[go: up one dir, main page]

JPH08123563A - 太陽光発電システムならびにその電力制御装置および方法 - Google Patents

太陽光発電システムならびにその電力制御装置および方法

Info

Publication number
JPH08123563A
JPH08123563A JP6287141A JP28714194A JPH08123563A JP H08123563 A JPH08123563 A JP H08123563A JP 6287141 A JP6287141 A JP 6287141A JP 28714194 A JP28714194 A JP 28714194A JP H08123563 A JPH08123563 A JP H08123563A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
command signal
solar cell
power
signal
detecting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6287141A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamichi Kurokami
誠路 黒神
Nobuyoshi Takehara
信善 竹原
Kimitoshi Fukae
公俊 深江
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP6287141A priority Critical patent/JPH08123563A/ja
Publication of JPH08123563A publication Critical patent/JPH08123563A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy
    • Y02E10/56Power conversion systems, e.g. maximum power point trackers

Landscapes

  • Supply And Distribution Of Alternating Current (AREA)
  • Control Of Electrical Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 太陽電池から安定的に最大出力を取り出す電
力制御方式を提供する。 【構成】 太陽電池1と、該太陽電池からの電力を負荷
3に供給する電力変換手段2と、該太陽電池の出力電流
を検出する電流検出手段5と、該太陽電池の出力電圧を
検出する電圧検出手段5と、日射量を検出する光量検出
手段6とを有する太陽光発電システムにおいて、前記光
量検出手段からの光量検出信号を入力し所定の関数特性
により第1の指令信号i1 を出力する演算手段7と、前
記電流検出手段からの電流信号および前記電圧検出手段
からの電圧信号を入力し、前記電流信号と前記電圧信号
の積として求まる電力が最大となるよう第2の指令信号
2を出力する制御手段8と、前記第1の指令信号およ
び前記第2の指令信号を加算しその加算値i3 を前記電
力変換手段の出力指令値として出力する加算手段9とを
設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、太陽光発電システムな
らびにその電力制御装置および方法に関し、特に太陽光
発電システム太陽電池の電力を効率よく取り出すための
電力制御装置を有する太陽光発電システムならびにその
電力制御装置および方法に関する。
【0002】
【従来技術】今日地球環境に対する意識の高まりから、
クリーンエネルギーを提供する太陽光発電システムに大
きな期待が寄せられている。ところが、太陽電池の出力
は、日射量、温度、動作点電圧および動作点電流などに
よりかなり変動するために、太陽電池から見た負荷を調
整し、常に最大の電力を取り出すことが要望される。
【0003】このため、太陽電池アレイの動作点の電圧
や電流を検出・変動させて、その時の電力変動を調べて
動作点を決定する、いわゆる直接法が提案されている。
例えば、特公昭63−57807記載の電力の電流微分
値を利用するものや特開昭62−85312にも記載さ
れている電力変化量が正の方向に探索する、いわゆる山
登り法などがある。
【0004】また、発電用太陽電池の電圧や電流以外の
ものを検出し、発電用太陽電池の動作点を制御する、い
わゆる間接法も知られている。例えば、特公昭61−2
206記載の日射量から作った電圧や電流等の対応する
電気的信号とインバータ系の出力との偏差が零となるよ
うに位相制御回路を制御するものや、特公昭62−52
541記載の補助太陽電池の短絡電流から演算された電
流値と発電用太陽電池の電流値を一致させる方法などが
ある。
【0005】従来は、上記のような方法を利用して、太
陽電池から最大電力を取り出すように電力変換装置など
を制御していた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記した従
来の方法には以下の欠点がある。
【0007】直接法においては、太陽電池の複数の動作
点の電圧、電流をサンプリングを行なうが、これにはサ
ンプリング周期Tsにより規定される時間を要する。こ
のため、気象条件の変化の中でも特に変化速度の速い光
量変化が電力制御に悪影響を及ぼす場合がある。
【0008】例えば、前記山登り法においては、図6
(横軸は電圧V、縦軸は電力P)のように、初めの設定
電圧がV1 で電圧変化方向が「増加」と設定されている
時に光量が増加すると以下のようになる。図6におい
て、61は時刻t1 でのV−Pカーブ、62は時刻t2
でのV−Pカーブを示す。
【0009】設定電圧をV1 とし、時刻t1 でサンプリ
ングすると、カーブ61上の動作点の電圧V1 と電流
1 が取り込まれ、この時の出力電力P1 が算出され
る。次に、設定電圧をV2 として電圧を変動させ、時刻
1 からサンプリング周期Ts後の時刻t2 でサンプリ
ングを行なう。日射(光量)が変動しない場合は、同じ
カーブ61上の動作点の電圧と電流が取り込まれて出
力電力P3 が算出され、動作点から動作点の電力変
化を「減少」と判断して次の電圧変化方向を「減少」へ
反転する。
【0010】しかし、時刻t1 から時刻t2 のサンプリ
ング期間に光量が増加すると、時刻t2 のサンプリング
ではカーブ62上の動作点の電圧V2 と電流I2 が取
