JPH08142709A - 車両用計器の防水構造 - Google Patents
車両用計器の防水構造Info
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- JPH08142709A JPH08142709A JP28088994A JP28088994A JPH08142709A JP H08142709 A JPH08142709 A JP H08142709A JP 28088994 A JP28088994 A JP 28088994A JP 28088994 A JP28088994 A JP 28088994A JP H08142709 A JPH08142709 A JP H08142709A
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- Japan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両側コネクタの計器への接続作業が容易
で、また、ロアカバーの形状が簡素になり、さらに、計
器の厚さを小さくすることができる車両用計器の防水構
造を提供すること。 【構成】 FPC12は、表面側にて計器の内機9を収
納するケース10の裏面側に、内機9へ電気信号を送る
ために配される。中間コネクタ13は、FPC12と車
両側コネクタ14との間に、車両側からFPC12へ電
気信号を送るために設けられる。ロアカバー6は、中間
コネクタ13と車両側コネクタ14との接続を可能にす
るための穴又は切欠6aを有し、FPC12を覆う。中
間コネクタ13は、ターミナル15をインサート体とし
てインサート成形されている。また、中間コネクタ13
は鍔部16bを有し、鍔部16bは、ロアカバー6に重
なっている。鍔部16bとロアカバー6との重合部20
は、ネジ17にて締付固定されている。
で、また、ロアカバーの形状が簡素になり、さらに、計
器の厚さを小さくすることができる車両用計器の防水構
造を提供すること。 【構成】 FPC12は、表面側にて計器の内機9を収
納するケース10の裏面側に、内機9へ電気信号を送る
ために配される。中間コネクタ13は、FPC12と車
両側コネクタ14との間に、車両側からFPC12へ電
気信号を送るために設けられる。ロアカバー6は、中間
コネクタ13と車両側コネクタ14との接続を可能にす
るための穴又は切欠6aを有し、FPC12を覆う。中
間コネクタ13は、ターミナル15をインサート体とし
てインサート成形されている。また、中間コネクタ13
は鍔部16bを有し、鍔部16bは、ロアカバー6に重
なっている。鍔部16bとロアカバー6との重合部20
は、ネジ17にて締付固定されている。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車両用計器の防水構
造、詳しくは、二輪車等に搭載され、防水対策が必要と
される車両用計器において、車両側から計器の内機に電
気信号を送るための導電部に対する防水構造に関する。
造、詳しくは、二輪車等に搭載され、防水対策が必要と
される車両用計器において、車両側から計器の内機に電
気信号を送るための導電部に対する防水構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、被水環境に曝される二輪車等に
搭載される車両用計器には、なんらかの防水対策が講じ
られている。例えば、図9に示す車両用計器において
は、車両側ワイヤハーネス22の先端部に接続された車
両側コネクタ14のターミナル23と、計器の内機(図
示せず。)に電気信号を送るためにケース10の裏面に
配設されたFPC(フレキシブルプリント配線板)12
の銅箔部12aとが圧接する圧接部24を、雨水に曝さ
ないようにするために、ヒンジ付き蓋25を有するロア
カバー25で上記圧接部24を覆うようにしている。
搭載される車両用計器には、なんらかの防水対策が講じ
られている。例えば、図9に示す車両用計器において
は、車両側ワイヤハーネス22の先端部に接続された車
両側コネクタ14のターミナル23と、計器の内機(図
示せず。)に電気信号を送るためにケース10の裏面に
配設されたFPC(フレキシブルプリント配線板)12
の銅箔部12aとが圧接する圧接部24を、雨水に曝さ
ないようにするために、ヒンジ付き蓋25を有するロア
カバー25で上記圧接部24を覆うようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図9に示す車
両用計器の防水構造によると、車両側コネクタ14とF
PC12との圧接部24がロアカバー6の奥に位置して
いるため、車両側コネクタ14を計器に接続する際、車
両側コネクタ14のターミナル23をFPC12の銅箔
部12aに圧接させるための嵌合作業が容易でなく、ま
た、嵌合後、ロアカバー6のヒンジ付き蓋25を閉める
作業を必要とする。このため、車両側コネクタ14を計
器に接続するコネクタ接続作業が煩雑になる。また、ロ
アカバー6がヒンジ付き蓋25を有しているため、ロア
カバー6が複雑な形状となり、また、蓋25に防水パッ
キンが必要となってコスト高になる。また、車両側コネ
クタ14全体をロアカバー6で覆う構成をとっているた
め、ケース10とロアカバー6との間隔が比較的大きく
なり、計器の厚さ(奥行き)が大きくなる。
両用計器の防水構造によると、車両側コネクタ14とF
PC12との圧接部24がロアカバー6の奥に位置して
いるため、車両側コネクタ14を計器に接続する際、車
両側コネクタ14のターミナル23をFPC12の銅箔
部12aに圧接させるための嵌合作業が容易でなく、ま
た、嵌合後、ロアカバー6のヒンジ付き蓋25を閉める
作業を必要とする。このため、車両側コネクタ14を計
器に接続するコネクタ接続作業が煩雑になる。また、ロ
アカバー6がヒンジ付き蓋25を有しているため、ロア
カバー6が複雑な形状となり、また、蓋25に防水パッ
キンが必要となってコスト高になる。また、車両側コネ
クタ14全体をロアカバー6で覆う構成をとっているた
め、ケース10とロアカバー6との間隔が比較的大きく
なり、計器の厚さ(奥行き)が大きくなる。
【0004】本発明は、上記問題点を解決し、車両側コ
ネクタの計器への接続作業が容易で、また、ロアカバー
の形状が簡素になり、さらに、計器の厚さを小さくする
ことができる車両用計器の防水構造を提供することを目
的とする。
ネクタの計器への接続作業が容易で、また、ロアカバー
の形状が簡素になり、さらに、計器の厚さを小さくする
ことができる車両用計器の防水構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1では、表面側に
て計器の内機を収納するケースの裏面側に、前記内機へ
電気信号を送るために配されるFPCと、前記FPCと
車両側コネクタとの間に、車両側から前記FPCへ電気
信号を送るために設けられるターミナルを有する中間コ
ネクタと、を備え、前記FPCは、前記中間コネクタと
前記車両側コネクタとの接続を可能にするための穴又は
切欠を有するロアカバーにより覆われていることを特徴
とする車両用計器の防水構造を採用する。
て計器の内機を収納するケースの裏面側に、前記内機へ
電気信号を送るために配されるFPCと、前記FPCと
車両側コネクタとの間に、車両側から前記FPCへ電気
信号を送るために設けられるターミナルを有する中間コ
ネクタと、を備え、前記FPCは、前記中間コネクタと
前記車両側コネクタとの接続を可能にするための穴又は
切欠を有するロアカバーにより覆われていることを特徴
とする車両用計器の防水構造を採用する。
【0006】請求項2では、前記中間コネクタは、前記
ターミナルをインサート体としてインサート成形又は圧
入配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車
両用計器の防水構造を採用する。
ターミナルをインサート体としてインサート成形又は圧
入配設されていることを特徴とする請求項1に記載の車
両用計器の防水構造を採用する。
【0007】請求項3では、前記中間コネクタは鍔部を
有し、該鍔部の少なくとも一部が、前記ロアカバーに重
なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車
両用計器の防水構造を採用する。
有し、該鍔部の少なくとも一部が、前記ロアカバーに重
なっていることを特徴とする請求項1又は2に記載の車
両用計器の防水構造を採用する。
【0008】請求項4では、前記鍔部と前記ロアカバー
との重合部は、ネジにて締付固定されていることを特徴
とする請求項3に記載の車両用計器の防水構造を採用す
る。
との重合部は、ネジにて締付固定されていることを特徴
とする請求項3に記載の車両用計器の防水構造を採用す
る。
【0009】
【発明の作用効果】請求項1に係る車両用計器の防水構
造は、車両側から計器の内機へ電気信号を送るために中
間コネクタを設け、この中間コネクタと車両側コネクタ
との接続を可能にするための穴又は切欠を有するロアカ
バーにより、FPCを覆うようにしている。このため、
FPCはロアカバーで覆われることにより雨水に曝され
ることがなく、防水性を確保できる。また、車両側コネ
クタを計器に接続する作業は、単に車両側コネクタを中
間コネクタに接続するだけで済むため、コネクタ接続作
業が極めて容易になる。また、ロアカバーは、中間コネ
クタと車両側コネクタとの接続を可能にするための穴又
は切欠を有する簡素な形状であるため、ロアカバーの形
状に基づく特別な防水対策を講じる必要がなくなる。さ
らに、中間コネクタを設けてはいるが、この中間コネク
タは、ロアカバーによって全体が覆われているわけでは
ないため、車両用コネクタ全体をロアカバーで覆うよう
にした従来構造の場合と比べ、計器の厚さを小さくする
ことができる。
造は、車両側から計器の内機へ電気信号を送るために中
間コネクタを設け、この中間コネクタと車両側コネクタ
との接続を可能にするための穴又は切欠を有するロアカ
バーにより、FPCを覆うようにしている。このため、
FPCはロアカバーで覆われることにより雨水に曝され
ることがなく、防水性を確保できる。また、車両側コネ
クタを計器に接続する作業は、単に車両側コネクタを中
間コネクタに接続するだけで済むため、コネクタ接続作
業が極めて容易になる。また、ロアカバーは、中間コネ
クタと車両側コネクタとの接続を可能にするための穴又
は切欠を有する簡素な形状であるため、ロアカバーの形
状に基づく特別な防水対策を講じる必要がなくなる。さ
らに、中間コネクタを設けてはいるが、この中間コネク
タは、ロアカバーによって全体が覆われているわけでは
ないため、車両用コネクタ全体をロアカバーで覆うよう
にした従来構造の場合と比べ、計器の厚さを小さくする
ことができる。
【0010】請求項2に係る車両用計器の防水構造にお
いて、中間コネクタは、ターミナルをインサート体とし
てインサート成形又は圧入によって配設された簡単かつ
堅牢な構造のものであり、また、特にインサート成形を
採用した場合は、ターミナルの周囲に隙間を生じさせな
いようにすることができ、防水性の点でも優れたものと
なる。
いて、中間コネクタは、ターミナルをインサート体とし
てインサート成形又は圧入によって配設された簡単かつ
堅牢な構造のものであり、また、特にインサート成形を
採用した場合は、ターミナルの周囲に隙間を生じさせな
いようにすることができ、防水性の点でも優れたものと
なる。
【0011】請求項3に係る車両用計器の防水構造によ
ると、中間コネクタの鍔部の少なくとも一部が、ロアカ
バーに重なっているため、この重合部によってロアカバ
ーの穴又は切欠を通って雨水が内部に浸入するのを防止
できる。
ると、中間コネクタの鍔部の少なくとも一部が、ロアカ
バーに重なっているため、この重合部によってロアカバ
ーの穴又は切欠を通って雨水が内部に浸入するのを防止
できる。
【0012】請求項4に係る車両用計器の防水構造によ
ると、鍔部とロアカバーとの重合部が、ネジにて締付固
定されているため、重合部が密着し防水性が向上すると
ともに、中間コネクタ、ロアカバー間での着脱作業が容
易である。
ると、鍔部とロアカバーとの重合部が、ネジにて締付固
定されているため、重合部が密着し防水性が向上すると
ともに、中間コネクタ、ロアカバー間での着脱作業が容
易である。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【0014】図1、図2及び図3は、それぞれ一実施例
に係る車両用計器の正面図、背面図及び側面断面図、図
4及び図5は、それぞれ中間コネクタの正面図及び背面
図、図6は、中間コネクタの取付状態を示す部分断面
図、図7は、図6図示VII-VII線による断面図である。
に係る車両用計器の正面図、背面図及び側面断面図、図
4及び図5は、それぞれ中間コネクタの正面図及び背面
