JPH08153508A - 防爆機能付き電池 - Google Patents
防爆機能付き電池Info
- Publication number
- JPH08153508A JPH08153508A JP6292550A JP29255094A JPH08153508A JP H08153508 A JPH08153508 A JP H08153508A JP 6292550 A JP6292550 A JP 6292550A JP 29255094 A JP29255094 A JP 29255094A JP H08153508 A JPH08153508 A JP H08153508A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vent hole
- sealing plate
- gas vent
- tab
- battery
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01M—PROCESSES OR MEANS, e.g. BATTERIES, FOR THE DIRECT CONVERSION OF CHEMICAL ENERGY INTO ELECTRICAL ENERGY
- H01M50/00—Constructional details or processes of manufacture of the non-active parts of electrochemical cells other than fuel cells, e.g. hybrid cells
- H01M50/30—Arrangements for facilitating escape of gases
- H01M50/317—Re-sealable arrangements
- H01M50/325—Re-sealable arrangements comprising deformable valve members, e.g. elastic or flexible valve members
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
Landscapes
- Gas Exhaust Devices For Batteries (AREA)
- Connection Of Batteries Or Terminals (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ユーザの誤使用による破裂が防止された防爆
機能付き電池を提供することを目的とする。 【構成】 容器4内に収納され、かつ正極1と負極2と
の間にセパレータ3を介装して作製された電極群と、前
記容器4の開口部に取付けられたガス抜き孔6を有する
封口板7と、前記封口板7に前記ガス抜き孔6を囲むよ
うに取付けられた端子10と、前記封口板7と前記端子
10との間に前記ガス抜き孔6を塞ぐように配置された
安全弁8と、一端が前記正極1もしくは前記負極2に取
付けられ、かつ他端が前記封口板7の下面に取付けら
れ、前記封口板7の前記ガス抜き孔6に対向する位置に
孔14が開口された帯状のリード12とを備えたことを
特徴とする。
機能付き電池を提供することを目的とする。 【構成】 容器4内に収納され、かつ正極1と負極2と
の間にセパレータ3を介装して作製された電極群と、前
記容器4の開口部に取付けられたガス抜き孔6を有する
封口板7と、前記封口板7に前記ガス抜き孔6を囲むよ
うに取付けられた端子10と、前記封口板7と前記端子
10との間に前記ガス抜き孔6を塞ぐように配置された
安全弁8と、一端が前記正極1もしくは前記負極2に取
付けられ、かつ他端が前記封口板7の下面に取付けら
れ、前記封口板7の前記ガス抜き孔6に対向する位置に
孔14が開口された帯状のリード12とを備えたことを
特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は防爆機能付き電池に関す
るものである。
るものである。
【0002】
【従来の技術】ノート型パソコン、ビデオカメラ、移動
式電話などの携帯用電子機器の需要が増加している。こ
れらの携帯用電子機器の電源としては、ニッケルカドミ
ウム二次電池やニッケル水素二次電池などのアルカリ二
次電池、リチウムイオン二次電池、ニッケル亜鉛二次電
池、アルカリ電池、リチウム電池が用いられている。
式電話などの携帯用電子機器の需要が増加している。こ
れらの携帯用電子機器の電源としては、ニッケルカドミ
ウム二次電池やニッケル水素二次電池などのアルカリ二
次電池、リチウムイオン二次電池、ニッケル亜鉛二次電
池、アルカリ電池、リチウム電池が用いられている。
【0003】しかしながら、前記二次電池の場合には過
充電により、また、前記一次電池の場合には過放電や誤
充電により電池内部にガスが発生し、これにより電池内
圧が上昇するため、封口板が吹き飛ぶ、つまり破裂を生
じるという問題点があった。
充電により、また、前記一次電池の場合には過放電や誤
充電により電池内部にガスが発生し、これにより電池内
圧が上昇するため、封口板が吹き飛ぶ、つまり破裂を生
じるという問題点があった。
【0004】このようなことからこれらの電池には、ガ
ス発生により電池内圧が上昇した際にガスを外部に放出
させるための安全弁が設けられている。前記安全弁を備
えた電池としては、例えば図3に示す構造を有するもの
が知られている。正極21は、負極22との間にセパレ
ータ23を介在してスパイラル状に捲回され、有底円筒
状の容器24内に収納されている。電解液は、前記容器
24内に収容されている。防爆機能及び正極端子を兼ね
る封口部材25は、前記容器24の上部開口部に配置さ
れている。前記封口部材25は中央に円形のガス抜き孔
26を有する円形の封口板27と、安全弁としての弾性
材料からなる弾性弁体28と、ガス抜き孔29が開口さ
れた帽子形状の端子キャップ30とから構成されてい
る。前記弾性弁体28は前記封口板27にそのガス抜き
孔26を覆うように載置されている。前記端子キャップ
30は前記弾性弁体28を包囲するように配置され、溶
接により前記封口板27に固定されている。リング状の
絶縁性ガスケット31は、前記封口板27の周縁と前記
容器24の上部開口部内面の間に配置され、前記上部開
口部を内側に縮径するカシメ加工により前記容器24に
前記封口部材25を気密に固定している。リードタブの
リード(図示しない)は前記正極21に取り付けられて
いる。前記リードタブのタブ32は、前記封口板27の
下面に中央付近が前記ガス抜き孔26の下方を通過する
ように取付けられている。前記リードタブは例えばニッ
ケルから形成されている。
ス発生により電池内圧が上昇した際にガスを外部に放出
させるための安全弁が設けられている。前記安全弁を備
えた電池としては、例えば図3に示す構造を有するもの
が知られている。正極21は、負極22との間にセパレ
ータ23を介在してスパイラル状に捲回され、有底円筒
状の容器24内に収納されている。電解液は、前記容器
24内に収容されている。防爆機能及び正極端子を兼ね
る封口部材25は、前記容器24の上部開口部に配置さ
れている。前記封口部材25は中央に円形のガス抜き孔
26を有する円形の封口板27と、安全弁としての弾性
材料からなる弾性弁体28と、ガス抜き孔29が開口さ
れた帽子形状の端子キャップ30とから構成されてい
る。前記弾性弁体28は前記封口板27にそのガス抜き
孔26を覆うように載置されている。前記端子キャップ
30は前記弾性弁体28を包囲するように配置され、溶
接により前記封口板27に固定されている。リング状の
絶縁性ガスケット31は、前記封口板27の周縁と前記
容器24の上部開口部内面の間に配置され、前記上部開
口部を内側に縮径するカシメ加工により前記容器24に
前記封口部材25を気密に固定している。リードタブの
リード(図示しない)は前記正極21に取り付けられて
いる。前記リードタブのタブ32は、前記封口板27の
下面に中央付近が前記ガス抜き孔26の下方を通過する
ように取付けられている。前記リードタブは例えばニッ
ケルから形成されている。
【0005】このような構成の電池において、前記電池
内にガスが発生し、ガス圧力が前記封口板27の前記ガ
ス抜き孔26を通して前記弾性弁体28に加わると、前
記弾性弁体28は変形して持ち上げられるため、前記封
口板27との間に隙間が生じる。その結果、前記ガスが
前記隙間及び前記ガス抜き孔29から外部へ逃散するた
め、破裂を防止することができる。
内にガスが発生し、ガス圧力が前記封口板27の前記ガ
ス抜き孔26を通して前記弾性弁体28に加わると、前
記弾性弁体28は変形して持ち上げられるため、前記封
口板27との間に隙間が生じる。その結果、前記ガスが
前記隙間及び前記ガス抜き孔29から外部へ逃散するた
め、破裂を防止することができる。
【0006】ところで、前述した安全弁を備えた電池は
前記リードタブで前記正極21と前記封口部材25との
導通を確保することにより前記封口部材25を正極端子
として用いる構造になっている。前記タブ32の幅が狭
すぎると導通が低下して電池性能が劣るため、前記タブ
32の幅は前記封口板27の前記ガス抜き孔26の径よ
りも大きくなっている。しかしながら、ユーザが前記電
池を誤って火中に投入することにより前記電池内の温度
が極めて高温になり、前記電池内にガスが発生し、ガス
圧力が急激に上昇すると、前記ガス圧力により前記タブ
32が前記封口板27の下面に押し付けられて前記ガス
抜き孔26を塞ぐため、前記安全弁が作動せず、破裂を
生じるという問題点があった。また、ユーザが前記電池
を誤って落下させ、この時に前記電極群が前記封口板2
7に向かって移動されて前記タブ32を前記封口板27
に押付けると、前記タブ32が折れ曲がって前記封口板
27の前記ガス抜き孔26に挿入されるため、前記ガス
抜き孔26が塞がれる。このような状態の電池において
例えば過充電、過放電等によりガスが発生すると、破裂
を生じるという問題点があった。
前記リードタブで前記正極21と前記封口部材25との
導通を確保することにより前記封口部材25を正極端子
として用いる構造になっている。前記タブ32の幅が狭
すぎると導通が低下して電池性能が劣るため、前記タブ
32の幅は前記封口板27の前記ガス抜き孔26の径よ
りも大きくなっている。しかしながら、ユーザが前記電
池を誤って火中に投入することにより前記電池内の温度
が極めて高温になり、前記電池内にガスが発生し、ガス
圧力が急激に上昇すると、前記ガス圧力により前記タブ
