JPH08119544A - エレベーターの群管理制御装置 - Google Patents
エレベーターの群管理制御装置Info
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- JPH08119544A JPH08119544A JP6254962A JP25496294A JPH08119544A JP H08119544 A JPH08119544 A JP H08119544A JP 6254962 A JP6254962 A JP 6254962A JP 25496294 A JP25496294 A JP 25496294A JP H08119544 A JPH08119544 A JP H08119544A
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- hall
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Abstract
(57)【要約】
【目的】群管理制御されているエレベーター全体の運転
効率,輸送能力を考慮して追加割当てを可能にし、利用
者の判断によりエレベーターの追加割当てを実行できる
群管理制御装置を提供する。 【構成】複数階床に就役する複数台のエレベーターと,
各階床乗り場に設置した複数のホール呼び登録装置と,
前記複数のホール呼び信号を個別に登録するホール呼び
信号登録手段と,各階床に発生したホール呼びを各エレ
ベーターに割当てる群管理制御装置と,各エレベーター
の状況を判定する状況判定手段とを備え、状況判定手段
の出力から追加割当て許可を自動設定して、乗客に追加
割当て呼びが可能であることを報知する報知装置を設け
た構成とした。
効率,輸送能力を考慮して追加割当てを可能にし、利用
者の判断によりエレベーターの追加割当てを実行できる
群管理制御装置を提供する。 【構成】複数階床に就役する複数台のエレベーターと,
各階床乗り場に設置した複数のホール呼び登録装置と,
前記複数のホール呼び信号を個別に登録するホール呼び
信号登録手段と,各階床に発生したホール呼びを各エレ
ベーターに割当てる群管理制御装置と,各エレベーター
の状況を判定する状況判定手段とを備え、状況判定手段
の出力から追加割当て許可を自動設定して、乗客に追加
割当て呼びが可能であることを報知する報知装置を設け
た構成とした。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエレベーターの群管理制
御装置に係り、特にビル内での重要階又は近くに追加配
車案内装置を設ける(乗り込み混雑階)におけるエレベ
ーターの呼び割当てと予約案内方式を有するエレベータ
ーの群管理制御装置に関するものである。
御装置に係り、特にビル内での重要階又は近くに追加配
車案内装置を設ける(乗り込み混雑階)におけるエレベ
ーターの呼び割当てと予約案内方式を有するエレベータ
ーの群管理制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】同一の群管理グループ内のエレベーター
の同一のホールのホール呼び登録信号に対して2台以上
のエレベーターを割当てる群管理制御技術として、例え
ば、特開昭58−95081 号公報に記載されているように到
着予測エレベーターが満員になったとき再割当てする。
特開昭55−26103 号公報には、登録されたホール呼びに
割当てられたエレベーターが到着するまでに要する予測
待ち時間を算出し、それが所定値以上であればそのホー
ル呼びに他のエレベーターを追加割当てするものが開示
されている。また、ホールの込み具合をホール混雑度と
して測定する装置の出力や、満員出発や行事予約や設定
時間帯を解消により判断するものが知られている。
の同一のホールのホール呼び登録信号に対して2台以上
のエレベーターを割当てる群管理制御技術として、例え
ば、特開昭58−95081 号公報に記載されているように到
着予測エレベーターが満員になったとき再割当てする。
特開昭55−26103 号公報には、登録されたホール呼びに
割当てられたエレベーターが到着するまでに要する予測
待ち時間を算出し、それが所定値以上であればそのホー
ル呼びに他のエレベーターを追加割当てするものが開示
されている。また、ホールの込み具合をホール混雑度と
して測定する装置の出力や、満員出発や行事予約や設定
時間帯を解消により判断するものが知られている。
【0003】特公昭54−37744 号公報には、乗客が少な
いエレベーターを呼び寄せるために、特別なホール呼び
登録装置を設け、待ち時間よりもエレベーターの乗り込
み具合を重視したサービスを可能にしている。
いエレベーターを呼び寄せるために、特別なホール呼び
登録装置を設け、待ち時間よりもエレベーターの乗り込
み具合を重視したサービスを可能にしている。
【0004】さらに、特開平4−197969 号公報には、ホ
ール呼び登録装置として割当てるエレベーターの水平方
向の距離を考慮した技術、すなわち、ホール呼びの発生
した位置に近いエレベーターを割当てる技術が開示され
ている。
ール呼び登録装置として割当てるエレベーターの水平方
向の距離を考慮した技術、すなわち、ホール呼びの発生
した位置に近いエレベーターを割当てる技術が開示され
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術は、呼び
を登録したホールでの到着時の乗り込み混雑階や予測待
ち時間や交通需要状態や当該階での待ち人数検出値に応
じて追加割当て台数を可変しているものの、それら追加
割当て機能に対して、エレベーターの利用者の判断や混
雑に対する個人の様々な感覚や手荷物を持って利用する
ときの状況等に対する配慮等、利用者の意志を反映させ
る機能を有していない。
を登録したホールでの到着時の乗り込み混雑階や予測待
ち時間や交通需要状態や当該階での待ち人数検出値に応
じて追加割当て台数を可変しているものの、それら追加
割当て機能に対して、エレベーターの利用者の判断や混
雑に対する個人の様々な感覚や手荷物を持って利用する
ときの状況等に対する配慮等、利用者の意志を反映させ
る機能を有していない。
【0006】また、従来技術は利用者の意志によって特
別なエレベーターの呼び登録が可能であるが、そのホー
ル登録装置は、一般のホール呼び登録装置と異なるもの
を備える必要があり、また、群管理されているエレベー
ター全体の輸送能力や交通需要、または利用時間帯に対
する配慮がなされておらず、特にエレベーターの混雑時
における乱用が問題となる。
別なエレベーターの呼び登録が可能であるが、そのホー
ル登録装置は、一般のホール呼び登録装置と異なるもの
を備える必要があり、また、群管理されているエレベー
ター全体の輸送能力や交通需要、または利用時間帯に対
する配慮がなされておらず、特にエレベーターの混雑時
における乱用が問題となる。
【0007】また、従来技術では、群管理されているエ
レベーター全体の運転効率を考慮しながら、操作された
ホール呼び登録装置に近いエレベーターを優先的に割当
てることができるため、利用者の便宜を図ることが可能
であるが、エレベーター利用者の2台目以降のエレベー
ターを呼び寄せることが不可能である。
レベーター全体の運転効率を考慮しながら、操作された
ホール呼び登録装置に近いエレベーターを優先的に割当
てることができるため、利用者の便宜を図ることが可能
であるが、エレベーター利用者の2台目以降のエレベー
ターを呼び寄せることが不可能である。
【0008】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、群管理されているエレベーターにおける全体の
輸送能力や、各階の交通需要の状況に応じて、同一階床
のホール呼びに対して2台以上のエレベーターの割当て
許可を自動的に行い、許可された階床ではホールでのエ
レベーター利用者の判断によりエレベーターの追加割当
てを行うことができるようにして、個々の利用者にとっ
て極めて満足度が高く、むだな運行を生じさせないエレ
ベーター群管理制御装置を提供することに有る。
解決し、群管理されているエレベーターにおける全体の
輸送能力や、各階の交通需要の状況に応じて、同一階床
のホール呼びに対して2台以上のエレベーターの割当て
許可を自動的に行い、許可された階床ではホールでのエ
レベーター利用者の判断によりエレベーターの追加割当
てを行うことができるようにして、個々の利用者にとっ
て極めて満足度が高く、むだな運行を生じさせないエレ
ベーター群管理制御装置を提供することに有る。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、同一のホールに複数のホール呼び登録装
置と,そのホール呼び登録装置からの複数のホール呼び
登録信号を入出力する呼び信号登録装置と,群管理の対
象としている各階床の混雑状況及び、エレベーターの交
通需要や、現在の時刻,登録されたホール呼び信号が特
定階に属するか否かを判定する機能を有する状況判定装
置と,同一階床に新たにエレベーターを割当て可能とす
る機能を有する呼び割当て手段と,同一階床に新たにエ
レベーターを割当て可能であることを利用者に報知する
案内報知手段とを備えた構成としたものである。
成するために、同一のホールに複数のホール呼び登録装
置と,そのホール呼び登録装置からの複数のホール呼び
登録信号を入出力する呼び信号登録装置と,群管理の対
象としている各階床の混雑状況及び、エレベーターの交
通需要や、現在の時刻,登録されたホール呼び信号が特
定階に属するか否かを判定する機能を有する状況判定装
置と,同一階床に新たにエレベーターを割当て可能とす
る機能を有する呼び割当て手段と,同一階床に新たにエ
レベーターを割当て可能であることを利用者に報知する
案内報知手段とを備えた構成としたものである。
【0010】
【作用】ホール呼びが発生すると、まず1台のエレベー
ターを割当てた後の状況を、状況判定装置が現在の交通
需要,時刻などを考慮して、同一階床に新たにエレベー
ターを割当てる必要が有るか否かを判定する。例えば、
乗り込み交通需要が多く、予め設定した許可時間帯であ
れば同一階床の同一方向のホール呼びに対して新にエレ
ベーターを呼び割当てを許可することにする。すなわ
ち、エレベーターの利用のピーク時に、かごの混雑状況
とホールの混雑状況により割当てられ、サービス案内し
たエレベーターだけでは乗り切れないと判断した乗客
が、ホール呼びボタンを操作することによりもう1台の
エレベーターを追加割当てできるようしたものである。
ターを割当てた後の状況を、状況判定装置が現在の交通
需要,時刻などを考慮して、同一階床に新たにエレベー
