JPH08137346A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JPH08137346A JPH08137346A JP6274962A JP27496294A JPH08137346A JP H08137346 A JPH08137346 A JP H08137346A JP 6274962 A JP6274962 A JP 6274962A JP 27496294 A JP27496294 A JP 27496294A JP H08137346 A JPH08137346 A JP H08137346A
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- Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
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Abstract
に停止し、作業者の安全を確保する。 【構成】 装置本体のドアが開いた時に開く常閉のドア
スイッチ6が、LD(半導体レーザ)5aの電源回路V
ccd をエンジンドライバ40の電源Vcc(DC5V)か
ら遮断すると、その電圧と閾値電圧(4,5V)と比較
して常時モニタするコンパレータ(電圧検出器)8の出
力がローになり、ゲート(ゲート手段)1が閉じてビデ
オ信号を遮断する。従って、サージ保護用のダイオード
D2を介してビデオ信号が電源回路Vccd に回り込んで
コンデンサC1を充電し、その電圧がゼロにならないた
めにLD5aの発光が持続するというトラブルが確実に
防止される。
Description
等の半導体レーザを使用し、内部点検用のドアを開いた
時は半導体レーザの光出力をオフにする手段を備えた画
像形成装置に関する。
リンタ」という)のように、画像データに応じて光量制
御される半導体レーザの出力光を走査して感光体上に形
成した静電潜像を、現像によって可視のトナー像に変換
した後、そのトナー像を普通紙上に転写定着して画像を
形成する画像形成装置がある。
体レーザは、一般に近赤外領域にピークをもつレーザビ
ームを出力するために、そのパワーが極めて強力である
にも拘らず肉眼では全く見えないか、見えても暗赤色と
してしか感じないから、誤って裸眼に入射すると気がつ
かない内に眼底の網膜を焼いて、視野欠損や甚だしい場
合は失明を招く恐れがあり、非常に危険である。
装置の内部において、光導体レーザ及びビーム偏向部を
含む光書込ユニットを、偏向されたレーザビームの出力
窓を除いて遮光ケースに収めて、迷光が洩れないように
している。しかしながら、内部点検のために外部カバー
のドアを開けていると、出力窓から射出されるレーザビ
ームは高速で偏向されているため、どこで反射して眼に
入るか分らない状態になる。
を確保するために、ドアが開いている間はドアの開閉に
連動するドアスイッチで半導体レーザの電源回路を開い
て電源電圧をゼロにしたり、入力する画像データをゼロ
(ノンアクティブ)にして、半導体レーザが発光しない
ような手段が設けられていた。
(A)に従来例として示すように、画像データの入力ラ
インにサージ電圧が重畳した時に駆動回路72や半導体
レーザ(LD)23が破壊されることを防止するため
に、入力ラインにサージ電圧をクリップするサージ電圧
保護用の保護ダイオードD11,D12を接続した画像
形成装置では、ドアスイッチ76が例えばDC5Vの電
源Vccから供給される半導体レーザの電源回路Vccd を
開いても、それ以降の電源回路Vccd に保護ダイオード
D12を介して画像データの信号出力(電力)が回り込
んでコンデンサC11を充電するため、画像データの値
によっては3V程度の電圧が残存して、半導体レーザが
消灯しない場合が生じるという問題があった。
は、保護ダイオードD11,D12以前の入力ラインに
アンド回路からなるゲート71を設け、その一方の入力
端子を電源回路Vccd に接続して、ドアスイッチ76が
