JPH08138462A - ワイヤハーネスの製造方法 - Google Patents
ワイヤハーネスの製造方法Info
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- JPH08138462A JPH08138462A JP6277712A JP27771294A JPH08138462A JP H08138462 A JPH08138462 A JP H08138462A JP 6277712 A JP6277712 A JP 6277712A JP 27771294 A JP27771294 A JP 27771294A JP H08138462 A JPH08138462 A JP H08138462A
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Landscapes
- Testing Of Short-Circuits, Discontinuities, Leakage, Or Incorrect Line Connections (AREA)
- Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 電線の切断、端子圧着から最終形態のワイヤ
ハーネスを製造する中間の各工程において、不良品の発
生を確実に防止して以降の工程に影響を及ぼさないよう
にする。 【構成】 電線の切断、端子圧着およびジョイント電線
作製のための中間皮剥きをする〔前工程〕、ロット生産
した各種の端子付電線を電線供給棚に収納区分する〔電
線収納〕、端子をコネクタハウジングの端子収容室に挿
入して端子付電線をコネクタ単位にまとめる〔サブアッ
センブリ〕、〔配索〕、〔外装品・仕上げ〕、〔外観検
査〕の工程順でワイヤハーネスを製造する際に、コネク
タハウジングに対する端子挿入の都度、および電線配索
の都度、端子付電線の一本毎に導通検査を行い、断線、
圧着不良の有無などをチェックする。
ハーネスを製造する中間の各工程において、不良品の発
生を確実に防止して以降の工程に影響を及ぼさないよう
にする。 【構成】 電線の切断、端子圧着およびジョイント電線
作製のための中間皮剥きをする〔前工程〕、ロット生産
した各種の端子付電線を電線供給棚に収納区分する〔電
線収納〕、端子をコネクタハウジングの端子収容室に挿
入して端子付電線をコネクタ単位にまとめる〔サブアッ
センブリ〕、〔配索〕、〔外装品・仕上げ〕、〔外観検
査〕の工程順でワイヤハーネスを製造する際に、コネク
タハウジングに対する端子挿入の都度、および電線配索
の都度、端子付電線の一本毎に導通検査を行い、断線、
圧着不良の有無などをチェックする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、多数の端子付電線で構
成されるワイヤハーネスの製造方法に関し、とくにワイ
ヤハーネスの中間製品の製造方法に関する。
成されるワイヤハーネスの製造方法に関し、とくにワイ
ヤハーネスの中間製品の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図17はワイヤハーネス(自動車用組電
線)の一般的な形態を示す。ワイヤハーネスWは幹線部
W0 と複数の枝線部W1 ,W2 ,W3 …から成り、各枝
線部の端末にはコネクタC1 ,C2 ,C3 …が設けられ
ている。このワイヤハーネスWは一般に次の工程で製造
される。 〔前工程〕⇒〔サブアッセンブリ〕⇒〔配索〕⇒〔外装
品、仕上げ〕⇒〔導通検査〕⇒〔外観検査〕
線)の一般的な形態を示す。ワイヤハーネスWは幹線部
W0 と複数の枝線部W1 ,W2 ,W3 …から成り、各枝
線部の端末にはコネクタC1 ,C2 ,C3 …が設けられ
ている。このワイヤハーネスWは一般に次の工程で製造
される。 〔前工程〕⇒〔サブアッセンブリ〕⇒〔配索〕⇒〔外装
品、仕上げ〕⇒〔導通検査〕⇒〔外観検査〕
【0003】〔前工程〕では、図18のように、絶縁被
覆電線wを所定の長さに切断し、その両端の絶縁被覆を
除去(皮剥き)して、両端または片端に端子11 ,12
を圧着して端子付電線2を製作する。端子付電線2には
電線の長さ、外被の色、端子の大小、雌,雄の別といっ
た多くの種類があり、数十ないし数百本単位でロット生
産する。作製した端子付電線2はロット毎に後述する電
線供給棚に収納して、区分しておく。この工程では、さ
らに両端子付電線2の中間を皮剥きして、そこに他の片
端子付電線2′をジョイント端子3により分岐接続を行
って、ジョイント電線4を作製する場合もある。
覆電線wを所定の長さに切断し、その両端の絶縁被覆を
除去(皮剥き)して、両端または片端に端子11 ,12
を圧着して端子付電線2を製作する。端子付電線2には
電線の長さ、外被の色、端子の大小、雌,雄の別といっ
た多くの種類があり、数十ないし数百本単位でロット生
産する。作製した端子付電線2はロット毎に後述する電
線供給棚に収納して、区分しておく。この工程では、さ
らに両端子付電線2の中間を皮剥きして、そこに他の片
端子付電線2′をジョイント端子3により分岐接続を行
って、ジョイント電線4を作製する場合もある。
【0004】〔サブアッセンブリ〕では、種々の端子付
電線2,2′またはジョイント電線4を前記電線収納棚
から1本ずつ取り出して、例えば上記コネクタC1 ,C
2 …単位で組み合わせ、電線端末の端子11 ,12 をコ
ネクタハウジングの端子収容室に挿着して、上記枝線部
W1 ,W2 …に対応するプリハーネスを作製する。以
下、端子のコネクタハウジングへの挿着を単にケース嵌
めと略称することもある。
電線2,2′またはジョイント電線4を前記電線収納棚
から1本ずつ取り出して、例えば上記コネクタC1 ,C
2 …単位で組み合わせ、電線端末の端子11 ,12 をコ
ネクタハウジングの端子収容室に挿着して、上記枝線部
W1 ,W2 …に対応するプリハーネスを作製する。以
下、端子のコネクタハウジングへの挿着を単にケース嵌
めと略称することもある。
【0005】〔配索〕では、図19に示すように、布線
板6の上で複数のフォーク状の係止ピン7によって上記
コネクタ単位で組み合わせて作製した複数のプリハーネ
ス5 1 、52 …を自動車における配線形態にほぼ添うよ
うに二次元的に配設する。
板6の上で複数のフォーク状の係止ピン7によって上記
コネクタ単位で組み合わせて作製した複数のプリハーネ
ス5 1 、52 …を自動車における配線形態にほぼ添うよ
うに二次元的に配設する。
【0006】〔外装品、仕上げ〕では、必要に応じてワ
イヤハーネスを保護するプロテクタ9や防音防水用のグ
ロメット10といった外装部品を取付け、配索したプリ
ハーネス51 、52 …の適宜箇所をテープ11で結んで
仮止めし、その上から全体にわたってテープ(図示せ
ず)を巻き付け、集束する。〔導通検査〕では、上記コ
ネクタC1 ,C2 …を導通チェッカー(図示せず)に嵌
合接続して、断線や端子の圧着不良等を点検し、不良品
を選別する。〔外観検査〕では完成したワイヤハーネス
の全体観察を行って、前記コネクタC1 ,C2 …群やグ
ロメット10などに外部的欠陥がないかどうかを点検す
る。
イヤハーネスを保護するプロテクタ9や防音防水用のグ
ロメット10といった外装部品を取付け、配索したプリ
ハーネス51 、52 …の適宜箇所をテープ11で結んで
仮止めし、その上から全体にわたってテープ(図示せ
ず)を巻き付け、集束する。〔導通検査〕では、上記コ
ネクタC1 ,C2 …を導通チェッカー(図示せず)に嵌
合接続して、断線や端子の圧着不良等を点検し、不良品
を選別する。〔外観検査〕では完成したワイヤハーネス
の全体観察を行って、前記コネクタC1 ,C2 …群やグ
ロメット10などに外部的欠陥がないかどうかを点検す
る。
【0007】上記のように、従来のワイヤハーネスの製
造方法では、その回路検査は〔前工程〕〜〔外装品、仕
上げ〕の各工程がすべて終了した後に、検査工程を別に
設けて行っていた。従って、最終工程近くで回路の不具
合が発見されると、上記外装品やテープを取外して手直
しを余儀なくされ、多大の時間と労力がかかるだけでな
く、テープなどの部材または部品のロスが生じる、とい
う問題があった。
造方法では、その回路検査は〔前工程〕〜〔外装品、仕
上げ〕の各工程がすべて終了した後に、検査工程を別に
設けて行っていた。従って、最終工程近くで回路の不具
合が発見されると、上記外装品やテープを取外して手直
しを余儀なくされ、多大の時間と労力がかかるだけでな
く、テープなどの部材または部品のロスが生じる、とい
う問題があった。
【0008】また、別のワイヤハーネスの製造方法とし
て、図20に示すように、電線クランプ竿を用いたもの
がある(特公平61−190639号6−4442
5)。電線クランプ竿13は支持竿14に対して複数の
電線クリップ15を連鎖状に並設したものである。各電
線クリップ15は一対の挟持子16,16を備えてお
り、次の工程によりワイヤハーネスを製造する。 〔前工程〕⇒〔電線収納〕⇒〔電線セット〕⇒〔目視検
査〕⇒〔次工程〕
て、図20に示すように、電線クランプ竿を用いたもの
がある(特公平61−190639号6−4442
5)。電線クランプ竿13は支持竿14に対して複数の
電線クリップ15を連鎖状に並設したものである。各電
線クリップ15は一対の挟持子16,16を備えてお
り、次の工程によりワイヤハーネスを製造する。 〔前工程〕⇒〔電線収納〕⇒〔電線セット〕⇒〔目視検
査〕⇒〔次工程〕
【0009】〔前工程〕では、前記と同じく種々の端子
付電線2,2′またはジョイント電線4をロット品とし
て製造する。〔電線収納〕では、ロット製造した上記各
種電線を電線供給棚17の対応する電線ホルダ18に収
納して、区分しておく。〔電線セット〕では、各電線ホ
ルダ18から1本ずつ端子付電線2、2′を取り出し、
電線配列表19をみながらその両端または片端を所定の
電線クリップ15に係止して、一つのワイヤハーネス分
の電線群をセットする。ここでは、必要に応じて前記ジ
ョイント電線4を作製する。〔目視検査〕では、セット
した上記電線群の配列に誤りがないかどうかを外観によ
り判断する。そこで、異常がなければ〔次工程〕に移
す。この〔次工程〕ではほぼ前記〔サブアッセンブリ〕
〜〔外観検査〕に従う。
付電線2,2′またはジョイント電線4をロット品とし
て製造する。〔電線収納〕では、ロット製造した上記各
種電線を電線供給棚17の対応する電線ホルダ18に収
納して、区分しておく。〔電線セット〕では、各電線ホ
ルダ18から1本ずつ端子付電線2、2′を取り出し、
電線配列表19をみながらその両端または片端を所定の
電線クリップ15に係止して、一つのワイヤハーネス分
の電線群をセットする。ここでは、必要に応じて前記ジ
ョイント電線4を作製する。〔目視検査〕では、セット
した上記電線群の配列に誤りがないかどうかを外観によ
り判断する。そこで、異常がなければ〔次工程〕に移
す。この〔次工程〕ではほぼ前記〔サブアッセンブリ〕
〜〔外観検査〕に従う。
【0010】上記のように、電線クランプ竿13を用い
た方法では、作業者が電線配列表19を見ながら端子付
電線2、2′やジョイント電線4をセットする。しか
し、慣れると電線配列表19を見なくなったり、思い違
いによる間違いが発生しやすく、また、検査は目視で行
っているので、検査もれが起こりやすく、〔次工程〕で
の不良品発生の原因となる。
た方法では、作業者が電線配列表19を見ながら端子付
電線2、2′やジョイント電線4をセットする。しか
し、慣れると電線配列表19を見なくなったり、思い違
いによる間違いが発生しやすく、また、検査は目視で行
っているので、検査もれが起こりやすく、〔次工程〕で
の不良品発生の原因となる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題点
に鑑みてなされたもので、ワイヤハーネスの製造方法に
