JPH08125957A - デジタルスチルカメラ - Google Patents
デジタルスチルカメラInfo
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- JPH08125957A JPH08125957A JP6256906A JP25690694A JPH08125957A JP H08125957 A JPH08125957 A JP H08125957A JP 6256906 A JP6256906 A JP 6256906A JP 25690694 A JP25690694 A JP 25690694A JP H08125957 A JPH08125957 A JP H08125957A
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- JP
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- digital still
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Landscapes
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
- Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は連続撮影機能を備え記録用媒体に画
像データを記録するデジタルスチルカメラの提供を目的
とする。 【構成】 1駒撮影モードと連続撮影モードを切り換え
るモードセレクタを備え1駒撮影モードが選択されてい
るときは撮像手段から得られる画像データをデータ圧縮
して記録媒体に記録し、連続撮影モードが選択されてい
るときは、1駒撮影時より1駒当たりの画像データ量を
減少させてデータ圧縮をせずに直接に記録媒体に記録す
る。
像データを記録するデジタルスチルカメラの提供を目的
とする。 【構成】 1駒撮影モードと連続撮影モードを切り換え
るモードセレクタを備え1駒撮影モードが選択されてい
るときは撮像手段から得られる画像データをデータ圧縮
して記録媒体に記録し、連続撮影モードが選択されてい
るときは、1駒撮影時より1駒当たりの画像データ量を
減少させてデータ圧縮をせずに直接に記録媒体に記録す
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、CCD等の撮像素子を
用いて撮影した電子画像をデータ圧縮してフロッピーデ
ィスクやPCカード等の外部メモリに記録するデジタル
スチルカメラに関する。
用いて撮影した電子画像をデータ圧縮してフロッピーデ
ィスクやPCカード等の外部メモリに記録するデジタル
スチルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、フィルムに画像を写し込むのでは
なく、メモリカードなどの記録媒体に画像を記録するよ
うに構成された電子スチルカメラが実用化されている。
なく、メモリカードなどの記録媒体に画像を記録するよ
うに構成された電子スチルカメラが実用化されている。
【0003】このようなスチルカメラの内部構成の例を
図13に示す。撮像レンズ101、フォーカスレンズ102、絞
り103等を備えた光学撮像系を介して得られた被写体の
光画像は、二次元固体撮像素子、例えばCCD104上に
結像される。前記フォーカスレンズ105及び絞りは103、
レンズ駆動回路121及び絞り駆動回路120によりそれぞれ
駆動される。前記CCD104は、結像された光画像を電
荷量に光電変換し、CCD駆動回路125からの転送パル
スによってアナログ電気画像信号を出力する。出力され
たアナログ電気画像信号は前段回路105へ送られる。前
記画像信号は内蔵されるCDS(相関二重サンプリン
グ)回路でノイズを軽減され、さらにAGC(増幅)回
路で増幅され、続くAD変換器106でデジタル画像信号
に変換された後、プロセス回路107に出力される。前記
プロセス回路107で、デジタル画像信号は輝度処理や色
処理が施され、デジタルビデオ信号(例えば輝度信号と
色差信号)に変換される。
図13に示す。撮像レンズ101、フォーカスレンズ102、絞
り103等を備えた光学撮像系を介して得られた被写体の
光画像は、二次元固体撮像素子、例えばCCD104上に
結像される。前記フォーカスレンズ105及び絞りは103、
レンズ駆動回路121及び絞り駆動回路120によりそれぞれ
駆動される。前記CCD104は、結像された光画像を電
荷量に光電変換し、CCD駆動回路125からの転送パル
スによってアナログ電気画像信号を出力する。出力され
たアナログ電気画像信号は前段回路105へ送られる。前
記画像信号は内蔵されるCDS(相関二重サンプリン
グ)回路でノイズを軽減され、さらにAGC(増幅)回
路で増幅され、続くAD変換器106でデジタル画像信号
に変換された後、プロセス回路107に出力される。前記
プロセス回路107で、デジタル画像信号は輝度処理や色
処理が施され、デジタルビデオ信号(例えば輝度信号と
色差信号)に変換される。
【0004】記録時は、前記デジタルビデオ信号は圧縮
伸張回路108に出力され、データの圧縮が行われる。そ
の後、記録再生回路109に出力される。圧縮されたデジ
タルビデオ信号データは、前記記録回路でSRAMなど
で構成された記録媒体、例えばメモリカード111に記録
される。以上が記録時の信号の流れである。
伸張回路108に出力され、データの圧縮が行われる。そ
の後、記録再生回路109に出力される。圧縮されたデジ
タルビデオ信号データは、前記記録回路でSRAMなど
で構成された記録媒体、例えばメモリカード111に記録
される。以上が記録時の信号の流れである。
【0005】再生時は、前記メモリカード111に記録さ
れている圧縮デジタルビデオ信号データは、記録再生回
路109を介して圧縮伸張回路108に戻される。前記圧縮デ
ジタルデータは圧縮伸張回路108でデータの伸張が行わ
れる。その後、DA変換器112に出力される。前記DA
変換器112でアナログ信号に戻されたビデオ信号は出力
回路113を介して外部にNTSCビデオ信号として出力
される。
れている圧縮デジタルビデオ信号データは、記録再生回
路109を介して圧縮伸張回路108に戻される。前記圧縮デ
ジタルデータは圧縮伸張回路108でデータの伸張が行わ
れる。その後、DA変換器112に出力される。前記DA
変換器112でアナログ信号に戻されたビデオ信号は出力
回路113を介して外部にNTSCビデオ信号として出力
される。
【0006】また、発光回路115はストロボ発光の制御
を、メインCPU110は前記諸回路の制御を行ってい
る。ストロボ発光のタイミングを図14に示す。ストロボ
の発光は発光させたいフィールド中に、メインCPU11
0が発光回路115にストロボ発光信号を与える。ストロボ
発光回路115はそれを受けて、ストロボ116を発光させ
る。
を、メインCPU110は前記諸回路の制御を行ってい
る。ストロボ発光のタイミングを図14に示す。ストロボ
の発光は発光させたいフィールド中に、メインCPU11
0が発光回路115にストロボ発光信号を与える。ストロボ
発光回路115はそれを受けて、ストロボ116を発光させ
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】近年、その必要性か
ら、スチルビデオカメラにおいても連写機能、即ち連続
撮影機能が求められている。しかしながら、現在、リア
ルタイムでの圧縮処理の実現は困難である。このため、
上記の従来技術の様な構成のカメラでは、圧縮処理に時
間がかかるため、連続撮影機能を実現することができな
い。
ら、スチルビデオカメラにおいても連写機能、即ち連続
撮影機能が求められている。しかしながら、現在、リア
ルタイムでの圧縮処理の実現は困難である。このため、
上記の従来技術の様な構成のカメラでは、圧縮処理に時
間がかかるため、連続撮影機能を実現することができな
い。
【0008】また、上記の従来技術の様な構成のカメラ
では、ストロボ発光時には、必ずストロボ発光信号が必
要となる。また、ストロボを再充電するのには時間(1
フィールド期間以上)がかかるため、ストロボ発光時は
フレーム(2フィールド=1フレーム)画が撮像できな
い。また、連続撮影もできない。また、ストロボが1灯
であるため、近接撮影時などに、ストロボを使用する
と、影がくっきりと撮像され、大変見苦しい画像になっ
てしまう。
では、ストロボ発光時には、必ずストロボ発光信号が必
要となる。また、ストロボを再充電するのには時間(1
フィールド期間以上)がかかるため、ストロボ発光時は
フレーム(2フィールド=1フレーム)画が撮像できな
い。また、連続撮影もできない。また、ストロボが1灯
であるため、近接撮影時などに、ストロボを使用する
と、影がくっきりと撮像され、大変見苦しい画像になっ
てしまう。
【0009】本発明は上記の事情に鑑みなされたもの
で、連続撮影時にデータ圧縮をすること無く画像データ
を直接媒体に記録することができる高速の連続撮影に適
したデジタルスチルカメラを提供することを目的とす
る。また、連続撮影時に画像データ量を減少させてから
データ圧縮して媒体に記録することができる多数の駒の
連続撮影に適したデジタルスチルカメラを提供すること
を目的とする。また、ストロボ発光時に、ストロボ発光
信号が不要なデジタルスチルカメラを提供することを目
的とする。また、ストロボ発光時に、フレーム撮像、ま
たは、連続撮影ができるデジタルスチルカメラを提供す
ることを目的とする。さらにまた、ストロボ発光時に、
見苦しい影が撮像されないデジタルスチルカメラを提供
することを目的とする。
で、連続撮影時にデータ圧縮をすること無く画像データ
を直接媒体に記録することができる高速の連続撮影に適
したデジタルスチルカメラを提供することを目的とす
る。また、連続撮影時に画像データ量を減少させてから
データ圧縮して媒体に記録することができる多数の駒の
連続撮影に適したデジタルスチルカメラを提供すること
を目的とする。また、ストロボ発光時に、ストロボ発光
信号が不要なデジタルスチルカメラを提供することを目
的とする。また、ストロボ発光時に、フレーム撮像、ま
たは、連続撮影ができるデジタルスチルカメラを提供す
ることを目的とする。さらにまた、ストロボ発光時に、
見苦しい影が撮像されないデジタルスチルカメラを提供
することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的は、下記のよう
な手段により達成される。即ち、発明1は、撮像した光
画像を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段か
ら得られる画像データをデータ圧縮する圧縮手段と、前
記画像データを記録媒体に記録する記録手段と、1駒撮
影と連続撮影とを切替える切替え手段とを備えたデジタ
ルスチルカメラにおいて、1駒撮影時は前記撮像手段か
ら得られる画像データをデータ圧縮してから前記画像デ
ータを記録媒体に記録し、連続撮影時は前記撮像手段か
ら得られる画像データを圧縮せずに直接記録媒体に記録
することを特徴とするデジタルスチルカメラである。
な手段により達成される。即ち、発明1は、撮像した光
画像を電気信号に変換する撮像手段と、前記撮像手段か
ら得られる画像データをデータ圧縮する圧縮手段と、前
記画像データを記録媒体に記録する記録手段と、1駒撮
影と連続撮影とを切替える切替え手段とを備えたデジタ
ルスチルカメラにおいて、1駒撮影時は前記撮像手段か
ら得られる画像データをデータ圧縮してから前記画像デ
ータを記録媒体に記録し、連続撮影時は前記撮像手段か
ら得られる画像データを圧縮せずに直接記録媒体に記録
することを特徴とするデジタルスチルカメラである。
【0011】発明2は、撮像した光画像を電気信号に変
換する撮像手段と、前記撮像手段から得られる画像デー
タをデータ圧縮する圧縮手段と、前記画像データを記録
媒体に記録する記録手段と、1駒撮影と連続撮影とを切
替える切替え手段とを備えたデジタルスチルカメラにお
いて、1駒撮影時は前記撮像手段から得られる画像デー
タをデータ圧縮してから前記画像データを記録媒体に記
録し、連続撮影時は1駒当たりの画像データ量を1駒撮
影時よりも減少させてからデータ圧縮し、記録すること
を特徴とするデジタルスチルカメラである。
換する撮像手段と、前記撮像手段から得られる画像デー
タをデータ圧縮する圧縮手段と、前記画像データを記録
媒体に記録する記録手段と、1駒撮影と連続撮影とを切
替える切替え手段とを備えたデジタルスチルカメラにお
いて、1駒撮影時は前記撮像手段から得られる画像デー
タをデータ圧縮してから前記画像データを記録媒体に記
録し、連続撮影時は1駒当たりの画像データ量を1駒撮
影時よりも減少させてからデータ圧縮し、記録すること
を特徴とするデジタルスチルカメラである。
【0012】発明3は、撮像した光画像を電気信号に変
換する二次元固体撮像手段と、前記電気信号を記録媒体
に記録する記録手段と、電気的閃光発光手段とを備えた
デジタルスチルカメラにおいて、前記電気的閃光発光手
段の発光と画像出力信号取り出しのための撮像手段電荷
リードアウト信号を関係させて発生することを特徴とす
るデジタルスチルカメラである。
換する二次元固体撮像手段と、前記電気信号を記録媒体
に記録する記録手段と、電気的閃光発光手段とを備えた
デジタルスチルカメラにおいて、前記電気的閃光発光手
段の発光と画像出力信号取り出しのための撮像手段電荷
リードアウト信号を関係させて発生することを特徴とす
るデジタルスチルカメラである。
【0013】発明4は、撮像した光画像を電気信号に変
換する撮像手段と、前記電気信号を記録媒体に記録する
記録手段と、電気的閃光発光手段とを備えたデジタルス
チルカメラにおいて、前記電気的閃光発光手段は少なく
とも2組の発光器を備えていることを特徴とするデジタ
ルスチルカメラである。
換する撮像手段と、前記電気信号を記録媒体に記録する
記録手段と、電気的閃光発光手段とを備えたデジタルス
チルカメラにおいて、前記電気的閃光発光手段は少なく
とも2組の発光器を備えていることを特徴とするデジタ
ルスチルカメラである。
【0014】ここで、発明1において、連続撮影をする
ときには、1駒当たりの画像データを少なくして記録す
る構成とする。また、連続撮影するときには、画像サイ
ズ自体を小さくし、1駒撮影時の1駒分の画面に複数駒
分の画面を同時に記録する構成としてもよい。
ときには、1駒当たりの画像データを少なくして記録す
る構成とする。また、連続撮影するときには、画像サイ
ズ自体を小さくし、1駒撮影時の1駒分の画面に複数駒
分の画面を同時に記録する構成としてもよい。
【0015】更に発明2は、連続撮影するときは、内部
メモリ、外部メモリを問わず余っているメモリをフルに
使用し、非圧縮で画像を一旦記録し、後でゆっくり圧縮
記録する構成とする。また、連続撮影するときは、圧縮
する画像データ量を小さくして記録する構成とする。連
続撮影するときは、圧縮手段の圧縮率又は圧縮方法を変
えて大きな圧縮効果が得られる構成としてもよい。
メモリ、外部メモリを問わず余っているメモリをフルに
使用し、非圧縮で画像を一旦記録し、後でゆっくり圧縮
記録する構成とする。また、連続撮影するときは、圧縮
する画像データ量を小さくして記録する構成とする。連
続撮影するときは、圧縮手段の圧縮率又は圧縮方法を変
えて大きな圧縮効果が得られる構成としてもよい。
【0016】更に発明3は、ストロボ発光時に、ストロ
ボ発光器の発光と連動して既存の他の信号で代用する構
成とする。また、ストロボの一回の発光で、連続する二
画面を撮像できるようストロボ発光を制御する構成とす
る。
ボ発光器の発光と連動して既存の他の信号で代用する構
成とする。また、ストロボの一回の発光で、連続する二
画面を撮像できるようストロボ発光を制御する構成とす
る。
【0017】更に発明4は、ストロボ発光器を2灯用意
し連続撮影時には発光器をそれぞれ切り換える構成とす
る。また、被写体の位置を検出してその位置に応じて発
光器の発光量を制御する構成とする。また2灯の発光器
の光量制御はそれぞれのコンデンサーの容量値を利用す
る構成としてもよい。
し連続撮影時には発光器をそれぞれ切り換える構成とす
る。また、被写体の位置を検出してその位置に応じて発
光器の発光量を制御する構成とする。また2灯の発光器
の光量制御はそれぞれのコンデンサーの容量値を利用す
る構成としてもよい。
【0018】
【作用】かかる構成によれば、連続撮影機能を有するデ
ジタルスチルカメラが実現できる。
ジタルスチルカメラが実現できる。
【0019】また、ストロボ発光時に、ストロボ発光信
号がいらないデジタルスチルカメラが実現できる。ま
た、ストロボ発光時にもフレーム画、または、連続撮影
が撮像できる。さらにまた、近接(マクロ)撮影時など
に、ストロボを使用しても、見苦しい影が撮像されるこ
とがない。
号がいらないデジタルスチルカメラが実現できる。ま
た、ストロボ発光時にもフレーム画、または、連続撮影
が撮像できる。さらにまた、近接(マクロ)撮影時など
に、ストロボを使用しても、見苦しい影が撮像されるこ
とがない。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0021】本発明を図1乃至図12に基づいて、詳細に
説明する。
説明する。
【0022】実施例1 図1の実施例は発明1および発明2の適用されるデジタ
ルスチルカメラのブロック図である。
ルスチルカメラのブロック図である。
【0023】先ず個々の動作を説明する。撮像素子3は
CCD等であり、光学的な撮影レンズ1によってその撮
像素子3に結像された被写体情報を光電変換して電気信
号として出力する。プリプロセス部4は、AGC機能を
持った前段増幅、及びクランプやCDSなどのAD変換
をする前の基本的なアナログ処理を行う。また、メイン
マイコン10の制御によって、前段増幅のAGC基準ゲイ
ンを変更することも出来る。
CCD等であり、光学的な撮影レンズ1によってその撮
像素子3に結像された被写体情報を光電変換して電気信
号として出力する。プリプロセス部4は、AGC機能を
持った前段増幅、及びクランプやCDSなどのAD変換
をする前の基本的なアナログ処理を行う。また、メイン
マイコン10の制御によって、前段増幅のAGC基準ゲイ
ンを変更することも出来る。
【0024】AD変換部5は、アナログのCCD出力信
