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JPH0811855A - 壜体およびその成形方法 - Google Patents

壜体およびその成形方法

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JPH0811855A
JPH0811855A JP14183294A JP14183294A JPH0811855A JP H0811855 A JPH0811855 A JP H0811855A JP 14183294 A JP14183294 A JP 14183294A JP 14183294 A JP14183294 A JP 14183294A JP H0811855 A JPH0811855 A JP H0811855A
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JP
Japan
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bottle
outer layer
inner layer
molding
layer
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JP14183294A
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Tsutomu Kobayashi
勉 小林
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65DCONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
    • B65D1/00Rigid or semi-rigid containers having bodies formed in one piece, e.g. by casting metallic material, by moulding plastics, by blowing vitreous material, by throwing ceramic material, by moulding pulped fibrous material or by deep-drawing operations performed on sheet material
    • B65D1/02Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents
    • B65D1/0207Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features
    • B65D1/0215Bottles or similar containers with necks or like restricted apertures, designed for pouring contents characterised by material, e.g. composition, physical features multilayered
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B05SPRAYING OR ATOMISING IN GENERAL; APPLYING FLUENT MATERIALS TO SURFACES, IN GENERAL
    • B05BSPRAYING APPARATUS; ATOMISING APPARATUS; NOZZLES
    • B05B11/00Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use
    • B05B11/01Single-unit hand-held apparatus in which flow of contents is produced by the muscular force of the operator at the moment of use characterised by the means producing the flow
    • B05B11/02Membranes or pistons acting on the contents inside the container, e.g. follower pistons
    • B05B11/026Membranes separating the content remaining in the container from the atmospheric air to compensate underpressure inside the container

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  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Containers Having Bodies Formed In One Piece (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 外層と内層との間への外気の侵入口から湯水
が侵入しないようにすると共に、機械的に安定した外気
の侵入口を形成することを技術的課題とし、衛生的な使
用形態を得ると共に、安定した機械強度を得ることにあ
る。 【構成】 定形の外殻を形成する合成樹脂製の外層2
と、外層2に剥離自在に積層され、内袋を形成する可撓
性合成樹脂製の内層3とで構成されるパリソンを壜体1
にブロー成形する際に、口部4下端部に突片5を突設
し、この突片5の先端部の外層2部分を切断して内層3
部分を露出させた露出部6を形成することにより、キャ
ップに覆われた状態で機械的強度の劣化のない開口部を
成形する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、定形の外殻を形成する
外層内に、変形自在な内袋を形成する内層を剥離自在に
積層形成し、外観形状を変化させることなく、かつ内溶
液収納部に外気を侵入させることなく、内溶液の注出使
用を可能とした合成樹脂製ブロー成形壜体に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】定形の外殻を形成する外層内に、変形自
在な内袋を形成する内層を剥離自在に積層して構成した
合成樹脂製ブロー成形壜体の代表的な従来技術として
は、特開平5−310265号公報に開示された技術が
ある。
【0003】この従来技術は、壜体をブロー成形する際
に形成される金型喰切り部である底部パーティングライ
ンに、内層同士は接着し、外層同士は接着しないことに
より形成されるスリットを設け、内層内に収納された内
溶液が注出使用されて、内層が形成する内袋が容積減少
変形する際に、このスリットを通して外層と内層との間
に外気を侵入させることにより、外層に対する内層の剥
離を円滑に達成できるようにして、内溶液の注出使用に
よる内層の容積減少変形が無理なく良好に行われるよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術は、外層と内層との間への外気の侵入口であるス
リットを壜体の底面に開口させているので、壜体を浴室
等の湯水が位置する面上で使用すると、この壜体底面に
開口されたスリットから湯水が外層と内層との間に侵入
し、汚れや黴を発生し易くすると共に、壜体の持ち運び
時に滴り落ちて、衣服や周囲を汚すという問題があっ
た。
【0005】また、スリットを、壜体の脚部を形成する
底部に開口形成しているので、壜体の脚部としての底部
の機械的強度を低下させて、底部の自己形状保持能力を
低下させることになり、これにより、特に内溶液が満た
されている状態では、壜体の座りが不安定になるとか、
底部に衝撃を与えないように、取扱いに注意を要するこ
とになるという問題があった。
【0006】さらに、スリットを、両割金型の型締め時
に成形される金型喰切り部に形成するので、スリットの
成形状況が一定せず、このため商品としての壜体の取扱
い時にスリットが大きく開口形成されて、商品としての
壜体の外観体裁を劣化させるとか、反対にスリットを開
口成形するのに強大な操作力を要する場合がある等の問
題があった。
【0007】そこで、本発明は、上記した従来技術にお
ける問題点を解消すべく創案されたもので、外層と内層
との間への外気の侵入口から湯水が侵入しないようにす
ると共に、機械的に安定した外気の侵入口を形成するこ
とを技術的課題とし、もって衛生的な使用形態を得るこ
とができると共に、機械的強度の安定した壜体を得るこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記技術的課題を解決す
る本発明の構造手段は、ブロー成形により成形された壜
体であること、定形の外殻を形成する合成樹脂製の外層
と、この外層に剥離自在に積層され、内袋を形成する可
撓性合成樹脂製の内層とで構成されること、胴部上端に
起立連設された円筒状の口部の下端部に、突片を突設す
ること、この突片の先端に、内層を露出させた露出部を
形成すること、にある。
【0009】外層と内層の一部を、突片を避けて略全高
