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JPH08161753A - 光学的情報再生装置 - Google Patents

光学的情報再生装置

Info

Publication number
JPH08161753A
JPH08161753A JP6303510A JP30351094A JPH08161753A JP H08161753 A JPH08161753 A JP H08161753A JP 6303510 A JP6303510 A JP 6303510A JP 30351094 A JP30351094 A JP 30351094A JP H08161753 A JPH08161753 A JP H08161753A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
data
signal
output
edge detection
value
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP6303510A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideaki Takahashi
秀彰 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP6303510A priority Critical patent/JPH08161753A/ja
Priority to US08/565,779 priority patent/US5701285A/en
Publication of JPH08161753A publication Critical patent/JPH08161753A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

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Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/004Recording, reproducing or erasing methods; Read, write or erase circuits therefor
    • G11B7/005Reproducing
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/10009Improvement or modification of read or write signals
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/007Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track
    • G11B7/013Arrangement of the information on the record carrier, e.g. form of tracks, actual track shape, e.g. wobbled, or cross-section, e.g. v-shaped; Sequential information structures, e.g. sectoring or header formats within a track for discrete information, i.e. where each information unit is stored in a distinct discrete location, e.g. digital information formats within a data block or sector
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/002Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier
    • G11B7/0033Recording, reproducing or erasing systems characterised by the shape or form of the carrier with cards or other card-like flat carriers, e.g. flat sheets of optical film

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は、アナログ読み取り信号の複雑な変動
に関係なく、記録情報を確実に再生できる光学的情報再
生装置を提供する。 【構成】記録媒体から読み取られたアナログ読み取り信
号をA/D変換器103でデジタルデータに変換し、こ
れ以前に変換してメモリ104に記憶保持しているデー
タとの大小比較をデータ比較回路106で行い、この大
小比較の結果により、アナログ読み取り信号のエッジ部
の僅かな変化量をエッジ検出回路109の立ち下がりエ
ッジ部と立ち上がりエッジ部として別々に検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光カードなど光学的情
報記録媒体を用いて記録されている情報を再生する光学
的情報再生装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】最近、情報処理にかかる技術の発達は目
覚ましいものがあり、これにともない大容量に情報を記
録する手段が種々考えられており、その一手段として光
学的に情報を記録再生する装置が注目されている。
【0003】そして、このような装置には、記録媒体と
して光学的情報記録媒体、例えば、光カードが使用さ
れ、この光カードに対して情報の記録・再生を行う光カ
ード記録再生装置が実用化されている。
【0004】ここで、光カードは、情報記録層を有して
いて、この情報記録層に対してレンズで集光されたレー
ザ光を照射することで、記録層にピットの形成または熱
変形、あるいは相変化を生じさせ、その反射率を変化さ
せることでデータを書込むようにしている。この場合、
光カードでの記録容量は、従来から用いられている磁気
カードに比べて数千倍ないし1万倍の記録容量を有し、
その記憶容量が1〜2Mバイトと極めて大きなことか
ら、周知の光ディスクと同様にデータの書き換えはでき
ないが、銀行の預金通帳は携帯用の地図あるいは買物な
どで用いるプリペイドカードなどとして広い応用範囲が
考えられ、また、データの書換えができないという特徴
を利用して、個人の健康管理カードなどデータの改ざん
を許さないアプリケーションへの応用も考えられる。
【0005】ところで、このような光学的記録媒体に記
録された情報の記録方式としてはマーク長方式とマーク
間がある。そして、マーク長方式に用いられる情報の変
調方式としては8−10変調などがあり、この方式で
は、記録媒体上に記録されているマークの両端を検出し
て信号検出を行い、また、マーク間方式に用いられる情
報の変調方式としては2−7変調などがあり、この方式
では、記録媒体上に記録されているマーク(ピット)の
位置を検出して信号検出を行うようにしている。
【0006】ここで、マーク長方式では、ピックアップ
から読み取られる信号からデジタルデータの「1」およ
び「0」に対応する信号を良好なS/Nにて検出するこ
とを考えると、スライスレベルは、再生信号のレベルの
中心値に設定することが望ましい。そこで、従来では、
図8に示すようにアナログ読み取り信号とアナログ回路
91からのスライスレベル信号を閾値として比較回路9
2で比較し、この比較結果を積分回路93を介してアナ
ログ回路91に入力するとともに、2値化出力として再
生を行っていた。
【0007】一方、マーク間方式では、アナログ読み取
り信号を微分回路により微分し、この微分信号に閾値と
なるスライスレベルを固定値として与えることによりア
ナログ読み取り信号の立ち下がりおよび立ち上がりのエ
ッジを検出することで、再生を行っていた。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
マーク長方式とマーク間方式では、それぞれの再生方法
が異なるため、両方式に同時に対応できるようにするに
は、それぞれに対応する回路を用意しなければならず、
その回路構成が複雑になるという問題点があった。
【0009】一方、媒体上に指紋やほこりが付着した
り、汚れたりすると、アナログ読み取り信号のレベルや
振幅が複雑に変動することがある。このため、マーク長
方式の場合は、アナログ回路で生成している閾値として
のスライスレベルが、これら変動に追従できず、正しい
信号幅で再生できないことがあり、また、マーク間方式
の場合は、アナログ読み取り信号の振幅が小さく、変化
が緩やかなものになると、微分信号のピークがスライス
レベルに届かず、エッジを検出することができないとい
う問題点があった。光カードの場合、一般のユーザが直
接手に持って利用するため、この問題は特に重大なもの
となっている。
【0010】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であり、アナログ読み取り信号の複雑な変動に関係な
く、記録情報を確実に再生できる光学的情報再生装置を
提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、光学的情報記
録媒体に記録されている情報を再生する光学的情報再生
装置において、情報が記録されている記録媒体から読み
取られるアナログ読み取り信号をデジタルデータに変換
するデジタル変換手段と、このデジタル変換手段で変換
されたデジタルデータを保持するデータ保持手段と、こ
のデータ保持手段に保持されたデジタルデータと前記デ
ジタル変換手段で変換されたデジタルデータを比較する
データ比較手段と、このデータ比較手段の比較結果によ
り前記アナログ読み取り信号のエッジを検出するエッジ
検出手段と、このエッジ検出手段の出力から2値化信号
を生成する2値化信号生成手段とにより構成されてい
る。
【0012】また、本発明は、前記2値化信号生成手段
で生成される2値化信号がマーク長方式の再生出力のも
のかマーク間方式の再生出力のものかを判断する判断手
段を有するように構成されている。
【0013】また、本発明では、前記エッジ検出手段
は、前記データ比較手段の比較結果において前記データ
保持手段に保持しているデータ値が前記デジタル変換手
段の出力データ値より大きい場合、その差の絶対値と立
ち下がりエッジ検出閾値とを比較するとともに、その差
の絶対値が前記立ち下がりエッジ検出閾値を越えると立
ち下がりエッジ検出信号を出力し、前記データ保持手段
に保持しているデータ値が前記デジタル変換手段の出力
データ値より小さい場合、その差の絶対値と立ち上がり
エッジ検出閾値とを比較するとともに、その差の絶対値
が前記立ち上がりエッジ検出閾値を越えると立ち上がり
エッジ検出信号を出力するように構成されている。
【0014】
【作用】この結果、本発明によれば、記録媒体から読み
とられたアナログ読み取り信号をデジタルデータに変換
し、データ保持手段に保持しているデジタルデータとの
比較により、アナログ読み取り信号の立ち下がりおよび
立ち上がりエッジを検出するとともに、この検出した立
ち下がりおよび立ち上がりエッジから記録情報の記録方
式にあった2値化信号を生成することにより、記録情報
の記録方式により構成の異なる部分は、検出したアナロ
グ読み取り信号のエッジから2値化信号を生成する部分
だけであり、その他の部分は記録されている情報の記録
方式によらず全く同じ構成で情報再生を行うことができ
る。
【0015】また、本発明によれば、2値化信号生成手
段で生成された2値化信号がマーク長方式による再生出
力かマーク間方式による再生出力かを速やかに判断する
ことができる。
【0016】また、本発明によれば、記録媒体から読み
取られたアナログ読み取り信号をデジタルデータに変換
し、前に変換し保持しているデータとの大小比較を行
い、大小比較の結果により、アナログ読み取り信号のエ
ッジ部の僅かな変化量を立ち下がりエッジ部と立ち上が
りエッジ部とで別々に検出するようにしているので、比
較データ間隔および立ち上/下がりエッジ検出閾値を適
当な値に設定することにより、アナログ読み取り信号の
レベルや振幅が変動した場合にもエッジを検出すること
ができる。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に従い説明す
る。 (第1実施例)図1は第1実施例の概略構成を示してい
る。
【0018】図において、101は振幅調節回路、10
2はオフセット調節回路、103はA/D変換器、10
4はメモリ、105はアドレスカウンタ、106は制御
回路、107はコンパレータ、108はデータ比較回路
で、109はエッジ検出回路、110は2値化信号生成
回路、111はマーク長検出回路、112はマーク間検
出回路、113はエラー訂正回路、114はコントロー
ラおよび115は切り換えスイッチである。
【0019】しかして、このような構成から、アナログ
読み取り信号を振幅調節回路101およびオフセット調
節回路102を通しA/D変換器103の入力電圧範囲
に合わせるとともに、振幅およびオフセット値を調節し
て、該A/D変換器103に供給する。
【0020】そして、このA/D変換器103により、
入力アナログ信号をnビットのデジタルデータに変換
し、データ比較回路108およびメモリ104に各々供
給する。ここで、アドレスカウンタ105は、最低でも
x(但し、xは1以上の整数)までカウント出来るだけ
のビット数を持ち、A/D変換器103のサンプリング
周期と同じ周期でカウントアップし、メモリ104にア
ドレスを供給する。また、メモリ104は、最低でもx
個のデジタルデータを格納出来るだけの容量を持ち、ア
ドレスカウンタ105により供給されたアドレスにA/
D変換器103から出力されたnビットのデジタルデー
タを格納する。このとき、任意のサンプリング点pのA
/D変換器103から出力されたデジタルデータをD
p、pよりもxサンプル前のA/D変換器103から出
力されたデジタルデータをDp−xとすれば、メモリ1
04はDp−xからDp−1までのx個のデジタルデー
タを常に保持するようになる。
【0021】一方、コンパレータ107はアドレスカウ
ンタ105のカウント値と、比較を行うデジタルデータ
の間隔の設定値との比較を行い、カウント値が一致した
場合にリセット信号を発生させアドレスカウンタ105
をリセットする。ここで、比較を行うデジタルデータの
間隔と設定値と、前記1以上の整数xの値は同じ値であ
り、以後、この値を比較データ間隔と呼ぶ。
【0022】データ比較回路108は、A/D変換器1
03から出力されたデジタルデータDpとメモリ104
より読み出したデジタルデータDp−xの大小を比較し
差を求める。エッジ検出回路109はデータ比較回路1
08で求めた差と立ち下がりおよび立ち上がりエッジ検
出閾値と比較しエッジを検出する。2値化信号生成回路
110はエッジ検出回路109より出力されたエッジ検
出信号より2値化信号を生成する。
【0023】図2は、比較データ間隔xを4に設定した
場合のタイミングチャートを示している。この場合、A
/D変換器103は、制御回路106より供給されるA
/Dクロックの立ち下がりでアナログ信号をサンプリン
グし、nビットのデジタルデータを2.5クロック後の
立ち上がりで出力する。そして、同じアドレス値の間
に、4サンプル前にA/D変換器103から出力されメ
モリ104に保持されているデジタルデータDp−4
を、制御回路106から出力されたリード信号で読み出
し、データ比較回路108にラッチし、次いでA/D変
換器103からのデジタルデータDpを、制御回路10
6から出力されたライト信号でメモリ104に書き込
み、このような動作を繰り返す。
【0024】これにより、例えば、アドレス00にp番
目のデータを書き込む場合は、 アドレス00 p-4 番目のデータを読み出す→p 番目のデータを書き込む 01 p-3 番目のデータを読み出す→p+1 番目のデータを書き込む 02 p-2 番目のデータを読み出す→p+2 番目のデータを書き込む 03 p-1 番目のデータを読み出す→p+3 番目のデータを書き込む 04 カウンタがリセットされ00に戻る 00 p 番目のデータを読み出す→p+4 番目のデータを書き込む 01 p+1 番目のデータを読み出す→p+5 番目のデータを書き込む の動作を繰り返す。
【0025】これにより、データ比較回路108では、
制御回路106から出力されたラッチ信号によりA/D
変換器103からの出力データとメモリ104からの出
力データを同時にラッチしデータの比較を行い、この比
較結果をエッジ検出回路109に出力することになる。
【0026】図3は、図1に示すデータ比較回路108
とエッジ検出回路109の基本回路を示している。この
場合、データ比較回路108は、nビットのフルアダー
(Full Adder)301にA/D変換器103の出力データ
Dpを被減数としてXへ入力し、メモリ104から読み
出したデータDp−xを減数としてインバータ302で
反転しYへ入力し、さらに入力キャリCに「1」を入力
して減算を行う。ここで、フルアダー301の出力キャ
リC´が「1」の場合はDp>Dp−xで、出力Sから
の出力データSpの値はDp−Dp−xの値を示す。ま
た、出力キャリC´が「0」の場合はDp<Dp−x
で、出力Sからの出力データSpの値はDp−x−Dp
の値の各ビットが反転した値を示す。
【0027】また、エッジ検出回路109は、Dp>D
p−xの場合、nビットのフルアダー(Full Adder)30
5に立ち上がりエッジ検出閾値(設定値)を被減数とし
てXへ入力、ANDゲート303の出力データSpを減
数としてインバータ304で反転しYへ入力、さらに入
力キャリCに「1」を入力して減算を行う。ここで、出
力キャリC´が「0」の場合、立ち上がりエッジ検出閾
値を超えていることを示す。そして、フルアダー305
の出力キャリC´の「1」から「0」への変化点を立ち
上がりエッジ検出位置とし、変化点検出回路306で
「1」から「0」への変化点を検出し、検出した場合に
は立ち上がりエッジ検出信号として出力し、図1に示す
2値化信号生成回路110に供給する。
【0028】一方、Dp<Dp−xの場合、nビットの
フルアダー309に立ち下がりエッジ検出閾値(設定
値)を被加数としてXへ入力、ANDゲート308の出
力データSpを加数としてYへ入力、入力キャリCに
「0」を入力して加算を行う。ここで、出力キャリC´
が「0」の場合、立ち下がりエッジ検出閾値を超えてい
ることを示す。そして、フルアダー309の出力キャリ
C´の「1」から「0」への変化点を立ち下がりエッジ
検出位置とし、変化点検出回路310で「1」から
「0」への変化点を検出し、検出した場合には立ち下が
りエッジ検出信号を出力し図1に示す2値化信号生成回
路110に供給する。
【0029】2値化信号生成回路110では、マーク間
方式2値化信号生成部110aとマーク長方式2値化信
号生成部110bを有し、二種類の出力を生成する。一
つ目は、マーク間方式のデータに対応し、立下がりエッ
ジと立上がりエッジ検出信号から両信号の中心位置をピ
ットの位置として検出し、ピット検出パルスとして出力
する。二つ目は、マーク長方式のデータに対応し、立下
がりエッジ検出信号で“L(ロウ)”レベル出力とし、
立上がりエッジ信号で“H(ハイ)”レベル出力に変わ
るような2値化信号をピット検出パルスとして出力す
る。
【0030】コントローラ113の指示により、2値化
信号生成回路110でマーク長(またはマーク間)方式
に対応した出力をバッファメモリ111に一旦記憶さ
せ、このメモリ111の出力をエラー訂正回路112に
与えて、エラー訂正できたら訂正信号をバッファメモリ
111に戻して記憶する。そして、正しい2値化信号生
成部からの出力でないと訂正できないから、この場合は
処理データをマーク長(またはマーク間)方式と判定し
て扱い、バッファメモリ111の出力を2値化信号とし
て後段の復調回路に出力する。もしエラー訂正できなけ
れば、逆に処理データがマーク長(またはマーク間)方
式であると判定し、マーク長(またはマーク間)方式に
対応した出力を発生させてエラー訂正後に2値化信号と
して後段の復調回路に出力する。
【0031】従って、このような第1実施例によれば、
記録媒体から読み取られたアナログ読み取り信号をA/
D変換器103でデジタルデータに変換し、これ以前に
変換してメモリ104に記憶保持しているデータとの大
小比較をデータ比較回路106で行い、この大小比較の
結果により、アナログ読み取り信号のエッジ部の僅かな
変化量を、エッジ検出回路109の変化点検出回路30
6、310により立ち下がりエッジ部と立ち上がりエッ
ジ部として別々に検出するようにしたので、記録情報の
記録方式により構成の異なる部分は、検出したアナログ
読み取り信号のエッジから2値化信号を生成する部分だ
けであり、その他の部分は記録されている情報の記録方
式によらず全く同じ構成で情報再生を行うことができ、
従来のマーク長方式とマーク間方式にそれぞれに対応す
る回路を用意しなければならないものと比べ、回路構成
の簡単化を実現できる。
【0032】また、2値化信号生成回路110で生成さ
れた2値化信号を、マーク長検出回路111またはマー
ク間検出回路112に与えることで、マーク長方式の再
生出力かマーク間方式の再生出力かを速やかに判断する
ことができる。
【0033】さらに、データ比較回路106での比較デ
ータ間隔および立ち上/下がりエッジ検出閾値を適当な
値に設定することにより、アナログ読み取り信号のレベ
ルや振幅が変動した場合にも、確実にエッジを検出する
ことができる。 (第2実施例)第1実施例の場合、アナログ読み取り信
号にノイズが含まれると、このノイズにより誤ったエッ
ジ検出をしてしまう可能性がある。
【0034】そこで、この第2実施例では、A/D変換
器103により変換され得られたデジタルデータm個の
平均を取ることによりノイズによる影響を受けにくくす
るようにしている。
【0035】図4は第2実施例の概略構成を示すもの
で、図1と同一の構成部分に同符号を付している。この
場合、A/D変換器103の出力側にデータ平均回路4
01を接続している。
【0036】アナログ読み取り信号は、振幅調節回路1
