JPH079827A - 後部懸架装置 - Google Patents
後部懸架装置Info
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- JPH079827A JPH079827A JP5272641A JP27264193A JPH079827A JP H079827 A JPH079827 A JP H079827A JP 5272641 A JP5272641 A JP 5272641A JP 27264193 A JP27264193 A JP 27264193A JP H079827 A JPH079827 A JP H079827A
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- steering arm
- bearing element
- rubber bearing
- arms
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- B60G21/02—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected
- B60G21/04—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically
- B60G21/05—Interconnection systems for two or more resiliently-suspended wheels, e.g. for stabilising a vehicle body with respect to acceleration, deceleration or centrifugal forces permanently interconnected mechanically between wheels on the same axle but on different sides of the vehicle, i.e. the left and right wheel suspensions being interconnected
- B60G21/051—Trailing arm twist beam axles
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- B60G2200/21—Trailing arms connected by a torsional beam, i.e. twist-beam axles
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- B60G2800/00—Indexing codes relating to the type of movement or to the condition of the vehicle and to the end result to be achieved by the control action
- B60G2800/24—Steering, cornering
- B60G2800/244—Oversteer
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Vehicle Body Suspensions (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
- Steering-Linkage Mechanisms And Four-Wheel Steering (AREA)
- Springs (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 車両がコーナーを通過する際に生じる横方向
力の影響によって、車両がオーバーステアとなる傾向を
補償する。 【構成】 車輪懸架腕４，５が設けられ、該車輪懸架腕
４，５は横梁６を介して互いに連結され、該横梁６は車
軸２，３にほぼ平行に延び、ステアリングアーム９，１
０によってシャシ１５に各々接続した端部７，８を有
し、該ステアリングアーム９，１０は弾力性を有してい
る。このためにステアリングアーム９，１０を屈曲させ
ることが可能であり、またはたとえば板ばねとして実現
することが可能である。シャシ１５に取付ける板ばねと
する場合には、好適にはゴム軸受要素１６用のハウジン
グの方に形成される。
力の影響によって、車両がオーバーステアとなる傾向を
補償する。 【構成】 車輪懸架腕４，５が設けられ、該車輪懸架腕
４，５は横梁６を介して互いに連結され、該横梁６は車
軸２，３にほぼ平行に延び、ステアリングアーム９，１
０によってシャシ１５に各々接続した端部７，８を有
し、該ステアリングアーム９，１０は弾力性を有してい
る。このためにステアリングアーム９，１０を屈曲させ
ることが可能であり、またはたとえば板ばねとして実現
することが可能である。シャシ１５に取付ける板ばねと
する場合には、好適にはゴム軸受要素１６用のハウジン
グの方に形成される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、車輪懸架腕を備え、車
