[go: up one dir, main page]

JPH08102370A - 避難誘導灯システム - Google Patents

避難誘導灯システム

Info

Publication number
JPH08102370A
JPH08102370A JP6238260A JP23826094A JPH08102370A JP H08102370 A JPH08102370 A JP H08102370A JP 6238260 A JP6238260 A JP 6238260A JP 23826094 A JP23826094 A JP 23826094A JP H08102370 A JPH08102370 A JP H08102370A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
evacuation
guidance light
evacuation guidance
dimming
main control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP6238260A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuichi Watanabe
有一 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Lighting and Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Lighting and Technology Corp filed Critical Toshiba Lighting and Technology Corp
Priority to JP6238260A priority Critical patent/JPH08102370A/ja
Publication of JPH08102370A publication Critical patent/JPH08102370A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Discharge-Lamp Control Circuits And Pulse- Feed Circuits (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)
  • Audible And Visible Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 避難誘導灯12の明るさを自然に変化させる。 【構成】 避難誘導灯12は、連続的に調光可能とする。
主制御装置11は、避難誘導灯12に対して、任意の調光状
態に変化させる制御信号を与え、かつ、避難信号の入力
時に全光点灯調光状態に変化させる制御信号を与える。 【効果】 主制御装置11の制御により避難誘導灯12を連
続的に調光制御することにより、避難誘導灯12の明るさ
を自然に変化させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、避難誘導灯を用いた避
難誘導灯システムに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば映画館、劇場などのホール
内には、各出入口や非常口に避難誘導灯を設置してい
る。このようなホールにおいては、避難誘導灯の明るさ
が映画や演劇の演出効果を妨げるため、上映中や上演中
は所定の明るさまで減光して、演出効果の妨げとなるの
を減少させるようにした避難誘導灯システムが知られて
いる。
【0003】この避難誘導灯システムでは、主制御装置
を備え、この主制御装置の1本の伝送線に複数の避難誘
導灯を接続し、主制御装置から伝送する制御信号により
各避難誘導灯を全光点灯および減光点灯させる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
避難誘導灯システムでは、避難誘導灯を全光点灯させる
か減光点灯させるかのいずれかであったため、明るさの
変化が大きく、映画や演劇の演出効果に合致せず、観客
に違和感や不安感を与える問題がある。特に、避難誘導
灯の明るさによる上映中や上演中の演出効果の妨げを解
消するために、上映中や上演中は避難誘導灯を消灯する
ようにした場合に、避難誘導灯が急に消灯したり、急に
全光点灯すれば、観客に違和感や不安感を強く与える。
【0005】また、ホール内の避難誘導灯以外に、ホー
ル外のロビーなどの別の避難誘導灯についても自動制御
しようとした場合、制御を行なう対象の避難誘導灯ごと
に主制御装置および伝送線を必要とする問題がある。
【0006】また、避難誘導灯の表示は出入口や非常口
の位置を固定的に表示しているだけであり、火災発生時
に火災発生場所から遠ざかるように安全な避難方向を表
示するものでない。
【0007】本発明は、このような点に鑑みなされたも
ので、避難誘導灯の明るさを自然に変化でき、また、別
制御の避難誘導灯を一括して制御でき、さらに、避難方
向に表示できる避難誘導灯システムを提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の避難誘導
灯システムは、連続的に調光可能とする避難誘導灯と、
この避難誘導灯に対して、任意の調光状態に変化させる
制御信号を与えるとともに、避難信号の入力時に全光点
灯調光状態に変化させる制御信号を与える主制御装置と
を備えたものである。
【0009】請求項2記載の避難誘導灯システムは、請
求項1記載の避難誘導灯システムにおいて、主制御装置
は、避難誘導灯の設置場所の演出状況に対応して避難誘
導灯の調光状態を演出制御する演出制御手段を備えたも
のである。
【0010】請求項3記載の避難誘導灯システムは、請
求項1または2記載の避難誘導灯システムにおいて、主
制御装置は、避難誘導灯を任意の調光状態に変化させる
までの過程を緩やかにするフェード手段を備えたもので
ある。
【0011】請求項4記載の避難誘導灯システムは、請
求項1ないし3いずれか記載の避難誘導灯システムにお
いて、避難誘導灯は、自己のアドレスを識別して主制御
装置からの制御信号を入力するアドレス識別手段を備
え、主制御装置は、制御信号にアドレスを付与するアド
レス手段を備えたものである。
【0012】請求項5記載の避難誘導灯システムは、請
求項1ないし4いずれか記載の避難誘導灯システムにお
いて、避難誘導灯は、避難方向を表示する避難方向表示
手段を備え、主制御装置は、避難信号の入力時に避難方
向を選択する避難方向選択手段と、避難方向に一致する
前記避難方向表示手段を備えた前記避難誘導灯を選択し
て全光点灯調光させる避難誘導灯選択手段を備えたもの
である。
【0013】請求項6記載の避難誘導灯システムは、請
求項1ないし4いずれか記載の避難誘導灯システムにお
いて、主制御装置は、避難信号の入力時に避難方向を選
択する避難方向選択手段を備え、避難誘導灯は、避難方
向を表示する複数の避難方向表示手段と、前記避難方向
選択手段で選択された避難方向に対応する前記避難方向
表示手段を表示させる避難方向切換手段を備えたもので
ある。
【0014】
【作用】請求項1記載の避難誘導灯システムでは、主制
御装置の制御により避難誘導灯を連続的に調光制御する
ことにより、避難誘導灯の明るさを自然に変化させるこ
とが可能となる。
【0015】請求項2記載の避難誘導灯システムでは、
請求項1記載の避難誘導灯システムの作用に加えて、演
出制御手段により、避難誘導灯の設置場所の演出状況に
対応して、避難誘導灯の調光状態を自動的に演出制御す
ることが可能となる。
【0016】請求項3記載の避難誘導灯システムでは、
請求項1または2記載の避難誘導灯システムの作用に加
えて、フェード手段により、避難誘導灯を任意の調光レ
ベルに変化させるまでの過程を緩やかにするため、避難
誘導灯の明るさを自然に変化ことが可能となる。
【0017】請求項4記載の避難誘導灯システムでは、
請求項1ないし3いずれか記載の避難誘導灯システムの
作用に加えて、避難誘導灯が自己のアドレスを識別して
主制御装置からの制御信号を入力するため、1つの主制
御装置により、複数の避難誘導灯を別々に調光制御可能
となる。
【0018】請求項5記載の避難誘導灯システムでは、
請求項1ないし4いずれか記載の避難誘導灯システムの
作用に加えて、主制御装置に避難信号に入力したとき、
避難方向選択手段により避難方向を選択し、避難誘導灯
選択手段により避難方向に一致する避難方向表示手段を
備えた避難誘導灯を選択して全光点灯調光させるため、
避難方向に適格に誘導可能となる。
【0019】請求項6記載の避難誘導灯システムでは、
請求項1ないし4いずれか記載の避難誘導灯システムの
作用に加えて、主制御装置に避難信号が入力したときに
避難方向選択手段により避難方向を選択し、この主制御
装置からの避難方向の指示を受けた避難誘導灯は、避難
方向切換手段により避難方向に対応する避難方向表示手
段を表示させるため、避難方向に適格に誘導可能とな
る。
【0020】
【実施例】以下、本発明の避難誘導灯システムの一実施
例の構成を図面を参照して説明する。
【0021】図1は避難誘導灯システムの構成図を示
し、主制御装置11と複数の避難誘導灯12とを備え、主制
御装置11には図示しない火災報知装置から火災の発生を
知らせる避難信号が入力されるとともに後述する演出装
置などの各種の外部装置から信号が入力され、各避難誘
導灯12は主制御装置11の信号線13にそれぞれ接続される
とともに電源線14がそれぞれ接続されている。避難誘導
灯12は、器具側面に透光性を有する避難表示板15が装着
され、この避難表示板15が器具内部に配設される後述す
るランプ45の光によって透光照明される。
【0022】そして、この避難誘導灯システムは、例え
ば、映画館や劇場のホールなどに適用され、そのホール
内の各出入口や非常口に各避難誘導灯12がそれぞれ設置
される。
【0023】図2(a) は主制御装置11の構成図を示す。
制御部21を有し、この制御部21には、プログラムやデー
タを記憶する記憶部22、火災報知装置から火災の発生を
知らせる避難信号を入力変換する避難信号入力インター
フェース23、演出装置などの外部装置からの信号を入力
変換する外部入力インターフェース24、制御部21から避
難誘導灯12への伝送を制御する伝送制御インターフェー
ス25、各種操作手段を有する操作部26および動作状況な
どを表示する表示部27がそれぞれ接続されている。
【0024】そして、主制御装置11の制御部21は、以下
の機能手段をプログラムのソフトウエアとして備えてい
る。避難誘導灯12に対して、0〜100%の調光レベル
の間で任意の調光状態に変化させる制御信号を与える手
段。避難誘導灯12に対して、避難信号の入力時に全光点
灯調光状態に変化させる制御信号を与える手段。避難誘
導灯12の設置場所であるホールでの演出状況に対応して
避難誘導灯12の調光状態を演出制御する演出制御手段。
避難誘導灯12を任意の調光状態に変化させるまでの過程
を緩やかにするフェード手段。制御信号に各避難誘導灯
12に設定された固有のアドレスを付与するアドレス手
段。なお、これらの各手段による作用の詳細は後述す
る。
【0025】また、所定の電圧の電源を供給する電源部
28を備え、この電源部28の入力側には停電検知部29によ
って切り換えられるスイッチ30が接続され、このスイッ
チ30の一方の接点に電源線14が接続され、他方の接点に
バッテリ部31が接続されている。バッテリ部31は、ダイ
オード32を介して電源線14に接続されて充電される。そ
して、停電検知部29は、電源線14からの通電を検知し、
通電時にはスイッチ30を電源線14側に切り換え、停電時
にはバッテリ部31側に切り換えて、バッテリ部31の二次
電源を電源部28に供給する。なお、制御部21は、停電検
知部29を通じて停電を検知できる。
【0026】図2(b) は避難誘導灯12の構成図を示す。
制御部41を備え、この制御部41には、プログラムやデー
タを記憶する記憶部42、主制御装置11との伝送を制御す
る伝送制御インターフェース43、主制御装置11から伝送
されてきた制御信号を所定の調光信号に変換する調光信
号変換部44がそれぞれ接続されている。調光信号変換部
44には、ランプ45を点滅させるとともに0〜100%の
調光レベルの間で連続調光可能とする点灯ユニット46が
接続されている。
【0027】そして、制御部41は、自己のアドレスが予
め設定されて記憶部42に記憶されており、信号線13を通
じて信号が伝送された際にアドレスを識別して、自己の
アドレスと識別されれば伝送されてきた制御信号を入力
するアドレス識別手段の機能をプログラムのソフトウエ
アとして有している。
【0028】また、所定の電圧の電源を供給する電源部
47を備え、この電源部47の入力側には停電検知部48によ
って切り換えられるスイッチ49が接続され、このスイッ
チ49の一方の接点に電源線14が接続され、他方の接点に
バッテリ部50が接続されている。バッテリ部50は、ダイ
オード51を介して電源線14に接続されて充電される。そ
して、停電検知部48は、電源線14からの通電を検知し、
通電時にはスイッチ49を電源線14側に切り換え、停電時
にはバッテリ部50側に切り換えて、バッテリ部50の二次
電源を電源部47に供給する。なお、制御部41は、停電検
知部48を通じて停電を検知できる。
【0029】次に、本実施例の作用を説明する。
【0030】例えば映画館において、ホール内の照明を
演出するようになされた図示しない演出装置から主制御
装置11に演出データが送られ、主制御装置11はその演出
データに基づいて各避難誘導灯12の調光を制御する。
【0031】すなわち、主制御装置11は、演出データに
基づいて、調光レベルを決定し、調光信号を含む制御信
号を信号線13に伝送する。各避難誘導灯12では、信号線
13を通じて伝送される制御信号を入力し、その制御信号
に含まれる調光信号を調光信号変換部44で点灯ユニット
46を制御する調光信号に変換し、点灯ユニット46にてラ
ンプ45を調光する。なお、制御信号にはアドレス信号も
含まれるが、この処理については後述する。
【0032】そして、図3は主制御装置11の演出制御手
段の機能による避難誘導灯12の調光制御の一例を示す。
まず、ホールの開館時には、避難誘導灯12を100%の
調光レベルで全光点灯させる。このホールの開館時に
は、ホール内の照明も明るいため、それに合わせて避難
誘導灯12も明るくするように演出する。
【0033】上映の所定時間前になると、ホール内の照
明が徐々におとすように演出され、その演出に合わせる
ように、避難誘導灯12を全光点灯時の40%程度の調光
レベルにまで減光させる。このとき、主制御装置11のフ
ェード手段の機能により、避難誘導灯12を100%から
40%程度の調光レベルに変化させるまでの過程を連続
的かつ緩やかに変化させる。
【0034】上映が開始される時間に合わせて、避難誘
導灯12を0%の調光レベルすなわち消灯させる。このと
きも、避難誘導灯12を40%程度の調光レベルから消灯
させるまでの過程を連続的かつ緩やかに変化させる。そ
して、上映中は、ホール内の照明がほとんど消灯するよ
うに演出されるが、避難誘導灯12も消灯しているため、
ホール内を暗くした演出効果を妨げることがない。
【0035】上映が終了したら、ホール内が徐々に明る
くなるように演出され、その演出に合わせて、避難誘導
灯12を40%程度の調光レベルにまで調光点灯させた
後、ホールが開館となる時間に合わせて避難誘導灯12を
100%の調光レベルに全光点灯させる。このときに
も、避難誘導灯12を消灯から40%程度の調光レベル、
避難誘導灯12を40%程度から100%の調光レベルに
変化させるまでの過程を連続的かつ緩やかに変化させ
る。
【0036】このように、上映前および上映後のホール
内の照明の演出に合わせて、避難誘導灯12の調光レベル
を連続的(段階的)に変化させるので、避難誘導灯12の
明るさを自然に変化でき、観客に違和感や不安感を与え
ることがない。
【0037】しかも、ホール内などの他の照明器具と避
難誘導灯12との組み合わせにより演出照明を行なえ、換
言すれば避難誘導灯12が演出照明の一部を構成できる。
【0038】しかも、主制御装置11のフェード手段の機
能により、避難誘導灯12を任意の調光レベルに変化させ
るまでの過程を緩やかにするため、避難誘導灯12の明る
さを自然に変化でき、観客に違和感や不安感を与えるこ
とがない。
【0039】また、上映前および上映後の避難誘導灯12
が減光調光されているときや、上映中の避難誘導灯12が
消灯されているときに、主制御装置11に火災報知装置か
ら避難信号が入力されれば、主制御装置11は直ちに避難
誘導灯12を100%の調光レベルに全光点灯させ、観客
に対して出入口や非常口の場所を明確にできる。
【0040】次に、主制御装置11により、ホール内の避
難誘導灯12以外に、ホール外のロビーなどの別の避難誘
導灯12についても自動制御する場合のアドレス処理につ
いて説明する。
【0041】主制御装置11は、アドレス手段の機能によ
り、ホール内の避難誘導灯12に与える制御信号にはその
避難誘導灯12に対応したアドレスを付与し、ロビーなど
の別のする避難誘導灯12に与える制御信号にはその避難
誘導灯12に対応したアドレスを付与する。
【0042】例えば、図4(a) に示すように、1つの制
御信号は、スタート信号、アドレス信号、調光データ信
号、BOC信号、エンド信号からなり、このような制御
信号を各避難誘導灯12に対して間欠的に順次伝送する。
また、図4(b) に示すように、制御信号を、スタート信
号、調光データ1信号、調光データ2信号……調光デー
タn信号、エンド信号とする。調光データの番号がアド
レスであり、調光データnはnアドレスの避難誘導灯12
に対応する。
【0043】そして、各避難誘導灯12は、アドレス識別
手段の機能により、主制御装置11から伝送される制御信
号を受けて、制御信号のアドレスと自己アドレスとを比
較し、一致したアドレスの制御信号を入力し、調光制御
する。
【0044】そのため、1つの主制御装置11により、ホ
ール内の避難誘導灯12とロビーなどの別の避難誘導灯12
とを別々に調光制御できる。
【0045】なお、アドレスは、各避難誘導灯12ごとに
固有のアドレスを設定してもよいし、複数の避難誘導灯
12を1グループとしてそのグループ単位にアドレスを設
定してもよい。
【0046】次に、避難方向が複数ある場合に、火災発
生時に火災発生場所から遠ざかる避難方向を誘導する誘
導方法の一例を説明する。
【0047】図5に示すように、避難誘導灯12には、避
難方向を表示する避難方向表示手段としての矢印61が描
かれた避難表示板15を用いる。このような避難誘導灯12
を、複数の避難方向に対応した通路などにそれぞれ設置
する。
【0048】そして、主制御装置11は、火災発生時に火
災報知装置から避難信号が入力された際、避難方向選択
手段の機能により、避難信号に含まれる火災発生場所な
どのデータから、火災発生場所から遠ざかる避難方向を
選択し、さらに、避難誘導灯選択手段の機能により、選
択された避難方向に一致する矢印61を備えた避難誘導灯
12を選択するとともに、火災発生場所の方向に一致する
矢印61を備えた避難誘導灯12を選択する。
【0049】このようして、主制御装置11は、避難方向
に対応して選択された避難誘導灯12に対して100%の
調光レベルの制御信号を伝送し、火災発生場所の方向に
対応して選択された避難誘導灯12に対して0%の調光レ
ベルの制御信号を伝送する。そのため、遊動方向に対応
して選択された避難誘導灯12が全光点灯し、火災発生場
所の方向に対応して選択された避難誘導灯12が消灯し、
全光点灯する避難誘導灯12の矢印61にて、火災発生場所
から遠ざかる避難方向を表示して安全に誘導できる。
【0050】次に、避難方向が複数ある場合に、火災発
生時に火災発生場所から遠ざかる避難方向を誘導する誘
導方法の他の例を説明する。
【0051】図6に示すように、避難誘導灯12は、反対
方向の避難方向を示す避難方向表示手段としての矢印61
a ,61b を選択的に表示可能とする避難表示板15を用い
る。さらに、図7に示すように、矢印61a ,61b の一方
または両方を選択的に表示および非表示とする避難方向
切換手段としての切換部62を備える。このような避難誘
導灯12を、例えばT字形の通路の2方向の避難方向の間
に設置する。
【0052】なお、各矢印61a ,61b の表示、非表示
は、各矢印61a ,61b の裏側にそれぞれ設置した照明手
段のランプを点灯、消灯としたり、各矢印61a ,61b の
裏側にそれぞれ設置したシャッタ機構で開放による透
光、遮蔽による遮光としたり、各矢印61a ,61b を液晶
で構成して液晶表示、無表示としたり、各矢印61a ,61
bをLEDで構成して発光、非発光とすることにより行
なう。
【0053】そして、主制御装置11は、火災発生時に火
災報知装置から避難信号が入力された際、避難方向選択
手段の機能により、避難信号に含まれる火災発生場所な
どのデータから、火災発生場所から遠ざかる避難方向を
選択し、その選択された避難方向の信号を含む制御信号
を避難誘導灯12に伝送する。
【0054】そのため、避難誘導灯12は、主制御装置11
から伝送される避難方向を含む制御信号を受けて、切換
部62により、矢印61a ,61b のうちの避難方向に対応す
る一方を表示させるとともに、避難方向とは反対の他方
を非表示とするように切り換え、火災発生場所から遠ざ
かる避難方向を表示して安全に誘導できる。
【0055】なお、前記各実施例では、調光レベルを演
算する調光演算部の機能を主制御装置11が備え、この調
光データを伝送して各避難誘導灯12でデータ変換により
調光するようにしているが、避難誘導灯12に調光演算部
の機能を備えさせることにより、主制御装置11からは演
出場面ごとにきっかけとなる信号を送信するようにして
もよい。
【0056】
【発明の効果】請求項1記載の避難誘導灯システムによ
れば、主制御装置の制御により避難誘導灯を連続的に調
光制御することにより、避難誘導灯の明るさを自然に変
化させることができる。
【0057】請求項2記載の避難誘導灯システムによれ
ば、請求項1記載の避難誘導灯システムの効果に加え
て、演出制御手段により、避難誘導灯の設置場所の演出
状況に対応して、避難誘導灯の調光状態を自動的に演出
制御することができる。
【0058】請求項3記載の避難誘導灯システムによれ
ば、請求項1または2記載の避難誘導灯システムの効果
に加えて、フェード手段により、避難誘導灯を任意の調
光レベルに変化させるまでの過程を緩やかにするため、
避難誘導灯の明るさを自然に変化ことができる。
【0059】請求項4記載の避難誘導灯システムによれ
ば、請求項1ないし3いずれか記載の避難誘導灯システ
ムの効果に加えて、避難誘導灯が自己のアドレスを識別
して主制御装置からの制御信号を入力するため、1つの
主制御装置により、複数の避難誘導灯を別々に調光制御
できる。
【0060】請求項5記載の避難誘導灯システムによれ
ば、請求項1ないし4いずれか記載の避難誘導灯システ
ムの効果に加えて、主制御装置に避難信号に入力したと
き、避難方向選択手段により避難方向を選択し、避難誘
導灯選択手段により避難方向に一致する避難方向表示手
段を備えた避難誘導灯を選択して全光点灯調光させるた
め、避難方向に適格に誘導できる。
【0061】請求項6記載の避難誘導灯システムによれ
ば、請求項1ないし4いずれか記載の避難誘導灯システ
ムの効果に加えて、主制御装置に避難信号が入力したと
きに避難方向選択手段により避難方向を選択し、この主
制御装置からの避難方向の指示を受けた避難誘導灯は、
避難方向切換手段により避難方向に対応する避難方向表
示手段を表示させるため、避難方向に適格に誘導でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の避難誘導灯システムの一実施例を示す
構成図である。
【図2】同上実施例の避難誘導灯システムの図であり、
(a) は主制御装置の構成図、(b) は避難誘導灯の構成図
である。
【図3】同上実施例の避難誘導灯システムによる避難誘
導灯の調光制御の一例を説明する説明図である。
【図4】同上実施例の避難誘導灯システムにおける制御
信号を説明する図であり、(a)はアドレス信号を含む制
御信号の一例を説明する説明図、(b) はアドレス信号を
含む制御信号の他の例を説明する説明図である。
【図5】本発明の他の実施例を示す避難方向表示手段の
正面図である。
【図6】本発明のさらに他の実施例を示す避難方向表示
手段の正面図である。
【図7】同上実施例の避難誘導灯の構成図である。
【符号の説明】
11 主制御装置(演出制御手段、フェード手段、アド
レス手段、避難方向選択手段、避難誘導灯選択手段) 12 避難誘導灯(アドレス識別手段) 61,61a ,61b 避難方向表示手段としての矢印 62 避難方向切換手段としての切換部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G08B 5/00 D H05B 41/39 6908−3K

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 連続的に調光可能とする避難誘導灯と、 この避難誘導灯に対して、任意の調光状態に変化させる
    制御信号を与えるとともに、避難信号の入力時に全光点
    灯調光状態に変化させる制御信号を与える主制御装置と
    を備えたことを特徴とする避難誘導灯システム。
  2. 【請求項2】 主制御装置は、避難誘導灯の設置場所の
    演出状況に対応して避難誘導灯の調光状態を演出制御す
    る演出制御手段を備えたことを特徴とする請求項1記載
    の避難誘導灯システム。
  3. 【請求項3】 主制御装置は、避難誘導灯を任意の調光
    状態に変化させるまでの過程を緩やかにするフェード手
    段を備えたことを特徴とする請求項1または2記載の避
    難誘導灯システム。
  4. 【請求項4】 避難誘導灯は、自己のアドレスを識別し
    て主制御装置からの制御信号を入力するアドレス識別手
    段を備え、 主制御装置は、制御信号にアドレスを付与するアドレス
    手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし3いずれ
    か記載の避難誘導灯システム。
  5. 【請求項5】 避難誘導灯は、避難方向を表示する避難
    方向表示手段を備え、 主制御装置は、避難信号の入力時に避難方向を選択する
    避難方向選択手段と、避難方向に一致する前記避難方向
    表示手段を備えた前記避難誘導灯を選択して全光点灯調
    光させる避難誘導灯選択手段を備えたことを特徴とする
    請求項1ないし4いずれか記載の避難誘導灯システム。
  6. 【請求項6】 主制御装置は、避難信号の入力時に避難
    方向を選択する避難方向選択手段を備え、 避難誘導灯は、避難方向を表示する複数の避難方向表示
    手段と、前記避難方向選択手段で選択された避難方向に
    対応する前記避難方向表示手段を表示させる避難方向切
    換手段を備えたことを特徴とする請求項1ないし4いず
    れか記載の避難誘導灯システム。
JP6238260A 1994-09-30 1994-09-30 避難誘導灯システム Pending JPH08102370A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238260A JPH08102370A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 避難誘導灯システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6238260A JPH08102370A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 避難誘導灯システム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH08102370A true JPH08102370A (ja) 1996-04-16

Family

ID=17027542

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6238260A Pending JPH08102370A (ja) 1994-09-30 1994-09-30 避難誘導灯システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH08102370A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005026015A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯
JP2006014513A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Matsushita Electric Works Ltd 防災照明点検システム
JP2008257320A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Shimizu Corp 誘導灯装置
JP2009259458A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Stanley Electric Co Ltd 非常時用照明装置およびその設置方法および非常時用照明システム
JP2010067264A (ja) * 2008-07-22 2010-03-25 Ge Investment Co Ltd 非常口インジケータ及び非常口指示システム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005026015A (ja) * 2003-06-30 2005-01-27 Matsushita Electric Works Ltd 誘導灯
JP2006014513A (ja) * 2004-06-25 2006-01-12 Matsushita Electric Works Ltd 防災照明点検システム
JP2008257320A (ja) * 2007-04-02 2008-10-23 Shimizu Corp 誘導灯装置
JP2009259458A (ja) * 2008-04-14 2009-11-05 Stanley Electric Co Ltd 非常時用照明装置およびその設置方法および非常時用照明システム
JP2010067264A (ja) * 2008-07-22 2010-03-25 Ge Investment Co Ltd 非常口インジケータ及び非常口指示システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5677603A (en) Lighting system for an aircraft cabin
US7321385B2 (en) Surgical lighting control and video system
US6459938B1 (en) Remote supervisory control system
US9525306B1 (en) Automatic emergency lighting load control
JPH08102370A (ja) 避難誘導灯システム
JPH07263151A (ja) 照明制御装置
JP2001167891A (ja) 調光システム
JP2002253688A (ja) 避難誘導システム
KR100192706B1 (ko) 조명 제어 시스템
JPH0689783A (ja) 照明器具
JP2017084815A (ja) 監視端末器及びこの監視端末器を用いた照明制御システム
JPH1012010A (ja) ディスプレイ用照明装置
JP2687571B2 (ja) 照明制御方法
JP3728821B2 (ja) 負荷制御システム
JP4295364B2 (ja) 客席用表示システム
JP2600294Y2 (ja) 照明装置
JP2023004596A (ja) 点灯制御装置、及び、点灯制御プログラム
JPH02139894A (ja) 監視制御室の照明装置
KR200343599Y1 (ko) 중앙음향영상제어시스템
JPH05217679A (ja) 照明制御装置
JPH08288072A (ja) 照明システム
JPH0676957A (ja) 照明制御装置
JPH06196272A (ja) 誘導灯装置
JPH11233269A (ja) 照明装置
JPH07153578A (ja) 照明装置