JPH081655Y2 - 釣竿用栓 - Google Patents
釣竿用栓Info
- Publication number
- JPH081655Y2 JPH081655Y2 JP8405290U JP8405290U JPH081655Y2 JP H081655 Y2 JPH081655 Y2 JP H081655Y2 JP 8405290 U JP8405290 U JP 8405290U JP 8405290 U JP8405290 U JP 8405290U JP H081655 Y2 JPH081655 Y2 JP H081655Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fishing rod
- pressing piece
- pressing
- plug body
- operating rod
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 5
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 4
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 2
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000919 ceramic Substances 0.000 description 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
- 239000007799 cork Substances 0.000 description 1
- 238000002788 crimping Methods 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 239000005060 rubber Substances 0.000 description 1
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 1
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fishing Rods (AREA)
Description
本考案は釣竿の端部に嵌着する止栓に関するものであ
る。
る。
【従来の技術】 釣竿の末端部に着脱自在に嵌着する尻栓の固定手段と
して、釣竿内に嵌着した弾性栓体に螺子杆を螺合せしめ
て螺合部で弾性栓体を側方に膨出せしめ釣竿内壁面に圧
着固定せしめることが実開昭50−23286号公報で知られ
ている。
して、釣竿内に嵌着した弾性栓体に螺子杆を螺合せしめ
て螺合部で弾性栓体を側方に膨出せしめ釣竿内壁面に圧
着固定せしめることが実開昭50−23286号公報で知られ
ている。
しかしながら前記従来の方式は、緊締固定操作が螺子
杆の螺合作用で直接弾性栓体を膨出せしめるようにして
いるため、固定又は離脱操作が迅速にできないと共に係
止固定力も充分でなく、また弾性栓体と螺子杆との螺合
部が摩耗し易い等の問題点がある。 本考案はこれらの欠陥を改善し、釣竿の端部に迅速か
つ確実に嵌着固定できる釣竿用栓を提供することを目的
とするものである。
杆の螺合作用で直接弾性栓体を膨出せしめるようにして
いるため、固定又は離脱操作が迅速にできないと共に係
止固定力も充分でなく、また弾性栓体と螺子杆との螺合
部が摩耗し易い等の問題点がある。 本考案はこれらの欠陥を改善し、釣竿の端部に迅速か
つ確実に嵌着固定できる釣竿用栓を提供することを目的
とするものである。
【課題を解決するための手段】 本考案は前記目的を達成するため、弾性材料によりな
る栓体に凹陥部を形成し、該凹陥部に嵌挿した摘みを有
する操作杆の外周部と前記凹陥部の内周部との間に押圧
片を介在せしめると共に前記操作杆には前記押圧片の加
圧部と保持部とを形成したものである。 前記押圧片は鋼材、ステンレス等の金属、セラミッ
ク、合成樹脂等からなる硬質の球体、環体、弧状片等で
形成され、操作杆の軸方向の摺動又は回動によって操作
杆の保持部に係止されると共に加圧部によって栓体を外
方に押圧するように構成されいる。
る栓体に凹陥部を形成し、該凹陥部に嵌挿した摘みを有
する操作杆の外周部と前記凹陥部の内周部との間に押圧
片を介在せしめると共に前記操作杆には前記押圧片の加
圧部と保持部とを形成したものである。 前記押圧片は鋼材、ステンレス等の金属、セラミッ
ク、合成樹脂等からなる硬質の球体、環体、弧状片等で
形成され、操作杆の軸方向の摺動又は回動によって操作
杆の保持部に係止されると共に加圧部によって栓体を外
方に押圧するように構成されいる。
本考案は弾性材料よりなる栓体を釣竿に嵌着した後、
操作杆を軸方向に摺動又は回動してその保持部に係止さ
れている押圧片を加圧部で押圧係止することによって押
圧片が栓体を外側に膨出せしめて釣竿に圧着固定するも
のであり、栓体を脱す場合には前記と逆に操作杆の軸方
向の摺動又は回動によりその加圧部で押圧係止されてい
る押圧片を保持部で係止することにより栓体と釣竿の圧
着固定作用を解除して栓体を釣竿から取り外すものであ
る。
操作杆を軸方向に摺動又は回動してその保持部に係止さ
れている押圧片を加圧部で押圧係止することによって押
圧片が栓体を外側に膨出せしめて釣竿に圧着固定するも
のであり、栓体を脱す場合には前記と逆に操作杆の軸方
向の摺動又は回動によりその加圧部で押圧係止されてい
る押圧片を保持部で係止することにより栓体と釣竿の圧
着固定作用を解除して栓体を釣竿から取り外すものであ
る。
本考案の実施例を図面について説明すると、釣竿1の
端部内側に嵌着される合成樹脂、ゴム、コルク、その他
の弾性材料からなる栓体2には円筒状凹陥部3が形成さ
れると共に該凹陥部3には開口端面から支持筒体4が嵌
着されている。 また前記支持筒体4の凹陥部3の嵌着部には環状に複
数の透孔5が設けられ、該透孔5には環状押圧片6が嵌
合支持されると共に支持筒体4内には摘み7を有する操
作杆8が軸方向に摺動自在に嵌着され、更に該操作杆8
には深い環状溝からなる保持部9と浅い環状溝からなる
加圧部10とが軸方向に前後して設けられ、第1図のよう
に操作杆8の保持部9において押圧片6を係止したとき
は押圧片6は栓体2を押圧せず、第2図のように操作杆
8を内方に押送摺動してその加圧部10で押圧片6を係止
したときには押圧片6が栓体2を押圧してその外周面を
膨出せしめて栓体2を釣竿1の内側面に圧着固定できる
ように構成されている。 第4図乃至第7図に示す実施例は、操作杆8の同一円
周上に深い穴の保持部9と浅い穴の加圧部10とを設ける
と共に操作杆8を支持筒体4に回動自在に嵌着し、操作
杆8を回動することにより押圧片6を第5図のように保
持部9で係止したときは押圧片6が栓体2を押圧せず、
第7図のように加圧部10で係止したときは押圧片6が栓
体2を押圧してその外周部を膨出せしめて釣竿1の内側
面に圧着固定するように構成されている。 更に第8図に示す実施例は押圧片6を弧状片に形成す
る一方、操作杆8の周囲には切欠状保持部9と円弧状加
圧部10を形成して、操作杆8の回動によりその切欠状保
持部9が押圧片6に対向するときは栓体2を加圧せず、
円弧状保持部10が押圧片6に対向するときは栓体2を加
圧して外方に膨出せしめるようにしたものである。 しかして前記栓体2はその外周部の一部を第3図及び
第5図のように欠除させても、或は第9図のように欠除
させない円筒状に形成させても良い。
端部内側に嵌着される合成樹脂、ゴム、コルク、その他
の弾性材料からなる栓体2には円筒状凹陥部3が形成さ
れると共に該凹陥部3には開口端面から支持筒体4が嵌
着されている。 また前記支持筒体4の凹陥部3の嵌着部には環状に複
数の透孔5が設けられ、該透孔5には環状押圧片6が嵌
合支持されると共に支持筒体4内には摘み7を有する操
作杆8が軸方向に摺動自在に嵌着され、更に該操作杆8
には深い環状溝からなる保持部9と浅い環状溝からなる
加圧部10とが軸方向に前後して設けられ、第1図のよう
に操作杆8の保持部9において押圧片6を係止したとき
は押圧片6は栓体2を押圧せず、第2図のように操作杆
8を内方に押送摺動してその加圧部10で押圧片6を係止
したときには押圧片6が栓体2を押圧してその外周面を
膨出せしめて栓体2を釣竿1の内側面に圧着固定できる
ように構成されている。 第4図乃至第7図に示す実施例は、操作杆8の同一円
周上に深い穴の保持部9と浅い穴の加圧部10とを設ける
と共に操作杆8を支持筒体4に回動自在に嵌着し、操作
杆8を回動することにより押圧片6を第5図のように保
持部9で係止したときは押圧片6が栓体2を押圧せず、
第7図のように加圧部10で係止したときは押圧片6が栓
体2を押圧してその外周部を膨出せしめて釣竿1の内側
面に圧着固定するように構成されている。 更に第8図に示す実施例は押圧片6を弧状片に形成す
る一方、操作杆8の周囲には切欠状保持部9と円弧状加
圧部10を形成して、操作杆8の回動によりその切欠状保
持部9が押圧片6に対向するときは栓体2を加圧せず、
円弧状保持部10が押圧片6に対向するときは栓体2を加
圧して外方に膨出せしめるようにしたものである。 しかして前記栓体2はその外周部の一部を第3図及び
第5図のように欠除させても、或は第9図のように欠除
させない円筒状に形成させても良い。
本考案は弾性材料よりなる栓体と摘みを有する操作杆
との間に押圧片を介在せしめ、該押圧片を保持部と加圧
部とを有する操作杆の軸方向の摺動又は回動により、栓
体を釣竿に押圧自在に形成して栓体を釣竿に着脱固定す
るようにしたので、操作杆の摺動又は回動によるワンタ
ッチ操作で栓体を釣竿端部に迅速かつ確実に圧着固定し
てその脱落を防止できると共に弾性材料よりなる栓体の
一部を集中的に変形膨出せしめるため係止固定力も大き
く、また従来の螺合作用によるような栓体の摩耗も可及
的に防止できる優れた特徴と実用性を有する。
との間に押圧片を介在せしめ、該押圧片を保持部と加圧
部とを有する操作杆の軸方向の摺動又は回動により、栓
体を釣竿に押圧自在に形成して栓体を釣竿に着脱固定す
るようにしたので、操作杆の摺動又は回動によるワンタ
ッチ操作で栓体を釣竿端部に迅速かつ確実に圧着固定し
てその脱落を防止できると共に弾性材料よりなる栓体の
一部を集中的に変形膨出せしめるため係止固定力も大き
く、また従来の螺合作用によるような栓体の摩耗も可及
的に防止できる優れた特徴と実用性を有する。
第1図は本考案の分離時の縦断正面図、第2図は本考案
の栓体の固定時の縦断正面図、第3図は第2図A−A線
断面図、第4図は本考案の別実施例の分離時の縦断正面
図、第5図は第4図B−B線断面図、第6図は同栓体の
固定時の縦断正面図、第7図は第6図C−C線断面図、
第8図は本考案の更に他の実施例の栓体の縦断正面図、
第9図は第8図D−D線断面図である。 1…釣竿、2…栓体、3…凹陥部、6…押圧片、7…摘
み、8…操作杆、9…保持部、10…加圧部。
の栓体の固定時の縦断正面図、第3図は第2図A−A線
断面図、第4図は本考案の別実施例の分離時の縦断正面
図、第5図は第4図B−B線断面図、第6図は同栓体の
固定時の縦断正面図、第7図は第6図C−C線断面図、
第8図は本考案の更に他の実施例の栓体の縦断正面図、
第9図は第8図D−D線断面図である。 1…釣竿、2…栓体、3…凹陥部、6…押圧片、7…摘
み、8…操作杆、9…保持部、10…加圧部。
Claims (3)
- 【請求項1】弾性材料によりなる栓体に凹陥部を形成
し、該凹陥部に嵌挿した摘みを有する操作杆の外周部と
前記凹陥部の内周部との間に押圧片を介在せしめると共
に前記操作杆には前記押圧片の加圧部と保持部とを形成
したことを特徴とする釣竿用栓体。 - 【請求項2】押圧片の加圧部と保持部とを操作杆の軸方
向に形成した請求項1記載の釣竿用栓体。 - 【請求項3】押圧片の加圧部と保持部とを操作杆の同一
円周上に設けた請求項1記載の釣竿用栓体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8405290U JPH081655Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 釣竿用栓 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8405290U JPH081655Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 釣竿用栓 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0443966U JPH0443966U (ja) | 1992-04-14 |
JPH081655Y2 true JPH081655Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31632221
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8405290U Expired - Fee Related JPH081655Y2 (ja) | 1990-08-10 | 1990-08-10 | 釣竿用栓 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH081655Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5474715B2 (ja) * | 2010-09-13 | 2014-04-16 | 株式会社シマノ | 栓体 |
-
1990
- 1990-08-10 JP JP8405290U patent/JPH081655Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0443966U (ja) | 1992-04-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20050073148A1 (en) | Pipe joint | |
US4692078A (en) | Nut device having automatic positive locking | |
JPH081655Y2 (ja) | 釣竿用栓 | |
JPS6014063Y2 (ja) | 合成樹脂バルブ | |
KR102156051B1 (ko) | 너트 | |
CN108436117B (zh) | 超声波刀柄的压盖及其装配方法、超声波刀柄 | |
US5857783A (en) | Method and device for axially fixing a ring member to a shaft | |
JP3155204U (ja) | 偏心ロックナット | |
JP2017217742A (ja) | トルク工具 | |
JPH0260768U (ja) | ||
KR101372931B1 (ko) | 파이프 피팅 장치 | |
JPH0224567Y2 (ja) | ||
JP2519264Y2 (ja) | 係止リング付き管継ぎ手 | |
JP3013040U (ja) | 緩み防止ナット | |
JPH065043Y2 (ja) | チャック | |
JP2504853Y2 (ja) | 釣り竿の尻栓 | |
JPH026812U (ja) | ||
JPH0351590Y2 (ja) | ||
JPH0627880Y2 (ja) | シール部材の取付構造 | |
JPS6013600Y2 (ja) | スライド調整装置 | |
JPS6114742Y2 (ja) | ||
JP3267538B2 (ja) | バイス | |
JP2955485B2 (ja) | 釣り用筒状リールシート | |
JPH0413491Y2 (ja) | ||
JPH0435049Y2 (ja) |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |