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JPH08160130A - 上層気流測定装置 - Google Patents

上層気流測定装置

Info

Publication number
JPH08160130A
JPH08160130A JP6334695A JP33469594A JPH08160130A JP H08160130 A JPH08160130 A JP H08160130A JP 6334695 A JP6334695 A JP 6334695A JP 33469594 A JP33469594 A JP 33469594A JP H08160130 A JPH08160130 A JP H08160130A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
balloon
signal
radiosonde
phase
measuring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6334695A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Yasuda
彪 保田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Musen Co Ltd
Original Assignee
Taiyo Musen Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Taiyo Musen Co Ltd filed Critical Taiyo Musen Co Ltd
Priority to JP6334695A priority Critical patent/JPH08160130A/ja
Publication of JPH08160130A publication Critical patent/JPH08160130A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A90/00Technologies having an indirect contribution to adaptation to climate change
    • Y02A90/10Information and communication technologies [ICT] supporting adaptation to climate change, e.g. for weather forecasting or climate simulation

Landscapes

  • Radar Systems Or Details Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】空中に浮遊するバルーン或はラジオゾンデの3
次元位置を測定するとともに、位置変化の時間率から上
層気流の流向、流速を測定することのできる装置を提供
する。 【構成】バルーン或はラジオゾンデに応答装置を搭載
し、距離測定機能と方位測定機能を併せ持った測定装置
から発射される基準低周波で変調された測距信号を受信
し、検波して得られる低周波で同期変調した応答信号を
発射するようにし、その応答信号の持つ基準低周波信号
の位相から距離を、方位測定用アンテナの間隔で決まる
アンテナ出力搬送波の位相関係から方位、仰角を測定す
る。さらにデータ処理装置でディジタル演算を行うこと
によって3次元位置を求める。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルーンの3次元位置
を連続して測定して上層気流の流向・流速を測定するた
めに用いられる上層気流測定装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、上層気象観測等にはラジオゾ
ンデが多く使用されている。これらのラジオゾンデには
気象観測用の装置を搭載してあるがラジオゾンデそのも
の3次元位置を直接測定できる装置は搭載していない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このためラジオゾンデ
の3次元位置を正確に知ることができないため観測デー
タの位置的関係は不確実なものしか得られなかった。ま
た、ラジオゾンデの流向・流速を直接測定することは困
難であった。
【0004】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、バルーンやラジオゾンデの3次元位
置を常時測定し、その位置の変化から風向・風速を算出
しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる上層気流
測定装置は、距離測定器と方位測定器の原理を使用して
バルーンやラジオゾンデに距離測定用の応答器を搭裁し
て測距信号に応答する応答信号の変調波の位相遅れと到
来方向を測定することによって、3次元位置を算出する
ようにしたものである。
【0006】
【作用】本発明の上層気流測定によれば、バルーンやラ
ジオゾンデの絶対位置を3次元で、かつ、実時間で測定
できるから気象観測データ等に正確な測定位置データを
付与することができるし、また、その位置の時間的変化
から、その位置の風向・風速を測定することができる。
【0007】
【実施例】以下,本発明の1実施例について図面を参照
