JPH08105482A - エアダンパ - Google Patents
エアダンパInfo
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- JPH08105482A JPH08105482A JP6244177A JP24417794A JPH08105482A JP H08105482 A JPH08105482 A JP H08105482A JP 6244177 A JP6244177 A JP 6244177A JP 24417794 A JP24417794 A JP 24417794A JP H08105482 A JPH08105482 A JP H08105482A
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 230000004323 axial length Effects 0.000 description 2
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 description 1
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Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F9/00—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
- F16F9/02—Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium using gas only or vacuum
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Fluid-Damping Devices (AREA)
- Vehicle Step Arrangements And Article Storage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 制動力を変えて荷重の変動に対処し、好適な
制動を得る。 【構成】 ピストン12がシリンダ14内を相対的に移
動することによって、空気室44、46の空気がオリフ
ィス48を介して流動し、自動車のグローブボックスの
リッドの開閉動作について、制動が行われる。ピストン
12がシリンダ14の一端(左端)から他端へ向けて
(矢印C)移動する際、Oリング42がシリンダ14の
一端部の溝形成部54にあるときは、溝55を介して空
気が逃げ、制動力が弱くされて制動が減ぜられる。Oリ
ング42が溝形成部54を出た以降は、ピストン12が
シリンダ14の他端へ移動するのに伴い、オリフィス4
8に基づき制動が効く。ピストン12がシリンダ14の
一端部にあるときにリッド66がピストン12の一方向
に及ぼす荷重が、小さいような場合には、そのピストン
12の一方向へ及ぶ荷重が小さいシリンダ14の一端部
で、制動が減り、荷重変動に対処する。
制動を得る。 【構成】 ピストン12がシリンダ14内を相対的に移
動することによって、空気室44、46の空気がオリフ
ィス48を介して流動し、自動車のグローブボックスの
リッドの開閉動作について、制動が行われる。ピストン
12がシリンダ14の一端(左端)から他端へ向けて
(矢印C)移動する際、Oリング42がシリンダ14の
一端部の溝形成部54にあるときは、溝55を介して空
気が逃げ、制動力が弱くされて制動が減ぜられる。Oリ
ング42が溝形成部54を出た以降は、ピストン12が
シリンダ14の他端へ移動するのに伴い、オリフィス4
8に基づき制動が効く。ピストン12がシリンダ14の
一端部にあるときにリッド66がピストン12の一方向
に及ぼす荷重が、小さいような場合には、そのピストン
12の一方向へ及ぶ荷重が小さいシリンダ14の一端部
で、制動が減り、荷重変動に対処する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ピストンがシリンダ内
を相対的に移動することによりシリンダ内の空気室の空
気をオリフィスを介して流動させ、制動を行うシリンダ
型のエアダンパに関する。
を相対的に移動することによりシリンダ内の空気室の空
気をオリフィスを介して流動させ、制動を行うシリンダ
型のエアダンパに関する。
【0002】
【従来の技術】この種のエアダンパとしては、例えば、
自動車のグローブボックスに用いられるものがある。
自動車のグローブボックスに用いられるものがある。
【0003】すなわち、エアダンパは、シリンダの一端
が底とされて他端がキャップで閉じられ、ピストンロッ
ドがキャップを貫通してシリンダ外へ延出されている。
ピストンには、Oリングが設けられ、Oリングは、ピス
トンの外周に環状に凹設された凹部内に嵌合してシリン
ダの内周と接し、ピストンの移動方向両側にはシリンダ
内に、空気室が区画形成される(シリンダの一端側に第
1空気室が形成され、シリンダの他端側に第2空気室が
形成される。
が底とされて他端がキャップで閉じられ、ピストンロッ
ドがキャップを貫通してシリンダ外へ延出されている。
ピストンには、Oリングが設けられ、Oリングは、ピス
トンの外周に環状に凹設された凹部内に嵌合してシリン
ダの内周と接し、ピストンの移動方向両側にはシリンダ
内に、空気室が区画形成される(シリンダの一端側に第
1空気室が形成され、シリンダの他端側に第2空気室が
形成される。
【0004】ピストンには、この移動方向前後両側(第
1空気室と第2空気室と)を連通するオリフィスが設け
られている。
1空気室と第2空気室と)を連通するオリフィスが設け
られている。
【0005】また、凹部は、Oリングをピストン移動方
向に沿ってピストンに対して移動可能とし、ピストンが
シリンダの一端から他端への一方向から反対方向へ移動
方向を変えると、Oリングとシリンダの内周との間の摩
擦力でOリングを第1位置から第2位置へ移動し、逆
に、ピストンが反対方向から一方向へ移動方向を変える
と、上記摩擦力でOリングを第2位置から第1位置へ移
動する。凹部の底には、溝が形成され、Oリングが第2
位置にあるときには、溝を介して、第1空気室と第2空
気室とが連通し、Oリングが第1位置にあるときには、
溝が塞がれるようになっている。
向に沿ってピストンに対して移動可能とし、ピストンが
シリンダの一端から他端への一方向から反対方向へ移動
方向を変えると、Oリングとシリンダの内周との間の摩
擦力でOリングを第1位置から第2位置へ移動し、逆
に、ピストンが反対方向から一方向へ移動方向を変える
と、上記摩擦力でOリングを第2位置から第1位置へ移
動する。凹部の底には、溝が形成され、Oリングが第2
位置にあるときには、溝を介して、第1空気室と第2空
気室とが連通し、Oリングが第1位置にあるときには、
溝が塞がれるようになっている。
【0006】ピストンが一方向へ移動するときは、空気
流動が、オリフィスで行われ、オリフィスでの流動抵抗
に基づき、制動力が効く。逆に、ピストンが反対方向へ
移動するときは、空気が溝を介して逃げ、制動が減ぜら
れる。
流動が、オリフィスで行われ、オリフィスでの流動抵抗
に基づき、制動力が効く。逆に、ピストンが反対方向へ
移動するときは、空気が溝を介して逃げ、制動が減ぜら
れる。
【0007】このようなエアダンパをグローブボックス
に用いる場合、ピストンロッドをグローブボックスのリ
ッドに連結し、シリンダをグローブボックスの収納側に
連結して、リッドを開けるときにピストンロッドがシリ
ンダから引き出されてピストンがシリンダの一端から他
端へ一方向に移動するようにされる。これにより、リッ
ドを開けるときには、その開動作を緩慢として衝撃を生
じないようにする。逆に、リッドを閉めるときには、そ
の閉動作を敏速としている。
に用いる場合、ピストンロッドをグローブボックスのリ
ッドに連結し、シリンダをグローブボックスの収納側に
連結して、リッドを開けるときにピストンロッドがシリ
ンダから引き出されてピストンがシリンダの一端から他
端へ一方向に移動するようにされる。これにより、リッ
ドを開けるときには、その開動作を緩慢として衝撃を生
じないようにする。逆に、リッドを閉めるときには、そ
の閉動作を敏速としている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、グローブボ
ックスのリッドが垂直の状態から水平の状態へ開くよう
な場合、リッドの開動作の初期には、ピストンの一方向
へ及ぶ荷重は小さく、リッドが開くのに伴いピストンの
一方向へ及ぼす荷重が次第に大きくなる(荷重が変動
し)。
ックスのリッドが垂直の状態から水平の状態へ開くよう
な場合、リッドの開動作の初期には、ピストンの一方向
へ及ぶ荷重は小さく、リッドが開くのに伴いピストンの
一方向へ及ぼす荷重が次第に大きくなる(荷重が変動
し)。
【0009】ロッドの開動作の初期にエアダンパの制動
力が効いていると、自重だけではリッドが垂直状態のま
まで開かないことが考えられる。
力が効いていると、自重だけではリッドが垂直状態のま
まで開かないことが考えられる。
【0010】また、リッドが開くのに伴いピストンの一
方向へ及ぼす荷重が次第に大きくなると、エアダンパに
よる制動力が不十分となり、リッドの開速度が速くな
る。開限度位置では、リッドが反動でバウンドしたりし
て、円滑な開動作が得られない。
方向へ及ぼす荷重が次第に大きくなると、エアダンパに
よる制動力が不十分となり、リッドの開速度が速くな
る。開限度位置では、リッドが反動でバウンドしたりし
て、円滑な開動作が得られない。
【0011】このように、エアダンパは、荷重の変動に
対応できない。本発明は、上記事実を考慮し、制動力を
変えて荷重の変動に対処し、好適な制動を得るエアダン
パを提供することを目的とする。
対応できない。本発明は、上記事実を考慮し、制動力を
変えて荷重の変動に対処し、好適な制動を得るエアダン
パを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1に係る本発明のエアダンパは、シリンダの
内周と接するシール部材をピストンの外周に設けてシリ
ンダ内に空気室を形成し、ピストンがシリンダ内を一端
と他端との間で相対的に移動し、オリフィスを介して空
気室の空気を流動させ、制動を行うエアダンパにおい
て、前記シリンダは前記一端が開放されて前記他端が底
とされた有底筒状に形成され、開放一端はキャップで閉
塞されてなり、前記シリンダの一端部において、シリン
ダの開放一端からシリンダの両端方向に沿って延びる長
尺な溝をシリンダ内周に凹設した溝形成部を備え、溝形
成部にシール部材が位置するときには溝はピストンの移
動方向前後両側を連通し、空気を逃がして制動を減じて
なる構成を特徴とする。
に、請求項1に係る本発明のエアダンパは、シリンダの
内周と接するシール部材をピストンの外周に設けてシリ
ンダ内に空気室を形成し、ピストンがシリンダ内を一端
と他端との間で相対的に移動し、オリフィスを介して空
気室の空気を流動させ、制動を行うエアダンパにおい
て、前記シリンダは前記一端が開放されて前記他端が底
とされた有底筒状に形成され、開放一端はキャップで閉
塞されてなり、前記シリンダの一端部において、シリン
ダの開放一端からシリンダの両端方向に沿って延びる長
尺な溝をシリンダ内周に凹設した溝形成部を備え、溝形
成部にシール部材が位置するときには溝はピストンの移
動方向前後両側を連通し、空気を逃がして制動を減じて
なる構成を特徴とする。
【0013】請求項2に係る本発明のエアダンパは、シ
リンダの内周と接するシール部材をピストンの外周に設
けてシリンダ内に空気室を形成し、ピストンがシリンダ
内を一端と他端との間で相対的に移動し、オリフィスを
介して空気室の空気を流動させ、制動を行うエアダンパ
において、前記オリフィスは、ピストンに設けられ、ピ
ストンの移動方向前後両側を連通し、ピストンの位置に
関わらず常に開放される第1オリフィスとされるととも
に、前記シリンダの他端部を除き、シリンダの開放一端
からシリンダの両端方向に沿って延びる長尺な溝をシリ
ンダの内周に凹設した溝形成部を備え、溝は、シール部
材が溝形成部に位置するときにピストンの移動方向前後
両側を連通する第2オリフィスとされてなる、構成を特
徴とする。
リンダの内周と接するシール部材をピストンの外周に設
けてシリンダ内に空気室を形成し、ピストンがシリンダ
内を一端と他端との間で相対的に移動し、オリフィスを
介して空気室の空気を流動させ、制動を行うエアダンパ
において、前記オリフィスは、ピストンに設けられ、ピ
ストンの移動方向前後両側を連通し、ピストンの位置に
関わらず常に開放される第1オリフィスとされるととも
に、前記シリンダの他端部を除き、シリンダの開放一端
からシリンダの両端方向に沿って延びる長尺な溝をシリ
ンダの内周に凹設した溝形成部を備え、溝は、シール部
材が溝形成部に位置するときにピストンの移動方向前後
両側を連通する第2オリフィスとされてなる、構成を特
徴とする。
【0014】請求項3に係る本発明のエアダンパは、請
求項1の構成において、前記オリフィスはピストンに設
けられ、ピストンの移動方向前後両側を連通し、ピスト
ンの移動方向に関わらず常に開放されてなるとともに、
同じくピストンに設けられ、ピストンの移動方向前後両
側を連通する開閉孔を備え、前記シール部材はOリング
で形成され、ピストンの移動方向に沿ってピストンに対
して第1位置と第2位置との間で相対的に移動可能とさ
れ、第1位置では開閉孔を閉じ、第2位置では開閉孔を
開けるようにされ、ピストンの移動方向が一方向から反
対方向へ変わるとシール部材とシリンダの内周との間の
摩擦力に基づき第1位置から第2位置へ移動し、ピスト
ンの移動方向が反対方向から一方向へ変わると前記摩擦
力に基づき第2位置から第1位置へ移動してなる、こと
を特徴とする。
求項1の構成において、前記オリフィスはピストンに設
けられ、ピストンの移動方向前後両側を連通し、ピスト
ンの移動方向に関わらず常に開放されてなるとともに、
同じくピストンに設けられ、ピストンの移動方向前後両
側を連通する開閉孔を備え、前記シール部材はOリング
で形成され、ピストンの移動方向に沿ってピストンに対
して第1位置と第2位置との間で相対的に移動可能とさ
れ、第1位置では開閉孔を閉じ、第2位置では開閉孔を
開けるようにされ、ピストンの移動方向が一方向から反
対方向へ変わるとシール部材とシリンダの内周との間の
摩擦力に基づき第1位置から第2位置へ移動し、ピスト
ンの移動方向が反対方向から一方向へ変わると前記摩擦
力に基づき第2位置から第1位置へ移動してなる、こと
を特徴とする。
【0015】なお、請求項1の構成において、前記ピス
トンのピストンロッドがシリンダの底を貫通してシリン
ダ外へ延出され、シリンダの開放一端がキャップで気密
閉塞されてなるエアダンパが具体的に挙げられる。
トンのピストンロッドがシリンダの底を貫通してシリン
ダ外へ延出され、シリンダの開放一端がキャップで気密
閉塞されてなるエアダンパが具体的に挙げられる。
【0016】
【作用】請求項1に係る構成によれば、ピストンがシリ
ンダ内を相対的に移動することによって、空気室の空気
がオリフィスを介して流動し、制動が行われる。
ンダ内を相対的に移動することによって、空気室の空気
がオリフィスを介して流動し、制動が行われる。
【0017】ピストンがシリンダの一端から他端へ向け
て移動する際、シール部材がシリンダの一端部の溝形成
部にあるときは、溝を介して空気が逃げ、制動力が弱め
られて制動が減ぜられる。シール部材が溝形成部を出た
以降は、ピストンがシリンダの他端へ移動するのに従
い、制動が効く。
て移動する際、シール部材がシリンダの一端部の溝形成
部にあるときは、溝を介して空気が逃げ、制動力が弱め
られて制動が減ぜられる。シール部材が溝形成部を出た
以降は、ピストンがシリンダの他端へ移動するのに従
い、制動が効く。
【0018】例えば、ピストンがシリンダの一端部にあ
るときにピストンの一方向に及ぶ荷重が、小さいような
場合には、そのピストンの一方向へ及ぶ荷重が小さいシ
リンダの一端部で、制動が減り、荷重変動に対処するこ
とができる。
るときにピストンの一方向に及ぶ荷重が、小さいような
場合には、そのピストンの一方向へ及ぶ荷重が小さいシ
リンダの一端部で、制動が減り、荷重変動に対処するこ
とができる。
【0019】このように、制動力を変えて荷重の変動に
対処し、好適なピストンの制動を得ることができる。
対処し、好適なピストンの制動を得ることができる。
【0020】また、シリンダの他端が底とされて一端が
開放された有底筒状であり、溝形成部はシリンダの開放
他端側に形成され、その溝形成部の溝の底はシリンダの
内周より大径とされ、シリンダにおける溝形成部の成形
が容易となる。
開放された有底筒状であり、溝形成部はシリンダの開放
他端側に形成され、その溝形成部の溝の底はシリンダの
内周より大径とされ、シリンダにおける溝形成部の成形
が容易となる。
【0021】請求項3は、いわゆる、ワンウエイ型のエ
アダンパであり、ピストンの反対方向の移動によっては
制動力を減ずるので、例えば、ピストンの反対方向への
移動を伴う可動部材の動作については、それ程の制動を
要しないような場合に効果的である。
アダンパであり、ピストンの反対方向の移動によっては
制動力を減ずるので、例えば、ピストンの反対方向への
移動を伴う可動部材の動作については、それ程の制動を
要しないような場合に効果的である。
【0022】また、請求項2の構成によれば、ピストン
がシリンダの一端から他端へ向けて移動する際、シール
部材(Oリング)が溝形成部にあるときは、第1オリフ
ィス、そして、第2オリフィスによって、空気流動がな
され、両オリフィスによる分、制動力が弱められて制動
が減ぜられる。シール部材が溝形成部を出てシリンダの
他端部に到ると、第2オリフィスでは空気の流動がな
く、第1オリフィスによって空気流動がなされ、制動が
効く。
がシリンダの一端から他端へ向けて移動する際、シール
部材(Oリング)が溝形成部にあるときは、第1オリフ
ィス、そして、第2オリフィスによって、空気流動がな
され、両オリフィスによる分、制動力が弱められて制動
が減ぜられる。シール部材が溝形成部を出てシリンダの
他端部に到ると、第2オリフィスでは空気の流動がな
く、第1オリフィスによって空気流動がなされ、制動が
効く。
【0023】例えば、ピストンがシリンダの他端部にあ
るときにピストンの一方向に及ぶ荷重が、大きいような
場合には、そのピストンの一方向へ及ぶ荷重が大きいシ
リンダの他端部で、制動が効き、荷重変動に対処するこ
とができる。
るときにピストンの一方向に及ぶ荷重が、大きいような
場合には、そのピストンの一方向へ及ぶ荷重が大きいシ
リンダの他端部で、制動が効き、荷重変動に対処するこ
とができる。
【0024】請求項2の構成によっても、制動力を変え
て荷重の変動に対処し、好適なピストンの制動を得るこ
とができる。
て荷重の変動に対処し、好適なピストンの制動を得るこ
とができる。
【0025】
【実施例】以下、本発明に係るエアダンパの第1実施例
を、自動車のグローブボックスに適用して、図1乃至図
9に基づき説明する。
を、自動車のグローブボックスに適用して、図1乃至図
9に基づき説明する。
【0026】図1及び図3に示すように、エアダンパ1
0では、ピストン12が、シリンダ14内に、シリンダ
14の軸方向(図1で左右方向)に沿って、シリンダ1
4の一端(図1で左端)と他端(図1で右端)との間を
相対的に往復移動可能とされる。シリンダ14は、一端
が開放され、他端が底16とされた有底円筒形状のシリ
ンダ本体18と、開放一端を閉塞するキャップ20とで
構成される。キャップ20は、底付き円筒形状とされ、
キャップ20の周面に設けた係合孔22を、これに対応
してシリンダ本体18の外周に突設した係合突起24と
弾性的に係合させて、取り付けられる。キャップ20と
シリンダ本体18との間には、Oリング26が設けら
れ、後述する第1空気室44の気密が図られている。な
お、キャップ20の開放端には、割り溝28が形成さ
れ、係合孔22への係合突起24の係合の容易化が果た
されている。
0では、ピストン12が、シリンダ14内に、シリンダ
14の軸方向(図1で左右方向)に沿って、シリンダ1
4の一端(図1で左端)と他端(図1で右端)との間を
相対的に往復移動可能とされる。シリンダ14は、一端
が開放され、他端が底16とされた有底円筒形状のシリ
ンダ本体18と、開放一端を閉塞するキャップ20とで
構成される。キャップ20は、底付き円筒形状とされ、
キャップ20の周面に設けた係合孔22を、これに対応
してシリンダ本体18の外周に突設した係合突起24と
弾性的に係合させて、取り付けられる。キャップ20と
シリンダ本体18との間には、Oリング26が設けら
れ、後述する第1空気室44の気密が図られている。な
お、キャップ20の開放端には、割り溝28が形成さ
れ、係合孔22への係合突起24の係合の容易化が果た
されている。
【0027】図4及び図5に示すように、ピストン12
はシリンダ14と同軸で、シリンダ14の一端側が開放
され他端側に底30を有する底付き円筒形状とされる。
ピストン12の底30には、ピストンロッド32の一端
が連接される。ピストンロッド32は、長板状とされ、
シリンダ14と同軸状に位置し、ピストンロッド32の
他端部は、シリンダ14の底16の貫通孔34を貫通し
てシリンダ14外に延出される。
はシリンダ14と同軸で、シリンダ14の一端側が開放
され他端側に底30を有する底付き円筒形状とされる。
ピストン12の底30には、ピストンロッド32の一端
が連接される。ピストンロッド32は、長板状とされ、
シリンダ14と同軸状に位置し、ピストンロッド32の
他端部は、シリンダ14の底16の貫通孔34を貫通し
てシリンダ14外に延出される。
【0028】ピストン12の外周は、軸方向両端に大径
部36、38を備えて大径部36、38間に環状の凹部
40を形成した形状とされる。凹部40内には、シール
部材としての、例えば、合成樹脂製のゴム等の弾性材で
形成されたOリング42が嵌合し、両大径部36、38
の外周とシリンダ14の内周との間に間隙を形成した状
態で、Oリング42は、シリンダ14の内周と接し、シ
リンダ14内には、ピストン12の軸方向両側(ピスト
ン12の移動方向両側)に、空気室44、46が区画形
成される。すなわち、シリンダ14の一端側に第1空気
室44が形成され、シリンダ14の他端側に第2空気室
46が形成される。
部36、38を備えて大径部36、38間に環状の凹部
40を形成した形状とされる。凹部40内には、シール
部材としての、例えば、合成樹脂製のゴム等の弾性材で
形成されたOリング42が嵌合し、両大径部36、38
の外周とシリンダ14の内周との間に間隙を形成した状
態で、Oリング42は、シリンダ14の内周と接し、シ
リンダ14内には、ピストン12の軸方向両側(ピスト
ン12の移動方向両側)に、空気室44、46が区画形
成される。すなわち、シリンダ14の一端側に第1空気
室44が形成され、シリンダ14の他端側に第2空気室
46が形成される。
【0029】また、ピストン12の底30には、ピスト
ン12の軸方向両側(第1空気室44と第2空気室46
と)を連通するオリフィス(小孔)48が設けられてい
る。
ン12の軸方向両側(第1空気室44と第2空気室46
と)を連通するオリフィス(小孔)48が設けられてい
る。
【0030】一方、凹部40内において、Oリング42
はピストン12に対して軸方向(凹部40の幅方向)に
沿って移動可能とされ、移動範囲は、シリンダ14の一
端側の大径部(第1大径部)36で当接規制される第1
位置(図2及び図5の位置)とシリンダ14の他端側の
大径部(第2大径部)38で当接規制される第2位置
(図1及び図4の位置)との間とされる。ピストン12
が、シリンダ14の一端から他端への一方向(図に矢印
Cで示す)の移動から反対方向(シリンダ14の他端か
ら一端への方向)への移動に移動方向を変えると、Oリ
ング42とシリンダ14の内周との間の摩擦力でピスト
ン12の移動に関わらずシリンダ14に対してピストン
12移動方向に沿ってほぼ不動となり、第1位置から第
2位置へ相対的に移動し、ピストン12の続行する反対
方向の移動によっては第2位置へ保持される。逆に、ピ
ストン12が反対方向から一方向へ移動方向を変える
と、Oリング42とシリンダ14の内周との間の摩擦力
でピストン12の移動に関わらずシリンダ14に対して
ピストン12移動方向に沿ってほぼ不動となり、第2位
置から第1位置へ相対的に移動し、ピストン12の続行
する一方向の移動によっては第1位置へ保持される。
はピストン12に対して軸方向(凹部40の幅方向)に
沿って移動可能とされ、移動範囲は、シリンダ14の一
端側の大径部(第1大径部)36で当接規制される第1
位置(図2及び図5の位置)とシリンダ14の他端側の
大径部(第2大径部)38で当接規制される第2位置
(図1及び図4の位置)との間とされる。ピストン12
が、シリンダ14の一端から他端への一方向(図に矢印
Cで示す)の移動から反対方向(シリンダ14の他端か
ら一端への方向)への移動に移動方向を変えると、Oリ
ング42とシリンダ14の内周との間の摩擦力でピスト
ン12の移動に関わらずシリンダ14に対してピストン
12移動方向に沿ってほぼ不動となり、第1位置から第
2位置へ相対的に移動し、ピストン12の続行する反対
方向の移動によっては第2位置へ保持される。逆に、ピ
ストン12が反対方向から一方向へ移動方向を変える
と、Oリング42とシリンダ14の内周との間の摩擦力
でピストン12の移動に関わらずシリンダ14に対して
ピストン12移動方向に沿ってほぼ不動となり、第2位
置から第1位置へ相対的に移動し、ピストン12の続行
する一方向の移動によっては第1位置へ保持される。
【0031】また、凹部40の底には、凹部40の幅方
向に沿って、第2大径部38の一部を切り欠いてこの切
り欠き50と連通する溝52が形成される。溝52は、
凹部40の幅方向中間まで延びて、第1大径部36には
到らない。Oリング42が第2位置にあるときは、凹部
40の溝52有り部位に位置し、溝52ではOリング4
2との間に間隙ができ、溝52は、一方で、上記切り欠
き50を通って第2空気室46と連通し、他方で、Oリ
ング42の第1大径部36側に露出し、第1大径部36
の外周とシリンダ14の内周との間の間隙を通って第1
空気室44と連通する。Oリング42が第1位置にある
ときは、凹部40の溝52無し部位に位置し、溝52の
他方は、Oリング42の第1大径部36側には露出でき
ず、第1空気室44と第2空気室46とは溝52によっ
ては連通されない。溝52は、ピストン12の一方向の
移動によって閉じ、ピストン12の反対方向の移動によ
っては開く開閉孔を構成する。なお、本実施例では、溝
52は、凹部40において2ヶ所に形成されている。
向に沿って、第2大径部38の一部を切り欠いてこの切
り欠き50と連通する溝52が形成される。溝52は、
凹部40の幅方向中間まで延びて、第1大径部36には
到らない。Oリング42が第2位置にあるときは、凹部
40の溝52有り部位に位置し、溝52ではOリング4
2との間に間隙ができ、溝52は、一方で、上記切り欠
き50を通って第2空気室46と連通し、他方で、Oリ
ング42の第1大径部36側に露出し、第1大径部36
の外周とシリンダ14の内周との間の間隙を通って第1
空気室44と連通する。Oリング42が第1位置にある
ときは、凹部40の溝52無し部位に位置し、溝52の
他方は、Oリング42の第1大径部36側には露出でき
ず、第1空気室44と第2空気室46とは溝52によっ
ては連通されない。溝52は、ピストン12の一方向の
移動によって閉じ、ピストン12の反対方向の移動によ
っては開く開閉孔を構成する。なお、本実施例では、溝
52は、凹部40において2ヶ所に形成されている。
【0032】溝52によって形成される開閉孔は、オリ
フィス48の孔径より大きくされている。ピストン12
が一方向へ移動するときは、両空気室44、46間に渡
る空気流動は、オリフィス48で行われ、そのオリフィ
ス48を通る空気の流動抵抗に基づき制動力が作用し
て、制動が効く。逆に、ピストン12が反対方向へ移動
するときは、両空気室44、46に渡る空気流動は、主
に、溝52を介して行われ、空気は溝52を通って逃げ
るようにされ、制動力が弱まり、制動が減ぜられる。
フィス48の孔径より大きくされている。ピストン12
が一方向へ移動するときは、両空気室44、46間に渡
る空気流動は、オリフィス48で行われ、そのオリフィ
ス48を通る空気の流動抵抗に基づき制動力が作用し
て、制動が効く。逆に、ピストン12が反対方向へ移動
するときは、両空気室44、46に渡る空気流動は、主
に、溝52を介して行われ、空気は溝52を通って逃げ
るようにされ、制動力が弱まり、制動が減ぜられる。
【0033】また、図2及び図5に示すように、シリン
ダ14の一端部には、溝形成部54が形成される。溝形
成部54では、シリンダ14の内周に溝55が形成さ
れ、溝は、底が、シリンダ14の内径より大きくなるよ
うに凹設され、シリンダ14の一端から、軸方向に沿っ
て長尺に延び、図9に示すように、周方向に等角度間隔
で4本設けられている。溝形成部の溝長手方向中間部に
Oリング42が位置する場合には、溝55は、Oリング
42との間に間隙を形成し、一方は第1空気室44と連
通され、他方は第2空気室46と連通され、溝55は、
オリフィス48の孔径より大きくされる。
ダ14の一端部には、溝形成部54が形成される。溝形
成部54では、シリンダ14の内周に溝55が形成さ
れ、溝は、底が、シリンダ14の内径より大きくなるよ
うに凹設され、シリンダ14の一端から、軸方向に沿っ
て長尺に延び、図9に示すように、周方向に等角度間隔
で4本設けられている。溝形成部の溝長手方向中間部に
Oリング42が位置する場合には、溝55は、Oリング
42との間に間隙を形成し、一方は第1空気室44と連
通され、他方は第2空気室46と連通され、溝55は、
オリフィス48の孔径より大きくされる。
【0034】なお、シリンダ14の一端部には外周に、
取り付け片56が突設され、取り付け片56には取り付
け孔58が形成される。また、ピストンロッド32の延
出先端部には取り付け孔60が形成される。
取り付け片56が突設され、取り付け片56には取り付
け孔58が形成される。また、ピストンロッド32の延
出先端部には取り付け孔60が形成される。
【0035】このように構成されたエアダンパ10を用
いる自動車のグローブボックスでは(図8には、グロー
ブボックス62、68が上下に2個設けられているが、
上側のグローブボックス62について説明する)、図6
及び図7に示すように、グローブボックス62の可動部
材としてのリッド64が、この下端の回動軸65でグロ
ーブボックス62の収納部66側に回動自在に支持され
て、垂直な状態(図6の状態)で閉じ、水平な状態(図
7の状態)で開く。取り付け片56は取り付け孔58を
介して、グローブボックス62の収納部66側に支持さ
れ、取り付け孔58を中心として回動自在とされ、ピス
トンロッド32は、取り付け孔60を介してグローブボ
ックス58のリッド64に支持され、取り付け孔60を
中心として回動自在とされる。
いる自動車のグローブボックスでは(図8には、グロー
ブボックス62、68が上下に2個設けられているが、
上側のグローブボックス62について説明する)、図6
及び図7に示すように、グローブボックス62の可動部
材としてのリッド64が、この下端の回動軸65でグロ
ーブボックス62の収納部66側に回動自在に支持され
て、垂直な状態(図6の状態)で閉じ、水平な状態(図
7の状態)で開く。取り付け片56は取り付け孔58を
介して、グローブボックス62の収納部66側に支持さ
れ、取り付け孔58を中心として回動自在とされ、ピス
トンロッド32は、取り付け孔60を介してグローブボ
ックス58のリッド64に支持され、取り付け孔60を
中心として回動自在とされる。
【0036】リッド64が閉じて垂直状態にあるとき
は、ピストンロッド32はシリンダ14内へ引っ込んだ
状態にありピストン12はシリンダ14の一端に位置す
る。図7に示すように、リッド64が垂直状態(図7に
一点鎖線で示す)から矢印Dの向きに開くのに伴い、ピ
ストンロッド32はシリンダ14から引き出され、ピス
トン12はシリンダ14内を一端から他端へ向けて一方
向へ移動する。リッド64が開き終わった水平位置(図
7に2点鎖線で示す)では、ピストン12はシリンダ1
4の他端に位置する。
は、ピストンロッド32はシリンダ14内へ引っ込んだ
状態にありピストン12はシリンダ14の一端に位置す
る。図7に示すように、リッド64が垂直状態(図7に
一点鎖線で示す)から矢印Dの向きに開くのに伴い、ピ
ストンロッド32はシリンダ14から引き出され、ピス
トン12はシリンダ14内を一端から他端へ向けて一方
向へ移動する。リッド64が開き終わった水平位置(図
7に2点鎖線で示す)では、ピストン12はシリンダ1
4の他端に位置する。
【0037】上記構成によれば、ピストン12がシリン
ダ14内を相対的に移動することによって、空気室4
4、46の空気がオリフィス48を介して流動し、制動
が行われる。
ダ14内を相対的に移動することによって、空気室4
4、46の空気がオリフィス48を介して流動し、制動
が行われる。
【0038】ピストン12がシリンダ14の一端から他
端へ向けて移動する際、Oリング42がシリンダ14の
一端部の溝形成部54にあるときは、溝55を介して空
気が逃げ、制動力が弱くされて制動が減ぜられる。Oリ
ング42が溝形成部54を出た以降は、ピストン12が
シリンダ14の他端へ移動するのに伴い、オリフィス4
8に基づき制動が効く。
端へ向けて移動する際、Oリング42がシリンダ14の
一端部の溝形成部54にあるときは、溝55を介して空
気が逃げ、制動力が弱くされて制動が減ぜられる。Oリ
ング42が溝形成部54を出た以降は、ピストン12が
シリンダ14の他端へ移動するのに伴い、オリフィス4
8に基づき制動が効く。
【0039】ピストン12がシリンダ14の一端部にあ
るときにリッド66がピストン12の一方向に及ぼす荷
重が、小さいような場合には、そのピストン12の一方
向へ及ぶ荷重が小さいシリンダ14の一端部で、制動が
減り、荷重変動に対処することができる。ピストン12
に及ぼす荷重が小さいときのリッド66の初期移動にあ
って、制動力を及ぼさない空走状態を効果的に得ること
ができる。
るときにリッド66がピストン12の一方向に及ぼす荷
重が、小さいような場合には、そのピストン12の一方
向へ及ぶ荷重が小さいシリンダ14の一端部で、制動が
減り、荷重変動に対処することができる。ピストン12
に及ぼす荷重が小さいときのリッド66の初期移動にあ
って、制動力を及ぼさない空走状態を効果的に得ること
ができる。
【0040】なお、溝形成部54については、溝形成部
54の軸方向長さL(図1及び図2を参照)、溝55の
本数、溝55の形状、大きさ等は、荷重変動に好適に対
処すべく、適宜設定される。
54の軸方向長さL(図1及び図2を参照)、溝55の
本数、溝55の形状、大きさ等は、荷重変動に好適に対
処すべく、適宜設定される。
【0041】溝55は、この底が、シリンダ14の内周
より大きくされておればよい。上記実施例では溝55が
長尺とされているが、溝55の溝幅(周方向の寸法)
は、上記実施例のように狭くなくとも広く形成してもよ
く、特に限定されるものでない。
より大きくされておればよい。上記実施例では溝55が
長尺とされているが、溝55の溝幅(周方向の寸法)
は、上記実施例のように狭くなくとも広く形成してもよ
く、特に限定されるものでない。
【0042】また、ピストン12の一方向の移動によっ
て制動が効き、ピストン12の反対方向の移動によって
制動が減ぜられる、いわゆる、ワンウエイ型のエアダン
パによれば、リッド64を開くときは、開動作を緩慢と
して、リッド64を閉じるときは、それ程の制動を要せ
ずにむしろ、閉動作を敏速とする場合に、効果的であ
る。
て制動が効き、ピストン12の反対方向の移動によって
制動が減ぜられる、いわゆる、ワンウエイ型のエアダン
パによれば、リッド64を開くときは、開動作を緩慢と
して、リッド64を閉じるときは、それ程の制動を要せ
ずにむしろ、閉動作を敏速とする場合に、効果的であ
る。
【0043】更に、シリンダ14の他端が底16とされ
て一端が開放された有底筒状であり、溝形成部54はシ
リンダ14の開放一端側に形成され、その溝形成部54
の溝55の底はシリンダ14の内周より大径とされるの
で、シリンダ14における溝形成部54の成形が容易と
なる。
て一端が開放された有底筒状であり、溝形成部54はシ
リンダ14の開放一端側に形成され、その溝形成部54
の溝55の底はシリンダ14の内周より大径とされるの
で、シリンダ14における溝形成部54の成形が容易と
なる。
【0044】また、Oリング42は、ピストン12の移
動に伴いシリンダ14の内周と摺接し、Oリング42と
シリンダ14の内周との間には摩擦力が作用する。溝5
5は、底が、シリンダ14の内径より大きくなるように
凹設されているので、溝形成部54をOリング42が摺
接する場合にも、Oリング42に対する接触圧力が大き
くなるようなことはない。溝55を形成するのではな
く、シリンダの内周にリブ、すなわち、シリンダの内周
より小径側に突出されるリブを立てることも考えられる
が、この場合には、リブがOリングに食い込み抵抗が大
きくなる。あるいは、溝55を形成するのではなく、シ
リンダの内周にテーパー面、すなわち、シリンダの一端
部を除く他の部分のシリンダの内周より、シリンダの一
端部ではシリンダの一端へ向けて次第に大径となるテー
パー面を形成することも考えられるが、この場合には、
そのテーパー面ではピストンにがたが生じて、ピストン
ロッドが波打つように移動して不安定となる。
動に伴いシリンダ14の内周と摺接し、Oリング42と
シリンダ14の内周との間には摩擦力が作用する。溝5
5は、底が、シリンダ14の内径より大きくなるように
凹設されているので、溝形成部54をOリング42が摺
接する場合にも、Oリング42に対する接触圧力が大き
くなるようなことはない。溝55を形成するのではな
く、シリンダの内周にリブ、すなわち、シリンダの内周
より小径側に突出されるリブを立てることも考えられる
が、この場合には、リブがOリングに食い込み抵抗が大
きくなる。あるいは、溝55を形成するのではなく、シ
リンダの内周にテーパー面、すなわち、シリンダの一端
部を除く他の部分のシリンダの内周より、シリンダの一
端部ではシリンダの一端へ向けて次第に大径となるテー
パー面を形成することも考えられるが、この場合には、
そのテーパー面ではピストンにがたが生じて、ピストン
ロッドが波打つように移動して不安定となる。
【0045】次に、第2実施例を、図10及び図11に
基づき説明する。上記第1実施例では、溝形成部54
が、シリンダ14の一端部に形成されているが、本実施
例のエアダンパ100では、溝形成部102は、シリン
ダ14の一端部に止まらず、シリンダ104のシリンダ
本体106の他端部を除く部分に、シリンダ14の一端
から延びて形成され、第1実施例と同様なオリフィス4
8を第1オリフィスとし、溝形成部102の溝108を
第2オリフィスとして構成する。
基づき説明する。上記第1実施例では、溝形成部54
が、シリンダ14の一端部に形成されているが、本実施
例のエアダンパ100では、溝形成部102は、シリン
ダ14の一端部に止まらず、シリンダ104のシリンダ
本体106の他端部を除く部分に、シリンダ14の一端
から延びて形成され、第1実施例と同様なオリフィス4
8を第1オリフィスとし、溝形成部102の溝108を
第2オリフィスとして構成する。
【0046】この構成によれば、ピストン12がシリン
ダ104の一端から他端へ向けて移動する際、Oリング
42が溝形成部102にあるときは、オリフィス48、
そして、溝108によって、空気流動がなされ、両オリ
フィス48、108による分、制動力が弱くて制動が減
ぜられる。Oリング42が溝形成部102を出てシリン
ダ14の他端部に到ると、溝108では空気の流動がな
く、オリフィス48によって空気流動がなされ、制動が
効く。
ダ104の一端から他端へ向けて移動する際、Oリング
42が溝形成部102にあるときは、オリフィス48、
そして、溝108によって、空気流動がなされ、両オリ
フィス48、108による分、制動力が弱くて制動が減
ぜられる。Oリング42が溝形成部102を出てシリン
ダ14の他端部に到ると、溝108では空気の流動がな
く、オリフィス48によって空気流動がなされ、制動が
効く。
【0047】ピストン12がシリンダ104の他端部に
あるときにリッド64がピストン12の一方向に及ぼす
荷重が、大きいような場合には、そのピストン12の一
方向へ及ぶ荷重が大きいシリンダ104の他端部で、制
動が効き、荷重変動に対処することができる。
あるときにリッド64がピストン12の一方向に及ぼす
荷重が、大きいような場合には、そのピストン12の一
方向へ及ぶ荷重が大きいシリンダ104の他端部で、制
動が効き、荷重変動に対処することができる。
【0048】なお、溝形成部102については、溝形成
部102の軸方向長さL、溝108の本数、溝108の
形状等は、荷重変動に好適に対処すべく、適宜設定され
るのは、上記第1実施例と同様である。
部102の軸方向長さL、溝108の本数、溝108の
形状等は、荷重変動に好適に対処すべく、適宜設定され
るのは、上記第1実施例と同様である。
【0049】その他の構成、作用効果は第1実施例と同
様である。上記各実施例では、エアダンパを自動車のグ
ローブボックスに適用して説明したが、それに限らず、
例えば、テレビ等の操作パネルの開閉カバー等、他のも
のについても適用可能である。
様である。上記各実施例では、エアダンパを自動車のグ
ローブボックスに適用して説明したが、それに限らず、
例えば、テレビ等の操作パネルの開閉カバー等、他のも
のについても適用可能である。
【0050】また、上記各実施例では、ピストン側に可
動部材としてのリッドを連結しているが、逆に、シリン
ダ側にリッドを連結してもよいものである。
動部材としてのリッドを連結しているが、逆に、シリン
ダ側にリッドを連結してもよいものである。
【0051】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明のエアダ
ンパによれば、制動力を変えて荷重の変動に対処し、好
適な制動を得ることができる。
ンパによれば、制動力を変えて荷重の変動に対処し、好
適な制動を得ることができる。
【図1】本発明のエアダンパの第1実施例を示し、図3
の矢印Aの向きから見た断面図である。
の矢印Aの向きから見た断面図である。
【図2】ピストンがシリンダの他端に位置する状態を示
す、図1に対応する図である。
す、図1に対応する図である。
【図3】第1実施例のエアダンパを示す分解斜視図であ
る。
る。
【図4】第1実施例のエアダンパの一部を示し、ピスト
ンがシリンダの一端部に位置する状態を、図3の矢印B
の向きから見た拡大断面図である。
ンがシリンダの一端部に位置する状態を、図3の矢印B
の向きから見た拡大断面図である。
【図5】第1実施例のエアダンパの一部を示し、ピスト
ンがシリンダの他端部に位置する状態を、図3の矢印B
の向きから見た拡大断面図である。
ンがシリンダの他端部に位置する状態を、図3の矢印B
の向きから見た拡大断面図である。
【図6】第1実施例のエアダンパを自動車のグローブボ
ックスに適用して示す図である。
ックスに適用して示す図である。
【図7】グローブボックスのリッドが開いたときのエア
ダンパの状態を示す、図6に対応する図である。
ダンパの状態を示す、図6に対応する図である。
【図8】自動車のグローブボックスを示す斜視図であ
る。
る。
【図9】溝形成部を示す、シリンダの軸方向から見た断
面図である。
面図である。
【図10】第2実施例を示す図1に対応する図である。
【図11】第2実施例を示す図2に対応する図である。
10 エアダンパ 12 ピストン 14 シリンダ 16 底 20 キャップ 32 ピストンロッド 42 Oリング(シール部材) 44 第1空気室(空気室) 46 第2空気室(空気室) 48 オリフィス 52 溝(開閉孔) 64 リッド(可動部材) 54 溝形成部 55 溝
Claims (3)
- 【請求項1】 シリンダの内周と接するシール部材をピ
ストンの外周に設けてシリンダ内に空気室を形成し、ピ
ストンがシリンダ内を一端と他端との間で相対的に移動
し、オリフィスを介して空気室の空気を流動させ、制動
を行うエアダンパにおいて、 前記シリンダは前記一端が開放されて前記他端が底とさ
れた有底筒状に形成され、開放一端はキャップで閉塞さ
れてなり、 前記シリンダの一端部において、シリンダの開放一端か
らシリンダの両端方向に沿って延びる長尺な溝をシリン
ダ内周に凹設した溝形成部を備え、溝形成部にシール部
材が位置するときには溝はピストンの移動方向前後両側
を連通し、空気を逃がして制動を減じてなることを特徴
とするエアダンパ。 - 【請求項2】 シリンダの内周と接するシール部材をピ
ストンの外周に設けてシリンダ内に空気室を形成し、ピ
ストンがシリンダ内を一端と他端との間で相対的に移動
し、オリフィスを介して空気室の空気を流動させ、制動
を行うエアダンパにおいて、 前記オリフィスは、ピストンに設けられ、ピストンの移
動方向前後両側を連通し、ピストンの位置に関わらず常
に開放される第1オリフィスとされるとともに、 前記シリンダの他端部を除き、シリンダの開放一端から
シリンダの両端方向に沿って延びる長尺な溝をシリンダ
の内周に凹設した溝形成部を備え、 溝は、シール部材が溝形成部に位置するときにピストン
の移動方向前後両側を連通する第2オリフィスとされて
なる、 ことを特徴とするエアダンパ。 - 【請求項3】 前記オリフィスはピストンに設けられ、
ピストンの移動方向前後両側を連通し、ピストンの移動
方向に関わらず常に開放されてなるとともに、 同じくピストンに設けられ、ピストンの移動方向前後両
側を連通する開閉孔を備え、 前記シール部材はOリングで形成され、ピストンの移動
方向に沿ってピストンに対して第1位置と第2位置との
間で相対的に移動可能とされ、第1位置では開閉孔を閉
じ、第2位置では開閉孔を開けるようにされ、ピストン
の移動方向が一方向から反対方向へ変わるとシール部材
とシリンダの内周との間の摩擦力に基づき第1位置から
第2位置へ移動し、ピストンの移動方向が反対方向から
一方向へ変わると前記摩擦力に基づき第2位置から第1
位置へ移動してなる、 請求項1に記載のエアダンパ。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6244177A JPH08105482A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | エアダンパ |
KR1019950009534A KR0141856B1 (ko) | 1994-10-07 | 1995-04-22 | 에어댐퍼 |
US08/535,351 US5697477A (en) | 1994-10-07 | 1995-09-28 | Air damper |
US08/862,832 US5884734A (en) | 1994-10-07 | 1997-05-23 | Air damper |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6244177A JPH08105482A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | エアダンパ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08105482A true JPH08105482A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17114915
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6244177A Pending JPH08105482A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | エアダンパ |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
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