おいて、端子のコネクタハウジングへの挿着、プリハー
ネスの配索および電線クランプ竿への電線のセットの各
工程において、それぞれ誤配線、断線、端子圧着不良と
いった欠陥品の発生をなくし、以降の工程に影響を与え
ないワイヤハーネスの製造方法を提供することを課題と
する。
に鑑みてなされたもので、ワイヤハーネスの製造方法に
おいて、端子のコネクタハウジングへの挿着、プリハー
ネスの配索および電線クランプ竿への電線のセットの各
工程において、それぞれ誤配線、断線、端子圧着不良と
いった欠陥品の発生をなくし、以降の工程に影響を与え
ないワイヤハーネスの製造方法を提供することを課題と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
め、本発明のワイヤハーネスの製造方法は、請求項1に
記載のように、コネクタハウジングの端子収容室に端子
付電線の端末の端子を挿入する際に、各端子の挿入の都
度当該端子付電線の導通検査を行い、誤配線、断線、端
子の圧着不良の有無をチェックすることを特徴とする。
め、本発明のワイヤハーネスの製造方法は、請求項1に
記載のように、コネクタハウジングの端子収容室に端子
付電線の端末の端子を挿入する際に、各端子の挿入の都
度当該端子付電線の導通検査を行い、誤配線、断線、端
子の圧着不良の有無をチェックすることを特徴とする。
【0013】他の製造方法は、請求項2に記載のよう
に、複数の端子付電線の両端または片端の端子を対応す
るコネクタハウジングの端子収容室に挿着することによ
り、コネクタ単位でプリハーネスを形成し、形成した複
数のプリハーネスを布線台に設けた複数の係止ピンを利
用して二次元的に配索した後、これらのプリハーネスを
テープ巻き等により集束するワイヤハーネスの製造方法
において、前記各プリハーネスの配索の都度、両端のコ
ネクタの導通検査を行い、該プリハーネスの断線、端子
の圧着不良の有無をチェックすることを特徴とする。そ
して、コネクタハウジングの端子収容室に端子未挿着の
空室があれば、請求項3のように、その空き端子収容室
に端子を挿着し、この挿着の都度、導通検査を行って誤
配線、断線、端子の圧着不良の有無をチェックする。
に、複数の端子付電線の両端または片端の端子を対応す
るコネクタハウジングの端子収容室に挿着することによ
り、コネクタ単位でプリハーネスを形成し、形成した複
数のプリハーネスを布線台に設けた複数の係止ピンを利
用して二次元的に配索した後、これらのプリハーネスを
テープ巻き等により集束するワイヤハーネスの製造方法
において、前記各プリハーネスの配索の都度、両端のコ
ネクタの導通検査を行い、該プリハーネスの断線、端子
の圧着不良の有無をチェックすることを特徴とする。そ
して、コネクタハウジングの端子収容室に端子未挿着の
空室があれば、請求項3のように、その空き端子収容室
に端子を挿着し、この挿着の都度、導通検査を行って誤
配線、断線、端子の圧着不良の有無をチェックする。
【0014】さらに別の製造方法は、請求項4に記載の
ように、複数の電線クランプを並設した電線クランプ竿
を用いて、端子付電線を含む複数の電線の両端部または
片端部を所望の電線クリップに係止することにより、複
数本の電線をワイヤハーネス単位でセットするワイヤハ
ーネスの製造方法において、1本の電線または端子付電
線を係止する毎にその導通検査を行い、電線セットミス
(誤配線)、断線、端子の圧着不良の有無をチェックす
ることを特徴とする。
ように、複数の電線クランプを並設した電線クランプ竿
を用いて、端子付電線を含む複数の電線の両端部または
片端部を所望の電線クリップに係止することにより、複
数本の電線をワイヤハーネス単位でセットするワイヤハ
ーネスの製造方法において、1本の電線または端子付電
線を係止する毎にその導通検査を行い、電線セットミス
(誤配線)、断線、端子の圧着不良の有無をチェックす
ることを特徴とする。
【0015】
【作用】請求項1の発明によれば、電線端末の端子をコ
ネクタハウジングの端子収容室に挿着する毎に当該端子
付電線の導通検査を行うので、その段階で断線あるいは
端子圧着の良否がチェックされることになり、ケース嵌
め段階での不良品の発生がなく、完全なプリハーネスが
得られる。同様に、請求項2の発明によれば、プリハー
ネスの配索の都度導通検査の行うので、誤配線、断線や
端子の圧着不良のない高品質のサブアッセンブリが得ら
れる。
ネクタハウジングの端子収容室に挿着する毎に当該端子
付電線の導通検査を行うので、その段階で断線あるいは
端子圧着の良否がチェックされることになり、ケース嵌
め段階での不良品の発生がなく、完全なプリハーネスが
得られる。同様に、請求項2の発明によれば、プリハー
ネスの配索の都度導通検査の行うので、誤配線、断線や
端子の圧着不良のない高品質のサブアッセンブリが得ら
れる。
【0016】請求項4の発明によれば、端子付電線を電
線クリップに係止する毎に、その係止位置の良否、断線
や端子圧着の良否がチエッツクされるから、1セットの
ワイヤハーネスに必要な電線の過不足やジョイントのセ
ットミスなどのトラブル発生を未然に防止することがで
きる。
線クリップに係止する毎に、その係止位置の良否、断線
や端子圧着の良否がチエッツクされるから、1セットの
ワイヤハーネスに必要な電線の過不足やジョイントのセ
ットミスなどのトラブル発生を未然に防止することがで
きる。
【0017】
【実施例】図1は請求項1および請求項2による本発明
方法の実施例を示す作業工程の説明図、図2,図3はそ
れぞれ図1のサブアッセンブリと配索の説明図である。
なお、図1〜3および以下の図において、従来例と同一
の構成部材については同一の符号を用いて説明する。図
1において、〔前工程〕は従来例と同様であり、この工
程で作製した前記端子付電線2,2′やジョイント電線
4は、〔電線収納〕工程によりすべて電線供給棚17の
電線ホルダ18に収納、区分されている。
方法の実施例を示す作業工程の説明図、図2,図3はそ
れぞれ図1のサブアッセンブリと配索の説明図である。
なお、図1〜3および以下の図において、従来例と同一
の構成部材については同一の符号を用いて説明する。図
1において、〔前工程〕は従来例と同様であり、この工
程で作製した前記端子付電線2,2′やジョイント電線
4は、〔電線収納〕工程によりすべて電線供給棚17の
電線ホルダ18に収納、区分されている。
【0018】次に、〔サブアッセンブリ〕工程では、前
記電線ホルダ18群から所定の端子付電線2(または
2′)を所定の順序で、即ちその蓋18aが開いたもの
から取り出し、その端子11 ,12 をコネクタハウジン
グ21の端子収容室22に順番に挿着する(ケース嵌
め)。
記電線ホルダ18群から所定の端子付電線2(または
2′)を所定の順序で、即ちその蓋18aが開いたもの
から取り出し、その端子11 ,12 をコネクタハウジン
グ21の端子収容室22に順番に挿着する(ケース嵌
め)。
【0019】以上は従来の工程と同様であるが、本発明
ではケース嵌めに際して端子挿入の都度導通検査を行っ
て、断線や端子圧着の不良の有無をチェックする。即
ち、コネクタハウジング21はチェッカー23に予め接
続されたハウジング受け24に装着される。このチェッ
カー23は作業指示盤30に接続されており、端子付電
線2,2′等の取り出し順序、コネクタハウジング21
への挿入位置といった作業内容が表示されるようになっ
ている。
ではケース嵌めに際して端子挿入の都度導通検査を行っ
て、断線や端子圧着の不良の有無をチェックする。即
ち、コネクタハウジング21はチェッカー23に予め接
続されたハウジング受け24に装着される。このチェッ
カー23は作業指示盤30に接続されており、端子付電
線2,2′等の取り出し順序、コネクタハウジング21
への挿入位置といった作業内容が表示されるようになっ
ている。
【0020】ハウジング受け24は、図4(A)〜
(C)に示すように、コネクタハウジング21の外周の
係止部21aと係合する開閉可能なロック腕25と各端
子収容室22に対応する検査ピン26を備えている。そ
こで(B)のように、コネクタハウジング21をハウジ
ング受け24に装着し、予め係止部21aとロック腕2
5との係合によりロックした状態とし、(C)のように
端子付電線2の端子1を挿着すると、検査ピン26と接
触する。この接触により導通の良否が前記チェッカー2
3のディスプレイ23aに表示される。不良の場合に
は、断線または端子圧着状態を検査し、不良品を交換す
る。
(C)に示すように、コネクタハウジング21の外周の
係止部21aと係合する開閉可能なロック腕25と各端
子収容室22に対応する検査ピン26を備えている。そ
こで(B)のように、コネクタハウジング21をハウジ
ング受け24に装着し、予め係止部21aとロック腕2
5との係合によりロックした状態とし、(C)のように
端子付電線2の端子1を挿着すると、検査ピン26と接
触する。この接触により導通の良否が前記チェッカー2
3のディスプレイ23aに表示される。不良の場合に
は、断線または端子圧着状態を検査し、不良品を交換す
る。
【0021】図5は上記〔サブアッセンブリ〕の作業内
容を示すフローチャートである。前記作業指示盤30の
スイッチをオンしてスタートすると、ステップS1 で取
る電線を指示するから、指定の電線ホルダ18(図2参
照)から端子付電線2を1本取り出す。この電線取出し
により電線ホルダ18の蓋18aが閉じると、ステップ
S2 でその作業内容が指示される。ステップS3 でその
指示(例えばコネクタハウジング21における端子収容
室22の端子挿入位置の指示)に従って端子を挿入す
る。次のステップS4 で、前記チェッカー23により端
子の圧着不良や断線の有無を検出する導通検査が行われ
る。検査結果がOKであれば、ステップS5 で1本の端
子付電線2についての作業終了の表示がなされ、以下同
様の手順を繰り返し、全ての端子収容室22への端子挿
入を行い、終了(END)となる。
容を示すフローチャートである。前記作業指示盤30の
スイッチをオンしてスタートすると、ステップS1 で取
る電線を指示するから、指定の電線ホルダ18(図2参
照)から端子付電線2を1本取り出す。この電線取出し
により電線ホルダ18の蓋18aが閉じると、ステップ
S2 でその作業内容が指示される。ステップS3 でその
指示(例えばコネクタハウジング21における端子収容
室22の端子挿入位置の指示)に従って端子を挿入す
る。次のステップS4 で、前記チェッカー23により端
子の圧着不良や断線の有無を検出する導通検査が行われ
る。検査結果がOKであれば、ステップS5 で1本の端
子付電線2についての作業終了の表示がなされ、以下同
様の手順を繰り返し、全ての端子収容室22への端子挿
入を行い、終了(END)となる。
【0022】図2および図3に戻って説明すると、〔サ
ブアッセンブリ〕によりコネクタ単位に作製されたプリ
ハーネス51 ,52 …は〔配索)に移される。〔配索〕
では、従来例と同様に布線板6上の係止ピン7群により
複数のプリハーネス51 ,52 …の両端のコネクタ
C1 ,C2 …の相互間の導通検査を行う。即ち、端末の
各コネクタC1 ,C2 …は図2と同様にハウジング受け
24に装着される。各コネクタC1 ,C2 …の端子収容
室22が全て端子挿入済であれば、直ちに両端のコネク
タ間の導通検査を行う。また、端子収容室22に空きが
あれば、そこに端子を挿着した後、導通検査を行う。
ブアッセンブリ〕によりコネクタ単位に作製されたプリ
ハーネス51 ,52 …は〔配索)に移される。〔配索〕
では、従来例と同様に布線板6上の係止ピン7群により
複数のプリハーネス51 ,52 …の両端のコネクタ
C1 ,C2 …の相互間の導通検査を行う。即ち、端末の
各コネクタC1 ,C2 …は図2と同様にハウジング受け
24に装着される。各コネクタC1 ,C2 …の端子収容
室22が全て端子挿入済であれば、直ちに両端のコネク
