JPH08152054A - 動力切替装置及び電子写真装置 - Google Patents
動力切替装置及び電子写真装置Info
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- JPH08152054A JPH08152054A JP6293543A JP29354394A JPH08152054A JP H08152054 A JPH08152054 A JP H08152054A JP 6293543 A JP6293543 A JP 6293543A JP 29354394 A JP29354394 A JP 29354394A JP H08152054 A JPH08152054 A JP H08152054A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】駆動源として2個のモータを必要とすることが
なく、電子写真装置を小型化することができようにす
る。 【構成】第1シャフト40と第2シャフト41と、第1
のワンウェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェ
イギヤ46と、第2のワンウェイベアリング47を内蔵
した第2のワンウェイギヤ48と、第3のワンウェイベ
アリング49を内蔵した第3のワンウェイギヤ50とを
有する。また、第1のワンウェイギヤ46と噛合する第
1の出力ギヤ51と、第2のワンウェイギヤ48及び第
3のワンウェイギヤ50と噛合する第2の出力ギヤ54
と、第1シャフト40及び第2シャフト41の一方と連
結されたモータ42とを有する。1個のモータ42を正
逆反転させて、第1の出力ギヤ51を回転させたり停止
させたりすることができるとともに、第2の出力ギヤ5
4を常時同じ方向に回転させることができる。
なく、電子写真装置を小型化することができようにす
る。 【構成】第1シャフト40と第2シャフト41と、第1
のワンウェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェ
イギヤ46と、第2のワンウェイベアリング47を内蔵
した第2のワンウェイギヤ48と、第3のワンウェイベ
アリング49を内蔵した第3のワンウェイギヤ50とを
有する。また、第1のワンウェイギヤ46と噛合する第
1の出力ギヤ51と、第2のワンウェイギヤ48及び第
3のワンウェイギヤ50と噛合する第2の出力ギヤ54
と、第1シャフト40及び第2シャフト41の一方と連
結されたモータ42とを有する。1個のモータ42を正
逆反転させて、第1の出力ギヤ51を回転させたり停止
させたりすることができるとともに、第2の出力ギヤ5
4を常時同じ方向に回転させることができる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、動力切替装置及び電子
写真装置に関するものである。
写真装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真プリンタ、静電複写装
置、電子写真式ファクシミリ等の電子写真装置において
は、感光体ドラムの表面が帯電器によって一様にかつ均
一に帯電させられ、露光装置によって露光され、静電潜
像が形成されるようになっている。次に、該静電潜像は
現像器によって現像されてトナー像になり、該トナー像
は転写器によって印刷用紙に転写され、定着器によって
印刷用紙に定着される。そして、前記感光体ドラムは繰
り返し使用されるので、転写後に感光体ドラムに残留し
たトナーをクリーニング装置によって除去するようにし
ている。また、転写後に感光体ドラムに残留した電荷は
除電器によって消去される。
置、電子写真式ファクシミリ等の電子写真装置において
は、感光体ドラムの表面が帯電器によって一様にかつ均
一に帯電させられ、露光装置によって露光され、静電潜
像が形成されるようになっている。次に、該静電潜像は
現像器によって現像されてトナー像になり、該トナー像
は転写器によって印刷用紙に転写され、定着器によって
印刷用紙に定着される。そして、前記感光体ドラムは繰
り返し使用されるので、転写後に感光体ドラムに残留し
たトナーをクリーニング装置によって除去するようにし
ている。また、転写後に感光体ドラムに残留した電荷は
除電器によって消去される。
【0003】図2は従来の電子写真装置の概略図であ
る。図において、11は電子写真装置、12は矢印A方
向に回転させられる感光体ドラム、13は該感光体ドラ
ム12を内蔵したIDユニット、14は露光装置として
配設されたLEDヘッド、15は転写器として配設され
た転写ローラ、16はヒートローラである。該ヒートロ
ーラ16はバックアップローラ22と共に定着器を構成
する。また、25は現像器として配設され、矢印C方向
に回転させられる現像ローラである。
る。図において、11は電子写真装置、12は矢印A方
向に回転させられる感光体ドラム、13は該感光体ドラ
ム12を内蔵したIDユニット、14は露光装置として
配設されたLEDヘッド、15は転写器として配設され
た転写ローラ、16はヒートローラである。該ヒートロ
ーラ16はバックアップローラ22と共に定着器を構成
する。また、25は現像器として配設され、矢印C方向
に回転させられる現像ローラである。
【0004】まず、用紙カセット17に収納された印刷
用紙18は、ホッピングローラ19によって1枚ずつ分
離させられて給紙され、中間フィードローラ20及びプ
レッシャローラ21によって継続して搬送される。そし
て、IDユニット13において感光体ドラム12の上に
形成されたトナー像が前記印刷用紙18に転写される。
その後、該印刷用紙18は、ヒートローラ16とバック
アップローラ22との間に搬送され、両者によってトナ
ー像の定着が行われ、排紙ローラ23a1 、23a2 及
び排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 によってス
タッカカバー24に排出され、スタックされる。
用紙18は、ホッピングローラ19によって1枚ずつ分
離させられて給紙され、中間フィードローラ20及びプ
レッシャローラ21によって継続して搬送される。そし
て、IDユニット13において感光体ドラム12の上に
形成されたトナー像が前記印刷用紙18に転写される。
その後、該印刷用紙18は、ヒートローラ16とバック
アップローラ22との間に搬送され、両者によってトナ
ー像の定着が行われ、排紙ローラ23a1 、23a2 及
び排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 によってス
タッカカバー24に排出され、スタックされる。
【0005】なお、26は給紙用の用紙検出センサ、2
7は搬送停止用の用紙検出センサ、28は排紙用の用紙
検出センサである。次に、前記IDユニット13につい
て説明する。図3は従来のIDユニットの拡大図であ
る。図に示すように、IDユニット13に感光体ドラム
12が内蔵され、該感光体ドラム12の外周の露光部P
において、LEDヘッド14によって感光体ドラム12
に光が照射され、露光が行われる。そして、前記感光体
ドラム12が矢印A方向に回転する間に感光体ドラム1
2の表面に静電潜像が形成される。
7は搬送停止用の用紙検出センサ、28は排紙用の用紙
検出センサである。次に、前記IDユニット13につい
て説明する。図3は従来のIDユニットの拡大図であ
る。図に示すように、IDユニット13に感光体ドラム
12が内蔵され、該感光体ドラム12の外周の露光部P
において、LEDヘッド14によって感光体ドラム12
に光が照射され、露光が行われる。そして、前記感光体
ドラム12が矢印A方向に回転する間に感光体ドラム1
2の表面に静電潜像が形成される。
【0006】次に、表面に薄層化したトナー層が形成さ
れた現像ローラ25が矢印C方向に回転させられ、感光
体ドラム12の外周の現像部Qにおいてトナーを付着さ
せ、前記静電潜像を現像してトナー像にする。また、感
光体ドラム12の外周の転写部Sには、転写ローラ15
が感光体ドラム12と対向させて配設され、両者間を通
過する印刷用紙18(図2)に前記転写ローラ15が前
記トナー像を転写する。なお、Rは中間フィードローラ
20とプレッシャローラ21との接点である。
れた現像ローラ25が矢印C方向に回転させられ、感光
体ドラム12の外周の現像部Qにおいてトナーを付着さ
せ、前記静電潜像を現像してトナー像にする。また、感
光体ドラム12の外周の転写部Sには、転写ローラ15
が感光体ドラム12と対向させて配設され、両者間を通
過する印刷用紙18(図2)に前記転写ローラ15が前
記トナー像を転写する。なお、Rは中間フィードローラ
20とプレッシャローラ21との接点である。
【0007】ところで、前記印刷用紙18は、次のよう
に給紙され搬送される。すなわち、図2において、図示
しない第1のモータを回転させてホッピングローラ19
を回転させると、用紙カセット17から印刷用紙18が
給紙される。次に、該印刷用紙18の先頭が給紙用の用
紙検出センサ26を通過して中間フィードローラ20に
到達した時点で、前記第1のモータを停止させ、反転さ
せる。この反転によって、図示しない動力切替装置が作
動させられ、ホッピングローラ19を停止させた状態
で、中間フィードローラ20の回転が開始され、該中間
フィードローラ20及びプレッシャローラ21によって
前記印刷用紙18が再び搬送される。
に給紙され搬送される。すなわち、図2において、図示
しない第1のモータを回転させてホッピングローラ19
を回転させると、用紙カセット17から印刷用紙18が
給紙される。次に、該印刷用紙18の先頭が給紙用の用
紙検出センサ26を通過して中間フィードローラ20に
到達した時点で、前記第1のモータを停止させ、反転さ
せる。この反転によって、図示しない動力切替装置が作
動させられ、ホッピングローラ19を停止させた状態
で、中間フィードローラ20の回転が開始され、該中間
フィードローラ20及びプレッシャローラ21によって
前記印刷用紙18が再び搬送される。
【0008】そして、該印刷用紙18の先頭が搬送停止
用の用紙検出センサ27に到達した時点で、前記第1の
モータが停止させられ、印刷用紙18の搬送が停止され
る。次に、画像形成プロセスが開始される。すなわち、
図示しない第2のモータを回転させて、感光体ドラム1
2、転写ローラ15、ヒートローラ16及び排出ローラ
23a1 、23a2 を回転させながらLEDヘッド14
を発光させる。そして、該LEDヘッド14の発光から
設定時間が経過した後、前記第1のモータを再び回転さ
せると、中間フィードローラ20及びプレッシャローラ
21が印刷用紙18の搬送を再開し、トナー像の転写及
び定着が行われ、印刷用紙18が排出されて印刷が終了
される。
用の用紙検出センサ27に到達した時点で、前記第1の
モータが停止させられ、印刷用紙18の搬送が停止され
る。次に、画像形成プロセスが開始される。すなわち、
図示しない第2のモータを回転させて、感光体ドラム1
2、転写ローラ15、ヒートローラ16及び排出ローラ
23a1 、23a2 を回転させながらLEDヘッド14
を発光させる。そして、該LEDヘッド14の発光から
設定時間が経過した後、前記第1のモータを再び回転さ
せると、中間フィードローラ20及びプレッシャローラ
21が印刷用紙18の搬送を再開し、トナー像の転写及
び定着が行われ、印刷用紙18が排出されて印刷が終了
される。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の電子写真装置においては、印刷用紙18の給紙及び
搬送のために第1のモータが、画像形成プロセスのため
に第2のモータが使用され、駆動源として2個のモータ
を配設する必要があり、コストが高くなってしまう。
来の電子写真装置においては、印刷用紙18の給紙及び
搬送のために第1のモータが、画像形成プロセスのため
に第2のモータが使用され、駆動源として2個のモータ
を配設する必要があり、コストが高くなってしまう。
【0010】また、電子写真装置11を小型化するため
に中間フィードローラ20とプレッシャローラ21との
接点Rから転写部Sまでの距離を短く設定すると、画像
形成プロセスを開始するタイミングと印刷用紙18の搬
送開始タイミングとを電気的に調整する必要が生じ、制
御が複雑になり、コストが高くなってしまう。すなわ
ち、前記感光体ドラム12に光が照射されてから静電潜
像の形成が終了されるまでの静電潜像形成時間は、感光
体ドラム12の感光特性によって異なるが、いずれの感
光体ドラム12を使用した場合でも、露光部Pにおいて
光が照射された部分が現像部Qに到達するまでに静電潜
像の形成が終了していなければならない。したがって、
前記静電潜像形成時間に基づいて感光体ドラム12の外
周における前記露光部Pから現像部Qまでの距離を決定
することができ、該距離に基づいて前記感光体ドラム1
2の径を決定することができる。
に中間フィードローラ20とプレッシャローラ21との
接点Rから転写部Sまでの距離を短く設定すると、画像
形成プロセスを開始するタイミングと印刷用紙18の搬
送開始タイミングとを電気的に調整する必要が生じ、制
御が複雑になり、コストが高くなってしまう。すなわ
ち、前記感光体ドラム12に光が照射されてから静電潜
像の形成が終了されるまでの静電潜像形成時間は、感光
体ドラム12の感光特性によって異なるが、いずれの感
光体ドラム12を使用した場合でも、露光部Pにおいて
光が照射された部分が現像部Qに到達するまでに静電潜
像の形成が終了していなければならない。したがって、
前記静電潜像形成時間に基づいて感光体ドラム12の外
周における前記露光部Pから現像部Qまでの距離を決定
することができ、該距離に基づいて前記感光体ドラム1
2の径を決定することができる。
【0011】ところで、電子写真装置11を小型化しよ
うとすると、前記露光部Pから転写部Sまでの距離を短
くするのが困難であるのに対して、前記接点Rから転写
部Sまでの距離を短くするのが比較的容易であるので、
通常は、接点Rから転写部Sまでの距離だけを短くする
ことによって電子写真装置11を小型化している。とこ
ろが、この場合、前記接点Rから転写部Sまでの距離よ
り前記露光部Pから転写部Sまでの距離が長くなってし
まい、LEDヘッド14の発光タイミングに対して中間
フィードローラ20による印刷用紙18の搬送開始タイ
ミングを遅らせなければならなくなってしまう。
うとすると、前記露光部Pから転写部Sまでの距離を短
くするのが困難であるのに対して、前記接点Rから転写
部Sまでの距離を短くするのが比較的容易であるので、
通常は、接点Rから転写部Sまでの距離だけを短くする
ことによって電子写真装置11を小型化している。とこ
ろが、この場合、前記接点Rから転写部Sまでの距離よ
り前記露光部Pから転写部Sまでの距離が長くなってし
まい、LEDヘッド14の発光タイミングに対して中間
フィードローラ20による印刷用紙18の搬送開始タイ
ミングを遅らせなければならなくなってしまう。
【0012】本発明は、前記従来の電子写真装置の問題
点を解決して、駆動源として2個のモータを配設する必
要がなく、電子写真装置を小型化することができ、コス
トを低くすることができる動力切替装置及び電子写真装
置を提供することを目的とする。
点を解決して、駆動源として2個のモータを配設する必
要がなく、電子写真装置を小型化することができ、コス
トを低くすることができる動力切替装置及び電子写真装
置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の動
力切替装置においては、回転自在に支持された第1シャ
フトと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自在に
支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持さ
れ、ある方向に回転させようとしたときにロックする第
1のワンウェイベアリングを内蔵した第1のワンウェイ
ギヤと、前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェ
イベアリングと逆方向に回転させようとしたときにロッ
クする第2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワ
ンウェイギヤと、前記第2シャフトに支持され、第2の
ワンウェイベアリングと同方向に回転させようとしたと
きにロックする第3のワンウェイベアリングを内蔵した
第3のワンウェイギヤとを有する。
力切替装置においては、回転自在に支持された第1シャ
フトと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自在に
支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持さ
れ、ある方向に回転させようとしたときにロックする第
1のワンウェイベアリングを内蔵した第1のワンウェイ
ギヤと、前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェ
イベアリングと逆方向に回転させようとしたときにロッ
クする第2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワ
ンウェイギヤと、前記第2シャフトに支持され、第2の
ワンウェイベアリングと同方向に回転させようとしたと
きにロックする第3のワンウェイベアリングを内蔵した
第3のワンウェイギヤとを有する。
【0014】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合(しごう)する第1の出力
ギヤと、前記第2のワンウェイギヤ及び第3のワンウェ
イギヤと噛合する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト
及び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有す
る。本発明の他の動力切替装置においては、回転自在に
支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行に配
設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前記第
1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチを内蔵した
第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに支持され、
第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイドルギヤと、
前記第2シャフトに支持され、第3の電磁クラッチを内
蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合(しごう)する第1の出力
ギヤと、前記第2のワンウェイギヤ及び第3のワンウェ
イギヤと噛合する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト
及び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有す
る。本発明の他の動力切替装置においては、回転自在に
支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行に配
設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前記第
1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチを内蔵した
第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに支持され、
第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイドルギヤと、
前記第2シャフトに支持され、第3の電磁クラッチを内
蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
【0015】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のアイドルギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前記
第2のアイドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフト
の一方と連結されたモータとを有する。本発明の更に他
の動力切替装置においては、回転自在に支持された第1
シャフトと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自
在に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支
持され、ある方向に回転させようとしたときにロックす
る第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1のワンウ
ェイギヤと、前記第1シャフトに支持され、第1のワン
ウェイベアリングと逆方向に回転させようとしたときに
ロックする第2のワンウェイベアリングを内蔵した第2
のワンウェイギヤと、前記第2シャフトに支持され、第
2のワンウェイベアリングと同方向に回転させようとし
たときにロックする第3のワンウェイベアリングを内蔵
した第3のワンウェイギヤとを有する。
第1のアイドルギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前記
第2のアイドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフト
の一方と連結されたモータとを有する。本発明の更に他
の動力切替装置においては、回転自在に支持された第1
シャフトと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自
在に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支
持され、ある方向に回転させようとしたときにロックす
る第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1のワンウ
ェイギヤと、前記第1シャフトに支持され、第1のワン
ウェイベアリングと逆方向に回転させようとしたときに
ロックする第2のワンウェイベアリングを内蔵した第2
のワンウェイギヤと、前記第2シャフトに支持され、第
2のワンウェイベアリングと同方向に回転させようとし
たときにロックする第3のワンウェイベアリングを内蔵
した第3のワンウェイギヤとを有する。
【0016】また、前記第2シャフトに回転自在に支持
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合する第
1の出力ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記アイドルギヤ及び第2のワンウ
ェイギヤと噛合する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有す
る。
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合する第
1の出力ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記アイドルギヤ及び第2のワンウ
ェイギヤと噛合する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有す
る。
【0017】本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
【0018】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。本発明の更に他の動力
切替装置においては、回転自在に支持された第1シャフ
トと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自在に支
持された第2シャフトと、前記第1シャフトと同じ軸心
上に配設され、第1シャフトに回転自在に支持された第
3シャフトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向
に回転させようとしたときにロックする第1のワンウェ
イベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記
第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第1のワン
ウェイギヤの回転を反転させて第3シャフトに伝達する
反転伝動手段と、前記第1シャフトに支持され、第1の
ワンウェイベアリングと逆方向に回転させようとしたと
きにロックする第2のワンウェイベアリングを内蔵した
第2のワンウェイギヤと、前記第3シャフトに支持さ
れ、第2のワンウェイベアリングと同方向に回転させよ
うとしたときにロックする第3のワンウェイベアリング
を内蔵した第3のワンウェイギヤとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。本発明の更に他の動力
切替装置においては、回転自在に支持された第1シャフ
トと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自在に支
持された第2シャフトと、前記第1シャフトと同じ軸心
上に配設され、第1シャフトに回転自在に支持された第
3シャフトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向
に回転させようとしたときにロックする第1のワンウェ
イベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記
第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第1のワン
ウェイギヤの回転を反転させて第3シャフトに伝達する
反転伝動手段と、前記第1シャフトに支持され、第1の
ワンウェイベアリングと逆方向に回転させようとしたと
きにロックする第2のワンウェイベアリングを内蔵した
第2のワンウェイギヤと、前記第3シャフトに支持さ
れ、第2のワンウェイベアリングと同方向に回転させよ
うとしたときにロックする第3のワンウェイベアリング
を内蔵した第3のワンウェイギヤとを有する。
【0019】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。本発明の更に他の動力
切替装置においては、回転自在に支持された第1シャフ
トと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自在に支
持された第2シャフトと、前記第1シャフトと同じ軸心
上に配設され、第1シャフトに回転自在に支持された第
3シャフトと、前記第2シャフトと第3シャフトとの間
に配設され、第2シャフトの回転を第3シャフトに伝達
する伝動手段と、前記第1シャフトに支持され、ある方
向に回転させようとしたときにロックする第1のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前
記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリン
グと逆方向に回転させようとしたときにロックする第2
のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギ
ヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェイ
ベアリングと同方向に回転させようとしたときにロック
する第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワン
ウェイギヤとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。本発明の更に他の動力
切替装置においては、回転自在に支持された第1シャフ
トと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自在に支
持された第2シャフトと、前記第1シャフトと同じ軸心
上に配設され、第1シャフトに回転自在に支持された第
3シャフトと、前記第2シャフトと第3シャフトとの間
に配設され、第2シャフトの回転を第3シャフトに伝達
する伝動手段と、前記第1シャフトに支持され、ある方
向に回転させようとしたときにロックする第1のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前
記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリン
グと逆方向に回転させようとしたときにロックする第2
のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギ
ヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェイ
ベアリングと同方向に回転させようとしたときにロック
する第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワン
ウェイギヤとを有する。
【0020】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第3のワン
ウェイギヤと噛合する第2の出力ギヤと、前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤ
と噛合するとともに、前記第2の出力ギヤと設定された
角度だけ同期しないで回転する第3の出力ギヤと、前記
第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結されたモー
タとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第3のワン
ウェイギヤと噛合する第2の出力ギヤと、前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤ
と噛合するとともに、前記第2の出力ギヤと設定された
角度だけ同期しないで回転する第3の出力ギヤと、前記
第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結されたモー
タとを有する。
【0021】本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1の出力ギヤ
と、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第
1の出力ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達す
る反転伝動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフト
に支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回
転させようとしたときにロックする第2のワンウェイベ
アリング及び第3のワンウェイベアリングを内蔵した第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結されたモータ
とを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1の出力ギヤ
と、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第
1の出力ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達す
る反転伝動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフト
に支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回
転させようとしたときにロックする第2のワンウェイベ
アリング及び第3のワンウェイベアリングを内蔵した第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結されたモータ
とを有する。
【0022】本発明の電子写真装置においては、回転自
在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行
に配設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに支
持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転さ
せようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第2シャ
フトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方向
に回転させようとしたときにロックする第3のワンウェ
イベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有す
る。
在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行
に配設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに支
持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転さ
せようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第2シャ
フトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方向
に回転させようとしたときにロックする第3のワンウェ
イベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有す
る。
【0023】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2の
ワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転
用の用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモ
ータとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2の
ワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転
用の用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモ
ータとを有する。
【0024】本発明の他の電子写真装置においては、回
転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと
平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフト
と、前記第1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチ
を内蔵した第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイド
ルギヤと、前記第2シャフトに支持され、第3の電磁ク
ラッチを内蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと
平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフト
と、前記第1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチ
を内蔵した第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイド
ルギヤと、前記第2シャフトに支持され、第3の電磁ク
ラッチを内蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
【0025】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のアイドルギヤと噛合するとともに、ホッピングロ
ーラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2のア
イドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達す
る第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフ
トの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモータ
とを有する。
第1のアイドルギヤと噛合するとともに、ホッピングロ
ーラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2のア
イドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達す
る第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフ
トの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモータ
とを有する。
【0026】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転
させようとしたときにロックする第1のワンウェイベア
リングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前
記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリン
グと同方向に回転させようとしたときにロックする第3
のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギ
ヤとを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転
させようとしたときにロックする第1のワンウェイベア
リングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前
記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリン
グと同方向に回転させようとしたときにロックする第3
のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギ
ヤとを有する。
【0027】また、前記第2シャフトに回転自在に支持
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出力
ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラに回転を伝達する第2の出力ギ
ヤと、前記アイドルギヤと噛合するとともに、転写ロー
ラに回転を伝達する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端
がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時点で反転
させられるモータとを有する。
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出力
ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラに回転を伝達する第2の出力ギ
ヤと、前記アイドルギヤと噛合するとともに、転写ロー
ラに回転を伝達する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端
がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時点で反転
させられるモータとを有する。
【0028】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
【0029】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
【0030】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
【0031】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
【0032】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
【0033】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第3のワンウェイギ
ヤと噛合するとともに、中間フィードローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第2シャフトに回転自在
に支持され、前記第2のワンウェイギヤと噛合するとと
もに、前記第2の出力ギヤと設定された角度だけ同期し
ないで回転して転写ローラに回転を伝達する第3の出力
ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連
結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サに到達した時点で反転させられるモータとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第3のワンウェイギ
ヤと噛合するとともに、中間フィードローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第2シャフトに回転自在
に支持され、前記第2のワンウェイギヤと噛合するとと
もに、前記第2の出力ギヤと設定された角度だけ同期し
ないで回転して転写ローラに回転を伝達する第3の出力
ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連
結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サに到達した時点で反転させられるモータとを有する。
【0034】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、ホッ
ピングローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記
第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第1の出力
ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達する反転伝
動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
及び第3のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、
中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結され、印刷用
紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時
点で反転させられるモータとを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、ホッ
ピングローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記
第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第1の出力
ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達する反転伝
動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
及び第3のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、
中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結され、印刷用
紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時
点で反転させられるモータとを有する。
【0035】
【作用】本発明によれば、前記のように動力切替装置に
おいては、回転自在に支持された第1シャフトと、該第
1シャフトと平行に配設され、回転自在に支持された第
2シャフトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向
に回転させようとしたときにロックする第1のワンウェ
イベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記
第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリング
と逆方向に回転させようとしたときにロックする第2の
ワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤ
と、前記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベ
アリングと同方向に回転させようとしたときにロックす
る第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウ
ェイギヤとを有する。
おいては、回転自在に支持された第1シャフトと、該第
1シャフトと平行に配設され、回転自在に支持された第
2シャフトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向
に回転させようとしたときにロックする第1のワンウェ
イベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記
第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリング
と逆方向に回転させようとしたときにロックする第2の
ワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤ
と、前記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベ
アリングと同方向に回転させようとしたときにロックす
る第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウ
ェイギヤとを有する。
【0036】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2のワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛
合する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結されたモータとを有する。まず、モ
ータを回転させて、第1シャフトをある方向に回転させ
ると、第1のワンウェイベアリングがロックして第1の
ワンウェイギヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達さ
れる。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2のワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛
合する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結されたモータとを有する。まず、モ
ータを回転させて、第1シャフトをある方向に回転させ
ると、第1のワンウェイベアリングがロックして第1の
ワンウェイギヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達さ
れる。
【0037】このとき、第2のワンウェイベアリングは
ロックせず、第2のワンウェイギヤは空転する。そし
て、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと
逆方向に回転すると、第3のワンウェイベアリングがロ
ックして第3のワンウェイギヤも第1シャフトと逆方向
に回転する。したがって、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと同方向に回転する。
ロックせず、第2のワンウェイギヤは空転する。そし
て、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと
逆方向に回転すると、第3のワンウェイベアリングがロ
ックして第3のワンウェイギヤも第1シャフトと逆方向
に回転する。したがって、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと同方向に回転する。
【0038】ここで、前記モータを停止させると、動力
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェイ
ベアリングがロックして第2のワンウェイギヤに第1シ
ャフトと同方向の回転が伝達される。このとき、第1の
ワンウェイベアリングはロックせず、第1のワンウェイ
ギヤは空転する。そして、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと逆方向に回転する。
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェイ
ベアリングがロックして第2のワンウェイギヤに第1シ
ャフトと同方向の回転が伝達される。このとき、第1の
ワンウェイベアリングはロックせず、第1のワンウェイ
ギヤは空転する。そして、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと逆方向に回転する。
【0039】本発明の他の動力切替装置においては、回
転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと
平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフト
と、前記第1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチ
を内蔵した第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイド
ルギヤと、前記第2シャフトに支持され、第3の電磁ク
ラッチを内蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと
平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフト
と、前記第1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチ
を内蔵した第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイド
ルギヤと、前記第2シャフトに支持され、第3の電磁ク
ラッチを内蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
【0040】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のアイドルギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前記
第2のアイドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフト
の一方と連結されたモータとを有する。まず、モータを
回転させて、第1シャフトをある方向に回転させ、第1
の電磁クラッチをオンにすると、第1のアイドルギヤに
第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
第1のアイドルギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前記
第2のアイドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフト
の一方と連結されたモータとを有する。まず、モータを
回転させて、第1シャフトをある方向に回転させ、第1
の電磁クラッチをオンにすると、第1のアイドルギヤに
第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
【0041】このとき、第2の電磁クラッチはオフにさ
れ、第2のアイドルギヤは空転する。そして、第1の出
力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと逆方向に回転
する。ここで、第3の電磁クラッチをオンにすると、第
3のアイドルギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。
したがって、第2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に
回転する。
れ、第2のアイドルギヤは空転する。そして、第1の出
力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと逆方向に回転
する。ここで、第3の電磁クラッチをオンにすると、第
3のアイドルギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。
したがって、第2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に
回転する。
【0042】ここで、前記モータを停止させると、動力
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させ、第2の電磁クラッチを
オンにすると、第2のアイドルギヤに第1シャフトと同
方向の回転が伝達される。このとき、第1の電磁クラッ
チはオフにされ、第1のアイドルギヤは空転する。そし
て、第2の出力ギヤは第1シャフトと逆方向に回転す
る。
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させ、第2の電磁クラッチを
オンにすると、第2のアイドルギヤに第1シャフトと同
方向の回転が伝達される。このとき、第1の電磁クラッ
チはオフにされ、第1のアイドルギヤは空転する。そし
て、第2の出力ギヤは第1シャフトと逆方向に回転す
る。
【0043】本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転
させようとしたときにロックする第1のワンウェイベア
リングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前
記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリン
グと同方向に回転させようとしたときにロックする第3
のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギ
ヤとを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転
させようとしたときにロックする第1のワンウェイベア
リングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前
記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリン
グと同方向に回転させようとしたときにロックする第3
のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギ
ヤとを有する。
【0044】また、前記第2シャフトに回転自在に支持
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合する第
1の出力ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記アイドルギヤ及び第2のワンウ
ェイギヤと噛合する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有す
る。
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合する第
1の出力ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記アイドルギヤ及び第2のワンウ
ェイギヤと噛合する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有す
る。
【0045】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、第3のワンウェイベ
アリングがロックして第3のワンウェイギヤも第1シャ
フトと逆方向に回転する。したがって、第2の出力ギヤ
は第1シャフトと同方向に回転させられる。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、第3のワンウェイベ
アリングがロックして第3のワンウェイギヤも第1シャ
フトと逆方向に回転する。したがって、第2の出力ギヤ
は第1シャフトと同方向に回転させられる。
【0046】また、前記第3のワンウェイギヤが第1シ
ャフトと逆方向の回転を開始して、設定された角度だけ
回転すると、前記アイドルギヤも第1シャフトと逆方向
の回転を開始する。したがって、第3の出力ギヤが第2
の出力ギヤよりわずかに遅れて第1シャフトと同方向の
回転を開始する。ここで、前記モータを停止させると、
動力切替装置は停止する。
ャフトと逆方向の回転を開始して、設定された角度だけ
回転すると、前記アイドルギヤも第1シャフトと逆方向
の回転を開始する。したがって、第3の出力ギヤが第2
の出力ギヤよりわずかに遅れて第1シャフトと同方向の
回転を開始する。ここで、前記モータを停止させると、
動力切替装置は停止する。
【0047】次に、前記モータを反転させ、第1シャフ
トを逆方向に回転させると、第2のワンウェイベアリン
グがロックして第2のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。そして、第3の出力ギヤは
第1シャフトと逆方向に回転する。また、アイドルギヤ
は第3の出力ギヤを介して第1シャフトと同方向に回転
させられる。
トを逆方向に回転させると、第2のワンウェイベアリン
グがロックして第2のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。そして、第3の出力ギヤは
第1シャフトと逆方向に回転する。また、アイドルギヤ
は第3の出力ギヤを介して第1シャフトと同方向に回転
させられる。
【0048】そして、設定された角度だけ前記アイドル
ギヤが回転すると、前記第3のワンウェイギヤが第1シ
ャフトと同方向に回転させられ、第2の出力ギヤが第1
シャフトと同方向の回転を開始する。本発明の更に他の
動力切替装置においては、回転自在に支持された第1シ
ャフトと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトと同じ
軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在に支持され
た第3シャフトと、前記第2シャフトと第3シャフトと
の間に配設され、第2シャフトの回転を第3シャフトに
伝達する伝動手段と、前記第1シャフトに支持され、あ
る方向に回転させようとしたときにロックする第1のワ
ンウェイベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤ
と、前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベ
アリングと逆方向に回転させようとしたときにロックす
る第2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウ
ェイギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワン
ウェイベアリングと同方向に回転させようとしたときに
ロックする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3
のワンウェイギヤとを有する。
ギヤが回転すると、前記第3のワンウェイギヤが第1シ
ャフトと同方向に回転させられ、第2の出力ギヤが第1
シャフトと同方向の回転を開始する。本発明の更に他の
動力切替装置においては、回転自在に支持された第1シ
ャフトと、該第1シャフトと平行に配設され、回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトと同じ
軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在に支持され
た第3シャフトと、前記第2シャフトと第3シャフトと
の間に配設され、第2シャフトの回転を第3シャフトに
伝達する伝動手段と、前記第1シャフトに支持され、あ
る方向に回転させようとしたときにロックする第1のワ
ンウェイベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤ
と、前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベ
アリングと逆方向に回転させようとしたときにロックす
る第2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウ
ェイギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワン
ウェイベアリングと同方向に回転させようとしたときに
ロックする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3
のワンウェイギヤとを有する。
【0049】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。まず、モータを回転さ
せて、第1シャフトをある方向に回転させると、第1の
ワンウェイベアリングがロックして第1のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。まず、モータを回転さ
せて、第1シャフトをある方向に回転させると、第1の
ワンウェイベアリングがロックして第1のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
【0050】このとき、第2のワンウェイベアリングは
ロックせず、第2のワンウェイギヤは空転する。そし
て、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと
逆方向に回転すると、前記伝動手段を介して第2シャフ
トから第3シャフトに回転が伝達され、該第3シャフト
は第1シャフトと逆方向に回転する。したがって、第3
のワンウェイベアリングがロックして第3のワンウェイ
ギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。その結果、第
2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に回転させられ
る。
ロックせず、第2のワンウェイギヤは空転する。そし
て、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと
逆方向に回転すると、前記伝動手段を介して第2シャフ
トから第3シャフトに回転が伝達され、該第3シャフト
は第1シャフトと逆方向に回転する。したがって、第3
のワンウェイベアリングがロックして第3のワンウェイ
ギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。その結果、第
2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に回転させられ
る。
【0051】ここで、前記モータを停止させると、動力
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェイ
ベアリングがロックして第2のワンウェイギヤに第1シ
ャフトと同方向の回転が伝達される。このとき、第1の
ワンウェイベアリングはロックせず、第1のワンウェイ
ギヤは空転する。そして、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと逆方向に回転する。
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェイ
ベアリングがロックして第2のワンウェイギヤに第1シ
ャフトと同方向の回転が伝達される。このとき、第1の
ワンウェイベアリングはロックせず、第1のワンウェイ
ギヤは空転する。そして、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと逆方向に回転する。
【0052】本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
【0053】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。まず、モータを回転さ
せて、第1シャフトをある方向に回転させると、第1の
ワンウェイベアリングがロックして第1のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。まず、モータを回転さ
せて、第1シャフトをある方向に回転させると、第1の
ワンウェイベアリングがロックして第1のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
【0054】このとき、第2のワンウェイベアリングは
ロックせず、第2のワンウェイギヤは空転する。そし
て、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと
逆方向に回転するとともに、前記反転伝動手段を介して
第1のワンウェイギヤから第3シャフトに回転が反転さ
れて伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方向
に回転する。したがって、第3のワンウェイベアリング
がロックして第3のワンウェイギヤも第1シャフトと逆
方向に回転する。その結果、第2の出力ギヤは第1シャ
フトと同方向に回転させられる。
ロックせず、第2のワンウェイギヤは空転する。そし
て、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと
逆方向に回転するとともに、前記反転伝動手段を介して
第1のワンウェイギヤから第3シャフトに回転が反転さ
れて伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方向
に回転する。したがって、第3のワンウェイベアリング
がロックして第3のワンウェイギヤも第1シャフトと逆
方向に回転する。その結果、第2の出力ギヤは第1シャ
フトと同方向に回転させられる。
【0055】ここで、前記モータを停止させると、動力
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェイ
ベアリングがロックして第2のワンウェイギヤに第1シ
ャフトと同方向の回転が伝達される。このとき、第1の
ワンウェイベアリングはロックせず、第1のワンウェイ
ギヤは空転する。そして、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと逆方向に回転する。
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェイ
ベアリングがロックして第2のワンウェイギヤに第1シ
ャフトと同方向の回転が伝達される。このとき、第1の
ワンウェイベアリングはロックせず、第1のワンウェイ
ギヤは空転する。そして、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと逆方向に回転する。
【0056】本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
【0057】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第3のワン
ウェイギヤと噛合する第2の出力ギヤと、前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤ
と噛合するとともに、前記第2の出力ギヤと設定された
角度だけ同期しないで回転する第3の出力ギヤと、前記
第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結されたモー
タとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第3のワン
ウェイギヤと噛合する第2の出力ギヤと、前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤ
と噛合するとともに、前記第2の出力ギヤと設定された
角度だけ同期しないで回転する第3の出力ギヤと、前記
第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結されたモー
タとを有する。
【0058】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、前記伝動手段を介し
て第2シャフトから第3シャフトに回転が伝達され、該
第3シャフトは第1シャフトと逆方向に回転する。した
がって、第3のワンウェイベアリングがロックして第3
のワンウェイギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。
その結果、第2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に回
転させられる。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、前記伝動手段を介し
て第2シャフトから第3シャフトに回転が伝達され、該
第3シャフトは第1シャフトと逆方向に回転する。した
がって、第3のワンウェイベアリングがロックして第3
のワンウェイギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。
その結果、第2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に回
転させられる。
【0059】また、前記第2の出力ギヤが第1シャフト
と同方向の回転を開始して、設定された角度だけ回転す
ると、前記第3の出力ギヤも第1シャフトと同方向の回
転を開始する。ここで、前記モータを停止させると、動
力切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、
第1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェ
イベアリングがロックして第2のワンウェイギヤに第1
シャフトと同方向の回転が伝達される。
と同方向の回転を開始して、設定された角度だけ回転す
ると、前記第3の出力ギヤも第1シャフトと同方向の回
転を開始する。ここで、前記モータを停止させると、動
力切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、
第1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェ
イベアリングがロックして第2のワンウェイギヤに第1
シャフトと同方向の回転が伝達される。
【0060】このとき、第1のワンウェイベアリングは
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転する。また、
第3の出力ギヤは第1シャフトと逆方向に回転する。そ
して、設定された角度だけ前記第3の出力ギヤが回転す
ると、前記第2の出力ギヤが第1シャフトと同方向の回
転を開始する。本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1の出力ギヤ
と、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第
1の出力ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達す
る反転伝動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフト
に支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回
転させようとしたときにロックする第2のワンウェイベ
アリング及び第3のワンウェイベアリングを内蔵した第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結されたモータ
とを有する。
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転する。また、
第3の出力ギヤは第1シャフトと逆方向に回転する。そ
して、設定された角度だけ前記第3の出力ギヤが回転す
ると、前記第2の出力ギヤが第1シャフトと同方向の回
転を開始する。本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1の出力ギヤ
と、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第
1の出力ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達す
る反転伝動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフト
に支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回
転させようとしたときにロックする第2のワンウェイベ
アリング及び第3のワンウェイベアリングを内蔵した第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結されたモータ
とを有する。
【0061】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1の出力ギヤに第1シャフトと同方向
の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェイベア
リングはロックしない。そして、前記反転伝動手段を介
して第1の出力ギヤから第3シャフトに回転が反転され
て伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方向に
回転する。したがって、第3のワンウェイベアリングが
ロックして第2の出力ギヤも第1シャフトと逆方向に回
転する。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1の出力ギヤに第1シャフトと同方向
の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェイベア
リングはロックしない。そして、前記反転伝動手段を介
して第1の出力ギヤから第3シャフトに回転が反転され
て伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方向に
回転する。したがって、第3のワンウェイベアリングが
ロックして第2の出力ギヤも第1シャフトと逆方向に回
転する。
【0062】ここで、前記モータを停止させると、動力
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェイ
ベアリングがロックして第2の出力ギヤに第1シャフト
と同方向の回転が伝達される。このとき、第1のワンウ
ェイベアリングはロックせず、第1の出力ギヤは空転す
る。
切替装置は停止する。次に、前記モータを反転させ、第
1シャフトを逆方向に回転させると、第2のワンウェイ
ベアリングがロックして第2の出力ギヤに第1シャフト
と同方向の回転が伝達される。このとき、第1のワンウ
ェイベアリングはロックせず、第1の出力ギヤは空転す
る。
【0063】本発明の電子写真装置においては、回転自
在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行
に配設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに支
持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転さ
せようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第2シャ
フトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方向
に回転させようとしたときにロックする第3のワンウェ
イベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有す
る。
在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行
に配設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに支
持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転さ
せようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第2シャ
フトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方向
に回転させようとしたときにロックする第3のワンウェ
イベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有す
る。
【0064】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2の
ワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転
用の用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモ
ータとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2の
ワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転
用の用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモ
ータとを有する。
【0065】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、ホッピングローラに
回転が伝達されて印刷用紙が給紙されるとともに、第3
のワンウェイベアリングがロックして第3のワンウェイ
ギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。したがって、
第2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に回転させら
れ、中間フィードローラ及び転写ローラに回転が伝達さ
れ、中間フィードローラによって印刷用紙が搬送され、
画像形成プロセスが開始される。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、ホッピングローラに
回転が伝達されて印刷用紙が給紙されるとともに、第3
のワンウェイベアリングがロックして第3のワンウェイ
ギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。したがって、
第2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に回転させら
れ、中間フィードローラ及び転写ローラに回転が伝達さ
れ、中間フィードローラによって印刷用紙が搬送され、
画像形成プロセスが開始される。
【0066】そして、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
【0067】このとき、第1のワンウェイベアリングは
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転するので、ホ
ッピングローラは回転しない。そして、第2の出力ギヤ
は第1シャフトと逆方向に回転するので、中間フィード
ローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロセス
が継続される。本発明の他の電子写真装置においては、
回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャフト
と平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフト
と、前記第1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチ
を内蔵した第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイド
ルギヤと、前記第2シャフトに支持され、第3の電磁ク
ラッチを内蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転するので、ホ
ッピングローラは回転しない。そして、第2の出力ギヤ
は第1シャフトと逆方向に回転するので、中間フィード
ローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロセス
が継続される。本発明の他の電子写真装置においては、
回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャフト
と平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフト
と、前記第1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチ
を内蔵した第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイド
ルギヤと、前記第2シャフトに支持され、第3の電磁ク
ラッチを内蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
【0068】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のアイドルギヤと噛合するとともに、ホッピングロ
ーラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2のア
イドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達す
る第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフ
トの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモータ
とを有する。
第1のアイドルギヤと噛合するとともに、ホッピングロ
ーラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2のア
イドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達す
る第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフ
トの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモータ
とを有する。
【0069】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させ、第1の電磁クラッチをオンにす
ると、第1のアイドルギヤに第1シャフトと同方向の回
転が伝達される。このとき、第2の電磁クラッチはオフ
にされ、第2のアイドルギヤは空転する。そして、第1
の出力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと逆方向に
回転し、ホッピングローラに回転が伝達されて印刷用紙
が給紙される。また、第3の電磁クラッチをオンにする
と、第3のアイドルギヤも第1シャフトと逆方向に回転
する。したがって、第2の出力ギヤは第1シャフトと同
方向に回転させられ、中間フィードローラ及び転写ロー
ラに回転が伝達され、中間フィードローラによって印刷
用紙が搬送され、画像形成プロセスが開始される。
をある方向に回転させ、第1の電磁クラッチをオンにす
ると、第1のアイドルギヤに第1シャフトと同方向の回
転が伝達される。このとき、第2の電磁クラッチはオフ
にされ、第2のアイドルギヤは空転する。そして、第1
の出力ギヤ及び第2シャフトが第1シャフトと逆方向に
回転し、ホッピングローラに回転が伝達されて印刷用紙
が給紙される。また、第3の電磁クラッチをオンにする
と、第3のアイドルギヤも第1シャフトと逆方向に回転
する。したがって、第2の出力ギヤは第1シャフトと同
方向に回転させられ、中間フィードローラ及び転写ロー
ラに回転が伝達され、中間フィードローラによって印刷
用紙が搬送され、画像形成プロセスが開始される。
【0070】そして、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させ、第2の電磁
クラッチをオンにすると、第2のアイドルギヤに第1シ
ャフトと同方向の回転が伝達される。
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させ、第2の電磁
クラッチをオンにすると、第2のアイドルギヤに第1シ
ャフトと同方向の回転が伝達される。
【0071】このとき、第1の電磁クラッチはオフにさ
れ、第1のアイドルギヤは空転するので、ホッピングロ
ーラは回転しない。そして、第2の出力ギヤは第1シャ
フトと逆方向に回転するので、中間フィードローラによ
って印刷用紙が搬送され、画像形成プロセスが継続され
る。本発明の更に他の電子写真装置においては、回転自
在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行
に配設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに支
持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転さ
せようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第2シャ
フトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方向
に回転させようとしたときにロックする第3のワンウェ
イベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有す
る。
れ、第1のアイドルギヤは空転するので、ホッピングロ
ーラは回転しない。そして、第2の出力ギヤは第1シャ
フトと逆方向に回転するので、中間フィードローラによ
って印刷用紙が搬送され、画像形成プロセスが継続され
る。本発明の更に他の電子写真装置においては、回転自
在に支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行
に配設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに支
持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転さ
せようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第2シャ
フトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方向
に回転させようとしたときにロックする第3のワンウェ
イベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有す
る。
【0072】また、前記第2シャフトに回転自在に支持
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出力
ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラに回転を伝達する第2の出力ギ
ヤと、前記アイドルギヤと噛合するとともに、転写ロー
ラに回転を伝達する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端
がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時点で反転
させられるモータとを有する。
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出力
ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラに回転を伝達する第2の出力ギ
ヤと、前記アイドルギヤと噛合するとともに、転写ロー
ラに回転を伝達する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端
がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時点で反転
させられるモータとを有する。
【0073】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、ホッピングローラに
回転が伝達されて印刷用紙が給紙されるとともに、第3
のワンウェイベアリングがロックして第3のワンウェイ
ギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。したがって、
第2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に回転させら
れ、中間フィードローラに回転が伝達され、中間フィー
ドローラによって印刷用紙が搬送される。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、ホッピングローラに
回転が伝達されて印刷用紙が給紙されるとともに、第3
のワンウェイベアリングがロックして第3のワンウェイ
ギヤも第1シャフトと逆方向に回転する。したがって、
第2の出力ギヤは第1シャフトと同方向に回転させら
れ、中間フィードローラに回転が伝達され、中間フィー
ドローラによって印刷用紙が搬送される。
【0074】また、前記第3のワンウェイギヤが第1シ
ャフトと逆方向の回転を開始して、設定された角度だけ
回転すると、前記アイドルギヤも第1シャフトと逆方向
の回転を開始する。したがって、第3の出力ギヤが第2
の出力ギヤよりわずかに遅れて第1シャフトと同方向の
回転を開始し、転写ローラに回転が伝達され、画像形成
プロセスが開始される。
ャフトと逆方向の回転を開始して、設定された角度だけ
回転すると、前記アイドルギヤも第1シャフトと逆方向
の回転を開始する。したがって、第3の出力ギヤが第2
の出力ギヤよりわずかに遅れて第1シャフトと同方向の
回転を開始し、転写ローラに回転が伝達され、画像形成
プロセスが開始される。
【0075】そして、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
【0076】このとき、第1のワンウェイベアリングは
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転するので、ホ
ッピングローラは回転しない。また、第3の出力ギヤは
第1シャフトと逆方向に回転するので、画像形成プロセ
スが継続される。そして、第3の出力ギヤを介して前記
アイドルギヤに逆方向の回転が伝達され、設定された角
度だけ前記アイドルギヤが回転すると、前記第3のワン
ウェイギヤが第1シャフトと同方向に回転させられ、第
2の出力ギヤが第1シャフトと同方向の回転を開始し、
中間フィードローラによって印刷用紙の搬送が再開され
る。
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転するので、ホ
ッピングローラは回転しない。また、第3の出力ギヤは
第1シャフトと逆方向に回転するので、画像形成プロセ
スが継続される。そして、第3の出力ギヤを介して前記
アイドルギヤに逆方向の回転が伝達され、設定された角
度だけ前記アイドルギヤが回転すると、前記第3のワン
ウェイギヤが第1シャフトと同方向に回転させられ、第
2の出力ギヤが第1シャフトと同方向の回転を開始し、
中間フィードローラによって印刷用紙の搬送が再開され
る。
【0077】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
【0078】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
【0079】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、ホッピングローラに
回転が伝達されて印刷用紙が給紙されるとともに、前記
伝動手段を介して第2シャフトから第3シャフトに回転
が伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方向に
回転する。したがって、第3のワンウェイベアリングが
ロックして第3のワンウェイギヤも第1シャフトと逆方
向に回転する。その結果、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと同方向に回転させられ、中間フィードローラ及び転
写ローラに回転が伝達され、中間フィードローラによっ
て印刷用紙が搬送され、画像形成プロセスが開始され
る。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、ホッピングローラに
回転が伝達されて印刷用紙が給紙されるとともに、前記
伝動手段を介して第2シャフトから第3シャフトに回転
が伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方向に
回転する。したがって、第3のワンウェイベアリングが
ロックして第3のワンウェイギヤも第1シャフトと逆方
向に回転する。その結果、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと同方向に回転させられ、中間フィードローラ及び転
写ローラに回転が伝達され、中間フィードローラによっ
て印刷用紙が搬送され、画像形成プロセスが開始され
る。
【0080】そして、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
【0081】このとき、第1のワンウェイベアリングは
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転するので、ホ
ッピングローラは回転しない。そして、第2の出力ギヤ
は第1シャフトと逆方向に回転するので、中間フィード
ローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロセス
が継続される。本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転するので、ホ
ッピングローラは回転しない。そして、第2の出力ギヤ
は第1シャフトと逆方向に回転するので、中間フィード
ローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロセス
が継続される。本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
【0082】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
【0083】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1の出力ギヤに第1シャフトと同方向
の回転が伝達され、ホッピングローラに回転が伝達され
て印刷用紙が給紙される。このとき、第2のワンウェイ
ベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空転
する。そして、前記反転伝動手段を介して第1の出力ギ
ヤから第3シャフトに回転が反転されて伝達され、該第
3シャフトは第1シャフトと逆方向に回転する。したが
って、第3のワンウェイベアリングがロックして第2の
出力ギヤも第1シャフトと逆方向に回転し、中間フィー
ドローラ及び転写ローラに回転が伝達され、中間フィー
ドローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロセ
スが開始される。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1の出力ギヤに第1シャフトと同方向
の回転が伝達され、ホッピングローラに回転が伝達され
て印刷用紙が給紙される。このとき、第2のワンウェイ
ベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空転
する。そして、前記反転伝動手段を介して第1の出力ギ
ヤから第3シャフトに回転が反転されて伝達され、該第
3シャフトは第1シャフトと逆方向に回転する。したが
って、第3のワンウェイベアリングがロックして第2の
出力ギヤも第1シャフトと逆方向に回転し、中間フィー
ドローラ及び転写ローラに回転が伝達され、中間フィー
ドローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロセ
スが開始される。
【0084】そして、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2の出力ギヤに第
1シャフトと同方向の回転が伝達されるので、中間フィ
ードローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロ
セスが継続される。
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2の出力ギヤに第
1シャフトと同方向の回転が伝達されるので、中間フィ
ードローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロ
セスが継続される。
【0085】このとき、第1のワンウェイベアリングは
ロックせず、第1の出力ギヤは空転するので、ホッピン
グローラは回転しない。本発明の更に他の電子写真装置
においては、回転自在に支持された第1シャフトと、該
第1シャフトと平行に配設され、回転自在に支持された
第2シャフトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設
され、第1シャフトに回転自在に支持された第3シャフ
トと、前記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設さ
れ、第2シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動
手段と、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転
させようとしたときにロックする第1のワンウェイベア
リングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前
記第3シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリン
グと同方向に回転させようとしたときにロックする第3
のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギ
ヤとを有する。
ロックせず、第1の出力ギヤは空転するので、ホッピン
グローラは回転しない。本発明の更に他の電子写真装置
においては、回転自在に支持された第1シャフトと、該
第1シャフトと平行に配設され、回転自在に支持された
第2シャフトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設
され、第1シャフトに回転自在に支持された第3シャフ
トと、前記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設さ
れ、第2シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動
手段と、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転
させようとしたときにロックする第1のワンウェイベア
リングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前
記第3シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリン
グと同方向に回転させようとしたときにロックする第3
のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギ
ヤとを有する。
【0086】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第3のワンウェイギ
ヤと噛合するとともに、中間フィードローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第2シャフトに回転自在
に支持され、前記第2のワンウェイギヤと噛合するとと
もに、前記第2の出力ギヤと設定された角度だけ同期し
ないで回転して転写ローラに回転を伝達する第3の出力
ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連
結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サに到達した時点で反転させられるモータとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第3のワンウェイギ
ヤと噛合するとともに、中間フィードローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第2シャフトに回転自在
に支持され、前記第2のワンウェイギヤと噛合するとと
もに、前記第2の出力ギヤと設定された角度だけ同期し
ないで回転して転写ローラに回転を伝達する第3の出力
ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連
結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サに到達した時点で反転させられるモータとを有する。
【0087】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、ホッピングローラに
回転が伝達されて印刷用紙が給紙されるとともに、前記
伝動手段を介して第2シャフトから第3シャフトに回転
が伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方向に
回転する。したがって、第3のワンウェイベアリングが
ロックして第3のワンウェイギヤも第1シャフトと逆方
向に回転する。その結果、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと同方向に回転させられ、中間フィードローラに回転
が伝達され、中間フィードローラによって印刷用紙が搬
送される。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1のワンウェイギヤに第1シャフトと
同方向の回転が伝達される。このとき、第2のワンウェ
イベアリングはロックせず、第2のワンウェイギヤは空
転する。そして、第1の出力ギヤ及び第2シャフトが第
1シャフトと逆方向に回転すると、ホッピングローラに
回転が伝達されて印刷用紙が給紙されるとともに、前記
伝動手段を介して第2シャフトから第3シャフトに回転
が伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方向に
回転する。したがって、第3のワンウェイベアリングが
ロックして第3のワンウェイギヤも第1シャフトと逆方
向に回転する。その結果、第2の出力ギヤは第1シャフ
トと同方向に回転させられ、中間フィードローラに回転
が伝達され、中間フィードローラによって印刷用紙が搬
送される。
【0088】また、前記第2の出力ギヤが第1シャフト
と同方向の回転を開始して、設定された角度だけ回転す
ると、前記第3の出力ギヤも第1シャフトと同方向の回
転を開始する。したがって、第3の出力ギヤが第2の出
力ギヤよりわずかに遅れて第1シャフトと同方向の回転
を開始し、転写ローラに回転が伝達され、画像形成プロ
セスが開始される。
と同方向の回転を開始して、設定された角度だけ回転す
ると、前記第3の出力ギヤも第1シャフトと同方向の回
転を開始する。したがって、第3の出力ギヤが第2の出
力ギヤよりわずかに遅れて第1シャフトと同方向の回転
を開始し、転写ローラに回転が伝達され、画像形成プロ
セスが開始される。
【0089】そして、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2のワンウェイギ
ヤに第1シャフトと同方向の回転が伝達される。
【0090】このとき、第1のワンウェイベアリングは
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転するので、ホ
ッピングローラは回転しない。また、第3の出力ギヤは
第1シャフトと逆方向に回転する。そして、設定された
角度だけ前記第3の出力ギヤが回転すると、前記第2の
出力ギヤが第1シャフトと同方向の回転を開始し、中間
フィードローラによって印刷用紙の搬送が再開される。
ロックせず、第1のワンウェイギヤは空転するので、ホ
ッピングローラは回転しない。また、第3の出力ギヤは
第1シャフトと逆方向に回転する。そして、設定された
角度だけ前記第3の出力ギヤが回転すると、前記第2の
出力ギヤが第1シャフトと同方向の回転を開始し、中間
フィードローラによって印刷用紙の搬送が再開される。
【0091】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、ホッ
ピングローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記
第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第1の出力
ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達する反転伝
動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
及び第3のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、
中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結され、印刷用
紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時
点で反転させられるモータとを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、ホッ
ピングローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記
第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第1の出力
ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達する反転伝
動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
及び第3のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、
中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結され、印刷用
紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時
点で反転させられるモータとを有する。
【0092】まず、モータを回転させて、第1シャフト
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1の出力ギヤに第1シャフトと同方向
の回転が伝達され、ホッピングローラに回転が伝達され
て印刷用紙が給紙される。このとき、第2のワンウェイ
ベアリングはロックしない。そして、前記反転伝動手段
を介して第1の出力ギヤから第3シャフトに回転が反転
されて伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方
向に回転する。したがって、第3のワンウェイベアリン
グがロックして第2の出力ギヤも第1シャフトと逆方向
に回転し、中間フィードローラ及び転写ローラに回転が
伝達され、中間フィードローラによって印刷用紙が搬送
され、画像形成プロセスが開始される。
をある方向に回転させると、第1のワンウェイベアリン
グがロックして第1の出力ギヤに第1シャフトと同方向
の回転が伝達され、ホッピングローラに回転が伝達され
て印刷用紙が給紙される。このとき、第2のワンウェイ
ベアリングはロックしない。そして、前記反転伝動手段
を介して第1の出力ギヤから第3シャフトに回転が反転
されて伝達され、該第3シャフトは第1シャフトと逆方
向に回転する。したがって、第3のワンウェイベアリン
グがロックして第2の出力ギヤも第1シャフトと逆方向
に回転し、中間フィードローラ及び転写ローラに回転が
伝達され、中間フィードローラによって印刷用紙が搬送
され、画像形成プロセスが開始される。
【0093】そして、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2の出力ギヤに第
1シャフトと同方向の回転が伝達されるので、中間フィ
ードローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロ
セスが継続される。
用紙検出センサに到達した時点で前記モータを停止させ
ると、動力切替装置は停止する。次に、前記モータを反
転させ、第1シャフトを逆方向に回転させると、第2の
ワンウェイベアリングがロックして第2の出力ギヤに第
1シャフトと同方向の回転が伝達されるので、中間フィ
ードローラによって印刷用紙が搬送され、画像形成プロ
セスが継続される。
【0094】このとき、第1のワンウェイベアリングは
ロックせず、第1の出力ギヤは空転するので、ホッピン
グローラは回転しない。
ロックせず、第1の出力ギヤは空転するので、ホッピン
グローラは回転しない。
【0095】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。図4は本発明の第1の実施例に
おける電子写真装置の概略図である。図において、30
は電子写真装置、12は感光体ドラム、13は該感光体
ドラム12を内蔵したIDユニット、14は露光装置と
して配設されたLEDヘッド、15は転写器として配設
された転写ローラ、16はヒートローラである。該ヒー
トローラ16はバックアップローラ22と共に定着器を
構成する。また、25は現像器として配設された現像ロ
ーラである。
ながら詳細に説明する。図4は本発明の第1の実施例に
おける電子写真装置の概略図である。図において、30
は電子写真装置、12は感光体ドラム、13は該感光体
ドラム12を内蔵したIDユニット、14は露光装置と
して配設されたLEDヘッド、15は転写器として配設
された転写ローラ、16はヒートローラである。該ヒー
トローラ16はバックアップローラ22と共に定着器を
構成する。また、25は現像器として配設された現像ロ
ーラである。
【0096】そして、用紙カセット17(図2参照)に
収納された印刷用紙18は、ホッピングローラ19によ
って1枚ずつ分離させられて給紙され、中間フィードロ
ーラ20及びプレッシャローラ21によって継続して搬
送される。そして、IDユニット13において感光体ド
ラム12の上に形成されたトナー像が前記印紙用紙18
に転写される。その後、該印刷用紙18は、ヒートロー
ラ16とバックアップローラ22との間に搬送され、両
者によってトナー像の定着が行われ、排紙ローラ23a
1 、23a2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、23
b2 によってスタッカカバー24に排出され、スタック
される。
収納された印刷用紙18は、ホッピングローラ19によ
って1枚ずつ分離させられて給紙され、中間フィードロ
ーラ20及びプレッシャローラ21によって継続して搬
送される。そして、IDユニット13において感光体ド
ラム12の上に形成されたトナー像が前記印紙用紙18
に転写される。その後、該印刷用紙18は、ヒートロー
ラ16とバックアップローラ22との間に搬送され、両
者によってトナー像の定着が行われ、排紙ローラ23a
1 、23a2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、23
b2 によってスタッカカバー24に排出され、スタック
される。
【0097】なお、26は給紙用の用紙検出センサ、2
9はモータ反転用の用紙検出センサ、28は排紙用の用
紙検出センサである。該用紙検出センサ28は、印刷用
紙18の搬送方向における排紙ローラ23a1 、23a
2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 より下
流側に配設することもできる。次に、前記IDユニット
13について説明する。なお、IDユニット13の構造
は従来のものと同じであるので、図3を援用して説明す
る。
9はモータ反転用の用紙検出センサ、28は排紙用の用
紙検出センサである。該用紙検出センサ28は、印刷用
紙18の搬送方向における排紙ローラ23a1 、23a
2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 より下
流側に配設することもできる。次に、前記IDユニット
13について説明する。なお、IDユニット13の構造
は従来のものと同じであるので、図3を援用して説明す
る。
【0098】前記IDユニット13に感光体ドラム12
が内蔵され、該感光体ドラム12の外周の露光部Pにお
いて、LEDヘッド14によって感光体ドラム12に光
が照射され、露光が行われる。そして、前記感光体ドラ
ム12が矢印A方向に回転する間に感光体ドラム12の
表面に静電潜像が形成される。次に、表面に薄層化した
トナー層が形成された現像ローラ25が矢印C方向に回
転させられ、感光体ドラム12の外周の現像部Qにおい
てトナーを付着させ、前記静電潜像を現像してトナー像
にする。
が内蔵され、該感光体ドラム12の外周の露光部Pにお
いて、LEDヘッド14によって感光体ドラム12に光
が照射され、露光が行われる。そして、前記感光体ドラ
ム12が矢印A方向に回転する間に感光体ドラム12の
表面に静電潜像が形成される。次に、表面に薄層化した
トナー層が形成された現像ローラ25が矢印C方向に回
転させられ、感光体ドラム12の外周の現像部Qにおい
てトナーを付着させ、前記静電潜像を現像してトナー像
にする。
【0099】また、前記感光体ドラム12の外周の転写
部Sには、転写ローラ15が感光体ドラム12と対向さ
せて配設され、両者間を通過する印刷用紙18に前記転
写ローラ15が前記トナー像を転写する。ところで、前
記印刷用紙18を給紙し搬送するために動力切替装置3
1が配設され、該動力切替装置31によってアイドルギ
ヤ32が矢印f方向に、中間フィードローラ20が矢印
h方向に、転写ローラ15が矢印i方向にそれぞれ回転
させられる。
部Sには、転写ローラ15が感光体ドラム12と対向さ
せて配設され、両者間を通過する印刷用紙18に前記転
写ローラ15が前記トナー像を転写する。ところで、前
記印刷用紙18を給紙し搬送するために動力切替装置3
1が配設され、該動力切替装置31によってアイドルギ
ヤ32が矢印f方向に、中間フィードローラ20が矢印
h方向に、転写ローラ15が矢印i方向にそれぞれ回転
させられる。
【0100】そして、前記ホッピングローラ19は、ア
イドルギヤ32を介して動力切替装置31からの回転を
受け、矢印B方向に回転させられる。また、感光体ドラ
ム12は転写ローラ15を介して駆動されて矢印A方向
に回転させられる。さらに、バックアップローラ22は
アイドルギヤ33〜35を介して駆動されて矢印D方向
に回転させられ、ヒートローラ16はバックアップロー
ラ22を介して駆動されて矢印E方向に回転させられ
る。そして、排紙ローラ23a1 はアイドルギヤ36、
37を介して、排紙ローラ23a2 は更にアイドルギヤ
38を介して駆動され、矢印F方向に回転させられ、そ
れに伴い排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 は矢
印G方向に回転させられる。
イドルギヤ32を介して動力切替装置31からの回転を
受け、矢印B方向に回転させられる。また、感光体ドラ
ム12は転写ローラ15を介して駆動されて矢印A方向
に回転させられる。さらに、バックアップローラ22は
アイドルギヤ33〜35を介して駆動されて矢印D方向
に回転させられ、ヒートローラ16はバックアップロー
ラ22を介して駆動されて矢印E方向に回転させられ
る。そして、排紙ローラ23a1 はアイドルギヤ36、
37を介して、排紙ローラ23a2 は更にアイドルギヤ
38を介して駆動され、矢印F方向に回転させられ、そ
れに伴い排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 は矢
印G方向に回転させられる。
【0101】次に、前記動力切替装置31について説明
する。図1は本発明の第1の実施例における動力切替装
置の斜視図、図5は本発明の第1の実施例における動力
切替装置の電子写真装置への組込状態図である。図にお
いて、31は動力切替装置、39はサポートフレームで
あり、該サポートフレーム39に第1シャフト40及び
第2シャフト41が平行にかつ回転自在に支持され、前
記サポートフレーム39の側壁にはモータ42が取り付
けられる。該モータ42のモータ軸42aにドライブギ
ヤ43が固定され、該ドライブギヤ43は前記第1シャ
フト40に固定されたドリブンギヤ44と噛合する。
する。図1は本発明の第1の実施例における動力切替装
置の斜視図、図5は本発明の第1の実施例における動力
切替装置の電子写真装置への組込状態図である。図にお
いて、31は動力切替装置、39はサポートフレームで
あり、該サポートフレーム39に第1シャフト40及び
第2シャフト41が平行にかつ回転自在に支持され、前
記サポートフレーム39の側壁にはモータ42が取り付
けられる。該モータ42のモータ軸42aにドライブギ
ヤ43が固定され、該ドライブギヤ43は前記第1シャ
フト40に固定されたドリブンギヤ44と噛合する。
【0102】前記第1シャフト40には、第1のワンウ
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ4
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ4
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。
【0103】一方、前記第2シャフト41には、第3の
ワンウェイベアリング49を内蔵した第3のワンウェイ
ギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリン
グ49は、第2シャフト41に対して相対的に矢印c方
向に回転させようとしたときにロックする。また、第2
シャフト41には第1の出力ギヤ51が固定され、該第
1の出力ギヤ51と第1のワンウェイギヤ46とが噛合
する。
ワンウェイベアリング49を内蔵した第3のワンウェイ
ギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリン
グ49は、第2シャフト41に対して相対的に矢印c方
向に回転させようとしたときにロックする。また、第2
シャフト41には第1の出力ギヤ51が固定され、該第
1の出力ギヤ51と第1のワンウェイギヤ46とが噛合
する。
【0104】そして、前記サポートフレーム39の側壁
にはスタッド53が第1シャフト40及び第2シャフト
41と平行に固定される。また、前記スタッド53に第
2の出力ギヤ54が回転自在に支持され、該第2の出力
ギヤ54と前記第2のワンウェイギヤ48及び第3のワ
ンウェイギヤ50とが噛合する。前記構成の動力切替装
置31を電子写真装置30(図4)に組み込むと、図5
に示すように、第1の出力ギヤ51とアイドルギヤ32
とが、第2の出力ギヤ54と転写ローラ15のギヤ56
及び中間フィードローラ20のギヤ57とがそれぞれ噛
合する。
にはスタッド53が第1シャフト40及び第2シャフト
41と平行に固定される。また、前記スタッド53に第
2の出力ギヤ54が回転自在に支持され、該第2の出力
ギヤ54と前記第2のワンウェイギヤ48及び第3のワ
ンウェイギヤ50とが噛合する。前記構成の動力切替装
置31を電子写真装置30(図4)に組み込むと、図5
に示すように、第1の出力ギヤ51とアイドルギヤ32
とが、第2の出力ギヤ54と転写ローラ15のギヤ56
及び中間フィードローラ20のギヤ57とがそれぞれ噛
合する。
【0105】次に、前記動力切替装置31の動作につい
て説明する。図6は本発明の第1の実施例における動力
切替装置の第1の状態図、図7は本発明の第1の実施例
における動力切替装置の第2の状態図である。図6にお
いて、まず、モータ42を図における反時計回りに回転
させると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介
して第1シャフト40は矢印d方向に回転させられ、第
1のワンウェイベアリング45がロックして第1のワン
ウェイギヤ46に矢印d方向の回転が伝達される。
て説明する。図6は本発明の第1の実施例における動力
切替装置の第1の状態図、図7は本発明の第1の実施例
における動力切替装置の第2の状態図である。図6にお
いて、まず、モータ42を図における反時計回りに回転
させると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介
して第1シャフト40は矢印d方向に回転させられ、第
1のワンウェイベアリング45がロックして第1のワン
ウェイギヤ46に矢印d方向の回転が伝達される。
【0106】このとき、第2のワンウェイベアリング4
7はロックせず、第2のワンウェイギヤ48は空転す
る。そして、第1の出力ギヤ51は矢印e方向に回転
し、第2シャフト41も矢印e方向に回転するので、ア
イドルギヤ32に矢印f方向の回転が伝達される。ま
た、第2シャフト41が矢印e方向に回転すると、第3
のワンウェイベアリング49がロックして第3のワンウ
ェイギヤ50も矢印e方向に回転する。したがって、第
2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転させられ、中間フ
ィードローラ20(図4)のギヤ57に矢印h方向の回
転が、転写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が
伝達される。
7はロックせず、第2のワンウェイギヤ48は空転す
る。そして、第1の出力ギヤ51は矢印e方向に回転
し、第2シャフト41も矢印e方向に回転するので、ア
イドルギヤ32に矢印f方向の回転が伝達される。ま
た、第2シャフト41が矢印e方向に回転すると、第3
のワンウェイベアリング49がロックして第3のワンウ
ェイギヤ50も矢印e方向に回転する。したがって、第
2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転させられ、中間フ
ィードローラ20(図4)のギヤ57に矢印h方向の回
転が、転写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が
伝達される。
【0107】なお、第2の出力ギヤ54を介して第2の
ワンウェイギヤ48及び第2のワンウェイベアリング4
7に矢印d′方向の回転が伝達されるが、このとき、第
2のワンウェイベアリング47はロックしないので、第
2のワンウェイギヤ48は矢印d′方向に空転する。し
たがって、モータ42は反時計回りの回転を継続するこ
とができる。
ワンウェイギヤ48及び第2のワンウェイベアリング4
7に矢印d′方向の回転が伝達されるが、このとき、第
2のワンウェイベアリング47はロックしないので、第
2のワンウェイギヤ48は矢印d′方向に空転する。し
たがって、モータ42は反時計回りの回転を継続するこ
とができる。
【0108】ここで、該モータ42を停止させると、動
力切替装置31は停止する。次に、前記モータ42を反
転させ、図7に示すように、時計回りに回転させると、
ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して第1シ
ャフト40は矢印d′方向に回転させられ、第2のワン
ウェイベアリング47がロックして第2のワンウェイギ
ヤ48に矢印d′方向の回転が伝達される。
力切替装置31は停止する。次に、前記モータ42を反
転させ、図7に示すように、時計回りに回転させると、
ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して第1シ
ャフト40は矢印d′方向に回転させられ、第2のワン
ウェイベアリング47がロックして第2のワンウェイギ
ヤ48に矢印d′方向の回転が伝達される。
【0109】このとき、第1のワンウェイベアリング4
5はロックせず、第1のワンウェイギヤ46は空転す
る。そして、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転し
て中間フィードローラ20のギヤ57に矢印h方向の回
転が、転写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が
伝達される。一方、第2の出力ギヤ54を介して第3の
ワンウェイギヤ50及び第3のワンウェイベアリング4
9に矢印e方向の回転が伝達されるが、このとき、第3
のワンウェイベアリング49はロックしないので、第3
のワンウェイギヤ50は矢印e方向に空転する。したが
って、第2シャフト41には回転が伝達されず、第1の
出力ギヤ51及びアイドルギヤ32は停止したままにな
る。
5はロックせず、第1のワンウェイギヤ46は空転す
る。そして、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転し
て中間フィードローラ20のギヤ57に矢印h方向の回
転が、転写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が
伝達される。一方、第2の出力ギヤ54を介して第3の
ワンウェイギヤ50及び第3のワンウェイベアリング4
9に矢印e方向の回転が伝達されるが、このとき、第3
のワンウェイベアリング49はロックしないので、第3
のワンウェイギヤ50は矢印e方向に空転する。したが
って、第2シャフト41には回転が伝達されず、第1の
出力ギヤ51及びアイドルギヤ32は停止したままにな
る。
【0110】次に、図8及び9に基づいて、電子写真装
置30の動作について説明する。図8は本発明の第1の
実施例における電子写真装置の1枚印刷時のタイムチャ
ート、図9は本発明の第1の実施例における電子写真装
置の連続印刷時のタイムチャートである。まず、モータ
42(図1)を反時計回りに回転させると、ホッピング
ローラ19(図4)が矢印B方向に、中間フィードロー
ラ20が矢印h方向に、転写ローラ15が矢印i方向
に、感光体ドラム12が矢印A方向に、ヒートローラ1
6が矢印E方向に、バックアップローラ22が矢印D方
向に、排紙ローラ23a1 、23a2 が矢印F方向に、
排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 が矢印G方向
にそれぞれ回転する。
置30の動作について説明する。図8は本発明の第1の
実施例における電子写真装置の1枚印刷時のタイムチャ
ート、図9は本発明の第1の実施例における電子写真装
置の連続印刷時のタイムチャートである。まず、モータ
42(図1)を反時計回りに回転させると、ホッピング
ローラ19(図4)が矢印B方向に、中間フィードロー
ラ20が矢印h方向に、転写ローラ15が矢印i方向
に、感光体ドラム12が矢印A方向に、ヒートローラ1
6が矢印E方向に、バックアップローラ22が矢印D方
向に、排紙ローラ23a1 、23a2 が矢印F方向に、
排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 が矢印G方向
にそれぞれ回転する。
【0111】そして、ホッピングローラ19の矢印B方
向の回転によって給紙された図示しない印刷用紙は、中
間フィードローラ20に到達した後、該中間フィードロ
ーラ20及びプレッシャローラ21によって搬送され、
印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサ29に
到達した時点でモータ42が停止させられる。次に、モ
ータ42を反転させ、時計回りに回転させると、ホッピ
ングローラ19が停止した状態になるとともに、転写ロ
ーラ15が矢印i方向に、感光体ドラム12が矢印A方
向に、ヒートローラ16が矢印E方向に、バックアップ
ローラ22が矢印D方向に、排紙ローラ23a1 、23
a2 が矢印F方向に、排紙プレッシャローラ23b1 、
23b2 が矢印G方向にそれぞれ回転する。また、この
時、LEDヘッド14が発光させられ、画像形成プロセ
スが開始される。
向の回転によって給紙された図示しない印刷用紙は、中
間フィードローラ20に到達した後、該中間フィードロ
ーラ20及びプレッシャローラ21によって搬送され、
印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサ29に
到達した時点でモータ42が停止させられる。次に、モ
ータ42を反転させ、時計回りに回転させると、ホッピ
ングローラ19が停止した状態になるとともに、転写ロ
ーラ15が矢印i方向に、感光体ドラム12が矢印A方
向に、ヒートローラ16が矢印E方向に、バックアップ
ローラ22が矢印D方向に、排紙ローラ23a1 、23
a2 が矢印F方向に、排紙プレッシャローラ23b1 、
23b2 が矢印G方向にそれぞれ回転する。また、この
時、LEDヘッド14が発光させられ、画像形成プロセ
スが開始される。
【0112】そして、前記転写ローラ15が回転を開始
するのと同時に中間フィードローラ20が回転を開始
し、印刷用紙の搬送が再開され、トナー像の転写及び定
着が行われる。そして、トナー像が定着された印刷用紙
は、排紙ローラ23a1 、23a2 及び排紙プレッシャ
ローラ23b1 、23b2 によって排出され、印刷が終
了される。
するのと同時に中間フィードローラ20が回転を開始
し、印刷用紙の搬送が再開され、トナー像の転写及び定
着が行われる。そして、トナー像が定着された印刷用紙
は、排紙ローラ23a1 、23a2 及び排紙プレッシャ
ローラ23b1 、23b2 によって排出され、印刷が終
了される。
【0113】この間、前記ホッピングローラ19は停止
した状態にあるので、次の印刷用紙は給紙されない。こ
の場合、該印刷用紙を中間フィードローラ20及びプレ
ッシャローラ21によって搬送している間は、印刷用紙
の後端がホッピングローラ19を通過するまでは、印刷
用紙は摩擦力によってホッピングローラ19を矢印B方
向に回転させようとする。
した状態にあるので、次の印刷用紙は給紙されない。こ
の場合、該印刷用紙を中間フィードローラ20及びプレ
ッシャローラ21によって搬送している間は、印刷用紙
の後端がホッピングローラ19を通過するまでは、印刷
用紙は摩擦力によってホッピングローラ19を矢印B方
向に回転させようとする。
【0114】ところが、該ホッピングローラ19の矢印
B方向の回転は、第1のワンウェイギヤ46(図6)を
矢印d方向に回転させようとする回転であるので、第1
のワンウェイベアリング45はロックせず、第1のワン
ウェイギヤ46は空転する。また、第2シャフト41は
第3のワンウェイギヤ50の矢印e方向の回転に追随し
て同方向に回転しようとする。したがって、中間フィー
ドローラ20及びプレッシャローラ21が印刷用紙を搬
送しようとする力に対して大きな負荷は生じない。
B方向の回転は、第1のワンウェイギヤ46(図6)を
矢印d方向に回転させようとする回転であるので、第1
のワンウェイベアリング45はロックせず、第1のワン
ウェイギヤ46は空転する。また、第2シャフト41は
第3のワンウェイギヤ50の矢印e方向の回転に追随し
て同方向に回転しようとする。したがって、中間フィー
ドローラ20及びプレッシャローラ21が印刷用紙を搬
送しようとする力に対して大きな負荷は生じない。
【0115】ところで、前記印刷用紙を排紙ローラ23
a1 、23a2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、2
3b2 によって排出している間に、電子写真装置30に
次の印刷命令が入らない場合は、図8に示すように、モ
ータ42はそのまま回転させられるが、前記印刷用紙を
排紙ローラ23a1 、23a2 及び排紙プレッシャロー
ラ23b1 、23b2 によって排出している間又はそれ
以前に、電子写真装置30に次の印刷命令が入ると、図
9に示すように、印刷用紙の後端が排紙用の用紙検出セ
ンサ28を通過した時点でモータ42が停止させられ、
反転させられて反時計回りに回転させられる。
a1 、23a2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、2
3b2 によって排出している間に、電子写真装置30に
次の印刷命令が入らない場合は、図8に示すように、モ
ータ42はそのまま回転させられるが、前記印刷用紙を
排紙ローラ23a1 、23a2 及び排紙プレッシャロー
ラ23b1 、23b2 によって排出している間又はそれ
以前に、電子写真装置30に次の印刷命令が入ると、図
9に示すように、印刷用紙の後端が排紙用の用紙検出セ
ンサ28を通過した時点でモータ42が停止させられ、
反転させられて反時計回りに回転させられる。
【0116】その結果、ホッピングローラ19の矢印B
方向の回転が開始され、次の印刷用紙の給紙が開始され
る。なお、印刷後の印刷用紙の排紙も同時に行われる。
したがって、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサ29に到達した時点でモータ42を反転させて反
時計回りに回転させると、感光体ドラム12及び転写ロ
ーラ15の回転が開始され、同時に中間フィードローラ
20が回転させられる。
方向の回転が開始され、次の印刷用紙の給紙が開始され
る。なお、印刷後の印刷用紙の排紙も同時に行われる。
したがって、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサ29に到達した時点でモータ42を反転させて反
時計回りに回転させると、感光体ドラム12及び転写ロ
ーラ15の回転が開始され、同時に中間フィードローラ
20が回転させられる。
【0117】このように、給紙、印刷用紙の搬送及び画
像形成プロセスのために駆動源として1個のモータを配
設するだけでよいので、電子写真装置30を小型化する
ことができるだけでなく、コストを低くすることができ
る。また、モータ42を正逆反転させたときに、動力切
替装置31において噛合(かみあ)いの着脱がないの
で、バックラッシュがなく、切替応答性が良好な動力切
替装置31を得ることができるとともに、電子写真装置
30の信頼性を高くすることができる。
像形成プロセスのために駆動源として1個のモータを配
設するだけでよいので、電子写真装置30を小型化する
ことができるだけでなく、コストを低くすることができ
る。また、モータ42を正逆反転させたときに、動力切
替装置31において噛合(かみあ)いの着脱がないの
で、バックラッシュがなく、切替応答性が良好な動力切
替装置31を得ることができるとともに、電子写真装置
30の信頼性を高くすることができる。
【0118】次に、手差し給紙について説明する。図1
0は本発明の第1の実施例における電子写真装置の手差
し給紙の説明図、図11は本発明の第1の実施例におけ
る手差し給紙時のタイムチャートである。なお、図10
において、図4と同じ構造については、同じ符号を付す
ことによって説明を省略する。
0は本発明の第1の実施例における電子写真装置の手差
し給紙の説明図、図11は本発明の第1の実施例におけ
る手差し給紙時のタイムチャートである。なお、図10
において、図4と同じ構造については、同じ符号を付す
ことによって説明を省略する。
【0119】図において、62は印刷用紙18(図2参
照)を手差しによって給紙するための手差しルートであ
る。この場合、モータ42(図1)を停止させた状態に
おいて、印刷用紙18が手差しによって手差しルート6
2に給紙される。そして、給紙用の用紙検出センサ26
が印刷用紙18の先端を検出すると、図11に示すよう
に、モータ42が時計回りに回転させられ、印刷用紙1
8の搬送及び画像形成プロセスが開始される。
照)を手差しによって給紙するための手差しルートであ
る。この場合、モータ42(図1)を停止させた状態に
おいて、印刷用紙18が手差しによって手差しルート6
2に給紙される。そして、給紙用の用紙検出センサ26
が印刷用紙18の先端を検出すると、図11に示すよう
に、モータ42が時計回りに回転させられ、印刷用紙1
8の搬送及び画像形成プロセスが開始される。
【0120】なお、本実施例においては、モータ42の
回転を、最初に第1シャフト40に伝達するようになっ
ているが、第2シャフト41に伝達することもできる。
さらに、モータ42とホッピングローラ19との間のギ
ヤトレーンのトータルギヤ比を大きくし、モータ42と
中間フィードローラ20との間のギヤトレーンのトータ
ルギヤ比を小さくすることによって、ホッピングローラ
19による給紙速度を低く、中間フィードローラ20に
よる搬送速度を高くし、給紙を安定させることができ
る。
回転を、最初に第1シャフト40に伝達するようになっ
ているが、第2シャフト41に伝達することもできる。
さらに、モータ42とホッピングローラ19との間のギ
ヤトレーンのトータルギヤ比を大きくし、モータ42と
中間フィードローラ20との間のギヤトレーンのトータ
ルギヤ比を小さくすることによって、ホッピングローラ
19による給紙速度を低く、中間フィードローラ20に
よる搬送速度を高くし、給紙を安定させることができ
る。
【0121】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図12は本発明の第2の実施例における動力切替
装置の斜視図である。図において、31は動力切替装
置、39はサポートフレームであり、該サポートフレー
ム39に第1シャフト40及び第2シャフト41が平行
にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレーム39
の側壁にはモータ42が取り付けられる。該モータ42
のモータ軸42aにドライブギヤ43が固定され、該ド
ライブギヤ43は前記第2シャフト41に固定されたド
リブンギヤ44と噛合する。
する。図12は本発明の第2の実施例における動力切替
装置の斜視図である。図において、31は動力切替装
置、39はサポートフレームであり、該サポートフレー
ム39に第1シャフト40及び第2シャフト41が平行
にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレーム39
の側壁にはモータ42が取り付けられる。該モータ42
のモータ軸42aにドライブギヤ43が固定され、該ド
ライブギヤ43は前記第2シャフト41に固定されたド
リブンギヤ44と噛合する。
【0122】前記第1シャフト40には、第1のワンウ
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ4
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。そして、第1シャフト40に
は、第1の出力ギヤ51が固定される。
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ4
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。そして、第1シャフト40に
は、第1の出力ギヤ51が固定される。
【0123】一方、前記第2シャフト41には、第3の
ワンウェイベアリング49を内蔵した第3のワンウェイ
ギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリン
グ49は、第2シャフト41に対して相対的に矢印c方
向に回転させようとしたときにロックする。また、第2
シャフト41にはアイドルギヤ63が固定され、該アイ
ドルギヤ63と第1のワンウェイギヤ46とが噛合す
る。
ワンウェイベアリング49を内蔵した第3のワンウェイ
ギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリン
グ49は、第2シャフト41に対して相対的に矢印c方
向に回転させようとしたときにロックする。また、第2
シャフト41にはアイドルギヤ63が固定され、該アイ
ドルギヤ63と第1のワンウェイギヤ46とが噛合す
る。
【0124】前記サポートフレーム39の側壁にはスタ
ッド53が第1シャフト40及び第2シャフト41と平
行に固定される。そして、前記スタッド53に第2の出
力ギヤ54が回転自在に支持され、該第2の出力ギヤ5
4と前記第2のワンウェイギヤ48及び第3のワンウェ
イギヤ50とが噛合する。次に、前記動力切替装置31
の動作について説明する。
ッド53が第1シャフト40及び第2シャフト41と平
行に固定される。そして、前記スタッド53に第2の出
力ギヤ54が回転自在に支持され、該第2の出力ギヤ5
4と前記第2のワンウェイギヤ48及び第3のワンウェ
イギヤ50とが噛合する。次に、前記動力切替装置31
の動作について説明する。
【0125】図13は本発明の第2の実施例における動
力切替装置の第1の状態図、図14は本発明の第2の実
施例における動力切替装置の第2の状態図である。図1
3に示すように、まず、モータ42を反時計回りに回転
させると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介
して第2シャフト41は矢印e′方向に回転させられ、
アイドルギヤ63を介して第1のワンウェイギヤ46に
回転が伝達される。この場合、第1のワンウェイベアリ
ング45がロックして第1のワンウェイギヤ46は矢印
d′方向に回転させられる。
力切替装置の第1の状態図、図14は本発明の第2の実
施例における動力切替装置の第2の状態図である。図1
3に示すように、まず、モータ42を反時計回りに回転
させると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介
して第2シャフト41は矢印e′方向に回転させられ、
アイドルギヤ63を介して第1のワンウェイギヤ46に
回転が伝達される。この場合、第1のワンウェイベアリ
ング45がロックして第1のワンウェイギヤ46は矢印
d′方向に回転させられる。
【0126】そして、第1シャフト40が矢印d′方向
に回転し、第1の出力ギヤ51は矢印d′方向に回転す
る。したがって、アイドルギヤ32(図4)に矢印f方
向の回転が伝達される。このとき、第3のワンウェイベ
アリング49はロックせず、第3のワンウェイギヤ50
は空転する。また、第1シャフト40が矢印d′方向に
回転すると、第2のワンウェイベアリング47がロック
し、第2のワンウェイギヤ48も矢印d′方向に回転す
る。したがって、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回
転させられ、中間フィードローラ20のギヤ57(図
5)に矢印h方向の回転が、転写ローラ15のギヤ56
に矢印i方向の回転が伝達される。
に回転し、第1の出力ギヤ51は矢印d′方向に回転す
る。したがって、アイドルギヤ32(図4)に矢印f方
向の回転が伝達される。このとき、第3のワンウェイベ
アリング49はロックせず、第3のワンウェイギヤ50
は空転する。また、第1シャフト40が矢印d′方向に
回転すると、第2のワンウェイベアリング47がロック
し、第2のワンウェイギヤ48も矢印d′方向に回転す
る。したがって、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回
転させられ、中間フィードローラ20のギヤ57(図
5)に矢印h方向の回転が、転写ローラ15のギヤ56
に矢印i方向の回転が伝達される。
【0127】なお、第2の出力ギヤ54を介して第3の
ワンウェイギヤ50及び第3のワンウェイベアリング4
9に矢印e方向の回転が伝達されるが、このとき、第3
のワンウェイベアリング49はロックしないので、第3
のワンウェイギヤ50は矢印e方向に空転する。したが
って、モータ42は反時計回りの回転を継続することが
できる。
ワンウェイギヤ50及び第3のワンウェイベアリング4
9に矢印e方向の回転が伝達されるが、このとき、第3
のワンウェイベアリング49はロックしないので、第3
のワンウェイギヤ50は矢印e方向に空転する。したが
って、モータ42は反時計回りの回転を継続することが
できる。
【0128】ここで、該モータ42を停止させると、動
力切替装置31は停止する。次に、前記モータ42を反
転させ、図14に示すように、時計回りに回転させる
と、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して第
2シャフト41は矢印e方向に回転し、アイドルギヤ6
3を介して第1のワンウェイギヤ46に矢印d方向の回
転が伝達される。この場合、第1のワンウェイベアリン
グ45はロックしないので、第1のワンウェイギヤ46
は矢印d方向に空転する。したがって、モータ42は反
時計回りの回転を継続することができる。
力切替装置31は停止する。次に、前記モータ42を反
転させ、図14に示すように、時計回りに回転させる
と、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して第
2シャフト41は矢印e方向に回転し、アイドルギヤ6
3を介して第1のワンウェイギヤ46に矢印d方向の回
転が伝達される。この場合、第1のワンウェイベアリン
グ45はロックしないので、第1のワンウェイギヤ46
は矢印d方向に空転する。したがって、モータ42は反
時計回りの回転を継続することができる。
【0129】一方、第3のワンウェイベアリング49が
ロックして第3のワンウェイギヤ50に矢印e方向の回
転が伝達される。したがって、第2の出力ギヤ54は矢
印g方向に回転して中間フィードローラ20のギヤ57
に矢印h方向の回転が、転写ローラ15のギヤ56に矢
印i方向の回転が伝達される。そして、第2の出力ギヤ
54を介して第2のワンウェイギヤ48及び第2のワン
ウェイベアリング47に矢印d′方向の回転が伝達され
るが、このとき、第2のワンウェイベアリング47はロ
ックしないので、第2のワンウェイギヤ48は矢印d′
方向に空転する。したがって、第1シャフト40には回
転が伝達されず、第1の出力ギヤ51及びアイドルギヤ
32は停止したままになる。
ロックして第3のワンウェイギヤ50に矢印e方向の回
転が伝達される。したがって、第2の出力ギヤ54は矢
印g方向に回転して中間フィードローラ20のギヤ57
に矢印h方向の回転が、転写ローラ15のギヤ56に矢
印i方向の回転が伝達される。そして、第2の出力ギヤ
54を介して第2のワンウェイギヤ48及び第2のワン
ウェイベアリング47に矢印d′方向の回転が伝達され
るが、このとき、第2のワンウェイベアリング47はロ
ックしないので、第2のワンウェイギヤ48は矢印d′
方向に空転する。したがって、第1シャフト40には回
転が伝達されず、第1の出力ギヤ51及びアイドルギヤ
32は停止したままになる。
【0130】このように、給紙、印刷用紙の搬送及び画
像形成プロセスのために駆動源として1個のモータを配
設するだけでよいので、電子写真装置30を小型化する
ことができるだけでなく、コストを低くすることができ
る。また、モータ42を正逆反転させたときに、動力切
替装置31において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置31を
得ることができるとともに、電子写真装置30の信頼性
を高くすることができる。なお、53はスタッドであ
る。
像形成プロセスのために駆動源として1個のモータを配
設するだけでよいので、電子写真装置30を小型化する
ことができるだけでなく、コストを低くすることができ
る。また、モータ42を正逆反転させたときに、動力切
替装置31において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置31を
得ることができるとともに、電子写真装置30の信頼性
を高くすることができる。なお、53はスタッドであ
る。
【0131】次に、本発明の第3の実施例について説明
する。図15は本発明の第3の実施例における動力切替
装置の斜視図である。図において、31は動力切替装
置、39はサポートフレームであり、該サポートフレー
ム39に第1シャフト40及び第2シャフト41が平行
にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレーム39
の側壁にはモータ42が取り付けられる。該モータ42
のモータ軸42aにドライブギヤ43が固定され、該ド
ライブギヤ43は前記第1シャフト40に固定されたド
リブンギヤ44と噛合する。
する。図15は本発明の第3の実施例における動力切替
装置の斜視図である。図において、31は動力切替装
置、39はサポートフレームであり、該サポートフレー
ム39に第1シャフト40及び第2シャフト41が平行
にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレーム39
の側壁にはモータ42が取り付けられる。該モータ42
のモータ軸42aにドライブギヤ43が固定され、該ド
ライブギヤ43は前記第1シャフト40に固定されたド
リブンギヤ44と噛合する。
【0132】前記第1シャフト40には、第1のワンウ
ェイベアリング145を内蔵した第1のワンウェイギヤ
46、及び第2のワンウェイベアリング147を内蔵し
た第2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1の
ワンウェイベアリング145は、第1シャフト40に対
して相対的に矢印b方向に回転させようとしたときにロ
ックする。また、第2のワンウェイベアリング147
は、第1シャフト40に対して相対的に矢印a方向に回
転させようとしたときにロックする。
ェイベアリング145を内蔵した第1のワンウェイギヤ
46、及び第2のワンウェイベアリング147を内蔵し
た第2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1の
ワンウェイベアリング145は、第1シャフト40に対
して相対的に矢印b方向に回転させようとしたときにロ
ックする。また、第2のワンウェイベアリング147
は、第1シャフト40に対して相対的に矢印a方向に回
転させようとしたときにロックする。
【0133】一方、前記第2シャフト41には、第3の
ワンウェイベアリング149を内蔵した第3のワンウェ
イギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリ
ング149は、第2シャフト41に対して相対的に矢印
a方向に回転させようとしたときにロックする。また、
第2シャフト41には第1の出力ギヤ51が固定され、
該第1の出力ギヤ51と第1のワンウェイギヤ46とが
噛合する。
ワンウェイベアリング149を内蔵した第3のワンウェ
イギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリ
ング149は、第2シャフト41に対して相対的に矢印
a方向に回転させようとしたときにロックする。また、
第2シャフト41には第1の出力ギヤ51が固定され、
該第1の出力ギヤ51と第1のワンウェイギヤ46とが
噛合する。
【0134】前記サポートフレーム39の側壁にはスタ
ッド53が第1シャフト40及び第2シャフト41と平
行に固定される。そして、前記スタッド53に第2の出
力ギヤ54が回転自在に支持され、該第2の出力ギヤ5
4と前記第2のワンウェイギヤ48及び第3のワンウェ
イギヤ50とが噛合する。この場合、第1のワンウェイ
ベアリング145、第2のワンウェイベアリング147
及び第3のワンウェイベアリング149は、いずれも第
1の実施例と逆方向に回転させられたときにロックする
ようになっている。したがって、動力切替装置31を第
1の実施例と異なる方向に取り付ける必要がある場合に
適用することができる。その結果、第1の出力ギヤ51
は矢印e′方向に、第2の出力ギヤ54は矢印g′方向
に回転させられる。
ッド53が第1シャフト40及び第2シャフト41と平
行に固定される。そして、前記スタッド53に第2の出
力ギヤ54が回転自在に支持され、該第2の出力ギヤ5
4と前記第2のワンウェイギヤ48及び第3のワンウェ
イギヤ50とが噛合する。この場合、第1のワンウェイ
ベアリング145、第2のワンウェイベアリング147
及び第3のワンウェイベアリング149は、いずれも第
1の実施例と逆方向に回転させられたときにロックする
ようになっている。したがって、動力切替装置31を第
1の実施例と異なる方向に取り付ける必要がある場合に
適用することができる。その結果、第1の出力ギヤ51
は矢印e′方向に、第2の出力ギヤ54は矢印g′方向
に回転させられる。
【0135】次に、ワンウェイベアリングに代えて電磁
クラッチを使用した第4の実施例について説明する。図
16は本発明の第4の実施例における電磁クラッチの断
面図、図17は本発明の第4の実施例における動力切替
装置の第1の状態図、図18は本発明の第4の実施例に
おける動力切替装置の第2の状態図である。
クラッチを使用した第4の実施例について説明する。図
16は本発明の第4の実施例における電磁クラッチの断
面図、図17は本発明の第4の実施例における動力切替
装置の第1の状態図、図18は本発明の第4の実施例に
おける動力切替装置の第2の状態図である。
【0136】図16において、65はシャフト、66は
電磁クラッチ、67は電磁クラッチ本体である。該電磁
クラッチ本体67は、シャフト65に回転自在に支持さ
れ、内部に図示しない電磁石を内蔵する。また、68は
前記電磁クラッチ66に電流を供給するためのリード線
である。そして、前記電磁クラッチ本体67が回転しな
いようにプレート69が固定され、該プレート69を介
して電磁クラッチ本体67が電子写真装置30(図4)
のフレームに固定される。また、71は前記シャフト6
5に固定されたドライブディスク、72は前記シャフト
65に回転自在に支持されたドリブンディスクである。
該ドリブンディスク72には出力ギヤ73が固定され
る。
電磁クラッチ、67は電磁クラッチ本体である。該電磁
クラッチ本体67は、シャフト65に回転自在に支持さ
れ、内部に図示しない電磁石を内蔵する。また、68は
前記電磁クラッチ66に電流を供給するためのリード線
である。そして、前記電磁クラッチ本体67が回転しな
いようにプレート69が固定され、該プレート69を介
して電磁クラッチ本体67が電子写真装置30(図4)
のフレームに固定される。また、71は前記シャフト6
5に固定されたドライブディスク、72は前記シャフト
65に回転自在に支持されたドリブンディスクである。
該ドリブンディスク72には出力ギヤ73が固定され
る。
【0137】前記電磁クラッチ66に電流が供給され
ず、該電磁クラッチ66がオフである場合は、シャフト
65の回転に伴いドライブディスク71が回転しても、
ドライブディスク71とドリブンディスク72との間に
ギャップgが形成され、シャフト65の回転はドリブン
ディスク72に伝達されない。一方、電磁クラッチ66
に電流が供給され、該電磁クラッチ66がオンになる
と、電磁クラッチ本体67の電磁石が働き、ドライブデ
ィスク71にドリブンディスク72が吸引され両者が締
結される。したがって、シャフト65の回転が出力ギヤ
73に伝達される。
ず、該電磁クラッチ66がオフである場合は、シャフト
65の回転に伴いドライブディスク71が回転しても、
ドライブディスク71とドリブンディスク72との間に
ギャップgが形成され、シャフト65の回転はドリブン
ディスク72に伝達されない。一方、電磁クラッチ66
に電流が供給され、該電磁クラッチ66がオンになる
と、電磁クラッチ本体67の電磁石が働き、ドライブデ
ィスク71にドリブンディスク72が吸引され両者が締
結される。したがって、シャフト65の回転が出力ギヤ
73に伝達される。
【0138】次に、前記動力切替装置31について説明
する。図17及び18において、図示しないサポートフ
レームに第1シャフト40及び第2シャフト41が平行
にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレームの側
壁にはモータ42が取り付けられる。該モータ42のモ
ータ軸42aにドライブギヤ43が固定され、該ドライ
ブギヤ43は前記第1シャフト40に固定されたドリブ
ンギヤ44と噛合する。
する。図17及び18において、図示しないサポートフ
レームに第1シャフト40及び第2シャフト41が平行
にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレームの側
壁にはモータ42が取り付けられる。該モータ42のモ
ータ軸42aにドライブギヤ43が固定され、該ドライ
ブギヤ43は前記第1シャフト40に固定されたドリブ
ンギヤ44と噛合する。
【0139】前記第1シャフト40には、第1の電磁ク
ラッチ245を内蔵した第1のアイドルギヤ246、及
び第2の電磁クラッチ247を内蔵した第2のアイドル
ギヤ248が支持される。一方、前記第2シャフト41
には、第3の電磁クラッチ249を内蔵した第3のアイ
ドルギヤ250が支持される。また、第2シャフト41
には第1の出力ギヤ51が固定され、該第1の出力ギヤ
51と第1のアイドルギヤ246とが噛合する。
ラッチ245を内蔵した第1のアイドルギヤ246、及
び第2の電磁クラッチ247を内蔵した第2のアイドル
ギヤ248が支持される。一方、前記第2シャフト41
には、第3の電磁クラッチ249を内蔵した第3のアイ
ドルギヤ250が支持される。また、第2シャフト41
には第1の出力ギヤ51が固定され、該第1の出力ギヤ
51と第1のアイドルギヤ246とが噛合する。
【0140】前記サポートフレームの側壁には図示しな
いスタッドが第1シャフト40及び第2シャフト41と
平行に固定される。そして、前記スタッドに第2の出力
ギヤ54が回転自在に支持され、第2の出力ギヤ54と
前記第2のアイドルギヤ248及び第3のアイドルギヤ
250とが噛合する。さらに、第1の出力ギヤ51と電
子写真装置30(図4)のアイドルギヤ32とが、第2
の出力ギヤ54と転写ローラ15のギヤ56及び中間フ
ィードローラ20のギヤ57とがそれぞれ噛合する。
いスタッドが第1シャフト40及び第2シャフト41と
平行に固定される。そして、前記スタッドに第2の出力
ギヤ54が回転自在に支持され、第2の出力ギヤ54と
前記第2のアイドルギヤ248及び第3のアイドルギヤ
250とが噛合する。さらに、第1の出力ギヤ51と電
子写真装置30(図4)のアイドルギヤ32とが、第2
の出力ギヤ54と転写ローラ15のギヤ56及び中間フ
ィードローラ20のギヤ57とがそれぞれ噛合する。
【0141】次に、前記動力切替装置31の動作につい
て説明する。まず、図17に示すように、第1の電磁ク
ラッチ245及び第3の電磁クラッチ249をオンに
し、第2の電磁クラッチ247をオフにしてモータ42
を反時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ51が矢
印e方向に回転し、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に
回転する。
て説明する。まず、図17に示すように、第1の電磁ク
ラッチ245及び第3の電磁クラッチ249をオンに
し、第2の電磁クラッチ247をオフにしてモータ42
を反時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ51が矢
印e方向に回転し、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に
回転する。
【0142】また、図18に示すように、第2の電磁ク
ラッチ247をオンにし、第1の電磁クラッチ245及
び第3の電磁クラッチ249をオフにしてモータ42を
時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ51は停止
し、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転する。次
に、図19及び20に基づいて、電子写真装置30の動
作について説明する。
ラッチ247をオンにし、第1の電磁クラッチ245及
び第3の電磁クラッチ249をオフにしてモータ42を
時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ51は停止
し、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転する。次
に、図19及び20に基づいて、電子写真装置30の動
作について説明する。
【0143】図19は本発明の第4の実施例における電
子写真装置の1枚印刷時のタイムチャート、図20は本
発明の第4の実施例における電子写真装置の手指し給紙
時のタイムチャートである。1枚印刷時においては、図
示しない印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サ29に到達した時点で、図19に示すようにモータ4
2を停止させ、モータ42を反転させて時計回りに回転
させる。
子写真装置の1枚印刷時のタイムチャート、図20は本
発明の第4の実施例における電子写真装置の手指し給紙
時のタイムチャートである。1枚印刷時においては、図
示しない印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サ29に到達した時点で、図19に示すようにモータ4
2を停止させ、モータ42を反転させて時計回りに回転
させる。
【0144】このとき、第1の電磁クラッチ245及び
第3の電磁クラッチ249をオフにし、続いて、第2の
電磁クラッチ247をオンにする。また、手指し給紙時
においては、モータ42を停止させた状態において、前
記印刷用紙が手差しによって給紙される。そして、給紙
用の用紙検出センサ26が印刷用紙の先端を検出する
と、図20に示すように、モータ42が時計回りに回転
させられ、印刷用紙の搬送及び画像プロセスが開始され
る。
第3の電磁クラッチ249をオフにし、続いて、第2の
電磁クラッチ247をオンにする。また、手指し給紙時
においては、モータ42を停止させた状態において、前
記印刷用紙が手差しによって給紙される。そして、給紙
用の用紙検出センサ26が印刷用紙の先端を検出する
と、図20に示すように、モータ42が時計回りに回転
させられ、印刷用紙の搬送及び画像プロセスが開始され
る。
【0145】次に、本発明の第5の実施例について説明
する。図21は本発明の第5の実施例における電子写真
装置の断面図、図22は本発明の第5の実施例における
動力切替装置のタイムチャート、図23は本発明の第5
の実施例における動力切替装置の斜視図である。図にお
いて、130は電子写真装置、75はプリンタ本体であ
る。また、第1の用紙カセット18aの下部に第2の用
紙カセット18bが配設され、第1の用紙カセット18
aの前方に用紙走行ルート78が形成される。該用紙走
行ルート78の途中には、補助フィードローラ79a、
及び該補助フィードローラ79aと対向させてプレッシ
ャローラ79bが配設され、印刷用紙18の給紙方向に
おける前記補助フィードローラ79aの下流側に補助給
紙用の用紙検出センサ80が配設される。
する。図21は本発明の第5の実施例における電子写真
装置の断面図、図22は本発明の第5の実施例における
動力切替装置のタイムチャート、図23は本発明の第5
の実施例における動力切替装置の斜視図である。図にお
いて、130は電子写真装置、75はプリンタ本体であ
る。また、第1の用紙カセット18aの下部に第2の用
紙カセット18bが配設され、第1の用紙カセット18
aの前方に用紙走行ルート78が形成される。該用紙走
行ルート78の途中には、補助フィードローラ79a、
及び該補助フィードローラ79aと対向させてプレッシ
ャローラ79bが配設され、印刷用紙18の給紙方向に
おける前記補助フィードローラ79aの下流側に補助給
紙用の用紙検出センサ80が配設される。
【0146】この場合、補助ホッピングローラ19bの
フィード接点76から補助給紙用の用紙検出センサ80
までの距離は、印刷用紙18の長さより短く設定され
る。そして、第2の用紙カセット18bに収納された印
刷用紙18が補助ホッピングローラ19bによって給紙
され、前記用紙走行ルート78を経由してプリンタ本体
75に進入するようになっている。
フィード接点76から補助給紙用の用紙検出センサ80
までの距離は、印刷用紙18の長さより短く設定され
る。そして、第2の用紙カセット18bに収納された印
刷用紙18が補助ホッピングローラ19bによって給紙
され、前記用紙走行ルート78を経由してプリンタ本体
75に進入するようになっている。
【0147】次に、前記補助フィードローラ79a及び
補助ホッピングローラ19bの駆動動力伝達系について
説明する。図23において、131は動力切替装置であ
り、該動力切替装置131の第2シャフト41に直結さ
せて補助ホッピングローラ19bが配設され、第2の出
力ギヤ54の回転がアイドルギヤ81、82及び補助フ
ィードローラギヤ83を介して、補助フィードローラ7
9aに伝達される。なお、40は第1シャフト、42は
モータである。
補助ホッピングローラ19bの駆動動力伝達系について
説明する。図23において、131は動力切替装置であ
り、該動力切替装置131の第2シャフト41に直結さ
せて補助ホッピングローラ19bが配設され、第2の出
力ギヤ54の回転がアイドルギヤ81、82及び補助フ
ィードローラギヤ83を介して、補助フィードローラ7
9aに伝達される。なお、40は第1シャフト、42は
モータである。
【0148】次に、前記構成の動力切替装置131の動
作について説明する。前記モータ42を反時計回りに回
転させると、第2シャフト41が矢印e方向に、第2の
出力ギヤ54は矢印g方向に回転する。したがって、補
助ホッピングローラ19bは矢印B2方向に、補助フィ
ードローラ79aは矢印h2方向に回転する。
作について説明する。前記モータ42を反時計回りに回
転させると、第2シャフト41が矢印e方向に、第2の
出力ギヤ54は矢印g方向に回転する。したがって、補
助ホッピングローラ19bは矢印B2方向に、補助フィ
ードローラ79aは矢印h2方向に回転する。
【0149】また、モータ42を時計回りに回転させる
と、補助ホッピングローラ19bには回転が伝達されな
いので、補助フィードローラ79aだけが矢印h2方向
に回転する。そこで、図22に示すように、モータ42
を反時計回りに回転させると、印刷用紙18が補助ホッ
ピングローラ19bによって給紙される。そして、印刷
用紙18が補助フィードローラ79aとプレッシャロー
ラ79bとの間を通り、印刷用紙18の先端が補助給紙
用の用紙検出センサ80に到達した時点でモータ42を
停止させ、時計回りに回転させる。このようにして、印
刷用紙18を補助フィードローラ79a及びプレッシャ