32が前記封口板27の下面に押し付けられて前記ガス
抜き孔26を塞ぐため、前記安全弁が作動せず、破裂を
生じるという問題点があった。また、ユーザが前記電池
を誤って落下させ、この時に前記電極群が前記封口板2
7に向かって移動されて前記タブ32を前記封口板27
に押付けると、前記タブ32が折れ曲がって前記封口板
27の前記ガス抜き孔26に挿入されるため、前記ガス
抜き孔26が塞がれる。このような状態の電池において
例えば過充電、過放電等によりガスが発生すると、破裂
を生じるという問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ユー
ザの誤使用による破裂が防止された防爆機能付き電池を
提供することである。
ザの誤使用による破裂が防止された防爆機能付き電池を
提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係わる防爆機能
付き電池は、容器内に収納され、かつ正極と負極との間
にセパレータを介装して作製された電極群と、前記容器
の開口部に取付けられたガス抜き孔を有する封口板と、
前記封口板に前記ガス抜き孔を囲むように取付けられた
端子と、前記封口板と前記端子との間に前記ガス抜き孔
を塞ぐように配置された安全弁と、一端が前記正極もし
くは前記負極に取付けられ、かつ他端が前記封口板の下
面に取付けられ、前記封口板の前記ガス抜き孔に対向す
る位置に孔が開口された帯状のリードとを備えたことを
特徴とするものである。
付き電池は、容器内に収納され、かつ正極と負極との間
にセパレータを介装して作製された電極群と、前記容器
の開口部に取付けられたガス抜き孔を有する封口板と、
前記封口板に前記ガス抜き孔を囲むように取付けられた
端子と、前記封口板と前記端子との間に前記ガス抜き孔
を塞ぐように配置された安全弁と、一端が前記正極もし
くは前記負極に取付けられ、かつ他端が前記封口板の下
面に取付けられ、前記封口板の前記ガス抜き孔に対向す
る位置に孔が開口された帯状のリードとを備えたことを
特徴とするものである。
【0009】本発明に係る防爆機能付き電池の一例を図
1及び図2を参照して詳細に説明する。正極1は、負極
2との間にセパレータ3を介在してスパイラル状に捲回
されて有底円筒状の容器4内に収納されている。前記負
極2は作製された電極群の最外周に配置されて前記容器
4と電気的に接触している。電解液は、前記容器4内に
収容されている。防爆機能及び端子(例えば正極端子)
を兼ねる封口部材5は、前記容器4の上部開口部に配置
されている。前記封口部材5は、例えば中央に円形のガ
ス抜き孔6を有する円形の封口板7と、安全弁としての
例えば合成ゴムからなる弾性弁体8と、ガス抜き孔9が
開口された帽子形状の端子キャップ10とから構成され
ている。前記弾性弁体8は前記封口板7にそのガス抜き
孔6を覆うように載置されている。前記端子キャップ1
0は前記弾性弁体8を包囲するように配置され、溶接に
より前記封口板7に固定されている。リング状の絶縁性
ガスケット11は、前記封口板7の周縁と前記容器4の
上部開口部内面の間に配置され、前記上部開口部を内側
に縮径するカシメ加工により前記容器4に前記封口部材
5を気密に固定している。帯状リードとしてのリードタ
ブ12は、例えばニッケルや、ニッケルメッキ鋼板から
形成されている。前記リードタブ12のタブ13は、前
記前記封口板7の下面に中央付近が前記ガス抜き孔6の
下方を通過するように取付けられており、かつ前記ガス
抜き孔6と対向する位置に孔14を有する。前記孔14
は、例えば図2に示すように矩形状をなす。また、前記
リードタブ12のリード15は、例えば前記正極1の長
手方向に沿う一方側の端部に取付けられている。
1及び図2を参照して詳細に説明する。正極1は、負極
2との間にセパレータ3を介在してスパイラル状に捲回
されて有底円筒状の容器4内に収納されている。前記負
極2は作製された電極群の最外周に配置されて前記容器
4と電気的に接触している。電解液は、前記容器4内に
収容されている。防爆機能及び端子(例えば正極端子)
を兼ねる封口部材5は、前記容器4の上部開口部に配置
されている。前記封口部材5は、例えば中央に円形のガ
ス抜き孔6を有する円形の封口板7と、安全弁としての
例えば合成ゴムからなる弾性弁体8と、ガス抜き孔9が
開口された帽子形状の端子キャップ10とから構成され
ている。前記弾性弁体8は前記封口板7にそのガス抜き
孔6を覆うように載置されている。前記端子キャップ1
0は前記弾性弁体8を包囲するように配置され、溶接に
より前記封口板7に固定されている。リング状の絶縁性
ガスケット11は、前記封口板7の周縁と前記容器4の
上部開口部内面の間に配置され、前記上部開口部を内側
に縮径するカシメ加工により前記容器4に前記封口部材
5を気密に固定している。帯状リードとしてのリードタ
ブ12は、例えばニッケルや、ニッケルメッキ鋼板から
形成されている。前記リードタブ12のタブ13は、前
記前記封口板7の下面に中央付近が前記ガス抜き孔6の
下方を通過するように取付けられており、かつ前記ガス
抜き孔6と対向する位置に孔14を有する。前記孔14
は、例えば図2に示すように矩形状をなす。また、前記
リードタブ12のリード15は、例えば前記正極1の長
