JPH08128199A - コンクリート建築物における配管用孔の簡易形成方法 - Google Patents
コンクリート建築物における配管用孔の簡易形成方法Info
- Publication number
- JPH08128199A JPH08128199A JP28885594A JP28885594A JPH08128199A JP H08128199 A JPH08128199 A JP H08128199A JP 28885594 A JP28885594 A JP 28885594A JP 28885594 A JP28885594 A JP 28885594A JP H08128199 A JPH08128199 A JP H08128199A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipe
- hole
- pipes
- deflection
- concrete building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E04—BUILDING
- E04G—SCAFFOLDING; FORMS; SHUTTERING; BUILDING IMPLEMENTS OR AIDS, OR THEIR USE; HANDLING BUILDING MATERIALS ON THE SITE; REPAIRING, BREAKING-UP OR OTHER WORK ON EXISTING BUILDINGS
- E04G15/00—Forms or shutterings for making openings, cavities, slits, or channels
- E04G15/06—Forms or shutterings for making openings, cavities, slits, or channels for cavities or channels in walls of floors, e.g. for making chimneys
- E04G15/061—Non-reusable forms
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L—PIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16L5/00—Devices for use where pipes, cables or protective tubing pass through walls or partitions
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Forms Removed On Construction Sites Or Auxiliary Members Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 極めて簡単な器具と簡単な方法を用いて梁の
応力に対応するコンクリート建築物内の配管用孔を形成
する方法を提供することにある。 【構成】 コンクリート建築物において、予め、排気用
・配線用の挿通孔を確保するにあたり、型枠に、短筒状
であって、かつ、該外周部に固定用の釘穴をそれぞれ有
する突起を形成したコネクターを固着し、これらコネク
ター間に、可撓性を有するパイプを挿入して排気用・配
管用孔を確保し、該パイプの中途には予めリング状の保
持環材を適数個設け、パイプの撓む個所に該保持環材を
移動して撓みを規制した後、コンクリートを打設するこ
とを特徴とするコンクリート建築物内の配管用孔の簡易
形成方法。
応力に対応するコンクリート建築物内の配管用孔を形成
する方法を提供することにある。 【構成】 コンクリート建築物において、予め、排気用
・配線用の挿通孔を確保するにあたり、型枠に、短筒状
であって、かつ、該外周部に固定用の釘穴をそれぞれ有
する突起を形成したコネクターを固着し、これらコネク
ター間に、可撓性を有するパイプを挿入して排気用・配
管用孔を確保し、該パイプの中途には予めリング状の保
持環材を適数個設け、パイプの撓む個所に該保持環材を
移動して撓みを規制した後、コンクリートを打設するこ
とを特徴とするコンクリート建築物内の配管用孔の簡易
形成方法。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、コンクリート建築物内
の配管用孔の簡易形成方法に関するものである。
の配管用孔の簡易形成方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンクリート建築物を建設するに
あたり、予め、壁や梁内に空調用の排気管を設けたり、
配管用の貫通孔を予め設けて配電線や光ケーブル等を挿
通する孔を確保する必要があり、従って、コンクリート
を打設する前に形成する必要がある。
あたり、予め、壁や梁内に空調用の排気管を設けたり、
配管用の貫通孔を予め設けて配電線や光ケーブル等を挿
通する孔を確保する必要があり、従って、コンクリート
を打設する前に形成する必要がある。
【0003】そのため、従来は、貫通孔の必要とする径
のパイプを、型枠に針金等で固定して設置しており、そ
の作業は極めて煩雑であった。また、狭い隙間部分から
径の大きなパイプを挿入してセッティングする際には不
可能であり、その隙間部分を一度拡げてからパイプを挿
入してセッティングし、さらにその後隙間部分を元に戻
して作業しており、その作業は極めて煩雑であった。
のパイプを、型枠に針金等で固定して設置しており、そ
の作業は極めて煩雑であった。また、狭い隙間部分から
径の大きなパイプを挿入してセッティングする際には不
可能であり、その隙間部分を一度拡げてからパイプを挿
入してセッティングし、さらにその後隙間部分を元に戻
して作業しており、その作業は極めて煩雑であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこでこの発明は、上
記の欠点を除去するために発明されたものであって、極
めて簡単な器具と簡単な方法を用いて梁の応力に対応す
るコンクリート建築物内の配管用孔を形成する方法を提
供することにある。
記の欠点を除去するために発明されたものであって、極
めて簡単な器具と簡単な方法を用いて梁の応力に対応す
るコンクリート建築物内の配管用孔を形成する方法を提
供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の手段としては、コンクリート建築物において、予め、
排気用・配線用の挿通孔を確保するにあたり、型枠に、
短筒状であって、かつ、該外周部に固定用の釘穴をそれ
ぞれ有する突起を形成したコネクターを固着し、これら
コネクター間に、可撓性を有するパイプを挿入して排気
用・配管用孔を確保し、該パイプの中途には予めリング
状の保持環材を適数個設け、パイプの撓む個所に該保持
環材を移動して撓みを規制した後、コンクリートを打設
することを特徴とするコンクリート建築物内の配管用孔
の簡易形成方法からなるものであり、パイプには凹溝が
形成されるものである。
の手段としては、コンクリート建築物において、予め、
排気用・配線用の挿通孔を確保するにあたり、型枠に、
短筒状であって、かつ、該外周部に固定用の釘穴をそれ
ぞれ有する突起を形成したコネクターを固着し、これら
コネクター間に、可撓性を有するパイプを挿入して排気
用・配管用孔を確保し、該パイプの中途には予めリング
状の保持環材を適数個設け、パイプの撓む個所に該保持
環材を移動して撓みを規制した後、コンクリートを打設
することを特徴とするコンクリート建築物内の配管用孔
の簡易形成方法からなるものであり、パイプには凹溝が
形成されるものである。
【0006】
【作用】つぎに、この発明の使用にあたっては、配管・
配線予定の壁あるいは梁の両型枠に、それぞれコネクタ
ーを仮止めしておき、パイプをこれら両保持部材間に挿
入し、パイプの途中には、予めリング状の保持環材を複
数個嵌挿しておき、パイプが撓む個所に、該保持環材を
移動して該保持環材の幅でパイプの撓みを規制するもの
であり、該保持環材は複数個連結して撓みを規制しても
よい。
配線予定の壁あるいは梁の両型枠に、それぞれコネクタ
ーを仮止めしておき、パイプをこれら両保持部材間に挿
入し、パイプの途中には、予めリング状の保持環材を複
数個嵌挿しておき、パイプが撓む個所に、該保持環材を
移動して該保持環材の幅でパイプの撓みを規制するもの
であり、該保持環材は複数個連結して撓みを規制しても
よい。
【0007】
【実施例】本発明の一実施例を図に従って詳述すると、
コンクリート建築物において、予め、配線用の挿通孔を
確保するにあたり、型枠(X)に、短筒状であって、か
つ、該外周部に仮止めおよび本締用の穴(1b)(1
c)をそれぞれ有する突起を形成したコネクターを固着
し、これらコネクター(1)(1)間に、可撓性を有す
るパイプ(2)を挿入して配管用孔を確保し、該パイプ
の中途には予めリング状の保持環材(3)を適数個設
け、パイプ(2)の撓む個所に該保持環材(3)を移動
して撓みを規制した後、コンクリートを打設することを
特徴とするコンクリート建築物内の配管用孔の簡易形成
方法からなるものである。
コンクリート建築物において、予め、配線用の挿通孔を
確保するにあたり、型枠(X)に、短筒状であって、か
つ、該外周部に仮止めおよび本締用の穴(1b)(1
c)をそれぞれ有する突起を形成したコネクターを固着
し、これらコネクター(1)(1)間に、可撓性を有す
るパイプ(2)を挿入して配管用孔を確保し、該パイプ
の中途には予めリング状の保持環材(3)を適数個設
け、パイプ(2)の撓む個所に該保持環材(3)を移動
して撓みを規制した後、コンクリートを打設することを
特徴とするコンクリート建築物内の配管用孔の簡易形成
方法からなるものである。
【0008】尚、コネクター(1)の突起(1a)に
は、仮止め用の穴(1b)と本締用の穴(1c)とを設
けており、かつ、突起(1a)には折り曲げ用の切り込
み(1d)も形成しており、リング状の保持環材(3)
は、予め、必要個数をパイプ(2)に嵌挿しておくもの
であり、パイプ(2)が撓みそうになった部分に移動し
て撓みを規制するものである。
は、仮止め用の穴(1b)と本締用の穴(1c)とを設
けており、かつ、突起(1a)には折り曲げ用の切り込
み(1d)も形成しており、リング状の保持環材(3)
は、予め、必要個数をパイプ(2)に嵌挿しておくもの
であり、パイプ(2)が撓みそうになった部分に移動し
て撓みを規制するものである。
【0009】また、パイプ(2)の外周に、所定寸法ご
とに、断面コ字状あるいは、断面V字状の凹溝(4)を
それぞれ穿設しておけば、必要時に該凹溝を目安にした
り、あるいは、その凹溝に沿ってカットすれば、切りや
すく、所定の長さのものを簡単に用意することができ
る。
とに、断面コ字状あるいは、断面V字状の凹溝(4)を
それぞれ穿設しておけば、必要時に該凹溝を目安にした
り、あるいは、その凹溝に沿ってカットすれば、切りや
すく、所定の長さのものを簡単に用意することができ
る。
【0010】
【発明の効果】この発明は以上の構成よりなるものであ
り、この発明によれば、可撓性を有するパイプを用いて
配線用の孔を確保するものであり、そのパイプの中途に
リング状の保持環材(3)を嵌挿しておき、狭い場所か
ら径の太いパイプを挿入する場合には、可撓性を有する
パイプのため、押し潰した状態で、その狭い場所から挿
入し、内部に入れた際該パイプを元の形状に復元させる
が、撓んだ状態で復元しないものにはこれら保持環材
(3)を移動して撓みを規制してもとの形状のパイプに
することができ、また、パイプは、所定寸法ごとに凹溝
の部分でカットでき、コネクターをクギを打って型枠に
固定するためその作業も簡単である等極めて有益なる効
果を奏するものである。
り、この発明によれば、可撓性を有するパイプを用いて
配線用の孔を確保するものであり、そのパイプの中途に
リング状の保持環材(3)を嵌挿しておき、狭い場所か
ら径の太いパイプを挿入する場合には、可撓性を有する
パイプのため、押し潰した状態で、その狭い場所から挿
入し、内部に入れた際該パイプを元の形状に復元させる
が、撓んだ状態で復元しないものにはこれら保持環材
(3)を移動して撓みを規制してもとの形状のパイプに
することができ、また、パイプは、所定寸法ごとに凹溝
の部分でカットでき、コネクターをクギを打って型枠に
固定するためその作業も簡単である等極めて有益なる効
果を奏するものである。
【図1】この発明の一実施例を示す一部欠截正面図であ
る。
る。
【図2】この発明に使用するコネクターの側面図であ
る。
る。
【図3】この発明に使用するコネクターの要部拡大断面
図である。
図である。
【図4】この発明に使用するパイプの要部拡大断面図で
ある。
ある。
1 コネクター 1a 突起 1b 仮り止め用穴 1c 本締用の穴 2 パイプ 3 保持環材 4 凹溝 X 型枠
Claims (2)
- 【請求項1】 コンクリート建築物において、予め、排
気用・配線用の挿通孔を確保するにあたり、型枠に、短
筒状であって、かつ、該外周部に固定用の釘穴をそれぞ
れ有する突起を形成したコネクターを固着し、これらコ
ネクター間に、可撓性を有するパイプを挿入して排気用
・配管用孔を確保し、該パイプの中途には予めリング状
の保持環材を適数個設け、パイプの撓む個所に該保持環
材を移動して撓みを規制した後、コンクリートを打設す
ることを特徴とするコンクリート建築物内の配管用孔の
簡易形成方法。 - 【請求項2】 パイプの外周に、所定寸法ごとに凹溝を
それぞれ穿設したことを特徴とする特許請求の範囲第1
項記載のコンクリート建築物における配管用孔の簡易形
成方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28885594A JP2631090B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | コンクリート建築物における配管用孔の簡易形成方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28885594A JP2631090B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | コンクリート建築物における配管用孔の簡易形成方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08128199A true JPH08128199A (ja) | 1996-05-21 |
JP2631090B2 JP2631090B2 (ja) | 1997-07-16 |
Family
ID=17735627
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28885594A Expired - Fee Related JP2631090B2 (ja) | 1994-10-28 | 1994-10-28 | コンクリート建築物における配管用孔の簡易形成方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2631090B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100752982B1 (ko) * | 2006-04-04 | 2007-08-30 | 강희준 | 벽체 옹벽용 관통슬리브 고정장치 |
-
1994
- 1994-10-28 JP JP28885594A patent/JP2631090B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100752982B1 (ko) * | 2006-04-04 | 2007-08-30 | 강희준 | 벽체 옹벽용 관통슬리브 고정장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2631090B2 (ja) | 1997-07-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2007071014A (ja) | スリーブ保持具及びスリーブ設置方法 | |
JPH08128199A (ja) | コンクリート建築物における配管用孔の簡易形成方法 | |
KR200491199Y1 (ko) | 외벽체 옹벽용 관통슬리브 | |
US3390499A (en) | Mounting frame of sheet metal | |
ES1030662U (es) | Dispositivo para facilitar el encofrado de zunchos y dinteles de hormigon. | |
KR200274780Y1 (ko) | 전선관 고정구 | |
JPH112U (ja) | 構築用スリーブ管の支持具 | |
JP6317493B1 (ja) | 鉄筋コンクリート梁の貫通管およびその施工方法 | |
JP4206389B2 (ja) | コンクリート型枠用スリーブ形成部材およびスリーブ形成方法 | |
CN113404099B (zh) | 钢筋笼内传感器组导线保护装置及其安装方法 | |
EP0957317A3 (de) | Aufzugsträger zum Verlegen von Heizungsrohren in Betondecken | |
DE60044097D1 (de) | Durchgangsöffnung für eine Rohrleitung in einem Gebäudeelement, wie z.B. einer Wand, und Verfahren hierfür | |
JP3217026B2 (ja) | 地中埋設管の接続方法 | |
NO303334B1 (no) | FremgangsmÕte til fremstilling av en kabelspole | |
JP3000082B2 (ja) | 構築用スリーブ管の支持具 | |
JPH11230423A (ja) | 配管支持具 | |
JP2618080B2 (ja) | 鞘管用支持装置 | |
JPH10121723A (ja) | 配管用スリーブ | |
JPH0492053A (ja) | 鞘管用支持装置 | |
JP2001123660A (ja) | ボイド管 | |
JPH0479713A (ja) | 埋設管内へのケーブル敷設方法 | |
JP2000110966A (ja) | 配材支持具 | |
JPH0629285Y2 (ja) | インサート | |
JPH08790U (ja) | 構築用スリーブ管の支持具 | |
JP2005062261A (ja) | 光パイプケーブル及び分岐部材並びに光パイプケーブルの布設方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 Year of fee payment: 12 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 12 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090425 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Year of fee payment: 13 Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100425 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |