JPH08185266A - 手書き文字入力装置 - Google Patents
手書き文字入力装置Info
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- JPH08185266A JPH08185266A JP32608994A JP32608994A JPH08185266A JP H08185266 A JPH08185266 A JP H08185266A JP 32608994 A JP32608994 A JP 32608994A JP 32608994 A JP32608994 A JP 32608994A JP H08185266 A JPH08185266 A JP H08185266A
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- JP
- Japan
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- data
- stroke
- input
- stroke data
- display
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- Pending
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- User Interface Of Digital Computer (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 素早く所望の情報を手書き入力できる手書き
文字入力装置を提供する。 【構成】 手書き文字入力装置は、LCDと、LCD上
に重ねたタッチパネルと、ペンによる手書き入力時に、
指示された座標点を表示させる手書き文字表示部と、入
力された座標データから抽出したストロークデータを作
成するためのストローク作成部と、作成されたストロー
クデータと、LCD上に表示する際の位置データおよび
大きさデータとを記憶するメモリと、LCD上にストロ
ークデータを表示させるためのストローク表示部18
と、ストロークデータを編集単位として入力データを編
集するための処理部14〜17とを含む。
文字入力装置を提供する。 【構成】 手書き文字入力装置は、LCDと、LCD上
に重ねたタッチパネルと、ペンによる手書き入力時に、
指示された座標点を表示させる手書き文字表示部と、入
力された座標データから抽出したストロークデータを作
成するためのストローク作成部と、作成されたストロー
クデータと、LCD上に表示する際の位置データおよび
大きさデータとを記憶するメモリと、LCD上にストロ
ークデータを表示させるためのストローク表示部18
と、ストロークデータを編集単位として入力データを編
集するための処理部14〜17とを含む。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は手書き文字を入力する
手書き文字入力装置に関し、特に、電子手帳、ワードプ
ロセッサ、パーソナルコンピュータなどにおいて使用さ
れる手書き文字入力装置に関する。
手書き文字入力装置に関し、特に、電子手帳、ワードプ
ロセッサ、パーソナルコンピュータなどにおいて使用さ
れる手書き文字入力装置に関する。
【0002】
【従来の技術】手書き文字の入力および表示が可能な手
書き文字入力装置として既に製品化されているものとし
て、シャープ株式会社製の電子手帳(型番PA−950
0、PA−9700)およびワードプロセッサ(型番W
D−850)などがある。これら従来の手書き文字入力
装置は、タブレットなどで実現される入力ボードを備え
る。入力ボード上に専用のペンなどで記入された文字
は、入力ボード上の座標点の集合として手書き文字入力
装置に入力される。座標点の集合として入力された手書
き文字は、入力された大きさおよび形状を保ったままビ
ットイメージとしてメモリに保存され、登録され、表示
面上に表示される。
書き文字入力装置として既に製品化されているものとし
て、シャープ株式会社製の電子手帳(型番PA−950
0、PA−9700)およびワードプロセッサ(型番W
D−850)などがある。これら従来の手書き文字入力
装置は、タブレットなどで実現される入力ボードを備え
る。入力ボード上に専用のペンなどで記入された文字
は、入力ボード上の座標点の集合として手書き文字入力
装置に入力される。座標点の集合として入力された手書
き文字は、入力された大きさおよび形状を保ったままビ
ットイメージとしてメモリに保存され、登録され、表示
面上に表示される。
【0003】これらと違う方式の手書き文字入力装置と
して、手書き文字をストロークデータとして取扱うもの
も最近製品化されている。これら手書き文字入力装置で
は、入力された手書き文字からストロークデータを抽出
し、入力された文字に対応するストロークデータをカー
ソル位置(入力位置)に揃えた一定の高さで正規化して
表示する。
して、手書き文字をストロークデータとして取扱うもの
も最近製品化されている。これら手書き文字入力装置で
は、入力された手書き文字からストロークデータを抽出
し、入力された文字に対応するストロークデータをカー
ソル位置(入力位置)に揃えた一定の高さで正規化して
表示する。
【0004】図24(A)および(B)に、そうした手
書き文字入力装置における入力時の画面表示を示す。図
24(A)を参照して、表示面70上にペン72を用い
てパターン74が手書き入力される。このパターン74
の入力が確定すると、このパターンはストロークデータ
として記憶され、図24(B)に示されるようにカーソ
ル位置に揃えて、その大きさを正規化した文字76とし
て表示される。
書き文字入力装置における入力時の画面表示を示す。図
24(A)を参照して、表示面70上にペン72を用い
てパターン74が手書き入力される。このパターン74
の入力が確定すると、このパターンはストロークデータ
として記憶され、図24(B)に示されるようにカーソ
ル位置に揃えて、その大きさを正規化した文字76とし
て表示される。
【0005】他の従来の技術として、特開昭58−12
80号公報または特開昭62−22936号公報に開示
されたものもある。特開昭58−1280号公報に記載
された従来の技術では、手書き入力された筆跡パターン
がそのままの位置に表示される。特開昭62−2293
6号公報の開示する手書き文字入力装置は、手書き入力
された筆跡情報を所定の編集処理単位に切り出して管理
する。そしてこの編集処理単位で編集処理が行なわれ
る。
80号公報または特開昭62−22936号公報に開示
されたものもある。特開昭58−1280号公報に記載
された従来の技術では、手書き入力された筆跡パターン
がそのままの位置に表示される。特開昭62−2293
6号公報の開示する手書き文字入力装置は、手書き入力
された筆跡情報を所定の編集処理単位に切り出して管理
する。そしてこの編集処理単位で編集処理が行なわれ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたような既に
製品化されている電子手帳などで使用されている手書き
文字入力装置では、手書きされた文字をビットイメージ
として取扱っている。そのため後で、必要なストローク
のみ抜出してそれを拡大、縮小、消去、移動などを行な
う編集作業を行なうことができないという問題点があ
る。
製品化されている電子手帳などで使用されている手書き
文字入力装置では、手書きされた文字をビットイメージ
として取扱っている。そのため後で、必要なストローク
のみ抜出してそれを拡大、縮小、消去、移動などを行な
う編集作業を行なうことができないという問題点があ
る。
【0007】従来の技術の中には、手書き文字をストロ
ークデータとして扱うものもある。この場合には後での
編集が可能であるが、手書き文字がカーソル位置に表示
されてしまうため、たとえば別々のストロークデータを
重ねた位置に表示することができない。また手書き文字
が一定の高さに正規化されてしまうために、大きく書い
て強調したい文字や、文字以外の図形の入力にはこの方
式は向いていない。
ークデータとして扱うものもある。この場合には後での
編集が可能であるが、手書き文字がカーソル位置に表示
されてしまうため、たとえば別々のストロークデータを
重ねた位置に表示することができない。また手書き文字
が一定の高さに正規化されてしまうために、大きく書い
て強調したい文字や、文字以外の図形の入力にはこの方
式は向いていない。
【0008】図24に示す例では、手書き入力されたパ
ターンをストロークデータとして記憶し、処理を行なっ
ている。しかし、ストロークデータが表示されるのは、
カーソルの位置する箇所である。そのため、たとえばス
トロークデータを互いに重ね合わせることができるよう
な、自由な位置に表示することができない。またカーソ
ルベースの入力であるため、表示中のデータの一部を削
除すると、その後のデータの表示位置が移動してしま
う。こうした表示方法では、自由なレイアウトを得るこ
とはできない。さらにこの従来の技術では、入力された
ストロークデータの大きさを正規化して表示しているた
め、文字のみを書く場合には整った表示が得られるが、
図を書いたり、また文字を丸で囲ったりするような自由
な表現ができないという問題点がある。
ターンをストロークデータとして記憶し、処理を行なっ
ている。しかし、ストロークデータが表示されるのは、
カーソルの位置する箇所である。そのため、たとえばス
トロークデータを互いに重ね合わせることができるよう
な、自由な位置に表示することができない。またカーソ
ルベースの入力であるため、表示中のデータの一部を削
除すると、その後のデータの表示位置が移動してしま
う。こうした表示方法では、自由なレイアウトを得るこ
とはできない。さらにこの従来の技術では、入力された