タ間の導通検査を行う。また、端子収容室22に空きが
あれば、そこに端子を挿着した後、導通検査を行う。
【0023】図6は上記〔配索〕を示すフローチャート
である。図5の場合と同様に、作業指示盤30のスイッ
チオンでスタートすると、ステップS1 ′で配索すべき
プリハーネス、例えばプリハーネス51 が指示される。
ステップS2 ′では、その作業指示内容に従って、即ち
プリハーネス51 をどの係止ピン7に係止するか、両端
のコネクタC1 とC2 をどのハウジング受け24に装着
するか、空き端子収容室22にどの端子付電線2を挿着
するか、等の作業内容に従ってステップS3 ′の作業を
行う。次のステップS4 ′で、前記チェッカー23によ
るプリハーネス51 の導通検査を行い、断線または端子
圧着の不良の有無を調べる。検査結果がOKであれば、
ステップS5 ′でそのプリハーネス51 についての作業
終了の表示がなされ、以下同様にして残りのプリハーネ
ス5 2 …について配索を行う。
である。図5の場合と同様に、作業指示盤30のスイッ
チオンでスタートすると、ステップS1 ′で配索すべき
プリハーネス、例えばプリハーネス51 が指示される。
ステップS2 ′では、その作業指示内容に従って、即ち
プリハーネス51 をどの係止ピン7に係止するか、両端
のコネクタC1 とC2 をどのハウジング受け24に装着
するか、空き端子収容室22にどの端子付電線2を挿着
するか、等の作業内容に従ってステップS3 ′の作業を
行う。次のステップS4 ′で、前記チェッカー23によ
るプリハーネス51 の導通検査を行い、断線または端子
圧着の不良の有無を調べる。検査結果がOKであれば、
ステップS5 ′でそのプリハーネス51 についての作業
終了の表示がなされ、以下同様にして残りのプリハーネ
ス5 2 …について配索を行う。
【0024】全てのプリハーネス51 ,52 …の配索作
業が終了すると、ステップS6 ′で全プリハーネスの終
了表示がなされ、配索は終了(END)する。なお、ス
テップS6 ′に続いて別のワイヤハーネスの配索に入る
こともある。前記ステップS4 ′で検査結果がNGであ
れば、ステップS7 ′で警報がでるから、ステップ
S8 ′でその部分の手直しを行い、ステップS4 ′に従
って再度検査する。
業が終了すると、ステップS6 ′で全プリハーネスの終
了表示がなされ、配索は終了(END)する。なお、ス
テップS6 ′に続いて別のワイヤハーネスの配索に入る
こともある。前記ステップS4 ′で検査結果がNGであ
れば、ステップS7 ′で警報がでるから、ステップ
S8 ′でその部分の手直しを行い、ステップS4 ′に従
って再度検査する。
【0025】再び図1に戻って説明すると、〔サブアッ
センブリ〕および〔配索〕の各工程では、それぞれ端子
挿入、プリハーネスの配設の都度検査を行うから、不良
品の発生はない。そこで、〔外装品、仕上げ〕の後に導
通検査を行う必要はなく、そのまま外観検査にまわすこ
とができる。従って、従来例のように、不良品発生時の
手直し、外装品やテープの取外しといった煩わしい作業
は皆無となり、生産性の大巾な向上が期待される。
センブリ〕および〔配索〕の各工程では、それぞれ端子
挿入、プリハーネスの配設の都度検査を行うから、不良
品の発生はない。そこで、〔外装品、仕上げ〕の後に導
通検査を行う必要はなく、そのまま外観検査にまわすこ
とができる。従って、従来例のように、不良品発生時の
手直し、外装品やテープの取外しといった煩わしい作業
は皆無となり、生産性の大巾な向上が期待される。
【0026】図7は請求項4による本発明方法の実施例
を示す作業工程の説明図であり、前記電線クランプ竿を
使用する方法である。図7において、[前工程]と[電
線収納]は前述と同様であるが、[電線セット]工程に
おいて、ロット毎に切断、端子圧着された電線をセット
する際に、各端子付電線を係止すべき箇所(電線クリッ
プ)に確かに係止されたかどうかをその都度検査する。
すなわち、[次工程]の作業を間違いなく出来るように
準備することにより、ジョイント位置違い、ジョイント
本数違い、端子圧着時の端子違い等の不良品発生を未然
に防止する。
を示す作業工程の説明図であり、前記電線クランプ竿を
使用する方法である。図7において、[前工程]と[電
線収納]は前述と同様であるが、[電線セット]工程に
おいて、ロット毎に切断、端子圧着された電線をセット
する際に、各端子付電線を係止すべき箇所(電線クリッ
プ)に確かに係止されたかどうかをその都度検査する。
すなわち、[次工程]の作業を間違いなく出来るように
準備することにより、ジョイント位置違い、ジョイント
本数違い、端子圧着時の端子違い等の不良品発生を未然
に防止する。
【0027】図8は図7の作業工程の詳細説明図であ
る。ここで、[電線切断・圧着]と[電線中間皮剥き]
とは前述の[前工程]に対応するものである。なお、
[電線中間皮剥き]は前述のようにジョイント電線4
(図18参照)の作製のため、端子付電線の中間を皮剥
きすることを意味する。端子付電線および中間皮剥き電
線を[電線収納]工程で電線供給棚17(図2参照)に
収納する。[電線セット]工程では、前記電線ホルダ1
8群から所定の順序で端子付電線を取り出し、電線クラ
ンプ竿13の所定の電線クリップ15に係止する。そし
て、この係止の都度、導通検査をする。
る。ここで、[電線切断・圧着]と[電線中間皮剥き]
とは前述の[前工程]に対応するものである。なお、
[電線中間皮剥き]は前述のようにジョイント電線4
(図18参照)の作製のため、端子付電線の中間を皮剥
きすることを意味する。端子付電線および中間皮剥き電
線を[電線収納]工程で電線供給棚17(図2参照)に
収納する。[電線セット]工程では、前記電線ホルダ1
8群から所定の順序で端子付電線を取り出し、電線クラ
ンプ竿13の所定の電線クリップ15に係止する。そし
て、この係止の都度、導通検査をする。
【0028】本発明においては、図9(A)に示すよう
