JPH08124192A - 対物レンズ支持装置 - Google Patents
対物レンズ支持装置Info
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- JPH08124192A JPH08124192A JP25791694A JP25791694A JPH08124192A JP H08124192 A JPH08124192 A JP H08124192A JP 25791694 A JP25791694 A JP 25791694A JP 25791694 A JP25791694 A JP 25791694A JP H08124192 A JPH08124192 A JP H08124192A
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- 230000008602 contraction Effects 0.000 claims description 4
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 claims 1
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 abstract description 4
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 15
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 description 3
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 2
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000006073 displacement reaction Methods 0.000 description 1
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 レンズ駆動用支持体のラジアル方向の振動を
減衰して、該支持体全体が振動する不要な共振を抑制す
る。 【構成】 固定板4、これと対向するレンズ保持体連結
板5及びこれら両板4,5間にまたがって配される上・
下横板6,7を有し、かつこれら4枚の板を肉薄のフォ
ーカス用ヒンジをもって平行四辺形を形成するように連
結して平行リンクを構成するとともに、上記レンズ保持
体連結板5に肉薄のトラッキング用ヒンジH2を介して
レンズ保持体2を連結するレンズ駆動用支持体1を具備
する対物レンズ支持装置において、フォーカス用ヒンジ
を、伸縮容易で振動吸収可能な形状のヒンジH13,H
14とし、このヒンジによりレンズ駆動用支持体1のラ
ジアル方向の振動を減衰する。
減衰して、該支持体全体が振動する不要な共振を抑制す
る。 【構成】 固定板4、これと対向するレンズ保持体連結
板5及びこれら両板4,5間にまたがって配される上・
下横板6,7を有し、かつこれら4枚の板を肉薄のフォ
ーカス用ヒンジをもって平行四辺形を形成するように連
結して平行リンクを構成するとともに、上記レンズ保持
体連結板5に肉薄のトラッキング用ヒンジH2を介して
レンズ保持体2を連結するレンズ駆動用支持体1を具備
する対物レンズ支持装置において、フォーカス用ヒンジ
を、伸縮容易で振動吸収可能な形状のヒンジH13,H
14とし、このヒンジによりレンズ駆動用支持体1のラ
ジアル方向の振動を減衰する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、光ディスクプレーヤ等
の光学式情報記録再生装置に使用される光ピックアップ
に係り、特に、その対物レンズ支持装置に関するもので
ある。
の光学式情報記録再生装置に使用される光ピックアップ
に係り、特に、その対物レンズ支持装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】この種の光ピックアップ装置は、半導体
レーザ等の光ビーム発生手段から出射した光ビームを対
物レンズにより光ディスクの記録面に所定の径の集光ス
ポットとして集光させることにより、光ディスクに対す
る信号の記録、消去、及び光ディスクからの信号の検出
等を行うようになっている。
レーザ等の光ビーム発生手段から出射した光ビームを対
物レンズにより光ディスクの記録面に所定の径の集光ス
ポットとして集光させることにより、光ディスクに対す
る信号の記録、消去、及び光ディスクからの信号の検出
等を行うようになっている。
【0003】従って、これらの動作を精度よく行うため
には、対物レンズと光ディスクの記録面との距離を、光
ディスクの記録面における凹凸、及び光ディスクが装着
されるスピンドル機構の精度等に影響されることなく、
常に一定に保つ必要があり、又、上記の集光スポットが
光ディスクの記録面における記録トラックからずれない
ようにする必要がある。そこで、光ピックアップ装置に
おいては、対物レンズをその光軸方向(フォーカス方
向)と、この方向と直交する方向(トラッキング方向)
とに移動可能に支持する対物レンズ支持装置を備える。
には、対物レンズと光ディスクの記録面との距離を、光
ディスクの記録面における凹凸、及び光ディスクが装着
されるスピンドル機構の精度等に影響されることなく、
常に一定に保つ必要があり、又、上記の集光スポットが
光ディスクの記録面における記録トラックからずれない
ようにする必要がある。そこで、光ピックアップ装置に
おいては、対物レンズをその光軸方向(フォーカス方
向)と、この方向と直交する方向(トラッキング方向)
とに移動可能に支持する対物レンズ支持装置を備える。
【0004】この種の対物レンズ支持装置の一例を図2
に示す。図2において、対物レンズ支持装置は、主にレ
ンズ駆動用支持体1、レンズ保持体2及び基台3等によ
り構成される。
に示す。図2において、対物レンズ支持装置は、主にレ
ンズ駆動用支持体1、レンズ保持体2及び基台3等によ
り構成される。
【0005】上記レンズ駆動用支持体1は例えば軟質の
合成樹脂の一体成型品よりなり、基台3上に固定する固
定板4、これと対向するレンズ保持体連結板5、及びこ
の両板4,5間にまたがって配する縦断面台形状の上横
板6、下横板7を有し、これらの板4〜7を肉薄のフォ
ーカス用ヒンジH1をもって平行四辺形を形成するよう
に連結することにより平行リンクを構成し、かつ上記レ
ンズ保持体連結板5の固定板4との対向面にトラッキン
グ用ヒンジH2をもって板状の回動部8を連結する。
合成樹脂の一体成型品よりなり、基台3上に固定する固
定板4、これと対向するレンズ保持体連結板5、及びこ
の両板4,5間にまたがって配する縦断面台形状の上横
板6、下横板7を有し、これらの板4〜7を肉薄のフォ
ーカス用ヒンジH1をもって平行四辺形を形成するよう
に連結することにより平行リンクを構成し、かつ上記レ
ンズ保持体連結板5の固定板4との対向面にトラッキン
グ用ヒンジH2をもって板状の回動部8を連結する。
【0006】このような構成のレンズ駆動用支持体1
は、固定板4の下面に突設した一対のボス部9,9を基
台3の固定孔10,10に嵌入し、かつ、基台4の上面
上に突設した固定軸11を固定板4の軸孔12に挿通す
ることにより、基台3上に固定する。
は、固定板4の下面に突設した一対のボス部9,9を基
台3の固定孔10,10に嵌入し、かつ、基台4の上面
上に突設した固定軸11を固定板4の軸孔12に挿通す
ることにより、基台3上に固定する。
【0007】レンズ保持体2は前部上面に対物レンズ1
3を設けるとともに、左右両側部に対物レンズ13をフ
ォーカス方向(矢印Y方向)に動かすためのフォーカス
コイル14と、トラッキング方向(矢印X方向)に動か
すためのトラッキングコイル15とを設け、対物レンズ
13の後方から後端部にかけての部位に、レンズ駆動用
支持体1を内包しかつ該支持体1の変形を考慮した大き
さの開口部16を形成する。而して、このレンズ保持体
2は、開口部16の両側面の溝17,17をレンズ駆動
用支持体1の回動部8の両端部に嵌合することによって
レンズ駆動用支持体1に結合され、レンズ駆動用支持体
1のフォーカス用ヒンジH1による平行リンクの変形に
よりフォーカス方向に、トラッキング用ヒンジH2によ
る回動部8の揺動によりトラッキング方向に変位する。
上記フォーカス及びトラッキングコイル14,15はフ
レキシブル配線基板18により図示しない外部の回路基
板に電気的に接続される。
3を設けるとともに、左右両側部に対物レンズ13をフ
ォーカス方向(矢印Y方向)に動かすためのフォーカス
コイル14と、トラッキング方向(矢印X方向)に動か
すためのトラッキングコイル15とを設け、対物レンズ
13の後方から後端部にかけての部位に、レンズ駆動用
支持体1を内包しかつ該支持体1の変形を考慮した大き
さの開口部16を形成する。而して、このレンズ保持体
2は、開口部16の両側面の溝17,17をレンズ駆動
用支持体1の回動部8の両端部に嵌合することによって
レンズ駆動用支持体1に結合され、レンズ駆動用支持体
1のフォーカス用ヒンジH1による平行リンクの変形に
よりフォーカス方向に、トラッキング用ヒンジH2によ
