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JPH08138323A - 記録再生装置 - Google Patents

記録再生装置

Info

Publication number
JPH08138323A
JPH08138323A JP6276754A JP27675494A JPH08138323A JP H08138323 A JPH08138323 A JP H08138323A JP 6276754 A JP6276754 A JP 6276754A JP 27675494 A JP27675494 A JP 27675494A JP H08138323 A JPH08138323 A JP H08138323A
Authority
JP
Japan
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data
sector
recording
storage means
area
Prior art date
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Granted
Application number
JP6276754A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3254340B2 (ja
Inventor
Nobuyuki Horie
信幸 堀江
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP27675494A priority Critical patent/JP3254340B2/ja
Priority to DE19541861A priority patent/DE19541861B4/de
Priority to US08/556,387 priority patent/US5732050A/en
Publication of JPH08138323A publication Critical patent/JPH08138323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3254340B2 publication Critical patent/JP3254340B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B20/00Signal processing not specific to the method of recording or reproducing; Circuits therefor
    • G11B20/10Digital recording or reproducing
    • G11B20/18Error detection or correction; Testing, e.g. of drop-outs
    • G11B20/1883Methods for assignment of alternate areas for defective areas
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B25/00Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus
    • G11B25/04Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card
    • G11B25/043Apparatus characterised by the shape of record carrier employed but not specific to the method of recording or reproducing, e.g. dictating apparatus; Combinations of such apparatus using flat record carriers, e.g. disc, card using rotating discs
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B2220/00Record carriers by type
    • G11B2220/20Disc-shaped record carriers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 欠陥セクタの交替機能を設定された光ディス
ク1のリスト領域の欠陥リストを記憶するための欠陥リ
スト記憶部8dを設ける。光ディスク1の交替セクタの
データを記憶するための交替セクタ格納領域5bを設け
る。光ディスク1を装置本体12に装着したときに欠陥
リストと上記欠陥リストに示された交替セクタのデータ
とを欠陥リスト記憶部8dと交替セクタ格納領域5bと
に書き込む読出用制御部8aを設ける。 【効果】 欠陥セクタのデータが予め交替セクタ格納領
域5bに書き込まれているので、欠陥リストに基づいて
必要なときに上記データを読み出すことができ、交替セ
クタを走査する手間を省けてデータの転送速度の低下を
抑制できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ディスク状の記録媒体
のデータセクタ記録領域に欠陥セクタが検出されたとき
上記欠陥セクタの交替処理機能を有する記録再生装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、ハードディスク、光ディスク
等のディスク状の記録媒体としてのディスクを回転させ
て、上記ディスクにピックアップの走査によって情報を
記録・再生する記録再生装置が知られている。上記ディ
スクでは、データを所定のデータ量であるセクタ毎に所
定のフォーマットにて記録するためのデータセクタ記録
領域が設定されている。
【0003】記録再生装置では、上記データセクタ記録
領域に記録の際に欠陥セクタを検出した場合、その欠陥
セクタに代えて交替セクタに交替処理、つまり上記欠陥
セクタに記録されるデータを上記交替セクタに記録する
機能が設けられている。
【0004】交替先となる交替セクタは、通常のデータ
記録用のセクタが設定されたデータセクタ記録領域とは
異なる位置のトラックに予め交替セクタ記録領域として
ディスク上に設定されており、欠陥セクタが検出される
と、上記欠陥セクタのデータが交替セクタ記録領域の各
交替セクタに順次割り当てられて記録される。また、デ
ータセクタ記録領域のどのセクタが欠陥セクタとしてど
の交替セクタと交替したかは、欠陥リストとしてディス
クにおける上記両領域と別の位置のトラックに設定され
たリスト領域に記録される。
【0005】このように設定されたディスクの記録領域
に対して、データを記録する際にデータセクタ記録領域
に欠陥セクタが検出され、その欠陥セクタに記録される
予定であったデータが交替セクタ記録領域の交替セクタ
に記録されている場合において、そのようなデータを再
生する例について説明する。
【0006】上記ディスクでは、例えば図8に示すよう
に、データセクタ記録領域に各データトラックと、交替
セクタ記録領域に各交替トラックとが設定されており、
上記交替トラックに例えば交替セクタとして4つのセク
タP,Q,R,Sが登録されている。
【0007】そこで、例えば、ホストコンピュータ等の
外部からデータセクタ記録領域の1つのデータトラック
の5セクタA,B,C,D,Eの情報の転送を示す指示
が入力された場合に上記5セクタの中で3番目のセクタ
Cの情報が交替セクタPに交替されて記録されていたと
きの動作を説明すると、上記5つのセクタに記録された
データを再生する際、まず、上記セクタAを含むデータ
トラックに、ピックアップを位置決めした後、上記ピッ
クアップによってセクタA,Bの読み込みを実行させ
る。
【0008】次に、上記ピックアップを、セクタPを含
む交替トラックに移動させて位置決めした後、上記セク
タPをピックアップにより読み込む。続いて、上記ピッ
クアップを元のデータトラックに移動させて位置決めし
た後、データトラックにおける残りのセクタD,Eの読
み込みを上記ピックアップに実行させる。
【0009】このように順次読み込まれたデータは、図
9に示すように、バッファRAMに、再生系にて読み込
まれた順番にて書き込まれる。続いて、このように書き
込まれたデータは、その順番にてホストコンピュータに
転送される。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来で
は、もし、セクタCが交替されていない場合、セクタ
A,B,C,D,Eと順に読み出せばよいのであるが、
例えば上述したように、セクタCが、他のトラックのセ
クタPに交替している場合、図8に示すように、ピック
アップを、一旦、セクタPを含む交替トラックへの移動
させ、また、元のデータトラックへと移動させる処理が
必要となる。また、上記のようなピックアップの各トラ
ック間の移動による位置決め後も目的とするセクタに到
達するまで待機する回転待ちの時間も必要となる。
【0011】このため、上記従来の構成では、交替され
ていないときと比較すると、ディスクの各セクタからデ
ータを読み出す処理時間が大幅に長くなり、データの読
み出しが完了するまでの時間、すなわちディスクからの
データ転送時間が長くなるので、データ転送速度の制限
の厳しい動画等のデータの再生において、動画の画質の
劣化等の不都合を生じることがあるという問題を生じて
いる。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の記録再生
装置は、以上の課題を解決するために、ディスク状の記
録媒体のデータセクタ記録領域に欠陥セクタが検出され
たとき上記記録媒体に予め設定された交替セクタ記録領
域の交替セクタに上記欠陥セクタに記録するデータを代
わりに記録すると共に、欠陥セクタおよび上記欠陥セク
タに応じた交替セクタを示す欠陥リストを記録媒体のリ
スト領域に記録する記録再生装置において、データセク
タ記録領域のデータを記憶するための第1記憶手段と、
リスト領域の欠陥リストを記憶するための第2記憶手段
と、交替セクタのデータを上記交替セクタ毎に記憶する
ための第3記憶手段とが設けられ、上記第1記憶手段、
第2記憶手段および第3記憶手段を制御する制御手段
