JPH08105472A - シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ - Google Patents
シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキInfo
- Publication number
- JPH08105472A JPH08105472A JP24352794A JP24352794A JPH08105472A JP H08105472 A JPH08105472 A JP H08105472A JP 24352794 A JP24352794 A JP 24352794A JP 24352794 A JP24352794 A JP 24352794A JP H08105472 A JPH08105472 A JP H08105472A
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Abstract
に、シュー間隙自動調節機構の作用を安定して阻止し得
るドラムブレーキを提供する。 【構成】 ドラムブレーキの温度上昇が生じた場合に変
形することにより調節部材52の爪部56とスターホイ
ール36との係合状態を解除する係合解除装置64が第
1係合部材38に取り付けられているため、ブレーキシ
ュー12,14の押圧力が過大となることにより、回転
ドラム62の内径が拡大されると同時にドラムブレーキ
の温度上昇が生じた場合には、シュー間隙自動調節機構
の作用が確実に阻止される。このとき、摺動凸面66が
その外周面を通る円筒面に沿ってそれよりも外周側に位
置するように変形するため、小さな変形で確実に爪部5
6を離隔させることができる。このため、調節部材52
の変形量が小さくされて過大な負荷の発生が好適に抑制
され、シュー間隙自動調節の阻止が安定的に行われるの
である。
Description
構を備えたドラムブレーキに関し、特にシュー間隙が小
さくなり過ぎることを防止する技術に関する。
および他方にそれぞれ係合させられると共に外周面に係
合歯が設けられたスターホイールを中間部に有するスト
ラットと、前記一方のブレーキシューのシューウェブに
回動可能に取り付けられると共に前記スターホイールの
係合歯と係合させられる爪部を有する調節部材とを備
え、それらブレーキシューが拡開される制動操作に伴っ
て前記調節部材が回動させられ、前記爪部によって前記
スターホイールが所定の方向に回転させられることによ
り、前記ストラットが伸長されてシュー間隙を自動的に
調節する形式のシュー間隙自動調節機構付ドラムブレー
キが知られている。
ーキシューのシューウェブにそれぞれ係合させられる一
対の第1係合部材および第2係合部材と、全体が円柱状
を成し中間部にスターホイールを有する連結部材とを備
えたものである。このストラットは、第1係合部材が嵌
合穴において連結部材の円柱状部の一方と嵌合させられ
ると共に、第2係合部材が雌ねじ穴において連結部材の
円柱状部の他方と螺合させられることにより一体的に組
み立てられ、スターホイールを介して連結部材が所定の
方向に回転させられると、その連結部材が第2係合部材
から抜き出させられ、全長が伸長させられる。
ブレーキシューの摩耗に起因して回転ドラムとブレーキ
シューとの間のシュー間隙が大きくなることにより、ブ
レーキの作用時におけるブレーキシューの拡開量が予め
定められた一定量を越えると、それらブレーキシューが
拡開される制動操作に伴って前記調節部材が前記一方向
に回動させられる際に、その爪部によってスターホイー
ルが所定の方向に回転させられる。これにより、ストラ
ットの全長が伸長してブレーキの非作用時におけるブレ
ーキシューの接近位置が離間させられ、シュー間隙が予
め設定された略一定の値となるように自動的に調節され
る。
ホイールシリンダが作用させられる際には、ブレーキシ
ューが比較的大きな押圧力で回転ドラムに押圧される
が、急制動等の際にその押圧力が過大になると、回転ド
ラムはその押圧力によって弾性変形させられてその内径
が拡大されることとなる。そのため、このような場合に
はブレーキシューが摩耗していなくともその拡開量が上
記予め定められた一定量を越えて、シュー間隙の自動調
節が行われることが起こり得る。しかしながら、このよ
うな場合にシュー間隙の自動調節が行われると、その
後、ドラムブレーキが非作用状態とされた際のシュー間
隙が小さくなり、更にはブレーキの引き擦りが生じる場
合があるという問題があった。
等では、回転ドラムがブレーキシューのライニングを摺
動させられるため、摩擦熱が発生してドラムブレーキの
温度上昇が生じる。そこで、この温度上昇に着目して、
バイメタルの温度上昇に伴う形状変化を利用することに
より上記の無用なシュー間隙調節を抑制することが行わ
れている。例えば、特開昭55−159342号公報お
よび実開昭59−133842号公報等に開示されてい
る技術がそれである。これらの技術によれば、互いに嵌
合させられている第1係合部材と連結部材との間にバイ
メタルが介挿されていることにより、温度上昇時に両者
が軸方向に離間させられてストラットの全長が伸長させ
られるため、回転ドラムの膨張時にシュー間隙が大きく
なることが抑制され、シュー間隙の自動調節が行われな
くなる。しかしながら、これらの技術は、バイメタルの
形状変化により連結部材と第1係合部材とをスターホイ
ールを回転させる調節部材のスプリングに抗して軸方向
に離隔させるものであるため、使用するバイメタルの変
形力、変化量等の設定が難しく、安定した作用を得るこ
とが困難であった。
たものであって、その目的は、ブレーキシューの押圧力
が過大となった際に、シュー間隙自動調節機構の作用を
安定して阻止し得るシュー間隙自動調節機構付ドラムブ
レーキを提供することにある。
め、本発明の要旨とするところは、前記の形式のシュー
間隙自動調節機構付ドラムブレーキであって、前記スタ
ーホイールの外周面に沿った摺動凸面を有する先端部
と、前記ストラットに固定される基端部とを備え、温度
上昇に伴う変形により上記摺動凸面を前記スターホイー
ルの外周側に位置させて、前記調節部材の爪部を前記ス
ターホイールの係合歯から離隔させる係合解除装置が設
けられていることにある。
レーキには、温度上昇に伴う変形により摺動凸面をスタ
ーホイールの外周側に位置させて、調節部材の爪部をス
ターホイールの係合歯から離隔させる係合解除装置が設
けられる。そのため、ブレーキシューの押圧力が過大と
なることにより、回転ドラムの内径が拡大されると同時
にドラムブレーキの温度上昇が生じた場合には、係合解
除装置が変形することにより調節部材の爪部がスターホ
イールの外周面から離隔させられて、シュー間隙の自動
調節が確実に阻止される。
節部材の爪部と摺動させられる摺動凸面がスターホイー
ルの外周面に沿って設けられており、その摺動凸面をス
ターホイールの外周側に位置させるように変形するた
め、摺動面が平坦にされている場合に比較して小さな変
形で確実に爪部を離隔させることができる。このため、
係合解除装置に必要な剛性が比較的低くされると共に、
調節部材の変形量が小さくされて過大な負荷の発生が好
適に抑制される。しかも、調節部材の爪部はスターホイ
ールの係合歯に押圧されているが、その押圧力は例えば
100〜500g程度の比較的小さいものであるため、
その爪部をスターホイールの外周歯から離隔させるため
に大きな力を必要としない。したがって、これらによ
り、シュー間隙自動調節の阻止が安定的に行われるので
ある。
両端部に互いに向かい合った一対の突起を有してU字状
に形成された狭持部を前記基端部に備え、ストラットの
非回転部の外周面に周方向の反対側の位置に互いに平行
且つ上記一対の突起の間隔よりも小さい間隔に形成され
た一対のスリット溝から成る固定部にその狭持部におい
て固定される。このようにすれば、係合解除装置は、狭
持部の上記両端部側からストラットに設けられたスリッ
ト溝に差し込むことにより、狭持部がスリット溝と、一
対の突起がストラットの外周面とそれぞれ弾性的に係合
して固定される。そのため、係合解除装置が容易に着脱
可能とされると共に、このような係合解除装置が設けら
れていなかった従来のストラットにも、一対のスリット
溝を形成するだけで係合解除装置を取り付けることが可
能となる。
明する。
には円弧状を成す一対のブレーキシュー12,14がシ
ューホルドダウン装置16,18により互いに拡開可能
に設けられている。ブレーキシュー12,14は、バッ
キングプレート10の板面と略平行に位置するシューウ
ェブ20と、そのシューウェブ20の外周側端面に固着
されたシューリム22と、そのシューリム22の外周面
に固着されたライニング24とを備えてそれぞれ構成さ
れている。ブレーキシュー12,14の一端部はバッキ
ングプレート10上に固定されたホイールシリンダ26
の両端部とそれぞれ係合させられていると共に、そのホ
イールシリンダ26の近傍であってバッキングプレート
10の内周側の位置においてブレーキシュー12,14
間に架け渡されたリターンスプリング28により互いに
接近する方向へ付勢されており、また、ブレーキシュー
12,14の他端部はバッキングプレート10上に固定
されたアンカ30にそれぞれ当接させられている。
20のバッキングプレート10側の面には、パーキング
レバー32がホイールシリンダ26側に位置する部分に
おいて一軸心回りの回動可能に設けられている。ブレー
キシュー12のシューウェブ20とブレーキシュー14
のシューウェブ20およびパーキングレバー32との間
にはストラット34が架け渡されており、ブレーキシュ
ー12,14はストラット34により内側から支持され
ている。このストラット34は、その長手方向中間部に
周面に外周歯を備えた円板状のスターホイール36を有
して、スターホイール36の一方向への回転に伴って伸
長させられるものであり、ブレーキシュー12側のシュ
ーウェブ20と係合する第1係合部材38と、ブレーキ
シュー14側のシューウェブ20と係合する第2係合部
材40と、中間部に上記スターホイール36を有して第
1係合部材38と相対回転可能に嵌合すると共に第2係
合部材40と螺合する連結部材42とから構成されてい
る。
20の第1係合部材38との係合部近傍には、バッキン
グプレート10とは反対側に位置する面に調節部材52
がピン54により回動可能に設けられている。調節部材
52には、前記スターホイール36の外周歯に弾性的に
押圧されている爪部56および上記第1係合部材38の
一端部と係合する係合突起58が設けられている。この
調節部材52は、ブレーキシュー12のシューウェブ2
0との間に張設されたスプリング60により常には図1
における右回り方向に付勢されていて、ストラット34
を同図において右方向に付勢していると共に、ホイール
シリンダ26の作用時にはブレーキシュー12,14の
拡開に伴ってストラット34を右方向に移動させつつピ
ン54の右回りに回動する。また、ホイールシリンダ2
6の非作用時には、リターンスプリング28の付勢力に
従ってブレーキシュー12と第1係合部材38とが当接
するまでストラット34が左方向に移動させられるのに
伴い、スプリング60の付勢力に抗してピン54の左回
り方向に回動する。
動に伴って上記爪部56はスターホイール36の外周歯
に摺接しつつ、図2(b) に矢印で示すように往復運動さ
せられるが、その移動量が予め定められた量を越える
と、その爪部56はスターホイール36の外周歯と係合
してそれを同図における右回りに回転させ、連結部材4
2のねじ込み量を浅くして第2係合部材40から所定量
抜き出させ、ストラット34の全長寸法を増加させる。
これにより、ホイールシリンダ26の非作用時における
ブレーキシュー12,14の接近位置が所定の距離だけ
離間させられ、それらブレーキシュー12,14の摩耗
に拘らず、図1において二点鎖線で示される回転ドラム
62との間のシュー間隙が自動的に略一定に調節され
る。なお、スターホイール36には例えばリターンスプ
リング28が押圧されることにより所定の回転抵抗が付
与されており、爪部56との係合時には上述のように調
節部材52の回動に伴って回転させられるものの、それ
らの摺接時にはその回転が阻止されている。
は、図2(a) に拡大して示すように係合解除装置64が
取り付けられている。係合解除装置64は、図2(b) お
よび図3に示すように先端部に前記スターホイール36
の外周面に沿った摺動凸面66を有した長手状の変形部
68と、U字状を成して変形部68の基端部側に連続し
てその変形部68と略直角を成すように折り曲げられて
形成され、両端部に互いに向かい合った一対の突起7
0,70を有する狭持部72とを備えており、上記摺動
凸面66が第1係合部材38の外周面と調節部材52の
爪部56との間に位置するように取り付けられている。
係合解除装置64は、例えばバイメタル等の温度に応じ
て変形する材料から成り、温度上昇時には図2(a) に破
線で示すように、上記変形部68が、摺動凸面66が図
における上方に移動するように変形し、図2(b) に破線
で示すようにその摺動凸面66がスターホイール36の
外周側に位置させられ、これにより、調節部材52の爪
部56がスターホイール36から離隔させられてその係
合が解除される。
4に示すように周方向の反対側の位置に互いに平行且つ
上記一対の突起70,70の間隔よりも小さい間隔に形
成された一対のスリット溝74,74(一方のみ図示)
が設けられている。係合解除装置64は、U字状の狭持
部72の両端部側からスリット溝74,74に差し込ま
れることにより、狭持部72がスリット溝74,74
と、一対の突起70,70が第1係合部材38の外周面
とそれぞれ弾性的に係合してその第1係合部材38に固
定されている。すなわち、係合解除装置64は、ストラ
ット34の非回転部の外周面に狭持部72において固定
されている。
ホイールシリンダ26が作用させられる際には、ブレー
キシュー12,14が比較的大きな押圧力で回転ドラム
62に押圧されるが、急制動等によりその押圧力が過大
になると回転ドラム62の内径が拡大されることとな
る。そのため、このような場合には調節部材52の爪部
56の移動量が前述の予め定められた値を越えて、シュ
ー間隙の自動調節が行われることが起こり得る。ところ
が、このような急制動時等では、回転ドラム62がブレ
ーキシュー12,14のライニング24を摺動させられ
るため、摩擦熱が発生してドラムブレーキの温度上昇が
生じる。これにより、図2(a) (b) に破線で示されるよ
うに、前記係合解除装置64の変形部68がその温度に
応じて変形して摺動凸面66が同図における上方に移動
し、調節部材52の爪部56が同図における上方に移動
させられて、爪部56のスターホイール36への弾性的
押圧状態が解除され、シュー間隙自動調節機構の作用が
阻止される。
レーキの温度上昇が生じた場合に変形することにより調
節部材52の爪部56をスターホイール36から離隔さ
せる係合解除装置64が、ストラット34の第1係合部
材38に取り付けられているため、ブレーキシュー1
2,14の押圧力が過大となることにより、回転ドラム
62の内径が拡大されると同時にドラムブレーキの温度
上昇が生じた場合には、シュー間隙自動調節機構の作用
が確実に阻止されて、その後のドラムブレーキの非作用
時においてシュー間隙が小さくなり過ぎることが好適に
抑制される。
52の爪部56と摺動させられる摺動凸面66がスター
ホイール36の外周面に沿って設けられており、その摺
動凸面66がそのスターホイール36の外周側に位置す
るように変形するため、摺動凸面66が平坦にされてい
る場合に比較して小さな変形で確実に爪部56を離隔さ
せることができる。このため、係合解除装置64に必要
な剛性が比較的低くされると共に、調節部材52の変形
量が小さくされて過大な負荷の発生が好適に抑制され
る。しかも、調節部材52の爪部56はスターホイール
36の係合歯に押圧されているが、その押圧力は例えば
100〜500程度の比較的小さいものであるため、そ
の爪部56をスターホイール36の外周面から離隔させ
るために大きな力を必要としない。したがって、これら
により、シュー間隙自動調節の阻止が安定的に行われる
のである。
4には一対の突起70,70を有したU字状の狭持部7
2が設けられ、そのU字状の両端部側から第1係合部材
38に設けられた一対のスリット溝74,74に差し込
むことにより、狭持部72がスリット溝74,74と、
突起70,70が第1係合部材38の外周面とそれぞれ
弾性的に係合して固定される。そのため、係合解除装置
64が容易に着脱可能とされると共に、このような係合
解除装置64が設けられていない従来のストラットに
も、第1係合部材38に一対のスリット溝74,74を
形成するだけで係合解除装置64を取り付けることが可
能となる。
お、以下の説明において前述の実施例と共通する部分は
説明を省略する。
ある。この係合解除装置76は、例えばバイメタルから
成り先端部に前述の係合解除装置64と同様な摺動凸面
66を備えた長手状の変形部材78と、例えばバネ鋼材
が円弧状に曲成された狭持部材80とを備えており、そ
の狭持部材80が変形部材78の基端部にピン止めされ
て構成されている。上記狭持部材80の内径は、前記第
1係合部材38の外径よりも小さくされている。この係
合解除装置76を第1係合部材38に取り付けるに際し
ては、例えば第1係合部材38の取付位置の外周面に上
記狭持部材80と同様な幅の浅い周溝が設けられる。係
合解除装置76は、狭持部材80の開口側から上記周溝
に差し込むことにより、狭持部材80が周溝に弾性的に
係合して第1係合部材38に固定される。すなわち、こ
のように2つの部材から構成された係合解除装置76が
用いられても良いのであり、その場合は第1係合部材3
8に固定するための狭持部はバイメタル等が用いられな
くと良い。
が、本発明は、更に別の態様でも実施可能である。
T型ドラムブレーキに本発明が適用された例を示した
が、本発明は、前述の実施例と同様なシュー間隙自動調
節機構を有するものであれば、他の形式のドラムブレー
キ、例えば、ツー・リーディング型ドラムブレーキや、
デュオサーボ型ドラムブレーキ等にも適用されるもので
ある。
シリンダ26によるブレーキシュー12,14の拡開時
にシュー間隙の自動調節が行われる形式のドラムブレー
キに本発明が適用された場合について説明したが、パー
キングブレーキレバー32の回動時にシュー間隙の自動
調節が行われる形式のドラムブレーキにも、本発明は同
様に適用され得る。
バイメタルが用いられていたが、温度上昇によって摺動
凸面66が図2(a) の上方に移動するように変形する材
料であれば、これに代えて形状記憶合金等の他の材料が
用いられても良い。
部材38への取付方法は、狭持部72,狭持部材80等
によって第1係合部材38に弾性的に固定される他に、
例えば、係合解除装置76の変形部材78がピン等によ
って直に固定されても良い。
の主旨を逸脱しない範囲で種々変更を加え得るものであ
る。
す図である。
図1において下方から見た状態を、(b) は(a) における
b−b断面をそれぞれ示す。
材を示す斜視図である。
る。
を示す図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 拡開可能な一対のブレーキシューの一方
および他方にそれぞれ係合させられると共に外周面に係
合歯が設けられたスターホイールを中間部に有するスト
ラットと、前記一方のブレーキシューのシューウェブに
回動可能に取り付けられると共に前記スターホイールの
係合歯と係合させられる爪部を有する調節部材とを備
え、該ブレーキシューが拡開される制動操作に伴って前
記調節部材が回動させられ、前記爪部によって前記スタ
ーホイールが所定の方向に回転させられることにより、
前記ストラットが伸長されてシュー間隙を自動的に調節
する形式のシュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキに
おいて、 前記スターホイールの外周面に沿った摺動凸面を有する
先端部と、前記ストラットに固定される基端部とを備
え、温度上昇に伴う変形により上記摺動凸面を前記スタ
ーホイールの外周側に位置させて、前記調節部材の爪部
を前記スターホイールの前記係合歯から離隔させる係合
解除装置が設けられていることを特徴とするシュー間隙
自動調節機構付ドラムブレーキ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24352794A JPH08105472A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24352794A JPH08105472A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08105472A true JPH08105472A (ja) | 1996-04-23 |
Family
ID=17105235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24352794A Pending JPH08105472A (ja) | 1994-10-07 | 1994-10-07 | シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08105472A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003021180A (ja) * | 2001-07-09 | 2003-01-24 | Hosei Brake Ind Ltd | シュー間隙自動調節機構付ドラムブレーキ |
KR100349533B1 (ko) * | 1998-12-31 | 2003-03-17 | 주식회사 만도 | 드럼브레이크의 어져스트장치 |
JP2011185441A (ja) * | 2011-05-27 | 2011-09-22 | Hosei Brake Ind Ltd | シュー間隙自動調節機構を備えたドラムブレーキ |
WO2016035690A1 (ja) * | 2014-09-05 | 2016-03-10 | Ntn株式会社 | ブレーキ装置システム |
CN110608244A (zh) * | 2018-06-15 | 2019-12-24 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 鼓式制动器及车辆 |
-
1994
- 1994-10-07 JP JP24352794A patent/JPH08105472A/ja active Pending
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CN110608244A (zh) * | 2018-06-15 | 2019-12-24 | 北汽福田汽车股份有限公司 | 鼓式制动器及车辆 |
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Date | Code | Title | Description |
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