輪懸架腕は高い曲げ剛性を有する、ねじれの少ない横梁
によって互いに連結され、横梁は車軸にほぼ平行に延
び、ステアリングアームを介して車両のシャシに接続さ
れている端部を有している後部懸架装置に関する。
輪懸架腕は高い曲げ剛性を有する、ねじれの少ない横梁
によって互いに連結され、横梁は車軸にほぼ平行に延
び、ステアリングアームを介して車両のシャシに接続さ
れている端部を有している後部懸架装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】かかる後部懸架装置は、ＳＥ−４５７８
６６公報から知られている。この場合、横梁は、２つの
相互に連結された部分から構成され、各部の一方の端部
は、ステアリングアームを介してシャシに連結されてい
る。このステアリングアームは、主にコーナー通過時に
発生する横方向力を吸収するために必要な、垂直方向の
回転剛性が与えられるようにゴム要素で覆われている。
６６公報から知られている。この場合、横梁は、２つの
相互に連結された部分から構成され、各部の一方の端部
は、ステアリングアームを介してシャシに連結されてい
る。このステアリングアームは、主にコーナー通過時に
発生する横方向力を吸収するために必要な、垂直方向の
回転剛性が与えられるようにゴム要素で覆われている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来技術では、横
方向力の結果として、コーナー通過時に経験上、オーバ
ーステアになりがちであるという問題について幾分対処
されているが、しかしながら、それはかなり複雑で、開
発、生産という双方の観点からみた場合、費用を多く要
するものになっている。
方向力の結果として、コーナー通過時に経験上、オーバ
ーステアになりがちであるという問題について幾分対処
されているが、しかしながら、それはかなり複雑で、開
発、生産という双方の観点からみた場合、費用を多く要
するものになっている。
【０００４】ＡＴＺ Automobiltechnische Zeitschrif
t 83（1981）１，３〜７頁掲載の記事「Die neue Hinte
rachs−Generation in VW Passat」（フォルクワーゲン
パサートにおける新世代後車軸）によって知られている
ように、この問題についての既に知られている他の解決
策では、両輪間隔補正軸受を使っている。この軸受はス
テアリングアームとシャシの間の各接続位置に、組にな
った互いに非対称な構成のくさび形ゴム管を有してい
る。しかしながら、この解決法も複雑で多くの費用を要
するものである。
t 83（1981）１，３〜７頁掲載の記事「Die neue Hinte
rachs−Generation in VW Passat」（フォルクワーゲン
パサートにおける新世代後車軸）によって知られている
ように、この問題についての既に知られている他の解決
策では、両輪間隔補正軸受を使っている。この軸受はス
テアリングアームとシャシの間の各接続位置に、組にな
った互いに非対称な構成のくさび形ゴム管を有してい
る。しかしながら、この解決法も複雑で多くの費用を要
するものである。
【０００５】本発明の目的は、他の原理を用い、安価で
簡易な方法によってコーナー通過時にオーバーステアに
なる傾向を補償することができる後部懸架装置を提供す
ることである。
簡易な方法によってコーナー通過時にオーバーステアに
なる傾向を補償することができる後部懸架装置を提供す
ることである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】本発明は、車輪懸架腕
（４，５）が設けられ、車輪懸架腕は高い曲げ剛性を有
するねじれの少ない横梁（６）を介して互いに連結さ
れ、横梁は車軸（２，３）にほぼ平行に延び、ステアリ
ングアーム（９，１０）によって車両のシャシ（１５）
に各々接続されている端部（７，８）を有する後部懸架
装置において、ステアリングアーム（９，１０）は弾力
性を有していることを特徴とする後部懸架装置である。
（４，５）が設けられ、車輪懸架腕は高い曲げ剛性を有
するねじれの少ない横梁（６）を介して互いに連結さ
れ、横梁は車軸（２，３）にほぼ平行に延び、ステアリ
ングアーム（９，１０）によって車両のシャシ（１５）
に各々接続されている端部（７，８）を有する後部懸架
装置において、ステアリングアーム（９，１０）は弾力
性を有していることを特徴とする後部懸架装置である。
【０００７】また本発明は、ステアリングアーム（９，
１０）は屈曲していることを特徴とする。
１０）は屈曲していることを特徴とする。
【０００８】また本発明は、ステアリングアーム（９，
１０）は、薄鋼板製の板ばね、または弾性特性を有する
炭素／ガラス−繊維強化複合材料から作られた板ばねと
して実現されることを特徴とする。
１０）は、薄鋼板製の板ばね、または弾性特性を有する
炭素／ガラス−繊維強化複合材料から作られた板ばねと
して実現されることを特徴とする。
【０００９】また本発明は、各ステアリングアーム
（９，１０）は、端部（１１，１２，１３，１４）を有
し、一方端部（１１，１３）は横梁（６）に剛性接続さ
れている一方、他端端部（１２，１４）にはシャシ（１