が、記録媒体のデータの転送指示に基づいてデータセク
タ記録領域のデータを記録媒体から記録再生手段の走査
によって再生して第1記憶手段に書き込み、順次、第1
記憶手段から上記データを読み出して転送すると共に、
記録媒体を装置本体に装着したときに、欠陥リストを再
生して第2記憶手段に、上記欠陥リストに示された交替
セクタのデータを再生して第3記憶手段に書き込むよう
に設けられていることを特徴としている。
【0013】請求項2記載の記録再生装置は、請求項1
記載の記録再生装置において、第3記憶手段は、第1記
憶手段内に設定されていることを特徴としている。
【0014】請求項3記載の記録再生装置は、請求項1
または2記載の記録再生装置において、制御手段は、第
2記憶手段に書き込まれた欠陥リストによって転送指示
に示されたデータの中に欠陥セクタのデータが含まれて
いるか否かを判別して、上記欠陥セクタのデータが含ま
れる場合、上記データを記録している交替セクタのデー
タを第3記憶手段から読み出して転送するように設けら
れていることを特徴としている。
【0015】
【作用】上記請求項1および3記載の構成によれば、欠
陥リストと上記欠陥リストに示された交替セクタのデー
タとを、記録媒体を装置本体に装着したときに第2およ
び第3記憶手段に制御手段によって予め書き込むので、
転送指示に示されたデータの中に欠陥セクタのデータが
含まれる場合、制御手段が上記転送指示に示されたデー
タが記録されたデータセクタ記録領域のセクタに欠陥セ
クタが含まれることを欠陥リストに基づいて検出でき
る。
【0016】これにより、上記構成では、上記制御手段
が、第1記憶手段および第3記憶手段から欠陥リストに
応じて欠陥セクタに応じた交替セクタのデータに相当す
るデータを第3記憶手段から読み出し、他のデータを第
1記憶手段からセクタ毎に読み出すことができる。
【0017】このことから、上記構成では、記録再生手
段を、欠陥セクタに相当するデータを再生する度にデー
タセクタ記録領域から交替セクタ領域に、また、交替セ
クタ領域からデータセクタ記録領域へ移動させる手間を
省いて、転送指示に示されたデータを順次転送すること
が可能となるから、記録媒体上に欠陥セクタが検出され
ている場合においても、上記データの転送速度の大幅な
低下を回避しながら、上記データを転送指示にしたがっ
て転送することができる。
【0018】上記請求項2記載の構成によれば、さら
に、第3記憶手段を、第1記憶手段内に設定したから、
記録媒体上に欠陥セクタが検出されている場合において
も、転送指示に示されたデータが書き込まれた第1記憶
手段および第3記憶手段からの上記データの読み出しの
速度の大幅な低下を回避できるので、上記場合において
も、データの転送速度の大幅な低下を回避しながら、上
記データを転送指示にしたがって転送することができ
る。
【0019】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図7に
基づいて説明すれば、以下の通りである。記録再生装置
としての光ディスクドライブ装置では、図1に示すよう
に、情報の書き換え可能な光磁気ディスク等の光ディス
ク(記録媒体)1を回転駆動し、光ディスク1のトラッ
クに記録用の情報としてのデータ信号をレーザ光等を照
射して走査することによって記録し、また、上記トラッ
クにレーザ光等を照射して走査することによって光ディ
スク1から光ディスク1に記録されたデータ信号を再生
するための光学系・メカニズム(記録再生手段)2が設
けられている。
【0020】光ディスク1への記録用のデータ信号を記
録する方法としては、光ディスク1に対して上記データ
信号に応じて変調されたレーザ光を照射することや、レ
ーザ光の照射による温度上昇部位および上記信号に基づ
いて変調された外部磁界を上記温度上昇部位に生成して
記録する光磁気的方法を挙げることができる。
【0021】また、光ディスク1に記録されたデータ信
号を上記光ディスク1から再生する方法としては、光学
系・メカニズム2からレーザ光を記録部位のトラックに
照射して、その反射光の変化、例えばカー回転角の変化
により上記トラックからデータ信号を読み出す方法を挙
げることができる。
【0022】上記トラックは、光ディスク1の回転軸に
対して同軸の螺旋状に、例えば 1.6μmピッチにて形成
された溝であって、記録用のデータ信号を記録しておく
ための記録層として垂直磁化膜等の光磁気記録媒体を有
しており、また、トラックの絶対アドレスや、トラック
の1周毎に設定されるトラック番号が内周側から外周側
に向かって設定されている。なお、上記溝の形状として
は、同心円状とすることも可能である。
【0023】上記絶対アドレスは、上記トラックの所定
位置、例えば、最初に走査される最内周のトラックの走
査開始点からの各トラックの絶対位置を、光学系・メカ
ニズム2からのレーザ光をトラックに照射することによ
る再生によって検出するためのものである。
【0024】また、上記トラックには、データ信号が光
ディスク1の回転方向に沿って所定のバイト量、例えば
1024Bの記録単位毎としてのセクタ毎に記録されるよう
になっている。なお、上記セクタのフォーマットとして
は、走査される順番に、アドレス部、フラグ部、データ
