JPH08145454A - 空気調和機の風向調節装置 - Google Patents
空気調和機の風向調節装置Info
- Publication number
- JPH08145454A JPH08145454A JP28554094A JP28554094A JPH08145454A JP H08145454 A JPH08145454 A JP H08145454A JP 28554094 A JP28554094 A JP 28554094A JP 28554094 A JP28554094 A JP 28554094A JP H08145454 A JPH08145454 A JP H08145454A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wind direction
- plate
- vertical
- plates
- connecting plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 2
- 239000011800 void material Substances 0.000 description 2
Landscapes
- Air-Flow Control Members (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 複数の垂直風向板を備えた吹出口の横幅をよ
り小さくする。 【構成】 ウインドタイプの空気調和機の吹出口4には
複数の垂直風向板7a〜7eがある。この複数の垂直風
向板7a〜7eを中央部および左右の三つのグループ
A,B,Cにわけると共に、左右の垂直風向板7a,7
eの奥行方向の長さを短くし、それぞれのグループA,
B,Cを三つの連結板8,9,10で連結する。このよ
うな構成であれば左右の連結板9,10の動作範囲が小
さくなるので吹出口4の横幅をより小さくすることがで
きる。
り小さくする。 【構成】 ウインドタイプの空気調和機の吹出口4には
複数の垂直風向板7a〜7eがある。この複数の垂直風
向板7a〜7eを中央部および左右の三つのグループ
A,B,Cにわけると共に、左右の垂直風向板7a,7
eの奥行方向の長さを短くし、それぞれのグループA,
B,Cを三つの連結板8,9,10で連結する。このよ
うな構成であれば左右の連結板9,10の動作範囲が小
さくなるので吹出口4の横幅をより小さくすることがで
きる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機の風向調節装
置の構成に関する。
置の構成に関する。
【0002】
【従来の技術】ウインドタイプの空気調和機では図1に
示すように空気調和機本体1の前面に吸込グリル3と、
吹出口4と、操作パネル5を有する前面パネル2が取付
けられている。吹出口4には複数の垂直風向板7が回動
自在に枢支されていて、これらは図4に示すように吹出
口4内部で連結板20により回動自在に連結され、この
連結板20をモータを駆動源とする駆動装置により左右
方向に往復運動させることにより垂直風向板7をスイン
グ動作させ、吹出空気を左右方向に広めるようになって
いる。
示すように空気調和機本体1の前面に吸込グリル3と、
吹出口4と、操作パネル5を有する前面パネル2が取付
けられている。吹出口4には複数の垂直風向板7が回動
自在に枢支されていて、これらは図4に示すように吹出
口4内部で連結板20により回動自在に連結され、この
連結板20をモータを駆動源とする駆動装置により左右
方向に往復運動させることにより垂直風向板7をスイン
グ動作させ、吹出空気を左右方向に広めるようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複数の垂直
風向板7を図4に示すような連結板20で連結し、垂直
風向板7を大きく回動させようとすると連結板20の左
右方向の動作範囲が広くなってしまうため吹出口4内部
の左右側壁に逃げの空隙部21を設けなければならず、
この空隙部21を無くせば垂直風向板7のスイング動作
の範囲を縮小しなければならず吹出空気の広がりが無く
なってしまい、吹出空気の広がりを確保しようとすると
吹出口4の幅を小さくすることが出来ないというような
問題がある。したがって、本発明においては、このよう
な空隙部を設けなくても吹出空気の広がりを十分に確保
できる空気調和機の風向調節装置を提供することを目的
としている。
風向板7を図4に示すような連結板20で連結し、垂直
風向板7を大きく回動させようとすると連結板20の左
右方向の動作範囲が広くなってしまうため吹出口4内部
の左右側壁に逃げの空隙部21を設けなければならず、
この空隙部21を無くせば垂直風向板7のスイング動作
の範囲を縮小しなければならず吹出空気の広がりが無く
なってしまい、吹出空気の広がりを確保しようとすると
吹出口4の幅を小さくすることが出来ないというような
問題がある。したがって、本発明においては、このよう
な空隙部を設けなくても吹出空気の広がりを十分に確保
できる空気調和機の風向調節装置を提供することを目的
としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するためになされたものであり、空気調和機本体の吹
出口に回動自在に枢支された複数の垂直風向板を連結板
により連結し、同連結板を左右方向に駆動することによ
り室内への風向を変えるようにしてなるものにおいて、
前記複数の垂直風向板を吹出口中央に位置する第1の風
向板群と、左右に位置する第2、第3の風向板群に分
け、第1の風向板群に属する垂直風向板の奥行方向の先
端部を第1の連結板により連結し、第2、第3の風向板
群に属する垂直風向板の奥行方向の長さを第1の風向板
群に属するものよりも短くして、それぞれを第2、第3
の連結板により連結するとともに、同第2、第3の連結
板の一側を第1の連結板の両側に連結された垂直風向板
に連結することにした。
決するためになされたものであり、空気調和機本体の吹
出口に回動自在に枢支された複数の垂直風向板を連結板
により連結し、同連結板を左右方向に駆動することによ
り室内への風向を変えるようにしてなるものにおいて、
前記複数の垂直風向板を吹出口中央に位置する第1の風
向板群と、左右に位置する第2、第3の風向板群に分
け、第1の風向板群に属する垂直風向板の奥行方向の先
端部を第1の連結板により連結し、第2、第3の風向板
群に属する垂直風向板の奥行方向の長さを第1の風向板
群に属するものよりも短くして、それぞれを第2、第3
の連結板により連結するとともに、同第2、第3の連結
板の一側を第1の連結板の両側に連結された垂直風向板
に連結することにした。
【0005】
【作用】上記の構成であれば、複数の垂直風向板を吹出
口中央に位置する第1の風向板群と、左右に位置する第
2、第3の風向板群に分けて第1の風向板群に第1の連
結板を連結するとともに、第2、第3の風向板群に属す
る風向板の奥行方向の長さを第1の風向板群に属するも
のよりも短くして、そこに第2、第3の連結板を設け、
この第2、第3の連結板の一側を第1の風向板群に属す
る風向板に連結する構成であるあるため、連結板が一つ
だった従来のものよりも連結板(第2、第3の連結板)
の動作範囲を狭くすることができる。
口中央に位置する第1の風向板群と、左右に位置する第
2、第3の風向板群に分けて第1の風向板群に第1の連
結板を連結するとともに、第2、第3の風向板群に属す
る風向板の奥行方向の長さを第1の風向板群に属するも
のよりも短くして、そこに第2、第3の連結板を設け、
この第2、第3の連結板の一側を第1の風向板群に属す
る風向板に連結する構成であるあるため、連結板が一つ
だった従来のものよりも連結板(第2、第3の連結板)
の動作範囲を狭くすることができる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1〜図3に基づ
いて説明する。図1はウインドタイプの空気調和機の外
観を表したもので、1は空気調和機本体、2は前面パネ
ルである。前面パネル2には着脱自在な吸込グリル3
と、吹出口4と、操作パネル5とが設けられており、吸
込グリル3には室内空気の吸込口6が、吹出口4には吹
出空気を部屋全体に広げるために回動自在に枢支された
複数の垂直風向板7(以下、説明の都合上7a〜7eと
する)が、また、操作パネル5には複数の操作ツマミ5
a,5b,5c等が設けられている。
いて説明する。図1はウインドタイプの空気調和機の外
観を表したもので、1は空気調和機本体、2は前面パネ
ルである。前面パネル2には着脱自在な吸込グリル3
と、吹出口4と、操作パネル5とが設けられており、吸
込グリル3には室内空気の吸込口6が、吹出口4には吹
出空気を部屋全体に広げるために回動自在に枢支された
複数の垂直風向板7(以下、説明の都合上7a〜7eと
する)が、また、操作パネル5には複数の操作ツマミ5
a,5b,5c等が設けられている。
【0007】図2は吹出口4と、そこに設けられている
垂直風向板7a〜7e等を上部から表したものである。
本実施例では回動自在に枢支されたこれら複数の垂直風
向板7a〜7eを吹出口中央に位置する風向板群Aと、
左右に位置する風向板群B,C(本実施例では左右共1
枚だけ)に分け、中央の風向板群Aに属する3枚の垂直
風向板7b,7c,7dの奥行方向の先端部を連結板8
により回動自在に連結し、左右の風向板群B,Cに属す
る垂直風向板7a,7eの奥行方向の長さを中央の風向
板群Aに属するものよりも短くして、それぞれに連結板
9,10を連結するとともに、これら二つの連結板9,
10の一側を中央の連結板8の両側に連結された垂直風
向板7b,7dに連結し、連結板8を後述する駆動装置
11を用いて駆動するようになっている。
垂直風向板7a〜7e等を上部から表したものである。
本実施例では回動自在に枢支されたこれら複数の垂直風
向板7a〜7eを吹出口中央に位置する風向板群Aと、
左右に位置する風向板群B,C(本実施例では左右共1
枚だけ)に分け、中央の風向板群Aに属する3枚の垂直
風向板7b,7c,7dの奥行方向の先端部を連結板8
により回動自在に連結し、左右の風向板群B,Cに属す
る垂直風向板7a,7eの奥行方向の長さを中央の風向
板群Aに属するものよりも短くして、それぞれに連結板
9,10を連結するとともに、これら二つの連結板9,
10の一側を中央の連結板8の両側に連結された垂直風
向板7b,7dに連結し、連結板8を後述する駆動装置
11を用いて駆動するようになっている。
【0008】図3は連結板8を駆動する駆動装置11の
概略を表したもので、12はモータ(シンクロナスモー
タ)、13はモータ12の回転力を円運動に変える回転
軸、14は回転軸13に回動自在に連結されるアーム、
15はアーム14の先端下部にほぼ垂直に設けられた
軸、16はアーム14の先端部の動きを図2に示す連結
板8に伝える揺動板である。このような構成でモータ1
2が動作すると回転軸13の上部は矢印の方向に円運動
を行い、この円運動がアーム14に伝えられ、アーム1
4の先端部の動きが軸15を介して揺動板16に伝わ
り、この揺動板16の動きによって連結板8と、この連
結板8に連結されている吹出口中央の複数の垂直風向板
7b,7c,7dが動作し、さらに、左右の連結板9,
10と、これらに連設された左右の垂直風向板7a,7
eが動作し、吹出空気を左右に広げるようになってい
る。
概略を表したもので、12はモータ(シンクロナスモー
タ)、13はモータ12の回転力を円運動に変える回転
軸、14は回転軸13に回動自在に連結されるアーム、
15はアーム14の先端下部にほぼ垂直に設けられた
軸、16はアーム14の先端部の動きを図2に示す連結
板8に伝える揺動板である。このような構成でモータ1
2が動作すると回転軸13の上部は矢印の方向に円運動
を行い、この円運動がアーム14に伝えられ、アーム1
4の先端部の動きが軸15を介して揺動板16に伝わ
り、この揺動板16の動きによって連結板8と、この連
結板8に連結されている吹出口中央の複数の垂直風向板
7b,7c,7dが動作し、さらに、左右の連結板9,
10と、これらに連設された左右の垂直風向板7a,7
eが動作し、吹出空気を左右に広げるようになってい
る。
【0009】
【発明の効果】以上、説明したような風向調節装置であ
るならば、吹出口の左右における連結板の動作範囲を従
来品よりも狭くすることが可能となり、吹出口の内部に
は連結板に対する逃げの空隙部を設けなくて済むため吹
出口の幅をより小さくするのに有効である。
るならば、吹出口の左右における連結板の動作範囲を従
来品よりも狭くすることが可能となり、吹出口の内部に
は連結板に対する逃げの空隙部を設けなくて済むため吹
出口の幅をより小さくするのに有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明および従来例に係わる空気調和機の外観
斜視図である。
斜視図である。
【図2】本発明の一実施例を示す風向調節装置の概略構
成図である。
成図である。
【図3】本発明の風向調節装置を駆動する駆動装置の構
成斜視図である。
成斜視図である。
【図4】従来例を示す風向調節装置の概略構成図であ
る。
る。
1 空気調和機本体 2 前面パネル 3 吸込グリル 4 吹出口 5 操作パネル 6 吸込口 7 風向板 8 連結板 9 連結板 10 連結板 11 駆動装置 12 モータ(シンクロナスモータ) 13 回転軸 14 アーム 15 軸 16 揺動板
Claims (3)
- 【請求項1】 空気調和機本体の吹出口に回動自在に枢
支された複数の垂直風向板を連結板により連結し、同連
結板を左右方向に駆動することにより室内への風向を変
えるようにしてなるものにおいて、前記複数の垂直風向
板を吹出口中央に位置する第1の風向板群と、左右に位
置する第2、第3の風向板群に分け、第1の風向板群に
属する垂直風向板の奥行方向の先端部を第1の連結板に
より連結し、第2、第3の風向板群に属する垂直風向板
の奥行方向の長さを第1の風向板群に属するものよりも
短くして、それぞれを第2、第3の連結板により連結す
るとともに、同第2、第3の連結板の一側を第1の連結
板の両側に連結された垂直風向板に連結してなることを
特徴とする空気調和機の風向調節装置。 - 【請求項2】 前記第2および第3の風向板群に属する
垂直風向板を一枚だけにしてなる請求項1記載の空気調
和機の風向調節装置。 - 【請求項3】 前記第1の連結板を、モータと、同モー
タの回転力を円運動に変える回転軸と、同回転軸に回動
自在に連結されたアームと、同アームの先端部の動きを
前記第1の連結板に伝える揺動板とからなる駆動装置に
より駆動するようにしてなる請求項1記載の空気調和機
の風向調節装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28554094A JPH08145454A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 空気調和機の風向調節装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28554094A JPH08145454A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 空気調和機の風向調節装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08145454A true JPH08145454A (ja) | 1996-06-07 |
Family
ID=17692866
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28554094A Pending JPH08145454A (ja) | 1994-11-18 | 1994-11-18 | 空気調和機の風向調節装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08145454A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009299915A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
-
1994
- 1994-11-18 JP JP28554094A patent/JPH08145454A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009299915A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Panasonic Corp | 空気調和機 |
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