JPH08167654A - Cmosインバータ回路及びcmos集積回路 - Google Patents
Cmosインバータ回路及びcmos集積回路Info
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- JPH08167654A JPH08167654A JP6311705A JP31170594A JPH08167654A JP H08167654 A JPH08167654 A JP H08167654A JP 6311705 A JP6311705 A JP 6311705A JP 31170594 A JP31170594 A JP 31170594A JP H08167654 A JPH08167654 A JP H08167654A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 CMOSインバータ回路及びCMOS集積回
路の幅を狭くする。 【構成】 PMOSトランジスタ1のゲートと、NMO
Sトランジスタ2のゲートとが、1本の共通なポリシリ
コン配線13によって形成され、その一端において、外
部から信号を直接入力する。
路の幅を狭くする。 【構成】 PMOSトランジスタ1のゲートと、NMO
Sトランジスタ2のゲートとが、1本の共通なポリシリ
コン配線13によって形成され、その一端において、外
部から信号を直接入力する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体集積回路、半導
体集積回路を構成する半導体素子に用いて好適なCMO
Sインバータ回路及びCMOS集積回路に関する。
体集積回路を構成する半導体素子に用いて好適なCMO
Sインバータ回路及びCMOS集積回路に関する。
【0002】
【従来の技術】画像信号を作り出す素子であるイメージ
センサにおいては、その受光部を構成する画素を駆動す
るために、複数段の走査回路(ドライバ回路、バッファ
回路、論理回路、レベルシフト回路、レジスタ回路等)
が、受光部の周囲に設けられることが必要とされる。図
11は、上述したイメージセンサの一構成例を示す図で
ある。受光部200は、複数の画素201によって構成
されており、受光部200の外周には、画素201を駆
動するための走査回路によって構成される周辺回路部2
02が形成されている。
センサにおいては、その受光部を構成する画素を駆動す
るために、複数段の走査回路(ドライバ回路、バッファ
回路、論理回路、レベルシフト回路、レジスタ回路等)
が、受光部の周囲に設けられることが必要とされる。図
11は、上述したイメージセンサの一構成例を示す図で
ある。受光部200は、複数の画素201によって構成
されており、受光部200の外周には、画素201を駆
動するための走査回路によって構成される周辺回路部2
02が形成されている。
【0003】上述した周辺回路部202を構成する走査
回路は、画素201を1段毎に駆動する。したがって、
1段分の走査回路は、1画素ピッチ201Pの幅に納め
る必要がある。
回路は、画素201を1段毎に駆動する。したがって、
1段分の走査回路は、1画素ピッチ201Pの幅に納め
る必要がある。
【0004】以下、上述した周辺回路部202を構成す
る、従来の走査回路について説明する。
る、従来の走査回路について説明する。
【0005】まず、上述した走査回路の基本構成とし
て、従来のCMOSインバータ回路について説明する。
図12は、従来のCMOSインバータ回路の一構成例を
示す回路図である。また、図13は、図12のCMOS
インバータ回路の構成を示すパターン図である。PMO
Sトランジスタ1は、N−ウェル上に形成されており、
NMOSトランジスタ2は、P−ウェル上に形成されて
いる。
て、従来のCMOSインバータ回路について説明する。
図12は、従来のCMOSインバータ回路の一構成例を
示す回路図である。また、図13は、図12のCMOS
インバータ回路の構成を示すパターン図である。PMO
Sトランジスタ1は、N−ウェル上に形成されており、
NMOSトランジスタ2は、P−ウェル上に形成されて
いる。
【0006】所定の電圧VDDが印加されているアルミ
配線21が分岐してPMOSトランジスタ1のソースを
形成しており、同様に、グラウンド(GND)に接地さ
れているアルミ配線22が分岐してNMOSトランジス
タ2のソースを形成している。
配線21が分岐してPMOSトランジスタ1のソースを
形成しており、同様に、グラウンド(GND)に接地さ
れているアルミ配線22が分岐してNMOSトランジス
タ2のソースを形成している。
【0007】PMOSトランジスタ1のゲートとNMO
Sトランジスタ2のゲートは、1本のポリシリコン配線
13によって形成されており、外部からの信号入力を伝
達するアルミ配線31と、ポリシリコン配線13の両ト
ランジスタ間において、スルーホール32を介して接続
されている。このアルミ配線31は、外部からの信号入
力線としての第2層アルミ配線31bと、ポリシリコン
配線11への接続線としての第1層アルミ配線31aと
が、スルーホール25を介して接続されることによって
構成されている。
Sトランジスタ2のゲートは、1本のポリシリコン配線
13によって形成されており、外部からの信号入力を伝
達するアルミ配線31と、ポリシリコン配線13の両ト
ランジスタ間において、スルーホール32を介して接続
されている。このアルミ配線31は、外部からの信号入
力線としての第2層アルミ配線31bと、ポリシリコン
配線11への接続線としての第1層アルミ配線31aと
が、スルーホール25を介して接続されることによって
構成されている。
【0008】PMOSトランジスタ1のドレインとNM
OSトランジスタ2のドレインは、1本の第1層アルミ
配線12aによって共通に形成されており、第1層アル
ミ配線12aの一端が、スルーホール26を介して、第
2層アルミ配線12bに接続されている。この第2層ア
ルミ配線12bから、このCMOSインバータ回路の出
力信号が出力される。
OSトランジスタ2のドレインは、1本の第1層アルミ
配線12aによって共通に形成されており、第1層アル
ミ配線12aの一端が、スルーホール26を介して、第
2層アルミ配線12bに接続されている。この第2層ア
ルミ配線12bから、このCMOSインバータ回路の出
力信号が出力される。
【0009】第1層アルミ配線12a上において、PM
OSトランジスタ1のドレイン部と、NMOSトランジ
スタ2のドレイン部とに、それぞれ、コンタクトホール
11a,11bが形成されており、各トランジスタ1,
2の出力信号を、第1層アルミ配線12aに伝達する。
また、アルミ配線21上において、コンタクトホール2
3が形成され、同様にアルミ配線22上において、コン
タクトホール24が形成され、各ウェルの電位を取って
いる。
OSトランジスタ1のドレイン部と、NMOSトランジ
スタ2のドレイン部とに、それぞれ、コンタクトホール
11a,11bが形成されており、各トランジスタ1,
2の出力信号を、第1層アルミ配線12aに伝達する。
また、アルミ配線21上において、コンタクトホール2
3が形成され、同様にアルミ配線22上において、コン
タクトホール24が形成され、各ウェルの電位を取って
いる。
【0010】なお、アルミ配線31が、第1層アルミ配
線31aと第2層アルミ配線32bとに分割され、スル
ーホール25を介して接続されることによって構成され
るのは、所定の電圧VDDが印加されているアルミ配線
21とショートしないようにするためである。また、第
1層アルミ配線12aと、第2層アルミ配線12bとを
1本で構成しない理由も同様である。
線31aと第2層アルミ配線32bとに分割され、スル
ーホール25を介して接続されることによって構成され
るのは、所定の電圧VDDが印加されているアルミ配線
21とショートしないようにするためである。また、第
1層アルミ配線12aと、第2層アルミ配線12bとを
1本で構成しない理由も同様である。
【0011】次に、図12及び図13に示したCMOS
インバータ回路の動作を説明する。外部からアルミ配線
