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JPH08142245A - 積層不織布、その積層不織布を用いた電気カーペット、及びその積層不織布の製造方法 - Google Patents

積層不織布、その積層不織布を用いた電気カーペット、及びその積層不織布の製造方法

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JPH08142245A
JPH08142245A JP28466994A JP28466994A JPH08142245A JP H08142245 A JPH08142245 A JP H08142245A JP 28466994 A JP28466994 A JP 28466994A JP 28466994 A JP28466994 A JP 28466994A JP H08142245 A JPH08142245 A JP H08142245A
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JP
Japan
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nonwoven fabric
layer
fabric
laminated
woven fabric
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JP28466994A
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Michiharu Kamikawa
道治 上川
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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  • Laminated Bodies (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 樹脂の使用量が少なくてもすべり止め機能が
優れ、且つ、強度の向上した積層不織布、電気カーペッ
ト、及び、積層不織布の製造方法を提供する。 【構成】 積層不織布は、短繊維のウエブよりなる不織
布フェルト層1、長繊維のスパンボンド不織布2、及
び、発泡樹脂層3とからなる、上記スパンボンド不織布
2が上記不織布フェルト層1より、細い繊維からなり、
高密度である。電気カーペットは、裏面材5として発泡
樹脂層3を最外層とした上記積層不織布を用いる。積層
不織布の製造方法は、不織布フェルト層1にスパンボン
ド不織布2を積層し、ニードルパンチ加工で一体化した
後に、上記スパンボンド不織布2の表面に粘弾性を示す
樹脂を含有する樹脂組成物を塗布し、上記スパンボンド
不織布の表面に発泡樹脂層3を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気カーペットの裏面材
として有用な積層不織布、その積層不織布を用いた電気
カーペット、及びその積層不織布の製造方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】従来の電気カーペットの構成を図3に示
す。短繊維がくもの巣状に絡まった繊維層で形成された
ウエブからなる不織布11をニードルパンチ加工してフ
ェルトにしたものを表面材4、及び、裏面材5とする。
そして、熱融着フィルム8、アルミニウム等の金属箔
9、熱融着フィルム8をこの順に積層すると共に、さら
にその下面に発熱線6をパターン配線して接着したヒー
タユニット7を、上記表面材4、及び、裏面材5の間に
挟持することにより電気カーペットが構成されている。
上記電気カーペットを構成する表面材4、ヒータユニッ
ト7、及び、裏面材5をホットプレスにより接着する際
に、ホットプレスの温度で全体の強度が低下し、ホット
プレスから製品が取り出し難くいと共に、熱による変形
により発熱線6の故障を生じやすい。
【0003】一方、ニードルパンチ加工したフェルトに
すべり止め機能を付与する構成として、フェルトに発泡
樹脂層を設けることが知られている(実公平4−988
5号公報)。この発泡樹脂層は、SBR(スチレン−ブ
タジエン系共重合体のラテックス)、NBR(アクリロ
ニトリル−ブタジエン系共重合体のラテックス)、MB
R(メチルメタアクリレート−ブタジエン系共重合体の
ラテックス)等の粘弾性を有するゴム系ラテックス樹脂
をフェルトの外面に塗布し、乾燥させて形成する。しか
し、すべり止めとして有効に機能するためには、ラテッ
クス樹脂がフェルトに浸透し易いので、300〜500
g/m2 程度の多量のラテックス樹脂を塗布する必要が
あり、また、発泡樹脂層は強度が弱いという問題があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたもので、その目的とするところは、樹脂の
