JPH08172342A - デジタルフィルタ - Google Patents
デジタルフィルタInfo
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- JPH08172342A JPH08172342A JP6313552A JP31355294A JPH08172342A JP H08172342 A JPH08172342 A JP H08172342A JP 6313552 A JP6313552 A JP 6313552A JP 31355294 A JP31355294 A JP 31355294A JP H08172342 A JPH08172342 A JP H08172342A
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- data
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ROMテーブルを用いるデジタルフィルタに
おいて、データ格納部で従来と同様の動作を行いなが
ら、LSI化した際のチップサイズを小型化する。 【構成】 入力レジスタ30に順次入力されるjビット
のデータをiワード分格納するデータ格納部を、ビット
方向とワード方向の双方からアクセス可能なスタティッ
クRAMで構成し、ここから順次読み出されるiビット
のデータを、フィルタ係数kの総和を予め記憶したテー
ブル記憶部にアドレスとして供給し、このテーブル記憶
部から順次読み出される総和を加算器で重み付けしなが
ら加算することにより、デジタルフィルタ出力を得る。
そして、デジタルフィルタには、jビット×iワードの
メモリ部分と、ビット方向のアドレスを指定するビット
ポインタと、ワード方向のアドレスを指定するワードポ
インタと、ワードポインタにより指定されたjビットの
データを一旦保持するバッファレジスタを設ける。
おいて、データ格納部で従来と同様の動作を行いなが
ら、LSI化した際のチップサイズを小型化する。 【構成】 入力レジスタ30に順次入力されるjビット
のデータをiワード分格納するデータ格納部を、ビット
方向とワード方向の双方からアクセス可能なスタティッ
クRAMで構成し、ここから順次読み出されるiビット
のデータを、フィルタ係数kの総和を予め記憶したテー
ブル記憶部にアドレスとして供給し、このテーブル記憶
部から順次読み出される総和を加算器で重み付けしなが
ら加算することにより、デジタルフィルタ出力を得る。
そして、デジタルフィルタには、jビット×iワードの
メモリ部分と、ビット方向のアドレスを指定するビット
ポインタと、ワード方向のアドレスを指定するワードポ
インタと、ワードポインタにより指定されたjビットの
データを一旦保持するバッファレジスタを設ける。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、乗算器を利用しない
で、ROM等で構成されたフィルタ係数の総和テーブル
を用いたデジタルフィルタに関する。
で、ROM等で構成されたフィルタ係数の総和テーブル
を用いたデジタルフィルタに関する。
【0002】
【従来の技術】デジタルフィルタの代表的な例であるF
IRフィルタは、一般的に、図8に示すように構成され
ている。図8は、13次のFIRフィルタを示し、入力
データXnを1サンプリング期間順次遅延する遅延素子
1〜12と、各データを加算する加算器13〜18と、
加算結果に係数kmを乗算する乗算器19〜25と、乗
算結果を加算する加算器26とより構成される。
IRフィルタは、一般的に、図8に示すように構成され
ている。図8は、13次のFIRフィルタを示し、入力
データXnを1サンプリング期間順次遅延する遅延素子
1〜12と、各データを加算する加算器13〜18と、
加算結果に係数kmを乗算する乗算器19〜25と、乗
算結果を加算する加算器26とより構成される。
【0003】ここで、データXを2の補数で表現する
と、式(1)で表され、
と、式(1)で表され、
【0004】
【数1】
【0005】フィルタ係数を、km(m=0〜6):1
6ビットの係数とすると、出力Ynは式(2)のように
表される。
6ビットの係数とすると、出力Ynは式(2)のように
表される。
【0006】
【数2】
【0007】ここで、以下の式(3)に示す小括弧内の
値は、
値は、
【0008】
【数3】
【0009】1ビット加算結果であって、その値は0も
しくは1なので、Xの値に応じたkmの総和を予めRO
M等にテーブルとして記憶しておけば、Xをアドレスと
することにより式(2)における中括弧内の値は、この
総和テーブルから読み出すことができ、従って、乗算器
を用いずにFIR出力Ynを求めることができる。次
に、このようなROMテーブルを用いたデジタルフィル
タの従来構成を、図7に基づき説明する。
しくは1なので、Xの値に応じたkmの総和を予めRO
M等にテーブルとして記憶しておけば、Xをアドレスと
することにより式(2)における中括弧内の値は、この
総和テーブルから読み出すことができ、従って、乗算器
を用いずにFIR出力Ynを求めることができる。次
に、このようなROMテーブルを用いたデジタルフィル
タの従来構成を、図7に基づき説明する。
【0010】入力されるjビットのデータは、まず入力
レジスタ30に入力され、このレジスタを介してデータ
格納部31に格納される。データ格納部31は、jビッ
トのデータを次数iに相当するiワード分格納するもの
で、通常、jビットのシフトレジスタをi本用いて構成
される。i本のシフトレジスタ301,302,30
3,……… は、シリアルに接続されると共に、各シフ
トレジスタのLSBもしくはMSBが次段のROMポイ
ンタレジスタ32の入力に接続されている。そして、1
サンプリング期間内に1ビットづつシフトしながら、R
OMポインタレジスタ32の内容を更新するようにして
いる。このROMポインタアドレス32は、上述した係
数kmの総和をテーブルの形で記憶したROMテーブル
33をアドレス指定するものであり、その結果、ROM
テーブル33からは、データXに応じた係数の総和、即
ち、式(2)における中括弧内の値が読み出される。
レジスタ30に入力され、このレジスタを介してデータ
格納部31に格納される。データ格納部31は、jビッ
トのデータを次数iに相当するiワード分格納するもの
で、通常、jビットのシフトレジスタをi本用いて構成
される。i本のシフトレジスタ301,302,30
3,……… は、シリアルに接続されると共に、各シフ
トレジスタのLSBもしくはMSBが次段のROMポイ
ンタレジスタ32の入力に接続されている。そして、1
サンプリング期間内に1ビットづつシフトしながら、R
OMポインタレジスタ32の内容を更新するようにして
いる。このROMポインタアドレス32は、上述した係
数kmの総和をテーブルの形で記憶したROMテーブル
33をアドレス指定するものであり、その結果、ROM
テーブル33からは、データXに応じた係数の総和、即
ち、式(2)における中括弧内の値が読み出される。
【0011】順次読み出される総和は、加算器340を
含む演算部34で、式(2)に示す重み付けがなされな
がら順次加算されていき、出力Ynが出力レジスタ35
に得られる。
含む演算部34で、式(2)に示す重み付けがなされな
がら順次加算されていき、出力Ynが出力レジスタ35
に得られる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】従来の構成において
は、データ格納部としてシフトレジスタを用いており、
このシフトレジスタを構成する要素としては通常ラッチ
が用いられるが、シフトレジスタは1サンプリング期間
に1度使用されることになるので、スタティックタイプ
が好ましい。しかしながら、スタティックタイプのラッ
チは、LSI化した場合、占有面積が非常に大きくなる
ため、チップサイズの大型化につながってしまう。
は、データ格納部としてシフトレジスタを用いており、
このシフトレジスタを構成する要素としては通常ラッチ
が用いられるが、シフトレジスタは1サンプリング期間
に1度使用されることになるので、スタティックタイプ
が好ましい。しかしながら、スタティックタイプのラッ
チは、LSI化した場合、占有面積が非常に大きくなる
ため、チップサイズの大型化につながってしまう。
【0013】そこで、ダイナミックタイプのラッチを用
いることが考えられるが、シフトサイクルが長い場合
や、一時的にシフトをストップする場合に、チャージが
抜けて誤動作することがあり、と言って、リフレッシュ
回路を設けると制御が複雑になるという問題がある。
いることが考えられるが、シフトサイクルが長い場合
や、一時的にシフトをストップする場合に、チャージが
抜けて誤動作することがあり、と言って、リフレッシュ
回路を設けると制御が複雑になるという問題がある。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明は、jビットのデ
ータを入力する入力レジスタと、該入力レジスタに順次
入力されるjビット単位のデータをiワード分格納する
データ格納部と、フィルタ係数の総和を予め記憶したテ
ーブル記憶部と、前記データ格納部からiビット毎に順
次読み出されるデータを入力し、出力によって前記テー
ブル記憶手段のアドレスを指定するポインタレジスタ
と、前記テーブル記憶部から順次読み出される総和を重
み付けしながら加算する加算器とを備え、前記データ格
納部をビット方向とワード方向の双方からアクセス可能
なスタティックRAM回路で構成することにより、上記
課題を解決するものである。
ータを入力する入力レジスタと、該入力レジスタに順次
入力されるjビット単位のデータをiワード分格納する
データ格納部と、フィルタ係数の総和を予め記憶したテ
ーブル記憶部と、前記データ格納部からiビット毎に順
次読み出されるデータを入力し、出力によって前記テー
ブル記憶手段のアドレスを指定するポインタレジスタ
と、前記テーブル記憶部から順次読み出される総和を重
み付けしながら加算する加算器とを備え、前記データ格
納部をビット方向とワード方向の双方からアクセス可能
なスタティックRAM回路で構成することにより、上記
課題を解決するものである。
【0015】また、本発明は、前記スタティックRAM
回路が、jビット×iワードのメモリ部分と、ビット方
向のアドレスを指定するビットポインタと、ワード方向
のアドレスを指定するワードポインタとを有することを
特徴とする。また、本発明は、前記スタティックRAM
回路が、更に、前記ワードポインタにより指定されたj
ビットのデータを一旦保持するバッファレジスタを有す
ることを特徴とする。
回路が、jビット×iワードのメモリ部分と、ビット方
向のアドレスを指定するビットポインタと、ワード方向
のアドレスを指定するワードポインタとを有することを
特徴とする。また、本発明は、前記スタティックRAM
回路が、更に、前記ワードポインタにより指定されたj
ビットのデータを一旦保持するバッファレジスタを有す
ることを特徴とする。
【0016】また、本発明は、前記スタティックRAM
回路が、前記入力レジスタへデータがセットされたこと
に応答して、前記ワードポインタを0に設定して前記入
力レジスタにセットされたjビットのデータをワードア
ドレス0に書き込み、次に、前記ビットポインタを0か
らj−1まで順にインクリメントすることによって、ビ