部、バッファとからなるフォーマットを挙げることがで
きる。アドレス部には、セクタ番号、セクタID、トラ
ック番号等が記録され、フラグ部には、そのセクタのデ
ータ部に既にデータ信号が記録されているか否かを示す
信号等が記録される。
【0025】光ディスク1には、図2に示すように、デ
ータに相当する記録用のデータ信号が記録される各トラ
ックとなるデータセクタ記録領域1aと、上記データセ
クタ記録領域1aのトラックのセクタにおいて欠陥を有
する欠陥セクタが検出された場合、その欠陥セクタに記
録されるべきデータ信号を代わりに記録するための交替
セクタを有する交替セクタ記録領域1bと、欠陥セクタ
の絶対アドレスやセクタ番号、上記欠陥セクタに対応し
た交替セクタの絶対アドレスやセクタ番号、および欠陥
セクタと交替セクタの対応関係を欠陥リストとしてそれ
ぞれ記録しておくリスト領域1cとが設けられている。
【0026】なお、光ディスク1では、リスト領域1c
が、光ディスク1の最内周と最外周とに同一のものとが
それぞれ設定され、最内周のリスト領域1cの外側にデ
ータセクタ記録領域1aが設定され、上記データセクタ
記録領域1aと最外周のリスト領域1cとの間に交替セ
クタ記録領域1bが設定されている。
【0027】このように各リスト領域1cが最内外周に
それぞれ設定されているため、事故等の何らかの事情に
より最内周側のリスト領域1cが再生できない場合、最
外周側のリスト領域1cを再生できるから、リスト領域
1cの情報である欠陥リストの安全性や信頼性を確保す
ることが可能となる。
【0028】また、記録再生装置では、図1に示すよう
に、ドライブ制御部3、データ変復調制御部4、バッフ
ァRAM(Random Access Memory)5、バッファRAM
制御部6、SCSI制御部7および制御部(制御手段)
8が設けられている。
【0029】ドライブ制御部3は、光学系・メカニズム
2からのデータ信号に基づいて前記絶対アドレスを検出
して上記光学系・メカニズム2の光学系およびメカニズ
ムに対するサーボ制御やメカニズム制御を実行するもの
である。
【0030】変復調制御部4は、入力されたデータを光
ディスク1に記録するのに適した記録用フォーマットの
データ信号に、(2,7) ビットポジション方式や4/15ディ
ファレンシャル検出方式等によって変調したり、光ディ
スク1から光学系・メカニズム2によって再生されたデ
ータ信号をデータに復調するためのものである。
【0031】なお、上記データ変復調制御部4では、上
記データに対して、上記データが記録されている光ディ
スク1のセクタ番号を、光ディスク1のセクタに対応す
るデータ量毎にそれぞれ付与して出力するようになって
いる。
【0032】バッファRAM5は、外部から送られてき
たデータや、データを外部に送り出すときに上記データ
を一時的に書き込んでおくためのものであり、データセ
クタ格納領域(第1記憶手段)5aと、交替セクタ格納
領域(第3記憶手段)5bとを別々に有している。
【0033】このようなバッファRAM5を設けること
により、データ変復調制御部4においてデータ信号にRe
ed-Solomon Long Distance Code や、Reed-Solomon Pro
ductCode 等の訂正信号や、セクタ番号等の信号を付与
することができて、前述したような記録に適した記録用
フォーマットに変換できるようになっている。
【0034】バッファRAM制御部6は、上記バッファ
RAM5を制御するものであり、書き込まれているデー
タを、例えばセクタ番号にて検索して読み出すときに上
記セクタ番号に基づいたメモリアドレスが入力される
と、上記データをメモリアドレスに基づいてセクタ毎に
それぞれ読み出すことができるようになっている。
【0035】SCSI制御部7は、外部機器であるホス
トコンピュータ11との通信のためのインタフェースで
あるSCSI(Small Computer System Interface)フォ
ーマットにデータを変換すると共に、ホストコンピュー
タ11からのSCSI規格の信号をデータに変換するた
めのものである。
【0036】そして、制御部8は、光ディスク1からデ
ータ信号を再生し、上記データ信号からデータを作成し
て外部のホストコンピュータ11に転送するために上記
各制御部3・4・6・7を全体的に制御するものであ
り、上記制御部8と各制御部3・4・6・7とを接続す
るために共通バスライン9に接続されている。
【0037】また、SCSI制御部7とホストコンピュ
ータ11とはSCSIバスライン10によって接続され
ている。なお、光ディスク1は、上記各部材を内蔵する
装置本体12に対して着脱自在となっている。
【0038】このような記録再生装置は、光ディスク1
のデータセクタ記録領域1aのセクタにおいて欠陥セク
タが検出されると、上記欠陥セクタに記録されるべきデ
ータを、光ディスク1における交替セクタ記録領域1b
のセクタに記録する交替処理の機能を有している。
【0039】上記交替処理では、データ信号をデータセ
クタ記録領域1aにセクタ毎に記録したときに、上記デ
ータ信号をセクタに記録した後、すぐに上記セクタから
データ信号を再生して、上記データ信号が正しく再生で
きたか否かを判定し、正しいときは上記セクタを正常な