５）に固定されたゴム軸受要素（１６）が設けられてい
ることを特徴とする。
（９，１０）は、端部（１１，１２，１３，１４）を有
し、一方端部（１１，１３）は横梁（６）に剛性接続さ
れている一方、他端端部（１２，１４）にはシャシ（１
５）に固定されたゴム軸受要素（１６）が設けられてい
ることを特徴とする。
【００１０】また本発明は、ゴム軸受要素（１６）は低
い回転剛性を有するため、各ステアリングアーム（９，
１０）は、１つの自由な端部を有し、片側で止められた
梁として働くことを特徴とする。
い回転剛性を有するため、各ステアリングアーム（９，
１０）は、１つの自由な端部を有し、片側で止められた
梁として働くことを特徴とする。
【００１１】また本発明は、取付け状態におけるゴム軸
受要素（１６）の回転軸（１７）は、実質上、鉛直に延
びていることを特徴とする。
受要素（１６）の回転軸（１７）は、実質上、鉛直に延
びていることを特徴とする。
【００１２】また本発明は、各ステアリングアーム
（９，１０）の前記他端部（１２，１４）はゴム軸受要
素（１６）用のハウジングの方に形成されることを特徴
とする。
（９，１０）の前記他端部（１２，１４）はゴム軸受要
素（１６）用のハウジングの方に形成されることを特徴
とする。
【００１３】
【作用】そのために、本発明に従った後部懸架装置は、
ステアリングアームが弾力性を有していることを特徴と
する。
ステアリングアームが弾力性を有していることを特徴と
する。
【００１４】弾力性を有するステアリングアームは、原
則的に所望の全方向に、自由度のある方法で、シャシに
力を伝達することが可能であるという利点がある。これ
によって実現される新しい原理は、周知のデルタリンク
原理を利用するもので、それによってオーバーステアの
問題は、車輪間の仮想軸の前方にある懸架装置の第１運
動極の他に、オーバーステアの補償をしてくれる回転が
達成される第２運動極を、この軸の真後ろに置くことに
よって解決される。
則的に所望の全方向に、自由度のある方法で、シャシに
力を伝達することが可能であるという利点がある。これ
によって実現される新しい原理は、周知のデルタリンク
原理を利用するもので、それによってオーバーステアの
問題は、車輪間の仮想軸の前方にある懸架装置の第１運
動極の他に、オーバーステアの補償をしてくれる回転が
達成される第２運動極を、この軸の真後ろに置くことに
よって解決される。
【００１５】本発明に従った簡単な実施態様の場合、後
部懸架装置は、屈曲したステアリングアームを有してお
り、これによって、この方法では、力は屈曲面において
このステアリングアームを介して弾性的に吸収される。
部懸架装置は、屈曲したステアリングアームを有してお
り、これによって、この方法では、力は屈曲面において
このステアリングアームを介して弾性的に吸収される。
【００１６】このステアリングアームは、しかしなが
ら、好適には、安価でしかも広範に適用可能な板ばねと
して実現される。所望であれば、薄鋼板製だけでなく、
弾性特性を有した炭素／ガラス−繊維強化複合材製のも
のも使用が可能である。後者の材料は、一般に固有重量
が小さい上に、充分に堅固であり、弾性も充分である。
ら、好適には、安価でしかも広範に適用可能な板ばねと
して実現される。所望であれば、薄鋼板製だけでなく、
弾性特性を有した炭素／ガラス−繊維強化複合材製のも
のも使用が可能である。後者の材料は、一般に固有重量
が小さい上に、充分に堅固であり、弾性も充分である。
【００１７】後部懸架装置のさらに好適な実施態様にお
いては、ゴム軸受要素は非常に回転剛性が低く、各ステ
アリングアームは、一方端部が自由な、片側で止められ
た梁として働く。
いては、ゴム軸受要素は非常に回転剛性が低く、各ステ
アリングアームは、一方端部が自由な、片側で止められ
た梁として働く。
【００１８】この好適な実施態様には、一般に長さの等
しいステアリングアームの場合、屈曲とステアリングア
ームに生じる最大引張りとの関係が最適になるという利
点がある。
しいステアリングアームの場合、屈曲とステアリングア
ームに生じる最大引張りとの関係が最適になるという利
点がある。
【００１９】さらに好適な実施態様の場合、本発明に従
った後部懸架装置は、ゴム軸受要素の回転軸は取付けた
状態において、ほぼ垂直に延びていることを特徴とす
る。
った後部懸架装置は、ゴム軸受要素の回転軸は取付けた
状態において、ほぼ垂直に延びていることを特徴とす
る。
【００２０】これには、原則として、ボルトを用いる等
の簡易な方法で、シャシにゴム軸受を取付けることがで
きるという利点がある。
の簡易な方法で、シャシにゴム軸受を取付けることがで
きるという利点がある。
【００２１】さらにまた、ゴム軸受要素の回転軸が垂直
であると仮定すれば、コーナー通過時の軸受エレメント
の回転は、弾力性を有したステアリングアームの移動方
向とほぼ同じ方向に起こるという利点もある。その結
果、これらのステアリングアームの弾性特性と軸受要素
のゴムの剛性の間に相互作用と互換性を有することにな
り、それによって、弾力性を有するステアリングアーム
とゴム軸受要素の剛性の選択の自由度がさらに高まる。
であると仮定すれば、コーナー通過時の軸受エレメント
の回転は、弾力性を有したステアリングアームの移動方
向とほぼ同じ方向に起こるという利点もある。その結
果、これらのステアリングアームの弾性特性と軸受要素
のゴムの剛性の間に相互作用と互換性を有することにな
り、それによって、弾力性を有するステアリングアーム
とゴム軸受要素の剛性の選択の自由度がさらに高まる。
【００２２】そしてさらに好適な実施態様では、各ステ
アリングアームの前述の他端がゴム軸受要素のためのハ
ウジングに形成され、これによって前述の取付けが垂直
方向の場合、この方法で形成されるステアリングアーム
の前記他端とゴム軸受エレメント用のハウジングとして
簡単に使用することができ、したがって、非常に簡単な
構造のオーバーステアを補償する要素が得られることを
特徴としている。
アリングアームの前述の他端がゴム軸受要素のためのハ
ウジングに形成され、これによって前述の取付けが垂直
方向の場合、この方法で形成されるステアリングアーム
の前記他端とゴム軸受エレメント用のハウジングとして
簡単に使用することができ、したがって、非常に簡単な
構造のオーバーステアを補償する要素が得られることを
特徴としている。
【００２３】
【実施例】ある要素および同一の要素を指示するにあた
っては、一貫した参照番号を使用した添付図面を基に、
本発明を以下に説明する。図について説明すると、図１
は本発明に従った後部懸架装置に適用される基本原理の
略図であり、図２は本発明に従った後部懸架装置の実際
に好適な実施例を部分的に示す図であり、図３は図２の
後部懸架装置の平面図である。
っては、一貫した参照番号を使用した添付図面を基に、
本発明を以下に説明する。図について説明すると、図１
は本発明に従った後部懸架装置に適用される基本原理の
略図であり、図２は本発明に従った後部懸架装置の実際
に好適な実施例を部分的に示す図であり、図３は図２の
後部懸架装置の平面図である。
【００２４】図１は後部懸架装置１の原理を示し、該懸
架装置は、車軸２，３に固定された車輪の他に、車軸
２，３に取付けられた懸架腕４，５を有し、懸架腕４，
５間には横梁６が固定され、横梁６は車軸２，３にほぼ
平行に延びている。横梁６は端部７，８を有しており、
これら端部７，８は弾力性を有したステアリングアーム
９，１０に各々連結している。ステアリングアーム９は
端部１１，１２を有しており、一方、ステアリングアー
ム１０は端部１３，１４を有し、各端部１２，１４は略
図で表されたシャシ１５に連結している。
架装置は、車軸２，３に固定された車輪の他に、車軸
２，３に取付けられた懸架腕４，５を有し、懸架腕４，
５間には横梁６が固定され、横梁６は車軸２，３にほぼ
平行に延びている。横梁６は端部７，８を有しており、
これら端部７，８は弾力性を有したステアリングアーム
９，１０に各々連結している。ステアリングアーム９は
端部１１，１２を有しており、一方、ステアリングアー
ム１０は端部１３，１４を有し、各端部１２，１４は略
図で表されたシャシ１５に連結している。
【００２５】後部懸架装置１の実際上好適な実施例は、
図２および図３に示されている。この好適実施例では、
ステアリングアームは板ばねとして弾性を持たせて実現
されている。所望であれば、ステアリングアーム９，１
０は、湾曲形状のものとすることも可能である。図２に
示したステアリングアーム１０の一方端部１３は、横梁
６の端部８に剛性的に接続されているが、他方端部１４
には略図で示したゴム軸受要素１６が設けられており、
このゴム軸受要素１６は、この図には示されていないけ
れどもシャシに固定されている。ゴム軸受要素１６は、
好適には、回転剛性が低く、ステアリングアーム１０は
１つの自由端部１３を有し、片側が取付けられた梁とし
て働き、したがって、該ステアリングアームの曲げと最
大引張りの間の関係は、図３に示した回転軸１７の垂直
方向において最適となる。
図２および図３に示されている。この好適実施例では、
ステアリングアームは板ばねとして弾性を持たせて実現
されている。所望であれば、ステアリングアーム９，１
０は、湾曲形状のものとすることも可能である。図２に
示したステアリングアーム１０の一方端部１３は、横梁
６の端部８に剛性的に接続されているが、他方端部１４
には略図で示したゴム軸受要素１６が設けられており、
このゴム軸受要素１６は、この図には示されていないけ
れどもシャシに固定されている。ゴム軸受要素１６は、
好適には、回転剛性が低く、ステアリングアーム１０は
１つの自由端部１３を有し、片側が取付けられた梁とし
て働き、したがって、該ステアリングアームの曲げと最
大引張りの間の関係は、図３に示した回転軸１７の垂直
方向において最適となる。
【００２６】本発明による、回転対称なゴム軸受要素１
６の中心の回転軸１７は好適に鉛直に延びているので、
該端部１４はシャシに簡易に付着することができる上
に、ゴム軸受要素１６用のハウジング１８として機能す
るという見地も含みうる。
６の中心の回転軸１７は好適に鉛直に延びているので、
該端部１４はシャシに簡易に付着することができる上
に、ゴム軸受要素１６用のハウジング１８として機能す
るという見地も含みうる。
【００２７】
【発明の効果】本発明によれば、弾力性を有するステア
リングアームは、原則的に所望の全方向に、自由度のあ
