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JPH08176149A - チアゾール誘導体 - Google Patents

チアゾール誘導体

Info

Publication number
JPH08176149A
JPH08176149A JP32465594A JP32465594A JPH08176149A JP H08176149 A JPH08176149 A JP H08176149A JP 32465594 A JP32465594 A JP 32465594A JP 32465594 A JP32465594 A JP 32465594A JP H08176149 A JPH08176149 A JP H08176149A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
group
alkanoylamino
amino
acceptable salt
thiazole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32465594A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroshi Fukumi
宏 福見
Yasuo Noguchi
泰男 野口
Hiroshi Yasuda
紘 安田
Keiichi Tabata
敬一 田端
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sankyo Co Ltd
Original Assignee
Sankyo Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sankyo Co Ltd filed Critical Sankyo Co Ltd
Priority to JP32465594A priority Critical patent/JPH08176149A/ja
Publication of JPH08176149A publication Critical patent/JPH08176149A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Plural Heterocyclic Compounds (AREA)
  • Pharmaceuticals Containing Other Organic And Inorganic Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】下記式(I) [式中、R1 :アミノ基、モノー若しくはジーC1 −C
6 アルキルアミノ基、C1 −C6 アルカノイルアミノ
基、置換されたC2 −C5 アルカノイルアミノ基、C3
−C8 シクロアルキルカルボニルアミノ基、C6 −C10
アリールカルボニルアミノ基、C7 −C11アラルキルカ
ルボニルアミノ基、5乃至6員環状ヘテロアリールカル
ボニルアミノ基など;R2 ,R3 :H、C1 −C10アル
キル基;R4 :H、C1 −C6 アルキル基;A:C1
6 アルキレン基を示す]を有するチアゾール誘導体又
はその薬理上許容される塩。 【効果】この化合物は、すぐれたH2 受容体拮抗作用、
抗潰瘍作用及びヘリコバクター・ピロリーに対する抗菌
作用を有し、抗潰瘍剤として有用である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の目的】
【0002】
【産業上の利用分野】本発明は、すぐれたH2 受容体拮
抗作用、抗潰瘍作用及びヘリコバクター・ピロリー(He
licobacter pylori)に対する抗菌作用を有するチアゾー
ル誘導体又はその薬理上許容される塩に関する。
【0003】
【従来の技術】消化性潰瘍は、消化器粘膜に対する攻撃
因子と防御因子とのバランスが崩れることにより生ずる
といわれている。そこで、攻撃因子である胃酸分泌を抑
制することは、潰瘍の予防、治療に有用な方法となり得
る。従来、胃酸分泌を抑制するのに用いられる薬剤とし
て、抗コリン剤、シメチジン等のヒスタミンH2 受容体
拮抗剤が広く臨床に用いられている。抗コリン剤は、胃
腸管運動の抑制、口渇、散瞳、発汗抑制等の副作用を有
している。また、ヒスタミンH2 受容体拮抗剤のあるも
のは、望ましくない中枢作用、抗アンドロゲン作用等を
有し、長期投与による胃粘膜防御因子の低下が問題とさ
れ、投与中断後の潰瘍再発も見られる。また、ヘリコバ
クター ピロリー(Helicobacter pylori)を除菌するこ
とにより、胃潰瘍及び十二指腸潰瘍の再発が劇的に低下
することが知られ、胃酸分泌抑制作用等とヘリコバクタ
ー ピロリー(Helicobacter pylori)に対する抗菌活性
を併せ持つ薬剤の開発が望まれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明者等は、上記諸
問題を解決すべく、H2 受容体拮抗作用、抗潰瘍作用及
びヘリコバクター・ピロリー(Helicobacter pylori)に
対する抗菌作用を有する抗潰瘍剤の開発を目指して、チ
アゾール誘導体の合成とその薬理活性について永年に亘
り鋭意研究を行なった結果、特異な置換基を有するチア
ゾール誘導体が、すぐれた胃酸分泌抑制作用、抗潰瘍作
用及びヘリコバクター ピロリー(Helicobacter pylor
i)に対する抗菌活性を有することを見出し、本発明を完
成した。なお、抗潰瘍作用等を有するチアゾール誘導体
は、例えば、特開平3-141270号公報、特表平6-505724号
公報等に記載されている。
【0005】
【発明の構成】本発明のチアゾール誘導体は、一般式
【0006】
【化2】
【0007】を有する。
【0008】上記式中、アミノ基、モノー若しくはジー
1 −C6 アルキルアミノ基、C1 −C6 アルカノイル
アミノ基、(C1 −C6 アルコキシ)−C2 −C5 アル
カノイルアミノ基、ハロゲノ−C2 −C5 アルカノイル
アミノ基、アミノ−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、
(モノー若しくはジーC1 −C6 アルキルアミノ)−C
2 −C5アルカノイルアミノ基、(C1 −C6 アルコキ
シカルボニルアミノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ
基、(C1 −C6 アルコキシカルボニルーモノーC1
6 アルキルアミノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ
基、(C1 −C6 アルカノイル)−C2 −C5 アルカノ
イルアミノ基、C3 −C8 シクロアルキルカルボニルア
ミノ基、C6 −C10アリールカルボニルアミノ基、C7
−C11アラルキルカルボニルアミノ基、窒素、酸素若し
くは硫黄原子を含有する5乃至6員環状ヘテロアリール
カルボニルアミノ基、C1 −C6 アルコキシカルボニル
アミノ基、(C1 −C6 アルコキシカルボニル)−モノ
ーC1 −C6 アルキルアミノ基、C1 −C6 アルカンス
ルホニルアミノ基、C6 −C10アリールスルホニルアミ
ノ基、ウレイド基、C1 −C6 アルキルウレイド基、C
7 −C11アラルキルウレイド基、チオウレイド基、C1
−C6 アルキルチオウレイド基、C7 −C11アラルキル
チオウレイド基又はフタルイミド基を示し、R2 および
3 は、同一または異なって、水素原子又はC1 −C10
アルキル基を示し、R4 は、水素原子又はC1 −C6
ルキル基を示し、Aは、C1 −C6 アルキレン基を示
す。
【0009】前記一般式(I)において、R1 に含まれ
る又はR4 等のC1 −C6 アルキル基は、例えば、メチ
ル、エチル、プロピル、イソプロピル、ブチル、s−ブ
チル、ペンチル、ヘキシル基であり得、好適には、C1
−C4 アルキル基であり、更に好適には、メチル又はエ
チル基であり、特に好適には、メチル基である。
【0010】R1 に含まれるC1 −C6 アルカノイル基
は、例えば、ホルミル、アセチル、プロピオニル、ブチ
リル、イソブチル、バレリル、イソバレリル、ピバロイ
ル、ヘキサノイル基であり得、好適には、C2 −C5
ルカノイル基であり、更に好適には、アセチル又はプロ
ピオニル基であり、特に好適には、アセチル基である。
【0011】R1 に含まれるC2 −C5 アルカノイル基
は、例えば、アセチル、プロピオニル、ブチリル、イソ
ブチル、バレリル、イソバレリル、ピバロイル基であり
得、好適には、アセチル又はプロピオニル基であり、特
に好適には、アセチル基である。
【0012】R1 に含まれるC1 −C6 アルコキシ基
は、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプ
ロポキシ、ブトキシ、t −ブトキシ、ペントキシ、ヘキ
シルオキシ基であり得、好適には、C1 −C4 アルコキ
シ基であり、更に好適には、C1 −C2 アルコキシ基で
あり、特に好適には、メトキシ基である。
【0013】R1 に含まれるハロゲン原子は、例えば、
弗素、塩素、臭素、沃素原子であり得、好適には、弗素
原子又は塩素原子である。
【0014】R1 に含まれるC1 −C6 アルコキシカル
ボニル基のアルコキシ部分は、前述したものであり、更
に好適には、C1 −C2 アルコキシ又はt −ブトキシ基
であり、特に好適には、メトキシ又はt −ブトキシ基で
ある。
【0015】R1 に含まれるC3 −C8 シクロアルキル
基は、例えば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロ
ペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、シクロオ
クチル基であり得、好適には、C3 −C7 シクロアルキ
ル基であり、さらに好適には、シクロペンチル又はシク
ロヘキシル基である。
【0016】R1 に含まれるC6 −C10アリール基は、
例えば、フェニル、ナフチル基であり得、好適には、フ
ェニル基である。また、環上には置換基(好適には、1
乃至3個、特に好適には、1個)を有していてもよく、
それらは、前述のC1 −C6アルキル基、C1 −C6
ルコキシ基又はハロゲン原子であり得、好適には、メチ
ル基、エチル基、メトキシ基、エトキシ基、弗素原子又
は塩素原子であり、特に好適には、メチル基、メトキシ
基、弗素原子又は塩素原子である。
【0017】R1 に含まれるC7 −C11アラルキル基
は、例えば、(C6 −C10アリール)−C1 −C6 アル
キル基であり、このアリール部分及びアルキル部分は、
前述したものと同様であり、好適には、ベンジル、フェ
ネチル、フエニルプロピル又はナフチルメチル基であ
り、さらに好適には、ベンジル、フェネチル又はフエニ
ルプロピル基であり、特に好適には、ベンジル又はフェ
ネチル基である。
【0018】R1 に含まれる窒素、酸素若しくは硫黄原
子を含有する5乃至6員環状ヘテロアリール基は、1乃
至3のヘテロ原子を含有し、例えば、フリル、チエニ
ル、ピリジル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チア
ゾリル、イソチアゾリル、オキサジアゾリル、チアジア
ゾリルであり得、好適には、フリル、チエニル、ピリジ
ル、オキサゾリル、イソオキサゾリル、チアゾリル又は
イソチアゾリル基であり、さらに好適には、フリル、チ
エニル又はピリジル基であり、特に好適には、フリル又
はチエニル基である。
【0019】R1 の(C1 −C6 アルコキシ)−C2
5 アルカノイルアミノ基は、好適には、メトキシアセ
チルアミノ、エトキシアセチルアミノ、3−メトキシプ
ロピオニルアミノ、3−エトキシプロピオニルアミノ、
4−メトキシブチリルアミノ、5−メトキシバレリルア
ミノ又は6−メトキシヘキサノイルアミノ基であり、更
に好適には、メトキシアセチルアミノ、エトキシアセチ
ルアミノ又は3−メトキシプロピオニルアミノ基であ
り、特に好適には、3−メトキシプロピオニルアミノ基
である。
【0020】R1 のハロゲノ−C2 −C5 アルカノイル
アミノ基は、好適には、フルオロアセチルアミノ、ジフ
ルオロアセチルアミノ、トリフルオロアセチルアミノ、
クロロアセチルアミノ、ジクロロアセチルアミノ、トリ
クロロアセチルアミノ、ブロモアセチルアミノ、3−フ
ルオロプロピオニルアミノ、4−フルオロブチリルアミ
ノ、5−フルオロバレリルアミノ又は6−フルオロヘキ
サノイルアミノ基であり、更に好適には、フルオロアセ
チルアミノ、ジフルオロアセチルアミノ、トリフルオロ
アセチルアミノ、クロロアセチルアミノ、ジクロロアセ
チルアミノ又はトリクロロアセチルアミノ基であり、特
に好適には、フルオロアセチルアミノ、トリフルオロア
セチルアミノ又はクロロアセチルアミノ基である。
【0021】R1 の(アミノ−、モノ−C1 −C6 アル
キルアミノ−若しくはジ−C1 −C6 アルキルアミノ)
−C2 −C5 アルカノイルアミノ基は、好適には、アミ
ノアセチルアミノ、メチルアミノアセチルアミノ、エチ
ルアミノアセチルアミノ、ジメチルアミノアセチルアミ
ノ、3−アミノプロピオニルアミノ、3−メチルアミノ
プロピオニルアミノ、3−エチルアミノプロピオニルア
ミノ、3−ジメチルアミノプロピオニルアミノ、4−ア
ミノブチリルアミノ、5−アミノバレリルアミノ又は6
−アミノヘキサノイルアミノ基であり、更に好適には、
アミノアセチルアミノ、メチルアミノアセチルアミノ、
エチルアミノアセチルアミノ、ジメチルアミノアセチル
アミノ、3−アミノプロピオニルアミノ、3−メチルア
ミノプロピオニルアミノ、3−エチルアミノプロピオニ
ルアミノ又は3−ジメチルアミノプロピオニルアミノ基
であり、特に好適には、アミノアセチルアミノ、ジメチ
ルアミノアセチルアミノ、3−アミノプロピオニルアミ
ノ又は3−ジメチルアミノプロピオニルアミノ基であ
る。
【0022】(C1 −C6 アルコキシカルボニルアミ
ノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ基は、好適には、
メトキシカルボニルアミノアセチルアミノ、エトキシカ
ルボニルアミノアセチルアミノ、プロポキシカルボニル
アミノアセチルアミノ、ブトキシカルボニルアミノアセ
チルアミノ、t−ブトキシカルボニルアミノアセチルア
ミノ、3−メトキシカルボニルアミノプロピオニルアミ
ノ、3−エトキシカルボニルアミノプロピオニルアミ
ノ、t−ブトキシカルボニルアミノプロピオニアミノ、
4−t−ブトキシカルボニルアミノブチリルアミノ、5
−t−ブトキシカルボニルアミノバレリルアミノ又は6
−t−ブトキシカルボニルアミノヘキサノイルアミノ基
であり、更に好適には、メトキシカルボニルアミノアセ
チルアミノ、エトキシカルボニルアミノアセチルアミ
ノ、t−ブトキシカルボニルアミノアセチルアミノ、3
−メトキシカルボニルアミノプロピオニルアミノ又はt
−ブトキシカルボニルアミノプロピオニアミノ基であ
り、特に好適には、メトキシカルボニルアミノアセチル
アミノ又はt−ブトキシカルボニルアミノアセチルアミ
ノ基である。
【0023】(C1 −C6 アルコキシカルボニルーモノ
ーC1 −C6 アルキルアミノ)−C2 −C5 アルカノイ
ルアミノ基は、好適には、メトキシカルボニルメチルア
ミノアセチルアミノ、エトキシカルボニルメチルアミノ
アセチルアミノ、t−ブトキシカルボニルメチルアミノ
アセチルアミノ、メトキシカルボニルエチルアミノアセ
チルアミノ、エトキシカルボニルエチルアミノアセチル
アミノ、t−ブトキシカルボニルエチルアミノアセチル
アミノ、3−メトキシカルボニルメチルアミノプロピオ
ニルアミノ、3−エトキシカルボニルメチルアミノプロ
ピオニルアミノ、t−ブトキシカルボニルメチルアミノ
プロピオニアミノ、t−ブトキシカルボニルエチルアミ
ノプロピオニアミノ、4−t−ブトキシカルボニルメチ
ルアミノブチリルアミノ、5−t−ブトキシカルボニル
メチルアミノバレリルアミノ又は6−t−ブトキシカル
ボニルメチルアミノヘキサノイルアミノ基であり、更に
好適には、メトキシカルボニルメチルアミノアセチルア
ミノ、エトキシカルボニルメチルアミノアセチルアミ
ノ、t−ブトキシカルボニルメチルアミノアセチルアミ
ノ、t−ブトキシカルボニルエチルアミノアセチルアミ
ノ、3−t−ブトキシカルボニルメチルアミノプロピオ
ニルアミノ又は3−t−ブトキシカルボニルエチルアミ
ノプロピオニアミノ基であり、特に好適には、メトキシ
カルボニルメチルアミノアセチルアミノ、エトキシカル
ボニルメチルアミノアセチルアミノ又はt−ブトキシカ
ルボニルメチルアミノアセチルアミノ基である。
【0024】R1 の(C1 −C6 アルカノイル)−C2
−C5 アルカノイルアミノ基は、好適には、アセチルア
セチルアミノ、ホルミルプロピオニルアミノ、アセチル
プロピオニルアミノ、アセチルブチリルアミノ、アセチ
ルバレリルアミノ又はアセチルヘキサノイルアミノ基で
あり、特に好適には、アセチルプロピオニルアミノ基で
ある。
【0025】(C1 −C6 アルコキシカルボニル)−モ
ノーC1 −C6 アルキルアミノ基は、好適には、メトキ
シカルボニルメチルアミノ、エトキシカルボニルメチル
アミノ、プロポキシカルボニルメチルアミノ、ブトキシ
カルボニルメチルアミノ、t−ブトキシカルボニルメチ
ルアミノ、メトキシカルボニルエチルアミノアミノ、エ
トキシカルボニルエチルアミノ、t−ブトキシカルボニ
ルエチルアミノ、t−ブトキシカルボニルプロピルアミ
ノプロピオニアミノ又はt−ブトキシカルボニルブチル
アミノ基であり、更に好適には、メトキシカルボニルメ
チルアミノ、エトキシカルボニルメチルアミノ、t−ブ
トキシカルボニルメチルアミノ、メトキシカルボニルエ
チルアミノアミノ又はt−ブトキシカルボニルエチルア
ミノ基であり、特に好適には、メトキシカルボニルメチ
ルアミノ、エトキシカルボニルメチルアミノ又はt−ブ
トキシカルボニルメチルアミノ基である。
【0026】R2 およびR3 のC1 −C10アルキル基
は、例えば、メチル、エチル、プロピル、イソプロピ
ル、ブチル、s−ブチル、ペンチル、イソペンチル、ヘ
キシル、イソヘキシル、ヘプチル、イソヘプチル、オク
チル、ノニル、デシル基であり得、好適には、C1 −C
7 アルキル基であり、更に好適には、C4 −C6 アルキ
ル基であり、特に好適には、ペンチル基である。
【0027】AのC1 −C6 アルキレン基は、例えば、
メチレン、エチレン、トリメチレン、プロピレン、テト
ラメチレン、ペンタメチレン、ヘキサメチレン基であり
得、好適には、直鎖のC1 −C4 アルキレン基であり、
さらに好適には、メチレン又はエチレン基であり、特に
好適には、メチレン基である。
【0028】前記一般式(I)を有する化合物は、必要
に応じて薬理上許容し得る塩にすることができる。その
ような塩としては、好適にはフッ化水素酸塩、塩酸塩、
臭化水素酸塩、ヨウ化水素酸塩のようなハロゲン化水素
酸塩、硝酸塩、過塩素酸塩、硫酸塩、燐酸塩、炭酸塩等
の無機酸塩;メタンスルホン酸塩、トリフルオロメタン
スルホン酸塩、エタンスルホン酸塩のような低級アルキ
ルスルホン酸塩、ベンゼンスルホン酸塩、p−トルエン
スルホン酸塩のようなアリールスルホン酸塩、フマール
酸塩、コハク酸塩、クエン酸塩、酒石酸塩、蓚酸塩、マ
レイン酸塩等の有機酸塩及びグルタミン酸塩、アスパラ
ギン酸塩のようなアミノ酸塩などの有機酸の酸付加塩を
あげることができる。なお、化合物(I)において、不
斉炭素原子に基く光学異性体が存在する場合には、本発
明はかかる立体異性体及びその混合物を包含するもので
ある。また、ブテニレン基の二重結合に基づく幾何異性
体が存在するが、本発明はかかる幾何異性体及びその混
合物を包含し、好適には、シス体をあげることができ
る。
【0029】前記一般式(I)において、好適には、
(1)R1 がアミノ基、モノー若しくはジーC1 −C4
アルキルアミノ基、C2−C5 アルカノイルアミノ基、
(C1 −C4 アルコキシ)−C2 −C3 アルカノイルア
ミノ基、ハロゲノ−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、
アミノ−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、(モノー若
しくはジーC1 −C4 アルキルアミノ)−C2 −C3
ルカノイルアミノ基、(C1 −C4 アルコキシカルボニ
ルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、(C1
−C4 アルコキシカルボニルーモノーC1 −C4 アルキ
ルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、(C2
−C3 アルカノイル)−C2 −C3 アルカノイルアミノ
基、C3 −C7 シクロアルキルカルボニルアミノ基、C
6 アリールカルボニルアミノ基、C7 −C8 アラルキル
カルボニルアミノ基、1乃至2個の窒素、酸素若しくは
硫黄原子を含有する5乃至6員環状ヘテロアリールカル
ボニルアミノ基、C1 −C4 アルコキシカルボニルアミ
ノ基、C1 −C4 アルコキシカルボニル−モノーC1
4 アルキルアミノ基、C1 −C2 アルカンスルホニル
アミノ基、C6 アリールスルホニルアミノ基、ウレイド
基、C1 −C4 アルキルウレイド基、C7 −C8 アラル
キルウレイド基、チオウレイド基、C1 −C4 アルキル
チオウレイド基、C7 −C8 アラルキルチオウレイド基
又はフタルイミド基である化合物、(2)R1 がアミノ
基、モノー若しくはジーC1 −C2 アルキルアミノ基、
2−C5 アルカノイルアミノ基、(C1 −C2 アルコ
キシ)−アセチルアミノ基、フルオロ若しくはクロロ−
2 −C3 アルカノイルアミノ基、アミノアセチルアミ
ノ基、(モノー若しくはジーC1 −C2 アルキルアミ
ノ)−アセチルアミノ基、(C1 −C2 アルコキシカル
ボニルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、t
−ブトキシカルボニルアミノ−C2 −C3 アルカノイル
アミノ基、(C1−C2 アルコキシカルボニルメチルア
ミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、(t−ブト
キシカルボニル−C1 −C2 アルキルアミノ)−C2
3 アルカノイルアミノ基、アセチル−C2 −C3 アル
カノイルアミノ基、C5 −C6 シクロアルキルカルボニ
ルアミノ基、ベンゾイルアミノ基、ベンジルカルボニル
アミノ基、1乃至2個の窒素、酸素若しくは硫黄原子を
含有する5乃至6員環状ヘテロアリールカルボニルアミ
ノ基、C1 −C4 アルコキシカルボニルアミノ基、C1
−C2 アルコキシカルボニル−モノ−C1 −C2 アルキ
ルアミノ基、t−ブトキシカルボニル−モノ−C1 −C
2 アルキルアミノ基、メタンスルホニルアミノ基、ウレ
イド基、C1 −C4 アルキルウレイド基、C7 −C8
ラルキルウレイド基、チオウレイド基、C1 −C4 アル
キルチオウレイド基、C7 −C8 アラルキルチオウレイ
ド基又はフタルイミド基である化合物、(3)R1 が、
2 −C5 アルカノイルアミノ基、フルオロアセチル
基、トリフルオロアセチル基、クロロアセチルアミノ
基、C5 −C6 シクロアルキルカルボニルアミノ基、フ
リルカルボニルアミノ基、チエニルカルボニルアミノ
基、ピリジルカルボニルアミノ基、C1 −C4 アルコキ
シカルボニルアミノ基、ウレイド基、C1 −C4 アルキ
ルウレイド基、ベンジルウレイド基、チオウレイド基、
1 −C4 アルキルチオウレイド基、ベンジルチオウレ
イド基又はフタルイミド基である化合物、(4)R1
が、C2 −C3 アルカノイルアミノ基、トリフルオロア
セチル基、フリルカルボニルアミノ基、チエニルカルボ
ニルアミノ基、C1 −C2 アルコキシカルボニルアミノ
基、ウレイド基、C1 −C2 アルキルウレイド基、ベン
ジルウレイド基、チオウレイド基、C1 −C2 アルキル
チオウレイド基又はベンジルチオウレイド基である化合
物、(5)R1 が、C2 −C3 アルカノイルアミノ基、
1 −C2 アルキルウレイド基又はC1 −C2 アルキル
チオウレイド基である化合物、(6)R2 およびR3
が、同一または異なって、水素原子又はC1 −C7 アル
キル基である化合物、(7)R2 およびR3 が、同一ま
たは異なって、水素原子又はC4 −C6 アルキル基であ
る化合物、(8)R2 およびR3 が、同一または異なっ
て、水素原子又はペンチル基である化合物、(9)R2
が、水素原子であり、R3 が、水素原子又はペンチル基
である化合物、(10)R4 が、水素原子又はC1 −C
4 アルキル基である化合物、(11)R4 が、水素原子
又はメチル基である化合物、(12)R4 が、水素原子
である化合物、(13)Aが、直鎖のC1 −C4 アルキ
レン基である化合物、(14)Aが、メチレン又はエチ
レン基である化合物(15)Aが、メチレン基である化
合物をあげることができる。
【0030】また、(1)−(5)、(6)−(9)、
(10)−(12)及び(13)−(15)から成る群
から任意に選択されたものを組合せたものも好適であ
る。
【0031】本発明の代表的化合物としては、例えば、
次の表1及び表2に記載する化合物を例示することがで
きる。なお、表1及び表2は、それぞれ一般式(Ia)及び
(Ib)を有する化合物を示し、略号は、以下の意味を示
す。
【0032】
【化3】
【0033】 Bu :ブチル基 Buc :シクロブチル基 Bui :イソブチル基 But :t−ブチル基 Et :エチル基 Fur :フリル基 Hp :ヘプチル基 Hpc :シクロヘプチル基 Hpi :イソヘプチル基 Hx :ヘキシル基 Hxc :シクロヘキシル基 Hxi :イソヘキシル基 Me :メチル基 Oc :オクチル基 Ph :フェニル基 PHID:フタリジル基 Pn :ペンチル基 Pnc :シクロペンチル基 Pni :イソペンチル基 Pr :プロピル基 Prc :シクロプロピル基 Pri :イソプロピル基 Pyr :ピリジル基 Thir:チエニル基。
【0034】
【表1】 ──────────────────────────────────── No. R234 A R1 ──────────────────────────────────── 1-1 H H H CH2 NH2 1-2 H H H CH2 NHMe 1-3 H H H CH2 NHEt 1-4 H H H CH2 NMe2 1-5 H H H CH2 NHCOMe 1-6 H H H CH2 NHCOEt 1-7 H H H CH2 NHCOPr 1-8 H H H CH2 NHCOPri 1-9 H H H CH2 NHCOBu 1-10 H H H CH2 NHCOBui 1-11 H H H CH2 NHCOBut 1-12 H H H CH2 NHCOCH2OMe 1-13 H H H CH2 NHCOCH2F 1-14 H H H CH2 NHCOCF3 1-15 H H H CH2 NHCOCH2Cl 1-16 H H H CH2 NHCOCH2NH2 1-17 H H H CH2 NHCOCH2NHMe 1-18 H H H CH2 NHCOCH2NHEt 1-19 H H H CH2 NHCOCH2NMe2 1-20 H H H CH2 NHCOCH2COMe 1-21 H H H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-22 H H H CH2 NHCOPrc 1-23 H H H CH2 NHCOPnc 1-24 H H H CH2 NHCOHxc 1-25 H H H CH2 NHCOHpc 1-26 H H H CH2 NHCOPh 1-27 H H H CH2 NHCOCH2Ph 1-28 H H H CH2 NHCOCH2CH2Ph 1-29 H H H CH2 NHCO(2-Fur) 1-30 H H H CH2 NHCO(3-Fur) 1-31 H H H CH2 NHCO(2-Thi) 1-32 H H H CH2 NHCO(3-Thi) 1-33 H H H CH2 NHCO(3-Pyr) 1-34 H H H CH2 NHCO(4-Pyr) 1-35 H H H CH2 NHCO2Me 1-36 H H H CH2 NHCO2Et 1-37 H H H CH2 NHCO2Pr 1-38 H H H CH2 NHCO2Pri 1-39 H H H CH2 NHCO2Bu 1-40 H H H CH2 NHCO2Bui 1-41 H H H CH2 NHCO2But 1-42 H H H CH2 NHSO2Me 1-43 H H H CH2 NHSO2Et 1-44 H H H CH2 NHSO2Ph 1-45 H H H CH2 NHCONH2 1-46 H H H CH2 NHCONHMe 1-47 H H H CH2 NHCONHEt 1-48 H H H CH2 NHCONHPr 1-49 H H H CH2 NHCONHPri 1-50 H H H CH2 NHCONHBu 1-51 H H H CH2 NHCONHCH2Ph 1-52 H H H CH2 NHCONHCH2CH2Ph 1-53 H H H CH2 NHCSNH2 1-54 H H H CH2 NHCSNHMe 1-55 H H H CH2 NHCSNHEt 1-56 H H H CH2 NHCSNHPr 1-57 H H H CH2 NHCSNHPri 1-58 H H H CH2 NHCSNHBu 1-59 H H H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-60 H H H CH2 NHCSNHCH2CH2Ph 1-61 H H H CH2 PHID 1-62 H H H CH2CH2 NH2 1-63 H H H CH2CH2 NHMe2 1-64 H H H CH2CH2 NHCOMe 1-65 H H H CH2CH2 NHCOEt 1-66 H H H CH2CH2 NHCOPr 1-67 H H H CH2CH2 NHCOPri 1-68 H H H CH2CH2 NHCOBu 1-69 H H H CH2CH2 NHCOCF3 1-70 H H H CH2CH2 NHCOCH2NH2 1-71 H H H CH2CH2 NHCOCH2COMe 1-72 H H H CH2CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-73 H H H CH2CH2 NHCOPnc 1-74 H H H CH2CH2 NHCOHxc 1-75 H H H CH2CH2 NHCOHpc 1-76 H H H CH2CH2 NHCOCH2Ph 1-77 H H H CH2CH2 NHCOCH2CH2Ph 1-78 H H H CH2CH2 NHCO(2-Fur) 1-79 H H H CH2CH2 NHCO(3-Fur) 1-80 H H H CH2CH2 NHCO(2-Thi) 1-81 H H H CH2CH2 NHCO(3-Thi) 1-82 H H H CH2CH2 NHCO(3-Pyr) 1-83 H H H CH2CH2 NHCO2Me 1-84 H H H CH2CH2 NHCO2Et 1-85 H H H CH2CH2 NHCO2Pr 1-86 H H H CH2CH2 NHCO2Pri 1-87 H H H CH2CH2 NHCO2Bu 1-88 H H H CH2CH2 NHSO2Me 1-89 H H H CH2CH2 NHCONH2 1-90 H H H CH2CH2 NHCONHMe 1-91 H H H CH2CH2 NHCONHEt 1-92 H H H CH2CH2 NHCONHCH2Ph 1-93 H H H CH2CH2 NHCONHCH2CH2Ph 1-94 H H H CH2CH2 NHCSNH2 1-95 H H H CH2CH2 NHCSNHMe 1-96 H H H CH2CH2 NHCSNHEt 1-97 H H H CH2CH2 NHCSNHCH2Ph 1-98 H H H CH2CH2 NHCSNHCH2CH2Ph 1-99 H H H CH2CH2 PHID 1-100 H H Me CH2 NH2 1-101 H H Me CH2 NHCOMe 1-102 H H Me CH2 NHCOEt 1-103 H H Me CH2 NHCOCF3 1-104 H H Me CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-105 H H Me CH2 NHCOPnc 1-106 H H Me CH2 NHCOHxc 1-107 H H Me CH2 NHCOCH2Ph 1-108 H H Me CH2 NHCO(2-Fur) 1-109 H H Me CH2 NHCO(2-Thi) 1-110 H H Me CH2 NHCO2Me 1-111 H H Me CH2 NHCO2Et 1-112 H H Me CH2 NHCONH2 1-113 H H Me CH2 NHCONHMe 1-114 H H Me CH2 NHCONHCH2Ph 1-115 H H Me CH2 NHCSNH2 1-116 H H Me CH2 NHCSNHMe 1-117 H H Me CH2 NHCSNHCH2Ph 1-118 H H Me CH2 PHID 1-119 H H Et CH2 NHCOMe 1-120 H H Et CH2 NHCOEt 1-121 H H Et CH2 NHCOPnc 1-122 H H Et CH2 NHCOHxc 1-123 H H Et CH2 NHCO(2-Fur) 1-124 H H Et CH2 NHCO(2-Thi) 1-125 H H Et CH2 NHCO2Me 1-126 H H Et CH2 NHCO2Et 1-127 H H Et CH2 NHCONHMe 1-128 H H Et CH2 NHCONHCH2Ph 1-129 H H Et CH2 NHCSNHMe 1-130 H H Et CH2 NHCSNHCH2Ph 1-131 H Me H CH2 NHCOMe 1-132 H Me H CH2 NHCOEt 1-133 H Me H CH2 NHCOCF3 1-134 H Me H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-135 H Me H CH2 NHCOPnc 1-136 H Me H CH2 NHCOHxc 1-137 H Me H CH2 NHCOCH2Ph 1-138 H Me H CH2 NHCO(2-Fur) 1-139 H Me H CH2 NHCO(2-Thi) 1-140 H Me H CH2 NHCO2Me 1-141 H Me H CH2 NHCO2Et 1-142 H Me H CH2 NHCONH2 1-143 H Me H CH2 NHCONHMe 1-144 H Me H CH2 NHCONHCH2Ph 1-145 H Me H CH2 NHCSNH2 1-146 H Me H CH2 NHCSNHMe 1-147 H Me H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-148 H Me H CH2 PHID 1-149 H Et H CH2 NHCOMe 1-150 H Et H CH2 NHCOEt 1-151 H Et H CH2 NHCOCF3 1-152 H Et H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-153 H Et H CH2 NHCOPnc 1-154 H Et H CH2 NHCOHxc 1-155 H Et H CH2 NHCOCH2Ph 1-156 H Et H CH2 NHCO(2-Fur) 1-157 H Et H CH2 NHCO(2-Thi) 1-158 H Et H CH2 NHCO2Me 1-159 H Et H CH2 NHCO2Et 1-160 H Et H CH2 NHCONH2 1-161 H Et H CH2 NHCONHMe 1-162 H Et H CH2 NHCONHCH2Ph 1-163 H Et H CH2 NHCSNH2 1-164 H Et H CH2 NHCSNHMe 1-165 H Et H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-166 H Et H CH2 PHID 1-167 H Pr H CH2 NHCOMe 1-168 H Pr H CH2 NHCOEt 1-169 H Pr H CH2 NHCOCF3 1-170 H Pr H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-171 H Pr H CH2 NHCOPnc 1-172 H Pr H CH2 NHCOHxc 1-173 H Pr H CH2 NHCOCH2Ph 1-174 H Pr H CH2 NHCO(2-Fur) 1-175 H Pr H CH2 NHCO(2-Thi) 1-176 H Pr H CH2 NHCO2Me 1-177 H Pr H CH2 NHCO2Et 1-178 H Pr H CH2 NHCONH2 1-179 H Pr H CH2 NHCONHMe 1-180 H Pr H CH2 NHCONHCH2Ph 1-181 H Pr H CH2 NHCSNH2 1-182 H Pr H CH2 NHCSNHMe 1-183 H Pr H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-184 H Pr H CH2 PHID 1-185 H Bu H CH2 NHCOMe 1-186 H Bu H CH2 NHCOEt 1-187 H Bu H CH2 NHCOCF3 1-188 H Bu H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-189 H Bu H CH2 NHCOPnc 1-190 H Bu H CH2 NHCOHxc 1-191 H Bu H CH2 NHCOCH2Ph 1-192 H Bu H CH2 NHCO(2-Fur) 1-193 H Bu H CH2 NHCO(2-Thi) 1-194 H Bu H CH2 NHCO2Me 1-195 H Bu H CH2 NHCO2Et 1-196 H Bu H CH2 NHCONH2 1-197 H Bu H CH2 NHCONHMe 1-198 H Bu H CH2 NHCONHCH2Ph 1-199 H Bu H CH2 NHCSNH2 1-200 H Bu H CH2 NHCSNHMe 1-201 H Bu H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-202 H Bu H CH2 PHID 1-203 H Bu H CH2CH2 NHCOMe 1-204 H Bu H CH2CH2 NHCOEt 1-205 H Bu H CH2CH2 NHCOCF3 1-206 H Bu H CH2CH2 NHCO(2-Fur) 1-207 H Bu H CH2CH2 NHCO(2-Thi) 1-208 H Bu H CH2CH2 NHCO2Me 1-209 H Bu H CH2CH2 NHCO2Et 1-210 H Bu H CH2CH2 NHCONH2 1-211 H Bu H CH2CH2 NHCONHMe 1-212 H Bu H CH2CH2 NHCONHEt 1-213 H Bu H CH2CH2 NHCONHCH2Ph 1-214 H Bu H CH2CH2 NHCSNH2 1-215 H Bu H CH2CH2 NHCSNHMe 1-216 H Bu H CH2CH2 NHCSNHEt 1-217 H Bu H CH2CH2 NHCSNHCH2Ph 1-218 H Bu H CH2CH2 PHID 1-219 H Bu Me CH2 NHCOMe 1-220 H Bu Me CH2 NHCOEt 1-221 H Bu Me CH2 NHCOCF3 1-222 H Bu Me CH2 NHCO(2-Fur) 1-223 H Bu Me CH2 NHCO(2-Thi) 1-224 H Bu Me CH2 NHCO2Me 1-225 H Bu Me CH2 NHCO2Et 1-226 H Bu Me CH2 NHCONH2 1-227 H Bu Me CH2 NHCONHMe 1-228 H Bu Me CH2 NHCONHEt 1-229 H Bu Me CH2 NHCONHCH2Ph 1-230 H Bu Me CH2 NHCSNH2 1-231 H Bu Me CH2 NHCSNHMe 1-232 H Bu Me CH2 NHCSNHEt 1-233 H Bu Me CH2 NHCSNHCH2Ph 1-234 H Bu Me CH2 PHID 1-235 H Pn H CH2 NH2 1-236 H Pn H CH2 NHMe 1-237 H Pn H CH2 NHEt 1-238 H Pn H CH2 NMe2 1-239 H Pn H CH2 NHCOMe 1-240 H Pn H CH2 NHCOEt 1-241 H Pn H CH2 NHCOPr 1-242 H Pn H CH2 NHCOPri 1-243 H Pn H CH2 NHCOBu 1-244 H Pn H CH2 NHCOBui 1-245 H Pn H CH2 NHCOBut 1-246 H Pn H CH2 NHCOCH2OMe 1-247 H Pn H CH2 NHCOCH2F 1-248 H Pn H CH2 NHCOCF3 1-249 H Pn H CH2 NHCOCH2Cl 1-250 H Pn H CH2 NHCOCH2NH2 1-251 H Pn H CH2 NHCOCH2NHMe 1-252 H Pn H CH2 NHCOCH2NHEt 1-253 H Pn H CH2 NHCOCH2NMe2 1-254 H Pn H CH2 NHCOCH2COMe 1-255 H Pn H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-256 H Pn H CH2 NHCOPrc 1-257 H Pn H CH2 NHCOPnc 1-258 H Pn H CH2 NHCOHxc 1-259 H Pn H CH2 NHCOHpc 1-260 H Pn H CH2 NHCOPh 1-261 H Pn H CH2 NHCOCH2Ph 1-262 H Pn H CH2 NHCOCH2CH2Ph 1-263 H Pn H CH2 NHCO(2-Fur) 1-264 H Pn H CH2 NHCO(3-Fur) 1-265 H Pn H CH2 NHCO(2-Thi) 1-266 H Pn H CH2 NHCO(3-Thi) 1-267 H Pn H CH2 NHCO(3-Pyr) 1-268 H Pn H CH2 NHCO(4-Pyr) 1-269 H Pn H CH2 NHCO2Me 1-270 H Pn H CH2 NHCO2Et 1-271 H Pn H CH2 NHCO2Pr 1-272 H Pn H CH2 NHCO2Pri 1-273 H Pn H CH2 NHCO2Bu 1-274 H Pn H CH2 NHCO2Bui 1-275 H Pn H CH2 NHCO2But 1-276 H Pn H CH2 NHSO2Me 1-277 H Pn H CH2 NHSO2Et 1-278 H Pn H CH2 NHSO2Ph 1-279 H Pn H CH2 NHCONH2 1-280 H Pn H CH2 NHCONHMe 1-281 H Pn H CH2 NHCONHEt 1-282 H Pn H CH2 NHCONHPr 1-283 H Pn H CH2 NHCONHPri 1-284 H Pn H CH2 NHCONHBu 1-285 H Pn H CH2 NHCONHCH2Ph 1-286 H Pn H CH2 NHCONHCH2CH2Ph 1-287 H Pn H CH2 NHCSNH2 1-288 H Pn H CH2 NHCSNHMe 1-289 H Pn H CH2 NHCSNHEt 1-290 H Pn H CH2 NHCSNHPr 1-291 H Pn H CH2 NHCSNHPri 1-292 H Pn H CH2 NHCSNHBu 1-293 H Pn H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-294 H Pn H CH2 NHCSNHCH2CH2Ph 1-295 H Pn H CH2 PHID 1-296 H Pn H CH2CH2 NH2 1-297 H Pn H CH2CH2 NHMe2 1-298 H Pn H CH2CH2 NHCOMe 1-299 H Pn H CH2CH2 NHCOEt 1-300 H Pn H CH2CH2 NHCOPr 1-301 H Pn H CH2CH2 NHCOPri 1-302 H Pn H CH2CH2 NHCOBu 1-303 H Pn H CH2CH2 NHCOCF3 1-304 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2NH2 1-305 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2COMe 1-306 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-307 H Pn H CH2CH2 NHCOPnc 1-308 H Pn H CH2CH2 NHCOHxc 1-309 H Pn H CH2CH2 NHCOHpc 1-310 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2Ph 1-311 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2CH2Ph 1-312 H Pn H CH2CH2 NHCO(2-Fur) 1-313 H Pn H CH2CH2 NHCO(3-Fur) 1-314 H Pn H CH2CH2 NHCO(2-Thi) 1-315 H Pn H CH2CH2 NHCO(3-Thi) 1-316 H Pn H CH2CH2 NHCO(3-Pyr) 1-317 H Pn H CH2CH2 NHCO2Me 1-318 H Pn H CH2CH2 NHCO2Et 1-319 H Pn H CH2CH2 NHCO2Pr 1-320 H Pn H CH2CH2 NHCO2Pri 1-321 H Pn H CH2CH2 NHCO2Bu 1-322 H Pn H CH2CH2 NHSO2Me 1-323 H Pn H CH2CH2 NHCONH2 1-324 H Pn H CH2CH2 NHCONHMe 1-325 H Pn H CH2CH2 NHCONHEt 1-326 H Pn H CH2CH2 NHCONHCH2Ph 1-327 H Pn H CH2CH2 NHCONHCH2CH2Ph 1-328 H Pn H CH2CH2 NHCSNH2 1-329 H Pn H CH2CH2 NHCSNHMe 1-330 H Pn H CH2CH2 NHCSNHEt 1-331 H Pn H CH2CH2 NHCSNHCH2Ph 1-332 H Pn H CH2CH2 NHCSNHCH2CH2Ph 1-333 H Pn H CH2CH2 PHID 1-334 H Pn Me CH2 NH2 1-335 H Pn Me CH2 NHCOMe 1-336 H Pn Me CH2 NHCOEt 1-337 H Pn Me CH2 NHCOCF3 1-338 H Pn Me CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-339 H Pn Me CH2 NHCOPnc 1-340 H Pn Me CH2 NHCOHxc 1-341 H Pn Me CH2 NHCOCH2Ph 1-342 H Pn Me CH2 NHCO(2-Fur) 1-343 H Pn Me CH2 NHCO(2-Thi) 1-344 H Pn Me CH2 NHCO2Me 1-345 H Pn Me CH2 NHCO2Et 1-346 H Pn Me CH2 NHCONH2 1-347 H Pn Me CH2 NHCONHMe 1-348 H Pn Me CH2 NHCONHCH2Ph 1-349 H Pn Me CH2 NHCSNH2 1-350 H Pn Me CH2 NHCSNHMe 1-351 H Pn Me CH2 NHCSNHCH2Ph 1-352 H Pn Me CH2 PHID 1-353 H Pn Et CH2 NHCOMe 1-354 H Pn Et CH2 NHCOEt 1-355 H Pn Et CH2 NHCOPnc 1-356 H Pn Et CH2 NHCOHxc 1-357 H Pn Et CH2 NHCO(2-Fur) 1-358 H Pn Et CH2 NHCO(2-Thi) 1-359 H Pn Et CH2 NHCO2Me 1-360 H Pn Et CH2 NHCO2Et 1-361 H Pn Et CH2 NHCONHMe 1-362 H Pn Et CH2 NHCONHCH2Ph 1-363 H Pn Et CH2 NHCSNHMe 1-364 H Pn Et CH2 NHCSNHCH2Ph 1-365 H Hx H CH2 NH2 1-366 H Hx H CH2 NHCOMe 1-367 H Hx H CH2 NHCOEt 1-368 H Hx H CH2 NHCOCF3 1-369 H Hx H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-370 H Hx H CH2 NHCOPnc 1-371 H Hx H CH2 NHCOHxc 1-372 H Hx H CH2 NHCOCH2Ph 1-373 H Hx H CH2 NHCO(2-Fur) 1-374 H Hx H CH2 NHCO(2-Thi) 1-375 H Hx H CH2 NHCO2Me 1-376 H Hx H CH2 NHCO2Et 1-377 H Hx H CH2 NHCONH2 1-378 H Hx H CH2 NHCONHMe 1-379 H Hx H CH2 NHCONHCH2Ph 1-380 H Hx H CH2 NHCSNH2 1-381 H Hx H CH2 NHCSNHMe 1-382 H Hx H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-383 H Hx H CH2 PHID 1-384 H Hx H CH2CH2 NHCOMe 1-385 H Hx H CH2CH2 NHCOEt 1-386 H Hx H CH2CH2 NHCOCF3 1-387 H Hx H CH2CH2 NHCO(2-Fur) 1-388 H Hx H CH2CH2 NHCO(2-Thi) 1-389 H Hx H CH2CH2 NHCO2Me 1-390 H Hx H CH2CH2 NHCO2Et 1-391 H Hx H CH2CH2 NHCONH2 1-392 H Hx H CH2CH2 NHCONHMe 1-393 H Hx H CH2CH2 NHCONHEt 1-394 H Hx H CH2CH2 NHCOCH2Ph 1-395 H Hx H CH2CH2 NHCSNH2 1-396 H Hx H CH2CH2 NHCSNHMe 1-397 H Hx H CH2CH2 NHCSNHEt 1-398 H Hx H CH2CH2 NHCSCH2Ph 1-399 H Hx H CH2CH2 PHID 1-400 H Hx Me CH2 NHCOMe 1-401 H Hx Me CH2 NHCOEt 1-402 H Hx Me CH2 NHCOCF3 1-403 H Hx Me CH2 NHCO(2-Fur) 1-404 H Hx Me CH2 NHCO(2-Thi) 1-405 H Hx Me CH2 NHCO2Me 1-406 H Hx Me CH2 NHCO2Et 1-407 H Hx Me CH2 NHCONH2 1-408 H Hx Me CH2 NHCONHMe 1-409 H Hx Me CH2 NHCONHEt 1-410 H Hx Me CH2 NHCOCH2Ph 1-411 H Hx Me CH2 NHCSNH2 1-412 H Hx Me CH2 NHCSNHMe 1-413 H Hx Me CH2 NHCSNHEt 1-414 H Hx Me CH2 NHCSCH2Ph 1-415 H Hx Me CH2 PHID 1-416 H Hp H CH2 NHCOMe 1-417 H Hp H CH2 NHCOEt 1-418 H Hp H CH2 NHCOCF3 1-419 H Hp H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-420 H Hp H CH2 NHCOPnc 1-421 H Hp H CH2 NHCOHxc 1-422 H Hp H CH2 NHCOCH2Ph 1-423 H Hp H CH2 NHCO(2-Fur) 1-424 H Hp H CH2 NHCO(2-Thi) 1-425 H Hp H CH2 NHCO2Me 1-426 H Hp H CH2 NHCO2Et 1-427 H Hp H CH2 NHCONH2 1-428 H Hp H CH2 NHCONHMe 1-429 H Hp H CH2 NHCONHCH2Ph 1-430 H Hp H CH2 NHCSNH2 1-431 H Hp H CH2 NHCSNHMe 1-432 H Hp H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-433 H Hp H CH2 PHID 1-434 H Oc H CH2 NHCOMe 1-435 H Oc H CH2 NHCOEt 1-436 H Oc H CH2 NHCOCF3 1-437 H Oc H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-438 H Oc H CH2 NHCOPnc 1-439 H Oc H CH2 NHCOHxc 1-440 H Oc H CH2 NHCOCH2Ph 1-441 H Oc H CH2 NHCO(2-Fur) 1-442 H Oc H CH2 NHCO(2-Thi) 1-443 H Oc H CH2 NHCO2Me 1-444 H Oc H CH2 NHCO2Et 1-445 H Oc H CH2 NHCONH2 1-446 H Oc H CH2 NHCONHMe 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NHCONHCH2Ph 1-484 H Pni H CH2 NHCSNH2 1-485 H Pni H CH2 NHCSNHMe 1-486 H Pni H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-487 H Pni H CH2 PHID 1-488 H Hxi H CH2 NHCOMe 1-489 H Hxi H CH2 NHCOEt 1-490 H Hxi H CH2 NHCOCF3 1-491 H Hxi H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-492 H Hxi H CH2 NHCOPnc 1-493 H Hxi H CH2 NHCOHxc 1-494 H Hxi H CH2 NHCOCH2Ph 1-495 H Hxi H CH2 NHCO(2-Fur) 1-496 H Hxi H CH2 NHCO(2-Thi) 1-497 H Hxi H CH2 NHCO2Me 1-498 H Hxi H CH2 NHCO2Et 1-499 H Hxi H CH2 NHCONH2 1-500 H Hxi H CH2 NHCONHMe 1-501 H Hxi H CH2 NHCONHCH2Ph 1-502 H Hxi H CH2 NHCSNH2 1-503 H Hxi H CH2 NHCSNHMe 1-504 H Hxi H CH2 NHCSNHCH2Ph 1-505 H Hxi H CH2 PHID 1-506 Pn Pn H CH2 NHCOMe 1-507 Pn Pn H CH2 NHCOEt 1-508 Pn Pn H CH2 NHCOCF3 1-509 Pn Pn H CH2 NHCOCH2CH2COMe 1-510 Pn Pn H CH2 NHCOPnc 1-511 Pn Pn H CH2 NHCOHxc 1-512 Pn Pn H CH2 NHCOCH2Ph 1-513 Pn Pn H CH2 NHCO(2-Fur) 1-514 Pn Pn H CH2 NHCO(2-Thi) 1-515 Pn Pn H CH2 NHCO2Me 1-516 Pn Pn H CH2 NHCO2Et 1-517 Pn Pn H CH2 NHCONH2 1-518 Pn Pn H CH2 NHCONHMe 1-519 Pn Pn H CH2 NHCOCH2Ph 1-520 Pn Pn H CH2 NHCSNH2 1-521 Pn Pn H CH2 NHCSNHMe 1-522 Pn Pn H CH2 NHCSCH2Ph 1-523 Pn Pn H CH2 PHID 1-524 H H H CH2 NHCOCH2NHCO2Me 1-525 H H H CH2 NHCOCH2NHCO2But 1-526 H H H CH2 NHCOCH2NMeCO2Me 1-527 H H H CH2 NHCOCH2NMeCO2But 1-528 H H H CH2 NHCOCH2NEtCO2But 1-529 H H H CH2 NMeCO2Me 1-530 H H H CH2 NMeCO2But 1-531 H H H CH2 NEtCO2But 1-532 H Pn H CH2 NHCOCH2NHCO2Me 1-533 H Pn H CH2 NHCOCH2NHCO2But 1-534 H Pn H CH2 NHCOCH2NMeCO2Me 1-535 H Pn H CH2 NHCOCH2NMeCO2But 1-536 H Pn H CH2 NHCOCH2NEtCO2But 1-537 H Pn H CH2 NMeCO2Me 1-538 H Pn H CH2 NMeCO2But 1-539 H Pn H CH2 NEtCO2But ──────────────────────────────────。
【0035】
【表2】 ──────────────────────────────────── No. R234 A R1 ──────────────────────────────────── 2-1 H H H CH2 NH2 2-2 H H H CH2 NHMe 2-3 H H H CH2 NHEt 2-4 H H H CH2 NMe2 2-5 H H H CH2 NHCOMe 2-6 H H H CH2 NHCOEt 2-7 H H H CH2 NHCOPr 2-8 H H H CH2 NHCOPri 2-9 H H H CH2 NHCOBu 2-10 H H H CH2 NHCOBui 2-11 H H H CH2 NHCOBut 2-12 H H H CH2 NHCOCH2OMe 2-13 H H H CH2 NHCOCH2F 2-14 H H H CH2 NHCOCF3 2-15 H H H CH2 NHCOCH2Cl 2-16 H H H CH2 NHCOCH2NH2 2-17 H H H CH2 NHCOCH2NHMe 2-18 H H H CH2 NHCOCH2NHEt 2-19 H H H CH2 NHCOCH2NMe2 2-20 H H H CH2 NHCOCH2COMe 2-21 H H H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-22 H H H CH2 NHCOPrc 2-23 H H H CH2 NHCOPnc 2-24 H H H CH2 NHCOHxc 2-25 H H H CH2 NHCOHpc 2-26 H H H CH2 NHCOPh 2-27 H H H CH2 NHCOCH2Ph 2-28 H H H CH2 NHCOCH2CH2Ph 2-29 H H H CH2 NHCO(2-Fur) 2-30 H H H CH2 NHCO(3-Fur) 2-31 H H H CH2 NHCO(2-Thi) 2-32 H H H CH2 NHCO(3-Thi) 2-33 H H H CH2 NHCO(3-Pyr) 2-34 H H H CH2 NHCO(4-Pyr) 2-35 H H H CH2 NHCO2Me 2-36 H H H CH2 NHCO2Et 2-37 H H H CH2 NHCO2Pr 2-38 H H H CH2 NHCO2Pri 2-39 H H H CH2 NHCO2Bu 2-40 H H H CH2 NHCO2Bui 2-41 H H H CH2 NHCO2But 2-42 H H H CH2 NHSO2Me 2-43 H H H CH2 NHSO2Et 2-44 H H H CH2 NHSO2Ph 2-45 H H H CH2 NHCONH2 2-46 H H H CH2 NHCONHMe 2-47 H H H CH2 NHCONHEt 2-48 H H H CH2 NHCONHPr 2-49 H H H CH2 NHCONHPri 2-50 H H H CH2 NHCONHBu 2-51 H H H CH2 NHCONHCH2Ph 2-52 H H H CH2 NHCONHCH2CH2Ph 2-53 H H H CH2 NHCSNH2 2-54 H H H CH2 NHCSNHMe 2-55 H H H CH2 NHCSNHEt 2-56 H H H CH2 NHCSNHPr 2-57 H H H CH2 NHCSNHPri 2-58 H H H CH2 NHCSNHBu 2-59 H H H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-60 H H H CH2 NHCSNHCH2CH2Ph 2-61 H H H CH2 PHID 2-62 H H H CH2CH2 NH2 2-63 H H H CH2CH2 NHMe2 2-64 H H H CH2CH2 NHCOMe 2-65 H H H CH2CH2 NHCOEt 2-66 H H H CH2CH2 NHCOPr 2-67 H H H CH2CH2 NHCOPri 2-68 H H H CH2CH2 NHCOBu 2-69 H H H CH2CH2 NHCOCF3 2-70 H H H CH2CH2 NHCOCH2NH2 2-71 H H H CH2CH2 NHCOCH2COMe 2-72 H H H CH2CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-73 H H H CH2CH2 NHCOPnc 2-74 H H H CH2CH2 NHCOHxc 2-75 H H H CH2CH2 NHCOHpc 2-76 H H H CH2CH2 NHCOCH2Ph 2-77 H H H CH2CH2 NHCOCH2CH2Ph 2-78 H H H CH2CH2 NHCO(2-Fur) 2-79 H H H CH2CH2 NHCO(3-Fur) 2-80 H H H CH2CH2 NHCO(2-Thi) 2-81 H H H CH2CH2 NHCO(3-Thi) 2-82 H H H CH2CH2 NHCO(3-Pyr) 2-83 H H H CH2CH2 NHCO2Me 2-84 H H H CH2CH2 NHCO2Et 2-85 H H H CH2CH2 NHCO2Pr 2-86 H H H CH2CH2 NHCO2Pri 2-87 H H H CH2CH2 NHCO2Bu 2-88 H H H CH2CH2 NHSO2Me 2-89 H H H CH2CH2 NHCONH2 2-90 H H H CH2CH2 NHCONHMe 2-91 H H H CH2CH2 NHCONHEt 2-92 H H H CH2CH2 NHCONHCH2Ph 2-93 H H H CH2CH2 NHCONHCH2CH2Ph 2-94 H H H CH2CH2 NHCSNH2 2-95 H H H CH2CH2 NHCSNHMe 2-96 H H H CH2CH2 NHCSNHEt 2-97 H H H CH2CH2 NHCSNHCH2Ph 2-98 H H H CH2CH2 NHCSNHCH2CH2Ph 2-99 H H H CH2CH2 PHID 2-100 H H Me CH2 NH2 2-101 H H Me CH2 NHCOMe 2-102 H H Me CH2 NHCOEt 2-103 H H Me CH2 NHCOCF3 2-104 H H Me CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-105 H H Me CH2 NHCOPnc 2-106 H H Me CH2 NHCOHxc 2-107 H H Me CH2 NHCOCH2Ph 2-109 H H Me CH2 NHCO(2-Thi) 2-110 H H Me CH2 NHCO2Me 2-111 H H Me CH2 NHCO2Et 2-112 H H Me CH2 NHCONH2 2-113 H H Me CH2 NHCONHMe 2-114 H H Me CH2 NHCONHCH2Ph 2-115 H H Me CH2 NHCSNH2 2-116 H H Me CH2 NHCSNHMe 2-117 H H Me CH2 NHCSNHCH2Ph 2-118 H H Me CH2 PHID 2-119 H H Et CH2 NHCOMe 2-120 H H Et CH2 NHCOEt 2-121 H H Et CH2 NHCOPnc 2-122 H H Et CH2 NHCOHxc 2-123 H H Et CH2 NHCO(2-Fur) 2-124 H H Et CH2 NHCO(2-Thi) 2-125 H H Et CH2 NHCO2Me 2-126 H H Et CH2 NHCO2Et 2-127 H H Et CH2 NHCONHMe 2-128 H H Et CH2 NHCONHCH2Ph 2-129 H H Et CH2 NHCSNHMe 2-130 H H Et CH2 NHCSNHCH2Ph 2-131 H Me H CH2 NHCOMe 2-132 H Me H CH2 NHCOEt 2-133 H Me H CH2 NHCOCF3 2-134 H Me H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-135 H Me H CH2 NHCOPnc 2-136 H Me H CH2 NHCOHxc 2-137 H Me H CH2 NHCOCH2Ph 2-138 H Me H CH2 NHCO(2-Fur) 2-139 H Me H CH2 NHCO(2-Thi) 2-140 H Me H CH2 NHCO2Me 2-141 H Me H CH2 NHCO2Et 2-142 H Me H CH2 NHCONH2 2-143 H Me H CH2 NHCONHMe 2-144 H Me H CH2 NHCONHCH2Ph 2-145 H Me H CH2 NHCSNH2 2-146 H Me H CH2 NHCSNHMe 2-147 H Me H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-148 H Me H CH2 PHID 2-149 H Et H CH2 NHCOMe 2-150 H Et H CH2 NHCOEt 2-151 H Et H CH2 NHCOCF3 2-152 H Et H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-153 H Et H CH2 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NHCOCH2Ph 2-192 H Bu H CH2 NHCO(2-Fur) 2-193 H Bu H CH2 NHCO(2-Thi) 2-194 H Bu H CH2 NHCO2Me 2-195 H Bu H CH2 NHCO2Et 2-196 H Bu H CH2 NHCONH2 2-197 H Bu H CH2 NHCONHMe 2-198 H Bu H CH2 NHCONHCH2Ph 2-199 H Bu H CH2 NHCSNH2 2-200 H Bu H CH2 NHCSNHMe 2-201 H Bu H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-202 H Bu H CH2 PHID 2-203 H Bu H CH2CH2 NHCOMe 2-204 H Bu H CH2CH2 NHCOEt 2-205 H Bu H CH2CH2 NHCOCF3 2-206 H Bu H CH2CH2 NHCO(2-Fur) 2-207 H Bu H CH2CH2 NHCO(2-Thi) 2-208 H Bu H CH2CH2 NHCO2Me 2-209 H Bu H CH2CH2 NHCO2Et 2-210 H Bu H CH2CH2 NHCONH2 2-211 H Bu H CH2CH2 NHCONHMe 2-212 H Bu H CH2CH2 NHCONHEt 2-213 H Bu H CH2CH2 NHCONHCH2Ph 2-214 H Bu H CH2CH2 NHCSNH2 2-215 H Bu H CH2CH2 NHCSNHMe 2-216 H Bu H CH2CH2 NHCSNHEt 2-217 H Bu H CH2CH2 NHCSNHCH2Ph 2-218 H Bu H CH2CH2 PHID 2-219 H Bu Me CH2 NHCOMe 2-220 H Bu Me CH2 NHCOEt 2-221 H Bu Me CH2 NHCOCF3 2-222 H Bu Me CH2 NHCO(2-Fur) 2-223 H Bu Me CH2 NHCO(2-Thi) 2-224 H Bu Me CH2 NHCO2Me 2-225 H Bu Me CH2 NHCO2Et 2-226 H Bu Me CH2 NHCONH2 2-227 H Bu Me CH2 NHCONHMe 2-228 H Bu Me CH2 NHCONHEt 2-229 H Bu Me CH2 NHCONHCH2Ph 2-230 H Bu Me CH2 NHCSNH2 2-231 H Bu Me CH2 NHCSNHMe 2-232 H Bu Me CH2 NHCSNHEt 2-233 H Bu Me CH2 NHCSNHCH2Ph 2-234 H Bu Me CH2 PHID 2-235 H Pn H CH2 NH2 2-236 H Pn H CH2 NHMe 2-237 H Pn H CH2 NHEt 2-238 H Pn H CH2 NMe2 2-239 H Pn H CH2 NHCOMe 2-240 H Pn H CH2 NHCOEt 2-241 H Pn H CH2 NHCOPr 2-242 H Pn H CH2 NHCOPri 2-243 