使用量が少なくてもすべり止め機能が優れ、且つ、強度
の向上した積層不織布、電気カーペット、及び、積層不
織布の製造方法を提供することにある。
【0005】さらに、他の目的とするところは、熱によ
る変形の少ない電気カーペットを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
積層不織布は、短繊維のウエブよりなる不織布フェルト
層1と、この不織布フェルト層1とニードルパンチ加工
で一体化した、長繊維のスパンボンド不織布2と、及
び、このスパンボンド不織布2の外面を覆う発泡樹脂層
3とからなり、且つ、上記スパンボンド不織布2が上記
不織布フェルト層1より、細い繊維からなり、高密度で
あることを特徴とする。
【0007】本発明の請求項2に係る電気カーペット
は、コード状の発熱線6を備えるヒータユニット7を、
繊維のシートからなる表面材4と裏面材5の間に挟持す
る電気カーペットであって、上記裏面材5が発泡樹脂層
3を最外層とした請求項1記載の積層不織布であること
を特徴とする。
【0008】本発明の請求項3に係る積層不織布の製造
方法は、短繊維のウエブよりなる不織布フェルト層1
に、この不織布フェルト層1より、細い繊維からなり、
高密度である長繊維のスパンボンド不織布2を積層し、
ニードルパンチ加工で一体化した後に、上記スパンボン
ド不織布2の表面に粘弾性を示す樹脂を含有する樹脂組
成物を塗布し、上記スパンボンド不織布2の表面に発泡
樹脂層3を形成することを特徴とする。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。図1は本
発明の一実施例に係る積層不織布の概略を示す要部断面
図であり、図2は本発明の一実施例に係る電気カーペッ
トを構成材毎に分解して示した要部断面図である。
【0010】図1に示す如く、本発明の積層不織布は、
ウエブよりなる不織布フェルト層1と、スパンボンド不
織布2と、及び、発泡樹脂層3とからなる。
【0011】上記ウエブよりなる不織布フェルト層1
は、短繊維をくもの巣状に堆積した繊維層で形成される
ものである。上記短繊維としては、例えば、ナイロン、
ポリエステル、アクリル、レーヨン、ビニロン等の合成
繊維、綿、麻等の単独や混綿が挙げられる。
【0012】上記スパンボンド不織布2は、溶融押出機
で溶融紡糸等をした長繊維を堆積させ、これをエンボス
ヒートロールによって長繊維の溶融温度以上の温度で加
熱圧接することにより、薄いシート状に作製されたもの
である。上記長繊維としては。例えば、ポリエステル等
が挙げられる。また、スパンボンド不織布2は、長繊維
を紡糸する際に染色した原着染めのもの等、着色したも
のを適宜使用することができる。
【0013】上記スパンボンド不織布2と不織布フェル
ト層1はニードルパンチ加工で一体化されている。上記
ニードルパンチ加工がなされているので、不織布フェル
ト層1を構成するフェルトの一部はスパンボンド不織布
2の外面から毛羽立った状態となっている。さらに、上
記スパンボンド不織布2は、上記不織布フェルト層1よ
り細い繊維からなり、高密度である。繊維の太さとして
は、具体的には、上記スパンボンド不織布2の長繊維は
1〜3デニール、不織布フェルト層1の短繊維は5〜2
0デニール程度が適当である。
【0014】上記積層不織布は上記スパンボンド不織布
2の外面を覆い発泡樹脂層3が形成されている。上記発
泡樹脂層3は、SBR(スチレン−ブタジエン系共重合
体のラテックス)、NBR(アクリロニトリル−ブタジ
エン系共重合体のラテックス)、MBR(メチルメタア
クリレート−ブタジエン系共重合体のラテックス)等の
粘弾性を示す樹脂を含有する樹脂組成物が発泡し、固化
して形成されたものである。上記発泡樹脂層3は床等の
ミクロな凹凸形状に沿って変形し、密着すると共に、横
ずれの力に対し、この力を吸収するので、積層不織布に
すべり止めの機能が付与される。
【0015】次に、本発明の積層不織布の製造方法につ
いて説明する。上記ウエブよりなる不織布フェルト層1
に、この不織布フェルト層1より、細い繊維からなり、
高密度であるスパンボンド不織布2を積層し、ニードル
パンチ加工で一体化する。その後、上記スパンボンド不
織布2の表面に、SBR、NBR、MBR等の粘弾性を
示す樹脂を含有するラテックス状の樹脂組成物を、フロ
スコート法等により塗布する。上記樹脂組成物は、上記
樹脂と共に、架橋剤、起泡剤を含み、必要に応じ、熱膨
張マイクロカプセル、発泡助剤、充填剤、熱安定剤、防
老剤、増粘剤を含有する。上記樹脂の共重合比率、及
び、上記材料は適宜選定すればよい。上記材料を混ぜ、
攪拌して発泡状態になったラテックス状の樹脂組成物を
塗布する。本発明においては、スパンボンド不織布2が
細い繊維からなり、高密度であるので、塗布した樹脂組
成物が内部に浸透しにくくしている。
【0016】上記樹脂組成物を塗布した後に、150〜
170℃程度の熱風乾燥を行い、水分の除去、及び、樹
脂組成物の架橋反応を行わせ、スパンボンド不織布2の
外面に発泡樹脂層3を形成する。上記ニードルパンチ加
工により、不織布フェルト層1を構成するフェルトの一
部はスパンボンド不織布2の外面から毛羽立った状態と
なっているので、発泡樹脂層3の接着が強固となる。従
って、すべり止め機能に有効な発泡樹脂層3を、従来の
フェルト層の外面に塗布した場合に比べ、1/3程度の
樹脂量で作製することができる。
【0017】なお、上記樹脂組成物は、機械的攪拌によ
る発泡のみでなく、組成物に熱膨張マイクロカプセルを
含有すると、より樹脂量を少なくできると共に、発泡樹
脂層3の厚みを均一にするので好ましい。
【0018】次に、上記積層不織布を用いた電気カーペ
ットを図2に基づいて説明する。本発明の電気カーペッ
トは、表面材4と裏面材5の間にコード状の発熱線6を
備えるヒータユニット7を挟持したものであり、この裏
面材5として上述の積層不織布が用いられている。上記
裏面材5である積層不織布は、発泡樹脂層3を最外層と
する。発泡樹脂層3を最外層としているので、電気カー
ペットはすべり止め機能を有し、踏みつけ等でシワにな
ったりすることがなく、形状が安定する。上記表面材4
は、例えば、繊維のシートからなるものであり、ウエブ
からなる不織布をニードルパンチ加工してフェルトにし
たもの等が挙げられる。上記ヒータユニット7は、熱融
着フィルム8、アルミニウム等の金属箔9、熱融着フィ
ルム8をこの順に積層すると共に、さらにその下面にコ
ード状の発熱線6をパターン配線して接着し、作製され
たものである。
【0019】上記積層不織布においては、スパンボンド
不織布2の層に樹脂が含浸すると、樹脂がバインダーと
して機能するために積層不織布の強度が増加する。従っ
て、上記積層不織布を裏面材5として用いた電気カーペ
ットは、熱による変形を少なくできると共に、電気カー
ペットの全体に強度が付与される。その結果、ホットプ
レスによる接着の際にホットプレスから製品が取り出し
易い。
【0020】上記積層不織布の不織布フェルト層1は緩
く絡んだ状態でも形状を保持できるため、柔軟な裏面材
5を形成することができると共に、コード状の発熱線6
が容易に埋設されるためヒータユニット7が変形するこ
とがない。さらに、上記積層不織布は厚みを十分に確保
し易いので、断熱性の良い電気カーペットの裏面材5と
して最適である。
【0021】
【作用】本発明の請求項1に係る積層不織布は、その構
成からスパンボンド不織布2が上記不織布フェルト層1
より、細い繊維からなり、高密度であるので、塗布した
樹脂組成物が内部に浸透する量を少なくできると共に、
ニードルパンチ加工により一体化しているので、不織布
フェルト層1を構成するフェルトの一部はスパンボンド
不織布2の外面から毛羽立った状態となっているため、
発泡樹脂層3の接着が強固となる。
【0022】本発明の請求項2に係る電気カーペット
は、裏面材5に上記積層不織布を用いるので、上述の作
用を有すると共に、さらに、スパンボンド不織布2の層
に含浸した樹脂がバインダーとして機能するので、熱に
よる変形を少なくできる。
【0023】本発明の請求項3に係る積層不織布の製造
方法は、不織布フェルト層1より、細い繊維からなり、
高密度であるスパンボンド不織布2を積層し、ニードル
パンチ加工で一体化するので、塗布した樹脂組成物が内
部に浸透する量を少なくできると共に、不織布フェルト
層1を構成するフェルトの一部はスパンボンド不織布2
の外面から毛羽立った状態となっているため、形成する
発泡樹脂層3の接着を強固にする。
【0024】
【実施例】
実施例1 積層不織布を次のように作製した。不織布フェルト層1
として、5〜20デニールのナイロン、ポリエステル、
アクリル、レーヨン、ビニロンの合成繊維、及び、綿、
麻からなる反毛や雑毛繊維の混綿で形成した470g/
2 目付のウエブを用いた。スパンボンド不織布2とし
て、黒色に原着染めしたポリエステル100重量%の3
デニールの長繊維を30g/m2 目付でエンボスヒート
ロールにて熱圧接加工した厚み0.12mmのものを用
いた。樹脂組成物として、共重合比率が4:6のMBR
樹脂を100重量部(以下部と記す)、架橋剤を2部、
起泡剤を5部、熱膨張マイクロカプセルを5部の比率で
含有する固形分50重量%の水エマルジョン型ラテック
スを用いた。
【0025】上記ウエブからなる不織布フェルト層1と
スパンボンド不織布2を積層し、ウエブからなる不織布
フェルト層1側よりニードルパンチ加工を施してウエブ
とスパンボンド不織布を絡ませ、一体化した。次に、上
記水エマルジョン型ラテックスを攪拌して3倍の発泡状
態にした樹脂組成物を、上記スパンボンド不織布2面側
より、ウエットで200g/m2 塗布し、170℃の熱
風乾燥を行い、水分の除去、及び、樹脂組成物の架橋反
応を行い、スパンボンド不織布2の外面に発泡樹脂層3
を形成し、全体の厚みが6mmの積層不織布を得た。得
た積層不織布は、乾燥後の樹脂量が100g/m2 であ
るが、すべり止め機能が十分発揮された厚みが約1mm
の発泡樹脂層3を有していた。
