JPH08163563A - 静止画像データ圧縮装置 - Google Patents
静止画像データ圧縮装置Info
- Publication number
- JPH08163563A JPH08163563A JP30240794A JP30240794A JPH08163563A JP H08163563 A JPH08163563 A JP H08163563A JP 30240794 A JP30240794 A JP 30240794A JP 30240794 A JP30240794 A JP 30240794A JP H08163563 A JPH08163563 A JP H08163563A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- lines
- still image
- image data
- data
- line
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000013144 data compression Methods 0.000 title claims abstract description 40
- 238000007906 compression Methods 0.000 claims description 12
- 230000006835 compression Effects 0.000 claims description 11
- 230000000153 supplemental effect Effects 0.000 claims description 3
- 230000015654 memory Effects 0.000 abstract description 64
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 8
- 238000000034 method Methods 0.000 description 7
- 238000013139 quantization Methods 0.000 description 6
- 230000006837 decompression Effects 0.000 description 2
- ZVQOOHYFBIDMTQ-UHFFFAOYSA-N [methyl(oxido){1-[6-(trifluoromethyl)pyridin-3-yl]ethyl}-lambda(6)-sulfanylidene]cyanamide Chemical compound N#CN=S(C)(=O)C(C)C1=CC=C(C(F)(F)F)N=C1 ZVQOOHYFBIDMTQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000000994 depressogenic effect Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000001502 supplementing effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
- Television Systems (AREA)
- Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】この発明は、静止画像データに対して圧縮・伸
張処理を施した際に、補足データを含むブロックに大き
な誤差が生じることを抑制し得る静止画像データ圧縮装
置を提供することを目的としている。 【構成】1画面分の静止画像データを、水平方向及び垂
直方向にそれぞれ規定の画素数及びライン数でなる複数
のブロックに分割し、該ブロック単位でデータ圧縮処理
を施すもので、1画面分の静止画像データを垂直方向に
規定のライン数で分割した際に、該規定のライン数に満
たない余りのラインに対しては、規定のライン数に不足
しているライン数の補足データを付加し、余りのライン
と補足データとで構成されるブロック単位でデータ圧縮
処理を施す静止画像データ圧縮装置において、余りのラ
インのデータに基づいて補足データを生成するように構
成したものである。
張処理を施した際に、補足データを含むブロックに大き
な誤差が生じることを抑制し得る静止画像データ圧縮装
置を提供することを目的としている。 【構成】1画面分の静止画像データを、水平方向及び垂
直方向にそれぞれ規定の画素数及びライン数でなる複数
のブロックに分割し、該ブロック単位でデータ圧縮処理
を施すもので、1画面分の静止画像データを垂直方向に
規定のライン数で分割した際に、該規定のライン数に満
たない余りのラインに対しては、規定のライン数に不足
しているライン数の補足データを付加し、余りのライン
と補足データとで構成されるブロック単位でデータ圧縮
処理を施す静止画像データ圧縮装置において、余りのラ
インのデータに基づいて補足データを生成するように構
成したものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、HDTV(High Def
inition Television)等の放送システムに係り、特にそ
の放送される静止画像データに高能率符号化処理を施す
ための静止画像データ圧縮装置の改良に関する。
inition Television)等の放送システムに係り、特にそ
の放送される静止画像データに高能率符号化処理を施す
ための静止画像データ圧縮装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】周知のように、首記の如き放送システム
においては、放送される静止画像データに施すデータ圧
縮技術として、JPEG(Joint Photographic Coding
Experts Group )方式を広く採用している。このJPE
G方式によるデータ圧縮技術では、静止画像データを水
平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロックに分割
し、1ブロック単位でDCT(Discreat Cosine Transf
orm )処理、量子化処理及びハフマン符号化処理を施す
ようにしている。
においては、放送される静止画像データに施すデータ圧
縮技術として、JPEG(Joint Photographic Coding
Experts Group )方式を広く採用している。このJPE
G方式によるデータ圧縮技術では、静止画像データを水
平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロックに分割
し、1ブロック単位でDCT(Discreat Cosine Transf
orm )処理、量子化処理及びハフマン符号化処理を施す
ようにしている。
【0003】ところで、HDTVにおける静止画像デー
タは、図4に示すように、水平方向1920画素×垂直
方向1035ラインで構成されているため、上記8画素
×8ラインのブロックに分割する場合、水平方向には1
920/8で丁度240個のブロックが構成されるが、
垂直方向には1035/8で129個のブロックが構成
されて3ラインの余りが生じることになる。
タは、図4に示すように、水平方向1920画素×垂直
方向1035ラインで構成されているため、上記8画素
×8ラインのブロックに分割する場合、水平方向には1
920/8で丁度240個のブロックが構成されるが、
垂直方向には1035/8で129個のブロックが構成
されて3ラインの余りが生じることになる。
【0004】このため、従来では、図4に斜線で示すよ
うに、垂直方向に5ライン分つまり1920画素×5ラ
イン分のDC(直流)データを補足データとして付加す
ることで、垂直方向のライン数を1040とし、結局、
水平方向240ブロック×垂直方向130ブロックを形
成して、各ブロックにJPEG方式によるデータ圧縮処
理を順次施すようにしている。
うに、垂直方向に5ライン分つまり1920画素×5ラ
イン分のDC(直流)データを補足データとして付加す
ることで、垂直方向のライン数を1040とし、結局、
水平方向240ブロック×垂直方向130ブロックを形
成して、各ブロックにJPEG方式によるデータ圧縮処
理を順次施すようにしている。
【0005】図5は、このような従来の静止画像データ
圧縮装置を示している。すなわち、入力端子11には、
HDTVで放送すべき静止画像データが供給されてい
る。この入力端子11に供給された静止画像データは、
静止画入力回路12を介して、その1フレーム分が画像
メモリ13に書き込まれる。この画像メモリ13に記憶
された1フレーム分の静止画像データは、上述したよう
に水平方向1920画素×垂直方向1035ラインのサ
イズであるため、5ライン分のDCデータを付加する必
要がある。
圧縮装置を示している。すなわち、入力端子11には、
HDTVで放送すべき静止画像データが供給されてい
る。この入力端子11に供給された静止画像データは、
静止画入力回路12を介して、その1フレーム分が画像
メモリ13に書き込まれる。この画像メモリ13に記憶
された1フレーム分の静止画像データは、上述したよう
に水平方向1920画素×垂直方向1035ラインのサ
イズであるため、5ライン分のDCデータを付加する必
要がある。
【0006】そこで、メモリコントローラ14により、
1ラインから1035ラインまでに対しては、画像メモ
リ13から読み出した静止画像データをJPEGエンコ
ーダ15に導き、1036ラインから1040ラインま
でに対しては、入力端子16に供給されるDCデータを
JPEGエンコーダ15に導くように、セレクタ17が
制御される。そして、セレクタ17で選択された静止画
像データ及びDCデータは、JPEGエンコーダ15に
供給されてデータ圧縮処理が施され、出力端子18から
取り出される。
1ラインから1035ラインまでに対しては、画像メモ
リ13から読み出した静止画像データをJPEGエンコ
ーダ15に導き、1036ラインから1040ラインま
でに対しては、入力端子16に供給されるDCデータを
JPEGエンコーダ15に導くように、セレクタ17が
制御される。そして、セレクタ17で選択された静止画
像データ及びDCデータは、JPEGエンコーダ15に
供給されてデータ圧縮処理が施され、出力端子18から
取り出される。
【0007】ところで、上記のような従来の静止画像デ
ータ圧縮装置では、1036ラインから1040ライン
までを補足するDCデータの値が、1ラインから103
5ラインまでの静止画像データに対して大きく離れる
と、DCT変換処理したときに高周波成分が発生するた
め、圧縮・伸張して画像表示した結果、DCデータと同
じブロックに含まれる1033ラインから1035ライ
ンの静止画像データに歪みが発生することになる。
ータ圧縮装置では、1036ラインから1040ライン
までを補足するDCデータの値が、1ラインから103
5ラインまでの静止画像データに対して大きく離れる
と、DCT変換処理したときに高周波成分が発生するた
め、圧縮・伸張して画像表示した結果、DCデータと同
じブロックに含まれる1033ラインから1035ライ
ンの静止画像データに歪みが発生することになる。
【0008】この場合、1033ラインから1035ラ
インの部分が、画面上で明るく浮き上がって表示された
り、逆に暗く沈み込むように表示される。そして、この
ようになると、例えば縦スクロール効果を与える放送に
おいて、受信側で、図6に示すように、静止画像1,2
が垂直方向にスクロールする場合、静止画像1,2の境
界部分が不自然になるという不都合が生じることにな
る。
インの部分が、画面上で明るく浮き上がって表示された
り、逆に暗く沈み込むように表示される。そして、この
ようになると、例えば縦スクロール効果を与える放送に
おいて、受信側で、図6に示すように、静止画像1,2
が垂直方向にスクロールする場合、静止画像1,2の境
界部分が不自然になるという不都合が生じることにな
る。
【0009】具体的に言えば、図7に示す量子化テーブ
ルを用いて、図8(a)に示すような8ビット256階
調の静止画像データ(DCT係数)に量子化処理を施し
た場合を考える。この場合、1036ラインから104
0ラインには、DCデータとして“30”が付加されて
いる。そして、この圧縮処理された静止画像データを伸
張すると、図8(b)に示すように1034ラインに大
きく誤差が生じていることがわかる。この誤差は、画面
上ではっきりと認識される値である。
ルを用いて、図8(a)に示すような8ビット256階
調の静止画像データ(DCT係数)に量子化処理を施し
た場合を考える。この場合、1036ラインから104
0ラインには、DCデータとして“30”が付加されて
いる。そして、この圧縮処理された静止画像データを伸