ストロークデータの大きさを正規化して表示しているた
め、文字のみを書く場合には整った表示が得られるが、
図を書いたり、また文字を丸で囲ったりするような自由
な表現ができないという問題点がある。
【0009】特開昭58−1280号公報に開示された
従来の技術では、手書きされた筆跡パターンがそのまま
の位置に表示されるのみである。そのため手書きできる
情報量が画面の大きさに左右されてしまう。また一度入
力されたものに対する編集を後で十分に行なうことも難
しい。
従来の技術では、手書きされた筆跡パターンがそのまま
の位置に表示されるのみである。そのため手書きできる
情報量が画面の大きさに左右されてしまう。また一度入
力されたものに対する編集を後で十分に行なうことも難
しい。
【0010】特開昭62−229365号公報に開示さ
れた従来の技術では、手書きされた筆跡パターンが所定
の編集単位のストロークデータとして取扱われている。
したがって手書き入力されたデータを後で編集すること
は可能である。しかしストロークデータとして入力文字
を取扱う利点をさらに生かし、より高速に入力を行なう
ことができるようにすることが望ましい。
れた従来の技術では、手書きされた筆跡パターンが所定
の編集単位のストロークデータとして取扱われている。
したがって手書き入力されたデータを後で編集すること
は可能である。しかしストロークデータとして入力文字
を取扱う利点をさらに生かし、より高速に入力を行なう
ことができるようにすることが望ましい。
【0011】したがって請求項1に記載の発明の目的
は、素早く所望の情報を手書き入力できる手書き文字入
力装置を提供することである。
は、素早く所望の情報を手書き入力できる手書き文字入
力装置を提供することである。
【0012】請求項2に記載の発明の目的は、素早く所
望の情報を手書き入力でき、かつ、より表現力のある文
書を手書きを容易に作成できる手書き文字入力装置を提
供することである。
望の情報を手書き入力でき、かつ、より表現力のある文
書を手書きを容易に作成できる手書き文字入力装置を提
供することである。
【0013】請求項3に記載の発明の目的は、レイアウ
トなどを考慮することなく高速に所望の情報を手書き入
力できる手書き文字入力装置を提供することである。
トなどを考慮することなく高速に所望の情報を手書き入
力できる手書き文字入力装置を提供することである。
【0014】請求項4に記載の発明の目的は、素早く所
望の情報を手書き入力でき、かつ、より表現力のある文
書を手書きで容易に作成できる手書き文字入力装置を提
供することである。
望の情報を手書き入力でき、かつ、より表現力のある文
書を手書きで容易に作成できる手書き文字入力装置を提
供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の手書き
文字入力装置は、直交座標が予め設定された表示面を備
える表示手段と、前記表示面上に重なるように配置さ
れ、直交座標が予め設定された透光性を有する入力面を
備え、前記入力面上の座標点を指示する指示手段により
指示された座標データを入力するための入力手段と、前
記指示手段によって前記入力面上の座標点を連続して指
示する手書き入力時に、指示された複数個の座標点と一
致する、前記表示面上の座標点を表示させる手書き文字
表示手段と、手書き入力時に前記入力手段により入力さ
れた複数個の座標データの中から、予め定める基準に基
づいて抽出した座標点からなるストロークデータを作成
するためのストローク作成手段と、前記ストローク作成
手段により作成されたストロークデータと、前記表示手
段上に表示する際の位置を定める位置データおよびその
表示する大きさを定める大きさデータとを記憶する記憶
手段と、前記表示面上に、前記入力されたストロークデ
ータを表示させるためのストローク表示手段と、前記ス
トロークデータを編集単位として、入力データを編集す
るための処理手段とを含む。
文字入力装置は、直交座標が予め設定された表示面を備
える表示手段と、前記表示面上に重なるように配置さ
れ、直交座標が予め設定された透光性を有する入力面を
備え、前記入力面上の座標点を指示する指示手段により
指示された座標データを入力するための入力手段と、前
記指示手段によって前記入力面上の座標点を連続して指
示する手書き入力時に、指示された複数個の座標点と一
致する、前記表示面上の座標点を表示させる手書き文字
表示手段と、手書き入力時に前記入力手段により入力さ
れた複数個の座標データの中から、予め定める基準に基
づいて抽出した座標点からなるストロークデータを作成
するためのストローク作成手段と、前記ストローク作成
手段により作成されたストロークデータと、前記表示手
段上に表示する際の位置を定める位置データおよびその
表示する大きさを定める大きさデータとを記憶する記憶
手段と、前記表示面上に、前記入力されたストロークデ
ータを表示させるためのストローク表示手段と、前記ス
トロークデータを編集単位として、入力データを編集す
るための処理手段とを含む。
【0016】請求項2に記載の手書き文字入力装置は、
請求項1に記載の装置であって、前記ストローク表示手
段により表示されたストロークデータの中で、任意のス
トロークデータを選択する選択手段と、前記表示面上
の、前記指定手段により指定された座標点の位置に、前
記選択手段により選択されたストロークデータを移動す
るように前記記憶手段の記憶内容を更新するための移動
手段とをさらに含む。
請求項1に記載の装置であって、前記ストローク表示手
段により表示されたストロークデータの中で、任意のス
トロークデータを選択する選択手段と、前記表示面上
の、前記指定手段により指定された座標点の位置に、前
記選択手段により選択されたストロークデータを移動す
るように前記記憶手段の記憶内容を更新するための移動
手段とをさらに含む。
【0017】請求項3に記載の手書き文字入力装置は、
請求項1に記載の装置であって、入力されたストローク
データは、前記表示面上の、予め指定された方法により
定められる位置に移動するか否かを予め設定するための
移動設定手段と、前記移動設定手段により移動すること
が設定されている場合に、前記ストローク作成手段によ
り作成されたストロークデータを、前記予め指定された
方法により定められる位置に移動させて表示させるため
の手段とをさらに含む。
請求項1に記載の装置であって、入力されたストローク
データは、前記表示面上の、予め指定された方法により
定められる位置に移動するか否かを予め設定するための
移動設定手段と、前記移動設定手段により移動すること
が設定されている場合に、前記ストローク作成手段によ
り作成されたストロークデータを、前記予め指定された
方法により定められる位置に移動させて表示させるため
の手段とをさらに含む。
【0018】請求項4に記載の手書き文字入力装置は請
求項1に記載の装置であって、前記記憶手段は、ストロ
ークデータとビットイメージとを混在させて記憶するた
めの混在記憶手段を含み、前記ストローク表示手段は、
前記混在記憶手段に記憶されたストロークデータとビッ
トイメージとを混在させて前記表示面上に表示させるた
めの手段を含む。
求項1に記載の装置であって、前記記憶手段は、ストロ
ークデータとビットイメージとを混在させて記憶するた
めの混在記憶手段を含み、前記ストローク表示手段は、
前記混在記憶手段に記憶されたストロークデータとビッ
トイメージとを混在させて前記表示面上に表示させるた
めの手段を含む。
【0019】
【作用】請求項1に記載の手書き文字入力装置によれ
ば、ストローク作成手段により作成されたストロークデ
ータは、位置データおよび大きさデータとともに記憶手
段に記憶される。入力されたストロークデータは、スト
ローク表示手段により表示面上に表示され、かつこれら
のストロークデータを編集単位として、その表示位置お
よび大きさを含めて入力データを編集することができ
る。
ば、ストローク作成手段により作成されたストロークデ
ータは、位置データおよび大きさデータとともに記憶手
段に記憶される。入力されたストロークデータは、スト
ローク表示手段により表示面上に表示され、かつこれら
のストロークデータを編集単位として、その表示位置お
よび大きさを含めて入力データを編集することができ
る。
【0020】請求項2に記載の手書き文字入力装置によ
れば、請求項1に記載の装置において、ストローク表示
手段により表示されたストロークデータの中で任意のス
トロークデータを選択手段により選択できる。選択され
たストロークデータを、指定手段により指定された座標
点の位置に、移動手段によって移動できる。
れば、請求項1に記載の装置において、ストローク表示
手段により表示されたストロークデータの中で任意のス
トロークデータを選択手段により選択できる。選択され
たストロークデータを、指定手段により指定された座標
点の位置に、移動手段によって移動できる。
【0021】請求項3に記載の手書き文字入力装置によ
れば、請求項1に記載の装置において、入力されたスト
ロークデータを、予め指定された方法により定められる
位置に移動するか否かを移動設定手段により設定でき
る。移動することが設定されている場合には、ストロー
ク作成手段により作成されたストロークデータが、自動
的に移動して表示される。
れば、請求項1に記載の装置において、入力されたスト
ロークデータを、予め指定された方法により定められる
位置に移動するか否かを移動設定手段により設定でき
る。移動することが設定されている場合には、ストロー
ク作成手段により作成されたストロークデータが、自動
的に移動して表示される。
【0022】請求項4に記載の手書き文字入力装置によ
れば、請求項1に記載の装置において、混在記憶手段に
よって、ストロークデータとビットイメージとを混在さ
せて記憶できる。これらストロークデータとビットイメ
