JPH08149148A - ループ状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網 - Google Patents
ループ状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網Info
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- JPH08149148A JPH08149148A JP28352794A JP28352794A JPH08149148A JP H08149148 A JPH08149148 A JP H08149148A JP 28352794 A JP28352794 A JP 28352794A JP 28352794 A JP28352794 A JP 28352794A JP H08149148 A JPH08149148 A JP H08149148A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims abstract description 36
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims abstract description 193
- 238000012545 processing Methods 0.000 description 12
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 239000013307 optical fiber Substances 0.000 description 2
- 238000012546 transfer Methods 0.000 description 2
- 240000008881 Oenanthe javanica Species 0.000 description 1
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- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ループ上でのデータ衝突を回避しつつ、いず
れのノードからでも送信を開始することが可能なループ
状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網を実現
する。 【構成】 複数のノードがループ状に接続されたループ
状シリアル通信網における通信手順であって、ホストと
なる制御ノードから調停モードであることを示す特定の
通信があった後に、制御ノード以外の送信を行いたいノ
ードは送信要求パケットを制御ノードに対して送出し
((b)(1))、前記送信要求パケットを送出したノ
ードであって、制御ノードからの送信許可信号を受けた
ノードが送信を行う((b)(4))。
れのノードからでも送信を開始することが可能なループ
状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網を実現
する。 【構成】 複数のノードがループ状に接続されたループ
状シリアル通信網における通信手順であって、ホストと
なる制御ノードから調停モードであることを示す特定の
通信があった後に、制御ノード以外の送信を行いたいノ
ードは送信要求パケットを制御ノードに対して送出し
((b)(1))、前記送信要求パケットを送出したノ
ードであって、制御ノードからの送信許可信号を受けた
ノードが送信を行う((b)(4))。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は複数のノード(node)が
ループ(loop)状に接続されたループ状シリアル(seri
al)通信網と、このループ状シリアル通信網における通
信手順とに関する。
ループ(loop)状に接続されたループ状シリアル(seri
al)通信網と、このループ状シリアル通信網における通
信手順とに関する。
【0002】
【従来の技術】一定の範囲内においてデータ通信を行う
ものとして、LAN(Local Area Network :ローカル
・エリア・ネットワーク)が知られている。そして、こ
のLANは種々の分野のデータ通信で利用されている。
ものとして、LAN(Local Area Network :ローカル
・エリア・ネットワーク)が知られている。そして、こ
のLANは種々の分野のデータ通信で利用されている。
【0003】このLANの各機器のつなぎ方には3種類
あり、スター(star)型LAN,バス(bus )型LA
N,ループ(またはリング)型LANと呼ばれるものが
ある。ここでは、ループ型LANに用いられるループ状
シリアル通信網について考える。尚、ここでループと
は、一連の要素(機器やデータ等)を連ねた構造であっ
て一周して元に戻る環のことである。
あり、スター(star)型LAN,バス(bus )型LA
N,ループ(またはリング)型LANと呼ばれるものが
ある。ここでは、ループ型LANに用いられるループ状
シリアル通信網について考える。尚、ここでループと
は、一連の要素(機器やデータ等)を連ねた構造であっ
て一周して元に戻る環のことである。
【0004】図6はループ状シリアル通信網の一例を示
す構成図である。ここでは、説明を簡単にするために、
ノード(ネットワークアーキテクチャにおいて、データ
通信及びデータ処理の機能を持つコンポーネントを言
い、ここでは、データ通信を行う端末装置を意味す
る。)の数が5である場合を例にして説明する。但し、
実際には、ノードの数はこれに限られるものではない。
ループ1はループ状シリアル通信網の中心となるデータ
転送手段としての環状形の伝送路であって、同軸ケーブ
ル,光ファイバー,ツイステッドペア線(twisted pair
cable:より対線)等で構成されている。ここでは、ノ
ードA〜ノードEはそれぞれ通信を行う端末装置であ
り、ここでは、A〜Eがそれぞれのアドレスを示してい
るものとする。
す構成図である。ここでは、説明を簡単にするために、
ノード(ネットワークアーキテクチャにおいて、データ
通信及びデータ処理の機能を持つコンポーネントを言
い、ここでは、データ通信を行う端末装置を意味す
る。)の数が5である場合を例にして説明する。但し、
実際には、ノードの数はこれに限られるものではない。
ループ1はループ状シリアル通信網の中心となるデータ
転送手段としての環状形の伝送路であって、同軸ケーブ
ル,光ファイバー,ツイステッドペア線(twisted pair
cable:より対線)等で構成されている。ここでは、ノ
ードA〜ノードEはそれぞれ通信を行う端末装置であ
り、ここでは、A〜Eがそれぞれのアドレスを示してい
るものとする。
【0005】ここでは、反時計回りでデータが伝達され
るものとする。尚、ループ1上を伝達されるデータは、
パケット(packet:送信したいデータと相手先アドレス
及び自分のアドレスをつけた1つの単位として交換され
るデータ)として扱われるものとする。従って、各ノー
ドは、ループ1を介して伝達されてきたパケットが自分
宛か否かを相手先アドレスによって知ることができ、自
分宛でないパケットは次のノードに伝えるようにする。
るものとする。尚、ループ1上を伝達されるデータは、
パケット(packet:送信したいデータと相手先アドレス
及び自分のアドレスをつけた1つの単位として交換され
るデータ)として扱われるものとする。従って、各ノー
ドは、ループ1を介して伝達されてきたパケットが自分
宛か否かを相手先アドレスによって知ることができ、自
分宛でないパケットは次のノードに伝えるようにする。
【0006】さて、実際に通信を行う場合には、各ノー