図、図6は、中間コネクタの取付状態を示す部分断面
図、図7は、図6図示VII-VII線による断面図である。
【0015】図1〜図7において、1は、スピードメー
タ、2は、タコメータ、3は、テンプメータを表してい
る。これらのメータ1,2,3は、フロントガラス4を
有するフロントカバー5とロアカバー6とで覆われてい
る。また、各メータ1,2,3は、図3に示すように、
文字板7と指針8と内機9とからなり、内機9は、樹脂
製ケース10の表面側に配設されている。ケース10の
裏面側には、図7に示すように、内機9及び照明用ラン
プ11に電気信号を送るためのFPC12が、その銅箔
部12aがケース10の凹部10aに位置するように配
されている。ケース10の凹部10aには、中間コネク
タ13、すなわち、車両側コネクタ14からFPC12
に電気信号を送るための中間コネクタ13、の構成要素
である弾性を有する金属製ターミナル15が、その接点
15aがFPC12の銅箔部12aと圧接状態となるよ
うに嵌合されている。
タ、2は、タコメータ、3は、テンプメータを表してい
る。これらのメータ1,2,3は、フロントガラス4を
有するフロントカバー5とロアカバー6とで覆われてい
る。また、各メータ1,2,3は、図3に示すように、
文字板7と指針8と内機9とからなり、内機9は、樹脂
製ケース10の表面側に配設されている。ケース10の
裏面側には、図7に示すように、内機9及び照明用ラン
プ11に電気信号を送るためのFPC12が、その銅箔
部12aがケース10の凹部10aに位置するように配
されている。ケース10の凹部10aには、中間コネク
タ13、すなわち、車両側コネクタ14からFPC12
に電気信号を送るための中間コネクタ13、の構成要素
である弾性を有する金属製ターミナル15が、その接点
15aがFPC12の銅箔部12aと圧接状態となるよ
うに嵌合されている。
【0016】中間コネクタ13は、図3〜図7に示すよ
うに、樹脂製ハウジング16と複数のターミナル15と
からなり、複数のターミナル15をインサート体として
ハウジング16をインサート成形することにより、又
は、ハウジング16にターミナル15を軽圧入すること
により作られている。ハウジング16は、凹部16aを
形成しており、この凹部16aに車両側コネクタ14が
嵌合されることによって車両側コネクタ14と中間コネ
クタ13とが電気的に接続される。また、ハウジング1
6には、その側面全周に鍔部16bが形成されており、
この鍔部16bは、図6及び図7に示すように、ハウジ
ング16の端部を通す穴又は切欠6aを有するロアカバ
ー6と重なり合っている。そして、図6に示すように、
この重合部20の孔16cにネジ17を通し、ケース1
0の裏面に立設されたボス10bに、ネジ17を締付け
ることによって、中間コネクタ13とロアカバー6とが
ケース10に締付固定されている。
うに、樹脂製ハウジング16と複数のターミナル15と
からなり、複数のターミナル15をインサート体として
ハウジング16をインサート成形することにより、又
は、ハウジング16にターミナル15を軽圧入すること
により作られている。ハウジング16は、凹部16aを
形成しており、この凹部16aに車両側コネクタ14が
嵌合されることによって車両側コネクタ14と中間コネ
クタ13とが電気的に接続される。また、ハウジング1
6には、その側面全周に鍔部16bが形成されており、
この鍔部16bは、図6及び図7に示すように、ハウジ
ング16の端部を通す穴又は切欠6aを有するロアカバ
ー6と重なり合っている。そして、図6に示すように、
この重合部20の孔16cにネジ17を通し、ケース1
0の裏面に立設されたボス10bに、ネジ17を締付け
ることによって、中間コネクタ13とロアカバー6とが
ケース10に締付固定されている。
【0017】以上説明したように、上記実施例に係る車
両用計器の防水構造は、車両側から計器の内機9へ電気
信号を送るために中間コネクタ13を設け、この中間コ
ネクタ13と車両側コネクタ14との接続を可能にする
ための穴又は切欠6aを有するロアカバー6により、F
PC12を覆うようにしている。このため、FPC12
はロアカバー6で覆われることにより雨水に曝されるこ
とがなく、防水性を確保できる。また、車両側コネクタ