開いて電源回路Vccd の電圧が降下したら、画像データ
の入力を遮断するようにしているから、一度電圧が例え
ば1/3乃至1/4以下に降下すればゲート71が作用
して信号電力の回り込みを防ぐが、画像データの値によ
っては回り込みによる残存電圧のため、ゲート71が閉
じないという問題が残っている。
きくなり、画素密度のほぼ自乗に比例して画像データの
基準となる画像クロックの周波数が高くなるにつれて、
半導体レーザの変調を高速化するために、画像データが
ゼロの時にも一定のオフセット電流を流して弱いオフセ
ット発光(例えばレーザ発振領域以前のLED領域の発
光)をさせておくようにした画像形成装置がある。
をゼロにしてもオフセット発光が続いている。そのオフ
セット発光がLED領域内にとどまっていれば余り問題
にならないが、LED領域とレーザ発振領域との境界点
は温度による影響を受け易いので、半導体レーザの温度
によってはレーザ発振領域に入って、強いレーザビーム
が出力される恐れがあるという問題もあった。
であり、内部点検用のドアを開いた時に半導体レーザの
発光を確実に停止し、作業者の安全を確保することを目
的とする。
達成するため、画像データに応じて光量制御される半導
体レーザの出力光を走査して感光体上に静電潜像を形成
することにより画像を形成する画像形成装置であって、
内部点検用のドアの開閉に応じて開閉しドアが開いた時
に半導体レーザの電源回路を開くドアスイッチと、画像
データの入力ラインに接続したサージ電圧保護用の保護
ダイオードとを備えた画像形成装置において、ドアスイ
ッチ以降の電源回路の電圧を常時モニタする電圧検出器
と、該電圧検出器が電源回路の電圧降下を検出した時に
保護ダイオードより前段において画像データの入力を遮
断するゲート手段とを設け、ドアが開いた時に保護ダイ
オードを通って画像データの信号出力が半導体レーザの
電源回路に回り込むことを防止するようにしたものであ
る。
れる半導体レーザの出力光を走査して感光体上に静電潜
像を形成することにより画像を形成する画像形成装置で
あって、内部点検用のドアの開閉に応じて開閉するドア
スイッチを備えた画像形成装置において、半導体レーザ
の出力光量を検出してモニタ電流を出力する出力光量検
出手段と、該出力光量検出手段が出力するモニタ電流を
入力して半導体レーザの駆動電流をフィードバック制御
するレーザ駆動手段と、ドアスイッチによってドアが開
いたことを検出した時に出力光量検出手段が出力するモ
ニタ電流に予め設定したダミー電流を重畳させる電流重
畳手段とを設け、ドアが開いた時にレーザ駆動手段が出
力する駆動電流を抑制して半導体レーザを消灯させるよ
うにしたものである。
開いた時にドアスイッチが半導体レーザの電源回路を開
き、ドアスイッチ以降の電源回路の電圧が降下すると、
その電圧降下を電圧検出器が検出するから、それに応じ
てゲート手段は保護ダイオードより前段において画像デ
ータの入力を遮断する。したがって、画像データの信号
出力が保護ダイオードを通って半導体レーザの電源回路
に回り込むことがなく、電源電圧はゼロになって半導体
レーザを確実に消灯させる。
てドアが開いたことを検出した時に、電流重畳手段は出
力光量検出手段が出力するモニタ電流に予め設定したダ
ミー電流を重畳する。従って、モニタ電流を入力して半
導体レーザの駆動電流をフィードバック制御するレーザ
駆動手段は、出力光量が過大であると判断して駆動電流
を抑制し、遂には駆動電流をゼロにするから、半導体レ
ーザは確実に消灯する。
リンタの内部機構を示す概略構成図である。このレーザ
プリンタは、上下2段の給紙カセット10a,10bの
いずれか、例えば上段の給紙カセット10a上の用紙ス
タック11aから給紙ローラ12によって用紙11が給
送され、その用紙11はレジストローラ対13によって
タイミングをとられた後、感光体ドラム15の転写位置
へ搬送される。
動される感光体ドラム15は、帯電チャージャ16によ
ってその表面が帯電され、光書込ユニット28からの変
調されたスポットで走査されて表面に静電潜像が形成さ
れる。形成された潜像は、現像ユニット17によってト
ナーを付着され可視像化される。
搬送されてきた用紙11上に転写チャージャ18によっ
て転写される。トナー像が転写された用紙は感光体ドラ
ム15から分離された後、搬送ベルト19により定着ユ
ニット20に送られて、加圧ローラ20aによって定着
ローラ20bに圧接され、その圧力と予め加熱されてい
る定着ローラ20bの温度とによって定着される。
ローラ21によってプリンタの側面に設けられた排紙ト
レー22へ排出される。一方、感光体ドラム15に残留
しているトナーは、クリーニングユニット23によって
除去され回収される。また、プリンタ内の上方には、コ
ントローラおよびエンジンドライバを搭載したプリント
回路基板24が配置されている。
例を示すブロック図である。コントローラ30の主要部
は、MPU31と、プログラム,定数データ,文字フォ
ント等を格納したROM32と、一時的なデータやドッ
トパターン等をメモリするRAM33と、データの入出
力を制御するI/O34とからなる画像処理部である。
介してMPU31と接続される操作パネル35と、内部
インタフェース(I/F)36とを備え、互にデータバ
ス,アドレスバス等で接続されている。また、プリント
命令や文字データ,画像データ等を出力するホストマシ
ン38も、I/O34を介してMPU31に接続され
る。
プログラム,定数データ等を格納したROM42と、一
時的なデータ等をメモリするRAM43と、データの入
出力を制御するI/O44とからなるシーケンス制御部
により構成され、互にデータバス,アドレスバス等で接
続されている。
ンタフェース36に接続され、コントローラ30からビ
デオ信号や操作パネル35上の各種スイッチの状態を入
力したり、画像クロックやペーパーエンド等のステータ
ス信号をコントローラ30に出力する。また、I/O4
4は、それぞれ印字手段であるプリンタエンジン45を
構成する光書込ユニット28その他のシーケンス機器群
46と、同期センサを含む各種のセンサ類47とも接続
されている。
らプリント命令や文字コード,画像情報を受信して、そ
れらのコード,情報を編集し、文字コードならばROM
32に記憶している文字フォントによって画像書込みに
必要なドットパターンに変換し、それらの文字および画
像(以下まとめて「画像」という)のドットパターンを
RAM33内のVRAM(ビデオRAM)領域にメモリ
して置く。
に画像クロックWCLKが入力すると、コントローラ3
0はVRAM領域内にメモリされていたドットパターン
を、画像クロックWCLKに同期した画像データである
ビデオ信号として内部インタフェース36を介してエン
ジンドライバ40に出力する。
スイッチや表示器があり、オペレータからの指示により
データを制御したり、その情報をエンジンドライバ40
に伝えたり、プリンタの状況を表示器に表示したりす
る。
0からのデータにより、プリンタエンジン45の光書込
ユニット28及び帯電チャージャ16,現像ユニット1
7等のシーケンス機器群46を制御したり、画像書込み
に必要なビデオ信号をコントローラ30から入力して光
書込ユニット28に出力する。また、同期センサその他
のセンサ類47からエンジン各部の状態を示す信号を入
力して処理したり、必要な情報やエラー状況のステータ
ス信号をコントローラ30に出力する。
である。この光書込ユニット28は、LD(レーザダイ
オード)ユニット50と、第1シリンダレンズ51,第
1ミラー52,結像レンズ53と、ポリゴンモータ54
と矢示A方向に回転されるポリゴンミラー55とからな
る回転偏向器56と、第2ミラー57,第2シリンダレ
ンズ58と、第3ミラー60,集光レンズ61,受光素
子である同期センサ62とを備えている。
後述する図示しないレーザダイオード(以下「LD」と
もいう),フォトダイオードからなるLD素子と、LD
を駆動するLDドライバと、LDから射出される発散光
ビームを平行光ビームにするコリメータレンズとを一体
に組込んだものである。
0から射出された平行光ビームを感光体ドラム15上に
おいて副走査方向に整形させる機能を有し、結像レンズ
53は第1ミラー52で反射された平行光ビームを収束
光ビームに変換し、ポリゴンミラー55のミラー面55
aに入射させる。ポリゴンミラー55は各ミラー面55
aを弯曲させて形成したRポリゴンミラーで、従来第2
ミラー57との間に配置されていたfθレンズを使用し
ないポストオブジェクト型の回転偏向器56を構成して
いる。
射,偏向された光ビームを感光体ドラム15に向けて反
射する。第2ミラー57で反射された光ビームは、第2
シリンダレンズ58を経て感光体ドラム15上の主走査
線15aの線上に鋭いスポットとして結像し、矢示B方
向に走査される。
で反射された光ビームによる感光体ドラム15上の走査
領域外に配置され、入射された光ビームを同期センサ6
2に向けて反射する。第3ミラー60により反射され、
集光レンズ61によって集光された光ビームは、同期セ
ンサ62を構成するフォトダイオード等の受光素子によ
り検知され、同期信号DETPとして同期センサ62か
ら出力される。
ザプリンタのLD光量制御部を示す回路図である。図1
に示したLD光量制御部は、図3に示したエンジンドラ
イバ40の一部と、図4に示した光書込ユニット28の
LDユニット50をそれぞれ構成するLD素子5及びL
Dドライバ50aとからなっている。
示したCPU41,I/O44と、図示しないドアの開
閉に応じて開閉するドアスイッチ6と、ドアスイッチ6
の開閉を検出するためのフォトカプラ7と、ドアスイッ
チ6以降の半導体ダイオードの電源回路Vccd の電源降
下を検出する電源検出器であるコンパレータ8と、コン
パレータ8の出力に応じて画像データであるビデオ信号
を遮断するゲート手段であるアンド回路からなるゲート
1とによって構成されている。
するビデオ信号の入力ラインとそれぞれグランド及び電
源回路Vccd との間に接続した保護ダイオードであるダ
イオードD1及びD2と、入力するデジタルのビデオ信
号をそれぞれアナログの電流信号に変換するD/Aコン
バータ2,3と、D/Aコンバータ3の出力電流I3と
後述するモニタ電流Imとの差に応じた正負の電流I2
を出力する誤差アンプ4とからなる。
(レーザダイオード)5aと、その出力光量を検出して
モニタ電流Imを出力する出力光量検出手段であるフォ
トダイオード(以下「PD」という)5bとが一体とな
って同じケースに収められている。LD5aをビデオ信
号に応じた多階調で高速変調するため、LD素子5とL
Dドライバ50aとは互いに最短距離で接続する必要が
あり、LDユニット50として1つのユニットにまとめ
られている。
では、ゲート1及びダイオードD1,D2を1組だけ示
しているが、ビデオ信号は8ビットのデジタル信号であ
るため、実際には8組のゲート1及びダイオードD1,
D2がパラレルに構成され、D/Aコンバータ2,3に
はそれぞれ8ビットのビデオ信号がパラレルに入力する
ようになっている。
ッチ6も閉であり、LDドライバ50aの電源でもある
LD5aの電源回路Vccd には、エンジンドライバ40
の電源Vcc(DC5V)から電力が供給され、例えば4
7μFのコンデンサC1はDC5Vに充電されている。
ドアが開けばドアスイッチ6も開いて、電源回路Vccd
は電源Vccから遮断され、電力の供給が停止する。
からなる発光部7aとフォトトランジスタからなる受光
部7bには、ドアスイッチ6を挾んでそれぞれ電源Vcc
d とVccから抵抗R3又はR4を介して電力が供給され
ている。従って、常時は発光部7aが発光し、その光を
受けて受光部7bがオンになっているから、ドアが閉じ
ていることを示すレベルがローの信号がI/O44を介
してCPU41に出力されている。
Vccd の電圧が、−入力端子には電源Vccを分圧した例
えば4.5Vの閾値電圧がそれぞれ入力している。従っ
て、常時はコンパレータ8はレベルがハイの信号をゲー
ト1に出力しているから、ゲート1はゲートを開いてビ
デオ信号をLDドライバ50aの入力ラインを経てD/
Aコンバータ2,3に送出している。
ージ電圧が混入した時にLD5aを含めてLDドライバ
50a全体を、特にその入力部のD/Aコンバータ2,
3を保護するために、グランド及び電源回路Vccd との
間にそれぞれダイオードD1及びD2を図示した極性で
接続している。従って、サージ電圧のピークが負の時は
ダイオードD1が作用してゼロで、ピークが正の時はダ
イオードD2が作用して電源回路Vccd の電圧で、それ
ぞれスライスする。
オ信号すなわち8ビットのデシタル信号を入力してアナ
ログの電流信号I1,I3に変換するコンバータであ
る。D/Aコンバータ2はLD5aの駆動電流設定用の
コンバータであって、ビデオ信号が0の時は出力電流I
1も0であり、可変抵抗VR1を調整して、ビデオ信号
が最大値255の時に、LD5aの最大発光量に相当す
る駆動電流が流れ込むように設定されている。即ち、出
力電流I1はD/Aコンバータ2に流れ込む矢示方向を
正とする。
御用のコンバータであって、ビデオ信号が0の時は出力
電流I3も0であり、可変抵抗VR2を調整して、ビデ
オ信号が最大値255の時に、LD5aの最大発光時に
PD5bが出力するモニタ電流Imの最大値と等しい電
流I3が誤差アンプ4に流れるように設定されている。
即ち、出力電流I3はD/Aコンバータ3から誤差アン
プ4に流れる方向を正とする。
ニタ電流ImとD/Aコンバータ3から入力する電流I
3との差を増幅して、電流信号を出力する。(モニタ)
電流Imが(D/Aコンバータ3の出力)電流I3より
少ない時、すなわちビデオ信号に対してLD5aの発光
量が少ない時は出力信号である電流I2が矢示方向(正
方向)に流れ込み、電流Imが電流I3より大きい時、
すなわち発光量が過大の時は電流I2が逆(負方向)に
流れ出すようになっている。
ビデオ信号の値に対応した電流I1がLD5aの駆動電
流Idとして流れた時に、PD5bによるモニタ電流I
mがD/Aコンバータ3によってビデオ信号の値に対応
した電流I3より少なければ、電流I2が誤差アンプ4
に流れ込み、駆動電流Idが電流I2だけ増加するから
発光量が増大する。モニタ電流Imが電流I3より大き
ければ、逆に電流I2が誤差アンプ4から流れ出すか
ら、駆動電流Idは(I1−I2)になって減少し、発
光量がそれだけ減少する。
バータ2によりビデオ信号に対応した電流I1に設定さ
れ、D/Aコンバータ3によりビデオ信号に対応したモ
ニタ電流設定値に対するPD5bによる実際のモニタ電
流Imの差に応じた電流I2によってリアルタイムに発
光量が制御される。
駆動電流をD/Aコンバータ2によって制御し、温度等
の条件変動による発光量の誤差分をD/Aコンバータ3
と誤差アンプ4とによって打消すように発光量制御を分
けて行うことにより、誤差制御の電流分が小さくなって
高速応答性が格段に向上する。
チ6が開いて、LD5aを含むLDドライバ50aの電
源回路Vccd がエンジンドライバ40の電源Vcc(DC
5V)と分離されるから、電源回路Vccd の電圧が降下
し、予め設定された閾値電圧(DC4.5V)以下にな
るとコンパレータ8の出力がハイからローに反転する。
従って、ゲート1が閉じてビデオ信号が遮断されるか
ら、ダイオードD2を介してビデオ信号の信号出力(電
力)が電源回路Vccd に回り込むことがなく、LD5a
の発光は完全かつ確実に停止する。
ゲート71が電源回路Vccd の電圧に応じて開閉したた
め、電圧が常時の例えば1/3乃至1/4以下まで低下
しないとゲート71が閉じられず、ビデオ信号のオンの
ビットの数が多い場合、例えば値が127であれば7個
のビットがオンであるから、それ等がすべて並列に8個
設けられたダイオードD2を通って電源回路Vccd に回
り込んでコンデンサC11を充電するため、ドアスイッ
チ76が開いても電源電圧が充分に降下せず、その間L
Dが発光し続けるという場合があった。
器であるコンパレータ8が僅かな電圧降下(例えば0.
5V)があっても確実に出力をローに反転して、ゲート
1を完全に閉じさせる。従って、ドアスイッチ6が開い
て電圧降下が始まった時に、たとえビデオ信号の回り込
みがあっても、その程度の電力供給ではコンパレータ8
の出力をハイの状態に維持することが出来ないから、確
実にLD5aの発光を停止させる。
制御部を示す回路図である。図5に示した第2実施例の
LD光量制御部は、大部分が図1に示した第1実施例と
同じであるから、同一部分には同一符号を付して説明を
省略する。
なる所は、エンジンドライバ40にコンパレータ8(電
圧検出器)を設ける代りに、LDドライバ50aに電流
重畳手段であるトランジスタTRを設けて、ドアスイッ
チ6が開いた時にPD5bが出力するモニタ電流Imに
予め設定したダミー電流Idmを重畳させるようにしたこ
とである。
ニタ電流Imが流れるラインと電源回路Vccd との間
に、コレクタを電源回路Vccd に接続したトランジスタ
TRと、そのエミッタとモニタ電流Imが流れるライン
とを接続する抵抗R5とからなる直列回路を設け、トラ
ンジスタTRのベースはCPU41に接続されて、CP
U41からのドア開信号が入力している。
ォトカプラ7の発光部7aが発光し、その受光部7bが
オンになってI/O44の入力はローになっている。従
って、CPU41はI/O44を介してドアが閉ってい
ることを検出し、ドア開信号をローにしているからトラ
ンジスタTRはオフ状態であり、抵抗R5にはダミー電
流Idmが流れず、LD素子5の作動には何等影響しな
い。
源回路Vccd が電源Vccから遮断され、その電圧が降下
すると、(ビデオ信号の回り込みがあっても)フォトカ
プラ7の発光部7aが消灯し、その受光部7bがオフに
なるからI/O44の入力はハイになり、CPU41は
I/O44を介してドアが開いたことを検出し、ドア開
信号をハイにしてトランジスタTRに出力する。
ベースがハイになるとオン状態に反転し、抵抗R5の抵
抗値によって設定されるダミー電流IdmがPD5bの出
力するモニタ電流Imに重畳されて誤差アンプ4に入力
する。ダミー電流Imは予めPD5bの最大モニタ電流
すなわちD/Aコンバータ3の出力電流I3の最大値よ
り大きく設定されているから、誤差アンプ4の入力は仮
りにLD5aが発光してしなくても発光量過大の状態に
なる。
ータ2に流れ込む電流I1の最大値より大きな電流を負
方向に出力し得る状態を維持するから、ビデオ信号の値
に応じて変化するD/Aコンバータ2に流れ込む電流I
1はすべて誤差アンプ4から供給され、LD5aを流れ
る駆動電流IdはゼロになってLD5aは発光を停止す
る。
タTRのコレクタは電源回路Vccdに接続されていた
が、電源回路Vccd の電圧低下によってダミー電流Idm
も減少するから、LD5aの発光停止が一時的であって
も不安定になる恐れがないとはいえない。従って、抵抗
R5の抵抗値を低くしてダミー電流Idmを大きく設定し
ておくとよい。あるいは、トランジスタTRをエンジン
ドライバ40側に設けて、そのコレクタを電源Vccに接
続しておけば、ダミー電流Idmの減少は起り得ないか
ら、LD5aの発光停止はより確実になる。
制御部を示す回路図である。図6に示した第3実施例の
LD光量制御部は、図1に示した第1実施例のビデオ信
号の遮断と、図5に示した第2実施例のLD駆動電流の
遮断とを併用したものであり、同一部分には同一符号を
付して説明を省略する。
てドアスイッチ6がLDドライバ50aの電源回路Vcc
d をエンジンドライバ40の電源Vccから遮断すると、
電源回路Vccd の電圧降下をコンパレータ8が検出する
ことによりゲート1がビデオ信号を遮断して電源回路V
ccd への回り込みを防止する。そのため、フォトカプラ
7の発光部7aは第2実施例より確実に消灯し、CPU
41はドアが開いたことを検出してドア開信号をハイに
するから、トランジスタTRがオンになってモニタ電流
Imにダミー電流Idmを重畳し、駆動電流Idをゼロに
してLD5aの発光を停止する。
源回路Vccd の電圧が充分降下し切らない間にゲート1
以降の入力ラインにノイズ或いはサージ電圧が混入して
も、そのためにLD5aが誤発光する恐れは皆無にな
り、より確実に作業者の安全を確保することができる。
を高速変調するためにビデオ信号の値がゼロの時にも一
定のオフセット電流を流して弱いオフセット発光(LE
D発光)をさせておく画像形成装置にも適用することが
できる。すなわち、ドアスイッチ6が開けばモニタ電流
Imにダミー電流Idmが重畳され、その結果としてLD
5aの駆動電流Idがゼロになるから、オフセット発光
もしなくなり完全に消灯する。
形成装置は、内部点検用のドアを開いた時に半導体レー
ザの発光を確実に停止し、作業者の安全を確保すること
が出来る。
御部を示す回路図である。
部機構を示す概略構成図である。
示すブロック図である。
る。
図である。
図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 画像データに応じて光量制御される半導
体レーザの出力光を走査して感光体上に静電潜像を形成
することにより画像を形成する画像形成装置であって、
内部点検用のドアの開閉に応じて開閉し、前記ドアが開
いた時に前記半導体レーザの電源回路を開くドアスイッ
チと、前記画像データの入力ラインに接続したサージ電
圧保護用の保護ダイオードとを備えた画像形成装置にお
いて、 前記ドアスイッチ以降の電源回路の電圧を常時モニタす
る電圧検出器と、 該電圧検出器が前記電源回路の電圧降下を検出した時
に、前記保護ダイオードより前段において前記画像デー
タの入力を遮断するゲート手段とを設け、 前記ドアが開いた時に前記保護ダイオードを通って前記
画像データの信号出力が前記半導体レーザの電源回路に
回り込むことを防止するようにしたことを特徴とする画
像形成装置。 - 【請求項2】 画像データに応じて光量制御される半導
体レーザの出力光を走査して感光体上に静電潜像を形成
することにより画像を形成する画像形成装置であって、
内部点検用のドアの開閉に応じて開閉するドアスイッチ
を備えた画像形成装置において、 前記半導体レーザの出力光量を検出してモニタ電流を出
力する出力光量検出手段と、 該出力光量検出手段が出力するモニタ電流を入力して前
記半導体レーザの駆動電流をフィードバック制御するレ
ーザ駆動手段と、 前記ドアスイッチによって前記ドアが開いたことを検出
した時に、前記出力光量検出手段が出力するモニタ電流
に予め設定したダミー電流を重畳させる電流重畳手段と
を設け、 前記ドアが開いた時に前記レーザ駆動手段が出力する駆
動電流を抑制して半導体レーザを消灯させるようにした
ことを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27496294A JP3347901B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27496294A JP3347901B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 画像形成装置 |
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---|---|
JPH08137346A true JPH08137346A (ja) | 1996-05-31 |
JP3347901B2 JP3347901B2 (ja) | 2002-11-20 |
Family
ID=17549003
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP27496294A Expired - Fee Related JP3347901B2 (ja) | 1994-11-09 | 1994-11-09 | 画像形成装置 |
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JP (1) | JP3347901B2 (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US7508856B2 (en) | 2006-08-29 | 2009-03-24 | Brother Kogyo Kabushiki Kaisha | Laser light output control apparatus and image forming apparatus |
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-
1994
- 1994-11-09 JP JP27496294A patent/JP3347901B2/ja not_active Expired - Fee Related
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