張すると、図8(b)に示すように1034ラインに大
きく誤差が生じていることがわかる。この誤差は、画面
上ではっきりと認識される値である。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
静止画像データ圧縮装置では、静止画像データに圧縮処
理を施して伸張した際に、補足データを含む圧縮処理の
ブロックに大きな誤差が発生するという問題を有してい
る。
静止画像データ圧縮装置では、静止画像データに圧縮処
理を施して伸張した際に、補足データを含む圧縮処理の
ブロックに大きな誤差が発生するという問題を有してい
る。
【0011】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、静止画像データに対して圧縮・伸張処理
を施した際に、補足データを含むブロックに大きな誤差
が生じることを抑制し得る極めて良好な静止画像データ
圧縮装置を提供することを目的とする。
されたもので、静止画像データに対して圧縮・伸張処理
を施した際に、補足データを含むブロックに大きな誤差
が生じることを抑制し得る極めて良好な静止画像データ
圧縮装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】この発明に係る静止画像
データ圧縮装置は、1画面分の静止画像データを、水平
方向及び垂直方向にそれぞれ規定の画素数及びライン数
でなる複数のブロックに分割し、該ブロック単位でデー
タ圧縮処理を施すもので、1画面分の静止画像データを
垂直方向に規定のライン数で分割した際に、該規定のラ
イン数に満たない余りのラインに対しては、規定のライ
ン数に不足しているライン数の補足データを付加し、余
りのラインと補足データとで構成されるブロック単位で
データ圧縮処理を施すものを対象とし、余りのラインの
データに基づいて補足データを生成するように構成した
ものである。
データ圧縮装置は、1画面分の静止画像データを、水平
方向及び垂直方向にそれぞれ規定の画素数及びライン数
でなる複数のブロックに分割し、該ブロック単位でデー
タ圧縮処理を施すもので、1画面分の静止画像データを
垂直方向に規定のライン数で分割した際に、該規定のラ
イン数に満たない余りのラインに対しては、規定のライ
ン数に不足しているライン数の補足データを付加し、余
りのラインと補足データとで構成されるブロック単位で
データ圧縮処理を施すものを対象とし、余りのラインの
データに基づいて補足データを生成するように構成した
ものである。
【0013】また、この発明に係る静止画像データ圧縮
装置は、1画面分の静止画像データを記憶する記憶容量
を有する記憶手段と、この記憶手段に対して1画面分の
静止画像データを記憶させるとともに、記憶された1画
面分の静止画像データを水平方向及び垂直方向にそれぞ
れ規定の画素数及びライン数でなる複数のブロックに分
割して読み出す記憶制御手段と、この記憶制御手段によ
り記憶手段から1画面分の静止画像データをブロック単
位に分割して読み出した状態で、垂直方向に規定のライ
ン数に満たない余りのラインに対しては、該余りのライ
ンのデータに基づいて規定のライン数に不足しているラ
イン数の補足データを生成して付加し、余りのライン及
び補足データによりブロックを構成する付加手段と、記
憶制御手段により記憶手段からブロック単位で読み出さ
れる静止画像データ及び付加手段からブロック単位で出
力される静止画像データに対してそれぞれデータ圧縮処
理を施す圧縮手段とを備えるようにしたものである。
装置は、1画面分の静止画像データを記憶する記憶容量
を有する記憶手段と、この記憶手段に対して1画面分の
静止画像データを記憶させるとともに、記憶された1画
面分の静止画像データを水平方向及び垂直方向にそれぞ
れ規定の画素数及びライン数でなる複数のブロックに分
割して読み出す記憶制御手段と、この記憶制御手段によ
り記憶手段から1画面分の静止画像データをブロック単
位に分割して読み出した状態で、垂直方向に規定のライ
ン数に満たない余りのラインに対しては、該余りのライ
ンのデータに基づいて規定のライン数に不足しているラ
イン数の補足データを生成して付加し、余りのライン及
び補足データによりブロックを構成する付加手段と、記
憶制御手段により記憶手段からブロック単位で読み出さ
れる静止画像データ及び付加手段からブロック単位で出
力される静止画像データに対してそれぞれデータ圧縮処
理を施す圧縮手段とを備えるようにしたものである。
【0014】さらに、この発明に係る静止画像データ圧
縮装置は、垂直方向にスクロール処理される連続した2
画面分に対応する第1及び第2の静止画像データを、水
平方向及び垂直方向にそれぞれ規定の画素数及びライン
数でなる複数のブロックに分割し、該ブロック単位でデ
ータ圧縮処理を施すもので、第1の静止画像データを垂
直方向に規定のライン数で分割した際に、該規定のライ
ン数に満たない余りのラインに対しては、第2の静止画
像データから規定のライン数に不足しているライン数の
データを取り出して付加し、第1の静止画像データの余
りのラインと第2の静止画像データから取り出したライ
ンとで構成されるブロック単位でデータ圧縮処理を施す
ように構成したものである。
縮装置は、垂直方向にスクロール処理される連続した2
画面分に対応する第1及び第2の静止画像データを、水
平方向及び垂直方向にそれぞれ規定の画素数及びライン
数でなる複数のブロックに分割し、該ブロック単位でデ
ータ圧縮処理を施すもので、第1の静止画像データを垂
直方向に規定のライン数で分割した際に、該規定のライ
ン数に満たない余りのラインに対しては、第2の静止画
像データから規定のライン数に不足しているライン数の
データを取り出して付加し、第1の静止画像データの余
りのラインと第2の静止画像データから取り出したライ
ンとで構成されるブロック単位でデータ圧縮処理を施す
ように構成したものである。
【0015】
【作用】上記のような構成によれば、まず、1画面分の
静止画像データを垂直方向に規定のライン数で分割した
際に、該規定のライン数に満たない余りのラインに対し
て、余りのラインのデータに基づいて生成された補足デ
ータを、規定のライン数に不足しているライン数だけ付
加してブロックを構成するようにしたので、静止画像デ
ータに対して圧縮・伸張処理を施した際に、補足データ
を含むブロックに大きな誤差が生じることを抑制するこ
とができる。
静止画像データを垂直方向に規定のライン数で分割した