H Pn H CH2 NHCOBu 2-244 H Pn H CH2 NHCOBui 2-245 H Pn H CH2 NHCOBut 2-246 H Pn H CH2 NHCOCH2OMe 2-247 H Pn H CH2 NHCOCH2F 2-248 H Pn H CH2 NHCOCF3 2-249 H Pn H CH2 NHCOCH2Cl 2-250 H Pn H CH2 NHCOCH2NH2 2-251 H Pn H CH2 NHCOCH2NHMe 2-252 H Pn H CH2 NHCOCH2NHEt 2-253 H Pn H CH2 NHCOCH2NMe2 2-254 H Pn H CH2 NHCOCH2COMe 2-255 H Pn H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-256 H Pn H CH2 NHCOPrc 2-257 H Pn H CH2 NHCOPnc 2-258 H Pn H CH2 NHCOHxc 2-259 H Pn H CH2 NHCOHpc 2-260 H Pn H CH2 NHCOPh 2-261 H Pn H CH2 NHCOCH2Ph 2-262 H Pn H CH2 NHCOCH2CH2Ph 2-263 H Pn H CH2 NHCO(2-Fur) 2-264 H Pn H CH2 NHCO(3-Fur) 2-265 H Pn H CH2 NHCO(2-Thi) 2-266 H Pn H CH2 NHCO(3-Thi) 2-267 H Pn H CH2 NHCO(3-Pyr) 2-268 H Pn H CH2 NHCO(4-Pyr) 2-269 H Pn H CH2 NHCO2Me 2-270 H Pn H CH2 NHCO2Et 2-271 H Pn H CH2 NHCO2Pr 2-272 H Pn H CH2 NHCO2Pri 2-273 H Pn H CH2 NHCO2Bu 2-274 H Pn H CH2 NHCO2Bui 2-275 H Pn H CH2 NHCO2But 2-276 H Pn H CH2 NHSO2Me 2-277 H Pn H CH2 NHSO2Et 2-278 H Pn H CH2 NHSO2Ph 2-279 H Pn H CH2 NHCONH2 2-280 H Pn H CH2 NHCONHMe 2-281 H Pn H CH2 NHCONHEt 2-282 H Pn H CH2 NHCONHPr 2-283 H Pn H CH2 NHCONHPri 2-284 H Pn H CH2 NHCONHBu 2-285 H Pn H CH2 NHCONHCH2Ph 2-286 H Pn H CH2 NHCONHCH2CH2Ph 2-287 H Pn H CH2 NHCSNH2 2-288 H Pn H CH2 NHCSNHMe 2-289 H Pn H CH2 NHCSNHEt 2-290 H Pn H CH2 NHCSNHPr 2-291 H Pn H CH2 NHCSNHPri 2-292 H Pn H CH2 NHCSNHBu 2-293 H Pn H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-294 H Pn H CH2 NHCSNHCH2CH2Ph 2-295 H Pn H CH2 PHID 2-296 H Pn H CH2CH2 NH2 2-297 H Pn H CH2CH2 NHMe2 2-298 H Pn H CH2CH2 NHCOMe 2-299 H Pn H CH2CH2 NHCOEt 2-300 H Pn H CH2CH2 NHCOPr 2-301 H Pn H CH2CH2 NHCOPri 2-302 H Pn H CH2CH2 NHCOBu 2-303 H Pn H CH2CH2 NHCOCF3 2-304 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2NH2 2-305 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2COMe 2-306 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-307 H Pn H CH2CH2 NHCOPnc 2-308 H Pn H CH2CH2 NHCOHxc 2-309 H Pn H CH2CH2 NHCOHpc 2-310 H Pn H CH2CH2 NHCOCH2Ph 2-312 H Pn H CH2CH2 NHCO(2-Fur) 2-313 H Pn H CH2CH2 NHCO(3-Fur) 2-314 H Pn H CH2CH2 NHCO(2-Thi) 2-315 H Pn H CH2CH2 NHCO(3-Thi) 2-316 H Pn H CH2CH2 NHCO(3-Pyr) 2-317 H Pn H CH2CH2 NHCO2Me 2-318 H Pn H CH2CH2 NHCO2Et 2-319 H Pn H CH2CH2 NHCO2Pr 2-320 H Pn H CH2CH2 NHCO2Pri 2-321 H Pn H CH2CH2 NHCO2Bu 2-322 H Pn H CH2CH2 NHSO2Me 2-323 H Pn H CH2CH2 NHCONH2 2-324 H Pn H CH2CH2 NHCONHMe 2-325 H Pn H CH2CH2 NHCONHEt 2-326 H Pn H CH2CH2 NHCONHCH2Ph 2-327 H Pn H CH2CH2 NHCONHCH2CH2Ph 2-328 H Pn H CH2CH2 NHCSNH2 2-329 H Pn H CH2CH2 NHCSNHMe 2-330 H Pn H CH2CH2 NHCSNHEt 2-331 H Pn H CH2CH2 NHCSNHCH2Ph 2-332 H Pn H CH2CH2 NHCSNHCH2CH2Ph 2-333 H Pn H CH2CH2 PHID 2-334 H Pn Me CH2 NH2 2-335 H Pn Me CH2 NHCOMe 2-336 H Pn Me CH2 NHCOEt 2-337 H Pn Me CH2 NHCOCF3 2-338 H Pn Me CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-339 H Pn Me CH2 NHCOPnc 2-340 H Pn Me CH2 NHCOHxc 2-341 H Pn Me CH2 NHCOCH2Ph 2-342 H Pn Me CH2 NHCO(2-Fur) 2-343 H Pn Me CH2 NHCO(2-Thi) 2-344 H Pn Me CH2 NHCO2Me 2-345 H Pn Me CH2 NHCO2Et 2-346 H Pn Me CH2 NHCONH2 2-347 H Pn Me CH2 NHCONHMe 2-348 H Pn Me CH2 NHCOCH2Ph 2-349 H Pn Me CH2 NHCSNH2 2-350 H Pn Me CH2 NHCSNHMe 2-351 H Pn Me CH2 NHCSNHCH2Ph 2-352 H Pn Me CH2 PHID 2-353 H Pn Et CH2 NHCOMe 2-354 H Pn Et CH2 NHCOEt 2-355 H Pn Et CH2 NHCOPnc 2-356 H Pn Et CH2 NHCOHxc 2-357 H Pn Et CH2 NHCO(2-Fur) 2-358 H Pn Et CH2 NHCO(2-Thi) 2-359 H Pn Et CH2 NHCO2Me 2-360 H Pn Et CH2 NHCO2Et 2-361 H Pn Et CH2 NHCONHMe 2-362 H Pn Et CH2 NHCOCH2Ph 2-363 H Pn Et CH2 NHCSNHMe 2-364 H Pn Et CH2 NHCSCH2Ph 2-365 H Hx H CH2 NH2 2-366 H Hx H CH2 NHCOMe 2-367 H Hx H CH2 NHCOEt 2-368 H Hx H CH2 NHCOCF3 2-369 H Hx H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-370 H Hx H CH2 NHCOPnc 2-371 H Hx H CH2 NHCOHxc 2-372 H Hx H CH2 NHCOCH2Ph 2-373 H Hx H CH2 NHCO(2-Fur) 2-374 H Hx H CH2 NHCO(2-Thi) 2-375 H Hx H CH2 NHCO2Me 2-376 H Hx H CH2 NHCO2Et 2-377 H Hx H CH2 NHCONH2 2-378 H Hx H CH2 NHCONHMe 2-379 H Hx H CH2 NHCONHCH2Ph 2-380 H Hx H CH2 NHCSNH2 2-381 H Hx H CH2 NHCSNHMe 2-382 H Hx H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-383 H Hx H CH2 PHID 2-384 H Hx H CH2CH2 NHCOMe 2-385 H Hx H CH2CH2 NHCOEt 2-386 H Hx H CH2CH2 NHCOCF3 2-387 H Hx H CH2CH2 NHCO(2-Fur) 2-388 H Hx H CH2CH2 NHCO(2-Thi) 2-389 H Hx H CH2CH2 NHCO2Me 2-390 H Hx H CH2CH2 NHCO2Et 2-391 H Hx H CH2CH2 NHCONH2 2-392 H Hx H CH2CH2 NHCONHMe 2-393 H Hx H CH2CH2 NHCONHEt 2-394 H Hx H CH2CH2 NHCONHCH2Ph 2-395 H Hx H CH2CH2 NHCSNH2 2-396 H Hx H CH2CH2 NHCSNHMe 2-397 H Hx H CH2CH2 NHCSNHEt 2-398 H Hx H CH2CH2 NHCSNHCH2Ph 2-399 H Hx H CH2CH2 PHID 2-400 H Hx Me CH2 NHCOMe 2-401 H Hx Me CH2 NHCOEt 2-402 H Hx Me CH2 NHCOCF3 2-403 H Hx Me CH2 NHCO(2-Fur) 2-404 H Hx Me CH2 NHCO(2-Thi) 2-405 H Hx Me CH2 NHCO2Me 2-406 H Hx Me CH2 NHCO2Et 2-407 H Hx Me CH2 NHCONH2 2-408 H Hx Me CH2 NHCONHMe 2-409 H Hx Me CH2 NHCONHEt 2-410 H Hx Me CH2 NHCONHCH2Ph 2-411 H Hx Me CH2 NHCSNH2 2-412 H Hx Me CH2 NHCSNHMe 2-413 H Hx Me CH2 NHCSNHEt 2-414 H Hx Me CH2 NHCSNHCH2Ph 2-415 H Hx Me CH2 PHID 2-416 H Hp H CH2 NHCOMe 2-417 H Hp H CH2 NHCOEt 2-418 H Hp H CH2 NHCOCF3 2-419 H Hp H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-420 H Hp H CH2 NHCOPnc 2-421 H Hp H CH2 NHCOHxc 2-422 H Hp H CH2 NHCOCH2Ph 2-423 H Hp H CH2 NHCO(2-Fur) 2-424 H Hp H CH2 NHCO(2-Thi) 2-425 H Hp H CH2 NHCO2Me 2-426 H Hp H CH2 NHCO2Et 2-427 H Hp H CH2 NHCONH2 2-428 H Hp H CH2 NHCONHMe 2-429 H Hp H CH2 NHCONHCH2Ph 2-430 H Hp H CH2 NHCSNH2 2-431 H Hp H CH2 NHCSNHMe 2-432 H Hp H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-433 H Hp H CH2 PHID 2-434 H Oc H CH2 NHCOMe 2-435 H Oc H CH2 NHCOEt 2-436 H Oc H CH2 NHCOCF3 2-437 H Oc H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-438 H Oc H CH2 NHCOPnc 2-439 H Oc H CH2 NHCOHxc 2-440 H Oc H CH2 NHCOCH2Ph 2-441 H Oc H CH2 NHCO(2-Fur) 2-442 H Oc H CH2 NHCO(2-Thi) 2-443 H Oc H CH2 NHCO2Me 2-444 H Oc H CH2 NHCO2Et 2-445 H Oc H CH2 NHCONH2 2-446 H Oc H CH2 NHCONHMe 2-447 H Oc H CH2 NHCONHCH2Ph 2-448 H Oc H CH2 NHCSNH2 2-449 H Oc H CH2 NHCSNHMe 2-450 H Oc H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-451 H Oc H CH2 PHID 2-452 H Bui H CH2 NHCOMe 2-453 H Bui H CH2 NHCOEt 2-454 H Bui H CH2 NHCOCF3 2-455 H Bui H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-456 H Bui H CH2 NHCOPnc 2-457 H Bui H CH2 NHCOHxc 2-458 H Bui H CH2 NHCOCH2Ph 2-459 H Bui H CH2 NHCO(2-Fur) 2-460 H Bui H CH2 NHCO(2-Thi) 2-461 H Bui H CH2 NHCO2Me 2-462 H Bui H CH2 NHCO2Et 2-463 H Bui H CH2 NHCONH2 2-464 H Bui H CH2 NHCONHMe 2-465 H Bui H CH2 NHCONHCH2Ph 2-466 H Bui H CH2 NHCSNH2 2-467 H Bui H CH2 NHCSNHMe 2-468 H Bui H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-469 H Bui H CH2 PHID 2-470 H Pni H CH2 NHCOMe 2-471 H Pni H CH2 NHCOEt 2-472 H Pni H CH2 NHCOCF3 2-473 H Pni H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-474 H Pni H CH2 NHCOPnc 2-475 H Pni H CH2 NHCOHxc 2-476 H Pni H CH2 NHCOCH2Ph 2-477 H Pni H CH2 NHCO(2-Fur) 2-478 H Pni H CH2 NHCO(2-Thi) 2-479 H Pni H CH2 NHCO2Me 2-480 H Pni H CH2 NHCO2Et 2-481 H Pni H CH2 NHCONH2 2-482 H Pni H CH2 NHCONHMe 2-483 H Pni H CH2 NHCONHCH2Ph 2-484 H Pni H CH2 NHCSNH2 2-485 H Pni H CH2 NHCSNHMe 2-486 H Pni H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-487 H Pni H CH2 PHID 2-488 H Hxi H CH2 NHCOMe 2-489 H Hxi H CH2 NHCOEt 2-490 H Hxi H CH2 NHCOCF3 2-491 H Hxi H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-492 H Hxi H CH2 NHCOPnc 2-493 H Hxi H CH2 NHCOHxc 2-494 H Hxi H CH2 NHCOCH2Ph 2-495 H Hxi H CH2 NHCO(2-Fur) 2-496 H Hxi H CH2 NHCO(2-Thi) 2-497 H Hxi H CH2 NHCO2Me 2-498 H Hxi H CH2 NHCO2Et 2-499 H Hxi H CH2 NHCONH2 2-500 H Hxi H CH2 NHCONHMe 2-501 H Hxi H CH2 NHCONHCH2Ph 2-502 H Hxi H CH2 NHCSNH2 2-503 H Hxi H CH2 NHCSNHMe 2-504 H Hxi H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-505 H Hxi H CH2 PHID 2-506 Pn Pn H CH2 NHCOMe 2-507 Pn Pn H CH2 NHCOEt 2-508 Pn Pn H CH2 NHCOCF3 2-509 Pn Pn H CH2 NHCOCH2CH2COMe 2-510 Pn Pn H CH2 NHCOPnc 2-511 Pn Pn H CH2 NHCOHxc 2-512 Pn Pn H CH2 NHCOCH2Ph 2-513 Pn Pn H CH2 NHCO(2-Fur) 2-514 Pn Pn H CH2 NHCO(2-Thi) 2-515 Pn Pn H CH2 NHCO2Me 2-516 Pn Pn H CH2 NHCO2Et 2-517 Pn Pn H CH2 NHCONH2 2-518 Pn Pn H CH2 NHCONHMe 2-519 Pn Pn H CH2 NHCONHCH2Ph 2-520 Pn Pn H CH2 NHCSNH2 2-521 Pn Pn H CH2 NHCSNHMe 2-522 Pn Pn H CH2 NHCSNHCH2Ph 2-523 Pn Pn H CH2 PHID 2-524 H H H CH2 NHCOCH2NHCO2Me 2-525 H H H CH2 NHCOCH2NHCO2But 2-526 H H H CH2 NHCOCH2NMeCO2Me 2-527 H H H CH2 NHCOCH2NMeCO2But 2-528 H H H CH2 NHCOCH2NEtCO2But 2-529 H H H CH2 NMeCO2Me 2-530 H H H CH2 NMeCO2But 2-531 H H H CH2 NEtCO2But 2-532 H Pn H CH2 NHCOCH2NHCO2Me 2-533 H Pn H CH2 NHCOCH2NHCO2But 2-534 H Pn H CH2 NHCOCH2NMeCO2Me 1-535 H Pn H CH2 NHCOCH2NMeCO2But 2-536 H Pn H CH2 NHCOCH2NEtCO2But 2-537 H Pn H CH2 NMeCO2Me 2-538 H Pn H CH2 NMeCO2But 2-539 H Pn H CH2 NEtCO2But ──────────────────────────────────。
【0036】上記表において、好適には、化合物番号N
o.1−149、1−150、1−160、1−16
1、1−167、1−168、1−169、1−17
1、1−172、1−174、1−175、1−17
6、1−177、1−178、1−179、1−18
0、1−182、1−183、1−185、1−18
6、1−187、1−189、1−190、1−19
2、1−193、1−194、1−195、1−19
6、1−197、1−198、1−200、1−20
1、1−239、1−240、1−241、1−24
2、1−243、1−244、1−248、1−25
6、1−257、1−258、1−259、1−26
0、1−261、1−262、1−263、1−26
4、1−265、1−266、1−269、1−27
0、1−271、1−272、1−276、1−27
7、1−278、1−279、1−280、1−28
1、1−282、1−283、1−284、1−28
5、1−288、1−289、1−290、1−29
1、1−293、1−298、1−299、1−32
3、1−324、1−366、1−367、1−36
8、1−370、1−371、1−373、1−37
4、1−375、1−376、1−377、1−37
8、1−379、1−381、1−382、1−41
6、1−417、1−418、1−420、1−42
1、1−423、1−424、1−425、1−42
6、1−427、1−428、1−429、1−43
1、1−432、1−434、1−435、1−43
6、1−438、1−439、1−441、1−44
2、1−443、1−444、1−445、1−44
6、1−447、1−449、1−450、1−45
2、1−453、1−470、1−471、1−47
2、1−474、1−475、1−477、1−47
8、1−479、1−480、1−481、1−48
2、1−483、1−485、1−488、1−48
9、1−490、1−492、1−493、1−49
5、1−496、1−497、1−498、1−49
9、1−500、1−501、1−503、1−50
4、2−149、2−150、2−160、2−16
1、2−167、1−168、2−169、2−17
1、2−172、2−174、2−175、1−17
6、2−177、2−178、2−179、2−18
0、2−182、2−183、2−185、2−18
6、2−187、2−189、2−190、2−19
2、2−193、2−194、2−195、2−19
6、2−197、2−198、2−200、2−20
1、2−239、2−240、2−241、2−24
2、2−243、2−244、2−248、2−25
6、2−257、2−258、2−259、2−26
0、2−261、2−262、2−263、2−26
4、2−265、2−266、2−269、2−27
0、2−271、2−272、2−276、2−27
7、2−278、2−279、2−280、2−28
1、2−282、2−283、2−284、2−28
5、2−288、2−289、2−290、2−29
1、2−293、2−298、2−299、2−32
3、2−324、2−366、2−367、2−36
8、2−370、2−371、2−373、2−37
4、2−375、2−376、2−377、2−37
8、2−379、2−381、2−382、2−41
6、2−417、2−418、2−420、2−42
1、2−423、2−424、2−425、2−42
6、2−427、2−428、2−429、2−43
1、2−432、2−434、2−435、2−43
6、2−438、2−439、2−441、2−44
2、2−443、2−444、2−445、2−44
6、2−447、2−449、2−450、2−45
2、2−453、2−463、2−464、2−47
0、2−471、2−472、2−474、2−47
5、2−477、2−478、2−479、2−48
0、2−481、2−482、2−483、2−48
5、2−486、2−488、2−489、2−49
0、2−492、2−493、2−495、2−49
6、2−497、2−498、2−499、2−50
0、2−501、2−503及び2−504の化合物を
あげることができ、さらに好適には、化合物番号No.
1−167、1−168、1−178、1−179、1
−185、1−186、1−187、1−192、1−
193、1−194、1−195、1−196、1−1
97、1−200、1−239、1−240、1−24
1、1−242、1−243、1−244、1−24
8、1−256、1−257、1−258、1−25
9、1−260、1−261、1−262、1−26
3、1−264、1−265、1−266、1−26
9、1−270、1−279、1−280、1−28
1、1−282、1−283、1−288、1−28
9、1−290、1−291、1−366、1−36
7、1−368、1−373、1−374、1−37
5、1−376、1−377、1−378、1−38
1、1−416、1−417、1−418、1−42
3、1−424、1−425、1−426、1−42
7、1−428、1−431、1−434、1−43
5、1−445、1−446、1−470、1−47
1、1−481、1−482、1−488、1−48
9、1−499、1−500、2−167、1−16
8、2−178、2−179、2−185、2−18
6、2−187、2−196、2−197、2−20
0、2−239、2−240、2−241、2−24
2、2−243、2−244、2−248、2−25
6、2−257、2−258、2−259、2−26
0、2−261、2−262、2−263、2−26
4、2−265、2−266、2−269、2−27
0、2−279、2−280、2−281、2−28
2、2−283、2−288、2−289、2−29
0、2−291、2−366、2−367、2−36
8、2−373、2−374、2−375、2−37
6、2−377、2−378、2−381、2−41
6、2−417、2−418、2−423、2−42
4、2−425、2−426、2−427、2−42
8、2−431、2−434、2−435、2−44
5、2−446、2−470、2−471、2−48
1、2−482、2−488、2−489、2−499
及び2−500の化合物をあげることができ、さらによ
り好適には、化合物番号No.1−185、1−18
6、1−196、1−197、1−239、1−24
0、1−241、1−242、1−279、1−28
0、1−281、1−282、1−283、1−28
8、1−289、1−366、1−367、1−37
7、1−378、1−381、1−416、1−41
7、1−427、1−428、1−431、1−43
4、2−185、2−186、2−196、2−19
7、2−239、2−240、2−241、2−24
2、2−279、2−280、2−281、2−28
2、2−283、2−288、2−289、2−36
6、2−367、2−377、2−378、2−38
1、2−416、2−417、2−427、2−42
8、2−431及び2−434の化合物をあげることが
でき、特に好適には、 化合物番号No. 1−185:4−(4−アセチルアミノメチルピリミジ
ン−2−イル)−2−[(アミノ)(ブチルアミノ)メ
チレンアミノ]チアゾール、 1−186:2−[(アミノ)(ブチルアミノ)メチレ
ンアミノ]−4−(4−プロピオニルアミノメチルピリ
ミジン−2−イル)チアゾール、 1−239:4−(4−アセチルアミノメチルピリミジ
ン−2−イル)−2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)
メチレンアミノ]チアゾール、 1−240:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−(4−プロピオニルアミノメチルピ
リミジン−2−イル)チアゾール、 1−279:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−(4−ウレイドメチルピリミジン−
2−イル)チアゾール、 1−280:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[4−(3−メチルウレイド)メチ
ルピリミジン−2−イル)チアゾール、 1−281:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[4−(3−エチルウレイド)メチ
ルピリミジン−2−イル)チアゾール、 1−288:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[4−(3−メチルチオウレイド)
メチルピリミジン−2−イル)チアゾール、 1−289:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[4−(3−エチルチオウレイド)
メチルピリミジン−2−イル)チアゾール、 1−366:4−(4−アセチルアミノメチルピリミジ
ン−2−イル)−2−[(アミノ)(ヘキシルアミノ)
メチレンアミノ]チアゾール、 1−367:2−[(アミノ)(ヘキシルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−(4−プロピオニルアミノメチルピ
リミジン−2−イル)チアゾール、 1−377:2−[(アミノ)(ヘキシルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−(4−ウレイドメチルピリミジン−
2−イル)チアゾール、 1−378:2−[(アミノ)(ヘキシルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[4−(3−メチルウレイド)メチ
ルピリミジン−2−イル)チアゾール、 2−239:4−(2−アセチルアミノメチルピリミジ
ン−4−イル)−2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)
メチレンアミノ]チアゾール、 2−240:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−(2−プロピオニルアミノメチルピ
リミジン−4−イル)チアゾール、 2−279:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−(2−ウレイドメチルピリミジン−
4−イル)チアゾール、 2−280:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[2−(3−メチルウレイド)メチ
ルピリミジン−4−イル)チアゾール、 2−281:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[2−(3−エチルウレイド)メチ
ルピリミジン−4−イル)チアゾール、 2−288:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[2−(3−メチルチオウレイド)
メチルピリミジン−4−イル)チアゾール及び 2−289:2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチ
レンアミノ]−4−[2−(3−エチルチオウレイド)
メチルピリミジン−4−イル)チアゾールの化合物をあ
げることができる。
【0037】本発明の化合物(I)は、以下の方法に従
って容易に製造される。
【0038】
【化4】
【0039】
【化5】
【0040】上記式中、R1 、R2 、R3 、R4 及びA
は、前述したものと同意義を示し、R1 a は、C1 −C
6 アルカノイルアミノ基、(C1 −C6 アルコキシ)−
2−C5 アルカノイルアミノ基、ハロゲノ−C2 −C5
アルカノイルアミノ基、(ジ−C1 −C6 アルキルア
ミノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、(C1−C6
アルコキシカルボニルアミノ)−C2 −C5 アルカノ
イルアミノ基、(C1 −C6 アルコキシカルボニル−モ
ノーC1 −C6 アルキルアミノ)−C2−C5 アルカノ
イルアミノ基、(C1 −C6 アルカノイル)−C2 −C
5 アルカノイルアミノ基、C3 −C8 シクロアルキルカ
ルボニルアミノ基、C6 −C10アリールカルボニルアミ
ノ基、C7 −C11アラルキルカルボニルアミノ基、窒
素、酸素若しくは硫黄原子を含有する5乃至6員環状ヘ
テロアリールカルボニルアミノ基、C1 −C6 アルコキ
シカルボニルアミノ基、(C1 −C6 アルコキシカルボ
ニル)−モノーC1 −C6 アルキルアミノ基又はフタル
イミド基を示し、R5は、C1 −C6 アルキル基を示
し、Yは、ハロゲン原子(好適には、塩素原子、臭素原
子又は沃素原子)を示す。
【0041】A法は化合物(I) を化合物を製造する方法
である。第A1工程は、一般式(III) を有する化合物を
製造する工程で、不活性溶剤中、水の存在下、一般式
(II)を有する化合物をハロゲン化剤と反応させること
によって達成される。
【0042】使用されるハロゲン化剤は、例えば、N−
クロルこはく酸イミド、N−ブロムこはく酸イミド、N
−ヨードこはく酸イミドのようなN−ハロゲノこはく酸
イミド、塩素、臭素のようなハロゲン、塩化ナトリウム
−四酢酸鉛、臭化ナトリウム−四酢酸鉛、沃化ナトリウ
ム−四酢酸鉛のようなアルカリ金属ハロゲン化物−四酢
酸鉛であり得、好適には、N−ハロゲノこはく酸イミド
(特に、N−ブロムこはく酸イミド)である。
【0043】使用される不活性溶媒は、反応に関与しな
ければ特に限定されず、例えば、ジクロロメタン、クロ
ロホルムのようなハロゲン化炭化水素類、エーテル、テ
トラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、酢
酸エチルのようなエステル類、メタノール、エタノー
ル、イソプロパノールのようなアルコール類、ジメチル
ホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホ
スホロトリアミドのようなアミド類又はアセトニトリル
のようなニトリル類であり得、好適には、エーテル類
(特に、テトラヒドロフラン)である。反応温度は、通
常、−20℃乃至100℃(好適には、−10℃乃至2
0℃)であり、反応に要する時間は、反応温度等によっ
て異なるが通常、5分間乃至2時間(好適には、10分
間乃至30分間)である。
【0044】反応終了後、本工程の目的化合物は、常法
に従って反応混合物から採取することができる。例え
ば、適宜中和して、反応混合物から溶剤を留去すること
又は必要に応じて、反応混合物から溶剤を留去した後、
反応混合物を水にあけ、水不溶性有機溶剤で抽出し、乾
燥して、抽出液から溶剤を留去することによって得るこ
とができる。さらに、必要に応じ、常法、例えば再結
晶、再沈澱又はクロマトグラフィー等によって更に精製
できる。
【0045】第A2工程は、化合物(I) を製造する工程
で、不活性溶剤中、化合物(III)を一般式 (IV) を有す
る化合物と反応させることによって達成される。
【0046】使用される不活性溶媒は、反応に関与しな
ければ特に限定されず、例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類、ジクロロメタン、
クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素類、エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類、酢酸エチル、酢酸プロピルのようなエステル類、メ
タノール、エタノール、イソプロパノールのようなアル
コール類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミ
ド、ヘキサメチルホスホロトリアミドのようなアミド類
又はアセトニトリルのようなニトリル類であり得、好適
には、アルコール類(特に、エタノール)である。反応
温度は、通常、−20℃乃至100℃(好適には、20
℃乃至60℃)であり、反応に要する時間は、反応温度
等によって異なるが通常、10分間乃至10時間(好適
には、30分間乃至5時間)である。
【0047】反応終了後、本工程の目的化合物は、常法
に従って反応混合物から採取することができる。例え
ば、適宜中和して、反応混合物から溶剤を留去すること
又は必要に応じて、反応混合物から溶剤を留去した後、
反応混合物を水にあけ、水不溶性有機溶剤で抽出し、乾
燥して、抽出液から溶剤を留去することによって得るこ
とができる。さらに、必要に応じ、常法、例えば再結
晶、再沈澱又はクロマトグラフィー等によって更に精製
できる。
【0048】B法は、化合物(I) を別途に製造する方法
である。第B1工程は、化合物(I) を製造する工程で、
一般式(Ia)を有する化合物のアミノ基若しくはモノーC
1 −C6 アルキルアミノ基の保護基に相当する部分を除
去して、所望によりアシル化又はアルキル化することに
より達成される。また、アミノ基をアルキル化し、モノ
ーC1 −C6 アルキルアミノ体をアシル化することもで
きる。R1 a が、C1 −C6 アルカノイルアミノ基、
(C1 −C6 アルコキシ)−C2 −C5 アルカノイルア
ミノ基、ハロゲノ−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、
(ジーC1 −C6 アルキルアミノ)−C2 −C5 アルカ
ノイルアミノ基、(C1 −C6 アルコキシカルボニルア
ミノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ基(但し、t−
ブトキシカルボニルアミノ−C2 −C5 アルカノイルア
ミノ基を除く。)、(C1 −C6 アルコキシカルボニル
−モノーC1 −C6 アルキルアミノ)−C2 −C5 アル
カノイルアミノ基(但し、t−ブトキシカルボニル−モ
ノーC1 −C6 アルキルアミノ−C2 −C5 アルカノイ
ルアミノ基を除く。)、(C1 −C6 アルカノイル)−
2 −C5 アルカノイルアミノ基、C3 −C8 シクロア
ルキルカルボニルアミノ基、C6 −C10アリールカルボ
ニルアミノ基、C7 −C11アラルキルカルボニルアミノ
基、窒素、酸素若しくは硫黄原子を含有する5乃至6員
環状ヘテロアリールカルボニルアミノ基、C1 −C6
ルコキシカルボニルアミノ基(但し、t−ブトキシカル
ボニルアミノ基を除く。)又は(C1 −C6 アルコキシ
カルボニル)−モノーC1 −C6 アルキルアミノ基(但
し、t−ブトキシカルボニル−モノーC1 −C6 アルキ
ルアミノ基を除く。)である場合は、水の存在下、不活
性溶媒中、相当する化合物を塩基と反応させることによ
りアミノ基若しくはC1 −C6 アルキルアミノ基の保護
基に相当する部分が除去される。
【0049】使用される塩基は、例えば、ナトリウム
メトキシド、ナトリウム エトキシド、カリウム t−
ブトキシドのようなアルカリ金属アルコキシド、水酸化
リチウム、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムのような
アルカリ金属水酸化物、炭酸リチウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩、アンモ
ニア水、アンモニア−メタノールのようなアンモニア類
であり得、好適には、アルカリ金属水酸化物である。
【0050】使用される不活性溶媒は、反応に関与しな
ければ特に限定されず、例えば、水、エーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、メタノ
ール、エタノール、イソプロパノールのようなアルコー
ル類又は水と上記有機溶剤との混合溶剤であり得、好適
には、含水アルコール類である。反応温度は、通常、0
℃乃至150℃(好適には、20℃乃至100℃)であ
り、反応に要する時間は、反応温度等によって異なるが
通常、30分間乃至48時間(好適には、1時間乃至2
4時間)である。
【0051】R1 a が、t−ブトキシカルボニルアミノ
−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、(t−ブトキシカ
ルボニル−モノーC1 −C6 アルキルアミノ)−C2
5アルカノイルアミノ基、t−ブトキシカルボニルア
ミノ基又はt−ブトキシカルボニル−モノーC1 −C6
アルキルアミノ基である場合は、不活性溶媒中、相当す
る化合物を酸又はトリ(C1 −C6 アルキル)シリルハ
ライド(好適には、トリメチルシリルヨーダイド又はト
リエチルシリルヨーダイド、特に好適には、トリメチル
シリルヨーダイド)と反応させることによりアミノ基若
しくはC1 −C6 アルキルアミノ基の保護基に相当する
部分が除去される。使用される酸は、塩酸、硝酸、硫酸
のような鉱酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホ
ン酸、トルエンスルホン酸のような有機酸であり得、好
適には、塩酸又はトリフルオロ酢酸である。
【0052】使用される不活性溶媒は、反応に関与しな
ければ特に限定されず、例えば、ジクロロメタン、ジク
ロロエタン、クロロホルムのようなハロゲン化炭化水素
類、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのよう
なエーテル類であり得、好適には、ハロゲン化炭化水素
類である。反応温度は、通常、−20℃乃至100℃
(好適には、0℃乃至50℃)であり、反応に要する時
間は、反応温度等によって異なるが通常、5分間乃至1
0時間(好適には、10分間乃至5時間)である。
【0053】R1 a が、フタルイミド基である場合は、
不活性溶媒中、相当する化合物を塩基と反応させること
によりアミノ基の保護基に相当する部分が除去される。
使用される塩基は、例えば、水酸化リチウム、水酸化ナ
トリウム、水酸化カリウムのようなアルカリ金属水酸化
物、エチルアミン、プロピルアミン、ブチルアミン、メ
チルヒドラジンのような有機アミン類又はヒドラジンの
ような無機アミン類であり得、好適には、ヒドラジンで
ある。
【0054】使用される不活性溶媒は、反応に関与しな
ければ特に限定されず、例えば、ベンゼン、トルエン、
キシレンのような芳香族炭化水素類、エーテル、テトラ
ヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル類、メタノ
ール、エタノール、イソプロパノールのようなアルコー
ル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、
ヘキサメチルホスホロトリアミドのようなアミド類、ア
セトニトリルのようなニトリル類、ジメチルスルホキシ
ドのようなスルホキシド類又は水であり得、好適には、
アルコール類である。また、有機アミン類又は無機アミ
ン類を溶剤として、過剰に使用することもできる。
【0055】反応温度は、通常、−20℃乃至150℃
(好適には、0℃乃至100℃)であり、反応に要する
時間は、反応温度等によって異なるが通常、10分間乃
至30時間(好適には、30分間乃至24時間)であ
る。
【0056】化合物(Ia)のアミノ基の保護基に相当する
部分を除去し、生成したアミノ基をアシル化する反応
は、R1 が、C1 −C6 アルカノイルアミノ基、(C1
−C6アルコキシ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ
基、ハロゲノ−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、(ジ
ーC1 −C6 アルキルアミノ)−C2 −C5 アルカノイ
ルアミノ基、(C1 −C6 アルコキシカルボニルアミ
ノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、(C1 −C6
アルコキシカルボニル−モノーC1 −C6 アルキルアミ
ノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、(C1 −C6
アルカノイル)−C2−C5 アルカノイルアミノ基、C3
−C8 シクロアルキルカルボニルアミノ基、C6 −C
10アリールカルボニルアミノ基、C7 −C11アラルキル
カルボニルアミノ基、窒素、酸素若しくは硫黄原子を含
有する5乃至6員環状ヘテロアリールカルボニルアミノ
基、C1 −C6 アルコキシカルボニルアミノ基、(C1
−C6 アルコキシカルボニル)−モノーC1 −C6 アル
キルアミノ基、C1 −C6 アルカンスルホニルアミノ基
又はC6 −C10アリールスルホニルアミノ基である場合
には、アミノ化合物を相当する酸又はその反応性誘導体
と反応させることにより達成され、R1 が、ウレイド
基、C1 −C6 アルキルウレイド基、C7 −C11アラル
キルウレイド基、チオウレイド基、C1 −C6 アルキル
チオウレイド基又はC7 −C11アラルキルチオウレイド
基である場合には、アミノ化合物をシアン酸ナトリウ
ム、シアン酸カリウムのようなシアン酸アルカリ金属
塩、C1 −C6 アルキルイソシアネート、C7 −C11
ラルキルイソシアネート、チオシアン酸ナトリウム、チ
オシアン酸カリウムのようなチオシアン酸アルカリ金属
塩、C1 −C6 アルキルイソチアシアネート又はC7
11アラルキルイソチアシアネートと反応させることに
より達成される。
【0057】使用される酸は、例えば、酢酸、プロピオ
ン酸、酪酸、吉草酸、イソ吉草酸、ヘキサン酸、メトキ
シ酢酸、エトキシ酢酸、3−メトキシプロピオン酸、3
−エトキシプロピオン酸、4−メトキシ酪酸、5−メト
キシ吉草酸、フルオロ酢酸、トリフルオロ酢酸、クロル
酢酸、3−フルオロプロピオン酸、3−クロルプロピオ
ン酸、4−フルオロ酪酸、5−フルオロ吉草酸、ジメチ
ルアミノ酢酸、ジエチルアミノ酢酸、3−ジメチルアミ
ノプロピオン酸、3−ジエチルアミノプロピオン酸、4
−ジメチルアミノ酪酸、5−ジメチルアミノ吉草酸、メ
トキシカルボニルアミノ酢酸、エトキシカルボニルアミ
ノ酢酸、t−ブトキシカルボニルアミノ酢酸、3−メト
キシカルボニルアミノプロピオン酸、3−エトキシカル
ボニルアミノプロピオン酸、3−t−ブトキシカルボニ
ルアミノプロピオン酸、4−t−ブトキシカルボニルア
ミノ酪酸、5−t−ブトキシカルボニルアミノ吉草酸、
メトキシカルボニルメチルアミノ酢酸、メトキシカルボ
ニルエチルアミノ酢酸、エトキシカルボニルメチルアミ
ノ酢酸、エトキシカルボニルエチルアミノ酢酸、t−ブ
トキシカルボニルメチルアミノ酢酸、t−ブトキシカル
ボニルエチルアミノ酢酸、t−ブトキシカルボニルプロ
ピルアミノ酢酸、3−メトキシカルボニルメチルアミノ
プロピオン酸、3−メトキシカルボニルエチルアミノプ
ロピオン酸、3−エトキシカルボニルメチルアミノプロ
ピオン酸、3−エトキシカルボニルエチルアミノプロピ
オン酸、3−t−ブトキシカルボニルメチルアミノプロ
ピオン酸、3−t−ブトキシカルボニルエチルアミノプ
ロピオン酸、4−t−ブトキシカルボニルメチルアミノ
酪酸、5−t−ブトキシカルボニルメチルアミノ吉草
酸、アセチル酢酸、3−アセチルプロピオン酸、3−プ
ロピオニルプロピオン酸、4−アセチル酪酸、5−アセ
チル吉草酸、シクロプロパンカルボン酸、シクロブタン
カルボン酸、シクロペンタンカルボン酸、シクロヘキサ
ンカルボン酸、シクロヘプタンカルボン酸、シクロオク
タンカルボン酸、安息香酸、ナフチルカルボン酸、フェ
ニル酢酸、3−フェニルプロピオン酸、フリルカルボン
酸、チエニルカルボン酸、ピリジルカルボン酸、モノー
メチルカーボルート、モノーエチルカーボルート、モノ
ープロピルカーボルート、モノーイソプロピルカーボル
ート、モノーブチルカーボルート、モノーイソブチルカ
ーボルート、モノーペンチルカーボルート、モノーヘキ
シルカーボルート、メタンスルホン酸、エタンスルホン
酸、プロパンスルホン酸、ブタンスルホン酸、ペンタン
スルホン酸、ヘキサンスルホン酸、ベンゼンスルホン
酸、トルエンスルホン酸又はナフチルスルホン酸であ
る。
【0058】アミノ化合物を相当する酸又はその反応性
誘導体の反応は、例えば、酸ハライド法、混合酸無水物
法、活性エステル法又は縮合法によって行われる。
【0059】酸ハライド法は、相当する酸をハロゲン化
剤(例えば、チオニルクロリド、五塩化リン等)と反応
させ、酸ハライドを製造した後、アミノ化合物と不活性
溶剤中、塩基の存在下または非存在下、反応させること
により達成される。使用される塩基は、例えば、トリエ
チルアミン、N−メチルモルホリン、ピリジン、4−ジ
メチルアミノピリジンのような有機アミン類、重曹、重