31に入力された信号が、スルーホール32を介して、
ポリシリコン配線13に伝達され、各トランジスタ1,
2のゲートに入力される。この信号が高レベル信号”
1”のとき、PMOSトランジスタ1はオフし、NMO
Sトランジスタ2はオンする。したがって、このCMO
Sインバータ回路の出力は、低レベル信号”0”とな
る。
インバータ回路の動作を説明する。外部からアルミ配線
31に入力された信号が、スルーホール32を介して、
ポリシリコン配線13に伝達され、各トランジスタ1,
2のゲートに入力される。この信号が高レベル信号”
1”のとき、PMOSトランジスタ1はオフし、NMO
Sトランジスタ2はオンする。したがって、このCMO
Sインバータ回路の出力は、低レベル信号”0”とな
る。
【0012】一方、外部からアルミ配線31に入力され
た信号が、低レベル信号”0”のとき、PMOSトラン
ジスタ1はオンし、NMOSトランジスタ2はオフす
る。したがって、このCMOSインバータ回路の出力
は、高レベル信号”1”となる。
た信号が、低レベル信号”0”のとき、PMOSトラン
ジスタ1はオンし、NMOSトランジスタ2はオフす
る。したがって、このCMOSインバータ回路の出力
は、高レベル信号”1”となる。
【0013】つまり、このCMOSインバータ回路にお
いては、入力信号が反転されて出力される。
いては、入力信号が反転されて出力される。
【0014】次に、図11に示す周辺回路部202を構
成する走査回路の例として、図12及び図13に示すC
MOSインバータ回路によって構成される従来のドライ
バ回路について説明する。図14は、従来のドライバ回
路の一構成例を示す回路図である。また、図15は、図
14のドライバ回路の構成を示すパターン図である。こ
のドライバ回路は、図12及び図13に示すCMOSイ
ンバータ回路が、図15において、上下方向に、2段接
続されることによって構成されており、1段目のCMO
Sインバータ回路41の出力信号を伝達するアルミ配線
12と、2段目のCMOSインバータ回路42のポリシ
リコン配線13とが、スルーホール32を介して接続さ
れている。
成する走査回路の例として、図12及び図13に示すC
MOSインバータ回路によって構成される従来のドライ
バ回路について説明する。図14は、従来のドライバ回
路の一構成例を示す回路図である。また、図15は、図
14のドライバ回路の構成を示すパターン図である。こ
のドライバ回路は、図12及び図13に示すCMOSイ
ンバータ回路が、図15において、上下方向に、2段接
続されることによって構成されており、1段目のCMO
Sインバータ回路41の出力信号を伝達するアルミ配線
12と、2段目のCMOSインバータ回路42のポリシ
リコン配線13とが、スルーホール32を介して接続さ
れている。
【0015】このドライバ回路においては、1段目のC
MOSインバータ回路41に信号が入力され、その反転
信号が2段目のCMOSインバータ回路42に入力され
る。そして、この信号は、CMOSインバータ回路42
によって、さらに反転され、出力される。つまり、この
ドライバ回路は、入力信号と等しい信号を出力する。
MOSインバータ回路41に信号が入力され、その反転
信号が2段目のCMOSインバータ回路42に入力され
る。そして、この信号は、CMOSインバータ回路42
によって、さらに反転され、出力される。つまり、この
ドライバ回路は、入力信号と等しい信号を出力する。
【0016】1段目のCMOSインバータ回路41と2
段目のCMOSインバータ回路42の接続状態を説明す
る。1段目のCMOSインバータ回路41の出力信号を
伝達するアルミ配線12と、2段目のCMOSインバー
タ回路42のポリシリコン配線13とが、スルーホール
32を介して接続されている。
段目のCMOSインバータ回路42の接続状態を説明す
る。1段目のCMOSインバータ回路41の出力信号を
伝達するアルミ配線12と、2段目のCMOSインバー
タ回路42のポリシリコン配線13とが、スルーホール
32を介して接続されている。
【0017】また、各CMOSインバータ回路41,4
2のその他の構成は、図12及び図13に示すCMOS
インバータ回路の構成と同様である。
2のその他の構成は、図12及び図13に示すCMOS
インバータ回路の構成と同様である。
【0018】ところで、近年、表示画像をより鮮明にす
るために、図11に示すイメージセンサの受光部200
を構成する画素201の数を増やすようになされてい
る。この画素数の増加にともなって、画素サイズを縮小
化する必要が生じる。さらに、画素サイズの縮小化にと
もない、1画素ピッチ201Pも狭くなる。
るために、図11に示すイメージセンサの受光部200
を構成する画素201の数を増やすようになされてい
る。この画素数の増加にともなって、画素サイズを縮小
化する必要が生じる。さらに、画素サイズの縮小化にと
もない、1画素ピッチ201Pも狭くなる。
【0019】したがって、画素を駆動するための走査回
路の幅も狭くする必要があり、走査回路を構成するドラ
イバ回路等の幅を狭くしなければならない。
路の幅も狭くする必要があり、走査回路を構成するドラ
イバ回路等の幅を狭くしなければならない。
【0020】しかしながら、図14及び図15に示すよ
うなドライバ回路においては、ドライバ回路の幅(図1
5においては、縦方向の長さ)として、トランジスタ2
個分の長さが必要とされる。よって、図15に示すドラ
イバ回路を用いる走査回路は、走査回路の幅を、所定の
幅より狭くすることができない。
うなドライバ回路においては、ドライバ回路の幅(図1
5においては、縦方向の長さ)として、トランジスタ2
個分の長さが必要とされる。よって、図15に示すドラ
イバ回路を用いる走査回路は、走査回路の幅を、所定の
幅より狭くすることができない。
【0021】そこで、従来、図15に示すドライバ回路
の幅を狭くするために、様々な工夫がなされており、以
下において説明する。
の幅を狭くするために、様々な工夫がなされており、以
下において説明する。
【0022】図16は、図14に示すドライバ回路の他
の構成例を示すパターン図である。この図においては、
P−ウェルの両側にN−ウェルを配置し、図12及び1
3に示すCMOSインバータ回路を、図中、左右方向に
2段接続した構成となっている。
の構成例を示すパターン図である。この図においては、
P−ウェルの両側にN−ウェルを配置し、図12及び1
3に示すCMOSインバータ回路を、図中、左右方向に
2段接続した構成となっている。
【0023】すなわち、このドライバ回路は、図中、左
側のN−ウェル及び中央のP−ウェルにおいて、第1段
目のCMOSインバータ回路41が構成され、図中、右
側のN−ウェル及び中央のP−ウェルにおいて、第2段
目のCMOSインバータ回路42が構成されている。ま
た、P−ウェル上における、インバータ回路41とイン
バータ回路42との間には、グラウンド(GND)に接
地されたアルミ配線22が配置されている。
側のN−ウェル及び中央のP−ウェルにおいて、第1段
目のCMOSインバータ回路41が構成され、図中、右
側のN−ウェル及び中央のP−ウェルにおいて、第2段
目のCMOSインバータ回路42が構成されている。ま
た、P−ウェル上における、インバータ回路41とイン
バータ回路42との間には、グラウンド(GND)に接
地されたアルミ配線22が配置されている。
【0024】1段目のCMOSインバータ回路41の第
1層アルミ配線12aと、2段目のCMOSインバータ
回路42の第1層アルミ配線31aとが、第2層アルミ
配線31bを介して接続されており、アルミ配線22と
のショートが防止されている。CMOSインバータ回路
41,42のその他の構成は、図13に示すCMOSイ
ンバータ回路と同様である。
1層アルミ配線12aと、2段目のCMOSインバータ
回路42の第1層アルミ配線31aとが、第2層アルミ
配線31bを介して接続されており、アルミ配線22と
のショートが防止されている。CMOSインバータ回路
41,42のその他の構成は、図13に示すCMOSイ
ンバータ回路と同様である。
【0025】このような構成にすることによって、ドラ