ターを割当てる必要が有るか否かを判定する。例えば、
乗り込み交通需要が多く、予め設定した許可時間帯であ
れば同一階床の同一方向のホール呼びに対して新にエレ
ベーターを呼び割当てを許可することにする。すなわ
ち、エレベーターの利用のピーク時に、かごの混雑状況
とホールの混雑状況により割当てられ、サービス案内し
たエレベーターだけでは乗り切れないと判断した乗客
が、ホール呼びボタンを操作することによりもう1台の
エレベーターを追加割当てできるようしたものである。
【0011】また、昼食時後半の食堂階のように、所定
の時間後に明確に混雑が発生する階床のホール呼びや、
交通需要が有る程度少ない場合であっても予め設定した
特定階のホール呼びであれば、当初より複数台の呼び割
当てを許可するようにしたものである。このとき、呼び
の発生したホール呼びボタンに近いエレベーターを割当
てるようにすれば、利用者の利便性はさらに向上する。
この呼び割当て方法はホテルなどのワゴンや手荷物など
の有る利用者にとって、無理に混雑したかごの乗る必要
がなくなり、このような呼び割当てが好まれる。
の時間後に明確に混雑が発生する階床のホール呼びや、
交通需要が有る程度少ない場合であっても予め設定した
特定階のホール呼びであれば、当初より複数台の呼び割
当てを許可するようにしたものである。このとき、呼び
の発生したホール呼びボタンに近いエレベーターを割当
てるようにすれば、利用者の利便性はさらに向上する。
この呼び割当て方法はホテルなどのワゴンや手荷物など
の有る利用者にとって、無理に混雑したかごの乗る必要
がなくなり、このような呼び割当てが好まれる。
【0012】前述のように、ホール呼び登録装置でホー
ル呼びが登録されると、ホール呼び登録装置の応答灯を
点灯させ、もう1台のエレベーターの割当てを許可して
いる場合は、いずれかの応答を消灯、又は点滅表示する
ようにして呼びが可能であることを知らせる。また報知
の方法としては、ホールへの音声や表示パネルを用いた
案内や、同一階床に同一方向に対して、複数のホール呼
び登録装置が設置されているときは、既に割当てしてい
るエレベーターに対して一番近い応答灯を除いた呼び割
当て装置の応答灯を消去又は点灯するようにしてもよ
い。
ル呼びが登録されると、ホール呼び登録装置の応答灯を
点灯させ、もう1台のエレベーターの割当てを許可して
いる場合は、いずれかの応答を消灯、又は点滅表示する
ようにして呼びが可能であることを知らせる。また報知
の方法としては、ホールへの音声や表示パネルを用いた
案内や、同一階床に同一方向に対して、複数のホール呼
び登録装置が設置されているときは、既に割当てしてい
るエレベーターに対して一番近い応答灯を除いた呼び割
当て装置の応答灯を消去又は点灯するようにしてもよ
い。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
【0014】図1は本発明のハードウエアの全体構成の
一例を示した図である。エレベーター制御装置1は、群
管理制御装置10と各号機制御装置20〜23により構
成されており、その構成内容は公知のマイコン制御方式
である。群管理制御装置10の入力には、各階ホール呼
び登録装置11の信号やビル管理装置12からの信号が
有り、その出力には、ホールの音声案内装置13やホー
ル全台共通のホール表示装置14の信号等がある。号機
制御装置20〜23は各エレベーターの乗りかご30〜
33の走行制御や戸の制御を行い、さらに、かご内ディ
スプレイやかご内音声装置などのかご内の報知器15及
びホールランタンやチャイムなどの号機別のホール報知
器16の制御を行う。また、群管理制御装置10には特
定階の混雑状況を判定する状況判定装置に必要な追加割
当て許可特定階,特定時間帯乗り混雑レベルを設定する
追加割当て条件設定装置2からの指令がL6を介して伝
達される。
一例を示した図である。エレベーター制御装置1は、群
管理制御装置10と各号機制御装置20〜23により構
成されており、その構成内容は公知のマイコン制御方式
である。群管理制御装置10の入力には、各階ホール呼
び登録装置11の信号やビル管理装置12からの信号が
有り、その出力には、ホールの音声案内装置13やホー
ル全台共通のホール表示装置14の信号等がある。号機
制御装置20〜23は各エレベーターの乗りかご30〜
33の走行制御や戸の制御を行い、さらに、かご内ディ
スプレイやかご内音声装置などのかご内の報知器15及
びホールランタンやチャイムなどの号機別のホール報知
器16の制御を行う。また、群管理制御装置10には特
定階の混雑状況を判定する状況判定装置に必要な追加割
当て許可特定階,特定時間帯乗り混雑レベルを設定する
追加割当て条件設定装置2からの指令がL6を介して伝
達される。
【0015】図2は、群管理制御装置10の一実施例を
示すソフトウエア構成図である。ソフトウエア構成とし
ては、ホール呼び割当て制御に関するルールテーブル等
からなるSF21からの情報に基づいて呼び割当て処理
やエレベーターの群管理制御を直接実行指令し、群管理
運転制御を行う運転制御プログラムSF10を有する。
また、このプログラムSF10の入力情報として、号機
制御装置20〜23からL8を介して送信されてきたエ
レベーターの位置,方向,かご呼びなどのエレベーター
制御データテーブルSF11,ホール呼びテーブルSF
12,エレベーターの群管理号機別定員,速度,ドア
幅,サービス階,応答可能な呼び種,各ホール呼びボタ
ンとの水平距離などと、階床ピッチなどの共通仕様から
なるエレベーター仕様テーブルSF13、並びに、追加
割当て許可テーブルSF14と,パラメータテーブル等
からなるSF21を有する。本発明の追加割当てのため
の状況判断装置はこの運転制御プログラムが兼ね備えて
いるものである。
示すソフトウエア構成図である。ソフトウエア構成とし
ては、ホール呼び割当て制御に関するルールテーブル等
からなるSF21からの情報に基づいて呼び割当て処理
やエレベーターの群管理制御を直接実行指令し、群管理
運転制御を行う運転制御プログラムSF10を有する。
また、このプログラムSF10の入力情報として、号機
制御装置20〜23からL8を介して送信されてきたエ
レベーターの位置,方向,かご呼びなどのエレベーター
制御データテーブルSF11,ホール呼びテーブルSF
12,エレベーターの群管理号機別定員,速度,ドア
幅,サービス階,応答可能な呼び種,各ホール呼びボタ
ンとの水平距離などと、階床ピッチなどの共通仕様から
なるエレベーター仕様テーブルSF13、並びに、追加
割当て許可テーブルSF14と,パラメータテーブル等
からなるSF21を有する。本発明の追加割当てのため
の状況判断装置はこの運転制御プログラムが兼ね備えて
いるものである。
【0016】もう一つのプログラムは、外部に設けた制
御目標や制御ルールを与える設定装置との通信プログラ
ムSF20であり、このプログラムの入力情報として設
定ツールより受信したルールを記録した追加割当て許可
テーブルSF14,ルールテーブル,パラメータテーブ
ル等のSF21,追加割当て許可テーブルSF21を有
する。
御目標や制御ルールを与える設定装置との通信プログラ
ムSF20であり、このプログラムの入力情報として設
定ツールより受信したルールを記録した追加割当て許可
テーブルSF14,ルールテーブル,パラメータテーブ
ル等のSF21,追加割当て許可テーブルSF21を有
する。
【0017】図3は、群管理制御装置10において用い
られるソフトウエアのデータテーブル構成図である。エ
レベーター制御データテーブルSF11,ホール呼びテ
ーブルSF12,エレベーター仕様テーブルSF13,
追加割当て許可テーブルSF14,ルールテーブル,パラメ
ータテーブル等のSF21の各テーブルは、図示の各ブ
ロックから構成される。
られるソフトウエアのデータテーブル構成図である。エ
レベーター制御データテーブルSF11,ホール呼びテ
ーブルSF12,エレベーター仕様テーブルSF13,
追加割当て許可テーブルSF14,ルールテーブル,パラメ
ータテーブル等のSF21の各テーブルは、図示の各ブ
ロックから構成される。
【0018】ここで、変数k,m,j,iはそれぞれエ
レベーター号機番号,同一ホールでのホール呼び登録装
置番号,ホール呼び方向,ホール呼び階を示す。
レベーター号機番号,同一ホールでのホール呼び登録装
置番号,ホール呼び方向,ホール呼び階を示す。
【0019】また、プログラムSF10とSF20は複
数のタスクに分割し、効率の良い制御を行うシステムプ
ログラム、すなわち、オペレーティングシステム(O
S)の基に管理されている場合を例に説明する。
数のタスクに分割し、効率の良い制御を行うシステムプ
ログラム、すなわち、オペレーティングシステム(O
S)の基に管理されている場合を例に説明する。
【0020】従って、このプログラムの起動は、システ
ムタイマからの起動や他のプログラムからの起動が自由
に行える。
ムタイマからの起動や他のプログラムからの起動が自由
に行える。
【0021】図4は、運転制御プログラムSF10の全
体処理フローチャートである。
体処理フローチャートである。
【0022】運転制御プログラムSF10は、電源投入
後又はリスタートにより起動される。まず、イニシャル
処理E10でエレベーター制御データテーブルSF11
などのクリア処理などの初期処理を実行する。
後又はリスタートにより起動される。まず、イニシャル
処理E10でエレベーター制御データテーブルSF11
などのクリア処理などの初期処理を実行する。
【0023】次に、ステップE15からE60を電源ダ
ウンか、又はプログラム以上が発生するまで繰返し実行
し、群管理制御を実行する。
ウンか、又はプログラム以上が発生するまで繰返し実行
し、群管理制御を実行する。
【0024】すなわち、ステップE15では前回ステッ
プE35で求めた交通需要モードや現在時刻と予め設定
したルールテーブル等のSF21の条件とにより、エレ
ベーターの運転方式を選択する。これにより、追加割当
て階床や処理条件が明確になる。
プE35で求めた交通需要モードや現在時刻と予め設定
したルールテーブル等のSF21の条件とにより、エレ
ベーターの運転方式を選択する。これにより、追加割当
て階床や処理条件が明確になる。
【0025】ステップE20では全階床の全てのホール
呼び登録装置のホール呼びボタンの信号を入力し、ホー
ル呼びテーブルSF12のホール呼びボタン入力テーブ
ルにセットする。これを入力ホール呼び登録とリセット
処理を行い、ホール呼びボタン入力テーブルXHMDT
(m,j,i)の作成処理を行う。またホール呼びに対する
応答灯の点灯,点滅,消灯の指令,ホール呼び応答灯テ
ーブルYHMDT(m,j,i)の内容を出力する。
呼び登録装置のホール呼びボタンの信号を入力し、ホー
ル呼びテーブルSF12のホール呼びボタン入力テーブ
ルにセットする。これを入力ホール呼び登録とリセット
処理を行い、ホール呼びボタン入力テーブルXHMDT
(m,j,i)の作成処理を行う。またホール呼びに対する
応答灯の点灯,点滅,消灯の指令,ホール呼び応答灯テ
ーブルYHMDT(m,j,i)の内容を出力する。
【0026】ステップ30では、号機制御装置20〜2
3からの通信データをエレベーター制御データテーブル
SF11に格納する。また、割当てホール呼びテーブル
HDT(k,j,i)などを各号機へ送信する。
3からの通信データをエレベーター制御データテーブル
SF11に格納する。また、割当てホール呼びテーブル
HDT(k,j,i)などを各号機へ送信する。
【0027】ステップE35では、現在の交通需要のモ
ードの識別を行い、その結果に応じてステップE37で
の各階床別追加割当て制御方法と混雑状況判定の条件や
ステップE50でのホール呼び割当てのルールの選択
や、ステップE15での全体の利用の状況判定に用い
る。
ードの識別を行い、その結果に応じてステップE37で
の各階床別追加割当て制御方法と混雑状況判定の条件や
ステップE50でのホール呼び割当てのルールの選択
や、ステップE15での全体の利用の状況判定に用い
る。
【0028】ステップE40は、追加割当ての許可フラ
グ設定処理を行う。
グ設定処理を行う。
【0029】ステップE50では、ホール呼び割当て処
理を行い、ステップE60では現在行っている制御内容
や到着案内等のエレベーターのサービス、場合によって
は追加割当て許可の報知やビル管理装置12からのビル
内案内情報などの案内報知処理を行う。
理を行い、ステップE60では現在行っている制御内容
や到着案内等のエレベーターのサービス、場合によって
は追加割当て許可の報知やビル管理装置12からのビル
内案内情報などの案内報知処理を行う。
【0030】次に、図5を用いて図4の全体処理フロー
チャートのステップE20部分の処理について詳細に説
明する。
チャートのステップE20部分の処理について詳細に説
明する。
【0031】まずステップE201でホール呼び登録装
置11からの入力処理を行い、ホール呼びボタン入力テ
ーブルXHMDT(m,j,i)を作成する。
置11からの入力処理を行い、ホール呼びボタン入力テ
ーブルXHMDT(m,j,i)を作成する。
【0032】ステップE202からステップE206で
ホール呼び応答灯,点灯,点滅,消灯の処理を行い、E
207からE210でリセット処理を行う。ステップE
204では、予約案内しているエレベーターに近いエレベ
ーターには連続点灯表示をし、遠い号機には点滅と第2
の値をそれぞれ追加割当て許可ホール呼びテーブルHA
PT(m,j,i)にセットする。ここで、変数mが水平
方向に付けたホール呼び登録装置の番号を示している。
E202からE211で全ホール呼びに対して処理を完
了するまでループ処理をする構成としている。
ホール呼び応答灯,点灯,点滅,消灯の処理を行い、E
207からE210でリセット処理を行う。ステップE
204では、予約案内しているエレベーターに近いエレベ
ーターには連続点灯表示をし、遠い号機には点滅と第2
の値をそれぞれ追加割当て許可ホール呼びテーブルHA
PT(m,j,i)にセットする。ここで、変数mが水平
方向に付けたホール呼び登録装置の番号を示している。
E202からE211で全ホール呼びに対して処理を完
了するまでループ処理をする構成としている。
【0033】図6は、図4のステップE40の追加割当
て許可フラグ設定処理の詳細なフローチャートであり、
SF21の追加割当ての可能テーブルの時間,可能ホー
ル呼びデータとエレベーター交通需要,稼働状況に基づ
きE401〜E410ループ処理により追加割当てフラ
グ設定及びクリアを行い、SF11の追加割当て許可テ
ーブルHDT(k,j,i)を作成する。交通需要,時間
帯に係わらず追加割当てを可能とする特定呼びをSF2
1により設定することも可能である。
て許可フラグ設定処理の詳細なフローチャートであり、
SF21の追加割当ての可能テーブルの時間,可能ホー
ル呼びデータとエレベーター交通需要,稼働状況に基づ
きE401〜E410ループ処理により追加割当てフラ
グ設定及びクリアを行い、SF11の追加割当て許可テ
ーブルHDT(k,j,i)を作成する。交通需要,時間
帯に係わらず追加割当てを可能とする特定呼びをSF2
1により設定することも可能である。
【0034】図7は、図4のステップE50のホール呼
び割当て処理の詳細なフローチャートである。
び割当て処理の詳細なフローチャートである。
【0035】ステップE501は、ステップE50の処
理の内部ループ処理の繰返し回数を設定するものであ
り、ループ変数をnとする。ステップE502〜E50
4は、新たに入力されたホール呼び入力が既に追加割当
てを受付けるホール呼びボタンにされているか否かを判
定する。ステップE505では、過剰な追加割当てによ
る全体の運行効率の低下を防止するためのバックアップ
的な処理であり、既に割当て済みの号機で十分である場
合は追加割当てを行わないモードにステップE510で切り
替える。ステップE505は、群管理対象エレベーター
の中でそのホール到着時に乗客が所定値、例えばかご定
員の35%以上になるか否かを予測し判定する。ステッ
プE506では、追加割当てのためのホール呼びに対す
る第2の割当て方式によりエレベーターを選択する。こ
こでは、割当て済みエレベーターは除き、配置nのホー
ル呼びボタンに近いエレベーターを優先的に選択する。
またここでは、交通需要,時刻の他、該当ホール呼びが
特定階に属するか否か、または、当該階出発時のかご内
人数の予測値等を用いて状況判定装置にて再判定させて
も良い。ステップE508では最終的に選択されたエレ
ベーターをホール呼びに割当て、乗り場表示装置,乗り
場音声案内装置,号機別の乗り場報知器などにより予約
案内等の報知制御を行う。ステップE509では、ルー
プ変数nをチェックし、このルーチンの終了を判定す
る。ステップE503で新規ホール呼びであると判定さ
れるとステップE507による新規ホール呼び割当てを
行う第1の呼び割当て方式を用いてエレベーターを選択
する。
理の内部ループ処理の繰返し回数を設定するものであ
り、ループ変数をnとする。ステップE502〜E50
4は、新たに入力されたホール呼び入力が既に追加割当
てを受付けるホール呼びボタンにされているか否かを判
定する。ステップE505では、過剰な追加割当てによ
る全体の運行効率の低下を防止するためのバックアップ
的な処理であり、既に割当て済みの号機で十分である場
合は追加割当てを行わないモードにステップE510で切り
替える。ステップE505は、群管理対象エレベーター
の中でそのホール到着時に乗客が所定値、例えばかご定
員の35%以上になるか否かを予測し判定する。ステッ
プE506では、追加割当てのためのホール呼びに対す
る第2の割当て方式によりエレベーターを選択する。こ
こでは、割当て済みエレベーターは除き、配置nのホー
ル呼びボタンに近いエレベーターを優先的に選択する。
またここでは、交通需要,時刻の他、該当ホール呼びが
特定階に属するか否か、または、当該階出発時のかご内
人数の予測値等を用いて状況判定装置にて再判定させて
も良い。ステップE508では最終的に選択されたエレ
ベーターをホール呼びに割当て、乗り場表示装置,乗り
場音声案内装置,号機別の乗り場報知器などにより予約
案内等の報知制御を行う。ステップE509では、ルー
プ変数nをチェックし、このルーチンの終了を判定す
る。ステップE503で新規ホール呼びであると判定さ
れるとステップE507による新規ホール呼び割当てを
行う第1の呼び割当て方式を用いてエレベーターを選択
する。
【0036】このように、同一階で複数台のエレベータ
ーの呼びを可能にすることにより、混雑時間帯や、特定
の階床での利用者の利便性が向上する。
ーの呼びを可能にすることにより、混雑時間帯や、特定
の階床での利用者の利便性が向上する。
【0037】図8は、本実施例の5階ホールにおける表
示装置の表示例を示したものである。ここで時刻は昼食
時前半での食堂階が最上階に有るビルとしている。昼食
前半はエレベーターの混雑が予測されるのでSF11で
は追加割当て可能時間帯であり、食堂階が最上階である
ためUPホール呼びのみ再割当て可能呼びとなってい
る。ホールに設置されたホール表示装置14の8a〜8
dは時刻,かご位置,進行方向,かご内混雑度などが表
示でき、かご内混雑度は表示が左に寄れば寄るほど混雑
していることを示している。今、5階においてUP,D
OWN共にホール呼びボタンが押された場合、UP呼び
に対しては最も早く応答できる3号機が割当てられ予約
灯7cが点灯する。また同様にDOWN呼びには、2号
機が割当てられ予約灯7bが点灯する。このとき、3号
機はかご内混雑度が70%でありかつ、5階から上方食
堂階へ向かう乗客が多いという学習結果に基づき、追加
割当て許可フラグが設定され、追加割当てされる1号機
が近い6aのUPホールボタン応答灯は点滅する。これ
により、3号機前の行列や混雑は2分され、1部の人が
1号機に移りホール呼びボタン操作により2台目の割当
て要求をする。また、音声案内装置13によっても『ホ
ール呼び釦を押して下さい。』と追加割当てが可能なこ
とを意味する案内を(d)〜(f)の報知例のように行
う。さらに表示器も図(c)に示す流動表示とすることも
できる。このようにUPホール呼びボタンが押されると
3号機の次に近い4号機が割当てられ7dの応答灯が点
灯する。また2号機が6階で乗客が乗り込み混雑が増加
しても、DOWN方向呼びは追加割当て可能階ではない
ため追加割当て許可とはならない。このように追加割当
てを時間帯,交通需要,エレベーターの稼働状況に基づ
き自動的に設定し、その実行は乗客の判断に任せること
により、乗客の固定した事務所ビルにおいては、不要な
不可欠な場合のみに追加割当てが行え、効率の良い呼び
割当てが可能となる。なお本事例は事務所ビルで説明し
たが、先にも述べたようにホテル等においてもこの追加
割当て許可の条件等を変えることによって利用者の利便
性を向上することができる。
示装置の表示例を示したものである。ここで時刻は昼食
時前半での食堂階が最上階に有るビルとしている。昼食
前半はエレベーターの混雑が予測されるのでSF11で
は追加割当て可能時間帯であり、食堂階が最上階である
ためUPホール呼びのみ再割当て可能呼びとなってい
る。ホールに設置されたホール表示装置14の8a〜8
dは時刻,かご位置,進行方向,かご内混雑度などが表
示でき、かご内混雑度は表示が左に寄れば寄るほど混雑
していることを示している。今、5階においてUP,D
OWN共にホール呼びボタンが押された場合、UP呼び
に対しては最も早く応答できる3号機が割当てられ予約
灯7cが点灯する。また同様にDOWN呼びには、2号
機が割当てられ予約灯7bが点灯する。このとき、3号
機はかご内混雑度が70%でありかつ、5階から上方食
堂階へ向かう乗客が多いという学習結果に基づき、追加
割当て許可フラグが設定され、追加割当てされる1号機
が近い6aのUPホールボタン応答灯は点滅する。これ
により、3号機前の行列や混雑は2分され、1部の人が
1号機に移りホール呼びボタン操作により2台目の割当
て要求をする。また、音声案内装置13によっても『ホ
ール呼び釦を押して下さい。』と追加割当てが可能なこ
とを意味する案内を(d)〜(f)の報知例のように行
う。さらに表示器も図(c)に示す流動表示とすることも
できる。このようにUPホール呼びボタンが押されると
3号機の次に近い4号機が割当てられ7dの応答灯が点
灯する。また2号機が6階で乗客が乗り込み混雑が増加
しても、DOWN方向呼びは追加割当て可能階ではない
ため追加割当て許可とはならない。このように追加割当
てを時間帯,交通需要,エレベーターの稼働状況に基づ
き自動的に設定し、その実行は乗客の判断に任せること
により、乗客の固定した事務所ビルにおいては、不要な
不可欠な場合のみに追加割当てが行え、効率の良い呼び
割当てが可能となる。なお本事例は事務所ビルで説明し
たが、先にも述べたようにホテル等においてもこの追加
割当て許可の条件等を変えることによって利用者の利便
性を向上することができる。
【0038】
【発明の効果】本発明によれば、群管理制御されている
エレベーター全体の運転効率,交通需要などにより、追
加および割当て許可を自動的に設定し、追加割当てが可
能であることを案内できる構成としたため、利用者の判
断により追加割当てを実行することができ、エレベータ
ーの輸送能力が必要となる混雑時に必要最小限の台数を
混雑階床にサービスすることができ、かつ輸送能力に余
裕が有る場合でも特定時間帯,特定階のみエレベーター
を追加割当てすることができ、利用者に対するサービス
性の向上が図れるという効果がる。
エレベーター全体の運転効率,交通需要などにより、追
加および割当て許可を自動的に設定し、追加割当てが可
能であることを案内できる構成としたため、利用者の判
断により追加割当てを実行することができ、エレベータ
ーの輸送能力が必要となる混雑時に必要最小限の台数を
混雑階床にサービスすることができ、かつ輸送能力に余
裕が有る場合でも特定時間帯,特定階のみエレベーター
を追加割当てすることができ、利用者に対するサービス
性の向上が図れるという効果がる。
【図1】本発明のハードウエア全体構成の一実施例を示
す図。
す図。
【図2】群管理制御装置のソフト構成図。
【図3】データテーブルの構成図。
【図4】運転制御のフローチャート。
【図5】ホール呼び入出力処理のフローチャート。
【図6】追加割当て許可フラグ設定のフローチャート。
【図7】ホール呼び割当て処理のフローチャート。
【図8】5階ホールの表示装置の表示例及び音声報知
例。
例。
1…エレベーター制御装置、10…群管理制御装置、1
1…ホール呼び登録装置、12…ビル管理装置、13…
ホールの音声案内装置、14…ホール表示装置、15…
かご内の報知器、16…ホール報知器、20〜23…号
機制御装置、30〜33…乗りかご。
1…ホール呼び登録装置、12…ビル管理装置、13…
ホールの音声案内装置、14…ホール表示装置、15…
かご内の報知器、16…ホール報知器、20〜23…号
機制御装置、30〜33…乗りかご。
Claims (6)
- 【請求項1】複数階床を就役する複数台のエレベーター
と,前記複数階床のそれぞれに設けられたホール呼び登
録装置と,前記ホール呼び登録装置からの信号に応じて
評価指標を算出し、前記評価指標に基づいてサービスす
るエレベーターを選択して、前記ホール呼びを割当てる
ホール呼び割当て手段とを備えたエレベーターの群管理
制御装置において、 前記群管理制御装置は、前記複数のホール呼び登録装置
からの複数のホール呼び信号をそれぞれ入出力する入出
力手段と,前記ホール呼び信号を記憶する呼び信号登録
手段と,前記複数台のエレベーター全体の状況と,前記
複数の階床中の1階床以上の混雑状況を判定する状況判
定手段と,前記ホール呼び登録装置の呼びに応じてサー
ビスするエレベーターを割当てる第1のホール呼び割当
て手段と,前記状況判定手段の判定結果に応じて前記第
1のホール呼び割当て手段にて割当て済みの並設された
他のホール呼び登録装置を動作可能とし、その呼びに対
して別のエレベーターを選択して割当てる第2のホール
呼び割当て手段とを備えたことを特徴とするエレベータ
ーの群管理制御装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記状況判定手段は、
各階床の交通需要,時刻,当該階出発時のかご内予測人
数、又は該階が特定階であるか否かの少なくとも一つを
用いて状況判定することを特徴とするエレベーターの群
管理制御装置。 - 【請求項3】請求項1又は2において、前記状況判定手
段が複数台登録許可したことを報知する案内報知手段を
各階エレベーターホールに設けたことを特徴とするエレ