ットアドレス0からj−1までのiビット単位のデータ
を順次読み出し、読み出し後、前記ワードポインタをi
−2に設定し、続いて、ワードアドレスで示されるjビ
ット単位のデータを前記バッファレジスタに一旦格納
し、格納後、前記ワードポインタをインクリメントして
一旦格納したデータを、読み出しアドレスの次のワード
アドレスに書き込む一連のシフト処理を、ワードアドレ
スi−2から0に対して順次実行することを特徴とす
る。
回路が、前記入力レジスタへデータがセットされたこと
に応答して、前記ワードポインタを0に設定して前記入
力レジスタにセットされたjビットのデータをワードア
ドレス0に書き込み、次に、前記ビットポインタを0か
らj−1まで順にインクリメントすることによって、ビ
ットアドレス0からj−1までのiビット単位のデータ
を順次読み出し、読み出し後、前記ワードポインタをi
−2に設定し、続いて、ワードアドレスで示されるjビ
ット単位のデータを前記バッファレジスタに一旦格納
し、格納後、前記ワードポインタをインクリメントして
一旦格納したデータを、読み出しアドレスの次のワード
アドレスに書き込む一連のシフト処理を、ワードアドレ
スi−2から0に対して順次実行することを特徴とす
る。
【0017】
【作用】本発明では、データ格納部がビット方向とワー
ド方向の双方からアクセス可能なスタティックRAM回
路により構成されるので、スタティックラッチを用いる
シフトレジスタと同様の使い方が可能になると共に、占
有面積が小さくなる。また、ビットポインタのインクリ
メント動作により、テーブル記憶部のアドレスを指定す
るポインタレジスタへ順次アドレスを入力でき、バッフ
ァレジスタ及びワードポインタを用いたワード方向のシ
フト処理により、jビット単位のワードデータのシフト
動作が実現される。
ド方向の双方からアクセス可能なスタティックRAM回
路により構成されるので、スタティックラッチを用いる
シフトレジスタと同様の使い方が可能になると共に、占
有面積が小さくなる。また、ビットポインタのインクリ
メント動作により、テーブル記憶部のアドレスを指定す
るポインタレジスタへ順次アドレスを入力でき、バッフ
ァレジスタ及びワードポインタを用いたワード方向のシ
フト処理により、jビット単位のワードデータのシフト
動作が実現される。
【0018】
【実施例】図1は、本発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図であり、図7と同一の構成については同一の符号を
付している。ここで、特徴的な構成はデータ格納部40
であり、このデータ格納部40は、ビット方向とワード
方向の双方からアクセス可能なスタティックRAM回路
により構成されている。
ク図であり、図7と同一の構成については同一の符号を
付している。ここで、特徴的な構成はデータ格納部40
であり、このデータ格納部40は、ビット方向とワード
方向の双方からアクセス可能なスタティックRAM回路
により構成されている。
【0019】スタティックRAM回路は、概略的には、
図1に示すように、jビット×iワードのメモリ部分4
01と、ビット方向のアドレスを指定するビットポイン
タ402と、ワード方向のアドレスを指定するワードポ
インタ403と、ワードポインタ403により指定され
たjビットのデータを一旦保持するバッファレジスタ4
04と、タイミング発生回路405より成る。
図1に示すように、jビット×iワードのメモリ部分4
01と、ビット方向のアドレスを指定するビットポイン
タ402と、ワード方向のアドレスを指定するワードポ
インタ403と、ワードポインタ403により指定され
たjビットのデータを一旦保持するバッファレジスタ4
04と、タイミング発生回路405より成る。
【0020】以下、図2を参照しながら、スタティック
RAM回路40の概略動作について説明する。まず、ス
タティックRAM回路40のメモリ部分401は、ワー
ドアドレス0に現在のサンプリングデータが格納され、
ワードアドレスが大きくなるほどより過去にサンプリン
グされたデータが格納されるという順序になっており、
ワードアドレスi−1に格納された最も古いデータは次
のサンプル時に捨てられることとなる。
RAM回路40の概略動作について説明する。まず、ス
タティックRAM回路40のメモリ部分401は、ワー
ドアドレス0に現在のサンプリングデータが格納され、
ワードアドレスが大きくなるほどより過去にサンプリン
グされたデータが格納されるという順序になっており、
ワードアドレスi−1に格納された最も古いデータは次
のサンプル時に捨てられることとなる。
【0021】そこで、入力レジスタ30にjビットのデ
ータがセットされると、ビットポインタ402及びワー
ドポインタ403が共に0に設定され、ワードポインタ
403が示すワードアドレス0に,入力レジスタ30に
セットされたjビットのデータが書き込まれる。つま
り、ワード方向の書き込みが行われる。次に、ビットポ
インタ402が示すビットアドレス0から1ビット×i
ワード、即ちiビットのデータがROMポインタレジス
タ32に読み出され、その後、ビットポインタ402が
順次インクリメントされ、インクリメントされる毎にi
ビットのデータが読み出される。つまり、ビットアドレ
ス0,1,2,…………,j−1から、順次iビット単
位にビットデータが読み出され、ビット方向の読み出し
が実現される。
ータがセットされると、ビットポインタ402及びワー
ドポインタ403が共に0に設定され、ワードポインタ
403が示すワードアドレス0に,入力レジスタ30に
セットされたjビットのデータが書き込まれる。つま
り、ワード方向の書き込みが行われる。次に、ビットポ
インタ402が示すビットアドレス0から1ビット×i
ワード、即ちiビットのデータがROMポインタレジス
タ32に読み出され、その後、ビットポインタ402が
順次インクリメントされ、インクリメントされる毎にi
ビットのデータが読み出される。つまり、ビットアドレ
ス0,1,2,…………,j−1から、順次iビット単
位にビットデータが読み出され、ビット方向の読み出し
が実現される。
【0022】このようにして、ビット方向のデータ読み
出しが終了すると、次に、ワード方向の書き込み及び読
み出しによるワードデータのシフト処理が実行される。
この処理は、ビット方向の読み出しが終了した後行われ
るため、ビットポインタ402がj−1をカウントした
後、ワードポインタ403にi−2が設定される。
出しが終了すると、次に、ワード方向の書き込み及び読
み出しによるワードデータのシフト処理が実行される。
この処理は、ビット方向の読み出しが終了した後行われ
るため、ビットポインタ402がj−1をカウントした
後、ワードポインタ403にi−2が設定される。
【0023】そして、ワードポインタ403が示すワー
ドアドレスi−2からjビットのワードデータが読み出
され、バッファレジスタ404に転送され、ここで一旦
保持される。続いて、ワードポインタ403がインクリ
メントされ、このワードアドレスi−1にバッファレジ
スタ404に保持されたワードデータが書き込まれる。
その後は、ワードポインタが−2され、ワードアドレス
i−3に対して同様の処理を行う。つまり、あるワード
アドレスのデータを読み出して一旦バッファレジスタ4
04に保持した後、読み出したワードアドレスの次のワ
ードアドレスに保持したデータを書き込むことによっ
て、ワードデータのシフト処理を行っているのである。
このようなシフト処理を、ワードアドレスi−1から0
までの各アドレスについて実行し、全てのデータをワー
ド方向へシフトする。この動作によって、ワードアドレ
スには新たなデータが入力可能となり、データの順序が
保たれる。
ドアドレスi−2からjビットのワードデータが読み出
され、バッファレジスタ404に転送され、ここで一旦
保持される。続いて、ワードポインタ403がインクリ
メントされ、このワードアドレスi−1にバッファレジ
スタ404に保持されたワードデータが書き込まれる。
その後は、ワードポインタが−2され、ワードアドレス
i−3に対して同様の処理を行う。つまり、あるワード
アドレスのデータを読み出して一旦バッファレジスタ4
04に保持した後、読み出したワードアドレスの次のワ
ードアドレスに保持したデータを書き込むことによっ
て、ワードデータのシフト処理を行っているのである。
このようなシフト処理を、ワードアドレスi−1から0
までの各アドレスについて実行し、全てのデータをワー
ド方向へシフトする。この動作によって、ワードアドレ
スには新たなデータが入力可能となり、データの順序が
保たれる。
【0024】ところで、ROMポインタレジスタ32に
順次iビットのデータが入力されると、これらデータは
順次アドレスとしてROMテーブル33に供給される。
ここで、式(2)の中括弧で示される係数の総和のう
ち、2の0乗,2の1乗,…………,2の15乗に対応
する総和を式(4)に示すように、S0,S1,………
…,S15とする。
順次iビットのデータが入力されると、これらデータは
順次アドレスとしてROMテーブル33に供給される。
ここで、式(2)の中括弧で示される係数の総和のう
ち、2の0乗,2の1乗,…………,2の15乗に対応
する総和を式(4)に示すように、S0,S1,………
…,S15とする。
【0025】
【数4】
【0026】すると、ROMテーブル33からは、ま
ず、S0が出力され、これが加算器340を介してシフ
トレジスタ341にセットされ、ここでシフトダウンさ
れることによって1/2に除算され、次の総和S1がR
OMテーブル33から出力されると、加算器340にお
いてS1と除算されたS0が加算される。以下同様に、
加算結果がシフトレジスタ341で除算され、これに新
たな総和が加算されていく。よって、結果的には式
(2)の総和が演算部34から出力レジスタ35に出力
されることとなる。
ず、S0が出力され、これが加算器340を介してシフ
トレジスタ341にセットされ、ここでシフトダウンさ
れることによって1/2に除算され、次の総和S1がR
OMテーブル33から出力されると、加算器340にお
いてS1と除算されたS0が加算される。以下同様に、
加算結果がシフトレジスタ341で除算され、これに新
たな総和が加算されていく。よって、結果的には式
(2)の総和が演算部34から出力レジスタ35に出力
されることとなる。
【0027】但し、最上位の2の15乗はマイナスにし
なければならないので、2の補数処理部342によっ
て、出力された総和S15が反転され、これに1が加算
され、この結果がマルチプレクサ343を介して出力さ
れる。勿論、マルチプレクサ343では、他の場合はR
OMテーブル33の出力がそのまま選択される。次に、
ビットポインタ402とワードポインタ403の具体回
路について説明する。
なければならないので、2の補数処理部342によっ
て、出力された総和S15が反転され、これに1が加算
され、この結果がマルチプレクサ343を介して出力さ
れる。勿論、マルチプレクサ343では、他の場合はR
OMテーブル33の出力がそのまま選択される。次に、
ビットポインタ402とワードポインタ403の具体回
路について説明する。
【0028】図3がビットポインタ402とワードポイ
ンタ403の具体回路例を示す図であり、ビットポイン
タ402は、5段のDタイプフリップフロップ501,
502,503,504,505、NORゲート50
6、EX−ORゲート507,508,509,51