イバ回路の幅を、トランジスタ1個分の幅にすることが
でき、図15に示すドライバ回路の幅に比べて、狭くす
ることができる。
イバ回路の幅を、トランジスタ1個分の幅にすることが
でき、図15に示すドライバ回路の幅に比べて、狭くす
ることができる。
【0026】しかしながら、図16に示すように、ウェ
ルの数を増やすことによって、CMOSインバータ回路
41と42を、図中、左右方向に並ぶように配置する
と、ウェルの数が3個となり、ウェルの数に対応して、
電源ラインとしてのアルミ配線を配置しなければならず
(この場合、アルミ配線21が2本とアルミ配線22が
1本)、さらに、ウェルの電位を取るためのコンタクト
ホールをウェル近傍において配置しなければならないの
で(この場合、コンタクトホール23が4個とコンタク
トホール24が2個)、ウェルの境界近傍において、ト
ランジスタを配置することができなくなる。したがっ
て、走査回路の幅は狭くできるが、長さ(図16におい
て、左右方向の長さ)が長くなってしまい、ドライバ回
路の面積増加につながってしまう。
ルの数を増やすことによって、CMOSインバータ回路
41と42を、図中、左右方向に並ぶように配置する
と、ウェルの数が3個となり、ウェルの数に対応して、
電源ラインとしてのアルミ配線を配置しなければならず
(この場合、アルミ配線21が2本とアルミ配線22が
1本)、さらに、ウェルの電位を取るためのコンタクト
ホールをウェル近傍において配置しなければならないの
で(この場合、コンタクトホール23が4個とコンタク
トホール24が2個)、ウェルの境界近傍において、ト
ランジスタを配置することができなくなる。したがっ
て、走査回路の幅は狭くできるが、長さ(図16におい
て、左右方向の長さ)が長くなってしまい、ドライバ回
路の面積増加につながってしまう。
【0027】そこで、CMOSインバータ回路41,4
2を、図中、左右方向に配置することによって生じるに
ドライバ回路の面積増加の問題点を解決するために、図
17に示すように、ウェルの数を2個にし、さらに、1
段目のCMOSインバータ回路41を構成するPMOS
トランジスタ1とNMOSトランジスタ2とを、それぞ
れ、ウェル(N−ウェル、P−ウェル)上において、外
側に配置し、2段目のCMOSインバータ回路42を構
成するPMOSトランジスタ1とNMOSトランジスタ
2とを、それぞれ、ウェル上において内側に配置するこ
とによって構成されるドライバ回路が提案されている。
2を、図中、左右方向に配置することによって生じるに
ドライバ回路の面積増加の問題点を解決するために、図
17に示すように、ウェルの数を2個にし、さらに、1
段目のCMOSインバータ回路41を構成するPMOS
トランジスタ1とNMOSトランジスタ2とを、それぞ
れ、ウェル(N−ウェル、P−ウェル)上において、外
側に配置し、2段目のCMOSインバータ回路42を構
成するPMOSトランジスタ1とNMOSトランジスタ
2とを、それぞれ、ウェル上において内側に配置するこ
とによって構成されるドライバ回路が提案されている。
【0028】この場合においては、第1段目のCMOS
インバータ回路41のPMOSトランジスタ1のゲート
とNMOSトランジスタ2のゲートとが、別々のポリシ
リコン配線13a,13bによって構成されており、そ
れぞれ、スルーホール32a,32bを介して、第1層
アルミ配線31aに接続されている。
インバータ回路41のPMOSトランジスタ1のゲート
とNMOSトランジスタ2のゲートとが、別々のポリシ
リコン配線13a,13bによって構成されており、そ
れぞれ、スルーホール32a,32bを介して、第1層
アルミ配線31aに接続されている。
【0029】また、第1段目のCMOSインバータ回路
41のPMOSトランジスタ1のソースと、第2段目の
CMOSインバータ回路42のPMOSトランジスタの
ソースとが、所定の電圧VDDが印加されたアルミ配線
21からの分岐によって、共通に形成されている。同様
に、第1段目のCMOSインバータ回路41のNMOS
トランジスタ2のソースと、第2段目のCMOSインバ
ータ回路42のNMOSトランジスタ2のソースとが、
GNDに接地されているアルミ配線22からの分岐によ
って、共通に形成されている。
41のPMOSトランジスタ1のソースと、第2段目の
CMOSインバータ回路42のPMOSトランジスタの
ソースとが、所定の電圧VDDが印加されたアルミ配線
21からの分岐によって、共通に形成されている。同様
に、第1段目のCMOSインバータ回路41のNMOS
トランジスタ2のソースと、第2段目のCMOSインバ
ータ回路42のNMOSトランジスタ2のソースとが、
GNDに接地されているアルミ配線22からの分岐によ
って、共通に形成されている。
【0030】さらに、第1段目のCMOSインバータ回
路41のPMOSトランジスタ1のドレインとNMOS
トランジスタ2のドレインとがアルミ配線12によって
形成されており、スルーホール32を介し、第2段目の
CMOSインバータ回路42のポリシリコン配線13に
接続されている。
路41のPMOSトランジスタ1のドレインとNMOS
トランジスタ2のドレインとがアルミ配線12によって
形成されており、スルーホール32を介し、第2段目の
CMOSインバータ回路42のポリシリコン配線13に
接続されている。
【0031】このような構成にすることによって、ウェ
ルの数を、図15に示す構成と同じ2個に保ちつつ、ド
ライバ回路の幅を図15に示す構成よりも狭くすること
ができる。
ルの数を、図15に示す構成と同じ2個に保ちつつ、ド
ライバ回路の幅を図15に示す構成よりも狭くすること
ができる。
【0032】また、図17に示すドライバ回路の構成を
応用して、半導体集積回路を構成する場合もある。半導
体集積回路の一例として、図18に、従来のレベルシフ
ト回路の構成を示す。PMOSトランジスタ101のゲ
ートには、外部から信号電圧が入力される。また、PM
OSトランジスタ101は、そのソースが、所定の電圧
VDDが印加されているアルミ配線111から分岐して
形成され、そのドレインが、PMOSトランジスタ10
2のソースに接続されている。
応用して、半導体集積回路を構成する場合もある。半導
体集積回路の一例として、図18に、従来のレベルシフ
ト回路の構成を示す。PMOSトランジスタ101のゲ
ートには、外部から信号電圧が入力される。また、PM
OSトランジスタ101は、そのソースが、所定の電圧
VDDが印加されているアルミ配線111から分岐して
形成され、そのドレインが、PMOSトランジスタ10
2のソースに接続されている。
【0033】さらに、PMOSトランジスタ102のド
レインは、NMOSトランジスタ103のドレインに接
続されており、NMOSトランジスタ103のソース
は、所定の電圧VLが印加されているアルミ配線22に
接続されている。また、PMOSトランジスタ102と
NMOSトランジスタ103のベースには、所定の電圧
VRが、常に印加されている。
レインは、NMOSトランジスタ103のドレインに接
続されており、NMOSトランジスタ103のソース
は、所定の電圧VLが印加されているアルミ配線22に
接続されている。また、PMOSトランジスタ102と
NMOSトランジスタ103のベースには、所定の電圧
VRが、常に印加されている。
【0034】上述したPMOSトランジスタ102のド
レインと、NMOSトランジスタ103のドレインとの
接続点における電圧が、ドライバ回路100に入力され
る。ドライバ回路100は、図17に示すドライバ回路
と、ほぼ同様の構成であるが、アルミ配線21、22に
印加される電圧が、図17の場合と異なっており、それ
ぞれ、所定の電圧VH,VLが印加されている。
レインと、NMOSトランジスタ103のドレインとの
接続点における電圧が、ドライバ回路100に入力され
る。ドライバ回路100は、図17に示すドライバ回路
と、ほぼ同様の構成であるが、アルミ配線21、22に
印加される電圧が、図17の場合と異なっており、それ
ぞれ、所定の電圧VH,VLが印加されている。
【0035】次に、上述した、所定の電圧VDDを5
V、VRを−2V、VHを−2V、VLを−5Vとし