ローラ79bによってプリンタ本体75に給紙し続ける
ことができる。
と、補助ホッピングローラ19bには回転が伝達されな
いので、補助フィードローラ79aだけが矢印h2方向
に回転する。そこで、図22に示すように、モータ42
を反時計回りに回転させると、印刷用紙18が補助ホッ
ピングローラ19bによって給紙される。そして、印刷
用紙18が補助フィードローラ79aとプレッシャロー
ラ79bとの間を通り、印刷用紙18の先端が補助給紙
用の用紙検出センサ80に到達した時点でモータ42を
停止させ、時計回りに回転させる。このようにして、印
刷用紙18を補助フィードローラ79a及びプレッシャ
ローラ79bによってプリンタ本体75に給紙し続ける
ことができる。
【0150】この場合、印刷用紙18の後端が補助ホッ
ピングローラ19bのフィード接点76を通過するまで
は、印刷用紙18との間の摩擦力によって補助ホッピン
グローラ19bは矢印B2方向に回転させられるが、印
刷用紙18の後端がフィード接点76を通過すると、補
助ホッピングローラ19bは停止する。したがって、次
の印刷用紙18は給紙されない。その後、印刷用紙18
の後端が補助給紙用の用紙検出センサ80に到達した時
点でモータ42が停止させられる。
ピングローラ19bのフィード接点76を通過するまで
は、印刷用紙18との間の摩擦力によって補助ホッピン
グローラ19bは矢印B2方向に回転させられるが、印
刷用紙18の後端がフィード接点76を通過すると、補
助ホッピングローラ19bは停止する。したがって、次
の印刷用紙18は給紙されない。その後、印刷用紙18
の後端が補助給紙用の用紙検出センサ80に到達した時
点でモータ42が停止させられる。
【0151】ところで、前記各実施例においては、電子
写真装置30、130を小型化するために、中間フィー
ドローラ20とプレッシャローラ21との接点R(図3
参照)から転写部Sまでの距離を短く設定すると、画像
形成開始タイミングと印刷用紙18の搬送開始タイミン
グとを電気的に調整する必要が生じ、制御が複雑にな
り、コストが高くなってしまう。
写真装置30、130を小型化するために、中間フィー
ドローラ20とプレッシャローラ21との接点R(図3
参照)から転写部Sまでの距離を短く設定すると、画像
形成開始タイミングと印刷用紙18の搬送開始タイミン
グとを電気的に調整する必要が生じ、制御が複雑にな
り、コストが高くなってしまう。
【0152】そこで、LEDヘッド14の発光タイミン
グに対して、中間フィードローラ20による印刷用紙1
8の搬送開始タイミングを遅らせるための遅延時間を、
容易に設定することができるようにした第6の実施例に
ついて説明する。図24は本発明の第6の実施例におけ
る動力切替装置の斜視図である。図において、31は動
力切替装置、39はサポートフレームであり、該サポー
トフレーム39に第1シャフト40及び第2シャフト4
1が平行にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレ
ーム39の側壁にはモータ42が取り付けられる。該モ
ータ42のモータ軸42aにドライブギヤ43が固定さ
れ、該ドライブギヤ43は前記第1シャフト40に固定
されたドリブンギヤ44と噛合する。
グに対して、中間フィードローラ20による印刷用紙1
8の搬送開始タイミングを遅らせるための遅延時間を、
容易に設定することができるようにした第6の実施例に
ついて説明する。図24は本発明の第6の実施例におけ
る動力切替装置の斜視図である。図において、31は動
力切替装置、39はサポートフレームであり、該サポー
トフレーム39に第1シャフト40及び第2シャフト4
1が平行にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレ
ーム39の側壁にはモータ42が取り付けられる。該モ
ータ42のモータ軸42aにドライブギヤ43が固定さ
れ、該ドライブギヤ43は前記第1シャフト40に固定
されたドリブンギヤ44と噛合する。
【0153】前記第1シャフト40には、第1のワンウ
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ4
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ4
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。
【0154】一方、前記第2シャフト41には、第3の
ワンウェイベアリング49を内蔵した第3のワンウェイ
ギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリン
グ49は、第2シャフト41に対して相対的に矢印c方
向に回転させようとしたときにロックする。また、第2
シャフト41には第1の出力ギヤ51が固定され、該第
1の出力ギヤ51と第1のワンウェイギヤ46とが噛合
する。
ワンウェイベアリング49を内蔵した第3のワンウェイ
ギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリン
グ49は、第2シャフト41に対して相対的に矢印c方
向に回転させようとしたときにロックする。また、第2
シャフト41には第1の出力ギヤ51が固定され、該第
1の出力ギヤ51と第1のワンウェイギヤ46とが噛合
する。
【0155】そして、前記第3のワンウェイギヤ50に
隣接させて、アイドルギヤ52が第2シャフト41に回
転自在に支持される。この場合、前記第3のワンウェイ
ギヤ50とアイドルギヤ52とは、設定された角度だけ
同期しないで回転するようになっている。そのために、
前記アイドルギヤ52の側面には一体に形成されたポス
ト52aが垂直に延び、該ポスト52aの先端が、前記
第3のワンウェイギヤ50に形成された円弧状溝50a
に沿って摺動(しゅうどう)自在に配設される。該円弧
状溝50aは、第3のワンウェイギヤ50の回転中心を
中心とする同心円上において、設定された長さだけ円周
方向に延びる。
隣接させて、アイドルギヤ52が第2シャフト41に回
転自在に支持される。この場合、前記第3のワンウェイ
ギヤ50とアイドルギヤ52とは、設定された角度だけ
同期しないで回転するようになっている。そのために、
前記アイドルギヤ52の側面には一体に形成されたポス
ト52aが垂直に延び、該ポスト52aの先端が、前記
第3のワンウェイギヤ50に形成された円弧状溝50a
に沿って摺動(しゅうどう)自在に配設される。該円弧
状溝50aは、第3のワンウェイギヤ50の回転中心を
中心とする同心円上において、設定された長さだけ円周
方向に延びる。
【0156】また、前記サポートフレーム39の側壁に
はスタッド53が第1シャフト40及び第2シャフト4
1と平行に固定される。そして、前記スタッド53に第
2の出力ギヤ54及び第3の出力ギヤ55が回転自在に
支持され、第2の出力ギヤ54と前記第3のワンウェイ
ギヤ50とが噛合し、第3の出力ギヤ55と前記第2の
ワンウェイギヤ48及びアイドルギヤ52とが噛合す
る。
はスタッド53が第1シャフト40及び第2シャフト4
1と平行に固定される。そして、前記スタッド53に第
2の出力ギヤ54及び第3の出力ギヤ55が回転自在に
支持され、第2の出力ギヤ54と前記第3のワンウェイ
ギヤ50とが噛合し、第3の出力ギヤ55と前記第2の
ワンウェイギヤ48及びアイドルギヤ52とが噛合す
る。
【0157】さらに、第1の出力ギヤ51と電子写真装
置30(図4)のアイドルギヤ32とが、第2の出力ギ
ヤ54と中間フィードローラ20のギヤ57とが、第3
の出力ギヤ55と転写ローラ15のギヤ56とがそれぞ
れ噛合する。次に、前記動力切替装置31の動作につい
て説明する。図25は本発明の第6の実施例における動
力切替装置の第1の状態図、図26は本発明の第6の実
施例における動力切替装置の第2の状態図である。
置30(図4)のアイドルギヤ32とが、第2の出力ギ
ヤ54と中間フィードローラ20のギヤ57とが、第3
の出力ギヤ55と転写ローラ15のギヤ56とがそれぞ
れ噛合する。次に、前記動力切替装置31の動作につい
て説明する。図25は本発明の第6の実施例における動
力切替装置の第1の状態図、図26は本発明の第6の実
施例における動力切替装置の第2の状態図である。
【0158】図25に示すように、まず、モータ42を
反時計回りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリ
ブンギヤ44を介して第1シャフト40は矢印d方向に
回転させられ、第1のワンウェイベアリング45がロッ
クして第1のワンウェイギヤ46に矢印d方向の回転が
伝達される。このとき、第2のワンウェイベアリング4
7はロックせず、第2のワンウェイギヤ48は空転す
る。そして、第1の出力ギヤ51は矢印e方向に回転
し、第2シャフト41も矢印e方向に回転する。したが
って、アイドルギヤ32に矢印f方向の回転が伝達され
る。
反時計回りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリ
ブンギヤ44を介して第1シャフト40は矢印d方向に
回転させられ、第1のワンウェイベアリング45がロッ
クして第1のワンウェイギヤ46に矢印d方向の回転が
伝達される。このとき、第2のワンウェイベアリング4
7はロックせず、第2のワンウェイギヤ48は空転す
る。そして、第1の出力ギヤ51は矢印e方向に回転
し、第2シャフト41も矢印e方向に回転する。したが
って、アイドルギヤ32に矢印f方向の回転が伝達され
る。
【0159】また、第2シャフト41が矢印e方向に回
転すると、第3のワンウェイベアリング49がロックし
て第3のワンウェイギヤ50も矢印e方向に回転する。
したがって、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転さ
せられ、中間フィードローラ20(図4)のギヤ57に
矢印h方向の回転が伝達される。また、前記第3のワン
ウェイギヤ50が矢印e方向の回転を開始して、円弧状
溝50aの端部50a′にポスト52aの先端が到達す
ると、前記アイドルギヤ52も矢印e方向の回転を開始
する。したがって、第3の出力ギヤ55が第2の出力ギ
ヤ54よりわずかに遅れて矢印g方向の回転を開始し、
転写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が伝達さ
れる。
転すると、第3のワンウェイベアリング49がロックし
て第3のワンウェイギヤ50も矢印e方向に回転する。
したがって、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転さ
せられ、中間フィードローラ20(図4)のギヤ57に
矢印h方向の回転が伝達される。また、前記第3のワン
ウェイギヤ50が矢印e方向の回転を開始して、円弧状
溝50aの端部50a′にポスト52aの先端が到達す
ると、前記アイドルギヤ52も矢印e方向の回転を開始
する。したがって、第3の出力ギヤ55が第2の出力ギ
ヤ54よりわずかに遅れて矢印g方向の回転を開始し、
転写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が伝達さ
れる。
【0160】なお、第3の出力ギヤ55を介して第2の
ワンウェイギヤ48及び第2のワンウェイベアリング4
7に矢印d′方向の回転が伝達されるが、このとき、第
2のワンウェイベアリング47はロックしないので、第
2のワンウェイギヤ48は矢印d′方向に空転する。し
たがって、モータ42は反時計回りの回転を継続するこ
とができる。
ワンウェイギヤ48及び第2のワンウェイベアリング4
7に矢印d′方向の回転が伝達されるが、このとき、第
2のワンウェイベアリング47はロックしないので、第
2のワンウェイギヤ48は矢印d′方向に空転する。し
たがって、モータ42は反時計回りの回転を継続するこ
とができる。
【0161】ここで、該モータ42を停止させると、図
26に示す状態で動力切替装置31は停止する。次に、
前記モータ42を反転させ、図26に示すように、時計
回りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリブンギ
ヤ44を介して第1シャフト40は矢印d′方向に回転
し、第2のワンウェイベアリング47がロックして第2
のワンウェイギヤ48に矢印d′方向の回転が伝達され
る。
26に示す状態で動力切替装置31は停止する。次に、
前記モータ42を反転させ、図26に示すように、時計
回りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリブンギ
ヤ44を介して第1シャフト40は矢印d′方向に回転
し、第2のワンウェイベアリング47がロックして第2
のワンウェイギヤ48に矢印d′方向の回転が伝達され
る。
【0162】このとき、第1のワンウェイベアリング4
5はロックせず、第1のワンウェイギヤ46は空転す
る。そして、第3の出力ギヤ55は矢印g方向に回転し
て転写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が伝達
される。また、第3の出力ギヤ55を介してアイドルギ
ヤ52は矢印e方向に回転させられる。そして、ポスト
52aの先端が前記円弧状溝50aの端部50a″に到
達すると、前記第3のワンウェイギヤ50が矢印e方向
に回転させられ、第2の出力ギヤ54が矢印g方向の回
転を開始する。したがって、第3の出力ギヤ55より円
弧状溝50aの長さに対応する遅延時間tだけ遅れて第
2の出力ギヤ54が矢印g方向の回転を開始し、中間フ
ィードローラ20のギヤ57に矢印h方向の回転が伝達
される。
5はロックせず、第1のワンウェイギヤ46は空転す
る。そして、第3の出力ギヤ55は矢印g方向に回転し
て転写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が伝達
される。また、第3の出力ギヤ55を介してアイドルギ
ヤ52は矢印e方向に回転させられる。そして、ポスト
52aの先端が前記円弧状溝50aの端部50a″に到
達すると、前記第3のワンウェイギヤ50が矢印e方向
に回転させられ、第2の出力ギヤ54が矢印g方向の回
転を開始する。したがって、第3の出力ギヤ55より円
弧状溝50aの長さに対応する遅延時間tだけ遅れて第
2の出力ギヤ54が矢印g方向の回転を開始し、中間フ
ィードローラ20のギヤ57に矢印h方向の回転が伝達
される。
【0163】なお、第3の出力ギヤ55及びアイドルギ
ヤ52からの回転を受けて、第3のワンウェイギヤ50
及び第3のワンウェイベアリング49に矢印e方向の回
転が伝達されるが、このとき、第3のワンウェイベアリ
ング49はロックしないので、第3のワンウェイギヤ5
0は矢印e方向に空転する。したがって、第2シャフト
41には回転が伝達されず、第1の出力ギヤ51及びア
イドルギヤ32は停止したままになる。
ヤ52からの回転を受けて、第3のワンウェイギヤ50
及び第3のワンウェイベアリング49に矢印e方向の回
転が伝達されるが、このとき、第3のワンウェイベアリ
ング49はロックしないので、第3のワンウェイギヤ5
0は矢印e方向に空転する。したがって、第2シャフト
41には回転が伝達されず、第1の出力ギヤ51及びア
イドルギヤ32は停止したままになる。
【0164】次に、図27に基づいて、電子写真装置3
0の動作について説明する。図27は本発明の第6の実
施例における電子写真装置のタイムチャートである。ま
ず、モータ42を反時計回りに回転させると、ホッピン
グローラ19(図4)が矢印B方向に、中間フィードロ
ーラ20が矢印h方向に、転写ローラ15が矢印i方向
に、感光体ドラム12が矢印A方向に、ヒートローラ1
6が矢印E方向に、バックアップローラ22が矢印D方
向に、排紙ローラ23a1 、23a2が矢印F方向に、
排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 が矢印G方向
に回転する。
0の動作について説明する。図27は本発明の第6の実
施例における電子写真装置のタイムチャートである。ま
ず、モータ42を反時計回りに回転させると、ホッピン
グローラ19(図4)が矢印B方向に、中間フィードロ
ーラ20が矢印h方向に、転写ローラ15が矢印i方向
に、感光体ドラム12が矢印A方向に、ヒートローラ1
6が矢印E方向に、バックアップローラ22が矢印D方
向に、排紙ローラ23a1 、23a2が矢印F方向に、
排紙プレッシャローラ23b1 、23b2 が矢印G方向
に回転する。
【0165】そして、ホッピングローラ19の矢印B方
向の回転によって給紙された図示しない印刷用紙は、中
間フィードローラ20に到達した後、該中間フィードロ
ーラ20及びプレッシャローラ21によって搬送され、
印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサ29に
到達した時点でモータ42が停止させられる。次に、モ
ータ42を反転させ、時計回りに回転させると、ホッピ
ングローラ19が停止した状態になるとともに、転写ロ
ーラ15が矢印i方向に、感光体ドラム12が矢印A方
向に、ヒートローラ16が矢印E方向に、バックアップ
ローラ22が矢印D方向に、排紙ローラ23a1 、23
a2 が矢印F方向に、排紙プレッシャローラ23b1 、
23b2 が矢印G方向に回転する。また、このとき、L
EDヘッド14が発光させられ、画像形成プロセスが開
始される。
向の回転によって給紙された図示しない印刷用紙は、中
間フィードローラ20に到達した後、該中間フィードロ
ーラ20及びプレッシャローラ21によって搬送され、
印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサ29に
到達した時点でモータ42が停止させられる。次に、モ
ータ42を反転させ、時計回りに回転させると、ホッピ
ングローラ19が停止した状態になるとともに、転写ロ
ーラ15が矢印i方向に、感光体ドラム12が矢印A方
向に、ヒートローラ16が矢印E方向に、バックアップ
ローラ22が矢印D方向に、排紙ローラ23a1 、23
a2 が矢印F方向に、排紙プレッシャローラ23b1 、
23b2 が矢印G方向に回転する。また、このとき、L
EDヘッド14が発光させられ、画像形成プロセスが開
始される。
【0166】そして、遅延時間tが経過すると、中間フ
ィードローラ20が回転を開始し、印刷用紙の搬送が再
開され、トナー像の転写及び定着が行われる。次に、ト
ナー像が定着された印刷用紙は、排紙ローラ23a1 、
23a2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、23b2
によって排出され、印刷が終了する。この間、前記ホッ
ピングローラ19は停止した状態にあるので、次の印刷
用紙は給紙されない。この場合、該印刷用紙を中間フィ
ードローラ20及びプレッシャローラ21によって搬送
している間は、印刷用紙の後端がホッピングローラ19
を通過するまでは、印刷用紙は摩擦力によってホッピン
グローラ19を矢印B方向に回転させようとする。
ィードローラ20が回転を開始し、印刷用紙の搬送が再
開され、トナー像の転写及び定着が行われる。次に、ト
ナー像が定着された印刷用紙は、排紙ローラ23a1 、
23a2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、23b2
によって排出され、印刷が終了する。この間、前記ホッ
ピングローラ19は停止した状態にあるので、次の印刷
用紙は給紙されない。この場合、該印刷用紙を中間フィ
ードローラ20及びプレッシャローラ21によって搬送
している間は、印刷用紙の後端がホッピングローラ19
を通過するまでは、印刷用紙は摩擦力によってホッピン
グローラ19を矢印B方向に回転させようとする。
【0167】ところが、該ホッピングローラ19の矢印
B方向の回転は、第1のワンウェイギヤ46(図25)
を矢印d方向に回転させようとする回転であるので、第
1のワンウェイベアリング45はロックせず、第1のワ
ンウェイギヤ46は空転する。また、第2シャフト41
は第3のワンウェイギヤ50の矢印e方向の回転に追随
して同方向に回転しようとする。したがって、中間フィ
ードローラ20及びプレッシャローラ21が印刷用紙を
搬送しようとする力に対して大きな負荷は生じない。
B方向の回転は、第1のワンウェイギヤ46(図25)
を矢印d方向に回転させようとする回転であるので、第
1のワンウェイベアリング45はロックせず、第1のワ
ンウェイギヤ46は空転する。また、第2シャフト41
は第3のワンウェイギヤ50の矢印e方向の回転に追随
して同方向に回転しようとする。したがって、中間フィ
ードローラ20及びプレッシャローラ21が印刷用紙を
搬送しようとする力に対して大きな負荷は生じない。
【0168】一方、前記印刷用紙を排紙ローラ23
a1 、23a2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、2
3b2 によって排出している間に、電子写真装置30に
次の印刷命令が入ると、印刷用紙の後端が排紙用の用紙
検出センサ28を通過した時点でモータ42が停止させ
られ、反転させられて反時計回りに回転させられる。そ
の結果、ホッピングローラ19の矢印B方向の回転が開
始され、次の印刷用紙の給紙が開始される。なお、印刷
後の印刷用紙の排紙も同時に行われる。この給紙動作中
に、第3のワンウェイギヤ50とアイドルギヤ52との
位相は図26に示す関係になる。すなわち、アイドルギ
ヤ52のポスト52aの先端が、第3のワンウェイギヤ
50の円弧状溝50aの端部50a′に当接させられ
る。
a1 、23a2 及び排紙プレッシャローラ23b1 、2
3b2 によって排出している間に、電子写真装置30に
次の印刷命令が入ると、印刷用紙の後端が排紙用の用紙
検出センサ28を通過した時点でモータ42が停止させ
られ、反転させられて反時計回りに回転させられる。そ
の結果、ホッピングローラ19の矢印B方向の回転が開
始され、次の印刷用紙の給紙が開始される。なお、印刷
後の印刷用紙の排紙も同時に行われる。この給紙動作中
に、第3のワンウェイギヤ50とアイドルギヤ52との
位相は図26に示す関係になる。すなわち、アイドルギ
ヤ52のポスト52aの先端が、第3のワンウェイギヤ
50の円弧状溝50aの端部50a′に当接させられ
る。
【0169】したがって、印刷用紙の先端がモータ反転
用の用紙検出センサ29に到達した時点でモータ42を
反転させて反時計回りに回転させると、感光体ドラム1
2及び転写ローラ15の回転が開始され、遅延時間tが
経過した後に中間フィードローラ20の回転が再開され
る。なお、t′は電子写真装置30の立上げ時にモータ
42を回転させたときの初期遅延時間であり、該初期遅
延時間t′は動力切替装置31のイニシャル位置、すな
わち、円弧状溝50a内におけるポスト52aの先端の
位置によって変動する。
用の用紙検出センサ29に到達した時点でモータ42を
反転させて反時計回りに回転させると、感光体ドラム1
2及び転写ローラ15の回転が開始され、遅延時間tが
経過した後に中間フィードローラ20の回転が再開され
る。なお、t′は電子写真装置30の立上げ時にモータ
42を回転させたときの初期遅延時間であり、該初期遅
延時間t′は動力切替装置31のイニシャル位置、すな
わち、円弧状溝50a内におけるポスト52aの先端の
位置によって変動する。
【0170】このように、給紙、印刷用紙の搬送及び画
像形成プロセスのために駆動源として1個のモータを配
設するだけでよいので、電子写真装置30を小型化する
ことができるだけでなく、コストを低くすることができ
る。また、LEDヘッド14の発光タイミングに対し
て、中間フィードローラ20による印刷用紙の搬送開始
タイミングを遅らせるための遅延時間tを容易に設定す
ることができるので、コストを低くすることができる。
像形成プロセスのために駆動源として1個のモータを配
設するだけでよいので、電子写真装置30を小型化する
ことができるだけでなく、コストを低くすることができ
る。また、LEDヘッド14の発光タイミングに対し
て、中間フィードローラ20による印刷用紙の搬送開始
タイミングを遅らせるための遅延時間tを容易に設定す
ることができるので、コストを低くすることができる。
【0171】そして、モータ42を正逆反転させたとき
にギヤ間の噛合いの着脱がないので、バックラッシュが
なく、切替応答性が良好な動力切替装置31を得ること
ができるとともに、電子写真装置30の信頼性を高くす
ることができる。さらに、モータ42とホッピングロー
ラ19との間のギヤトレーンのトータルギヤ比と、モー
タ42と中間フィードローラ20との間のギヤトレーン
のトータルギヤ比とを異なる値に設定することによっ
て、ホッピングローラ19による給紙速度を低く、中間
フィードローラ20による搬送速度を高くし、給紙を安
定させることができる。
にギヤ間の噛合いの着脱がないので、バックラッシュが
なく、切替応答性が良好な動力切替装置31を得ること
ができるとともに、電子写真装置30の信頼性を高くす
ることができる。さらに、モータ42とホッピングロー
ラ19との間のギヤトレーンのトータルギヤ比と、モー
タ42と中間フィードローラ20との間のギヤトレーン
のトータルギヤ比とを異なる値に設定することによっ
て、ホッピングローラ19による給紙速度を低く、中間
フィードローラ20による搬送速度を高くし、給紙を安
定させることができる。
【0172】次に、本発明の第7の実施例について説明
する。図28は本発明の第7の実施例における動力切替
装置の第1の状態図、図29は本発明の第7の実施例に
おける動力切替装置の第2の状態図である。図におい
て、31は動力切替装置、39はサポートフレームであ
り、該サポートフレーム39に第1シャフト40及び第
2シャフト41が平行にかつ回転自在に支持され、前記
サポートフレーム39の側壁にはモータ42が取り付け
られる。該モータ42のモータ軸42aにドライブギヤ
43が固定され、該ドライブギヤ43は前記第2シャフ
ト41に固定されたドリブンギヤ44と噛合する。ま
た、第2シャフト41にはアイドルギヤ63が固定さ
れ、該アイドルギヤ63と第1のワンウェイギヤ46と
が噛合する。
する。図28は本発明の第7の実施例における動力切替
装置の第1の状態図、図29は本発明の第7の実施例に
おける動力切替装置の第2の状態図である。図におい
て、31は動力切替装置、39はサポートフレームであ
り、該サポートフレーム39に第1シャフト40及び第
2シャフト41が平行にかつ回転自在に支持され、前記
サポートフレーム39の側壁にはモータ42が取り付け
られる。該モータ42のモータ軸42aにドライブギヤ
43が固定され、該ドライブギヤ43は前記第2シャフ
ト41に固定されたドリブンギヤ44と噛合する。ま
た、第2シャフト41にはアイドルギヤ63が固定さ
れ、該アイドルギヤ63と第1のワンウェイギヤ46と
が噛合する。
【0173】そして、第1シャフト40には第1の出力
ギヤ51が固定され、スタッド53に第2の出力ギヤ5
4及び第3の出力ギヤ55が回転自在に支持される。そ
の他の構成は第6の実施例と同様であるので、同じ符号
を付与することによって説明を省略する。次に、前記動
力切替装置31の動作について説明する。
ギヤ51が固定され、スタッド53に第2の出力ギヤ5
4及び第3の出力ギヤ55が回転自在に支持される。そ
の他の構成は第6の実施例と同様であるので、同じ符号
を付与することによって説明を省略する。次に、前記動
力切替装置31の動作について説明する。
【0174】図28に示すように、まず、モータ42を
反時計回りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリ
ブンギヤ44を介して第2シャフト41は矢印e′方向
に回転させられ、アイドルギヤ63を介して第1のワン
ウェイギヤ46に回転が伝達される。この場合、第1の
ワンウェイベアリング45がロックして第1のワンウェ
イギヤ46は矢印d′方向に回転させられる。
反時計回りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリ
ブンギヤ44を介して第2シャフト41は矢印e′方向
に回転させられ、アイドルギヤ63を介して第1のワン
ウェイギヤ46に回転が伝達される。この場合、第1の
ワンウェイベアリング45がロックして第1のワンウェ
イギヤ46は矢印d′方向に回転させられる。
【0175】そして、第1シャフト40も矢印d′方向
に回転し、第1の出力ギヤ51は矢印d′方向に回転す
る。したがって、アイドルギヤ32(図25)に矢印f
方向の回転が伝達される。このとき、第2シャフト41
は矢印e′方向に回転しているので、第3のワンウェイ
ベアリング49はロックせず、第3のワンウェイギヤ5
0は空転する。
に回転し、第1の出力ギヤ51は矢印d′方向に回転す
る。したがって、アイドルギヤ32(図25)に矢印f
方向の回転が伝達される。このとき、第2シャフト41
は矢印e′方向に回転しているので、第3のワンウェイ
ベアリング49はロックせず、第3のワンウェイギヤ5
0は空転する。
【0176】また、第1シャフト40が矢印d′方向に
回転すると、第2のワンウェイベアリング47がロック
し、第2のワンウェイギヤ48も矢印d′方向に回転す
る。したがって、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回
転させられ、中間フィードローラ20(図4)のギヤ5
7に矢印h方向の回転が伝達される。このとき、アイド
ルギヤ52が矢印e方向に回転し、前記円弧状溝50a
の端部50a″にポスト52aの先端が到達すると、第
3のワンウェイギヤ50も矢印e方向の回転を開始す
る。したがって、第3の出力ギヤ55は第2の出力ギヤ
54よりわずかに遅れて矢印g方向の回転を開始し、転
写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が伝達され
る。
回転すると、第2のワンウェイベアリング47がロック
し、第2のワンウェイギヤ48も矢印d′方向に回転す
る。したがって、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回
転させられ、中間フィードローラ20(図4)のギヤ5
7に矢印h方向の回転が伝達される。このとき、アイド
ルギヤ52が矢印e方向に回転し、前記円弧状溝50a
の端部50a″にポスト52aの先端が到達すると、第
3のワンウェイギヤ50も矢印e方向の回転を開始す
る。したがって、第3の出力ギヤ55は第2の出力ギヤ
54よりわずかに遅れて矢印g方向の回転を開始し、転
写ローラ15のギヤ56に矢印i方向の回転が伝達され
る。
【0177】前記第2の出力ギヤ54と第3の出力ギヤ
55とが回転を開始する時間的なずれは、第6の実施例
と同様に初期遅延時間t′(図27)になるが、該初期
遅延時間t′は、動力切替装置31のイニシャル位置、
すなわち、円弧状溝50a内におけるポスト52aの先
端の位置によって変動する。なお、第3のワンウェイベ
アリング49はロックしないので、第3のワンウェイギ
ヤ50は矢印e方向に空転する。したがって、モータ4
2は反時計回りの回転を継続することができる。
55とが回転を開始する時間的なずれは、第6の実施例
と同様に初期遅延時間t′(図27)になるが、該初期
遅延時間t′は、動力切替装置31のイニシャル位置、
すなわち、円弧状溝50a内におけるポスト52aの先
端の位置によって変動する。なお、第3のワンウェイベ
アリング49はロックしないので、第3のワンウェイギ
ヤ50は矢印e方向に空転する。したがって、モータ4
2は反時計回りの回転を継続することができる。
【0178】ここで、前記モータ42を停止させると、
図29に示すように、アイドルギヤ52のポスト52a
の先端が第3のワンウェイギヤ50の円弧状溝50aの
端部50a″に当接した状態で動力切替装置31も停止
する。次に、モータ42を反転させ、時計回りに回転さ
せると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介し
て第2シャフト41は矢印e方向に回転し、アイドルギ
ヤ63を介して第1のワンウェイギヤ46に矢印d方向
の回転が伝達される。この場合、第1のワンウェイベア
リング45はロックしないので、第1のワンウェイギヤ
46は矢印d方向に空転する。したがって、モータ42
は反時計回りの回転を継続することができる。
図29に示すように、アイドルギヤ52のポスト52a
の先端が第3のワンウェイギヤ50の円弧状溝50aの
端部50a″に当接した状態で動力切替装置31も停止
する。次に、モータ42を反転させ、時計回りに回転さ
せると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介し
て第2シャフト41は矢印e方向に回転し、アイドルギ
ヤ63を介して第1のワンウェイギヤ46に矢印d方向
の回転が伝達される。この場合、第1のワンウェイベア
リング45はロックしないので、第1のワンウェイギヤ
46は矢印d方向に空転する。したがって、モータ42
は反時計回りの回転を継続することができる。
【0179】一方、第3のワンウェイベアリング49が
ロックして第3のワンウェイギヤ50に矢印e方向の回
転が伝達され、第3の出力ギヤ55に矢印g方向の回転
が伝達される。また、前記第3のワンウェイギヤ50が
矢印e方向に回転を開始した後、所定の時間が経過する
と、前記第3のワンウェイギヤ50は円弧状溝50aの
長さ分だけ回転し、アイドルギヤ52のポスト52aの
先端が円弧状溝50aの端部50a′に到達すると、ア
イドルギヤ52も矢印e方向の回転を開始し、第2の出
力ギヤ54に矢印g方向の回転が伝達される。
ロックして第3のワンウェイギヤ50に矢印e方向の回
転が伝達され、第3の出力ギヤ55に矢印g方向の回転
が伝達される。また、前記第3のワンウェイギヤ50が
矢印e方向に回転を開始した後、所定の時間が経過する
と、前記第3のワンウェイギヤ50は円弧状溝50aの
長さ分だけ回転し、アイドルギヤ52のポスト52aの
先端が円弧状溝50aの端部50a′に到達すると、ア
イドルギヤ52も矢印e方向の回転を開始し、第2の出
力ギヤ54に矢印g方向の回転が伝達される。
【0180】なお、第2のワンウェイベアリング47は
ロックしないので、第2のワンウェイギヤ48は矢印
d′方向に空転する。したがって、第1の出力ギヤ51
は停止したままになる。次に、ワンウェイベアリングの
ロック方向が逆方向である第8の実施例について説明す
る。
ロックしないので、第2のワンウェイギヤ48は矢印
d′方向に空転する。したがって、第1の出力ギヤ51
は停止したままになる。次に、ワンウェイベアリングの
ロック方向が逆方向である第8の実施例について説明す
る。
【0181】図30は本発明の第8の実施例における動
力切替装置の斜視図である。図において、31は動力切
替装置、39はサポートフレームであり、該サポートフ
レーム39に第1シャフト40及び第2シャフト41が
平行にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレーム
39の側壁にはモータ42が取り付けられる。該モータ
42のモータ軸42aにドライブギヤ43が固定され、
該ドライブギヤ43は前記第1シャフト40に固定され
たドリブンギヤ44と噛合する。
力切替装置の斜視図である。図において、31は動力切
替装置、39はサポートフレームであり、該サポートフ
レーム39に第1シャフト40及び第2シャフト41が
平行にかつ回転自在に支持され、前記サポートフレーム
39の側壁にはモータ42が取り付けられる。該モータ
42のモータ軸42aにドライブギヤ43が固定され、
該ドライブギヤ43は前記第1シャフト40に固定され
たドリブンギヤ44と噛合する。
【0182】前記第1シャフト40には、第1のワンウ
ェイベアリング145を内蔵した第1のワンウェイギヤ
46、及び第2のワンウェイベアリング147を内蔵し
た第2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1の
ワンウェイベアリング145は、第1シャフト40に対
して相対的に矢印b方向に回転させようとしたときにロ
ックする。また、第2のワンウェイベアリング147
は、第1シャフト40に対して相対的に矢印a方向に回
転させようとしたときにロックする。
ェイベアリング145を内蔵した第1のワンウェイギヤ
46、及び第2のワンウェイベアリング147を内蔵し
た第2のワンウェイギヤ48が支持される。前記第1の
ワンウェイベアリング145は、第1シャフト40に対
して相対的に矢印b方向に回転させようとしたときにロ
ックする。また、第2のワンウェイベアリング147
は、第1シャフト40に対して相対的に矢印a方向に回
転させようとしたときにロックする。
【0183】一方、前記第2シャフト41には、第3の
ワンウェイベアリング149を内蔵した第3のワンウェ
イギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリ
ング149は、第2シャフト41に対して相対的に矢印
a方向に回転させようとしたときにロックする。また、
第2シャフト41には第1の出力ギヤ51が固定され、
該第1の出力ギヤ51と第1のワンウェイギヤ46とが
噛合する。
ワンウェイベアリング149を内蔵した第3のワンウェ
イギヤ50が支持される。前記第3のワンウェイベアリ
ング149は、第2シャフト41に対して相対的に矢印
a方向に回転させようとしたときにロックする。また、
第2シャフト41には第1の出力ギヤ51が固定され、
該第1の出力ギヤ51と第1のワンウェイギヤ46とが
噛合する。
【0184】そして、前記第3のワンウェイギヤ50に
隣接させて、アイドルギヤ52が第2シャフト41に回
転自在に支持される。この場合、前記第3のワンウェイ
ギヤ50とアイドルギヤ52とは、設定された角度だけ
同期しないで回転するようになっている。そのために、
前記アイドルギヤ52の側面には一体に形成されたポス
ト52aが垂直に延び、該ポスト52aの先端が、前記
第3のワンウェイギヤ50に形成された円弧状溝50a
に沿って摺動自在に配設される。該円弧状溝50aは、
第3のワンウェイギヤ50の回転中心を中心とする同心
円上において、設定された長さだけ円周方向に延びる。
隣接させて、アイドルギヤ52が第2シャフト41に回
転自在に支持される。この場合、前記第3のワンウェイ
ギヤ50とアイドルギヤ52とは、設定された角度だけ
同期しないで回転するようになっている。そのために、
前記アイドルギヤ52の側面には一体に形成されたポス
ト52aが垂直に延び、該ポスト52aの先端が、前記
第3のワンウェイギヤ50に形成された円弧状溝50a
に沿って摺動自在に配設される。該円弧状溝50aは、
第3のワンウェイギヤ50の回転中心を中心とする同心
円上において、設定された長さだけ円周方向に延びる。
【0185】また、前記サポートフレーム39の側壁に
はスタッド53が第1シャフト40及び第2シャフト4
1と平行に固定される。そして、前記スタッド53に第
2の出力ギヤ54及び第3の出力ギヤ55が回転自在に
支持され、第2の出力ギヤ54と前記第3のワンウェイ
ギヤ50とが噛合し、第3の出力ギヤ55と前記第2の
ワンウェイギヤ48及びアイドルギヤ52とが噛合す
る。
はスタッド53が第1シャフト40及び第2シャフト4
1と平行に固定される。そして、前記スタッド53に第
2の出力ギヤ54及び第3の出力ギヤ55が回転自在に
支持され、第2の出力ギヤ54と前記第3のワンウェイ
ギヤ50とが噛合し、第3の出力ギヤ55と前記第2の
ワンウェイギヤ48及びアイドルギヤ52とが噛合す
る。
【0186】この場合、第1のワンウェイベアリング1
45、第2のワンウェイベアリング147及び第3のワ
ンウェイベアリング149は、いずれも第6の実施例と
逆方向に回転させられたときにロックするようになって
いる。したがって、動力切替装置31を第1の実施例と
異なる方向に取り付ける必要がある場合に適用すること
ができる。
45、第2のワンウェイベアリング147及び第3のワ
ンウェイベアリング149は、いずれも第6の実施例と
逆方向に回転させられたときにロックするようになって
いる。したがって、動力切替装置31を第1の実施例と
異なる方向に取り付ける必要がある場合に適用すること
ができる。
【0187】そして、前記モータ42を反時計回りに回
転させたときは、第1の出力ギヤ51は停止し、第2の
出力ギヤ54及び第3の出力ギヤ55はいずれも矢印
g′方向に回転させられる。また、モータ42を時計回
りに回転させたときは、第1の出力ギヤ51は矢印e′
方向に回転させられ、第2の出力ギヤ54及び第3の出
力ギヤ55はいずれも矢印g′方向に回転させられる。
転させたときは、第1の出力ギヤ51は停止し、第2の
出力ギヤ54及び第3の出力ギヤ55はいずれも矢印
g′方向に回転させられる。また、モータ42を時計回
りに回転させたときは、第1の出力ギヤ51は矢印e′
方向に回転させられ、第2の出力ギヤ54及び第3の出
力ギヤ55はいずれも矢印g′方向に回転させられる。
【0188】ところで、前記各実施例においては、第1
シャフト40、第2シャフト41及びスタッド53がそ
れぞれ別の軸心を有するように配設されているので、動
力切替装置31、131をその分小型化させることがで
きない。そこで、前記スタッド53を不要にした第9の
実施例について説明する。図31は本発明の第9の実施
例における動力切替装置の斜視図、図32は本発明の第
9の実施例における動力切替装置の断面図、図33は本
発明の第9の実施例における動力切替装置のタイムチャ
ートである。
シャフト40、第2シャフト41及びスタッド53がそ
れぞれ別の軸心を有するように配設されているので、動
力切替装置31、131をその分小型化させることがで
きない。そこで、前記スタッド53を不要にした第9の
実施例について説明する。図31は本発明の第9の実施
例における動力切替装置の斜視図、図32は本発明の第
9の実施例における動力切替装置の断面図、図33は本
発明の第9の実施例における動力切替装置のタイムチャ
ートである。
【0189】図において、31は動力切替装置、39は
サポートフレームであり、該サポートフレーム39に第
1シャフト40及び第2シャフト41が平行にかつ回転
自在に支持され、前記サポートフレーム39の側壁には
モータ42が取り付けられる。該モータ42のモータ軸
42aにドライブギヤ43が固定され、該ドライブギヤ
43は前記第1シャフト40に固定されたドリブンギヤ
44と噛合する。
サポートフレームであり、該サポートフレーム39に第
1シャフト40及び第2シャフト41が平行にかつ回転
自在に支持され、前記サポートフレーム39の側壁には
モータ42が取り付けられる。該モータ42のモータ軸
42aにドライブギヤ43が固定され、該ドライブギヤ
43は前記第1シャフト40に固定されたドリブンギヤ
44と噛合する。
【0190】前記第1シャフト40には、第1のワンウ
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ8
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ88が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ8
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ88が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。
【0191】そして、前記第1のワンウェイギヤ86と
第2のワンウェイギヤ88との間には、前記第1シャフ
ト40に対して相対回転自在に支持された第3シャフト
90が配設される。該第3シャフト90の端部にはタイ
ミングベルト用プーリ91が一体に形成される。また、
該第3シャフト90上には、第3シャフト90に対して
相対的に矢印b方向に回転させようとしたときにロック
する第3のワンウェイベアリング49を内蔵した第3の
ワンウェイギヤ92が配設される。
第2のワンウェイギヤ88との間には、前記第1シャフ
ト40に対して相対回転自在に支持された第3シャフト
90が配設される。該第3シャフト90の端部にはタイ
ミングベルト用プーリ91が一体に形成される。また、
該第3シャフト90上には、第3シャフト90に対して
相対的に矢印b方向に回転させようとしたときにロック
する第3のワンウェイベアリング49を内蔵した第3の
ワンウェイギヤ92が配設される。
【0192】一方、前記第2シャフト41には、前記第
1のワンウェイギヤ86と噛合する第1の出力ギヤ51
が回転自在に支持され、該第1の出力ギヤ51と一体に
形成されたタイミングベルト用プーリ94と前記第3シ
ャフト90と一体に形成されたタイミングベルト用プー
リ91との間に、伝動手段としてのタイミングベルト9
5が張設される。さらに、第2シャフト41には、第2
のワンウェイギヤ88及び第3のワンウェイギヤ92の
両方と噛合する第2の出力ギヤ54が回転自在に支持さ
れる。
1のワンウェイギヤ86と噛合する第1の出力ギヤ51
が回転自在に支持され、該第1の出力ギヤ51と一体に
形成されたタイミングベルト用プーリ94と前記第3シ
ャフト90と一体に形成されたタイミングベルト用プー
リ91との間に、伝動手段としてのタイミングベルト9
5が張設される。さらに、第2シャフト41には、第2
のワンウェイギヤ88及び第3のワンウェイギヤ92の
両方と噛合する第2の出力ギヤ54が回転自在に支持さ
れる。
【0193】次に、前記動力切替装置31の動作につい
て説明する。まず、モータ42を反時計回りに回転させ
ると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して
第1シャフト40は矢印d方向に回転させられ、第1の
ワンウェイベアリング45がロックして、第1のワンウ
ェイギヤ86に矢印d方向の回転が伝達される。
て説明する。まず、モータ42を反時計回りに回転させ
ると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して
第1シャフト40は矢印d方向に回転させられ、第1の
ワンウェイベアリング45がロックして、第1のワンウ
ェイギヤ86に矢印d方向の回転が伝達される。
【0194】このとき、第2のワンウェイベアリング4
7はロックせず、第2のワンウェイギヤ88は空転する
ので、該第2のワンウェイギヤ88にはモータ42の回
転は伝達されない。ところで、前記第1のワンウェイギ
ヤ86の回転は、第1の出力ギヤ51及びタイミングベ
ルト95を介して第3シャフト90に伝達され、該第3
シャフト90を前記第1のワンウェイギヤ86とは逆方
向に回転させる。このとき、第3のワンウェイベアリン
グ49がロックして第3のワンウェイギヤ92に矢印
d′方向の回転が伝達される。したがって、第2の出力
ギヤ54には矢印g方向の回転が伝達される。
7はロックせず、第2のワンウェイギヤ88は空転する
ので、該第2のワンウェイギヤ88にはモータ42の回
転は伝達されない。ところで、前記第1のワンウェイギ
ヤ86の回転は、第1の出力ギヤ51及びタイミングベ
ルト95を介して第3シャフト90に伝達され、該第3
シャフト90を前記第1のワンウェイギヤ86とは逆方
向に回転させる。このとき、第3のワンウェイベアリン
グ49がロックして第3のワンウェイギヤ92に矢印
d′方向の回転が伝達される。したがって、第2の出力
ギヤ54には矢印g方向の回転が伝達される。
【0195】なお、該第2の出力ギヤ54を介して第2
のワンウェイギヤ88及び第2のワンウェイベアリング
47に矢印d′方向の回転が伝達されるが、このとき、
第2のワンウェイベアリング47はロックしないので、
第2のワンウェイギヤ88は矢印d′方向に空転する。
したがって、モータ42は反時計回りの回転を継続する
ことができる。
のワンウェイギヤ88及び第2のワンウェイベアリング
47に矢印d′方向の回転が伝達されるが、このとき、
第2のワンウェイベアリング47はロックしないので、
第2のワンウェイギヤ88は矢印d′方向に空転する。
したがって、モータ42は反時計回りの回転を継続する
ことができる。
【0196】次に、前記モータ42を反転させ、時計回
りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ
44を介して第1シャフト40は矢印d′方向に回転
し、第2のワンウェイベアリング47がロックして、第
2のワンウェイギヤ88に矢印d′方向の回転が伝達さ
れる。このとき、第1のワンウェイベアリング45はロ
ックせず、第1のワンウェイギヤ86は空転する。そし
て、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転する。
りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ
44を介して第1シャフト40は矢印d′方向に回転
し、第2のワンウェイベアリング47がロックして、第
2のワンウェイギヤ88に矢印d′方向の回転が伝達さ
れる。このとき、第1のワンウェイベアリング45はロ
ックせず、第1のワンウェイギヤ86は空転する。そし
て、第2の出力ギヤ54は矢印g方向に回転する。
【0197】なお、該第2の出力ギヤ54からの回転を
受けて、第3のワンウェイギヤ92及び第3のワンウェ
イベアリング49に矢印d′方向の回転が伝達される
が、このとき、第3のワンウェイベアリング49はロッ
クしないので、第3のワンウェイギヤ92及び第3シャ
フト90が空転し、第1の出力ギヤ51及び第1のワン
ウェイギヤ86には回転が伝達されない。したがって、
第1のワンウェイギヤ86及び第1の出力ギヤ51は停
止したままになる。
受けて、第3のワンウェイギヤ92及び第3のワンウェ
イベアリング49に矢印d′方向の回転が伝達される
が、このとき、第3のワンウェイベアリング49はロッ
クしないので、第3のワンウェイギヤ92及び第3シャ
フト90が空転し、第1の出力ギヤ51及び第1のワン
ウェイギヤ86には回転が伝達されない。したがって、
第1のワンウェイギヤ86及び第1の出力ギヤ51は停
止したままになる。
【0198】そして、本実施例において、ロック方向が
逆のワンウェイベアリングを使用した場合は、モータ4
2を時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ51及び
第2の出力ギヤ54に本実施例とは逆方向の回転が伝達
され、モータ42を反時計回りに回転させると、第1の
出力ギヤ51は停止し、第2の出力ギヤ54に本実施例
とは逆方向の回転が伝達される。
逆のワンウェイベアリングを使用した場合は、モータ4
2を時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ51及び
第2の出力ギヤ54に本実施例とは逆方向の回転が伝達
され、モータ42を反時計回りに回転させると、第1の
出力ギヤ51は停止し、第2の出力ギヤ54に本実施例
とは逆方向の回転が伝達される。
【0199】このように、本実施例においては、モータ
42を正逆反転させることによって、第1の出力ギヤ5
1に回転と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ54には
常時同一方向の回転を発生させることができる。また、
第1シャフト40と第3シャフト90とを同じ軸心上に
配設することができるので動力切替装置31を小型化す
ることができる。
42を正逆反転させることによって、第1の出力ギヤ5
1に回転と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ54には
常時同一方向の回転を発生させることができる。また、
第1シャフト40と第3シャフト90とを同じ軸心上に
配設することができるので動力切替装置31を小型化す
ることができる。
【0200】次に、第1のワンウェイギヤ86と逆方向
の回転を第3シャフト90に伝達するために、タイミン
グベルト95に代えてギヤ列を使用した第10の実施例
について説明する。図34は本発明の第10の実施例に
おける動力切替装置の断面図、図35は図34のM−M
矢視図である。
の回転を第3シャフト90に伝達するために、タイミン
グベルト95に代えてギヤ列を使用した第10の実施例
について説明する。図34は本発明の第10の実施例に
おける動力切替装置の断面図、図35は図34のM−M
矢視図である。
【0201】図に示すように、スリーブ状の第3シャフ
ト90の端部にはギヤ97が一体に形成される。また、
第2シャフト41には第1のワンウェイギヤ86と噛合
する第1の出力ギヤ51が回転自在に支持され、該第1
の出力ギヤ51と一体にギヤ98が形成される。そし
て、ブラケット99が第1シャフト40によって支持さ
れ、一端はサポートフレーム39に固着して位置決めさ
れる。前記ブラケット99の「L」字型に延びたアーム
部99aに係止されたポスト100には、前記第3シャ
フト90と一体に形成されたギヤ97、及び前記第1の
出力ギヤ51と一体に形成されたギヤ98と噛合する伝
動手段としてのアイドルギヤ101が回転自在に支持さ
れる。なお、31は動力切替装置、42はモータ、43
はドライブギヤ、44はドリブンギヤ、54は第2の出
力ギヤである。
ト90の端部にはギヤ97が一体に形成される。また、
第2シャフト41には第1のワンウェイギヤ86と噛合
する第1の出力ギヤ51が回転自在に支持され、該第1
の出力ギヤ51と一体にギヤ98が形成される。そし
て、ブラケット99が第1シャフト40によって支持さ
れ、一端はサポートフレーム39に固着して位置決めさ
れる。前記ブラケット99の「L」字型に延びたアーム
部99aに係止されたポスト100には、前記第3シャ
フト90と一体に形成されたギヤ97、及び前記第1の
出力ギヤ51と一体に形成されたギヤ98と噛合する伝
動手段としてのアイドルギヤ101が回転自在に支持さ
れる。なお、31は動力切替装置、42はモータ、43
はドライブギヤ、44はドリブンギヤ、54は第2の出
力ギヤである。
【0202】本実施例における動力切替装置31の動作
は、第9の実施例と同じであるので説明を省略する。次
に、前記ギヤ列としてかさ歯車列を使用した第11の実
施例について説明する。図36は本発明の第11の実施
例における動力切替装置の断面図、図37は図36のN
−N矢視図である。
は、第9の実施例と同じであるので説明を省略する。次
に、前記ギヤ列としてかさ歯車列を使用した第11の実
施例について説明する。図36は本発明の第11の実施
例における動力切替装置の断面図、図37は図36のN
−N矢視図である。
【0203】図に示すように、第1のワンウェイギヤ8
6と第3シャフト90のフランジ部90aとのそれぞれ
対向する側面に、かさ歯車103、104が一体に形成
される。そして、ブラケット99が第1シャフト40を
貫通させて配設され、一端がサポートフレーム39に固
着されて位置決めされる。前記第1シャフト40の中心
を対称にして配設されたポスト105、106には、前
記かさ歯車103、104と噛合する反転伝動手段とし
てのかさ歯車107、108が回転自在に支持される。
なお、31は動力切替装置、41は第2シャフトであ
る。
6と第3シャフト90のフランジ部90aとのそれぞれ
対向する側面に、かさ歯車103、104が一体に形成
される。そして、ブラケット99が第1シャフト40を
貫通させて配設され、一端がサポートフレーム39に固
着されて位置決めされる。前記第1シャフト40の中心
を対称にして配設されたポスト105、106には、前
記かさ歯車103、104と噛合する反転伝動手段とし
てのかさ歯車107、108が回転自在に支持される。
なお、31は動力切替装置、41は第2シャフトであ
る。
【0204】本実施例における動力切替装置31の動作
は、第9の実施例と同じであるので説明を省略する。次
に、本発明の第12の実施例について説明する。図38
は本発明の第12の実施例における動力切替装置の斜視
図、図39は本発明の第12の実施例における動力切替
装置のタイムチャートである。
は、第9の実施例と同じであるので説明を省略する。次
に、本発明の第12の実施例について説明する。図38
は本発明の第12の実施例における動力切替装置の斜視
図、図39は本発明の第12の実施例における動力切替
装置のタイムチャートである。
【0205】図において、31は動力切替装置、39は
サポートフレームであり、該サポートフレーム39に第
1シャフト40及び第2シャフト41が平行にかつ回転
自在に支持され、前記サポートフレーム39の側壁には
モータ42が取り付けられる。該モータ42のモータ軸
42aにドライブギヤ43が固定され、該ドライブギヤ
43は前記第1シャフト40に固定されたドリブンギヤ
44と噛合する。
サポートフレームであり、該サポートフレーム39に第
1シャフト40及び第2シャフト41が平行にかつ回転
自在に支持され、前記サポートフレーム39の側壁には
モータ42が取り付けられる。該モータ42のモータ軸
42aにドライブギヤ43が固定され、該ドライブギヤ
43は前記第1シャフト40に固定されたドリブンギヤ
44と噛合する。
【0206】前記第1シャフト40には、第1のワンウ
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ8
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ88が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。
ェイベアリング45を内蔵した第1のワンウェイギヤ8
6、及び第2のワンウェイベアリング47を内蔵した第
2のワンウェイギヤ88が支持される。前記第1のワン
ウェイベアリング45は、第1シャフト40に対して相
対的に矢印a方向に回転させようとしたときにロックす
る。また、第2のワンウェイベアリング47は、第1シ
ャフト40に対して相対的に矢印b方向に回転させよう
としたときにロックする。
【0207】そして、前記第1のワンウェイギヤ86と
第2のワンウェイギヤ88との間には、前記第1シャフ
ト40に対して相対回転自在に支持された第3シャフト
90が配設される。該第3シャフト90の端部にはタイ
ミングベルト用プーリ91が一体に形成される。また、
該第3シャフト90上には、第3シャフト90に対して
相対的に矢印b方向に回転させようとしたときにロック
する第3のワンウェイベアリング49を内蔵した第3の
ワンウェイギヤ92が配設される。
第2のワンウェイギヤ88との間には、前記第1シャフ
ト40に対して相対回転自在に支持された第3シャフト
90が配設される。該第3シャフト90の端部にはタイ
ミングベルト用プーリ91が一体に形成される。また、
該第3シャフト90上には、第3シャフト90に対して
相対的に矢印b方向に回転させようとしたときにロック
する第3のワンウェイベアリング49を内蔵した第3の
ワンウェイギヤ92が配設される。
【0208】一方、前記第2シャフト41には、前記第
1のワンウェイギヤ86と噛合する第1の出力ギヤ51
が回転自在に支持され、該第1の出力ギヤ51と一体に
形成されたタイミングベルト用プーリ94と前記第3シ
ャフト90と一体に形成されたタイミングベルト用プー
リ91との間に、伝動手段としてのタイミングベルト9
5が張設される。
1のワンウェイギヤ86と噛合する第1の出力ギヤ51
が回転自在に支持され、該第1の出力ギヤ51と一体に
形成されたタイミングベルト用プーリ94と前記第3シ
ャフト90と一体に形成されたタイミングベルト用プー
リ91との間に、伝動手段としてのタイミングベルト9
5が張設される。
【0209】また、前記第2シャフト41には、第2の
ワンウェイギヤ88と噛合する第3の出力ギヤ59が、
第3のワンウェイギヤ92と噛合する第2の出力ギヤ5
8が回転自在に支持される。前記第3の出力ギヤ59の
側面には一体に形成されたポスト59aが垂直に延び、
該ポスト59aの先端が、前記第2の出力ギヤ58に形
成された円弧状溝58aに沿って摺動自在に配設され
る。該円弧状溝58aは、第2の出力ギヤ58の回転中
心を中心とする同心円上において、設定された長さだけ
円周方向に延びる。
ワンウェイギヤ88と噛合する第3の出力ギヤ59が、
第3のワンウェイギヤ92と噛合する第2の出力ギヤ5
8が回転自在に支持される。前記第3の出力ギヤ59の
側面には一体に形成されたポスト59aが垂直に延び、
該ポスト59aの先端が、前記第2の出力ギヤ58に形
成された円弧状溝58aに沿って摺動自在に配設され
る。該円弧状溝58aは、第2の出力ギヤ58の回転中
心を中心とする同心円上において、設定された長さだけ
円周方向に延びる。
【0210】次に、前記動力切替装置31の動作につい
て説明する。まず、モータ42を反時計回りに回転させ
ると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して
第1シャフト40は矢印d方向に回転させられ、第1の
ワンウェイベアリング45がロックして、第1のワンウ
ェイギヤ86に矢印d方向の回転が伝達される。
て説明する。まず、モータ42を反時計回りに回転させ
ると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して
第1シャフト40は矢印d方向に回転させられ、第1の
ワンウェイベアリング45がロックして、第1のワンウ
ェイギヤ86に矢印d方向の回転が伝達される。
【0211】このとき、第2のワンウェイベアリング4
7はロックせず、第2のワンウェイギヤ88は空転する
ので、該第2のワンウェイギヤ88にはモータ42の回
転は伝達されない。ところで、前記第1のワンウェイギ
ヤ86の回転は、第1の出力ギヤ51及びタイミングベ
ルト95を介して第3シャフト90に伝達され、該第3
シャフト90を前記第1のワンウェイギヤ86とは逆方
向に回転させる。このとき、第3のワンウェイベアリン
グ49がロックして第3のワンウェイギヤ92に矢印
d′方向の回転が伝達される。したがって、第2の出力
ギヤ58には矢印g方向の回転が伝達される。
7はロックせず、第2のワンウェイギヤ88は空転する
ので、該第2のワンウェイギヤ88にはモータ42の回
転は伝達されない。ところで、前記第1のワンウェイギ
ヤ86の回転は、第1の出力ギヤ51及びタイミングベ
ルト95を介して第3シャフト90に伝達され、該第3
シャフト90を前記第1のワンウェイギヤ86とは逆方
向に回転させる。このとき、第3のワンウェイベアリン
グ49がロックして第3のワンウェイギヤ92に矢印
d′方向の回転が伝達される。したがって、第2の出力
ギヤ58には矢印g方向の回転が伝達される。
【0212】そして、前記第2の出力ギヤ58が矢印g
方向の回転を開始して、前記円弧状溝58aの端部58
a′に前記ポスト59aの先端が到達すると、前記第3
の出力ギヤ59も矢印g方向の回転を開始する。したが
って、第3の出力ギヤ59が第2の出力ギヤ58よりわ
ずかに遅れて矢印g方向の回転を開始し、転写ローラ1
5(図4)のギヤ56(図24)に矢印i方向の回転が
伝達される。
方向の回転を開始して、前記円弧状溝58aの端部58
a′に前記ポスト59aの先端が到達すると、前記第3
の出力ギヤ59も矢印g方向の回転を開始する。したが
って、第3の出力ギヤ59が第2の出力ギヤ58よりわ
ずかに遅れて矢印g方向の回転を開始し、転写ローラ1
5(図4)のギヤ56(図24)に矢印i方向の回転が
伝達される。
【0213】なお、第3の出力ギヤ59を介して第2の
ワンウェイギヤ88及び第2のワンウェイベアリング4
7に矢印d′方向の回転が伝達されるが、このとき、第
2のワンウェイベアリング47はロックしないので、第
2のワンウェイギヤ88は矢印d′方向に空転する。し
たがって、モータ42は反時計回りの回転を継続するこ
とができる。
ワンウェイギヤ88及び第2のワンウェイベアリング4
7に矢印d′方向の回転が伝達されるが、このとき、第
2のワンウェイベアリング47はロックしないので、第
2のワンウェイギヤ88は矢印d′方向に空転する。し
たがって、モータ42は反時計回りの回転を継続するこ
とができる。
【0214】次に、前記モータ42を反転させ、時計回
りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ
44を介して第1シャフト40は矢印d′方向に回転
し、第2のワンウェイベアリング47がロックして、第
2のワンウェイギヤ88に矢印d′方向の回転が伝達さ
れる。このとき、第1のワンウェイベアリング45はロ
ックせず、第1のワンウェイギヤ86は空転する。そし
て、第3の出力ギヤ59は矢印g方向に回転する。
りに回転させると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ
44を介して第1シャフト40は矢印d′方向に回転
し、第2のワンウェイベアリング47がロックして、第
2のワンウェイギヤ88に矢印d′方向の回転が伝達さ
れる。このとき、第1のワンウェイベアリング45はロ
ックせず、第1のワンウェイギヤ86は空転する。そし
て、第3の出力ギヤ59は矢印g方向に回転する。
【0215】次に、該第3の出力ギヤ59が矢印g方向
の回転を開始して、前記円弧状溝58aの端部58a″
に前記ポスト59aの先端が到達すると、前記第2の出
力ギヤ58も矢印g方向の回転を開始する。したがっ
て、第2の出力ギヤ58が第3の出力ギヤ59よりわず
かに遅れて矢印g方向の回転を開始し、中間フィードロ
ーラ20のギヤ57に矢印h方向の回転が伝達される。
の回転を開始して、前記円弧状溝58aの端部58a″
に前記ポスト59aの先端が到達すると、前記第2の出
力ギヤ58も矢印g方向の回転を開始する。したがっ
て、第2の出力ギヤ58が第3の出力ギヤ59よりわず
かに遅れて矢印g方向の回転を開始し、中間フィードロ
ーラ20のギヤ57に矢印h方向の回転が伝達される。
【0216】なお、前記第2の出力ギヤ58からの回転
を受けて、第3のワンウェイギヤ92及び第3のワンウ
ェイベアリング49に矢印d′方向の回転が伝達される
が、このとき、第3のワンウェイベアリング49はロッ
クしないので、第3のワンウェイギヤ92及び第3シャ
フト90が空転し、第1の出力ギヤ51及び第1のワン
ウェイギヤ86には回転が伝達されない。したがって、
第1のワンウェイギヤ86及び第1の出力ギヤ51は停
止したままになる。
を受けて、第3のワンウェイギヤ92及び第3のワンウ
ェイベアリング49に矢印d′方向の回転が伝達される
が、このとき、第3のワンウェイベアリング49はロッ
クしないので、第3のワンウェイギヤ92及び第3シャ
フト90が空転し、第1の出力ギヤ51及び第1のワン
ウェイギヤ86には回転が伝達されない。したがって、
第1のワンウェイギヤ86及び第1の出力ギヤ51は停
止したままになる。
【0217】このように、本実施例においては、モータ
42を正逆反転させることによって、第1の出力ギヤ5
1に回転と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ58及び
第3の出力ギヤ59には常時同一方向の回転を発生させ
ることができる。また、第1シャフト40と第3シャフ
ト90とを同じ軸心上に配設することができるので、動
力切替装置31を小型化することができる。
42を正逆反転させることによって、第1の出力ギヤ5
1に回転と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ58及び
第3の出力ギヤ59には常時同一方向の回転を発生させ
ることができる。また、第1シャフト40と第3シャフ
ト90とを同じ軸心上に配設することができるので、動
力切替装置31を小型化することができる。
【0218】さらに、前記構成の動力切替装置31を電
子写真装置30に適用した場合、LEDヘッド14の発
光タイミングに対して中間フィードローラ20による印
刷用紙18の搬送開始タイミングを遅らせるための遅延
時間tを容易に設定することができるので、コストを低
くすることができる。なお、図39において、t′は、
動力切替装置31のイニシャル位置、すなわち、円弧状
溝58a内におけるポスト59aの先端の位置によって
変動する初期遅延時間である。
子写真装置30に適用した場合、LEDヘッド14の発
光タイミングに対して中間フィードローラ20による印
刷用紙18の搬送開始タイミングを遅らせるための遅延
時間tを容易に設定することができるので、コストを低
くすることができる。なお、図39において、t′は、
動力切替装置31のイニシャル位置、すなわち、円弧状
溝58a内におけるポスト59aの先端の位置によって
変動する初期遅延時間である。
【0219】ところで、前記各第9〜第12の実施例に
おいては、第1シャフト40及び第2シャフト41がそ
れぞれ別の軸心を有するように配設されているので、動
力切替装置31をその分小型化させることができない。
そこで、第1シャフト40及び第2シャフト41を同じ
軸心上に配設した第13の実施例について説明する。
おいては、第1シャフト40及び第2シャフト41がそ
れぞれ別の軸心を有するように配設されているので、動
力切替装置31をその分小型化させることができない。
そこで、第1シャフト40及び第2シャフト41を同じ
軸心上に配設した第13の実施例について説明する。
【0220】図40は本発明の第13の実施例における
動力切替装置の断面図、図41は本発明の第13の実施
例における動力切替装置の側面図、図42は図40のP
−P矢視図である。図において、31は動力切替装置、
39はサポートフレームであり、該サポートフレーム3
9に第1シャフト40が回転自在に支持され、前記サポ
ートフレーム39の側壁にはモータ42が取り付けられ
る。該モータ42のモータ軸42aにドライブギヤ43
が固定され、該ドライブギヤ43は前記第1シャフト4
0に固定されたドリブンギヤ44と噛合する。
動力切替装置の断面図、図41は本発明の第13の実施
例における動力切替装置の側面図、図42は図40のP
−P矢視図である。図において、31は動力切替装置、
39はサポートフレームであり、該サポートフレーム3
9に第1シャフト40が回転自在に支持され、前記サポ
ートフレーム39の側壁にはモータ42が取り付けられ
る。該モータ42のモータ軸42aにドライブギヤ43
が固定され、該ドライブギヤ43は前記第1シャフト4
0に固定されたドリブンギヤ44と噛合する。
【0221】前記第1シャフト40には、第1のワンウ
ェイベアリング45を内蔵した第1の出力ギヤ186、
並びに第2のワンウェイベアリング47及び第3のワン
ウェイベアリング49を両端部にそれぞれ内蔵した第2
の出力ギヤ188が支持される。前記第1のワンウェイ
ベアリング45は、第1シャフト40に対して相対的に
矢印a方向に回転させようとしたときにロックする。ま
た、第2のワンウェイベアリング47及び第3のワンウ
ェイベアリング49は、第1シャフト40に対して相対
的に矢印b方向に回転させようとしたときにロックす
る。そして、前記第3のワンウェイベアリング49は第
2シャフト41に支持される。
ェイベアリング45を内蔵した第1の出力ギヤ186、
並びに第2のワンウェイベアリング47及び第3のワン
ウェイベアリング49を両端部にそれぞれ内蔵した第2
の出力ギヤ188が支持される。前記第1のワンウェイ
ベアリング45は、第1シャフト40に対して相対的に
矢印a方向に回転させようとしたときにロックする。ま
た、第2のワンウェイベアリング47及び第3のワンウ
ェイベアリング49は、第1シャフト40に対して相対
的に矢印b方向に回転させようとしたときにロックす
る。そして、前記第3のワンウェイベアリング49は第
2シャフト41に支持される。
【0222】該第2シャフト41は、第1の出力ギヤ1
86と第2の出力ギヤ188との間において、第1シャ
フト40によって回転自在に支持される。そして、第1
の出力ギヤ186と第2シャフト41のフランジ部41
aとの互いに対向する側面に、かさ歯車186a、41
bがそれぞれ一体に形成される。また、99は一端がサ
ポートフレーム39に固着され位置決めされたブラケッ
トであり、該ブラケット99を第1シャフト40が貫通
する。そして、ブラケット99には、第1シャフト40
の軸心を中心として対称にポスト105、106が突出
させて形成され、該ポスト105、106には、前記か
さ歯車186a、41bと噛合する反転伝動手段として
のかさ歯車107、108が回転自在に支持される。
86と第2の出力ギヤ188との間において、第1シャ
フト40によって回転自在に支持される。そして、第1
の出力ギヤ186と第2シャフト41のフランジ部41
aとの互いに対向する側面に、かさ歯車186a、41
bがそれぞれ一体に形成される。また、99は一端がサ
ポートフレーム39に固着され位置決めされたブラケッ
トであり、該ブラケット99を第1シャフト40が貫通
する。そして、ブラケット99には、第1シャフト40
の軸心を中心として対称にポスト105、106が突出
させて形成され、該ポスト105、106には、前記か
さ歯車186a、41bと噛合する反転伝動手段として
のかさ歯車107、108が回転自在に支持される。
【0223】次に、前記動力切替装置31の動作につい
て説明する。まず、モータ42を反時計回りに回転させ
ると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して
第1シャフト40は矢印b方向に回転させられ、第1の
ワンウェイベアリング45がロックして、第1の出力ギ
ヤ186に矢印b方向の回転が伝達される。
て説明する。まず、モータ42を反時計回りに回転させ
ると、ドライブギヤ43及びドリブンギヤ44を介して
第1シャフト40は矢印b方向に回転させられ、第1の
ワンウェイベアリング45がロックして、第1の出力ギ
ヤ186に矢印b方向の回転が伝達される。
【0224】このとき、第2のワンウェイベアリング4
7はロックしないので、第2の出力ギヤ188にはモー
タ42の回転は伝達されない。ところが、第1の出力ギ
ヤ186の矢印b方向の回転がかさ歯車107、108
を介して第2シャフト41に伝達され、該第2シャフト
41は第1の出力ギヤ186と同じ回転数で矢印a方向
に回転させられる。このとき、前記第2シャフト41の
矢印a方向の回転は、第3のワンウェイベアリング49
をロックさせるので、第2の出力ギヤ188に矢印a方
向の回転が伝達される。
7はロックしないので、第2の出力ギヤ188にはモー
タ42の回転は伝達されない。ところが、第1の出力ギ
ヤ186の矢印b方向の回転がかさ歯車107、108
を介して第2シャフト41に伝達され、該第2シャフト
41は第1の出力ギヤ186と同じ回転数で矢印a方向
に回転させられる。このとき、前記第2シャフト41の
矢印a方向の回転は、第3のワンウェイベアリング49
をロックさせるので、第2の出力ギヤ188に矢印a方
向の回転が伝達される。
【0225】なお、該第2の出力ギヤ188の矢印a方
向の回転及び前記第1シャフト40の矢印b方向の回転
は、第2のワンウェイベアリング47をロックさせない
ので、モータ42は反時計回りの回転を継続する。次
に、モータ42を反転させ、時計回りに回転させると、
第1シャフト40は矢印a方向に回転する。このとき、
第2のワンウェイベアリング47はロックしないので、
第2の出力ギヤ188は矢印a方向に空転する。
向の回転及び前記第1シャフト40の矢印b方向の回転
は、第2のワンウェイベアリング47をロックさせない
ので、モータ42は反時計回りの回転を継続する。次
に、モータ42を反転させ、時計回りに回転させると、
第1シャフト40は矢印a方向に回転する。このとき、
第2のワンウェイベアリング47はロックしないので、
第2の出力ギヤ188は矢印a方向に空転する。
【0226】なお、該第2の出力ギヤ188の矢印a方
向の回転は、第3のワンウェイベアリング49及び第2
シャフト41を空転させるので、第1の出力ギヤ186
には回転が伝達されない。したがって、モータ42が時
計回りに回転する場合は、第1の出力ギヤ186は停止
したままになる。このように、本実施例においては、ギ
ヤ列の噛合いを切り替えることなく、モータ42を正逆
反転させることによって、第1の出力ギヤ186に回転
と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ188には常時同
一方向の回転を発生させることができる。
向の回転は、第3のワンウェイベアリング49及び第2
シャフト41を空転させるので、第1の出力ギヤ186
には回転が伝達されない。したがって、モータ42が時
計回りに回転する場合は、第1の出力ギヤ186は停止
したままになる。このように、本実施例においては、ギ
ヤ列の噛合いを切り替えることなく、モータ42を正逆
反転させることによって、第1の出力ギヤ186に回転
と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ188には常時同
一方向の回転を発生させることができる。
【0227】次に、第1の出力ギヤ186とは逆方向の
回転を第2シャフト41に伝達するために、反転伝動手
段として減速ギヤユニットを使用した第14の実施例に
ついて説明する。図43は本発明の第14の実施例にお
ける動力切替装置の断面図、図44は図43のQ−Q矢
視図である。
回転を第2シャフト41に伝達するために、反転伝動手
段として減速ギヤユニットを使用した第14の実施例に
ついて説明する。図43は本発明の第14の実施例にお
ける動力切替装置の断面図、図44は図43のQ−Q矢
視図である。
【0228】図に示すように、第1の出力ギヤ186の
ボス部に小径ギヤ186bが、第2シャフト41のフラ
ンジ部41aの内周壁に大径ギヤ41dが形成される。
一方、サポートフレーム39にブラケット99が固定さ
れ、該ブラケット99のポスト105、106に回転自
在に支持されたピニオン109、110が前記小径ギヤ
186b及び大径ギヤ41dと噛合する。そして、前記
小径ギヤ186b、大径ギヤ41d及びピニオン10
9、110によって減速ギヤユニットが構成される。な
お、40は第1シャフトである。
ボス部に小径ギヤ186bが、第2シャフト41のフラ
ンジ部41aの内周壁に大径ギヤ41dが形成される。
一方、サポートフレーム39にブラケット99が固定さ
れ、該ブラケット99のポスト105、106に回転自
在に支持されたピニオン109、110が前記小径ギヤ
186b及び大径ギヤ41dと噛合する。そして、前記
小径ギヤ186b、大径ギヤ41d及びピニオン10
9、110によって減速ギヤユニットが構成される。な
お、40は第1シャフトである。
【0229】前記構成の動力切替装置31において、モ
ータ42を反時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ
186の回転が減速されて第2シャフト41に伝達され
る。したがって、第2の出力ギヤ188の回転速度を、
モータ42を反時計回りに回転させたときに遅く、時計
回りに回転させたときに速くすることができる。また、
ギヤ列の噛合いを切り替えることなく、モータ42を正
逆反転させることによって、第1の出力ギヤ186に回
転と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ188には常時
同一方向の回転を発生させることができる。
ータ42を反時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ
186の回転が減速されて第2シャフト41に伝達され
る。したがって、第2の出力ギヤ188の回転速度を、
モータ42を反時計回りに回転させたときに遅く、時計
回りに回転させたときに速くすることができる。また、
ギヤ列の噛合いを切り替えることなく、モータ42を正
逆反転させることによって、第1の出力ギヤ186に回
転と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ188には常時
同一方向の回転を発生させることができる。
【0230】次に、本発明の第15の実施例について説
明する。図45は本発明の第15の実施例における動力
切替装置の断面図、図46は図45のR−R矢視図であ
る。図に示すように、第1の出力ギヤ186の側面の内
周壁に大径ギヤ45dが、第2シャフト41の外周壁に
小径ギヤ41cが形成される。一方、サポートフレーム
39にブラケット99が固定され、該ブラケット99の
ポスト105、106に回転自在に支持されたピニオン
109、110が前記小径ギヤ41c及び大径ギヤ45
dと噛合する。前記小径ギヤ41c、大径ギヤ45d及
びピニオン109、110によって減速ユニットが構成
される。なお、40は第1シャフトである。
明する。図45は本発明の第15の実施例における動力
切替装置の断面図、図46は図45のR−R矢視図であ
る。図に示すように、第1の出力ギヤ186の側面の内
周壁に大径ギヤ45dが、第2シャフト41の外周壁に
小径ギヤ41cが形成される。一方、サポートフレーム
39にブラケット99が固定され、該ブラケット99の
ポスト105、106に回転自在に支持されたピニオン
109、110が前記小径ギヤ41c及び大径ギヤ45
dと噛合する。前記小径ギヤ41c、大径ギヤ45d及
びピニオン109、110によって減速ユニットが構成
される。なお、40は第1シャフトである。
【0231】前記構成の動力切替装置31において、モ
ータ42を反時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ
186の回転が減速されて第2シャフト41に伝達され
る。したがって、第2の出力ギヤ188の回転速度を、
モータ42を反時計回りに回転させたときに遅く、時計
回りに回転させたときに速くすることができる。また、
ギヤ列の噛合いを切り替えることなく、モータ42を正
逆反転させることによって、第1の出力ギヤ186に回
転と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ188には常時
同一方向の回転を発生させることができる。
ータ42を反時計回りに回転させると、第1の出力ギヤ
186の回転が減速されて第2シャフト41に伝達され
る。したがって、第2の出力ギヤ188の回転速度を、
モータ42を反時計回りに回転させたときに遅く、時計
回りに回転させたときに速くすることができる。また、
ギヤ列の噛合いを切り替えることなく、モータ42を正
逆反転させることによって、第1の出力ギヤ186に回
転と停止とを発生させ、第2の出力ギヤ188には常時
同一方向の回転を発生させることができる。
【0232】次に、本発明の第16の実施例について説
明する。図47は本発明の第16の実施例における動力
切替装置の断面図である。図に示すように、第1シャフ
ト40を段付きシャフトとし、該第1シャフト40の大
径部と同じ外径を有する第2シャフト41を、前記第1
シャフト40によって回転自在に支持する。
明する。図47は本発明の第16の実施例における動力
切替装置の断面図である。図に示すように、第1シャフ
ト40を段付きシャフトとし、該第1シャフト40の大
径部と同じ外径を有する第2シャフト41を、前記第1
シャフト40によって回転自在に支持する。
【0233】また、該第1シャフト40の小径部には、
第1のワンウェイベアリング45を内蔵した第1の出力
ギヤ186が支持され、前記第1シャフト40の大径部
と第2シャフト41との当接部には第2のワンウェイベ
アリング47を内蔵した第2の出力ギヤ188が支持さ
れる。そして、前記第2のワンウェイベアリング47は
第1のワンウェイベアリング45と逆方向に回転させよ
うとしたときにロックするようになっている。なお、3
9はサポートフレーム、42はモータ、43はドライブ
ギヤ、44はドリブンギヤである。
第1のワンウェイベアリング45を内蔵した第1の出力
ギヤ186が支持され、前記第1シャフト40の大径部
と第2シャフト41との当接部には第2のワンウェイベ
アリング47を内蔵した第2の出力ギヤ188が支持さ
れる。そして、前記第2のワンウェイベアリング47は
第1のワンウェイベアリング45と逆方向に回転させよ
うとしたときにロックするようになっている。なお、3
9はサポートフレーム、42はモータ、43はドライブ
ギヤ、44はドリブンギヤである。
【0234】この場合も、第13の実施例と同様の効果
を得ることができる。なお、本実施例の構成を第14及
び第15の実施例に適用することもできる。また、第1
3〜第16の実施例において、第1のワンウェイベアリ
ング45、第2のワンウェイベアリング47及び第3の
ワンウェイベアリング49を逆方向に回転させようとし
たときにロックするものに変えることができる。
を得ることができる。なお、本実施例の構成を第14及
び第15の実施例に適用することもできる。また、第1
3〜第16の実施例において、第1のワンウェイベアリ
ング45、第2のワンウェイベアリング47及び第3の
ワンウェイベアリング49を逆方向に回転させようとし
たときにロックするものに変えることができる。
