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JPH08152652A - フラットパネル表示装置用アレイ基板 - Google Patents

フラットパネル表示装置用アレイ基板

Info

Publication number
JPH08152652A
JPH08152652A JP7255188A JP25518895A JPH08152652A JP H08152652 A JPH08152652 A JP H08152652A JP 7255188 A JP7255188 A JP 7255188A JP 25518895 A JP25518895 A JP 25518895A JP H08152652 A JPH08152652 A JP H08152652A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
line
short
lines
array substrate
pads
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7255188A
Other languages
English (en)
Inventor
Hisaaki Hayashi
央晶 林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP7255188A priority Critical patent/JPH08152652A/ja
Publication of JPH08152652A publication Critical patent/JPH08152652A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Liquid Crystal (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】隣接するサージ保護スイッチ回路が同時に静電
破壊することを防止する。 【解決手段】ガラス基板101と、複数の画素電極15
1、複数の画素TFT121、および複数の配線ライン
Xiを有しガラス基板101上に形成される表示部と、
領域CAに形成される短絡ラインSRX1,SRX2
と、領域CAにおいて各々対応配線ラインXiの電位が
所定レベルを越えたときに対応配線ラインXiを電気的
に短絡ラインSRX1,SRX2に接続する複数のサー
ジ保護スイッチ回路CTXiと、領域CAに形成され複
数の配線ラインSRX1,SRX2に接続される複数の
検査パッドCAXiとを設ける。特に、全検査パッドC
AXiおよび全サージ保護スイッチ回路CTXiは表示
部の一方側に配置され、検査パッドCAXiのうちの奇
数検査パッドおよび偶数検査パッドが互いに異なる距離
だけガラス基板101の縁CEから離される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サージ保護スイッ
チ回路が表示部に接続されるフラットパネル表示装置用
アレイ基板に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータ、ワード
プロセッサ、TV、ビデオプロジェクタ等の機器は液晶
ディスプレイ(LCD)に代表されるフラットパネル表
示装置を広く利用している。このフラットパネル表示装
置は、一般に薄型、軽量、低消費電力という特徴を持
つ。特にアクティブマトリクスLCDの研究開発は非常
に盛んである。このアクティブマトリクスLCDは複数
の画素電極をそれぞれ駆動するために複数の薄膜トラン
ジスタ(TFT)を有するため、隣接画素間でクロスト
ークのない良好な表示画像が得られる。
【0003】一般的なアクティブマトリクスLCDは次
のように構成される。このLCDは、液晶組成物がアレ
イ基板と対向基板との間に配向膜を介して保持され、液
晶組成物を透過する光によって画像を表示する。アレイ
基板は、ITO(Indium TinOxide)で構成されガラス基
板上にマトリクス状に配列される複数の画素電極、これ
ら画素電極の行に沿って形成される複数の走査線、これ
ら画素電極の列に沿って形成される複数の信号線、およ
びこれら走査線および信号線の交点近傍にそれぞれ形成
される複数の画素TFTを有する。各画素TFTは走査
線からの選択信号に応答して信号線からの映像信号を対
応画素電極に供給する。アレイ基板はさらにガラス基板
上において複数の走査線とほぼ平行に配置され、補助容
量Csを構成するために絶縁膜により対応画素電極から
絶縁される複数の補助容量線を有する。対向基板はガラ
ス基板上に形成されるマトリクス遮光膜およびこの遮光
膜を覆う絶縁膜上に形成されるコモン電極を有する。遮
光膜はアレイ基板において画素電極と走査および信号線
との間に位置する領域を透過する光およびTFTの入射
光を遮光する。コモン電極は銀粒子等の導電粒子を樹脂
中に分散したトランスフアァ材を介してアレイ基板に設
けられたコモン電位線に電気的に接続される。このコモ
ン電位線、信号線および走査線はポリイミド等のフレキ
シブル基材上に金属配線を持つFlexible Print Circuit
(FPC)配線板あるいはこれに駆動素子を追加したTa
pe Automated Bonding(TAB)配線板等を介して外部
回路基板に形成される駆動回路に電気的に接続される。
さらに、アレイ基板は駆動回路から信号線および走査線
に供給される電圧を受け取る導電性端子として用いられ
る複数の接続パッドおよび画素TFTおよびその配線を
検査するために供給される検査電圧を受け取る導電性端
子として用いられる複数の検査パッドを有する。検査パ
ッドは検査時を除いて用いられないため、アレイ基板の
製造工程で検査が行われた後に除去できるよう接続パッ
ドの外側に配置される。
【0004】例えば特開平3−296725号は、アレ
イ基板の製造中に発生する静電気から画素TFTを保護
する技術を開示する。この技術では、複数のサージ保護
スイッチ回路がアレイ基板の外周に沿って形成される短
絡ラインと信号線および走査線との間に接続される。各
サージ保護スイッチ回路はダイオードやTFT等の非線
形素子で構成され、信号線または走査線の電位が比較的
小さいときに高抵抗体として機能し、信号線または走査
線の電位が著しく大きいときに導電体として機能する。
すなわち、走査線および信号線のいずれかがアレイ基板
の製造中に発生する静電電荷によって高電位になると、
サージ保護スイッチ回路がこの電荷を短絡ラインに逃が
す。各画素TFTのゲートおよびソース間の電位差が著
しく増大すると、短絡ラインがこれらゲートおよびソー
スに接続された走査線および信号線に電気的に接続さ
れ、この画素TFTのゲートおよびソース間の電位差を
低減する。従って、画素TFTがゲートおよびソース間
の電位差のために破壊されることが防止される。画素T
FTおよびその配線の欠陥検査時、短絡ラインは検査用
電圧の印加される走査線および信号線から電気的に分離
される。このため、欠陥検査がサージ保護スイッチ回路
のために妨げられることがない。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来、複数のサージ保
護スイッチ回路がアレイ基板の製造中に静電破壊され、
隣接する配線ライン(信号線または走査線)を短絡ライ
ンを介して短絡することがあった。しかし、これら配線
ラインが接触して設けられたときに生じる短絡からこの
短絡を欠陥検査時に区別することは困難である。本発明
の目的は、隣接するサージ保護スイッチ回路が同時に静
電破壊されないフラットパネル表示装置用アレイ基板を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、絶縁基
板と、行および列方向に配列される複数の画素電極、こ
れら画素電極に接続されこれら画素電極の電位をそれぞ
れ制御する複数の画素選択スイッチ素子、およびこれら
画素選択スイッチ素子に接続され外部に延出する複数の
配線ラインを含み絶縁基板上に形成される表示部と、絶
縁基板上において表示部の外部に位置する除去可能領域
内に形成される短絡ラインと、この除去可能領域内にお
いて短絡ラインおよび配線ライン間にそれぞれ接続され
各々対応配線ラインの電位が所定レベルを越えたときに
この対応配線ラインを電気的に短絡ラインに接続する複
数のサージ保護スイッチ回路と、除去可能領域内に形成
され複数の配線ラインにそれぞれ接続される複数の検査
パッドとを備え、複数の検査パッドおよび複数のサージ
保護スイッチ回路が行および列方向の少なくとも一方に
おいて表示部の一方側に配置され、複数の検査パッドの
うちの隣接パッドが互いに異なる距離だけ絶縁基板の縁
から離されるフラットパネル表示装置用アレイ基板が提
供される。
【0007】本発明者は、上述のサージ保護スイッチ回
路がフラットパネル表示装置用アレイ基板の製造中に破
壊される原因を検証した。絶縁基板は様々な処理で支持
台に対して繰り返し着脱され、この着脱の繰り返しによ
り帯電する。絶縁基板が多量の静電電荷を蓄積した状態
で支持台、位置決めピン等の外部部材に接触すると、放
電がこの外部部材と絶縁基板の除去可能領域に形成され
た検査パッド間で起きる。この放電は表示部よりも検査
パッドに近い複数の隣接するサージ保護スイッチ回路を
同時に破壊する傾向がある。
【0008】上述のフラットパネル表示装置用アレイ基
板によれば、複数の検査パッドのうちの隣接パッドが互
いに異なる距離だけ絶縁基板の縁から離される。この場
合、隣接パッドに対応するサージ保護スイッチ回路のひ
とつを静電破壊から保護できる。従って、欠陥検査時に
おいて隣接する配線ラインの短絡をこれらが接触して形
成された状態とみなすことができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例に係るフ
ラットパネル表示装置用アレイ基板を図面を参照して詳
細に説明する。図1はこのアレイ基板100の平面構造
を示す。このアレイ基板100は例えば光透過型のアク
ティブマトリクス液晶ディスプレイ(LCD)に組み込
まれる部品として用いられる。アクティブマトリクスL
CDのスクリーンが対角10.4インチのスクリーンサ
イズを持つ場合、アレイ基板100は200mm×30
0mmの透明なガラス基板101を用いて形成される。
図1に示すように、ガラス基板101は表示領域DA、
接続パッド領域CP、および欠陥検査領域CAに区分さ
れる。接続パッド領域CPは表示領域DAの外側に配置
され、欠陥検査領域CAは接続パッド領域CPの外側に
配置される。
【0010】図2は図1に示す領域Sに形成される回路
の構造を示す。この表示領域DAにおいて、アレイ基板