ものと判定し、正しくないときは上記セクタを欠陥セク
タとして認識し、上記データ信号を交替セクタ記録領域
1bの交替セクタに記録するようになっている。
【0040】上記実施例の構成では、このような交替処
理が実行されたとき、欠陥セクタのセクタ番号や絶対ア
ドレスを各リスト領域1cにそれぞれ記録すると共に、
上記欠陥セクタに記録されるべきデータ信号が記録され
た交替セクタのセクタ番号および絶対アドレスを上記欠
陥セクタに対応させて各リスト領域1cにそれぞれ記録
するようになっている。
【0041】なお、欠陥セクタの判定基準としては、次
の3つの基準が用いられる。まず、1番目としては、デ
ータセクタ記録領域1aのセクタにデータ信号を記録し
た後すぐに上記セクタからデータ信号を再生したときに
上記データ信号においてエラー訂正しきれない場合、2
番目としては、データ信号の再生条件を悪化させる、つ
まり少し光学系・メカニズム2におけるレーザ光のフォ
ーカスのピントをずらしたり、再生用のレーザ光のパワ
ーを下げたりしてデータ信号の再生を若干不安定にした
ときにデータ誤りが生じた場合、3番目としては、誤り
検出語数をカウントし、上記誤り検出語数が設定された
数より多い場合や、データ信号内のRESYNC信号を検出で
きた数が設定された数より多い場合を挙げることができ
る。
【0042】そして、前記制御部8では、読出用制御部
8a、コマンド処理部8b、アドレス演算部8c、欠陥
リスト記憶部(第2記憶手段)8d、セクタID検出部
8eおよびカウンタ8fとが設定されている。
【0043】読出用制御部8aは、光ディスク1からデ
ータを読み出して転送するために前記各制御部3・4・
6・7を全体的に制御するためのマイクロコンピュータ
であって、共通バスライン9に接続されているものであ
る。
【0044】コマンド処理部8bは、上記読出用制御部
8aからの信号に基づいてホストコンピュータ11から
の転送指示等のコマンドを処理、上記コマンドに示され
た読み出すべきデータのセクタの論理番地を、欠陥リス
ト記憶部8dに基づいて光ディスク1における実際のセ
クタ番号に変換すると共に、上記セクタの総数を算出す
るものである。
【0045】アドレス演算部8cは、バッファRAM5
から読み出すべきデータの各セクタ番号に応じてバッフ
ァRAM5におけるメモリのアドレスを欠陥リスト記憶
部8dに基づいてそれぞれ算出して、上記アドレスを読
出用制御部8aを介してバッファRAM制御部6に出力
するものである。
【0046】欠陥リスト記憶部8dは、光ディスク1を
装置本体12に装着したときに読出用制御部8aによっ
て光ディスク1のリスト領域1cから読み出された前述
の欠陥リストを記憶しておき、読出用制御部8aからの
信号に基づいて上記欠陥リストにおける必要な情報を読
出用制御部8aに出力するキャシュメモリである。
【0047】さらに、欠陥リスト記憶部8dは、光ディ
スク1から再生されたデータをバッファRAM5に一旦
記憶するときに上記データのセクタ番号とそれに対応す
るバッファRAM5のメモリアドレスを記憶するように
なっている。
【0048】セクタID検出部8eは、バッファRAM
5から読み出されたデータから、そのデータのヘッド部
に付与されたセクタ番号やセクタIDを検出するもので
ある。このようなセクタID検出部8eを設けたことに
より、バッファRAM5からセクタ毎に順次読み出され
ているデータの次に読み出されるべきデータのセクタ番
号やセクタIDを認識できて、次のデータが交替セクタ
格納領域5bに書き込まれている場合、上記データの読
み出しを迅速化できるものとなっている。
【0049】カウンタ8fは、読出用制御部8aからの
信号に基づいて、バッファRAM5から読み出されるデ
ータをセクタ毎にカウントして、初期値から順次インク
リメントされたカウント数を読出用制御部8aに出力す
るものである。よって、上記読出用制御部8aでは、上
記カウント数と読み出されるべきデータのセクタ総数と
等しいか否かを判断して、データの転送処理が完了した
か否かが判断されるようになっている。
【0050】次に、上記構成において、ホストコンピュ
ータ11からの転送指示のコマンドにしたがって光ディ
スク1から再生されたデータにおいて、欠陥セクタのデ
ータが含まれていない場合、上記コマンドによって上記
データをホストコンピュータ11に転送するときの動作
について説明する。
【0051】光ディスク1から光学系・メカニズム2に
よってセクタ毎に再生されたデータ信号は、ドライブ制
御部3に入力されてサーボ制御やメカニズム制御に用い
られると共に、データ変復調制御部4に入力されてデー
タに復調され、そのデータは、そのデータのセクタ番号
と共に制御部8およびバッファRAM制御部6によって
バッファRAM5のデータセクタ格納領域5aに一時的
に書き込まれる。
【0052】続いて、バッファRAM5に書き込まれた
データは、制御部8およびバッファRAM制御部6によ
って順次読み出されて、上記バッファRAM制御部6に
て不要となったセクタIDやセクタ番号等の制御用信号
を削除され、連続したデータとしてSCSI制御部7に
入力される。上記データはSCSI制御部7において所
定のSCSIフォーマットに変換されて、SCSIバス
