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JPH0799399A - 位置合わせ装置 - Google Patents

位置合わせ装置

Info

Publication number
JPH0799399A
JPH0799399A JP5260391A JP26039193A JPH0799399A JP H0799399 A JPH0799399 A JP H0799399A JP 5260391 A JP5260391 A JP 5260391A JP 26039193 A JP26039193 A JP 26039193A JP H0799399 A JPH0799399 A JP H0799399A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
origin position
alignment area
positioning
tcp
alignment
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5260391A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Sato
隆 佐藤
Masamitsu Suzuki
昌光 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi High Tech Corp
Original Assignee
Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Electronics Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Electronics Engineering Co Ltd
Priority to JP5260391A priority Critical patent/JPH0799399A/ja
Publication of JPH0799399A publication Critical patent/JPH0799399A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 重心位置を持たないマークを有するワーク
を、画像認識手段によって、容易に、しかも極めて正確
な位置出しを行えるようにする。 【構成】 一方の位置決め用のパターンを利用して、ア
ライメントエリア及び原点位置の設定・登録を行って、
他方の位置決め用のパターンについては、設定・登録を
行ったアライメントエリア及び原点位置の裏返しの位置
として設定・登録し、このようにして登録されたアライ
メントエリアにおける原点位置と、貼り合わせる側のワ
ークを所定の位置に配置した時に、この原点位置に対応
する基準位置を検出して、原点位置との間における水平
面上でのずれを演算し、この演算結果に基づいてワーク
の移動を制御する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、画像認識手段によって
異なる2つのワークを位置合わせして貼り合わせるため
の自動搭載機等において、両ワーク間を正確に位置合わ
せするための装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、液晶パネルの製造・組立を行う
に当って、セルにテープキャリアパッケージ(以下、T
CPという)を貼り合わせる工程がある。この工程にお
いては、セルに微細なピッチ間隔で形成されている電極
とTCP側の電極とを正確に位置合わせした状態で重ね
合わせて、両ワークを接着するが、このためにTCP自
動搭載機が用いられる。このTCP自動搭載機は、セル
及びTCPを所定の位置に配置して、画像認識手段によ
って両ワークの位置を認識した上で、TCPをこの画像
認識手段からの信号に基づいて位置ずれを補正しながら
セルの上に重ね合わせる。このように、画像認識手段に
よる認識を可能ならしめるために、セル及びTCPには
それぞれアライメントマークが設けられている。
【0003】ここで、TCPはかなりの長さを有するも
のであって、アライメントマークはその左右の両端近傍
位置に一対形成されており、これら一対のアライメント
マークは2台のテレビカメラにより撮像されて、画像認
識が行われる。アライメントマークは、通常、四角形等
のように重心位置があるものが用いられ、これら2台の
テレビカメラでアライメントマークの重心位置を撮影す
る。そして、この画像データに基づいて、XY座標軸上
におけるアライメントマークの重心位置を演算すること
によって、TCPのX軸方向,Y軸方向及び回転方向
(以下、θ方向という)の位置を検出し、このXYθ方
向の位置に基づいて、駆動手段によってTCPを移動さ
せて、セル上に重ね合わせるようにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、TCPに設
けられるアライメントマークは、他の位置決め用にも利
用される等の関係から、全てのマークが重心位置を有す
るものとは限らない。例えば、1乃至複数本の線からな
るマークの場合には、重心位置が存在しないので、画像
認識手段によってはマークの正確な位置検出が困難であ
り、このために微細な位置決めを行うことができないと
いう欠点がある。
【0005】本発明は以上の点に鑑みてなされたもので
あって、その目的とするところは、重心位置を持たない
マークによっても、画像認識手段によって、容易に、し
かも極めて正確な位置出しを行えるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明は、それぞれ線対称に配置した一対の位
置決め用のパターンが形成されている2つのワークを相
対位置決めして、重ね合わせるための位置合わせ装置で
あって、両ワークの一方のパターンが形成されている部
位を撮影する第1のカメラと、両ワークの他方のパター
ンが形成されている部位を撮影する第2のカメラと、第
1のカメラの視野範囲において、それぞれに位置決め用
のパターンを含む部位をアライメントエリアとして設定
・登録するエリア登録部と、このアライメントエリアに
対して所定の位置を原点位置として登録する原点位置登
録部と、この第1の画像認識手段により設定されたアラ
イメントエリア及び原点位置と対称位置にアライメント
エリア及び原点位置を設定する第2のアライメントエリ
ア・原点位置登録部と、前記第1,第2のカメラで撮影
したワークにおけるアライメントエリア及びこのアライ
メントエリアにおける原点位置に対応する基準位置の画
像上の位置を認識して、登録された原点位置とのXY方
向及び回転方向のずれを検出する演算手段と、この演算
手段からの信号に基づいて、前記両ワークを重ね合わせ
る際における移動量を補正する構成としたことをその特
徴とするものである。
【0007】
【作用】2つの部材を位置合わせするために、まずアラ
イメントエリア及び原点位置を設定・登録しておき、こ
のようにして設定・登録したアライメントエリアと原点
位置とに基づいて、実際にワークの位置を補正して、相
手方の部材に搭載するようになっている。
【0008】アライメントエリア及び原点位置の設定・
登録は、ワークに形成した位置決め用のマークを手懸か
りにして行う。ただし、このマークのパターンとして
は、重心位置を有する形状であっても良いが、重心位置
のない形状のものについてはより有利である。
【0009】而して、所定の位置にワークを配置して、
1台のカメラでワークにおけるマークが形成されている
部位を撮影し、このマークを含めた所定の限定されたエ
リアをアライメントエリアとして登録する。次に、この
アライメントエリアに対して、好ましくはアライメント
エリアの内部における所定の位置を原点位置として設定
・登録する。そして、マークはワークにおいて、線対称
の位置に一対設けられているから、1台のカメラの画像
に基づいて一方のアライメントエリア及び原点位置を設
定・登録すると、他方のマークを原点としたアライメン
トエリア及び原点位置は、前述のようにして設定・登録
したアライメントエリア及び原点位置と裏返しの位置に
自動登録できる。このように、一方のアライメントエリ
アと原点位置とに基づいて他方のアライメントエリア及
び原点位置を決定することによって、両マークについて
のアライメントエリア及び原点位置は正確にマッチング
が取れる。
【0010】以上のようにしてアライメントエリア及び
原点位置の設定・登録がなされると、ワークを自動搭載
機等に装架して、第1,第2のカメラによる視野範囲内
に送り込む。そして、これら第1,第2のカメラによっ
て、マークを手懸かりとしてアライメントエリアに対応
するエリアをサーチする。このアライメントエリアが検
出されると、このアライメントエリアにより定まる当該
のワークにおける原点位置に対応する基準位置を割り出
す。そして、このようにして割り出した基準位置につい
て、登録された原点位置を中心とした座標軸上の位置を
演算する。この演算結果に基づいて、ワークのXY方向
及びθ方向の位置のずれが検出され、この検出データに
基づいて自動搭載機等の駆動機構を作動させることによ
って、極めて精度良く位置調整を行うことができる。従
って、ワークを相手方のワークに厳格に位置合わせした
状態にして重ね合わせることができる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明する。本実施例においては、図1に示したよう
に、液晶パネルのセル1にTCP2を貼り合わせるため
のTCP自動搭載機として構成したものを示す。セル1
には微細なピッチ間隔で多数のセル側電極1aが設けら
れており、またTCP2にもこのセル側電極1aと同じ
ピッチ間隔で多数のTCP側電極2aが形成されてい
る。そして、セル1を貼り合わせステーションに搬送し
て、位置決め機構によって位置決めした状態で、TCP
自動搭載機にTCP2を保持させて、このTCP2を搬
入し、このTCP2を両電極1a,2aが正確に重なり
合うように相対位置決めして重ね合わせて貼り合わせる
ようにする。このように、セル1とTCP2とを相対位
置決めを可能ならしめるために、セル1とTCP2とに
は、それぞれ位置決めマーク3,4が形成されている。
図面においては、セル1側の位置決めマーク3は正方形
のマークからなり、TCP2側の位置決めマークは両端
部の電極をこの電極の引き回し方向と直交する方向に端
部側に向けて延在させた2本の線で形成されている。
【0012】このTCP自動搭載機の装置構成は、図2
に示したように、TCP2を保持して、その位置決めを
行う位置決めユニット10と、画像認識ユニット20
と、制御部30とから構成される。位置決めユニット1
0は、水平面での横方向(X軸方向)と縦方向(Y軸方
向)、高さ方向(Z方向)及び回転方向(θ方向)の4
軸テーブル11を有し、この4軸テーブル11にTCP
2を保持させるようになっている。4軸テーブル11は
ステッピングモータ等のように、微細な位置制御が可能
な駆動機構12により駆動されるものであって、この駆
動機構12はサーボ手段13により制御されるようにな
っている。
【0013】画像認識ユニット20は、2台のテレビカ
メラ21a,21bと、画像制御部22と、モニタテレ
ビ23a,23bとを備えている。画像制御部22は、
2台のテレビカメラ21a,21bのうちの第1のテレ
ビカメラ21aにおける画面上において、位置決めマー
クを含む所定の範囲をアライメントエリアとして設定
し、またこのアライメントエリア内の所定の位置を+字
マークで示す原点位置を入力する手段等を含むものであ
る。
【0014】制御部30は、図3に示したように、第1
のテレビカメラ21aの画面上で設定したアライメント
エリアと原点位置とを設定・登録する第1のアライメン
トエリア登録部31a及び第1の原点位置登録部32a
と、これら第1のアライメントエリア及び原点位置に基
づいて、第2のテレビカメラ21bの画面上での第2の
アライメントエリア及び第2の原点位置を登録する第2
のアライメントエリア登録部31b及び第2の原点位置
登録部32bと備えている。そして、第1,第2のテレ
ビカメラ21a,21bからの画像を取り込んで、第
1,第2のアライメントエリア登録部31a,31bに
登録されているデータと比較して、これら第1,第2の
アライメントエリアに対応する部位をサーチする第1,
第2のエリアサーチ部33a,33bと、このエリアサ
ーチ部33a,33bでサーチされた第1,第2のアラ
イメントエリアに相当する部位において、第1,第2の
原点位置登録部32a,32bに登録されている原点位
置と、第1,第2のテレビカメラ21a,21bで取得
した画像のアライメントエリアに相当する範囲内での原
点位置に相当する基準位置を割り出して、それぞれ原点
位置を中心とした座標軸上の位置を検出する第1,第2
の座標位置検出部34a,34bとを有する。さらに、
これら第1,第2の座標位置検出部34a,34bで検
出した座標位置から、TCP2のXYθ方向の位置ずれ
を演算する演算部35が設けられている。さらにまた、
TCP2を原点位置からセル1に正確に重なり合う位置
にまでの移動量が予め標準移動量設定部36に設定され
るようになっており、この標準移動量設定部36のTC
P2の標準移動量に関する信号に、演算部35により演
算されたTCP2のXYθ方向における位置ずれ量に関
する信号が加算器37で加算されて、この信号がサーボ
手段13に入力されて、このサーボ手段13による4軸
テーブル11の制御信号が作り出されることになる。
【0015】而して、まずセル1を貼り合わせステーシ
ョンにおける所定の位置に配置して、その位置決めマー
ク3を基準として位置決めを行う。ここで、セル1に設
けた位置決めマーク3は重心位置を有する正方形のもの
であるから、この位置決めマーク3の重心位置に基づい
て位置決めできる。
【0016】この状態で、第1,第2のテレビカメラ2
1a,21bで、このセル1の位置決めマーク3をそれ
ぞれ視野範囲に入れて、装置を設定・登録モードとす
る。この状態で、第1,第2のテレビモニタ23a,2
3bにおいて画像を表示して、操作者が画像を目視しな
がら、これを4軸テーブル11にTCP2を保持させ
て、このTCP2の位置決めマーク4がそれぞれ第1,
第2のテレビカメラ21a,21bの視野内に移動させ
る。この状態で、画像制御部22を操作して、図4に示
したように、アライメントエリア表示Eを画面上で動か
して、位置決めマーク4の位置に合わせる。また、アラ
イメントエリアの位置が決定されると、このアライメン
トエリア表示Eの内部における所定の位置に+字マーク
からなる原点表示Oを配置する。
【0017】これらアライメントエリア及び原点位置の
登録を行うと、制御部30における第1のアライメント
エリア登録部31a及び第1の基準位置登録部32a
に、前述のようにして設定したアライメントエリア及び
原点位置が登録される。なお、ここでTCP2の位置決
めマーク4が、第1,第2のテレビカメラ21a,21
bの視野範囲に入っておれば、このアライメントエリア
及び原点位置の設定・登録を行うことができるが、TC
P2をセル1に対してできるだけ平行で、しかも所定の
位置に配置されている方が実際に位置合せを行う上で望
ましい。
【0018】ここで、位置決めマーク4はTCP2にお
いて、線対称の位置に一対形成されているから、第1の
テレビモニタ23aの画面上で位置決めマーク4を基準
としてアライメントエリア及び原点位置を登録すると、
第2のテレビモニタ23bの画面上で改めてアライメン
トエリアと原点位置とを設定しなくとも、第1のテレビ
モニタ23aの画面上でのアライメントエリア及び原点
位置に対して裏返しとなる位置が第2のテレビモニタ2
3bの画面上でのアライメントエリア及び原点位置が表
示される。従って、このデータが第2のアライメントエ
リア及び原点位置として登録する。而して、これらを第
2のアライメントエリア及び原点位置を個別的に設定す
ると、相互の位置が一致しなくなるおそれがあるので、
第1のアライメントエリア及び第1の原点位置の設定・
登録が行われると、第2のアライメントエリア及び第2
の原点位置は、それらの裏返しの位置となるように、第
2のアライメントエリア登録部31b及び第2の原点位
置登録部32bに自動設定できるようにしている。
【0019】以上のアライメントエリア及び原点位置の
設定・登録操作の手順は、図5に示したようになる。こ
のようにして各一対のアライメントエリア及び原点位置
が登録されると、TCP2の標準となる位置が定まり、
このTCP2を位置合せした状態にしてセル1に重ね合
せるために必要な移動量が演算される。これが標準移動
量設定部36に記録される。即ち、TCP2がこの標準
となる位置に配置されている際には、4軸テーブル11
をこの標準移動量設定部36に設定されているXY方向
(及びθ方向)に移動させれば、このTCP2の電極2
aがセル1の電極1aに正確に重なり合う状態に重ね合
わせることができる。
【0020】以上のようにして、アライメントエリア及
び原点位置の設定・登録が行われると、次に実際にセル
1に対するTCP2の自動搭載が行われる。而して、セ
ル1を貼り合わせステーションに搬入して、それを所定
の位置に位置決めする。このセル1の位置決めは、画像
認識ユニット20におけるテレビカメラ21a,21b
で得られる画像認識により行われるが、セル1には重心
位置を有する位置決めマーク3が形成されているから、
周知の手法で正確な位置決めを行うことができる。
【0021】そして、TCP2を位置決めユニット10
を構成する4軸テーブル11に装架して、この4軸テー
ブル11を、その両端近傍位置に形成されている位置決
めマーク4が画像認識ユニット20を構成する第1,第
2のテレビカメラ21a,21bの視野範囲内に入る位
置に搬入する。そして、これら第1,第2のテレビカメ
ラ21a,21bの画像は第1,第2のエリアサーチ部
33a,33bに取り込まれて、第1,第2のアライメ
ントエリア登録部31a,31bに登録されているパタ
ーンと一致するパターンをサーチする。そして、アライ
メントエリアと同じパターンが検出されると、第1,第
2の座標位置検出部34a,34bにおいて、第1,第
2の基準位置登録部32a,32bに登録されている原
点位置に関するデータに基づいて、この原点位置が原点
となったXY座標として、当該のTCP2の基準位置の
位置を検出する。これによって、図6に示したように、
第1,第2のテレビカメラ21a,21bの画像領域に
おいて、基準位置S1 ,S2 のXY座標軸の位置が検出
される。この信号が演算部35に伝送されて、この演算
部35において、X軸方向及びY軸方向におけるずれ量
が演算されると共に、基準位置S1 ,S2 間を結ぶ線と
XY座標の原点を結ぶ線との間の角度θが測定される。
【0022】このようにして測定されたXYθの各方向
におけるずれ量に関する信号は、加算器37において標
準移動量設定部36において設定されている標準移動量
に関する信号が加算されて、サーボ手段13に移動量に
関する信号が供給され、この信号に基づいてサーボ手段
13から駆動機構12に駆動制御信号が入力されて、4
軸テーブル11が作動して、この4軸テーブル11に装
架されているTCP2がセル1の上部位置において、電
極2aがセル1の電極1aの上部位置に位置決めされ
る。この状態でTCP2を下降させることによって、T
CP2がセル1に重ね合わせられることになる。
【0023】そして、このTCP2とセル1との間を接
着等の手段で固定することによって、両者の貼り合わせ
が行われる。然る後に、セル1を移動させて、次のTC
P2を貼り合わせる位置にまで搬送し、この位置でセル
1の位置決めを行い、前述した操作を繰り返すことによ
って、TCP2の貼り合わせが順次行われる。
【0024】TCP2の位置決めマーク4の位置が正確
に配置されておれば、一度アライメントエリア及び原点
位置の設定・登録を行えば、その変更を行う必要はない
が、セル1とTCP2との位置合わせは極めて厳格に行
わなければならず、位置決めマーク4の位置が僅かでも
ずれると、両ワークの電極1a,2aの位置が合わなく
なるので、例えばTCPの製造ロット毎にアライメント
エリア及び原点位置の設定・登録を行うようにすれば良
い。而して、この設定・登録はテレビモニタ上でカーソ
ルを動かすこと等によって行うことができるので、その
操作は極めて簡単である。
【0025】なお、前述の実施例においては、TCPを
セルに貼り合わせるものとして説明したが、要はワーク
を正確に位置合わせして貼り合わせるものであれば良
く、これ以外にも各種の重ね合わせ装置として用いるこ
とができるのは言うまでもない。また、位置決めマーク
としては、図示のものに限らず、他の部位と識別できる
ものであれば、各種の図形,記号等を用いることがで
き、重心位置のある図形であっても良い。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、線対称
に配置した一対の位置決め用のパターンが形成されてい
る2つのワークを相対位置決めするに当って、一方の位
置決め用のパターンを利用して、アライメントエリア及
び原点位置の設定・登録を行って、他方の位置決め用の
パターンについては、設定・登録を行ったアライメント
エリア及び原点位置の裏返しの位置として設定・登録
し、このようにして登録されたアライメントエリアにお
ける原点位置と、貼り合わせる側のワークを所定の位置
に配置した時に、この原点位置に対応する基準位置を検
出して、原点位置との間における水平面上でのずれを演
算し、この演算結果に基づいてワークの移動を制御する
構成としたので、重心位置のない位置決め用のパターン
が形成されているワークであっても、画像認識手段によ
って、極めて容易に、しかも極めて厳格にワークの重ね
合わせを行うことができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】重ね合わせられる2つのワークの外観を示す図
である。
【図2】TCP自動搭載機の装置の概略構成図である。
【図3】制御部の構成を示すブロック図である。
【図4】第1のテレビモニタ上でのアライメントエリア
及び原点位置の登録操作を示す動作説明図である。
【図5】アライメントエリア及び原点位置の登録手順の
フローチャート図である。
【図6】TCPのずれ量を演算する演算部の作用説明図
である。
【符号の説明】
1 セル 1a セル側電極 2 TCP(テープキャリアパッケージ) 3,4 位置決めマーク 10 位置決めユニット 11 4軸テーブル 12 駆動機構 13 サーボ手段 20 画像認識ユニット 21a,21b テレビカメラ 23a,23b テレビモニタ 30 制御部 31a,31b アライメントエリア登録部 32a,32b 基準位置登録部 34a,34b 座標位置検出部 35 演算部 36 標準移動量設定部 37 加算器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 それぞれ線対称に配置した一対の位置決
    め用のパターンが形成されている2つのワークを相対位
    置決めして、重ね合わせるための位置合わせ装置であっ
    て、両ワークの一方のパターンが形成されている部位を
    撮影する第1のカメラと、両ワークの他方のパターンが
    形成されている部位を撮影する第2のカメラと、第1の
    カメラの視野範囲において、それぞれに位置決め用のパ
    ターンを含む部位をアライメントエリアとして設定・登
    録するエリア登録部と、このアライメントエリアに対し
    て所定の位置を原点位置として登録する原点位置登録部
    と、この第1の画像認識手段により設定されたアライメ
    ントエリア及び原点位置と対称位置にアライメントエリ
    ア及び原点位置を設定する第2のアライメントエリア・
    原点位置登録部と、前記第1,第2のカメラで撮影した
    ワークにおけるアライメントエリア及びこのアライメン
    トエリアにおける原点位置に対応する基準位置の画像上
    の位置を認識して、登録された原点位置とのXY方向及
    び回転方向のずれを検出する演算手段と、この演算手段
    からの信号に基づいて、前記両ワークを重ね合わせる際
    における移動量を補正する構成としたことを特徴とする
    位置合わせ装置。
JP5260391A 1993-09-27 1993-09-27 位置合わせ装置 Pending JPH0799399A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100420240B1 (ko) * 1995-10-02 2004-07-22 우시오덴키 가부시키가이샤 웨이퍼주변노광방법및장치
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