01およびオフセット調節回路102を通ってA/D変
換器103の入力電圧範囲に合わせて振幅およびオフセ
ット値を調節された後、A/D変換器103に供給され
る。A/D変換器103は、入力されるアナログ信号を
デジタルデータに変換してデータ平均回路401に供給
される。すると、データ平均回路401ではデジタルデ
ータm個づつの平均を計算する。例えば、m=8 とした場
合には、(Dp-7 〜Dp) →(Dp-6 〜Dp+1) →(Dp-5 〜Dp+
2) →…の順に平均を計算する。
【0037】そして、データ平均回路401で計算され
た平均値を、A/D変換器103から出力されたデジタ
ルデータDp−(m+1)からDpまでのものとして平
均値Apとすると、メモリ104はアドレスカウンタ1
05により供給されたアドレスにデータ平均回路401
から出力された出力データApを格納する。
【0038】これにより、データ比較回路108ではデ
ータ平均回路401の出力データApとメモリ104か
ら読み出したデータAp−x(xは比較データ間隔)と
の比較を行う。以下データ比較、エッジ検出および2値
化信号生成手段については、上述した第1実施例と同じ
となる。
【0039】従って、このような第2実施例によれば、
データ平均回路401によりデジタルデータm個の平均
を取るようにしたので、ノイズによるデータ値の小さな
変化の影響を受けにくくなり、そのため誤ったエッジ検
出をすることなく信頼性の高い情報再生を行うことが出
来る。 (第3実施例)光カードのようにカード上に指紋が付着
したり、汚れたりすると、アナログ読み取り信号のレベ
ルや振幅が複雑に変動し、これらレベルが下がり振幅が
小さくなることがある。そして、振幅が極端に小さくな
って、検出したいエッジ部分の変化量が所定の閾値以下
になると、エッジ検出が困難になる。
【0040】そこで、第3実施例は、アナログ読み取り
信号のレベル変動に合わせて、立ち下がりおよび立ち上
がりのエッジ検出閾値を変化させることにより、エッジ
検出を確実にできるようにしている。
【0041】図5は、第3実施例によるエッジ検出閾値
を変化させるための手段の概略構成を示している。この
場合、nビットのフルアダー(Full Adder)601に閾値
変更設定値を被減数としてXへ入力し、A/D変換器1
03の出力データDpを減数としてインバータ602で
反転しYへ入力し、さらに入力キャリCに「1」を入力
して減算を行う。ここでの閾値変更設定値はアナログ読
み取り信号のレベルが下がり振幅が小さくなり検出した
いエッジ部分の変化量が通常のエッジ検出閾値以下にな
った場合の振幅の極大値より僅かに大きな値に設定す
る。
【0042】そして、出力キャリC´が「0」の場合、
A/D変換器103の出力データDpが閾値変更設定値
以上であることを示し、出力キャリC´が「1」の場
合、A/D変換器103の出力データDpが閾値変更設
定値未満であることを示す。
【0043】次いで、D−FF603、604、AND
ゲート605およびANDゲート606によりフルアダ
ー601の出力キャリC´から出力される信号の立ち上
がりおよび立ち下がりを検出する。そして、この立ち上
がり信号をJK−FF607のJ入力およびORゲート
608を通ってカウンタ609のリセット入力に供給
し、また、立ち下がり信号をJK−FF607のK入力
およびJK−FF611のK入力に供給する。
【0044】また、JK−FF607のQ出力をカウン
タ609にカウントイネーブル信号として供給する。こ
の場合、カウンタ609はシステムクロックでカウント
アップするアップカウンタであり、カウントイネーブル
信号が供給されている間はカウントアップを行い、フル
アダー601の出力キャリC´から出力される信号の立
ち上がりおよびJK−FF611のQ出力でリセットす
る。
【0045】そして、このカウンタ609のカウント値
をコンパレータ610に供給して、ここで検出範囲設定
値と比較を行い、このコンパレータ610で、カウント
値と検出範囲設定値が一致した場合、一致信号を出力し
JK−FF611のJ入力に供給する。ここで、検出範
囲設定値は最大ピット間隔以上に設定する。
【0046】これにより、JK−FF611のQ出力が
出力されているときは、A/D変換器103の出力デー
タDpの値が閾値変更設定値未満である状態が検出範囲
設定値以上続いていることであり、アナログ読み取り信
号のレベルが下がり、振幅が小さくなっていると判断で
きる。
【0047】一方、JK−FFのQ出力611をセレク
タ612およびセレクタ613のS入力にセレクト信号
として供給する。ここで、セレクタ612はセレクト信
号が入力されていない間はA入力に供給されている通常
立ち下がりエッジ検出閾値を選択し、セレクト信号が入
力されている間はB入力に供給されている変更立ち下が
りエッジ検出閾値を選択する。また、セレクタ613は
セレクト信号が入力されていない間はA入力に供給され
ている通常立ち上がりエッジ検出閾値を選択し、セレク
ト信号が入力されている間はB入力に供給されている変
更立ち上がりエッジ検出閾値を選択する。
【0048】そして、これらセレクタ612およびセレ
クタ613の出力値を各々立ち下がりおよび立ち上がり
エッジ検出閾値として上述した実施例に示すエッジ検出
回路109に供給するようになる。
【0049】従って、このような第3実施例によれば、
通常立ち下がりエッジ検出閾値および通常立ち上がりエ
ッジ検出閾値をアナログ読み取り信号のレベルや振幅の
大きさに変動の無い通常の場合の2値化に最適なエッジ
検出閾値を設定し、変更立ち下がりエッジ検出閾値およ
び変更立ち上がりエッジ検出閾値を指紋や汚れなどによ
りアナログ読み取り信号のレベルが下がり振幅が小さく
なった場合でもエッジ検出できる値に設定することによ
り、エッジの変化量が通常エッジ検出閾値以下になった
場合でもエッジ検出をすることができるようになる。
【0050】なお、第3実施例では、2種類のエッジ検
出閾値を切り換えることによりエッジ検出を確実に行え
るようにしているが、閾値変更設定値を数種類設けそれ
に対応する変更エッジ検出閾値を数種類設定することに
より、更にエッジ検出を確実なものにすることができ
る。 (第4実施例)記録媒体上に指紋が付着したり、汚れた
りすると、アナログ読み取り信号のレベルが下がり振幅
が小さくなる。そして、この振幅が極端に小さくなり検
出したいエッジ部分の変化量がエッジ検出閾値以下にな
ると、エッジを検出することが出来なくなることがあ
る。
【0051】そこで、第4実施例では、アナログ読み取
り信号のレベル変動に合わせて、A/D変換器の変換時
基準電圧トップを変化させエッジ検出をし易くするよう
にしている。
【0052】図6は第4実施例によるデジタル変換手段
の概略構成で、図1と同一部分には同符号を付してい
る。この場合、アナログ読み取り信号のレベルの変化に
よるうねりの周波数は記録されている情報を再生した場
合の周波数よりも低くローパスフィルタ(LPF)70
1によりアナログ読み取り信号のうねりの成分を取り出
し基準電圧制御回路702に供給する。すると、基準電
圧制御回路702では基準電圧トップの上限および下限
を超えないようにローパスフィルタ701により取り出
した信号のオフセット値および振幅を制御し、この制御
した信号を基準電圧トップとしてA/D変換器103に
供給するようになる。
【0053】このようにすると、基準電圧ボトム発生回
路703より供給されるA/D変換器103の基準電圧
ボトムは変化しないため、アナログ読み取り信号のレベ
ルが下がり振幅が小さくなるのに合わせてダイナミック
レンジが狭くなり、出力されるデジタルデータの値は大
きな値になる。このためエッジの変化量がエッジ検出閾
値以下になることが少なくなりエッジ検出がし易くな
る。
【0054】なお、第4実施例では、基準電圧トップを
変化させているが、同様の回路で基準電圧トップの変わ
りに基準電圧ボトムを変化させても良い。更に、基準電
圧トップおよび基準電圧ボトム両方を変化させても良
い。
【0055】従って、このような第4実施例によれば、
アナログ読み取り信号のレベルや振幅が変動に合わせ
て、A/D変換器の変換時基準電圧が変化するようにな
るので、アナログ読み取り信号のレベルや振幅が変動
し、特に振幅がかなり小さくなった場合にも、エッジを
検出することができ、信頼性の高い情報再生を行うこと
ができる。 (第5実施例)生成した2値化信号のデータ識別を行う
ときには、ビットクロックを用いて識別を行う。例え
ば、マーク間方式の場合は、ビットクロックが「1」の
ときに2値化信号として出力されたピット検出パルスが
あるとデータが「1」と判断され、ビットクロックが
「1」のときにピット検出パルスがなければデータが
「0」と判断される。更に、ビットクロックは2値化信
号との位相比較により周期の補正を行い、2値化信号と
ビットクロックとの位相関係がずれるのを防いでいる。
【0056】ところが、記録媒体上に指紋等が付着した
りしてアナログ読み取り信号のレベルが下がり、振幅が
極端に小さくなり検出したいエッジ部分の変化量がエッ
ジ検出閾値以下になった場合にはエッジ検出が出来なく
なる。この場合には2値化信号を生成することが出来
ず、この状態が長い期間続くと2値化信号とビットクロ
ックの位相比較を行うことが出来ないため周期外れが生
じてしまう。
【0057】そこで、第5実施例では、振幅が小さくな
り一定期間以上立ち下がりおよび立ち上がりエッジが検
出が出来なかった場合に疑似2値化信号を出力し、ビッ
トクロックの周期外れを防ぎ、エラーの発生を最小限に
しようとしたものである。
【0058】図7は第5実施例による疑似2値化信号生
成手段の概略構成を示している。この場合、カウンタ8
02にシステムクロックを供給している。また、立ち上
がりおよび立ち下がりエッジ検出信号をORゲート80
3に供給し、ORゲート803の出力信号をカウンタ8
02のリセット入力およびJK−FF804のK入力に
供給している。ここでのコンパレータ801には、記録
ピットの最大間隔以上の値を設定している。
【0059】カウンタ802は、システムクロックでカ
ウントアップしているアップカウンタで、立ち上がりま
たは立ち下がりエッジ検出信号でリセットされるように
なっている。そして、このカウント値をコンパレータ8
01に供給し、エッジ未検出範囲設定値との比較を行
う。この場合のエッジ未検出範囲設定値は最大ピット間
隔以上に設定している。
【0060】そして、このカウンタ802のカウント値
とエッジ未検出範囲設定値が一致すると、アナログ読み
取り信号の振幅の変化によりエッジが未検出であると判
断され、この一致信号がJK−FF804のJ入力に供
給される。
【0061】これによりJK−FFの804Q出力から
エッジ未検出信号が出力され、JK−FF804のK入
力にORゲート803から出力されるエッジ検出信号が
入力されるまで出力され続ける。
【0062】また、コンパレータ806より出力された
一致信号をORゲート810を通ってカウンタ805の
リセット入力に供給する。このカウンタ805はエッジ
未検出信号が入力されている間、システムクロックでカ
ウントアップするものである。そして、このカウント値
をコンパレータ806に供給して疑似信号間隔設定値と
の比較を行う。この場合の疑似信号間隔設定値は記録ピ
ットの最小間隔の値が設定されている。
【0063】ここで、カウンタ805のカウント値と疑
似信号間隔設定値が一致すると、疑似信号生成信号を出
力する。そして、この疑似信号生成信号をANDゲート
807、ANDゲート808に供給し、またORゲート
810を通ってカウンタ805のリセット入力に供給す
る。
【0064】これにより、マーク間方式の場合、疑似信
号生成信号を疑似ピット検出信号として出力し、これを
疑似2値化信号とする。また、マーク長方式の場合、A
NDゲート807、ANDゲート808、JK−FF8
09により疑似信号生成信号が入力するたびに、JK−
FF809のQ出力を反転するようにしてQ出力を疑似
2値化信号とする。そして、エッジ未検出信号が出力さ
れている間に、エッジ検出信号により生成される2値化
信号の変わりに疑似2値化信号を出力するようになる。
【0065】従って、このような第5実施例によれば、
振幅が極端に小さくなり立ち下がりおよび立ち上がりエ
ッジが検出が出来なくなった場合にも、疑似2値化信号
を出力することによりビットクロックの周期外れを防止
でき、エラーの発生を最小限に止めることができる。
【0066】以上、実施例に基づいて説明したが、本明
細書中には、以下の発明が含まれる。 (1)光学的情報記録媒体に記録されている情報を再生
する光学的情報再生装置において、情報が記録されてい
る記録媒体から読み取られるアナログ読み取り信号をデ
ジタルデータに変換するデジタル変換手段と、このデジ
タル変換手段で変換されたデジタルデータを保持するデ
ータ保持手段と、このデータ保持手段に保持されたデジ
タルデータと前記デジタル変換手段で変換されたデジタ
ルデータを比較するデータ比較手段と、このデータ比較
手段の比較結果により前記アナログ読み取り信号のエッ
ジを検出するエッジ検出手段と、このエッジ検出手段の
出力から2値化信号を生成する2値化信号生成手段とを
具備したことを特徴とする光学的情報再生装置。
【0067】この発明は、少なくとも第1実施例が対応
する。このようにすれば、記録媒体から読みとられたア
ナログ読み取り信号をデジタルデータに変換し、データ
保持手段に保持しているデジタルデータとの比較によ
り、アナログ読み取り信号の立ち下がりおよび立ち上が
りエッジを検出するとともに、この検出した立ち下がり
および立ち上がりエッジから記録情報の記録方式にあっ
た2値化信号を生成する。これにより、記録情報の記録
方式により構成の異なる部分は、検出したアナログ読み
取り信号のエッジから2値化信号を生成する部分だけで
あり、その他の部分は記録されている情報の記録方式に
よらず全く同じ構成で情報再生を行うことができ、回路
構成の簡単化を実現できる。
【0068】(2)(1)記載の光学的情報再生装置に
おいて、2値化信号生成手段で生成される2値化信号が
マーク長方式の再生出力のものかマーク間方式の再生出
力のものかを判断する判断手段を有している。
【0069】この発明は、少なくとも第1実施例が対応
する。このようにすれば、2値化信号生成手段で生成さ
れた2値化信号がマーク長方式の再生出力かマーク間方
式の再生出力かを速やかに判断することができる。
【0070】(3)(1)記載の光学的情報再生装置に
おいて、前記エッジ検出手段は、前記データ比較手段の
比較結果において前記データ保持手段に保持しているデ
ータ値が前記デジタル変換手段の出力データ値より大き
い場合、その差の絶対値と立ち下がりエッジ検出閾値と
を比較するとともに、その差の絶対値が前記立ち下がり
エッジ検出閾値を越えると立ち下がりエッジ検出信号を
出力し、前記データ保持手段に保持しているデータ値が
前記デジタル変換手段の出力データ値より小さい場合、
その差の絶対値と立ち上がりエッジ検出閾値とを比較す
るとともに、その差の絶対値が前記立ち上がりエッジ検
出閾値を越えると立ち上がりエッジ検出信号を出力す
る。
【0071】この発明は、少なくとも第1実施例が対応
する。このようにすれば、記録媒体から読み取られたア
ナログ読み取り信号をデジタルデータに変換し、前に変
換し保持しているデータとの大小比較を行い、大小比較
の結果により、アナログ読み取り信号のエッジ部の僅か
な変化量を立ち下がりエッジ部と立ち上がりエッジ部と
で別々に検出することができる。これにより、比較デー
タ間隔および立ち上/下がりエッジ検出閾値を適当な値
に設定することで、アナログ読み取り信号のレベルや振
幅が変動した場合にもエッジを検出することができる。
【0072】(4)(1)記載の光学的情報再生装置に
おいて、前記デジタル変換手段の後段に、該デジタル変
換手段から出力されるデジタルデータm個(但し、mは
1以上の整数)の平均値を求めるデータ平均手段を有し
ている。
【0073】この発明は、少なくとも第2実施例が対応
する。このようにすれば、デジタル変換手段でデジタル
変換されたデジタルデータm個の平均値を取ることによ
り、アナログ読み取り信号のノイズ成分を取り除くよう
にしたので、ノイズにより誤ったエッジ検出をすること
なく信頼性の高い情報再生を行うことができる。
【0074】(5)(3)記載の光学的情報再生装置に
おいて、前記エッジ検出手段は、前記立ち下がりおよび
立ち上がりエッジ検出閾値をアナログ読み取り信号の変
動に合わせて変化させる機能を有している。
【0075】この発明は、少なくとも第3実施例が対応
する。このようにすれば、アナログ読み取り信号の変動
に合わせて立ち下がりおよび立ち上がりエッジ検出閾値
が変化する。これにより、アナログ読み取り信号のレベ
ルや振幅が変動し、特に振幅がかなり小さくなった場合
にもエッジを検出することができ、信頼性の高い情報再
生を行うことができる。
【0076】(6)(3)記載の光学的情報再生装置に
おいて、前記デジタル変換手段は、デジタル変換時の基
準電圧がアナログ読み取り信号の変動に合わせて変化す
る機能を有している。
【0077】この発明は、少なくとも第4実施例が対応
する。このようにすれば、アナログ読み取り信号のレベ
ルや振幅が変動に合わせて、デジタル変換手段の変換時
基準電圧が変化する。これにより、アナログ読み取り信
号のレベルや振幅が変動し、特に振幅がかなり小さくな
った場合にもエッジを検出することができ、信頼性の高
い情報再生を行うことができる。
【0078】(7)(3)記載の光学的情報再生装置に
おいて、前記2値化信号生成手段は、一定期間以上立ち
下がりまたは立ち上がりエッジが検出されない場合にエ
ッジ未検出信号を発生し、再び立ち下がりおよび立ち上
がりエッジが検出されたときにエッジ未検出信号の出力
を停止する機能、および前記エッジ未検出信号が出力さ
れたときに疑似2値化信号を出力する機能を設けてい
る。
【0079】この発明は、少なくとも第5実施例が対応
する。このようにすれば、アナログ読み取り信号の複雑
な変動により、一定期間以上立ち下がりおよび立ち上が
りエッジが検出出来なかった場合に疑似2値化信号を出
力する。これにより、疑似2値化信号を出力すること
で、2値化信号のデータ識別を行うビットクロックの周
期の外れを防止し、エラー発生を最小限にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の概略構成を示す図。
【図2】第1実施例の動作を説明するためのタイミング
チャート。
【図3】第1実施例のデータ比較回路およびエッジ検出
回路の基本構成を示す図。
【図4】本発明の第2実施例の概略構成を示す図。
【図5】本発明の第3実施例の概略構成を示す図。
【図6】本発明の第4実施例の概略構成を示す図。
【図7】本発明の第5実施例の概略構成を示す図。
【図8】従来のマーク長方式の2値化信号生成回路の概
略構成を示す図。
【符号の説明】
101…振幅調節回路、102…オフセット調節回路、
103…A/D変換器、104…メモリ、105…アド
レスカウンタ、106…制御回路、107…コンパレー
タ、108…データ比較回路、109…エッジ検出回
路、110…2値化信号生成回路、111、112…検
出回路、113…エラー訂正回路、114…コントロー
ラ、301…フルアダー、302…インバータ、303
…ANDゲート、304…インバータ、305…フルア
ダー、306…変化点検出回路、307…インバータ、
308…ANDゲート、309…フルアダー、310…
変化点検出回路、401…データ平均回路、601…フ
ルアダー、602…インバータ、603…FF、604
…FF、605…ANDゲート、606…ANDゲー
ト、607…JK−FF、608…ORゲート、609
…カウンタ、610…コンパレータ、611…JK−F
F、612…セレクタ、613…セレクタ、701…ロ
ーパスフィルタ、702…基準電圧制御回路、703…
基準電圧ボトム発生回路、801…コンパレータ、80
2…カウンタ、803…ORゲート、804…JK−F
F、805…カウンター、806…コンパレータ、80
7…ANDゲート、808…ANDゲート、809…J
K−FF

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光学的情報記録媒体に記録されている情
    報を再生する光学的情報再生装置において、 情報が記録されている記録媒体から読み取られるアナロ
    グ読み取り信号をデジタルデータに変換するデジタル変
    換手段と、 このデジタル変換手段で変換されたデジタルデータを保
    持するデータ保持手段と、 このデータ保持手段に保持されたデジタルデータと前記
    デジタル変換手段で変換されたデジタルデータを比較す
    るデータ比較手段と、 このデータ比較手段の比較結果により前記アナログ読み
    取り信号のエッジを検出するエッジ検出手段と、 このエッジ検出手段の出力から2値化信号を生成する2
    値化信号生成手段とを具備したことを特徴とする光学的
    情報再生装置。
  2. 【請求項2】 前記2値化信号生成手段で生成される2
    値化信号がマーク長方式の再生出力のものかマーク間方
    式の再生出力のものかを判断する判断手段を有すること
    を特徴とする請求項1記載の光学的情報再生装置。
  3. 【請求項3】 前記エッジ検出手段は、前記データ比較
    手段の比較結果において前記データ保持手段に保持して
    いるデータ値が前記デジタル変換手段の出力データ値よ
    り大きい場合、その差の絶対値と立ち下がりエッジ検出
    閾値とを比較するとともに、その差の絶対値が前記立ち
    下がりエッジ検出閾値を越えると立ち下がりエッジ検出
    信号を出力し、前記データ保持手段に保持しているデー
    タ値が前記デジタル変換手段の出力データ値より小さい
    場合、その差の絶対値と立ち上がりエッジ検出閾値とを
    比較するとともに、その差の絶対値が前記立ち上がりエ
    ッジ検出閾値を越えると立ち上がりエッジ検出信号を出
    力するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光学
    的情報再生装置。
JP6303510A 1994-12-07 1994-12-07 光学的情報再生装置 Withdrawn JPH08161753A (ja)

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