JPH0798514A - 正荷電性トナー - Google Patents
正荷電性トナーInfo
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- JPH0798514A JPH0798514A JP5258254A JP25825493A JPH0798514A JP H0798514 A JPH0798514 A JP H0798514A JP 5258254 A JP5258254 A JP 5258254A JP 25825493 A JP25825493 A JP 25825493A JP H0798514 A JPH0798514 A JP H0798514A
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- toner
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- G03G9/00—Developers
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- G03G9/087—Binders for toner particles
- G03G9/08702—Binders for toner particles comprising macromolecular compounds obtained by reactions only involving carbon-to-carbon unsaturated bonds
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- G03G9/08708—Copolymers of styrene
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- G03G9/097—Plasticisers; Charge controlling agents
- G03G9/09733—Organic compounds
- G03G9/09741—Organic compounds cationic
-
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 充分な正電荷を均一に保持し、非画像部地肌
汚れ、トナー飛散のない正荷電性トナーを提供するこ
と。 【構成】 少なくとも(1)結着樹脂と(2)着色剤と
(3)下記一般式(I)で示される繰り返し単位と一般
式(II)で示される繰り返し単位、必要により一般式
(III)で示される繰返し単位からなり、かつ重量平均
分子量が5000〜25000の範囲である第4級アン
モニウム塩基含有共重合体からなる正荷電性トナー。 【化1】 (式中、R1,R2およびR7は水素原子またはメチル
基、R3はアルキレン基、R4,R5,R6およびR8はア
ルキル基である。)
汚れ、トナー飛散のない正荷電性トナーを提供するこ
と。 【構成】 少なくとも(1)結着樹脂と(2)着色剤と
(3)下記一般式(I)で示される繰り返し単位と一般
式(II)で示される繰り返し単位、必要により一般式
(III)で示される繰返し単位からなり、かつ重量平均
分子量が5000〜25000の範囲である第4級アン
モニウム塩基含有共重合体からなる正荷電性トナー。 【化1】 (式中、R1,R2およびR7は水素原子またはメチル
基、R3はアルキレン基、R4,R5,R6およびR8はア
ルキル基である。)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、正荷電性トナーに関す
る。
る。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真法としては、米国特許第
2297691号明細書、特公昭49−23910号公
報、及び特公昭43−24748号公報等に各種の方法
が記載されているが、一般には光導電性物質を利用し、
種々の手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次い
で該潜像をトナーを用いて現像し、紙等にトナー粉像を
転写したのち、加熱、加圧等により定着し、コピーを得
るものである。電気的潜像を現像する方式には大別し
て、絶縁性有機液体中に各種の顔料や染料を微細に分散
させた現像剤を用いる液体現像方式とカスケード法、磁
気ブラシ法、パウダークラウド法などのように天然また
は合成樹脂にカーボンブラックなどの着色剤を分散せし
めたトナーを用いる乾式現像方式とがあり、乾式現像方
式の一例としては二成分系乾式現像剤を使用する方式が
ある。
2297691号明細書、特公昭49−23910号公
報、及び特公昭43−24748号公報等に各種の方法
が記載されているが、一般には光導電性物質を利用し、
種々の手段により感光体上に電気的潜像を形成し、次い
で該潜像をトナーを用いて現像し、紙等にトナー粉像を
転写したのち、加熱、加圧等により定着し、コピーを得
るものである。電気的潜像を現像する方式には大別し
て、絶縁性有機液体中に各種の顔料や染料を微細に分散
させた現像剤を用いる液体現像方式とカスケード法、磁
気ブラシ法、パウダークラウド法などのように天然また
は合成樹脂にカーボンブラックなどの着色剤を分散せし
めたトナーを用いる乾式現像方式とがあり、乾式現像方
式の一例としては二成分系乾式現像剤を使用する方式が
ある。
【0003】この二成分系乾式現像剤は、比較的大きな
キャリア粒子表面上に微小なトナー粒子が両粒子の摩擦
により発生した電気力により保持されており、静電潜像
に近接されると静電潜像が形成する電界によるトナー粒
子に対する該潜像方向への吸収力がトナー粒子とキャリ
ア粒子間の結合力に打ち勝ってトナー粒子は静電潜像上
に吸引付着されて静電潜像が可視化されるものである。
従って、キャリアは長期間の使用中、常にトナー粒子を
所望とする極性で、且つ、充分な帯電量に摩擦帯電しな
ければならない。しかしながら、従来の現像剤は、粒子
間の衝突又は粒子と現像機械との衝突等の機械的衝突又
はこれらの衝突等による発熱でキャリア表面にトナー膜
が形成される、いわゆるスペント化が生じ、キャリアの
帯電特性が使用時間と共に低下し、現像剤全体を取換え
る必要が生じる。
キャリア粒子表面上に微小なトナー粒子が両粒子の摩擦
により発生した電気力により保持されており、静電潜像
に近接されると静電潜像が形成する電界によるトナー粒
子に対する該潜像方向への吸収力がトナー粒子とキャリ
ア粒子間の結合力に打ち勝ってトナー粒子は静電潜像上
に吸引付着されて静電潜像が可視化されるものである。
従って、キャリアは長期間の使用中、常にトナー粒子を
所望とする極性で、且つ、充分な帯電量に摩擦帯電しな
ければならない。しかしながら、従来の現像剤は、粒子
間の衝突又は粒子と現像機械との衝突等の機械的衝突又
はこれらの衝突等による発熱でキャリア表面にトナー膜
が形成される、いわゆるスペント化が生じ、キャリアの
帯電特性が使用時間と共に低下し、現像剤全体を取換え
る必要が生じる。
【0004】このようなスペント化を防止するために、
従来よりキャリア表面に種々の樹脂を被覆する方法が提
案されている。シリコーン樹脂によりキャリア表面を被
覆する方法もそのひとつであり、これによりスペント化
は防げるようになる。しかしながら、シリコーン樹脂被