り込まれて出力電力P2 が算出される。動作点では図
6のV−Pカーブ62から明らかなように電力がP1
らP2 に増加しているため、時刻t2 は本来なら次の電
圧変化方向を「減少」とすべき動作点であるにもかかわ
らず、電圧変化方向をそのままの「増加」と決定する。
この結果、最大出力動作点をさらに電圧の大きな方へ探
索するので瞬時出力効率は低下する。なお、瞬時出力効
率とは、ある時刻における最大電力に対する出力電力の
割合を表わしたものである。
【0011】さらに、光量変化により同様に動作電圧が
増加し続けることにより瞬時出力効率は大きく低下す
る。これにより、出力効率も低下することは明らかであ
る。なお、出力効率とは、ある期間における最大電力量
に対する出力電力量の割合を示したものである。
【0012】光量変化により電力変化を誤検出する場合
としては、上述の例のように出力電力が大きくなる場合
のほかに、出力電力が小さくなる場合や出力電力が変化
しない場合も存在する。
【0013】また、太陽電池の出力電圧の急激な変動に
より、電力変換装置の保護機能が働き、電力変換装置の
動作が停止する恐れもある。電力制御方式の誤動作によ
り電力変換装置が停止することは好ましいことではな
い。
【0014】以上、山登り法での動作について説明した
が、電力の電圧微分値を利用する制御方法でも同様の結
果となる。このように、サンプリング中の光量変化によ
り、太陽電池の出力効率の低下やシステム動作の不安定
を招く恐れが多分にある。
【0015】一方、間接法の特公昭63−57807に
おいては、温度依存性に対する配慮がなされおらず、日
中変動や季節変動あるいは設置場所などにより温度変化
がある場合は太陽電池の出力特性が変化するため、正確
に最大出力が得られない欠点がある。また、太陽電池の
一部になんらかの陰ができた場合、すなわちパーシャル
シェードの場合にも太陽電池の出力特性が変化し最大出
力が得られない。
【0016】特公昭62−52541においては、短絡
電流と最大出力電流の関係の経時変化が考慮されておら
ず、長期設置する場合には最大出力が得られなくなると
いう欠点がある。また、パーシャルシェードの場合は、
特公昭62−52541と同様に太陽電池の出力特性が
変化するため最大出力が得られない。
【0017】本発明の目的は、従来の太陽電池の電力制
御方式の欠点を補完し、安定的に太陽電池から最大出力
を取り出す電力制御方式を提供することである。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的は、太陽電池
と、該太陽電池からの電力を負荷に供給する電力変換手
段と、該太陽電池の出力電流を検出する電流検出手段
と、該太陽電池の出力電圧を検出する電圧検出手段と、
光量検出手段とを有する太陽光発電システムにおいて、
前記光量検出手段からの光量検出信号を入力し所定の関
数特性により第1の指令信号を出力する演算手段と、前
記電流検出手段からの電流信号および前記電圧検出手段
からの電圧信号を入力し、前記電流信号と前記電圧信号
の積として求まる電力が最大となるよう第2の指令信号
を出力する制御手段と、前記第1の指令信号および前記
第2の指令信号を加算し第3の指令信号を出力する加算
手段とを設け、前記第3の指令信号を前記電力変換手段
の出力指令値とすることにより達成される。
【0019】本発明の一実施例においては、前記太陽光
発電システムにおいて、前記制御手段ではさらに前記光
量検出信号を入力し、前記光量検出信号および/または
前記光量検出信号の変化分に応じて前記第2の指令信号
を出力する。また、光量検出手段として光電変換素子、
あるいは、太陽電池と同じ特性をもつ光電変換素子を用
いる。さらに、少なくとも光量検出信号と第2の指令信
号または第3の指令信号を記憶し、記憶された値をもと
に演算手段の関数特性を変更する。
【0020】
【作用】本発明の電力制御システムでは、日射一定時に
は、検出される光量が一定であるので、第1の指令信号
は一定値となる。一方、第2の指令信号は、温度変化な
どによる最適動作点の変動を追従するように変化する。
これにより、太陽電池より最大出力が取り出される。
【0021】日射変動時には、応答速度の速い光量検出
手段からの光量値が演算手段に入力され、第1の指令信
号が日射変動と同等の速度で変化し、それに伴って第3
の指令信号も変化する。そして、電力制御装置の出力が
調整され太陽電池はおよそ最適動作点となり、ほぼ最大
出力が得られる。そして、第2の指令信号により、より
正確に最適動作点を追従し、最大出力が得られるように
なる。このように、光量変化を指令値に直接反映させる
ので、電力制御装置の誤動作なく最適動作点に速やかに
追従できる。また、第2の指令信号の変化を光量および
/または光量の変化分に応じて行なうことにより、誤動
作を起こさず最適動作点を速やかに追従することができ
る。
【0022】太陽電池特性の経時変化に対しては、第2
の指令信号による最適動作点の追従により、確実に最適
動作点に追従できる。また、光量検出信号と第2の指令
信号または第3の指令信号を記憶し、記憶された値をも
とに演算手段の関数特性を変更することにより、より適
した第1の指令信号を出力することができ、最適動作点
に速やかに到達できる。
【0023】さらに、光量検出手段として光電変換素子
を用いると、コストの低いものを選択でき、システムの
低コスト化を推進できる。また、光量検出手段である光
電変換素子として、太陽電池とほぼ同じ特性を持つ光電
変換素子を用いれば、より正確に第1の指令信号を出力
し、光量変化時にも最適動作点を速やかに追従できる。
勿論、全く同じ特性を持つ光電変換素子を用いても同様
によい。
【0024】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。第1の実施例 図1に本発明の太陽光発電システムの構成を示す。太陽
電池1の直流電力は、電力変換手段である電力変換装置
2にて電力が変換され、負荷3に供給される。太陽電池
1としては、アモルファスシリコン、結晶シリコン、あ
るいは化合物半導体などを用いた太陽電池がある。通常
は、複数の太陽電池を直並列に組み合わせて、所望の電
圧・電流が得られるようにストリングやアレイを構成す
る。
【0025】電力変換装置2は変換素子および変換素子
駆動回路により達成される。変換素子としては、パワー
トランジスタ、パワーMOSFET、IGBTなどの自
己消弧型素子を用いたDC/DCコンバータ、自励式電
圧型DC/ACインバータなどがある。この変換素子
は、ゲートパルスのオン/オフデューティ比を変えるこ
とで電力潮流、入出力電力、出力周波数などを制御でき
る。変換素子駆動回路は、加算手段9からの第3の指令
信号i3 に従い、瞬時電流比較、三角波比較方式等によ
り駆動パルスを発生する。これにより、第3の指令信号
3 に従い変換素子のデューティ比を制御する。変換素
子駆動回路は、アナログ回路でもディジタル回路でも構
成できるが、最近ではほとんどがディジタル化されてお
り、CPUやDSPを装備している。
【0026】負荷3としては、電熱負荷や電動機負荷あ
るいは商用交流系統およびそれらの組み合わせなどがあ
る。負荷が商用交流系統の場合は系統連系太陽光発電シ
ステムと呼ばれており、系統に投入されうる電力は制限
されないので、太陽電池からより多くの電力を取り出す
本発明の電力制御方式を用いるのに非常に好ましい。
【0027】太陽電池1の出力電圧および出力電流は、
電圧検出手段4および電流検出手段5で検出され、検出
された電圧信号および電流信号は制御手段8に入力され
る。電圧検出手段4は太陽電池の出力電圧を抵抗で分圧
し、A/D変換してディジタル値に変換して制御手段8
に送る。この際、ノイズの混入等を避けるため太陽電池
の出力回路と検出信号の送信回路はフォトカプラ等で絶
縁しておくことが望ましい。電流検出手段5は、ホール
素子または標準抵抗等で電流を電圧に変換し、電圧検出
手段4と同様に検出信号をディジタル値として制御手段
8に検出信号を送る。
【0028】太陽からの日射量は光量検出手段6で検出
され、光量信号は演算手段7に入力される。光量検出手
段6としては、CdSやSiなどの光電変換素子や日射
量計などがある。CdSなどの安価な光電変換素子を用
いれば、低コストなシステムを構成できる。勿論、光量
検出手段6に補助太陽電池を用いてもよい。
【0029】演算手段7は、検出された光量信号を入力
とし、演算手段7が有している所定の関数特性に従って
第1の指令信号i1 を出力する。なお、光量検出手段6
よりディジタル値を送出し、演算手段7の関数特性によ
る演算をディジタル値により行なう場合、所望の関数特
性を容易に実現することができる。
【0030】制御手段8は、検出された電圧信号および
電流信号をもとに、太陽電池1から最大出力が得られる
ように、第2の指令信号i2 を出力する。制御手段8は
制御用マイクロコンピュータにより構成され、CPU、
RAM、ROMおよび入出力ポート等を備えている。ま
た、先程の演算手段7もディジタル値を入力する場合は
制御用コンピュータにより実現することができる。この
際、制御手段8と同一のマイクロコンピュータでも実現
可能である。
【0031】演算手段7から出力された第1の指令信号
1 および制御手段8から出力された第2の指令信号i
2 は加算手段9に入力され、加算手段9より第3の指令
信号i3 を出力する。第3の指令信号i3 は電力変換装
置2に入力され、電力変換装置2の出力指令値となる。
加算手段9は、指令信号がディジタル値であれば、マイ
クロコンピュータにおいて実現できる。勿論、制御手段
8および/または演算手段7と同一のマイクロコンピュ
ータでもよい。
【0032】次に、本制御方式によりどのようにして最
大電力が得られるかを説明する。
【0033】演算手段7の関数特性は図2の実線で示さ
れている。図2の横軸は検出された光量信号であり、縦
軸は第1の指令信号i1 である。演算手段7の入出力間
には比例定数kの比例関係がある。演算手段7はこの関
係に従い第1の指令信号i1を出力する。今、日射量が
50mW/m2 の場合を考える。光量検出手段6は日射
計であり、その出力には光量信号「50」を送信する。
よって、第1の指令信号i1 は、図2の実線に示される
特性に従って、i1 =「50」となる。
【0034】ところが、最適な出力指令値は、図2の2
つの点線ではさまれた領域に分布し、温度変化や季節変
動などにより変動する。したがって、第1の指令信号i
1 をそのまま出力指令値とすると常に最適な出力指令値
とはならず、必ずしも太陽電池から最大の出力は得られ
ない。いま、最適な指令値が図2の一点鎖線とすると、
日射量が50mW/m2 の時の最適な指令値は「55」
であり、最適な指令値と第1の指令信号i1 の間には
「5」ほどの隔たりがある。
【0035】そこで、制御手段8が機能する。制御手段
8には、いわゆる山登り法のアルゴリズムを搭載したマ
イクロコンピュータが備わっており、その山登り法に従
って、制御手段8は第2の指令信号i2 を変化させる。
第1の指令信号i1 と第2の指令信号i2 を加算して得
られる第3の指令信号i3 が出力指令値となるので、第
2の指令信号i2 を変化させれば太陽電池の動作点も変
わり、その動作点に応じた電力が取り出される。そし
て、第2の指令信号i2 が「5」(第3の指令信号i3
が「55」)で太陽電池から最大の電力が取り出され、
第2の指令信号i2 は微小変化しながら約「5」とな
る。
【0036】次に、日射量が50mW/m2 から100
mW/m2 に急激に増加した場合について説明する。
【0037】演算手段7は、図2の実線の特性に従い、
第1の指令信号i1 =「100」を出力する。この時の
第2の指令信号i2 は「5」付近なので、第3の指令信
号i3 は約「105」となる。日射量が100mW/m
2 の時の最適な指令値は「110」であるから、このま
までは第3の指令信号i3 は最適な指令値に対して
「5」ほど小さくなる。
【0038】制御手段8は、上記山登り法に従って第2
の指令信号i2 を微小変化させながら太陽電池から最大
の出力が得られる第2の指令信号i2 を常時探索してお
り、日射量が変化して第1の指令信号i1 および出力電
力が変化した場合もそれに追従して太陽電池から最大の
出力が得られる新たな第2の指令信号i2 を探す。その
結果、第2の指令信号i2 は約「10」となり、第3の
指令信号i3 は「110」となり、加算手段9から電力
変換装置2には、太陽電池から最大電力を取り出すこと
ができる出力指令値「110」が送られる。
【0039】その次に、日射量が100mW/m2 から
70mW/m2 に急激に減少した場合について説明す
る。
【0040】演算手段7は、図2の実線の特性に従い、
第1の指令信号i1 =「70」を出力する。この時の第
2の指令信号i2 は「10」付近なので、第3の指令信
号i3 は約「80」となる。日射量が70mW/m2
時の最適な指令値は77であるから、このままでは第3
の指令信号i3 は最適な指令値に対して「3」ほど大き
くなる。
【0041】制御手段8は、日射量が変化して第3の指
令信号i3 および出力電力が変化した後も太陽電池から