て、図18に示すレベルシフト回路の動作について説明
する。また、PMOSトランジスタ101のゲートに印
加される信号電圧を、0Vまたは5Vの2種類とする。
V、VRを−2V、VHを−2V、VLを−5Vとし
て、図18に示すレベルシフト回路の動作について説明
する。また、PMOSトランジスタ101のゲートに印
加される信号電圧を、0Vまたは5Vの2種類とする。
【0036】PMOSトランジスタ101は、そのゲー
トに5Vの信号電圧が印加されると、そのゲート−ソー
ス間の電位差が0Vとなり、オフする。また、NMOS
トランジスタ103は、そのゲート−ソース間の電位差
が+3Vであるので、オンする。
トに5Vの信号電圧が印加されると、そのゲート−ソー
ス間の電位差が0Vとなり、オフする。また、NMOS
トランジスタ103は、そのゲート−ソース間の電位差
が+3Vであるので、オンする。
【0037】すると、PMOSトランジスタ101がオ
フなので、電流がほとんど流れず、後段のドライバ回路
100へも、ほとんど電流が流れない。よって、NMO
Sトランジスタ103を負荷抵抗とみなすと、この負荷
抵抗における電圧降下は、ほぼ0となる。したがって、
この場合、ドライバ回路100に入力される信号電圧
は、アルミ配線22に印加されている所定の電圧−5V
(=VL)となる。
フなので、電流がほとんど流れず、後段のドライバ回路
100へも、ほとんど電流が流れない。よって、NMO
Sトランジスタ103を負荷抵抗とみなすと、この負荷
抵抗における電圧降下は、ほぼ0となる。したがって、
この場合、ドライバ回路100に入力される信号電圧
は、アルミ配線22に印加されている所定の電圧−5V
(=VL)となる。
【0038】さらに、ドライバ回路100は、この信号
電圧−5Vが印加されると、上述したように、出力信号
電圧として、−5V(=VL)を出力する。
電圧−5Vが印加されると、上述したように、出力信号
電圧として、−5V(=VL)を出力する。
【0039】一方、PMOSトランジスタ101のゲー
トに、0Vの信号電圧が印加されると、PMOSトラン
ジスタ101は、そのゲート−ソース間の電位差が−5
Vとなり、オンする。また、上述したように、NMOS
トランジスタ103は、オンしている。また、PMOS
トランジスタ102は、この場合において、PMOSト
ランジスタ自身がオンするように、さらに、ドライバ回
路100に入力する信号電圧が、上述したVHと等しい
値(−2V)となるように設定されている。
トに、0Vの信号電圧が印加されると、PMOSトラン
ジスタ101は、そのゲート−ソース間の電位差が−5
Vとなり、オンする。また、上述したように、NMOS
トランジスタ103は、オンしている。また、PMOS
トランジスタ102は、この場合において、PMOSト
ランジスタ自身がオンするように、さらに、ドライバ回
路100に入力する信号電圧が、上述したVHと等しい
値(−2V)となるように設定されている。
【0040】したがって、この場合、ドライバ回路10
0には、信号電圧−2Vが入力され、さらに、このドラ
イバ回路100からの出力信号電圧は、−2V(=V
H)となる。
0には、信号電圧−2Vが入力され、さらに、このドラ
イバ回路100からの出力信号電圧は、−2V(=V
H)となる。
【0041】次に、図18に示すレベルシフト回路の構
成パターンを説明する。図19は、図18に示すレベル
シフト回路の構成を示すパターン図である。図中、この
レベルシフト回路の基板は、左から、PMOSトランジ
スタ101,102が形成されているN−ウェル、サブ
ストレートとしてのP−ウェル、図17に示すドライバ
回路が形成されるN−ウェル、P−ウェルによって構成
されている。また、NMOSトランジスタ103は、図
中、1番右に配置されているP−ウェル上において、ド
ライバ回路100の外側に形成されている。
成パターンを説明する。図19は、図18に示すレベル
シフト回路の構成を示すパターン図である。図中、この
レベルシフト回路の基板は、左から、PMOSトランジ
スタ101,102が形成されているN−ウェル、サブ
ストレートとしてのP−ウェル、図17に示すドライバ
回路が形成されるN−ウェル、P−ウェルによって構成
されている。また、NMOSトランジスタ103は、図
中、1番右に配置されているP−ウェル上において、ド
ライバ回路100の外側に形成されている。
【0042】上述した、サブストレートとしてのP−ウ
ェル上には、サブストレート電圧VSUBが印加された
アルミ配線130と、上述した所定の電圧VRが印加さ
れているアルミ配線112が形成されている。
ェル上には、サブストレート電圧VSUBが印加された
アルミ配線130と、上述した所定の電圧VRが印加さ
れているアルミ配線112が形成されている。
【0043】PMOSトランジスタ102のゲートとN
MOSトランジスタ103のゲートは、1本の共通なポ
リシリコン配線133によって構成されており、スルー
ホール132を介して、アルミ配線112と接続されて
いる。また、PMOSトランジスタ102のドレインを
形成している第1層アルミ配線131aと、NMOSト
ランジスタ103のドレインを形成している第1層アル
ミ配線131bとが、第2層アルミ配線131cによっ
て接続されている。
MOSトランジスタ103のゲートは、1本の共通なポ
リシリコン配線133によって構成されており、スルー
ホール132を介して、アルミ配線112と接続されて
いる。また、PMOSトランジスタ102のドレインを
形成している第1層アルミ配線131aと、NMOSト
ランジスタ103のドレインを形成している第1層アル
ミ配線131bとが、第2層アルミ配線131cによっ
て接続されている。
【0044】また、第1層アルミ配線131bは、スル
ーホール135を介して、ドライバ回路100内の第1
段目のCMOSインバータ回路41を構成するPMOS
トランジスタ1のゲートと接続され、さらに、スルーホ
ール136を介して、ドライバ回路100内の第1段目
のCMOSインバータ回路41を構成するNMOSトラ
ンジスタ42のゲートと、接続されている。従って、ド
ライバ回路100内の1段目のCMOSインバータ回路
を構成する各トランジスタ1,2のゲートには、PMO
Sトランジスタ102のドレインと、NMOSトランジ
スタ103のドレインとの接続点の電圧が入力されるこ
ととなる。
ーホール135を介して、ドライバ回路100内の第1
段目のCMOSインバータ回路41を構成するPMOS
トランジスタ1のゲートと接続され、さらに、スルーホ
ール136を介して、ドライバ回路100内の第1段目
のCMOSインバータ回路41を構成するNMOSトラ
ンジスタ42のゲートと、接続されている。従って、ド
ライバ回路100内の1段目のCMOSインバータ回路
を構成する各トランジスタ1,2のゲートには、PMO
Sトランジスタ102のドレインと、NMOSトランジ
スタ103のドレインとの接続点の電圧が入力されるこ
ととなる。
【0045】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した走
査回路(ドライバ回路)の構成においては、アルミ配線
幅が、ポリシリコン配線幅に比較して大きく、また、ア
ルミ配線とアルミ配線とが隣合う場合において、ショー
トを防ぐために、アルミ配線間に、所定の幅のスペース
を設ける必要があり、そのスペースが、ポリシリコン配
線とポリシリコン配線間のスペースに比べて、比較的大
きい。
査回路(ドライバ回路)の構成においては、アルミ配線
幅が、ポリシリコン配線幅に比較して大きく、また、ア
ルミ配線とアルミ配線とが隣合う場合において、ショー
トを防ぐために、アルミ配線間に、所定の幅のスペース
を設ける必要があり、そのスペースが、ポリシリコン配
線とポリシリコン配線間のスペースに比べて、比較的大
きい。
【0046】しかしながら、以上に述べた従来例におい
ては、アルミ配線の使用について考慮されていないの
で、さらなる画素の縮小化に対応できないという課題を
有する。
ては、アルミ配線の使用について考慮されていないの