炭酸カリウムのようなアルカリ金属重炭酸塩、炭酸ナト
リウム、炭酸カリウムのようなアルカリ金属炭酸塩であ
り得、好適には、有機アミンである。
【0060】使用される不活性溶剤は、反応に関与しな
ければ、特に制限されず、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素類、メチレンクロ
リド、ジクロルエタン、クロロホルムのようなハロゲン
化炭化水素類、エ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンのようなエ−テル類、アセトンのようなケトン類、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサ
メチルホスホロトリアミドのようなアミド類、ジメチル
スルホキシドのようなスルホキシド類であり得、好適に
は、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エ−テ
ル類、アミド類である。
【0061】反応温度は、原料のアミン化合物および溶
媒の種類等により異なるが、ハロゲン化剤と相当する酸
との反応および酸ハライドとアミン化合物との反応共、
通常−20℃乃至150℃であり、好適には、ハロゲン
化剤と相当する酸との反応は−10℃乃至50℃であ
り、酸ハライドとアミン化合物との反応は0℃乃至10
0℃である。反応時間は、反応温度等により異なるが、
通常15分間乃至24時間(好適には、30分間乃至1
6時間)である。
【0062】混合酸無水物法は、炭酸低級アルキルハラ
イドまたはジ低級アルキルシアノリン酸と相当する酸を
反応させ、混合酸無水物を製造した後、アミン化合物と
反応させることにより達成される。混合酸無水物を製造
する反応は、クロル炭酸エチル、クロル炭酸イソブチル
のような炭酸低級アルキルハライド、ジエチルシアノリ
ン酸のようなジ低級アルキルシアノリン酸またはジフェ
ニルホスホリルアジド、ジ(p−ニトロフェニル)ホス
ホリルアジド、ジナフチルホスホリルアジドのようなジ
アリールホスホリルアジドと相当する酸を反応させるこ
とにより行なわれ、好適には、不活性溶剤中、塩基の存
在下に行なわれる。
【0063】使用される塩基および不活性溶剤は、上記
の酸ハライド法で使用されるものと同様である。反応温
度は、原料の相当する酸および溶媒の種類等により異な
るが、通常−20℃乃至50℃(好適には、0℃乃至3
0℃)であり、反応時間は、反応温度等により異なる
が、通常15分間乃至24時間(好適には、30分間乃
至16時間)である。
【0064】混合酸無水物とアミン化合物との反応は、
好適には、不活性溶剤中で、塩基の存在下または非存在
下で行なわれ、使用される塩基および不活性溶剤は、上
記の酸ハライド法で使用されるものと同様である。反応
温度は、原料のアミン化合物および溶媒の種類等により
異なるが、通常−20℃乃至100℃(好適には、−1
0℃乃至50℃)であり、反応時間は、反応温度等によ
り異なるが、通常15分間乃至24時間(好適には、3
0分間乃至16時間)である。また、本方法において、
ジ低級アルキルシアノリン酸またはジアリールホスホリ
ルアジドを使用する場合には、塩基の存在下、アミン化
合物と相当する酸を直接反応させることもできる。
【0065】活性エステル法は、縮合剤(例えば、ジシ
クロヘキシルカルボジイミド、カルボニルジイミダゾ−
ル等)の存在下、相当する酸を活性エステル化剤(例え
ば、N−ヒドロキシサクシンイミド、N−ヒドロキシベ
ンゾトリアゾ−ルのようなN−ヒドロキシ化合物等)と
反応させ、活性エステルを製造した後、アミン化合物と
反応させることにより達成される。活性エステルを製造
する反応は、好適には、不活性溶剤中で行われ、使用さ
れる不活性溶剤は、上記の酸ハライド法で使用されるも
のと同様である。反応温度は、原料のアミン化合物およ
び溶媒の種類等により異なるが、活性エステル化反応で
は、通常−20℃乃至50℃(好適には、−10℃乃至
30℃)であり、活性エステル化合物とアミン化合物と
の反応では、−20℃乃至50℃(好適には、−10℃
乃至30℃)であり、反応時間は、反応温度等により異
なるが、両反応とも、通常15分間乃至24時間(好適
には、30分間乃至16時間)である。
【0066】縮合法は、縮合剤(例えば、ジシクロヘキ
シルカルボジイミド、カルボニルジイミダゾ−ル、1−
(N、N−ジメチルアミノプロピル)−3−エチルカル
ボジイミド塩酸塩等)の存在下、アミン化合物と相当す
る酸を直接反応させることにより行われる。本反応は、
前記の活性エステルを製造する反応と同様に行われる。
【0067】アミノ化合物とシアン酸アルカリ金属塩又
はチオシアン酸アルカリ金属塩との反応は、両化合物
を、酸の存在下、不活性溶剤中で反応させることにより
達成される。
【0068】使用される酸は、塩酸、硝酸、硫酸のよう
な鉱酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、メタンスルホン酸、
トルエンスルホン酸のような有機酸であり得、好適に
は、塩酸である。
【0069】使用される不活性溶媒は、反応に関与しな
ければ特に限定されず、例えば、水、ジクロロメタン、
ジクロロエタン、クロロホルムのようなハロゲン化炭化
水素類、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンの
ようなエーテル類であり得、好適には、水である。反応
温度は、通常、0℃乃至100℃(好適には、10℃乃
至40℃)であり、反応に要する時間は、反応温度等に
よって異なるが通常、1時間乃至48時間(好適には、
5分間乃至24時間)である。
【0070】アミノ化合物とC1 −C6 アルキルイソシ
アネート、C7 −C11アラルキルイソシアネート、C1
−C6 アルキルイソチアシアネート又はC7 −C11アラ
ルキルイソチアシアネートとの反応は、両化合物を不活
性溶剤中で反応させることにより達成される。
【0071】使用される不活性溶剤は、反応に関与しな
ければ、特に制限されず、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素類、メチレンクロ
リド、ジクロルメタン、クロロホルムのようなハロゲン
化炭化水素類、エ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンのようなエ−テル類、メタノール、エタノールのよ
うなアルコール類、酢酸エチル、酢酸プロピルのような
エステル類、ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトア
ミド、ヘキサメチルホスホロトリアミドのようなアミド
類又はアセトニトリルのようなニトリル類であり得、好
適には、アルコール類である。反応温度は、通常−10
℃乃至50℃(好適には、10℃乃至30℃)であり反
応時間は、反応温度等により異なるが、通常、30分間
乃至24時間(好適には、1時間乃至15時間)であ
る。
【0072】化合物(Ia)のアミノ基の保護基に相当する
部分を除去し、生成したアミノ基をアルキル化する反応
は、不活性溶剤中、アミノ化合物をC1 −C6 アルキル
ハライド(好適には、メチルヨーダイド、エチルブロミ
ド、エチルヨーダイド、プロピルクロリド、プロピルブ
ロミド、プロピルヨーダイド、イソプロピルヨーダイ
ド、ブチルクロリド、ブチルヨーダイド、イソブチルヨ
ーダイド、ペンチルヨーダイド、ヘキシルヨーダイド)
と反応させることにより達成される。
【0073】使用される不活性溶剤は、反応に関与しな
ければ、特に制限されず、例えば、ベンゼン、トルエ
ン、キシレンのような芳香族炭化水素類、メチレンクロ
リド、ジクロルエタン、クロロホルムのようなハロゲン
化炭化水素類、エ−テル、テトラヒドロフラン、ジオキ
サンのようなエ−テル類、アセトンのようなケトン類、
ジメチルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、ヘキサ
メチルホスホロトリアミドのようなアミド類、ジメチル
スルホキシドのようなスルホキシド類であり得、好適に
は、芳香族炭化水素類、ハロゲン化炭化水素類、エ−テ
ル類、アミド類である。
【0074】反応温度は、原料のアミン化合物および溶
媒の種類等により異なるが、通常−10℃乃至150℃
(好適には、10℃乃至50℃)であり、反応時間は、
反応温度等により異なるが、通常30分間乃至24時間
(好適には、1時間乃至10時間)である。
【0075】本反応において、アルキルハライドを約1
当量用いて、温和な条件(例えば、室温付近)で反応を
行うことにより、モノーアルキル体が得られ、アルキル
ハライドを2当量以上用いて、反応を行うことにより、
ジーアルキル体が得られる。反応終了後、各反応の目的
化合物は、常法に従って反応混合物から採取することが
できる。例えば、反応混合物から溶剤を留去すること又
は必要に応じて、反応混合物から溶剤を留去した後、反
応混合物を水にあけ、水不溶性有機溶剤で抽出し、乾燥
して、抽出液から溶剤を留去することによって得ること
ができる。さらに、必要に応じ、常法、例えば再結晶、
再沈澱又はクロマトグラフィー等によって更に精製でき
る。
【0076】原料化合物(II)は、以下の方法により製
造され、原料化合物(IV)は、公知であるか、公知の方
法(例えば、特公平5-85545 号公報)若しくはそれに類
似した方法に従って容易に製造される。
【0077】
【化6】
【0078】
【化7】
【0079】
【化8】
【0080】
【化9】
【0081】上記式中、R1 、R4 、R5 、A及びY
は、前述したものと同意義を示し、R6 は、C1 −C6
アルキル基(好適には、ブチル基)を示し、R7 は、C
1 −C6 アルキル基を示し、R8 は、水素原子又はC1
−C6 アルキル基を示し、R9 は、C6 −C10アリール
基を示し、R10は、水素原子又はC1 −C6 アルキル基
を示し、Zは、ハロゲン原子(好適には、塩素又は臭素
原子)を示し、Zaは、ハロゲン原子(好適には、塩素
又は臭素原子)、C1 −C6 アルキルスルホニルオキシ
基(好適には、メタンスルホニルオキシ基又はエタンス
ルホニルオキシ基)又はC6 −C10アリールスルホニル
オキシ基(好適には、ベンゼンスルホニルオキシ基又は
トルエンスルホニルオキシ基)を示す。但し、R8 及び
10が、C1 −C6 アルキル基を示す場合は、それらと
それらが結合しているアルキレン基の炭素数の総和が6
以下である。
【0082】C法は、化合物(II)を製造する方法であ
る。第C1工程は、一般式(VI)を有する化合物を製造す
る工程で、一般式(V) を有する化合物を接触還元又は還
元剤と反応することにより行われる。
【0083】接触還元は、不活性溶剤中(好適には、メ
タノール、エタノールのようなアルコール類)、接触還
元触媒の存在下(好適には、パラジウム−炭酸カルシウ
ム、パラジウム−硫酸バリウムのようなリンドラー触
媒)、化合物(V) を水素ガス(好適には、1乃至3気
圧)と、−20℃乃至50℃(好適には、0℃乃至30
℃)で、1時間乃至24時間(好適には、2時間乃至1
2時間)反応させることにより行われる。
【0084】化合物(v) と還元剤との反応は、不活性溶
剤中(好適には、エーテル、テトラヒドロフランのよう
なエーテル類)、化合物(V) を還元剤(例えば、水素化
ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ素ナトリウムのよ
うな水素化物、トリブチルホスフィン、トリフェニルホ
スフィンのようなホスフィン類、好適には、ホスフィン
類)と、−20℃乃至100℃(好適には、0℃乃至5
0℃)で、5分間乃至5時間(好適には、10分間乃至
2時間)反応させることにより行われる。
【0085】第C2工程は、一般式(VII) を有する化合
物のうち、R1 がアミノ基である化合物を除く化合物を
製造する工程で、化合物(VI)をアシル化又はアルキル化
することにより行われ、本反応は、前記B法第B1工程
の相当する反応と同様に行われる。
【0086】第C3工程は、化合物(II)を製造する工程
で、不活性溶剤中(好適には、ベンゼ、トルエン、キシ
レンのような芳香族炭化水素類)、パラジウム触媒の存
在下[好適には、テトラキス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム、ジクロロビス(トリフェニルホスフィ
ン)パラジウム、ジクロロビス(トリーo−トリルホス
フィン)パラジウム]、化合物(VII) を一般式(VIII)を
有する化合物と、0℃乃至200℃(好適には、50℃
乃至150℃)で、30分間乃至24時間(好適には、
1時間乃至12時間)反応させることにより行われる。
【0087】D法は、化合物(V) において、Aがメチレ
ン基である化合物(Va)を製造する方法である。第D1工
程は、一般式(X) を有する化合物を製造する工程で、不
活性溶剤中(好適には、メチレンクロリド、クロロホル
ム、四塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素類)、ラジ
カル開始剤の存在下(好適には、過酸化ベンゾイル、
2,2’−アゾビスイソブチロニトリル)、一般式(IX)
を有する化合物ををハロゲン化剤(好適には、N−クロ
ルこはく酸イミド、N−ブロムこはく酸イミド、N−ヨ
ードこはく酸イミドのようなN−ハロゲノこはく酸イミ
ド)と、0℃乃至200℃(好適には、20℃乃至10
0℃)で、2時間乃至100時間(好適には、5時間乃
至40時間)反応させることにより行われる。
【0088】また、本工程で、ジハロゲン化物が得られ
た場合は、不活性溶剤中(好適には、メタノール、エタ
ノールのようなアルコール類)、ジハロゲン化物を還元
剤(好適には、水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化
ホウ素ナトリウムのような水素化物)と、−20℃乃至
100℃(好適には、0℃乃至30℃)で、15分間乃
至5時間(好適には、30分間乃至2時間)反応させる
ことによっても、化合物(X) を製造することができる。
【0089】第D2工程は、化合物(Va)を製造する工程
で、不活性溶剤中(好適には、ジメチルホルムアミド、
ジメチルアセトアミド、ヘキサメチルホスホロトリアミ
ドのようなアミド類)、化合物(X) をアルカリ金属アジ
ド(好適には、アジ化ナトリウム、アジ化カリウム)又
はトリ(C1 −C6 アルキル)シリルアジド(好適に
は、トリメチルシリルアジド、トリエチルシリルアジ
ド)と、−20℃乃至100℃(好適には、20℃乃至
50℃)で、15分間乃至5時間(好適には、30分間
乃至2時間)反応させることにより行われる。
【0090】E法は、D法の中間体を含む一般式(Xa)を
有する化合物を製造する方法である。第E1工程は、一
般式(XII) を有する化合物を製造する工程で、化合物(X
II)において、R8 が水素原子である化合物は、一般式
(XI)を有する化合物を還元剤(好適には、水素化ホウ素
リチウム、水素化ホウ素ナトリウム、シアノ水素化ホウ
素ナトリウム、水素化リチウムアルミニウムのような水
素化物)と反応させることにより製造され、化合物(XI
I) において、R8 がC1 −C6 アルキル基である化合
物は、化合物(XI)又は化合物(XII) において、R8 が水
素原子である化合物を後述するF法第F1工程と同様に
酸化して得られる化合物をグリニャール試薬(好適に
は、C3 −C6 アルキルマグネシウムクロリド、C2
6 アルキルマグネシウムブロミド、C1 −C6 アルキ
ルマグネシウムヨーダイド、)反応させることにより製
造される。
【0091】化合物(XI)と還元剤との反応は、不活性溶
剤中(好適には、メタノール、エタノールのようなアル
コール類)−20℃乃至100℃(好適には、0℃乃至
70℃)の反応温度で、15分間乃至5時間(好適に
は、30分間乃至2時間)の反応時間で行われる。
【0092】化合物(XI)等とグリニャール試薬との反応
は、不活性溶剤中(好適には、エーテル、テトラヒドロ
フラン、ジオキサンのようなエーテル類)、−20℃乃
至80℃(好適には、0℃乃至30℃)の反応温度で、
15分間乃至5時間(好適には、30分間乃至2時間)
の反応時間で行われる。
【0093】第E2工程は、化合物(Xa)を製造する工程
で、Za がハロゲン原子の場合は、不活性溶剤中(好適
には、エーテル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのよ
うなエーテル類)、化合物(XII) をハロゲン化剤(例え
ば、チオニルクロリド、五塩化リン、五臭化リン等)
と、−20℃乃至100℃(好適には、0℃乃至30
℃)で、15分間乃至5時間(好適には、30分間乃至
2時間)反応させることにより行われ、Za がスルホニ
ルオキシ基の場合は、塩基の存在下(好適には、ピリジ
ン、トリエチルアミンのような有機アミン類)、不活性
溶剤中(好適には、エーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのようなエーテル類)、化合物(XII) をスルホ
ニルハライド(好適には、メタンスルホニルクロリド、
メタンスルホニルブロミド、エタンスルホニルクロリ
ド、ベンゼンスルホニルクロリド、トルエンスルホニル
クロリド等)と、−20℃乃至100℃(好適には、0
℃乃至50℃)で、15分間乃至5時間(好適には、3
0分間乃至2時間)反応させることにより行われる。
【0094】F法は、化合物(V) において、Aが、式
−CH(R8 )CH(R10)−(式中、R8 及びR
10は、前述したものと同意義を示す。)を有する基であ
る化合物(Vb)を製造する方法である。第F1工程は、一
般式(XIII)を有する化合物を製造する工程で、不活性溶
剤中(好適には、メチレンクロリド、クロロホルム、四
塩化炭素のようなハロゲン化炭化水素類)、化合物(XI
I) を酸化剤[好適には、ピリジニウムクロロクロメイ
ト(PCC)、ピリジニウムダイクロメイト(PDC)
のようなクロム酸、ジメチルスルホキシドー塩化オキサ
リル(スウェン酸化)]と、−100℃乃至100℃
(好適には、−780℃乃至30℃)で、15分間乃至
10時間(好適には、30分間乃至5時間)反応させる
ことにより行われる。
【0095】第F2工程は、一般式(XV)を有する化合物
を製造する工程で、不活性溶剤中(好適には、エーテ
ル、テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル
類)、塩基の存在下(好適には、リチウムジイトプロピ
ルアミド、ブチルリチウムのようなリチウム塩)、化合
物(XIII)を一般式(XIV) を有する化合物と、−100℃
乃至100℃(好適には、−78℃乃至30℃)で、1
5分間乃至10時間(好適には、30分間乃至5時間)
反応させることにより行われる。
【0096】第F3工程は、一般式(XVI) を有する化合
物を製造する工程で、不活性溶剤中(好適には、メチレ
ンクロリド、クロロホルム、四塩化炭素のようなハロゲ
ン化炭化水素類又はエーテル、テトラヒドロフラン、ジ
オキサンのようなエーテル類)、水の存在下、化合物(X
V)を酸(好適には、塩酸、硫酸のような鉱酸、p−トル
エンスルホン酸、ピリジニウムp−トルエンスルホン酸
のようなスルホン酸類)と、−20℃乃至100℃(好
適には、0℃乃至30℃)で、15分間乃至5時間(好
適には、30分間乃至2時間)反応させることにより行
われる。
【0097】第F4工程は、一般式(XVII)を有する化合
物を製造する工程で、化合物(XVI)を還元することによ
り達成され、本反応は、前記E法第E1工程と同様に行
われる。
【0098】第F5工程は、一般式(XVIII) を有する化
合物を製造する工程で、化合物(XVII)をハロゲン化する
ことにより達成され、本反応は、前記E法第E2工程と
同様に行われる。
【0099】第F6工程は、化合物(Vb)を製造する工程
で、化合物(XVIII) をアジド化することにより達成さ
れ、本反応は、前記D法第D2工程と同様に行われる。
【0100】また、化合物(V) において、化合物(Vb)よ
りも炭素数が多い化合物は、化合物(XVI) を用いて、第
F2工程乃至第F6工程の反応を順次行うことにより製
造される。
【0101】反応終了後、各工程の目的化合物は、常法
に従って反応混合物から採取することができる。例え
ば、不溶物が存在する場合は、適宜濾別し、反応液が酸
性又はアルカリ性の場合は、適宜中和して、反応混合物
から溶剤を留去すること又は必要に応じて、反応混合物
から溶剤を留去した後、反応混合物を水にあけ、水不溶
性有機溶剤で抽出し、乾燥して、抽出液から溶剤を留去
することによって得ることができる。さらに、必要に応
じ、常法、例えば再結晶、再沈澱又はクロマトグラフィ
ー等によって更に精製できる。
【0102】なお、化合物(VIII)、(IX)及び(XI)は、公
知であるか、公知の方法[例えば、テトラヘドロン・レ
ターズ、第24巻、第2361頁、1983年:Tetrahedron Let
t.,24, 2361 (1983) 、ヘテロサイクルズ、第22巻、第7
9頁、1984年:Heterocycles, 22, 79(1984) 、コレク
ション・チェコスロバキア・ケミカル・コミニュケイシ
ョン、第26巻、第2871頁、1961年:Collection Czechos
lov. Chem. Commun.,26, 2871(1961)等]若しくはそれ
に類似した方法似よって製造される。
【0103】
【発明の効果】本発明のチオウレア誘導体は、すぐれた
ヒスタミンH2 拮抗作用、胃酸分泌抑制作用及びヘリコ
バクター ピロリー(Helicobacter pylori)に対するす
ぐれた抗菌活性を有し、消化性潰瘍、急性又は慢性胃潰
瘍、十二指腸潰瘍、胃炎、逆流性食道炎、胃食道反射疾
患、消化不良、胃酸過多症、ゾーリンガー・エリソン症
候群等の潰瘍性疾患の予防、治療剤又は外科手術の際の
潰瘍性疾患の予防剤として有用である。本発明の化合物
(I) の投与形態としては、例えば、錠剤、カプセル剤、
顆粒剤、散剤若しくはシロップ剤等による経口投与又は
注射剤等による非経口投与を挙げることができる。これ
らの製剤は、賦形剤(例えば、乳糖、マンニット、トウ
モロコシデンプン、結晶セルロース等)、結合剤(例え
ば、セルロース誘導体、アラビアゴム、ゼラチン等)、
崩壊剤(例えば、カルボキシメチルセルロースカルシウ
ム等)、滑沢剤(例えば、タルク、ステアリン酸マグネ
シウム等)、安定剤、矯味矯臭剤、注射剤用溶剤(例え
ば、水、エタノール、グリセリン等)等の添加剤を用い
て周知の方法で製造される。その使用量は症状、年齢等
により異なるが、1日1mg〜2000mg(好適に
は、10〜400mg)を成人に対して、1日1回又は
数回に分けて投与することができる。以下に、実施例及
び参考例を挙げて本発明を更に具体的に説明する。
【0104】
【実施例】
実施例14−(4−アセチルアミノメチルピリミジン−2−イ
ル)−2−(ジアミノメチレンアミノ)チアゾール 4−アセチルアミノメチル−2−(1−エトキシビニ
ル)ピリミジン416mgをテトラヒドロフラン20mlお
よび水2mlの混合溶液に溶解し、氷冷下でN−ブロモこ
はく酸イミド325mgを加え、氷冷下10分間攪拌し
た。水を加え、クロロホルムで抽出した。抽出液を無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し、4−アセ
チルアミノメチル−2−ブロモアセチルピリミジンを粗
製物として得た。上記残渣をエタノール20mlに溶解
し、ジアミノメチレンチオ尿素222mgを加え、40℃
で2時間攪拌した。溶媒を減圧留去した後、残渣を水に
溶解し、20%炭酸カリウム水溶液でアルカリ性とし
て、クロロホルムで抽出した後、無水硫酸マグネシウム
で乾燥し、溶媒を減圧留去した。残留物をシリカゲルク
ロマトグラフィーに付し、メタノール−酢酸エチル−ト
リエチルアミン(2:5:0.3)で溶出して、目的化合物を粉
末として370mg得た(収率68%)。 融点;195−200℃(分解)。 NMR スペクトル,δppm (DMSO-d6) :1.93(3H,s), 4.35
(2H,d,J=5.8Hz), 7.21(1H,d,J=5.1Hz), 6.98-7.35(4H,b
r), 7.67(1H,s), 8.57(1H,t,J=5.8Hz), 8.73(1H,d,J=5.
1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (KBr):3321, 2926, 1656,
1551, 1513, 1487,1460, 1440, 1407, 1250, 1028, 980
。 上記で得た目的化合物をメタノールに溶解し、2当量の
4N−塩酸−酢酸エチルを加え、室温で30分間攪拌し
た後、ジイソプロピルエーテルを加え、生成する析出物
をロ取して、目的化合物の塩酸塩を得た。融点:205
−208℃。
【0105】実施例24−(4−シクロヘキシルカルボニルアミノメチルピリ
ミジン−2−イル)−2−(ジアミノメチレンアミノ)
チアゾール 4−シクロヘキシルカルボニルアミノメチル−2−(1
−エトキシビニル)ピリミジンを用いて実施例1と同様
に反応することにより、目的化合物を粉末として収率7
4%で得た。 融点;263−265℃(分解)。 NMR スペクトル,δppm (DMSO-d6) :1.10-1.88(10H,
m), 2.25(1H,tt,J=11.2Hzおよび3.2Hz), 4.34(2H,d,J=
5.9Hz), 7.13(1H,d,J=5.2Hz), 6.84-7.38(4H,br), 7.64
(1H,s), 8.40(1H,t,J=5.9Hz), 8.73(1H,d,J=5.2Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (KBr):3352, 3136, 2923,
1665, 1550, 1516,1464, 1437, 1407, 1339, 1256, 124
4, 980, 733。
【0106】実施例34−(4−シクロヘプチルカルボニルアミノメチルピリ
ミジン−2−イル)−2−(ジアミノメチレンアミノ)
チアゾール 4−シクロヘプチルカルボニルアミノメチル−2−(1
−エトキシビニル)ピリミジンを用いて実施例1と同様
に反応することにより、目的化合物を粉末として収率7
9%で得た。 融点;235−240℃(分解)。 NMR スペクトル,δppm (DMSO-d6) :1.30-2.00(12H,
m), 2.34-2.49(1H,m),4.33(2H,d,J=5.9Hz), 7.14(1H,d,
J=5.1Hz), 6.90-7.38(4H,br), 7.64(1H,s),8.41(1H,t,J
=5.9Hz), 8.73(1H,d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (KBr):3449, 3387, 3266,
2923, 1636, 1570,1531, 1454, 1416, 1244, 1224, 750
【0107】実施例44−(4−アセチルアミノメチル−6−メチルピリミジ
ン−2−イル)−2−(ジアミノメチレンアミノ)チア
ゾール 4−アセチルアミノメチル−2−(1−エトキシビニ
ル)−6−メチルピリミジンを用いて、実施例1と同様
に反応することにより、目的化合物を粉末として収率8
8%で得た。 融点;150−160℃。 NMR スペクトル,δppm (DMSO-d6) :1.95(3H,s), 2.47
(3H,s), 4.31(2H,d,J=6.0Hz), 7.08(1H,s), 6.92-7.40
(4H,br), 7.64(1H,s), 8.51(1H,t,J=6.0Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3322, 2926, 165
6, 1613, 1588, 1542,1516, 1487, 1459, 1372, 1263,
1027, 788 。
【0108】実施例54−(4−アセチルアミノメチルピリミジン−2−イ
ル)−2−[(アミノ)(プロピルアミノ)メチレンア
ミノ]チアゾール (アミノ)(プロピルアミノ)メチレンチオ尿素を用い
て、実施例1と同様に反応することにより、目的化合物
を粉末として、収率66%で得た。 融点:90−95℃(分解)。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.05(3H,t,J=7.2H
z), 1.71(2H,sextet,J=7.2Hz), 2.11(3H,s), 3.21(2H,t
d,J=7.2Hz および5.1Hz), 4.57(2H,d,J=5.3Hz), 6.58-
6.76(1H,br), 7.11(1H,d,J=5.1Hz), 7.71(1H,s), 8.68
(1H,d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3429, 2994, 297
1, 1672, 1622, 1557,1514, 1473, 1439。
【0109】実施例64−(4−アセチルアミノメチルピリミジン−2−イ
ル)−2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンア
ミノ]チアゾール 4−アセチルアミノメチル−2−(1−エトキシビニ
ル)ピリミジン480mgをテトラヒドロフラン20mlお
よび水2mlの混合溶液に溶解し、氷冷下でN−ブロモこ
はく酸イミド375mgを加え、氷冷下で10分間攪拌し
た。水を加え、クロロホルムで抽出した。抽出液を無水
硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮し、4−アセ
チルアミノメチル−2−ブロモアセチルピリミジンを粗
製物として得た。上記残渣をエタノール40mlに溶解
し、(N−ペンチルグアニル)チオ尿素409mgを加
え、40℃で2.5時間攪拌した。溶媒を減圧留去した
後、残渣を水に溶解し、20%炭酸カリウム水溶液でア
ルカリ性として、クロロホルムで抽出した後、無水硫酸
マグネシウムで乾燥し、溶媒を減圧留去した。残留物を
シリカゲルクロマトグラフィーに付し、メタノール−酢
酸エチル(1:6)で溶出して、目的化合物を粉末とし
て500mg得た(収率63%)。 融点;75−80℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :2.11(3H,s), 3.22(2
H,td,J=6.8Hzおよび5.1Hz), 4.57(2H,d,J=5.3Hz), 6.63
-6.78(1H,br), 7.15(1H,d,J=4.9Hz), 7.70(1H,s), 8.68
(1H,d,J=4.9Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3492, 3427, 299
6, 2962, 2935, 2864,1672, 1622, 1556, 1513, 1471,
1439。 上記で得た目的化合物をメタノールに溶解し、2当量の
4N−塩酸−酢酸エチルを加え、室温で30分間攪拌し
た後、ジイソプロピルエーテルを加え、生成した析出物
をロ取して、目的化合物の塩酸堰を得た。融点:138
−140℃。
【0110】実施例72−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−(4−シクロヘキシルカルボニルアミノメチルピ
リミジン−2−イル)チアゾール 4−シクロヘキシルカルボニルアミノメチル−2−(1
−エトキシビニル)ピリミジンを用いて、実施例6と同
様に反応することにより、目的化合物を粉末として収率
87%で得た。 融点;80−85℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3):0.91(3H,t,J=6.9H
z), 1.18-2.00(16H,m),2.22(1H,tt,J=11.5Hz および3.4
Hz), 3.21(2H,td,J=6.9Hzおよび5.2Hz), 4.56(2H,d,J=
5.2Hz), 6.63-6.83(1H,br), 7.09(1H,d,J=5.1Hz), 7.69
(1H,s), 8.67(1H,d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3500, 3429, 299
5, 2960, 2935, 2859,1661, 1621, 1555, 1510, 1472,
1439。
【0111】実施例82−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−(4−シクロヘプチルカルボニルアミノメチルピ
リミジン−2−イル)チアゾール 4−シクロヘプチルカルボニルアミノメチル−2−(1
−エトキシビニル)ピリミジンを用いて、実施例6と同
様に反応することにより、目的化合物を粉末として収率
57%で得た。 融点;85−90℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :0.91(3H,t,J=7.0H
z), 1.30-2.02(18H,m),2.29-2.43(1H,m), 3.22(2H,td,J
=7.1Hz および5.3Hz), 4.56(2H,d,J=5.3Hz),6.55-6.68
(1H,br), 7.09(1H,d,J=5.1Hz), 7.69(1H,s), 8.67(1H,
d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3429, 2932, 286
1, 1660, 1621, 1556,1513, 1472, 1439, 1412, 1344,
1146。
【0112】実施例92−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−[4−(3−エチルウレイド)メチルピリミジン
−2−イル]チアゾール 2−(1−エトキシビニル)−4−(3−エチルウレイ
ド)メチルピリミジンを用いて、実施例6と同様に反応
することにより、目的化合物を粉末として収率66%で
得た。 融点;110−117℃。 NMR スペクトル,δppm (DMSO-d6) :0.89(3H,t,J=7.1H
z), 1.06(3H,t,J=7.1Hz), 1.22-1.39(4H,m), 1.41-1.59
(2H,m), 3.05(2H,qd,J=7.1Hz および5.6Hz),3.17(2H,t
d,J=6.6Hzおよび5.8Hz), 4.30(2H,d,J=5.9Hz), 6.20(1
H,t,J=5.6Hz),6.5(1H,t,J=5.9Hz), 7.17(1H,d,J=5.1H
z), 7.66(1H,s), 8.72(1H,d,J=5.1Hz) 。 IRスペクトル,νmax cm-1 (KBr):3332, 2957, 2930,
1629, 1553, 1512,1467, 1439, 1411, 1384, 1346, 124
5。
【0113】実施例102−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−(4−t−ブトキシカルボニルアミノメチルピリ
ミジン−2−イル)チアゾール 4−t−ブトキシカルボニルアミノメチル−2−(1−
エトキシビニル)ピリミジンを用いて、実施例6と同様
に反応することにより、目的化合物を粉末として収率9
2%で得た。 融点;69−74℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :0.92(3H,t,J=7.0H
z), 1.48(9H,s), 1.31-1.51(4H,m), 1.59-1.73(2H,m),
3.23(2H,td,J=6.7Hz および5.1Hz), 4.45(2H,d,J=5.6H
z), 5.41-5.55(1H,br), 7.12(1H,d,J=5.1Hz), 7.73(1H,
s), 8.69(1H,d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3440, 2982, 293
5, 1710, 1622, 1556,1509, 1473, 1166。
【0114】実施例114−(4−アセチルアミノメチル−6−メチルピリミジ
ン−2−イル)−2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)
メチレンアミノ]チアゾール 4−アセチルアミノメチル−2−(1−エトキシビニ
ル)−6−メチルピリミジンを用いて、実施例6と同様
に反応することにより、目的化合物を粉末として収率7
9%で得た。 融点;60−70℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :0.89(3H,t,J=7.0H
z), 1.21-1.47(4H,m),1.52-1.72(2H,m), 2.09(3H,s),
2.54(3H,s), 3.20(2H,td,J=6.9Hz および5.0Hz), 4.51
(2H,d,J=5.3Hz), 6.79-6.92(1H,br), 6.97(1H,s), 7.68
(1H,s)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3494, 3428, 296
3, 2935, 2864, 1669,1622, 1590, 1549, 1513, 1471,
1396, 1372, 1272。
【0115】実施例122−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−[4−(3−エチルチオウレイド)メチルピリミ
ジン−2−イル]チアゾール 2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−(4−t−ブトキシカルボニルアミノメチルピリ
ミジン−2−イル)チアゾール220mgをクロロホルム
10mlに溶解し、ヨードトリメチルシラン0.1mlを加
え、室温で40分攪拌した。10%水酸化ナトリウム水
溶液を加えた後、クロロホルムで抽出した。抽出液を無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧留去した。得ら
れた残渣をエタノール10mlに溶解し、氷冷下、イソチ
オシアン酸エチル54mgを加え、室温で4時間攪拌し
た。水を加えた後、溶媒留去し、得られた残渣をクロロ
ホルムで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾
燥して、溶媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカ
ゲルクロマトグラフィーに付し、メタノール−酢酸エチ
ル(1:19)で溶出して、目的化合物を粉末として1
40mg得た(収率72%)。 融点;95−98℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :0.92(3H,t,J=7.0H
z), 1.28(3H,t,J=6.8Hz), 1.33-1.49(4H,m), 1.54-1.76
(2H,m), 3.22(2H,td,J=6.9Hzおよび4.8Hz), 3.48(2H,q
d,J=6.8Hzおよび5.4Hz), 4.86(2H,d,J=3.9Hz), 6.27-6.
42(1H,br), 7.08-7.18(1H,br), 7.16(1H,d,J=5.1Hz),
7.65(1H,s), 8.70(1H,d,J=5.1Hz) 。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3431, 2964, 162
1, 1557, 1516, 1474,1439, 1058。
【0116】実施例132−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−[4−(3−ベンジルチオウレイド)メチルピリ
ミジン−2−イル]チアゾール イソチオシアン酸ベンジルを用いて、実施例12と同様
に反応することにより、目的化合物を粉末として収率5
7%で得た。 融点;91−94℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :0.90(3H,t,J=6.9H
z), 1.28-1.42(4H,m),1.51-1.65(2H,m), 3.10(2H,td,J=
6.8Hz および5.0Hz), 4.70(2H,d,J=4.8Hz),4.83(2H,s),
6.15-6.72(1H,br), 6.90-7.13(1H,br), 7.08(1H,d,J=
5.1Hz), 7.22-7.48(6H,m), 8.63(1H,d,J=5.1Hz) 。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3436, 2963, 293
5, 1621, 1557, 1471,1439, 1343。
【0117】実施例142−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−[4−(2−チオフェン)カルボニルアミノメチ
ルピリミジン−2−イル]チアゾール 2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メチレンアミノ]
−4−(4−t−ブトキシカルボニルアミノメチルピリ
ミジン−2−イル)チアゾール445mgをクロロホルム
15mlに溶解し、ヨードトリメチルシラン0.5mlを加
え、室温で30分攪拌した。10%水酸化ナトリウム水
溶液を加えた後、クロロホルムで抽出した。抽出液を無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧留去した。得ら
れた残渣をN,N−ジメチルホルムアミド10mlに溶解
し氷冷下テノイル酸163mg、シアノリン酸ジエチル1
90mgおよびトリエチルアミン0.12mlを加え、室温
で4時間攪拌した。水を加え、酢酸エチルで抽出した。
抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮
した。得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、メタノール−酢酸エチル(1:9)で溶
出し、目的化合物を粉末として180mg得た(収率40
%)。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :0.91(3H,t,J=7.3H
z), 1.28-1.48(4H,m),1.54-1.75(2H,m), 3.20(2H,td,J=
7.3Hz および5.3Hz), 4.76(2H,d,J=5.3Hz),7.11-7.18(2
H,m), 7.33-7.44(1H,br), 7.53(1H,d,J=5.1Hz), 7.64(1
H,d,J=4.0Hz), 7.72(1H,s), 8.70(1H,d,J=5.1Hz) 。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3434, 2964, 162
1, 1557, 1502, 1473,1439。
【0118】参考例14−ブロモメチル−2−クロロピリミジンおよび2−ク
ロロ−4−ジブロモメチルピリミジン 2−クロロ−4−メチルピリミジン11.4gを四塩化
炭素200mlに溶解し、N−ブロモこはく酸イミド3
9.3gおよびベンゾイルパーオキシド1.43gを加
え、20時間加熱還流した。冷却した後、析出物をロ過
し、ロ液を減圧濃縮した。得られた残留物をシリカゲル
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:5)で溶出し、4−ブロモメチル−2−クロロピ
リミジンを油状物として1.89g得(収率10%)、
2−クロロ−4−ジブロモメチルピリミジンを油状物と
して9.39g得た(収率37%)。4−ブロモメチル−2−クロロピリミジン NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :4.43(2H,s), 7.46(1
H,d,J=5.1Hz), 8.67(1H,d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3000, 1570, 154
6, 1430, 1344, 1185,1170, 916, 843。2−クロロ−4−ジブロモメチルピリミジン NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :6.45(1H,s), 7.77(1
H,d,J=5.1Hz), 8.76(1H,d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3000, 1567, 154
4, 1430, 1342, 1186,1175, 920, 848。
【0119】参考例24−ブロモメチル−2−クロロピリミジン 2−クロロ−4−ジブロモメチルピリミジン6.43g
をエタノール100mlに溶解し、氷冷下で水素化ホウ素
ナトリウム0.850gを加え、氷冷下で90分間攪拌
した。水を加えた後、減圧濃縮し、残渣をクロロホルム
で抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥した
後、溶媒を減圧留去した。得られた残留物をシリカゲル
クロマトグラフィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン
(1:5)で溶出して、目的化合物を油状物として2.
50g得た(収率54%)。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :4.43(2H,s), 7.46(1
H,d,J=5.1Hz), 8.67(1H,d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3000, 1570, 154
6, 1430, 1344, 1185,1170, 916, 843。
【0120】参考例34−アジドメチル−2−クロロピリミジン アジ化ナトリウム69mgのN,N−ジメチルホルムアミ
ド5ml溶液に、4−ブロモメチル−2−クロロピリミジ
ン200mgのN,N−ジメチルホルムアミド2ml溶液を
氷冷下、滴下した後、室温で3時間攪拌した。水を加
え、酢酸エチル−ヘキサン(1:1)混合溶液で抽出し
た。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥して溶媒を減
圧留去した。得られた残留物をシリカゲルクロマトグラ
フィーに付し、酢酸エチル−ヘキサン(1:4)で溶出
して、目的化合物を白色結晶として160mg得た(収率
98%)。 融点:34−35℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :4.54(2H,s), 7.39(1
H,d,J=4.9Hz), 8.67(1H,d,J=4.9Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3000, 2113, 157
4, 1548, 1431, 1352,1285, 1184, 837 。
【0121】参考例44−アセチルアミノメチル−2−クロロピリミジン 4−アジドメチル−2−クロロピリミジン720mgをテ
トラヒドロフラン15mlに溶解し、氷冷下でトリフェニ
ルホスフィン1.22gを加え、室温で1時間攪拌し
た。水を加えた後、10分間攪拌し、クロロホルムで抽
出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、
減圧濃縮し、4−アミノメチル−2−クロロピリミジン
を粗製物として得た。上記残渣をピリジン9mlに溶解
し、氷冷下無水酢酸866mgをゆっくり滴下した後、室
温で3時間攪拌した。減圧濃縮した後、水を加え、クロ
ロホルムで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシウムで
乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残留物をシリカゲ
ルクロマトグラフィーに付し、メタノール−塩化メチレ
ン(1:40)で溶出し、目的化合物を結晶で610mg
得た(収率78%)。 融点:114−115℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :2.11(3H,s), 4.54(2
H,d,J=5.6Hz), 6.32-6.59(1H,br), 7.25(1H,d,J=5.0H
z), 8.58(1H,d,J=5.0Hz) 。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3454, 3346, 300
0, 1675, 1576, 1545,1514, 1433, 1358, 1338, 1272,
1152, 901 。
【0122】参考例54−アセチルアミノメチル−2−(1−エトキシビニ
ル)ピリミジン 4−アセチルアミノメチル−2−クロロピリミジン1.
12gをトルエン30mlに溶解し、(1−エトキシビニ
ル)トリブチルスズ4.36gおよびビス(トリフェニ
ルホスフィン)パラジウム(II)クロライド0.21gを
加え、窒素雰囲気中、3時間加熱還流した。減圧濃縮し
た後、得られた残留物をシリカゲルカラムクロマトグラ
フィーに付し、メタノール−酢酸エチル(1:9)で溶
出し、目的化合物を黄色結晶として1.22g得た(収
率91%)。 融点:90−92℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.52(3H,t,J=7.3H
z), 2.11(3H,s), 4.06(2H,q,J=7.3Hz), 4.58(2H,d,J=5.
3Hz), 4.67(1H,d,J=2.0Hz), 5.70(1H,d,J=2.0Hz), 6.48
-6.74(1H,br), 7.18(1H,d,J=4.7Hz), 8.73(1H,d,J=4.7H
z) 。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3453, 2995, 167
3, 1576, 1559, 1512,1441, 1220, 1061。
【0123】参考例62−クロロ−4−シクロヘキシルカルボニルアミノメチ
ルビリミジン 4−アジドメチル−2−クロロピリミジン1.46gを
エタノール25mlに溶解し、5%パラジウム−炭酸カル
シウム0.20gを触媒として加え、水素雰囲気中、室
温で5時間攪拌した。触媒をロ別した後、減圧濃縮し、
4−アミノメチル−2−クロロピリミジンを得た。上記
残渣1.26gを塩化メチレン30mlおよびN,N−ジ
メチルホルムアミド15mlの混合溶液に溶解し、シクロ
ヘキサンカルボン酸1.21g、1−(3−ジメチルア
ミノプロピル)−3−エチルカルボジイミド塩酸塩1.
98gおよび触媒量のジメチルアミノピリジンを加え、
室温で2時間攪拌した。飽和炭酸水素ナトリウム水溶液
を加え、クロロホルムで抽出した。抽出液を無水硫酸マ
グネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得られた残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸
エチル−ヘキサン(1:1)で溶出し、目的化合物を結
晶として1.30g得た(収率60%)。 融点:139−141℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.19-1.95(10H,m),
2.21(1H,tt,J=11.4Hzおよび3.5Hz), 4.53(2H,d,J=5.7H
z), 6.32-6.50(1H,br), 7.23(1H,d,J=5.0Hz),8.56(1H,
d,J=5.0Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3454, 3050, 293
6, 2858, 1672, 1576,1547, 1509, 1452, 1434, 1360,
1341。
【0124】参考例74−シクロヘキシルカルボニルアミノメチル−2−(1
−エトキシビニル)ピリミジン 2−クロロ−4−シクロヘキシルカルボニルアミノメチ
ルピリジンを用いて、参考例5と同様に反応することに
より、目的化合物を黄色粉末として、収率76%で得
た。 融点:133−135℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.50(3H,t,J=7.3H
z), 1.21-2.05(10H,m),2.22(1H,tt,J=11.5Hz および3.3
Hz), 4.04(2H,q,J=7.3Hz), 4.56(1H,d,J=5.3Hz), 4.65
(1H,d,J=2.0Hz), 5.69(1H,d,J=2.0Hz), 6.61-6.80(1H,b
r), 7.15(1H,d,J=5.3Hz), 8.70(1H,d,J=5.3Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3452, 2990, 293
5, 2858, 1661, 1576,1559, 1510, 1440, 1308, 1200,
1062, 830 。
【0125】参考例82−クロロ−4−シクロヘプチルカルボニルアミノメチ
ルピリミジン シクロヘプタンカルボン酸を用いて参考例6と同様に反
応することにより、目的化合物を結晶として、収率81
%で得た。 融点:98−101℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.40-1.83(10H,m),
1.85-2.01(2H,m),2.28-2.43(1H,m), 4.52(2H,d,J=5.7H
z), 6.27-6.48(1H,br), 7.24(1H,d,J=5.1Hz), 8.57(1H,
d,J=5.1Hz) 。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3454, 3000, 293
1, 2860, 1672, 1576,1547, 1505, 1434, 1360, 1341,
1094。
【0126】参考例94−シクロヘプチルカルボニルアミノメチル−2−(1
−エトキシビニル)ピリミジン 2−クロロ−4−シクロヘプチルカルボニルアミノメチ
ルピリミジンを用いて参考例5と同様に反応することに
より、目的化合物を黄色粉末として、収率54%で得
た。 融点:98−101℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.51(3H,t,J=7.3H
z), 1.48-1.98(10H,m),1.90-2.06(2H,m), 2.33-2.44(1
H,m), 4.05(2H,q,J=7.3Hz), 4.55(2H,d,J=5.3Hz), 4.65
(1H,d,J=1.9Hz), 5.69(1H,d,J=1.9Hz), 6.52-6.70(1H,b
r), 7.16(1H,d,J=5.3Hz), 8.71(1H,d,J=5.3Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3452, 2994, 293
1, 2859, 1665, 1576,1559, 1505, 1440, 1308, 1200,
1062, 860 。
【0127】参考例102−クロロ−4−(3−エチルウレイド)メチルピリミ
ジン 4−アジドメチル−2−クロロピリミジン1.50gを
エタノール40mlに溶解し、5%パラジウム−炭酸カル
シウム0.20gを触媒として加え、水素雰囲気中、室
温で5時間攪拌した。触媒をロ別した後、減圧濃縮し、
4−アミノメチル−2−クロロピリミジンを得た。上記
残渣をメタノール6mlおよびテトラヒドロフラン18ml
の混合溶液に溶解し、イソシアン酸エチル0.75gお
よびトリエチルアミン3.7mlを加え、室温で3時間攪
拌した。水を加え、クロロホルムで抽出した。抽出液を
無水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。得
られた残留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、
酢酸エチルで溶出し、目的物を粉末として0.62g得
た(収率33%)。 融点:150−152℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.17(3H,t,J=7.2H
z), 3.25(2H,qd,J=7.2Hzおよび5.5Hz), 4.49(2H,d,J=5.
7Hz), 4.35-4.51(1H,br), 5.09-5.20(1H,br),7.30(1H,
d,J=5.2Hz), 8.56(1H,d,J=5.2Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3450, 3010, 167
5, 1577, 1538, 1535,1434, 1354, 1340。
【0128】参考例112−(1−エトキシビニル)−4−(3−エチルウレイ
ド)メチルピリミジン 2−クロロ−4−(3−エチルウレイド)メチルピリミ
ジンを用いて、参考例5と同様に反応することにより、
目的化合物を白色固体として、収率82%で得た。 融点:156−158℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.18(3H,t,J=7.3H
z), 1.50(3H,t,J=7.0Hz), 3.26(2H,qd,J=7.3Hzおよび5.
7Hz), 4.05(2H,q,J=7.0Hz), 4.51(2H,d,J=5.4Hz), 4.44
-4.55(1H,br), 4.64(1H,d,J=2.1Hz), 5.27-5.38(1H,b
r), 5.67(1H,d,J=2.1Hz), 7.21(1H,d,J=5.1Hz), 8.71(1
H,d,J=5.1Hz)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3455, 2993, 167
0, 1576, 1559, 1534,1442, 1309, 1190, 1061。
【0129】参考例124−t−ブトキシカルボニルアミノメチル−2−クロロ
ピリミジン 4−アジドメチル−2−クロロピリミジン2.01gを
エタノール20mlに溶解し、5%パラジウム−炭酸カル
シウム0.20gを触媒として加え、水素雰囲気中、室
温で5時間攪拌した。触媒をロ別した後、減圧濃縮し、
4−アミノメチル−2−クロロピリミジンを粗製物とし
て得た。上記残渣をジクロロメタン30mlおよびN,N
−ジメチルホルムアミド20mlの混合溶液に溶解し、ジ
ーt−ブチルージーカーボネート2.24gを加え、室
温で16時間攪拌した。減圧濃縮した後、得られた残留
物をシリカゲルカラムクロマトグラフィーに付し、酢酸
エチル−ヘキサン(1:3)で溶出し、目的物を結晶と
して1.28g得た(収率45%)。 融点:60−61℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.47(9H,s), 4.42(2
H,d,J=6.0Hz), 5.23-5.48(1H,br), 7.28(1H,d,J=5.2H
z), 8.58(1H,d,J=5.2Hz) 。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3460, 2984, 171
4, 1576, 1549, 1504,1369, 1344, 1165, 860 。
【0130】参考例134−t−ブトキシカルボニルアミノメチル−2−(1−
エトキシビニル)ピリミジン 4−t−ブトキシカルボニルアミノメチル−2−クロロ
ピリミジンを用いて、参考例5と同様に反応することに
より、目的化合物を油状物として収率95%で得た。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.48(9H,s), 1.50(3
H,t,J=7.0Hz), 4.05(2H,q,J=7.0Hz), 4.45(2H,d,J=5.8H
z), 4.64(1H,d,J=2.0Hz), 5.32-5.48(1H,br), 5.70(1H,
d,J=2.0Hz), 7.19(1H,d,J=5.2Hz), 8.73(1H,d,J=5.2H
z)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3459, 2985, 293
4, 1711, 1576, 1559,1505, 1442, 1369, 1309, 1166,
1061。
【0131】参考例142−クロロ−4−ヒドロキシメチル−6−メチルピリミ
ジン 2−クロロ−4−メトキシカルボニル−6−メチルピリ
ミジン2.19gをメタノール100mlに溶解し、氷冷
下で水素化ホウ素ナトリウム0.665gを加え、氷冷
下で1時間攪拌した。水を加えた後、減圧濃縮し、残渣
をクロロホルムで抽出した。抽出液を無水硫酸マグネシ
ウムで乾燥した後、減圧濃縮し、目的化合物を油状物と
して1.54g得た(収率83%)。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :2.56(3H,s), 4.74(2
H,d,J=5.0Hz), 7.27(1H,s)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3627, 3000, 159
1, 1537, 1444, 1418,1346, 1260, 1070, 875 。
【0132】参考例152−クロロ−4−アジドメチル−6−メチルピリミジン 2−クロロ−4−ヒドロキシメチル−6−メチルピリミ
ジン1.54gをテトラヒドロフラン50mlに溶解し、
氷冷下、塩化メタンスルホニル1.34gおよびトリエ
チルアミン1.63mlを加え、室温で2時間攪拌した。
減圧濃縮した後、水を加え、酢酸エチルで抽出した。無
水硫酸マグネシウムで乾燥した後、減圧濃縮した。残渣
をN,N−ジメチルホルムアミド5mlに溶解した。この
溶液を氷冷下、アジ化ナトリウム0.761gのN,N
−ジメチルホルムアミド20mlの溶液に滴下した後、室
温で1時間攪拌した。水を加え、酢酸エチル−ヘキサン
(1:1)混合溶液で抽出した。抽出液を無水硫酸マグ
ネシウムで乾燥して、溶媒を減圧留去した。得られた残
留物をシリカゲルクロマトグラフィーに付し、酢酸エチ
ル−ヘキサン(4:1)で溶出して、目的化合物を油状
物として1.68g得た(収率94%)。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :2.58(3H,s), 4.49(2
H,s), 7.23(1H,s)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3000, 1588, 153
7, 1429, 1324, 1240,874 。
【0133】参考例164−アセチルアミノメチル−2−クロロ−6−メチルピ
リミジン 4−アジドメチル−2−クロロ−6−メチルピリミジン
を用いて、参考例4と同様に反応することにより、目的
化合物を結晶として収率71%で得た。 融点:91−93℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :2.10(3H,s), 2.53(3
H,s), 4.48(2H,d,J=5.7Hz), 6.35-6.55(1H,br), 7.10(1
H,s)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3455, 3000, 167
6, 1589, 1535, 1512,1262。
【0134】参考例174−アセチルアミノメチル−2−(1−エトキシビニ
ル)−6−メチルピリミジン 4−アセチルアミノメチル−2−クロロ−6−メチルピ
リミジンを用いて、参考例5と同様に反応することによ
り目的化合物を黄色結晶として、収率83%で得た。 融点:106−108℃。 NMR スペクトル,δppm (CDCl3) :1.50(3H,t,J=7.0H
z), 2.09(3H,s), 2.55(3H,s), 4.05(2H,q,J=7.0Hz), 4.
52(2H,d,J=5.2Hz), 4.63(1H,D,J=1.9Hz), 5.64(1H,d,J=
1.9Hz), 6.63-6.76(1H,br), 7.04(1H,s)。 IRスペクトル,νmax cm-1 (CHCl3):3453, 2995, 293
3, 1670, 1588, 1549,1512, 1447, 1378, 1273, 1063。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成7年1月11日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0038
【補正方法】変更
【補正内容】
【0038】
【化4】
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C07D 417/14 239 (72)発明者 田端 敬一 東京都品川区広町1丁目2番58号 三共株 式会社内

Claims (41)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一般式 【化1】 [式中、R1 は、アミノ基、モノー若しくはジーC1
    6 アルキルアミノ基、C1 −C6 アルカノイルアミノ
    基、(C1 −C6 アルコキシ)−C2 −C5 アルカノイ
    ルアミノ基、ハロゲノ−C2 −C5 アルカノイルアミノ
    基、アミノ−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、(モノ
    ー若しくはジーC1 −C6 アルキルアミノ)−C2 −C
    5 アルカノイルアミノ基、(C1 −C6 アルコキシカル
    ボニルアミノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、
    (C1 −C6 アルコキシカルボニル−モノーC1 −C6
    アルキルアミノ)−C2 −C5 アルカノイルアミノ基、
    (C1 −C6 アルカノイル)−C2 −C5 アルカノイル
    アミノ基、C3 −C8 シクロアルキルカルボニルアミノ
    基、C6 −C10アリールカルボニルアミノ基、C7−C
    11アラルキルカルボニルアミノ基、窒素、酸素若しくは
    硫黄原子を含有する5乃至6員環状ヘテロアリールカル
    ボニルアミノ基、C1 −C6 アルコキシカルボニルアミ
    ノ基、(C1 −C6 アルコキシカルボニル)ーモノーC
    1 −C6 アルキルアミノ基、C1 −C6 アルカンスルホ
    ニルアミノ基、C6 −C10アリールスルホニルアミノ
    基、ウレイド基、C1 −C6 アルキルウレイド基、C7
    −C11アラルキルウレイド基、チオウレイド基、C1
    6 アルキルチオウレイド基、C7 −C11アラルキルチ
    オウレイド基又はフタルイミド基を示し、 R2 およびR3 は、同一または異なって、水素原子又は
    1 −C10アルキル基を示し、 R4 は、水素原子又はC1 −C6 アルキル基を示し、 Aは、C1 −C6 アルキレン基を示す。]を有するチア
    ゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  2. 【請求項2】R1 がアミノ基、モノー若しくはジーC1
    −C4 アルキルアミノ基、C2 −C5 アルカノイルアミ
    ノ基、(C1 −C4 アルコキシ)−C2 −C3 アルカノ
    イルアミノ基、ハロゲノ−C2 −C3 アルカノイルアミ
    ノ基、アミノ−C2 −C3アルカノイルアミノ基、(モ
    ノー若しくはジーC1 −C4 アルキルアミノ)−C2
    3 アルカノイルアミノ基、(C1 −C4 アルコキシカ
    ルボニルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、
    (C1 −C4 アルコキシカルボニルーモノーC1 −C4
    アルキルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、
    (C2 −C3 アルカノイル)−C2 −C3 アルカノイル
    アミノ基、C3 −C7 シクロアルキルカルボニルアミノ
    基、C6 アリールカルボニルアミノ基、C7 −C8 アラ
    ルキルカルボニルアミノ基、1乃至2個の窒素、酸素若
    しくは硫黄原子を含有する5乃至6員環状ヘテロアリー
    ルカルボニルアミノ基、C1 −C4 アルコキシカルボニ
    ルアミノ基、C1 −C4 アルコキシカルボニル−モノー
    1 −C4 アルキルアミノ基、C1 −C2 アルカンスル
    ホニルアミノ基、C6 アリールスルホニルアミノ基、ウ
    レイド基、C1 −C4 アルキルウレイド基、C7 −C8
    アラルキルウレイド基、チオウレイド基、C1 −C4
    ルキルチオウレイド基、C7 −C8 アラルキルチオウレ
    イド基又はフタルイミド基である請求項1のチアゾール
    誘導体又はその薬理上許容される塩。
  3. 【請求項3】R1 がアミノ基、モノー若しくはジーC1
    −C2 アルキルアミノ基、C2 −C5 アルカノイルアミ
    ノ基、(C1 −C2 アルコキシ)−アセチルアミノ基、
    フルオロ若しくはクロロ−C2 −C3 アルカノイルアミ
    ノ基、アミノアセチルアミノ基、(モノー若しくはジー
    1 −C2 アルキルアミノ)−アセチルアミノ基、(C
    1 −C2 アルコキシカルボニルアミノ)−C2 −C3
    ルカノイルアミノ基、t−ブトキシカルボニルアミノ−
    2 −C3 アルカノイルアミノ基、(C1 −C2 アルコ
    キシカルボニルメチルアミノ)−C2 −C3 アルカノイ
    ルアミノ基、(t−ブトキシカルボニル−C1 −C2
    ルキルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、ア
    セチル−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、C5 −C6
    シクロアルキルカルボニルアミノ基、ベンゾイルアミノ
    基、ベンジルカルボニルアミノ基、1乃至2個の窒素、
    酸素若しくは硫黄原子を含有する5乃至6員環状ヘテロ
    アリールカルボニルアミノ基、C1 −C4 アルコキシカ
    ルボニルアミノ基、C1−C2 アルコキシカルボニル−
    モノ−C1 −C2 アルキルアミノ基、t−ブトキシカル
    ボニル−モノ−C1 −C2 アルキルアミノ基、メタンス
    ルホニルアミノ基、ウレイド基、C1 −C4 アルキルウ
    レイド基、C7 −C8 アラルキルウレイド基、チオウレ
    イド基、C1 −C4 アルキルチオウレイド基、C7 −C
    8 アラルキルチオウレイド基又はフタルイミド基である
    請求項1のチアゾール誘導体又はその薬理上許容される
    塩。
  4. 【請求項4】R1 が、C2 −C5 アルカノイルアミノ
    基、フルオロアセチル基、トリフルオロアセチル基、ク
    ロロアセチルアミノ基、C5 −C6 シクロアルキルカル
    ボニルアミノ基、フリルカルボニルアミノ基、チエニル
    カルボニルアミノ基、ピリジルカルボニルアミノ基、C
    1 −C4 アルコキシカルボニルアミノ基、ウレイド基、
    1 −C4 アルキルウレイド基、ベンジルウレイド基、
    チオウレイド基、C1 −C4 アルキルチオウレイド基、
    ベンジルチオウレイド基又はフタルイミド基である請求
    項1のチアゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  5. 【請求項5】R1 が、C2 −C3 アルカノイルアミノ
    基、トリフルオロアセチル基、フリルカルボニルアミノ
    基、チエニルカルボニルアミノ基、C1 −C2 アルコキ
    シカルボニルアミノ基、ウレイド基、C1 −C2 アルキ
    ルウレイド基、ベンジルウレイド基、チオウレイド基、
    1 −C2 アルキルチオウレイド基又はベンジルチオウ
    レイド基である請求項1のチアゾール誘導体又はその薬
    理上許容される塩。
  6. 【請求項6】R1 が、C2 −C3 アルカノイルアミノ
    基、C1 −C2 アルキルウレイド基又はC1 −C2 アル
    キルチオウレイド基である請求項1のチアゾール誘導体
    又はその薬理上許容される塩。
  7. 【請求項7】R2 およびR3 が、同一または異なって、
    水素原子又はC1 −C7 アルキル基である請求項1のチ
    アゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  8. 【請求項8】R2 およびR3 が、同一または異なって、
    水素原子又はC4 −C6 アルキル基である請求項1のチ
    アゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  9. 【請求項9】R2 およびR3 が、同一または異なって、
    水素原子又はペンチル基である請求項1のチアゾール誘
    導体又はその薬理上許容される塩。
  10. 【請求項10】R2 が、水素原子であり、R3 が、水素
    原子又はペンチル基である請求項1のチアゾール誘導体
    又はその薬理上許容される塩。
  11. 【請求項11】R4 が、水素原子又はC1 −C4 アルキ
    ル基である請求項1のチアゾール誘導体又はその薬理上
    許容される塩。
  12. 【請求項12】R4 が、水素原子又はメチル基である請
    求項1のチアゾール誘導体又はその薬理上許容される
    塩。
  13. 【請求項13】R4 が、水素原子である請求項1のチア
    ゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  14. 【請求項14】Aが、直鎖のC1 −C4 アルキレン基で
    ある請求項1のチアゾール誘導体又はその薬理上許容さ
    れる塩。
  15. 【請求項15】Aが、メチレン又はエチレン基である請
    求項1のチアゾール誘導体又はその薬理上許容される
    塩。
  16. 【請求項16】Aが、メチレン基である請求項1のチア
    ゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  17. 【請求項17】R1 がアミノ基、モノー若しくはジーC
    1 −C4 アルキルアミノ基、C2 −C5 アルカノイルア
    ミノ基、(C1 −C4 アルコキシ)−C2 −C3 アルカ
    ノイルアミノ基、ハロゲノ−C2 −C3 アルカノイルア
    ミノ基、アミノ−C2 −C3アルカノイルアミノ基、
    (モノー若しくはジーC1 −C4 アルキルアミノ)−C
    2 −C3 アルカノイルアミノ基、(C1 −C4 アルコキ
    シカルボニルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ
    基、(C1 −C4 アルコキシカルボニルーモノーC1
    4 アルキルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ
    基、(C2 −C3 アルカノイル)−C2 −C3 アルカノ
    イルアミノ基、C3 −C7 シクロアルキルカルボニルア
    ミノ基、C6 アリールカルボニルアミノ基、C7 −C8
    アラルキルカルボニルアミノ基、1乃至2個の窒素、酸
    素若しくは硫黄原子を含有する5乃至6員環状ヘテロア
    リールカルボニルアミノ基、C1 −C4 アルコキシカル
    ボニルアミノ基、C1 −C4 アルコキシカルボニル−モ
    ノーC1 −C4 アルキルアミノ基、C1 −C2 アルカン
    スルホニルアミノ基、C6 アリールスルホニルアミノ
    基、ウレイド基、C1 −C4 アルキルウレイド基、C7
    −C8 アラルキルウレイド基、チオウレイド基、C1
    4 アルキルチオウレイド基、C7 −C8 アラルキルチ
    オウレイド基又はフタルイミド基であり、 R2 およびR3 が、同一または異なって、水素原子又は
    1 −C7 アルキル基であり、 R4 が、水素原子又はC1 −C4 アルキル基であり、 Aが、直鎖のC1 −C4 アルキレン基である請求項1の
    チアゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  18. 【請求項18】R1 がアミノ基、モノー若しくはジーC
    1 −C2 アルキルアミノ基、C2 −C5 アルカノイルア
    ミノ基、(C1 −C2 アルコキシ)−アセチルアミノ
    基、フルオロ若しくはクロロ−C2 −C3 アルカノイル
    アミノ基、アミノアセチルアミノ基、(モノー若しくは
    ジーC1 −C2 アルキルアミノ)−アセチルアミノ基、
    (C1 −C2 アルコキシカルボニルアミノ)−C2 −C
    3 アルカノイルアミノ基、t−ブトキシカルボニルアミ
    ノ−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、(C1 −C2
    ルコキシカルボニルメチルアミノ)−C2 −C3 アルカ
    ノイルアミノ基、(t−ブトキシカルボニル−C1 −C
    2 アルキルアミノ)−C2 −C3 アルカノイルアミノ
    基、アセチル−C2 −C3 アルカノイルアミノ基、C5
    −C6 シクロアルキルカルボニルアミノ基、ベンゾイル
    アミノ基、ベンジルカルボニルアミノ基、1乃至2個の
    窒素、酸素若しくは硫黄原子を含有する5乃至6員環状
    ヘテロアリールカルボニルアミノ基、C1 −C4 アルコ
    キシカルボニルアミノ基、C1−C2 アルコキシカルボ
    ニル−モノ−C1 −C2 アルキルアミノ基、t−ブトキ
    シカルボニル−モノ−C1 −C2 アルキルアミノ基、メ
    タンスルホニルアミノ基、ウレイド基、C1 −C4 アル
    キルウレイド基、C7 −C8 アラルキルウレイド基、チ
    オウレイド基、C1 −C4 アルキルチオウレイド基、C
    7 −C8 アラルキルチオウレイド基又はフタルイミド基
    であり、 R2 およびR3 が、同一または異なって、水素原子又は
    1 −C7 アルキル基であり、 R4 が、水素原子又はC1 −C4 アルキル基であり、 Aが、直鎖のC1 −C4 アルキレン基である請求項1の
    チアゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  19. 【請求項19】R1 が、C2 −C5 アルカノイルアミノ
    基、フルオロアセチル基、トリフルオロアセチル基、ク
    ロロアセチルアミノ基、C5 −C6 シクロアルキルカル
    ボニルアミノ基、フリルカルボニルアミノ基、チエニル
    カルボニルアミノ基、ピリジルカルボニルアミノ基、C
    1 −C4 アルコキシカルボニルアミノ基、ウレイド基、
    1 −C4 アルキルウレイド基、ベンジルウレイド基、
    チオウレイド基、C1 −C4 アルキルチオウレイド基、
    ベンジルチオウレイド基又はフタルイミド基であり、 R2 およびR3 が、同一または異なって、水素原子又は
    4 −C6 アルキル基であり、 R4 が、水素原子又はC1 −C4 アルキル基であり、 Aが、直鎖のC1 −C4 アルキレン基である請求項1の
    チアゾール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  20. 【請求項20】R1 が、C2 −C3 アルカノイルアミノ
    基、トリフルオロアセチル基、フリルカルボニルアミノ
    基、チエニルカルボニルアミノ基、C1 −C2 アルコキ
    シカルボニルアミノ基、ウレイド基、C1 −C2 アルキ
    ルウレイド基、ベンジルウレイド基、チオウレイド基、
    1 −C2 アルキルチオウレイド基又はベンジルチオウ
    レイド基であり、 R2 およびR3 が、同一または異なって、水素原子又は
    ペンチル基であり、 R4 が、水素原子又はメチル基であり、 Aが、メチレン又はエチレン基である請求項1のチアゾ
    ール誘導体又はその薬理上許容される塩。
  21. 【請求項21】R1 が、C2 −C3 アルカノイルアミノ
    基、C1 −C2 アルキルウレイド基又はC1 −C2 アル
    キルチオウレイド基であり、 R2 が、水素原子であり、R3 が、水素原子又はペンチ
    ル基であり、 R4 が、水素原子であり、 Aが、メチレン基である請求項1のチアゾール誘導体又
    はその薬理上許容される塩。
  22. 【請求項22】4−(4−アセチルアミノメチルピリミ
    ジン−2−イル)−2−[(アミノ)(ブチルアミノ)
    メチレンアミノ]チアゾール又はその薬理上許容される
    塩。
  23. 【請求項23】2−[(アミノ)(ブチルアミノ)メチ
    レンアミノ]−4−(4−プロピオニルアミノメチルピ
    リミジン−2−イル)チアゾール又はその薬理上許容さ
    れる塩。
  24. 【請求項24】4−(4−アセチルアミノメチルピリミ
    ジン−2−イル)−2−[(アミノ)(ペンチルアミ
    ノ)メチレンアミノ]チアゾール又はその薬理上許容さ
    れる塩。
  25. 【請求項25】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−(4−プロピオニルアミノメチル
    ピリミジン−2−イル)チアゾール又はその薬理上許容
    される塩。
  26. 【請求項26】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−(4−ウレイドメチルピリミジン
    −2−イル)チアゾール又はその薬理上許容される塩。
  27. 【請求項27】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[4−(3−メチルウレイド)メ
    チルピリミジン−2−イル)チアゾール又はその薬理上
    許容される塩。
  28. 【請求項28】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[4−(3−エチルウレイド)メ
    チルピリミジン−2−イル)チアゾール又はその薬理上
    許容される塩。
  29. 【請求項29】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[4−(3−メチルチオウレイ
    ド)メチルピリミジン−2−イル)チアゾール又はその
    薬理上許容される塩。
  30. 【請求項30】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[4−(3−エチルチオウレイ
    ド)メチルピリミジン−2−イル)チアゾール又はその
    薬理上許容される塩。
  31. 【請求項31】4−(4−アセチルアミノメチルピリミ
    ジン−2−イル)−2−[(アミノ)(ヘキシルアミ
    ノ)メチレンアミノ]チアゾール又はその薬理上許容さ
    れる塩。
  32. 【請求項32】2−[(アミノ)(ヘキシルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−(4−プロピオニルアミノメチル
    ピリミジン−2−イル)チアゾール又はその薬理上許容
    される塩。
  33. 【請求項33】2−[(アミノ)(ヘキシルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−(4−ウレイドメチルピリミジン
    −2−イル)チアゾール又はその薬理上許容される塩。
  34. 【請求項34】2−[(アミノ)(ヘキシルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[4−(3−メチルウレイド)メ
    チルピリミジン−2−イル)チアゾール又はその薬理上
    許容される塩。
  35. 【請求項35】4−(2−アセチルアミノメチルピリミ
    ジン−4−イル)−2−[(アミノ)(ペンチルアミ
    ノ)メチレンアミノ]チアゾール又はその薬理上許容さ
    れる塩。
  36. 【請求項36】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−(2−プロピオニルアミノメチル
    ピリミジン−4−イル)チアゾール又はその薬理上許容
    される塩。
  37. 【請求項37】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−(2−ウレイドメチルピリミジン
    −4−イル)チアゾール又はその薬理上許容される塩。
  38. 【請求項38】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[2−(3−メチルウレイド)メ
    チルピリミジン−4−イル)チアゾール又はその薬理上
    許容される塩。
  39. 【請求項39】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[2−(3−エチルウレイド)メ
    チルピリミジン−4−イル)チアゾール又はその薬理上
    許容される塩。
  40. 【請求項40】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[2−(3−メチルチオウレイ
    ド)メチルピリミジン−4−イル)チアゾール又はその
    薬理上許容される塩。
  41. 【請求項41】2−[(アミノ)(ペンチルアミノ)メ
    チレンアミノ]−4−[2−(3−エチルチオウレイ
    ド)メチルピリミジン−4−イル)チアゾール又はその
    薬理上許容される塩。
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