JPH0810344A - 農薬散布防護具 - Google Patents
農薬散布防護具Info
- Publication number
- JPH0810344A JPH0810344A JP6180363A JP18036394A JPH0810344A JP H0810344 A JPH0810344 A JP H0810344A JP 6180363 A JP6180363 A JP 6180363A JP 18036394 A JP18036394 A JP 18036394A JP H0810344 A JPH0810344 A JP H0810344A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- agricultural chemical
- neck
- protective device
- face
- cover plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Respiratory Apparatuses And Protective Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】 （修正有）
【目的】 農薬散布に際し長時間の着用と安全に作業を
行い得る防護具を提供する。 【構成】 安全帽子１の正面側に、透明で透視可能な覆
板３を顔面を覆うように着脱可能に設け、しかも、薬品
を防除する生地で、頸部を包囲して農薬の侵入を防止す
る垂布４を掛止具等によって着脱可能にすると共に、頸
部で重合させて接合用テープ４ｂで係止着用し、更に、
鼻部を少し脹らませて特殊布地によって成形し、しかも
鼻部には通気性のカートリッジマット８を収納するポケ
ット７を設けて鼻腔及び口部を被覆するマスク体５を外
周を密着させるように係止部を設けたゴム紐で着用し有
毒物の体内への侵入を防ぐようにした農薬散布防護具。
行い得る防護具を提供する。 【構成】 安全帽子１の正面側に、透明で透視可能な覆
板３を顔面を覆うように着脱可能に設け、しかも、薬品
を防除する生地で、頸部を包囲して農薬の侵入を防止す
る垂布４を掛止具等によって着脱可能にすると共に、頸
部で重合させて接合用テープ４ｂで係止着用し、更に、
鼻部を少し脹らませて特殊布地によって成形し、しかも
鼻部には通気性のカートリッジマット８を収納するポケ
ット７を設けて鼻腔及び口部を被覆するマスク体５を外
周を密着させるように係止部を設けたゴム紐で着用し有
毒物の体内への侵入を防ぐようにした農薬散布防護具。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、農薬散布等の作業時に
着用し、農薬の体内への侵入を防ぐ農薬散布防護具に関
する。
着用し、農薬の体内への侵入を防ぐ農薬散布防護具に関
する。
【０００２】
【従来の技術】農薬を散布する時に人間に及ぼす有毒を
防ぐため、面を用いて額面だけを防ぐものや、合成樹脂
シート或はフイルム類で作業衣を作成すると共に同材料
の頭巾を連設し、更に、鼻口部を覆膜片を以って被覆し
たものが夫々存在していた。
防ぐため、面を用いて額面だけを防ぐものや、合成樹脂
シート或はフイルム類で作業衣を作成すると共に同材料
の頭巾を連設し、更に、鼻口部を覆膜片を以って被覆し
たものが夫々存在していた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】前記従来知られている
前者の場合では、額面だけを防いだが、粉状の農薬で
は、頭髪部及び首部から入って背すじまで侵入する欠陥
があり、人体に及ぼす影響が多かった。後者では、衣類
及び頭巾は通気性のないもので構成されているため蒸れ
て上気し長時間の着用に耐えることが出来ず作業中に脱
ぐ等の欠点があった。
前者の場合では、額面だけを防いだが、粉状の農薬で
は、頭髪部及び首部から入って背すじまで侵入する欠陥
があり、人体に及ぼす影響が多かった。後者では、衣類
及び頭巾は通気性のないもので構成されているため蒸れ
て上気し長時間の着用に耐えることが出来ず作業中に脱
ぐ等の欠点があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯様な実情に
鑑み、この課題に対処するために創案したもので、即
ち、
鑑み、この課題に対処するために創案したもので、即
ち、
【０００５】特殊布地で鼻部を脹らませて、通気性カー
トリッジマットを収納するポケットを設けて構成したマ
スク体を鼻腔及び口を覆うように着脱可能にすると共
に、紐により着用する安全帽子に、薬剤防除生地で織成
され、しかも上縁を適宜手段で着脱可能に設ける垂布
と、顔の全面部に合成樹脂材等からなる透明で透視可能
な覆板を可動可能に安全帽子に設け、前記安全帽子を頭
部に着用すると共に頸部及び顔面を垂布と覆板で被覆す
るようにした農薬散布防護具を提供し、長時間の着用
と、安全に作業を行い得ることを目的としたものであ
る。
トリッジマットを収納するポケットを設けて構成したマ
スク体を鼻腔及び口を覆うように着脱可能にすると共
に、紐により着用する安全帽子に、薬剤防除生地で織成
され、しかも上縁を適宜手段で着脱可能に設ける垂布
と、顔の全面部に合成樹脂材等からなる透明で透視可能
な覆板を可動可能に安全帽子に設け、前記安全帽子を頭
部に着用すると共に頸部及び顔面を垂布と覆板で被覆す
るようにした農薬散布防護具を提供し、長時間の着用
と、安全に作業を行い得ることを目的としたものであ
る。
【０００６】
【作用】先ず着用に際し、安全帽子１に対して正面側に
着脱可能とした覆板３を設けると共に、後部頸部側に
は、安全帽子１に垂布４の上縁部を掛止具４ａ等によっ
て予じめ取付けておき、更に、通気性充分なマスク体５
で鼻腔及び口部を覆うようにして密着させてゴム紐６で
係止させてから、覆板３を正面側になるようにして安全
帽子１を頭部に被ると共に、安全帽子１に縁部を掛止さ
せた垂布４を頸部を周囲から被うようにして頸部で重ね
てマジックテープ（登録商標）４ｂにより係止させ着用
し、これが完了した後作業を行うものである。
着脱可能とした覆板３を設けると共に、後部頸部側に
は、安全帽子１に垂布４の上縁部を掛止具４ａ等によっ
て予じめ取付けておき、更に、通気性充分なマスク体５
で鼻腔及び口部を覆うようにして密着させてゴム紐６で
係止させてから、覆板３を正面側になるようにして安全
帽子１を頭部に被ると共に、安全帽子１に縁部を掛止さ
せた垂布４を頸部を周囲から被うようにして頸部で重ね
てマジックテープ（登録商標）４ｂにより係止させ着用
し、これが完了した後作業を行うものである。
【０００７】
【実施例】図は、本発明に係る農薬散布防護具の一実施
例を示したもので、以下図に基いて具体的に説明する。
１は、作業用安全帽子で、一般公知のように紐２によっ
て頭に装着される。安全帽子１の裏面の正面側にはプラ
スチック等合成樹脂材からなる透明で透視可能な顔面覆
板３の上端部を適宜の手段例えばホック釦等によって着
脱可能に取付けると共に、この覆板３は、眼鏡部となる
上部側は厚目となり、この下部側は薄目に連続させて一
体成形され顔面を覆うようにしてある。更に、安全帽子
１の後部頸部側の裏面には薬品を防除する生地で緻密に
織成され、しかも、この上縁部に設けた係止具４ａ等に
よって係止される着脱可能な垂布４を設けて頸部を包囲
させて農薬の侵入を完全に防止するようにマジックテー
プ４ｂによって頸部で合せて着用するようにしてある。
５は、通気性充分な特殊布地を用い、しかも、鼻部を少
し脹らませて成形し、更に先端に、マジックテープ等の
係止部６ａを設けたゴム紐６で鼻腔及び口部を被覆して
外周を密着させるマスク体で、このマスク体５の前記鼻
部の脹らみ部５ａ内にはポケット７を設け、このポケッ
ト７内に農薬吸着剤、活性炭等を用いた通気性のカート
リッジマット８を収納し農薬中の有毒物を吸着するよう
にして体内への侵入を防ぐようにしてある。
例を示したもので、以下図に基いて具体的に説明する。
１は、作業用安全帽子で、一般公知のように紐２によっ
て頭に装着される。安全帽子１の裏面の正面側にはプラ
スチック等合成樹脂材からなる透明で透視可能な顔面覆
板３の上端部を適宜の手段例えばホック釦等によって着
脱可能に取付けると共に、この覆板３は、眼鏡部となる
上部側は厚目となり、この下部側は薄目に連続させて一
体成形され顔面を覆うようにしてある。更に、安全帽子
１の後部頸部側の裏面には薬品を防除する生地で緻密に
織成され、しかも、この上縁部に設けた係止具４ａ等に
よって係止される着脱可能な垂布４を設けて頸部を包囲
させて農薬の侵入を完全に防止するようにマジックテー
プ４ｂによって頸部で合せて着用するようにしてある。
５は、通気性充分な特殊布地を用い、しかも、鼻部を少
し脹らませて成形し、更に先端に、マジックテープ等の
係止部６ａを設けたゴム紐６で鼻腔及び口部を被覆して
外周を密着させるマスク体で、このマスク体５の前記鼻
部の脹らみ部５ａ内にはポケット７を設け、このポケッ
ト７内に農薬吸着剤、活性炭等を用いた通気性のカート
リッジマット８を収納し農薬中の有毒物を吸着するよう
にして体内への侵入を防ぐようにしてある。
【０００８】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されたものを
散布時に用いることで農薬散布で垂布は、繊維を緻密に
織成されたものを用いて頸部を包囲することで農薬の体
内への侵入は防ぐことが出来ると共に、顔面は覆体で被
覆され、しかも、マスク体は通気性のよい布地を用い、
しかもポケットを設けて、このポケットに農薬吸着剤等
の毒物を吸着する通気性のマットを交換可能に設けたも
のを使用することで覆体が曇らせたりすることなく長時
間着用でき安全に作業をすることができる。
散布時に用いることで農薬散布で垂布は、繊維を緻密に
織成されたものを用いて頸部を包囲することで農薬の体
内への侵入は防ぐことが出来ると共に、顔面は覆体で被
覆され、しかも、マスク体は通気性のよい布地を用い、
しかもポケットを設けて、このポケットに農薬吸着剤等
の毒物を吸着する通気性のマットを交換可能に設けたも
のを使用することで覆体が曇らせたりすることなく長時
間着用でき安全に作業をすることができる。
【図１】本発明に係る農薬散布防護具の一実施例を示し
た一部切欠の側面図。
た一部切欠の側面図。
【図２】マスク体の一部を断面した斜視図。
【図３】垂布の斜視図。
１ 安全帽子 ２ 紐 ３ 覆板 ４ 垂布 ４ａ 掛止具 ４ｂ マジックテープ ５ マスク体 ５ａ 脹らみ部 ６ ゴム紐 ６ａ 係止部 ７ ポケット ８ カートリッジマット
Claims (1)
- 【請求項１】 特殊布地を用い、かつ鼻部を脹らませ、
しかも通気性カートリッジマットを収納するポケットを
設けて構成したマスク体によって、鼻腔及び口を覆うよ
うに着脱可能にすると共に、紐により着用する安全帽子
を有し、この安全帽子には、薬剤防除生地で織成され、
しかも上縁を適宜手段で着脱可能に設ける垂布と、顔の
全面部に合成樹脂材等からなる透明で透視可能な覆板を
可動可能に設け、前記安全帽子を頭部に着用すると共に
頸部及び顔面を垂布と覆板で被覆するようにした事を特
徴とした農薬散布防護具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6180363A JPH0810344A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 農薬散布防護具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6180363A JPH0810344A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 農薬散布防護具 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0810344A true JPH0810344A (ja) | 1996-01-16 |
Family
ID=16081941
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6180363A Pending JPH0810344A (ja) | 1994-06-29 | 1994-06-29 | 農薬散布防護具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0810344A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003328213A (ja) * | 2002-05-10 | 2003-11-19 | Aichi Corp | 冷却機能を有する衣服、冷却材及びその使用方法 |
| KR200481908Y1 (ko) * | 2016-03-30 | 2016-11-24 | 유재원 | 스프레이형 농약 살포기 |
| CN107156959A (zh) * | 2017-06-14 | 2017-09-15 | 李明 | 一种喷涂设备用施工防护罩具 |
| WO2018061991A1 (ja) | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 富士フイルム株式会社 | 音響波プローブ用樹脂材料、音響レンズ、音響波プローブ、音響波測定装置、超音波診断装置、光音響波測定装置および超音波内視鏡 |
| KR102318537B1 (ko) * | 2021-08-20 | 2021-10-28 | 최종용 | 농약살포 작업모 |
-
1994
- 1994-06-29 JP JP6180363A patent/JPH0810344A/ja active Pending
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2003328213A (ja) * | 2002-05-10 | 2003-11-19 | Aichi Corp | 冷却機能を有する衣服、冷却材及びその使用方法 |
| KR200481908Y1 (ko) * | 2016-03-30 | 2016-11-24 | 유재원 | 스프레이형 농약 살포기 |
| WO2018061991A1 (ja) | 2016-09-27 | 2018-04-05 | 富士フイルム株式会社 | 音響波プローブ用樹脂材料、音響レンズ、音響波プローブ、音響波測定装置、超音波診断装置、光音響波測定装置および超音波内視鏡 |
| CN107156959A (zh) * | 2017-06-14 | 2017-09-15 | 李明 | 一种喷涂设备用施工防护罩具 |
| KR102318537B1 (ko) * | 2021-08-20 | 2021-10-28 | 최종용 | 농약살포 작업모 |
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