さ範囲にわたって縦細長帯状に延びた接着帯で接着固定
するのが良い。
【0010】前記技術的課題を解決する本発明の方法手
段は、定形の外殻を形成する合成樹脂製の外層と、この
外層に剥離自在に積層され、内袋を形成する可撓性合成
樹脂製の内層とで構成されるパリソンを壜体形状にブロ
ー成形すること、このブロー成形後、胴部上端に起立連
設された円筒状の口部の下端部に突設された突片の先端
部を、内層が露出する程度に切断して露出部を成形する
こと、にある。
【0011】突片を、ブロー成形によるブロー圧と、外
部からのバキューム圧によって突出成形するのが良く、
また突片の先端部を切断するに先立つ、ブロー成形達成
直後に、突片を突出方向に直交する方向から押し潰し成
形するのが有効である。
【0012】寸法条件および成形条件から突片の先端部
の外層の肉厚を設定し、突片の先端部の切断箇所を、こ
の突片の先端縁から外層の設定された肉厚値と略等しい
距離の位置とすると良い。
【0013】
【作用】定形の外殻を形成する外層と、内溶液を直接収
納する変形自在な内袋を形成する内層とは、剥離自在に
積層されており、この外層と内層との間は露出部により
外部に開放されているので、内層内に減圧が発生して、
内層がその内部容積を減少させる方向に変形しようとす
ると、この変形に従った外層内への露出部からの外気の
侵入により、外層と内層との剥離が円滑に達成されて、
内層の変形が無理なく良好に達成される。
【0014】この際、外気は露出部を通して外層内に侵
入し、内層だけが外層から剥離して容積を減少させる方
向に変形するので、外層は変形を発生させる外力を受け
ることが全くなく、変形することなく定形の外殻形状を
維持し、壜体の外観形状を一定に保持する。
【0015】露出部は、壜体の上端部である口部に設け
られているので、湯水のある面上に壜体が置かれても、
この湯水のある面から上方に離れて位置し、かつ口部全
体はキャップで覆われるのが一般であるから、この露出
部もキャップにより覆われ、これにより露出部から外層
と内層との間への湯水の侵入を防止し、また露出部が見
えることによる壜体の外観の劣化を防止する。
【0016】また、この露出部は壜体の底部でなく口部
に設けているので、壜体の脚部として機能する底部の機
械的強度を低下させることがなく、それゆえ壜体の底部
を、通常の合成樹脂製ブロー成形壜体の底部と同等の機
械的強度に維持することができる。
【0017】外層と内層の一部を、その全高さ範囲にわ
たって接着帯で接着固定することにより、内層の内容積
減少変形、すなわち内層の潰れ変形は、この接着帯で固
定された部分を不動箇所として、一定の高さを維持しな
がらその径を減少させる基本形態に従って行われるの
で、内層の潰れ変形にも関わらず、内容液を良好に注出
することのできる状態を最後まで維持し、また接着帯の
パーティングラインに対する位置関係によっては、壜体
底部の金型喰切り部の外層間を強固に接着固定して、壜
体底部の機械的強度を高めることになる。
【0018】壜体のブロー成形金型は、その口部成形型
面の下端部に突片成形用の盲穴状の成形型面を有してお
り、この突片成形用成形型面により、壜体本体のブロー
成形に従って、突片が壜体本体と一体に成形される。
【0019】それゆえ、突片は外側に外層が位置し、内
側に内層が位置した積層構造で成形されるが、露出部
は、この突片の先端部の外層部分を切断除去することに
より、突片の先端部の内層部分を露出させて成形され
る。
【0020】この露出部の成形手法から明らかなよう
に、露出部は、突片の先端部の外層部分を、内層の層構
造を破断することなく切断して成形するものであるの
で、突片の構造としては、内層の内側に壜体本体内に連
通する空洞を有することなく、外層の内側に内層が無垢
の状態で位置する構造が、内層を破断することなく安全
に露出部を成形するのに最も好ましい。
【0021】しかしながら、内層の内側に空洞を形成す
ることなく、外層の内側に内層が無垢の状態で位置する
構造の突片をブロー成形操作だけで成形するのは、寸法
条件とか成形条件さらには合成樹脂材料の物性条件等に
厳しい制約を受けることになり、その確実で安定した実
施に困難を伴う場合があ。
【0022】そこで、突片の成形に際しては、突片に成
形されるパリソン部分に、ブロー圧とバキューム圧とを
同時に作用させ、バキューム作用に伴うパリソンの樹脂
材料に対する吸引により、空洞を成形することなく突片
を一気に成形するか、突片に成形されるパリソン部分を
ブロー成形した後、直ちにこのブロー成形された突片部
分を、その突出方向に直交する方向から押し潰して、内
部に成形されているかも知れない空洞を消滅させて突片
の内側の内層を無垢な状態とする。
【0023】また、突片に対する厳しい寸法上の制約を
受けたくない場合には、突片の成形されるのは、延伸変
形量の小さい口部であることから、突片の先端部におけ
る外層および内層の肉厚を比較的正確に予測設定するこ
とができ、かつ外層および内層共にその層厚が大きいの
で、内層の内側に空洞が成形された状態でも、成形され
た突片の先端縁から予測設定された外層の肉厚と略等し
い位置で切断することにより、例え内層の一部を切断し
たとしても、内層の層構造を破断することなく露出部を
成形することができる。
【0024】
【実施例】以下、本発明の実施例を、図面を参照しなが
ら説明する。壜体1は、高密度ポリエチレン樹脂製の外
層2と、ナイロン製の内層3と、接着性樹脂製の接着帯
9とを、共押出し成形手段により積層円筒状に押出し成
形したパリソンからブロー成形され、円筒形状の口部5
の外周面には、ポンプ付きキャップ8を螺合組付けする
ための螺条が刻設されている。
【0025】突片5は、螺条の下位となる口部4の下端
部外周面箇所に突設されており、露出部6を成形すべく
その先端部を切断した状態では、その突出高さが、口部
4に対するポンプ付きキャップ8の螺合組付きを邪魔し
ないようにしている。
【0026】図2ないし図5は、露出部6を切断成形す
る直前、すなわちブロー成形直後の壜体1の構造を示す
もので、突片5はパーティングライン上に位置してお
り、この突片5に対して中心角90°ずれた箇所に、一
対の接着帯9(図5参照)が、壜体1の全高さ範囲にわ
たって対向した状態で配置されている。
【0027】接着帯9を設けることにより、内層3の内
容積減少変形を、略一定した形態で起こさせることがで
きると共に、壜体1の底部の金型喰切り部における外層
2同士を強固に接着固定するので、壜体1の底部の機械
的強度を高めることになる。
【0028】図6ないし図10は、突片5が、内側の内
層3を無垢の状態で成形された場合における露出部6の
成形手法を示すもので、図6と図7は、突片5の直径を
5mm程度に設定することにより、ブロー圧だけ、または
ブロー圧とバキューム圧との併用により突片5を成形
し、次いでこの突片5を先端部を、突片5がポンプ付き
キャップ8の口部4への組付きの邪魔とならない突出高
さとなる適当な箇所で切断して露出部6を成形する。
【0029】この図6および図7図示実施例は、突片5
を成形するための寸法条件、成形条件等が厳しく制約さ
れるものの、露出部6の切断成形は、単に口部4に対す
るポンプ付きキャップ8の組付きを考慮するだけで良
く、露出部6成形が最も簡単にかつ安全に達成できる。
【0030】図8ないし図10は、ブロー成形により形
成された空洞7を消滅させて、内側の内層3を無垢な状
態とした突片5の成形方法を示すもので、空洞7を形成
した状態でブロー成形された突片5部分を、ブロー成形
操作直後に、この突片5の突出方向に直交する方向から
押し潰しすことにより、空洞7を消滅させると共に、ま
だ溶融状態にある内層3を一体溶着させて、突片5の内
側に位置する内層3部分を無垢な状態とする。
【0031】この図8ないし図10図示実施例は、ブロ
ー成形直後に、突片5部分を押し潰し成形する必要があ
るので、突片5の成形操作が面倒となるが、空洞7を形
成して良い条件で突片5をブロー成形できるので、突片
5を成形するための寸法条件とか成形条件の制約が、図
6および図7図示実施例の場合よりも緩和される。
【0032】なお、図8に示すように、空洞7を形成し
た状態で突片5をブロー成形した場合であっても、突片
5の先端部の外層2の層厚が正確に予測設定することの
できる場合には、この空洞7を形成した状態でブロー成
形された突片5の先端部の外層2部分だけを切断除去し
て露出部6を成形することができるので、寸法条件およ
び成形条件の制約を殆ど受けることなく突片5をブロー
成形することができるのであるが、切断除去される突片
5の先端部の寸法が特定されるので、突片5の突出高さ
を予め小さくしておく必要があり、また突片5における
外層2の層厚を正確に予測設定することができ、かつ突
片5における内層3の層厚が充分に大きくなるように、
パリソンから突片5へのブロー変形量をできる限り小さ
くする必要がある。
【0033】図示実施例においては、突片5の形状を円
筒(丸棒)形状としているが、他の形状(例えば四角柱
形状)とすることができるし、その数も一つに限定され
ず、必要に応じて複数設けることができる。
【0034】
【発明の効果】本発明は、上記した構成となっているの
で、以下に示す効果を奏する。外層と内層との間へ外気
を侵入させるための露出部を、キャップの組付けられる
口部の下端部に設けたので、壜体の使用状態では露出部
がキャップで覆われる状態となって、この露出部から水
が外層と内層との間に侵入することがなく、よって外層
と内層との間に侵入した水による汚れとか黴の発生がな
いと共に、壜体の持ち運び時の滴り落ちによる汚れの発
生もなく、もって壜体の衛生的で安全な使用形態を得る
ことができる。
【0035】露出部を、底部の金型喰切り部で成形せ
ず、口部に突設した突片先端に破断処理により成形した
ので、壜体の底部を通常のブロー成形壜体と同様の強度
に維持することができ、よって壜体の座りが劣化するこ
とがないと共に、取扱いに特別な注意を必要とせず、良
好で安定した使用形態を得ることができる。
【0036】露出部を口部に設けたことで、この露出部
およびこの露出部を形成する突片をキャップによって覆
い隠すことができ、よって壜体の外観形状を損なうこと
がなく、商品としての壜体の良好な外観体裁を維持する
ことができる。
【0037】露出部は、壜体に一体成形された突片の先
端部を切断処理して成形するので、予め好ましい一定し
た形態で成形しておくことができると共に、露出部を形
成するのに、使用者に面倒な形成操作を要求することが
なく、もって簡単で好ましい取扱いを得ることができ
る。
【0038】露出部を形成する突片を、壜体のブロー成
形力であるブロー圧で壜体と一体に突出成形するので、
その成形処理が簡単であると共に、既存のブロー金型で
あっても、わずかな加工により簡単に実施することがで
きるので、簡単にかつ円滑に実施が可能であり、優れた
生産性を発揮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る壜体の一実施例を示す、右半分を
縦断したポンプ付きキャップを組付けた状態での全体側
面図。
【図2】図1に示した実施例における露出部成形前の壜
体を示す、右半分を縦断した全体側面図。
【図3】図2に示した実施例の全体背面図。
【図4】図2に示した実施例の全体平面図。
【図5】図2に示した実施例の突片部分において口部を
断面した平断面図。
【図6】本発明における突片の構造例を示す、要部拡大
縦断面図。
【図7】図6に示した実施例における露出部を成形した
状態を示す要部拡大断面図。
【図8】本発明における突片の他の構造例を示す、要部
拡大断面図。
【図9】図8に示した突片を成形処理を示す、要部拡大
断面図。
【図10】図8に示した突片の成形処理後の構造を示
す、要部拡大断面図。
【符号の説明】
1 ; 壜体 2 ; 外層 3 ; 内層 4 ; 口部 5 ; 突片 6 ; 露出部 7 ; 空洞 8 ; ポンプ付きキャップ 9 ; 接着帯

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブロー成形により、定形の外殻を形成す
    る合成樹脂製の外層(2) と、該外層(2) に剥離自在に積
    層され、内袋を形成する可撓性合成樹脂製の内層(3) と
    で構成し、胴部上端に起立連設された円筒状の口部(4)
    の下端部に突設した突片(5) の先端に、前記内層(3) を
    露出させた露出部(6) を形成して成る壜体。
  2. 【請求項2】 外層(2) と内層(3) の一部を、突片(5)
    を避けて略全高さ範囲にわたって縦細長帯状に延びた接
    着帯(9) で接着固定した請求項1に記載の壜体。
  3. 【請求項3】 定形の外殻を形成する合成樹脂製の外層
    (2) と、該外層(2)に剥離自在に積層され、内袋を形成
    する可撓性合成樹脂製の内層(3) とで構成されるパリソ
    ンをブロー成形した後、胴部上端に起立連設された円筒
    状の口部(4)の下端部に突設された突片(5) の先端部
    を、前記内層(3) が露出する程度に切断して露出部(6)
    を成形する壜体の成形方法。
  4. 【請求項4】 突片(5) を、ブロー成形によるブロー圧
    と、外部からのバキューム圧によって突出成形する請求
    項3に記載の壜体の成形方法。
  5. 【請求項5】 突片(5) の先端部を切断するに先立つ、
    ブロー成形達成直後に、前記突片(5) を突出方向に直交
    する方向から押し潰し成形する請求項3または4に記載
    の壜体の成形方法。
  6. 【請求項6】 寸法条件および成形条件から突片(5) の
    先端部の外層(2) の肉厚を設定し、前記突片(5) の先端
    部の切断箇所を、該突片(5) の先端縁から前記外層(2)
    の設定された肉厚値と略等しい距離の位置とした請求項
    3または4に記載の壜体の成形方法。
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