JPH08180023A - 電子計算機 - Google Patents
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- JPH08180023A JPH08180023A JP32302394A JP32302394A JPH08180023A JP H08180023 A JPH08180023 A JP H08180023A JP 32302394 A JP32302394 A JP 32302394A JP 32302394 A JP32302394 A JP 32302394A JP H08180023 A JPH08180023 A JP H08180023A
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- 238000004364 calculation method Methods 0.000 claims abstract description 42
- 238000000034 method Methods 0.000 abstract description 33
- 238000006467 substitution reaction Methods 0.000 abstract description 7
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 238000013500 data storage Methods 0.000 description 2
- 239000004973 liquid crystal related substance Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Calculators And Similar Devices (AREA)
- Complex Calculations (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、例えば関数計算機能を備えた電子計
算機において、複数の変数を含む方程式の解の連続的な
変化を表示することを目的とする。 【構成】複数の変数を含む方程式をキー入力部12の英
・数字キー12aにより入力してRAM14内の式レジ
スタ14bに記憶させ、この入力式中の変数に対して数
値を代入すると共に、前記入力式中の任意の変数を指定
して「Solve」キー12eを操作すると、その指定
変数の解が、前記数値の代入により他の変数が明らかと
なった入力式に従って算出され、この数値代入後の変数
指定算出処理を繰返す毎に、当該算出式に含まれる全て
の変数とその数値とがRAM14内の変数値レジスタ1
7に記憶保存され、「出力」キー12fの操作に応じて
適宜一覧表示される構成とする。
算機において、複数の変数を含む方程式の解の連続的な
変化を表示することを目的とする。 【構成】複数の変数を含む方程式をキー入力部12の英
・数字キー12aにより入力してRAM14内の式レジ
スタ14bに記憶させ、この入力式中の変数に対して数
値を代入すると共に、前記入力式中の任意の変数を指定
して「Solve」キー12eを操作すると、その指定
変数の解が、前記数値の代入により他の変数が明らかと
なった入力式に従って算出され、この数値代入後の変数
指定算出処理を繰返す毎に、当該算出式に含まれる全て
の変数とその数値とがRAM14内の変数値レジスタ1
7に記憶保存され、「出力」キー12fの操作に応じて
適宜一覧表示される構成とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば関数計算機能を
備えた電子計算機に関する。
備えた電子計算機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、関数計算機能を備えた電子計算機
において、例えば2つの変数を含む方程式を入力し、そ
の一方の変数に対して数値を代入すると共に、他方の変
数を指定してその解(Solve)の算出を指示するこ
とで、当該指定された変数の解が、前記数値代入された
方程式に従って算出される機能(ここでは「Solve
機能」と称する)を有するものがある。
において、例えば2つの変数を含む方程式を入力し、そ
の一方の変数に対して数値を代入すると共に、他方の変
数を指定してその解(Solve)の算出を指示するこ
とで、当該指定された変数の解が、前記数値代入された
方程式に従って算出される機能(ここでは「Solve
機能」と称する)を有するものがある。
【0003】すなわち、例えば「A=2B」なる方程式
を入力し、変数Bに対して“2”と代入し、変数Aを指
定して「Solve」キーを操作すると、「A=4」な
る解が算出されて表示されるもので、この場合、さらに
前記変数の一方(A又はB)に対して異なる数値を代入
し、他方の変数を指定して解を求めたり、入力された同
一の方程式に対して、必要により何回もSolve処理
を実行できるようになってる。
を入力し、変数Bに対して“2”と代入し、変数Aを指
定して「Solve」キーを操作すると、「A=4」な
る解が算出されて表示されるもので、この場合、さらに
前記変数の一方(A又はB)に対して異なる数値を代入
し、他方の変数を指定して解を求めたり、入力された同
一の方程式に対して、必要により何回もSolve処理
を実行できるようになってる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、前記従来
の電子計算機では、入力された方程式の変数に対して、
繰返し異なる変数値を代入し、何回も異なる解を求める
ことはできるものの、算出された解の数値とその他の変
数に代入された数値は、最新のものしか表示されないた
め、例えば同一の方程式に対して、ある1つの変数の数
値をパラメータとして代入し、他の変数の解の連続的な
変化を知ることができない問題がある。
の電子計算機では、入力された方程式の変数に対して、
繰返し異なる変数値を代入し、何回も異なる解を求める
ことはできるものの、算出された解の数値とその他の変
数に代入された数値は、最新のものしか表示されないた
め、例えば同一の方程式に対して、ある1つの変数の数
値をパラメータとして代入し、他の変数の解の連続的な
変化を知ることができない問題がある。
【0005】本発明は前記のような問題に鑑みなされた
もので、複数の変数を含む方程式の解の連続的な変化を
表示することが可能になる電子計算機を提供することを
目的とする。
もので、複数の変数を含む方程式の解の連続的な変化を
表示することが可能になる電子計算機を提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係わ
る第1の電子計算機は、複数の変数を含む式データを入
力する式入力手段と、前記式入力手段により入力された
式データに含まれる変数に対し数値を代入する数値入力
手段と、前記式入力手段により入力された式データに含
まれる変数のうち任意の変数を指定する変数指定手段
と、この変数指定手段により指定された変数の解を前記
数値入力手段により数値の代入がなされた式データに従
って算出する指定変数値演算手段と、この指定変数値演
算手段により前記変数指定手段により指定された変数の
解が算出される毎に、当該算出式に含まれる全ての変数
に対応した数値を記憶保存する変数値記憶手段と、この
変数値記憶手段に記憶された数値を表示する表示手段と
を備えて構成したものである。
る第1の電子計算機は、複数の変数を含む式データを入
力する式入力手段と、前記式入力手段により入力された
式データに含まれる変数に対し数値を代入する数値入力
手段と、前記式入力手段により入力された式データに含
まれる変数のうち任意の変数を指定する変数指定手段
と、この変数指定手段により指定された変数の解を前記
数値入力手段により数値の代入がなされた式データに従
って算出する指定変数値演算手段と、この指定変数値演
算手段により前記変数指定手段により指定された変数の
解が算出される毎に、当該算出式に含まれる全ての変数
に対応した数値を記憶保存する変数値記憶手段と、この
変数値記憶手段に記憶された数値を表示する表示手段と
を備えて構成したものである。
【0007】また、本発明に係わる第2の電子計算機
は、複数の変数を含む式データを入力する式入力手段
と、前記式入力手段により入力された式データに含まれ
る変数に対し数値を代入する数値入力手段と、前記式入
力手段により入力された式データに含まれる変数のうち
任意の変数を指定する変数指定手段と、この変数指定手
段により指定された変数の解を前記数値入力手段により
数値の代入がなされた式データに従って算出する指定変
数値演算手段と、この指定変数値演算手段により前記変
数指定手段により指定された変数の解が算出される毎
に、当該算出式に含まれる全ての変数に対応した数値を
記憶保存する変数値記憶手段と、前記式入力手段により
入力された式データに含まれる変数のうちグラフ化した
い変数を指定するグラフ化変数指定手段と、このグラフ
化変数指定手段により指定された変数のグラフを前記変
数値記憶手段に記憶保存されている夫々の変数に対応し
た数値に従って作成するグラフ作成手段と、このグラフ
作成手段により作成されたグラフを表示するグラフ表示
手段とを備えて構成したものである。
は、複数の変数を含む式データを入力する式入力手段
と、前記式入力手段により入力された式データに含まれ
る変数に対し数値を代入する数値入力手段と、前記式入
力手段により入力された式データに含まれる変数のうち
任意の変数を指定する変数指定手段と、この変数指定手
段により指定された変数の解を前記数値入力手段により
数値の代入がなされた式データに従って算出する指定変
数値演算手段と、この指定変数値演算手段により前記変
数指定手段により指定された変数の解が算出される毎
に、当該算出式に含まれる全ての変数に対応した数値を
記憶保存する変数値記憶手段と、前記式入力手段により
入力された式データに含まれる変数のうちグラフ化した
い変数を指定するグラフ化変数指定手段と、このグラフ
化変数指定手段により指定された変数のグラフを前記変
数値記憶手段に記憶保存されている夫々の変数に対応し
た数値に従って作成するグラフ作成手段と、このグラフ
作成手段により作成されたグラフを表示するグラフ表示
手段とを備えて構成したものである。
【0008】
【作用】つまり、前記第1の電子計算機では、複数の変
数を含む式データを入力する式入力手段と、前記式入力
手段により入力された式データに含まれる変数に対し数
値を代入する数値入力手段と、前記式入力手段により入
力された式データに含まれる変数のうち任意の変数を指
定する変数指定手段を備え、この変数指定手段により指
定された変数の解が、数値入力手段により他の変数に数
値の代入がなされた式データに従って算出される毎に、
当該算出式に含まれる全ての変数に対応した数値が変数
値記憶手段に記憶保存され、表示手段により必要に応じ
て表示されるので、ある変数値を変化させた場合の他の
変数値の変化が連続的に数値表示されるようになる。
数を含む式データを入力する式入力手段と、前記式入力
手段により入力された式データに含まれる変数に対し数
値を代入する数値入力手段と、前記式入力手段により入
力された式データに含まれる変数のうち任意の変数を指
定する変数指定手段を備え、この変数指定手段により指
定された変数の解が、数値入力手段により他の変数に数
値の代入がなされた式データに従って算出される毎に、
当該算出式に含まれる全ての変数に対応した数値が変数
値記憶手段に記憶保存され、表示手段により必要に応じ
て表示されるので、ある変数値を変化させた場合の他の
変数値の変化が連続的に数値表示されるようになる。
【0009】また、前記第2の電子計算機では、複数の
変数を含む式データを入力する式入力手段と、前記式入
力手段により入力された式データに含まれる変数に対し
数値を代入する数値入力手段と、前記式入力手段により
入力された式データに含まれる変数のうち任意の変数を
指定する変数指定手段と、この変数指定手段により指定
された変数の解を前記数値入力手段により数値の代入が
なされた式データに従って算出する指定変数値演算手段
と、この指定変数値演算手段により前記変数指定手段に
より指定された変数の解が算出される毎に、当該算出式
に含まれる全ての変数に対応した数値を記憶保存する変
数値記憶手段を備え、前記式入力手段により入力された
式データに含まれる変数のうちグラフ化したい変数が指
定されると、この指定された変数のグラフが前記変数値
記憶手段に記憶保存されている夫々の変数に対応した数
値に従って作成され、グラフ表示手段により表示される
ので、ある変数値を変化させた場合の他の変数値の変化
が連続的にグラフ表示されるようになる。
変数を含む式データを入力する式入力手段と、前記式入
力手段により入力された式データに含まれる変数に対し
数値を代入する数値入力手段と、前記式入力手段により
入力された式データに含まれる変数のうち任意の変数を
指定する変数指定手段と、この変数指定手段により指定
された変数の解を前記数値入力手段により数値の代入が
なされた式データに従って算出する指定変数値演算手段
と、この指定変数値演算手段により前記変数指定手段に
より指定された変数の解が算出される毎に、当該算出式
に含まれる全ての変数に対応した数値を記憶保存する変
数値記憶手段を備え、前記式入力手段により入力された
式データに含まれる変数のうちグラフ化したい変数が指
定されると、この指定された変数のグラフが前記変数値
記憶手段に記憶保存されている夫々の変数に対応した数
値に従って作成され、グラフ表示手段により表示される
ので、ある変数値を変化させた場合の他の変数値の変化
が連続的にグラフ表示されるようになる。
【0010】
【実施例】以下図面により本発明の実施例について説明
する。図1は本発明を実施した電子計算機の電子回路の
構成を示すブロック図である。
する。図1は本発明を実施した電子計算機の電子回路の
構成を示すブロック図である。
【0011】この電子計算機は、CPU11を備えてい
る。前記CPU11は、キー入力部12からのキー操作
信号に応じてROM13に予め記憶されているシステム
プログラムを起動させ、回路各部の動作制御を実行する
もので、このCPU11には、前記キー入力部12,R
OM13の他、RAM14、表示駆動回路15、及び液
晶表示部16が接続される。
る。前記CPU11は、キー入力部12からのキー操作
信号に応じてROM13に予め記憶されているシステム
プログラムを起動させ、回路各部の動作制御を実行する
もので、このCPU11には、前記キー入力部12,R
OM13の他、RAM14、表示駆動回路15、及び液
晶表示部16が接続される。
【0012】前記キー入力部12には、英字,数字,演
算子キー等、所望の式を変数や数値,演算子等の組合せ
により入力するための英・数字キー12a、通常の計算
モードやSolve計算モード等、計算モードの切換え
設定を行なう際に操作される「モード」キー12b、前
記英・数字キー12aの操作によりキー入力した式を確
定する際に操作される「入力」キー12c、前記「モー
ド」キー12bの操作によるSolve計算モードの設
定状態において、指定された変数の解の算出を実行させ
る際に操作される「Solve」キー12d、前記「入
力」キー12cの操作に伴ない入力された式に含まれる
変数に対する数値の代入処理や解を得たい変数の指定処
理をやり直す際に操作される「RETRY」キー12
e、前記「Solve」キー12eの操作による解の算
出処理毎に記憶保存された変数と数値とを一覧表示する
際に操作される「出力」キー12f、前記「モード」キ
ー12bの操作によるSolve計算モードの設定状態
において、計算結果をグラフ化表示する際に操作される
「グラフ」キー12g、この「グラフ」キー12gの操
作に基づくグラフ化表示処理に際し、グラフ化したい変
数を指定する際に操作される「指定」キー12h、前記
「グラフ」キー12gの操作に基づくグラフ化表示処理
において、前記「指定」キー12hによる指定変数に対
応して作成されたグラフを表示させる際に操作される
「DRAW」キー12i、表示データの選択等において
カーソルpの移動を行なう際に操作される縦送りキー
「↓」12j,縦戻しキー「↑」12k、横送りキー
「→」12m,横戻しキー「←」12n、及び動作停止
を指示する際に操作される「OFF」キー12r等が備
えられる。
算子キー等、所望の式を変数や数値,演算子等の組合せ
により入力するための英・数字キー12a、通常の計算
モードやSolve計算モード等、計算モードの切換え
設定を行なう際に操作される「モード」キー12b、前
記英・数字キー12aの操作によりキー入力した式を確
定する際に操作される「入力」キー12c、前記「モー
ド」キー12bの操作によるSolve計算モードの設
定状態において、指定された変数の解の算出を実行させ
る際に操作される「Solve」キー12d、前記「入
力」キー12cの操作に伴ない入力された式に含まれる
変数に対する数値の代入処理や解を得たい変数の指定処
理をやり直す際に操作される「RETRY」キー12
e、前記「Solve」キー12eの操作による解の算
出処理毎に記憶保存された変数と数値とを一覧表示する
際に操作される「出力」キー12f、前記「モード」キ
ー12bの操作によるSolve計算モードの設定状態
において、計算結果をグラフ化表示する際に操作される
「グラフ」キー12g、この「グラフ」キー12gの操
作に基づくグラフ化表示処理に際し、グラフ化したい変
数を指定する際に操作される「指定」キー12h、前記
「グラフ」キー12gの操作に基づくグラフ化表示処理
において、前記「指定」キー12hによる指定変数に対
応して作成されたグラフを表示させる際に操作される
「DRAW」キー12i、表示データの選択等において
カーソルpの移動を行なう際に操作される縦送りキー
「↓」12j,縦戻しキー「↑」12k、横送りキー
「→」12m,横戻しキー「←」12n、及び動作停止
を指示する際に操作される「OFF」キー12r等が備
えられる。
【0013】前記ROM13には、この電子計算機の全
体の動作を制御するシステムプログラムが予め記憶され
ると共に、Solve計算処理プログラムやグラフ化処
理プログラム等、各種のサブプログラムも予め記憶され
る。
体の動作を制御するシステムプログラムが予め記憶され
ると共に、Solve計算処理プログラムやグラフ化処
理プログラム等、各種のサブプログラムも予め記憶され
る。
【0014】前記RAM14には、被表示データがその
描画データとして書込まれる表示レジスタ14a、前記
「入力」キー12cの操作に従って入力確定された式デ
ータが記憶される式レジスタ14b、前記式レジスタ1
4bに記憶された式データに含まれる変数の数(n)が
検出されて記憶される変数の数レジスタ14c、前記S
olve計算モードにおいて解を算出すべき変数が記憶
されるSolve変数レジスタ14d、前記「指定」キ
ー12hの操作により指定されたグラフ化したい変数が
記憶されるグラフ変数レジスタ14e、及び前記「So
lve」キー12eの操作による解の算出処理毎に当該
算出式に関する全ての変数とその数値とが対応付けて記
憶保存される変数値レジスタ17等が備えられる。
描画データとして書込まれる表示レジスタ14a、前記
「入力」キー12cの操作に従って入力確定された式デ
ータが記憶される式レジスタ14b、前記式レジスタ1
4bに記憶された式データに含まれる変数の数(n)が
検出されて記憶される変数の数レジスタ14c、前記S
olve計算モードにおいて解を算出すべき変数が記憶
されるSolve変数レジスタ14d、前記「指定」キ
ー12hの操作により指定されたグラフ化したい変数が
記憶されるグラフ変数レジスタ14e、及び前記「So
lve」キー12eの操作による解の算出処理毎に当該
算出式に関する全ての変数とその数値とが対応付けて記
憶保存される変数値レジスタ17等が備えられる。
【0015】次に、前記構成による電子計算機の動作に
ついて説明する。図2は前記電子計算機によるSolv
e計算モード処理を示すフローチャートである。
ついて説明する。図2は前記電子計算機によるSolv
e計算モード処理を示すフローチャートである。
【0016】図3は前記電子計算機のSolve計算モ
ード処理におけるキー操作に伴なう表示動作及び変数値
レジスタのデータ記憶動作を示す図である。すなわち、
キー入力部12の「モード」キー12bを操作して、C
PU11がSolve計算モードに設定されると、図3
(A)に示すように、表示部16には、式の入力を指示
するメッセージ「exp:」が表示されるもので、ここ
で、英・数字キー12aを操作して、例えば「AB=C
D」と入力すると、その入力式が、図3(B)に示すよ
うに、表示部16に表示される(ステップS1)。
ード処理におけるキー操作に伴なう表示動作及び変数値
レジスタのデータ記憶動作を示す図である。すなわち、
キー入力部12の「モード」キー12bを操作して、C
PU11がSolve計算モードに設定されると、図3
(A)に示すように、表示部16には、式の入力を指示
するメッセージ「exp:」が表示されるもので、ここ
で、英・数字キー12aを操作して、例えば「AB=C
D」と入力すると、その入力式が、図3(B)に示すよ
うに、表示部16に表示される(ステップS1)。
【0017】そして、前記入力表示された式「AB=C
D」を「入力」キー12cを操作して確定すると、その
式データがRAM14内の式レジスタ14bに書込まれ
て記憶されると共に、当該入力式中の変数(A,B,
C,D)の数n(この場合“4”)が変数の数レジスタ
14cに記憶される(ステップS2→S3)。
D」を「入力」キー12cを操作して確定すると、その
式データがRAM14内の式レジスタ14bに書込まれ
て記憶されると共に、当該入力式中の変数(A,B,
C,D)の数n(この場合“4”)が変数の数レジスタ
14cに記憶される(ステップS2→S3)。
【0018】また、これと共に、前記入力式「AB=C
D」及び変数「A」「B」「C」「D」が表示部16に
配列表示される(ステップS4)。ここで、図3(C)
に示すように、縦送りキー「↓」12jと英・数字キー
12aとを交互に操作し、カーソルpの移動と共に各変
数に対応する数値を、「B=5」「C=7」「D=6」
と代入表示させる(ステップS5)。
D」及び変数「A」「B」「C」「D」が表示部16に
配列表示される(ステップS4)。ここで、図3(C)
に示すように、縦送りキー「↓」12jと英・数字キー
12aとを交互に操作し、カーソルpの移動と共に各変
数に対応する数値を、「B=5」「C=7」「D=6」
と代入表示させる(ステップS5)。
【0019】この後、図3(D)に示すように、縦戻し
キー12mを3回操作して、カーソルpにより変数
「A」を指定すると、当該指定変数「A」はSolve
変数レジスタ14dに記憶される(ステップS6)。
キー12mを3回操作して、カーソルpにより変数
「A」を指定すると、当該指定変数「A」はSolve
変数レジスタ14dに記憶される(ステップS6)。
【0020】そして、前記指定された変数「A」の解を
求めるべく「Solve」キー12dを操作すると、図
3(D1)に示すように、RAM14内の変数値レジス
タ17に、前記変数の数レジスタ14cに記憶されてい
る変数の数n(=4)に対応した4本の変数値記憶エリ
アが確保されると共に、その4本の変数値記憶エリアに
対して、各変数とその数値が「A1,0」「B1,5」
「C1,7」「D1,6」として書込まれる(ステップ
S7→S8,S9)。
求めるべく「Solve」キー12dを操作すると、図
3(D1)に示すように、RAM14内の変数値レジス
タ17に、前記変数の数レジスタ14cに記憶されてい
る変数の数n(=4)に対応した4本の変数値記憶エリ
アが確保されると共に、その4本の変数値記憶エリアに
対して、各変数とその数値が「A1,0」「B1,5」
「C1,7」「D1,6」として書込まれる(ステップ
S7→S8,S9)。
【0021】すると、前記ステップS6において、カー
ソルpにより指定された変数「A」の解が、その他の変
数に代入された数値「B=5」「C=7」「D=6」に
基づく入力式「AB=CD」に従って演算され算出され
る(ステップS10)。
ソルpにより指定された変数「A」の解が、その他の変
数に代入された数値「B=5」「C=7」「D=6」に
基づく入力式「AB=CD」に従って演算され算出され
る(ステップS10)。
【0022】すると、このステップS10において算出
された変数「A」の解「8.4」が、図3(D2)に示
すように、前記RAM14内に確保した変数値レジスタ
17の対応する変数値記憶エリアに「A1,8.4」と
して書換え記憶されると共に、表示部16に対し「A=
8.4」として表示される(ステップS11,S1
2)。
された変数「A」の解「8.4」が、図3(D2)に示
すように、前記RAM14内に確保した変数値レジスタ
17の対応する変数値記憶エリアに「A1,8.4」と
して書換え記憶されると共に、表示部16に対し「A=
8.4」として表示される(ステップS11,S1
2)。
【0023】これにより、変数「B」「C」「D」にそ
れぞれ数値「5」「7」「6」を代入した場合の、指定
変数「A」の解「8.4」が求められるもので、この
後、前記変数「B」に異なる数値を代入した場合の変数
「A」の解を求めるために、まず、図3(E)に示すよ
うに、縦送りキー「↓」12jを1回操作してカーソル
pにより変数「B」を指定し、その数値「20」を代入
すると、「B=20」と書換え表示される(ステップS
5)。
れぞれ数値「5」「7」「6」を代入した場合の、指定
変数「A」の解「8.4」が求められるもので、この
後、前記変数「B」に異なる数値を代入した場合の変数
「A」の解を求めるために、まず、図3(E)に示すよ
うに、縦送りキー「↓」12jを1回操作してカーソル
pにより変数「B」を指定し、その数値「20」を代入
すると、「B=20」と書換え表示される(ステップS
5)。
【0024】この後、図3(F)に示すように、縦戻し
キー12mを1回操作して、カーソルpにより変数
「A」を指定すると共に、その解を求めるべく「Sol
ve」キー12dを操作すると、図3(F1)に示すよ
うに、RAM14内の変数値レジスタ17に、前記変数
の数レジスタ14cに記憶されている変数の数n(=
4)に対応した4本の変数値記憶エリアが追加確保され
ると共に、その新たに確保された変数値記憶エリアに対
して、各変数とその時点の数値が「A2,2.1」「B
2,20」「C2,7」「D2,6」として書込まれる
(ステップS6,S7→S8,S9)。
キー12mを1回操作して、カーソルpにより変数
「A」を指定すると共に、その解を求めるべく「Sol
ve」キー12dを操作すると、図3(F1)に示すよ
うに、RAM14内の変数値レジスタ17に、前記変数
の数レジスタ14cに記憶されている変数の数n(=
4)に対応した4本の変数値記憶エリアが追加確保され
ると共に、その新たに確保された変数値記憶エリアに対
して、各変数とその時点の数値が「A2,2.1」「B
2,20」「C2,7」「D2,6」として書込まれる
(ステップS6,S7→S8,S9)。
【0025】すると、前記ステップS6において、カー
ソルpにより指定された変数「A」の解が、その他の変
数に代入された数値「B=20」「C=7」「D=6」
に基づく入力式「AB=CD」に従って演算され算出さ
れる(ステップS10)。
ソルpにより指定された変数「A」の解が、その他の変
数に代入された数値「B=20」「C=7」「D=6」
に基づく入力式「AB=CD」に従って演算され算出さ
れる(ステップS10)。
【0026】すると、このステップS10において算出
された変数「A」の解「2.1」が、図3(F2)に示
すように、前記RAM14内に新たに確保した変数値レ
ジスタ17の対応する変数値記憶エリアに「A2,2.
