JPH0799630B2 - スタティック型半導体記憶装置 - Google Patents
スタティック型半導体記憶装置Info
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- JPH0799630B2 JPH0799630B2 JP2238891A JP23889190A JPH0799630B2 JP H0799630 B2 JPH0799630 B2 JP H0799630B2 JP 2238891 A JP2238891 A JP 2238891A JP 23889190 A JP23889190 A JP 23889190A JP H0799630 B2 JPH0799630 B2 JP H0799630B2
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- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 title claims description 10
- 238000013500 data storage Methods 0.000 claims description 10
- 230000000295 complement effect Effects 0.000 claims description 6
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- 239000010409 thin film Substances 0.000 claims description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 5
- YQYRYHNCVCFNHU-UHFFFAOYSA-N 1-ethyl-4-phenyl-3,6-dihydro-2h-pyridine Chemical compound C1N(CC)CCC(C=2C=CC=CC=2)=C1 YQYRYHNCVCFNHU-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 208000000044 Amnesia Diseases 0.000 description 1
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- 231100000863 loss of memory Toxicity 0.000 description 1
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11C—STATIC STORES
- G11C11/00—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor
- G11C11/21—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements
- G11C11/34—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices
- G11C11/40—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors
- G11C11/41—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger
- G11C11/412—Digital stores characterised by the use of particular electric or magnetic storage elements; Storage elements therefor using electric elements using semiconductor devices using transistors forming static cells with positive feedback, i.e. cells not needing refreshing or charge regeneration, e.g. bistable multivibrator or Schmitt trigger using field-effect transistors only
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
- Computer Hardware Design (AREA)
- Static Random-Access Memory (AREA)
- Semiconductor Memories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、スタティック型半導体記憶装置に係り、特に
宇宙空間や原子炉内などのように高エネルギー粒子が照
射され、ソフトエラー耐性上過酷な環境で使用される記
憶装置に関する。
宇宙空間や原子炉内などのように高エネルギー粒子が照
射され、ソフトエラー耐性上過酷な環境で使用される記
憶装置に関する。
(従来の技術) ソフトエラー耐性上過酷な環境で使用されるスタティッ
ク型ランダムアクセスメモリ(SRAM)において、ソフト
エラー耐性を向上させるために、従来は第6図に示すよ
うな回路構成のメモリセルが用いられている。
ク型ランダムアクセスメモリ(SRAM)において、ソフト
エラー耐性を向上させるために、従来は第6図に示すよ
うな回路構成のメモリセルが用いられている。
即ち、第6図に示すSRAMセルは、それぞれVcc電源と接
地電位Vssとの間に接続された第1のインバータIV1と第
2のインバータIV2とが交差接続されて形成されたフリ
ップフロップ回路FFと、上記2個のインバータの交差接
続部(帰還接続部)にそれぞれ挿入された抵抗素子R
と、上記フリップフロップ回路FFの相補的な2つのデー
タ記憶ノードとメモリセルアレイの相補的な一対のビッ
ト線(BL、▲▼)との間にそれぞれ対応して接続さ
れた転送ゲート用のNチャネルトランジスタT1およびT2
とからなる。この転送ゲート用トランジスタT1およびT2
の各ゲートは、メモリセルアレイのワード線WLに接続さ
れている。上記第1のインバータIV1は、高抵抗負荷素
子用の絶縁ゲート型(MOS型)のPチャネルトランジス
タP1と駆動用のMOS型NチャネルトランジスタN1とが直
列接続されると共にゲート相互が接続されてなり、同様
に、上記第2のインバータIV2は、高抵抗負荷素子用の
PチャネルトランジスタP2および駆動用のNチャネルト
ランジスタN2が直列接続されると共にゲート相互が接続
されてなる。なお、上記高抵抗負荷素子用のPチャネル
トランジスタP1、P2として薄膜トランジスタ(Thin Fil
m Transistor;TFT)が用いられることもある。
地電位Vssとの間に接続された第1のインバータIV1と第
2のインバータIV2とが交差接続されて形成されたフリ
ップフロップ回路FFと、上記2個のインバータの交差接
続部(帰還接続部)にそれぞれ挿入された抵抗素子R
と、上記フリップフロップ回路FFの相補的な2つのデー
タ記憶ノードとメモリセルアレイの相補的な一対のビッ
ト線(BL、▲▼)との間にそれぞれ対応して接続さ
れた転送ゲート用のNチャネルトランジスタT1およびT2
とからなる。この転送ゲート用トランジスタT1およびT2
の各ゲートは、メモリセルアレイのワード線WLに接続さ
れている。上記第1のインバータIV1は、高抵抗負荷素
子用の絶縁ゲート型(MOS型)のPチャネルトランジス
タP1と駆動用のMOS型NチャネルトランジスタN1とが直
列接続されると共にゲート相互が接続されてなり、同様
に、上記第2のインバータIV2は、高抵抗負荷素子用の
PチャネルトランジスタP2および駆動用のNチャネルト
ランジスタN2が直列接続されると共にゲート相互が接続
されてなる。なお、上記高抵抗負荷素子用のPチャネル
トランジスタP1、P2として薄膜トランジスタ(Thin Fil
m Transistor;TFT)が用いられることもある。
上記したSRAMセルにおいて、データ記憶状態の時に、一
方のインバータ(例えば第1のインバータIV1)のトラ
ンジスタP1、N1のドレイン空乏層に高エネルギー粒子が
照射されたとすると、トランジスタP1、N1のドレインの
電荷が消失する。しかし、他方のインバータ(第2のイ
ンバータIV2)のトランジスタP2、N2のゲート部分の電
荷はそれに接続されている抵抗素子Rを通して放電され
るので、急激には放電されず、記憶データが反転するま
でにかかる時間が長くなる。しかし、この放電の間に、
上記トランジスタP2、N2のドレインはデータ記憶状態を
保持して前記第1のインバータIV1のトランジスタP1、N
1のゲートを正常な電位に保持するので、トランジスタP
1、N1のドレインはVcc電源からの充電電流により電荷を
回復し、データ記憶状態を保持し続けることが可能にな
り、ソフトエラー耐性が向上する。
方のインバータ(例えば第1のインバータIV1)のトラ
ンジスタP1、N1のドレイン空乏層に高エネルギー粒子が
照射されたとすると、トランジスタP1、N1のドレインの
電荷が消失する。しかし、他方のインバータ(第2のイ
ンバータIV2)のトランジスタP2、N2のゲート部分の電
荷はそれに接続されている抵抗素子Rを通して放電され
るので、急激には放電されず、記憶データが反転するま
でにかかる時間が長くなる。しかし、この放電の間に、
上記トランジスタP2、N2のドレインはデータ記憶状態を
保持して前記第1のインバータIV1のトランジスタP1、N
1のゲートを正常な電位に保持するので、トランジスタP
1、N1のドレインはVcc電源からの充電電流により電荷を
回復し、データ記憶状態を保持し続けることが可能にな
り、ソフトエラー耐性が向上する。
しかし、ソフトエラー耐性の一層の向上を図るため、抵
抗素子Rの値を大きくすると、書込みサイクル時間が長
くなり、高速のSRAMを実現することが困難になる。
抗素子Rの値を大きくすると、書込みサイクル時間が長
くなり、高速のSRAMを実現することが困難になる。
(発明が解決しようとする課題) 上記したような従来のSRAMセルは、ソフトエラー耐性の
一層の向上を図るため、2個のインバータの交差接続用
の抵抗素子の値を大きくすると、書込みサイクル時間が
長くなり、高速のSRAMを実現することが困難になるとい
う問題がある。
一層の向上を図るため、2個のインバータの交差接続用
の抵抗素子の値を大きくすると、書込みサイクル時間が
長くなり、高速のSRAMを実現することが困難になるとい
う問題がある。
本発明は、上記問題点を解決すべくなされたもので、そ
の目的は、ソフトエラー耐性を一層向上でき、しかも、
書込みサイクル時間を短縮できる高速のスタティック型
半導体記憶装置を提供することにある。
の目的は、ソフトエラー耐性を一層向上でき、しかも、
書込みサイクル時間を短縮できる高速のスタティック型
半導体記憶装置を提供することにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 本発明のスタティック型半導体記憶装置は、2個のイン
バータがそれぞれ可変抵抗素子を介して交差接続されて
形成されたフリップフロップ回路およびこのフリップフ
ロップ回路の相補的な一対のデータ記憶ノードにそれぞ
れ対応して各一端側が接続された一対の転送ゲート用ト
ランジスタからなるスタティック型メモリセルが行列状
に配置されたメモリセルアレイと、上記メモリセルアレ
イにおける書込みサイクル時と読み出しサイクル時とで
互いにレベルが異なる制御信号が与えられる制御線と、
上記メモリセルアレイに設けられ、上記一対の転送ゲー
ト用トランジスタの各他端側にそれぞれ接続されるビッ
ト線およびこの一対の転送ゲート用トランジスタの各ゲ
ートに共通に接続されるワード線と、上記メモリセルア
レイに設けられ、上記ワード線と上記制御線の信号が供
給され、上記ワード線の信号の活性時でかつ上記制御線
の信号のレベルが書込みサイクル時に対応したレベルで
ある時には上記可変抵抗素子に対してその抵抗値が小さ
くなる制御信号を供給し、上記ワード線の信号が非活性
時もしくは上記制御線の信号のレベルが読み出しサイク
ル時に対応したレベルである時には上記可変抵抗素子に
対してその抵抗値が大きくなる制御信号を供給する制御
手段とを具備したことを特徴とする。
バータがそれぞれ可変抵抗素子を介して交差接続されて
形成されたフリップフロップ回路およびこのフリップフ
ロップ回路の相補的な一対のデータ記憶ノードにそれぞ
れ対応して各一端側が接続された一対の転送ゲート用ト
ランジスタからなるスタティック型メモリセルが行列状
に配置されたメモリセルアレイと、上記メモリセルアレ
イにおける書込みサイクル時と読み出しサイクル時とで
互いにレベルが異なる制御信号が与えられる制御線と、
上記メモリセルアレイに設けられ、上記一対の転送ゲー
ト用トランジスタの各他端側にそれぞれ接続されるビッ
ト線およびこの一対の転送ゲート用トランジスタの各ゲ
ートに共通に接続されるワード線と、上記メモリセルア
レイに設けられ、上記ワード線と上記制御線の信号が供
給され、上記ワード線の信号の活性時でかつ上記制御線
の信号のレベルが書込みサイクル時に対応したレベルで
ある時には上記可変抵抗素子に対してその抵抗値が小さ
くなる制御信号を供給し、上記ワード線の信号が非活性
時もしくは上記制御線の信号のレベルが読み出しサイク
ル時に対応したレベルである時には上記可変抵抗素子に
対してその抵抗値が大きくなる制御信号を供給する制御
手段とを具備したことを特徴とする。
(作用) メモリセルの可変抵抗素子は、メモリセルの非選択時に
は抵抗値が小さくなるように制御されるので、メモリセ
ルに高エネルギー粒子が照射された場合でも、記憶デー
タが反転するまでにかかる時間が長くなる(換言すれ
ば、データ記憶状態を保持し続けることが可能になる)
ので、ソフトエラー耐性が向上する。
は抵抗値が小さくなるように制御されるので、メモリセ
ルに高エネルギー粒子が照射された場合でも、記憶デー
タが反転するまでにかかる時間が長くなる(換言すれ
ば、データ記憶状態を保持し続けることが可能になる)
ので、ソフトエラー耐性が向上する。
これに対して、書込みサイクル時における選択メモリセ
ルに対しては前記可変抵抗素子の抵抗値が小さくなるよ
うに制御されるので、書込みサイクル時間が短縮され、
高速のSRAMが得られる。
ルに対しては前記可変抵抗素子の抵抗値が小さくなるよ
うに制御されるので、書込みサイクル時間が短縮され、
高速のSRAMが得られる。
(実施例) 以下、図面を参照して本発明の一実施例を詳細に説明す
る。
る。
第1図は、ソフトエラー耐性上過酷な環境で使用される
SRAMのメモリセルアレイの一部の回路構成を示してい
る。このメモリセルアレイは、2個のインバータIV1、I
V2がそれぞれ可変抵抗素子R′を介して交差接続されて
形成されたフリップフロップ回路FFおよびこのフリップ
フロップ回路FFの相補的な一対のデータ記憶ノードにそ
れぞれ対応して各一端側が接続された一対の転送ゲート
用トランジスタT1、T2からなるスタティック型メモリセ
ルが行列状に配置されている。そして、このメモリセル
アレイ内には、上記一対の転送ゲート用トランジスタT
1、T2の各他端側にそれぞれ接続される相補的なビット
線BL、▲▼と、上記一対の転送ゲート用トランジス
タT1、T2の各ゲートに共通に接続されるワード線WLと、
書込みサイクル時に“H"レベル、読み出しサイクル時に
は“L"レベルになる/W制御信号が与えられる制御線11
と、この制御線11の信号と前記ワード線WLの信号とが入
力し、出力により前記可変抵抗素子R′の抵抗値を制御
するアンド回路12とが設けられている。
SRAMのメモリセルアレイの一部の回路構成を示してい
る。このメモリセルアレイは、2個のインバータIV1、I
V2がそれぞれ可変抵抗素子R′を介して交差接続されて
形成されたフリップフロップ回路FFおよびこのフリップ
フロップ回路FFの相補的な一対のデータ記憶ノードにそ
れぞれ対応して各一端側が接続された一対の転送ゲート
用トランジスタT1、T2からなるスタティック型メモリセ
ルが行列状に配置されている。そして、このメモリセル
アレイ内には、上記一対の転送ゲート用トランジスタT
1、T2の各他端側にそれぞれ接続される相補的なビット
線BL、▲▼と、上記一対の転送ゲート用トランジス
タT1、T2の各ゲートに共通に接続されるワード線WLと、
書込みサイクル時に“H"レベル、読み出しサイクル時に
は“L"レベルになる/W制御信号が与えられる制御線11
と、この制御線11の信号と前記ワード線WLの信号とが入
力し、出力により前記可変抵抗素子R′の抵抗値を制御
するアンド回路12とが設けられている。
前記可変抵抗素子R′は、エンハンストメント型のNチ
ャネルMOSトランジスタENTおよび抵抗素子Rが並列に接
続されてなり、このエンハンスメント型のNチャネルMO
SトランジスタENTのゲート電位が前記アンド回路12の出
力により制御されるようになっている。
ャネルMOSトランジスタENTおよび抵抗素子Rが並列に接
続されてなり、このエンハンスメント型のNチャネルMO
SトランジスタENTのゲート電位が前記アンド回路12の出
力により制御されるようになっている。
上記構成のSRAMにおいて、メモリセルの非選択時にワー
ド線は“L"レベルとなり、アンド回路12の出力も“L"レ
ベルとなることにより前記NチャネルMOSトランジスタE
NTがオフ状態に制御される。このとき、可変抵抗素子
R′の抵抗値が大きくなるように制御されるので、メモ
リセルに高エネルギー粒子が照射された場合でも、記憶
データが反転するまでにかかる時間が長くなる、換言す
れば、データ記憶状態を保持し続けることが可能になる
ので、ソフトエラー耐性が向上する。同様に、読み出し
サイクル時に制御線11が“L"レベルになり、アンド回路
12の出力が“L"レベルになるので、可変抵抗素子R′の
抵抗値は大きくなるように制御される。このため従来と
同様に、ビット線電位の揺らぎによるメモリセルデータ
の消失のおそれが低下し、ソフトエラー耐性が向上す
る。
ド線は“L"レベルとなり、アンド回路12の出力も“L"レ
ベルとなることにより前記NチャネルMOSトランジスタE
NTがオフ状態に制御される。このとき、可変抵抗素子
R′の抵抗値が大きくなるように制御されるので、メモ
リセルに高エネルギー粒子が照射された場合でも、記憶
データが反転するまでにかかる時間が長くなる、換言す
れば、データ記憶状態を保持し続けることが可能になる
ので、ソフトエラー耐性が向上する。同様に、読み出し
サイクル時に制御線11が“L"レベルになり、アンド回路
12の出力が“L"レベルになるので、可変抵抗素子R′の
抵抗値は大きくなるように制御される。このため従来と
同様に、ビット線電位の揺らぎによるメモリセルデータ
の消失のおそれが低下し、ソフトエラー耐性が向上す
る。
これに対して、制御線11が“H"レベルになる書込みサイ
クル時における選択されたメモリセルに対しては、アン
ド回路12の出力が“H"レベルになることにより、前記N
チャネルMOSトランジスタENTがオン状態に制御され、可
変抵抗素子R′の抵抗値が小さくなるように制御され
る。このため、抵抗素子Rの存在に拘らず、書込みサイ
クル時間が短縮され、高速のSRAMが得られる。
クル時における選択されたメモリセルに対しては、アン
ド回路12の出力が“H"レベルになることにより、前記N
チャネルMOSトランジスタENTがオン状態に制御され、可
変抵抗素子R′の抵抗値が小さくなるように制御され
る。このため、抵抗素子Rの存在に拘らず、書込みサイ
クル時間が短縮され、高速のSRAMが得られる。
従って、抵抗素子Rは、ソフトエラー耐性を向上させる
のに必要な十分高い値に設定することが可能になる。
のに必要な十分高い値に設定することが可能になる。
なお、本実施例では、性能を重視したことに伴って、メ
モリセルアレイに可変抵抗素子制御手段(制御線11、ア
ンド回路12)を設けることが必要になってチップ面積の
増大を招くが、ソフトエラー耐性を向上させるために高
エネルギー粒子の照射を遮蔽するボックスなどを設ける
場合に比べれば、チップ面積の増大によるスペース、重
量の増加は微々たるものである。
モリセルアレイに可変抵抗素子制御手段(制御線11、ア
ンド回路12)を設けることが必要になってチップ面積の
増大を招くが、ソフトエラー耐性を向上させるために高
エネルギー粒子の照射を遮蔽するボックスなどを設ける
場合に比べれば、チップ面積の増大によるスペース、重
量の増加は微々たるものである。
なお、前記可変抵抗素子R′としては、第1図中に示し
た構成に限らず、オフ時の抵抗値がメモリセルのデータ
記憶状態を十分に保持し続けることが可能になる特性を
有する他の能動素子を用いてもよい。即ち、第2図に示
すように、ディプレーション型のNチャネルMOSトラン
ジスタDNTを用い、そのゲート電位を前記アンド回路12
の出力により制御するようにしてもよく、または、第3
図に示すように、オフ時のリーク抵抗が例えば数百KΩ
以上の薄膜トランジスタTFTを用い、そのゲート電位を
前記アンド回路12の出力により制御するようにしてもよ
い。
た構成に限らず、オフ時の抵抗値がメモリセルのデータ
記憶状態を十分に保持し続けることが可能になる特性を
有する他の能動素子を用いてもよい。即ち、第2図に示
すように、ディプレーション型のNチャネルMOSトラン
ジスタDNTを用い、そのゲート電位を前記アンド回路12
の出力により制御するようにしてもよく、または、第3
図に示すように、オフ時のリーク抵抗が例えば数百KΩ
以上の薄膜トランジスタTFTを用い、そのゲート電位を
前記アンド回路12の出力により制御するようにしてもよ
い。
さらに第4図に示す実施例回路は、前記NチャネルMOS
トランジスタENTの代わりにエンハンスメント型でPチ
ャネルのMOSトランジスタEPTを用いるようにしたもので
ある。従って、この実施例では前記アンド回路12の代わ
りにナンド回路13が使用される。
トランジスタENTの代わりにエンハンスメント型でPチ
ャネルのMOSトランジスタEPTを用いるようにしたもので
ある。従って、この実施例では前記アンド回路12の代わ
りにナンド回路13が使用される。
また、第5図に示すこの発明の途中で考えられた回路で
は前記NチャネルMOSトランジスタENTをワード線WLの信
号のみで制御するようにしたものである。従って、この
回路では制御線11及びアンド回路12は省略されている。
この回路によれば各メモリセル内の素子及びメモリセル
アレイ間の配線の数を削減することができる。
は前記NチャネルMOSトランジスタENTをワード線WLの信
号のみで制御するようにしたものである。従って、この
回路では制御線11及びアンド回路12は省略されている。
この回路によれば各メモリセル内の素子及びメモリセル
アレイ間の配線の数を削減することができる。
さらに上記第4図の実施例回路において、エンハンスメ
ント型のPチャネルのMOSトランジスタEPTPの代わりに
ディプレーション型のPチャネルMOSトランジスタを用
いることもできる。
ント型のPチャネルのMOSトランジスタEPTPの代わりに
ディプレーション型のPチャネルMOSトランジスタを用
いることもできる。
[発明の効果] 上述したように本発明によれば、ソフトエラー耐性を一
層向上でき、しかも、書込みサイクル時間を短縮し得る
スタティック型半導体記憶装置を実現できる。
層向上でき、しかも、書込みサイクル時間を短縮し得る
スタティック型半導体記憶装置を実現できる。
第1図は本発明の一実施例に係るSRAMのメモリセルアレ
イの一部を示す回路図、第2図および第3図はそれぞれ
第1図中の可変抵抗素子の相異なる具体例を示す回路
図、第4図はこの発明の他の実施例の回路図、第5図に
この発明途中で考えられた回路の回路図、第6図はソフ
トエラー耐性上過酷な環境で使用される従来のSRAMセル
を示す回路図である。 IV1、IV2…インバータ、R′…可変抵抗素子、FF…フリ
ップフロップ回路、T1、T2…転送ゲート用トランジス
タ、BL、▲▼…ビット線、WL…ワード線、11…制御
線、12…アンド回路、13…ナンド回路。
イの一部を示す回路図、第2図および第3図はそれぞれ
第1図中の可変抵抗素子の相異なる具体例を示す回路
図、第4図はこの発明の他の実施例の回路図、第5図に
この発明途中で考えられた回路の回路図、第6図はソフ
トエラー耐性上過酷な環境で使用される従来のSRAMセル
を示す回路図である。 IV1、IV2…インバータ、R′…可変抵抗素子、FF…フリ
ップフロップ回路、T1、T2…転送ゲート用トランジス
タ、BL、▲▼…ビット線、WL…ワード線、11…制御
線、12…アンド回路、13…ナンド回路。
Claims (4)
- 【請求項1】2個のインバータがそれぞれ可変抵抗素子
を介して交差接続されて形成されたフリップフロップ回
路およびこのフリップフロップ回路の相補的な一対のデ
ータ記憶ノードにそれぞれ対応して各一端側が接続され
た一対の転送ゲート用トランジスタからなるスタティッ
ク型メモリセルが行列状に配置されたメモリセルアレイ
と、 上記メモリセルアレイにおける書込みサイクル時と読み
出しサイクル時とで互いにレベルが異なる制御信号が与
えられる制御線と、 上記メモリセルアレイに設けられ、上記一対の転送ゲー
ト用トランジスタの各他端側にそれぞれ接続されるビッ
ト線およびこの一対の転送ゲート用トランジスタの各ゲ
ートに共通に接続されるワード線と、 上記メモリセルアレイに設けられ、上記ワード線と上記
制御線の信号が供給され、上記ワード線の信号の活性時
でかつ上記制御線の信号のレベルが書込みサイクル時に
対応したレベルである時には上記可変抵抗素子に対して
その抵抗値が小さくなる制御信号を供給し、上記ワード
線の信号が非活性時もしくは上記制御線の信号のレベル
が読み出しサイクル時に対応したレベルである時には上
記可変抵抗素子に対してその抵抗値が大きくなる制御信
号を供給する制御手段と を具備することを特徴とするスタティック型半導体記憶
装置。 - 【請求項2】前記可変抵抗素子は、ディプレーション型
のNチャネル又はPチャネルMOSトランジスタであり、
そのゲートに前記制御手段からの制御信号が供給される
ことを特徴とする請求項1に記載のスタティック型半導
体記憶装置。 - 【請求項3】前記可変抵抗素子は、薄膜トランジスタで
あり、そのゲートに前記制御手段からの制御信号が供給
されることを特徴とする請求項1に記載のスタティック
型半導体記憶装置。 - 【請求項4】前記可変抵抗素子は、エンハンスメント型
のNチャネル又はPチャネルMOSトランジスタおよび抵
抗素子が並列に接続されてなり、このエンハンスメント
型のMOSトランジスタのゲートに前記制御手段からの制
御信号が供給されることを特徴とする請求項1に記載の
スタティック型半導体記憶装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238891A JPH0799630B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | スタティック型半導体記憶装置 |
US07/757,273 US5301146A (en) | 1990-09-11 | 1991-09-10 | Memory cell of SRAM used in environmental conditions of high-energy particle irradiation |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2238891A JPH0799630B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | スタティック型半導体記憶装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04119592A JPH04119592A (ja) | 1992-04-21 |
JPH0799630B2 true JPH0799630B2 (ja) | 1995-10-25 |
Family
ID=17036805
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2238891A Expired - Lifetime JPH0799630B2 (ja) | 1990-09-11 | 1990-09-11 | スタティック型半導体記憶装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5301146A (ja) |
JP (1) | JPH0799630B2 (ja) |
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