手方向に沿う一方側の端部に取付けられている。
【0010】前記孔14のタブ13の幅方向に隣接する
非開孔領域の幅(L1 )は、前記封口板7の前記ガス抜
き孔6の径の90%以下に相当する長さにすることが好
ましい。前記幅L1 を前記封口板7の前記ガス抜き孔6
の径の90%を越える長さにすると、ガス圧力の急激な
上昇により前記非開孔領域が前記ガス抜き孔6に押付け
られた際か、または前記電池の落下により折れ曲がった
タブ13の前記非開孔領域が前記ガス抜き孔6に挿入さ
れた際に、前記非開孔領域により前記ガス抜き孔6が塞
がれる恐れがある。
非開孔領域の幅(L1 )は、前記封口板7の前記ガス抜
き孔6の径の90%以下に相当する長さにすることが好
ましい。前記幅L1 を前記封口板7の前記ガス抜き孔6
の径の90%を越える長さにすると、ガス圧力の急激な
上昇により前記非開孔領域が前記ガス抜き孔6に押付け
られた際か、または前記電池の落下により折れ曲がった
タブ13の前記非開孔領域が前記ガス抜き孔6に挿入さ
れた際に、前記非開孔領域により前記ガス抜き孔6が塞
がれる恐れがある。
【0011】前記孔14の長さ(L2 )は、前記封口板
7の前記ガス抜き孔6の径の10%以上にすることが望
ましい。前記長さL2 を前記ガス抜き孔6の径の10%
未満にすると、ガス圧力が急激に上昇した際に前記タブ
13の長さ方向に隣接する非開孔領域が前記封口板7の
下面に押付けられて前記ガス抜き孔6を塞ぐ恐れがあ
る。また、電池が落下された際にタブ13の長さ方向に
隣接する非開孔領域が折れ曲がり、前記ガス抜き孔6に
挿入されて前記ガス抜き孔6を塞ぐ恐れがある。
7の前記ガス抜き孔6の径の10%以上にすることが望
ましい。前記長さL2 を前記ガス抜き孔6の径の10%
未満にすると、ガス圧力が急激に上昇した際に前記タブ
13の長さ方向に隣接する非開孔領域が前記封口板7の
下面に押付けられて前記ガス抜き孔6を塞ぐ恐れがあ
る。また、電池が落下された際にタブ13の長さ方向に
隣接する非開孔領域が折れ曲がり、前記ガス抜き孔6に
挿入されて前記ガス抜き孔6を塞ぐ恐れがある。
【0012】前記タブには、前述した図2に示すように
孔を1個形成しても良いが、複数の孔を前記タブの長さ
方向もしくは幅方向に形成しても良い。前記タブに複数
の孔を形成する場合には、前記各孔のタブの幅方向に隣
接する非開孔領域の幅は、前記封口板の前記ガス抜き孔
の径の90%以下に相当する長さにすることが好まし
い。前記幅を前記封口板の前記ガス抜き孔の径の90%
を越える長さにすると、ガス圧力の急激な上昇により前
記非開孔領域が前記ガス抜き孔に押付けられた際か、ま
たは前記電池の落下により折れ曲がったタブの前記非開
孔領域が前記ガス抜き孔に挿入された際に、前記非開孔
領域により前記ガス抜き孔が塞がれる恐れがある。
孔を1個形成しても良いが、複数の孔を前記タブの長さ
方向もしくは幅方向に形成しても良い。前記タブに複数
の孔を形成する場合には、前記各孔のタブの幅方向に隣
接する非開孔領域の幅は、前記封口板の前記ガス抜き孔
の径の90%以下に相当する長さにすることが好まし
い。前記幅を前記封口板の前記ガス抜き孔の径の90%
を越える長さにすると、ガス圧力の急激な上昇により前
記非開孔領域が前記ガス抜き孔に押付けられた際か、ま
たは前記電池の落下により折れ曲がったタブの前記非開
孔領域が前記ガス抜き孔に挿入された際に、前記非開孔
領域により前記ガス抜き孔が塞がれる恐れがある。
【0013】また、前記タブの長さ方向に複数のガス抜
き孔を形成する際、前記孔間に位置する非開孔領域の長
さは、前記封口板の前記ガス抜き孔の径の90%以下に
することが好ましい。前記長さが前記封口板の前記ガス
抜き孔の径の90%を越えると、ガス圧力の急激な上昇
により前記非開孔領域が前記ガス抜き孔に押付けられた
際か、または前記電池の落下により折れ曲がったタブの
前記非開孔領域が前記ガス抜き孔に挿入された際に、前
記非開孔領域により前記ガス抜き孔が塞がれる恐れがあ
る。
き孔を形成する際、前記孔間に位置する非開孔領域の長
さは、前記封口板の前記ガス抜き孔の径の90%以下に
することが好ましい。前記長さが前記封口板の前記ガス
抜き孔の径の90%を越えると、ガス圧力の急激な上昇
により前記非開孔領域が前記ガス抜き孔に押付けられた
際か、または前記電池の落下により折れ曲がったタブの
前記非開孔領域が前記ガス抜き孔に挿入された際に、前
記非開孔領域により前記ガス抜き孔が塞がれる恐れがあ
る。
【0014】前記タブの複数の孔が形成された領域の長
さは、前記ガス抜き孔6の径の10%以上にすることが
好ましい。前記長さを前記ガス抜き孔の径の10%未満
にすると、ガス圧力が急激に上昇した際にタブの複数の
孔が形成されていない領域が前記封口板7の下面に押付
けられて前記ガス抜き孔を塞ぐ恐れがある。また、電池
が落下された際にタブの複数の孔が形成されていない領
域が折れ曲がって前記ガス抜き孔に挿入され、前記ガス
抜き孔を塞ぐ恐れがある。
さは、前記ガス抜き孔6の径の10%以上にすることが
好ましい。前記長さを前記ガス抜き孔の径の10%未満
にすると、ガス圧力が急激に上昇した際にタブの複数の
孔が形成されていない領域が前記封口板7の下面に押付
けられて前記ガス抜き孔を塞ぐ恐れがある。また、電池
が落下された際にタブの複数の孔が形成されていない領
域が折れ曲がって前記ガス抜き孔に挿入され、前記ガス
抜き孔を塞ぐ恐れがある。
【0015】前記電池では前記封口板のガス抜き孔の形
状が円形であるため、前記ガス抜き孔の径を基準にした
が、前記ガス抜き孔の形状が矩形の場合にはタブの幅方
向と平行な長さを基準にすれば良い。
状が円形であるため、前記ガス抜き孔の径を基準にした
が、前記ガス抜き孔の形状が矩形の場合にはタブの幅方
向と平行な長さを基準にすれば良い。
【0016】
【作用】本発明の防爆機能付き電池によれば、ユーザが
誤って火中に投入する等により電池内の温度が極めて高
温になり、前記電池内にガスが発生してガス圧力が急激
に上昇し、前記ガス圧力によりリードタブ12のタブ1
3が封口板7の下面に押付けられた際に前記タブ13に
前記封口板7のガス抜き孔6と対向する位置に孔14が
開口されているため、前記タブ13が前記ガス抜き孔6
を塞ぐのを防止することができる。その結果、前記電池
内のガスは前記タブ13の前記孔14及び前記封口板7
の前記ガス抜き孔6を通して弾性弁体8に圧力を加える
ため、前記弾性弁体8が変形して持ち上げられ、前記封
口板7との間に隙間が生じる。従って、前記ガスが前記
隙間及び端子キャップ10のガス抜き孔9から外部へ逃
散するため、破裂を防止することができる。
誤って火中に投入する等により電池内の温度が極めて高
温になり、前記電池内にガスが発生してガス圧力が急激
に上昇し、前記ガス圧力によりリードタブ12のタブ1
3が封口板7の下面に押付けられた際に前記タブ13に
前記封口板7のガス抜き孔6と対向する位置に孔14が
開口されているため、前記タブ13が前記ガス抜き孔6
を塞ぐのを防止することができる。その結果、前記電池
内のガスは前記タブ13の前記孔14及び前記封口板7
の前記ガス抜き孔6を通して弾性弁体8に圧力を加える
ため、前記弾性弁体8が変形して持ち上げられ、前記封
口板7との間に隙間が生じる。従って、前記ガスが前記
隙間及び端子キャップ10のガス抜き孔9から外部へ逃
散するため、破裂を防止することができる。
【0017】また、ユーザが前記電池を誤って落下さ
せ、これにより電極群が前記封口板7に向かって移動さ
れて前記タブ13を前記封口板7に押付けると、前記タ
ブ13が折れ曲がって前記ガス抜き孔6に挿入される。
前記タブ13に前記ガス抜き孔6と対向する位置に前記
孔14が開口されているため、前記ガス抜き孔6に挿入
されたタブ13が前記ガス抜き孔6を塞ぐのを防止する
ことができる。従って、前記電池において例えば過充
電、過放電等によりガスが発生した際に、破裂を生じる
のを防止することができる。
せ、これにより電極群が前記封口板7に向かって移動さ
れて前記タブ13を前記封口板7に押付けると、前記タ
ブ13が折れ曲がって前記ガス抜き孔6に挿入される。
前記タブ13に前記ガス抜き孔6と対向する位置に前記
孔14が開口されているため、前記ガス抜き孔6に挿入
されたタブ13が前記ガス抜き孔6を塞ぐのを防止する
ことができる。従って、前記電池において例えば過充
電、過放電等によりガスが発生した際に、破裂を生じる
のを防止することができる。
【0018】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳細
に説明する。 実施例 まず、活物質としての水酸化ニッケル粉末と、酸化コバ
ルトと、高分子結着剤とを含むペーストを調製し、これ
を帯状のフェルト状金属繊維多孔体にその長手方向に沿
う一方側の端部のリード溶接箇所を除いて充填し、乾燥
した後、ローラプレスで圧延することにより正極を作製
した。つづいて、前記正極の長手方向に沿う一方側の端
部にリードタブのリードを溶接した。このリードタブ
は、幅が4mm、長さが15mmのタブを有する。前記
タブには、前述した図2に示すように幅が2mm、長さ
(L2 )が4mmの矩形の孔が開口され、後述する電池
組立て後において封口板のガス抜き孔と対向される。ま
た、前記長さL2 は、前記ガス抜き孔の径の約133%
に相当する。なお、前記孔は、タブの幅方向に隣接する
非開孔領域の幅L1 が前記ガス抜き孔の径の30%に相
当するように開口されている。
に説明する。 実施例 まず、活物質としての水酸化ニッケル粉末と、酸化コバ
ルトと、高分子結着剤とを含むペーストを調製し、これ
を帯状のフェルト状金属繊維多孔体にその長手方向に沿
う一方側の端部のリード溶接箇所を除いて充填し、乾燥
した後、ローラプレスで圧延することにより正極を作製
した。つづいて、前記正極の長手方向に沿う一方側の端
部にリードタブのリードを溶接した。このリードタブ
は、幅が4mm、長さが15mmのタブを有する。前記
タブには、前述した図2に示すように幅が2mm、長さ
(L2 )が4mmの矩形の孔が開口され、後述する電池
組立て後において封口板のガス抜き孔と対向される。ま
た、前記長さL2 は、前記ガス抜き孔の径の約133%
に相当する。なお、前記孔は、タブの幅方向に隣接する
非開孔領域の幅L1 が前記ガス抜き孔の径の30%に相
当するように開口されている。
【0019】また、前記負極は、活物質としての酸化カ
ドミウムと、ニッケル粉末と、高分子結着剤とを含むペ
ーストを調製し、前記ペーストをパンチドメタルに塗布
し、これを乾燥させた後、ローラプレスで圧延すること
