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JPH08136337A - 振動計プローブ装置 - Google Patents

振動計プローブ装置

Info

Publication number
JPH08136337A
JPH08136337A JP28030994A JP28030994A JPH08136337A JP H08136337 A JPH08136337 A JP H08136337A JP 28030994 A JP28030994 A JP 28030994A JP 28030994 A JP28030994 A JP 28030994A JP H08136337 A JPH08136337 A JP H08136337A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
shaft
vibration
turbine
coil spring
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP28030994A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Yoshida
尚 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP28030994A priority Critical patent/JPH08136337A/ja
Publication of JPH08136337A publication Critical patent/JPH08136337A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Measurement Of Mechanical Vibrations Or Ultrasonic Waves (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 本発明の振動計プローブ装置は、保護筒1の
中にあってシャフト2の外側にシャフト2と同心状に配
置され下端部をフランジ8に置いたコイルスプリング7
を、コイルスプリング7と保護筒1の上端部との間に設
置されて内部に気体を導入することによってコイルスプ
リング7を上下方向に伸縮させる加圧リング31とを備
えたことを特徴とする。 【効果】 本発明により振動計の測定精度を向上させる
ことが可能である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、タービン発電機におい
て、主軸の振動を外部に誘導し振動計により検出する振
動計プローブ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、タービン発電機におけるタービ
ン軸振動測定用の振動計は、振動計プローブを介し、且
つタービン軸に対し垂直位置からθ=30°〜45°の範囲
で傾けて取付けられ、振動計プローブをタービン本体の
ケーシングに固定するのが一般的である。
【0003】又は、振動計プローブは、一端に接触子、
他端に振動計を取付けるためのねじ部を有するシャフト
と、シャフトを保持するための保護筒と、コイルスプリ
ングとから成り、シャフトは保護筒の両端部の軸受部で
軸方向移動可能に支承されている。
【0004】この従来の振動計プローブの場合、保護筒
は開構造になっており、タービン発電機に取付時に接触
子の押圧力は規定値になるよう設計、製作してある。こ
のため、例えば、接触子が磨耗すると短くなりその分ス
プリングが伸長することになり押圧力が減じ、測定が行
なえなくなる等の不都合が生じ、タービンを止めて、新
しい接触子に交換する等の必要があった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】スプリングの押圧調整
をプローブの外部より容易に行なえるようにしておけば
前記のような不都合が生じた場合、外部より押圧を修正
することにより、タービンを止めることなく、長期にわ
たり安定した測定が可能となるものである。
【0006】本発明は、プローブ上部の軸受部と、保護
筒をねじ結合とし、軸受部と外部より回転させることに
より、保護筒に対し、軸受部が移動し、スプリングの押
圧が変えることの可能な振動計プローブ装置を提供する
ことを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の振動計プローブ
装置は、回転運動体に接触して取付けられ回転運動体の
振動を検出する接触子と、一端に接触子を取り付け他端
に振動計を取付けるシャフトと、シャフトを収納し両端
部の軸受け部でシャフトの軸方向への移動を可能にして
支える保護筒と、シャフトの中間部位に設けられたフラ
ンジと、保護筒内にあってシャフトの外側にシャフトと
同心状に配置され下端部をフランジに置いたコイルスプ
リングと、コイルスプリングと保護筒内の上端部との間
に設置されて内部に気体を導入することによってコイル
スプリングを上下方向に伸縮させる加圧リングとを備え
たことを特徴とする。
【0008】また、請求項2に記載した振動プローブ装
置は、ロックナットを用いてシャフトの軸方向への移動
を固定することを特徴としている。
【0009】
【作用】本発明の振動計プローブ装置においては、回転
運動体に接触して接触子を取付、回転運動体の振動を検
出し、シャフトの一端に接触子を取り付け、他端に振動
計を取付け、保護筒にシャフトを収納し、両端部の軸受
け部でシャフトの軸方向への移動を可能にして支さえ、
シャフトの中間部位にフランジを設け、保護筒内にあっ
てシャフトの外側にシャフトと同心状にコイルスプリン
グを配置し、下端部をフランジに置き、コイルスプリン
グと保護筒内の上端部との間に加圧リングを設置して内
部に気体を導入することによってコイルスプリングを上
下方向に伸縮させることを特徴とする。
【0010】また、請求項2に記載したプローブ装置
は、ロックナットを用いてシャフトの軸方向への移動を
固定することを特徴としている。