1」として書換え記憶されると共に、表示部16に対し
「A=2.1」として表示される(ステップS11,S
12)。
された変数「A」の解「2.1」が、図3(F2)に示
すように、前記RAM14内に新たに確保した変数値レ
ジスタ17の対応する変数値記憶エリアに「A2,2.
1」として書換え記憶されると共に、表示部16に対し
「A=2.1」として表示される(ステップS11,S
12)。
【0027】これにより、変数「B」の代入数値を「2
0」に換えた場合の、指定変数「A」の解「2.1」が
求められるもので、この場合、1回目のSolve処理
により得られた指定変数「A」の解「8.4」と他の変
数「B」「C」「D」それぞれの数値は、RAM14内
の変数値レジスタ17において、「A1,8.4」「B
1,5」「C1,7」「D1,6」と記憶されたままと
なり、また、2回目のSolve処理により得られた指
定変数「A」の解「2.1」と他の変数「B」「C」
「D」それぞれの数値は、「A2,2.1」「B2,2
0」「C2,7」「D2,6」として記憶されたまま保
存される。
0」に換えた場合の、指定変数「A」の解「2.1」が
求められるもので、この場合、1回目のSolve処理
により得られた指定変数「A」の解「8.4」と他の変
数「B」「C」「D」それぞれの数値は、RAM14内
の変数値レジスタ17において、「A1,8.4」「B
1,5」「C1,7」「D1,6」と記憶されたままと
なり、また、2回目のSolve処理により得られた指
定変数「A」の解「2.1」と他の変数「B」「C」
「D」それぞれの数値は、「A2,2.1」「B2,2
0」「C2,7」「D2,6」として記憶されたまま保
存される。
【0028】つまり、前記ステップS5〜S12の処理
を繰返し行なうことで、任意の変数の数値の書換えと、
その書換えられた変数の数値に応じた指定変数の解の算
出が行なわれるもので、この場合、そのそれぞれの新た
な変数の代入数値に基づく指定変数の解の算出毎に、そ
の時点における全ての変数とその数値とが、前記RAM
14内の変数値レジスタ17に順次記憶され保存される
ようになる。
を繰返し行なうことで、任意の変数の数値の書換えと、
その書換えられた変数の数値に応じた指定変数の解の算
出が行なわれるもので、この場合、そのそれぞれの新た
な変数の代入数値に基づく指定変数の解の算出毎に、そ
の時点における全ての変数とその数値とが、前記RAM
14内の変数値レジスタ17に順次記憶され保存される
ようになる。
【0029】そして、図3(D)に示すように、「出
力」キー12fを操作すると、前記RAM14内の変数
値レジスタ17に記憶保存されている各Solve処理
毎の全変数の数値が一覧表示されるもので、これによ
り、ある変数に順次異なる数値を代入した場合のそれぞ
れにおける指定変数の解の変化を簡単に知ることができ
る(ステップS14→S15)。
力」キー12fを操作すると、前記RAM14内の変数
値レジスタ17に記憶保存されている各Solve処理
毎の全変数の数値が一覧表示されるもので、これによ
り、ある変数に順次異なる数値を代入した場合のそれぞ
れにおける指定変数の解の変化を簡単に知ることができ
る(ステップS14→S15)。
【0030】一方、「RETRY」キー12eを操作す
ると、前記ステップS4以降の処理に戻り、入力式「A
B=CD」における各変数「A」「B」「C」「D」に
対する数値代入の入力待ち状態となる(ステップS13
→S4)。
ると、前記ステップS4以降の処理に戻り、入力式「A
B=CD」における各変数「A」「B」「C」「D」に
対する数値代入の入力待ち状態となる(ステップS13
→S4)。
【0031】一方、「グラフ」キー12gを操作する
と、後述の図4で示すグラフ表示処理に移行する(ステ
ップS16→SA)。そして、「モード」キー12bに
より動作のモードの切換えが行なわれるか、又は、「O
FF」キー12rにより動作停止が指示されると、この
Solve計算モード処理は終了となる(ステップS1
7→エンド)。
と、後述の図4で示すグラフ表示処理に移行する(ステ
ップS16→SA)。そして、「モード」キー12bに
より動作のモードの切換えが行なわれるか、又は、「O
FF」キー12rにより動作停止が指示されると、この
Solve計算モード処理は終了となる(ステップS1
7→エンド)。
【0032】図4は前記電子計算機のSolve計算モ
ード処理において選択的に起動されるグラフ表示処理を
フローチャートである。図5は前記電子計算機のSol
ve計算モード処理で起動されたグラフ表示処理におけ
るキー操作に伴なう表示動作を示す図である。
ード処理において選択的に起動されるグラフ表示処理を
フローチャートである。図5は前記電子計算機のSol
ve計算モード処理で起動されたグラフ表示処理におけ
るキー操作に伴なう表示動作を示す図である。
【0033】まず、前記図2におけるSolve計算モ
ード処理を起動させ、英・数字キー12aの操作によ
り、例えば図5(A)に示すように、方程式「AT2 =
BT−C」と入力し、「入力」キー12cを操作する
と、当該入力式「AT2 =BT−C」がRAM14内の
式レジスタ14bに記憶されると共に、表示部16に表
示される(ステップS1,S2)。
ード処理を起動させ、英・数字キー12aの操作によ
り、例えば図5(A)に示すように、方程式「AT2 =
BT−C」と入力し、「入力」キー12cを操作する
と、当該入力式「AT2 =BT−C」がRAM14内の
式レジスタ14bに記憶されると共に、表示部16に表
示される(ステップS1,S2)。
【0034】すると、当該入力式中の変数(A,T,
B,C)の数n(この場合“4”)が変数の数レジスタ
14cに記憶される(ステップS2→S3)。また、こ
れと共に、前記入力式「AT2 =BT−C」及び変数
「A」「T」「B」「C」が表示部16に配列表示され
る(ステップS4)。
B,C)の数n(この場合“4”)が変数の数レジスタ
14cに記憶される(ステップS2→S3)。また、こ
れと共に、前記入力式「AT2 =BT−C」及び変数
「A」「T」「B」「C」が表示部16に配列表示され
る(ステップS4)。
【0035】ここで、図5(B)に示すように、英・数
字キー12aと縦送りキー「↓」12jとを組合せ操作
し、カーソルpの移動と共に各変数に対応する数値を、
「A=2」「B=3」「C=−2」と代入表示させ、さ
らに、縦戻しキー「↑」12mを2回操作して、カーソ
ルpにより変数「T」を指定しSolve変数レジスタ
14dに記憶させると共に、その解を求めるべく「So
lve」キー12dを操作すると、RAM14内の変数
値レジスタ17に、前記変数の数レジスタ14cに記憶
されている変数の数n(=4)に対応した4本の変数値
記憶エリアが確保されると共に、その4本の変数値記憶
エリアに対して、各変数とその数値が「A1,2」「T
1,0」「B1,3」「C1,−2」として書込まれる
(ステップS5,S6,S7→S8,S9)。
字キー12aと縦送りキー「↓」12jとを組合せ操作
し、カーソルpの移動と共に各変数に対応する数値を、
「A=2」「B=3」「C=−2」と代入表示させ、さ
らに、縦戻しキー「↑」12mを2回操作して、カーソ
ルpにより変数「T」を指定しSolve変数レジスタ
14dに記憶させると共に、その解を求めるべく「So
lve」キー12dを操作すると、RAM14内の変数
値レジスタ17に、前記変数の数レジスタ14cに記憶
されている変数の数n(=4)に対応した4本の変数値
記憶エリアが確保されると共に、その4本の変数値記憶
エリアに対して、各変数とその数値が「A1,2」「T
1,0」「B1,3」「C1,−2」として書込まれる
(ステップS5,S6,S7→S8,S9)。
【0036】すると、前記ステップS6において、カー
ソルpにより指定された変数「T」の解が、その他の変
数に代入された数値「A=2」「B=3」「C=−2」
に基づく入力式「AT2 =BT−C」に従って演算され
算出される(ステップS10)。
ソルpにより指定された変数「T」の解が、その他の変
数に代入された数値「A=2」「B=3」「C=−2」
に基づく入力式「AT2 =BT−C」に従って演算され
算出される(ステップS10)。
【0037】すると、このステップS10において算出
された変数「T」の解「2」が、前記RAM14内に確
保した変数値レジスタ17の対応する変数値記憶エリア
に「T1,2」として書換え記憶されると共に、表示部
16に対し「T=2」として表示される(ステップS1
1,S12)。
された変数「T」の解「2」が、前記RAM14内に確
保した変数値レジスタ17の対応する変数値記憶エリア
に「T1,2」として書換え記憶されると共に、表示部
16に対し「T=2」として表示される(ステップS1
1,S12)。
【0038】これにより、変数「A」「B」「C」にそ
れぞれ数値「2」「3」「−2」を代入した場合の、指
定変数「T」の解「2」が求められる。この場合、前記
Solve処理により得られた指定変数「T」の解
「2」と他の変数「A」「B」「C」それぞれの数値
は、RAM14内の変数値レジスタ17において、「A
1,2」「T1,2」「B1,3」「C1,−2」と記
憶され保存される。
れぞれ数値「2」「3」「−2」を代入した場合の、指
定変数「T」の解「2」が求められる。この場合、前記
Solve処理により得られた指定変数「T」の解
「2」と他の変数「A」「B」「C」それぞれの数値
は、RAM14内の変数値レジスタ17において、「A
1,2」「T1,2」「B1,3」「C1,−2」と記
憶され保存される。
【0039】この後、前記ステップS5〜S12の処理
を繰返し、例えば変数「T」又は変数「C」の何れか一
方の変数の数値書換えを行なうと共に、他方の変数を指
定してSolve処理を実行すると、その新たな変数値
の代入に基づくSolve処理の実行毎に、その時々の
変数「A2,T2,B2,C2」「A3,T3,B3,
C3」…とそれぞれ対応する数値とが、前記RAM14
内の変数値レジスタ17に順次記憶保存される。
を繰返し、例えば変数「T」又は変数「C」の何れか一
方の変数の数値書換えを行なうと共に、他方の変数を指
定してSolve処理を実行すると、その新たな変数値
の代入に基づくSolve処理の実行毎に、その時々の
変数「A2,T2,B2,C2」「A3,T3,B3,
C3」…とそれぞれ対応する数値とが、前記RAM14
内の変数値レジスタ17に順次記憶保存される。
【0040】ここで、「グラフ」キー12gを操作する
と、グラフ表示処理に移行し、図4で示すグラフ表示処
理が起動される(ステップS16→SA)。すなわち、
前記「グラフ」キー12gの操作により、図4における
グラフ表示処理が起動されると、図5(C)に示すよう
に、RAM14内の変数値レジスタ17に記憶されてい
る最新の変数が、例えば「A=2」「T=2」「B=
3」「C=−2」として、前記式レジスタ14bに記憶
されている入力式「AT2 =BT−C」と共に表示部1
6に表示される(ステップA1)。
と、グラフ表示処理に移行し、図4で示すグラフ表示処
理が起動される(ステップS16→SA)。すなわち、
前記「グラフ」キー12gの操作により、図4における
グラフ表示処理が起動されると、図5(C)に示すよう
に、RAM14内の変数値レジスタ17に記憶されてい
る最新の変数が、例えば「A=2」「T=2」「B=
3」「C=−2」として、前記式レジスタ14bに記憶
されている入力式「AT2 =BT−C」と共に表示部1
6に表示される(ステップA1)。
【0041】ここで、縦送りキー「↓」12jを1回操
作してカーソルpによりグラフ化したい一方の軸に対応
する変数「T」を示し、「指定」キー12hを操作する
と、当該指定された変数「T」が反転表示されて、グラ
フ変数レジスタ14eに記憶されると共に、グラフの
X,Y軸に相当する2つの変数が指定されたか否か判断
される(ステップA2,A3)。
作してカーソルpによりグラフ化したい一方の軸に対応
する変数「T」を示し、「指定」キー12hを操作する
と、当該指定された変数「T」が反転表示されて、グラ
フ変数レジスタ14eに記憶されると共に、グラフの
X,Y軸に相当する2つの変数が指定されたか否か判断
される(ステップA2,A3)。
【0042】このステップA3において「NO」、つま
り、未だ一方のグラフ軸に対応する変数「T」しか指定
されてないことが、前記グラフ変数レジスタ14eに変
数「T」しか記憶されてないことで判断されると、前記
図5(C)で示したグラフ変数の指定画面がそのまま表
示される(ステップA3→A2)。
り、未だ一方のグラフ軸に対応する変数「T」しか指定
されてないことが、前記グラフ変数レジスタ14eに変
数「T」しか記憶されてないことで判断されると、前記
図5(C)で示したグラフ変数の指定画面がそのまま表
示される(ステップA3→A2)。
【0043】そして、図5(D)に示すように、縦送り
キー「↓」12jをさらに2回操作し、2つ目のグラフ
化変数として「C」をカーソルpに示し、「指定」キー
12hを操作すると、当該指定された変数「C」が前記
既に指定されている変数「T」に続いて反転表示され、
グラフ変数レジスタ14eに記憶される(ステップA
2)。
キー「↓」12jをさらに2回操作し、2つ目のグラフ
化変数として「C」をカーソルpに示し、「指定」キー
12hを操作すると、当該指定された変数「C」が前記
既に指定されている変数「T」に続いて反転表示され、
グラフ変数レジスタ14eに記憶される(ステップA
2)。
【0044】すると、ステップA3において「YE
S」、つまり、グラフ化すべき2つの変数「T」及び
「C」が指定されたことが、前記グラフ変数レジスタ1
4eに記憶された2つの変数「T」「C」により判断さ
れると、図5(E)に示すように、そのグラフ化変数
「T」及び「C」の何れをグラフのX軸,Y軸とするか
を設定するためのグラフ軸対応付け指示画面が「Y=f
(X),X?,(T,C)」として表示される(ステッ
プA3→A4)。
S」、つまり、グラフ化すべき2つの変数「T」及び
「C」が指定されたことが、前記グラフ変数レジスタ1
4eに記憶された2つの変数「T」「C」により判断さ
れると、図5(E)に示すように、そのグラフ化変数
「T」及び「C」の何れをグラフのX軸,Y軸とするか
を設定するためのグラフ軸対応付け指示画面が「Y=f
(X),X?,(T,C)」として表示される(ステッ
プA3→A4)。
【0045】ここで、例えば横送りキー「→」12mあ
るいは横戻しキー「←」12nを操作してカーソルpに
より変数「T」をX軸として示し、「指定」キー12h
を操作した後に、図5(F)に示すように、「DRA
W」キー12iを操作すると、「T」をX軸、「C」を
Y軸とするグラフデータが作成される(ステップA5,
A6→A7)。
るいは横戻しキー「←」12nを操作してカーソルpに
より変数「T」をX軸として示し、「指定」キー12h
を操作した後に、図5(F)に示すように、「DRA
W」キー12iを操作すると、「T」をX軸、「C」を
Y軸とするグラフデータが作成される(ステップA5,
A6→A7)。
【0046】これにより、前記入力式「AT2 =BT−
C」の変数を、「A=2」「B=3」と固定した場合
の、変数TをX軸,変数CをY軸とするグラフが作成さ
れ、図5(F)で示すように表示されるようになる。
C」の変数を、「A=2」「B=3」と固定した場合
の、変数TをX軸,変数CをY軸とするグラフが作成さ
れ、図5(F)で示すように表示されるようになる。
【0047】したがって、前記構成の電子計算機によれ
ば、複数の変数を含む方程式をキー入力部12の英・数
字キー12aにより入力して式レジスタ14bに記憶さ
せ、この入力式中の変数に対して数値を代入すると共
に、前記入力式中の任意の変数を指定して「Solv
e」キー12eを操作すると、その指定変数の解が、前
記数値の代入により他の変数が明らかとなった入力式に
従って算出され、この数値代入後の変数指定算出処理を
繰返す毎に、当該算出式に含まれる全ての変数とその数
値とがRAM14内の変数値レジスタ17に記憶保存さ
れ、「出力」キー12fの操作に応じて適宜表示される
ので、例えば同一の方程式に対して、ある1つの変数の
数値をパラメータとして代入し、他の変数の解の連続的
な変化を数値表示で知ることができる。
ば、複数の変数を含む方程式をキー入力部12の英・数
字キー12aにより入力して式レジスタ14bに記憶さ
せ、この入力式中の変数に対して数値を代入すると共
に、前記入力式中の任意の変数を指定して「Solv
e」キー12eを操作すると、その指定変数の解が、前
記数値の代入により他の変数が明らかとなった入力式に
従って算出され、この数値代入後の変数指定算出処理を
繰返す毎に、当該算出式に含まれる全ての変数とその数
値とがRAM14内の変数値レジスタ17に記憶保存さ
れ、「出力」キー12fの操作に応じて適宜表示される
ので、例えば同一の方程式に対して、ある1つの変数の
数値をパラメータとして代入し、他の変数の解の連続的
な変化を数値表示で知ることができる。
【0048】また、「グラフ」キー12gを操作し、当
該入力式に含まれる変数のうちグラフ化したい2つの変
数を指定して「DRAW」キー12iを操作すると、指
定された2つの変数をX軸及びY軸とするグラフデータ
が作成され、表示部16にグラフ表示されるので、例え
ば同一の方程式に対して、ある1つの変数の数値をパラ
メータとして代入し、他の変数の解の連続的な変化をグ
ラフ表示で知ることができる。
該入力式に含まれる変数のうちグラフ化したい2つの変
数を指定して「DRAW」キー12iを操作すると、指
定された2つの変数をX軸及びY軸とするグラフデータ
が作成され、表示部16にグラフ表示されるので、例え
ば同一の方程式に対して、ある1つの変数の数値をパラ
メータとして代入し、他の変数の解の連続的な変化をグ
ラフ表示で知ることができる。
【0049】
【発明の効果】以上のように、本発明の第1の電子計算
機によれば、変数指定手段により指定された変数の解
が、数値入力手段により他の変数に数値の代入がなされ
た式に従って算出される毎に、当該算出式に含まれる全
ての変数とその数値とが変数値記憶手段に記憶保存さ
れ、表示手段により必要に応じて表示されるので、ある
変数値を変化させた場合の他の変数値の変化を連続的に
数値表示できるようになる。
機によれば、変数指定手段により指定された変数の解
が、数値入力手段により他の変数に数値の代入がなされ
た式に従って算出される毎に、当該算出式に含まれる全
ての変数とその数値とが変数値記憶手段に記憶保存さ
れ、表示手段により必要に応じて表示されるので、ある
変数値を変化させた場合の他の変数値の変化を連続的に
数値表示できるようになる。
【0050】また、本発明の第2の電子計算機によれ
ば、式入力手段により入力された式に含まれる変数のう
ちグラフ化したい変数が指定されると、この指定された
変数のグラフが前記変数値記憶手段に記憶保存されてい
る変数とその数値に従って作成され、グラフ表示手段に
より表示されるので、ある変数値を変化させた場合の他