に、電線クランプ竿13の一側に各電線クリップ15に
対応して端子挾持用の電極27群が配置され、他側に電
線中間の皮剥き部分挾持用の電極28が配置され、各電
極27,28は検査装置29に接続されている。そこ
で、前記電線配列表19(図20参照)の表示に従っ
て、例えば片端子付電線21 ′の一端の端子1と他端の
皮剥き部分2aを電極272 と274 にセットすると、
検査装置29のディスプレイ(図示せず)にOKの表示
がなされる。同様に、両端子付電線21 の一端の端子1
と中間の皮剥き部分2a′を電極27 8 と電極28にセ
ットすればOKの表示がなされる。
に、電線クランプ竿13の一側に各電線クリップ15に
対応して端子挾持用の電極27群が配置され、他側に電
線中間の皮剥き部分挾持用の電極28が配置され、各電
極27,28は検査装置29に接続されている。そこ
で、前記電線配列表19(図20参照)の表示に従っ
て、例えば片端子付電線21 ′の一端の端子1と他端の
皮剥き部分2aを電極272 と274 にセットすると、
検査装置29のディスプレイ(図示せず)にOKの表示
がなされる。同様に、両端子付電線21 の一端の端子1
と中間の皮剥き部分2a′を電極27 8 と電極28にセ
ットすればOKの表示がなされる。
【0029】両電線21 ′,21 の皮剥き部分2a,2
a′は隣り合っているので、図9(B)のように、ジョ
イントすべき電線の所在,位置,ジョイント部位は一見
してわかる。そして、片端子付電線21 ′または両端子
付電極21 の電線クランプ竿13の係止位置または電極
27,28との接続位置に誤りがあれば、また、断線や
端子の圧着不良があれば、検査装置29にOKの表示が
なされず、または警報が発せられるので、不良品の発生
を未然に防止することができる。
a′は隣り合っているので、図9(B)のように、ジョ
イントすべき電線の所在,位置,ジョイント部位は一見
してわかる。そして、片端子付電線21 ′または両端子
付電極21 の電線クランプ竿13の係止位置または電極
27,28との接続位置に誤りがあれば、また、断線や
端子の圧着不良があれば、検査装置29にOKの表示が
なされず、または警報が発せられるので、不良品の発生
を未然に防止することができる。
【0030】[電線セット]工程の後、[ジョイント作
業]工程に入る。この工程では、図9(B)のように、
2つの電線21 ,21 ′からジョイント電線4′を作製
し、3つの端子1およびジョイント部分3を再び所定の
電極27,28にセットしてもう一度導通検査を行い不
良の有無を確認する。続いて、[ケース嵌め]工程にお
いて、電線クランプ竿13にセットされた端子付電線
2,2′群についてのケース嵌めを行う。この工程で
は、前記と同様に端子挿入の都度導通検査を行う。これ
により、不良品のないサブアッセンブリ品(プリハーネ
ス)が得られるから、図1と同様に以降の[配索]工程
に移すことができる。
業]工程に入る。この工程では、図9(B)のように、
2つの電線21 ,21 ′からジョイント電線4′を作製
し、3つの端子1およびジョイント部分3を再び所定の
電極27,28にセットしてもう一度導通検査を行い不
良の有無を確認する。続いて、[ケース嵌め]工程にお
いて、電線クランプ竿13にセットされた端子付電線
2,2′群についてのケース嵌めを行う。この工程で
は、前記と同様に端子挿入の都度導通検査を行う。これ
により、不良品のないサブアッセンブリ品(プリハーネ
ス)が得られるから、図1と同様に以降の[配索]工程
に移すことができる。
【0031】図10(A),(B)はジョイント電線と
被ジョイント電線の電極方向を示す説明図である。
(A)は、電極27と28が電線クランプ竿13を挾ん
で反対側にある場合である。これは、ジョイント電線2
1 ′の端子1が被ジョイント電線21 の両端の端子1,
1と反対側にある例を示す。(B)は被ジョイント電線
21 の中間皮剥き部分2a′に対する電極28′が電極
27と同じ側にある場合である。これは、ジョイント電
線21 ′の端子1が被ジョイント電線21 の一方の端子
1と同じ側にある例を示す。このように、電極28,2
8′の置き方で電極の方向が指示されるので、ジョイン
ト間違いを未然に防止できる。
被ジョイント電線の電極方向を示す説明図である。
(A)は、電極27と28が電線クランプ竿13を挾ん
で反対側にある場合である。これは、ジョイント電線2
1 ′の端子1が被ジョイント電線21 の両端の端子1,
1と反対側にある例を示す。(B)は被ジョイント電線
21 の中間皮剥き部分2a′に対する電極28′が電極
27と同じ側にある場合である。これは、ジョイント電
線21 ′の端子1が被ジョイント電線21 の一方の端子
1と同じ側にある例を示す。このように、電極28,2
8′の置き方で電極の方向が指示されるので、ジョイン
ト間違いを未然に防止できる。
【0032】図11は電線クランプ竿13を用いた図8
(図7)の工程と、竿なしの図1の工程を組み合わせた
工程を示す。これは、図12にも示すように、[電線セ
ット]と[ケース嵌め]とを併行して行うものであり、
1本の電線クランプ竿13でセットできない多数本の端
子付電線がある場合に有利である。
(図7)の工程と、竿なしの図1の工程を組み合わせた
工程を示す。これは、図12にも示すように、[電線セ
ット]と[ケース嵌め]とを併行して行うものであり、
1本の電線クランプ竿13でセットできない多数本の端
子付電線がある場合に有利である。
【0033】図13は図1の[サブアッセンブリ]また
は図8の[ケース嵌め]の工程で使用する端子挿入誘導
装置を示す。この端子挿入誘導装置31はハウジング受
部32とLED表示部33を組み合わせ、LED表示部
33にはコネクタハウジング21の端子収容室22の配
列に対応するLED34が設けられている。装置31を
ケース嵌め作業位置に設置して、端子1を挿入する端子
収容室221 のLED341 を点灯して順次挿入位置を