100はマトリクス形式で配列される480×1920
個の画素電極151と、1920本の信号線103(X
i(i=1,2,3,…,1920))と、480本の
走査線111(Yj(j=1,2,3,…,480))
とを有する。これら走査線111は画素電極151の行
にそれぞれ沿って形成され、信号線103は画素電極1
51の列にそれぞれ沿って形成される。従って、走査線
111は信号線103にほぼ直交する。信号線103の
間隔は110μmに設定され、走査線111の間隔は3
30μmに設定される。アレイ基板100は信号線10
3と走査線111との交点近傍に形成されそれぞれ画素
電極151の電位を制御する480×1920個のTF
T121をさらに有する。
【0011】詳しくは、図3および図4に示すように、
各TFT121はガラス基板101上で走査線111の
一部で構成させるゲート電極と、このゲート電極上に酸
化シリコンと窒化シリコンとを堆積することにより得ら
れる絶縁膜113と、この絶縁膜113を介してゲート
電極上に形成されるa−Si:Hの半導体膜115とを
有する。半導体膜115上には、窒化シリコンのチャネ
ル保護膜117がゲート電極に自己整合して形成され
る。半導体膜115は、n+型a−Si:Hの低抵抗半
導体膜119を介してソース電極131に電気的に接続
されると共に、n+型a−Si:Hの低抵抗半導体膜1
19を介してドレイン電極105に電気的に接続され
る。ソース電極131は画素電極151に接続され、ド
レイン電極105は信号線103の延出部分で構成され
る。アレイ基板100はさらに走査線111に対してほ
ぼ平行に設定される補助容量線161を有する。この補
助容量線161および画素電極151は補助容量Csを
構成する重複部分を持つ。信号線103、走査線11
1、およびTFT121は、窒化シリコンの保護膜17
1により全体的に覆われる。
【0012】接続パッド領域CPにおいて、アレイ基板
100は480個の走査線接続パッドCPYj(j=
1,2,3,…,480)および信号線接続パッドCP
Xi(i=1,2,3,…,1920)を有する。図2
に示すように、走査線接続パッドCPYjはそれぞれ表
示領域DAからガラス基板101の一端REに向かって
延出する走査線Yjの部分にそれぞれ接続され、信号線
接続パッドCPXiはそれぞれ表示領域DAからガラス
基板101の一端CEに向かって延出する信号線Xiの
部分に接続される。走査線接続パッドCPYjおよび信
号線接続パッドCPXiは外部回路基板(図示せず)に
設けられる駆動回路を接続するための導電性端子として
用いられる。全走査線接続パッドCPYjはガラス基板
101の端REに対応する走査線Yjの同じ側だけに配
置され、信号線接続パッドCPXiはガラス基板101
の端CEに対応する信号線Xiの同じ側だけに配置され
る。この接続パッドCPYjおよびCPXiの配置はガ
ラス基板101の利用効率と共に接続パッド領域CPに
対する表示領域DAの割合を効果的に増大するために選
定されたものである。
【0013】欠陥検査領域CAにおいて、アレイ基板1
00は走査線検査パッドCAYj(j=1,2,3,
…,480)および信号線検査パッドCAXi(i=
1,2,3,…,1920)を含む。走査線検査パッド
CAYj(j=1,2,3,…480)はそれぞれ走査
線接続パッドCPYj(j=1,2,3,…,480)
を介してさらにガラス基板101の端REに向かって延
出する走査線Yj(j=1,2,3,…,480)の部
分に接続され、信号線検査パッドCAXi(i=1,
2,3,…,1920)は信号線接続パッドCPXi
(i=1,2,3,…,1920)を介してさらにガラ
ス基板101の端CEに向かって延出する信号線Xi
(i=1,2,3,…,1920)の部分にそれぞれ接
続される。走査線接続パッドCPYjおよび信号線接続
パッドCPXiと同様に、走査線検査パッドCAYjは
ガラス基板101の端REに対応する走査線Yjの同じ
側だけに配置され、信号線検査パッドCAXiはガラス
基板101の端CEに対応する信号線Xiの同じ側だけ
に配置される。この検査パッドCAYjおよびCAXi
の配置はガラス基板101の利用効率を効果的に増大す
るために選定されたものである。
【0014】信号線検査パッドCAXi(i=1,2,
3,…,1920)は、奇数信号線検査パッドCAXi
(i=1,3,5,…,1919)がガラス基板101
の端CEから距離d1だけ離され、偶数信号線検査パッ
ドCAXi(i=2,4,6,…,1920)がガラス
基板101の端CEから距離d2だけ離される千鳥状に
配列される。具体的には、距離d1が1mmに設定さ
れ、距離d2が3mmに設定される。このため、偶数信
号線検査パッドCAXi(i=2,4,6,…,192
0)は、奇数信号線検査パッドCAXi(i=1,3,
5,…,1919)と比較してガラス基板101の端C
Eから遠ざけられる。ちなみに、信号線検査パッドCA
Xiは信号線Xiに直交する行方向において95μmの
幅を有し、走査線検査パッドCAYjは走査線Yjに直
交する列方向において110μmの幅を有する。
【0015】走査線検査パッドCAYj(j=1,2,
3,…,480)は、それぞれサージ保護スイッチ回路
CTYj(j=1,2,3,…,480)を介して短絡
ラインSRYに接続される。短絡ラインSRYはガラス