ライン10を介してホストコンピュータ11に転送され
る。これら一連の制御は制御部8によって実行される。
【0053】次に、上記構成において光ディスク1のデ
ータセクタ記録領域1aに欠陥セクタが検出されて、上
記欠陥セクタに記録すべきデータ信号が光ディスク1の
交替セクタに記録され、上記欠陥セクタおよび交替セク
タを示す欠陥リストがリスト領域1cに記録されている
場合に光ディスク1を装置本体12に装着した時におけ
る制御部8の処理を図3に基づいて説明する。
【0054】まず、電源がONとなったとき(ステップ
1、以下、ステップをSと略す)、光ディスク1が装置
本体12に装着されたか否かを光学系・メカニズム2か
らのサーボ制御用の信号の有無等によって判断し(S
2)、否のときにはS2に戻り、待機状態となる一方、
光ディスク1が装着されたと判断されると、光ディスク
1を回転駆動し、光ディスク1のリスト領域1cを光学
系・メカニズム2にて走査して、上記リスト領域1cの
欠陥リストを再生して欠陥リスト記憶部8dに書き込む
(S3)。
【0055】続いて、上記光ディスク1における交替セ
クタ記録領域1bについて、光学系・メカニズム2によ
って上記欠陥リストに基づいて交替セクタ記録領域1b
の交替セクタを走査・再生して、上記交替セクタからの
信号から復調されたデータがバッファRAM5に書き込
まれる。
【0056】すなわち、図4(a)に示すように、バッ
ファRAM5の交替セクタ格納領域5bに、欠陥リスト
に基づいた、例えばセクタP,Q,R,Sのデータが書
き込まれ、また、図示しないが、欠陥セクタのセクタ番
号と上記欠陥セクタに対応する各セクタP,Q,R,S
の対応関係が欠陥リスト記憶部8dに書き込まれる(S
4)。
【0057】次に、上記S4の交替セクタの読み込みが
完了すると、図3に示すように、ホストコンピュータ1
1から光ディスク1のデータの転送指示のコマンドが入
力されたか否かを判断し(S5)、入力されていないと
きはS5に戻り待機状態となり、入力されると、次のス
テップに移行する。
【0058】続いて、このように欠陥セクタのデータ
が、光ディスク1の装着時に予めバッファRAM5の交
替セクタ格納領域5bに書き込まれている場合に、例え
ば、ホストコンピュータ11から、光ディスク1のデー
タセクタ記録領域1aの5セクタ分のデータの読み出し
転送を指示するコマンドが入力され、上記5セクタ中の
3番目のセクタが欠陥セクタであるときの各処理の動作
について説明する。このようなとき、上記の3番目のセ
クタのデータは、例えば、バッファRAM5の交替セク
タ格納領域5bのセクタPに書き込まれているものとす
る。
【0059】まず、このような処理の各動作の説明を判
り易くするために、上記各動作を図5と図6との2つの
フローチャートに分けて説明する。図5は、読み込み処
理における光ディスク1側、つまり再生されたデータを
バッファRAM5に記憶するための処理を示すフローチ
ャートであり、図6は、読み込み処理におけるホストコ
ンピュータ11側、つまりバッファRAM5のデータを
ホストコンピュータ11に転送するための処理を示すフ
ローチャートである。
【0060】例えば、ホストコンピュータ11からは光
ディスク1の所定の5セクタ分のデータの読み込みを指
示するコマンドが入力された場合、図5に示すように、
上記コマンドを制御部8のコマンド処理部8bにて読み
込むことによって、フローチャート中では値Nとして示
されるカウンタ8fのセクタ総数は5に設定される(S
6)。
【0061】続いて、制御部8では、カウンタ8fにお
ける変数xを初期化、例えば、1に設定する(S7)。
その後、欠陥リスト記憶部8dに予め記憶されている欠
陥リストのセクタ番号と比較して、光ディスク1上のセ
クタ(x)が交替されているか否かを判別する(S
8)。
【0062】上記セクタ(x)が交替されていなかった
場合、上記セクタ(x)のデータを光ディスク1から再
生して、バッファRAM5に記憶する(S9)。また上
記セクタ(x)が交替されている場合、そのセクタ
(x)を光ディスク1から再生することを停止、つまり
光ディスク1の上記セクタ(x)の再生をスキップして
次のステップに移行する。
【0063】続いて、上記のxの数が、Nの値と等しい
か否か、つまり指示された数のセクタに対応するデータ
の再生が終了したか否かについて判断する(S10)。
等しくない場合には、データの再生が未了と判断してカ
ウンタ8fにおける変数xをインクリメントし(S1
1)、上記のS8に移行し、等しい場合には、再生処理
が終了と判断して、次のステップに移行する。
【0064】このように、ホストコンピュータ11から
のコマンドによって転送が指示されたデータの中で、欠
陥セクタのデータを除く他の4つのセクタのデータを順
次再生し、データセクタ格納領域5aに書き込む。つま
り、上記データセクタ格納領域5aにおけるデータの書
き込み状況は、図4(b)に示すように、すなわち、光
ディスク1上のセクタA,B,D,Eのデータは、順次
再生されてバッファRAM5のデータセクタ格納領域5
aに書き込まれている。
【0065】このようなバッファRAM5を用いたこと
により、データセクタ格納領域5aと交替セクタ格納領
域5bとが個々に設定されており、アドレス管理によっ
て上記各領域がそれぞれ設定されているため、新たなバ
ッファRAMを設定することを回避できる。
【0066】次に、上記のようにバッファRAM5のデ
ータセクタ格納領域5aおよび交替セクタ格納領域5b
にそれぞれセクタ毎に書き込まれたデータをホストコン
ピュータ11に転送する際の各動作について、図6に基
づいて説明する。なお、図6中のNの値は、任意の整数
であるが、本実施例では、例えば上述と同様に5に設定
される。
【0067】まず、カウンタ8fにおける変数xを初期
化、例えば、1に設定する(S12)。続いて、欠陥リ
スト記憶部8dに予め記憶されている欠陥リストと比較
して、上記セクタ(x)が、バッファRAM5のデータ
セクタ格納領域5aに書き込まれているか否かを判断す
る(S13)。
【0068】もし、上記セクタ(x)がデータセクタ格
納領域5aに書き込まれている場合、上記セクタ(x)
に対応するデータセクタ格納領域5aでのメモリアドレ
スの演算を欠陥リスト記憶部8dの欠陥リストに基づい
て実行する(S14)。
【0069】もし、上記セクタ(x)が、データセクタ
格納領域5aに書き込まれていない場合、上記セクタ
(x)のデータがバッファRAM5の交替セクタ格納領
域5bに書き込まれているので、上記セクタ(x)のデ
ータに対応する交替セクタ格納領域5bでのメモリアド
レスの演算を欠陥リスト記憶部8dの欠陥リストに基づ
いて実行する(S15)。
【0070】続いて、上記S14およびS15で順次演
算されたアドレスから1セクタ毎のデータをデータセク
タ格納領域5aおよび交替セクタ格納領域5bから、そ
れらのアドレスにしたがって順次読み出し、バッファR
AM制御部6にて不要な制御用信号を削除して、ホスト
コンピュータ11にSCSI制御部7を介して転送する
(S16)。
【0071】その後、変数(x)がNの値と等しいか否
かを判断し(S17)、等しくない場合には、変数xを
インクリメントした後(S18)、上記のS13に移行
してS13からS17の処理を繰り返し、等しい場合に
は、転送処理が終了する。
【0072】このようなデータ転送の動作では、図4
(b)および図7に示すように、再生系からはセクタ
A,B,D,Eのデータがデータセクタ格納領域5aに
書き込まれる一方、セクタCのデータが交替セクタ格納
領域5bにセクタPとして予め書き込まれている。
【0073】一方、ホストコンピュータ11側からで
は、セクタA,BのデータがバッファRAM5のデータ
セクタ格納領域5aから送出され、次に、セクタB,D
の間のセクタCのデータに相当するセクタPのデータが
バッファRAM5の交替セクタ格納領域5bから送出さ
れ、続いて、セクタD,EのデータがバッファRAM5
のデータセクタ格納領域5aから送出される。
【0074】ところで、従来では、光ディスク1におけ
るデータセクタ記録領域と交替セクタ記録領域とに対し
てピックアップを物理的に移動して走査し、データを再
生していたため、欠陥セクタが検出された光ディスク1
からデータを読み出すときに手間や時間が必要となって
いた。
【0075】このため、コンパクトディスクやレーザー
ディスクにおける動画データの再生のように、再生され
たデータの遅延に余裕がない、すなわちデータ転送速度
の制限が厳しい場合において、上記動画の画質が欠陥セ
クタの存在によって劣化することがあった。
【0076】しかしながら、上記実施例の構成では、光
ディスク1の欠陥セクタのデータを、光ディスク1の装
着したときに上記交替セクタ格納領域5bに予め書き込
むから、光ディスク1上に欠陥セクタが検出されても、
上記欠陥セクタが存在しない場合と同様の外部へのデー
タの転送速度を確保できる。このことから、上記データ
の転送の遅延を回避できて、例えばコンパクトディスク
やレーザーディスクにおける動画再生における動画の画
質の劣化を防止できる。
【0077】また、上記実施例の構成では、バッファR
AM5を新たに追加しなくとも、バッファRAM5内の
格納領域を分割管理することにより、上記バッファRA
M5にデータセクタ格納領域5aと交替セクタ格納領域
5bとを設定できるので、データ転送の遅延を回避しな
がら、装置本体12の大型化や複雑化を抑制できるもの
となっている。
【0078】
【発明の効果】本発明の請求項1および3記載の記録再
生装置は、以上のように、ディスク状の記録媒体のデー
タセクタ記録領域のデータを記憶するための第1記憶手
段と、リスト領域の欠陥リストを記憶するための第2記
憶手段と、交替セクタのデータを上記交替セクタ毎に記
憶するための第3記憶手段とが設けられ、上記第1記憶
手段、第2記憶手段および第3記憶手段を制御する制御
手段が、記録媒体のデータの転送指示に基づいてデータ
セクタ記録領域のデータを記録媒体から記録再生手段の
走査によって再生して第1記憶手段に書き込み、順次、
第1記憶手段から上記データを読み出して転送すると共
に、記録媒体を装置本体に装着したときに、欠陥リスト
を再生して第2記憶手段に、上記欠陥リストに示された
交替セクタのデータを再生して第3記憶手段に書き込む
ように設けられている構成である。
【0079】それゆえ、上記構成は、交替セクタのデー
タを予め第3記憶手段に書き込んでおくので、記録再生
手段を、欠陥セクタに相当するデータを再生する度にデ
ータセクタ記録領域から交替セクタ記録領域に、また、
交替セクタ記録領域からデータセクタ記録領域へ移動さ
せる手間を省いて、転送指示に示されたデータとしての
第1記憶手段のデータと第3記憶手段のデータとを、第
2記憶手段の欠陥リストに基づいて、順次転送すること
が可能となる。
【0080】この結果、上記構成は、記録媒体上に欠陥
セクタが検出されている場合においても、上記データの
転送速度の大幅な低下を回避しながら、上記データを転
送指示にしたがって転送できるようになっているので、
データの転送速度の制限の厳しい動画等のデータの再生
において、画質の劣化等の不都合を生じることを防止で
きて、上記動画等のデータの記録・再生に好適に用いる
ことができるという効果を奏する。
【0081】本発明の請求項2記載の記録再生装置は、
さらに、第3記憶手段は、第1記憶手段内に設定されて
いる構成である。
【0082】それゆえ、上記構成は、第3記憶手段を第
1記憶手段内に設定したから、記録媒体上に欠陥セクタ
が検出されている場合においても、転送指示に示された
データが書き込まれた第1記憶手段および第3記憶手段
からの上記データの読み出しの速度の大幅な低下を回避
できるようになっている。
【0083】この結果、上記構成は、上記の場合におい
ても、データの転送速度の大幅な低下を回避しながら、
上記データを転送指示にしたがって転送することができ
て、データの転送速度の制限の厳しい動画等のデータの
記録・再生にさらに好適に用いることができるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の記録再生装置の要部ブロック図であ
る。
【図2】上記記録再生装置に用いられる光ディスクの記
録領域の説明図である。
【図3】上記記録再生装置における光ディスクの装着時
の動作を示すフローチャートである。
【図4】上記記録再生装置のバッファRAMの各データ
の書き込み状況を示す説明図であって、(a)は光ディ
スクの装着した後のデータの書き込み状況、(b)はデ
ータの転送指示が入力された後のデータの書き込み状況
を示す。
【図5】上記記録再生装置におけるデータの転送指示が
入力されたときの光ディスクからのデータの読み込みの
動作を示すフローチャートである。
【図6】上記記録再生装置におけるデータの転送指示が
入力されたときのバッファRAMからのデータの転送の
動作を示すフローチャートである。
【図7】上記記録再生装置におけるデータの転送の概観
を示す説明図である。
【図8】従来の記録再生装置における光ディスクからの
データの転送を示す説明図である。
【図9】上記記録再生装置におけるデータの転送の概観
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 光ディスク(記録媒体) 2 光学系・メカニズム(記録再生手段) 5a データセクタ格納領域(第1記憶手段) 5b 交替セクタ格納領域(第3記憶手段) 8a 読出用制御部(制御手段) 8d 欠陥リスト記憶部(第2記憶手段) 12 装置本体

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスク状の記録媒体のデータセクタ記録
    領域に欠陥セクタが検出されたとき上記記録媒体に予め
    設定された交替セクタ記録領域の交替セクタに上記欠陥
    セクタに記録するデータを代わりに記録すると共に、欠
    陥セクタおよび上記欠陥セクタに応じた交替セクタを示
    す欠陥リストを記録媒体のリスト領域に記録する記録再
    生装置において、 データセクタ記録領域のデータを記憶するための第1記
    憶手段と、リスト領域の欠陥リストを記憶するための第
    2記憶手段と、交替セクタのデータを上記交替セクタ毎
    に記憶するための第3記憶手段とが設けられ、 上記第1記憶手段、第2記憶手段および第3記憶手段を
    制御する制御手段が、記録媒体のデータの転送指示に基
    づいてデータセクタ記録領域のデータを記録媒体から記
    録再生手段の走査によって再生して第1記憶手段に書き
    込み、順次、第1記憶手段から上記データを読み出して
    転送すると共に、記録媒体を装置本体に装着したとき
    に、欠陥リストを再生して第2記憶手段に、上記欠陥リ
    ストに示された交替セクタのデータを再生して第3記憶
    手段に書き込むように設けられていることを特徴とする
    記録再生装置。
  2. 【請求項2】第3記憶手段は、第1記憶手段内に設定さ
    れていることを特徴とする請求項1記載の記録再生装
    置。
  3. 【請求項3】制御手段は、第2記憶手段に書き込まれた
    欠陥リストによって転送指示に示されたデータの中に欠
    陥セクタのデータが含まれているか否かを判別して、上
    記欠陥セクタのデータが含まれる場合、上記データを記
    録している交替セクタのデータを第3記憶手段から読み
    出して転送するように設けられていることを特徴とする
    請求項1または2記載の記録再生装置。
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