号をデジタルデータに変換する。
号をデジタルデータに変換する。
【0025】信号処理部6はデジタル化されたCCD画
像データに、フィルタ処理、カラー化処理、ニー処理、
色変換処理などの処理を施し、例えばYCrCb形式で
メモリコントローラ9に出力する。他方、信号処理部6
にはDA変換器も内蔵されており、AD変換部5から入
力されるカラー化された映像信号や、メモリコントロー
ラ9から逆に入力される画像データをアナログ信号とし
て出力することもできる。これらの機能切り替えはメイ
ンマイコン10とのデータ交換によって行われ、必要に応
じてCCD信号の露出情報やフォーカス情報、ホワイト
バランス情報をメインマイコン10へ出力することもでき
る。
像データに、フィルタ処理、カラー化処理、ニー処理、
色変換処理などの処理を施し、例えばYCrCb形式で
メモリコントローラ9に出力する。他方、信号処理部6
にはDA変換器も内蔵されており、AD変換部5から入
力されるカラー化された映像信号や、メモリコントロー
ラ9から逆に入力される画像データをアナログ信号とし
て出力することもできる。これらの機能切り替えはメイ
ンマイコン10とのデータ交換によって行われ、必要に応
じてCCD信号の露出情報やフォーカス情報、ホワイト
バランス情報をメインマイコン10へ出力することもでき
る。
【0026】メモリコントローラ9では、信号処理部6
から入力されるデジタル画像データをフレームメモリ11
に蓄積したり、逆にフレームメモリ11の画像データを信
号処理部6に出力する。フレームメモリ11は少なくとも
1画面以上の画像データを蓄積できる画像メモリであ
り、VRAM,SRAM,DRAMなどが一般的に使用
されるが、ここではCPUのバスと独立動作可能なVR
AMを使用している。また、このメモリをシステムメモ
リと共用しても良い。
から入力されるデジタル画像データをフレームメモリ11
に蓄積したり、逆にフレームメモリ11の画像データを信
号処理部6に出力する。フレームメモリ11は少なくとも
1画面以上の画像データを蓄積できる画像メモリであ
り、VRAM,SRAM,DRAMなどが一般的に使用
されるが、ここではCPUのバスと独立動作可能なVR
AMを使用している。また、このメモリをシステムメモ
リと共用しても良い。
【0027】画像蓄積用メモリ12は本体内蔵のメモリで
あり、フレームメモリ11に撮影された画像がメインマイ
コン10で画像圧縮処理などを施された後に蓄えられる。
この画像蓄積用の内蔵メモリとしては、SRAM,DR
AM,EEPROMなどがあるが、メモリ内の画像デー
タ保存を考えるとEEPROMが好ましい。
あり、フレームメモリ11に撮影された画像がメインマイ
コン10で画像圧縮処理などを施された後に蓄えられる。
この画像蓄積用の内蔵メモリとしては、SRAM,DR
AM,EEPROMなどがあるが、メモリ内の画像デー
タ保存を考えるとEEPROMが好ましい。
【0028】PCカードコントローラ13(PCMCIA
コントローラ)はICメモリカードなどの外部記録媒体
とメインマイコン10とを接続するものであり、フレーム
メモリに撮影された画像がメインマイコン10で画像圧縮
処理などを施された後に、このPCカードコントローラ
13を介して外部記録媒体に記録することができる。PC
カードコントローラ13を介して接続される外部の保存用
ICメモリカードとしては、SRAMカード、DRAM
カード、EEPROMカード等が使用でき、モデムカー
ドやISDNカードを利用して公衆回線を介して直接画
像データを遠隔地の記録媒体に転送しても良い。
コントローラ)はICメモリカードなどの外部記録媒体
とメインマイコン10とを接続するものであり、フレーム
メモリに撮影された画像がメインマイコン10で画像圧縮
処理などを施された後に、このPCカードコントローラ
13を介して外部記録媒体に記録することができる。PC
カードコントローラ13を介して接続される外部の保存用
ICメモリカードとしては、SRAMカード、DRAM
カード、EEPROMカード等が使用でき、モデムカー
ドやISDNカードを利用して公衆回線を介して直接画
像データを遠隔地の記録媒体に転送しても良い。
【0029】ストロボ部15は内蔵ストロボを発光させる
ための回路であり、ここでは撮影シーケンスを制御する
メインマイコン10によって発光タイミングが得られる。
ための回路であり、ここでは撮影シーケンスを制御する
メインマイコン10によって発光タイミングが得られる。
【0030】シリアルポートドライバ16はカメラ本体と
外部機器との情報伝送を行うための信号変換を行う。シ
リアル伝送手段としてはRS−232−CやRS−422−A
などの名称で知られる推奨規格があるが、ここではRS
−232−Cを使用している。
外部機器との情報伝送を行うための信号変換を行う。シ
リアル伝送手段としてはRS−232−CやRS−422−A
などの名称で知られる推奨規格があるが、ここではRS
−232−Cを使用している。
【0031】サブマイコン17はカメラ本体の操作スイッ
チや液晶パネル18等のマンマシンインターフェイスを制
御し、メインマイコン10に必要に応じて情報伝達を行
う。ここでは、メインマイコン10との情報伝達にシリア
ル入出力端子を使用している。また、時計機能を有して
撮影した日時を画像と共に記録するオートデート機能の
制御も行う。
チや液晶パネル18等のマンマシンインターフェイスを制
御し、メインマイコン10に必要に応じて情報伝達を行
う。ここでは、メインマイコン10との情報伝達にシリア
ル入出力端子を使用している。また、時計機能を有して
撮影した日時を画像と共に記録するオートデート機能の
制御も行う。
【0032】絞り駆動部20は、例えばオートアイリスな
どによって構成され、メインマイコン10の制御によって
光学的な絞り2を変化させる。
どによって構成され、メインマイコン10の制御によって
光学的な絞り2を変化させる。
【0033】フォーカス駆動部21は、例えばステッピン
グモータによって構成され、メインマイコン10の制御に
よってレンズ1の位置を変化させ、被写体の光学的なピ
ント面を撮像素子3に適正に合わせるためのものであ
る。
グモータによって構成され、メインマイコン10の制御に
よってレンズ1の位置を変化させ、被写体の光学的なピ
ント面を撮像素子3に適正に合わせるためのものであ
る。
【0034】撮影モードセレクタ22は1駒撮影モードと
連続撮影モードとを切り替える切り替えスイッチでカメ
ラ本体スイッチの一部であってサブマイコン17を介して
メインマイコン10に接続されている。
連続撮影モードとを切り替える切り替えスイッチでカメ
ラ本体スイッチの一部であってサブマイコン17を介して
メインマイコン10に接続されている。
【0035】メインマイコン10は、主として撮影、記
録、再生のシーケンスを制御し、CPUとソフトウエア
を内蔵するROMと制御に必要な作業用データの読み込
み書き込みが行われるRAMを含み、画像処理手段とし
ての動作をし、必要に応じて撮影画像の圧縮再生や外部
機器とのシリアルポート伝送を行う。ここで画像圧縮と
して、CCITTとISOで規格化されているJPEG
(Joint Photographic Experts Group)方式、或いはJ
BIG(Joint Bi-level Image Experts Group)方式を
使用する。また、ここではメインマイコン10でこの演算
を行うようにしているが、メインマイコン10の能力次第
ではCPUバス上に圧縮伸張の専用ICを配して行って
も良い。
録、再生のシーケンスを制御し、CPUとソフトウエア
を内蔵するROMと制御に必要な作業用データの読み込
み書き込みが行われるRAMを含み、画像処理手段とし
ての動作をし、必要に応じて撮影画像の圧縮再生や外部
機器とのシリアルポート伝送を行う。ここで画像圧縮と
して、CCITTとISOで規格化されているJPEG
(Joint Photographic Experts Group)方式、或いはJ
BIG(Joint Bi-level Image Experts Group)方式を
使用する。また、ここではメインマイコン10でこの演算
を行うようにしているが、メインマイコン10の能力次第
ではCPUバス上に圧縮伸張の専用ICを配して行って
も良い。
【0036】次に、撮影からメモリ記録への一連の基本
動作を説明する。
動作を説明する。
【0037】サブマイコン17に接続している各種スイッ
チ情報よりカメラの動作モードが設定され、撮影のため
の情報がメインマイコン10にシリアル情報として出力さ
れる。この情報に応じてメインマイコン10は、メモリコ
ントローラ9、信号処理部6、プリプロセス部4、また
必要に応じてPCカードコントローラ13やシリアルポー
トドライバ16を設定する。
チ情報よりカメラの動作モードが設定され、撮影のため
の情報がメインマイコン10にシリアル情報として出力さ
れる。この情報に応じてメインマイコン10は、メモリコ
ントローラ9、信号処理部6、プリプロセス部4、また
必要に応じてPCカードコントローラ13やシリアルポー
トドライバ16を設定する。
【0038】サブマイコン17のレリーズスイッチSIが
押されると、サブマイコン17はその情報をメインマイコ
ン10に伝える。メインマイコン10ではSI信号がアクテ
ィブになったことを知ると、信号処理部6に画像入力命
令を発行し、信号処理部6は撮像素子3、プリプロセス
部4、AD変換部5を動作させてCCD画像を受け取
る。受け取ったCCD画像データを信号処理部6で基本
的な信号処理を行った上で、輝度データの高周波成分か
らフォーカス情報を、低周波成分から露出データを作成
しておく。メインマイコン10では、これらのデータを信
号処理部6から読み取り、必要に応じて絞り駆動部20や
フォーカス駆動部21、更にはプリプロセス部4のAGC
増幅器のゲイン制御を行い、適正な露出やピントが得ら
れるまで収斂をさせる。また、動作モードによっては、
信号処理部6からアナログ画像信号を出力してNTSC
信号として外部モニタに出力する。
押されると、サブマイコン17はその情報をメインマイコ
ン10に伝える。メインマイコン10ではSI信号がアクテ
ィブになったことを知ると、信号処理部6に画像入力命
令を発行し、信号処理部6は撮像素子3、プリプロセス
部4、AD変換部5を動作させてCCD画像を受け取
る。受け取ったCCD画像データを信号処理部6で基本
的な信号処理を行った上で、輝度データの高周波成分か
らフォーカス情報を、低周波成分から露出データを作成
しておく。メインマイコン10では、これらのデータを信
号処理部6から読み取り、必要に応じて絞り駆動部20や
フォーカス駆動部21、更にはプリプロセス部4のAGC
増幅器のゲイン制御を行い、適正な露出やピントが得ら
れるまで収斂をさせる。また、動作モードによっては、
信号処理部6からアナログ画像信号を出力してNTSC
信号として外部モニタに出力する。
【0039】露出値、ピントが適正な値に収斂した後、
サブマイコン17からメインマイコン10に二段目のレリー
ズスイッチ(図示を省略)が押されたことを示す信号が
入力されると、メインマイコン10はメモリコントローラ
9に取り込みの命令を出力する。また、必要に応じて取
り込み画像のフィールドタイミングでストロボ部15に発
光信号を出力する。メモリコントローラ9で画像の取り
込み命令を受けると、信号処理部6からの同期信号を検
出し、所定のタイミングで信号処理部6から出力される
YCrCb形式などの画像データをフレームメモリ11に
取り込む。フレームメモリ11が画像の取り込みを終了す
ると、メモリコントローラ9は取り込みが終了したこと
を示すステータスを表示し、これをメインマイコン10が
読み取ることによって、メインマイコン10で撮影が終了
したことを知る。
サブマイコン17からメインマイコン10に二段目のレリー
ズスイッチ(図示を省略)が押されたことを示す信号が
入力されると、メインマイコン10はメモリコントローラ
9に取り込みの命令を出力する。また、必要に応じて取
り込み画像のフィールドタイミングでストロボ部15に発
光信号を出力する。メモリコントローラ9で画像の取り
込み命令を受けると、信号処理部6からの同期信号を検
出し、所定のタイミングで信号処理部6から出力される
YCrCb形式などの画像データをフレームメモリ11に
取り込む。フレームメモリ11が画像の取り込みを終了す
ると、メモリコントローラ9は取り込みが終了したこと
を示すステータスを表示し、これをメインマイコン10が
読み取ることによって、メインマイコン10で撮影が終了
したことを知る。
【0040】撮影が終了した後にメインマイコン10では
必要に応じて画像圧縮を行い、画像蓄積用メモリ12、外
部接続されているPCカード、或いは外部シリアルポー
トに接続されているパーソナルコンピュータへ画像デー
タを転送する。
必要に応じて画像圧縮を行い、画像蓄積用メモリ12、外
部接続されているPCカード、或いは外部シリアルポー
トに接続されているパーソナルコンピュータへ画像デー
タを転送する。
【0041】再生表示動作ではメインマイコン10で、画
像蓄積用メモリ12、外部接続されているPCカード、或
いは外部シリアルポートに接続されているパーソナルコ
ンピュータから画像データを読み取り、必要に応じて画
像の伸張を行いフレームメモリ11に書き込む。この後、
信号処理部6とメモリコントローラ9に画像を表示する
ための命令を発行すると、メモリコントローラ9でフレ
ームメモリ11より画像データを読みとり、信号処理部6
を介しビデオアンプ7を経てNTSC出力端子であるコ
ネクタ8へ画像のアナログ信号を出力する。
像蓄積用メモリ12、外部接続されているPCカード、或
いは外部シリアルポートに接続されているパーソナルコ
ンピュータから画像データを読み取り、必要に応じて画
像の伸張を行いフレームメモリ11に書き込む。この後、
信号処理部6とメモリコントローラ9に画像を表示する
ための命令を発行すると、メモリコントローラ9でフレ
ームメモリ11より画像データを読みとり、信号処理部6
を介しビデオアンプ7を経てNTSC出力端子であるコ
ネクタ8へ画像のアナログ信号を出力する。
【0042】このようにしてカメラの撮影、記録、再
生、表示、伝送の機能は達成される。
生、表示、伝送の機能は達成される。
【0043】上記の実施例1の構成のデジタルスチルカ
メラで連続撮影機能を行うときの一連の動作を説明す
る。
メラで連続撮影機能を行うときの一連の動作を説明す
る。
【0044】決まった時間間隔(ユーザー指定したもの
でもよい)で連続撮影を行うとする。撮影モードセレク
タ22により連続撮影モードが選択されたとき、CPUま
たは判定回路が、連続撮影間隔が圧縮を行っても処理で
きる時間であるかどうかを判断する。圧縮を行っても十
分記録処理が行える間隔での連続撮影であれば、通常と
同じ撮像、記録処理を繰り返す。ただし、露光調整、フ
ォーカス調整、色バランス調整などは、初めの撮像のと
きのみ行うようにし、より撮像間隔を早くする構成にし
てもよい。
でもよい)で連続撮影を行うとする。撮影モードセレク
タ22により連続撮影モードが選択されたとき、CPUま
たは判定回路が、連続撮影間隔が圧縮を行っても処理で
きる時間であるかどうかを判断する。圧縮を行っても十
分記録処理が行える間隔での連続撮影であれば、通常と
同じ撮像、記録処理を繰り返す。ただし、露光調整、フ
ォーカス調整、色バランス調整などは、初めの撮像のと
きのみ行うようにし、より撮像間隔を早くする構成にし
てもよい。
【0045】ここで、記録処理が間に合わないと判断さ
れた場合は以下の処理のどれかを行う。ここで、連続撮
影間隔は決まった間隔であるとしたが、撮像記録時間を
もとに、連続撮影時間が決定される構成としてもよい。
れた場合は以下の処理のどれかを行う。ここで、連続撮
影間隔は決まった間隔であるとしたが、撮像記録時間を
もとに、連続撮影時間が決定される構成としてもよい。
【0046】カメラ内のフレームメモリや画像蓄積用メ
モリ、PCカードなど、内外のメモリを問わず、余って
いるメモリをフルに使い、非圧縮できる限りの画像を記
録する。記録指定枚数を撮像してしまったら、または記
録可能枚数を撮像してしまったら、撮像動作をやめ、圧
縮記録動作に入る。
モリ、PCカードなど、内外のメモリを問わず、余って
いるメモリをフルに使い、非圧縮できる限りの画像を記
録する。記録指定枚数を撮像してしまったら、または記
録可能枚数を撮像してしまったら、撮像動作をやめ、圧
縮記録動作に入る。
【0047】このとき、ハードまたはソフトが許すので
あれば、撮像しながら、できる限りの圧縮動作も行う構
成としてもよい。
あれば、撮像しながら、できる限りの圧縮動作も行う構
成としてもよい。
【0048】カラー信号処理における画像データ量を減
少させる場合について説明する。
少させる場合について説明する。
【0049】信号処理回路6により、分離復調されて出
力される信号、即ち、広帯域輝度信号Y、二つの色差信
号Cr(=R−Y)、Cb(=B−Y)についての比率
を選定できる場合を取り上げる。
力される信号、即ち、広帯域輝度信号Y、二つの色差信
号Cr(=R−Y)、Cb(=B−Y)についての比率
を選定できる場合を取り上げる。
【0050】通常、PCカードに記録する画像がY:C
r:Cb=4:2:2であったとする。こういう場合は
記録するデータ量を減らすために、画像をY:Cr:C
b=4:1:1に切り換えて、上記のような記録方法で
記録を行う。連続撮影なので画質は大きな問題としない
と思われるのでこういう構成にする。このとき、Y:C
r:Cbをもっと自由にかえる構成としてもよい。
r:Cb=4:2:2であったとする。こういう場合は
記録するデータ量を減らすために、画像をY:Cr:C
b=4:1:1に切り換えて、上記のような記録方法で
記録を行う。連続撮影なので画質は大きな問題としない
と思われるのでこういう構成にする。このとき、Y:C
r:Cbをもっと自由にかえる構成としてもよい。
【0051】連続撮影モードでは1画面分の画像データ
をフルに用いるのではなく、走査線数を間引いて画像デ
ータ量を減少させて、記録を行う。4画像で1画面を形
成するようにすれば、単純に考えれば、データ量は1/4
に減るので、多くの枚数の画像の記録が行える。通常の
記録画面が図2のとき、連続撮影時の画像は図3のよう
になる。こういう構成にすると画像の比較が簡単に行え
るというメリットも生まれる。このとき、9画像で1画
面を、16画像で1画面を形成するなどの構成にしてもよ