る回動部8の揺動によりトラッキング方向に変位する。
上記フォーカス及びトラッキングコイル14,15はフ
レキシブル配線基板18により図示しない外部の回路基
板に電気的に接続される。
【0008】基台3は左右両側部に一対のヨーク板1
9,20を内外に適宜離間して立設し、外側のヨーク板
19の内面に板状のマグネット21を設けており、ヨー
ク板20をフォーカスコイル14内に挿入して該ヨーク
板20とマグネット21間の磁気ギャップ内にフォーカ
ス及びトラッキングコイル14,15を配置する。
9,20を内外に適宜離間して立設し、外側のヨーク板
19の内面に板状のマグネット21を設けており、ヨー
ク板20をフォーカスコイル14内に挿入して該ヨーク
板20とマグネット21間の磁気ギャップ内にフォーカ
ス及びトラッキングコイル14,15を配置する。
【0009】而して、上記構成の対物レンズ支持装置で
は、フォーカスコイル14に電流を流すことによりその
電流の方向に応じた矢印Y方向の駆動力が発生し、固定
板4、レンズ保持体連結板5、上横板6及び下横板7か
らなる平行リンクの変形によりレンズ保持体2即ち対物
レンズ13がフォーカス方向に変位し、トラッキングコ
イル15に電流を流すことによりその電流の方向に応じ
た矢印X方向の駆動力が発生し、回動部8の揺動により
レンズ保持体2即ち対物レンズ13がトラッキング方向
に変位する。
は、フォーカスコイル14に電流を流すことによりその
電流の方向に応じた矢印Y方向の駆動力が発生し、固定
板4、レンズ保持体連結板5、上横板6及び下横板7か
らなる平行リンクの変形によりレンズ保持体2即ち対物
レンズ13がフォーカス方向に変位し、トラッキングコ
イル15に電流を流すことによりその電流の方向に応じ
た矢印X方向の駆動力が発生し、回動部8の揺動により
レンズ保持体2即ち対物レンズ13がトラッキング方向
に変位する。
【0010】ところで、このような対物レンズ支持装置
において、従来、フォーカス用ヒンジH11は図3に示
すように、固定板4、レンズ保持体連結板5及び上・下
横板6,7に比べて肉薄で横断面矩形状をなし、かつ各
板の連結方向に直線的に形成されていた。
において、従来、フォーカス用ヒンジH11は図3に示
すように、固定板4、レンズ保持体連結板5及び上・下
横板6,7に比べて肉薄で横断面矩形状をなし、かつ各
板の連結方向に直線的に形成されていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】上記構成の対物レンズ
支持装置におけるレンズ駆動用支持体は専ら、軟質の合
成樹脂成型品より構成されるため、図3に示すような形
状をなすフォーカス用ヒンジH11にあっても伸縮を避
け切れず、特にトラッキング用ヒンジH2を支点とした
回動部8の揺動によるレンズ保持体2のトラッキング方
向駆動時に、フォーカス用ヒンジH11の伸縮に起因し
て、レンズ駆動用支持体1がラジアル方向に振動し、レ
ンズ駆動用支持体全体が振動する不要な共振が現れ、こ
の共振がレンズ保持体2の変位に悪影響を及ぼし、情報
の読取性能にも悪影響を及ぼし兼ねないものになってい
た。
支持装置におけるレンズ駆動用支持体は専ら、軟質の合
成樹脂成型品より構成されるため、図3に示すような形
状をなすフォーカス用ヒンジH11にあっても伸縮を避
け切れず、特にトラッキング用ヒンジH2を支点とした
回動部8の揺動によるレンズ保持体2のトラッキング方
向駆動時に、フォーカス用ヒンジH11の伸縮に起因し
て、レンズ駆動用支持体1がラジアル方向に振動し、レ
ンズ駆動用支持体全体が振動する不要な共振が現れ、こ
の共振がレンズ保持体2の変位に悪影響を及ぼし、情報
の読取性能にも悪影響を及ぼし兼ねないものになってい
た。
【0012】しかるに、本発明は、レンズ駆動用支持体
のラジアル方向の振動を減衰して当該支持体全体の不要
な共振を抑制するものである。
のラジアル方向の振動を減衰して当該支持体全体の不要
な共振を抑制するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題の解決
を目的としてなされたものであって、請求項1記載の対
物レンズ支持装置では、固定板、これと対向するレンズ
保持体連結板及びこれら両板間にまたがって配される2
枚の板を有し、かつこれら4枚の板を肉薄のフォーカス
用ヒンジをもって平行四辺形を形成するように連結して
平行リンクを構成するとともに、上記レンズ保持体連結
板に肉薄のトラッキング用ヒンジを介してレンズ保持体
を連結するレンズ駆動用支持体を具備し、上記固定板を
基台に固定して対物レンズをフォーカス及びトラッキン
グ方向に移動可能としてなる対物レンズ支持装置におい