最大の出力が得られる新たな第2の指令信号i2 を探
す。その結果、第2の指令信号i2 は約「7」となり、
第3の指令信号i3 は「77」となり、加算手段9から
電力変換装置2には、太陽電池から最大電力を取り出す
ことができる出力指令値「77」が送られる。
【0042】このように、日射量をもとに演算された第
1の指令信号i1 と太陽電池の電圧・電流を検出して変
化させる第2の指令信号i2 を加算した第3の指令信号
3を電力変換装置2の出力指令値とすることにより、
通常は精度よく最適動作点を追従して太陽電池から最大
出力を取り出し、日射量が急激に変動する場合において
も、日射量をもとに演算された第1の指令信号i1 が日
射の変動に応じた値となるので、第3の指令信号i3
速やかに最適な出力指令値に近づき、その後、第2の指
令信号i2 を微小変化させて探索することで、素早く第
3の指令信号i3 を最適な出力指令値にする。よって、
日射急変時にも、太陽電池の最適動作点を迅速かつ高精
度に追従できる。
【0043】また、光量検出手段6として太陽電池1と
ほぼ同じ特性を持つ光電変換素子を用いれば、日射変動
時においても、正確に第1の指令信号i1 が出力され、
速やかに最適動作点を追尾できる。
【0044】第2の実施例 次に、本発明の第2の実施例について説明する。図3は
本発明の第2の実施例に係る太陽光発電システムの構成
を示している。図3のシステムは、図1のものに対し、
光量検出手段6から出力される光量信号を、演算手段7
だけでなく制御手段8にも入力し、光量が急激変化した
場合は第2の指令信号を変化させないようにした点が相
違する。他の構成は図1と同様である。
【0045】次に、本実施例の制御方式がどのようにし
て最大電力を得るかを説明する。
【0046】演算手段7の関数特性は、第1の実施例と
同様に図2の実線で示されている。図2の横軸は検出さ
れた光量信号であり、縦軸は第1の指令信号i1 であ
る。演算手段7の入出力間には比較定数kの比例関係が
ある。演算手段7はこの関係に従い第1の指令信号i1
を出力する。今、日射量が50mW/m2 の場合を考え
る。光量検出手段6は日射計であり、その出力には光量
信号「50」を送信する。よって、第1の指令信号i1
は、図2の実線に示される特性に従って、i1 =「5
0」となる。
【0047】いま、最適な指令値が第1の実施例と同様
に図2の一点鎖線とすると、日射量が50mW/m2
時の最適な指令値は「55」であり、最適な指令値と第
1の指令信号i1 の間には「5」ほどの隔たりがある。
【0048】そこで、制御手段8が機能する。制御手段
8には、いわゆる山登り法のアルゴリズムを搭載したマ
イクロコンピュータが備わっており、その山登り法に従
って、制御手段8は第2の指令信号i2 を変化させる。
第1の指令信号i1 と第2の指令信号i2 を加算して得
られる第3の指令信号i3 が出力指令値となるので、第
2の指令信号i2 を変化させれば太陽電池の動作点も変
わり、その動作点に応じた電力が取り出される。そし
て、第2の指令信号i2 が「5」(第3の指令信号i3
が「55」)で太陽電池から最大の電力が取り出され、
第2の指令信号i2 は微小変化しながら約「5」とな
る。
【0049】次に、日射量が50mW/m2 から100
mW/m2 に緩やかに増加した場合について説明する。
【0050】演算手段7は、図2の実線の特性に従い、
第1の指令信号i1 =「100」を出力する。この時の
第2の指令信号i2 は「5」付近なので、第3の指令信
号i3 は約「105」となる。日射量が100mW/m
2 の時の最適な指令値は図2の一点鎖線より「110」
であるから、このままでは第3の指令信号i3 は最適な
指令値に対して「5」ほど小さくなる。
【0051】制御手段8は、第2の指令信号i2 を微小
変化させながら太陽電池から最大の出力が得られる第2
の指令信号i2 探索しているが、日射量変動が緩やかな
場合はその探索を継続する。したがって、日射量が変動
し太陽電池から最大の出力が得られる第2の指令信号i
2 が変化すると、上記探索により新たな第2の指令信号
2 を探す。その結果、第2の指令信号i2 は約「1
0」となり、第3の指令信号i3 は「110」となり、
加算手段9から電力変換装置2には、太陽電池から最大
電力を取り出すことができる出力指令値が送られる。
【0052】その次に、日射量が100mW/m2 から
70mW/m2 に急激に減少した場合について説明す
る。
【0053】演算手段7は、図2の実線の特性に従い、
第1の指令信号i1 =「70」を出力する。この時の第
2の指令信号i2 は「10」付近なので、第3の指令信
号i3 は約「80」となる。日射量が100mW/m2
の時の最適な指令値は「77」であるから、このままで
は第3の指令信号i3 は最適な指令値に対して「3」ほ
ど大きくなる。
【0054】この時、日射変動が急峻であるので、制御
手段8は一時動作を停止する。停止している間は、停止
直前の第2の指令信号i2 を保持・出力し続ける。そし
て、日射変動の速度がある閾値以下になると、制御手段
8は再び動作を開始し、第2の指令信号i2 を微小変化
させて探索を行ない、太陽電池から最大の出力が得られ
る第2の指令信号i2 を探す。その結果、第2の指令信
号i2 は約「7」となり、第3の指令信号i3 は「7
7」となり、加算手段9から電力変換装置2には、太陽
電池から最大電力を取り出すことができる出力指令値が
送られる。
【0055】このように、日射量をもとに演算された第
1の指令信号i1 と太陽電池の電圧・電流を検出して変
化させる第2の指令信号i2 を加算した第3の指令信号
3を電力変換装置2の出力指令値とすることにより、
通常は精度よく最適動作点を追従して太陽電池から最大
出力を取り出すことができる。また、日射量が急激に変
動する場合においても、日射量をもとに演算された第1
の指令信号i1 が日射の変動に応じた値となると同時に
第2の指令信号i2 は日射量急変となる直前の値を保持
するので、第3の指令信号i3 は速やかに最適な出力指
令値に近づき、その後日射の変化が緩やかになってか
ら、第2の指令信号i2 を微小変化させて探索すること
で、素早く第3の指令信号i3 を最適な出力指令値にす
る。よって、日射急変時にも、誤動作を起こすことな
く、太陽電池の最適動作点を迅速かつ高精度に追従でき
る。
【0056】第3の実施例 本発明の第3の実施例について説明する。本発明の太陽
光発電システムの構成は、図4に示されるように、図1
のシステムに記憶手段10を付加したものである。この