して説明する。図1は本発明の装置の構成を示す図であ
って、1は陸上、または船上に設置される測定装置で、
アンテナ系2、距離測定系3、方位測定系4で構成して
ある。5はバルーンに搭載する応答装置、6はデータ処
理・表示装置である。
【0008】図2はアンテナ系2の構成を示す図であっ
て、21は方位測定用アンテナで正方形の各頂点に配置
された4本のダイポールアンテナである。22は正方形
の中点に設置されたモノポールアンテナで測距信号の発
射と方位測定のセンスアンテナを兼ねている。23はア
ンテナ整合器でアンテナの出力インピーダンスを50Ω
に整合する。24は180度ハイブリッド回路であっ
て、正方形の対角に位置する2本のアンテナ出力の和信
号を0度端子から、差信号を180度端子から取り出
す。25は90度ハイブリッド回路で差信号の搬送波の
位相を90度移相する。正方形の対角に位置する2本の
アンテナを1対として各々N−S系、E−W系とし、和
信号をΣN−S、ΣE−W、差信号をΔN−S、ΔE−
Wとし、モノポールアンテナの出力をE0とする。26
は送受切換器で、測距信号の発射時間だけモノポールア
ンテナ22を距離測定系3に接続する。
【0009】図3は距離測定系3の細部を示す図で、3
1は送信機、32は変調器、33は低周波発振器、34
は時限回路であって、測距信号を送出する系を構成して
いる。送信機31の搬送波出力は変調器32で低周波発
振器33の発信する基準低周波信号で変調を受け測距信
号として、時限回路34の定める期間だけ送受切換器2
6、モノポールアンテナ22を介して発射される。35
は低周波発振器33の発振周波数を中心周波数とする狭
帯域濾波器、36は位相検波器である。バルーンに搭載
された応答装置5からの応答信号は方位測定系4によっ
て増幅・検波されるが、この低周波出力は狭帯域濾波器
35で濾波される。位相検波器36はこの低周波信号と
低周波発振器33の発振する基準低周波信号と比較し
て、その位相差をディジタル値として出力する。
【0010】図4は方位測定系4の細部を示す図であっ
て、41は平衡変調器、42は信号合成器、43は受信
機、44は2相矩形波発振器、45は2相矩形波発振器
44の発振周波数を中心周波数とする狭帯域濾波器であ
る。平衡変調器41はアンテナ系2から出力される和信
号をΣN−S、ΣE−W、差信号をΔN−S、ΔE−W
を受けて、和信号は2相矩形波発振器44の0度相の矩
形波で、差信号は2相矩形波発振器44の90度相の矩
形波で平衡変調する。信号合成器42はN−S系として
は、平衡変調された和信号ΣN−S、差信号ΔN−Sと
モノポールアンテナ22の出力E0の3信号を合成す
る。同様にE−W系としては、平衡変調された和信号Σ
E−W、差信号ΔE−Wとモノポールアンテナ22の出
力E0の3信号を合成する。この合成信号は対を構成す
るアンテナ出力の搬送波位相差を低周波位相差とする階
段状の振幅変調波となるから、この信号を受信機43で
増幅・検波した後、狭帯域濾波器45で濾波すれば搬送
波の位相差を低周波位相差とする2相矩形波発振器44
の発振周波数と同一周波数の正弦波が得られる。46は
位相差測定回路であって、上記正弦波の位相を2相矩形
波発振器の0度相信号の位相を基準として測定してディ
ジタル値として出力する。
【0011】図5はバルーンに搭載される応答装置5の
細部を示す図であって、51はアンテナ、52は受信
機、53は振幅制限器、54は同期発振器である。受信
機52は測定装置1からの測距信号をアンテナ51介し
て受信し、増幅・検波する。この検波出力は測距用の低
周波信号であるから、この信号を振幅制限器で増幅した
後、その立上りエッジで同期発振器54をトリガーす
る。同期発振器54は基準となる低周波発振器33と等
しい周波数で自走発振しているから、このトリガーによ
って位相が固定されて、以後は測距信号が消滅してもこ
の位相を持って発振を持続する。55は変調器、56は
送信機、57は時限装置である。送信機56の搬送波は
変調器55によって同期発振器54の出力で変調されて
アンテナ51から応答信号として発射される。時限装置
57は前記トリガー信号で計時を開始し、所定の時間経
過後、受信・送信を切り換える。図7は測距信号、応答
信号のタイミングを示したもので、(a)は測距信号、
(b)は応答装置5における受信タイミング、(c)は
応答信号、(d)は測定装置1における受信タイミング
を示す。
【0012】次に、データ処理・表示装置6の動作につ
いて説明する。図6に示すように、データ処理・表示装
置6は演算部61と表示部62で構成される。演算部6
1はマイクロプロセッサと記憶素子で構成されており、
距離算出演算、方位算出演算、仰角算出演算を行い、そ
の結果からバルーンの3次元位置を計算する。また、算
出した3次元位置の時間変化から風向、風速を算出し、
表示部62に表示する。距離は、距離測定系3で測定さ
れた位相差データを受信機等による固定位相量を補正し
た値と基準低周波の波長から算出する。方位角は方位測
定系4で得られた二つの位相差データの比の逆正接から
算出する。仰角は方位測定系4で得られた二つの位相差
データの二乗平方和とアンテナ間隔の位相長の商を求め
ることよって算出する。距離、方位角、仰角が求まれば
バルーンの3次元位置、すなわち、方向、水平距離、高
度は三角関数演算によって容易に計算することができ
る。また、風向、風速も3次元位置の変化の時間率から
計算することも容易である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、空