基板101の端REに沿ってこれとほぼ平行に形成され
る。さらに、この短絡ラインSRYは少なくとも信号線
Xi(i=1,2,3,…,1920)と同一材料で構
成され、外部との放電が起こり易いよう図4に示す保護
膜171から露出する。各サージ保護スイッチ回路CT
Yjは画素TFT121と同一工程で形成され、図2に
示すようにゲート・ドレイン間が互いに接続された一対
のTFTで構成される。この一対のTFTは20Vの電
圧がソース・ドレイン間電圧として印加されたときに1
20kΩの抵抗値を持つ。
【0016】奇数信号線検査パッドCAXi(i=1,
3,5,…,1919)は、サージ保護スイッチ回路C
TXi(i=1,3,5,…,1919)を介して短絡
ラインSRX1に接続される。偶数信号線検査パッドC
AXi(i=2,4,6,…,1920)はサージ保護
スイッチ回路CTXi(i=2,4,6,…,192
0)を介して短絡ラインSRX2に接続される。短絡ラ
インSRX1およびSRX2は奇数信号線検査パッドC
AXi(i=1,3,5,…,1919)および偶数信
号線検査パッドCAXi(i=2,4,6,…,192
0)間においてガラス基板101の端CEとほぼ平行に
形成される。さらに短絡ラインSRX1およびSRX2
は少なくとも信号線Xi(i=1,2,3,…,192
0)と同一材料で構成され、外部との放電が起こり易い
よう図4に示す保護膜171から露出する。短絡ライン
SRX1は短絡ラインSRX2よりも奇数信号線検査パ
ッドCAXi(i=1,3,5,…,1919)の近く
に配置される。短絡ラインSRX2は短絡ラインSRX
1よりも偶数信号線検査パッドCAXi(i=2,4,
6,…,1920)の近くに配置される。短絡ラインS
RYは短絡ラインSRX2に接続され、短絡ラインSR
X2は短絡ラインSRX1に接続される。各サージ保護
スイッチ回路CTXiは画素TFT121と同一工程で
形成され、図2に示すようにゲート・ドレイン間が互い
に接続された一対のTFTで構成される。この一対のT
FTは20Vの電圧がソース・ドレイン間電圧として印
加されたときに120kΩの抵抗値を持つ。
【0017】短絡ラインSRX1およびSRX2は補助
短絡ラインSRX3にも接続される。補助短絡ラインS
RX3は少なくとも信号線Xi(i=1,2,3,…,
1920)と同一材料で構成され、奇数信号線検査パッ
ドCAXi(i=1,3,5,…,1919)とガラス
基板101の端CEとの間において短絡ラインSRX1
および短絡ラインSRX2とほぼ平行に形成される。
【0018】上述した実施例によれば、アレイ基板10
0が製造中に帯電しても、放電が主としてガラス基板1
01の端REに近い短絡ラインSRYまたはガラス基板
101の端CEに近い補助短絡ラインSRX3を介して
起き、これによりサージ保護スイッチ回路CTXiおよ
びCTYjへのダメージを軽減する。
【0019】奇数信号線検査パッドCAXi(i=1,
3,5,…,1919)と偶数信号線検査パッドCAX
i(i=2,4,6,…,1920)とはそれぞれガラ
ス基板101の端CEから互いに異なる距離d1および
d2だけ離される。このため、強い放電が奇数信号線検
査パッドCAXi(i=1,3,5,…,1919)に
おいて隣接する検査パッドまたは偶数信号線検査パッド
CAXi(i=2,4,6,…,1920)において隣
接する検査パッドを介して起きることがある。しかし、
この放電は隣接する信号線Xi(i=p)およびXi
(i=p+1)に対応する奇数信号線検査パッドCAX
i(i=p)および偶数信号線検査パッドCAXi(i
=p+1)の対を介して起きることはほとんどない。
【0020】短絡ラインSRX1およびSRX2は奇数
信号線検査パッドCAXi(i=1,3,5,…,19
19)と偶数信号線検査パッドCAXi(i=2,4,
6,…,1920)との間に配置され、偶数信号線検査
パッドCAXi(i=2,4,6,…,1920)の電
気シールドとして作用する。この電気シールドは、奇数
信号線検査パッドCAXi(i=1,3,5,…,19
19)に接続されたサージ保護スイッチ回路CTXiを
破壊する正殿電荷の放電から偶数信号線検査パッドCA
Xi(i=2,4,6,…,1920)に接続されたサ
ージ保護スイッチ回路CTXiを保護することができ
る。
【0021】サージ保護スイッチ回路CTXi(i=
1,3,5,…,1919)は短絡ラインSRX1と奇
数信号線検査パッドCAXi(i=1,3,5,…,1
919)との間に接続され、サージ保護スイッチ回路C
TXi(i=2,4,6,…,1920)は短絡ライン
SRX2と偶数信号線検査パッドCAXi(i=2,
4,6,…,1920)との間に接続され、これら短絡
ラインSRX1およびSRX2は信号線検査パッドCA
Xi(i=1,2,3,…,1920)を囲うフレーム
の外側で接続される。このため、サージ保護スイッチ回
路CTXiのうちの隣接するもの同士の同時静電破壊が
より効果的に防止される。
【0022】検査パッドCAYjおよび接続パッド領域
CPYjはガラス基板101の端REに対応する信号線
Yjの同一側に配置され、検査パッドCAXiおよび接
続パッド領域CPXiはガラス基板101の端CEに対
応する信号線Xiの同一側に配置される。このため、ガ
ラス基板101の利用効率はこれら回路コンポーネント
が走査線Yjの他方側および信号線Xiの他方側にも配