覆キャリアはそれ自身、トナーを帯電する能力が低いた
め、トナー粒子に充分な摩擦帯電を与えないという欠点
を有している。トナー粒子に充分な摩擦帯電を付与する
にはトナーの主成分である結着樹脂の摩擦帯電性を利用
する方法や、電荷付与剤を添加する方法等がある。正電
荷付与剤として実用化されているものとしては特公昭4
1−2427号公報等に記載されているニグロシン系染
料や、USP第3565654号公報、特開昭60−1
69857号公報等に記載された第4級アンモニウム塩
等が挙げられる。また、特公昭59−9906号公報に
はキサンテン系染料をレーキ化した正電荷トナーが開示
されている。
従来よりキャリア表面に種々の樹脂を被覆する方法が提
案されている。シリコーン樹脂によりキャリア表面を被
覆する方法もそのひとつであり、これによりスペント化
は防げるようになる。しかしながら、シリコーン樹脂被
覆キャリアはそれ自身、トナーを帯電する能力が低いた
め、トナー粒子に充分な摩擦帯電を与えないという欠点
を有している。トナー粒子に充分な摩擦帯電を付与する
にはトナーの主成分である結着樹脂の摩擦帯電性を利用
する方法や、電荷付与剤を添加する方法等がある。正電
荷付与剤として実用化されているものとしては特公昭4
1−2427号公報等に記載されているニグロシン系染
料や、USP第3565654号公報、特開昭60−1
69857号公報等に記載された第4級アンモニウム塩
等が挙げられる。また、特公昭59−9906号公報に
はキサンテン系染料をレーキ化した正電荷トナーが開示
されている。
【0005】しかしながら、これら従来の正電荷付与剤
は使用環境により、現像剤の帯電量が大きく変化すると
いう欠点を有している。また、近年、高画質化の要望が
強まりトナーの粒径が微小化する方向にある。これらの
微小トナーでは、電荷付与剤はトナー中に極めて均一に
分散する必要があり、従来の電荷付与剤では分散不均一
に起因する、非画像部の地肌汚れや、トナー飛散などの
不具合が発生していた。これらの欠点を改良した電荷付
与剤として、特開昭63−60458号公報には新規な
第4級アンモニウム塩が開示されており、従来の諸問題
の多くは改良されている。
は使用環境により、現像剤の帯電量が大きく変化すると
いう欠点を有している。また、近年、高画質化の要望が
強まりトナーの粒径が微小化する方向にある。これらの
微小トナーでは、電荷付与剤はトナー中に極めて均一に
分散する必要があり、従来の電荷付与剤では分散不均一
に起因する、非画像部の地肌汚れや、トナー飛散などの
不具合が発生していた。これらの欠点を改良した電荷付
与剤として、特開昭63−60458号公報には新規な
第4級アンモニウム塩が開示されており、従来の諸問題
の多くは改良されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シリコ
ーン樹脂被覆キャリアと、微小粒径トナーを用いた現像
剤ではまだ不十分であり、分散不良に起因する非画像部
地肌汚れや、トナー飛散が発生する。本発明の目的は、
スペント化防止のためにキャリア表面にシリコーン樹脂
を被覆し、高画質化のために微小化したトナーを用いた
現像剤において、充分な正電荷を均一に保持し、非画像
部地肌汚れ、トナー飛散のない現像剤を提供することに
ある。
ーン樹脂被覆キャリアと、微小粒径トナーを用いた現像
剤ではまだ不十分であり、分散不良に起因する非画像部
地肌汚れや、トナー飛散が発生する。本発明の目的は、
スペント化防止のためにキャリア表面にシリコーン樹脂
を被覆し、高画質化のために微小化したトナーを用いた
現像剤において、充分な正電荷を均一に保持し、非画像
部地肌汚れ、トナー飛散のない現像剤を提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、少なくとも
(1)結着樹脂と(2)着色剤と(3)下記一般式
(I)で示される繰り返し単位98.0〜99.5重量
%と一般式(II)で示される繰り返し単位2.0〜0.
5重量%からなり、かつ重量平均分子量が5000〜2
5000の範囲である第4級アンモニウム塩基含有共重
合体からなる正荷電性トナーである。
(1)結着樹脂と(2)着色剤と(3)下記一般式
(I)で示される繰り返し単位98.0〜99.5重量
%と一般式(II)で示される繰り返し単位2.0〜0.
5重量%からなり、かつ重量平均分子量が5000〜2
5000の範囲である第4級アンモニウム塩基含有共重
合体からなる正荷電性トナーである。
【0008】
【化3】
【0009】(式中、R1は水素原子またはメチル基、
R2は水素原子またはメチル基、R3はアルキレン基、R
4,R5およびR6はアルキル基である。)また、本発明
は、少なくとも(1)結着樹脂と(2)着色剤と(3)
下記一般式(I)で示される繰り返し単位98.0〜6
3.0重量%と一般式(II)で示される繰り返し単位
2.0〜0.5重量%、一般式(III)で示される繰返
し単位35.0〜1.0重量部からなり、かつ重量平均
分子量が5000〜25000の範囲である第4級アン
モニウム塩基含有共重合体からなる正荷電性トナーであ
る。
R2は水素原子またはメチル基、R3はアルキレン基、R
4,R5およびR6はアルキル基である。)また、本発明
は、少なくとも(1)結着樹脂と(2)着色剤と(3)
下記一般式(I)で示される繰り返し単位98.0〜6
3.0重量%と一般式(II)で示される繰り返し単位
2.0〜0.5重量%、一般式(III)で示される繰返
し単位35.0〜1.0重量部からなり、かつ重量平均
分子量が5000〜25000の範囲である第4級アン
モニウム塩基含有共重合体からなる正荷電性トナーであ
る。
【0010】
【化4】
【0011】(式中、R1,R2およびR7は水素原子ま
たはメチル基、R3はアルキレン基、R4,R5,R6およ
びR8はアルキル基である。)以下に本発明を更に詳し
く説明する。本発明に用いられる結着樹脂としては、従
来より公知のものが用いられる。例えば、スチレン、ポ
リ−α−メチルスチレン、スチレン−クロロスチレン共
重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブ
タジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、ス
チレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共
重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体(スチ
レン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル
酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合
体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン
−アクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−メタク
リル酸エステル共重合体(スチレン−メタクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、
スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸フェニル共重合体)、スチレン−α−クロル
アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリ
ル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂
(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または
共重合体)、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、
アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、
ポリビニルブチラート樹脂等があるが、これらの樹脂は
単独使用に限らず、二種類以上併用することもできる。
また、これらの製造方法も、特に限定されるものではな
く、塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合いずれも
利用できる。
たはメチル基、R3はアルキレン基、R4,R5,R6およ
びR8はアルキル基である。)以下に本発明を更に詳し
く説明する。本発明に用いられる結着樹脂としては、従
来より公知のものが用いられる。例えば、スチレン、ポ
リ−α−メチルスチレン、スチレン−クロロスチレン共
重合体、スチレン−プロピレン共重合体、スチレン−ブ
タジエン共重合体、スチレン−塩化ビニル共重合体、ス
チレン−酢酸ビニル共重合体、スチレン−マレイン酸共
重合体、スチレン−アクリル酸エステル共重合体(スチ
レン−アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリル
酸エチル共重合体、スチレン−アクリル酸ブチル共重合
体、スチレン−アクリル酸オクチル共重合体、スチレン
−アクリル酸フェニル共重合体等)、スチレン−メタク
リル酸エステル共重合体(スチレン−メタクリル酸メチ
ル共重合体、スチレン−メタクリル酸エチル共重合体、
スチレン−メタクリル酸ブチル共重合体、スチレン−メ
タクリル酸フェニル共重合体)、スチレン−α−クロル
アクリル酸メチル共重合体、スチレン−アクリロニトリ
ル−アクリル酸エステル共重合体等のスチレン系樹脂
(スチレンまたはスチレン置換体を含む単重合体または
共重合体)、塩化ビニル樹脂、ロジン変性マレイン酸樹
脂、フェノール樹脂、エポキシ樹脂、ポリエステル樹
脂、低分子量ポリエチレン、低分子量ポリプロピレン、
アイオノマー樹脂、ポリウレタン樹脂、ケトン樹脂、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体、キシレン樹脂、
ポリビニルブチラート樹脂等があるが、これらの樹脂は
単独使用に限らず、二種類以上併用することもできる。
また、これらの製造方法も、特に限定されるものではな
く、塊状重合、溶液重合、乳化重合、懸濁重合いずれも
利用できる。
【0012】本発明に用いられる着色剤としては、例え
ばカーボンブラック、ランプブラック、鉄黒、アニリン
ブルー、フタロシアニンブルー、ウルトラマリンブル
ー、フタロシアニングリーン、マラカイトグリーンオク
サレート、クロムイエロー、キノリンイエロー、ベンジ
ジンイエロー、キナクリドン、ローズベンガル、トリア
リルメタン系染料等、従来公知のいかなる染顔料も単独
あるいは混合して使用可能である。これらの着色剤の使
用量は結着樹脂100重量部に対し、1〜30重量部、
好ましくは3〜20重量部である。本発明には、必要に
応じて無機微粉末等の流動性向上を添加してもよい。無
機微粉末としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チ
タン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カル
シウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化マグ
ネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、炭化ケ
イ素、窒化ケイ素等が単独あるいは混合して使用可能で
ある。流動性向上剤の添加量はトナー100重量部に対
し、0.1〜2.0重量部、好ましくは0.2〜1.5
重量部である。
ばカーボンブラック、ランプブラック、鉄黒、アニリン
ブルー、フタロシアニンブルー、ウルトラマリンブル
ー、フタロシアニングリーン、マラカイトグリーンオク
サレート、クロムイエロー、キノリンイエロー、ベンジ
ジンイエロー、キナクリドン、ローズベンガル、トリア
リルメタン系染料等、従来公知のいかなる染顔料も単独
あるいは混合して使用可能である。これらの着色剤の使
用量は結着樹脂100重量部に対し、1〜30重量部、
好ましくは3〜20重量部である。本発明には、必要に
応じて無機微粉末等の流動性向上を添加してもよい。無
機微粉末としては、シリカ、アルミナ、酸化チタン、チ
タン酸バリウム、チタン酸マグネシウム、チタン酸カル
シウム、チタン酸ストロンチウム、酸化亜鉛、酸化マグ
ネシウム、酸化ジルコニウム、炭酸カルシウム、炭化ケ
イ素、窒化ケイ素等が単独あるいは混合して使用可能で
ある。流動性向上剤の添加量はトナー100重量部に対
し、0.1〜2.0重量部、好ましくは0.2〜1.5
重量部である。
【0013】また、本発明のトナーには必要に応じてワ
ックス等の離型剤を含有してもよい。含有されるワック
ス成分としては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレ
ンワックスのようなポリオレフィンワックスやカルナウ
バワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス等
の天然ワックスが使用可能である。本発明に用いられる
第4級アンモニウム塩基含有共重合体の第1のタイプ
は、下記一般式(I)で示される繰り返し単位98.0
〜99.5重量%と一般式(II)で示される繰り返し単
位2.0〜0.5重量%からなり、かつ重量平均分子量
が5000〜25000である。
ックス等の離型剤を含有してもよい。含有されるワック
ス成分としては、ポリエチレンワックス、ポリプロピレ
ンワックスのようなポリオレフィンワックスやカルナウ
バワックス、キャンデリラワックス、ライスワックス等
の天然ワックスが使用可能である。本発明に用いられる
第4級アンモニウム塩基含有共重合体の第1のタイプ
は、下記一般式(I)で示される繰り返し単位98.0
〜99.5重量%と一般式(II)で示される繰り返し単
位2.0〜0.5重量%からなり、かつ重量平均分子量
が5000〜25000である。
【0014】
【化5】
【0015】(式中、R1は水素原子またはメチル基、
R2は水素原子またはメチル基、R3はアルキレン基、R
4,R5およびR6はアルキル基である。)本発明に用い
られる第4級アンモニウム塩基含有共重合体の第1のタ
イプでは、特に一般式(I)と一般式(II)の物質の比
率が重要である。本発明の構成の第4級アンモニウム塩
基含有共重合体は、従来の電荷付与剤に比べ結着樹脂へ
の分散性は優れている。しかしながら、電荷付与効果が
きわめて強いため一般式(II)の物質の割合が2.0重
量%を越えた場合、適正なトナー帯電量を保持するため
には、本発明の構成の第4級アンモニウム塩基含有共重
合体のトナーへの添加量は微量となり、微小粒径トナー
等、高分散性を要求される場合は不十分となり非画像部
の地肌汚れやトナー飛散等が発生し易くなる。このた
め、一般式(II)の物質の割合は0.5〜2.0重量%
とすることが重要であり、これにより本発明の目的は達
成される。すなわち、本発明に用いられる上記第4級ア
ンモニウム塩基含有共重合体は、電荷付与効果が適度に
抑えられているため、トナー中への添加量が適量とな
り、きわめて帯電特性の優れたトナーとなる。また、一
般式(II)の物質の割合が0.5重量%以下になると、
トナー中に多量に添加する必要があり、結着樹脂の熱特
性等に悪影響を与える。
R2は水素原子またはメチル基、R3はアルキレン基、R
4,R5およびR6はアルキル基である。)本発明に用い
られる第4級アンモニウム塩基含有共重合体の第1のタ
イプでは、特に一般式(I)と一般式(II)の物質の比
率が重要である。本発明の構成の第4級アンモニウム塩
基含有共重合体は、従来の電荷付与剤に比べ結着樹脂へ
の分散性は優れている。しかしながら、電荷付与効果が
きわめて強いため一般式(II)の物質の割合が2.0重
量%を越えた場合、適正なトナー帯電量を保持するため
には、本発明の構成の第4級アンモニウム塩基含有共重
合体のトナーへの添加量は微量となり、微小粒径トナー
等、高分散性を要求される場合は不十分となり非画像部
の地肌汚れやトナー飛散等が発生し易くなる。このた
め、一般式(II)の物質の割合は0.5〜2.0重量%
とすることが重要であり、これにより本発明の目的は達
成される。すなわち、本発明に用いられる上記第4級ア
ンモニウム塩基含有共重合体は、電荷付与効果が適度に
抑えられているため、トナー中への添加量が適量とな
り、きわめて帯電特性の優れたトナーとなる。また、一
般式(II)の物質の割合が0.5重量%以下になると、
トナー中に多量に添加する必要があり、結着樹脂の熱特
性等に悪影響を与える。
【0016】また、本発明に用いられる上記第4級アン
モニウム塩基含有共重合体は、重量平均分子量が500
0〜25000の範囲であることが好ましい。5000
以下となると、第4級アンモニウム塩基含有共重合体の
機械的強度が弱くなり、トナーの強度を低下させてしま
い、コピーマシン中でトナー粒子が破壊されるという現
象が起きる。破壊されたトナーはキャリア表面にスペン
ト化しやすくなり、現像剤の寿命を悪化させてしまう。
また、重量平均分子量が25000以上となると、結着
樹脂との相溶性が悪く分散不良となり、分散不均一に起
因する、非画像部の地肌汚れや、トナー飛散などの不具
合が発生する。本発明に用いられる第4級アンモニウム
塩基含有共重合体の第2のタイプは、下記一般式(I)
で示される繰返し単位98.0〜63.0重量%と一般
式(II)で示される繰返し単位2.0〜0.5重量%と
一般式(III)で示される繰返し単位35.0〜1.0
重量部からなり、かつ重量平均分子量が5000〜25
000である。
モニウム塩基含有共重合体は、重量平均分子量が500
0〜25000の範囲であることが好ましい。5000
以下となると、第4級アンモニウム塩基含有共重合体の
機械的強度が弱くなり、トナーの強度を低下させてしま
い、コピーマシン中でトナー粒子が破壊されるという現
象が起きる。破壊されたトナーはキャリア表面にスペン
ト化しやすくなり、現像剤の寿命を悪化させてしまう。
また、重量平均分子量が25000以上となると、結着
樹脂との相溶性が悪く分散不良となり、分散不均一に起
因する、非画像部の地肌汚れや、トナー飛散などの不具
合が発生する。本発明に用いられる第4級アンモニウム
塩基含有共重合体の第2のタイプは、下記一般式(I)
で示される繰返し単位98.0〜63.0重量%と一般
式(II)で示される繰返し単位2.0〜0.5重量%と
一般式(III)で示される繰返し単位35.0〜1.0
重量部からなり、かつ重量平均分子量が5000〜25
000である。
【0017】
【化6】
【0018】(式中、R1,R2およびR7は水素原子ま
たはメチル基、R3はアルキレン基、R4,R5,R6およ
びR8はアルキル基である。)本発明に用いられる第4
級アンモニウム塩基含有共重合体の第2のタイプでは、
特に一般式(I)と一般式(II)の物質の比率が重要で
ある。本発明の構成の第4級アンモニウム塩基含有共重
合体は、従来の電荷付与剤に比べ結着樹脂への分散性は
優れている。しかしながら、電荷付与効果がきわめて強
いため一般式(II)の物質の割合が2.0重量%を越え
た場合、適正なトナー帯電量を保持するためには、本発
明の構成の第4級アンモニウム塩基含有共重合体のトナ
ーへの添加量は微量となり、微小粒径トナー等、高分散
性を要求される場合は不十分となり非画像部の地汚れや
トナー飛散等が発生し易くなる。このため、一般式(I
I)の物質の割合は0.5〜2.0重量%とすることが
重要であり、これにより本発明の目的を達成される。す
なわち、本発明に用いられる第4級アンモニウム塩基含
有共重合体は、電荷付与効果が適度に抑えられているた
め、トナー中への添加量が適量となり、きわめて帯電特
性の優れたトナーとなる。また、一般式(II)の物質の
割合が0.5重量%以下になると、トナー中に多量に添
加する必要があり、結着樹脂の熱特性等に悪影響を与え
る。また、上記第2のタイプでは一般式(III)で示さ
れる繰返し単位を含有することが極めて重要である。一
般式(III)で示される繰返し単位を含有することによ
り、第4級アンモニウム塩基含有共重合体の溶融粘度が
適度に低下し、結着樹脂中への分散が極めて改善され
る。
たはメチル基、R3はアルキレン基、R4,R5,R6およ
びR8はアルキル基である。)本発明に用いられる第4
級アンモニウム塩基含有共重合体の第2のタイプでは、
特に一般式(I)と一般式(II)の物質の比率が重要で
ある。本発明の構成の第4級アンモニウム塩基含有共重
合体は、従来の電荷付与剤に比べ結着樹脂への分散性は
優れている。しかしながら、電荷付与効果がきわめて強
いため一般式(II)の物質の割合が2.0重量%を越え
た場合、適正なトナー帯電量を保持するためには、本発
明の構成の第4級アンモニウム塩基含有共重合体のトナ
ーへの添加量は微量となり、微小粒径トナー等、高分散
性を要求される場合は不十分となり非画像部の地汚れや
トナー飛散等が発生し易くなる。このため、一般式(I
I)の物質の割合は0.5〜2.0重量%とすることが
重要であり、これにより本発明の目的を達成される。す
なわち、本発明に用いられる第4級アンモニウム塩基含
有共重合体は、電荷付与効果が適度に抑えられているた
め、トナー中への添加量が適量となり、きわめて帯電特
性の優れたトナーとなる。また、一般式(II)の物質の
割合が0.5重量%以下になると、トナー中に多量に添
加する必要があり、結着樹脂の熱特性等に悪影響を与え
る。また、上記第2のタイプでは一般式(III)で示さ
れる繰返し単位を含有することが極めて重要である。一
般式(III)で示される繰返し単位を含有することによ
り、第4級アンモニウム塩基含有共重合体の溶融粘度が
適度に低下し、結着樹脂中への分散が極めて改善され
る。
【0019】また、本発明に用いられる第4級アンモニ
ウム塩基含有共重合体の第2のタイプは、重量平均分子
量が5000〜25000の範囲であることが好まし
い。5000以下となると、第4級アンモニウム塩基含
有共重合体の機械的強度が弱くなり、トナーの強度を低
下させてしまい、コピーマシン中でトナー粒子が破壊さ
れるという現象が起きる。破壊されたトナーはキャリア
表面にスペント化しやすくなり、現像剤の寿命を悪化さ
せてしまう。また、重量平均分子量が25000以上と
なると、結着樹脂との相溶性が悪く分散不良となり、分
散不均一に起因する、非画像部の地肌汚れや、トナー飛
散などの不具合が発生する。また、本発明では結着樹脂
中に一般式(III)で示される繰返し単位を含有するこ
とがきわめて有利である。これにより、本発明に用いら
れる第4級アンモニウム塩基含有共重合体の結着樹脂中
への分散は更に良好となる。
ウム塩基含有共重合体の第2のタイプは、重量平均分子
量が5000〜25000の範囲であることが好まし
い。5000以下となると、第4級アンモニウム塩基含
有共重合体の機械的強度が弱くなり、トナーの強度を低
下させてしまい、コピーマシン中でトナー粒子が破壊さ
れるという現象が起きる。破壊されたトナーはキャリア
表面にスペント化しやすくなり、現像剤の寿命を悪化さ
せてしまう。また、重量平均分子量が25000以上と
なると、結着樹脂との相溶性が悪く分散不良となり、分
散不均一に起因する、非画像部の地肌汚れや、トナー飛
散などの不具合が発生する。また、本発明では結着樹脂
中に一般式(III)で示される繰返し単位を含有するこ
とがきわめて有利である。これにより、本発明に用いら
れる第4級アンモニウム塩基含有共重合体の結着樹脂中
への分散は更に良好となる。
【0020】本発明のトナーと共に用いるキャリアとし
ては、表面をシリコーン樹脂で被覆したものが最も好ま
しい。シリコーン樹脂は表面エネルギーが小さいため、
トナーのスペント化を防止する作用がきわめて強いが、
トナーを帯電する能力がひくい。しかしながら、本発明
の第4級アンモニウム塩基含有共重合体を含有したトナ
ーを用いた現像剤は優れた帯電性を示し、非画像部の地
肌汚れ、トナー飛散、スペント化の発生しない長寿命の
二成分現像剤を提供することが可能となる。本発明の第
4級アンモニウム塩基含有共重合体の添加量は、トナー
100重量部に対し0.2〜5.0重量部、好ましくは
0.5〜2.0重量部である。
ては、表面をシリコーン樹脂で被覆したものが最も好ま
しい。シリコーン樹脂は表面エネルギーが小さいため、
トナーのスペント化を防止する作用がきわめて強いが、
トナーを帯電する能力がひくい。しかしながら、本発明
の第4級アンモニウム塩基含有共重合体を含有したトナ
ーを用いた現像剤は優れた帯電性を示し、非画像部の地
肌汚れ、トナー飛散、スペント化の発生しない長寿命の
二成分現像剤を提供することが可能となる。本発明の第
4級アンモニウム塩基含有共重合体の添加量は、トナー
100重量部に対し0.2〜5.0重量部、好ましくは
0.5〜2.0重量部である。
【0021】本発明のトナーの製法は、結着樹脂、着色
剤と一般式(I)で示される繰り返し単位98.0〜9
9.5重量%と一般式(II)で示される繰り返し単位
2.0〜0.5重量%からなり、かつ重量平均分子量が
5000〜25000の範囲である第4級アンモニウム
塩基含有共重合体、その他必要によりワックス類等をエ
クストルーダー等の混練機で溶融混練後、冷却固化し、
これを粉砕し、体積平均粒径5〜10μに分級すれば得
られる。本発明に使用されるキャリアとしては、表面を
シリコーン樹脂で被覆したものが最も有用である。キャ
リア表面に被覆するシリコーン樹脂としては、従来知ら
れているいずれのシリコーン樹脂であってもよく、例え
ば一般式(IV)で示される常温硬化型シリコーン樹脂が
挙げられるが他のシリコーン樹脂も使用可能である。
剤と一般式(I)で示される繰り返し単位98.0〜9
9.5重量%と一般式(II)で示される繰り返し単位
2.0〜0.5重量%からなり、かつ重量平均分子量が
5000〜25000の範囲である第4級アンモニウム
塩基含有共重合体、その他必要によりワックス類等をエ
クストルーダー等の混練機で溶融混練後、冷却固化し、
これを粉砕し、体積平均粒径5〜10μに分級すれば得
られる。本発明に使用されるキャリアとしては、表面を
シリコーン樹脂で被覆したものが最も有用である。キャ
リア表面に被覆するシリコーン樹脂としては、従来知ら
れているいずれのシリコーン樹脂であってもよく、例え
ば一般式(IV)で示される常温硬化型シリコーン樹脂が
挙げられるが他のシリコーン樹脂も使用可能である。
【0022】
【化7】
【0023】(上式中、Rは水素原子、ハロゲン原子、
ヒドロキシ基、メトキシ基、C1〜C4の低級アルキル基
またはフェニル基を示す。)本発明において、シリコー
ン樹脂で被覆するキャリア芯材としては、平均粒径が2
0〜1000μ、好ましくは50〜500μのコバル
ト、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、黄銅、ガ
ラス等の非金属や金属、金属合金等の従来使用されてい
る材料が広く用いられる。シリコーン樹脂の被覆法とし
ては、該樹脂を溶剤に溶解して前記芯材表面に噴霧法等
の従来公知の手段でコーティングすればよい。キャリア
及びトナーの使用量としては、トナー粒子がキャリア粒
子の表面に付着して、その表面積の30〜90%占める
程度に両粒子を混合するのが好ましい。
ヒドロキシ基、メトキシ基、C1〜C4の低級アルキル基
またはフェニル基を示す。)本発明において、シリコー
ン樹脂で被覆するキャリア芯材としては、平均粒径が2
0〜1000μ、好ましくは50〜500μのコバル
ト、鉄、銅、ニッケル、亜鉛、アルミニウム、黄銅、ガ
ラス等の非金属や金属、金属合金等の従来使用されてい
る材料が広く用いられる。シリコーン樹脂の被覆法とし
ては、該樹脂を溶剤に溶解して前記芯材表面に噴霧法等
の従来公知の手段でコーティングすればよい。キャリア
及びトナーの使用量としては、トナー粒子がキャリア粒
子の表面に付着して、その表面積の30〜90%占める
程度に両粒子を混合するのが好ましい。
【0024】
【実施例】以下、本発明をさらに具体的に説明する。な
お、部及び%はともに重量基準である。 実施例1 (トナー処方) スチレン樹脂(D−125:エッソ石油化学製) 88部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体(Mw 10000) 2部 〔式(I):(II)=99:1〕
お、部及び%はともに重量基準である。 実施例1 (トナー処方) スチレン樹脂(D−125:エッソ石油化学製) 88部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体(Mw 10000) 2部 〔式(I):(II)=99:1〕
【0025】
【化8】
【0026】以上の処方でエクストルーダーを用い混練
後、粉砕分級し、体積平均粒径11μのトナーを得た。 (キャリア処方) 芯材 平均粒径100μの球形酸化鉄粉 100部 コーティング液 スチレン・メチル・メタクリレート共重合体 (トルエン 5%溶液) 20部 以上の処方で流動床型コーティング装置を用いてコーテ
ィングし、乾燥固化し本発明に使用するキャリアを得
た。
後、粉砕分級し、体積平均粒径11μのトナーを得た。 (キャリア処方) 芯材 平均粒径100μの球形酸化鉄粉 100部 コーティング液 スチレン・メチル・メタクリレート共重合体 (トルエン 5%溶液) 20部 以上の処方で流動床型コーティング装置を用いてコーテ
ィングし、乾燥固化し本発明に使用するキャリアを得
た。
【0027】比較例1 (トナー処方) スチレン樹脂(D−125:エッソ石油化学製) 89.5部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体〔実施例1と同じ、た だし、式(I):(II)=95:5〕 0.5部 実施例1のキャリアをもちいて、実施例1、比較例1の
トナーにより、トナー濃度3%で現像剤を作成した。こ
の時の、帯電量は実施例1の現像剤が28μc/g、比
較例1の現像剤が27μc/gであり差はほとんどなか
った。これら2種類の現像剤を用いてリコー社製複写機
リコピーFT3300にて10万枚のコピーを行い、非
画像部の地肌汚れ、現像部のトナー飛散、スペント化の
発生状況を調べた。その結果を表1に示す。
トナーにより、トナー濃度3%で現像剤を作成した。こ
の時の、帯電量は実施例1の現像剤が28μc/g、比
較例1の現像剤が27μc/gであり差はほとんどなか
った。これら2種類の現像剤を用いてリコー社製複写機
リコピーFT3300にて10万枚のコピーを行い、非
画像部の地肌汚れ、現像部のトナー飛散、スペント化の
発生状況を調べた。その結果を表1に示す。
【0028】(1)非画像部地肌汚れの評価法 白色原稿をコピーし、マクベス濃度計により反射濃度を
測定する。全く地肌汚れしていない状態では値は0.1
2であり、この値が大きいほど地肌汚れは悪い。 (2)トナー飛散の評価法 複写機の前カバー内側に4cm×4cmの白紙を貼付
け、飛散したトナー量をマクベス濃度計で測定する。全
くトナー飛散していない状態では値は0.12であり、
この値が大きいほどトナー飛散は悪い。 (3)スペント化の評価法 現像剤をブローオフしトナーを除去した後重合を測定す
る(W1)。ブローオフ後のキャリアにトルエンを加え
キャリア表面に融着しているトナーを完全に溶解し除去
し、乾燥後重量を測定する(W2)。 スペントトナー量 W(%)=(W1−W2)/W1×1
00 によりスペントトナー量を求める。
測定する。全く地肌汚れしていない状態では値は0.1
2であり、この値が大きいほど地肌汚れは悪い。 (2)トナー飛散の評価法 複写機の前カバー内側に4cm×4cmの白紙を貼付
け、飛散したトナー量をマクベス濃度計で測定する。全
くトナー飛散していない状態では値は0.12であり、
この値が大きいほどトナー飛散は悪い。 (3)スペント化の評価法 現像剤をブローオフしトナーを除去した後重合を測定す
る(W1)。ブローオフ後のキャリアにトルエンを加え
キャリア表面に融着しているトナーを完全に溶解し除去
し、乾燥後重量を測定する(W2)。 スペントトナー量 W(%)=(W1−W2)/W1×1
00 によりスペントトナー量を求める。
【0029】
【表1】
【0030】以上の結果から実施例1の現像剤が優れて
いることが判る。 実施例2 実施例1のトナー処方で体積平均粒径8.5μのトナー
を作成した。 比較例2 比較例1のトナー処方で体積平均粒径8.5μのトナー
を作成した。 実施例1で用いたキャリアにより、実施例2、比較例2
のトナーを用いて現像剤を作成し実施例1と同様の試験
を実施した。その結果を表2に示す。
いることが判る。 実施例2 実施例1のトナー処方で体積平均粒径8.5μのトナー
を作成した。 比較例2 比較例1のトナー処方で体積平均粒径8.5μのトナー
を作成した。 実施例1で用いたキャリアにより、実施例2、比較例2
のトナーを用いて現像剤を作成し実施例1と同様の試験
を実施した。その結果を表2に示す。
【0031】
【表2】
【0032】以上の結果から実施例2の現像剤が優れて
いることが判る。 実施例3 (トナー処方) スチレン樹脂(D−125:エッソ石油化学製) 86部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体(Mw 20000)〔式 (I):(II)=98.5:1.5〕 4部
いることが判る。 実施例3 (トナー処方) スチレン樹脂(D−125:エッソ石油化学製) 86部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体(Mw 20000)〔式 (I):(II)=98.5:1.5〕 4部
【0033】
【化9】
【0034】以上の処方でエクストルーダーを用い混練
後、粉砕分級し、体積平均粒径6.5μのトナーを得
た。 (キャリア処方) 芯材 平均粒径100μのフェライト粉 100部 コーティング溶液 シリコーン樹脂溶液(SR2411:トー レ・ダウコーニング社製) 20部 トルエン 20部 以上の処方で流動床型コーティング装置を用いてコーテ
ィングし、乾燥固化し本発明に使用するキャリアを得
た。
後、粉砕分級し、体積平均粒径6.5μのトナーを得
た。 (キャリア処方) 芯材 平均粒径100μのフェライト粉 100部 コーティング溶液 シリコーン樹脂溶液(SR2411:トー レ・ダウコーニング社製) 20部 トルエン 20部 以上の処方で流動床型コーティング装置を用いてコーテ
ィングし、乾燥固化し本発明に使用するキャリアを得
た。
【0035】比較例3 (トナー処方) スチレン樹脂(D−125:エッソ石油化学製) 89.5部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体〔実施例1と同じ、た だし式(I):(II)=90:10〕 0.5部 実施例3のキャリアをもちいて、実施例3、比較例3の
トナーにより、トナー濃度2.5%で現像剤を作成し
た。この時の、帯電量は実施例3の現像剤が22μc/
g、比較例1の現像剤が24μc/gであり差はほとん
どなかった。これら2種類の現像剤を用いて実施例1と
同様の試験を実施した。その結果を表3に示す。
トナーにより、トナー濃度2.5%で現像剤を作成し
た。この時の、帯電量は実施例3の現像剤が22μc/
g、比較例1の現像剤が24μc/gであり差はほとん
どなかった。これら2種類の現像剤を用いて実施例1と
同様の試験を実施した。その結果を表3に示す。
【0036】
【表3】
【0037】以上の結果から実施例3の現像剤が優れて
いることが判る。 実施例4 (トナー処方) スチレン樹脂 88部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体(Mw 10000) 2部 〔一般式(I):(II):(III)=90:1:9〕
いることが判る。 実施例4 (トナー処方) スチレン樹脂 88部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体(Mw 10000) 2部 〔一般式(I):(II):(III)=90:1:9〕
【0038】
【化10】
【0039】以上の処方でエクストルーダーを用い混練
後、粉砕分級し、体積平均粒径11μのトナーを得た。 (キャリア処方) 芯材 平均粒径100μの球形酸化鉄粉 100部 コーティング液 スチレン・メチル・メタクリレート共重合体 (トルエン 5%溶液) 20部 以上の処方で流動床型コーティング装置を用いてコーテ
ィングし、乾燥固化し本発明に使用するキャリアを得
た。
後、粉砕分級し、体積平均粒径11μのトナーを得た。 (キャリア処方) 芯材 平均粒径100μの球形酸化鉄粉 100部 コーティング液 スチレン・メチル・メタクリレート共重合体 (トルエン 5%溶液) 20部 以上の処方で流動床型コーティング装置を用いてコーテ
ィングし、乾燥固化し本発明に使用するキャリアを得
た。
【0040】比較例4 (トナー処方) スチレン樹脂(実施例4と同じ) 89.5部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体〔実施例4と同じ、た だし、式(I):(II):(III)=55:5:40〕 0.5部 実施例4のキャリアをもちいて、実施例4、比較例4の
トナーにより、トナー濃度3%で現像剤を作成した。こ
の時の、帯電量は実施例4の現像剤が25μc/g、比
較例1の現像剤が24μc/gであり差はほとんどなか
った。これら2種類の現像剤を用いてリコー社製複写機
リコピーFT3300にて10万枚のコピーを行い、非
画像部の地肌汚れ、現像部のトナー飛散、スペント化の
発生状況を調べた。
トナーにより、トナー濃度3%で現像剤を作成した。こ
の時の、帯電量は実施例4の現像剤が25μc/g、比
較例1の現像剤が24μc/gであり差はほとんどなか
った。これら2種類の現像剤を用いてリコー社製複写機
リコピーFT3300にて10万枚のコピーを行い、非
画像部の地肌汚れ、現像部のトナー飛散、スペント化の
発生状況を調べた。
【0041】(1)非画像部地肌汚れの評価法 白色原稿をコピーし、マクベス濃度計により反射濃度を
測定する。全く地肌汚れしていない状態では値は0.1
2であり、この値が大きいほど地肌汚れは悪い。 (2)トナー飛散の評価法 複写機の前カバー内側に4cm×4cmの白紙を貼付
け、飛散したトナー量をマクベス濃度計で測定する。全
くトナー飛散していない状態では値は0.12であり、
この値が大きいほどトナー飛散は悪い。 (3)スペント化の評価法 現像剤をブローオフしトナーを除去した後重合を測定す
る(W1)。ブローオフ後のキャリアにトルエンを加え
キャリア表面に融着しているトナーを完全に溶解し除去
し、乾燥後重量を測定する(W2)。 スペントトナー量 W(%)=(W1−W2)/W1×1
00 によりスペントトナー量を求める。
測定する。全く地肌汚れしていない状態では値は0.1
2であり、この値が大きいほど地肌汚れは悪い。 (2)トナー飛散の評価法 複写機の前カバー内側に4cm×4cmの白紙を貼付
け、飛散したトナー量をマクベス濃度計で測定する。全
くトナー飛散していない状態では値は0.12であり、
この値が大きいほどトナー飛散は悪い。 (3)スペント化の評価法 現像剤をブローオフしトナーを除去した後重合を測定す
る(W1)。ブローオフ後のキャリアにトルエンを加え
キャリア表面に融着しているトナーを完全に溶解し除去
し、乾燥後重量を測定する(W2)。 スペントトナー量 W(%)=(W1−W2)/W1×1
00 によりスペントトナー量を求める。
【0042】
【表4】
【0043】以上の結果から実施例4の現像剤が優れて
いることが判る。 実施例5 一般式(III)で示される繰返し単位を20重量%共重合したス チレン樹脂 88部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体(実施例4と同じ) 2部 以上の処方でエクストルーダーを用い混練後、分散分級
し、体積平均粒径12μのトナーを得た。
いることが判る。 実施例5 一般式(III)で示される繰返し単位を20重量%共重合したス チレン樹脂 88部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体(実施例4と同じ) 2部 以上の処方でエクストルーダーを用い混練後、分散分級
し、体積平均粒径12μのトナーを得た。
【0044】実施例6 実施例5の結着樹脂から一般式(III)で示される繰返
し単位の化合物を除いた他は全く同様にトナーを作成し
た。実施例4のキャリアをもちいて、実施例5、実施例
6のトナーにより、トナー濃度3%で現像剤を作成し
た。この時の帯電量は実施例5の現像剤が29μc/
g、実施例6の現像剤が27μc/gであり差はほとん
どなかった。これらの現像剤を用いて実施例1と同様の
試験を実施した。
し単位の化合物を除いた他は全く同様にトナーを作成し
た。実施例4のキャリアをもちいて、実施例5、実施例
6のトナーにより、トナー濃度3%で現像剤を作成し
た。この時の帯電量は実施例5の現像剤が29μc/
g、実施例6の現像剤が27μc/gであり差はほとん
どなかった。これらの現像剤を用いて実施例1と同様の
試験を実施した。
【0045】
【表5】
【0046】以上の結果から実施例5の現像剤の方が耐
スペント性が優れていることが判る。 実施例7 実施例5のトナー処方で体積平均粒径8.5μのトナー
を作成した。 実施例8 実施例6のトナー処方で体積平均粒径8.5μのトナー
を作成した。 実施例4で用いたキャリアにより、実施例7、実施例8
のトナーを用いて現像剤を作成し実施例4と同様の試験
を実施した。その結果を表6に示す。
スペント性が優れていることが判る。 実施例7 実施例5のトナー処方で体積平均粒径8.5μのトナー
を作成した。 実施例8 実施例6のトナー処方で体積平均粒径8.5μのトナー
を作成した。 実施例4で用いたキャリアにより、実施例7、実施例8
のトナーを用いて現像剤を作成し実施例4と同様の試験
を実施した。その結果を表6に示す。
【0047】
【表6】
【0048】以上の結果から実施例7の現像剤の方が耐
スペント性が優れていることが判る。 実施例9 (トナー処方) 一般式(III)で示される繰返し単位を20重量%共重合したポ リエステル樹脂 86部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体〔式(I):(II):(III) =90.0:1.5:8.5〕 4部
スペント性が優れていることが判る。 実施例9 (トナー処方) 一般式(III)で示される繰返し単位を20重量%共重合したポ リエステル樹脂 86部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体〔式(I):(II):(III) =90.0:1.5:8.5〕 4部
【0049】
【化11】
【0050】以上の処方でエクストルーダーを用い混練
後、粉砕分級し、体積平均粒径6.5μのトナーを得
た。 (キャリア処方) 芯材 平均粒径100μのフェライト粉 100部 コーティング溶液 シリコーン樹脂溶液(SR2411:トー レ・ダウコーニング社製) 20部 トルエン 20部 以上の処方で流動床型コーティング装置を用いてコーテ
ィングし、乾燥固化し本発明に使用するキャリアを得
た。
後、粉砕分級し、体積平均粒径6.5μのトナーを得
た。 (キャリア処方) 芯材 平均粒径100μのフェライト粉 100部 コーティング溶液 シリコーン樹脂溶液(SR2411:トー レ・ダウコーニング社製) 20部 トルエン 20部 以上の処方で流動床型コーティング装置を用いてコーテ
ィングし、乾燥固化し本発明に使用するキャリアを得
た。
【0051】比較例5 (トナー処方) ポリエステル樹脂 89.5部 カーボンブラック(#44:三菱化成製) 10部 第4級アンモニウム塩基含有共重合体〔実施例9と同じ、た だし式(I):(II):(III)=89:10:1〕 0.5部 実施例9のキャリアをもちいて、実施例9、比較例5の
トナーにより、トナー濃度2.5%で現像剤を作成し
た。この時の、帯電量は実施例9の現像剤が25μc/
g、比較例5の現像剤が27μc/gであり差はほとん
どなかった。これら2種類の現像剤を用いて実施例9と
同様の試験を実施した。
トナーにより、トナー濃度2.5%で現像剤を作成し
た。この時の、帯電量は実施例9の現像剤が25μc/
g、比較例5の現像剤が27μc/gであり差はほとん
どなかった。これら2種類の現像剤を用いて実施例9と
同様の試験を実施した。
【0052】
【表7】
【0053】以上の結果から実施例9の現像剤が優れて
いることが判る。
いることが判る。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の正荷電性
トナーは、充分な正荷電性を均一に保持しており、これ
を用いた現像剤により非画像部地肌汚れやトナー飛散の
ない鮮明な画像を形成することができる。
トナーは、充分な正荷電性を均一に保持しており、これ
を用いた現像剤により非画像部地肌汚れやトナー飛散の
ない鮮明な画像を形成することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 萩原 登茂枝 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内
Claims (3)
- 【請求項1】 少なくとも(1)結着樹脂と(2)着色
剤と(3)下記一般式(I)で示される繰り返し単位9
8.0〜99.5重量%と一般式(II)で示される繰り
返し単位2.0〜0.5重量%からなり、かつ重量平均
分子量が5000〜25000の範囲である第4級アン
モニウム塩基含有共重合体からなる正荷電性トナー。 【化1】 (式中、R1は水素原子またはメチル基、R2は水素原子
またはメチル基、R3はアルキレン基、R4,R5および
R6はアルキル基である。) - 【請求項2】 少なくとも(1)結着樹脂と(2)着色
剤と(3)下記一般式(I)で示される繰り返し単位9
8.0〜63.0重量%と一般式(II)で示される繰り
返し単位2.0〜0.5重量%、一般式(III)で示さ
れる繰返し単位35.0〜1.0重量部からなり、かつ
重量平均分子量が5000〜25000の範囲である第
4級アンモニウム塩基含有共重合体からなる正荷電性ト
ナー。 【化2】 (式中、R1,R2およびR7は水素原子またはメチル
基、R3はアルキレン基、R4,R5,R6およびR8はア
ルキル基である。) - 【請求項3】 結着樹脂が一般式(III)で示される繰
返し単位を含有することを特徴とする請求項2記載のト
ナー。
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---|---|---|---|
JP5258254A JPH0798514A (ja) | 1993-05-21 | 1993-10-15 | 正荷電性トナー |
US08/246,960 US5482807A (en) | 1993-05-21 | 1994-05-20 | Positively-chargeable toner |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11982193 | 1993-05-21 | ||
JP5-119821 | 1993-05-21 | ||
JP5258254A JPH0798514A (ja) | 1993-05-21 | 1993-10-15 | 正荷電性トナー |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0798514A true JPH0798514A (ja) | 1995-04-11 |
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ID=26457489
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP5258254A Pending JPH0798514A (ja) | 1993-05-21 | 1993-10-15 | 正荷電性トナー |
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---|---|
US (1) | US5482807A (ja) |
JP (1) | JPH0798514A (ja) |
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JP2009003480A (ja) * | 2008-10-02 | 2009-01-08 | Nippon Zeon Co Ltd | トナー及び画像形成方法 |
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US11052142B2 (en) | 2013-06-04 | 2021-07-06 | Petr G. Aparin | Modified endotoxic bacteria lipopolysaccharide (variants), combination of modified lipopolysaccharides (variants) and, containing same, a vaccine (variants) and a pharmaceutical composition (variants) |
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DE3621376A1 (de) * | 1986-06-26 | 1988-01-07 | Hoechst Ag | Strahlungsempfindliches aufzeichnungsmaterial |
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-
1993
- 1993-10-15 JP JP5258254A patent/JPH0798514A/ja active Pending
-
1994
- 1994-05-20 US US08/246,960 patent/US5482807A/en not_active Expired - Lifetime
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JP4715897B2 (ja) * | 2008-10-02 | 2011-07-06 | 日本ゼオン株式会社 | トナー及び画像形成方法 |
WO2017170278A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2017-10-05 | 日本ゼオン株式会社 | 正帯電性ブラックトナー |
JPWO2017170278A1 (ja) * | 2016-03-31 | 2019-02-07 | 日本ゼオン株式会社 | 正帯電性ブラックトナー |
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---|---|
US5482807A (en) | 1996-01-09 |
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