て、上記フォーカス用ヒンジを伸縮容易で振動吸収可能
な形状に形成する。
を目的としてなされたものであって、請求項1記載の対
物レンズ支持装置では、固定板、これと対向するレンズ
保持体連結板及びこれら両板間にまたがって配される2
枚の板を有し、かつこれら4枚の板を肉薄のフォーカス
用ヒンジをもって平行四辺形を形成するように連結して
平行リンクを構成するとともに、上記レンズ保持体連結
板に肉薄のトラッキング用ヒンジを介してレンズ保持体
を連結するレンズ駆動用支持体を具備し、上記固定板を
基台に固定して対物レンズをフォーカス及びトラッキン
グ方向に移動可能としてなる対物レンズ支持装置におい
て、上記フォーカス用ヒンジを伸縮容易で振動吸収可能
な形状に形成する。
【0014】又、請求項2記載の対物レンズ支持装置で
は、請求項1記載の対物レンズ支持装置において、上記
フォーカス用ヒンジは板の連結方向において円弧状に湾
曲させた構成とする。
は、請求項1記載の対物レンズ支持装置において、上記
フォーカス用ヒンジは板の連結方向において円弧状に湾
曲させた構成とする。
【0015】
【作用】上記の構成によれば、レンズ駆動用支持体のラ
ジアル方向の振動をフォーカス用ヒンジにより吸収即
ち、減衰することが可能となり、レンズ保持体のトラッ
キング方向駆動時におけるレンズ駆動用支持体全体が振
動する、という不要な共振を抑制出来ることになる。
ジアル方向の振動をフォーカス用ヒンジにより吸収即
ち、減衰することが可能となり、レンズ保持体のトラッ
キング方向駆動時におけるレンズ駆動用支持体全体が振
動する、という不要な共振を抑制出来ることになる。
【0016】
【実施例】以下、図1に示した本発明の実施例について
図2を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実
施例に係る対物レンズ支持装置の要部を示す拡大斜視図
であって、(a)(b)は異なる例を示す。
図2を参照しながら詳細に説明する。図1は本発明の実
施例に係る対物レンズ支持装置の要部を示す拡大斜視図
であって、(a)(b)は異なる例を示す。
【0017】本実施例に係る対物レンズ支持装置は、図
2に示す対物レンズ支持装置と基本的に同一の構成を有
するものであって、図2とはフォーカス用ヒンジの形状
のみが相違する。従って、図1においては、図2と共通
する部分には図2と共通の符号を付してある。
2に示す対物レンズ支持装置と基本的に同一の構成を有
するものであって、図2とはフォーカス用ヒンジの形状
のみが相違する。従って、図1においては、図2と共通
する部分には図2と共通の符号を付してある。
【0018】本実施例に係る対物レンズ支持装置は、フ
ォーカス用ヒンジH13を伸縮容易な形状、例えば円弧
状に湾曲する形状としており、図1の(a)に示すよう
に上横板6とレンズ保持体連結板5とを上方に円弧状に
湾曲するフォーカス用ヒンジH13により連結したり、
又図1の(b)に示すように上横板6とレンズ保持体連
結板5とを外側方に円弧状に湾曲するフォーカス用ヒン
ジH14により連結する。
ォーカス用ヒンジH13を伸縮容易な形状、例えば円弧
状に湾曲する形状としており、図1の(a)に示すよう
に上横板6とレンズ保持体連結板5とを上方に円弧状に
湾曲するフォーカス用ヒンジH13により連結したり、
又図1の(b)に示すように上横板6とレンズ保持体連
結板5とを外側方に円弧状に湾曲するフォーカス用ヒン
ジH14により連結する。
【0019】図1では、レンズ保持体連結板5と上横板
6間の連結部分のみ示しているが、上横板6と固定板
4、レンズ保持体連結板5間を、又、下横板7と固定板
4、レンズ保持体連結板5間をそれぞれフォーカス用ヒ
ンジH13あるいはH14により左右2カ所で連結する
構造を採用するものであって、レンズ駆動用支持体1は
従来と同様に軟質の合成樹脂一体成型品により構成す
る。
6間の連結部分のみ示しているが、上横板6と固定板
4、レンズ保持体連結板5間を、又、下横板7と固定板
4、レンズ保持体連結板5間をそれぞれフォーカス用ヒ
ンジH13あるいはH14により左右2カ所で連結する
構造を採用するものであって、レンズ駆動用支持体1は
従来と同様に軟質の合成樹脂一体成型品により構成す
る。
【0020】本実施例において、上記の構成を採用する
ことにより、レンズ駆動用支持体1のラジアル方向の振
動をフォーカス用ヒンジH13,H14の形状により吸
収即ち減衰できることになり、これによってレンズ保持
体2のトラッキング方向駆動時におけるレンズ駆動用支
持体1全体が振動する不要な共振を抑制できることにな
る。
ことにより、レンズ駆動用支持体1のラジアル方向の振
動をフォーカス用ヒンジH13,H14の形状により吸
収即ち減衰できることになり、これによってレンズ保持
体2のトラッキング方向駆動時におけるレンズ駆動用支
持体1全体が振動する不要な共振を抑制できることにな
る。
【0021】尚、フォーカス用ヒンジは上記実施例に示
す形状にに限らず、従来の直線的なヒンジに比べて伸縮
容易で振動吸収可能な形状であればよい。ただし、レン
ズ駆動用支持体は、フォーカス方向駆動時に変形する平
行リンクが平行四辺形を崩さない形状にする必要があ
る。
す形状にに限らず、従来の直線的なヒンジに比べて伸縮
容易で振動吸収可能な形状であればよい。ただし、レン
ズ駆動用支持体は、フォーカス方向駆動時に変形する平
行リンクが平行四辺形を崩さない形状にする必要があ
る。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明の対物レンズ支持装
置によれば、レンズ駆動用支持体のラジアル方向の振動
をフォーカス用ヒンジの形状により吸収することがで
き、レンズ駆動用支持体全体が振動する不要な共振を抑
制でき、情報読取性能当の面から良好なものを提供する
ことができる。
置によれば、レンズ駆動用支持体のラジアル方向の振動
をフォーカス用ヒンジの形状により吸収することがで
き、レンズ駆動用支持体全体が振動する不要な共振を抑
制でき、情報読取性能当の面から良好なものを提供する
ことができる。
【図1】本発明の実施例に係る対物レンズ支持装置の要
部を示す拡大斜視図であって、(a)(b)はフォーカ
ス用ヒンジの異なる例を示す。
部を示す拡大斜視図であって、(a)(b)はフォーカ
ス用ヒンジの異なる例を示す。
【図2】一般的な対物レンズ支持装置を示す分解構成斜
視図
視図
【図3】従来の対物レンズ支持装置におけるフォーカス
用ヒンジを説明するための図
用ヒンジを説明するための図
1 レンズ駆動用支持体 2 レンズ保持体 3 基台 4 固定板 5 レンズ保持体連結板 6 上横板 7 下横板 8 回動部 13 対物レンズ 14 フォーカスコイル 15 トラッキングコイル H1,H13,H14 フォーカス用ヒンジ H2 トラッキング用ヒンジ
Claims (2)
- 【請求項1】 固定板、これと対向するレンズ保持体連
結板及びこれら両板間にまたがって配される2枚の板を
有し、かつこれら4枚の板を肉薄のフォーカス用ヒンジ
をもって平行四辺形を形成するように連結して平行リン
クを構成するとともに、上記レンズ保持体連結板に肉薄
のトラッキング用ヒンジを介してレンズ保持体を連結す
るレンズ駆動用支持体を具備し、 上記固定板を基台に固定して対物レンズをフォーカス及
びトラッキング方向に移動可能としてなる対物レンズ支
持装置において、 上記フォーカス用ヒンジを伸縮容易で振動吸収可能な形
状に形成したことを特徴とする対物レンズ支持装置。 - 【請求項2】 上記フォーカス用ヒンジは、板の連結方
向において円弧状に湾曲させたことを特徴とする請求項
1記載の対物レンズ支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25791694A JPH08124192A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 対物レンズ支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP25791694A JPH08124192A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 対物レンズ支持装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08124192A true JPH08124192A (ja) | 1996-05-17 |
Family
ID=17312980
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP25791694A Pending JPH08124192A (ja) | 1994-10-24 | 1994-10-24 | 対物レンズ支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08124192A (ja) |
-
1994
- 1994-10-24 JP JP25791694A patent/JPH08124192A/ja active Pending
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