置される場合と比較して向上する。さらにこの配置は表
示領域DAに対する接続パッド領域CPの割合を低減す
ることができる。
【0023】信号線検査パッドCAXi(i=1,2,
3,…,1920)はガラス基板101の端CEに対応
する信号線Xiの一方側に配置されるが、これら信号線
検査パッドCAXi(i=1,2,3,…,1920)
が千鳥状に配列されるため、信号線Xi相互の距離の2
倍に基づいて各信号線検査パッドCAXiの幅P1を広
げることができる。従って、検査用プローブを信号線検
査パッドCAXi(i=1,2,3,…,1920)に
接触させたときに発生する接触不良を確実に低減でき
る。
【0024】ここで、上述のアレイ基板100の欠陥検
査について説明する。この欠陥検査時、複数の検査プロ
ーブが検査パッドCAYjおよびCAXiと短絡ライン
SRX1、SRX2、SRX3、およびSRYにこれら
の電位を可変設定するためにそれぞれ当接される。
【0025】配線ラインのうちの隣接ラインの短絡は次
のようにして見つけられる。例えば隣接信号線X1およ
びX2間の短絡については、検査パッドCAX1および
CAX2間の電流が短絡ラインSRX1,SRX2、S
RX3、およびSRYの電位を0Vに設定し隣接する検
査パッドCAX1およびCAX2の電位をそれぞれ5V
および0Vに設定した状態で測定される。この電流の測
定値がほぼゼロであれば、信号線X1が信号線X2と接
触せずに設けられかつサージ保護スイッチ回路CTX1
が高抵抗体として機能する正常な状態にあると判定され
る。この電流の測定値が著しくゼロより大きければ、信
号線X1が信号線X2と接触して設けられたかまたはサ
ージ保護スイッチ回路CTX1が導電体として機能する
静電破壊状態にあると判定される。(尚、電流の代わり
に、この電流によって充電されるような容量の電圧を測
定してもよい。) 信号線X1と信号線X2との接触は、検査パッドCAX
2の電位を0Vから検査パッドCAX1の電位に等しい
5Vに変更することにより低下する検査パッドCAX1
およびCAX2間の電流から検出できる。また、サージ
保護スイッチ回路CTX1の静電破壊は短絡ラインSR
X1,SRX2、SRX3、およびSRYの電位を0V
から検査パッドCAX1の電位に等しい5Vに変更する
ことにより低下する検査パッドCAX1および短絡ライ
ンSRX1間の電流から検出できる。
【0026】ちなみに、サージ保護スイッチ回路CTX
1およびCTX2が形成された検査領域CAはアレイ基
板100を用いて液晶表示装置に組み立てる際に除去さ
れる。このため、アレイ基板100の製品価値はサージ
保護スイッチ回路CTX1およびCTX2の両方が静電
破壊されても損なわれない。他方、信号線X1およびX
2が接触して設けられた場合には、信号線X1およびX
2をアレイ基板100に残さなくてはならないため、ア
レイ基板100は不良品として扱われる。
【0027】上述の検査方法は、サージ保護スイッチ回
路CTX1およびCTX2の両方の静電破壊と信号線X
1およびX2の接触とを識別する必要がある場合に利用
できない。しかし、本実施例のアレイ基板100はサー
ジ保護スイッチ回路CTX1およびCTX2が同時に静
電破壊されないよう構成されるため、アレイ基板100
が信号線X1およびX2が接触して設けられた不良品で
あるかどうかを検出するためにこの検査方法を用いるこ
とができる。
【0028】配線ラインの断線および画素TFTの不
良、その他の欠陥は次のようにして見つけられる。図5
では、VXiが各信号線検査パッドCAXiの電位を示
し、VYjが各走査線検査パッドCAYjの電位を示
し、V(i,j)は主に各補助容量Csの電位を示す。
20Vの第1選択パルス電圧VY1は、5Vの電圧VX
を信号線検査パッドCAXiに供給しながら、走査線検
査パッドCAYjに順次供給される。これにより、所定
の電圧Vsが各画素電極151と補助容量線161との
間の電位差として各補助容量Csに保持される。この電
圧Vsは時間経過に伴うリークにより徐々に減衰する。
そこで、所定時間tの経過後、第2選択パルス電圧VY
2が再び走査線検査パッドCAYjに順次供給され、補
助容量Csに保持される電圧が対応信号線検査パッドC
AXiから読み取られる。
【0029】正常動作するアレイ基板100では、補助
容量Csが読取時に電圧Vsから所定量だけ減衰した電
圧Vs’を保持する。しかし、欠陥がアレイ基板100
内にある場合は、次のような電位差Vs’が読取られ
る。
【0030】例えば、走査線Y1が信号線X4と信号線
X5との間で断線している場合、電圧VXが走査線Y1
と信号線X5からX1920との組合せに対応する画素
電極151のいずれにも全く印加されない。このため、
正常なアレイ基板のそれと異なる電圧Vs’が走査線Y
1と信号線X5からX1920との組合せに対応する画
素電極151と補助容量線161との間の各補助容量C
sから読み取られる。この結果、走査線Y1が信号線X
4と信号線X5との間で断線していることが確認でき
る。
【0031】信号線X1が走査線Y2と走査線Y3との
間で断線している場合も、上述の場合と同様に、電圧V
Xが信号線X1と走査線Y3からY480との組合せに
対応する画素電極151のいずれにも全く印加されず、
このことから信号線X1の断線の確認ができる。
【0032】欠陥が信号線X2と走査線Y2との交点に