ージとを混在させて表示面上に表示することができる。
れば、請求項1に記載の装置において、混在記憶手段に
よって、ストロークデータとビットイメージとを混在さ
せて記憶できる。これらストロークデータとビットイメ
ージとを混在させて表示面上に表示することができる。
【0023】
【実施例】本発明の特徴となる機能の大部分はソフトウ
ェアで実現されるが、それらは装置のハードウェア構成
と密接に結びついている。したがってまず、本発明の実
施例のハードウェア構成について説明する。
ェアで実現されるが、それらは装置のハードウェア構成
と密接に結びついている。したがってまず、本発明の実
施例のハードウェア構成について説明する。
【0024】図1には、本発明の実施例の電子手帳のシ
ステムブロック図を示す。この電子手帳はコネクタ18
を備え、ICカードが接続可能である。ICカードは、
ゲートアレイ19と、ROM(読出専用メモリ)20
と、RAM(Random Access Memor
y)21とを備え、RAM21には、メモリの記憶内容
を保護するための電池22が接続されている。
ステムブロック図を示す。この電子手帳はコネクタ18
を備え、ICカードが接続可能である。ICカードは、
ゲートアレイ19と、ROM(読出専用メモリ)20
と、RAM(Random Access Memor
y)21とを備え、RAM21には、メモリの記憶内容
を保護するための電池22が接続されている。
【0025】電子手帳本体は、CPU(中央演算装置)
11を備えている。さらに電子手帳本体は、表示手段の
一例であるLCD(液晶表示装置)2およびLCDドラ
イバ3を含む。また入力手段の一例としてLCD2に重
ねて配置されるタッチパネル1と、タッチパネル1から
出力されるアナログの電圧値をデジタル値に変換してC
PU11に与えるためのA/Dコンバータ10とを含
む。タッチパネル1は、LCD2の表示画面上に被せる
透明なパネルによる入力装置であり、一例としては抵抗
膜式アナログ方式のものが採用できる。この方式のもの
は、表示面上の直交座標と対応して、予め直交座標が設
定されており、ペンなどでタッチパネル1上の位置を押
すと、押された位置の座標に相当するアナログの電圧値
を出力する。この値をCPU11で処理することで、画
面上のどの位置が指示されたかを判断することができ、
手書きデータの軌跡や画面上のボタンのタッチ位置など
を知ることができる。
11を備えている。さらに電子手帳本体は、表示手段の
一例であるLCD(液晶表示装置)2およびLCDドラ
イバ3を含む。また入力手段の一例としてLCD2に重
ねて配置されるタッチパネル1と、タッチパネル1から
出力されるアナログの電圧値をデジタル値に変換してC
PU11に与えるためのA/Dコンバータ10とを含
む。タッチパネル1は、LCD2の表示画面上に被せる
透明なパネルによる入力装置であり、一例としては抵抗
膜式アナログ方式のものが採用できる。この方式のもの
は、表示面上の直交座標と対応して、予め直交座標が設
定されており、ペンなどでタッチパネル1上の位置を押
すと、押された位置の座標に相当するアナログの電圧値
を出力する。この値をCPU11で処理することで、画
面上のどの位置が指示されたかを判断することができ、
手書きデータの軌跡や画面上のボタンのタッチ位置など
を知ることができる。
【0026】電子手帳本体はさらに、いずれもCPU1
1に接続されたゲートアレイ4と、ROM5と、RAM
6と、本体キー15とを含む。ROM5には、この電子
手帳本体の制御プログラムが予め書込まれている。制御
プログラムは、画面上の座標入力位置の読取り、そのス
トロークデータ化、拡大・縮小表示、データ格納、デー
タ読出などのプログラムを含む。
1に接続されたゲートアレイ4と、ROM5と、RAM
6と、本体キー15とを含む。ROM5には、この電子
手帳本体の制御プログラムが予め書込まれている。制御
プログラムは、画面上の座標入力位置の読取り、そのス
トロークデータ化、拡大・縮小表示、データ格納、デー
タ読出などのプログラムを含む。
【0027】ROM6は、CPU11が使用するスタッ
ク領域、プログラム制御用ワーク領域、各種設定値登録
領域、入力データの登録領域などのために使用される。
RAM6には、メモリ保護用電池7が接続されている。
ク領域、プログラム制御用ワーク領域、各種設定値登録
領域、入力データの登録領域などのために使用される。
RAM6には、メモリ保護用電池7が接続されている。
【0028】CPU11にはさらに、I/O12を介し
てシリアル入出力ポート13および光通信インタフェー
ス14が接続されている。シリアル入出力ポート13お
よび光通信インタフェース14はいずれも、この電子手
帳本体が他の電子機器と通信をする上で付加されるもの
であり、本発明を実施する上では必ずしも必要ではな
い。
てシリアル入出力ポート13および光通信インタフェー
ス14が接続されている。シリアル入出力ポート13お
よび光通信インタフェース14はいずれも、この電子手
帳本体が他の電子機器と通信をする上で付加されるもの
であり、本発明を実施する上では必ずしも必要ではな
い。
【0029】電子手帳本体にはさらに、RTC8とブザ
ー9とが備えられている。またこの電子手帳本体の各部
には、駆動用電池17から電力が供給されており、ロー
バッテリ検出回路16がこの駆動用電池17に接続され
ている。
ー9とが備えられている。またこの電子手帳本体の各部
には、駆動用電池17から電力が供給されており、ロー
バッテリ検出回路16がこの駆動用電池17に接続され
ている。
【0030】なおコネクタ18には、上述した電子手帳
本体の各部のうち、ICカードと接続することが必要な
ものがすべて接続されている。コネクタ18を介して電
子手帳本体に接続されるICカードは、電子手帳の機能
をさらに拡張する目的で接続されるものであって、必ず
しも本発明を実施する上では必要ではない。
本体の各部のうち、ICカードと接続することが必要な
ものがすべて接続されている。コネクタ18を介して電
子手帳本体に接続されるICカードは、電子手帳の機能
をさらに拡張する目的で接続されるものであって、必ず
しも本発明を実施する上では必要ではない。
【0031】以下、この実施例に係る電子手帳の動作の
概略を、画面表示を参照しながら説明する。図2に、表
示面30上にペン32を用いて白紙の状態から手書きで
文字を入力するときの表示例を示す。本実施例では、手
書きされたデータは画面上のどの部分に書いても、書い
たままの位置に表示される。ペン32は、表示面30と
は別個のものであり、画面に表示されているものではな
い。本願明細書に添付した図面において、記載されたペ
ンは、別段の記載がない限り表示面30上に表示された
ものではない。
概略を、画面表示を参照しながら説明する。図2に、表
示面30上にペン32を用いて白紙の状態から手書きで
文字を入力するときの表示例を示す。本実施例では、手
書きされたデータは画面上のどの部分に書いても、書い
たままの位置に表示される。ペン32は、表示面30と
は別個のものであり、画面に表示されているものではな
い。本願明細書に添付した図面において、記載されたペ
ンは、別段の記載がない限り表示面30上に表示された
ものではない。
【0032】図3(A)を参照して、表示面30上に手
書きデータを入力した後、ペン32を表示面30から離
して一定時間書くのを止めたものとする。このようにペ
ン32が表示面30から離れた状態を「ペンアップ状
態」,そうでない時を「ペンダウン状態」と呼ぶ。この
場合、図3(B)に示されるように、手書きされた内容
がストロークデータ化された後、書いたままの位置に表
示される。この動作を確定と呼ぶ。本実施例では、確定
したストロークデータは点線の矩形33で囲まれ、現在
の編集対象となっていることが使用者に対して表示され
ている。
書きデータを入力した後、ペン32を表示面30から離
して一定時間書くのを止めたものとする。このようにペ
ン32が表示面30から離れた状態を「ペンアップ状
態」,そうでない時を「ペンダウン状態」と呼ぶ。この
場合、図3(B)に示されるように、手書きされた内容
がストロークデータ化された後、書いたままの位置に表
示される。この動作を確定と呼ぶ。本実施例では、確定
したストロークデータは点線の矩形33で囲まれ、現在
の編集対象となっていることが使用者に対して表示され
ている。
【0033】図4(A)を参照して、本実施例の他の設
定では、ペン32を表示面30から離してペンアップ状
態として一定時間書くのを止めた場合、図4(B)に示
されるように、書かれた内容がストロークデータ化され
た後、表示面30上の、手書きされた位置に、縮小され
て表示される。図4に示す例では手書き内容は、元の5
0%のサイズに縮小されている。このサイズの縮小率
は、後述する図9に示すように、所定の設定画面を用い
て使用者が自由に設定することができる。この場合、シ
ステムで予め何種類かの縮小率を設定しておきそのいず
れか1つを選択させてもよいし、使用者に任意のサイズ
を入力させてもよい。
定では、ペン32を表示面30から離してペンアップ状
態として一定時間書くのを止めた場合、図4(B)に示
されるように、書かれた内容がストロークデータ化され
た後、表示面30上の、手書きされた位置に、縮小され
て表示される。図4に示す例では手書き内容は、元の5
0%のサイズに縮小されている。このサイズの縮小率
は、後述する図9に示すように、所定の設定画面を用い
て使用者が自由に設定することができる。この場合、シ
ステムで予め何種類かの縮小率を設定しておきそのいず
れか1つを選択させてもよいし、使用者に任意のサイズ
を入力させてもよい。
【0034】図5〜図7は、本実施例の装置における手
書き入力時の、CPU11で実行されるプログラムの制
御の流れを示すフローチャートである。まず図5を参照
して、ステップ1では表示画面が初期化される。ペンア
