JPH08170315A - 破損した残存デリエータの摘出器具 - Google Patents
破損した残存デリエータの摘出器具Info
- Publication number
- JPH08170315A JPH08170315A JP6334109A JP33410994A JPH08170315A JP H08170315 A JPH08170315 A JP H08170315A JP 6334109 A JP6334109 A JP 6334109A JP 33410994 A JP33410994 A JP 33410994A JP H08170315 A JPH08170315 A JP H08170315A
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 残存デリエータの周囲を堀り起こすことな
く、極簡単な操作によりその残存デリエータをそのまま
すっぽりと抜き取ることのできる破損した残存デリエー
タの摘出器具を提供する。 【構成】 支柱の上端に梃本体としてのハンドルレバー
を軸支し、ハンドルレバーの先端に鎖のリンクを掛ける
フックを設けた梃と、デリエータの中に掛止させる逆止
金具と、梃により逆止金具を吊り上げる前記鎖とからな
り、逆止金具については、デリエータの中に掛止させる
手段として、長さ方向に対して傾斜させてのみデリエー
タの中に挿入できる長さであって、長さ方向の両端にデ
リエータの内周面に食い込み得る爪を形成し、その傾斜
させる側に相当する基端部に、鎖の連結部を設けた。
く、極簡単な操作によりその残存デリエータをそのまま
すっぽりと抜き取ることのできる破損した残存デリエー
タの摘出器具を提供する。 【構成】 支柱の上端に梃本体としてのハンドルレバー
を軸支し、ハンドルレバーの先端に鎖のリンクを掛ける
フックを設けた梃と、デリエータの中に掛止させる逆止
金具と、梃により逆止金具を吊り上げる前記鎖とからな
り、逆止金具については、デリエータの中に掛止させる
手段として、長さ方向に対して傾斜させてのみデリエー
タの中に挿入できる長さであって、長さ方向の両端にデ
リエータの内周面に食い込み得る爪を形成し、その傾斜
させる側に相当する基端部に、鎖の連結部を設けた。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、道路標識の差込みと
して路肩等に埋めて立設されている円筒形のデリエータ
が車との衝突等の交通事故により破損したことが原因
で、その基部が埋めたままとなっている残存デリエータ
の摘出器具に関する。
して路肩等に埋めて立設されている円筒形のデリエータ
が車との衝突等の交通事故により破損したことが原因
で、その基部が埋めたままとなっている残存デリエータ
の摘出器具に関する。
【0002】
【従来の技術】道路標識として、例えば、雪国では、赤
白に交互に配色されたインナーポールが、冬季において
デリエータの中から伸長され、除雪の目安となるスノー
ポールとして使用されている。そのインナーポールの収
納のために、デリエータの埋設寸法が可なり深く、ま
た、コンクリートやアスファルト等の路肩構造物により
固められているので、デリエータが破損した場合、抜き
取る摘出作業が容易ではなかった。
白に交互に配色されたインナーポールが、冬季において
デリエータの中から伸長され、除雪の目安となるスノー
ポールとして使用されている。そのインナーポールの収
納のために、デリエータの埋設寸法が可なり深く、ま
た、コンクリートやアスファルト等の路肩構造物により
固められているので、デリエータが破損した場合、抜き
取る摘出作業が容易ではなかった。
【0003】従来の破損した残存デリエータの摘出器具
としては特別なものがなく、周囲をツルハシ等で堀り越
こしたり、或いは、大径のデリエータの差込み孔を穿設
するような円筒形刃のコアカッターを使い、周囲にそれ
を打ち込むことによって穴を掘っていた。
としては特別なものがなく、周囲をツルハシ等で堀り越
こしたり、或いは、大径のデリエータの差込み孔を穿設
するような円筒形刃のコアカッターを使い、周囲にそれ
を打ち込むことによって穴を掘っていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】交通事故による破損の
態様としては、折れ曲がる場合と、上部が切り取られる
場合とがあるが、殊に、切り取られた残存デリエータの
摘出の場合であると、円筒形の形状であることから、取
り付くことのできる適当な掛止箇所がなく、そのままで
は抜き取ることができないので、前記したように、従来
は、コアカッターを使っていたが、それによると、打ち
込みに時間が掛かることはもちろん、土の堀り起こしも
容易でなく、時間が30分程度も掛かり、道路管理者で
は、その作業が無理であることから、業者に多額の費用
で撤去作業を依頼しているのが現状である。
態様としては、折れ曲がる場合と、上部が切り取られる
場合とがあるが、殊に、切り取られた残存デリエータの
摘出の場合であると、円筒形の形状であることから、取
り付くことのできる適当な掛止箇所がなく、そのままで
は抜き取ることができないので、前記したように、従来
は、コアカッターを使っていたが、それによると、打ち
込みに時間が掛かることはもちろん、土の堀り起こしも
容易でなく、時間が30分程度も掛かり、道路管理者で
は、その作業が無理であることから、業者に多額の費用
で撤去作業を依頼しているのが現状である。
【0005】また、折れ曲がったデリエータの場合であ
っても、応急処置として、地上部分を切り取り、残った
地下部分に杭を差し込み、杭を介して新たに別のデリエ
ータを立設していたが、このようにすると、杭に支える
ために、インナーポールやスノーポールの位置が不揃い
に高くなる不都合があるばかりか、インナーポールの収
納の障害となるために、この地下部分の残存デリエータ
をいずれ抜き取る必要があるが、この場合も同様の問題
が生じていた。
っても、応急処置として、地上部分を切り取り、残った
地下部分に杭を差し込み、杭を介して新たに別のデリエ
ータを立設していたが、このようにすると、杭に支える
ために、インナーポールやスノーポールの位置が不揃い
に高くなる不都合があるばかりか、インナーポールの収
納の障害となるために、この地下部分の残存デリエータ
をいずれ抜き取る必要があるが、この場合も同様の問題
が生じていた。
【0006】本発明は、上記の実情に鑑みて、残存デリ
エータの周囲を堀り起こすことなく、極簡単な操作によ
りその残存デリエータをそのまますっぽりと抜き取るこ
とのできる破損した残存デリエータの摘出器具を提供す
ることを目的とした。
エータの周囲を堀り起こすことなく、極簡単な操作によ
りその残存デリエータをそのまますっぽりと抜き取るこ
とのできる破損した残存デリエータの摘出器具を提供す
ることを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、この発明は、支柱の上端に梃本体としてのハンド
ルレバーを軸支し、ハンドルレバーの先端に鎖のリンク
を掛けるフックを設けた梃と、デリエータの中に掛止さ
せる逆止金具と、梃により逆止金具を吊り上げる前記鎖
とからなり、逆止金具については、デリエータの中に掛
止させる手段として、長さ方向に対して傾斜させてのみ
デリエータの中に挿入できる長さであって、長さ方向の
両端にデリエータの内周面に食い込み得る爪を形成し、
その傾斜させる側に相当する基端部に、鎖の連結部を設
けて破損した残存デリエータの摘出器具を構成した。
めに、この発明は、支柱の上端に梃本体としてのハンド
ルレバーを軸支し、ハンドルレバーの先端に鎖のリンク
を掛けるフックを設けた梃と、デリエータの中に掛止さ
せる逆止金具と、梃により逆止金具を吊り上げる前記鎖
とからなり、逆止金具については、デリエータの中に掛
止させる手段として、長さ方向に対して傾斜させてのみ
デリエータの中に挿入できる長さであって、長さ方向の
両端にデリエータの内周面に食い込み得る爪を形成し、
その傾斜させる側に相当する基端部に、鎖の連結部を設
けて破損した残存デリエータの摘出器具を構成した。
【0008】逆止金具の基端爪が反り上がりに形成され
ていると、さらに目的達成に有効である。
ていると、さらに目的達成に有効である。
【0009】
【作 用】破損した残存デリエータの摘出器具を上記の
ように構成し、これを使用してデリエータを抜き取ると
きには、まず、逆止金具をそれに挿入し、鎖を介して梃
により逆止金具を引き上げる。この場合に、鎖の連結部
側が低くなるように傾斜して逆止金具を挿入しておけ
ば、引き上げる力がその箇所に偏り、基端爪がデリエー
タの内周面に特に圧接し、または食い込み、その反作用
で先端爪も圧接し、または食い込むから、これでデリエ
ータを引き上げる掛止状態が得られる。
ように構成し、これを使用してデリエータを抜き取ると
きには、まず、逆止金具をそれに挿入し、鎖を介して梃
により逆止金具を引き上げる。この場合に、鎖の連結部
側が低くなるように傾斜して逆止金具を挿入しておけ
ば、引き上げる力がその箇所に偏り、基端爪がデリエー
タの内周面に特に圧接し、または食い込み、その反作用
で先端爪も圧接し、または食い込むから、これでデリエ
ータを引き上げる掛止状態が得られる。
【0010】掛止状態は、デリエータを引き抜く抵抗が
大きい程強くなるから、決して外れることはなく、梃に
必要な力を加える限り、確実に引き抜くことができる。
また、梃のハンドルレバーが支柱により高い位置に支点
を有するから、引き抜く量を多くとることができる。一
度に引き抜くことができないときには、鎖の長さをフッ
クに掛ける位置で調整して短くしながら数度に亘って引
き抜くことができる。
大きい程強くなるから、決して外れることはなく、梃に
必要な力を加える限り、確実に引き抜くことができる。
また、梃のハンドルレバーが支柱により高い位置に支点
を有するから、引き抜く量を多くとることができる。一
度に引き抜くことができないときには、鎖の長さをフッ
クに掛ける位置で調整して短くしながら数度に亘って引
き抜くことができる。
【0011】
【実施例】次に、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0012】図面は、一実施例を示したもので、その破
損した残存デリエータの摘出器具Pは、梃1と、デリエ
ータDの中に引っ掛ける逆止金具3と、それを吊り上げ
る鎖5とから構成され、梃1と逆止金具3とが鎖5によ
り連結されている(図1)。
損した残存デリエータの摘出器具Pは、梃1と、デリエ
ータDの中に引っ掛ける逆止金具3と、それを吊り上げ
る鎖5とから構成され、梃1と逆止金具3とが鎖5によ
り連結されている(図1)。
【0013】梃1は、支柱7の上端に梃本体としてのハ
ンドルレバー9をピン10で軸支したもので、ハンドル
レバー9の先端部に鎖5を掛けるためのフック11が切
欠きにより設けられている。また、その支点ピン10と
フック11との間に鎖5が取り付けられている。そのた
め、鎖5をフック11に掛ける操作が容易である。
ンドルレバー9をピン10で軸支したもので、ハンドル
レバー9の先端部に鎖5を掛けるためのフック11が切
欠きにより設けられている。また、その支点ピン10と
フック11との間に鎖5が取り付けられている。そのた
め、鎖5をフック11に掛ける操作が容易である。
【0014】梃1の支柱7にはパイプが使用され、その
下端に座板13が取り付けられている。この座板13
は、デリエータDを吊り上げる際に、荷重に耐えて踏み
止まるためのものであるが、吊り上げ中にはハンドルレ
バー9の揺動に伴い、フック11の位置が円軌道となる
ため、それとの関係で、真っ直ぐに吊り上げる矯正の必
要から、座板13に対して支柱7が前後に揺動するよう
に、ピン15により連結されている。
下端に座板13が取り付けられている。この座板13
は、デリエータDを吊り上げる際に、荷重に耐えて踏み
止まるためのものであるが、吊り上げ中にはハンドルレ
バー9の揺動に伴い、フック11の位置が円軌道となる
ため、それとの関係で、真っ直ぐに吊り上げる矯正の必
要から、座板13に対して支柱7が前後に揺動するよう
に、ピン15により連結されている。
【0015】逆止金具3は、一端部に「く」字形の屈折
形状において反り上がる基端爪17を有し、この基端爪
17と、他端部の先端爪19とが下面に斜面20,20
を設けることにより断面において鋭角に形成される。ま
た、デリエータDの内側においては、全体的に四箇所で
安定して圧接するように、基端爪17と先端爪19の各
両側を丸くすることにより接触部21,21が形成され
ている。また、逆止金具3には、基端部の屈折箇所にお
いて、鎖5の連結部23がループ状に突設されている。
従って、基端爪17の側に引き抜く力が集中して掛か
る。
形状において反り上がる基端爪17を有し、この基端爪
17と、他端部の先端爪19とが下面に斜面20,20
を設けることにより断面において鋭角に形成される。ま
た、デリエータDの内側においては、全体的に四箇所で
安定して圧接するように、基端爪17と先端爪19の各
両側を丸くすることにより接触部21,21が形成され
ている。また、逆止金具3には、基端部の屈折箇所にお
いて、鎖5の連結部23がループ状に突設されている。
従って、基端爪17の側に引き抜く力が集中して掛か
る。
【0016】図2および図3は、逆止金具3をデリエー
タDの中に掛けた状態を示したもので、掛ける手順とし
ては、先端爪19を上げるようにして平面から見た長さ
を短くすることによって(図3の二点鎖線参照)、その
逆止金具3をデリエータDの中に鎖5で吊り下げながら
挿入し、適当な箇所に至ると、ハンドルレバー9で引き
上げ操作をする。そうすると、基端爪17側が引き上げ
られ、逆止金具3の平面的な長さが大きくなることによ
り、基端爪17と先端爪19とがそれぞれ接触部21,
21においてデリエータDの内周面に圧接し、引き上げ
の力が大きい程その圧接力が増すために、デリエータD
の引き上げに大きな力を必要としても、その力を梃1に
より加える限り確実に引き抜くことができる。
タDの中に掛けた状態を示したもので、掛ける手順とし
ては、先端爪19を上げるようにして平面から見た長さ
を短くすることによって(図3の二点鎖線参照)、その
逆止金具3をデリエータDの中に鎖5で吊り下げながら
挿入し、適当な箇所に至ると、ハンドルレバー9で引き
上げ操作をする。そうすると、基端爪17側が引き上げ
られ、逆止金具3の平面的な長さが大きくなることによ
り、基端爪17と先端爪19とがそれぞれ接触部21,
21においてデリエータDの内周面に圧接し、引き上げ
の力が大きい程その圧接力が増すために、デリエータD
の引き上げに大きな力を必要としても、その力を梃1に
より加える限り確実に引き抜くことができる。
【0017】デリエータDは、一般的にプラスチックに
より成形されており、滑って手掛かりとなる最初の掛け
止めに要領を得ないときがあるが、その場合には、ハン
マー等の適当な器具で先端爪19側を下へ叩く。その際
に鎖5の吊り下げ状態を保持していると、先端爪19が
デリエータDの内周面に食い込むために、確実に掛止状
態が得られる。
より成形されており、滑って手掛かりとなる最初の掛け
止めに要領を得ないときがあるが、その場合には、ハン
マー等の適当な器具で先端爪19側を下へ叩く。その際
に鎖5の吊り下げ状態を保持していると、先端爪19が
デリエータDの内周面に食い込むために、確実に掛止状
態が得られる。
【0018】デリエータDの内周面に対して、手掛かり
となる最初の引っ掛かりを確実にするために、両端にそ
れぞれ左右一対の突起を角状に突設することにより、基
端爪と先端爪とを形成しても良い(図示省略)。この実
施例に先行してそのようなデリエータを試作したが、こ
れ程に複雑に構成する必要がなく、図示の如く簡単な構
造において手掛かりとなる最初の掛止状態を容易に得ら
れた。
となる最初の引っ掛かりを確実にするために、両端にそ
れぞれ左右一対の突起を角状に突設することにより、基
端爪と先端爪とを形成しても良い(図示省略)。この実
施例に先行してそのようなデリエータを試作したが、こ
れ程に複雑に構成する必要がなく、図示の如く簡単な構
造において手掛かりとなる最初の掛止状態を容易に得ら
れた。
【0019】デリエータDに対する引っ掛かりを得るた
めには、その内径よりも適当に長い必要があるが、デリ
エータDの内径は、必ずしも一定していないので、その
場合は、逆止金具3を取り替える。このため、鎖5には
連結部23に対して着脱可能なジョイントシャックル2
5が取り付けられている。なお、逆止金具3の構造か
ら、デリエータDに限らなく、他の円筒形物の引き抜き
にも使用できる。
めには、その内径よりも適当に長い必要があるが、デリ
エータDの内径は、必ずしも一定していないので、その
場合は、逆止金具3を取り替える。このため、鎖5には
連結部23に対して着脱可能なジョイントシャックル2
5が取り付けられている。なお、逆止金具3の構造か
ら、デリエータDに限らなく、他の円筒形物の引き抜き
にも使用できる。
【0020】図4および図5は、デリエータDを引き抜
く手順を示したもので、最初は鎖5を長く使用し、徐々
に短くして、手で抜き取る程度にまで引き上げることが
できる(図5)。そして、このような手順を踏んでも、
2〜3分で抜き取ることができた(従来は30分)。
く手順を示したもので、最初は鎖5を長く使用し、徐々
に短くして、手で抜き取る程度にまで引き上げることが
できる(図5)。そして、このような手順を踏んでも、
2〜3分で抜き取ることができた(従来は30分)。
【0021】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は、残存
デリエータの周囲を堀り起こすことなく、極簡単な操作
によりその残存デリエータをそのまますっぽりと抜き取
ることのできる破損した残存デリエータの摘出器具を提
供することに成功したものであって、これによれば、デ
リエータの抜き取り作業時間を格段に短縮できるだけで
なく、その作業が極めて容易となり、このため、特に業
者に作業を依頼する必要がなくなり、また、抜き穴を新
たなデリエータの差し込みにそのまま利用できるので、
道路管理者における安全性を重視する管理が容易とな
り、器具も簡単で安価な提供に適することもあって、道
路管理の経費が少なくて済むことにもなる等、数々の優
れた効果を発揮する。
デリエータの周囲を堀り起こすことなく、極簡単な操作
によりその残存デリエータをそのまますっぽりと抜き取
ることのできる破損した残存デリエータの摘出器具を提
供することに成功したものであって、これによれば、デ
リエータの抜き取り作業時間を格段に短縮できるだけで
なく、その作業が極めて容易となり、このため、特に業
者に作業を依頼する必要がなくなり、また、抜き穴を新
たなデリエータの差し込みにそのまま利用できるので、
道路管理者における安全性を重視する管理が容易とな
り、器具も簡単で安価な提供に適することもあって、道
路管理の経費が少なくて済むことにもなる等、数々の優
れた効果を発揮する。
【図1】残存デリエータとの関係において示す破損した
残存デリエータの摘出器具の斜視図ある。
残存デリエータの摘出器具の斜視図ある。
【図2】残存デリエータ内に納めた状態を示す逆止金具
の平面図である。
の平面図である。
【図3】図2のA−A線矢視の断面図である。
【図4】残存デリエータの引き抜き手順を示す説明図で
ある。
ある。
【図5】残存デリエータの最終引き抜き手順を示す説明
図である。
図である。
P 破損した残存デリエータの摘出器具 D 残存デリエータ 1 梃 3 逆止金具 5 鎖 7 支柱 9 ハンドルレバー 11 フック 17 基端爪 19 先端爪 23 連結部
Claims (2)
- 【請求項1】 支柱の上端に梃本体としてのハンドルレ
バーを軸支し、ハンドルレバーの先端に鎖のリンクを掛
けるフックを設けた梃と、デリエータの中に掛止させる
逆止金具と、梃により逆止金具を吊り上げる前記鎖とか
らなり、逆止金具については、デリエータの中に掛止さ
せる手段として、長さ方向に対して傾斜させてのみデリ
エータの中に挿入できる長さであって、長さ方向の両端
にデリエータの内周面に食い込み得る爪を形成し、その
傾斜させる側に相当する基端部に、鎖の連結部を設けた
ことを特徴とする破損した残存デリエータの摘出器具。 - 【請求項2】 逆止金具の基端爪が反り上がりに形成さ
れていることを特徴とする請求項1記載の破損した残存
デリエータの摘出器具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6334109A JPH08170315A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 破損した残存デリエータの摘出器具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6334109A JPH08170315A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 破損した残存デリエータの摘出器具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08170315A true JPH08170315A (ja) | 1996-07-02 |
Family
ID=18273630
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6334109A Pending JPH08170315A (ja) | 1994-12-16 | 1994-12-16 | 破損した残存デリエータの摘出器具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08170315A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016075346A1 (es) * | 2014-11-13 | 2016-05-19 | Antonio Moreno Lopez | Útil para extracción de balizas empotradas |
-
1994
- 1994-12-16 JP JP6334109A patent/JPH08170315A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2016075346A1 (es) * | 2014-11-13 | 2016-05-19 | Antonio Moreno Lopez | Útil para extracción de balizas empotradas |
EP3219854A1 (en) | 2014-11-13 | 2017-09-20 | Antonio Moreno Lopez | Tool for removing embedded markers |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040219 |