JPH08156086A - フラッシュ構造の化粧板 - Google Patents
フラッシュ構造の化粧板Info
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- JPH08156086A JPH08156086A JP30445694A JP30445694A JPH08156086A JP H08156086 A JPH08156086 A JP H08156086A JP 30445694 A JP30445694 A JP 30445694A JP 30445694 A JP30445694 A JP 30445694A JP H08156086 A JPH08156086 A JP H08156086A
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C63/00—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor
- B29C63/02—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material
- B29C63/04—Lining or sheathing, i.e. applying preformed layers or sheathings of plastics; Apparatus therefor using sheet or web-like material by folding, winding, bending or the like
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- Securing Of Glass Panes Or The Like (AREA)
- Panels For Use In Building Construction (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
- Shaping Of Tube Ends By Bending Or Straightening (AREA)
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
あって、表面から裏面まで連続模様を有する化粧板を提
供する。 【構成】 フラッシュ構造の化粧板の端部裏面から、端
部の底面を形成する部材C、側面を形成する部材B及び
面取り部を形成する部材Aを、V字型溝底部において表
面材により連結を保持しつつ各部材間にV字型溝を施し
ながら順次切削形成し、さらに部材Cが嵌合する欠き込
み部を切削形成し、次いで上記各部材をV字型溝底部で
折り曲げ、接着剤によりC、B、A各部材を化粧板の芯
材及び化粧材に接着する。 【効果】 パネルを組み上げてから面取り部を仕上げる
ので、パネルの反り曲がり等にも影響されず、良好で安
定した角部及び側面接着力が得られる。
Description
形成し、該枠組み内部の適所にさん木を入れて得られる
芯材の両面に化粧合板等の化粧材を貼ったいわゆるフラ
ッシュ構造の化粧板の面取り部形成に関する発明であ
り、建築用のドア、家具の扉、テーブルの天板等幅広い
用途を有する。
て、表面及び側面の角部に面取りが施され、表面から面
取り部を経て側面及び裏面に至るまで連続模様を有する
化粧板を得るには、実公平4−21997号に開示され
ているように、先ず比較的厚みの薄い化粧材の裏面の折
り曲げるべき箇所にV字型の直線状の切削溝を入れ、該
V字型溝に沿って折り曲げた化粧材を用意する。こうし
て折り曲げられた化粧材を、予め側面が所定の断面形状
に加工された芯材の断面形状に合わせて接着することに
より、芯材の表面、面取り部、側面、及び裏面まで化粧
材で被覆する方法が知られている。
来方法では、芯材と化粧材を別々に用意しなければなら
ないので、在庫管理上も煩雑である。そればかりでな
く、芯材には殆どの場合木質材料が使用されるので、所
定の断面形状に加工し在庫中している間に、気象の変化
に伴う含水率の変化により、曲がり、反り、捩れ等の欠
点が発生しやすい。そのため、芯材に化粧材を接着する
際に、面取りの角部に隙間ができ、そのため面取り部が
完全に密接されず、接着不良となる等の欠点が発生しや
すい。
おける上記欠点を解決するために、図2に示すように、
化粧板に裏面から欠き込みを行い、該欠き込みを行った
切削面に接着剤を塗布し、図1に示すように接着する。
化粧板は芯材Sと化粧材Fとからなり、化粧材Fは、表
面材Hと基材Kとからなる。化粧材Fは化粧板の表面側
に貼られている。裏面にも必要に応じて表面と同じ化粧
材Fを貼るか或いは表面に貼ったものとバランスのとれ
るものが貼られているのが普通である。
面図において、面取り部を形成する部材をA、側面を形
成する部材をB、端部の底面を形成する部材をCとす
る。図2は、化粧板端部から部材C,B,Aがその順に
形成され、かつ部材C,B,A及び化粧板が表面材Hに
よりV字型溝底部で相互に連結した状態を保持しつつ、
化粧板裏面からVカット等の欠き込みを行い、さらに、
端部の底面部を形成する部材Cが嵌合する欠き込みを行
うことを示している。
し、部材C,B,Aがそれぞれ端部の底面、側面、面取
り部を形成するよう、図1のようにV字型溝底部で折り
曲げて接着する。なお、化粧板に欠き込みを行う際に、
図2に示すように部材A,B,Cが化粧材Fだけでなく
芯材Sをも含むように欠き込んでもよいし、また、芯材
Sを含まず、化粧材Fのみを含むように欠き込んでもよ
い。化粧材F及び芯材Sの厚みに応じて、部材B,Cの
厚みは自由に設定できる。
の大きさに影響する。つまり、部材B,Cの厚みに比べ
て面取り部Aの幅をあまり小さくすると、mnの長さが
mrの長さより大きくなり、図1のように隙間なく接着
することができない。従って、幅の小さな面取りを施す
場合は、それに応じて部材B,Cの厚みを小さくしなけ
ればならない。
LVL、ハードボード、パーテイクボード、MDF等の
切削加工し易い木質の板状基材が適する。また、これら
板状基材の1種又は2種以上を組み合わせて板状とした
ものでもよい。また、基材Kの上に貼る表面材Hは、印
刷模様を施した塩化ビニル等の樹脂フィルムや紙、ある
いは裏面を紙、不織布、樹脂フィルム等で裏打ちした木
質の薄い単板等の可撓性があり角部で折り曲げ易いもの
が適している。
VL、ハードボード、パーテイクボード、MDF等の切
削容易な木質系のものが適している。
に、芯材と化粧材とを別々に用意する工程が必要なくな
るため在庫管理が容易である。また、従来技術では、芯
材と化粧材をそれぞれ別個に加工し、その後組み合わせ
て接着するため、芯材又は化粧材の加工時にわずかでも
反り曲がり捩れ等があった場合、次のような問題が生ず
る。つまり、芯材と化粧材を別々に用意するため、含水
率変化による両部材の反り曲がり等の傾向が一致するこ
とは滅多に無い。従って、大抵の場合、両部材を接着す
る際に隙間が生じその部分で接着不良が発生しやすい。
特に角部においてこのような欠陥が発生しやすく、しか
も外見からは発見困難である。
り等に衝突するのでその部分の接着の良否は重要であ
る。本発明は、化粧材Fと芯材Sでパネルを完成してか
ら曲折部を形成するように欠き込みを行うので、たとえ
パネルに反り曲がり捩れ等の欠点があっても、芯材Sと
部材A〜Cの反り曲がり等の傾向は一致し、従来技術に
みられるような角部の接着層に隙間ができることはな
い。従って、それに起因する接着不良の問題が解消され
るので、良好で安定した接着力が得られる。
着剤を除けば何ら他の材料を必要とせず、また工程も切
削と接着の2工程だけしか要しない。にもかかわらず、
面取りがなされておりしかも表面から面取り部を経て側
面及び裏面まで連続模様をなす高級感のある化粧板をつ
くることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 木質材料の芯材の表面に表面材と基材と
からなる化粧材が貼られたフラッシュ構造の化粧板に、
Vカット法により面取り部を形成する際に、 1.端部裏面から、端部の底面を形成する部材C、側面
を形成する部材B、及び面取り部を形成する部材AをV
字型溝底部において表面材により連結を保持しつつ各部
材間にV字型溝を施しながら順次切削形成する工程、 2.さらに部材Cが嵌合する欠き込み部を切削形成する
工程、 3.次いで上記3部材をV字型溝底部で折り曲げ、接着
剤によりC、B、A各部材を化粧板の芯材及び化粧材に
接着する工程、 上記3工程により得られる、表面、面取り部、側面及び
裏面の一部に至るまで連続模様を有する化粧板。 - 【請求項2】 木質材料の芯材の表面に表面材と基材と
からなる化粧材が貼られたフラッシュ構造の化粧板に、
Vカット法により面取り部を形成する際に、 1.端部裏面から、端部の底面を形成する部材C、側面
を形成する部材B、及び面取り部を形成する部材AをV
字型溝底部において表面材により連結を保持し つつ各部材間にV字型溝を施しながら順次切削形成する
工程、 2.さらに部材Cが嵌合する欠き込み部を切削形成する
工程、 3.次いで上記3部材をV字型溝底部で折り曲げ、接着
剤によりC、B、A各部材を化粧板の芯材及び化粧材に
接着する工程、 上記3工程にからなる表面、面取り部、側面及び裏面の
一部に至るまで連続模様を有する化粧板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30445694A JP3635702B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | フラッシュ構造の化粧板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30445694A JP3635702B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | フラッシュ構造の化粧板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08156086A true JPH08156086A (ja) | 1996-06-18 |
JP3635702B2 JP3635702B2 (ja) | 2005-04-06 |
Family
ID=17933240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30445694A Expired - Fee Related JP3635702B2 (ja) | 1994-12-08 | 1994-12-08 | フラッシュ構造の化粧板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3635702B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4564581B1 (ja) * | 2009-12-08 | 2010-10-20 | 株式会社クラフトワーク | 積層板及びその製造方法 |
US20110281131A1 (en) * | 2010-05-17 | 2011-11-17 | Roberts Richard A | Decorative trim panel |
JP2017077650A (ja) * | 2015-10-19 | 2017-04-27 | 株式会社ノダ | 化粧板の製造方法 |
JP2017081030A (ja) * | 2015-10-29 | 2017-05-18 | 株式会社ノダ | 化粧板およびその製造方法 |
CN111958713A (zh) * | 2020-08-21 | 2020-11-20 | 苏州皇家整体住宅系统有限公司 | 一种折线型胶合木拼接方法 |
-
1994
- 1994-12-08 JP JP30445694A patent/JP3635702B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP4564581B1 (ja) * | 2009-12-08 | 2010-10-20 | 株式会社クラフトワーク | 積層板及びその製造方法 |
JP2011121191A (ja) * | 2009-12-08 | 2011-06-23 | Craft Work:Kk | 積層板及びその製造方法 |
US20110281131A1 (en) * | 2010-05-17 | 2011-11-17 | Roberts Richard A | Decorative trim panel |
JP2017077650A (ja) * | 2015-10-19 | 2017-04-27 | 株式会社ノダ | 化粧板の製造方法 |
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CN111958713B (zh) * | 2020-08-21 | 2022-04-15 | 苏州皇家整体住宅系统有限公司 | 一种折线型胶合木拼接方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3635702B2 (ja) | 2005-04-06 |
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