【0011】
【実施例】次に本発明の振動計プローブ装置の一実施例
を説明する。図1において、接触子3は回転運動体に接
触して取付けられた回転運動体の振動を検出する振動検
出端子である。シャフト2は一方の端に接触子3を取り
付け他端に振動計21を取付ける軸である。保護筒1はシ
ャフト2を収納し両端部の軸受部5,12でシャフト2の
軸方向への移動を可能にして支さえる。フランジ8はシ
ャフト2の中間部位に設けられシャフト2の横ぶれを防
ぐと共にコイルスプリング7を止める固定具の働きをも
行なう。コイルスプリング7は保護筒1の中にあってシ
ャフト2の外側にシャフト2と同心状に配置され下端部
をフランジ8に置きフランジ8のと共にシャフト2の軸
方向の移動を調節する。加圧リング31はコイルスプリン
グ7と保護筒1内の上端部との間に設置されて内部に気
体を導入することによってコイルスプリング7を上下方
向に伸縮させる体積率変更用具である。
【0012】即ち、図1に示すプローブは、一端に接触
子3、他端に振動計21を取付けるためのねじ部4を有す
る。シャフト2と、このシャフト2を保持するための保
護筒1とコイルスプリング7、及び上部の軸受12より成
り、シャフト2は保護筒1の下部の軸受部5と、上部の
軸受12で軸方向移動可能に支承されている。コイルスプ
リング7は保護筒1にシャフト2の外側に同心的に配置
され、一端は軸受12の下面に当接し、他端は、シャフト
2の巾間部位に設けられたフランジ8の上面に当接して
いる。更に、上部の軸受12の外周にはねじ9が、又、保
護筒1の上端内面にはねじ10が設けられており、保護筒
1と、軸受12はこれらのねじ9,10により結合されてい
る。
【0013】上記のように構成された、振動プローブ
を、シャフト2が常にコイルスプリング7により図示し
ないタービン軸に押しつけられているように、シャフト
2と保護筒1の位置関係を保って図示していないタービ
ン本体のケーシングに取付けられる。これにより、ター
ビン軸の振動をシャフト2を介して、振動計21に忠実に
伝えることができる。更に、接触子3がタービン軸との
摺動により磨耗した場合、スプリング7が伸び、押圧力
が減じた場合は、軸受12を回転し、下側にねじ込むこと
により伸びたスプリング7を押圧し、もとの押圧力に容
易に戻すことができるものである。
【0014】振動プローブはその用途から、タービン軸
の振動を忠実に振動計へ伝えるのが目的である。しかし
ながら、スプリングで押圧している関係で、振動がある
条件を越えるとスプリングが追従しなくなるその限界条
件は、次式で示される。
【0015】
【数1】 ここに、fs は限界振動周波数(Hz )、fp はプロー
ブの自由振動周波数(Hz )である。
【0016】また、xm はスプリングに与えられた押圧
に関係する初期変位(mm)、Δxは振動の振幅(変
位)(mm)、fp はプローブの固有値である。前式か
ら、測定したい振動の振幅値が一定の場合は、スプリン
グの初期変位(押圧)により測定限界周波数が変わる。
初期変位(押圧)を高くとる程、測定可能範囲は広が
る。しかし、押圧を増すと、接触子3の磨耗に影響する
のでむやみに高くすることはできない。
【0017】以上のような状況から、スプリングの押圧
を可変できることにより以上のような結果がある。
【0018】(1)接触子が磨耗した場合、スプリング
がその磨耗分伸びるため初期押圧xm が減少し、限界周
波数が下がる従来のプローブであれば、一度タービンよ
り取外し、接触子を変換するか、又は取付位置をずらし
て(保護筒の位置をずらす)、押圧がもとの状態になる
よう取付け直しが必要であった。しかし、本方法では、
タービン運転巾でも、容易に押圧を戻す(高くする)こ
とができる。
【0019】(2)タービン運転巾に、限界周波数を越
える振動があった場合、接触子の磨耗が若干早くなった
としても、振動を測定したい場合に、外部より上部軸受
12を回すことにより容易に、押圧が変更でき、高い周波
数の振動が測定可能となり、タービンの振動の原因調査
などに役立つものである。従来は、タービンの運転条件
を変えて、振動を押さえて運転する必要があった。
【0020】図2は、請求項2の実施例を示すものであ
り、ロックナット11を追加したものである。図1の場合
では、振動により、上部軸受けが回転して、自然に押圧
が変化してしまうのを防ぐ目的である。
【0021】図3は、上部の軸受12とスプリング7の間
に、ドーナツ状(2重円筒)で、内部に空気圧導入する
ための導入口32を有する。加圧リング31を挿入したもの
である。図4は加圧リング31の斜視図である。
【0022】そして、加圧リング31に導入する空気の圧
力を変えることによりスプリングの押圧を変えることが
できるものである。
【0023】図5はスプリング7に代って、空気バネ41
を用いたものである。図6に示す空気バネ41は、2重円
筒状の間に気体を封入したもので、上下方向に、力を加
えることにより伸縮できるようになっている。縮み量を
大きくすればする程、内部の体積が減少し、反発力(振
動プローブに用いる場合は押圧力)が増大する。この空
気バネを用い、所定の取付けを行なうことにより、ター
ビン軸の振動を振動計に伝達できるものである。
【0024】図7は図6の変形例で、空気バネ41に気体
を導入する。導入口42を有し、運転巾でも、この導入気
体43の圧力をか変えることにより、容易押圧が変えられ
るものとである。
【0025】
【発明の効果】本発明により振動計の測定精度を向上さ
せることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例(を示す)、振動プローブの
断面図である。
【図2】他の実施例を示す部分断面図である。
【図3】スプリング圧可変に空気圧を用いるようにした
実施例の断面図である。
【図4】加圧リングの斜視図である。
【図5】空気ばねを用いた振動プローブの実施例を示す
断面図である。
【図6】空気ばねの斜視図である。
【図7】他の実施例を示す断面図である。
【符号の説明】
1…保護筒 2…シャフト 3…接触子 5…軸受部 7…コイルスプリング 8…フランジ 21…振動計

