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JPH0798441A - 高屈折率レンズ用樹脂の製造方法 - Google Patents

高屈折率レンズ用樹脂の製造方法

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Publication number
JPH0798441A
JPH0798441A JP22199293A JP22199293A JPH0798441A JP H0798441 A JPH0798441 A JP H0798441A JP 22199293 A JP22199293 A JP 22199293A JP 22199293 A JP22199293 A JP 22199293A JP H0798441 A JPH0798441 A JP H0798441A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
weight
refractive index
resin
monomer
parts
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP22199293A
Other languages
English (en)
Inventor
Seizaburo Sakakibara
清三郎 榊原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP22199293A priority Critical patent/JPH0798441A/ja
Publication of JPH0798441A publication Critical patent/JPH0798441A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 入手し易く、重合速度が適度に速くて重合操
作が容易な単量体を量的の主原料として用い、これに屈
折率を向上させる単量体を共重合させることにより、す
ぐれた性能とN1.57〜1.60付近の高屈折率を
有するレンズ用樹脂を製造する方法を提供すること。 【構成】 次式のジアクリレートおよび/またはジメタ
クリレート 【化1】 (ここにRはHまたはCHを表わし、m≧
1、n≧1で、4>m+n≧6)を主原料とし、これに
屈折率向上の為の単量体としてトリフェニルビニルシラ
ンを加え、さらに必要とあれば公知の、単独重合体の屈
折率が1.55以上である、他の単量体をも加えてラジ
カル共重合させることにより、新規な高屈折率レンズ用
樹脂を製造する方法を提供するものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はシリコン原子を分子中に
結合している特定の単量体を共重合させることにより、
新規な高屈折率レンズ用樹脂を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】熱硬化性のレンズ用樹脂には古くからジ
エチレングリコールビスアリルカーボネートを注型重合
させた樹脂が用いられているが、その屈折率Nは1.
50であり、クラウンガラスレンズの屈折率N1.5
2〜1.53よりも低く、この樹脂を用いたレンズは高
度数になるにつれて急速に厚さが増すという欠点があつ
た。
【0003】熱可塑性樹脂には、ポリスチレンおよびポ
リカーボネートのように高い屈折率(N1.58〜
1.59)を有するものがあるが、これらは可融可溶性
で可塑性があるため、次のような用途には不向きであ
る。即ち眼鏡レンズのように枠入れするときにレンズ周
辺の切削および研磨を必要とし、また眼鏡枠によつて締
めつけられ、さらにまた、特別な度数のレンズをつくる
ために半製品レンズの片面を玉摺加工機によつて高速切
削および研磨するような操作には不向きであり、やはり
熱硬化性樹脂でなければならない。
【0004】このような思考に基いて、熱硬化性の高屈
折率レンズ用樹脂の開発について多くの研究が行われ、
多くの特許申請がなされた。その中で、現在重要視され
ているのは、屈折率Nが1.59〜1.60付近のも
のであり、これには ビスフェノールAまたはそれの類似化合物にハロゲ
ン特にブロム原子を2コ以上特に4コ付加させたものを
骨格とする単量体を主成分とする高屈折率樹脂。(特公
昭62−25162、特公平2−15841、特公平3
−19521、特公平3−20721参照) イソシアネート化合物と、ヒドロキシル化合物また
はチオール化合物との反応(ウレタン生成反応)を主と
して利用することによつて得られる高屈折率樹脂。(特
開昭57−136601、同57−136602、同5
9−133211、同60−11513、同60−24
9101、同62−73201、同64−26622、
同64−54021、特開平1−185501、同2−
153302参照)の2種類がある。
【0005】また屈折率Nが1.56〜1.57付近
のもの(ここでは準高屈折率樹脂と呼ぶ)で注目されて
いる技術は ジアリルフタレート類を主成分とする準高屈折率樹
脂。(特公昭57−42841、特公昭60−4432
7、特公平2−39761参照) ビスフェノールAそのままか或いはこれに酸化エチ
レンを4モル以下付加させ、フェノール性OH基をでき
るだけ多くアルコール性OH基に変えた後、アクリル酸
またはメタクリル酸エステルにした単量体を主成分とす
る準高屈折率樹脂。(特公昭58−17527参照)の
2種類がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】高屈折率レンズ用樹脂
を製造するとき、望ましい事項は、原料面から言えば、
入手容易であるか、或いは原料合成および精製が容易な
ことであり、樹脂の品質面から言えば、無色透明性、光
学的均質性、耐衝撃性、耐光性および各種加工性にすぐ
れていることであり、工場作業面から言えば、製造操作
条件が苛酷でないこと(例えば著しい低温や高温を用い
たり、僅かの温度誤差も許容されないなどの難条件がな
いこと)、および離型容易で高歩留りが得易いことなど
である。
【0007】上述のおよびの技術は、準高屈折率で
あること以外は、これらの望ましい事項をほぼすべて満
足するのに対して、の技術の場合には単量体の製造お
よび精製のコストが高いこと、得られた樹脂の耐衝撃性
および耐光性が不十分なことが問題であり、の場合に
は尚技術が固まらず操作条件が苛酷なこともあつて、歩
留りが満足点に達していないことが問題である。それ故
およびの技術において準高屈折率しか得られない点
を改善し、高屈折率(N1.59〜1.60付近)に
高めることができたならば、最も望ましい方法を得たと
言い得る。本発明者はこの最も望ましい方法を得るため
に鋭意研究を行い、本発明に到達した。
【0008】即ち本発明はトリフェニルビニルシラン
と、単独重合体の屈折率が1.55以上の、ラジカル重
合可能な単量体の1種以上とを共重合させることを特徴
とする高屈折率レンズ用樹脂の製造方法であり、さらに
言えば、第1単量体としてトリフェニルビニルシランを
3〜40重量%、好ましくは7〜30重量%、第2単量
体として化1
【化1】 (但しRは水素またはメチル基を表わし、m≧1、n≧
1でm+nは4を超え6以下の数を表わす)で示される
化合物の1種または2種以上の混合物を20〜70重量
%、そして第3単量体として、単独重合体の屈折率が
1.55以上の、ラジカル重合可能な1種以上の他の単
量体を0〜40重量%混合して共重合させることを特徴
とする高屈折率レンズ用樹脂の製造方法である。
【0009】ここで本発明で使用するトリフェニルビニ
ルシランの合成法を記す。 トリフェニルビニルシランの合成法…グリニヤール反応
を用いて合成することができる。その一例を示すと、十
分に精製したテトラヒドロフランを溶媒とし、トリフェ
ニルクロロシランまたはトリフェニルシランにビニルマ
グネシウムブロミドを作用させ、塩化アンモニウム飽和
水溶液で分解した後、テトラヒドロフランに溶解してい
るトリフェニルビニルシランを回収し、重合防止剤およ
び微量の窒素ガスの存在下に真空蒸溜して精製した。無
色透明の液体である。(トリフェニルシランを原料に用
いたときは、合成したトリフェニルビニルシラン中に少
量〔例えば5〜10%程度〕の原料物質が残留すること
があるが、本発明のレンズ用樹脂の性能に実質的な影響
を与えない。)
【0010】トリフェニルビニルシランはベンゼン核を
有するアクリル酸エステル類、メタクリル酸エステル類
等、およびスチレン類、ジビニルベンゼン類等と良好な
相溶性を示し、単量体の混合組成、重合条件(重合開始
剤の種類および量、重合温度一時間曲線等)を適切に選
べば、よく共重合して高品質の高屈折率レンズ用樹脂を
つくり得る。
【0011】トリフェニルビニルシランの使用量につい
て言えば、全単量体重量の3重量%でも、屈折率を押し
上げる効果を持つが、好ましくは7重量%以上使用する
と、明らかに屈折率の上昇を示し、さらに有効であるこ
とがわかる。最大限は40重量%である。これを超える
と、得られた樹脂が高温度例えば100℃付近において
剛性の低下を示すことがあり、100℃付近で染色する
レンズ等の場合には不適当である。従って好ましくは3
0重量%以下とし、また単量体混合物の組成を適切に選
ぶことによつて、このような問題が起こらぬようにする
ことが可能である。
【0012】このトリフェニルビニルシランを共重合成
分として使用したとき、屈折率を上昇させ得るばかりで
なく、同時にアッベ数を上昇させることができ、その値
を40以上にすることができる。
【0013】請求項2においては第2単量体として化1
の構造を有するジアクリレートおよび/またはジメタク
リレートを用いるが、このものはビスフェノールAの両
端のフェノール性OH基が、4モルを超える酸化エチレ
ンの付加によつて、完全にアルコール性OH基に変えら
れていて、フェノール性OH基の残留による製品レンズ
等の変色のおそれが皆無になつているばかりでなく、耐
衝撃性の向上にも著しく寄与している。そして酸化エチ
レンの付加モル数の増加による屈折率の低下はトリフェ
ニルビニルシランとの共重合によつて補われ、且つさら
に高められて、結果としてすぐれた性能を有する新規な
高屈折率レンズ用共重合体が得られる訳である。酸化エ
チレンの付加モル数が6を超えると、得られた樹脂の室
温における剛性の低下が現れ、レンズ等の用途には適合
しないので本発明では採らない。第2単量体の使用量が
全単量体混合物の20重量%未満の場合には耐衝撃性が
不十分になり、また70重量%を超えると第1単量体の
量が減少して高屈折率が得られない。即ち20〜70重
量%とした理由である。
【0014】請求項2の第3単量体は、第1および第2
単量体の共重合物の性質を補助的に改善するためのもの
で、その例としては、フェニルアクリレート、フェニル
メタクリレート、ベンジルアクリレート、ベンジルメタ
クリレート、ビスフェノールSジアクリレート、ビスフ
ェノールSジメタクリレート、スチレン、クロロスチレ
ン、ジビニルベンゼン類、1,3,5−トリアクリロイ
ル−ヘキサヒドロ−sトリアジン、o−フェニル安息香
酸アリルエステル、p−フェニル安息香酸アリルエステ
ル、ビフェニル−2,2′−ジカルボン酸ジアリルエス
テル、ビスフェノールAジアリルカーボネート、ビスフ
ェノールSジアリルカーボネート、o−フェニルフェノ
ールアリルカーボネート、p−フェニルフェノールアリ
ルカーボネート、ジフェニルジビニルシラン、ベンジル
メチルマレエート、ベンジルメチルフマレート等を挙げ
ることができる。
【0015】これらの第3単量体は全単量体混合物に対
して0〜40重量%使用する。但しアリル化合物および
ジフェニルジビニルシランは概して他より重合速度が遅
いので、全単量体混合物重量に対して20重量%以下用
いて、共重合性を良好にすることが必要である。
【0016】上記に説明した単量体混合物を共重合させ
るときにはラジカル重合開始剤を用いる。これには比較
的低温(30〜50℃付近)で有効に作用するジイソプ
ロピルパーオキシジカーボネート、ジ−n−プロピルパ
ーオキシジカーボネートおよび ジネオペンチルパージ
カーボネート等、また中程度の温度(60〜80℃付
近)で有効に作用するt−ブチルパーオキシピバレー
ト、t−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート
およびt−ブチルパーオキシイソブチレート等、さらに
また比較的高温(90〜110℃付近)で有効に作用す
る1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,3,5
−トリメチルシクロヘキサン、1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)シクロヘキサンおよびt−ブチルパーオ
キシ−3,5,5−トリメチルヘキサノエート等が好適
な例として挙げられる。
【0017】これらの重合開始剤は単独で或いは2種類
以上混合して使用する。使用量は全単量体混合物重量に
対して0.1〜5重量%(2種類以上の重合開始剤を用
いるときは合計で)が必要である。
【0018】また本発明で製造する高屈折率レンズ用樹
脂は耐光性を重視するので、重合に際して単量体混合物
中に紫外線吸収剤を添加する。これには2−(3,5−
ジ−t−ブチル−2−ヒドロキシフェニル)ベンゾトリ
アゾール、2−〔2−ヒドロキシ−5−(1,1,3,
3−テトラメチルブチル)フェニル〕ベンゾトリアゾー
ル等のトリアゾール系、あるいは2−ヒドロキシ−4−
n−オクトキシベンゾフェノン、2−ヒドロキシ−4−
ベンジルオキシベンゾフェノン等のベンゾフェノン系の
化合物を用いて好結果を挙げ得る。即ち全単量体混合物
重量に対してこれらの紫外線吸収剤を0.05〜2重量
%混合する。これによりレンズに成形後、太陽光照射下
で経時変化のために黄変および物性劣化することを防
ぎ、また特に眼鏡用レンズとして使用した場合、紫外線
をできるだけ遮断し、目を保護することに役立てられ
る。
【0019】本発明においては、重合および成形は、通
常、2枚のよく研磨し、且つ表面を強化したガラス製モ
ールドを、単量体等に対して化学的に不活性なゴム状弾
性物質(例えばエチレン−ブタジエン共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体等)で造つたガスケットを介し
て、平行に並べるように組立て、その空間に上述した各
単量体、重合開始剤および紫外線吸収剤等の混合液(離
型剤、黄変補色用色素等を加えることもある)を、必要
とあれば、予備重合した後に注入する。ここで予備重合
とは、該混合液を僅少量の重合開始剤の存在下に、予め
緩く加熱撹拌して液の粘度を若干高めることである。
(また単量体混合物の1成分或いは2〜3成分だけを別
に予備重合してから、他の単量体と混合してもよい。即
ちブロック共重合になる。)このようにすることによ
り、モールドとガスケットの隙間から該混合液が漏れる
ことを防ぐと同時に重合時の体積収縮による悪影響を少
なくする効果がある。
【0020】注入が終れば加熱炉に入れて重合させる。
重合時間は10〜30時間が一般的に可であるが、15
〜20時間が操作の都合からも好適な場合が多い。加熱
炉の温度調節は既述のように、重合開始剤の種類によつ
て有効に作用する温度が異なることを考慮して行うべき
である。例えば重合開始剤として比較的低温で有効に作
用するジ−n−プロピルパーオキシジカーボネートを単
独で用いる場合には30〜50℃の間の昇温速度をでき
るだけ緩やかにし、そして最高重合温度を90〜100
℃でとどめ、この温度で0.5〜3時間保持して余分の
重合開始剤を重合物中に残留させることなく、すべて分
解するようにするべきである。
【0021】もし、例えば、重合開始剤として比較的低
温で有効に作用するジネオペンチルパージカーボネート
と中程度の温度で有効に作用するt−ブチルパーオキシ
−2−エチルヘキサノエートと比較的高温で有効に作用
するt−ブチルパーオキシ−3,5,5−トリメチルヘ
キサノエートを混合して用いる場合には、30〜50
℃、60〜80℃および90〜110℃付近のそれぞれ
の温度範囲で昇温速度をできるだけ緩やかにし、それら
の中間の昇温速度を比較的速やかにし、そして最高重合
温度を120℃にして、この温度で0.5〜3時間保持
して余分の重合開始剤を残らず分解するようにするべき
である。
【0022】重合が終れば、重合物をモールドから離型
する。離型は通常は熱時に行うが、少し温度が下つたと
きに行う方がよい場合もある。先ずガスケットを外し、
次いで機械的に重合物をモールドから外す。本発明の重
合物は、通常、特別な離型剤を用いることなしに離型が
可能である。(単量体等の混合液をモールドに注入する
ことから始つて離型に至るまでを注型重合と呼んでい
る。)
【0023】離型が終れば、熱処理を行う。通常は最高
重合温度よりも5〜10℃高い温度の加熱炉に入れて3
0分ないし2時間その温度に保つて熱処理する。これに
よつて重合時或いは離型時に生じた重合物の内部歪を除
くことができる。(尚、熱処理は次の半製品レンズの荒
摺、それに続く研磨後においても行う必要がある。)
【0024】以上の操作でできたレンズはそのまま製品
として実用に供し得るが、注型重合により、先ず半製品
レンズをつくり、これの後面を荒摺および研磨すること
により、希望する度数の製品レンズとすることもでき
る。本発明の重合成形物はこのような荒摺および研磨工
程においてもよく適合し、熔融したり研磨面が荒れるこ
となく、すぐれた製品にすることができることを認め
た。
【0025】また本発明の製造法によるレンズ用樹脂は
分散染料を用いて80〜95℃の染浴中にてよく染色す
ることができ、また有機性および含シリコン系等の硬質
塗膜を強固に密着させることができ、さらにまた真空蒸
着装置中でSiOおよび金属酸化物の強固な蒸着が基
本的に可能であることを認めた。
【0026】本発明をさらに具体的且つ詳細に説明する
ために、以下に実施例を示す。但し本発明はこれらの実
施例によつて限定されるものではない。尚、実施例にお
いて示す諸物性の試験法は次の通りである。 1) 屈折率N:アッベの屈折計を用いて測定した。
接触液にはモノブロムナフタレンを使用した。 2) アッベ数ν: 同上 3)鉛筆硬度: JIS(K5400)により測定し
た。 4)耐衝撃性: 厚さ2mmのレンズ用樹脂平板にFD
A規格に適合する鋼球落下試験を行い、割れないものを
良とした。 5)耐光性: 紫外線照射試験器内で200時間照射試
験を行い、着色即ち黄変のないものを良とした。(比較
のために行つたポリスチレンおよびポリカーボネートの
試験では黄変し、不良であつた。) 6)染色性: 90℃の分散染料染浴中に15分間浸
し、中濃度まで染着するかどうかを試験し、可能なもの
を良とした。
【0027】
【実施例1】トリフェニルビニルシラン25重量部、
2,2−ビス(アクリロキシ−ポリ〈4.2〉エトキシ
−フェニル)プロパン〔注:ポリ〈4.2〉エトキシは
酸化エチレンの合計4.2モル重合基を表わす。以下同
じ〕55重量部、ビスフェノールSジアクリレート15
重量部およびm−ジビニルベンゼン10重量部より成る
単量体混合物に、紫外線吸収剤として2−〔2−ヒドロ
キシ−5−(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フ
ェニル〕ベンゾトリアゾール0.3重量部を加えて溶か
し、これにラジカル重合開始剤としてジネオペンチルパ
ージカーボネート0.8重量部およびt−ブチルパーオ
キシ−2−エチルヘキサノエート0.8重量部を加えて
溶かし、この重合用混合液を、2枚の表面強化ガラス平
板モールド(間隔2mm)とエチレン−ブタジエン共重
合物製のガスケットでできた空間に室温注入し、注型重
合を行つた。
【0028】注型重合のときの温度−時間曲線は30℃
から50℃までの昇温は8時間かけて緩い傾斜で行い、
50℃から65℃までは2時間で割合急速に昇温し、6
5℃から85℃までは5時間かけて緩い傾斜で昇温し、
85℃から100℃までは2時間で割合急速に昇温し、
そして100℃で2時間持続加温して重合を終結させ
た。熱時にガスケットを外し、モールド平板から樹脂板
を機械的に離型させた。離型は比較的容易であつた。こ
の樹脂板を105℃で1時間熱処理し、内部歪を除去し
た。熱処理済の樹脂板は無色透明で、高屈折率且つ低分
散(ν44)であつた。その試験結果を表1に示し
た。
【0029】
【実施例2】実施例1で用いた単量体混合物に代えて、
トリフェニルビニルシラン20重量部、2,2−ビス
(アクリロキシ−ポリ〈4.2〉エトキシ−フェニル)
プロパン55重量部、ビスフェノールSジアクリレート
18重量部およびm−ジビニルベンゼン7重量部より成
る単量体混合物を用い、ラジカル重合開始剤はt−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート1.5重量部
を用い、温時注入を行い、注型重合のときの温度−時間
曲線は50℃から85℃までは12時間かけて緩い傾斜
で昇温し、85℃から105℃までは割合急速に3時間
で昇温し、105℃で2時間持続加温して重合を終結さ
せ、離型後110℃で1時間熱処理した。その他の操作
方法は実施例1と同一条件で樹脂板をつくつた。このも
のは無色透明で高屈折率且つ低分散(ν41)であつ
た。その試験結果を表1に示した。
【0030】
【実施例3】実施例2で用いた単量体混合物に代えて、
トリフェニルビニルシラン25重量部、2,2−ビス
(アクリロキシ−ポリ〈4.2〉エトキシ−フェニル)
プロパン45重量部、ビスフェノールSジアクリレート
10重量部およびフェニルメタクリレート20重量部よ
り成る単量体混合物を用い、他は実施例2と同一条件で
樹脂板をつくつた。これは無色透明で高屈折率且つ低分
散(ν44)であつた。その試験結果を表1に示し
た。
【0031】
【実施例4】実施例1で用いた単量体混合物に代えて、
トリフェニルビニルシラン32重量部、2,2−ビス
(アクリロキシ−ポリ〈4.2〉エトキシ−フェニル)
プロパン48重量部、ビスフェノールAジアリルカーボ
ネート12重量部およびm−ジビニルベンゼン8重量部
より成る単量体混合物を用い、温時注入を行い、ラジカ
ル重合開始剤はt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキ
サノエート1.5重量部および1,1−ビス(t−ブチ
ルパーオキシ)−3,3,5−トリメチルシクロヘキサ
ン1.2重量部を加えることとし、そして注型重合の温
度−時間曲線は55℃から80℃までの昇温は8時間か
けて緩い傾斜で行い、80℃から95℃までは2時間で
割合急速に昇温し、95℃から110℃までは5時間か
けて緩い傾斜で昇温し、110℃から120℃までは
1.5時間で割合急速に昇温し、そして120℃で1.
5時間持続加温して重合を終結させ、離型後125℃で
1時間熱処理した。その他の操作方法は実施例1と同じ
くして樹脂板をつくり試験した。その試験結果を表1に
示した。
【0032】
【実施例5】実施例4で用いた単量体混合物に代えてト
リフェニルビニルシラン22重量部、2,2−ビス(メ
タクリロキシ−ポリ〈4.5〉エトキシ−フェニル)プ
ロパン〔注:ポリ〈4.5〉エトキシは酸化エチレンの
合計4.5モル重合基を表わす〕55重量部、フェニル
フェノールアリルカーボネート15重量部およびm−ジ
ビニルベンゼン8重量部より成る単量体混合物を用い、
他は実施例4と同一条件で樹脂板をつくり試験した。そ
の結果を表1に示した。
【0033】
【表1】
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は屈折率N
が1.59〜1.60付近で高いばかりでなく、アッペ
数νも高く(即ち低分散)、且つ他の多くのすぐれた
性質を有する新規な高屈折率レンズ用樹脂を製造する方
法を提供するものである。即ち本発明では高屈折率をも
たらす性能向上のための単量体としてトリフェニルビニ
ルシランを用いることにより、入手し易く且つ重合操作
が容易な2,2−ビス(アクリロキシ−ポリエトキシ−
フェニル)プロパンおよび/または2,2−ビス(メタ
クリロキシ−ポリエトキシ−フェニル)プロパンを主な
単量体として共存させ、これに公知の第3単量体を適宜
に加えて、工場操業に適合性のよい高屈折率レンズ用樹
脂を製造する方法を提供するものである。
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成6年9月21日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】このような思考に基いて、熱硬化性の高屈
折率レンズ用樹脂の開発について多くの研究が行われ、
多くの特許申請がなされた。その中で、現在重要視され
ているのは、屈折率Nが1.57〜1.60付近のも
のであり、これには ビスフェノールAまたはそれの類似化合物にハロゲ
ン特にブロム原子を2コ以上特に4コ付加させたものを
骨格とする単量体を主成分とする高屈折率樹脂。(特公
昭62−25162、特公平2−15841、特公平3
−19521、特公平3−20721参照) イソシアネート化合物と、ヒドロキシル化合物また
はチオール化合物との反応(ウレタン生成反応)を主と
して利用することによつて得られる高屈折率樹脂。(特
開昭57−136601、同57−136602、同5
9−133211、同60−11513、同60−24
9101、 同62−73201、同64−2662
2、同64−54021、特開平1−185501、同
2−153302参照)の2種類がある。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】上述のおよびの技術は、準高屈折率で
あること以外は、これらの望ましい事項をほぼすべて満
足するのに対して、の技術の場合には単量体の製造お
よび精製のコストが高いこと、得られた樹脂の耐衝撃性
および耐光性が不十分なことが問題であり、の場合に
は尚技術が固まらず操作条件が苛酷なこともあつて、歩
留りが満足点に達していないことが問題である。それ故
およびの技術において準高屈折率しか得られない点
を改善し、高屈折率(N1.57〜1.60付近)に
高めることができたならば、最も望ましい方法をえたと
言い得る。本発明者はこの最も望ましい方法を得るため
に鋭意研究を行い、本発明に到達した。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】ここで本発明で使用するトリフェニルビニ
ルシランの合成法を記す。 トリフェニルヒニルシランの合成法…グリニヤール反応
を用いて合成することができる。その一例を示すと、十
分に精製したテトラヒドロフランを溶媒とし、トリフエ
ニルクロロシランまたはトリフェニルシランにビニルマ
グネシウムブロミドを作用させ、塩化アンモニウム飽和
水溶液で分解した後、テトラヒドロフランに溶解してい
るトリフェニルビニルシランを回収し、重合防止剤およ
び微量の窒素ガスの存在下に真空蒸溜して精製した。白
色固体(熔融時は無色透明の液体)である。(トリフェ
ニルシランを原料に用いたときは、合成したトリフェニ
ルビニルシラン中に少量〔例えば10%以下〕の原料物
質が残留することがあるが、本発明のレンズ用樹脂の性
能に実質的な影響を与えない。)
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0027
【補正方法】変更
【補正内容】
【0027】
【実施例1】トリフェニルビニルシラン15重量部、
2,2−ビス(メタクリロキシ−ポリ<4.3>エトキ
シ−フェニル)プロパン〔注:ポリ<4.3>エトキシ
は酸化エチレンの合計4.3モル重合基を表わす。以下
同じ〕70重量部、ビス(2−ヒドロキシエトキシ)ビ
スフェノールSジメタクリレート5重量部およびm−ジ
ビニルベンゼン10重量部より成る単量体混合物に、紫
外線吸収剤として2−〔2ヒドロキシ−5−(1,1,
3,3−テトラメチルブチル)フェニル〕ベンゾトリア
ゾール0.3重量部を加えて溶かし、これにラジカル重
合開始剤としてジネオペンチルパージカーボネート0.
8重量部およびt−ブチルパーオキシ−2−エチルヘキ
サノエート1.2重量部を加えて溶かし、この重合用混
合液を、2枚の表面強化ガラス平板モールド(間隔2m
m)とエチレン−ブタジエン共重合物製のガスケットで
できた空間に室温注入し、注型重合を行つた。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0029
【補正方法】変更
【補正内容】
【0029】
【実施例2】実施例1で用いた単量体混合物に代えて、
トリフェニルビニルシラン20重量部、2,2−ビス
(メタクリロキシ−ポリ<4.3>エトキシ−フェニ
ル)プロパン50重量部、ビス(2−ヒドロキシエトキ
シ)ビスフェノールSジメタクリレート20重量部およ
びm−ジビニルベンゼン10重量部より成る単量体混合
物を用い、ラジカル重合開始剤はt−ブチルパーオキシ
−2−エチルヘキサノエート1.8重量部を用い、温時
(50℃、以下同じ)注入を行い、注型重合のときの温
度−時間曲線は50℃から85℃までは12時間かけて
緩い傾斜で昇温し、85℃から105℃までは割合急速
に3時間で昇温し、105℃で2時間持続加温して重合
を終結させ、離型後110℃で1時間熱処理した。その
他の操作方法は実施例1と同一条件で樹脂板をつくつ
た。このものは無色透明で高屈折率且つ低分散(ν
5)であつた。その試験結果を表1に示した。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】
【実施例3】実施例2で用いた単量体混合物に代えて、
トリフェニルビニルシラン25重量部2,2−ビス(ア
クリロキシ−ポリ<4.2>エトキシ−フェニル)プロ
パン〔注:ポリ<4.2>エトキシは酸化エチレンの合
計4.2モル重合基を表わす〕45重量部、ビスフェノ
ールSジアクリレート10重量部およびフェニルメタク
リレート20重量部より成る単量体混合物を用い、他は
実施例2と同一条件で樹脂板をつくつた。これは無色透
明で高屈折率且つ低分散(ν46)であつた。その試
験結果を表1に示した。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】
【実施例4】実施例1で用いた単量体混合物に代えて、
トリフェニルビニルシラン10重量部,2−ビス(メタ
クリロキシ−ポリ<4.3>エトキシ−フェニル)プロ
パン70重量部、ビスフェノールSジメタクリレート1
0重量部およびm−ジビニルベンゼン10重量部より成
る単量体混合物を用い、ラジカル重合開始剤はt−ブチ
ルパーオキシ−2−エチルヘキサノエート1.2重量部
および1,1−ビス(t−ブチルパーオキシ)−3,
3,5−トリメチルシクロヘキサン1重量部を加えるこ
ととし、温時注入を行い、そして注型重合の温度−時間
曲線は50℃から80℃までの昇温は8時間かけて緩い
傾斜で行い、80℃から95℃までは2時間で割合急速
に昇温し、95℃から110℃までは5時間かけて緩い
傾斜で昇温し、110℃から120℃までは1.5時間
で割合急速に昇温し、そして120℃で1.5時間持続
加温して重合を終結させ、離型後125℃で1時間熱処
理した。その他の操作方法は実施例1と同じくして樹脂
板をつくり試験した。その試験結果を表1に示した。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0032
【補正方法】変更
【補正内容】
【0032】
【実施例5】実施例4で用いた単量体混合物に代えてト
リフェニルビニルシラン30重量部、2,2−ビス(メ
タクリロキシ−ポリ(4.5)エトキシ−フェニル)プ
ロパン〔注:ポリ<4.5>エトキシは酸化エチレンの
合計4.5モル重合基を表わす〕38重量部、ビス(2
−ヒドロキシエトキシ)ビスフェノールSジメタクリレ
ート20重量部およびm−ジビニルベンゼン12重量部
より成る単量体混合物を用い、他は実施例4と同一条件
で樹脂板をつくり試験した。その結果を表1に示した。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は屈折率N
が1.57〜1.60付近で高いばかりでなく、アッベ
数νも高く(即ち低分散)、且つ他の多くのすぐれた
性質を有する新規な高屈折率レンズ用樹脂を製造する方
法を提供するものである。即ち本発明では高屈折率をも
たらす性能向上のための単量体としてトリフェニルビニ
ルシランを用いることにより、入手し易く且つ重合操作
が容易な2,2−ビス(アクリロキシ−ポリエトキシ−
フェニル)プロパンおよび/または2,2−ビス(メタ
クロリロキシ−ポリエトキシ−フェニル)プロパンを主
な単量体として共存させ、これに公知の第3単量体を適
宜に加えて、工場操業に適合性のよい高屈折率レンズ用
樹脂を製造する方法を提供するものである。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0033
【補正方法】変更
【補正内容】
【0033】
【表1】

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トリフェニルビニルシランと、単独重合
    体の屈折率が1.55以上の、ラジカル重合可能な単量
    体の1種以上とを共重合させることを特徴とする高屈折
    率レンズ用樹脂の製造方法。
  2. 【請求項2】 第1単量体としてトリフェニルビニルシ
    ランを3〜40重量%、好ましくは7〜30重量%、第
    2単量体として化1 【化1】 (但しRは水素またはメチル基を表わし、m≧1、n≧
    1でm+nは4を超え6以下の数を表わす)で示される
    化合物の1種または2種以上の混合物を20〜70重量
    %、そして第3単量体として、単独重合体の屈折率が
    1.55以上の、ラジカル重合可能な1種以上の他の単
    量体を0〜40重量%混合して共重合させることを特徴
    とする高屈折率レンズ用樹脂の製造方法。
JP22199293A 1993-07-10 1993-07-10 高屈折率レンズ用樹脂の製造方法 Pending JPH0798441A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003040152A1 (en) * 2001-11-02 2003-05-15 Bausch & Lomb Incorporated High refractive index aromatic-based silyl monomers

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003040152A1 (en) * 2001-11-02 2003-05-15 Bausch & Lomb Incorporated High refractive index aromatic-based silyl monomers
US6846897B2 (en) * 2001-11-02 2005-01-25 Bausch And Lomb, Inc. High refractive index aromatic-based silyl monomers
US6881809B2 (en) * 2001-11-02 2005-04-19 Bausch & Lomb Incorporated High refractive index aromatic-based silyl monomers

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