で、さらなる画素の縮小化に対応できないという課題を
有する。
【0047】さらに、レベルシフト回路に代表される半
導体集積回路においても、近年、さらなる縮小化が望ま
れている。
導体集積回路においても、近年、さらなる縮小化が望ま
れている。
【0048】本発明はこのような状況に鑑みてなされた
ものであり、CMOSインバータ回路及びCMOS集積
回路の幅を狭くすることを目的とする。
ものであり、CMOSインバータ回路及びCMOS集積
回路の幅を狭くすることを目的とする。
【0049】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載のCMO
Sインバータ回路は、N−ウェルを基板として形成され
るPMOSトランジスタ(例えば図2のPMOSトラン
ジスタ1)と、P−ウェルを基板として形成されるNM
OSトランジスタ(例えば図2のNMOSトランジスタ
2)とによって構成されるCMOSインバータ回路にお
いて、PMOSトランジスタのゲートと、NMOSトラ
ンジスタのゲートとが、外部からの信号を直接入力する
1本の共通なポリシリコン配線(例えば図2のポリシリ
コン配線13)によって形成されることを特徴とする。
Sインバータ回路は、N−ウェルを基板として形成され
るPMOSトランジスタ(例えば図2のPMOSトラン
ジスタ1)と、P−ウェルを基板として形成されるNM
OSトランジスタ(例えば図2のNMOSトランジスタ
2)とによって構成されるCMOSインバータ回路にお
いて、PMOSトランジスタのゲートと、NMOSトラ
ンジスタのゲートとが、外部からの信号を直接入力する
1本の共通なポリシリコン配線(例えば図2のポリシリ
コン配線13)によって形成されることを特徴とする。
【0050】請求項2に記載のCMOS集積回路は、N
−ウェルを基板として形成されるPMOSトランジスタ
(例えば図4のPMOSトランジスタ1)と、P−ウェ
ルを基板として形成されるNMOSトランジスタ(例え
ば図4のNMOSトランジスタ2)とによって構成され
るCMOSインバータ回路(例えば図4のCMOSイン
バータ回路41,42)を2段接続することによって構
成されるCMOS集積回路において、第1段目のCMO
Sインバータ回路(例えば図4のCMOSインバータ回
路41)を構成するPMOSトランジスタのドレイン
と、NMOSトランジスタのドレインとが、別々のアル
ミ配線(例えば図4のアルミ配線61,62)によって
形成され、第2段目のCMOSインバータ回路(例えば
図4のCMOSインバータ回路42)を構成するPMO
Sトランジスタのゲートと、NMOSトランジスタのゲ
ートとが、第1段目のCMOSインバータ回路から出力
される信号を入力する1本の共通なポリシリコン配線
(例えば図4のポリシリコン配線13)によって形成さ
れ、このポリシリコン配線の両端において、上述した2
本のアルミ配線が接続されることを特徴とする。
−ウェルを基板として形成されるPMOSトランジスタ
(例えば図4のPMOSトランジスタ1)と、P−ウェ
ルを基板として形成されるNMOSトランジスタ(例え
ば図4のNMOSトランジスタ2)とによって構成され
るCMOSインバータ回路(例えば図4のCMOSイン
バータ回路41,42)を2段接続することによって構
成されるCMOS集積回路において、第1段目のCMO
Sインバータ回路(例えば図4のCMOSインバータ回
路41)を構成するPMOSトランジスタのドレイン
と、NMOSトランジスタのドレインとが、別々のアル
ミ配線(例えば図4のアルミ配線61,62)によって
形成され、第2段目のCMOSインバータ回路(例えば
図4のCMOSインバータ回路42)を構成するPMO
Sトランジスタのゲートと、NMOSトランジスタのゲ
ートとが、第1段目のCMOSインバータ回路から出力
される信号を入力する1本の共通なポリシリコン配線
(例えば図4のポリシリコン配線13)によって形成さ
れ、このポリシリコン配線の両端において、上述した2
本のアルミ配線が接続されることを特徴とする。
【0051】請求項3に記載のCMOS集積回路は、N
−ウェルを基板として形成されるPMOSトランジスタ
(例えば図6のPMOSトランジスタ1)と、P−ウェ
ルを基板として形成されるNMOSトランジスタ(例え
ば図6のNMOSトランジスタ2)とによって構成され
るCMOSインバータ回路(CMOSインバータ回路4
1,42)を2段接続することによって構成されるCM
OS集積回路において、第1段目のCMOSインバータ
回路を構成するPMOSトランジスタのゲートと、NM
OSトランジスタのゲートとが、外部からの信号を直接
入力する1本の共通なポリシリコン配線(例えば図6の
ポリシリコン配線13)によって形成されることを特徴
とする。
−ウェルを基板として形成されるPMOSトランジスタ
(例えば図6のPMOSトランジスタ1)と、P−ウェ
ルを基板として形成されるNMOSトランジスタ(例え
ば図6のNMOSトランジスタ2)とによって構成され
るCMOSインバータ回路(CMOSインバータ回路4
1,42)を2段接続することによって構成されるCM
OS集積回路において、第1段目のCMOSインバータ
回路を構成するPMOSトランジスタのゲートと、NM
OSトランジスタのゲートとが、外部からの信号を直接
入力する1本の共通なポリシリコン配線(例えば図6の
ポリシリコン配線13)によって形成されることを特徴
とする。
【0052】請求項4に記載のCMOS集積回路は、N
−ウェルを基板として形成されるPMOSトランジスタ
(例えば図8のPMOSトランジスタ1)と、P−ウェ
ルを基板として形成されるNMOSトランジスタ(例え
ば図8のNMOSトランジスタ2)とによって構成され
るCMOSインバータ回路(例えば図8のCMOSイン
バータ回路41,42)を複数段接続することによって
構成されるCMOS集積回路において、第n段目のCM
OSインバータ回路(例えば図8のCMOSインバータ
回路41)を構成するPMOSトランジスタのゲート
と、NMOSトランジスタのゲートとが、外部または第
n−1段目のCMOSインバータ回路からの信号が直接
入力される1本の共通なポリシリコン配線(例えば図8
のポリシリコン配線13)によって形成され、第n段目
のCMOSインバータ回路を構成するPMOSトランジ
スタのドレインと、NMOSトランジスタのドレインと
が、別々のアルミ配線(例えば図8のアルミ配線61,
62)によって形成され、第n+1段目のCMOSイン
バータ回路(例えば図8のCMOSインバータ回路4
2)を構成するPMOSトランジスタのゲートと、NM
OSトランジスタのゲートとが、第n段目のCMOSイ
ンバータ回路から出力される信号を入力する1本の共通
なポリシリコン配線(例えば図8のポリシリコン配線1
3)によって形成され、このポリシリコン配線の両端に
おいて、上述した2本のアルミ配線が接続されることを
特徴とする。
−ウェルを基板として形成されるPMOSトランジスタ
(例えば図8のPMOSトランジスタ1)と、P−ウェ
ルを基板として形成されるNMOSトランジスタ(例え
ば図8のNMOSトランジスタ2)とによって構成され
るCMOSインバータ回路(例えば図8のCMOSイン
バータ回路41,42)を複数段接続することによって
構成されるCMOS集積回路において、第n段目のCM
OSインバータ回路(例えば図8のCMOSインバータ
回路41)を構成するPMOSトランジスタのゲート
と、NMOSトランジスタのゲートとが、外部または第
n−1段目のCMOSインバータ回路からの信号が直接
入力される1本の共通なポリシリコン配線(例えば図8
のポリシリコン配線13)によって形成され、第n段目
のCMOSインバータ回路を構成するPMOSトランジ
スタのドレインと、NMOSトランジスタのドレインと
が、別々のアルミ配線(例えば図8のアルミ配線61,
62)によって形成され、第n+1段目のCMOSイン
バータ回路(例えば図8のCMOSインバータ回路4
2)を構成するPMOSトランジスタのゲートと、NM
OSトランジスタのゲートとが、第n段目のCMOSイ
ンバータ回路から出力される信号を入力する1本の共通
なポリシリコン配線(例えば図8のポリシリコン配線1