ベーターの群管理制御装置。 - 【請求項4】請求項1,2又は3において、前記状況判
定手段が複数台登録許可した場合、各エレベーターのホ
ール呼び応答灯の点灯状態を変更する手段を備えたこと
を特徴とするエレベーターの群管理制御装置。 - 【請求項5】複数階床を就役する複数台のエレベーター
と,前記複数階床のそれぞれに設けられたホール呼び登
録装置と,前記ホール呼び登録装置からの信号に応じて
評価指標を算出し、前記評価指標に基づいてサービスす
るエレベーターを選択して、前記ホール呼びを割当てる
ホール呼び割当て手段とを備えたエレベーターの群管理
制御装置において、 前記群管理制御装置は、前記複数のホール呼び登録装置
からの複数のホール呼び信号をそれぞれ入出力する入出
力手段と,前記複数台のエレベーターの状況を判定する
状況判定手段と,前記状況判定手段の判定結果に応じて
同一階床に並設された前記ホール呼び登録装置の呼び信
号に応じて別々のサービスをするエレベーターを選択し
割当てるホール呼び割当て手段と,前記状況判定手段の
判定結果に応じて該階の追加可能なエレベーターのホー
ル呼び登録装置の応答灯の点灯表示モードを切り替える
切換手段とを備えたことを特徴とするエレベーターの群
管理制御装置。 - 【請求項6】請求項5において、前記状況判定手段は、
前記選択されたエレベーターが前記ホール呼びが発生し
たホールに到着時のかご内の混雑度の状況を判定し、集
中サービスのために仮割当て又は、事前の配車指令に対
して、追加サービス可能なエレベーターを指定する指定
手段を備えたことを特徴とするエレベーターの群管理制
御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6254962A JPH08119544A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | エレベーターの群管理制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6254962A JPH08119544A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | エレベーターの群管理制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08119544A true JPH08119544A (ja) | 1996-05-14 |
Family
ID=17272291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6254962A Pending JPH08119544A (ja) | 1994-10-20 | 1994-10-20 | エレベーターの群管理制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08119544A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010150013A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-08 | Hitachi Ltd | 乗り場行先階予約式群管理エレベーターの制御装置 |
CN102275787A (zh) * | 2010-06-08 | 2011-12-14 | 株式会社日立制作所 | 目的地楼层预约式群管理电梯的控制装置 |
JP2016016944A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの群管理制御装置 |
WO2016199187A1 (ja) * | 2015-06-08 | 2016-12-15 | 三菱電機株式会社 | エレベータの制御装置 |
-
1994
- 1994-10-20 JP JP6254962A patent/JPH08119544A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010150013A (ja) * | 2008-12-26 | 2010-07-08 | Hitachi Ltd | 乗り場行先階予約式群管理エレベーターの制御装置 |
CN102275787A (zh) * | 2010-06-08 | 2011-12-14 | 株式会社日立制作所 | 目的地楼层预约式群管理电梯的控制装置 |
JP2016016944A (ja) * | 2014-07-09 | 2016-02-01 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの群管理制御装置 |
WO2016199187A1 (ja) * | 2015-06-08 | 2016-12-15 | 三菱電機株式会社 | エレベータの制御装置 |
JPWO2016199187A1 (ja) * | 2015-06-08 | 2017-09-28 | 三菱電機株式会社 | エレベータの制御装置 |
CN107735347A (zh) * | 2015-06-08 | 2018-02-23 | 三菱电机株式会社 | 电梯的控制装置 |
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