際に、該規定のライン数に満たない余りのラインに対し
て、余りのラインのデータに基づいて生成された補足デ
ータを、規定のライン数に不足しているライン数だけ付
加してブロックを構成するようにしたので、静止画像デ
ータに対して圧縮・伸張処理を施した際に、補足データ
を含むブロックに大きな誤差が生じることを抑制するこ
とができる。
【0016】また、垂直方向にスクロール処理される連
続した2画面分に対応する第1及び第2の静止画像デー
タに対しては、第1の静止画像データを垂直方向に規定
のライン数で分割した際に、該規定のライン数に満たな
い余りのラインに対して、第2の静止画像データから規
定のライン数に不足しているライン数のデータを取り出
して付加するようにしたので、この場合にも、2つの連
続する画面の境界部分が不自然になることを防止するこ
とができる。
続した2画面分に対応する第1及び第2の静止画像デー
タに対しては、第1の静止画像データを垂直方向に規定
のライン数で分割した際に、該規定のライン数に満たな
い余りのラインに対して、第2の静止画像データから規
定のライン数に不足しているライン数のデータを取り出
して付加するようにしたので、この場合にも、2つの連
続する画面の境界部分が不自然になることを防止するこ
とができる。
【0017】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、入力端子19に
は、HDTVで放送すべき水平方向1920画素×垂直
方向1035ラインの静止画像データが供給されてい
る。この入力端子19に供給された静止画像データは、
静止画入力回路20を介して8ライン画像メモリ21に
供給される。この8ライン画像メモリ21は、水平方向
1920画素×垂直方向8ライン分以上の静止画像デー
タを記憶可能な記憶容量を有している。
照して詳細に説明する。図1において、入力端子19に
は、HDTVで放送すべき水平方向1920画素×垂直
方向1035ラインの静止画像データが供給されてい
る。この入力端子19に供給された静止画像データは、
静止画入力回路20を介して8ライン画像メモリ21に
供給される。この8ライン画像メモリ21は、水平方向
1920画素×垂直方向8ライン分以上の静止画像デー
タを記憶可能な記憶容量を有している。
【0018】この8ライン画像メモリ21には、メモリ
コントローラ22の制御により、静止画入力回路20か
ら出力される水平方向1920画素×垂直方向1035
ラインの静止画像データのうち、水平方向1920画素
×垂直方向8ライン分が書き込まれる。そして、この8
ライン画像メモリ21からは、メモリコントローラ22
の制御により、書き込まれた水平方向1920画素×垂
直方向8ライン分の静止画像データが、水平方向8画素
×垂直方向8ラインづつのブロック単位で、240個に
分けて読み出される。
コントローラ22の制御により、静止画入力回路20か
ら出力される水平方向1920画素×垂直方向1035
ラインの静止画像データのうち、水平方向1920画素
×垂直方向8ライン分が書き込まれる。そして、この8
ライン画像メモリ21からは、メモリコントローラ22
の制御により、書き込まれた水平方向1920画素×垂
直方向8ライン分の静止画像データが、水平方向8画素
×垂直方向8ラインづつのブロック単位で、240個に
分けて読み出される。
【0019】その後、8ライン画像メモリ21から読み
出された水平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロ
ック単位の静止画像データは、JPEGエンコーダ23
に供給されて、上述したように、1ブロック単位でDC
T処理、量子化処理及びハフマン符号化処理が施される
ことでデータ圧縮処理が行なわれ、出力端子24から取
り出される。
出された水平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロ
ック単位の静止画像データは、JPEGエンコーダ23
に供給されて、上述したように、1ブロック単位でDC
T処理、量子化処理及びハフマン符号化処理が施される
ことでデータ圧縮処理が行なわれ、出力端子24から取
り出される。
【0020】以上のようにすると、1ラインから103
2ラインまでの静止画像データに対しては、JPEGエ
ンコーダ23により、水平方向8画素×垂直方向8ライ
ンでなるブロック単位で、通常にデータ圧縮処理が行な
われる。そして、1ラインから1032ラインまでの静
止画像データに対して、JPEGエンコーダ23による
データ圧縮処理が終了すると、1033ラインから10
35ラインまでの3ライン分の静止画像データが残るこ
とになる。
2ラインまでの静止画像データに対しては、JPEGエ
ンコーダ23により、水平方向8画素×垂直方向8ライ
ンでなるブロック単位で、通常にデータ圧縮処理が行な
われる。そして、1ラインから1032ラインまでの静
止画像データに対して、JPEGエンコーダ23による
データ圧縮処理が終了すると、1033ラインから10
35ラインまでの3ライン分の静止画像データが残るこ
とになる。
【0021】これら1033ラインから1035ライン
までの3ライン分の静止画像データは、メモリコントロ
ーラ22の制御により、そのまま8ライン画像メモリ2
1に書き込まれる。このため、8ライン画像メモリ21
には、5ライン分の空き領域が生じることになる。この
とき、メモリコントローラ22は、8ライン画像メモリ
21の5ライン分の空き領域に、1035ライン目の静
止画像データを繰り返し書き込むように制御する。
までの3ライン分の静止画像データは、メモリコントロ
ーラ22の制御により、そのまま8ライン画像メモリ2
1に書き込まれる。このため、8ライン画像メモリ21
には、5ライン分の空き領域が生じることになる。この
とき、メモリコントローラ22は、8ライン画像メモリ
21の5ライン分の空き領域に、1035ライン目の静
止画像データを繰り返し書き込むように制御する。
【0022】このようにして、1033ラインから10
35ラインまでの3ライン分と、1035ライン目の静
止画像データを5ライン分とで8ラインとなった静止画
像データが、水平方向8画素×垂直方向8ラインでなる
ブロック単位で、8ライン画像メモリ21から読み出さ
れて、JPEGエンコーダ23に供給されデータ圧縮処
理が行なわれる。
35ラインまでの3ライン分と、1035ライン目の静