ップフラグが1に初期化される。このペンアップフラグ
とは、図1に示されるRAM6内に設けられるフラグで
あって、ペンがペンアップ状態か否かを示すためのもの
である。ペンアップフラグの値と、対応するペンの状態
とを図8(A)および(B)にそれぞれ示す。図8
(A)に示すように、ペンアップフラグが1であればペ
ンアップ状態を、0であればペンダウン状態をそれぞれ
示す。
書き入力時の、CPU11で実行されるプログラムの制
御の流れを示すフローチャートである。まず図5を参照
して、ステップ1では表示画面が初期化される。ペンア
ップフラグが1に初期化される。このペンアップフラグ
とは、図1に示されるRAM6内に設けられるフラグで
あって、ペンがペンアップ状態か否かを示すためのもの
である。ペンアップフラグの値と、対応するペンの状態
とを図8(A)および(B)にそれぞれ示す。図8
(A)に示すように、ペンアップフラグが1であればペ
ンアップ状態を、0であればペンダウン状態をそれぞれ
示す。
【0035】再び図5を参照して、ステップ1ではまた
タイマもクリアされる。このタイマはたとえばペンアッ
プ状態の検出のときの入力空き時間の計時などに使用さ
れる。
タイマもクリアされる。このタイマはたとえばペンアッ
プ状態の検出のときの入力空き時間の計時などに使用さ
れる。
【0036】続いてステップ2では、ペン入力の有無が
判断される。ペン入力があれば制御はステップ3に、ペ
ン入力がなければ制御は図6のステップ8に進む。
判断される。ペン入力があれば制御はステップ3に、ペ
ン入力がなければ制御は図6のステップ8に進む。
【0037】ステップ3では、入力されたペンの領域が
手書き入力範囲内に入っているか否かについての判断が
行なわれる。入力されたペンの領域が入力範囲内に入っ
ていれば制御はステップ4に、入っていなければ制御は
ステップ6に、それぞれ進む。
手書き入力範囲内に入っているか否かについての判断が
行なわれる。入力されたペンの領域が入力範囲内に入っ
ていれば制御はステップ4に、入っていなければ制御は
ステップ6に、それぞれ進む。
【0038】ステップ4では、ペンでタッチされた座標
に対応する画面上の座標の表示が行なわれる。前回のペ
ンアップフラグが1であった場合にはタッチされた座標
のみを描画し、ペンアップフラグが0であった場合には
前回の座標と今回の座標とが繋がるように、表示面上の
座標が描画される。
に対応する画面上の座標の表示が行なわれる。前回のペ
ンアップフラグが1であった場合にはタッチされた座標
のみを描画し、ペンアップフラグが0であった場合には
前回の座標と今回の座標とが繋がるように、表示面上の
座標が描画される。
【0039】続いてステップ5に進み、現在のタッチ位
置を記憶する。ペンアップフラグに0を代入し、タイマ
をクリアする。この後制御はステップ2に戻る。
置を記憶する。ペンアップフラグに0を代入し、タイマ
をクリアする。この後制御はステップ2に戻る。
【0040】ステップ3で、入力されたペンの領域が手
書き入力内ではないと判断された場合、ステップ6でペ
ンアップフラグに1が代入される。続いてステップ7
で、ペン入力された座標が、画面上にあるボタンの位置
に対応しているか否かについての判断が行なわれる。画
面上に表示されているボタンに対応する座標は、表示画
面に対応して予めわかっている。入力された座標が、画
面上のボタンの位置に対応していれば、制御はそれぞれ
予め定義されている対応の各ボタンの処理に進む。入力
された座標が画面上のボタンの位置に対応していないの
であれば制御はステップ2に戻る。
書き入力内ではないと判断された場合、ステップ6でペ
ンアップフラグに1が代入される。続いてステップ7
で、ペン入力された座標が、画面上にあるボタンの位置
に対応しているか否かについての判断が行なわれる。画
面上に表示されているボタンに対応する座標は、表示画
面に対応して予めわかっている。入力された座標が、画
面上のボタンの位置に対応していれば、制御はそれぞれ
予め定義されている対応の各ボタンの処理に進む。入力
された座標が画面上のボタンの位置に対応していないの
であれば制御はステップ2に戻る。
【0041】ステップ2でペン入力がないと判断された
場合、制御は図6のステップ8に進む。ステップ8で
は、ペンアップフラグの値が1か否かについての判断が
行なわれる。ペンアップフラグが0であれば制御はステ
ップ9に、1であれば制御はステップ10に、それぞれ
進む。ステップ9ではペンアップフラグに1が代入さ
れ、制御は図5のステップ2に戻る。
場合、制御は図6のステップ8に進む。ステップ8で
は、ペンアップフラグの値が1か否かについての判断が
行なわれる。ペンアップフラグが0であれば制御はステ
ップ9に、1であれば制御はステップ10に、それぞれ
進む。ステップ9ではペンアップフラグに1が代入さ
れ、制御は図5のステップ2に戻る。
【0042】一方ステップ10では、入力空き時間が所
定の時間以上かどうかの判断が行なわれる。すなわち、
既に述べたタイマによる計時結果が所定時間を超えてい
るか否かについての判断が行なわれる。タイマによる計
時結果が所定時間を超えていないのであれば制御はステ
ップ2に戻る。さもなければ制御はステップ11に進
む。
定の時間以上かどうかの判断が行なわれる。すなわち、
既に述べたタイマによる計時結果が所定時間を超えてい
るか否かについての判断が行なわれる。タイマによる計
時結果が所定時間を超えていないのであれば制御はステ
ップ2に戻る。さもなければ制御はステップ11に進
む。
【0043】ステップ11では、実際に手書きパターン
内容が存在するか否かの判断が行なわれる。手書きパタ
ーンがないのであれば制御は図5のステップ2に戻る。
一方手書きパターンが存在するのであれば制御はステッ
プ12に進む。
内容が存在するか否かの判断が行なわれる。手書きパタ
ーンがないのであれば制御は図5のステップ2に戻る。
一方手書きパターンが存在するのであれば制御はステッ
プ12に進む。
【0044】ステップ12では、手書きされたパターン
のストロークデータ化を行なう。ストロークデータ化の
手法としては、たとえば特開平5−298490号公報
(発明の名称「オンライン手書き文字認識装置」)に記
載された手法などを使用すればよい。
のストロークデータ化を行なう。ストロークデータ化の
手法としては、たとえば特開平5−298490号公報
(発明の名称「オンライン手書き文字認識装置」)に記
載された手法などを使用すればよい。
【0045】続いてステップ13では、ステップ12で
作成されたストロークデータをメモリ(たとえば図1の
RAM6)中に記憶する。メモリ中に記憶されるデータ
形式については、図21〜図23を参照して後述する。
作成されたストロークデータをメモリ(たとえば図1の
RAM6)中に記憶する。メモリ中に記憶されるデータ
形式については、図21〜図23を参照して後述する。
【0046】続いて制御は図7のステップ14に進む。
ステップ14では、図4に示されるように、入力データ
が確定した時点でデータを縮小表示するような設定がさ
れているかどうかについての判断を行なう。この設定情
報も、たとえば図1のRAM6に記憶される。設定内容
の変更は、ROM5に格納されたプログラムに基づき、
タッチパネル1およびLCD2を使用して予め行なうこ
とができる。縮小サイズの表示が設定されていれば制御
はステップ15に進んだ後ステップ16に進む。設定さ
れていなければ制御は直接ステップ16に進む。
ステップ14では、図4に示されるように、入力データ
が確定した時点でデータを縮小表示するような設定がさ
れているかどうかについての判断を行なう。この設定情
報も、たとえば図1のRAM6に記憶される。設定内容
の変更は、ROM5に格納されたプログラムに基づき、
タッチパネル1およびLCD2を使用して予め行なうこ
とができる。縮小サイズの表示が設定されていれば制御
はステップ15に進んだ後ステップ16に進む。設定さ
れていなければ制御は直接ステップ16に進む。
【0047】ステップ15では、ステップ13でメモリ
に記憶されたストロークデータを縮小する処理が行なわ
れる。ストロークデータの縮小処理自体については公知
であるため、ここではその詳細については説明しない。
に記憶されたストロークデータを縮小する処理が行なわ
れる。ストロークデータの縮小処理自体については公知
であるため、ここではその詳細については説明しない。
【0048】ステップ16では、使用者により、予め入
力データを表示する位置が設定されているか否かについ
ての判断が行なわれる。この表示位置の設定とは、たと
えば図24に示したように、入力されたデータをカーソ
ル位置などに移動して表示するような設定を指す。そう
した設定がされていれば制御はステップ17に進んだ後
ステップ18に進む。設定されていなければ制御は直接
ステップ18に進む。
力データを表示する位置が設定されているか否かについ
ての判断が行なわれる。この表示位置の設定とは、たと
えば図24に示したように、入力されたデータをカーソ
ル位置などに移動して表示するような設定を指す。そう
した設定がされていれば制御はステップ17に進んだ後
ステップ18に進む。設定されていなければ制御は直接
ステップ18に進む。
【0049】ステップ17では、設定された表示位置の
決定方法に従い、ステップ13でメモリに記憶されたス
トロークデータの表示位置を決定する処理が行なわれ
る。この後制御はステップ18に進む。
決定方法に従い、ステップ13でメモリに記憶されたス
トロークデータの表示位置を決定する処理が行なわれ
る。この後制御はステップ18に進む。
【0050】ステップ18では、ストロークデータを表
示面上に表示する処理が行なわれる。この場合、表示の
大きさは、後述する図21に示されるように、メモリ中
に記憶されたストロークデータ中にある縮小率を用いて
行なわれる。表示位置についても同様にメモリ中に記憶
されている表示位置のデータと、予め設定されている方
法により定まる位置との双方を用いて行なわれる。した
がってストロークデータの縮小の設定も、表示位置の設
定もされていない場合には、使用者の書いたストローク
データは、そのままの大きさおよびそのままの表示位置
で表示される。
示面上に表示する処理が行なわれる。この場合、表示の
大きさは、後述する図21に示されるように、メモリ中
に記憶されたストロークデータ中にある縮小率を用いて
行なわれる。表示位置についても同様にメモリ中に記憶
されている表示位置のデータと、予め設定されている方
法により定まる位置との双方を用いて行なわれる。した
がってストロークデータの縮小の設定も、表示位置の設
定もされていない場合には、使用者の書いたストローク
データは、そのままの大きさおよびそのままの表示位置
で表示される。
【0051】ステップ19では、手書きパターンの内容
をクリアし、タイマもクリアして図5のステップ2に処
理を戻す。
をクリアし、タイマもクリアして図5のステップ2に処
理を戻す。
【0052】図9は、図7のステップ14およびステッ
プ15で参照される、縮小サイズの設定を行なう画面の
例である。図9に示す例では、手書き入力が確定した
後、どのストロークデータを選択するか、また表示する
際に、75%、50%のいずれに縮小するかを指定でき
る。縮小を指定しなければ入力された大きさのままで入
力データの表示が行なわれる。
プ15で参照される、縮小サイズの設定を行なう画面の
例である。図9に示す例では、手書き入力が確定した
後、どのストロークデータを選択するか、また表示する
際に、75%、50%のいずれに縮小するかを指定でき
る。縮小を指定しなければ入力された大きさのままで入
力データの表示が行なわれる。
【0053】図10は、図3(B)に示すようにストロ
ークデータが確定した後、使用者がペン32を用いてス
トロークデータの表示位置を移動させる例である。図1
0(A)を参照して、確定直後のストロークデータは矩
形33で囲まれており編集対象となっている。ペンでこ
の矩形33内を押して、そのまま押さえて移動させるこ
とで、図10(b)に示すように簡単に矩形33ととも
にストロークデータを移動させることができる。
ークデータが確定した後、使用者がペン32を用いてス
トロークデータの表示位置を移動させる例である。図1
0(A)を参照して、確定直後のストロークデータは矩
形33で囲まれており編集対象となっている。ペンでこ
の矩形33内を押して、そのまま押さえて移動させるこ
とで、図10(b)に示すように簡単に矩形33ととも
にストロークデータを移動させることができる。
【0054】図11は、編集対象のストロークデータを
拡大・縮小させる場合の操作の概略を示している。図1
1(A)を参照して、この場合、表示画面30上の拡大
・縮小のアイコン34をペン32でタッチし、拡大・縮
小率を変化させる。このようにして設定された拡大・縮
小率を、図21を参照して後述する、メモリ中の拡大・
縮小率のフィールドに書込むことで、設定値の変更が行
なわれる。これらの操作を行なうことで、たとえば図1
1(B)に示すようにストロークデータを矩形35で囲
まれるような縮小表示させることができる。
拡大・縮小させる場合の操作の概略を示している。図1
1(A)を参照して、この場合、表示画面30上の拡大
・縮小のアイコン34をペン32でタッチし、拡大・縮
小率を変化させる。このようにして設定された拡大・縮
小率を、図21を参照して後述する、メモリ中の拡大・
縮小率のフィールドに書込むことで、設定値の変更が行
なわれる。これらの操作を行なうことで、たとえば図1
1(B)に示すようにストロークデータを矩形35で囲
まれるような縮小表示させることができる。
【0055】以上のようにストロークデータの拡大・縮
小、移動の編集を行なうことができるので、図12に示
すように複数のストロークデータからなる文書を作成で
きる。しかも表示位置を選択できるので、異なるストロ
ークデータを互いに重ねて表示することもできる。すな
わちストロークデータを自由な位置に配置することが可
能になり、より表現力のある文書を簡単に短時間で作成
することができる。
小、移動の編集を行なうことができるので、図12に示
すように複数のストロークデータからなる文書を作成で
きる。しかも表示位置を選択できるので、異なるストロ
ークデータを互いに重ねて表示することもできる。すな
わちストロークデータを自由な位置に配置することが可
能になり、より表現力のある文書を簡単に短時間で作成
することができる。
【0056】図13および図14に、本実施例でストロ
ークデータを移動させるときに実行されるプログラムの
制御をフローチャート形式で示す。まず図13を参照し
てステップ1では、ペンで指定された座標に、編集対象
となるストロークデータが存在するか否かについての確
認が行なわれる。ストロークデータが存在しなければ、
新たな手書きパターンの入力として既に述べた手書き入
力処理に制御は移る。ストロークデータが存在すればス
トロークデータの移動処理であると認識され、制御はス
テップ2に進む。
ークデータを移動させるときに実行されるプログラムの
制御をフローチャート形式で示す。まず図13を参照し
てステップ1では、ペンで指定された座標に、編集対象
となるストロークデータが存在するか否かについての確
認が行なわれる。ストロークデータが存在しなければ、
新たな手書きパターンの入力として既に述べた手書き入
力処理に制御は移る。ストロークデータが存在すればス
トロークデータの移動処理であると認識され、制御はス
テップ2に進む。
【0057】ステップ2では、移動対象となるストロー
クデータをメモリ中にビットマップ展開する処理が行な
われる。このようにビットマップ展開を行なうのは、ペ
ンを使用してストロークデータを移動している間の画面
表示を高速に行なうためである。
クデータをメモリ中にビットマップ展開する処理が行な
われる。このようにビットマップ展開を行なうのは、ペ
ンを使用してストロークデータを移動している間の画面
表示を高速に行なうためである。
【0058】続いてステップ3では、ステップ2で作成
されたビットマップデータを、ペンで指定される移動中
の座標に表示させる処理が行なわれる。ここでは、画面
上の表示に影響を与えないように、ビット単位の排他的
論理和(XOR)の演算を行なうことにより表示を行な
う。こうすることで、画面上に予め表示してある表示物
と、移動中の表示物との重なったビットのみ、そのドッ
トが消去される。
されたビットマップデータを、ペンで指定される移動中
の座標に表示させる処理が行なわれる。ここでは、画面
上の表示に影響を与えないように、ビット単位の排他的
論理和(XOR)の演算を行なうことにより表示を行な
う。こうすることで、画面上に予め表示してある表示物
と、移動中の表示物との重なったビットのみ、そのドッ
トが消去される。
【0059】続いてステップ4で、ペンがタッチパネル
から離されたか否かについての判断が行なわれる。ペン
がタッチパネルから離されていれば制御は図14のステ
ップ6に進む。さもなければ制御はステップ5に進む。
から離されたか否かについての判断が行なわれる。ペン
がタッチパネルから離されていれば制御は図14のステ
ップ6に進む。さもなければ制御はステップ5に進む。
【0060】ステップ5では、ステップ3でXORを用
いて表示したビットマップデータを、再度XORを用い
て表示することでビットマップデータの消去を行なう。
こうすることで、画面上に予め表示してある表示物と移
動中の表示物との重なっていたビットのみ、ドットが表
示される。これにより、使用者がストロークデータの移
動の操作を行なっているときに、画面上の他の表示物に
影響を与えないで当該イメージの移動が行なえる。ステ
ップ5の後制御はステップ3に戻る。
いて表示したビットマップデータを、再度XORを用い
て表示することでビットマップデータの消去を行なう。
こうすることで、画面上に予め表示してある表示物と移
動中の表示物との重なっていたビットのみ、ドットが表
示される。これにより、使用者がストロークデータの移
動の操作を行なっているときに、画面上の他の表示物に
影響を与えないで当該イメージの移動が行なえる。ステ
ップ5の後制御はステップ3に戻る。
【0061】図14を参照して、ペンがタッチパネルか
ら離された場合、ステップ6で、移動された元のストロ
ークデータを画面から消去する処理が行なわれる。この
実施例では、移動された元のストロークデータを囲む矩
形内の表示物を消去する処理が行なわれる。
ら離された場合、ステップ6で、移動された元のストロ
ークデータを画面から消去する処理が行なわれる。この
実施例では、移動された元のストロークデータを囲む矩
形内の表示物を消去する処理が行なわれる。
【0062】ステップ7では、使用者が指定した新しい
座標に、移動対象となったストロークデータを表示する
処理が行なわれる。より具体的には、後述するストロー
クデータ中の座標情報が、使用者の指定した新しい座標
に変更される。
座標に、移動対象となったストロークデータを表示する
処理が行なわれる。より具体的には、後述するストロー
クデータ中の座標情報が、使用者の指定した新しい座標
に変更される。
【0063】続いてステップ8では、メモリ中に記憶さ
れているすべてのデータの中の、先頭のストロークデー
タに注目する。以下、ステップ9、10、11では、注
目したストロークデータに対して後述するような検査を
行なう。
れているすべてのデータの中の、先頭のストロークデー
タに注目する。以下、ステップ9、10、11では、注
目したストロークデータに対して後述するような検査を
行なう。
【0064】ステップ9では、注目したストロークデー
タが終了したか否かについての判断が行なわれる。デー
タが終了したのであれば移動処理は終了となる。データ
が終了していなければ制御はステップ10に進む。
タが終了したか否かについての判断が行なわれる。デー
タが終了したのであれば移動処理は終了となる。データ
が終了していなければ制御はステップ10に進む。
【0065】ステップ10では、注目しているストロー
クデータが、移動させたストロークデータか否かについ
ての判断が行なわれる。注目しているストロークデータ
が、移動させたストロークデータであれば制御はステッ
プ13に、さもなければ制御はステップ11に進む。
クデータが、移動させたストロークデータか否かについ
ての判断が行なわれる。注目しているストロークデータ
が、移動させたストロークデータであれば制御はステッ
プ13に、さもなければ制御はステップ11に進む。
【0066】ステップ11では、注目しているストロー
クデータが表示されている範囲が、移動したストローク
データの、移動前の表示範囲と重なっているか否かにつ
いての判断を行なう。重なっていなければ制御はステッ
プ13に進む。重なっていれば制御はステップ12に進
む。
クデータが表示されている範囲が、移動したストローク
データの、移動前の表示範囲と重なっているか否かにつ
いての判断を行なう。重なっていなければ制御はステッ
プ13に進む。重なっていれば制御はステップ12に進
む。
【0067】ステップ12では、今注目しているストロ
ークデータのうち、移動したストロークデータの、移動
前の表示範囲と重なっている部分のみを再描画する。こ
のように再描画することで、ステップ6で消去された部
分のうち、消去されるべきでないドットデータを元の位
置に正しく表示できる。また重なっている部分のみのス
トロークデータの表示を行なうことで、表示に費やされ
る時間を最小限にすることができる。ステップ12の後
制御はステップ13に進む。
ークデータのうち、移動したストロークデータの、移動
前の表示範囲と重なっている部分のみを再描画する。こ
のように再描画することで、ステップ6で消去された部
分のうち、消去されるべきでないドットデータを元の位
置に正しく表示できる。また重なっている部分のみのス
トロークデータの表示を行なうことで、表示に費やされ
る時間を最小限にすることができる。ステップ12の後
制御はステップ13に進む。
【0068】ステップ13では、メモリ中に記憶されて
いるすべてのデータのうち、現在注目しているストロー
クデータの次のストロークデータを新たな注目対象とし
て選択する。ステップ13の後制御はステップ9に戻
る。
いるすべてのデータのうち、現在注目しているストロー
クデータの次のストロークデータを新たな注目対象とし
て選択する。ステップ13の後制御はステップ9に戻
る。
【0069】ステップ8〜ステップ13の処理を行なう
ことで、画面上のすべてのストロークデータに対して再
度画面に表示すべきか否かが判断され、必要な場合には
再描画が行なわれ正しい表示画面を得ることができる。
ことで、画面上のすべてのストロークデータに対して再
度画面に表示すべきか否かが判断され、必要な場合には
再描画が行なわれ正しい表示画面を得ることができる。
【0070】図15および図16は、手書きされた筆跡
を自動整列する場合のこの実施例の表示例を示す。まず
図15を参照して、表示面30上に手書き用の窓36を
設け、その窓36に対してペン32を用いて手書きで文
字を入力する。
を自動整列する場合のこの実施例の表示例を示す。まず
図15を参照して、表示面30上に手書き用の窓36を
設け、その窓36に対してペン32を用いて手書きで文
字を入力する。
【0071】図16を参照して、手書き用の窓36内に
文字を入力し、一定時間各動作を行なわないと、図16
に示すように、表示面30の左上から自動的に、入力し
た文字が整列して表示される。この場合の表示の大きさ
は書いたとおりの大きさである。このように文字を自動
整列するような設定にしておけば使用者は、入力される
文書のレイアウトを意識せず、書くことだけに集中でき
る。そのため非常に高速に文字を入力することができ
る。使用者は、必要なデータをすべて入力し終わった後
に、このように自動整列する設定を外して、図10およ
び図11に示される移動、拡大・縮小などの機能を用い
て自由に文書を編集することもできる。
文字を入力し、一定時間各動作を行なわないと、図16
に示すように、表示面30の左上から自動的に、入力し
た文字が整列して表示される。この場合の表示の大きさ
は書いたとおりの大きさである。このように文字を自動
整列するような設定にしておけば使用者は、入力される
文書のレイアウトを意識せず、書くことだけに集中でき
る。そのため非常に高速に文字を入力することができ
る。使用者は、必要なデータをすべて入力し終わった後
に、このように自動整列する設定を外して、図10およ
び図11に示される移動、拡大・縮小などの機能を用い
て自由に文書を編集することもできる。
【0072】なお図17は、図13および図14と同様
に手書きに筆跡を自動整列する設定で、かつ、筆跡デー
タを表示する場合の高さを揃える(正規化)ような設定
にした場合の表示例である。図17に示される表示例で
は、入力された筆跡は表示面30上に描かれた罫線に収
まるような大きさに正規化されて表示される。
に手書きに筆跡を自動整列する設定で、かつ、筆跡デー
タを表示する場合の高さを揃える(正規化)ような設定
にした場合の表示例である。図17に示される表示例で
は、入力された筆跡は表示面30上に描かれた罫線に収
まるような大きさに正規化されて表示される。
【0073】本実施例では、図18に示されるように、
表示面30上にストローク情報と同時にビットマップデ
ータ38をも表示することができる。ビットマップデー
タ38とストローク情報とを重ねて表示することもでき
る。手書きでは書くことが難しい詳細なビットマップデ
ータも同時に表示することができるので、非常に表現力
の高い文書を容易に作成できる。なおこのようにストロ
ーク情報とビットマップデータとをメモリ中にどのよう
に記憶するかについては、図21〜図23を参照して後
述する。本実施例では、ストロークデータとビットマッ
プデータとを同一のデータ構造で管理する。したがって
ビットマップデータについても、ストロークデータと同
様にその表示位置、拡大・縮小率、移動などの編集操作
を行なうことができる。
表示面30上にストローク情報と同時にビットマップデ
ータ38をも表示することができる。ビットマップデー
タ38とストローク情報とを重ねて表示することもでき
る。手書きでは書くことが難しい詳細なビットマップデ
ータも同時に表示することができるので、非常に表現力
の高い文書を容易に作成できる。なおこのようにストロ
ーク情報とビットマップデータとをメモリ中にどのよう
に記憶するかについては、図21〜図23を参照して後
述する。本実施例では、ストロークデータとビットマッ
プデータとを同一のデータ構造で管理する。したがって
ビットマップデータについても、ストロークデータと同
様にその表示位置、拡大・縮小率、移動などの編集操作
を行なうことができる。
【0074】図19は、手書きのストロークデータ情報
全体を縮小表示した場合の表示面30上の表示例であ
る。このように全体を縮小表示することで、文書の一覧
性が向上する。図19に示される例では、画面上のスク
ロール範囲を含めた仮想的な1頁を2枚だけ、すなわち
2頁分だけ表示している。画面上のそれぞれのストロー
クデータごとに、前述したように拡大・縮小率が設定さ
れており、それらは通常互いに異なっている。図19に
示されるような縮小表示では、そのような拡大・縮小率
に対して、文書の1頁がすべて表示面30上に表示可能
となるように一定の縮小率を掛け合わせた積を新たな縮
小率としている。これによりストロークデータを、図1
9に示すように縮小して表示できる。
全体を縮小表示した場合の表示面30上の表示例であ
る。このように全体を縮小表示することで、文書の一覧
性が向上する。図19に示される例では、画面上のスク
ロール範囲を含めた仮想的な1頁を2枚だけ、すなわち
2頁分だけ表示している。画面上のそれぞれのストロー
クデータごとに、前述したように拡大・縮小率が設定さ
れており、それらは通常互いに異なっている。図19に
示されるような縮小表示では、そのような拡大・縮小率
に対して、文書の1頁がすべて表示面30上に表示可能
となるように一定の縮小率を掛け合わせた積を新たな縮
小率としている。これによりストロークデータを、図1
9に示すように縮小して表示できる。
【0075】全体を縮小表示した画面をさらに小さな表
示とし、他の画面と同時に表示させた場合の表示例を図
20に示す。図20を参照して、表示面30上に、他の
画面42とともに、縮小画面40を表示する。このよう
な表示を行なうことで手書きを素早く書いたストローク
データを縮小画面40上で見ながら、後でゆっくりとテ
キスト文字を入力していくことができる。他の画面と同
時に表示を行ない、処理を行なうという技術は公知であ
り、それらの技術を用いて図20のような画面を実現す
ることは当業者には容易に行なえるであろう。
示とし、他の画面と同時に表示させた場合の表示例を図
20に示す。図20を参照して、表示面30上に、他の
画面42とともに、縮小画面40を表示する。このよう
な表示を行なうことで手書きを素早く書いたストローク
データを縮小画面40上で見ながら、後でゆっくりとテ
キスト文字を入力していくことができる。他の画面と同
時に表示を行ない、処理を行なうという技術は公知であ
り、それらの技術を用いて図20のような画面を実現す
ることは当業者には容易に行なえるであろう。
【0076】図21に、RAM6内の、1つのストロー
クデータを格納する領域の構成を示す。記憶されるスト
ロークデータは図21に示されるように、データID5
0と、ステータス(STATUS)52と、画面上の位
置を示すX座標54およびY座標56と、横幅Xサイズ
58および縦幅Yサイズ60と、拡大・縮小率62と、
ストロークデータまたはビットマップデータ64とを含
む。
クデータを格納する領域の構成を示す。記憶されるスト
ロークデータは図21に示されるように、データID5
0と、ステータス(STATUS)52と、画面上の位
置を示すX座標54およびY座標56と、横幅Xサイズ
58および縦幅Yサイズ60と、拡大・縮小率62と、
ストロークデータまたはビットマップデータ64とを含
む。
【0077】データID50はこのストロークデータの
種類を特定するためのデータである。このようにデータ
IDを設けてストロークデータ、ビットマップイメージ
等のデータの種類を区別できるようにすることで、複数
種類のデータを同一画面上で取扱うことができる。
種類を特定するためのデータである。このようにデータ
IDを設けてストロークデータ、ビットマップイメージ
等のデータの種類を区別できるようにすることで、複数
種類のデータを同一画面上で取扱うことができる。
【0078】STATUS52はデータの属性を示す。
この例では、編集作業対象フラグの役割を持っている。
この例では、編集作業対象フラグの役割を持っている。
【0079】X座標54およびY座標56は、画面スク
ロールや全体の縮小表示の場合にこれを参照した表示を
行なう。そのためX座標54およびY座標56は、画面
上の実座標ではなく、論理座標である。
ロールや全体の縮小表示の場合にこれを参照した表示を
行なう。そのためX座標54およびY座標56は、画面
上の実座標ではなく、論理座標である。
【0080】横幅Xサイズ58と、縦幅Yサイズ60と
は、ストロークデータの場合には手書きされたサイズそ
のままを示す値であり、ビットマップデータの値にはそ
のビットマップデータのサイズそのままを示す値であ
る。拡大・縮小を行なった場合にもこれらの値は変化し
ないため、いつでも元の大きさに表示を戻すことができ
る。
は、ストロークデータの場合には手書きされたサイズそ
のままを示す値であり、ビットマップデータの値にはそ
のビットマップデータのサイズそのままを示す値であ
る。拡大・縮小を行なった場合にもこれらの値は変化し
ないため、いつでも元の大きさに表示を戻すことができ
る。
【0081】拡大・縮小率62は、使用者が指定したサ
イズまたは機器が自動的に指定したサイズである。その
設定方法および利用方法については前述した。
イズまたは機器が自動的に指定したサイズである。その
設定方法および利用方法については前述した。
【0082】図22は、ストロークデータまたはビット
マップデータ64がストロークデータである場合の、そ
のストロークデータのデータ構造を示す。データ64
は、複数個のストロークデータS1、S2、…を含む。
各ストロークデータは、ペン情報と、長さ情報と、差分
Xおよび差分Yとを含む。
マップデータ64がストロークデータである場合の、そ
のストロークデータのデータ構造を示す。データ64
は、複数個のストロークデータS1、S2、…を含む。
各ストロークデータは、ペン情報と、長さ情報と、差分
Xおよび差分Yとを含む。
【0083】ペン情報は、ペンアップまたはペンダウン
の情報である。長さ情報は、この後に続くデータの長さ
である。図22に示すデータ構造では必ず「2」であ
る。しかし画面の大きな機器などでは、このデータの長
さが長くなる場合もある。差分Xおよび差分Yには、1
つ前のストローク位置からの差分のX方向およびY方向
の長さが入る。開始点の場合には差分Xと差分Yとには
ともに0が入る。
の情報である。長さ情報は、この後に続くデータの長さ
である。図22に示すデータ構造では必ず「2」であ
る。しかし画面の大きな機器などでは、このデータの長
さが長くなる場合もある。差分Xおよび差分Yには、1
つ前のストローク位置からの差分のX方向およびY方向
の長さが入る。開始点の場合には差分Xと差分Yとには
ともに0が入る。
【0084】図23は、データ64がビットマップデー
タである場合のデータ構造を示す。図23を参照して、
ビットマップデータは、ビットマップデータを圧縮して
記憶している場合の圧縮方法情報を入れる領域と、複数
個のライン情報L1、L2…とを含む。本実施例の場
合、圧縮は行なっていないので圧縮方法のフィールドに
は「0」が入っている。
タである場合のデータ構造を示す。図23を参照して、
ビットマップデータは、ビットマップデータを圧縮して
記憶している場合の圧縮方法情報を入れる領域と、複数
個のライン情報L1、L2…とを含む。本実施例の場
合、圧縮は行なっていないので圧縮方法のフィールドに
は「0」が入っている。
【0085】各ライン情報、たとえば1ライン目のライ
ン情報L1は、横方向データ1−1と、横方向データ1
−2、…など複数個の横方向データを含む。横方向デー
タ1−1には1行目のビットマップデータの横方向8ド
ットのパターンが入っている。横方向データ1−2には
1行目のビットマップデータの、横方向データ1−1に
続く8ドットのパターンが入っている。このようにして
1ラインを構成するパターンがすべてラインデータL1
に含まれている。
ン情報L1は、横方向データ1−1と、横方向データ1
−2、…など複数個の横方向データを含む。横方向デー
タ1−1には1行目のビットマップデータの横方向8ド
ットのパターンが入っている。横方向データ1−2には
1行目のビットマップデータの、横方向データ1−1に
続く8ドットのパターンが入っている。このようにして
1ラインを構成するパターンがすべてラインデータL1
に含まれている。
【0086】ラインデータL2は、ラインデータL1と
同様に2行目のパターン情報をすべて格納している。
同様に2行目のパターン情報をすべて格納している。
【0087】以上本発明を上述の実施例に基づいて詳細
に説明してきたが、本発明は上述の実施例に限定される
ものではない。上記した特許請求の範囲に記載の事項に
より規定される範囲内の装置は、本願の技術的範囲に含
まれる。
に説明してきたが、本発明は上述の実施例に限定される
ものではない。上記した特許請求の範囲に記載の事項に
より規定される範囲内の装置は、本願の技術的範囲に含
まれる。
【0088】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、ストロークデータを編集単位として、入力データ
を編集することができる。ストロークデータが編集単位
であり、手書きされた位置に手書きされた大きさでその
まま表示できる。利用者は、自由なレイアウトと、自由
な順番とを用いて手書き入力を行なうことができる。そ
の結果、利用者はその思考を入力作業によって邪魔され
ることなく、素早く所望の情報を手書き入力できる。
れば、ストロークデータを編集単位として、入力データ
を編集することができる。ストロークデータが編集単位
であり、手書きされた位置に手書きされた大きさでその
まま表示できる。利用者は、自由なレイアウトと、自由
な順番とを用いて手書き入力を行なうことができる。そ
の結果、利用者はその思考を入力作業によって邪魔され
ることなく、素早く所望の情報を手書き入力できる。
【0089】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、任意のストロークデータ
を選択して、任意の位置に選択できる。入力されたスト
ロークをたとえば重ねて表示することができるようにな
り、より表現力のある文書を手書きで容易に作成でき
る。
に記載の発明の効果に加えて、任意のストロークデータ
を選択して、任意の位置に選択できる。入力されたスト
ロークをたとえば重ねて表示することができるようにな
り、より表現力のある文書を手書きで容易に作成でき
る。
【0090】請求項3に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加え、入力されたストロークデー
タは、予め指定された方法で定められる位置に自動的に
移動して表示される。入力された手書きデータを自動的
に整列して表示することが可能になり、レイアウトを考
えながら手書き入力を行なう必要がなくなる。その結果
利用者は入力に専念でき、より高速に手書き入力を行な
うことができる。
に記載の発明の効果に加え、入力されたストロークデー
タは、予め指定された方法で定められる位置に自動的に
移動して表示される。入力された手書きデータを自動的
に整列して表示することが可能になり、レイアウトを考
えながら手書き入力を行なう必要がなくなる。その結果
利用者は入力に専念でき、より高速に手書き入力を行な
うことができる。
【0091】請求項4に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果に加えて、ストロークデータとビッ
トイメージとを混在させて表示することができる。スト
ロークデータのみ表示可能な場合と比べて、より表現力
の高い文書を作成することができる。
に記載の発明の効果に加えて、ストロークデータとビッ
トイメージとを混在させて表示することができる。スト
ロークデータのみ表示可能な場合と比べて、より表現力
の高い文書を作成することができる。
【図1】本願発明の一実施例の電子手帳のブロック図で
ある。
ある。
【図2】白紙の画面より手書き入力中の表示例を示す模
式図である。
式図である。
【図3】書かれた内容がストロークデータ化された後、
書いたままの位置に表示されている表示例を模式的に示
す図である。
書いたままの位置に表示されている表示例を模式的に示
す図である。
【図4】書かれた内容がそのままの位置に縮小されて表
示される表示例を模式的に示す図である。
示される表示例を模式的に示す図である。
【図5】手書き入力時の動作の先頭部分を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図6】手書き入力時の動作の中央部分を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図7】手書き入力時の動作の最終部分を示すフローチ