【0026】
【表1】
【0027】電気カーペットは次のように作製した。ヒ
ータユニット7は、厚み100μmの低密度ポリエチレ
ンよりなる2枚の熱融着フィルム8、8の間に、厚み3
0μmのアルミニウム箔よりなる金属箔9を重ね、さら
にその外側に外層に熱接着層を有する1線式形状の感熱
の発熱線6をパターン配線することによって作製した。
【0028】表面材4としては、5〜20デニールの繊
維が分散した、ポリエステル短繊維85重量%(うち4
0重量%は染色した染め綿)とポリプロピレン短繊維1
5重量%の混綿よりなる200g/m2 目付のウエブを
ニードルパンチ加工してフェルトにした後、180℃で
加熱処理してポリプロピレン繊維を溶融させてバインダ
ー効果で補強した、厚み1.8mmの不織布を用いた。
【0029】そして、上記積層不織布を裏面材5とし、
上記表面材4と発泡樹脂層3を最外層とした裏面材5の
間にヒータユニット7を挟持し、ホットプレスにより接
着した。プレス後、ホットプレスから容易に製品が取り
出せた。
【0030】比較例1 裏面材としては、5〜20デニールの繊維が分散した、
ポリエステル短繊維85重量%(うち40重量%は染色
した染め綿)とポリプロピレン短繊維15重量%の混綿
よりなる500g/m2 目付のウエブをニードルパンチ
加工してフェルトにした後、180℃で加熱処理してポ
リプロピレン繊維を溶融させてバインダー効果で補強し
た、厚み4.5mmの不織布を用いた。表面材、及び、
ヒータユニットは実施例1と同様のものを用いた。その
後、実施例1と同様にして電気カーペットを作製した。
ホットプレスによる接着の際に、製品の強度が弱くホッ
トプレスから製品が取り出し難かった。
【0031】得られた実施例1、及び、比較例1の電気
カーペットの裏面材の抗張力と熱収縮率を評価した。上
記抗張力は常温と100℃における、3%伸びた状態の
値を測定した。上記熱収縮率は処理前と120℃1時間
処理後における収縮率を測定した。結果は表2に示すと
おり、実施例が比較例に比べ良好であった。
【0032】
【表2】
【0033】
【発明の効果】本発明の請求項1に係る積層不織布は、
その構成からスパンボンド不織布が上記不織布フェルト
層より、細い繊維からなり、高密度であるので、従来に
比べ少量の樹脂量ですべり止め機能が優れた発泡樹脂層
を形成できると共に、強度が良好である。
【0034】本発明の請求項2に係る電気カーペット
は、裏面材に上記積層不織布を用いるので、上述の効果
を有すると共に、さらに、スパンボンド不織布の層に含
浸した樹脂がバインダーとして機能するので、熱による
変形が少ない。また、ホットプレスによる接着の際にホ
ットプレスから製品が取り出し易い。
【0035】本発明の請求項3に係る積層不織布の製造
方法によると、樹脂の使用量が少なくてもすべり止め機
能が優れ、且つ、強度の良好な積層不織布が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る積層不織布の概略を示
す要部断面図である。
【図2】本発明の一実施例に係る電気カーペットを構成
材毎に分解して示した要部断面図である。
【図3】従来の電気カーペットを構成材毎に分解して示
した要部断面図である。
【符号の説明】
1 不織布フェルト層 2 スパンボンド不織布 3 発泡樹脂層 4 表面材 5 裏面材 6 発熱線 7 ヒータユニット

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 短繊維のウエブよりなる不織布フェルト
    層(1)と、この不織布フェルト層(1)とニードルパ
    ンチ加工で一体化した、長繊維のスパンボンド不織布
    (2)と、及び、このスパンボンド不織布(2)の外面
    を覆う発泡樹脂層(3)とからなり、且つ、上記スパン
    ボンド不織布(2)が上記不織布フェルト層(1)よ
    り、細い繊維からなり、高密度であることを特徴とする
    積層不織布。
  2. 【請求項2】 コード状の発熱線(6)を備えるヒータ
    ユニット(7)を、繊維のシートからなる表面材(4)
    と裏面材(5)の間に挟持する電気カーペットであっ
    て、上記裏面材(5)が発泡樹脂層(3)を最外層とし
    た請求項1記載の積層不織布であることを特徴とする電
    気カーペット。
  3. 【請求項3】 短繊維のウエブよりなる不織布フェルト
    層(1)に、この不織布フェルト層(1)より、細い繊
    維からなり、高密度である長繊維のスパンボンド不織布
    (2)を積層し、ニードルパンチ加工で一体化した後
    に、上記スパンボンド不織布(2)の表面に粘弾性を示
    す樹脂を含有する樹脂組成物を塗布し、上記スパンボン
    ド不織布(2)の表面に発泡樹脂層(3)を形成するこ
    とを特徴とする積層不織布の製造方法。
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