止画像データを5ライン分とで8ラインとなった静止画
像データが、水平方向8画素×垂直方向8ラインでなる
ブロック単位で、8ライン画像メモリ21から読み出さ
れて、JPEGエンコーダ23に供給されデータ圧縮処
理が行なわれる。
【0023】上記実施例のような構成によれば、103
3ラインから1035ラインまでの3ラインに付加する
5ライン分の補足データとして、従来のようにDCデー
タではなく最終ラインつまり1035ラインの静止画像
データを繰り返し使用するようにしたので、補足データ
が静止画像データに対して大きく離れるようなことがな
く、圧縮・伸張処理を施した際に、補足データを含むブ
ロックに大きな誤差が生じることを抑制することができ
る。
3ラインから1035ラインまでの3ラインに付加する
5ライン分の補足データとして、従来のようにDCデー
タではなく最終ラインつまり1035ラインの静止画像
データを繰り返し使用するようにしたので、補足データ
が静止画像データに対して大きく離れるようなことがな
く、圧縮・伸張処理を施した際に、補足データを含むブ
ロックに大きな誤差が生じることを抑制することができ
る。
【0024】次に、図2は、この発明の第2の実施例を
示すもので、縦スクロール効果を与える放送において、
垂直方向にスクロールされる2画面分の静止画像データ
にそれぞれデータ圧縮処理を施す構成を示している。す
なわち、入力端子25には、HDTVで縦スクロール放
送すべき、水平方向1920画素×垂直方向1035ラ
インの静止画像データが供給されている。
示すもので、縦スクロール効果を与える放送において、
垂直方向にスクロールされる2画面分の静止画像データ
にそれぞれデータ圧縮処理を施す構成を示している。す
なわち、入力端子25には、HDTVで縦スクロール放
送すべき、水平方向1920画素×垂直方向1035ラ
インの静止画像データが供給されている。
【0025】この入力端子25に供給された静止画像デ
ータは、静止画入力回路26を介してフレーム画像メモ
リ27及び5ライン画像メモリ28にそれぞれ供給され
る。このうち、フレーム画像メモリ27は、水平方向1
920画素×垂直方向1035ライン分の静止画像デー
タを記憶可能な記憶容量を有している。また、5ライン
画像メモリ28は、水平方向1920画素×垂直方向5
ライン分の静止画像データを記憶可能な記憶容量を有し
ている。
ータは、静止画入力回路26を介してフレーム画像メモ
リ27及び5ライン画像メモリ28にそれぞれ供給され
る。このうち、フレーム画像メモリ27は、水平方向1
920画素×垂直方向1035ライン分の静止画像デー
タを記憶可能な記憶容量を有している。また、5ライン
画像メモリ28は、水平方向1920画素×垂直方向5
ライン分の静止画像データを記憶可能な記憶容量を有し
ている。
【0026】このフレーム画像メモリ27には、メモリ
コントローラ29の制御により、静止画入力回路26か
ら出力される水平方向1920画素×垂直方向1035
ラインの静止画像データが書き込まれる。そして、この
フレーム画像メモリ27からは、メモリコントローラ2
9の制御により、書き込まれた水平方向1920画素×
垂直方向1035ライン分の静止画像データが、水平方
向8画素×垂直方向8ラインづつのブロック単位で読み
出される。
コントローラ29の制御により、静止画入力回路26か
ら出力される水平方向1920画素×垂直方向1035
ラインの静止画像データが書き込まれる。そして、この
フレーム画像メモリ27からは、メモリコントローラ2
9の制御により、書き込まれた水平方向1920画素×
垂直方向1035ライン分の静止画像データが、水平方
向8画素×垂直方向8ラインづつのブロック単位で読み
出される。
【0027】また、上記5ライン画像メモリ28には、
メモリコントローラ29の制御により、静止画入力回路
26から出力される水平方向1920画素×垂直方向1
035ラインの静止画像データのうち、水平方向192
0画素×垂直方向5ライン分が書き込まれる。そして、
この5ライン画像メモリ28からは、メモリコントロー
ラ29の制御により、書き込まれた水平方向1920画
素×垂直方向5ライン分の静止画像データが、水平方向
8画素×垂直方向5ラインづつの単位で読み出される。
メモリコントローラ29の制御により、静止画入力回路
26から出力される水平方向1920画素×垂直方向1
035ラインの静止画像データのうち、水平方向192
0画素×垂直方向5ライン分が書き込まれる。そして、
この5ライン画像メモリ28からは、メモリコントロー
ラ29の制御により、書き込まれた水平方向1920画
素×垂直方向5ライン分の静止画像データが、水平方向
8画素×垂直方向5ラインづつの単位で読み出される。
【0028】その後、フレーム画像メモリ27から読み
出された水平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロ
ック単位の静止画像データと、5ライン画像メモリ28
から読み出された水平方向8画素×垂直方向5ラインで
なる単位の静止画像データとは、セレクタ30に供給さ
れて、メモリコントローラ29の制御により、選択的に
導出される。
出された水平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロ
ック単位の静止画像データと、5ライン画像メモリ28
から読み出された水平方向8画素×垂直方向5ラインで
なる単位の静止画像データとは、セレクタ30に供給さ
れて、メモリコントローラ29の制御により、選択的に
導出される。
【0029】この場合、メモリコントローラ29は、入
力端子31に供給されるスクロール識別信号に基づい
て、フレーム画像メモリ27及び5ライン画像メモリ2
8に対する書き込み動作や読み出し動作の制御と、セレ
クタ30の選択動作の制御を行なっている。このスクロ
ール識別信号は、入力端子25に供給されている静止画
像データに、送信側で垂直方向のスクロール指示が付さ
れているか否かを示すものである。
力端子31に供給されるスクロール識別信号に基づい
て、フレーム画像メモリ27及び5ライン画像メモリ2
8に対する書き込み動作や読み出し動作の制御と、セレ
クタ30の選択動作の制御を行なっている。このスクロ
ール識別信号は、入力端子25に供給されている静止画
像データに、送信側で垂直方向のスクロール指示が付さ
れているか否かを示すものである。
【0030】そして、上記セレクタ30で導出された静