により作製された。
ドミウムと、ニッケル粉末と、高分子結着剤とを含むペ
ーストを調製し、前記ペーストをパンチドメタルに塗布
し、これを乾燥させた後、ローラプレスで圧延すること
により作製された。
【0020】次いで、前記正極と前記負極との間にポリ
アミド繊維製不織布からなるセパレータを介して渦巻状
に捲回して電極群を作製した。前記電極群をAAサイズ
の円筒形容器に収納した後、7規定のKOH及び1規定
のLiOHからなるアルカリ電解液を注入した。ひきつ
づき、防爆機能及び正極端子を兼ねる封口部材の封口板
の下面に前記タブの先端をスポット溶接により固定し
た。前記封口板には直径3mmの円形ガス抜き孔が開口
されている。その後、前記封口部材を前記容器の開口部
にかしめ固定により取付けることにより前述した図2に
示す構造を有するAAサイズのニッケルカドミウム二次
電池を組み立てた。 比較例 ガス抜き孔がないタブを有するリードタブを用いた以
外、実施例と同様な構成で前述した図2に示す構造を有
するAAサイズのニッケルカドミウム二次電池を組み立
てた。
アミド繊維製不織布からなるセパレータを介して渦巻状
に捲回して電極群を作製した。前記電極群をAAサイズ
の円筒形容器に収納した後、7規定のKOH及び1規定
のLiOHからなるアルカリ電解液を注入した。ひきつ
づき、防爆機能及び正極端子を兼ねる封口部材の封口板
の下面に前記タブの先端をスポット溶接により固定し
た。前記封口板には直径3mmの円形ガス抜き孔が開口
されている。その後、前記封口部材を前記容器の開口部
にかしめ固定により取付けることにより前述した図2に
示す構造を有するAAサイズのニッケルカドミウム二次
電池を組み立てた。 比較例 ガス抜き孔がないタブを有するリードタブを用いた以
外、実施例と同様な構成で前述した図2に示す構造を有
するAAサイズのニッケルカドミウム二次電池を組み立
てた。
【0021】得られた実施例及び比較例の二次電池それ
ぞれ50個について火中に投入した際の破裂の有無を調
べ、その結果を下記表1に示す。 表1 破裂を生じた電池の個数 破裂率(%) 実施例 なし 0 比較例 3 6 表1から明らかなように、タブに孔が封口板のガス抜き
孔と対向するように開口されているリードタブを備えた
実施例の電池は、火中に投入された際の破裂が皆無であ
ることがわかる。これに対し、ガス抜き孔なしのタブを
有するリードタブを備えた比較例の電池は、火中に投入
された際に破裂を生じることがわかる。
ぞれ50個について火中に投入した際の破裂の有無を調
べ、その結果を下記表1に示す。 表1 破裂を生じた電池の個数 破裂率(%) 実施例 なし 0 比較例 3 6 表1から明らかなように、タブに孔が封口板のガス抜き
孔と対向するように開口されているリードタブを備えた
実施例の電池は、火中に投入された際の破裂が皆無であ
ることがわかる。これに対し、ガス抜き孔なしのタブを
有するリードタブを備えた比較例の電池は、火中に投入
された際に破裂を生じることがわかる。
【0022】前記実施例では安全弁として前述した図1
に示す弾性弁体からなり、弁作動後に再び封口板のガス
抜き孔を密閉する復帰式のものを用いたが、安全弁とし
ては前記封口板と前記端子キャップとの間に前記封口板
のガス抜き孔を覆うように介装された弁膜(例えば可撓
性薄膜から形成される)からなる非復帰式のものを用い
ることができる。前記非復帰式の安全弁を備えた電池で
は、前記電池内のガスが前記タブの前記孔及び前記封口
板の前記ガス抜き孔を通して前記弁膜に圧力を加え、こ
れを破断する。従って、前記ガスは前記弁膜の破断箇所
及び前記端子キャップの前記ガス抜き孔から外部に逃散
し、前記電池の破裂が防止される。
に示す弾性弁体からなり、弁作動後に再び封口板のガス
抜き孔を密閉する復帰式のものを用いたが、安全弁とし
ては前記封口板と前記端子キャップとの間に前記封口板
のガス抜き孔を覆うように介装された弁膜(例えば可撓
性薄膜から形成される)からなる非復帰式のものを用い
ることができる。前記非復帰式の安全弁を備えた電池で
は、前記電池内のガスが前記タブの前記孔及び前記封口
板の前記ガス抜き孔を通して前記弁膜に圧力を加え、こ
れを破断する。従って、前記ガスは前記弁膜の破断箇所
及び前記端子キャップの前記ガス抜き孔から外部に逃散
し、前記電池の破裂が防止される。
【0023】前記実施例では、円筒形のニッケルカドミ
ウム二次電池に適用した例を説明したが、角形のニッケ
ルカドミウム二次電池にも同様に適用することができ
る。前記実施例では、ニッケルカドミウム二次電池に適
用した例を説明したが、ニッケル水素二次電池、リチウ
ムイオン二次電池、リチウム電池にも同様に適用するこ
とができる。
ウム二次電池に適用した例を説明したが、角形のニッケ
ルカドミウム二次電池にも同様に適用することができ
る。前記実施例では、ニッケルカドミウム二次電池に適
用した例を説明したが、ニッケル水素二次電池、リチウ
ムイオン二次電池、リチウム電池にも同様に適用するこ
とができる。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明の防爆機能付
き電池によれば、火中に投入される等により電池内のガ
ス圧力が急激に上昇した際の破裂を防止することができ
ると共に落下により折れ曲がった帯状リードが封口板の
