ja) | 1994-12-28 | 1994-12-28 | ビデオカメラ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3582124B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005091620A1 (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 撮像装置 |
-
1994
- 1994-12-28 JP JP33744194A patent/JP3582124B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005091620A1 (ja) * | 2004-03-19 | 2005-09-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | 撮像装置 |
EP1720341A1 (en) * | 2004-03-19 | 2006-11-08 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Imaging device |
US7305181B2 (en) | 2004-03-19 | 2007-12-04 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Imaging device |
US7643738B2 (en) | 2004-03-19 | 2010-01-05 | Panasonic Corporation | Imaging device |
EP1720341A4 (en) * | 2004-03-19 | 2010-07-28 | Panasonic Corp | ILLUSTRATION DEVICE |
US7884853B2 (en) | 2004-03-19 | 2011-02-08 | Panasonic Corporation | Imaging device having a consecutive shooting mode |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3582124B2 (ja) | 2004-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH07234447A (ja) | 撮影ユニットおよびカメラ | |
CN106210544B (zh) | 一种移动终端及其拍摄视频的防抖处理方法、系统 | |
JP2007525699A (ja) | カラーレーザの投射ディスプレイ | |
EP1815675A2 (en) | Image projection system and method | |
JP2011155362A (ja) | 撮像制御装置、撮像制御方法、プログラム | |
JP2010273021A (ja) | 画像表示装置、画像表示方法 | |
JPS61269572A (ja) | 撮像光学装置 | |
JP3582124B2 (ja) | ビデオカメラ装置 | |
JP4019785B2 (ja) | 画像表示システムと画像処理装置及び画像表示方法 | |
US5677729A (en) | Panoramic vision apparatus | |
JPH0630327A (ja) | ビデオカメラ装置 | |
JPH11352536A (ja) | 画像振れ補正装置 | |
JP2001051799A (ja) | 表示装置及びこれを使用したカメラ | |
JP2001352565A (ja) | 立体画像表示装置 | |
JP2006349989A (ja) | 画像表示装置およびプロジェクタ | |
JP2002131797A (ja) | 撮像装置及び振動抑制方法 | |
JP4441908B2 (ja) | 撮像システム | |
JP2001103515A (ja) | 立体画像表示装置および立体画像表示システム | |
JP2003304434A (ja) | 全方位撮像システム | |
JP2001119724A (ja) | 立体画像表示システム、断面画像生成方法および断面画像生成装置 | |
JP2000089320A (ja) | リモートユニット及びリモコン撮影システム | |
JP2002359769A (ja) | 手振れ補正装置および手振れ補正方法 | |
JPH05130481A (ja) | 撮影装置 | |
JPH08289181A (ja) | レンズ及びマイク部可動型カメラ一体型vtr | |
JP2004312136A (ja) | 撮像装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040706 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040719 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080806 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090806 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |