[go: up one dir, main page]

JPH08114684A - 目覚まし時計 - Google Patents

目覚まし時計

Info

Publication number
JPH08114684A
JPH08114684A JP25249794A JP25249794A JPH08114684A JP H08114684 A JPH08114684 A JP H08114684A JP 25249794 A JP25249794 A JP 25249794A JP 25249794 A JP25249794 A JP 25249794A JP H08114684 A JPH08114684 A JP H08114684A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
alarm
time
rem
output
sleep
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP25249794A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2971340B2 (ja
Inventor
Noboru Ookago
昇 大籠
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rhythm Co Ltd
Original Assignee
Rhythm Watch Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rhythm Watch Co Ltd filed Critical Rhythm Watch Co Ltd
Priority to JP25249794A priority Critical patent/JP2971340B2/ja
Publication of JPH08114684A publication Critical patent/JPH08114684A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2971340B2 publication Critical patent/JP2971340B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electric Clocks (AREA)
  • Electromechanical Clocks (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】センサ等を用いることなく睡眠時のレム時間帯
を検出でき、コスト高等を招くことなく心地良く目覚め
させることができる目覚まし時計を実現する。 【構成】レム検出時に、アラーム時刻設定からアラーム
音の出力停止までの時間を計測する睡眠時間カウンタ1
5と、アラーム音の出力開始からアラーム音の出力停止
までの時間を計測するアラーム時間カウンタ16と、レ
ム検出時に、睡眠時間カウンタ15およびアラーム時間
カウンタ16による計測値からレム睡眠であると判断し
たときは睡眠時間カウンタ15の計測値を、ノンレムで
あると判断したときは一定時間を計測値から減算した値
を記憶するレム時間帯記憶回路19と、レムアラーム時
にレム時間帯記憶回路19に記憶されている複数の記憶
値の平均値を算出し、この平均値とアラーム設定時刻と
の差を求め、この差分だけアラーム出力時刻をシフトさ
せるアラームシフト回路18とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、設定時刻にアラーム音
を出力する目覚まし時計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の目覚まし時計として、たとえば図
3に示すように、睡眠している人の眼球の周辺に固定さ
れる電極1と、就寝時に起動されて電極1の出力を入力
し、眼球の運動状態を示す信号を出力する眼振計2と、
最終起床時刻t1 と起床可能時間帯Tが就寝前に設定さ
れ、就寝時に動作が開始されるタイマ3と、時刻t2
(t1 −T)になるとタイマ3により駆動され、眼振計
2の出力の振動振幅が設定値以上であるか否かを判定
し、設定値以上であれば睡眠している人が、眠りの浅い
レム状態にあるものとしてブザー4を鳴動させ、時刻t
1 からt2 の間にレム状態が現れなければ時刻t1 にブ
ザーを鳴動させる制御回路5を備えたものが知られてい
る(特開平4−319692号公報 参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の目覚まし時計では、レム状態を検出し、起床時
の不快感を軽減できるものの、レム状態を検出するため
に電極1を睡眠する人の眼球の周辺に固定しなければな
らないことから、煩わしく安眠の妨げになる。また、電
極等のレム状態を検出するためのセンサを必要とし、部
品点数の増大、コスト高等を招くという問題がある。
【0004】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、センサ等を用いることなく睡眠
時のレム状態を検出でき、コスト高等を招くことなく心
地良く目覚めさせることができる目覚まし時計を提供す
ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の目覚まし時計は、アラーム時刻が設定され
てからアラーム音の出力が停止されるまでの時間を計測
する睡眠時間計測手段と、アラーム音の出力開始からア
ラーム音の出力が停止されるまでの時間を計測するアラ
ーム出力時間計測手段と、レム時間帯検出モード時に、
上記睡眠時間計測手段による計測値および上記アラーム
出力時間計測手段により得られたアラーム出力時間から
レム睡眠であるか否かを判断し、レム睡眠であると判断
したときは上記睡眠時間計測手段の計測値を、ノンレム
であると判断したときは一定時間を当該睡眠時間計測手
段の計測値から減算した値を記憶するレム時間帯記憶手
段と、レムアラームモード時に、上記レム時間帯記憶手
段の記憶値とアラーム設定時刻との差を求め、この差分
だけアラーム出力時刻をシフトさせるアラーム出力シフ
ト手段とを有する。
【0006】また、本発明の目覚まし時計では、上記ア
ラーム出力シフト手段は、上記レム時間帯記憶手段に記
憶されている複数の記憶値の平均値を算出し、この平均
値とアラーム設定時刻との差を求め、この差分だけアラ
ーム出力時刻をシフトさせる。
【0007】
【作用】本発明の目覚まし時計によれば、たとえば目覚
まし時計を購入した当初は、スイッチ部においてレム時
間帯設定モードに設定されるとともにアラーム時刻が設
定される。アラーム時刻が設定されると、睡眠時間計測
手段において、アラーム時刻設定時からアラーム音の出
力が停止されるまでの時間が計測される。そして、アラ
ーム設定時刻になるとアラーム音が出力される。このア
ラーム音の出力に伴い、アラーム出力時間計測手段にお
いて時間の計測が開始される。ここで、アラーム音を聞
いた睡眠をしていた人がアラーム音の停止スイッチを作
動させると、アラーム音の出力が停止されるとともに、
睡眠時間計測手段およびアラーム出力時間計測手段にお
ける時間の計測が停止される。そして、睡眠時間計測手
段およびアラーム出力時間計測手段による計測値がレム
時間帯記憶手段に入力される。レム時間帯記憶手段で
は、睡眠時間計測手段およびアラーム出力時間計測手段
により得られたアラーム出力時間からレム睡眠であるか
否かを判断し、レム睡眠であると判断したときは睡眠時
間計測手段の計測値を、ノンレムであると判断したとき
は一定時間を当該睡眠時間計測手段の計測値から減算し
た値が記憶される。
【0008】レム時間帯の検出が一応終了した翌日から
は、スイッチ部においては、レム時間帯検出モードでは
なく、レムアラームモードに設定されるとともにアラー
ム時刻が設定される。このレムアラームモード時には、
睡眠時間計測手段およびアラーム出力時間計測手段にお
ける時間の計測は行われず、アラーム出力シフト手段に
おいて、たとえばレム時間帯記憶手段の複数の記憶値の
平均値が算出され、この平均値とアラーム設定時刻との
差が求められ、この差分だけアラーム出力時刻をシフト
される。そして、シフトされたアラーム出力時刻にアラ
ーム音が出力される。ここで、アラーム音を聞いた睡眠
していた人により、スイッチ部の鳴り止めスイッチがオ
ン状態にセットされてアラーム音の出力が停止される。
この場合、アラーム音が出力された時間帯は、レム時間
帯記憶手段の記憶データに基づいて予測したレム時間帯
であることから、睡眠していた人は、心地良く目覚める
ことができる。
【0009】
【実施例】図1は、本発明に係る目覚まし時計の一実施
例を示すブロック構成図である。図1は、10はスイッ
チ部、11は計時部、12は切替回路、13は表示部、
14はアラームメモリ、15は睡眠時間カウンタ、16
はアラーム時間カウンタ、17は一致回路、18はアラ
ーム出力時刻シフト回路(以下、アラームシフト回路と
いう)、19はレム時間帯記憶回路、20は音量可変回
路、21は発音回路をそれぞれ示している。
【0010】スイッチ部10は、ノーマル/レム検出、
レムアラーム等の機能スイッチ、現時刻/時刻修正、ア
ラーム時刻設定用スイッチ、時スイッチ、分スイッチ、
アラームのセット/鳴り止め用スイッチ等から構成され
ている。計時部11は、図示しない水晶発振器や分周回
路等からなり、スイッチ部10の設定出力信号S10を
受けて計時し、その結果を切替回路12、一致回路17
およびアラームシフト回路18に出力する。
【0011】切替回路12は、スイッチ部10の各スイ
ッチを設定することにより得られる出力信号S10を受
けて計時部11、アラームメモリ14およびアラームシ
フト回路18の各出力信号S11,S14,S18から
1つの信号を選択し、信号S12として表示部13に出
力する。具体的には、たとえば信号S10が現時刻また
は時刻修正を示しているときには、計時部11の出力信
号S11を選択して表示部13に計時内容を表示させ、
信号S10がアラーム修正を示しているときは信号S1
4を選択してアラームメモリ14の内容を表示させ、信
号S10が(現時刻+アラームセット)を示していると
きは、アラームセット操作時に信号S14→S11を順
次選択して、表示部13が現時刻表示からアラームメモ
リ14の内容を所定時間表示させ、所定時間経過後は再
度現時刻を表示させる。また、信号S10が(現時刻+
アラームセット+レムアラーム)を示しているときは、
アラームセット操作時にS14→S18→S11を順次
選択して、表示部13が現時刻表示からアラームメモリ
14の内容を所定時間表示させ、所定時間経過後にアラ
ームシフト回路18の図示しないシフトメモリの内容を
所定時間表示させ、その所定時間経過後に再度現時刻を
表示させる。
【0012】アラームメモリ14は、スイッチ部のアラ
ーム時刻設定(修正)モードにより各時・分修正スイッ
チにより設定されたアラーム時刻を記憶する。
【0013】睡眠時間カウンタ15は、スイッチ部10
の出力信号S10を受けてレム検出機能スイッチがオン
状態にあるときのみ作動し、アラームセットからアラー
ム鳴り止めまでの時間を計時する。
【0014】アラーム時間カウンタ16は、スイッチ部
10の出力信号S10を受けてレム検出機能スイッチが
オン状態にあるときのみ作動し、アラーム出力、すなわ
ち一致回路17の出力信号S17を入力してからアラー
ム鳴り止めまでの時間を計時する。
【0015】一致回路17は、スイッチ部10の出力信
号S10を受けてアラームセット時に、計時部11の出
力信号S11とアラームシフト回路18の出力信号S1
8を受けて、現時刻とアラームシフト回路18内の図示
しないシフトメモリに記憶されている時刻とが一致して
いるか否かを判定し、一致していると判定した場合に信
号S17をアラーム時間カウンタ16および音量可変回
路20に出力する。
【0016】アラームシフト回路18は、スイッチ部1
0の出力信号S10を受けてアラームセット時に、レム
検出機能スイッチまたはノーマル機能スイッチがオン状
態にあるときはアラームメモリ14の内容を図示しなし
シフトメモリに記憶し、レムアラーム機能スイッチがオ
ン状態にあるときは、レム時間帯記憶回路19の出力信
号S19、計時部11の出力信号S11およびアラーム
メモリ14の出力信号S14を受けて、レム時間帯記憶
回路19の記憶値の平均値を算出し、この平均値とアラ
ームメモリ14からの設定時刻との差を求め、その差分
値をアラームメモリ14の設定時刻から引いた時刻を図
示しないシフトメモリに記憶する。すなわち、レム時間
帯にアラーム出力が行われるようにアラーム設定時刻を
シフトさせる。このとき、差分値が90(分)以上のと
きは(平均値±90x)との差をとり、この差分だけア
ラーム設定時刻のシフトおよび記憶を行う。
【0017】ここで「90」という値を用いたのは、以
下の理由による。すなわち、図2に示すように、睡眠深
度が深いノンレム状態A,B,C,Dおよび睡眠深度が
浅いレム状態a,b,c,dは一定周期、たとえば90
〜110分周期で現れることが知られていることによ
る。図2において、Ta,Tb,Tc,Tdがレム時間
を示しており、(Ta−Tb),(Tb−Tc),(T
c−Td)≒90分である。したがって、たとえば就寝
時間A0 が午前0:00で、午前6:30に起床しなけ
ればならないとすると、アラーム設定時刻のシフトを行
わなければ、たとえばノンレム時間帯であるTCにアラ
ーム音の出力が行われが、このアラーム設定時刻のシフ
トを行った場合、その45分手前のレム時間帯であるT
b(5:45)にアラーム音の出力が行われる。
【0018】レム時間帯記憶回路19は、スイッチ部1
0の出力信号S10を受けてレム検出であると判断した
場合に、睡眠時間カウンタ15の計測値およびアラーム
時間カウンタ16の計測値を用いて、図2の原則に従い
レム睡眠であると判断したときは睡眠時間計測カウンタ
15の計測値を、ノンレムであると判断したときは睡眠
時間カウンタ15の計測値から所定時間、たとえば45
分を減算した値を記憶する。一般に、いわゆるレム検出
については数日間行われ、その都度計測値が記憶され
る。
【0019】音量可変回路20は、一致回路17の出力
信号S17およびスイッチ部10の出力信号S10を受
けて機能に応じて、所定時間毎に発音回路21の出力音
量を徐々に増大させる。具体的には、レム検出の場合に
は30分、レムアラームまたはノーマルの場合には5分
である。
【0020】次に、上記構成による動作を説明する。た
とえば目覚まし時計を購入した当初は、スイッチ部10
において機能スイッチがレム検出に設定されてアラーム
音出力時刻がセットされ、この旨を示す信号S10が、
計時部11、睡眠時間カウンタ15、アラーム時間カウ
ンタ16、一致回路17、アラームシフト回路18、レ
ム時間帯記憶回路19および音量可変回路20に出力さ
れる。これにより、計時部11では計時が開始され信号
S11が現時刻として切替1および一致回路17に出力
される。また、睡眠時間カウンタ15では、アラームセ
ットからアラーム鳴り止めまでの時間が計時され、その
計測値がレム時間帯記憶回路19に出力される。また、
アラームメモリ14にはアラーム時刻が記憶される。
【0021】また、このとき、アラームシフト回路18
では、アラームメモリ14の内容が図示しなしシフトメ
モリに記憶され、信号S18として一致回路17および
切替回路12に出力される。一致回路17においては、
時間が経過し、信号S18が示すアラームセット時刻と
現時刻とが一致すると、一致信号S17が音量可変回路
20およびアラーム時間カウンタ16に出力される。そ
して、音量可変回路20は、一致回路17の出力信号S
17およびスイッチ部10の出力信号S10を受けて、
所定時間毎、たとえば30分毎に発音回路21の出力音
量を徐々に増大させる。これにより発音回路21から3
0分毎に音量が徐々に大きく設定されたアラーム音が出
力される。
【0022】ここで、アラーム音を聞いた睡眠していた
人により、スイッチ部10の鳴り止めスイッチがオン状
態にセットされると、その旨を示す信号S10が、睡眠
時間カウンタ15、アラーム時間カウンタ16、一致回
路17、アラームシフト回路18、レム時間帯記憶回路
19および音量可変回路20に出力される。これによ
り、音量可変回路20による発音制御が停止されてアラ
ーム音の出力が停止され、これと並行して、睡眠時間カ
ウンタ15およびアラーム時間カウンタ16の計測動作
が停止され、その時点の両計測値がレム時間帯記憶回路
19に入力される。
【0023】レム時間帯記憶回路19では、睡眠時間カ
ウンタ15の計測値およびアラーム時間カウンタ16の
計測値を用いて、レム睡眠であると判断したときは睡眠
時間計測カウンタ15の計測値が記憶され、ノンレムで
あると判断したときは睡眠時間カウンタ15の計測値か
ら所定時間、たとえば45分を減算した値が記憶され
る。以上のレム検出は数日間行われ、その都度計測値ま
たは減算値が記憶される。すなわち、レム時間帯の検出
が行われる。
【0024】レム時間帯の検出が一応終了した翌日から
は、機能スイッチはレム検出ではなく、たとえばレムア
ラームに設定される。このレムアラームを示す信号S1
0が計時部11、睡眠時間カウンタ15、アラーム時間
カウンタ16、一致回路17、アラームシフト回路1
8、レム時間帯記憶回路19および音量可変回路20に
出力される。これにより、計時部11では計時が開始さ
れ信号S11が現時刻として切替1および一致回路17
に出力される。また、このレムアラーム時には、睡眠時
間カウンタ15およびアラーム時間カウンタ16は作動
せず、アラームメモリ14にはアラーム時刻が記憶され
る。
【0025】このレムアラーム時におけるアラームシフ
ト回路18では、レム時間帯記憶回路19の出力信号S
19、計時部11の出力信号S11およびアラームメモ
リ14の出力信号S14を受けて、レム時間帯記憶回路
19の複数の記憶値の平均値が算出され、この平均値と
アラームメモリ14からの設定時刻との差が求められ、
さらに、その差分値をアラームメモリ14の設定時刻か
ら引いた時刻が図示しないシフトメモリに記憶される。
すなわち、レム時間帯にアラーム出力が行われるように
アラーム設定時刻をシフトされ、その内容を示す信号S
18が一致回路17に出力される。なお、このとき、差
分値が90(分)以上のときは(平均値±90x)との
差をとり、この差分だけアラーム設定時刻のシフトおよ
び記憶が行われる。
【0026】一致回路17においては、時間が経過し、
信号S18が示すアラームシフト時刻と現時刻とが一致
すると、一致信号S17が音量可変回路20に出力され
る。そして、音量可変回路20では、一致回路17の出
力信号S17およびスイッチ部10の出力信号S10を
受けて、所定時間毎、たとえば5毎に発音回路21の出
力音量を徐々に増大させる。これにより、発音回路21
から5分後に音量が大きく設定されたアラーム音が出力
される。
【0027】ここで、アラーム音を聞いた睡眠していた
人により、スイッチ部10の鳴り止めスイッチがオン状
態にセットされると、その旨を示す信号S10が、睡眠
時間カウンタ15、アラーム時間カウンタ16、一致回
路17、アラームシフト回路18、レム時間帯記憶回路
19および音量可変回路20に出力される。これによ
り、音量可変回路20による発音制御が停止されてアラ
ーム音の出力が停止される。この場合、アラーム音が出
力された時間帯は、レム時間帯記憶回路19の記憶デー
タに基づいて予測したレム時間帯であることから、睡眠
していた人は、心地良く目覚めることができる。
【0028】なお、機能スイッチがノーマル時には、通
常の目覚まし時計と同様に、アラーム設定時刻にアラー
ム音の出力が行われる。
【0029】以上説明したように、本実施例によれば、
レム検出時に、アラーム時刻が設定されてからアラーム
音の出力が停止されるまでの時間を計測する睡眠時間カ
ウンタ15と、アラーム音の出力開始からアラーム音の
出力が停止されるまでの時間を計測するアラーム時間カ
ウンタ16と、レム検出時に、睡眠時間カウンタ15お
よびアラーム時間カウンタ16により得られた計測値か
らレム睡眠であるか否かを判断し、レム睡眠であると判
断したときは睡眠時間カウンタ15の計測値を、ノンレ
ムであると判断したときは一定時間をこの計測値から減
算した値を記憶するレム時間帯記憶回路19と、レムア
ラーム時に、レム時間帯記憶回路19に記憶されている
複数の記憶値の平均値を算出し、この平均値とアラーム
設定時刻との差を求め、この差分だけアラーム出力時刻
をシフトさせるアラームシフト回路18とを設けたの
で、センサ等を用いることなく睡眠時のレム時間帯を予
測でき、この予測したレム時間帯にアラーム音を出力さ
せることができる。その結果、コスト高等を招くことな
く、心地良く目覚めさせることができる目覚まし時計を
実現できる。
【0030】なお、音量の可変時間間隔等は、本実施例
に限定されるものでないことは言うまでもない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
センサ等を用いることなく睡眠時のレム状態を検出で
き、コスト高等を招くことなく心地良く目覚めさせるこ
とができる目覚まし時計を実現できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る目覚まし時計の一実施例を示すブ
ロック構成図である。
【図2】レムおよびノンレムの時間的関係を説明するた
めの図である。
【図3】従来の目覚まし時計の構成例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
10…スイッチ部 11…計時部 12…切替回路 13…表示部 14…アラームメモリ 15…睡眠時間カウンタ 16…アラーム時間カウンタ 17…一致回路 18…アラーム出力時刻シフト回路 19…レム時間帯記憶回路 20…音量可変回路 21…発音回路

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 設定時刻にアラーム音を出力する目覚ま
    し時計であって、 アラーム時刻が設定されてからアラーム音の出力が停止
    されるまでの時間を計測する睡眠時間計測手段と、 アラーム音の出力開始からアラーム音の出力が停止され
    るまでの時間を計測するアラーム出力時間計測手段と、 レム時間帯検出モード時に、上記睡眠時間計測手段によ
    る計測値および上記アラーム出力時間計測手段により得
    られたアラーム出力時間からレム睡眠であるか否かを判
    断し、レム睡眠であると判断したときは上記睡眠時間計
    測手段の計測値を、ノンレムであると判断したときは一
    定時間を当該睡眠時間計測手段の計測値から減算した値
    を記憶するレム時間帯記憶手段と、 レムアラームモード時に、上記レム時間帯記憶手段の記
    憶値とアラーム設定時刻との差を求め、この差分だけア
    ラーム出力時刻をシフトさせるアラーム出力シフト手段
    とを有する目覚まし時計。
  2. 【請求項2】 上記アラーム出力シフト手段は、上記レ
    ム時間帯記憶手段に記憶されている複数の記憶値の平均
    値を算出し、この平均値とアラーム設定時刻との差を求
    め、この差分だけアラーム出力時刻をシフトさせる請求
    項1記載の目覚まし時計。
JP25249794A 1994-10-18 1994-10-18 目覚まし時計 Expired - Fee Related JP2971340B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25249794A JP2971340B2 (ja) 1994-10-18 1994-10-18 目覚まし時計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25249794A JP2971340B2 (ja) 1994-10-18 1994-10-18 目覚まし時計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08114684A true JPH08114684A (ja) 1996-05-07
JP2971340B2 JP2971340B2 (ja) 1999-11-02