ドが勝手に通信を開始したとすると、ループ1上で複数
のパケットが重なり、データが破壊されて通信不能に陥
ることになる。
ドが勝手に通信を開始したとすると、ループ1上で複数
のパケットが重なり、データが破壊されて通信不能に陥
ることになる。
【0007】そこで、このような事態を避けるために、
何らかの調整が必要になる。このような場合の調整とし
て、以下の2つが考えられる。 各ノードが責任を持って、他のノードが送信中の時
には送信を開始しないようにする。
何らかの調整が必要になる。このような場合の調整とし
て、以下の2つが考えられる。 各ノードが責任を持って、他のノードが送信中の時
には送信を開始しないようにする。
【0008】 各ノードが、送信を行って良いタイミ
ングを割り当てる。このようにして割り当てられたタイ
ミング内で各ノードは送信を行うようにする。
ングを割り当てる。このようにして割り当てられたタイ
ミング内で各ノードは送信を行うようにする。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述のの方法では、
各ノードはループ1の状態を調べてから送信を開始する
ものであるが、全く同じタイミングで送信を開始するこ
ともあり得る(これを「衝突」という)。そのような場
合には、ループ1上で2つのパケットが重なって破壊さ
れることがある。また、既に他のノードがループ1上に
パケットを送出している場合に、送信を行う要求のある
いずれかのノードは他のノードの送信が完了するのを監
視し続けなければならない。このため、負担が大きくな
る難点がある。
各ノードはループ1の状態を調べてから送信を開始する
ものであるが、全く同じタイミングで送信を開始するこ
ともあり得る(これを「衝突」という)。そのような場
合には、ループ1上で2つのパケットが重なって破壊さ
れることがある。また、既に他のノードがループ1上に
パケットを送出している場合に、送信を行う要求のある
いずれかのノードは他のノードの送信が完了するのを監
視し続けなければならない。このため、負担が大きくな
る難点がある。
【0010】例えば、ノードCがノードDへのパケット
の送信を開始した後に、ノードBがノードEに対して送
信を開始した場合には、ノードCは自分からノードDへ
の送信が終了するまでの間ノードBから送られてきたパ
ケットを自分のバッファに蓄えておいて、ノードDへの
送信が完了した時点であらためてノードEへのパケット
送信を行うようにする必要がある。また、もし、ノード
Bからの送信が先に開始された場合には、その通信の完
了を監視していなければならない。このように、各ノー
ドの負担が大きくなる難点を有している。
の送信を開始した後に、ノードBがノードEに対して送
信を開始した場合には、ノードCは自分からノードDへ
の送信が終了するまでの間ノードBから送られてきたパ
ケットを自分のバッファに蓄えておいて、ノードDへの
送信が完了した時点であらためてノードEへのパケット
送信を行うようにする必要がある。また、もし、ノード
Bからの送信が先に開始された場合には、その通信の完
了を監視していなければならない。このように、各ノー
ドの負担が大きくなる難点を有している。
【0011】また、の方法において、トークン(toke
n )を用いるようにしてパケットの衝突を避けるように
したシステムも存在している。ここでトークンとは、L
ANでのデータの送信権制御の際に「送信許可証」とし
て用いられるもので、このトークンを保有しているノー
ドだけが送信可能になる。そして、送信を終了した時に
トークンを伝送路に出して送信権を放棄する。衝突が発
生しないために、伝送路の使用効率は高くなる。このよ
うな制御方式をトークンパッシング(token passing )
方式と呼んでいる。しかし、トークンの管理(故障(ノ
イズによるトークンの2重発生や消滅等)対策等)が複
雑になり、工夫を要するなどの問題も有している。
n )を用いるようにしてパケットの衝突を避けるように
したシステムも存在している。ここでトークンとは、L
ANでのデータの送信権制御の際に「送信許可証」とし
て用いられるもので、このトークンを保有しているノー
ドだけが送信可能になる。そして、送信を終了した時に
トークンを伝送路に出して送信権を放棄する。衝突が発
生しないために、伝送路の使用効率は高くなる。このよ
うな制御方式をトークンパッシング(token passing )
方式と呼んでいる。しかし、トークンの管理(故障(ノ
イズによるトークンの2重発生や消滅等)対策等)が複
雑になり、工夫を要するなどの問題も有している。
【0012】また、上述のの方法では、特定のノード
をホスト(制御ノード)として定め、この制御ノードの
みが通信を開始する権限を有するようにする。すなわ
ち、ホストのみが各ノードに対して自由なタイミングで
送信を行うことができ、通信を送られたノードがホスト
に通信を返すことで1組の通信が完了する。従って、ホ
スト以外のノード(一般ノード)は返信という形でしか
送信を開始することができない。例えば、図6におい
て、ノードAをホストとして定め、他のノードB〜Eは
ノードAからの通信を待つ状態にある。
をホスト(制御ノード)として定め、この制御ノードの
みが通信を開始する権限を有するようにする。すなわ
ち、ホストのみが各ノードに対して自由なタイミングで
送信を行うことができ、通信を送られたノードがホスト
に通信を返すことで1組の通信が完了する。従って、ホ
スト以外のノード(一般ノード)は返信という形でしか
送信を開始することができない。例えば、図6におい
て、ノードAをホストとして定め、他のノードB〜Eは
ノードAからの通信を待つ状態にある。
【0013】このような構成であるとすると、例えば、
ホスト以外のノードが検出した異常をホストが直ちに知
りたい状況にある場合には、例えその異常発生が希なも
のであるとしても、ホストは常時その可能性のあるノー
ドと通信を続けなければならない問題を有している。
ホスト以外のノードが検出した異常をホストが直ちに知
りたい状況にある場合には、例えその異常発生が希なも
のであるとしても、ホストは常時その可能性のあるノー
ドと通信を続けなければならない問題を有している。
【0014】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、その目的は、ループ上でのデータ衝突を回避
しつつ、いずれのノードからでも送信を開始することが
可能なループ状シリアル通信手順及びループ状シリアル
通信網を実現することである。
たもので、その目的は、ループ上でのデータ衝突を回避
しつつ、いずれのノードからでも送信を開始することが
可能なループ状シリアル通信手順及びループ状シリアル
通信網を実現することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決する第
1の手段は、複数のノードがループ状に接続されたルー
プ状シリアル通信網における通信手順であって、ホスト
となる制御ノードから調停モードであることを示す特定
の通信があった後に、制御ノード以外の送信を行いたい
ノードは送信要求パケットを制御ノードに対して送出
し、前記送信要求パケットを送出したノードであって、
制御ノードからの送信許可信号を受けたノードが送信を
行うことを特徴とするループ状シリアル通信手順であ
る。
1の手段は、複数のノードがループ状に接続されたルー
プ状シリアル通信網における通信手順であって、ホスト
となる制御ノードから調停モードであることを示す特定
の通信があった後に、制御ノード以外の送信を行いたい
ノードは送信要求パケットを制御ノードに対して送出
し、前記送信要求パケットを送出したノードであって、
制御ノードからの送信許可信号を受けたノードが送信を
行うことを特徴とするループ状シリアル通信手順であ
る。
【0016】前記の課題を解決する第2の手段は、複数
のノードがループ状に接続されたループ状シリアル通信
網であって、他のノードからの送信を許可可能な状態の
ときに調停モードであることを示す調停開始パケットを
各ノードに対して送出し、各ノードから送信要求パケッ
トを受けたときに調停を行って送信を許可するノードに
対して送信許可信号を送出する制御ノードと、調停開始
パケットを受けてからデータ送信を行う要求があるとき
に送信要求パケットを制御ノードに対して送出し、制御
ノードからの送信許可信号を受けてから送信を行うノー
ドと、を備えたことを特徴とするループ状シリアル通信
網である。
のノードがループ状に接続されたループ状シリアル通信
網であって、他のノードからの送信を許可可能な状態の
ときに調停モードであることを示す調停開始パケットを
各ノードに対して送出し、各ノードから送信要求パケッ
トを受けたときに調停を行って送信を許可するノードに
対して送信許可信号を送出する制御ノードと、調停開始
パケットを受けてからデータ送信を行う要求があるとき
に送信要求パケットを制御ノードに対して送出し、制御
ノードからの送信許可信号を受けてから送信を行うノー
ドと、を備えたことを特徴とするループ状シリアル通信
網である。
【0017】前記の課題を解決する第3の手段は、複数
のノードがループ状に接続されたループ状シリアル通信
網であって、他のノードからの送信を許可可能な状態の
ときに調停モードであることを示す調停開始パケットを
各ノードに対して送出し、各ノードから送信要求パケッ
トを受けたときに、この送信要求パケット内のレベル情
報に応じて調停を行うことで送信を許可するノードを決
定し、送信を許可するノードに対して送信許可信号を送
出する制御ノードと、調停開始パケットを受けてからデ
ータ送信を行う要求があるときには予め定められたレベ
ル情報を含む送信要求パケットを制御ノードに対して送
出し、制御ノードからの送信許可信号を受けてから送信
を行うノードと、を備えたことを特徴とするループ状シ
リアル通信網である。
のノードがループ状に接続されたループ状シリアル通信
網であって、他のノードからの送信を許可可能な状態の
ときに調停モードであることを示す調停開始パケットを
各ノードに対して送出し、各ノードから送信要求パケッ
トを受けたときに、この送信要求パケット内のレベル情
報に応じて調停を行うことで送信を許可するノードを決
定し、送信を許可するノードに対して送信許可信号を送
出する制御ノードと、調停開始パケットを受けてからデ
ータ送信を行う要求があるときには予め定められたレベ
ル情報を含む送信要求パケットを制御ノードに対して送
出し、制御ノードからの送信許可信号を受けてから送信
を行うノードと、を備えたことを特徴とするループ状シ
リアル通信網である。
【0018】前記の課題を解決する第4の手段は、複数
のノードがループ状に接続されたループ状シリアル通信
網であって、他のノードからの送信を許可可能な状態の
ときに調停モードであることを示す調停開始パケットを
各ノードに対して送出し、各ノードから送信要求パケッ
トを受けたときに調停を行って送信を許可するノードに
対して送信許可信号を送出する制御ノードと、調停開始
パケットを受けてからデータ送信を行う要求があるとき
に送信要求パケットを制御ノードに対して送出し、制御
ノードからの送信許可信号を受けてから制御ノード以外
の他のノードに対して送信を行うノードと、を備えたこ
とを特徴とするループ状シリアル通信網である。
のノードがループ状に接続されたループ状シリアル通信
網であって、他のノードからの送信を許可可能な状態の
ときに調停モードであることを示す調停開始パケットを
各ノードに対して送出し、各ノードから送信要求パケッ
トを受けたときに調停を行って送信を許可するノードに
対して送信許可信号を送出する制御ノードと、調停開始
パケットを受けてからデータ送信を行う要求があるとき
に送信要求パケットを制御ノードに対して送出し、制御
ノードからの送信許可信号を受けてから制御ノード以外
の他のノードに対して送信を行うノードと、を備えたこ
とを特徴とするループ状シリアル通信網である。
【0019】
【作用】課題を解決する第1の手段であるループ状シリ
アル通信手順では、ホストとなる制御ノードから調停モ
ードであることを示す特定の通信があった後に、制御ノ
ード以外の送信を行いたいノードから送信要求パケット
が制御ノードに対して送出される。そして、制御ノード
からの送信許可信号を受けたノードから送信が行われ
る。これにより、ループ上でのデータ衝突を回避しつ
つ、いずれのノードからでも送信を開始することが可能
になる。
アル通信手順では、ホストとなる制御ノードから調停モ
ードであることを示す特定の通信があった後に、制御ノ
ード以外の送信を行いたいノードから送信要求パケット
が制御ノードに対して送出される。そして、制御ノード
からの送信許可信号を受けたノードから送信が行われ
る。これにより、ループ上でのデータ衝突を回避しつ
つ、いずれのノードからでも送信を開始することが可能
になる。
【0020】課題を解決する第2の手段であるループ状
シリアル通信網では、他のノードからの送信を許可可能
な状態のときに調停モードであることを示す調停開始パ
ケットが制御ノードから各ノードに対して送出される。
調停開始パケットを受けてからデータ送信を行う要求が
あるときノードから送信要求パケットが制御ノードに対
して送出され、この送信要求パケットを受けた制御ノー
ドにより調停が行なわれて送信を許可するノードに対し
て送信許可信号が送出される。そして、制御ノードから
の送信許可信号を受けたノードにより送信が行われる。
これにより、ループ上でのデータ衝突を回避しつつ、い
ずれのノードからでも送信を開始することが可能にな
る。
シリアル通信網では、他のノードからの送信を許可可能
な状態のときに調停モードであることを示す調停開始パ
ケットが制御ノードから各ノードに対して送出される。
調停開始パケットを受けてからデータ送信を行う要求が
あるときノードから送信要求パケットが制御ノードに対
して送出され、この送信要求パケットを受けた制御ノー
ドにより調停が行なわれて送信を許可するノードに対し
て送信許可信号が送出される。そして、制御ノードから
の送信許可信号を受けたノードにより送信が行われる。
これにより、ループ上でのデータ衝突を回避しつつ、い
ずれのノードからでも送信を開始することが可能にな
る。
【0021】課題を解決する第3の手段であるループ状
シリアル通信網では、他のノードからの送信を許可可能
な状態のときに調停モードであることを示す調停開始パ
ケットが制御ノードから各ノードに対して送出される。
調停開始パケットを受けたノードは、データ送信を行う
要求があるときノード毎に予め定められたレベル情報を
含む送信要求パケットを制御ノードに対して送出する。
この送信要求パケットを受けた制御ノードは、ノード毎
のレベル情報に応じて調停を行って送信を許可するノー
ドを決定し、許可するノードに対して送信許可信号を送
出する。そして、制御ノードからの送信許可信号を受け
たノードにより送信が行われる。これにより、ループ上
でのデータ衝突を回避しつつ、いずれのノードからでも
送信を開始することが可能になる。
シリアル通信網では、他のノードからの送信を許可可能
な状態のときに調停モードであることを示す調停開始パ
ケットが制御ノードから各ノードに対して送出される。
調停開始パケットを受けたノードは、データ送信を行う
要求があるときノード毎に予め定められたレベル情報を
含む送信要求パケットを制御ノードに対して送出する。
この送信要求パケットを受けた制御ノードは、ノード毎
のレベル情報に応じて調停を行って送信を許可するノー
ドを決定し、許可するノードに対して送信許可信号を送
出する。そして、制御ノードからの送信許可信号を受け
たノードにより送信が行われる。これにより、ループ上
でのデータ衝突を回避しつつ、いずれのノードからでも
送信を開始することが可能になる。
【0022】課題を解決する第4の手段であるループ状
シリアル通信網では、他のノードからの送信を許可可能
な状態のときに調停モードであることを示す調停開始パ
ケットが制御ノードから各ノードに対して送出される。
調停開始パケットを受けてからデータ送信を行う要求が
あるときノードから送信要求パケットが制御ノードに対
して送出され、この送信要求パケットを受けたとき制御
ノードにより調停が行われて送信を許可するノードに対
して送信許可信号が送出される。そして、制御ノードか
らの送信許可信号を受けたノードから他のノードに対し
て送信が行われる。これにより、ループ上でのデータ衝
突を回避しつつ、いずれのノードからでも他のノードに
対して送信を開始することが可能になる。
シリアル通信網では、他のノードからの送信を許可可能
な状態のときに調停モードであることを示す調停開始パ
ケットが制御ノードから各ノードに対して送出される。
調停開始パケットを受けてからデータ送信を行う要求が
あるときノードから送信要求パケットが制御ノードに対
して送出され、この送信要求パケットを受けたとき制御
ノードにより調停が行われて送信を許可するノードに対
して送信許可信号が送出される。そして、制御ノードか
らの送信許可信号を受けたノードから他のノードに対し
て送信が行われる。これにより、ループ上でのデータ衝
突を回避しつつ、いずれのノードからでも他のノードに
対して送信を開始することが可能になる。
【0023】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細
に説明する。まず、図1(a)及び図1(b)を参照し
て本発明のループ状シリアル通信手順について基本的な
原理的動作について説明を行う。
に説明する。まず、図1(a)及び図1(b)を参照し
て本発明のループ状シリアル通信手順について基本的な
原理的動作について説明を行う。
【0024】ここで、図1(a)は制御ノードと一般ノ
ードとの処理手順であって、調停モード以外の状態で制
御ノード側から送信を行う場合の原理的な処理手順を示
すフローチャートである。また、図1(b)は制御ノー
ドと一般ノードとの原理的な処理手順であって、調停モ
ード中に一般ノード側から送信を行う場合の処理手順を
示すフローチャートである。
ードとの処理手順であって、調停モード以外の状態で制
御ノード側から送信を行う場合の原理的な処理手順を示
すフローチャートである。また、図1(b)は制御ノー
ドと一般ノードとの原理的な処理手順であって、調停モ
ード中に一般ノード側から送信を行う場合の処理手順を
示すフローチャートである。
【0025】この場合に、いずれか特定のノードをホス
ト(制御ノード)として定める。そして、通常状態(調
停モード以外の状態)では制御ノードのみが通信を開始
する権限を有するようにする。すなわち、制御ノードの
みが各一般ノードに対して自由なタイミングで送信を行
うことができ(図1(a)(1))、通信を送られたノ
ードが処理を行って制御ノードに通信を返すことで1組
の通信が完了する(図1(a)(2))。従って、制御
ノード以外のノードは返信という形でしか送信を開始す
ることができない。
ト(制御ノード)として定める。そして、通常状態(調
停モード以外の状態)では制御ノードのみが通信を開始
する権限を有するようにする。すなわち、制御ノードの
みが各一般ノードに対して自由なタイミングで送信を行
うことができ(図1(a)(1))、通信を送られたノ
ードが処理を行って制御ノードに通信を返すことで1組
の通信が完了する(図1(a)(2))。従って、制御
ノード以外のノードは返信という形でしか送信を開始す
ることができない。
【0026】また、通常状態以外の状態(この実施例で
は調停状態と呼ぶ)では、いずれかの一般ノードが送信
要求パケットを制御ノードに対して送信し(図1(b)
(1))、これにより制御ノードは調停モードを終了す
ることを各一般ノードに通知し(図1(b)(2))、
許可を受けた(図1(b)(3))一般ノードが許可後
に送信を行って(図1(b)(4))1組の通信が完了
する。尚、この図1(b)では、送信要求パケットを送
信した一般ノードが許可を受けたものとして説明を行っ
ている。
は調停状態と呼ぶ)では、いずれかの一般ノードが送信
要求パケットを制御ノードに対して送信し(図1(b)
(1))、これにより制御ノードは調停モードを終了す
ることを各一般ノードに通知し(図1(b)(2))、
許可を受けた(図1(b)(3))一般ノードが許可後
に送信を行って(図1(b)(4))1組の通信が完了
する。尚、この図1(b)では、送信要求パケットを送
信した一般ノードが許可を受けたものとして説明を行っ
ている。
【0027】従って、以上のようにホストが送信を行う
以外のときを調停モードとして定め、ホストは調停モー
ド中の送信要求パケットを検出,調停することで、ホス
ト以外の一般ノードからの要求でいつでも送信を行うこ
とができるようになる。この結果、ホストが一定周期で
一般ノードを呼ぶ必要がなくなり、ホストの負担及びル
ープの使用頻度が減る。そして、一般ノードにとって
は、データ衝突を避けるための操作は送信要求パケット
に対してだけになり、それ以外のパケットではスイッチ
をループ接続状態にしておけばよく、各一般ノードの負
担が軽減される。
以外のときを調停モードとして定め、ホストは調停モー
ド中の送信要求パケットを検出,調停することで、ホス
ト以外の一般ノードからの要求でいつでも送信を行うこ
とができるようになる。この結果、ホストが一定周期で
一般ノードを呼ぶ必要がなくなり、ホストの負担及びル
ープの使用頻度が減る。そして、一般ノードにとって
は、データ衝突を避けるための操作は送信要求パケット
に対してだけになり、それ以外のパケットではスイッチ
をループ接続状態にしておけばよく、各一般ノードの負
担が軽減される。
【0028】図2はループ状シリアル通信網の主要部で
あるノードの構成を示す構成図、図3はループ状シリア
ル通信網の全体構成を示す構成図である。ここで、図2
及び図3を用いてループ状シリアル通信網の構成につい
て説明する。ここでは、説明を簡単にするために、ノー
ド(通信を行う端末装置)の数が5である場合を例にし
て説明する。但し、実際には、ノードの数はこれに限ら
れるものではない。ループ1はループ状シリアル通信網
の中心となるデータ転送手段としての環状形の伝送路で
あって、同軸ケーブル,光ファイバー,ツイステッドペ
ア線等で構成されている。ノード10,11,12,1
3,14はそれぞれ通信を行う端末装置であり、ここで
は、10〜14の番号がそれぞれのアドレスを示してい
るものとする。
あるノードの構成を示す構成図、図3はループ状シリア
ル通信網の全体構成を示す構成図である。ここで、図2
及び図3を用いてループ状シリアル通信網の構成につい
て説明する。ここでは、説明を簡単にするために、ノー
ド(通信を行う端末装置)の数が5である場合を例にし
て説明する。但し、実際には、ノードの数はこれに限ら
れるものではない。ループ1はループ状シリアル通信網
の中心となるデータ転送手段としての環状形の伝送路で
あって、同軸ケーブル,光ファイバー,ツイステッドペ
ア線等で構成されている。ノード10,11,12,1
3,14はそれぞれ通信を行う端末装置であり、ここで
は、10〜14の番号がそれぞれのアドレスを示してい
るものとする。
【0029】また、各ノードは、ループ1を接続/切断
するスイッチと、パケット(送信したいデータと相手先
アドレス及び自分のアドレスをつけたひとかたまりデー
タ)の送受信を制御する送受信デバイスと、スイッチを
制御すると共にパケットの管理を行うCPUを有してい
る。図2では、ノード10を例示しており、スイッチ1
0a,送受信デバイス10b,CPU10cが示されて
いる。
するスイッチと、パケット(送信したいデータと相手先
アドレス及び自分のアドレスをつけたひとかたまりデー
タ)の送受信を制御する送受信デバイスと、スイッチを
制御すると共にパケットの管理を行うCPUを有してい
る。図2では、ノード10を例示しており、スイッチ1
0a,送受信デバイス10b,CPU10cが示されて
いる。
【0030】ここでは、ループ1上で反時計回りでデー
タが伝達されるものとする。尚、ループ1上を伝達され
るデータは、パケットとして扱われるものとする。従っ
て、各ノードは、ループ1を介して伝達されてきたパケ
ットが自分宛か否かを知ることができ、自分宛でないパ
ケットは次のノードに伝えるようにする。
タが伝達されるものとする。尚、ループ1上を伝達され
るデータは、パケットとして扱われるものとする。従っ
て、各ノードは、ループ1を介して伝達されてきたパケ
ットが自分宛か否かを知ることができ、自分宛でないパ
ケットは次のノードに伝えるようにする。
【0031】また、この実施例ではノードのいずれか特
定のノードをホスト(制御ノード)として定める。そし
て、通常状態では制御ノードのみが通信を開始する権限
を有するようにする。すなわち、ホストのみが各ノード
に対して自由なタイミングで送信を行うことができ、通
信を送られたノードがホストに通信を返すことで1組の
通信が完了する。従って、ホスト以外のノードは返信と
いう形でしか送信を開始することができない。
定のノードをホスト(制御ノード)として定める。そし
て、通常状態では制御ノードのみが通信を開始する権限
を有するようにする。すなわち、ホストのみが各ノード
に対して自由なタイミングで送信を行うことができ、通
信を送られたノードがホストに通信を返すことで1組の
通信が完了する。従って、ホスト以外のノードは返信と
いう形でしか送信を開始することができない。
【0032】また、通常状態以外の状態(この実施例で
は調停状態と呼ぶ)では、いずれかの一般ノードが送信
要求パケットをホストに対して送信し、許可された時点
で送信を行って1組の通信が完了する。
は調停状態と呼ぶ)では、いずれかの一般ノードが送信
要求パケットをホストに対して送信し、許可された時点
で送信を行って1組の通信が完了する。
【0033】ここでは、ノード10が制御ノードとして
のホストであるものとし、他のノード11〜14が一般
ノードであるとする。次に、一般ノードの処理手順を示
すフローチャートの図4と、制御ノードの処理手順を示
すフローチャートの図5とを用いて、本発明の一実施例
のループ状シリアル通信手順について説明する。
のホストであるものとし、他のノード11〜14が一般
ノードであるとする。次に、一般ノードの処理手順を示
すフローチャートの図4と、制御ノードの処理手順を示
すフローチャートの図5とを用いて、本発明の一実施例
のループ状シリアル通信手順について説明する。
【0034】ここで、図4及び図5を用いてループ状シ
リアル通信手順の流れについて説明する。ここで、図4
は制御ノード以外の一般ノード(以下、単にノードとい
う)の通信手順を示している。また、図5は制御ノード
側の通信手順を示している。
リアル通信手順の流れについて説明する。ここで、図4
は制御ノード以外の一般ノード(以下、単にノードとい
う)の通信手順を示している。また、図5は制御ノード
側の通信手順を示している。
【0035】ホストが送信を行いたい場合(図5ステッ
プ(1))には、調停状態であれば調停終了信号を送信
してから(図5ステップ(2),(3))、送りたい内
容のデータを含んだパケットの送信を行う(図5ステッ
プ(4))。また、調停状態でなければ、そのままパケ
ットの送信を行う。
プ(1))には、調停状態であれば調停終了信号を送信
してから(図5ステップ(2),(3))、送りたい内
容のデータを含んだパケットの送信を行う(図5ステッ
プ(4))。また、調停状態でなければ、そのままパケ
ットの送信を行う。
【0036】特に積極的に送信を行う必要がなくなれ
ば、調停開始パケットを各ノードに対して送信して(図
5ステップ(6))調停モードに移行したことを通知す
る。この調停開始パケットは各ノードに対して共通なも
のである。
ば、調停開始パケットを各ノードに対して送信して(図
5ステップ(6))調停モードに移行したことを通知す
る。この調停開始パケットは各ノードに対して共通なも
のである。
【0037】何らかのパケットを受信したノード(図4
ステップ(1))は、そのパケットの宛先アドレスを調
べ(図4ステップ(2))、他のノード宛のパケットで
あれば次のノードへ転送する(図4ステップ(3))。
また、受信したパケットが調停開始パケットであれば
(図4ステップ(4))、スイッチをループ切断状態に
して調停モードで待機する(図4ステップ(5))。
ステップ(1))は、そのパケットの宛先アドレスを調
べ(図4ステップ(2))、他のノード宛のパケットで
あれば次のノードへ転送する(図4ステップ(3))。
また、受信したパケットが調停開始パケットであれば
(図4ステップ(4))、スイッチをループ切断状態に
して調停モードで待機する(図4ステップ(5))。
【0038】すなわち、各ノードのスイッチをループ切
断状態にし、送受信デバイスの受信端子Rから受信した
パケットについて、自分宛であればCPUで処理し、他
のノード宛のパケットであれば責任を持って次のノード
に転送する状態になる。
断状態にし、送受信デバイスの受信端子Rから受信した
パケットについて、自分宛であればCPUで処理し、他
のノード宛のパケットであれば責任を持って次のノード
に転送する状態になる。
【0039】この調停モードの状態で、送信を行いたい
(図4ステップ(8))ノードは、送信要求パケットを
送信する(図4ステップ(9),(10))。この送信
要求パケットは宛先アドレス,送信元アドレス,送信要
求を示すデータ,予めノード毎に定められたレベル情報
が含まれているが、一般のデータを含んだパケットより
は極めてサイズの小さいパケットである。従って、調停
モード中における各ノードの負担は極めて小さいものに
限定される。
(図4ステップ(8))ノードは、送信要求パケットを
送信する(図4ステップ(9),(10))。この送信
要求パケットは宛先アドレス,送信元アドレス,送信要
求を示すデータ,予めノード毎に定められたレベル情報
が含まれているが、一般のデータを含んだパケットより
は極めてサイズの小さいパケットである。従って、調停
モード中における各ノードの負担は極めて小さいものに
限定される。
【0040】尚、送信要求パケットに含まれるレベル情
報としては、送信元ノード名(番号)や送信内容に応じ
て定められたデータなどが考えられる。これにより、送
信要求パケットがほぼ同時に発生した場合に、制御ノー
ドが優先順位を定めることが可能になる。但し、このレ
ベル情報のサイズがあまり大きくなると、調停モード中
に複数のノードからの送信要求パケットが衝突する可能
性が大きくなることが予想されるので、レベル情報につ
いては最小限の情報に抑える必要がある。
報としては、送信元ノード名(番号)や送信内容に応じ
て定められたデータなどが考えられる。これにより、送
信要求パケットがほぼ同時に発生した場合に、制御ノー
ドが優先順位を定めることが可能になる。但し、このレ
ベル情報のサイズがあまり大きくなると、調停モード中
に複数のノードからの送信要求パケットが衝突する可能
性が大きくなることが予想されるので、レベル情報につ
いては最小限の情報に抑える必要がある。
【0041】調停モード中(図5ステップ(5))に、
このような送信要求パケットを受信した(図5ステップ
(5))ホストは調停終了パケットを各ノードに対して
送信する(図5ステップ(8))。
このような送信要求パケットを受信した(図5ステップ
(5))ホストは調停終了パケットを各ノードに対して
送信する(図5ステップ(8))。
【0042】この調停終了パケットを受けた各ノードは
スイッチをループ接続状態にして調停モードから通常モ
ードに戻る(図4ステップ(6),(7))。そして、
ホストは、送信要求パケットを出力したノード(要求ノ
ード))と通信を行うようにする(図5ステップ
(9),図4ステップ(11),(12),(1
3))。調停モード中にいくつかのノードから送信要求
パケットが送信された場合には、送信要求パケットに含
まれるレベル情報を参照してホストが優先順位を定める
ようにする。従って、このレベル情報により調停が速や
かに行なわれるようになる。そして、例えば優先順位に
従って送信を許可することが可能である。
スイッチをループ接続状態にして調停モードから通常モ
ードに戻る(図4ステップ(6),(7))。そして、
ホストは、送信要求パケットを出力したノード(要求ノ
ード))と通信を行うようにする(図5ステップ
(9),図4ステップ(11),(12),(1
3))。調停モード中にいくつかのノードから送信要求
パケットが送信された場合には、送信要求パケットに含
まれるレベル情報を参照してホストが優先順位を定める
ようにする。従って、このレベル情報により調停が速や
かに行なわれるようになる。そして、例えば優先順位に
従って送信を許可することが可能である。
【0043】必要な通信が終わると、要求ノードはスイ
ッチをループ接続状態にして通常状態に戻る(図4ステ
ップ(14))。従って、以上のように調停モードを設
け、ホストは調停モード中の送信要求パケットを検出,
調停することで、ホスト以外の一般ノードからの要求で
いつでも送信を行うことができるようになる。この結
果、ホストが一定周期で一般ノードを呼ぶ必要がなくな
り、ホストの負担及びループの使用頻度が減る。そし
て、一般ノードにとっては、データ衝突を避けるための
操作は送信要求パケットに対してだけになり、それ以外
のパケットではスイッチをループ接続状態にしておけば
よく、各一般ノードの負担が軽減される。
ッチをループ接続状態にして通常状態に戻る(図4ステ
ップ(14))。従って、以上のように調停モードを設
け、ホストは調停モード中の送信要求パケットを検出,
調停することで、ホスト以外の一般ノードからの要求で
いつでも送信を行うことができるようになる。この結
果、ホストが一定周期で一般ノードを呼ぶ必要がなくな
り、ホストの負担及びループの使用頻度が減る。そし
て、一般ノードにとっては、データ衝突を避けるための
操作は送信要求パケットに対してだけになり、それ以外
のパケットではスイッチをループ接続状態にしておけば
よく、各一般ノードの負担が軽減される。
【0044】尚、以上の実施例においては、ホストと一
般ノードとの間の通信を行う場合について説明をしてき
た。このようなホスト〜一般ノードの通信に代えて、各
ノード間(一般ノード同士)の通信を行うようにするこ
とも可能である。
般ノードとの間の通信を行う場合について説明をしてき
た。このようなホスト〜一般ノードの通信に代えて、各
ノード間(一般ノード同士)の通信を行うようにするこ
とも可能である。
【0045】このように一般ノード同士の通信を行う場
合にも、調停開始及び終了のパケットを送信する制御ノ
ード(ホストまたはアービタ(arbiter ))が必要であ
ることは上述の各実施例と同様である。そして、この制
御ノードが送信要求パケットを送信したノードに許可を
与えるようにする。ホスト〜一般ノードの通信の場合に
は送信許可後に返信という形で通信を行ったが、ノード
間の通信を行う場合にも制御ノードから送信要求パケッ
トを送信したノードに対して送信許可信号(送信許可パ
ケット等)を送るようにする。そして、この送信許可信
号を受けたノードが他のノードに対して通信を行なうよ
うにする。
合にも、調停開始及び終了のパケットを送信する制御ノ
ード(ホストまたはアービタ(arbiter ))が必要であ
ることは上述の各実施例と同様である。そして、この制
御ノードが送信要求パケットを送信したノードに許可を
与えるようにする。ホスト〜一般ノードの通信の場合に
は送信許可後に返信という形で通信を行ったが、ノード
間の通信を行う場合にも制御ノードから送信要求パケッ
トを送信したノードに対して送信許可信号(送信許可パ
ケット等)を送るようにする。そして、この送信許可信
号を受けたノードが他のノードに対して通信を行なうよ
うにする。
【0046】ここに示した一般ノード同士の通信を行う
場合、送信要求パケットに含まれるレベル情報として
は、上述の一般ノードと制御ノードとの通信の実施例の
説明と同様に単純に送信元ノード名(番号)を示すだけ
のもの、送信元ノード名と送信相手先ノード名を示すも
の、または、送信したい内容(エラー(error :誤り)
の内容等)をある程度組み込むことなど、種々の変形や
内容の追加が可能である。これにより、ノード間の通信
について、制御ノードが送信許可と優先順位とを定める
ことが可能になる。但し、このレベル情報のサイズがあ
まり大きくなると、調停モード中に複数のノードからの
送信要求パケットが衝突する可能性が大きくなることが
予想されるので、レベル情報については最小限の情報に
抑える必要がある。
場合、送信要求パケットに含まれるレベル情報として
は、上述の一般ノードと制御ノードとの通信の実施例の
説明と同様に単純に送信元ノード名(番号)を示すだけ
のもの、送信元ノード名と送信相手先ノード名を示すも
の、または、送信したい内容(エラー(error :誤り)
の内容等)をある程度組み込むことなど、種々の変形や
内容の追加が可能である。これにより、ノード間の通信
について、制御ノードが送信許可と優先順位とを定める
ことが可能になる。但し、このレベル情報のサイズがあ
まり大きくなると、調停モード中に複数のノードからの
送信要求パケットが衝突する可能性が大きくなることが
予想されるので、レベル情報については最小限の情報に
抑える必要がある。
【0047】また、以上の各実施例において、調停開始
パケットと調停終了パケットとは、1度で全ノードに共
通に伝達される形のもの(共通パケット)でも良いが、
ホストやアービタが個別に各ノードに送信する形式のも
のでも良い。
パケットと調停終了パケットとは、1度で全ノードに共
通に伝達される形のもの(共通パケット)でも良いが、
ホストやアービタが個別に各ノードに送信する形式のも
のでも良い。
【0048】以上詳細に説明したように、複数のノード
がループ状に接続されたループ状シリアル通信網におけ
る通信手順であって、ホストとなる制御ノードから調停
モードであることを示す特定の通信があった後に、制御
ノード以外の送信を行いたいノードは送信要求パケット
を制御ノードに対して送出し、前記送信要求パケットを
送出したノードであって、制御ノードからの送信許可信
号を受けたノードが送信を行うことを特徴とするループ
状シリアル通信手順によれば、これにより、ループ上で
のデータ衝突を回避しつつ、いずれのノードからでも送
信を開始することが可能になる。
がループ状に接続されたループ状シリアル通信網におけ
る通信手順であって、ホストとなる制御ノードから調停
モードであることを示す特定の通信があった後に、制御
ノード以外の送信を行いたいノードは送信要求パケット
を制御ノードに対して送出し、前記送信要求パケットを
送出したノードであって、制御ノードからの送信許可信
号を受けたノードが送信を行うことを特徴とするループ
状シリアル通信手順によれば、これにより、ループ上で
のデータ衝突を回避しつつ、いずれのノードからでも送
信を開始することが可能になる。
【0049】また、複数のノードがループ状に接続され
たループ状シリアル通信網であって、他のノードからの
送信を許可可能な状態のときに調停モードであることを
示す調停開始パケットを各ノードに対して送出し、各ノ
ードから送信要求パケットを受けたときに調停を行って
送信を許可するノードに対して送信許可信号を送出する
制御ノードと、調停開始パケットを受けてからデータ送
信を行う要求があるときに送信要求パケットを制御ノー
ドに対して送出し、制御ノードからの送信許可信号を受
けてから送信を行うノードと、を備えたことを特徴とす
るループ状シリアル通信網によれば、制御ノード以外の
一般ノードからの要求でいつでも送信を行うことができ
るようになり、ホストが一定周期で一般ノードを呼ぶ必
要がなくなり、制御ノードの負担及びループの使用頻度
が減る。そして、一般ノードにとっては、データ衝突を
避けるための操作は送信要求パケットに対してだけにな
り、それ以外のパケットではスイッチをループ接続状態
にしておけばよく、各一般ノードの負担が軽減される。
たループ状シリアル通信網であって、他のノードからの
送信を許可可能な状態のときに調停モードであることを
示す調停開始パケットを各ノードに対して送出し、各ノ
ードから送信要求パケットを受けたときに調停を行って
送信を許可するノードに対して送信許可信号を送出する
制御ノードと、調停開始パケットを受けてからデータ送
信を行う要求があるときに送信要求パケットを制御ノー
ドに対して送出し、制御ノードからの送信許可信号を受
けてから送信を行うノードと、を備えたことを特徴とす
るループ状シリアル通信網によれば、制御ノード以外の
一般ノードからの要求でいつでも送信を行うことができ
るようになり、ホストが一定周期で一般ノードを呼ぶ必
要がなくなり、制御ノードの負担及びループの使用頻度
が減る。そして、一般ノードにとっては、データ衝突を
避けるための操作は送信要求パケットに対してだけにな
り、それ以外のパケットではスイッチをループ接続状態
にしておけばよく、各一般ノードの負担が軽減される。
【0050】そして、複数のノードがループ状に接続さ
れたループ状シリアル通信網であって、他のノードから
の送信を許可可能な状態のときに調停モードであること
を示す調停開始パケットを各ノードに対して送出し、各
ノードから送信要求パケットを受けたときに、この送信
要求パケット内のレベル情報に応じて調停を行うことで
送信を許可するノードを決定し、送信を許可するノード
に対して送信許可信号を送出する制御ノードと、調停開
始パケットを受けてからデータ送信を行う要求があると
きには予め定められたレベル情報を含む送信要求パケッ
トを制御ノードに対して送出し、制御ノードからの送信
許可信号を受けてから送信を行うノードと、を備えたこ
とを特徴とするループ状シリアル通信網によれば、制御
ノード以外の一般ノードからの要求でいつでも送信を行
うことができるようになり、制御ノードが一定周期で一
般ノードを呼ぶ必要がなくなり、ホストの負担及びルー
プの使用頻度が減る。そして、一般ノードにとっては、
データ衝突を避けるための操作は送信要求パケットに対
してだけになり、それ以外のパケットではスイッチをル
ープ接続状態にしておけばよく、各一般ノードの負担が
軽減される。また、一般ノードからの送信開始要求パケ
ットが競合した場合であっても、レベル情報に基づいて
調停を行うことが容易になる。
れたループ状シリアル通信網であって、他のノードから
の送信を許可可能な状態のときに調停モードであること
を示す調停開始パケットを各ノードに対して送出し、各
ノードから送信要求パケットを受けたときに、この送信
要求パケット内のレベル情報に応じて調停を行うことで
送信を許可するノードを決定し、送信を許可するノード
に対して送信許可信号を送出する制御ノードと、調停開
始パケットを受けてからデータ送信を行う要求があると
きには予め定められたレベル情報を含む送信要求パケッ
トを制御ノードに対して送出し、制御ノードからの送信
許可信号を受けてから送信を行うノードと、を備えたこ
とを特徴とするループ状シリアル通信網によれば、制御
ノード以外の一般ノードからの要求でいつでも送信を行
うことができるようになり、制御ノードが一定周期で一
般ノードを呼ぶ必要がなくなり、ホストの負担及びルー
プの使用頻度が減る。そして、一般ノードにとっては、
データ衝突を避けるための操作は送信要求パケットに対
してだけになり、それ以外のパケットではスイッチをル
ープ接続状態にしておけばよく、各一般ノードの負担が
軽減される。また、一般ノードからの送信開始要求パケ
ットが競合した場合であっても、レベル情報に基づいて
調停を行うことが容易になる。
【0051】更に、複数のノードがループ状に接続され
たループ状シリアル通信網であって、他のノードからの
送信を許可可能な状態のときに調停モードであることを
示す調停開始パケットを各ノードに対して送出し、各ノ
ードから送信要求パケットを受けたときに調停を行って
送信を許可するノードに対して送信許可信号を送出する
制御ノードと、調停開始パケットを受けてからデータ送
信を行う要求があるときに送信要求パケットを制御ノー
ドに対して送出し、制御ノードからの送信許可信号を受
けてから制御ノード以外の他のノードに対して送信を行
うノードと、を備えたことを特徴とするループ状シリア
ル通信網によれば、制御ノード以外の一般ノードからの
要求で一般ノード間で送信を行うことができるようにな
り、制御ノードの負担及びループの使用頻度が減る。そ
して、一般ノードにとっては、データ衝突を避けるため
の操作は送信要求パケットに対してだけになり、それ以
外のパケットではスイッチをループ接続状態にしておけ
ばよく、各一般ノードの負担も軽減される。
たループ状シリアル通信網であって、他のノードからの
送信を許可可能な状態のときに調停モードであることを
示す調停開始パケットを各ノードに対して送出し、各ノ
ードから送信要求パケットを受けたときに調停を行って
送信を許可するノードに対して送信許可信号を送出する
制御ノードと、調停開始パケットを受けてからデータ送
信を行う要求があるときに送信要求パケットを制御ノー
ドに対して送出し、制御ノードからの送信許可信号を受
けてから制御ノード以外の他のノードに対して送信を行
うノードと、を備えたことを特徴とするループ状シリア
ル通信網によれば、制御ノード以外の一般ノードからの
要求で一般ノード間で送信を行うことができるようにな
り、制御ノードの負担及びループの使用頻度が減る。そ
して、一般ノードにとっては、データ衝突を避けるため
の操作は送信要求パケットに対してだけになり、それ以
外のパケットではスイッチをループ接続状態にしておけ
ばよく、各一般ノードの負担も軽減される。
【0052】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明のル
ープ状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網で
は、ホストとなる制御ノードから調停モードであること
を示す特定の通信があった後に、制御ノード以外の送信
を行いたいノードは送信要求パケットを制御ノードに対
して送出し、前記送信要求パケットを送出したノードで
あって、制御ノードからの送信許可信号を受けたノード
が送信を行うことを特徴とするループ状シリアル通信手
順によれば、これにより、ループ上でのデータ衝突を回
避しつつ、いずれのノードからでも制御ノード若しくは
他の一般のノードに対して送信を開始することが可能に
なる。
ープ状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網で
は、ホストとなる制御ノードから調停モードであること
を示す特定の通信があった後に、制御ノード以外の送信
を行いたいノードは送信要求パケットを制御ノードに対
して送出し、前記送信要求パケットを送出したノードで
あって、制御ノードからの送信許可信号を受けたノード
が送信を行うことを特徴とするループ状シリアル通信手
順によれば、これにより、ループ上でのデータ衝突を回
避しつつ、いずれのノードからでも制御ノード若しくは
他の一般のノードに対して送信を開始することが可能に
なる。
【0053】また、送信開始要求パケットにノード番号
等のレベル情報を付加することで、一般ノードからの送
信開始要求が競合した場合であっても送信開始するノー
ドの優先順位を制御ノードが判断することが容易にな
り、調停を速やかに行えるようになる。
等のレベル情報を付加することで、一般ノードからの送
信開始要求が競合した場合であっても送信開始するノー
ドの優先順位を制御ノードが判断することが容易にな
り、調停を速やかに行えるようになる。
【図1】本発明の一実施例における制御ノードと一般ノ
ードとの処理手順であって、図1(a)は制御ノード側
から送信を行う場合の処理手順を示すフローチャートで
あり、図1(b)は一般ノード側から送信を行う場合の
処理手順を示すフローチャートである。
ードとの処理手順であって、図1(a)は制御ノード側
から送信を行う場合の処理手順を示すフローチャートで
あり、図1(b)は一般ノード側から送信を行う場合の
処理手順を示すフローチャートである。
【図2】本発明の一実施例で用いられるノードの構成を
示した構成図である。
示した構成図である。
【図3】本発明のループ状シリアル通信網の構成例を示
す構成図である。
す構成図である。
【図4】本発明の一実施例における制御ノードの処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図5】本発明の一実施例における一般ノードの処理手
順を示すフローチャートである。
順を示すフローチャートである。
【図6】従来のループ状シリアル通信網の構成例を示す
構成図である。
構成図である。
1 ループ 10〜14 ノード 10a スイッチ 10b 送受信デバイス 10c CPU
Claims (4)
- 【請求項1】 複数のノードがループ状に接続されたル
ープ状シリアル通信網における通信手順であって、 ホストとなる制御ノードから調停モードであることを示
す特定の通信があった後に、 制御ノード以外の送信を行いたいノードは送信要求パケ
ットを制御ノードに対して送出し、 前記送信要求パケットを送出したノードであって、制御
ノードからの送信許可信号を受けたノードが送信を行う
ことを特徴とするループ状シリアル通信手順。 - 【請求項2】 複数のノードがループ状に接続されたル
ープ状シリアル通信網であって、 他のノードからの送信を許可可能な状態のときに調停モ
ードであることを示す調停開始パケットを各ノードに対
して送出し、各ノードから送信要求パケットを受けたと
きに調停を行って送信を許可するノードに対して送信許
可信号を送出する制御ノードと、 調停開始パケットを受けてからデータ送信を行う要求が
あるときに送信要求パケットを制御ノードに対して送出
し、制御ノードからの送信許可信号を受けてから送信を
行うノードと、を備えたことを特徴とするループ状シリ
アル通信網。 - 【請求項3】 複数のノードがループ状に接続されたル
ープ状シリアル通信網であって、 他のノードからの送信を許可可能な状態のときに調停モ
ードであることを示す調停開始パケットを各ノードに対
して送出し、各ノードから送信要求パケットを受けたと
きに、この送信要求パケット内のレベル情報に応じて調
停を行うことで送信を許可するノードを決定し、送信を
許可するノードに対して送信許可信号を送出する制御ノ
ードと、 調停開始パケットを受けてからデータ送信を行う要求が
あるときには予め定められたレベル情報を含む送信要求
パケットを制御ノードに対して送出し、制御ノードから
の送信許可信号を受けてから送信を行うノードと、を備
えたことを特徴とするループ状シリアル通信網。 - 【請求項4】 複数のノードがループ状に接続されたル
ープ状シリアル通信網であって、 他のノードからの送信を許可可能な状態のときに調停モ
ードであることを示す調停開始パケットを各ノードに対
して送出し、各ノードから送信要求パケットを受けたと
きに調停を行って送信を許可するノードに対して送信許
可信号を送出する制御ノードと、 調停開始パケットを受けてからデータ送信を行う要求が
あるときに送信要求パケットを制御ノードに対して送出
し、制御ノードからの送信許可信号を受けてから制御ノ
ード以外の他のノードに対して送信を行うノードと、を
備えたことを特徴とするループ状シリアル通信網。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28352794A JPH08149148A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ループ状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28352794A JPH08149148A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ループ状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08149148A true JPH08149148A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17666695
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28352794A Pending JPH08149148A (ja) | 1994-11-17 | 1994-11-17 | ループ状シリアル通信手順及びループ状シリアル通信網 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08149148A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6356568B1 (en) | 1997-06-27 | 2002-03-12 | Yazaki Corporation | Communication method and communication system |
EP3285438A4 (en) * | 2015-03-30 | 2018-07-11 | Honda Motor Co., Ltd. | Communication system |
-
1994
- 1994-11-17 JP JP28352794A patent/JPH08149148A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6356568B1 (en) | 1997-06-27 | 2002-03-12 | Yazaki Corporation | Communication method and communication system |
EP3285438A4 (en) * | 2015-03-30 | 2018-07-11 | Honda Motor Co., Ltd. | Communication system |
US10447527B2 (en) | 2015-03-30 | 2019-10-15 | Honda Motor Co., Ltd. | Communication system |
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