中に浮遊するバルーンの3次元位置が簡易な設備で容易
に測定できる。また、その結果から上層気流の流向、流
速を容易に知ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による上層気流測定装置の
全体構成を表す図である。
【図2】 本発明による測定装置のアンテナ系の構成を
示す系統図である。
【図3】 本発明による測定装置の距離測定系の構成を
示す系統図である。
【図4】 本発明による測定装置の方位測定系の構成を
示す系統図である。
【図5】 本発明による応答装置の構成を示す系統図で
ある。
【図6】 本発明によるデータ処理・表示装置の構成を
示す系統図である。
【図7】 本発明による測定装置おける信号のタイミン
グを示す図である。
【符号の説明】
1 測定装置 2 アンテナ系 3 距離
測定系 4 方位測定系 5 応答装置 6 デー
タ処理表示装置、21 方位測定用アンテナ 2
2 モノポールアンテナ 23 アンテナ整合器 24 180度ハイ
ブリッド回路 25 90度ハイブリッド回路 26 送受切換器 31 送信機 32 変調器 3
3 低周波発振器 34 時限回路 35 狭帯域濾波器 3
6 位相検波器 41 平衡変調器 42 信号合成器 4
3 受信機 44 2相矩形波発振器 45 狭帯域濾波器 4
6 位相差測定回路 51 アンテナ 52 受信機 5
3 振幅制限器 54 同期発振器 55 変調器 5
6 送信機、57 時限装置 61 演算部 62 表示部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】距離測定手段と方位・仰角測定手段を具備
    した測定装置と、バルーンに搭載されて、該測定装置が
    発射する測距信号に応答して応答信号を発射する応答装
    置で構成される上層気流測定システムにおいて、測距信
    号として、所定時間持続する低周波信号で変調された搬
    送波を発射し、この測距信号を受信・検波して得られた
    低周波信号と位相同期した低周波信号で変調した搬送波
    を、測距信号の終了後所定時間発射する応答装置と、応
    答装置からの応答信号を受信・検波して得られる低周波
    信号の位相と、測距信号の変調低周波信号との位相差か
    らバルーンまでの距離を算出するようにした距離測定手
    段と、応答信号の方位・仰角を測定する、正方形の頂点
    に配置した4本のダイポールアンテナを対角線上にある
    2対のアンテナ系とし、各対のアンテナの搬送波出力の
    位相差を測定し、両位相差から方位・仰角を算出するよ
    うにした方位・仰角測定手段を具備した測定装置で構成
    したことを特徴とする上層気流測定装置
JP6334695A 1994-12-08 1994-12-08 上層気流測定装置 Pending JPH08160130A (ja)

Priority Applications (1)

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JP6334695A JPH08160130A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 上層気流測定装置

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JP6334695A JPH08160130A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 上層気流測定装置

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JPH08160130A true JPH08160130A (ja) 1996-06-21

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ID=18280192

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JP6334695A Pending JPH08160130A (ja) 1994-12-08 1994-12-08 上層気流測定装置

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JP (1) JPH08160130A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012083318A (ja) * 2010-10-14 2012-04-26 Institute Of National Colleges Of Technology Japan 気象観測装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4941090A (ja) * 1972-08-26 1974-04-17
JPH06102349A (ja) * 1992-02-24 1994-04-15 Vaisala Oy 電磁放射線のドップラーシフトを使用して、移動するターゲットの速度を測定する方法と装置
JPH06331720A (ja) * 1993-05-26 1994-12-02 Toyota Central Res & Dev Lab Inc モノパルスアンテナ

Patent Citations (3)

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