他に、図3のシステムに記憶手段10を付加した構成に
してもよい。また、演算手段7、制御手段8および加算
手段9は同一の制御用マイクロコンピュータにより実現
する方が好ましい。通常の動作は、第1の実施例あるい
は第2の実施例と同じであり、第1の実施例や第2の実
施例との違いは演算手段7の関数特性の設定にある。
【0057】それでは、演算手段7の関数特性の設定に
ついて説明する。
【0058】図5の実線は、演算手段7の関数特性の初
期設定とする。演算手段7は、この関数特性に従って第
1の指令信号i1 を出力する。ある所定期間、このまま
で制御を行なうと同時に、この時の光量信号と第3の指
令信号i3 を制御用マイクロコンピュータ内のRAMあ
るいは他の記憶手段に記録する。所定期間に記憶された
光量信号と第3の指令信号i3 との関係を近似できるよ
うな関数を演算により求め、これを新たな演算手段7の
関数特性とする。光量信号と第3の指令信号i3 の関係
を近似する関数を求める方法は種々あるが、例えば、最
小二乗法による直線近似や、領域区分を行なったうえで
領域ごとに直線近似を行なう方法などがある。記録値か
ら近似関数を求めるのは、制御用マイクロコンピュータ
の仕事量が少ない時、例えば、夜間に行なう方が好まし
い。また、演算を行なう所定期間は種々考えられるが、
一週間ごと、一か月ごと、あるいは季節ごとでもよい。
【0059】今、所定期間の記録結果が図5中の〇印で
あり、最小二乗法により演算手段7の関数特性をもとめ
ると、図5の点線のような結果が得られる。これによ
り、図5から明らかなように、初期設定値と比較して第
1の指令信号i1 がより正確な最適な出力指令値に近い
ので、太陽電池1の最適動作点を迅速かつ高精度に追従
できる。
【0060】このように、第3の実施例の特徴は、太陽
電池1と光量検出手段6の特性が変わっても、演算手段
7の関数特性を実際の運転データをもとに変更すること
である。これにより、光量検出手段6に太陽電池とは特
性が異なる安価な光電変換素子を用いても、太陽電池1
の最適動作点を迅速かつ高精度に追従することができ
る。
【0061】
【発明の効果】以上述べてきたように、本発明の、太陽
電池、該太陽電池からの電力を負荷に供給する電力変換
手段、該太陽電池の電流値を検出する電流検出手段、該
太陽電池の電圧値を検出する電圧検出手段および日射量
を検出する光量検出手段を具備する太陽光発電システム
の、前記電流検出手段と前記電圧検出手段と前記光量検
出手段からの値に基づいて前記電力変換手段を制御する
電力制御装置の電力制御方式において、前記日射量から
所定の関数特性により第1の指令信号を算出する工程
と、前記太陽電池の動作点を変動させて電圧値および電
流値を取り込み、電流値と電圧値の積として求まる電力
値が最大となるよう第2の指令信号を出力する工程と、
第1の指令信号および第2の指令信号を加算し第3の指
令信号を出力する工程を有し、第3の指令信号により前
記電力変換手段の出力を制御する電力制御方式では、以
下の効果を有する。
【0062】日射量を出力指令値に反映させること
で、日射変動時においても迅速に最適動作点に到達で
き、太陽電池から最大電力を取り出すことができる。 また、日射量を出力指令値に反映させる部分とは別の
箇所で、最適動作点の探索動作を行なうことにより、よ
り正確に最適動作点を追尾でき、太陽電池から最大電力
を取り出すことができる。 光量検出手段として安価な光電変換素子を用いると、
低コストにシステムを構成できる。 また光量検出手段に太陽電池とほぼ同じ特性を用いれ
ば、日射変動時においてもより正確かつ迅速に最適動作
点に到達でき、太陽電池から最大電力を取り出すことが
できる。 変化速度に応じて最適動作点探索動作を作動/停止さ
せれば、探索の誤動作を全く起こさずに最適動作点を追
尾するので、システムはより安定した動作を行なう。 日射量から第1の指令信号を算出する関数を実測デー
タをもとに変更すれば、日射変動時においても迅速に最
適動作点に到達でき、太陽電池から最大電力を取り出す
ことができる。
【0063】このように本発明の電力制御方式は大変有
用であり、特に、商用系統と連系する太陽光発電システ
ムでは、その効果は非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例に係る電力制御方法を
使用した太陽光発電システムのブロック構成図である。
【図2】 図1および図3のシステムにおける電力制御
方法の光量信号と第1の指令信号との関係を説明するた
めのグラフである。
【図3】 本発明の第2の実施例に係る電力制御方法を
使用した太陽光発電システムのブロック構成図である。
【図4】 本発明の第3の実施例に係る電力制御方法を
使用した太陽光発電システムのブロック構成図である。
【図5】 図4のシステムにおける電力制御方法の光量
信号と第1の指令信号の関係を説明するための図であ
る。
【図6】 従来の電力制御方法による最適動作点探索の
説明図である。
【符号の説明】
1:太陽電池、2:電力変換装置、3:負荷、4:電圧
検出手段、5:電流検出手段、6:光量検出手段、7:
演算手段、8:制御手段、9:加算手段、10:記憶手
段。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項01】 太陽電池と、該太陽電池からの電力を
    負荷に供給する電力変換手段と、該太陽電池の出力電流
    を検出する電流検出手段と、該太陽電池の出力電圧を検
    出する電圧検出手段と、光量検出手段と、該光量検出手
    段からの光量検出信号を所定の関数特性に従って第1の
    指令信号に変換する演算手段と、前記電流検出手段から
    の電流信号と前記電圧検出手段からの電圧信号との積と
    して求まる電力が最大となるよう第2の指令信号を出力
    する制御手段と、前記第1の指令信号と前記第2の指令
    信号を加算して第3の指令信号を作成する加算手段とを
    有し、前記第3の指令信号を前記電力変換手段の出力指
    令値とすることを特徴とする太陽光発電システム。
  2. 【請求項02】 前記光量検出手段として光電変換素子
    を用いることを特徴とする請求項1記載の太陽光発電シ
    ステム。
  3. 【請求項03】 前記光量検出手段として前記太陽電池
    とほぼ同じ特性を持つ光電変換素子を用いることを特徴
    とする請求項2記載の太陽光発電システム。
  4. 【請求項04】 前記光量検出手段からの光量検出信号
    およびその変化分の少なくとも一方に応じて前記第2の