3)によって形成され、このポリシリコン配線の両端に
おいて、上述した2本のアルミ配線が接続されることを
特徴とする。
【0053】
【作用】本発明のCMOSインバータ回路においては、
PMOSトランジスタ1のゲートとNMOSトランジス
タのゲートとを、1本の共通なポリシリコン配線13に
よって形成したので、CMOSインバータ回路の幅を狭
くすることができる。
PMOSトランジスタ1のゲートとNMOSトランジス
タのゲートとを、1本の共通なポリシリコン配線13に
よって形成したので、CMOSインバータ回路の幅を狭
くすることができる。
【0054】本発明のCMOS集積回路においては、1
段目のCMOSインバータ回路41のPMOSトランジ
スタ1のドレインと、NMOSトランジスタ2のドレイ
ンとが、別々のアルミ配線61,62によって形成さ
れ、2段目のCMOSインバータ回路42のPMOSト
ランジスタ1のゲートとNMOSトランジスタ2のゲー
トとを共通に形成するポリシリコン配線13の両端にお
いて、アルミ配線61,62が、それぞれ、接続され
る。さらに、1段目のCMOSインバータ回路41のP
MOSトランジスタ1のゲートと、NMOSトランジス
タ2のゲートとを1本の共通なポリシリコン配線13に
よって形成するようにした。したがって、CMOS集積
回路の幅を狭くすることができる。
段目のCMOSインバータ回路41のPMOSトランジ
スタ1のドレインと、NMOSトランジスタ2のドレイ
ンとが、別々のアルミ配線61,62によって形成さ
れ、2段目のCMOSインバータ回路42のPMOSト
ランジスタ1のゲートとNMOSトランジスタ2のゲー
トとを共通に形成するポリシリコン配線13の両端にお
いて、アルミ配線61,62が、それぞれ、接続され
る。さらに、1段目のCMOSインバータ回路41のP
MOSトランジスタ1のゲートと、NMOSトランジス
タ2のゲートとを1本の共通なポリシリコン配線13に
よって形成するようにした。したがって、CMOS集積
回路の幅を狭くすることができる。
【0055】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
して説明する。なお、従来例と同様の構成には、同一の
符号を付し、適宜説明を省略する。
して説明する。なお、従来例と同様の構成には、同一の
符号を付し、適宜説明を省略する。
【0056】図1は、本発明のCMOSインバータ回路
の一実施例の構成を示す回路図である。また、図2は、
図1に示すCMOSインバータ回路の構成を示すパター
ン図である。この場合のCMOSインバータ回路の構成
は、PMOSトランジスタ1のゲートと、NMOSトラ
ンジスタのゲートとが1本のポリシリコン配線13によ
って形成され、図12及び図13に示す従来例の場合と
異なり、アルミ配線を介さず、外部より、信号の入力
を、直接受けるようになされている。その他の構成は、
図13に示す場合と同様である。
の一実施例の構成を示す回路図である。また、図2は、
図1に示すCMOSインバータ回路の構成を示すパター
ン図である。この場合のCMOSインバータ回路の構成
は、PMOSトランジスタ1のゲートと、NMOSトラ
ンジスタのゲートとが1本のポリシリコン配線13によ
って形成され、図12及び図13に示す従来例の場合と
異なり、アルミ配線を介さず、外部より、信号の入力
を、直接受けるようになされている。その他の構成は、
図13に示す場合と同様である。
【0057】このような構成にすることによって、図1
3に示す従来のCMOSインバータ回路におけるアルミ
配線31aを排除することが可能となり、アルミ配線1
本分だけ、CMOSインバータ回路の幅を狭くすること
が可能となる。
3に示す従来のCMOSインバータ回路におけるアルミ
配線31aを排除することが可能となり、アルミ配線1
本分だけ、CMOSインバータ回路の幅を狭くすること
が可能となる。
【0058】図3は、本発明のCMOS集積回路の一実
施例であるドライバ回路の構成を示す回路図である。ま
た、図4は、図3に示すドライバ回路の構成を示すパタ
ーン図である。なお、本実施例におけるドライバ回路の
構成は、図17のドライバ回路の構成とほぼ同様であ
る。
施例であるドライバ回路の構成を示す回路図である。ま
た、図4は、図3に示すドライバ回路の構成を示すパタ
ーン図である。なお、本実施例におけるドライバ回路の
構成は、図17のドライバ回路の構成とほぼ同様であ
る。
【0059】第1段目のCMOSインバータ回路41を
構成するPMOSトランジスタ1のドレインと、NMO
Sトランジスタ2のドレインとが、別々のアルミ配線6
1,62によって構成されている。また、このアルミ配
線61,62は、それぞれ、スルーホール71,72を
介して、第2段目のCMOSインバータ回路42のPM
OSトランジスタ1とNMOSトランジスタ2のゲート
を形成しているポリシリコン配線13の両端に接続さ
れ、信号を伝達している。その他の構成は、図17と同
様である。
構成するPMOSトランジスタ1のドレインと、NMO
Sトランジスタ2のドレインとが、別々のアルミ配線6
1,62によって構成されている。また、このアルミ配
線61,62は、それぞれ、スルーホール71,72を
介して、第2段目のCMOSインバータ回路42のPM
OSトランジスタ1とNMOSトランジスタ2のゲート
を形成しているポリシリコン配線13の両端に接続さ
れ、信号を伝達している。その他の構成は、図17と同
様である。
【0060】このような構成にすることによって、図1
7におけるアルミ配線12を排除することが可能とな
り、図17のドライバ回路の幅より、アルミ配線1本分
だけ狭くすることができる。
7におけるアルミ配線12を排除することが可能とな
り、図17のドライバ回路の幅より、アルミ配線1本分
だけ狭くすることができる。
【0061】図5は、本発明の他の実施例のドライバ回
路の構成を示す回路図である。また、図6は、図5に示
すドライバ回路の構成を示すパターン図である。なお、
本実施例におけるドライバ回路の構成も、図17に示す
従来例の場合と、ほぼ同様である。
路の構成を示す回路図である。また、図6は、図5に示
すドライバ回路の構成を示すパターン図である。なお、
本実施例におけるドライバ回路の構成も、図17に示す
従来例の場合と、ほぼ同様である。
【0062】本実施例においては、第1段目のCMOS
インバータ回路41のPMOSトランジスタ1のゲート
と、NMOSトランジスタ2のゲートとが、別々に形成
されておらず、1本の共通なポリシリコン配線13によ
って形成されており、さらに、このポリシリコン配線1
3は、外部から入力される信号を、アルミ配線を介さ
ず、直接入力するようになされている。つまり、第1段
目のCMOSインバータ回路41は、図1に示す本発明
のCMOSインバータ回路と同様の構成となっている。
その他の構成は、図17に示す場合と同様である。
インバータ回路41のPMOSトランジスタ1のゲート
と、NMOSトランジスタ2のゲートとが、別々に形成
されておらず、1本の共通なポリシリコン配線13によ
って形成されており、さらに、このポリシリコン配線1
3は、外部から入力される信号を、アルミ配線を介さ
ず、直接入力するようになされている。つまり、第1段
目のCMOSインバータ回路41は、図1に示す本発明
のCMOSインバータ回路と同様の構成となっている。
その他の構成は、図17に示す場合と同様である。
【0063】このような構成にすることによって、図1
7における第1層アルミ配線31aをポリシリコン配線
13に代替することができ、その分だけ、ドライバ回路
の幅を狭くすることが可能となる。
7における第1層アルミ配線31aをポリシリコン配線
13に代替することができ、その分だけ、ドライバ回路
の幅を狭くすることが可能となる。
【0064】図3及び図4に示した実施例と、図5及び
図6に示した実施例とを組み合わせることによって、ド
ライバ回路の幅をさらに狭くすることも可能である。図
7は、この場合の実施例の構成を示す回路図である。ま
た、図8は、図7に示すドライバ回路の構成を示すパタ
ーン図である。