い。
をフルに用いるのではなく、走査線数を間引いて画像デ
ータ量を減少させて、記録を行う。4画像で1画面を形
成するようにすれば、単純に考えれば、データ量は1/4
に減るので、多くの枚数の画像の記録が行える。通常の
記録画面が図2のとき、連続撮影時の画像は図3のよう
になる。こういう構成にすると画像の比較が簡単に行え
るというメリットも生まれる。このとき、9画像で1画
面を、16画像で1画面を形成するなどの構成にしてもよ
い。
【0052】連続撮影時に図2の画像から図3の画像を
得る方法について、連続撮影時の画像データ記録処理の
流れを示す図4を用いて説明する。(発明1の場合は画
像データを圧縮しないで直接画像蓄積用メモリ11に書き
込むので圧縮伸長回路29は括弧で括って表示してい
る。) 図4において実線の矢印で示す方向に向かって、AD変
換部5でアナログデジタル変換された撮像信号は信号処
理部6で信号処理され、メモリコントローラ9に出力さ
れる。メモリコントローラ9はフレームメモリ11のアド
レスを走査しながらデータ記録部にデータを順次書き込
みフレームメモリに1画面分のデータを記録する。この
際フレームメモリのアドレスの走査条件を変更すること
により画像データを間引くことが出来る。フレームメモ
リ11とメモリコントローラ9の動作を図5を用いて説明
する。メモリコントローラ9には水平アドレスカウンタ
9A、水平アドレスカウンタ用クロック発生器9B、垂
直アドレスカウンタ9C、垂直アドレスカウンタ用クロ
ック発生器9Dを含み水平垂直ともクロックパルスの印
加によりフレームメモリのアドレスを順次指定してゆ
き、即ち走査が実行される。
得る方法について、連続撮影時の画像データ記録処理の
流れを示す図4を用いて説明する。(発明1の場合は画
像データを圧縮しないで直接画像蓄積用メモリ11に書き
込むので圧縮伸長回路29は括弧で括って表示してい
る。) 図4において実線の矢印で示す方向に向かって、AD変
換部5でアナログデジタル変換された撮像信号は信号処
理部6で信号処理され、メモリコントローラ9に出力さ
れる。メモリコントローラ9はフレームメモリ11のアド
レスを走査しながらデータ記録部にデータを順次書き込
みフレームメモリに1画面分のデータを記録する。この
際フレームメモリのアドレスの走査条件を変更すること
により画像データを間引くことが出来る。フレームメモ
リ11とメモリコントローラ9の動作を図5を用いて説明
する。メモリコントローラ9には水平アドレスカウンタ
9A、水平アドレスカウンタ用クロック発生器9B、垂
直アドレスカウンタ9C、垂直アドレスカウンタ用クロ
ック発生器9Dを含み水平垂直ともクロックパルスの印
加によりフレームメモリのアドレスを順次指定してゆ
き、即ち走査が実行される。
【0053】走査線の本数を減じる、即ち走査線を間引
いて画像データの量を減少させる場合、2回ずつ同じア
ドレスを指定に対し同じデータの書き込みを繰り返して
ゆくか、アドレスカウンターのクロック周波数を半減さ
せることにより走査線の数を一つ置きに記録することと
なる。こうしてフレームメモリの画像記録開始位置から
走査記録を始めると4画面が1駒分の画像としてまとま
り、フレームメモリに記録された1駒の画像データとし
て、通常の1駒撮像時の画像と同様に画像蓄積用メモリ
12に記録させる。この構成にすると4画像の連続撮像は
CCDの読み出し速度と略同一の速度で実施できる。
いて画像データの量を減少させる場合、2回ずつ同じア
ドレスを指定に対し同じデータの書き込みを繰り返して
ゆくか、アドレスカウンターのクロック周波数を半減さ
せることにより走査線の数を一つ置きに記録することと
なる。こうしてフレームメモリの画像記録開始位置から
走査記録を始めると4画面が1駒分の画像としてまとま
り、フレームメモリに記録された1駒の画像データとし
て、通常の1駒撮像時の画像と同様に画像蓄積用メモリ
12に記録させる。この構成にすると4画像の連続撮像は
CCDの読み出し速度と略同一の速度で実施できる。
【0054】図4に破線で示した矢印の方向により画像
再生時の信号の流れを示す。画像蓄積用メモリ12にある
連続撮影画像は4枚1組で読みだされてフレームメモリ
11に展開記憶される。
再生時の信号の流れを示す。画像蓄積用メモリ12にある
連続撮影画像は4枚1組で読みだされてフレームメモリ
11に展開記憶される。
【0055】4枚の連続撮影画像をそのまま4枚1組で
再生する場合は、通常の撮像と同様にそのままの形、即
ちフレームメモリ11に展開されている形で再生するとよ
い。これに対し、連続撮影画像4枚のうち1枚を通常の
1駒分の画像の大きさで再生させる場合には、垂直、水
平とも同じアドレスを2回ずつ呼び出してデータを再生
すれば、連続撮影画像を通常画像の大きさで再生でき
る。
再生する場合は、通常の撮像と同様にそのままの形、即
ちフレームメモリ11に展開されている形で再生するとよ
い。これに対し、連続撮影画像4枚のうち1枚を通常の
1駒分の画像の大きさで再生させる場合には、垂直、水
平とも同じアドレスを2回ずつ呼び出してデータを再生
すれば、連続撮影画像を通常画像の大きさで再生でき
る。
【0056】以上連続撮影時に、画像データ量を減少さ
せて圧縮せずに直接に記録媒体にデータ記録をする発明
1の場合を説明したが、以下に連続撮影モードが選ばれ
ていても圧縮動作をする時間的余裕のある発明2の場合
について説明する。
せて圧縮せずに直接に記録媒体にデータ記録をする発明
1の場合を説明したが、以下に連続撮影モードが選ばれ
ていても圧縮動作をする時間的余裕のある発明2の場合
について説明する。
【0057】通常、PCカードに記録する画像がY:C
r:Cb=4:2:2であったとする。こういう場合は
記録するデータ量を減らすために、画像をY:Cr:C
b=4:1:1に切り換えて記録する。という前述の方
法を用いて、圧縮を行いながら記録処理を行う。こうい
う構成にすることにより、4/3のスピードで記録処理が
行える。このときも、Y:Cr:Cbをもっと自由にか
える構成としてもよい。
r:Cb=4:2:2であったとする。こういう場合は
記録するデータ量を減らすために、画像をY:Cr:C
b=4:1:1に切り換えて記録する。という前述の方
法を用いて、圧縮を行いながら記録処理を行う。こうい
う構成にすることにより、4/3のスピードで記録処理が
行える。このときも、Y:Cr:Cbをもっと自由にか
える構成としてもよい。
【0058】走査線数を間引いて画像データ量を減じて
記録する構成にしたときも、圧縮をしながら記録する構
成を採用することができる。この構成にすれば、データ
量も記録速度も減る。例えば、4画像で1画面を形成す
るようにするならば、1駒当たりのデータ量は1/4に、
記録時間も1/4になる。
記録する構成にしたときも、圧縮をしながら記録する構
成を採用することができる。この構成にすれば、データ
量も記録速度も減る。例えば、4画像で1画面を形成す
るようにするならば、1駒当たりのデータ量は1/4に、
記録時間も1/4になる。
【0059】また、連続撮影モードのときに画像データ
圧縮の効果を得るためには、圧縮の方法を変える構成と
してもよい。その場合、1枚目は通常処理を行うが、2
枚目以降は1枚目のデータと大変互換性があるので、そ
れに合った圧縮方法(圧縮率が向上する、または処理時
間が早くなる)を用いる構成とする。それに適合する圧
縮方法としては、具体的には、動画用圧縮方式であるM
PEGや、1枚目と2枚目の差分のみを圧縮するといっ
た方法を使用できる。この方法は上述の方法と組み合わ
せる構成としてももよい。
圧縮の効果を得るためには、圧縮の方法を変える構成と
してもよい。その場合、1枚目は通常処理を行うが、2
枚目以降は1枚目のデータと大変互換性があるので、そ
れに合った圧縮方法(圧縮率が向上する、または処理時
間が早くなる)を用いる構成とする。それに適合する圧
縮方法としては、具体的には、動画用圧縮方式であるM
PEGや、1枚目と2枚目の差分のみを圧縮するといっ
た方法を使用できる。この方法は上述の方法と組み合わ
せる構成としてももよい。
【0060】実施例2 次に、発明3のストロボ発光信号を必要としない方法を
図6を用いて説明する。CCDとしてフィールド周期読
み出し方式で、電荷蓄積時間の可変な電子シャッタ機能
を有するものを用いた実施例について以下に述べる。
図6を用いて説明する。CCDとしてフィールド周期読
み出し方式で、電荷蓄積時間の可変な電子シャッタ機能
を有するものを用いた実施例について以下に述べる。
【0061】露光によりCCDセンサ上に蓄積された電
荷は、CCDセンサ電荷リードアウト信号(XSG)に
より、CCDの垂直転送部に出力されて画像出力信号が
読みだされる。CCDセンサ電荷掃き捨て信号(XSU
B)は、CCDセンサ上に残っている電荷をオーバーフ
ロードレインに掃き捨てる信号である。このXSUB信
号の持続時間をコントロールすることで、露光時間の制
御、即ち電子シャッタのスピードコントロールが実現で
きる。XSUBを出力しなければXSGから次のXSG
の期間、すなわち1フィールド(1/60秒)が露光期間とな
る。XSUBを出力するならば、図示するようにXSG
とその前のXSUBとの期間が露光期間となる。すなわ
ち、XSUBを長く出力すると、露光時間が短くなる。
ここで、XSGが垂直同期信号の“Low”期間にあら
われるとするなら、垂直同期信号の立ち下がりエッジを
もって、ストロボを発光させる。こうすることで、特別
なタイミングでストロボを発光させるストロボ発光信号
は必要なくなる。
荷は、CCDセンサ電荷リードアウト信号(XSG)に
より、CCDの垂直転送部に出力されて画像出力信号が
読みだされる。CCDセンサ電荷掃き捨て信号(XSU
B)は、CCDセンサ上に残っている電荷をオーバーフ
ロードレインに掃き捨てる信号である。このXSUB信
号の持続時間をコントロールすることで、露光時間の制
御、即ち電子シャッタのスピードコントロールが実現で
きる。XSUBを出力しなければXSGから次のXSG
の期間、すなわち1フィールド(1/60秒)が露光期間とな
る。XSUBを出力するならば、図示するようにXSG
とその前のXSUBとの期間が露光期間となる。すなわ
ち、XSUBを長く出力すると、露光時間が短くなる。
ここで、XSGが垂直同期信号の“Low”期間にあら
われるとするなら、垂直同期信号の立ち下がりエッジを
もって、ストロボを発光させる。こうすることで、特別
なタイミングでストロボを発光させるストロボ発光信号
は必要なくなる。
【0062】また、このような構成にすると、図7のよ
うに、電子シャッタスピードを早くすれば、余分な期間
の電荷蓄積がなくなり、ストロボ発光期間のみの画像出
力信号が得られる。なお、ここでは垂直同期信号の立ち
下がりエッジでストロボを発光させているが、垂直同期
信号の論理が逆ならば、立ち上がりエッジを用いてスト
ロボを発光させる。また、既存の信号で代用できるもの
(ストロボ発光期間に対してXSGより十分前にエッジ
がくるもの)があれば、その信号を用いてストロボを発
光させる構成としてもよい。
うに、電子シャッタスピードを早くすれば、余分な期間
の電荷蓄積がなくなり、ストロボ発光期間のみの画像出
力信号が得られる。なお、ここでは垂直同期信号の立ち
下がりエッジでストロボを発光させているが、垂直同期
信号の論理が逆ならば、立ち上がりエッジを用いてスト
ロボを発光させる。また、既存の信号で代用できるもの
(ストロボ発光期間に対してXSGより十分前にエッジ
がくるもの)があれば、その信号を用いてストロボを発
光させる構成としてもよい。
【0063】実施例3 次に、1回のストロボ発光により、適正光量で、2駒分
の画面が撮像できる発明3の他の実施例を示す。図8に
その回路のブロック図を、図9にこの回路におけるスト
ロボ発光と露光時間と関連する信号の関係を示すタイミ
ング図を示す。TG(タイミングジェネレータ)31は常
にメインマイコン10に垂直同期信号を、リードアウト信
号制御回路32にはCCDセンサ電荷リードアウト信号
(XSG)を供給している。リードアウト信号制御回路
32は通常動作(ビデオ動作)時は撮像素子駆動回路35に
TG31から供給されるXSGをそのまま供給する。
の画面が撮像できる発明3の他の実施例を示す。図8に
その回路のブロック図を、図9にこの回路におけるスト
ロボ発光と露光時間と関連する信号の関係を示すタイミ
ング図を示す。TG(タイミングジェネレータ)31は常
にメインマイコン10に垂直同期信号を、リードアウト信
号制御回路32にはCCDセンサ電荷リードアウト信号
(XSG)を供給している。リードアウト信号制御回路
32は通常動作(ビデオ動作)時は撮像素子駆動回路35に
TG31から供給されるXSGをそのまま供給する。
【0064】2駒分の画面を撮像する動作に入るとリー
ドアウト信号制御回路32は、撮像動作直前のCCDセン
サ電荷リードアウト信号(XSG)発生(1)後、撮像
素子駆動回路35に供給する信号XSGを直ちに停止し、
代わりに信号XSG′を撮像素子駆動回路35に供給する
準備をする。
ドアウト信号制御回路32は、撮像動作直前のCCDセン
サ電荷リードアウト信号(XSG)発生(1)後、撮像
素子駆動回路35に供給する信号XSGを直ちに停止し、
代わりに信号XSG′を撮像素子駆動回路35に供給する
準備をする。
【0065】メインマイコン10がスチル画の2駒画面の
撮像動作を開始して画像を取り込むとき垂直同期信号に
同期してストロボ発光信号をストロボ発光回路14に出力
(2)する。このストロボ発光信号はストロボの発光時
間より十分長いパルスとする。ストロボ発光回路14はこ
れを受けてストロボ15を発光させる。調光素子33が接続
された調光回路34はストロボ15の発光量(3)を監視
し、予め設定しておいたレベルまで積分したらリードア
ウト信号制御回路32に、調光レベルが設定値に達したこ
とを示す信号(4)を出力する。
撮像動作を開始して画像を取り込むとき垂直同期信号に
同期してストロボ発光信号をストロボ発光回路14に出力
(2)する。このストロボ発光信号はストロボの発光時
間より十分長いパルスとする。ストロボ発光回路14はこ
れを受けてストロボ15を発光させる。調光素子33が接続
された調光回路34はストロボ15の発光量(3)を監視
し、予め設定しておいたレベルまで積分したらリードア
ウト信号制御回路32に、調光レベルが設定値に達したこ
とを示す信号(4)を出力する。
【0066】リードアウト信号制御回路32はストロボ発
光信号がある間は、撮像素子駆動回路35に通常動作時に
おけるXSGは出力せず調光回路34の出力信号(4)が
あったら、XSGに代わる信号XSG′を撮像素子駆動
回路35に出力(5)して第1フィールドの画像信号の読
み出しを行う。次にリードアウト信号制御回路32は、通
常動作に戻り、即ち、通常動作時における信号XSGを
撮像素子駆動回路35に出力(6)して、第2フィールド
の画像信号の読み出しを行う。前記一連の動作中は、X
SUBは出力しない。
光信号がある間は、撮像素子駆動回路35に通常動作時に
おけるXSGは出力せず調光回路34の出力信号(4)が
あったら、XSGに代わる信号XSG′を撮像素子駆動
回路35に出力(5)して第1フィールドの画像信号の読
み出しを行う。次にリードアウト信号制御回路32は、通
常動作に戻り、即ち、通常動作時における信号XSGを
撮像素子駆動回路35に出力(6)して、第2フィールド
の画像信号の読み出しを行う。前記一連の動作中は、X
SUBは出力しない。
【0067】この様な構成にすることにより第1フィー
ルドと第2フィールドに略同一の発光量を与えることが
出来る。もし、第1フィールドと第2フィールドの露光
量に差を生じる場合には後でゲイン補正を施せばよい。
ルドと第2フィールドに略同一の発光量を与えることが
出来る。もし、第1フィールドと第2フィールドの露光
量に差を生じる場合には後でゲイン補正を施せばよい。
【0068】実施例4 次に、ストロボを2灯にした発明4の実施例を以下に述
べる。図10がストロボが2灯あるデジタルスチルカメラ
の実施例の外形図である。
べる。図10がストロボが2灯あるデジタルスチルカメラ
の実施例の外形図である。
【0069】ストロボ発光でフレーム撮像を行うとき
は、片フィールドずつストロボを発光させる。図11がそ
のときのタイミング例である。ストロボA、ストロボB
の発光順番はどちらが先でもよい。このときの、露光量
の差は撮像したあとで補正する構成としてもよい。
は、片フィールドずつストロボを発光させる。図11がそ
のときのタイミング例である。ストロボA、ストロボB
の発光順番はどちらが先でもよい。このときの、露光量
の差は撮像したあとで補正する構成としてもよい。
【0070】実施例5 発明4の他の実施例について説明する。
【0071】公知の光学式距離系機構や自動焦点合致検
出機構を利用して被写体の左右のずれを検知し、それに
より、左右のストロボの発光量を変化させる。図12がよ
り具体的な実施例である。左右2つのストロボとも容量
の違うコンデンサをそれぞれ2つ、もしくはそれ以上を
持ち、それらを組み合わせて発光させ、発光量の制御を
する。例えば、被写体が左側(ストロボB側)にずれて
いたとする。このときはストロボAはC11とC12を合わ
せた電荷で、ストロボBはC21の電荷だけで発光させ
る。こうすれば、ストロボAは、ストロボBより強く発
光する。この構成にすれば、複雑な発光制御回路が必要
でなくなる。
出機構を利用して被写体の左右のずれを検知し、それに
より、左右のストロボの発光量を変化させる。図12がよ
り具体的な実施例である。左右2つのストロボとも容量
の違うコンデンサをそれぞれ2つ、もしくはそれ以上を
持ち、それらを組み合わせて発光させ、発光量の制御を
する。例えば、被写体が左側(ストロボB側)にずれて
いたとする。このときはストロボAはC11とC12を合わ
せた電荷で、ストロボBはC21の電荷だけで発光させ
る。こうすれば、ストロボAは、ストロボBより強く発
光する。この構成にすれば、複雑な発光制御回路が必要
でなくなる。
【0072】近接撮影時に2灯発光させることで、見苦
しい影を出さないようにすることができる。また、左右
のストロボとも光量を少なくすれば、見苦しい影をより
出さないようにすることができる。このとき、図12の構
成ならば、C12とC22のみを使用して発光させることに
より、光量を少なくすることは、容易にできる。
しい影を出さないようにすることができる。また、左右