る方法で、シャシに力を伝達することが可能であるとい
う利点がある。これによって実現される新しい原理は、
周知のデルタリンク原理を利用するもので、それによっ
てオーバーステアの問題は、解決される。
リングアームは、原則的に所望の全方向に、自由度のあ
る方法で、シャシに力を伝達することが可能であるとい
う利点がある。これによって実現される新しい原理は、
周知のデルタリンク原理を利用するもので、それによっ
てオーバーステアの問題は、解決される。
【００２８】また本発明によれば、後部懸架装置は、屈
曲したステアリングアームを有しており、これによっ
て、この方法では、力は屈曲面においてこのステアリン
グアームを介して弾性的に吸収される。
曲したステアリングアームを有しており、これによっ
て、この方法では、力は屈曲面においてこのステアリン
グアームを介して弾性的に吸収される。
【００２９】また本発明によれば、ステアリングアーム
は、安価でしかも広範に適用可能な板ばねとして実現さ
れる。所望であれば、薄鋼板製だけでなく、弾性特性を
有した炭素／ガラス−繊維強化複合材製のものも使用が
可能である。後者の材料は、一般に固有重量が小さい上
に、充分に堅固であり、弾性も充分である。
は、安価でしかも広範に適用可能な板ばねとして実現さ
れる。所望であれば、薄鋼板製だけでなく、弾性特性を
有した炭素／ガラス−繊維強化複合材製のものも使用が
可能である。後者の材料は、一般に固有重量が小さい上
に、充分に堅固であり、弾性も充分である。
【００３０】また本発明によれば、ゴム軸受要素は非常
に回転剛性が低く、各ステアリングアームは、一方端部
が自由な、片側で止められた梁として働く。一般に長さ
の等しいステアリングアームの場合、屈曲とステアリン
グアームに生じる最大引張りとの関係が最適になるとい
う利点がある。
に回転剛性が低く、各ステアリングアームは、一方端部
が自由な、片側で止められた梁として働く。一般に長さ
の等しいステアリングアームの場合、屈曲とステアリン
グアームに生じる最大引張りとの関係が最適になるとい
う利点がある。
【００３１】また本発明によれば、ゴム軸受要素の回転
軸は取付けた状態において、ほぼ垂直に延びていること
を特徴とする。
軸は取付けた状態において、ほぼ垂直に延びていること
を特徴とする。
【００３２】これには、原則として、ボルトを用いる等
の簡易な方法で、シャシにゴム軸受を取付けることがで
きるという利点がある。
の簡易な方法で、シャシにゴム軸受を取付けることがで
きるという利点がある。
【００３３】また本発明によれば、コーナー通過時の軸
受エレメントの回転は、弾力性を有したステアリングア
ームの移動方向とほぼ同じ方向に起こるという利点もあ
る。その結果、これらのステアリングアームの弾性特性
と軸受要素のゴムの剛性の間に相互作用と互換性を有す
ることになり、それによって、弾力性を有するステアリ
ングアームとゴム軸受要素の剛性の選択の自由度がさら
に高まる。
受エレメントの回転は、弾力性を有したステアリングア
ームの移動方向とほぼ同じ方向に起こるという利点もあ
る。その結果、これらのステアリングアームの弾性特性
と軸受要素のゴムの剛性の間に相互作用と互換性を有す
ることになり、それによって、弾力性を有するステアリ
ングアームとゴム軸受要素の剛性の選択の自由度がさら
に高まる。
【００３４】また本発明によれば、各ステアリングアー
ムの前述の他端がゴム軸受要素のためのハウジングに形
成され、これによって前述の取付けが垂直方向の場合、
この方法で形成されるステアリングアームの前記他端と
ゴム軸受エレメント用のハウジングとして簡単に使用す
ることができ、したがって、非常に簡単な構造のオーバ
ーステアを補償する要素が得られる。
ムの前述の他端がゴム軸受要素のためのハウジングに形
成され、これによって前述の取付けが垂直方向の場合、
この方法で形成されるステアリングアームの前記他端と
ゴム軸受エレメント用のハウジングとして簡単に使用す
ることができ、したがって、非常に簡単な構造のオーバ
ーステアを補償する要素が得られる。
【図１】本発明に従った後部懸架装置に適用される基本
原理の略図である。
原理の略図である。
【図２】本発明に従ったリヤ懸架装置の実際に好適な一
実施例を部分的に示す図である。
実施例を部分的に示す図である。
【図３】図２の後部懸架装置の平面図である。
１ 後部懸架装置 ２，３ 車軸 ４，５ 車輪懸架腕 ６ 横梁 ７，８，１１，１２，１３，１４ 端部 ９，１０ ステアリングアーム １５ シャシ １６ ゴム軸受要素 １７ 回転軸
Claims (7)
- 【請求項１】 車輪懸架腕（４，５）が設けられ、車輪
懸架腕は高い曲げ剛性を有するねじれの少ない横梁
（６）を介して互いに連結され、横梁は車軸（２，３）
にほぼ平行に延び、ステアリングアーム（９，１０）に
よって車両のシャシ（１５）に各々接続されている端部
（７，８）を有する後部懸架装置において、ステアリン
グアーム（９，１０）は弾力性を有していることを特徴
とする後部懸架装置。 - 【請求項２】 ステアリングアーム（９，１０）は屈曲
していることを特徴とする請求項１記載の後部懸架装
置。 - 【請求項３】 ステアリングアーム（９，１０）は、薄
鋼板製の板ばね、または弾性特性を有する炭素／ガラス
−繊維強化複合材料から作られた板ばねとして実現され
ることを特徴とする請求項１または２記載の後部懸架装
置。 - 【請求項４】 各ステアリングアーム（９，１０）は、
端部（１１，１２，１３，１４）を有し、一方端部（１
１，１３）は横梁（６）に剛性接続されている一方、他
端端部（１２，１４）にはシャシ（１５）に固定された
ゴム軸受要素（１６）が設けられていることを特徴とす
る請求項１から３までのいずれか１つに記載の後部懸架
装置。 - 【請求項５】 ゴム軸受要素（１６）は低い回転剛性を
有するため、各ステアリングアーム（９，１０）は、１
つの自由な端部を有し、片側で止められた梁として働く
ことを特徴とする請求項４記載の後部懸架装置。 - 【請求項６】 取付け状態におけるゴム軸受要素（１
６）の回転軸（１７）は、実質上、鉛直に延びているこ
とを特徴とする請求項５記載の後部懸架装置。 - 【請求項７】 各ステアリングアーム（９，１０）の前
記他端部（１２，１４）はゴム軸受要素（１６）用のハ
ウジングの方に形成されることを特徴とする請求項６記
載の後部懸架装置。
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| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| NL9201876 | 1992-10-29 | ||
| NL9201876A NL9201876A (nl) | 1992-10-29 | 1992-10-29 | Achterwielophanging. |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH079827A true JPH079827A (ja) | 1995-01-13 |
Family
ID=19861442
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5272641A Pending JPH079827A (ja) | 1992-10-29 | 1993-10-29 | 後部懸架装置 |
Country Status (6)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0595421B1 (ja) |
| JP (1) | JPH079827A (ja) |
| AT (1) | ATE131441T1 (ja) |
| DE (1) | DE69301020T2 (ja) |
| ES (1) | ES2080580T3 (ja) |
| NL (1) | NL9201876A (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR20040048637A (ko) * | 2002-12-04 | 2004-06-10 | 현대자동차주식회사 | 커플드 토션빔 타입 리어서스펜션 |
| JP2009062045A (ja) * | 2008-12-17 | 2009-03-26 | Mtk:Kk | 自動車用サスペンション |
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-
1992
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-
1993
- 1993-10-26 DE DE69301020T patent/DE69301020T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1993-10-26 AT AT93202988T patent/ATE131441T1/de not_active IP Right Cessation
- 1993-10-26 ES ES93202988T patent/ES2080580T3/es not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-26 EP EP93202988A patent/EP0595421B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1993-10-29 JP JP5272641A patent/JPH079827A/ja active Pending
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| Publication number | Publication date |
|---|---|
| DE69301020D1 (de) | 1996-01-25 |
| NL9201876A (nl) | 1994-05-16 |
| ES2080580T3 (es) | 1996-02-01 |
| EP0595421B1 (en) | 1995-12-13 |
| DE69301020T2 (de) | 1996-05-09 |
| ATE131441T1 (de) | 1995-12-15 |
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