ャートである。
ャートである。
【図8】ペンアップフラグを説明するための模式図であ
る。
る。
【図9】縮小率設定画面の表示例を模式的に示す図であ
る。
る。
【図10】ストロークデータの表示位置の移動を模式的
に示す図である。
に示す図である。
【図11】編集対象のストロークデータを拡大・縮小さ
せる画面例を示す模式図である。
せる画面例を示す模式図である。
【図12】複数のストロークデータを使用者が編集して
作成したより表現力の高い文書の画面例を模式的に示す
図である。
作成したより表現力の高い文書の画面例を模式的に示す
図である。
【図13】移動を行なう動作の前半部分のフローチャー
トである。
トである。
【図14】移動を行なう動作の後半部分のフローチャー
トである。
トである。
【図15】手書きの筆跡を自動整列する設定で、白紙の
画面より手書き中の表示例を模式的に示す図である。
画面より手書き中の表示例を模式的に示す図である。
【図16】手書きの筆跡を自動整列する設定で、次々と
文字を入力している状態の画面例を示す模式図である。
文字を入力している状態の画面例を示す模式図である。
【図17】手書きの筆跡の高さを自動整列する設定で、
次々と文字を入力している状態の画面例を示す模式図で
ある。
次々と文字を入力している状態の画面例を示す模式図で
ある。
【図18】ストロークデータとビットマップデータとを
混在して表示する画面例を示す模式図である。
混在して表示する画面例を示す模式図である。
【図19】手書きのストロークデータ情報を全体として
縮小表示した画面例を模式的に示す図である。
縮小表示した画面例を模式的に示す図である。
【図20】ストロークデータの表示画面を小さく表示
し、他の画面と同時に表示させた例を模式的に示す図で
ある。
し、他の画面と同時に表示させた例を模式的に示す図で
ある。
【図21】本発明のデータ構造の一例を模式的に示す図
である。
である。
【図22】ストロークデータのデータ構造の一例を模式
的に示す図である。
的に示す図である。
【図23】ビットマップデータのデータ構造の一例を模
式的に示す図である。
式的に示す図である。
【図24】従来技術における手書き入力の表示例を示す
図である。
図である。
1 タッチパネル 2 LCD 5 ROM 6 RAM 11 CPU 30 表示面 32 ペン
Claims (4)
- 【請求項1】 直交座標が予め設定された表示面を備え
る表示手段と、 前記表示面上に重なるように配置され、直交座標が予め
設定された透光性を有する入力面を備え、前記入力面上
の座標点を指示する指示手段により指示された座標デー
タを入力するための入力手段と、 前記指示手段によって前記入力面上の座標点を連続して
指示する手書き入力時に、指示された複数個の座標点と
一致する、前記表示面上の座標点を表示させる手書き文
字表示手段と、 手書き入力時に前記入力手段により入力された複数個の
座標データの中から、予め定める基準に基づいて抽出し
た座標点からなるストロークデータを作成するためのス
トローク作成手段と、 前記ストローク作成手段により作成されたストロークデ
ータと、前記表示手段上に表示する際の位置を定める位
置データおよびその表示する大きさを定める大きさデー
タとを記憶する記憶手段と、 前記表示面上に、前記入力されたストロークデータを表
示させるためのストローク表示手段と、 前記ストロークデータを編集単位として、入力データを
編集するための処理手段とを含む、手書き文字入力装
置。 - 【請求項2】 前記ストローク表示手段により表示され
たストロークデータの中で、任意のストロークデータを
選択する選択手段と、 前記表示面上の、前記指定手段により指定された座標点
の位置に、前記選択手段により選択されたストロークデ
ータを移動するように前記記憶手段の記憶内容を更新す
るための移動手段とをさらに含む、請求項1に記載の手
書き文字入力装置。 - 【請求項3】 入力されたストロークデータは、前記表
示面上の、予め指定された方法により定められる位置に
移動するか否かを予め設定するための移動設定手段と、 前記移動設定手段により移動することが設定されている
場合に、前記ストローク作成手段により作成されたスト
ロークデータを、前記予め指定された方法により定めら
れる位置に移動させて表示させるための手段とをさらに
含む、請求項1に記載の手書き文字入力装置。 - 【請求項4】 前記記憶手段は、ストロークデータとビ
ットイメージとを混在させて記憶するための混在記憶手
段を含み、 前記ストローク表示手段は前記混在記憶手段に記憶され
たストロークデータとビットイメージとを混在させて前
記表示面上に表示させるための手段を含む、請求項1に
記載の手書き文字入力装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32608994A JPH08185266A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 手書き文字入力装置 |
CN95113170.2A CN1131774A (zh) | 1994-12-27 | 1995-12-27 | 手写字符输入装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32608994A JPH08185266A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 手書き文字入力装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08185266A true JPH08185266A (ja) | 1996-07-16 |
Family
ID=18183988
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32608994A Pending JPH08185266A (ja) | 1994-12-27 | 1994-12-27 | 手書き文字入力装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08185266A (ja) |
CN (1) | CN1131774A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007233447A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-13 | Fujitsu Ltd | 手書き入力装置、手書き入力方法、及びコンピュータプログラム |
JP2009123152A (ja) * | 2007-11-19 | 2009-06-04 | Seiko Epson Corp | 表示装置及びプログラム |
US8665222B2 (en) | 2003-01-30 | 2014-03-04 | Fujitsu Limited | Handwriting-input device and method |
JP2015162088A (ja) * | 2014-02-27 | 2015-09-07 | 株式会社東芝 | 電子機器、方法及びプログラム |
JP2018056657A (ja) * | 2016-09-26 | 2018-04-05 | ブラザー工業株式会社 | 管理プログラム、及び会議管理方法 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN100429911C (zh) * | 2002-12-30 | 2008-10-29 | 汉王科技股份有限公司 | 固定电话手写板 |
US7424154B2 (en) * | 2003-11-10 | 2008-09-09 | Microsoft Corporation | Boxed and lined input panel |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0149998B2 (ja) * | 1982-03-29 | 1989-10-26 | Tokyo Shibaura Electric Co | |
JPH0438570A (ja) * | 1990-06-05 | 1992-02-07 | Hitachi Ltd | 画像処理装置およびその画像データ管理・処理方法 |
JPH04312179A (ja) * | 1991-04-11 | 1992-11-04 | Kobe Nippon Denki Software Kk | イメージ編集方式 |
JPH06295357A (ja) * | 1993-04-08 | 1994-10-21 | Sharp Corp | 情報処理装置 |
JPH06324797A (ja) * | 1993-05-13 | 1994-11-25 | Casio Comput Co Ltd | 手書き入力装置 |
-
1994
- 1994-12-27 JP JP32608994A patent/JPH08185266A/ja active Pending
-
1995
- 1995-12-27 CN CN95113170.2A patent/CN1131774A/zh active Pending
Patent Citations (5)
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Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1131774A (zh) | 1996-09-25 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011113 |