のストロボとも光量を少なくすれば、見苦しい影をより
出さないようにすることができる。このとき、図12の構
成ならば、C12とC22のみを使用して発光させることに
より、光量を少なくすることは、容易にできる。
【0073】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成した
ので、以下に記載されるような効果を有する。
ので、以下に記載されるような効果を有する。
【0074】請求項1の効果として、1駒撮影と連続撮
影とを切替える切替え手段とを備えたデジタルスチルカ
メラにおいて、1駒撮影時は前記撮像手段から得られる
画像データをデータ圧縮してから前記画像データを記録
媒体に記録し、連続撮影時は前記撮像手段から得られる
画像データを圧縮せずに直接記録媒体に記録するのでデ
ータ圧縮のための無駄な時間の不要な高速連続撮影を可
能とする。
影とを切替える切替え手段とを備えたデジタルスチルカ
メラにおいて、1駒撮影時は前記撮像手段から得られる
画像データをデータ圧縮してから前記画像データを記録
媒体に記録し、連続撮影時は前記撮像手段から得られる
画像データを圧縮せずに直接記録媒体に記録するのでデ
ータ圧縮のための無駄な時間の不要な高速連続撮影を可
能とする。
【0075】また、請求項2の効果として、請求項1の
効果に加え、連続撮影時は1駒撮影時よりも1駒当たり
の画像データ量を減少させてから記録するので連続撮影
のための記録可能容量を確保することが出来る。
効果に加え、連続撮影時は1駒撮影時よりも1駒当たり
の画像データ量を減少させてから記録するので連続撮影
のための記録可能容量を確保することが出来る。
【0076】また、請求項3の効果として、請求項2の
効果に加え、連続撮影時は1駒撮影時に前記撮像手段か
ら得られる電気信号を、走査線の数を減じる走査線減少
手段により画像データ量を減少させてから記録するので
画像の画質を著しく低下させること無く容易にデータ量
を減じて連続撮影のための記録可能容量を確保すること
が出来る。
効果に加え、連続撮影時は1駒撮影時に前記撮像手段か
ら得られる電気信号を、走査線の数を減じる走査線減少
手段により画像データ量を減少させてから記録するので
画像の画質を著しく低下させること無く容易にデータ量
を減じて連続撮影のための記録可能容量を確保すること
が出来る。
【0077】また、請求項4の効果として、請求項3の
効果に加え、連続撮影時の相互の画面の関係が分かりや
すいメリットが得られる。
効果に加え、連続撮影時の相互の画面の関係が分かりや
すいメリットが得られる。
【0078】また、請求項5の効果として、1駒撮影時
は前記撮像手段から得られる画像データをデータ圧縮し
てから前記画像データを記録媒体に記録し、連続撮影時
は1駒当たりの画像データ量を1駒撮影時よりも減少さ
せてからデータ圧縮し、記録するので、連続撮影時のデ
ータ量を大幅に減じることが出来るため通常の記録媒体
に対して十分な記録可能容量を確保することが出来る。
は前記撮像手段から得られる画像データをデータ圧縮し
てから前記画像データを記録媒体に記録し、連続撮影時
は1駒当たりの画像データ量を1駒撮影時よりも減少さ
せてからデータ圧縮し、記録するので、連続撮影時のデ
ータ量を大幅に減じることが出来るため通常の記録媒体
に対して十分な記録可能容量を確保することが出来る。
【0079】また、請求項6の効果として、請求項5の
効果に加え、前記撮像手段から得られる電気信号を、走
査線の数を減じる走査線減少手段により画像データ量を
減少させてからデータ圧縮し記録するので画像の画質を
著しく低下させること無く容易にデータ量を減じて連続
撮影のための記録可能容量を確保することが出来る。ま
た、請求項7の効果として、請求項6の効果に加え、デ
ータ圧縮が容易で必要とする記録容量が少なくて済み、
データを伸長したとき、連続撮影時の相互の画面の関係
が分かりやすいメリットが得られる。
効果に加え、前記撮像手段から得られる電気信号を、走
査線の数を減じる走査線減少手段により画像データ量を
減少させてからデータ圧縮し記録するので画像の画質を
著しく低下させること無く容易にデータ量を減じて連続
撮影のための記録可能容量を確保することが出来る。ま
た、請求項7の効果として、請求項6の効果に加え、デ
ータ圧縮が容易で必要とする記録容量が少なくて済み、
データを伸長したとき、連続撮影時の相互の画面の関係
が分かりやすいメリットが得られる。
【0080】また、請求項8の効果として、請求項5の
効果に加え、1駒撮影時とは異なった圧縮率、又は圧縮
方法で、画質あるいは撮影駒数において、連続撮影時に
最適の圧縮条件で画像データを記録することが出来る。
効果に加え、1駒撮影時とは異なった圧縮率、又は圧縮
方法で、画質あるいは撮影駒数において、連続撮影時に
最適の圧縮条件で画像データを記録することが出来る。
【0081】また、請求項9の効果として、撮像した光
画像を電気信号に変換する二次元固体撮像手段と、前記
電気信号を記録媒体に記録する記録手段と、電気的閃光
発光手段とを備えたデジタルスチルカメラにおいて、前
記電気的閃光発光手段の発光と画像出力信号取り出しの
ための撮像手段電荷リードアウト信号を関係させて発生
するように構成しているので、特殊な条件下におけるス
トロボ照明を容易に実現できる。
画像を電気信号に変換する二次元固体撮像手段と、前記
電気信号を記録媒体に記録する記録手段と、電気的閃光
発光手段とを備えたデジタルスチルカメラにおいて、前
記電気的閃光発光手段の発光と画像出力信号取り出しの
ための撮像手段電荷リードアウト信号を関係させて発生
するように構成しているので、特殊な条件下におけるス
トロボ照明を容易に実現できる。
【0082】また、請求項10の効果として、請求項9の
効果に加え、ストロボの発光は垂直同期信号の立ち下が
りと連動して発光開始し垂直同期信号持続期間中に撮像
手段電荷リードアウト信号を発生させて画像信号の読取
が実行されるのでストロボ発光時にストロボ発光信号が
不要となる。
効果に加え、ストロボの発光は垂直同期信号の立ち下が
りと連動して発光開始し垂直同期信号持続期間中に撮像
手段電荷リードアウト信号を発生させて画像信号の読取
が実行されるのでストロボ発光時にストロボ発光信号が
不要となる。
【0083】また、請求項11の効果として、請求項9の
効果に加え、1回のストロボの発光で連続する2画面の
読取が可能となる。
効果に加え、1回のストロボの発光で連続する2画面の
読取が可能となる。
【0084】また、請求項12の効果として、ストロボを
1灯だけ備えたデジタルスチルカメラと異なり、照明条
件を変化させて大きな撮影効果が得られるデジタルスチ
ルカメラを実現できる。
1灯だけ備えたデジタルスチルカメラと異なり、照明条
件を変化させて大きな撮影効果が得られるデジタルスチ
ルカメラを実現できる。
【0085】また、請求項13の効果として、請求項12の
効果に加えて、ストロボを2灯連続点灯することによ
り、発光用コンデンサの充電時間の不要な速写性の優れ
た連続撮影が可能となる。
効果に加えて、ストロボを2灯連続点灯することによ
り、発光用コンデンサの充電時間の不要な速写性の優れ
た連続撮影が可能となる。
【0086】また、請求項14の効果として、請求項12の
効果に加えて、近接撮影時になどに、ストロボを使用し
ても、見苦しい影が撮像されない優れた照明効果を有す
るデジタルスチルカメラを実現することが出来る。
効果に加えて、近接撮影時になどに、ストロボを使用し
ても、見苦しい影が撮像されない優れた照明効果を有す
るデジタルスチルカメラを実現することが出来る。
【0087】また、請求項15の効果として、請求項12の
効果に加えて、ストロボの発光量切替えのため複雑な制
御回路や素子が不要で低価格の閃光発光手段を備えたデ
ジタルスチルカメラを実現できる。
効果に加えて、ストロボの発光量切替えのため複雑な制
御回路や素子が不要で低価格の閃光発光手段を備えたデ
ジタルスチルカメラを実現できる。
【図1】デジタルスチルカメラのブロック図である。
【図2】通常の1駒撮影時の画面の説明図である。
【図3】連続撮影時の4駒を1画面に表示する場合の説
明図である。
明図である。
【図4】画像データ記録処理の流れを示すブロック図で
ある。
ある。
【図5】フレームメモリとメモリコントローラ部のブロ
ック図である。
ック図である。
【図6】ストロボ発光とCCDセンサ電荷リードアウト
信号(XSG)の関係を示すタイミング図である。
信号(XSG)の関係を示すタイミング図である。
【図7】ストロボ発光時間のみ露光を与えるときのスト
ロボ発光とCCDセンサ電荷リードアウト信号(XS
G)の関係を示すタイミング図である。
ロボ発光とCCDセンサ電荷リードアウト信号(XS
G)の関係を示すタイミング図である。
【図8】1回のストロボ露光で2駒の画像信号の読取を
実行する実施例のブロック図でる。
実行する実施例のブロック図でる。
【図9】1回のストロボ露光で2駒の画像信号の読取を
実行する実施例のタイミング図ある。
実行する実施例のタイミング図ある。
【図10】複数個のストロボ発光器を備えたデジタルス
チルカメラの実施例である。
チルカメラの実施例である。
【図11】連続撮影時に2個のストロボ発光器を発光さ
せるタイミング図である。
せるタイミング図である。
【図12】異なる容量値のコンデンサーをストロボの光
量制御に用いた実施例である。
量制御に用いた実施例である。
【図13】従来のデジタルスチルカメラの構成を示すブ
ロック図である。
ロック図である。
【図14】従来のデジタルスチルカメラのストロボ発光
時のタイミング図である。
時のタイミング図である。
1 撮像レンズ 3 撮像素子 4 プリプロセス部 6 信号処理部 9 メモリコントローラ 10 メインマイコン 11 フレームメモリ 12 画像蓄積用メモリ 13 PCカードコントローラ 15 ストロボ部 22 撮影モードセレクタ
フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04N 5/225 F 5/91 5/92 H04N 5/92 H (72)発明者 瓜生 剛 東京都八王子市石川町2970番地コニカ株式 会社内
Claims (15)
- 【請求項1】 撮像した光画像を電気信号に変換する撮
像手段と、前記撮像手段から得られる画像データをデー
タ圧縮する圧縮手段と、前記画像データを記録媒体に記
録する記録手段と、1駒撮影と連続撮影とを切替える切
替え手段とを備えたデジタルスチルカメラにおいて、1
駒撮影時は前記撮像手段から得られる画像データをデー
タ圧縮してから前記画像データを記録媒体に記録し、連
続撮影時は前記撮像手段から得られる画像データを圧縮
せずに直接記録媒体に記録することを特徴とするデジタ
ルスチルカメラ。 - 【請求項2】 連続撮影時は1駒撮影時よりも1駒当た
りの画像データ量を減少させてから記録することを特徴
とする請求項1記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項3】 連続撮影時は1駒撮影時に前記撮像手段
から得られる電気信号の走査線の数を減じる走査線減少
手段により画像データ量を減少させてから記録すること
を特徴とする請求項1または請求項2記載のデジタルス
チルカメラ。 - 【請求項4】 連続撮影時は1駒撮影時の1駒分の画面
に複数駒分の画面を同時に記録することを特徴とする請
求項1、請求項2または請求項3記載のデジタルスチル
カメラ。 - 【請求項5】 撮像した光画像を電気信号に変換する撮
像手段と、前記撮像手段から得られる画像データをデー
タ圧縮する圧縮手段と、前記画像データを記録媒体に記
録する記録手段と、1駒撮影と連続撮影とを切替える切
替え手段とを備えたデジタルスチルカメラにおいて、1
駒撮影時は前記撮像手段から得られる画像データをデー
タ圧縮してから前記画像データを記録媒体に記録し、連
続撮影時は1駒当たりの画像データ量を1駒撮影時より
も減少させてからデータ圧縮し、記録することを特徴と
するデジタルスチルカメラ。 - 【請求項6】 連続撮影時は1駒撮影時に前記撮像手段
から得られる電気信号の走査線の数を減じる走査線減少
手段により画像データ量を減少させてからデータ圧縮
し、記録することを特徴とする請求項5記載のデジタル
スチルカメラ。 - 【請求項7】 連続撮影時は1駒撮影時の1駒分の画面
に複数駒分の画面を同時に形成してからデータ圧縮し、
記録することを特徴とする請求項5または請求項6記載
のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項8】 連続撮影時は1駒撮影時とは異なる圧縮
率、又は圧縮方法でデータ圧縮し、記録することを特徴
とする請求項5記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項9】 撮像した光画像を電気信号に変換する二
次元固体撮像手段と、前記電気信号を記録媒体に記録す
る記録手段と、電気的閃光発光手段とを備えたデジタル
スチルカメラにおいて、前記電気的閃光発光手段の発光
と画像出力信号取り出しのための撮像手段電荷リードア
ウト信号を関係させて発生することを特徴とするデジタ
ルスチルカメラ。 - 【請求項10】前記電気的閃光発光手段の発光は垂直同
期信号の立ち下がりと連動して発光開始し垂直同期信号
持続期間中に撮像手段電荷リードアウト信号を発生させ
て画像信号の読取が実行されることを特徴とする請求項
9記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項11】前記電気的閃光発光手段の発光が特定の
光量に達したとき撮像手段電荷リードアウト信号が発生
して第1回の画像信号の読取が実行されて次の撮像手段
電荷リードアウト信号で第2回の画像信号の読取が実行
される、1回の電気的閃光発光手段の発光で連続する2
画面の画像信号の読取が実行されることを特徴とする請
求項9記載のデジタルスチルカメラ。 - 【請求項12】 撮像した光画像を電気信号に変換する
撮像手段と、前記電気信号を記録媒体に記録する記録手
段と、電気的閃光発光手段とを備えたデジタルスチルカ
メラにおいて、前記電気的閃光発光手段は少なくとも2
組の発光器を備えていることを特徴とするデジタルスチ
ルカメラ。 - 【請求項13】 連続撮影するときは前記発光器を切り
換えて発光させることを特徴とする請求項12記載のデジ
タルスチルカメラ。 - 【請求項14】 被写体の位置を検知する被写体位置検
知手段を設け被写体の位置に応じてそれぞれの発光器の
発光量を制御することを特徴とする請求項12のデジタ
ルスチルカメラ。 - 【請求項15】 前記各組の発光器は容量値の異なる複
数のコンデンサーを備え前記コンデンサーの容量値の相
違を発光量制御に使用することを特徴とする請求項12記
載のデジタルスチルカメラ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6256906A JPH08125957A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | デジタルスチルカメラ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6256906A JPH08125957A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | デジタルスチルカメラ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08125957A true JPH08125957A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17299036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6256906A Pending JPH08125957A (ja) | 1994-10-21 | 1994-10-21 | デジタルスチルカメラ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08125957A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6326997B1 (en) | 1996-12-30 | 2001-12-04 | Samsung Aerospace Industries, Ltd. | Digital still camera utilizing a progressive image sensor |
US8949899B2 (en) | 2005-03-04 | 2015-02-03 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Collaborative recommendation system |
US9210340B2 (en) | 1998-07-17 | 2015-12-08 | Sony Corporation | Imaging apparatus |
-
1994
- 1994-10-21 JP JP6256906A patent/JPH08125957A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US6326997B1 (en) | 1996-12-30 | 2001-12-04 | Samsung Aerospace Industries, Ltd. | Digital still camera utilizing a progressive image sensor |
US9210340B2 (en) | 1998-07-17 | 2015-12-08 | Sony Corporation | Imaging apparatus |
US9628710B2 (en) | 1998-07-17 | 2017-04-18 | Sony Corporation | Imaging apparatus |
US8949899B2 (en) | 2005-03-04 | 2015-02-03 | Sharp Laboratories Of America, Inc. | Collaborative recommendation system |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20040810 |