図6に示した実施例とを組み合わせることによって、ド
ライバ回路の幅をさらに狭くすることも可能である。図
7は、この場合の実施例の構成を示す回路図である。ま
た、図8は、図7に示すドライバ回路の構成を示すパタ
ーン図である。
【0065】この場合のドライバ回路においては、第1
段目のCMOSインバータ回路41のPMOSトランジ
スタ1のゲートと、NMOSトランジスタ2のゲートと
が1本の共通なポリシリコン配線13によって形成さ
れ、外部から入力される信号が、アルミ配線を介さず、
直接入力される。
段目のCMOSインバータ回路41のPMOSトランジ
スタ1のゲートと、NMOSトランジスタ2のゲートと
が1本の共通なポリシリコン配線13によって形成さ
れ、外部から入力される信号が、アルミ配線を介さず、
直接入力される。
【0066】また、第1段目のCMOSインバータ回路
41のPMOSトランジスタ1のドレインと、NMOS
トランジスタ2のドレインとが、別々のアルミ配線6
1,62によって形成されている。さらに、第2段目の
CMOSインバータ回路42のPMOSトランジスタ1
のゲートと、NMOSトランジスタ2のゲートとを共通
に形成しているポリシリコン配線13の両端において、
上述した、アルミ配線61,62が、それぞれ、スルー
ホール71,72を介して接続されており、第1段目の
CMOSインバータ回路41の出力信号が、第2段目の
CMOSインバータ回路42に入力されるようになされ
ている。
41のPMOSトランジスタ1のドレインと、NMOS
トランジスタ2のドレインとが、別々のアルミ配線6
1,62によって形成されている。さらに、第2段目の
CMOSインバータ回路42のPMOSトランジスタ1
のゲートと、NMOSトランジスタ2のゲートとを共通
に形成しているポリシリコン配線13の両端において、
上述した、アルミ配線61,62が、それぞれ、スルー
ホール71,72を介して接続されており、第1段目の
CMOSインバータ回路41の出力信号が、第2段目の
CMOSインバータ回路42に入力されるようになされ
ている。
【0067】その他の構成については、図17の場合と
同様である。
同様である。
【0068】つまり、本実施例のドライバ回路において
は、図17におけるアルミ配線12を排除でき、さら
に、第1層アルミ配線31aをポリシリコン配線13に
代替することができ、その分だけ、ドライバ回路の幅を
狭くすることが可能となる。
は、図17におけるアルミ配線12を排除でき、さら
に、第1層アルミ配線31aをポリシリコン配線13に
代替することができ、その分だけ、ドライバ回路の幅を
狭くすることが可能となる。
【0069】また、図18及び図19に示すレベルシフ
ト回路の幅を狭くすることも可能であり、その構成例を
図9に示す。また、図10は、図9に示すレベルシフト
回路のパターン図である。このレベルシフト回路におい
ては、ドライバ回路100の構成を、図8に示すドライ
バ回路の構成と同様にすることができる。さらに、PM
OSトランジスタ102のドレインを形成する第1層ア
ルミ配線131aと、NMOSトランジスタ103のド
レインを形成する第1層アルミ配線131bとが、それ
ぞれ、ドライバ回路100の第1段目のCMOSインバ
ータ回路41の各トランジスタ1,2のゲートを形成す
る1本の共通なポリシリコン配線13の両端に接続され
ている。そのほかの構成は、図19の場合と同様であ
る。
ト回路の幅を狭くすることも可能であり、その構成例を
図9に示す。また、図10は、図9に示すレベルシフト
回路のパターン図である。このレベルシフト回路におい
ては、ドライバ回路100の構成を、図8に示すドライ
バ回路の構成と同様にすることができる。さらに、PM
OSトランジスタ102のドレインを形成する第1層ア
ルミ配線131aと、NMOSトランジスタ103のド
レインを形成する第1層アルミ配線131bとが、それ
ぞれ、ドライバ回路100の第1段目のCMOSインバ
ータ回路41の各トランジスタ1,2のゲートを形成す
る1本の共通なポリシリコン配線13の両端に接続され
ている。そのほかの構成は、図19の場合と同様であ
る。
【0070】次に、以上に述べた実施例の数値的効果に
ついて述べる。なお、アルミ配線幅を2.6um、アル
ミ配線とアルミ配線との間に設ける間隔を2.0um、
ポリシリコン配線幅を2.0um、ポリシリコン配線と
ポリシリコン配線との間に設ける間隔を1.0umとす
る。各トランジスタのドレイン及びソースを形成するア
ルミ配線と、ゲートを形成するポリシリコン配線とはオ
ンライン(配線間隔が0)である(つまり、トランジス
タの幅は、常に、(2.6+2.0+2.6)um=
7.2umとなる)。一方、各トランジスタ内における
アルミ配線とトランジスタ外のポリシリコン配線との間
隔は、0.5umである。
ついて述べる。なお、アルミ配線幅を2.6um、アル
ミ配線とアルミ配線との間に設ける間隔を2.0um、
ポリシリコン配線幅を2.0um、ポリシリコン配線と
ポリシリコン配線との間に設ける間隔を1.0umとす
る。各トランジスタのドレイン及びソースを形成するア
ルミ配線と、ゲートを形成するポリシリコン配線とはオ
ンライン(配線間隔が0)である(つまり、トランジス
タの幅は、常に、(2.6+2.0+2.6)um=
7.2umとなる)。一方、各トランジスタ内における
アルミ配線とトランジスタ外のポリシリコン配線との間
隔は、0.5umである。
【0071】さらに、各回路の上部において、同様の回
路が設けられるので、次の回路の配線との間隔を取る必
要もある。
路が設けられるので、次の回路の配線との間隔を取る必
要もある。
【0072】上述した数値を用いて、各回路の幅を算出
する。従来のCMOSインバータ回路である図13に示
すCMOSインバータ回路の幅は、次に示すような値と
なる。
する。従来のCMOSインバータ回路である図13に示
すCMOSインバータ回路の幅は、次に示すような値と
なる。
【0073】 図13に示すCMOSインバータ回路の幅 =(トランジスタ1及び2の幅)+(アルミ配線31とトランジスタ1及び2 との間に設ける間隔)+(アルミ配線31の幅)+(次の回路との間に設 ける幅) =(7.2+2.0+2.6+2.0)um =13.8um
【0074】また、図2に示す本発明のCMOSインバ
ータ回路の幅は、次に示すような値となる。
ータ回路の幅は、次に示すような値となる。
【0075】 図2に示すCMOSインバータ回路の幅 =(トランジスタ1及び2の幅)+(次の回路との間に設ける幅) =(7.2+2.0)um =9.2um
【0076】従って、本発明のCMOSインバータ回路
の一実施例である図2に示すCMOSインバータ回路の
幅は、図13に示す従来のCMOSインバータ回路の幅
よりも、4.6um狭くすることができる。
の一実施例である図2に示すCMOSインバータ回路の
幅は、図13に示す従来のCMOSインバータ回路の幅
よりも、4.6um狭くすることができる。
【0077】同様に、図17に示す従来のドライバ回路
の幅と、図8に示すドライバ回路の幅を算出すると、図
17に示す従来のドライバ回路の幅は18.4umであ
り、図8に示すドライバ回路の幅は10.2umであ
る。従って、本発明のCMOS集積回路の一実施例であ
る図8に示すドライバ回路の幅は、図17に示す従来の
ドライバ回路の幅よりも、8.2um狭くすることがで
きる。
の幅と、図8に示すドライバ回路の幅を算出すると、図
17に示す従来のドライバ回路の幅は18.4umであ
り、図8に示すドライバ回路の幅は10.2umであ
る。従って、本発明のCMOS集積回路の一実施例であ
る図8に示すドライバ回路の幅は、図17に示す従来の
ドライバ回路の幅よりも、8.2um狭くすることがで
きる。
【0078】さらに、図19に示す従来のレベルシフト
回路の幅と、図10に示すレベルシフト回路の幅を、上
記と同様にを算出する。なお、図19に示すレベルシフ
ト回路において、ポリシリコン配線133と第1層アル
ミ配線131bとが、重ねて配置されてる。すると、図
19に示す従来のレベルシフト回路の幅は、18.4u
mとなり、図10に示すレベルシフト回路の幅は13.
2umとなる。従って、本発明のCMOS集積回路の一
実施例である図10に示すレベルシフト回路の幅は、図
19に示す従来のレベルシフト回路の幅よりも、5.2
um狭くすることができる。
回路の幅と、図10に示すレベルシフト回路の幅を、上
記と同様にを算出する。なお、図19に示すレベルシフ
ト回路において、ポリシリコン配線133と第1層アル
ミ配線131bとが、重ねて配置されてる。すると、図
19に示す従来のレベルシフト回路の幅は、18.4u
mとなり、図10に示すレベルシフト回路の幅は13.
2umとなる。従って、本発明のCMOS集積回路の一
実施例である図10に示すレベルシフト回路の幅は、図
19に示す従来のレベルシフト回路の幅よりも、5.2
um狭くすることができる。
【0079】
【発明の効果】以上のように、本発明のCMOSインバ
ータ回路及びCMOS集積回路によれば、トランジスタ
間の接続を、アルミ配線によらず、ポリシリコン配線に
よって形成するようにしたので、CMOSインバータ回
路及びCMOS集積回路の幅を狭くすることができる。
ータ回路及びCMOS集積回路によれば、トランジスタ
間の接続を、アルミ配線によらず、ポリシリコン配線に
よって形成するようにしたので、CMOSインバータ回
路及びCMOS集積回路の幅を狭くすることができる。
【図1】本発明のCMOSインバータ回路の一実施例の
構成を示す回路図である。
構成を示す回路図である。
【図2】図1に示すCMOSインバータ回路のパターン
図である。
図である。
【図3】本発明のCMOS集積回路のドライバ回路の一
実施例の構成を示す回路図である。
実施例の構成を示す回路図である。
【図4】図3に示すドライバ回路のパターン図である。
【図5】本発明のCMOS集積回路のドライバ回路の他
の実施例の構成を示す回路図である。
の実施例の構成を示す回路図である。
【図6】図5に示すドライバ回路のパターン図である。
【図7】本発明のCMOS集積回路のドライバ回路の他
の実施例の構成を示す回路図である。
の実施例の構成を示す回路図である。
【図8】図7に示すドライバ回路のパターン図である。
【図9】本発明のCMOS集積回路のレベルシフト回路
の一実施例の構成を示す回路図である。
の一実施例の構成を示す回路図である。
【図10】図9に示すレベルシフト回路のパターン図で
ある。
ある。
【図11】イメージセンサの構成を示す図である。
【図12】従来のCMOSインバータ回路の一構成例を
示す回路図である。
示す回路図である。
【図13】図13に示すCMOSインバータ回路のパタ
ーン図である。
ーン図である。
【図14】従来のドライバ回路の一構成例を示す回路図
である。
である。
【図15】図14に示すドライバ回路のパターン図であ
る。
る。
【図16】図14に示すドライバ回路の他のパターン図
である。
である。
【図17】図14に示すドライバ回路の他のパターン図
である。
である。
【図18】従来のレベルシフト回路の一構成例を示す回
路図である。
路図である。
【図19】図18に示すレベルシフト回路のパターン図
である。
である。
1 PMOSトランジスタ 2 NMOSトランジスタ 10 信号入力回路 11a,11b コンタクトホール 12 アルミ配線 12a 第1層アルミ配線 12b 第2層アルミ配線 13,13a,13b ポリシリコン配線 21,22 アルミ配線 23,24 コンタクトホール 25,26 スルーホール 31 アルミ配線 31a 第1層アルミ配線 31b 第2層アルミ配線 32,32a,32b スルーホール 41 第1段目のCMOSインバータ回路 42 第2段目のCMOSインバータ回路 61,62 アルミ配線 71,72 スルーホール 100 ドライバ回路 101 PMOSトランジスタ 102 PMOSトランジスタ 103 NMOSトランジスタ 111,112,130, アルミ配線 131a,131b 第1層アルミ配線 131c 第2層アルミ配線 132 スルーホール 133 ポリシリコン配線 135,136 スルーホール 200 受光部 201 画素 201P 1画素ピッチ 202 周辺回路部
Claims (4)
- 【請求項1】 N−ウェルを基板として形成されるPM
OSトランジスタと、P−ウェルを基板として形成され
るNMOSトランジスタとによって構成されるCMOS
インバータ回路において、 前記PMOSトランジスタのゲートと、前記NMOSト
ランジスタのゲートとが、外部からの信号を直接入力す
る1本の共通なポリシリコン配線によって形成されるこ
とを特徴とするCMOSインバータ回路。 - 【請求項2】 N−ウェルを基板として形成されるPM
OSトランジスタと、P−ウェルを基板として形成され
るNMOSトランジスタとによって構成されるCMOS
インバータ回路を、2段接続することによって構成され
るCMOS集積回路において、 第1段目のCMOSインバータ回路を構成する前記PM
OSトランジスタのドレインと、前記NMOSトランジ
スタのドレインとが、別々のアルミ配線によって形成さ
れ、 第2段目のCMOSインバータ回路を構成する前記PM
OSトランジスタのゲートと、前記NMOSトランジス
タのゲートとが、信号の入力を受ける1本の共通なポリ
シリコン配線によって形成され、 前記ポリシリコン配線は、その一端において、前記第1
段目のCMOSインバータ回路の前記PMOSトランジ
スタのドレインを形成する前記アルミ配線と接続され、
その他端において、前記第1段目のCMOSインバータ
回路の前記NMOSトランジスタのドレインを形成する
前記アルミ配線と接続されることを特徴とするCMOS
集積回路。 - 【請求項3】 N−ウェルを基板として形成されるPM
OSトランジスタと、P−ウェルを基板として形成され
るNMOSトランジスタとによって構成されるCMOS
インバータ回路を、2段接続することによって構成され
るCMOS集積回路において、 第1段目のCMOSインバータ回路を構成する前記PM
OSトランジスタのゲートと、前記NMOSトランジス
タのゲートとが、外部からの信号を直接入力する1本の
共通なポリシリコン配線によって形成されることを特徴
とするCMOS集積回路。 - 【請求項4】 N−ウェルを基板として形成されるPM
OSトランジスタと、P−ウェルを基板として形成され
るNMOSトランジスタとによって構成されるCMOS
インバータ回路を、複数段接続することによって構成さ
れるCMOS集積回路において、 第n段目のCMOSインバータ回路の前記PMOSトラ
ンジスタのゲートと、前記NMOSトランジスタのゲー
トとが、外部または第n−1段目のCMOSインバータ
回路からの信号が直接入力される1本の共通なポリシリ
コン配線によって形成され、 前記第n段目のCMOSインバータ回路の前記PMOS
トランジスタのドレインと、前記NMOSトランジスタ
のドレインとが、別々のアルミ配線によって形成され、 第n+1番目の前記CMOSインバータ回路の前記PM
OSトランジスタのゲートと、前記NMOSトランジス
タのゲートとが、前記第n段目のCMOSインバータ回
路から出力される信号を入力する1本の共通なポリシリ
コン配線によって形成され、 前記第n+1段目のCMOSインバータ回路の前記1本
のポリシリコン配線は、その一端において、前記第n段
目のCMOSインバータ回路の前記NMOSトランジス
タのドレインを形成する前記アルミ配線と接続され、そ
の他端において、前記第n段目のCMOSインバータ回
路のPMOSトランジスタのドレインを形成する前記ア
ルミ配線と接続されることを特徴とするCMOS集積回
路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31170594A JP3384421B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | Cmos集積回路およびイメージセンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31170594A JP3384421B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | Cmos集積回路およびイメージセンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08167654A true JPH08167654A (ja) | 1996-06-25 |
JP3384421B2 JP3384421B2 (ja) | 2003-03-10 |
Family
ID=18020481
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP31170594A Expired - Fee Related JP3384421B2 (ja) | 1994-12-15 | 1994-12-15 | Cmos集積回路およびイメージセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3384421B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100652424B1 (ko) | 2005-08-12 | 2006-12-01 | 삼성전자주식회사 | Cmos 인버터 셀 |
-
1994
- 1994-12-15 JP JP31170594A patent/JP3384421B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3384421B2 (ja) | 2003-03-10 |
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