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転運動体に接触して取付けられ前記回
    転運動体の振動を検出する接触子と、一端に前記接触子
    を取り付け他端に振動計を取付けるシャフトと、このシ
    ャフトを収納し両端部の軸受け部で前記シャフトの軸方
    向への移動を可能にして支さえる保護筒と、前記シャフ
    トの中間部に設けられたフランジと、前記保護筒内にあ
    って前記シャフトの外側に前記シャフトと同心状に配置
    され下端部を前記フランジに置いたコイルスプリング
    と、このコイルスプリングと前記保護筒内の上端部との
    間に設置されて内部に気体を導入することによって前記
    コイルスプリングを上下方向に伸縮させる加圧リング
    と、を具備してなる振動計プローブ装置。
  2. 【請求項2】 ロックナットを用いて前記シャフトの軸
    方向への移動を固定することを特徴とした前記請求項1
    に記載した振動プローブ装置。
JP28030994A 1994-11-15 1994-11-15 振動計プローブ装置 Pending JPH08136337A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28030994A JPH08136337A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 振動計プローブ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28030994A JPH08136337A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 振動計プローブ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08136337A true JPH08136337A (ja) 1996-05-31

Family

ID=17623204

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP28030994A Pending JPH08136337A (ja) 1994-11-15 1994-11-15 振動計プローブ装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH08136337A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014506997A (ja) * 2011-02-14 2014-03-20 ローズマウント インコーポレイテッド 圧力容器のための音響変換器アセンブリ
JP2016125972A (ja) * 2015-01-08 2016-07-11 株式会社テイエルブイ センサ装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014506997A (ja) * 2011-02-14 2014-03-20 ローズマウント インコーポレイテッド 圧力容器のための音響変換器アセンブリ
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