止画像データは、JPEGエンコーダ32に供給され
て、1ブロック単位でDCT処理、量子化処理及びハフ
マン符号化処理が施されることでデータ圧縮処理が行な
われ、出力端子33から取り出される。
止画像データは、JPEGエンコーダ32に供給され
て、1ブロック単位でDCT処理、量子化処理及びハフ
マン符号化処理が施されることでデータ圧縮処理が行な
われ、出力端子33から取り出される。
【0031】ここで、まず、上記入力端子25には、垂
直方向にスクロールされる2画面分の静止画像データの
うち、画面上で上側になる方の第1の静止画像データが
供給される。この第1の静止画像データは、静止画入力
回路26を介してフレーム画像メモリ27に書き込まれ
た後、水平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロッ
ク単位で順次読み出され、セレクタ30を介してJPE
Gエンコーダ31に供給されることで、データ圧縮処理
が施される。
直方向にスクロールされる2画面分の静止画像データの
うち、画面上で上側になる方の第1の静止画像データが
供給される。この第1の静止画像データは、静止画入力
回路26を介してフレーム画像メモリ27に書き込まれ
た後、水平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロッ
ク単位で順次読み出され、セレクタ30を介してJPE
Gエンコーダ31に供給されることで、データ圧縮処理
が施される。
【0032】このようにして、1ラインから1032ラ
インまでの第1の静止画像データに対して、JPEGエ
ンコーダ31によるブロック単位でのデータ圧縮処理が
終了されると、フレーム画像メモリ27には、第1の静
止画像データの1033ラインから1035ラインまで
の3ラインが読み出されずに残ることになる。このよう
になった状態で、メモリコントローラ29は、入力端子
31に供給されたスクロール識別信号に基づいて、スク
ロール指示の有無を判別する。
インまでの第1の静止画像データに対して、JPEGエ
ンコーダ31によるブロック単位でのデータ圧縮処理が
終了されると、フレーム画像メモリ27には、第1の静
止画像データの1033ラインから1035ラインまで
の3ラインが読み出されずに残ることになる。このよう
になった状態で、メモリコントローラ29は、入力端子
31に供給されたスクロール識別信号に基づいて、スク
ロール指示の有無を判別する。
【0033】そして、スクロール指示がある場合には、
メモリコントローラ29は、垂直方向にスクロールされ
る2画面分の静止画像データのうち画面上で下側になる
方、つまり、入力端子25に第1の静止画像データの後
に入力された第2の静止画像データの1ラインから5ラ
インまでを、5ライン画像メモリ28に書き込むように
制御する。
メモリコントローラ29は、垂直方向にスクロールされ
る2画面分の静止画像データのうち画面上で下側になる
方、つまり、入力端子25に第1の静止画像データの後
に入力された第2の静止画像データの1ラインから5ラ
インまでを、5ライン画像メモリ28に書き込むように
制御する。
【0034】その後、メモリコントローラ29は、フレ
ーム画像メモリ27から第1の静止画像データの103
3ラインから1035ラインまでの3ライン分を、水平
方向8画素×垂直方向3ラインでなる単位で読み出すと
ともに、5ライン画像メモリ28から第2の静止画像デ
ータの1ラインから5ラインまでの5ライン分を、水平
方向8画素×垂直方向5ラインでなる単位で読み出し、
セレクタ30で交互に選択することで、3ライン分の第
1の静止画像データと5ライン分の第2の静止画像デー
タとが混合した、水平方向8画素×垂直方向8ラインで
なるブロック単位の静止画像データが生成され、JPE
Gエンコーダ31でデータ圧縮処理が施される。
ーム画像メモリ27から第1の静止画像データの103
3ラインから1035ラインまでの3ライン分を、水平
方向8画素×垂直方向3ラインでなる単位で読み出すと
ともに、5ライン画像メモリ28から第2の静止画像デ
ータの1ラインから5ラインまでの5ライン分を、水平
方向8画素×垂直方向5ラインでなる単位で読み出し、
セレクタ30で交互に選択することで、3ライン分の第
1の静止画像データと5ライン分の第2の静止画像デー
タとが混合した、水平方向8画素×垂直方向8ラインで
なるブロック単位の静止画像データが生成され、JPE
Gエンコーダ31でデータ圧縮処理が施される。
【0035】一方、フレーム画像メモリ27に第1の静
止画像データの1033ラインから1035ラインまで
の3ラインが読み出されずに残った状態で、スクロール
指示がない場合には、第1の静止画像データの1033
ラインから1035ラインまでの3ラインに基づいて生
成した5ライン分の補足データを5ライン画像メモリ2
8に書き込み、3ライン分の第1の静止画像データと5
ライン分の補足データとを混合した、水平方向8画素×
垂直方向8ラインでなるブロックでデータ圧縮処理が行
なわれる。
止画像データの1033ラインから1035ラインまで
の3ラインが読み出されずに残った状態で、スクロール
指示がない場合には、第1の静止画像データの1033
ラインから1035ラインまでの3ラインに基づいて生
成した5ライン分の補足データを5ライン画像メモリ2
8に書き込み、3ライン分の第1の静止画像データと5
ライン分の補足データとを混合した、水平方向8画素×
垂直方向8ラインでなるブロックでデータ圧縮処理が行
なわれる。
【0036】上記第2の実施例のような構成によれば、
まず、スクロール指示がある場合には、第1の静止画像
データと第2の静止画像データとの間に補足データを介
在させず、第1の静止画像データの終りの3ラインと第
2の静止画像データの初めの5ラインとを混合させるこ
とで、圧縮処理用の水平方向8画素×垂直方向8ライン
でなるブロックを構成するようにしたので、圧縮・伸張
処理を施した際に、従来のように、2画面分の静止画像
の境界部分が不自然になることを防止することができ
る。
まず、スクロール指示がある場合には、第1の静止画像
データと第2の静止画像データとの間に補足データを介
在させず、第1の静止画像データの終りの3ラインと第
2の静止画像データの初めの5ラインとを混合させるこ
とで、圧縮処理用の水平方向8画素×垂直方向8ライン
でなるブロックを構成するようにしたので、圧縮・伸張
処理を施した際に、従来のように、2画面分の静止画像