【0235】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
のではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させるこ
とが可能であり、これらを本発明の範囲から排除するも
のではない。
【0236】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、動力切替装置においては、回転自在に支持された
第1シャフトと、該第1シャフトと平行に配設され、回
転自在に支持された第2シャフトと、前記第1シャフト
に支持され、ある方向に回転させようとしたときにロッ
クする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1のワ
ンウェイギヤと、前記第1シャフトに支持され、第1の
ワンウェイベアリングと逆方向に回転させようとしたと
きにロックする第2のワンウェイベアリングを内蔵した
第2のワンウェイギヤと、前記第2シャフトに支持さ
れ、第2のワンウェイベアリングと同方向に回転させよ
うとしたときにロックする第3のワンウェイベアリング
を内蔵した第3のワンウェイギヤとを有する。
れば、動力切替装置においては、回転自在に支持された
第1シャフトと、該第1シャフトと平行に配設され、回
転自在に支持された第2シャフトと、前記第1シャフト
に支持され、ある方向に回転させようとしたときにロッ
クする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1のワ
ンウェイギヤと、前記第1シャフトに支持され、第1の
ワンウェイベアリングと逆方向に回転させようとしたと
きにロックする第2のワンウェイベアリングを内蔵した
第2のワンウェイギヤと、前記第2シャフトに支持さ
れ、第2のワンウェイベアリングと同方向に回転させよ
うとしたときにロックする第3のワンウェイベアリング
を内蔵した第3のワンウェイギヤとを有する。
【0237】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2のワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛
合する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結されたモータとを有する。したがっ
て、1個のモータを正逆反転させることによって、第1
の出力ギヤを回転させたり停止させたりすることができ
るとともに、第2の出力ギヤを常時同じ方向に回転させ
ることができるので、動力切替装置を小型化することが
できるだけでなく、コストを低くすることができる。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2のワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛
合する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結されたモータとを有する。したがっ
て、1個のモータを正逆反転させることによって、第1
の出力ギヤを回転させたり停止させたりすることができ
るとともに、第2の出力ギヤを常時同じ方向に回転させ
ることができるので、動力切替装置を小型化することが
できるだけでなく、コストを低くすることができる。
【0238】また、モータを正逆反転させたときに、動
力切替装置において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。本発明の他の動力切替装置においては、
回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャフト
と平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフト
と、前記第1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチ
を内蔵した第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイド
ルギヤと、前記第2シャフトに支持され、第3の電磁ク
ラッチを内蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
力切替装置において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。本発明の他の動力切替装置においては、
回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャフト
と平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフト
と、前記第1シャフトに支持され、第1の電磁クラッチ
を内蔵した第1のアイドルギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイド
ルギヤと、前記第2シャフトに支持され、第3の電磁ク
ラッチを内蔵した第3のアイドルギヤとを有する。
【0239】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のアイドルギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前記
第2のアイドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフト
の一方と連結されたモータとを有する。したがって、1
個のモータを正逆反転させることによって、第1の出力
ギヤを回転させたり停止させたりすることができるとと
もに、第2の出力ギヤを常時同じ方向に回転させること
ができるので、動力切替装置を小型化することができる
だけでなく、コストを低くすることができる。
第1のアイドルギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前記
第2のアイドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフト
の一方と連結されたモータとを有する。したがって、1
個のモータを正逆反転させることによって、第1の出力
ギヤを回転させたり停止させたりすることができるとと
もに、第2の出力ギヤを常時同じ方向に回転させること
ができるので、動力切替装置を小型化することができる
だけでなく、コストを低くすることができる。
【0240】また、モータを正逆反転させたときに、動
力切替装置において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転
させようとしたときにロックする第1のワンウェイベア
リングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前
記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリン
グと同方向に回転させようとしたときにロックする第3
のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギ
ヤとを有する。
力切替装置において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転
させようとしたときにロックする第1のワンウェイベア
リングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前
記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリン
グと同方向に回転させようとしたときにロックする第3
のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギ
ヤとを有する。
【0241】また、前記第2シャフトに回転自在に支持
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合する第
1の出力ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記アイドルギヤ及び第2のワンウ
ェイギヤと噛合する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有す
る。
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合する第
1の出力ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、前記アイドルギヤ及び第2のワンウ
ェイギヤと噛合する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有す
る。
【0242】したがって、1個のモータを正逆反転させ
ることによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止さ
せたりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常
時同じ方向に回転させることができるので、動力切替装
置を小型化することができるだけでなく、コストを低く
することができる。また、第2の出力ギヤの回転のタイ
ミングと第3の出力ギヤの出力ギヤの回転のタイミング
とを異ならせることによって、遅延時間を容易に設定す
ることができるので、コストを低くすることができる。
ることによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止さ
せたりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常
時同じ方向に回転させることができるので、動力切替装
置を小型化することができるだけでなく、コストを低く
することができる。また、第2の出力ギヤの回転のタイ
ミングと第3の出力ギヤの出力ギヤの回転のタイミング
とを異ならせることによって、遅延時間を容易に設定す
ることができるので、コストを低くすることができる。
【0243】さらに、モータを正逆反転させたときに、
動力切替装置において噛合いの着脱がないので、バック
ラッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得
ることができる。本発明の更に他の動力切替装置におい
ては、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シ
ャフトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シ
ャフトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、
第1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、
前記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第
2シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段
と、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させ
ようとしたときにロックする第1のワンウェイベアリン
グを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフ
トに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に
回転させようとしたときにロックする第2のワンウェイ
ベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第
3シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと
同方向に回転させようとしたときにロックする第3のワ
ンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤと
を有する。
動力切替装置において噛合いの着脱がないので、バック
ラッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得
ることができる。本発明の更に他の動力切替装置におい
ては、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シ
ャフトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シ
ャフトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、
第1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、
前記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第
2シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段
と、前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させ
ようとしたときにロックする第1のワンウェイベアリン
グを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフ
トに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に
回転させようとしたときにロックする第2のワンウェイ
ベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第
3シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと
同方向に回転させようとしたときにロックする第3のワ
ンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤと
を有する。
【0244】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。したがって、1個のモ
ータを正逆反転させることによって、第1の出力ギヤを
回転させたり停止させたりすることができるとともに、
第2の出力ギヤを常時同じ方向に回転させることができ
るので、動力切替装置を小型化することができるだけで
なく、コストを低くすることができる。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。したがって、1個のモ
ータを正逆反転させることによって、第1の出力ギヤを
回転させたり停止させたりすることができるとともに、
第2の出力ギヤを常時同じ方向に回転させることができ
るので、動力切替装置を小型化することができるだけで
なく、コストを低くすることができる。
【0245】また、モータを正逆反転させたときに、動
力切替装置において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。さらに、第1シャフトと第3シャフトと
を同じ軸心上に配設することができるので、動力切替装
置を小型化することができる。
力切替装置において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。さらに、第1シャフトと第3シャフトと
を同じ軸心上に配設することができるので、動力切替装
置を小型化することができる。
【0246】本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
【0247】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。したがって、1個のモ
ータを正逆反転させることによって、第1の出力ギヤを
回転させたり停止させたりすることができるとともに、
第2の出力ギヤを常時同じ方向に回転させることができ
るので、動力切替装置を小型化することができるだけで
なく、コストを低くすることができる。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワン
ウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有する。したがって、1個のモ
ータを正逆反転させることによって、第1の出力ギヤを
回転させたり停止させたりすることができるとともに、
第2の出力ギヤを常時同じ方向に回転させることができ
るので、動力切替装置を小型化することができるだけで
なく、コストを低くすることができる。
【0248】また、モータを正逆反転させたときに、動
力切替装置において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。さらに、第1シャフトと第3シャフトと
を同じ軸心上に配設することができるので、動力切替装
置を小型化することができる。
力切替装置において噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。さらに、第1シャフトと第3シャフトと
を同じ軸心上に配設することができるので、動力切替装
置を小型化することができる。
【0249】本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
【0250】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第3のワン
ウェイギヤと噛合する第2の出力ギヤと、前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤ
と噛合するとともに、前記第2の出力ギヤと設定された
角度だけ同期しないで回転する第3の出力ギヤと、前記
第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結されたモー
タとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、前
記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第3のワン
ウェイギヤと噛合する第2の出力ギヤと、前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤ
と噛合するとともに、前記第2の出力ギヤと設定された
角度だけ同期しないで回転する第3の出力ギヤと、前記
第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結されたモー
タとを有する。
【0251】したがって、1個のモータを正逆反転させ
ることによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止さ
せたりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常
時同じ方向に回転させることができるので、動力切替装
置を小型化することができるだけでなく、コストを低く
することができる。また、第2の出力ギヤの回転のタイ
ミングと第3の出力ギヤの出力ギヤの回転のタイミング
とを異ならせることによって、遅延時間を容易に設定す
ることができるので、コストを低くすることができる。
ることによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止さ
せたりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常
時同じ方向に回転させることができるので、動力切替装
置を小型化することができるだけでなく、コストを低く
することができる。また、第2の出力ギヤの回転のタイ
ミングと第3の出力ギヤの出力ギヤの回転のタイミング
とを異ならせることによって、遅延時間を容易に設定す
ることができるので、コストを低くすることができる。
【0252】そして、モータを正逆反転させたときに、
動力切替装置において噛合いの着脱がないので、バック
ラッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得
ることができる。さらに、第1シャフトと第3シャフト
とを同じ軸心上に配設することができるので、動力切替
装置を小型化することができる。
動力切替装置において噛合いの着脱がないので、バック
ラッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得
ることができる。さらに、第1シャフトと第3シャフト
とを同じ軸心上に配設することができるので、動力切替
装置を小型化することができる。
【0253】本発明の更に他の動力切替装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1の出力ギヤ
と、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第
1の出力ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達す
る反転伝動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフト
に支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回
転させようとしたときにロックする第2のワンウェイベ
アリング及び第3のワンウェイベアリングを内蔵した第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結されたモータ
とを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第2シャフトと、前記第1シャフトに支持
され、ある方向に回転させようとしたときにロックする
第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1の出力ギヤ
と、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、前記第
1の出力ギヤの回転を反転させて第2シャフトに伝達す
る反転伝動手段と、前記第1シャフト及び第2シャフト
に支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回
転させようとしたときにロックする第2のワンウェイベ
アリング及び第3のワンウェイベアリングを内蔵した第
2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連結されたモータ
とを有する。
【0254】したがって、1個のモータを正逆反転させ
ることによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止さ
せたりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常
時同じ方向に回転させることができるので、動力切替装
置を小型化することができるだけでなく、コストを低く
することができる。また、モータを正逆反転させたとき
に、動力切替装置において噛合いの着脱がないので、バ
ックラッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置
を得ることができる。
ることによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止さ
せたりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常
時同じ方向に回転させることができるので、動力切替装
置を小型化することができるだけでなく、コストを低く
することができる。また、モータを正逆反転させたとき
に、動力切替装置において噛合いの着脱がないので、バ
ックラッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置
を得ることができる。
【0255】さらに、第1シャフトと第2シャフトとを
同じ軸心上に配設することができるので、動力切替装置
を小型化することができる。本発明の電子写真装置にお
いては、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1
シャフトと平行に配設され、回転自在に支持された第2
シャフトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向に
回転させようとしたときにロックする第1のワンウェイ
ベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第
1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと
逆方向に回転させようとしたときにロックする第2のワ
ンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤ
と、前記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベ
アリングと同方向に回転させようとしたときにロックす
る第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウ
ェイギヤとを有する。
同じ軸心上に配設することができるので、動力切替装置
を小型化することができる。本発明の電子写真装置にお
いては、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1
シャフトと平行に配設され、回転自在に支持された第2
シャフトと、前記第1シャフトに支持され、ある方向に
回転させようとしたときにロックする第1のワンウェイ
ベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第
1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと
逆方向に回転させようとしたときにロックする第2のワ
ンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤ
と、前記第2シャフトに支持され、第2のワンウェイベ
アリングと同方向に回転させようとしたときにロックす
る第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウ
ェイギヤとを有する。
【0256】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2の
ワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転
用の用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモ
ータとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2の
ワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転
用の用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモ
ータとを有する。
【0257】この場合、1個のモータを正逆反転させる
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのための駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのための駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
【0258】また、モータを正逆反転させたときに、噛
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
本発明の他の電子写真装置においては、回転自在に支持
された第1シャフトと、該第1シャフトと平行に配設さ
れ、回転自在に支持された第2シャフトと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1の電磁クラッチを内蔵した第1
のアイドルギヤと、前記第1シャフトに支持され、第2
の電磁クラッチを内蔵した第2のアイドルギヤと、前記
第2シャフトに支持され、第3の電磁クラッチを内蔵し
た第3のアイドルギヤとを有する。
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
本発明の他の電子写真装置においては、回転自在に支持
された第1シャフトと、該第1シャフトと平行に配設さ
れ、回転自在に支持された第2シャフトと、前記第1シ
ャフトに支持され、第1の電磁クラッチを内蔵した第1
のアイドルギヤと、前記第1シャフトに支持され、第2
の電磁クラッチを内蔵した第2のアイドルギヤと、前記
第2シャフトに支持され、第3の電磁クラッチを内蔵し
た第3のアイドルギヤとを有する。
【0259】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のアイドルギヤと噛合するとともに、ホッピングロ
ーラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2のア
イドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達す
る第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフ
トの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモータ
とを有する。
第1のアイドルギヤと噛合するとともに、ホッピングロ
ーラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2のア
イドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達す
る第2の出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフ
トの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の
用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモータ
とを有する。
【0260】この場合、1個のモータを正逆反転させる
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、搬送及び画像形成プロセスのために駆動源として1
個のモータが必要であるだけであるので、電子写真装置
を小型化することができるだけでなく、コストを低くす
ることができる。
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、搬送及び画像形成プロセスのために駆動源として1
個のモータが必要であるだけであるので、電子写真装置
を小型化することができるだけでなく、コストを低くす
ることができる。
【0261】また、モータを正逆反転させたときに、噛
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
本発明の更に他の電子写真装置においては、回転自在に
支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行に配
設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前記第
1シャフトに支持され、ある方向に回転させようとした
ときにロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵し
た第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
を内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第2シャフト
に支持され、第2のワンウェイベアリングと同方向に回
転させようとしたときにロックする第3のワンウェイベ
アリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有する。
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
本発明の更に他の電子写真装置においては、回転自在に
支持された第1シャフトと、該第1シャフトと平行に配
設され、回転自在に支持された第2シャフトと、前記第
1シャフトに支持され、ある方向に回転させようとした
ときにロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵し
た第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
を内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第2シャフト
に支持され、第2のワンウェイベアリングと同方向に回
転させようとしたときにロックする第3のワンウェイベ
アリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有する。
【0262】また、前記第2シャフトに回転自在に支持
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出力
ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラに回転を伝達する第2の出力ギ
ヤと、前記アイドルギヤと噛合するとともに、転写ロー
ラに回転を伝達する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端
がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時点で反転
させられるモータとを有する。
され、前記第3のワンウェイギヤと設定された角度だけ
同期しないで回転するアイドルギヤと、前記第2シャフ
トに固定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合すると
ともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出力
ギヤと、前記第3のワンウェイギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラに回転を伝達する第2の出力ギ
ヤと、前記アイドルギヤと噛合するとともに、転写ロー
ラに回転を伝達する第3の出力ギヤと、前記第1シャフ
ト及び第2シャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端
がモータ反転用の用紙検出センサに到達した時点で反転
させられるモータとを有する。
【0263】この場合、1個のモータを正逆反転させる
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
【0264】また、露光タイミングに対して中間フィー
ドローラによる印刷用紙の搬送開始タイミングを遅らせ
るための遅延時間を容易に設定することができるので、
コストを低くすることができる。さらに、モータを正逆
反転させたときに、噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。したがって、電子写真装置の信頼性を高
くすることができる。
ドローラによる印刷用紙の搬送開始タイミングを遅らせ
るための遅延時間を容易に設定することができるので、
コストを低くすることができる。さらに、モータを正逆
反転させたときに、噛合いの着脱がないので、バックラ
ッシュがなく、切替応答性が良好な動力切替装置を得る
ことができる。したがって、電子写真装置の信頼性を高
くすることができる。
【0265】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
【0266】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
【0267】この場合、1個のモータを正逆反転させる
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
【0268】また、モータを正逆反転させたときに、噛
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
さらに、第1シャフトと第2シャフトとを同じ軸心上に
配設することができるので、電子写真装置を小型化する
ことができる。
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
さらに、第1シャフトと第2シャフトとを同じ軸心上に
配設することができるので、電子写真装置を小型化する
ことができる。
【0269】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させようと
したときにロックする第1のワンウェイベアリングを内
蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトと同
じ軸心上に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転
を反転させて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、前記第3シャフトに支持され、第2のワンウェ
イベアリングと同方向に回転させようとしたときにロッ
クする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3のワ
ンウェイギヤとを有する。
【0270】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギ
ヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出
センサに到達した時点で反転させられるモータとを有す
る。
【0271】この場合、1個のモータを正逆反転させる
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
【0272】また、モータを正逆反転させたときに、噛
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
さらに、第1シャフトと第2シャフトとを同じ軸心上に
配設することができるので、電子写真装置を小型化する
ことができる。
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
さらに、第1シャフトと第2シャフトとを同じ軸心上に
配設することができるので、電子写真装置を小型化する
ことができる。
【0273】本発明の更に他の電子写真装置において
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
は、回転自在に支持された第1シャフトと、該第1シャ
フトと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャ
フトと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第
1シャフトに回転自在に支持された第3シャフトと、前
記第2シャフトと第3シャフトとの間に配設され、第2
シャフトの回転を第3シャフトに伝達する伝動手段と、
前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転させよう
としたときにロックする第1のワンウェイベアリングを
内蔵した第1のワンウェイギヤと、前記第1シャフトに
支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転
させようとしたときにロックする第2のワンウェイベア
リングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、前記第3シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤとを有
する。
【0274】また、前記第2シャフトに固定され、前記
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第3のワンウェイギ
ヤと噛合するとともに、中間フィードローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第2シャフトに回転自在
に支持され、前記第2のワンウェイギヤと噛合するとと
もに、前記第2の出力ギヤと設定された角度だけ同期し
ないで回転して転写ローラに回転を伝達する第3の出力
ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連
結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サに到達した時点で反転させられるモータとを有する。
第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピング
ローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、前記第2シ
ャフトに回転自在に支持され、前記第3のワンウェイギ
ヤと噛合するとともに、中間フィードローラに回転を伝
達する第2の出力ギヤと、前記第2シャフトに回転自在
に支持され、前記第2のワンウェイギヤと噛合するとと
もに、前記第2の出力ギヤと設定された角度だけ同期し
ないで回転して転写ローラに回転を伝達する第3の出力
ギヤと、前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連
結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サに到達した時点で反転させられるモータとを有する。
【0275】この場合、1個のモータを正逆反転させる
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
【0276】また、モータを正逆反転させたときに、噛
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
そして、露光タイミングに対して中間フィードローラに
よる印刷用紙の搬送開始タイミングを遅らせるための遅
延時間を容易に設定することができるので、コストを低
くすることができる。
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
そして、露光タイミングに対して中間フィードローラに
よる印刷用紙の搬送開始タイミングを遅らせるための遅
延時間を容易に設定することができるので、コストを低
くすることができる。
【0277】さらに、第1シャフトと第2シャフトとを
同じ軸心上に配設することができるので、電子写真装置
を小型化することができる。本発明の更に他の電子写真
装置においては、回転自在に支持された第1シャフト
と、該第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第1シャ
フトに回転自在に支持された第2シャフトと、前記第1
シャフトに支持され、ある方向に回転させようとしたと
きにロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵する
とともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出
力ギヤと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、
前記第1の出力ギヤの回転を反転させて第2シャフトに
伝達する反転伝動手段と、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリング及び第3のワンウェイベアリングを内蔵
するとともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回
転を伝達する第2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連
結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サに到達した時点で反転させられるモータとを有する。
同じ軸心上に配設することができるので、電子写真装置
を小型化することができる。本発明の更に他の電子写真
装置においては、回転自在に支持された第1シャフト
と、該第1シャフトと同じ軸心上に配設され、第1シャ
フトに回転自在に支持された第2シャフトと、前記第1
シャフトに支持され、ある方向に回転させようとしたと
きにロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵する
とともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出
力ギヤと、前記第1シャフトと同じ軸心上に配設され、
前記第1の出力ギヤの回転を反転させて第2シャフトに
伝達する反転伝動手段と、前記第1シャフト及び第2シ
ャフトに支持され、第1のワンウェイベアリングと逆方
向に回転させようとしたときにロックする第2のワンウ
ェイベアリング及び第3のワンウェイベアリングを内蔵
するとともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回
転を伝達する第2の出力ギヤと、前記第1シャフトと連
結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出セン
サに到達した時点で反転させられるモータとを有する。
【0278】この場合、1個のモータを正逆反転させる
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
ことによって、第1の出力ギヤを回転させたり停止させ
たりすることができるとともに、第2の出力ギヤを常時
同じ方向に回転させることができる。したがって、給
紙、印刷用紙の搬送及び画像形成プロセスのために駆動
源として1個のモータが必要であるだけであるので、電
子写真装置を小型化することができるだけでなく、コス
トを低くすることができる。
【0279】また、モータを正逆反転させたときに、噛
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
さらに、第1シャフトと第3シャフトとを同じ軸心上に
配設することができるので、電子写真装置を小型化する
ことができる。
合いの着脱がないので、バックラッシュがなく、切替応
答性が良好な動力切替装置を得ることができる。したが
って、電子写真装置の信頼性を高くすることができる。
さらに、第1シャフトと第3シャフトとを同じ軸心上に
配設することができるので、電子写真装置を小型化する
ことができる。
【図1】本発明の第1の実施例における動力切替装置の
斜視図である。
斜視図である。
【図2】従来の電子写真装置の概略図である。
【図3】従来のIDユニットの拡大図である。
【図4】本発明の第1の実施例における電子写真装置の
概略図である。
概略図である。
【図5】本発明の第1の実施例における動力切替装置の
電子写真装置への組込状態図である。
電子写真装置への組込状態図である。
【図6】本発明の第1の実施例における動力切替装置の
第1の状態図である。
第1の状態図である。
【図7】本発明の第1の実施例における動力切替装置の
第2の状態図である。
第2の状態図である。
【図8】本発明の第1の実施例における電子写真装置の
1枚印刷時のタイムチャートである。
1枚印刷時のタイムチャートである。
【図9】本発明の第1の実施例における電子写真装置の
連続印刷時のタイムチャートである。
連続印刷時のタイムチャートである。
【図10】本発明の第1の実施例における電子写真装置
の手差し給紙の説明図である。
の手差し給紙の説明図である。
【図11】本発明の第1の実施例における手差し給紙時
のタイムチャートである。
のタイムチャートである。
【図12】本発明の第2の実施例における動力切替装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図13】本発明の第2の実施例における動力切替装置
の第1の状態図である。
の第1の状態図である。
【図14】本発明の第2の実施例における動力切替装置
の第2の状態図である。
の第2の状態図である。
【図15】本発明の第3の実施例における動力切替装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図16】本発明の第4の実施例における電磁クラッチ
の断面図である。
の断面図である。
【図17】本発明の第4の実施例における動力切替装置
の第1の状態図である。
の第1の状態図である。
【図18】本発明の第4の実施例における動力切替装置
の第2の状態図である。
の第2の状態図である。
【図19】本発明の第4の実施例における電子写真装置
の1枚印刷時のタイムチャートである。
の1枚印刷時のタイムチャートである。
【図20】本発明の第4の実施例における電子写真装置
の手指し給紙時のタイムチャートである。
の手指し給紙時のタイムチャートである。
【図21】本発明の第5の実施例における電子写真装置
の断面図である。
の断面図である。
【図22】本発明の第5の実施例における動力切替装置
のタイムチャートである。
のタイムチャートである。
【図23】本発明の第5の実施例における動力切替装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図24】本発明の第6の実施例における動力切替装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図25】本発明の第6の実施例における動力切替装置
の第1の状態図である。
の第1の状態図である。
【図26】本発明の第6の実施例における動力切替装置
の第2の状態図である。
の第2の状態図である。
【図27】本発明の第6の実施例における電子写真装置
のタイムチャートである。
のタイムチャートである。
【図28】本発明の第7の実施例における動力切替装置
の第1の状態図である。
の第1の状態図である。
【図29】本発明の第7の実施例における動力切替装置
の第2の状態図である。
の第2の状態図である。
【図30】本発明の第8の実施例における動力切替装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図31】本発明の第9の実施例における動力切替装置
の斜視図である。
の斜視図である。
【図32】本発明の第9の実施例における動力切替装置
の断面図である。
の断面図である。
【図33】本発明の第9の実施例における動力切替装置
のタイムチャートである。
のタイムチャートである。
【図34】本発明の第10の実施例における動力切替装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図35】図34のM−M矢視図である。
【図36】本発明の第11の実施例における動力切替装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図37】図36のN−N矢視図である。
【図38】本発明の第12の実施例における動力切替装
置の斜視図である。
置の斜視図である。
【図39】本発明の第12の実施例における動力切替装
置のタイムチャートである。
置のタイムチャートである。
【図40】本発明の第13の実施例における動力切替装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図41】本発明の第13の実施例における動力切替装
置の側面図である。
置の側面図である。
【図42】図40のP−P矢視図である。
【図43】本発明の第14の実施例における動力切替装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図44】図43のQ−Q矢視図である。
【図45】本発明の第15の実施例における動力切替装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図46】図45のR−R矢視図である。
【図47】本発明の第16の実施例における動力切替装
置の断面図である。
置の断面図である。
18 印刷用紙 18a 用紙カセット 18b 第2の用紙カセット 19 ホッピングローラ 19b 補助ホッピングローラ 30、130 電子写真装置 31、131 動力切替装置 40 第1シャフト 41 第2シャフト 41c、186b 小径ギヤ 42 モータ 45、145 第1のワンウェイベアリング 45b 大径ギヤ 46、86 第1のワンウェイギヤ 47、147 第2のワンウェイベアリング 48、88 第2のワンウェイギヤ 49、149 第3のワンウェイベアリング 50、92 第3のワンウェイギヤ 51、186 第1の出力ギヤ 52、101 アイドルギヤ 54、188 第2の出力ギヤ 80 用紙検出センサ 90 第3シャフト 95 タイミングベルト 107、108 かさ車 109、110 ピニオン 245 第1の電磁クラッチ 246 第1のアイドルギヤ 247 第2の電磁クラッチ 248 第2のアイドルギヤ 249 第3の電磁クラッチ 250 第3のアイドルギヤ
Claims (20)
- 【請求項1】 (a)回転自在に支持された第1シャフ
トと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転自
在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャフ
トに支持され、ある方向に回転させようとしたときにロ
ックする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1の
ワンウェイギヤと、(d)前記第1シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
を内蔵した第2のワンウェイギヤと、(e)前記第2シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤと、
(f)前記第2シャフトに固定され、前記第1のワンウ
ェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、(g)前記第2
のワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、(h)前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結されたモータとを有することを特徴
とする動力切替装置。 - 【請求項2】 (a)回転自在に支持された第1シャフ
トと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転自
在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャフ
トに支持され、第1の電磁クラッチを内蔵した第1のア
イドルギヤと、(d)前記第1シャフトに支持され、第
2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイドルギヤと、
(e)前記第2シャフトに支持され、第3の電磁クラッ
チを内蔵した第3のアイドルギヤと、(f)前記第2シ
ャフトに固定され、前記第1のアイドルギヤと噛合する
第1の出力ギヤと、(g)前記第2のアイドルギヤ及び
第3のアイドルギヤと噛合する第2の出力ギヤと、
(h)前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結
されたモータとを有することを特徴とする動力切替装
置。 - 【請求項3】 (a)回転自在に支持された第1シャフ
トと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転自
在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャフ
トに支持され、ある方向に回転させようとしたときにロ
ックする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1の
ワンウェイギヤと、(d)前記第1シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
を内蔵した第2のワンウェイギヤと、(e)前記第2シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤと、
(f)前記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第
3のワンウェイギヤと設定された角度だけ同期しないで
回転するアイドルギヤと、(g)前記第2シャフトに固
定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出
力ギヤと、(h)前記第3のワンウェイギヤと噛合する
第2の出力ギヤと、(i)前記アイドルギヤ及び第2の
ワンウェイギヤと噛合する第3の出力ギヤと、(j)前
記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結されたモ
ータとを有することを特徴とする動力切替装置。 - 【請求項4】 (a)回転自在に支持された第1シャフ
トと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転自
在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャフ
トと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在に
支持された第3シャフトと、(d)前記第2シャフトと
第3シャフトとの間に配設され、第2シャフトの回転を
第3シャフトに伝達する伝動手段と、(e)前記第1シ
ャフトに支持され、ある方向に回転させようとしたとき
にロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第
1のワンウェイギヤと、(f)前記第1シャフトに支持
され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させ
ようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリン
グを内蔵した第2のワンウェイギヤと、(g)前記第3
シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同
方向に回転させようとしたときにロックする第3のワン
ウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤと、
(h)前記第2シャフトに固定され、前記第1のワンウ
ェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、(i)前記第2
シャフトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイ
ギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合する第2の出力ギ
ヤと、(j)前記第1シャフト及び第2シャフトの一方
と連結されたモータとを有することを特徴とする動力切
替装置。 - 【請求項5】 (a)回転自在に支持された第1シャフ
トと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転自
在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャフ
トと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在に
支持された第3シャフトと、(d)前記第1シャフトに
支持され、ある方向に回転させようとしたときにロック
する第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1のワン
ウェイギヤと、(e)前記第1シャフトと同じ軸心上に
配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転を反転させ
て第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、(f)前記
第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリング
と逆方向に回転させようとしたときにロックする第2の
ワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギヤ
と、(g)前記第3シャフトに支持され、第2のワンウ
ェイベアリングと同方向に回転させようとしたときにロ
ックする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3の
ワンウェイギヤと、(h)前記第2シャフトに固定さ
れ、前記第1のワンウェイギヤと噛合する第1の出力ギ
ヤと、(i)前記第2シャフトに回転自在に支持され、
前記第2のワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと
噛合する第2の出力ギヤと、(j)前記第1シャフト及
び第2シャフトの一方と連結されたモータとを有するこ
とを特徴とする動力切替装置。 - 【請求項6】 (a)回転自在に支持された第1シャフ
トと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転自
在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャフ
トと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在に
支持された第3シャフトと、(d)前記第2シャフトと
第3シャフトとの間に配設され、第2シャフトの回転を
第3シャフトに伝達する伝動手段と、(e)前記第1シ
ャフトに支持され、ある方向に回転させようとしたとき
にロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第
1のワンウェイギヤと、(f)前記第1シャフトに支持
され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させ
ようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリン
グを内蔵した第2のワンウェイギヤと、(g)前記第3
シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同
方向に回転させようとしたときにロックする第3のワン
ウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤと、
(h)前記第2シャフトに固定され、前記第1のワンウ
ェイギヤと噛合する第1の出力ギヤと、(i)前記第2
シャフトに回転自在に支持され、前記第3のワンウェイ
ギヤと噛合する第2の出力ギヤと、(j)前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤ
と噛合するとともに、前記第2の出力ギヤと設定された
角度だけ同期しないで回転する第3の出力ギヤと、
(k)前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結
されたモータとを有することを特徴とする動力切替装
置。 - 【請求項7】 (a)回転自在に支持された第1シャフ
トと、(b)該第1シャフトと同じ軸心上に配設され、
第1シャフトに回転自在に支持された第2シャフトと、
(c)前記第1シャフトに支持され、ある方向に回転さ
せようとしたときにロックする第1のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第1の出力ギヤと、(d)前記第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、前記第1の出力ギヤの回
転を反転させて第2シャフトに伝達する反転伝動手段
と、(e)前記第1シャフト及び第2シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
及び第3のワンウェイベアリングを内蔵した第2の出力
ギヤと、(f)前記第1シャフトと連結されたモータと
を有することを特徴とする動力切替装置。 - 【請求項8】 前記第2のワンウェイベアリング及び第
3のワンウェイベアリングは一体に形成された請求項7
に記載の動力切替装置。 - 【請求項9】 前記反転伝動手段が減速ギヤユニットで
ある請求項7に記載の動力切替装置。 - 【請求項10】 (a)回転自在に支持された第1シャ
フトと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転
自在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャ
フトに支持され、ある方向に回転させようとしたときに
ロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1
のワンウェイギヤと、(d)前記第1シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
を内蔵した第2のワンウェイギヤと、(e)前記第2シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤと、
(f)前記第2シャフトに固定され、前記第1のワンウ
ェイギヤと噛合するとともに、ホッピングローラに回転
を伝達する第1の出力ギヤと、(g)前記第2のワンウ
ェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達す
る第2の出力ギヤと、(h)前記第1シャフト及び第2
シャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反
転用の用紙検出センサに到達した時点で反転させられる
モータとを有することを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項11】 (a)回転自在に支持された第1シャ
フトと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転
自在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャ
フトに支持され、第1の電磁クラッチを内蔵した第1の
アイドルギヤと、(d)前記第1シャフトに支持され、
第2の電磁クラッチを内蔵した第2のアイドルギヤと、
(e)前記第2シャフトに支持され、第3の電磁クラッ
チを内蔵した第3のアイドルギヤと、(f)前記第2シ
ャフトに固定され、前記第1のアイドルギヤと噛合する
とともに、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出
力ギヤと、(g)前記第2のアイドルギヤ及び第3のア
イドルギヤと噛合するとともに、中間フィードローラ及
び転写ローラに回転を伝達する第2の出力ギヤと、
(h)前記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結
され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサ
に到達した時点で反転させられるモータとを有すること
を特徴とする電子写真装置。 - 【請求項12】 (a)第1の用紙カセットから印刷用
紙を給紙するホッピングローラと、(b)第2の用紙カ
セットから印刷用紙を給紙する補助ホッピングローラ
と、(c)該補助ホッピングローラによって給紙された
印刷用紙を搬送する補助フィードローラと、(d)回転
自在に支持された第1シャフトと、(e)該第1シャフ
トと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフ
トと、(f)前記第1シャフトに支持され、ある方向に
回転させようとしたときにロックする第1のワンウェイ
ベアリングを内蔵した第1のワンウェイギヤと、(g)
前記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリ
ングと逆方向に回転させようとしたときにロックする第
2のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイ
ギヤと、(h)前記第2シャフトに支持され、第2のワ
ンウェイベアリングと同方向に回転させようとしたとき
にロックする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第
3のワンウェイギヤと、(i)前記第2シャフトに固定
され、前記第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、
補助ホッピングローラに回転を伝達する第1の出力ギヤ
と、(j)前記第2のワンウェイギヤ及び第3のワンウ
ェイギヤと噛合するとともに、前記補助フィードローラ
に回転を伝達する第2の出力ギヤと、(k)前記第1シ
ャフト及び第2シャフトの一方と連結され、印刷用紙の
先端が補助給紙用の用紙検出センサに到達した時点で反
転させられるモータとを有することを特徴とする電子写
真装置。 - 【請求項13】 (a)第1の用紙カセットから印刷用
紙を給紙するホッピングローラと、(b)第2の用紙カ
セットから印刷用紙を給紙する補助ホッピングローラ
と、(c)該補助ホッピングローラによって給紙された
印刷用紙を搬送する補助フィードローラと、(d)回転
自在に支持された第1シャフトと、(e)該第1シャフ
トと平行に配設され、回転自在に支持された第2シャフ
トと、(f)前記第1シャフトに支持され、第1の電磁
クラッチを内蔵した第1のアイドルギヤと、(g)前記
第1シャフトに支持され、第2の電磁クラッチを内蔵し
た第2のアイドルギヤと、(h)前記第2シャフトに支
持され、第3の電磁クラッチを内蔵した第3のアイドル
ギヤと、(i)前記第2シャフトに固定され、前記第1
のアイドルギヤと噛合するとともに、前記補助ホッピン
グローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、(j)前
記第2のアイドルギヤ及び第3のアイドルギヤと噛合す
るとともに、前記補助フィードローラに回転を伝達する
第2の出力ギヤと、(k)前記第1シャフト及び第2シ
ャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端が補助給紙用
の用紙検出センサに到達した時点で反転させられるモー
タとを有することを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項14】 (a)回転自在に支持された第1シャ
フトと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転
自在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャ
フトに支持され、ある方向に回転させようとしたときに
ロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1
のワンウェイギヤと、(d)前記第1シャフトに支持さ
れ、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させよ
うとしたときにロックする第2のワンウェイベアリング
を内蔵した第2のワンウェイギヤと、(e)前記第2シ
ャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと同方
向に回転させようとしたときにロックする第3のワンウ
ェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤと、
(f)前記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第
3のワンウェイギヤと設定された角度だけ同期しないで
回転するアイドルギヤと、(g)前記第2シャフトに固
定され、前記第1のワンウェイギヤと噛合するととも
に、ホッピングローラに回転を伝達する第1の出力ギヤ
と、(h)前記第3のワンウェイギヤと噛合するととも
に、中間フィードローラに回転を伝達する第2の出力ギ
ヤと、(i)前記アイドルギヤと噛合するとともに、転
写ローラに回転を伝達する第3の出力ギヤと、(j)前
記第1シャフト及び第2シャフトの一方と連結され、印
刷用紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサに到達し
た時点で反転させられるモータとを有することを特徴と
する電子写真装置。 - 【請求項15】 (a)回転自在に支持された第1シャ
フトと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転
自在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第3シャフトと、(d)前記第2シャフト
と第3シャフトとの間に配設され、第2シャフトの回転
を第3シャフトに伝達する伝動手段と、(e)前記第1
シャフトに支持され、ある方向に回転させようとしたと
きにロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵した
第1のワンウェイギヤと、(f)前記第1シャフトに支
持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転さ
せようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、(g)前記第
3シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと
同方向に回転させようとしたときにロックする第3のワ
ンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤ
と、(h)前記第2シャフトに固定され、前記第1のワ
ンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピングローラに
回転を伝達する第1の出力ギヤと、(i)前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤ
及び第3のワンウェイギヤと噛合するとともに、中間フ
ィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の出
力ギヤと、(j)前記第1シャフト及び第2シャフトの
一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用紙
検出センサに到達した時点で反転させられるモータとを
有することを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項16】 (a)回転自在に支持された第1シャ
フトと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転
自在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第3シャフトと、(d)前記第1シャフト
に支持され、ある方向に回転させようとしたときにロッ
クする第1のワンウェイベアリングを内蔵した第1のワ
ンウェイギヤと、(e)前記第1シャフトと同じ軸心上
に配設され、前記第1のワンウェイギヤの回転を反転さ
せて第3シャフトに伝達する反転伝動手段と、(f)前
記第1シャフトに支持され、第1のワンウェイベアリン
グと逆方向に回転させようとしたときにロックする第2
のワンウェイベアリングを内蔵した第2のワンウェイギ
ヤと、(g)前記第3シャフトに支持され、第2のワン
ウェイベアリングと同方向に回転させようとしたときに
ロックする第3のワンウェイベアリングを内蔵した第3
のワンウェイギヤと、(h)前記第2シャフトに固定さ
れ、前記第1のワンウェイギヤと噛合するとともに、ホ
ッピングローラに回転を伝達する第1の出力ギヤと、
(i)前記第2シャフトに回転自在に支持され、前記第
2のワンウェイギヤ及び第3のワンウェイギヤと噛合す
るとともに、中間フィードローラ及び転写ローラに回転
を伝達する第2の出力ギヤと、(j)前記第1シャフト
及び第2シャフトの一方と連結され、印刷用紙の先端が
モータ反転用の用紙検出センサに到達した時点で反転さ
せられるモータとを有することを特徴とする電子写真装
置。 - 【請求項17】 (a)回転自在に支持された第1シャ
フトと、(b)該第1シャフトと平行に配設され、回転
自在に支持された第2シャフトと、(c)前記第1シャ
フトと同じ軸心上に配設され、第1シャフトに回転自在
に支持された第3シャフトと、(d)前記第2シャフト
と第3シャフトとの間に配設され、第2シャフトの回転
を第3シャフトに伝達する伝動手段と、(e)前記第1
シャフトに支持され、ある方向に回転させようとしたと
きにロックする第1のワンウェイベアリングを内蔵した
第1のワンウェイギヤと、(f)前記第1シャフトに支
持され、第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転さ
せようとしたときにロックする第2のワンウェイベアリ
ングを内蔵した第2のワンウェイギヤと、(g)前記第
3シャフトに支持され、第2のワンウェイベアリングと
同方向に回転させようとしたときにロックする第3のワ
ンウェイベアリングを内蔵した第3のワンウェイギヤ
と、(h)前記第2シャフトに固定され、前記第1のワ
ンウェイギヤと噛合するとともに、ホッピングローラに
回転を伝達する第1の出力ギヤと、(i)前記第2シャ
フトに回転自在に支持され、前記第3のワンウェイギヤ
と噛合するとともに、中間フィードローラに回転を伝達
する第2の出力ギヤと、(j)前記第2シャフトに回転
自在に支持され、前記第2のワンウェイギヤと噛合する
とともに、前記第2の出力ギヤと設定された角度だけ同
期しないで回転して転写ローラに回転を伝達する第3の
出力ギヤと、(k)前記第1シャフト及び第2シャフト
の一方と連結され、印刷用紙の先端がモータ反転用の用
紙検出センサに到達した時点で反転させられるモータと
を有することを特徴とする電子写真装置。 - 【請求項18】 (a)回転自在に支持された第1シャ
フトと、(b)該第1シャフトと同じ軸心上に配設さ
れ、第1シャフトに回転自在に支持された第2シャフト
と、(c)前記第1シャフトに支持され、ある方向に回
転させようとしたときにロックする第1のワンウェイベ
アリングを内蔵するとともに、ホッピングローラに回転
を伝達する第1の出力ギヤと、(d)前記第1シャフト
と同じ軸心上に配設され、前記第1の出力ギヤの回転を
反転させて第2シャフトに伝達する反転伝動手段と、
(e)前記第1シャフト及び第2シャフトに支持され、
第1のワンウェイベアリングと逆方向に回転させようと
したときにロックする第2のワンウェイベアリング及び
第3のワンウェイベアリングを内蔵するとともに、中間
フィードローラ及び転写ローラに回転を伝達する第2の
出力ギヤと、(f)前記第1シャフトと連結され、印刷
用紙の先端がモータ反転用の用紙検出センサに到達した
時点で反転させられるモータとを有することを特徴とす
る電子写真装置。 - 【請求項19】 前記第2のワンウェイベアリング及び
第3のワンウェイベアリングは一体に形成された請求項
18に記載の電子写真装置。 - 【請求項20】 前記反転伝動手段が減速ギヤユニット
である請求項18に記載の電子写真装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293543A JPH08152054A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 動力切替装置及び電子写真装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6293543A JPH08152054A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 動力切替装置及び電子写真装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08152054A true JPH08152054A (ja) | 1996-06-11 |
Family
ID=17796115
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6293543A Withdrawn JPH08152054A (ja) | 1994-11-28 | 1994-11-28 | 動力切替装置及び電子写真装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08152054A (ja) |
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2374648A (en) * | 2001-03-27 | 2002-10-23 | Pantech Internat Inc | Positive/reversed rotation control device having one-way bearings |
JP2002351159A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Canon Inc | 画像形成装置 |
JP2011081148A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Oki Data Corp | ダンパ装置、離接機構、定着装置及び画像形成装置 |
US8036567B2 (en) | 2008-02-19 | 2011-10-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2014034452A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
KR101497982B1 (ko) * | 2013-05-03 | 2015-03-03 | 김종근 | 일방향 동력전달 장치 |
JP2015087585A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
-
1994
- 1994-11-28 JP JP6293543A patent/JPH08152054A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2374648A (en) * | 2001-03-27 | 2002-10-23 | Pantech Internat Inc | Positive/reversed rotation control device having one-way bearings |
JP2002351159A (ja) * | 2001-05-28 | 2002-12-04 | Canon Inc | 画像形成装置 |
US8036567B2 (en) | 2008-02-19 | 2011-10-11 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Image forming apparatus |
JP2011081148A (ja) * | 2009-10-06 | 2011-04-21 | Oki Data Corp | ダンパ装置、離接機構、定着装置及び画像形成装置 |
JP2014034452A (ja) * | 2012-08-08 | 2014-02-24 | Seiko Epson Corp | 記録装置 |
KR101497982B1 (ko) * | 2013-05-03 | 2015-03-03 | 김종근 | 일방향 동력전달 장치 |
JP2015087585A (ja) * | 2013-10-31 | 2015-05-07 | ブラザー工業株式会社 | 画像形成装置 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20020205 |