14を計器に接続する作業は、単に車両側コネクタ14
を中間コネクタ13に接続するだけで済むため、コネク
タ接続作業が極めて容易になる。また、ロアカバー6
は、中間コネクタ13と車両側コネクタ14との接続を
可能にするための穴又は切欠6aを有する簡素な形状で
あるため、ロアカバー6の形状に基づく特別な防水対策
を講じる必要がなくなる。さらに、中間コネクタ13を
設けてはいるが、この中間コネクタ13は、ロアカバー
6によって全体が覆われているわけではないため、車両
側コネクタ14全体をロアカバー6で覆うようにした従
来構造の場合と比べ、計器の厚さを小さくすることがで
きる。
両用計器の防水構造は、車両側から計器の内機9へ電気
信号を送るために中間コネクタ13を設け、この中間コ
ネクタ13と車両側コネクタ14との接続を可能にする
ための穴又は切欠6aを有するロアカバー6により、F
PC12を覆うようにしている。このため、FPC12
はロアカバー6で覆われることにより雨水に曝されるこ
とがなく、防水性を確保できる。また、車両側コネクタ
14を計器に接続する作業は、単に車両側コネクタ14
を中間コネクタ13に接続するだけで済むため、コネク
タ接続作業が極めて容易になる。また、ロアカバー6
は、中間コネクタ13と車両側コネクタ14との接続を
可能にするための穴又は切欠6aを有する簡素な形状で
あるため、ロアカバー6の形状に基づく特別な防水対策
を講じる必要がなくなる。さらに、中間コネクタ13を
設けてはいるが、この中間コネクタ13は、ロアカバー
6によって全体が覆われているわけではないため、車両
側コネクタ14全体をロアカバー6で覆うようにした従
来構造の場合と比べ、計器の厚さを小さくすることがで
きる。
【0018】また、中間コネクタ13は、ターミナル1
5をインサート体としてインサート成形又は圧入によっ
て配設された簡単かつ堅牢な構造のものであり、ターミ
ナル15の周囲に隙間を生じさせないようにすることが
でき、特にインサート成形を採用すれば、防水性の点で
さらに優れたものとなる。
5をインサート体としてインサート成形又は圧入によっ
て配設された簡単かつ堅牢な構造のものであり、ターミ
ナル15の周囲に隙間を生じさせないようにすることが
でき、特にインサート成形を採用すれば、防水性の点で
さらに優れたものとなる。
【0019】また、中間コネクタ13の鍔部16bが、
ロアカバー6に重なっているため、この重合部20によ
ってロアカバー6の穴又は切欠6aを通って雨水が内部
に浸入するのを防止できる。なお、重合部20は、中間
コネクタ13の鍔部16bの全部でもよいし一部であっ
てもよい。
ロアカバー6に重なっているため、この重合部20によ
ってロアカバー6の穴又は切欠6aを通って雨水が内部
に浸入するのを防止できる。なお、重合部20は、中間
コネクタ13の鍔部16bの全部でもよいし一部であっ
てもよい。
【0020】また、鍔部16bとロアカバー6との重合
部20が、ネジ17にて締付固定されているため、重合
部20が確実に密着し防水性が向上するとともに、中間
コネクタ13、ロアカバー6間での着脱作業が容易であ
る。また、振動によるターミナル15の接点15aの微
摺動を防止することができる。
部20が、ネジ17にて締付固定されているため、重合
部20が確実に密着し防水性が向上するとともに、中間
コネクタ13、ロアカバー6間での着脱作業が容易であ
る。また、振動によるターミナル15の接点15aの微
摺動を防止することができる。
【0021】図8は、他の実施例に係る中間コネクタ1
3とロアカバー6との重合状態を示す断面図である。こ
の実施例の中間コネクタ13の鍔部16bは、上方へ折
れ曲がった先端部16dを有し、上方へ開口した溝16
eを形成している。また、ロアカバー6は、上記溝16
eに収容され、下方へ折れ曲がった縁部6bを有してい
る。この実施例によると、中間コネクタ13の溝16e
とロアカバー6の縁部6bとにより、ロアカバー6から
雨水が一層浸入しにくくなり、防水性がより一層向上す
る。
3とロアカバー6との重合状態を示す断面図である。こ
の実施例の中間コネクタ13の鍔部16bは、上方へ折
れ曲がった先端部16dを有し、上方へ開口した溝16
eを形成している。また、ロアカバー6は、上記溝16
eに収容され、下方へ折れ曲がった縁部6bを有してい