表示して作業を誘導する。
は図8の[ケース嵌め]の工程で使用する端子挿入誘導
装置を示す。この端子挿入誘導装置31はハウジング受
部32とLED表示部33を組み合わせ、LED表示部
33にはコネクタハウジング21の端子収容室22の配
列に対応するLED34が設けられている。装置31を
ケース嵌め作業位置に設置して、端子1を挿入する端子
収容室221 のLED341 を点灯して順次挿入位置を
表示して作業を誘導する。
【0034】しかし、上記のような装置31では、1)
LED34が点灯していない箇所でも挿入可能であり、
2)LED34の指示と実際の挿入位置の照合、確認を
必要とし、さらに3)作業者が慣れると装置を使用しな
くなる、という問題がある。挿入ミスが発生すると、検
査機能が付いている場合には、そこで発見されるが手直
し工数が必要になり、コネクタハウジングや端子に疵を
つける恐れがある。また、検査機能がついていないとき
は、不良品が次工程へ流出し、装置31を使用した意味
がなくなり、新しい作業者への教育または品番切換時の
初期確認用という価値しかなくなる。
LED34が点灯していない箇所でも挿入可能であり、
2)LED34の指示と実際の挿入位置の照合、確認を
必要とし、さらに3)作業者が慣れると装置を使用しな
くなる、という問題がある。挿入ミスが発生すると、検
査機能が付いている場合には、そこで発見されるが手直
し工数が必要になり、コネクタハウジングや端子に疵を
つける恐れがある。また、検査機能がついていないとき
は、不良品が次工程へ流出し、装置31を使用した意味
がなくなり、新しい作業者への教育または品番切換時の
初期確認用という価値しかなくなる。
【0035】図14(A),(B)は上記の問題点を解
決する方法を示す説明図である。即ち、端子挿入誘導板
35は左下隅に切欠部36を備えている。この誘導板3
5でコネクタハウジング21の端子収容室22の端子挿
入側である背面の開口部を覆い、端子1を挿入すべき箇
所に誘導板35の切欠部36を移動させ、端子挿入位置
を順次作業者に直接指示する。挿入順序は、例えば図1
5の矢線Pで示すように、下段左方⇒右方、上段左方⇒
右方のように誘導板35を一定方向移動させて、端子挿
入および順序を誘導する。
決する方法を示す説明図である。即ち、端子挿入誘導板
35は左下隅に切欠部36を備えている。この誘導板3
5でコネクタハウジング21の端子収容室22の端子挿
入側である背面の開口部を覆い、端子1を挿入すべき箇
所に誘導板35の切欠部36を移動させ、端子挿入位置
を順次作業者に直接指示する。挿入順序は、例えば図1
5の矢線Pで示すように、下段左方⇒右方、上段左方⇒
右方のように誘導板35を一定方向移動させて、端子挿
入および順序を誘導する。
【0036】図14,図15の方法によると、すでに端
子1が挿入された端子収容室22は電線2によって塞が
れ、他の箇所は誘導板35でフタがされ、端子誤挿入を
確実に防止できる。また、コネクタハウジング21は図
2,図4に示すように検査ピン26を備えたハウジング
受け24に予め装着しておくことにより、導通検査を行
うことができ、この検査でOKの信号がでたときに誘導
板35を次の位置に移動するように予めプログラミング
しておけばよい。
子1が挿入された端子収容室22は電線2によって塞が
れ、他の箇所は誘導板35でフタがされ、端子誤挿入を
確実に防止できる。また、コネクタハウジング21は図
2,図4に示すように検査ピン26を備えたハウジング
受け24に予め装着しておくことにより、導通検査を行
うことができ、この検査でOKの信号がでたときに誘導
板35を次の位置に移動するように予めプログラミング
しておけばよい。
【0037】このように、端子挿入誘導板35の使用に
より端子の挿入ミスがなくなるから、手直し工数を要せ
ず、作業者の確認、判定というメンタルな部分がなく、
確実に作業を進めることができ、疲労感も少なく、作業
性が向上する。
より端子の挿入ミスがなくなるから、手直し工数を要せ
ず、作業者の確認、判定というメンタルな部分がなく、
確実に作業を進めることができ、疲労感も少なく、作業
性が向上する。
【0038】図16は端子挿入誘導板35を備えた端子
誘導装置の正面図である。端子誘導装置37は、ガイド
レール38に対してヘッダー39をX軸方向に摺動可能
に取付けると共に、該ヘッダー39に誘導板35をシリ
ンダ40によりY軸方向に移動可能に取付けて成る。コ
ネクタハウジング21は図示しない基板上に固定したハ
ウジング受け24に着脱自在に装着される。
誘導装置の正面図である。端子誘導装置37は、ガイド
レール38に対してヘッダー39をX軸方向に摺動可能
に取付けると共に、該ヘッダー39に誘導板35をシリ
ンダ40によりY軸方向に移動可能に取付けて成る。コ
ネクタハウジング21は図示しない基板上に固定したハ
ウジング受け24に着脱自在に装着される。
【0039】端子誘導装置37によれば、端子挿入誘導
板35はX,Yの二軸制御によりコネクタハウジング2
1に対して的確に移動させ、端子挿入をすべき箇所を順
次指示、誘導することができる。
板35はX,Yの二軸制御によりコネクタハウジング2
1に対して的確に移動させ、端子挿入をすべき箇所を順
次指示、誘導することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よれば、ケース嵌めに際して端子挿着毎に導通検査を行
うので、断線の有無や端子圧着の良否がチェックされ、
ケース嵌め段階での不良品の発生がなく、完全なプリハ
ーネスが得られる。同様に、請求項2の発明によれば、
誤配線、断線や端子の圧着不良のない高品質のサブアッ
センブリが得られる。
よれば、ケース嵌めに際して端子挿着毎に導通検査を行
うので、断線の有無や端子圧着の良否がチェックされ、
ケース嵌め段階での不良品の発生がなく、完全なプリハ
ーネスが得られる。同様に、請求項2の発明によれば、
誤配線、断線や端子の圧着不良のない高品質のサブアッ
センブリが得られる。
【0041】請求項4の発明によれば、端子付電線を電
線クリップに係止する毎に、その係止位置の良否、断線
や端子圧着の良否がチエッツクされるから、1セットの
ワイヤハーネスに必要な電線の過不足やジョイントのセ
ットミスなどのトラブル発生を未然に防止することがで
きる。
線クリップに係止する毎に、その係止位置の良否、断線
や端子圧着の良否がチエッツクされるから、1セットの
ワイヤハーネスに必要な電線の過不足やジョイントのセ
ットミスなどのトラブル発生を未然に防止することがで
きる。
【図1】本発明の一実施例を示す作業工程の説明図であ
る。
る。
【図2】図1のサブアッセンブリの説明図である。
【図3】図1の配索の説明図である。
【図4】(A)〜(C)は、それぞれ端子挿入の際の導
通検査方法の説明図である。
通検査方法の説明図である。
【図5】図1の〔サブアッセンブリ〕の作業内容を示す
フローチャートである。
フローチャートである。
【図6】図1の〔配索〕の作業内容を示すフローチャー
トである。
トである。
【図7】本発明の他の実施例を示す作業工程の説明図で
ある。
ある。
【図8】図7の詳細説明図である。
【図9】(A)は図8の電線セットの説明図、(B)は
(A)のセット電線から作製されるジョイント電線の説
明図である。
(A)のセット電線から作製されるジョイント電線の説
明図である。
【図10】(A),(B)は、それぞれ図9(B)にお
けるジョイント電線と被ジョイント電線の電極方向を示
す説明図である。
けるジョイント電線と被ジョイント電線の電極方向を示
す説明図である。
【図11】本発明の他の実施例を示す作業工程の説明図
である。
である。
【図12】図11の〔電線セット〕と〔ケース嵌め〕の
説明図である。
説明図である。
【図13】端子挿入誘導装置の説明図である。
【図14】本発明に係る端子挿入誘導板を使用した端子
挿入方法の説明図である。
挿入方法の説明図である。
【図15】図14における端子挿入順序の説明図であ
る。
る。
【図16】図14の端子挿入誘導板を備えた端子誘導装
置の説明図である。
置の説明図である。
【図17】従来のワイヤハーネスの一般的形状を示す説
明図である。
明図である。
【図18】端子付電線およびジョイント電線の説明図で
ある。
ある。
【図19】従来のワイヤハーネスの〔配索〕の説明図で
ある。
ある。
【図20】従来の他のワイヤハーネスの製造方法の説明
図である。
図である。
W ワイヤハーネス 1,11 端子 2,2′ 端子付電線 51 ,52 プリハーネス 13 電線クランプ竿 15 電線クリップ 17 電線供給棚 21 コネクタハウジング 22 端子収容室 23, チェッカー 26 検査ピン 27,28 電極 29 検査装置 30 作業指示盤 35 端子挿入誘導板 36 切欠部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岩科 豪 静岡県榛原郡榛原町布引原206−1 矢崎 部品株式会社内
Claims (4)
- 【請求項1】 コネクタハウジングの端子収容室に端子
付電線の端末の端子を挿入する際に、各端子の挿入の都
度当該端子付電線の導通検査を行い、誤配線、断線、端
子の圧着不良の有無をチェックすることを特徴とするワ
イヤハーネスの製造方法。 - 【請求項2】 複数の端子付電線の両端または片端の端
子を対応するコネクタハウジングの端子収容室に挿着す
ることにより、コネクタ単位でプリハーネスを形成し、
形成した複数のプリハーネスを布線台に設けた複数の係
止ピンを利用して二次元的に配索した後、これらのプリ
ハーネスをテープ巻き等により集束するワイヤハーネス
の製造方法において、 前記各プリハーネスの配索の都度、両端のコネクタの導
通検査を行い、該プリハーネスの誤配線、断線、端子の
圧着不良の有無をチェックすることを特徴とするワイヤ
ハーネスの製造方法。 - 【請求項3】 前記プリハーネスの配索に際し、コネク
タハウジングの空き端子収容室に端子を挿着し、この挿
着の都度、導通検査を行って誤配線、断線、端子の圧着
不良の有無をチェックすることを特徴とする請求項2に
記載のワイヤハーネスの製造方法。 - 【請求項4】 複数の電線クリップを並設した電線クラ
ンプ竿を用いて、端子付電線を含む複数の電線の両端部
または片端部を所望の電線クリップに係止することによ
り、複数本の電線をワイヤハーネス単位でセットするワ
イヤハーネスの製造方法において、 1本の電線または端子付電線を係止する毎にその導通検
査を行い、誤配線、断線、端子の圧着不良の有無をチェ
ックすることを特徴とするワイヤハーネスの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6277712A JPH08138462A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6277712A JPH08138462A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08138462A true JPH08138462A (ja) | 1996-05-31 |
Family
ID=17587271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6277712A Withdrawn JPH08138462A (ja) | 1994-11-11 | 1994-11-11 | ワイヤハーネスの製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08138462A (ja) |
Cited By (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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