ガス抜き孔に挿入され、この状態においてガスが発生し
た際の破裂を防止することができ、安全性及び信頼性を
向上できるという顕著な効果を奏する。
き電池によれば、火中に投入される等により電池内のガ
ス圧力が急激に上昇した際の破裂を防止することができ
ると共に落下により折れ曲がった帯状リードが封口板の
ガス抜き孔に挿入され、この状態においてガスが発生し
た際の破裂を防止することができ、安全性及び信頼性を
向上できるという顕著な効果を奏する。
【図1】本発明に係わる防爆機能付き電池を示す部分断
面図。
面図。
【図2】本発明に係わる防爆機能付き電池に組み込まれ
るリードタブが取付けられた正極を示す斜視図。
るリードタブが取付けられた正極を示す斜視図。
【図3】従来の防爆機能付き電池を示す部分断面図。
1…正極、2…負極、3…セパレータ、4…容器、6…
ガス抜き孔、7…封口板、8…弾性弁体、10…端子キ
ャップ、11…絶縁ガスケット、12…リードタブ、1
3…タブ、14…孔。
ガス抜き孔、7…封口板、8…弾性弁体、10…端子キ
ャップ、11…絶縁ガスケット、12…リードタブ、1
3…タブ、14…孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 添田 毅 東京都品川区南品川3丁目4番10号 東芝 電池株式会社内
Claims (1)
- 【請求項1】 容器内に収納され、かつ正極と負極との
間にセパレータを介装して作製された電極群と、 前記容器の開口部に取付けられたガス抜き孔を有する封
口板と、 前記封口板に前記ガス抜き孔を囲むように取付けられた
端子と、 前記封口板と前記端子との間に前記ガス抜き孔を塞ぐよ
うに配置された安全弁と、 一端が前記正極もしくは前記負極に取付けられ、かつ他
端が前記封口板の下面に取付けられ、前記封口板の前記
ガス抜き孔に対向する位置に孔が開口された帯状のリー
ドとを備えたことを特徴とする防爆機能付き電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6292550A JPH08153508A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 防爆機能付き電池 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6292550A JPH08153508A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 防爆機能付き電池 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08153508A true JPH08153508A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17783224
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6292550A Pending JPH08153508A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 防爆機能付き電池 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08153508A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007103218A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Gs Yuasa Corporation:Kk | 電池 |
WO2011096035A1 (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-11 | パナソニック株式会社 | 角形電池 |
CN108075087A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-05-25 | 安徽中能众诚新能源科技有限公司 | 一种动力锂电池安全阀 |
CN112310554A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-02 | 广东至力科技有限公司 | 一种微型锂离子电池防爆结构 |
US11047508B2 (en) | 2017-03-30 | 2021-06-29 | Donaldson Company, Inc. | Vent with relief valve |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6292550A patent/JPH08153508A/ja active Pending
Cited By (12)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007103218A (ja) * | 2005-10-06 | 2007-04-19 | Gs Yuasa Corporation:Kk | 電池 |
WO2011096035A1 (ja) * | 2010-02-05 | 2011-08-11 | パナソニック株式会社 | 角形電池 |