る。この実施例によると、中間コネクタ13の溝16e
とロアカバー6の縁部6bとにより、ロアカバー6から
雨水が一層浸入しにくくなり、防水性がより一層向上す
る。
【図1】一実施例に係る車両用計器の正面図
【図2】同計器の背面図
【図3】同計器の側面断面図
【図4】中間コネクタの正面図
【図5】同コネクタの背面図
【図6】同コネクタの取付状態を示す部分断面図
【図7】図6図示VII-VII 線による断面図
【図8】他の実施例に係る中間コネクタとロアカバーと
の重合状態を示す断面図
の重合状態を示す断面図
【図9】従来の車両用計器の防水構造を示す断面図
6 ロアカバー 6a 穴又は切欠 9 内機 10 ケース 12 FPC 13 中間コネクタ 14 車両側コネクタ 15 ターミナル 16b 鍔部 17 ネジ 20 重合部
Claims (4)
- 【請求項1】 表面側にて計器の内機を収納するケース
の裏面側に、前記内機へ電気信号を送るために配される
FPCと、 前記FPCと車両側コネクタとの間に、車両側から前記
FPCへ電気信号を送るために設けられるターミナルを
有する中間コネクタと、 を備え、前記FPCは、前記中間コネクタと前記車両側
コネクタとの接続を可能にするための穴又は切欠を有す
るロアカバーにより覆われていることを特徴とする車両
用計器の防水構造。 - 【請求項2】 前記中間コネクタは、前記ターミナルを
インサート体としてインサート成形又は圧入配設されて
いることを特徴とする請求項1に記載の車両用計器の防
水構造。 - 【請求項3】 前記中間コネクタは鍔部を有し、該鍔部
の少なくとも一部が、前記ロアカバーに重なっているこ
とを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用計器の防
水構造。 - 【請求項4】 前記鍔部と前記ロアカバーとの重合部
は、ネジにて締付固定されていることを特徴とする請求
項3に記載の車両用計器の防水構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28088994A JPH08142709A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 車両用計器の防水構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28088994A JPH08142709A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 車両用計器の防水構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08142709A true JPH08142709A (ja) | 1996-06-04 |
Family
ID=17631361
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28088994A Pending JPH08142709A (ja) | 1994-11-15 | 1994-11-15 | 車両用計器の防水構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08142709A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007192720A (ja) * | 2006-01-20 | 2007-08-02 | Honda Motor Co Ltd | 制御パネル装置 |
CN112539881A (zh) * | 2020-12-17 | 2021-03-23 | 广州益多机电设备安装有限公司 | 一种带有仿形风干装置的淋雨房 |
CN113665357A (zh) * | 2021-07-15 | 2021-11-19 | 东风柳州汽车有限公司 | 仪表板总成及汽车 |
-
1994
- 1994-11-15 JP JP28088994A patent/JPH08142709A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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