の変数値の変化を連続的にグラフ表示できるようにな
る。よって、本発明によれば、複数の変数を含む方程式
の解の連続的な変化を表示することが可能になる。
ば、式入力手段により入力された式に含まれる変数のう
ちグラフ化したい変数が指定されると、この指定された
変数のグラフが前記変数値記憶手段に記憶保存されてい
る変数とその数値に従って作成され、グラフ表示手段に
より表示されるので、ある変数値を変化させた場合の他
の変数値の変化を連続的にグラフ表示できるようにな
る。よって、本発明によれば、複数の変数を含む方程式
の解の連続的な変化を表示することが可能になる。
【図1】本発明の実施例に係わる電子計算機の電子回路
の構成を示すブロック図。
の構成を示すブロック図。
【図2】前記電子計算機によるSolve計算モード処
理を示すフローチャート。
理を示すフローチャート。
【図3】前記電子計算機のSolve計算モード処理に
おけるキー操作に伴なう表示動作及び変数値レジスタの
データ記憶動作を示す図。
おけるキー操作に伴なう表示動作及び変数値レジスタの
データ記憶動作を示す図。
【図4】前記電子計算機のSolve計算モード処理に
おいて選択的に起動されるグラフ表示処理をフローチャ
ート。
おいて選択的に起動されるグラフ表示処理をフローチャ
ート。
【図5】前記電子計算機のSolve計算モード処理で
起動されたグラフ表示処理におけるキー操作に伴なう表
示動作を示す図。
起動されたグラフ表示処理におけるキー操作に伴なう表
示動作を示す図。
11…CPU、12…キー入力部、12a…英・数字キ
ー、12b…「モード」キー、12c…「入力」キー、
12d…「Solve」キー、12e…「RETRY」
キー、12f…「出力」キー、12g…「グラフ」キ
ー、12h…「指定」キー、12i…「DRAW」キ
ー、12j…縦送りキー、12k…縦戻しキー、12m
…横送りキー、12n…横戻しキー、12r…「OF
F」キー、13…ROM、14…RAM、14a…表示
レジスタ、14b…式レジスタ、14c…変数の数レジ
スタ、14d…Solve変数レジスタ、14e…グラ
フ変数レジスタ、15…表示駆動回路、16…表示部、
17…変数値レジスタ。
ー、12b…「モード」キー、12c…「入力」キー、
12d…「Solve」キー、12e…「RETRY」
キー、12f…「出力」キー、12g…「グラフ」キ
ー、12h…「指定」キー、12i…「DRAW」キ
ー、12j…縦送りキー、12k…縦戻しキー、12m
…横送りキー、12n…横戻しキー、12r…「OF
F」キー、13…ROM、14…RAM、14a…表示
レジスタ、14b…式レジスタ、14c…変数の数レジ
スタ、14d…Solve変数レジスタ、14e…グラ
フ変数レジスタ、15…表示駆動回路、16…表示部、
17…変数値レジスタ。
Claims (3)
- 【請求項1】 複数の変数を含む式データを入力する式
入力手段と、 前記式入力手段により入力された式データに含まれる変
数に対し数値を代入する数値入力手段と、 前記式入力手段により入力された式データに含まれる変
数のうち任意の変数を指定する変数指定手段と、 この変数指定手段により指定された変数の解を前記数値
入力手段により数値の代入がなされた式データに従って
算出する指定変数値演算手段と、 この指定変数値演算手段により前記変数指定手段により
指定された変数の解が算出される毎に、当該算出式に含
まれる全ての変数に対応した数値を記憶保存する変数値
記憶手段と、 この変数値記憶手段に記憶された数値を表示する表示手
段と、を具備したことを特徴とする電子計算機。 - 【請求項2】 複数の変数を含む式データを入力する式
入力手段と、 前記式入力手段により入力された式データに含まれる変
数に対し数値を代入する数値入力手段と、 前記式入力手段により入力された式データに含まれる変
数のうち任意の変数を指定する変数指定手段と、 この変数指定手段により指定された変数の解を前記数値
入力手段により数値の代入がなされた式データに従って
算出する指定変数値演算手段と、 この指定変数値演算手段により前記変数指定手段により
指定された変数の解が算出される毎に、当該算出式に含
まれる全ての変数に対応した数値を記憶保存する変数値
記憶手段と、 前記式入力手段により入力された式データに含まれる変
数のうちグラフ化したい変数を指定するグラフ化変数指
定手段と、 このグラフ化変数指定手段により指定された変数のグラ
フを前記変数値記憶手段に記憶保存されている夫々の変
数に対応した数値に従って作成するグラフ作成手段と、 このグラフ作成手段により作成されたグラフを表示する
グラフ表示手段と、を具備したことを特徴とする電子計
算機。 - 【請求項3】 前記グラフ化変数指定手段はグラフ化す
べき軸を指定する手段であることを特徴とする請求項2
記載の電子計算機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32302394A JPH08180023A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電子計算機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32302394A JPH08180023A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電子計算機 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08180023A true JPH08180023A (ja) | 1996-07-12 |
Family
ID=18150266
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32302394A Pending JPH08180023A (ja) | 1994-12-26 | 1994-12-26 | 電子計算機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08180023A (ja) |
-
1994
- 1994-12-26 JP JP32302394A patent/JPH08180023A/ja active Pending
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