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JPH0799888B2 - ガス絶縁開閉装置の絶縁スペーサ - Google Patents

ガス絶縁開閉装置の絶縁スペーサ

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Publication number
JPH0799888B2
JPH0799888B2 JP63311053A JP31105388A JPH0799888B2 JP H0799888 B2 JPH0799888 B2 JP H0799888B2 JP 63311053 A JP63311053 A JP 63311053A JP 31105388 A JP31105388 A JP 31105388A JP H0799888 B2 JPH0799888 B2 JP H0799888B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold layer
resin mold
metal flange
resin
gas
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP63311053A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH02159909A (ja
Inventor
茂 井沢
優 磯崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Electric Co Ltd
Original Assignee
Fuji Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Electric Co Ltd filed Critical Fuji Electric Co Ltd
Priority to JP63311053A priority Critical patent/JPH0799888B2/ja
Publication of JPH02159909A publication Critical patent/JPH02159909A/ja
Publication of JPH0799888B2 publication Critical patent/JPH0799888B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

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Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
    • H02G5/00Installations of bus-bars
    • H02G5/06Totally-enclosed installations, e.g. in metal casings
    • H02G5/066Devices for maintaining distance between conductor and enclosure
    • H02G5/068Devices for maintaining distance between conductor and enclosure being part of the junction between two enclosures

Landscapes

  • Gas-Insulated Switchgears (AREA)
  • Arc-Extinguishing Devices That Are Switches (AREA)
  • Installation Of Bus-Bars (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はガス絶縁開閉装置等におけるガス区分および
導体支持に使用される絶縁スペーサに関する。
〔従来の技術〕
第4図はガス絶縁開閉装置(以下GISと略称する)の一
般的構造を示す要部の一部破砕断面図である。図におい
て、31A,31B,31CはGISの接地金属容器であり、例えば金
属容器31Aおよび31Bが絶縁スペーサ1を挟んで気密にフ
ランジ結合されることにより、絶縁スペーサ1によって
画成されたガス区分室39Aおよび39Bが形成される。絶縁
スペーサ1は、第5A図にその平面図を,第5B図にA−A
方向の断面図を示すように、締付ボルトの貫通孔4Bを有
する内周面が円形の金属フランジ4と埋込導体3とがエ
ポキシ系注型樹脂組成物の硬化物からなる樹脂モールド
層2によって一体化されたものからなり、樹脂モールド
層2の外周部に形成されたOリング溝2Bに装着されたO
リングによって機密が保持されるとともに、埋込導体3
に導電結合された例えば大電流導体32を含む開閉装置の
充電部を接地金属容器31A,31B,31C等31に対して絶縁支
持する。
また、大電流導体32は例えば接地開閉器の固定接触子部
33Aを持ち、これに対向する金属容器33A側に設けられた
可動接触子ホルダー部33Cに案内された可動接触子33Cが
固定接触子に導電結合することにより、金属容器の外部
から充電部の接地操作が行われる。したがって、絶縁ス
ペーサ1は高電圧充電部を所定位置に位置決めして絶縁
支持するとともに、接地開閉器の開閉に伴なって生ずる
機械力や大電流導体作用する電磁機械力などに耐えて位
置決め機能を保持することが求められる。このため、金
属フランジ4の内周面にはその円周に沿ってコ字状の凹
溝4Aがあらかじめ形成され、注型作業時に液状の注型樹
脂がコ字状の凹溝4Aを埋めて硬化することにより、埋込
導体3が一体化された樹脂モールド層2の外周部を金属
フランジ4が強固に支承して収納機器を所定位置に位置
決めした状態で絶縁支持することができる。
〔発明が解決しようとする課題〕
従来の絶縁スペーサにおいて、樹脂モールド層2はその
加熱硬化時に樹脂が硬化収縮するので、埋込導体3は硬
化収縮によって生ずるたが応力によって緊縛され、両者
の界面に気密性を保持して強固に一体化されるが、金属
フランジ4の内周面との間にはその接着面を剥離する方
向の応力が発生する。そこで、一般には金属フランジ4
の内周面にあらかじめ離型剤を塗布するなどして局部的
な接着を避け、樹脂モールド層に内部応力が残らない処
置が施される。したがって、樹脂モールド層2と金属フ
ランジ4との間には微細な隙間が存在し、樹脂モールド
層と金属フランジの熱膨張差を吸収し、樹脂モールド層
に生ずる熱応力を緩和する。しかしながら、この隙間は
樹脂モールド層の周方向への回転を可能にするので、埋
込導体を介して連結される大電流導体の周方向位置を規
制する位置決め機能が得られないという問題が生じこの
ような問題を排除する手段として、金属フランジ4を貫
通する注型樹脂の注入口に向けて樹脂モールド層から突
出した突起部2Aを金属フランジ4に対する樹脂モールド
層の廻り止めに利用したものが知られている。しかしな
がら、周方向に1個所しかない突起部を利用したのでは
樹脂モールド層の回動を抑さえるには不充分であり、か
つ組立作業時に加わる外力や、組立後大電流導体に加わ
る機械力によって突起部2Aが切損することが間々あって
回り止め機能が低下するとともに、突起部2Aが根元から
取れてしまった場合には回り止め機能が失われてしまう
という事態が生じ、フランジ4と埋込導体3との間の周
方向の位置関係が不確実になるという問題がある。
この発明の目的は、金属フランジと樹脂モールド層との
間に熱応力を生じさせることなく、相互の周方向の相対
位置を安定して保持できる廻り止め手段を得ることにあ
る。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題を解決するために、この発明によれば、内周面
に沿ってコ字状の凹溝を有する金属フランジと埋込導体
とがエポキシ系注型樹脂組成物によって一体樹脂モール
ドされてなり、前記金属フランジを含む樹脂モールド層
の外周部がガス絶縁開閉装置の互いに隣接する接地金属
容器のフランジ間に気密に挟持されてガス区分室を形成
するとともに、前記埋込導体に連結された開閉機器の充
電部を絶縁支持するものにおいて、前記コ字状の凹溝の
周方向ニ複数個所形成されたくぼみと、このくぼみを埋
めるよう樹脂モールド層に形成された突起部とからな
り,前記金属フランジに対して離型されて隙間を有する
樹脂モールド層の廻り止め部を有するものとする。
〔作用〕
上記手段において、金属フランジのコ字状の凹溝内に離
型剤を塗布処理して周方向に分布して複数個のくぼみを
あらかじめ形成しておき、注型時にこのくぼみを注型樹
脂が埋めて加熱硬化後の樹脂モールド層に前記くぼみに
係合する突起部が形成することにより、くぼみと突起部
とからなり廻り止め部が形成され、樹脂モールド層と金
属フランジとの間に熱応力の発生を回避する隙間を残し
て樹脂モールド層の回転を阻止する廻り止め機能を得る
ことができる。
〔実施例〕
以下この発明を実施例に基づいて説明する。
第1A図および第1B図はこの発明の実施例を示す絶縁スペ
ーサの平面図および側断面図、第2図はその要部の拡大
断面図であり、従来技術と同じ部分には同一参照符号を
用いることにより詳細な説明を省略する。図において、
20A,20B,20Cは廻り止め部であり、金属フランジ14のコ
字状の凹溝14Aの底部に周方向に分布して3個所形成さ
れた半月形のくぼみ21と、エポキシ形注型樹脂を注型,
加熱硬化することによって樹脂モールド層12の外周部に
くぼみ21に相応して半月形に形成された突起部22とで構
成される。
このように構成された実施例絶縁スペーサは、金属フラ
ンジ14の凹溝部に離型剤処理をしてあるので樹脂モール
ド層12の硬化収縮によって突起部22を含む樹脂モールド
層12の外周面と金属フランジ14との間にギャップ長gな
る隙間を生じ、埋込導体3とこれに接続された大電流導
体等に電流が流れることによる温度上昇によって樹脂モ
ールド層12が熱膨張した場合、金属フランジ14との熱膨
張差をギャップ長gが吸収して熱応力の発生を回避す
る。一方、絶縁スペーサが第4図について既に説明した
ように接地金属容器31A,31Bのフランジ間に気密に挟持
され、埋込導体3に大電流導体32等が接続された場合、
フランジ間隔は金属フランジ14の幅Wが樹脂モールド層
12の厚みより僅かに大きく形成されることによって保持
され、樹脂モールド層12はOリング2Bを介して接地金属
容器のフランジ面に気密に接触する状態となるために、
金属フランジ14に対して樹脂モールド層12はOリングの
シール面を滑り面として回動可能になるが、廻り止め部
20のくぼみ21とこれに係合する突起部22とによって回動
がギャップ長gの範囲内に抑制される。したがって、埋
込導体3を介して樹脂モールド層12に連結される大電流
導体の回動が抑制される。
第3図はこの発明の異なる実施例の要部を示す一部破砕
断面図であり、樹脂モールド層をその外周面側から見た
状態を示したものである。図において、突起部22A,22B
は樹脂モールド層12の幅w1なるコ字状の凹溝に嵌合する
部分に幅w1の側方に凸な半月状に形成され、金属フラン
ジ14の凹溝14Aの側壁側に突起部22A,22Bに相応する図示
しないくぼみが形成されることにより、廻り止め部が構
成される。廻り止め部をこのように構成した場合、幅w1
が樹脂モールド層12の直径に比べて小さいので、硬化収
縮によって生ずるギャップ長gを前述の実施例のそれに
比べて小さくできるので、より精度のよい廻り止め機能
を得ることができる。
〔発明の効果〕
この発明は前述のように、金属フランジのコ字状の凹溝
内にあらかじめ形成されたくぼみと、これに対応する樹
脂モールド層側に注型によって形成され、金属フランジ
に対して離型された突起部とからなる廻り止め部を周方
向に分布して複数個所設けるよう構成した。その結果、
金属フランジに対する樹脂モールド層の回動範囲を樹脂
モールド層が硬化収縮することによって金属フランジと
の間に生じたギャップ長の範囲に抑制することが可能に
なるので、注型樹脂の注入口に残る突起を廻り止め手段
として利用する従来方式に比べて金属フランジに対する
樹脂モールド層の相対位置を精度よく,かつ安定して保
持することが可能となり、樹脂モールド層に埋込導体を
介して連結支持される開閉機器の位置,ことに周方向位
置を精度よく保持できる絶縁スペーサを備えたガス絶縁
開閉装置を提供することができる。また金属フランジに
対する樹脂モールド層の位置精度が向上することによ
り、GISの組立作業にあたって金属フランジが接地金属
容器に固定された絶縁スペーサを衝に大電流導体や接地
開閉器を含む収納機器の位置決めを行うことが可能とな
り、GISの組立寸法精度の向上および組立作業の省力
化,省時間化に貢献できる利点が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1A図および第1B図はこの発明の実施例を示す絶縁スペ
ーサの平面図およびその側断面図、第2図は実施例にお
ける要部の拡大断面図、第3図はこの発明の異なる実施
例を示す要部の一部破砕断面図、第4図はガス絶縁開閉
装置の一般的構造を示す要部の側断面図、第5A図および
第5B図は従来の絶縁スペーサを示す平面図およびA−A
方向の断面図である。 1……絶縁スペーサ、2,12……樹脂モールド層、3……
埋込導体、4,14……金属フランジ、4A,14A……コ字状の
凹溝、20,20A,20B,20C……廻り止め部、21……くぼみ、
22,22A,22B……突起部、31A,31B,31C……接地金属容
器、32……充電部(大電流導体)、39A,39B……ガス区
分室、w……金属フランジの幅、w1……凹溝の幅、g…
…ギャップ長。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】内周面に沿ってコ字状の凹溝を有する金属
    フランジと埋込導体とがエポキシ系注型樹脂組成物によ
    って一体樹脂モールドされてなり、前記金属フランジを
    含む樹脂モールド層の外周部がガス絶縁開閉装置の互い
    に隣接する接地金属容器のフランジ間に気密に挟持され
    てガス区分室を形成するとともに、前記埋込導体に連結
    された開閉機器の充電部を絶縁支持するものにおいて、
    前記コ字状の凹溝の周方向に複数個所形成されたくぼみ
    と、このくぼみを埋めるよう樹脂モールド層に形成され
    た突起部とからなり、前記金属フランジに対して離型さ
    れて隙間を有する樹脂モールド層の廻り止め部を設けた
    ことを特徴とするガス絶縁開閉装置の絶縁スペーサ。
JP63311053A 1988-12-09 1988-12-09 ガス絶縁開閉装置の絶縁スペーサ Expired - Fee Related JPH0799888B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10240354A1 (de) * 2002-08-28 2004-03-11 Siemens Ag Scheibenisolator mit einer symmetrischen Außenkontur
JP4850542B2 (ja) * 2006-03-10 2012-01-11 浜松ホトニクス株式会社 電子銃、エネルギー線発生装置、電子線発生装置、及びx線発生装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS58174929U (ja) * 1982-05-17 1983-11-22 株式会社東芝 絶縁スペ−サ

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