の境界部分が不自然になることを防止することができ
る。
【0037】また、スクロール指示がない場合には、第
1の静止画像データの終りの3ラインと、この3ライン
に基づいて生成した5ライン分の補足データとを混合さ
せることで、圧縮処理用の水平方向8画素×垂直方向8
ラインでなるブロックを構成するようにしたので、補足
データが静止画像データに対して大きく離れるようなこ
とがなく、圧縮・伸張処理を施した際に、補足データを
含むブロックに大きな誤差が生じることを抑制すること
ができる。
1の静止画像データの終りの3ラインと、この3ライン
に基づいて生成した5ライン分の補足データとを混合さ
せることで、圧縮処理用の水平方向8画素×垂直方向8
ラインでなるブロックを構成するようにしたので、補足
データが静止画像データに対して大きく離れるようなこ
とがなく、圧縮・伸張処理を施した際に、補足データを
含むブロックに大きな誤差が生じることを抑制すること
ができる。
【0038】次に、図3は、上記第2の実施例の変形例
を示している。図3において、図2と同一部分には同一
符号を付して示している。すなわち、図2に示した5ラ
イン画像メモリ28に代えて、水平方向1920画素×
垂直方向1035ライン分の静止画像データを記憶可能
な記憶容量を有するフレーム画像メモリ34を使用した
ものである。
を示している。図3において、図2と同一部分には同一
符号を付して示している。すなわち、図2に示した5ラ
イン画像メモリ28に代えて、水平方向1920画素×
垂直方向1035ライン分の静止画像データを記憶可能
な記憶容量を有するフレーム画像メモリ34を使用した
ものである。
【0039】この場合、第1の静止画像データはフレー
ム画像メモリ27に書き込まれ、第2の静止画像データ
はフレーム画像メモリ34に書き込まれる。そして、ス
クロール指示がある場合には、フレーム画像メモリ27
に記憶された第1の静止画像データの終りの3ライン
と、フレーム画像メモリ34に記憶された第2の静止画
像データの初めの5ラインとを混合させることで、圧縮
処理用の水平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロ
ックを構成することができる。また、スクロールする静
止画像が2画面分以上ある場合には、フレーム画像メモ
リ27,34の立場を入れ替えることにより、連続した
圧縮処理を行なうことができる。なお、この発明は上記
各実施例に限定されるものではなく、この外その要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
ム画像メモリ27に書き込まれ、第2の静止画像データ
はフレーム画像メモリ34に書き込まれる。そして、ス
クロール指示がある場合には、フレーム画像メモリ27
に記憶された第1の静止画像データの終りの3ライン
と、フレーム画像メモリ34に記憶された第2の静止画
像データの初めの5ラインとを混合させることで、圧縮
処理用の水平方向8画素×垂直方向8ラインでなるブロ
ックを構成することができる。また、スクロールする静
止画像が2画面分以上ある場合には、フレーム画像メモ
リ27,34の立場を入れ替えることにより、連続した
圧縮処理を行なうことができる。なお、この発明は上記
各実施例に限定されるものではなく、この外その要旨を
逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0040】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
静止画像データに対して圧縮・伸張処理を施した際に、
補足データを含むブロックに大きな誤差が生じることを
抑制し得る極めて良好な静止画像データ圧縮装置を提供
することができる。
静止画像データに対して圧縮・伸張処理を施した際に、
補足データを含むブロックに大きな誤差が生じることを
抑制し得る極めて良好な静止画像データ圧縮装置を提供
することができる。
【図1】この発明に係る静止画像データ圧縮装置の一実
施例を示すブロック構成図。
施例を示すブロック構成図。
【図2】この発明の第2の実施例を示すブロック構成
図。
図。
【図3】同第2の実施例の変形例を示すブロック構成
図。
図。
【図4】HDTVにおける静止画像データを説明するた
めに示す図。
めに示す図。
【図5】従来の静止画像データ圧縮装置を示すブロック
構成図。
構成図。
【図6】同従来装置の問題点を説明するために示す図。
【図7】量子化テーブルの一例を示す図。
【図8】同量子化テーブルによって圧縮・伸張処理され
る静止画像データを示す図。
る静止画像データを示す図。
11…入力端子、12…静止画入力回路、13…画像メ
モリ、14…メモリコントローラ、15…JPEGエン
コーダ、16…入力端子、17…セレクタ、18…出力
端子、19…入力端子、20…静止画入力回路、21…
8ライン画像メモリ、22…メモリコントローラ、23
…JPEGエンコーダ、24…出力端子、25…入力端
子、26…静止画入力回路、27…フレーム画像メモ
リ、28…5ライン画像メモリ、29…メモリコントロ
ーラ、30…セレクタ、31…入力端子、32…JPE
Gエンコーダ、33…出力端子、34…フレーム画像メ
モリ。
モリ、14…メモリコントローラ、15…JPEGエン
コーダ、16…入力端子、17…セレクタ、18…出力
端子、19…入力端子、20…静止画入力回路、21…
8ライン画像メモリ、22…メモリコントローラ、23
…JPEGエンコーダ、24…出力端子、25…入力端
子、26…静止画入力回路、27…フレーム画像メモ
リ、28…5ライン画像メモリ、29…メモリコントロ
ーラ、30…セレクタ、31…入力端子、32…JPE
Gエンコーダ、33…出力端子、34…フレーム画像メ
モリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 7/015
Claims (4)
- 【請求項1】 1画面分の静止画像データを、水平方向
及び垂直方向にそれぞれ規定の画素数及びライン数でな
る複数のブロックに分割し、該ブロック単位でデータ圧
縮処理を施すもので、前記1画面分の静止画像データを
垂直方向に規定のライン数で分割した際に、該規定のラ
イン数に満たない余りのラインに対しては、前記規定の
ライン数に不足しているライン数の補足データを付加
し、前記余りのラインと補足データとで構成されるブロ
ック単位で前記データ圧縮処理を施す静止画像データ圧
縮装置において、前記余りのラインのデータに基づいて
前記補足データを生成するように構成してなることを特
徴とする静止画像データ圧縮装置。 - 【請求項2】 1画面分の静止画像データを記憶する記
憶容量を有する記憶手段と、この記憶手段に対して前記
1画面分の静止画像データを記憶させるとともに、記憶
された前記1画面分の静止画像データを水平方向及び垂
直方向にそれぞれ規定の画素数及びライン数でなる複数
のブロックに分割して読み出す記憶制御手段と、この記
憶制御手段により前記記憶手段から前記1画面分の静止
画像データを前記ブロック単位に分割して読み出した状
態で、垂直方向に前記規定のライン数に満たない余りの
ラインに対しては、該余りのラインのデータに基づいて
前記規定のライン数に不足しているライン数の補足デー
タを生成して付加し、前記余りのライン及び補足データ
により前記ブロックを構成する付加手段と、前記記憶制
御手段により前記記憶手段からブロック単位で読み出さ
れる静止画像データ及び前記付加手段からブロック単位
で出力される静止画像データに対してそれぞれデータ圧
縮処理を施す圧縮手段とを具備してなることを特徴とす
る静止画像データ圧縮装置。 - 【請求項3】 前記補足データは、前記余りのラインの
静止画像データを、不足ライン数だけ繰り返し使用した
ものであることを特徴とする請求項1または2記載の静
止画像データ圧縮装置。 - 【請求項4】 垂直方向にスクロール処理される連続し
た2画面分に対応する第1及び第2の静止画像データ
を、水平方向及び垂直方向にそれぞれ規定の画素数及び
ライン数でなる複数のブロックに分割し、該ブロック単
位でデータ圧縮処理を施すもので、前記第1の静止画像
データを垂直方向に規定のライン数で分割した際に、該
規定のライン数に満たない余りのラインに対しては、前
記第2の静止画像データから前記規定のライン数に不足
しているライン数のデータを取り出して付加し、前記第
1の静止画像データの余りのラインと前記第2の静止画
像データから取り出したラインとで構成されるブロック
単位で前記データ圧縮処理を施すように構成してなるこ
とを特徴とする静止画像データ圧縮装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30240794A JPH08163563A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 静止画像データ圧縮装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30240794A JPH08163563A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 静止画像データ圧縮装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08163563A true JPH08163563A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17908553
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30240794A Pending JPH08163563A (ja) | 1994-12-06 | 1994-12-06 | 静止画像データ圧縮装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08163563A (ja) |
-
1994
- 1994-12-06 JP JP30240794A patent/JPH08163563A/ja active Pending
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2861890B2 (ja) | カラー画像表示装置 | |
US5875039A (en) | Image processing method and apparatus | |
JPH04326255A (ja) | 画像符号化方法及び装置 | |
JP3189031B2 (ja) | データレート変換方法及び装置 | |
JPH1075449A (ja) | 画像圧縮装置および画像伸張装置 | |
EP0667717A2 (en) | Method and apparatus for reproducing picture data | |
US5513301A (en) | Image compression and decompression apparatus with reduced frame memory | |
JPH08214309A (ja) | 画像信号復号装置 | |
JPH08205144A (ja) | 画像符号化装置 | |
JPH08163563A (ja) | 静止画像データ圧縮装置 | |
JPH08204967A (ja) | データ符号化装置 | |
JP3170312B2 (ja) | 画像処理装置 | |
US20020176630A1 (en) | Image data processing method | |
US5774590A (en) | Image data reproducing apparatus | |
JPH07160865A (ja) | 静止画再生装置 | |
JP3382358B2 (ja) | 画像処理装置及びその方法 | |
JP3170313B2 (ja) | 画像処理装置 | |
KR100530745B1 (ko) | 고해상도 영상신호를 저해상도 디스플레이 장치에 디스플레이하는 디스플레이 방법 | |
JPH0568235A (ja) | 画像再生装置 | |
JP3360808B2 (ja) | 電子スチルカメラの圧縮率設定装置 | |
JPH10276397A (ja) | ディジタルスチルカメラ | |
JP2003087790A (ja) | 画像データの圧縮方法、および画像データ出力装置 | |
JP3004763B2 (ja) | 映像信号多重復号化装置 | |
US20050212809A1 (en) | Image data storing method and image processing apparatus | |
JP3075935B2 (ja) | 静止画像符号化方法 |