0、ANDゲート511、512、513よりなり、ワ
ードポインタ403は、4段のDタイプフリップフロッ
プ601,602,603,604、エッジ検出回路7
00、NORゲート605、EX−ORゲート606,
607,608,609,610,611、ORゲート
612,615,616,617,618、ANDゲー
ト613,614,619,620,621,622,
623,624,625,626よりなる。
ンタ403の具体回路例を示す図であり、ビットポイン
タ402は、5段のDタイプフリップフロップ501,
502,503,504,505、NORゲート50
6、EX−ORゲート507,508,509,51
0、ANDゲート511、512、513よりなり、ワ
ードポインタ403は、4段のDタイプフリップフロッ
プ601,602,603,604、エッジ検出回路7
00、NORゲート605、EX−ORゲート606,
607,608,609,610,611、ORゲート
612,615,616,617,618、ANDゲー
ト613,614,619,620,621,622,
623,624,625,626よりなる。
【0029】ビットポインタ402は、タイミング発生
回路405からのカウンタ制御信号1がLのときのみ動
作するカウンタであって、この点を除いては通常のカウ
ンタと同様の動作を行う。即ち、データが入力レジスタ
30にセットされたことを示すデータセット信号が、タ
イミング発生回路405から出力されると、ビットカウ
ンタ402はリセットされ、その後、カウントクロック
に応じて、図4エ〜キに示すように単純にカウントアッ
プを繰り返す。そして、カウント内容がj=16になる
と、カウンタ制御信号1がHレベルとなり、カウンタの
動作が停止すると共に、エッジ検出回路700で最終ビ
ットのBP3が1になったことを検出して、ワードポイ
ンタ403をi−2=11にセットする。
回路405からのカウンタ制御信号1がLのときのみ動
作するカウンタであって、この点を除いては通常のカウ
ンタと同様の動作を行う。即ち、データが入力レジスタ
30にセットされたことを示すデータセット信号が、タ
イミング発生回路405から出力されると、ビットカウ
ンタ402はリセットされ、その後、カウントクロック
に応じて、図4エ〜キに示すように単純にカウントアッ
プを繰り返す。そして、カウント内容がj=16になる
と、カウンタ制御信号1がHレベルとなり、カウンタの
動作が停止すると共に、エッジ検出回路700で最終ビ
ットのBP3が1になったことを検出して、ワードポイ
ンタ403をi−2=11にセットする。
【0030】ワードポインタ403は、図4に示すよう
に、タイミング発生回路405からのカウンタ制御信号
2がLレベルのときのみ動作するものであって、このほ
か制御信号としてタイミング発生回路405からのリー
ドライト信号R/Wを入力する。この信号R/Wは、メ
モリに対する制御信号であると共に、カウンタの動作を
−2するか+1するかを決定しており、信号R/WがH
レベルのとき−2し、Lレベルのとき+1する。従っ
て、図4コ〜スに示すように、初期設定値11から順に
+1,−2,+1,−2を繰り返し、ワードアドレスが
0になったとき処理を終了する。この操作により、ワー
ドデータのシフト処理が実現される。
に、タイミング発生回路405からのカウンタ制御信号
2がLレベルのときのみ動作するものであって、このほ
か制御信号としてタイミング発生回路405からのリー
ドライト信号R/Wを入力する。この信号R/Wは、メ
モリに対する制御信号であると共に、カウンタの動作を
−2するか+1するかを決定しており、信号R/WがH
レベルのとき−2し、Lレベルのとき+1する。従っ
て、図4コ〜スに示すように、初期設定値11から順に
+1,−2,+1,−2を繰り返し、ワードアドレスが
0になったとき処理を終了する。この操作により、ワー
ドデータのシフト処理が実現される。
【0031】次に、スタティックRAMの具体回路例を
図5及び図6に示し、その動作を詳細に説明する。図5
は、スタティックRAM回路40の全体構成を示してお
り、複数のメモリセル80,81,…………,82,8
3が、X及びY方向のマトリクス状に配置されている。
メモリセル80は、各々の入力を他方の出力にそれぞれ
接続した2個のインバータ801及び802より成り、
これらインバータはMOSトランジスタで構成されてい
る。他のメモリセルも同様の構成である。
図5及び図6に示し、その動作を詳細に説明する。図5
は、スタティックRAM回路40の全体構成を示してお
り、複数のメモリセル80,81,…………,82,8
3が、X及びY方向のマトリクス状に配置されている。
メモリセル80は、各々の入力を他方の出力にそれぞれ
接続した2個のインバータ801及び802より成り、
これらインバータはMOSトランジスタで構成されてい
る。他のメモリセルも同様の構成である。
【0032】メモリセル80の一端Pには、Nチャンネ
ルMOSトランジスタ803が接続され、そのソースド
レイン路を介してY方向に伸びるビットラインB0xが
接続されており、他端Qには、NチャンネルMOSトラ
ンジスタ804が接続され、そのソースドレイン路を介
してY方向に伸びる反転ビットラインB0xバーが接続
されている。このNチャンネルMOSトランジスタ80
3,804のゲートは、X方向に伸びるアドレスライン
Ax0に接続されている。そして、Y方向に配置された
各メモリセル80,83,………,86は、同一のビッ
トラインB0x,B0xバーに接続され、X方向に配置
された各メモリセル80,81,………,82は、同一
のアドレスラインAx0に接続されている。他のメモリ
セルに関しても同様の構成である。
ルMOSトランジスタ803が接続され、そのソースド
レイン路を介してY方向に伸びるビットラインB0xが
接続されており、他端Qには、NチャンネルMOSトラ
ンジスタ804が接続され、そのソースドレイン路を介
してY方向に伸びる反転ビットラインB0xバーが接続
されている。このNチャンネルMOSトランジスタ80
3,804のゲートは、X方向に伸びるアドレスライン
Ax0に接続されている。そして、Y方向に配置された
各メモリセル80,83,………,86は、同一のビッ
トラインB0x,B0xバーに接続され、X方向に配置
された各メモリセル80,81,………,82は、同一
のアドレスラインAx0に接続されている。他のメモリ
セルに関しても同様の構成である。
【0033】ここで、アドレスAx0,Ax1,……
…,Axj−1 は、ビットポインタ402の内容をデ
コーダ92によりデコードしたアドレス信号であり、例
えば、アドレスAx0が選択されると、このアドレスラ
インAx0に接続されたX方向の全てのメモリセル8
0,81,………,82に記憶されていたデータが、各
ビットラインBx0,Bx1,…………Bxi−1を通
して、各リードライト回路93,94,………,95に
よって読み出される。勿論、リードライト回路は、書き
込みも行えるので、同一アドレスラインに接続されたX
方向の全てのメモリセルに対する書き込みも可能とな
る。但し、デジタルフィルタを構成するためには、この
書き込みは必要ない。
…,Axj−1 は、ビットポインタ402の内容をデ
コーダ92によりデコードしたアドレス信号であり、例
えば、アドレスAx0が選択されると、このアドレスラ
インAx0に接続されたX方向の全てのメモリセル8
0,81,………,82に記憶されていたデータが、各
ビットラインBx0,Bx1,…………Bxi−1を通
して、各リードライト回路93,94,………,95に
よって読み出される。勿論、リードライト回路は、書き
込みも行えるので、同一アドレスラインに接続されたX
方向の全てのメモリセルに対する書き込みも可能とな
る。但し、デジタルフィルタを構成するためには、この
書き込みは必要ない。
【0034】更に、本実施例のメモリセルにおいては、
メモリセル80の一端Pには、もう1つのNチャンネル
MOSトランジスタ805が接続され、そのソースドレ
イン路を介してX方向に伸びるビットラインB0yが接
続されており、他端Qには、もう1つのNチャンネルM
OSトランジスタ806が接続され、そのソースドレイ
ン路を介してX方向に伸びる反転ビットラインB0yバ
ーが接続されている。このNチャンネルMOSトランジ
スタ805,806のゲートは、Y方向に伸びるアドレ
スラインAy0に接続されている。そして、X方向に配
置された各メモリセル80,81,………,82は、同
一のビットラインB0y,B0yバーに接続され、Y方
向に配置された各メモリセル80,83,………,86
は、同一のアドレスラインAy0に接続されている。他
のメモリセルに関しても同様の構成である。
メモリセル80の一端Pには、もう1つのNチャンネル
MOSトランジスタ805が接続され、そのソースドレ
イン路を介してX方向に伸びるビットラインB0yが接
続されており、他端Qには、もう1つのNチャンネルM
OSトランジスタ806が接続され、そのソースドレイ
ン路を介してX方向に伸びる反転ビットラインB0yバ
ーが接続されている。このNチャンネルMOSトランジ
スタ805,806のゲートは、Y方向に伸びるアドレ
スラインAy0に接続されている。そして、X方向に配
置された各メモリセル80,81,………,82は、同
一のビットラインB0y,B0yバーに接続され、Y方
向に配置された各メモリセル80,83,………,86
は、同一のアドレスラインAy0に接続されている。他
のメモリセルに関しても同様の構成である。
【0035】アドレスAy0,Ay1,Ay2,……
…,Ayi−1は、ワードポインタ403の内容をデコ
ーダ96によりデコードしたアドレス信号であり、例え
ば、アドレスAy0が選択されると、このアドレスライ
ンAy0に接続されたY方向の全てのメモリセル80,
83,………,86に記憶されていたデータが、各ビッ
トラインBy0,By1,…………,Byi−1を通し
て、各リードライト回路97,98,………,99によ
って読み出される。勿論、リードライト回路は、書き込
みも行えるので、同一アドレスラインに接続されたY方
向の全てのメモリセルに対する書き込みも可能となる。
…,Ayi−1は、ワードポインタ403の内容をデコ
ーダ96によりデコードしたアドレス信号であり、例え
ば、アドレスAy0が選択されると、このアドレスライ
ンAy0に接続されたY方向の全てのメモリセル80,
83,………,86に記憶されていたデータが、各ビッ
トラインBy0,By1,…………,Byi−1を通し
て、各リードライト回路97,98,………,99によ
って読み出される。勿論、リードライト回路は、書き込
みも行えるので、同一アドレスラインに接続されたY方
向の全てのメモリセルに対する書き込みも可能となる。
【0036】図6に、リードライト回路93,94,…
……,95,97,98,………,99の具体回路例を
示し、リードライト動作について更に詳しく説明する。
ビットラインB,Bバーは、フリップフロップ101を
構成する各NORゲート102,103の入力端子にそ
れぞれ接続されると共に、プリチャージ用のPチャンネ
ルMOSトランジスタ104,105を各々介して電源
電圧VDDに接続されている。また、フリップフロップ1
01の出力106は、インバータ107とアウトプット
イネーブル信号OEに応じて開閉するクロックドCMO
Sインバータ108を介して、データバス109に接続
されている。
……,95,97,98,………,99の具体回路例を
示し、リードライト動作について更に詳しく説明する。
ビットラインB,Bバーは、フリップフロップ101を
構成する各NORゲート102,103の入力端子にそ
れぞれ接続されると共に、プリチャージ用のPチャンネ
ルMOSトランジスタ104,105を各々介して電源
電圧VDDに接続されている。また、フリップフロップ1
01の出力106は、インバータ107とアウトプット
イネーブル信号OEに応じて開閉するクロックドCMO
Sインバータ108を介して、データバス109に接続
されている。
【0037】更に、データバス109からの入力ライン
110は、ライト信号WEに応じて開閉するクロックド
CMOSインバータ111を介して、ビットラインBバ
ーに接続され、データバス109からの入力ライン11
2は、インバータ113と、ライト信号WEに応じて開
閉するクロックドCMOSインバータ114を介して、
ビットラインBに接続されている。
110は、ライト信号WEに応じて開閉するクロックド
CMOSインバータ111を介して、ビットラインBバ
ーに接続され、データバス109からの入力ライン11
2は、インバータ113と、ライト信号WEに応じて開
閉するクロックドCMOSインバータ114を介して、
ビットラインBに接続されている。
【0038】尚、アウトプットイネーブル信号OEとし
ては、上述したリードライト信号R/Wが用いられ、ラ
イト信号WEとしてはリードライト信号R/Wの反転信
号が用いられる。そこで、まず、プリチャージ信号PR
BがLレベルに成ることによって、PチャンネルMOS
トランジスタ104,105がオンし、ビットライン
B,Bバーは共にHレベルに保持される。今、ビットラ
インBに接続されているメモリセルが「1」を記憶して
いるとすると、次に、信号OEがHレベルになると、フ
リップフロップ101の出力「1」が、2段のインバー
タ107及び108を介してデータバス109に読み出
される。一方、プリチャージ後に、信号WEがHレベル
になると、データバス109上のデータ、例えば「1」
が、クロックドCMOSインバータ111により反転さ
れてビットラインBバーに加えられるので、このビット
ラインBバーがLレベルに引き込まれ、且つ、インバー
タ113,114によりビットラインBがHレベルとな
り、従って、データ「1」がビットラインに接続された
メモリセルに書き込まれる。
ては、上述したリードライト信号R/Wが用いられ、ラ
イト信号WEとしてはリードライト信号R/Wの反転信
号が用いられる。そこで、まず、プリチャージ信号PR
BがLレベルに成ることによって、PチャンネルMOS
トランジスタ104,105がオンし、ビットライン
B,Bバーは共にHレベルに保持される。今、ビットラ
インBに接続されているメモリセルが「1」を記憶して
いるとすると、次に、信号OEがHレベルになると、フ
リップフロップ101の出力「1」が、2段のインバー
タ107及び108を介してデータバス109に読み出
される。一方、プリチャージ後に、信号WEがHレベル
になると、データバス109上のデータ、例えば「1」
が、クロックドCMOSインバータ111により反転さ
れてビットラインBバーに加えられるので、このビット
ラインBバーがLレベルに引き込まれ、且つ、インバー
タ113,114によりビットラインBがHレベルとな
り、従って、データ「1」がビットラインに接続された
メモリセルに書き込まれる。
【0039】このようにして、スタティックRAM回路
40では、ビット方向とワード方向の双方からのアクセ
スが可能となる。
40では、ビット方向とワード方向の双方からのアクセ
スが可能となる。
【0040】
【発明の効果】本発明によれば、データ格納部において
従来と同様の動作を行いながら、その占有面積を小さく
でき、このため、LSI化した場合にチップサイズを小
型化することができる。
従来と同様の動作を行いながら、その占有面積を小さく
でき、このため、LSI化した場合にチップサイズを小
型化することができる。
【図1】本発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明におけるスタティックRAM回路の概略
構成を示すブロック図である。
構成を示すブロック図である。
【図3】本発明におけるビットポインタ及びワードポイ
ンタの具体回路を示す回路図である。
ンタの具体回路を示す回路図である。
【図4】本発明におけるビットポインタ及びワードポイ
ンタの動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
ンタの動作を説明するためのタイミングチャートであ
る。
【図5】本発明におけるスタティックRAMの詳細を示
す要部回路図である。
す要部回路図である。
【図6】本発明におけるスタティックRAMのリードラ
イト回路の詳細回路図である。
イト回路の詳細回路図である。
【図7】本発明の従来構成を示すブロック図である。
【図8】一般的なFIRフィルタの構成を示すブロック
図である。
図である。
30 入力レジスタ 31 データ格納部 301、302、303 シフトレジスタ 32 ROMポインタレジスタ 33 ROMテーブル 34 演算部 340 加算器 35 出力レジスタ 40 スタティックRAM 401 メモリ部 402 ビットポインタ 403 ワードポインタ 404 バッファレジスタ 405 タイミング発生回路 80,81,…………,88 メモリセル 92,96 デコーダ 93,94,95,……,99 リードライト回路
Claims (4)
- 【請求項1】 jビットのデータを入力する入力レジス
タと、該入力レジスタに順次入力されるjビット単位の
データをiワード分格納するデータ格納部と、フィルタ
係数の総和を予め記憶したテーブル記憶部と、前記デー
タ格納部からiビット毎に順次読み出されるデータを入
力し、出力によって前記テーブル記憶手段のアドレスを
指定するポインタレジスタと、前記テーブル記憶部から
順次読み出される総和を重み付けしながら加算する加算
器とを備え、前記データ格納部をビット方向とワード方
向の双方からアクセス可能なスタティックRAM回路で
構成したことを特徴とするデジタルフィルタ。 - 【請求項2】請求項1記載のデジタルフィルタにおい
て、前記スタティックRAM回路は、jビット×iワー
ドのメモリ部分と、ビット方向のアドレスを指定するビ
ットポインタと、ワード方向のアドレスを指定するワー
ドポインタとを有することを特徴とするデジタルフィル
タ。 - 【請求項3】請求項2記載のデジタルフィルタにおい
て、前記スタティックRAM回路は、更に、前記ワード
ポインタにより指定されたjビットのデータを一旦保持
するバッファレジスタを有することを特徴とするデジタ
ルフィルタ。 - 【請求項4】請求項3記載のデジタルフィルタにおい
て、前記スタティックRAM回路は、前記入力レジスタ
へデータがセットされたことに応答して、前記ワードポ
インタを0に設定して前記入力レジスタにセットされた
jビットのデータをワードアドレス0に書き込み、次
に、前記ビットポインタを0からj−1まで順にインク
リメントすることによって、ビットアドレス0からj−
1までのiビット単位のデータを順次読み出し、読み出
し後、前記ワードポインタをi−2に設定し、続いて、
ワードアドレスで示されるjビット単位のデータを前記
バッファレジスタに一旦格納し、格納後、前記ワードポ
インタをインクリメントして一旦格納したデータを、読
み出しアドレスの次のワードアドレスに書き込む一連の
シフト処理を、ワードアドレスi−2から0に対して順
次実行することを特徴とするデジタルフィルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6313552A JPH08172342A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | デジタルフィルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6313552A JPH08172342A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | デジタルフィルタ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08172342A true JPH08172342A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18042700
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6313552A Pending JPH08172342A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | デジタルフィルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08172342A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6700925B1 (en) | 1999-03-01 | 2004-03-02 | Nec Electronics Corporation | Apparatus for detecting correlation, spectrum despread apparatus and receiver having the same, and method for detecting correlation |
US6891884B1 (en) | 1999-03-01 | 2005-05-10 | Nec Electronics Corporation | Apparatus for detecting correlation, spectrum despread apparatus and receiver having the same, and method for detecting correlation |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP6313552A patent/JPH08172342A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6700925B1 (en) | 1999-03-01 | 2004-03-02 | Nec Electronics Corporation | Apparatus for detecting correlation, spectrum despread apparatus and receiver having the same, and method for detecting correlation |
US6891884B1 (en) | 1999-03-01 | 2005-05-10 | Nec Electronics Corporation | Apparatus for detecting correlation, spectrum despread apparatus and receiver having the same, and method for detecting correlation |
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