CN102742059A (zh) * | 2010-02-05 | 2012-10-17 | 松下电器产业株式会社 | 方形电池 |
JP5525551B2 (ja) * | 2010-02-05 | 2014-06-18 | パナソニック株式会社 | 角形電池 |
US9362587B2 (en) | 2010-02-05 | 2016-06-07 | Panasonic Intellectual Property Management Co., Ltd. | Rectangular battery |
US11047508B2 (en) | 2017-03-30 | 2021-06-29 | Donaldson Company, Inc. | Vent with relief valve |
US11692644B2 (en) | 2017-03-30 | 2023-07-04 | Donaldson Company, Inc. | Vent with relief valve |
US12078265B2 (en) | 2017-03-30 | 2024-09-03 | Donaldson Company, Inc. | Vent with relief valve |
CN108075087A (zh) * | 2017-11-27 | 2018-05-25 | 安徽中能众诚新能源科技有限公司 | 一种动力锂电池安全阀 |
CN108075087B (zh) * | 2017-11-27 | 2020-07-07 | 安徽中能众诚新能源科技有限公司 | 一种动力锂电池安全阀 |
CN112310554A (zh) * | 2020-11-18 | 2021-02-02 | 广东至力科技有限公司 | 一种微型锂离子电池防爆结构 |
CN112310554B (zh) * | 2020-11-18 | 2022-03-29 | 广东至力科技有限公司 | 一种微型锂离子电池防爆结构 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8084152B2 (en) | Lithium ion secondary battery having shape memory safety vent | |
US7241529B2 (en) | Secondary battery including improved cap assembly and plug for the secondary battery | |
US4822377A (en) | Method for sealing an electrochemical cell employing an improved reinforced cover assembly | |
US7879498B2 (en) | Center pin and lithium ion secondary battery using the same | |
US5795674A (en) | Battery having improved safety features | |
US5660942A (en) | Leak-proof rechargeable lead-acid battery cell | |
JP3290226B2 (ja) | 非水電解液電池 | |
JPH08153508A (ja) | 防爆機能付き電池 | |
US20080085450A1 (en) | End cap seal assembly for an electrochemical cell | |
JPH09306469A (ja) | 円筒形電池 | |
JP3596918B2 (ja) | 防爆機能付き電池 | |
JP3527548B2 (ja) | 二次電池用安全装置および安全装置付き非水電解質二次電池 | |
JPH06231743A (ja) | 非水電解液電池 | |
KR100788592B1 (ko) | 이차전지 | |
JP3436031B2 (ja) | アルカリ蓄電池 | |
JPH06187957A (ja) | 非水電解液電池 | |
JPH08153507A (ja) | 防爆機能付き電池 | |
JPH08148135A (ja) | 防爆機能付電池 | |
KR100696787B1 (ko) | 캡 조립체 및 이를 구비하는 리튬이온 이차전지 | |
JPH06203827A (ja) | 非水電解液電池 | |
KR100614385B1 (ko) | 캡 조립체 및 이를 구비하는 리튬 이차 전지 | |
KR20060037832A (ko) | 이차 전지 | |
JP3209440B2 (ja) | アルカリ蓄電池 | |
JP2000067841A (ja) | 密閉型電池ケース | |
JP3233469B2 (ja) | 非水電解液電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20040831 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20041101 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20041221 |