    指令信号の変更を禁止する手段をさらに有することを特
    徴とする請求項1ないし3の何れかに記載の太陽光発電
    システム。
  5. 【請求項05】 少なくとも前記光量検出信号と前記第
    2および第3の指令信号の一方とを記憶する記憶手段
    と、記憶された値をもとに前記演算手段の関数特性を変
    更する手段とをさらに有することを特徴とする請求項1
    ないし4の何れかに記載の太陽光発電システム。
  6. 【請求項06】 太陽電池と、該太陽電池からの電力を
    負荷に供給する電力変換手段と、該太陽電池の出力電流
    を検出する電流検出手段と、該太陽電池の出力電圧を検
    出する電圧検出手段と、光量検出手段とを具備する太陽
    光発電システムの、前記太陽電池から最大の電力を取り
    出すべく前記電力変換手段を制御する電力制御装置であ
    って、前記光量検出手段からの光量検出信号を所定の関
    数特性に従って第1の指令信号に変換する演算手段と、
    前記電流検出手段からの電流信号と前記電圧検出手段か
    らの電圧信号との積として求まる電力が最大となるよう
    第2の指令信号を出力する制御手段と、前記第1の指令
    信号と前記第2の指令信号を加算して第3の指令信号を
    作成し出力する加算手段とを有し、前記第3の指令信号
    を前記電力変換手段の出力指令値とすることを特徴とす
    る電力制御装置。
  7. 【請求項07】 前記光量検出手段からの光量検出信号
    値およびその変化分の少なくとも一方に応じて前記第2
    の指令信号の変更を禁止する手段をさらに有することを
    特徴とする請求項6の電力制御装置。
  8. 【請求項08】 少なくとも前記光量検出信号と前記第
    2および第3の指令信号の一方とを記憶する記憶手段
    と、記憶された値をもとに前記演算手段の関数特性を変
    更する手段とをさらに有することを特徴とする請求項6
    または請求項7の電力制御装置。
  9. 【請求項09】 太陽電池と、該太陽電池からの電力を
    負荷に供給する電力変換手段と、該太陽電池の電流値を
    検出する電流検出手段と、該太陽電池の電圧値を検出す
    る電圧検出手段と、太陽電池への入射光量を検出する光
    量検出手段とを具備する太陽光発電システムの、前記太
    陽電池から最大の電力を取り出すべく前記電力変換手段
    を制御する電力制御方法であって、所定の関数特性に従
    って前記光量から第1の指令信号を算出する工程と、前
    記太陽電池の動作点を変動させてその出力電圧値および
    電力値を取り込み、これら電流値と電圧値の積として求
    まる電力値が最大となるよう第2の指令信号を出力する
    工程と、第1の指令信号および第2の指令信号を加算し
    て第3の指令信号を作成し出力する工程とを有し、第3
    の指令信号により前記電力変換手段の出力を制御するこ
    とを特徴とする電力制御方法。
  10. 【請求項10】 太陽電池と、該太陽電池からの電力を
    負荷に供給する電力変換手段と、該太陽電池の電流値を
    検出する電流検出手段と、該太陽電池の電圧値を検出す
    る電圧検出手段と、太陽電池への入射光量を検出する光
    量検出手段とを備えた太陽光発電システムの、前記太陽
    電池から最大の電力を取り出すべく前記電力変換手段を
    制御する電力制御方法であって、所定の関数特性に従っ
    て前記光量から第1の指令信号を算出する工程と、前記
    太陽電池の動作点を変動させてその出力電圧値および電
    流値を取り込み、これらの電流値と電圧値の積として求
    まる電力値が最大となるよう第2の指令信号を出力し、
    かつ光量およびその変化分の少なくとも1つに応じて前
    記第2の指令信号の変更を禁止する工程と、第1の指令
    信号および第2の指令信号を加算して第3の指令信号を
    作成し出力する工程を有し、第3の指令信号により前記
    電力変換手段の出力を制御することを特徴とする電力制
    御方法。
  11. 【請求項11】 少なくとも光量検出信号と第2および
    第3の指令信号の一方とを記憶する工程と、記憶された
    値をもとに前記第1の指令信号を算出する工程の関数特
    性を変更する工程とをさらに有することを特徴とする請
    求項9または請求項10の電力制御方法。
JP6287141A 1994-10-28 1994-10-28 太陽光発電システムならびにその電力制御装置および方法 Pending JPH08123563A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6287141A JPH08123563A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 太陽光発電システムならびにその電力制御装置および方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6287141A JPH08123563A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 太陽光発電システムならびにその電力制御装置および方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08123563A true JPH08123563A (ja) 1996-05-17

Family

ID=17713605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6287141A Pending JPH08123563A (ja) 1994-10-28 1994-10-28 太陽光発電システムならびにその電力制御装置および方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08123563A (ja)

Cited By (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2259871A1 (es) * 2004-04-30 2006-10-16 Torytrans, S.L. Sistema de control de convertidores cc/cc para celulas fotovoltaicas con busqueda del punto de maxima potencia basado en microcontrolador.
KR20060114087A (ko) * 2005-04-27 2006-11-06 최진영 전력 제어 장치
JP2010117744A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Sharp Corp 太陽光発電装置および太陽光発電システム
WO2010121211A2 (en) * 2009-04-17 2010-10-21 National Semiconductor Corporation System and method for over-voltage protection of a photovoltaic system with distributed maximum power point tracking
US7962249B1 (en) 2008-05-14 2011-06-14 National Semiconductor Corporation Method and system for providing central control in an energy generating system
US7969133B2 (en) 2008-05-14 2011-06-28 National Semiconductor Corporation Method and system for providing local converters to provide maximum power point tracking in an energy generating system
WO2011089959A1 (ja) * 2010-01-19 2011-07-28 オムロン株式会社 Mppt制御器、太陽電池制御装置、太陽光発電システム、mppt制御プログラム、およびmppt制御器の制御方法
US7991511B2 (en) 2008-05-14 2011-08-02 National Semiconductor Corporation Method and system for selecting between centralized and distributed maximum power point tracking in an energy generating system
JP2011181055A (ja) * 2010-02-08 2011-09-15 Minoru Murano 直流電源利用システム
US8139382B2 (en) 2008-05-14 2012-03-20 National Semiconductor Corporation System and method for integrating local maximum power point tracking into an energy generating system having centralized maximum power point tracking
JP2012514805A (ja) * 2009-01-07 2012-06-28 パワー−ワン イタリイ ソチエタ ペル アチオーニ 再生可能なエネルギー源から電力を取り出す方法及びシステム
US8279644B2 (en) 2008-05-14 2012-10-02 National Semiconductor Corporation Method and system for providing maximum power point tracking in an energy generating system
US8289183B1 (en) 2008-04-25 2012-10-16 Texas Instruments Incorporated System and method for solar panel array analysis
US8294451B2 (en) 2007-12-03 2012-10-23 Texas Instruments Incorporated Smart sensors for solar panels
US8421400B1 (en) 2009-10-30 2013-04-16 National Semiconductor Corporation Solar-powered battery charger and related system and method
US8686332B2 (en) 2011-03-07 2014-04-01 National Semiconductor Corporation Optically-controlled shunt circuit for maximizing photovoltaic panel efficiency
US8884465B2 (en) 2009-04-17 2014-11-11 National Semiconductor Corporation System and method for over-voltage protection in a photovoltaic system
US9077206B2 (en) 2008-05-14 2015-07-07 National Semiconductor Corporation Method and system for activating and deactivating an energy generating system
US9979226B2 (en) 2013-11-06 2018-05-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Solar battery controller
US10153383B2 (en) 2008-11-21 2018-12-11 National Semiconductor Corporation Solar string power point optimization

Cited By (26)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2259871A1 (es) * 2004-04-30 2006-10-16 Torytrans, S.L. Sistema de control de convertidores cc/cc para celulas fotovoltaicas con busqueda del punto de maxima potencia basado en microcontrolador.
KR20060114087A (ko) * 2005-04-27 2006-11-06 최진영 전력 제어 장치
US8294451B2 (en) 2007-12-03 2012-10-23 Texas Instruments Incorporated Smart sensors for solar panels
US8289183B1 (en) 2008-04-25 2012-10-16 Texas Instruments Incorporated System and method for solar panel array analysis
US9077206B2 (en) 2008-05-14 2015-07-07 National Semiconductor Corporation Method and system for activating and deactivating an energy generating system
US7962249B1 (en) 2008-05-14 2011-06-14 National Semiconductor Corporation Method and system for providing central control in an energy generating system
US7969133B2 (en) 2008-05-14 2011-06-28 National Semiconductor Corporation Method and system for providing local converters to provide maximum power point tracking in an energy generating system
US7991511B2 (en) 2008-05-14 2011-08-02 National Semiconductor Corporation Method and system for selecting between centralized and distributed maximum power point tracking in an energy generating system
US8279644B2 (en) 2008-05-14 2012-10-02 National Semiconductor Corporation Method and system for providing maximum power point tracking in an energy generating system
US8139382B2 (en) 2008-05-14 2012-03-20 National Semiconductor Corporation System and method for integrating local maximum power point tracking into an energy generating system having centralized maximum power point tracking
JP2010117744A (ja) * 2008-11-11 2010-05-27 Sharp Corp 太陽光発電装置および太陽光発電システム
US10153383B2 (en) 2008-11-21 2018-12-11 National Semiconductor Corporation Solar string power point optimization
JP2012514805A (ja) * 2009-01-07 2012-06-28 パワー−ワン イタリイ ソチエタ ペル アチオーニ 再生可能なエネルギー源から電力を取り出す方法及びシステム
WO2010121211A2 (en) * 2009-04-17 2010-10-21 National Semiconductor Corporation System and method for over-voltage protection of a photovoltaic system with distributed maximum power point tracking
WO2010121211A3 (en) * 2009-04-17 2011-03-10 National Semiconductor Corporation System and method for over-voltage protection of a photovoltaic system with distributed maximum power point tracking
US8884465B2 (en) 2009-04-17 2014-11-11 National Semiconductor Corporation System and method for over-voltage protection in a photovoltaic system
US8810068B2 (en) 2009-04-17 2014-08-19 National Semiconductor Corporation System and method for over-voltage protection of a photovoltaic system with distributed maximum power point tracking
US8421400B1 (en) 2009-10-30 2013-04-16 National Semiconductor Corporation Solar-powered battery charger and related system and method
WO2011089959A1 (ja) * 2010-01-19 2011-07-28 オムロン株式会社 Mppt制御器、太陽電池制御装置、太陽光発電システム、mppt制御プログラム、およびmppt制御器の制御方法
US20120296584A1 (en) * 2010-01-19 2012-11-22 Omron Corporation Mppt controller, solar battery control device, solar power generation system, mppt control program, and control method for mppt controller
CN102687089A (zh) * 2010-01-19 2012-09-19 欧姆龙株式会社 Mppt控制器、太阳能电池控制装置、阳光发电系统、mppt控制程序、以及mppt控制器的控制方法
JP2011170835A (ja) * 2010-01-19 2011-09-01 Omron Corp Mppt制御器、太陽電池制御装置、太陽光発電システム、mppt制御プログラム、およびmppt制御器の制御方法
EP2527949A4 (en) * 2010-01-19 2016-01-27 Omron Tateisi Electronics Co OPTIMAL ENERGY CONVERSION CONTROL DEVICE (MPPT), SOLAR BATTERY CONTROL DEVICE, SOLAR POWER GENERATION SYSTEM, MPPT CONVERSION CONTROL PROGRAM, AND CONTROL METHOD FOR MPPT CONVERSION DEVICE
JP2011181055A (ja) * 2010-02-08 2011-09-15 Minoru Murano 直流電源利用システム
US8686332B2 (en) 2011-03-07 2014-04-01 National Semiconductor Corporation Optically-controlled shunt circuit for maximizing photovoltaic panel efficiency
US9979226B2 (en) 2013-11-06 2018-05-22 Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha Solar battery controller

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH08123563A (ja) 太陽光発電システムならびにその電力制御装置および方法
JP2810630B2 (ja) 太陽電池の電力制御装置、電力制御システム、電力制御方法及び電圧電流出力特性の測定方法
Miyatake et al. Control characteristics of a fibonacci-search-based maximum power point tracker when a photovoltaic array is partially shaded
JP3382434B2 (ja) 電池電源の電圧制御装置および電圧制御方法
JP3554116B2 (ja) 電力制御装置及びそれを用いた太陽光発電システム
Muljadi PV water pumping with a peak-power tracker using a simple six-step square-wave inverter
KR102242814B1 (ko) 균등 전압 출력이 가능한 스트링 옵티마
US20060103360A9 (en) Method and apparatus for controlling power drawn from an energy converter
JP2000112545A (ja) 太陽光発電システム
JPH08227324A (ja) 太陽光発電装置
Alqarni et al. Maximum power point tracking for photovoltaic system: modified perturb and observe algorithm
TW201211724A (en) Ar power system and control system
JP3563865B2 (ja) 太陽電池の電力制御装置
US10256743B2 (en) Method and apparatus for regulating an electrical power source based on global and local maximum load power
CN107168447B (zh) 一种基于改进电导增量法的光伏逆变器多峰值mppt方法
CN109270982A (zh) 一种太阳能光伏最大功率跟踪控制方法
CN103197718B (zh) 太阳能光伏阵列的最大功率输出控制方法和系统
JP5862639B2 (ja) 太陽電池制御装置
Xu et al. Proposal for an active PV array to improve system efficiency during partial shading
CN108418252B (zh) 一种无线传感器的混合能量收集装置和运行方法
Zhang et al. Optimization of MPPT step size in stand-alone solar pumping systems
JP3359206B2 (ja) 電池電源の電力制御装置
US20240223126A1 (en) Hot Spot Mitigation Device and Method
Atik et al. Comparison of four MPPT techniques for PV systems
Routray et al. A brief review and comparative analysis of two classical MPPT techniques