配置されるTFT121にある場合、正常なアレイ基板
のそれと異なる電圧Vs’がこのTFT121に対応す
る画素電極151と補助容量線161との間の補助容量
Csから読取られる。上述の断線とは違って、電圧V
s’はTFTの状態を反映する。このため、信号線X2
と走査線Y2との交点に配置されるTFT121が不良
であることを確認できる。
【0033】信号線X1および走査線Y1との組合せに
対応する画素電極151および補助容量線161とが短
絡している場合には、この短絡が補助容量線161の電
位から検出できる。
【0034】アレイ基板100が上述の欠陥検査により
正常であると判定されると、液晶ディスプレイの組立が
このアレイ基板100を用いて行われる。最初の処理で
は、図6に示す配向膜181が図2に示す表示領域DA
全体上に有機膜を凸版印刷し、これを乾燥させ、さらに
これをラビング処理することにより形成される。この
後、アレイ基板100が5ミクロンの隙間で対向基板3
00に貼り合わされ、この隙間が基板100および30
0間に残された開口を介して注入される液晶材料401
で満たされ、さらにこの開口が封止される。上述の対向
基板300は、透明なガラス基板301上に形成される
マトリクス遮光層311、有機保護膜331を介して遮
光膜311を覆うITOのコモン電極341、およびこ
のコモン電極341上に形成される配向膜351を有す
る。遮光膜311はクロム酸化膜と、この上に積層され
るクロム膜とから構成され、アレイ基板100上で画素
電極と走査および信号線との間に位置する領域を透過す
る光およびTFTの入射光を遮光する。カラーフィルタ
321はこの遮光層311によってマスクされない画素
電極151に対応して形成され、赤R、緑G、青Bの3
原色の成分が画素電極151に選択的に割り付けられた
光を透過させる。
【0035】上述のアレイ基板100および対向基板3
00を貼り合わせ後、図2に示す欠陥検査領域CAが機
械的切除、エネルギービーム切除、または面取りにより
アレイ基板100から除去され、図6に示す偏光板19
1および391がアレイ基板100および対向基板30
0にそれぞれ貼り付けられ、これにより液晶表示パネル
1を形成する。液晶表示パネル1に残された接続パッド
CPXiおよびCPYjはそれぞれ外部基板の駆動回路
(図示せず)に電気的に接続される。この後、液晶表示
パネル1は面照明光源と共にケースに取り付けられる。
このとき、液晶表示パネル1の表示領域DAがケースか
ら露出され、面照明光源が液晶表示パネル1の背後に置
かれる。こうして、液晶表示パネル1が固定されたあと
液晶ディスプレイが完成する。
【0036】本実施例によれば、アレイ基板100が製
造途中で帯電しても、サージ保護スイッチ回路CTXi
およびCTYjが表示領域DA内に形成された画素TF
T121を静電破壊から効果的に保護できる。さらに、
隣接する信号線検査パッドCAXiが端CEから互いに
異なる距離だけ離れて配置されるため、隣接するサージ
保護スイッチ回路CTXiが同時に破壊されることが防
止できる。このため、これらサージ保護スイッチ回路C
TXiの同時破壊を2信号線103の短絡原因とみなす
必要がなく、欠陥検査の時間を短縮すると共に歩留りを
向上する。
【0037】さらに、奇数信号線検査パッドCAXi
(i=1,3,5,…,1919)は偶数信号線検査パ
ッドCAXi(i=2,4,6,…,1920)から短
絡ラインSRX1およびSRX2によって隔てられる。
このため、各信号線検査パッドCAXiの幅P1は信号
線Xi間隔が極微細であっても比較的広く設定でき、こ
れにより各信号線検査パッドCAXiと検査用プローブ
との確実な電気的接続が得られる。従って、位置合わせ
不良等を招くことなく、検査がより確実に行える。
【0038】本発明は上述の実施例に限定されず、その
要旨を逸脱しない範囲で様々に変形可能である。例えば
走査線検査パッドCAYjについても、上述の信号線検
査パッドCAXiと同様に千鳥状に配列にすることもで
きる。すなわち、図7に示すように隣接する走査線検査
パッドCAYjをガラス基板101の端REから互いに
異なる距離だけ離された場合、隣接する2サージ保護ス
イッチ回路CTYiが同時に静電破壊されることも防止
できる。
【0039】図7では、奇数走査線検査パッドCAYj
(j=1,3,5,…,479)がサージ保護スイッチ
回路CTYj(j=1,3,5,…,479)を介して
短絡ラインSRY2に電気的に接続され、偶数走査線検
査パッドCAYj(j=2,4,6,…,480)がサ
ージ保護スイッチ回路CTYj(j=2,4,6,…,
480)により短絡ラインSRY1に電気的に接続され
る。しかし、走査線検査パッドCAYj(j=1,2,
3,…,480)が全て上述の実施例と同様に短絡ライ
ンSRYに接続されてもよい。
【0040】また、上述の実施例のアレイ基板100
は、短絡ラインSRX1がサージ保護スイッチ回路CT
Xi(i=1,3,5,…,1919)を介して奇数信
号線Xi(i=1,3,5,…,1919)に電気的に
接続され、短絡ラインSRX2がサージ保護スイッチ回
路CTXi(j=2,4,6,…,1920)を介して
偶数信号線Xi(i=2,4,6…,1920)に電気
的に接続されるように構成される。しかし、3本以上の
短絡ラインが用いられてもよい。短絡ライン数が例えば
3本であれば、第1、第2、および第3短絡ラインがそ
れぞれ信号線Xi(i=1,4,7…,1918)、信
号線Xi(i=2,5,8…,1919)、および信号
線Xi(i=3,6,9…,1920)にサージ保護ス
イッチ回路CTXi(i=1,4,7…,1918)、
サージ保護スイッチ回路CTXi(i=2,5,8…,
1919)、サージ保護スイッチ回路CTXi(i=
3,6,9…,1920)により電気的に接続される。
【0041】上述の実施例では、サージ保護スイッチ回
路CTXiおよびCTYjの各々が一対のTFTで構成
されたが、この一対のTFTは所望の抵抗値を得るため
に2を越える数のTFTあるいはダイオードに置き換え
ることもできる。
【0042】また、アレイ基板100の欠陥検査は、不
良品を確実に排除するためにアレイ基板100の製造中
だけでなく欠陥検査領域CAの除去前に再び行れてもよ
い。さらに、欠陥検査領域CAは、完成後のアレイ基板
100を用いて液晶ディスプレイの組み立てる前にこの
アレイ基板100から除去されてもよい。
【0043】上述の実施例において、補助短絡ラインが
信号線Xiおよび走査線Yjをこの補助短絡ラインにそ
れぞれ電気的に接続する複数のサージ保護スイッチ回路
と共に接続パッド領域CP内に形成してもよい。この場
合、例えば偏光板の貼り付け工程のように欠陥検査領域
CAの除去後に行われる工程でアレイ基板100が帯電
しても、画素TFT121を静電破壊から効果的に保護
することができる。
【0044】
【発明の効果】本発明によれば、フラットパネル表示装
置用アレイ基板において隣接するサージ保護スイッチ回
路が同時に静電破壊されることが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るフラットパネル表示装
置用アレイ基板を示す平面図である。
【図2】図1に示すアレイ基板の領域S内に形成される
回路の構造を概略的に示す図である。
【図3】図1に示すアレイ基板の領域DA内に形成され
る各画素の構造の示す平面図である。
【図4】図3に示すIV−IV線に沿って切断したアレ
イ基板の断面を示す断面図である。
【図5】図1に示すアレイ基板の欠陥検査において印加
される電圧の波形図である。
【図6】図1に示すアレイ基板を用いた液晶表示装置の
構造を概略的に示す断面図である。
【図7】図2に示す回路の変形例を示す図である。
【符号の説明】
DA…表示領域、CP…接続領域、CA…不良検査領
域、100…アレイ基板、101…ガラス基板、10
3,Xj…信号線、111,Yj…走査線、121…画
素TFT、151…画素電極、CPXi…信号線接続パ
ッド、CPYj…走査線接続パッド、CAXi…信号線
検査パッド、CAYj…走査線検査パッド、CTXi,
CTYj…サージ保護スイッチ回路、SRY,SRX
1,SRX2,SRX3…短絡ライン。

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 絶縁基板と、行および列方向に配列され
    る複数の画素電極、これら画素電極に接続されこれら画
    素電極の電位をそれぞれ制御する複数の画素選択スイッ
    チ素子、および前記複数の画素選択スイッチ素子に接続
    され外部に延出する複数の配線ラインを含み前記絶縁基
    板上に形成される表示部と、前記絶縁基板上において前
    記表示部の外部に位置する除去可能領域内に形成される
    短絡ラインと、前記除去可能領域内において前記短絡ラ
    インおよび前記複数の配線ライン間にそれぞれ接続され
    各々対応配線ラインの電位が所定レベルを越えたときに
    この対応配線ラインを電気的に前記短絡ラインに接続す
    る複数のサージ保護スイッチ回路と、前記除去可能領域
    内に形成され前記複数の配線ラインにそれぞれ接続され
    る複数の検査パッドとを備え、前記複数の検査パッドお
    よび複数のサージ保護スイッチ回路が行および列方向の
    少なくとも一方において前記表示部の一方側に配置さ
    れ、前記複数の検査パッドのうちの隣接パッドが互いに
    異なる距離だけ前記絶縁基板の縁から離されることを特
    徴とするフラットパネル表示装置用アレイ基板。
  2. 【請求項2】 前記複数の検査パッドは前記絶縁基板の
    縁から第1距離だけ離れた検査パッドの第1グループと
    絶縁基板の縁から第1距離よりも遠い第2距離離れた検
    査パッドの第2グループとを含み、前記短絡ラインは前
    記第1グループの検査パッドと前記第2グループの検査
    パッドの間に形成されることを特徴とする請求項1に記
    載のフラットパネル表示装置用アレイ基板。
  3. 【請求項3】 前記短絡ラインは互いにほぼ平行に配置
    される第1ラインと第2ラインを有し、前記第1グルー
    プの検査パッドは対応サージ保護スイッチ回路を介して
    前記第1ラインに接続され、前記第2グループの検査パ
    ッドは対応サージ保護スイッチ回路を介して第2ライン
    に接続されることを特徴とする請求項2に記載のフラッ
    トパネル表示装置用アレイ基板。
  4. 【請求項4】 前記絶縁基板の縁および前記第1グルー
    プの検査パッド間に形成され前記短絡ラインに接続され
    る補助短絡ラインをさらに備えることを特徴とする請求
    項2に記載のフラットパネル表示装置用アレイ基板。
  5. 【請求項5】 前記絶縁基板上に前記短絡ラインを露出
    する窓部を含む保護膜をさらに備えることを特徴とする
    請求項1に記載のフラットパネル表示装置用アレイ基
    板。
  6. 【請求項6】 前記複数の配線ラインは前記複数の画素
    電極の行に沿って形成される複数の走査線および前記複
    数の画素電極の列に沿って形成される複数の信号線とを
    有し、前記複数の検査パッドは前記複数の走査線にそれ
    ぞれ接続された複数の走査線検査パッドおよび前記複数
    の信号線にそれぞれ接続された複数の信号線検査パッド
    を有し、前記画素選択スイッチ素子の各々は前記複数の
    走査線のうちの1本に接続されるゲートおよび前記複数
    の信号線のうちの1本と前記複数の画素電極のうちの1
    個との間に接続されるチャネルを有する薄膜トランジス
    タを有することを特徴とする請求項1に記載のフラット
    パネル表示装置用アレイ基板。
  7. 【請求項7】 前記複数の信号線検査パッドの全ては前
    記複数の信号線の一方側に配置されることを特徴とする
    請求項6に記載のフラットパネル表示装置用アレイ基
    板。
  8. 【請求項8】 前記複数の走査線検査パッドの全ては前
    記複数の走査線の一方側に配置されることを特徴とする
    請求項6に記載のフラットパネル表示装置用アレイ基
    板。
  9. 【請求項9】 前記複数の信号線検査パッドの全ては前
    記複数の信号線の一方側に配置され、前記複数の走査線
    検査パッドの全ては前記複数の走査線の一方側に配置さ
    れることを特徴とする請求項6に記載のフラットパネル
    表示装置用アレイ基板。
  10. 【請求項10】 絶縁基板と、行および列方向に配列さ
    れる複数の画素電極、これら画素電極に接続されこれら
    画素電極の電位をそれぞれ制御する複数の画素選択スイ
    ッチ素子、および前記複数の画素選択スイッチ素子に接
    続され外部に延出する複数の配線ラインを含み前記絶縁
    基板上に形成される表示部と、前記絶縁基板上において
    前記表示部の外部に位置する除去可能領域内に形成され
    る短絡ラインと、前記除去可能領域内において前記短絡
    ラインおよび前記複数の配線ライン間にそれぞれ接続さ
    れ各々対応配線ラインの電位が所定レベルを越えたとき
    にこの対応配線ラインを電気的に前記短絡ラインに接続
    する複数のサージ保護スイッチ回路と、前記除去可能領
    域内に形成され前記複数の配線ラインにそれぞれ接続さ
    れる複数の検査パッドと、前記絶縁基板の縁と前記複数
    の検査パッドとの間に形成され、前記短絡ラインに接続
    される補助短絡ラインとを備えることを特徴とするフラ
    ットパネル表示装置用アレイ基板。
  11. 【請求項11】 前記複数の検査パッドおよび前記複数
    のサージ保護スイッチ回路が行および列方向の少なくと
    も一方において前記表示部の一方側に配置されることを
    特徴とする請求項10に記載のフラットパネル表示装置
    用アレイ基板。
  12. 【請求項12】 絶縁基板と、行および列方向に配列さ
    れる複数の画素電極、これら画素電極に接続されこれら
    画素電極の電位をそれぞれ制御する複数の画素選択スイ
    ッチ素子、および前記複数の画素選択スイッチ素子に接
    続され外部に延出する複数の配線ラインを含み前記絶縁
    基板上に形成される表示部と、前記絶縁基板上において
    前記表示部の外部に位置する除去可能領域内に形成され
    る複数の短絡ラインと、前記除去可能領域内において前
    記複数の短絡ラインの対応する一つと前記複数の配線ラ
    インのうちの対応する一つとの間に各々接続され対応配
    線ラインの電位が所定レベルを越えたときに前記対応配
    線ラインを電気的に前記対応短絡ラインに接続する複数
    のサージ保護スイッチ回路と、前記除去可能領域内に形
    成され前記複数の配線ラインにそれぞれ接続される複数
    の検査パッドとを備え、前記複数の検査パッドのうちの
    隣接パッドがそれぞれ対応サージ保護スイッチ回路を介
    して互いに異なる短絡ラインに接続されることを特徴と
    するフラットパネル表示装置用アレイ基板。
  13. 【請求項13】 前記複数の検査パッドおよび前記複数
    のサージ保護スイッチ回路が行および列方向の少なくと
    も一方において前記表示部の一方側に配置されることを
    特徴とする請求項12に記載のフラットパネル表示装置
    用アレイ基板。
  14. 【請求項14】 前記複数の短絡ラインが対応サージ保
    護スイッチ回路を介して前記検査パッドのうちの奇数検
    査パッドに接続される第1短絡ラインと、対応サージ保
    護スイッチ回路を介して前記検査パッドのうちの偶数検
    査パッドに接続される第2短絡ラインを有することを特
    徴とする請求項13に記載のフラットパネル表示装置用
    アレイ基板。
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