Family

ID=17238202

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25249794A Expired - Fee Related JP2971340B2 (ja) 1994-10-18 1994-10-18 目覚まし時計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2971340B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005046521B3 (de) * 2005-09-29 2006-07-13 Stürenburg, Ingevild, Dr. Adaptiver Wecker

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005046521B3 (de) * 2005-09-29 2006-07-13 Stürenburg, Ingevild, Dr. Adaptiver Wecker

Also Published As

Publication number Publication date
JP2971340B2 (ja) 1999-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR0138058B1 (ko) 맥박측정장치
JPH08160172A (ja) アラーム時計
US4545686A (en) Electronic timepiece
JP2971340B2 (ja) 目覚まし時計
JP2526938B2 (ja) プログラマブル・タイムスイツチ
US4376992A (en) Electronic wristwatch with alarm function
JP3742155B2 (ja) 電子時計
US4104863A (en) Electronic timepiece having an alarm device
US4209972A (en) Digital electronic timepiece having an alarm display
US20040125855A1 (en) Electronic water temperature measuring apparatus
JP2759159B2 (ja) 電子温度測定装置
JPH0539514Y2 (ja)
JPS623753Y2 (ja)
US5712832A (en) Electronic clock and time setting method
JP3247179B2 (ja) 報音器付電子時計
JPS6227909Y2 (ja)
JP3498379B2 (ja) 心拍計
JPS6113996Y2 (ja)
JPS60151527A (ja) 電子体温計
JPH0527032Y2 (ja)
JPH0314149B2 (ja)
JPH0212634Y2 (ja)
JPH10213689A (ja) アラーム付き電子時計
KR810000554Y1 (ko) 전자 스톱 워치
JPH0443837Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees